Rational Test Workbench Web UI Tester を使用して、Web アプリケーションのユーザー・インターフェースをテストしたり、デスクトップ・ブラウザーからそれらのアプリケーションのロード・テストをしたりします。また、Selenium Java™™ テストを管理したり、Rational Functional Tester のテストを含む、複数のテスト・タイプを使用した複合テストを作成したりすることができます。
Rational Functional Tester を使用して、HTML、Java、Windows、.NET、Visual Basic、Silverlight、Eclipse、SAP、Siebel、Flex、Ajax、Dojo、GEF、および PowerBuilder のアプリケーションの機能テストを自動化します。Rational Functional Tester は、ユーザー・アクションを記録して、わかりやすい簡易型テスト・スクリプトを作成します。
Web アプリケーション、ERP アプリケーション、Citrix アプリケーション、サーバー・ベースのソフトウェア・アプリケーションの負荷テストとスケーラビリティー・テストの自動化を容易にするには、Rational Performance Tester を使用します。テストは、サーバーで実行中のテスト対象のアプリケーションとクライアントが対話するときに生成されるネットワーク・トラフィックを記録することによって、自動的に生成されます。その後このネットワーク・トラフィックは、主要なビジネス・トランザクションを実行する現実的なワークロードを作成するために複数の仮想ユーザーに対してエミュレートされます。テスト資産は、必要なスケーラビリティーを達成するために必要とされるだけの負荷生成エージェントに自動的にデプロイされます。
Rational Performance Tester の負荷生成能力は、SoftLayer® パブリック・クラウドで実行されている Rational Performance Tester on Cloud の従量課金サービスで簡単に拡張できます。VMware プライベート・クラウドの同様の機能はトライアルとして使用可能です。
Rational Integration Tester を使用して、統合インターフェースに対するサービス・テストおよびパフォーマンス・テストの作成、変更、実行を容易にします。テストは、既存のシステム動作を記録して作成することも、送信するデータと期待する戻りデータを入力して要件から作成することもできます。テストの依存関係を削除する仮想サービスや、以前のテストを有効にする仮想サービスを作成することもできます。 これらの手法を継続的デリバリーのパイプラインに組み込み、配信する前に各コンポーネントが十分にテストされるようにすることができます。
IBM Rational Test Control Panel を使用して、仮想化されたサービスのリポジトリーの一元化を容易にすることができます。Rational Test Control Panel を使用することで、Rational Integration Tester で公開される仮想化されたサービスを、Rational Test Virtualization Server の環境を使用して作成、共有、デプロイできます。
Rational Test Control Panel には、特定のテクノロジーに基づいたサービスのテストおよび仮想化を支援するよう設計されているコンポーネントも含まれています。 これらのコンポーネントは、サービスの記録および仮想化を最小限のクライアント構成で可能にします。