Web アプリケーションの管理

Rational® Publishing Engine Web アプリケーションの状態をモニターすることができます。
注: Web アプリケーションを管理するには、管理者特権が必要です。 rpe_admin 役割が割り当てられている必要があります。
  1. アプリケーションを管理するには、製品バナーのユーザー名をクリックします。
  2. ドロップダウン・メニューから「管理」を選択します。
  3. これで、システム・ヘルスをモニターし、進行中の文書生成ジョブを確認し、環境変数を割り当てることができます。

システム・ヘルス

このページで、メモリー使用量、使用されるデータベース、および生成された文書総数に関する情報を確認できます。

「システム・ヘルス」ページ

実行中ジョブ

このページで、現在進行中の文書生成ジョブ、および生成時間を確認できます。

ランタイム変数

このページで、ランタイム変数および環境変数を設定できます。 以下に例を示します。
  • ユーザー間でのリソースの共有を有効にするには、「ASSET_SHARING_ENABLED」チェック・ボックスを選択します。 テンプレートおよびスタイル・シートがレポート設計者間で共有され、レポートおよび文書がレポート設計者とエンド・ユーザーの両方の間で共有されます。
  • BASE_URL フィールドで、rpeng サーバーのアドレス (例: http://<server>:<port>/rpeng) を設定できます。 このフィールドは、文書生成ジョブのスケジューリング、および E メール通知では必須です。
  • DGAAS_URL フィールド (オプション) で、文書生成サービスの URL を設定できます。 このフィールドが空の場合、Web アプリケーションは、rpeng アプリケーションと同じサーバーおよびポートを使用して、http(s)://<server>:<port>/rpeng の文書生成サービスを使用しようとします。
  • E メール通知用に設定を構成できます。 この場合もユーザーは「ユーザー」 > 「設定」メニューで E メール通知を有効にする必要があります。
  • 「RPE_DOCUMENT_LIFE_LIMIT」フィールドで、生成された文書を有効にしたい期間を設定できます。 デフォルト設定は 100 日です。 この限度より古い文書はすべて削除されます。
  • どのユーザーにレポート設計者の役割を与えるかを定義できます。
メインメニューに戻るには、製品バナーの IBM Rational Publishing Engine リンクをクリックします。
注: このページで定義された設定は、定義済みの Java プロパティーおよびシステム・プロパティーをオーバーライドします。 優先順位は以下のとおりです。
  1. Web アプリケーションの「ランタイム変数」管理ページ
  2. Java プロパティー
  3. システム・プロパティー

E メール通知設定の定義

「ランタイム変数」ページで、以下の設定を定義します。

  1. BASE_URL: rpeng サーバーのアドレス (例: http://<server>:<port>/rpeng)。 この URL は、生成された文書へのリンクを形成するために E メール通知で使用されます (例: http://<server>:<port>/rpeng/results/123)。 ユーザーは E メール内のリンクをクリックして、生成された文書をダウンロードできます。
  2. MAIL_ FROM: E メールの送信に使用しているアカウントの E メール・アドレス。
  3. MAIL_PASSWORD
  4. MAIL_SMTP_PORT: E メール・メッセージの送受信に使用する SMTP ポート (例: 587)。
  5. MAIL_SMTP_SERVER: SMTP メール・サーバー (例: smtp.gmail.com)。
  6. MAIL_TEMPLATE_BODY: メールの本文。 MAIL_TEMPLATE_BODY では以下のエスケープ・ストリングが使用されます。
    • {DOCUMENT_LIST}: MAIL_TEMPLATE_RESULT に置換
    • {RPE_URL}: サービスの URL
    • {REPORT_NAME} : レポートの名前
    • {JOB_STATUS} : ジョブの状況
  7. MAIL_TEMPLATE_RESULT: 文書生成の結果。 MAIL_TEMPLATE_RESULT では以下のエスケープ・ストリングが使用されます。
    • {DOCUMENT_TYPE}: 出力のタイプ
    • {DOCUMENT_HREF}: 文書へのリンク
  8. MAIL_USERNAME

エスケープ・ストリングは該当する内容に置き換えられます。 MAIL_TEMPLATE_BODY および MAIL_TEMPLATE_RESULT で提供される HTML テンプレートを編集できます。