実行されないマクロの修正

リモート・サービスを使用してマクロを実行したときにエラーが起きる場合、必要なフォルダーが作成済みであり、それらのフォルダーに対する正しいアクセス権を持っていることを確認してください。

このタスクについて

これらのエラーは、管理者以外のユーザーとしてコンピューターにログオンしていることが関連している場合があります。このトピックでリストされているディレクトリーに対する正しいアクセス権を持っていることを確認すれば、管理者としてコンピューターにログインしないでも、問題を修正できます。

手順

  1. Desktop フォルダーのアクセス権を確認します。 systemprofile ディレクトリーに Desktop フォルダーがない場合、作成します。 Desktop フォルダーに対して、読み取りと実行、フォルダー内容リスト、および読み取りの各アクセス権を持っている必要があります。
    これは、Windows オペレーティング・システム・アイコンです。
    以下のケースでは、C:¥Windows¥System32¥config¥systemprofile¥Desktop ディレクトリーが必要になります。
    • 32 ビット Windows オペレーティング・システムを使用している
    • 64 ビット Windows オペレーティング・システム上で、64 ビット Microsoft Word アプリケーションを使用している
    以下のケースでは、C:¥Windows¥SysWOW64¥config¥systemprofile¥Desktop ディレクトリーが必要になります。
    • 64 ビット Windows オペレーティング・システム上で、32 ビット Microsoft Word アプリケーションを使用している
    ヒント: すべてのシナリオに、また考えられる将来的なサーバーへの変更に対応するには、両方のディレクトリーを作成しておくようお勧めします。
  2. ローミング Microsoft アプリケーション・データ・フォルダーのアクセス権を確認します。 デスクトップ・フォルダーに対して、変更、読み取りと実行、フォルダー内容リスト、および読み取りの各アクセス権を持っている必要があります。
    例:
    • C:¥Windows¥System32¥config¥systemprofile¥AppData¥Roaming¥Microsoft
    • C:¥Windows¥SysWOW64¥config¥systemprofile¥AppData¥Roaming¥Microsoft
  3. ローカル Microsoft アプリケーション・データ・フォルダーのアクセス権を確認します。 デスクトップ・フォルダーに対して、変更、読み取りと実行、フォルダー内容リスト、および読み取りの各アクセス権を持っている必要があります。
    例:
    • C:¥Windows¥System32¥config¥systemprofile¥AppData¥Local¥Microsoft
    • C:¥Windows¥SysWOW64¥config¥systemprofile¥AppData¥Local¥Microsoft