Rational® Publishing Engine Web アプリケーションの状態をモニターすることができます。
注: Web アプリケーションを管理するには、管理者特権が必要です。
rpe_admin 役割が割り当てられている必要があります。
- アプリケーションを管理するには、製品バナーのユーザー名をクリックします。
- ドロップダウン・メニューから「管理」を選択します。
- これで、システム・ヘルスをモニターし、進行中の文書生成ジョブを確認し、環境変数を割り当てることができます。
システム・ヘルス
このページで、メモリー使用量、使用されるデータベース、および生成された文書総数に関する情報を確認できます。
実行中ジョブ
このページで、現在進行中の文書生成ジョブ、および生成時間を確認できます。
ランタイム変数
このページで、ランタイム変数および環境変数を設定できます。
以下に例を示します。
- ユーザー間でのリソースの共有を有効にするには、「ASSET_SHARING_ENABLED」チェック・ボックスを選択します。
テンプレートおよびスタイル・シートがレポート設計者間で共有され、レポートおよび文書がレポート設計者とエンド・ユーザーの両方の間で共有されます。
- BASE_URL フィールドで、rpeng サーバーのアドレス (例: http://<server>:<port>/rpeng) を設定できます。
このフィールドは、文書生成ジョブのスケジューリング、および E メール通知では必須です。
- DGAAS_URL フィールド (オプション) で、文書生成サービスの URL を設定できます。
このフィールドが空の場合、Web アプリケーションは、rpeng アプリケーションと同じサーバーおよびポートを使用して、http(s)://<server>:<port>/rpeng の文書生成サービスを使用しようとします。
- E メール通知用に設定を構成できます。
この場合もユーザーはメニューで E メール通知を有効にする必要があります。
- 「RPE_DOCUMENT_LIFE_LIMIT」フィールドで、生成された文書を有効にしたい期間を設定できます。
デフォルト設定は 100 日です。
この限度より古い文書はすべて削除されます。
- どのユーザーにレポート設計者の役割を与えるかを定義できます。
メインメニューに戻るには、製品バナーの
IBM Rational Publishing Engine リンクをクリックします。
注: このページで定義された設定は、定義済みの Java プロパティーおよびシステム・プロパティーをオーバーライドします。
優先順位は以下のとおりです。
- Web アプリケーションの「ランタイム変数」管理ページ
- Java プロパティー
- システム・プロパティー
E メール通知設定の定義
「ランタイム変数」ページで、以下の設定を定義します。
- BASE_URL: rpeng サーバーのアドレス (例: http://<server>:<port>/rpeng)。
この URL は、生成された文書へのリンクを形成するために E メール通知で使用されます (例: http://<server>:<port>/rpeng/results/123)。
ユーザーは E メール内のリンクをクリックして、生成された文書をダウンロードできます。
- MAIL_ FROM: E メールの送信に使用しているアカウントの E メール・アドレス。
- MAIL_PASSWORD
- MAIL_SMTP_PORT: E メール・メッセージの送受信に使用する SMTP ポート (例: 587)。
- MAIL_SMTP_SERVER: SMTP メール・サーバー (例: smtp.gmail.com)。
- MAIL_TEMPLATE_BODY: メールの本文。
MAIL_TEMPLATE_BODY では以下のエスケープ・ストリングが使用されます。
- {DOCUMENT_LIST}: MAIL_TEMPLATE_RESULT に置換
- {RPE_URL}: サービスの URL
- {REPORT_NAME} : レポートの名前
- {JOB_STATUS} : ジョブの状況
- MAIL_TEMPLATE_RESULT: 文書生成の結果。
MAIL_TEMPLATE_RESULT では以下のエスケープ・ストリングが使用されます。
- {DOCUMENT_TYPE}: 出力のタイプ
- {DOCUMENT_HREF}: 文書へのリンク
- MAIL_USERNAME
エスケープ・ストリングは該当する内容に置き換えられます。
MAIL_TEMPLATE_BODY および MAIL_TEMPLATE_RESULT で提供される HTML テンプレートを編集できます。