IBM® Rational® Publishing Engine の 2.0.1 リリースで注目すべき項目。
Rational Publishing Engine 2.0.1 には、2.0 Web アプリケーション、1.x Web Services、およびデスクトップ・クライアントが含まれています。
この Web アプリケーションを使用して、文書を作成、生成、および表示することができます。この Web アプリケーションには、Web ユーザー・インターフェースと文書生成サービスの両方が含まれています。
- レポート設計者は、Document Studio で作成したテンプレートを、スタイル・シートとともに Web アプリケーションにアップロードできます。
テンプレートからレポートを組み立て、データ・ソース接続を作成できます。
- これにより、日常ユーザーが、テンプレートのコーディングの知識や構成は必要なしにレポートから文書を生成できるようになります。
この Web アプリケーションを使用する場合、デスクトップ・クライアントに直接接続する必要がなければ、1.x リモート・サービスは不要です。
重要: バージョン 2.0.1 にアップグレードして Web アプリケーションを再デプロイした後、Web アプリケーションにログインして Web ブラウザー・キャッシュをクリアしてから、もう一度ログインする必要があります。
これを行わないと、既存のレポートについて文書を正常に生成できなくなる場合があります。
2.0.1 Web アプリケーション機能 - 日常ユーザー
Web アプリケーションを使用すれば、日常ユーザーは、文書を生成または管理するために、Rational Publishing Engine デスクトップ・アプリケーションまたはリモート・サービス・アプリケーションをインストールする必要がありません。
2.0.1 Web アプリケーション機能 - レポート設計者
レポート設計者は、日常ユーザーに複雑さを意識させないようにすることができます。
- Microsoft Word 文書に使用するファイル拡張子を指定します。
2.0.1 Web アプリケーション機能 - 管理者
- 「ランタイム変数」ページで認証方式を変更する方法が簡略化されました。
- 管理者は、文書が削除されるまでの期間を設定することができます。
デフォルト設定は 100 日です。
出力の機能拡張
- Microsoft Word 文書を使用するためのファイル拡張子を指定します。
- テキスト、イメージ、およびインクルード・ファイルの各エレメントの資格情報は、「継承されたデータ構成」プロパティーでサポートされます。
- XHTML ファイルのイメージの幅と高さのプロパティーは、Microsoft Word および PDF 出力で正しく適用されます。