インストールするフィーチャーの計画

どのフィーチャーをどのシステムにインストールするかを選択して、 デプロイメントをカスタマイズできます。

IBM® Installation Manager を使用して 製品パッケージをインストールする場合、インストール・ウィザードには、Rational® Publishing Engine で使用できるフィーチャーが表示されます。 フィーチャー・リストから、特定のシステムにインストールする フィーチャーを選択できます。デフォルトのフィーチャー・セットが あらかじめ選択されています。Installation Manager は、フィーチャー間の依存関係を 自動的に維持して、従属するフィーチャーをインストールせずに フィーチャーをインストールするのを防ぎます。

フィーチャーとコンポーネント

下表に、インストール可能な Rational Publishing Engine のフィーチャーおよびコンポーネントを示します。 デフォルトのフィーチャーおよびコンポーネントのリストは、 共有リソース・ディレクトリーに存在するフィーチャーにより異なる場合があります。

表 1. Rational Publishing Engine のフィーチャーおよびコンポーネント
フィーチャー 説明 インストール対象としてデフォルトで選択済み
Document Studio テンプレートの作成およびカスタマイズ用のクライアント・アプリケーション。 はい
ランチャー 文書仕様の作成およびカスタマイズ用のクライアント・アプリケーション。これらの仕様は、テンプレートからの出力の 生成に使用されます。 はい
DOORS® アドイン Rational DOORS がインストールされている場合は、このアドインをインストールすることにより、ランチャーを開いて出力を生成するのではなく、このユーザー・インターフェースから出力を生成できるようになります。 いいえ
RPE リモート・サービス
  • Web アプリケーション: com.ibm.rpe.web.app.ear (または rpeng.war ファイルと dgaas.war ファイル) アプリケーションには、文書の組み立ておよび生成が可能な簡素化された Web インターフェースが備わっています。 Web アプリケーションの最新バージョンは 2.0 です。Web アプリケーションをデプロイする場合は、デスクトップ・クライアントに直接接続する必要がない限り、リモート・サービス・アプリケーションのデプロイは不要な可能性があります。dgaas.sample.war は、文書を生成するために文書生成サービス・テクノロジーを使用するサンプル・アプリケーションで、文書生成サービスのアセットと文書の保管インターフェースを提供します。
  • リモート・サービス: リモート文書生成コンポーネント、セントラル管理コンポーネント、モニターおよび制御コンポーネントを含む rpews.war Web アプリケーション。
いいえ
表 2. Rational Publishing Engine インストール の依存関係
フィーチャー インストールの依存関係
DOORS アドイン ランチャー、および Rational DOORS の既存のインストール済み環境に依存します。
Rational Publishing Engine のインストールが終了したら、 Web アプリケーションをデプロイして、インストール済み環境を構成します。
ヒント: Rational Publishing Engine のインストールが終了すると、 Installation Manager で「パッケージの変更」ウィザードを実行して フィーチャーを追加および削除できるようになります。