Rational Test Workbench Web UI Tester を使用して、以下の処理を行うことができます。
ブラウザー・ベースの Web アプリケーションは、デスクトップ・コンピューターまたはラップトップ・コンピューターから、Web ページ上の HTML コントロールに対する UI アクションをキャプチャーすることで、テストすることができます。この機能を実行するには、HTML5、JQuery UI 1.9、JQuery UI 1.10、および Dojo Mobile 1.9 ライブラリーが付属している Web UI 拡張が必要です。多くの場合、Web ページが他のブラウザーおよびモバイル・デバイスで同じようにレンダリングされるのであれば、他のブラウザーまたはモバイル・デバイスでもテストを再生できます。テストの一般的なシナリオを以下に示します。
Rational Functional Tester 拡張を使用して、機能テスト・スクリプトを記録またはインポートし、テスト・ワークベンチでスクリプトを実行することができます。その後、テスト・ナビゲーターでテスト・スクリプト、テスト結果、およびログを表示できます。これらのテスト・スクリプトを複合テストに追加し、複合テストからスクリプトを実行することもできます。単純化されたスクリプトと Java スクリプトの両方がサポートされます。
Rational Test Workbench Web UI Tester を使用して、Selenium テストを管理することができます。Selenium プロジェクトを Eclipse クライアントにロードし、プロジェクトを表示し、テストを変更および実行することができます。
Selenium 拡張は、Rational Test Workbench Web UI Tester をインストールするときにインストールします。Selenium テストを他のテストと結合して複合テストにすることもできます。
複合テストはテスト資産のタイプであり、これを使用してテストをより大きなテスト・フローにグループ化することができます。複合テスト内のテストは、すべて同じテスト・タイプとすることも、異なるテスト・タイプとすることもできます。例えば、異なるテスト拡張のテストを、同じ複合テストにグループ化することができます。
ワークベンチでは、テスト・スクリプトを記録してから、それを Rational Quality Manager で作成されたキーワードと関連付けることができます。 キーワードは、他のテスト・スクリプトで再利用できるステートメントまたはステートメントのグループです。 キーワードは、通常、再利用可能なプロセスを表すスクリプト・ステップで構成されます。ワークベンチのテスト・スクリプトを使用することにより、キーワードを自動化できます。