テスト詳細フィールドは、テスト全体に適用されます。
共通オプション
- データプール
- テストで使用する各データプールの詳細 (データプールの名前、使用される列、データプール列が参照されるテスト内のロケーション) がリストされます。 「ロケーション」列内の項目をクリックすると、そのロケーションに移動します。
- データプールの追加
- テストで使用するデータプールの参照を追加する場合にクリックします。 このオプションをクリックすることは、テストを選択して、をクリックするのと同じです。
- 削除
- データプールの参照を選択してこれをクリックすると、テストからその参照が削除されます。 その後もこのデータプールは他のテストで使用可能です。
- データプール候補の表示
- クリックすると、「データプール候補の表示」ウィンドウが開きます。このウィンドウでデータ相関を検討し、変更することができます。
- デジタル証明書
- テストで使用する証明書ストアの詳細をリストします。
テストで使用する証明書ストアを追加するには、「追加」をクリックします。 デジタル証明書は HTTP と SOA でサポートされています。 その他のプロトコルではデジタル証明書はサポートされていません。
- 応答時間明細を使用可能にする
- 応答時間明細データの収集を使用可能にします。 応答時間明細により、各ページ・エレメントの統計を確認できます。 統計は、テスト中のシステムの各部分での所要時間を示します。
応答時間明細を使用して、コーディングの問題を特定できます。パフォーマンス上のボトルネックがどのサーバーのどのアプリケーションにあるのかを確認し、さらにドリルダウンして問題の原因であるパッケージ、クラス、またはメソッドを正確に確認できます。
このオプションは複数のテスト・エレメントで表示されます。 このオプションをエレメントで使用可能にすると、そのエレメントの子でも使用可能になります。 例えば、テスト・レベルでモニターを使用可能にすると、ページ・レベルや要求レベルでもモニターが使用可能になります。
特定のページについて、モニターを使用可能にできます。これを行うと、そのページの要求のモニターは使用可能になりますが、他のページや他のページの要求については使用可能になりません。
応答時間明細は HTTP と SOA でサポートされています。 その他のプロトコルでは応答時間明細はサポートされていません。
セキュリティー
- デジタル証明書
- テストで使用する証明書ストアの詳細をリストします。
テストで使用する証明書ストアを追加するには、「追加」をクリックします。 すべてのプロトコルがデジタル証明書をサポートしているわけではありません。
- Kerberos 認証を有効にする
- Kerberos 認証を有効にするときに選択します。 プレイバック中に Kerberos 認証のユーザー確認のための質問が行われると、ユーザー ID、パスワード、およびレルムが提供されます。 認証を使用しないでテストを記録する場合で、テスト対象のシステムで Kerberos 認証を使用可能にする場合は、このチェック・ボックスを選択してください。
- ユーザー ID
- ユーザー・プリンシパル名を入力します。 ユーザー・プリンシパル名の形式は、ユーザー名、アットマーク (@)、およびユーザー・プリンシパル名のサフィックスで構成されます。
domain¥username の形式を使用しないでください。 ユーザー ID は大/小文字の区別があります。
- パスワード
- ユーザー ID のパスワードを入力します。 パスワードは大/小文字の区別があります。
- クライアント・レルム
- クライアント・アプリケーションのレルムを入力します。 Windows 環境におけるクライアント・レルムは、要求をサーバーに送信するコンピューターの Windows ドメイン名です。 一般に、クライアント・レルムはすべて大文字です。
- クライアント KDC
- クライアント鍵配布センターの名前を入力します。 Windows 環境におけるクライアント鍵配布センターは、クライアント・レルムのドメイン・コントローラーのホスト名です。 デフォルトでは、クライアント鍵配布センターは、テストが記録されたコンピューターのドメイン・コントローラーに設定されます。 システム管理者にデフォルト値を確認してください。
- サーバー・レルム
- テスト中のサーバーのレルムを入力します。 クライアントとサーバーは同じレルムを共有できます。 サーバー・レルムがクライアント・レルムと異なる場合にのみ、サーバー・レルムを入力してください。 サーバー・レルムについて詳しくは、システム管理者にお問い合わせください。
- サーバー KDC
- サーバー鍵配布センターの名前を入力します。 Windows 環境におけるサーバー鍵配布センターは、サーバー・ドメインのドメイン・コントローラーのホスト名です。 サーバーがクライアントとは別のドメインに存在する場合にのみ、サーバー鍵配布センターを入力してください。
- 応答時間明細を使用可能にする
- 応答時間明細データの収集を使用可能にする際に選択します。
応答時間明細の収集は、親レベルとページ・レベルで使用可能にできます。 すべてのテスト・エレメントが応答時間明細データの収集に対応しているわけではありません。
パフォーマンス要件
- パフォーマンス要件
- テーブルには、テストで定義されたパフォーマンス要件が表示されます。 要件の定義を編集するには、テーブル行をダブルクリックします。 このテーブルに戻るには、「テスト・コンテンツ」エリアでテストのルート名をクリックします。
- クリア
- 1 つ以上の要件を選択してクリックすると、定義が除去されます。
要件は使用可能なままであり、再定義できます。
- 応答時間明細を使用可能にする
- 応答時間明細データの収集を使用可能にする際に選択します。
応答時間明細の収集は、親レベルとページ・レベルで使用可能にできます。 すべてのテスト・エレメントが応答時間明細データの収集に対応しているわけではありません。
HTTP オプション
- タイムアウト・アクション
- ページの基本要求が「タイムアウト」間隔内に成功しない場合、テストに何をさせるかを指定します。
「エラーをログに記録して処理を続行する」を選択する場合、テストはエラーをログに記録し、次ページに進みます。 「ページの再ロードの試行」が選択されている場合は、テストはもう一度ページの再ロードを試行します。 それでも再ロードに失敗する場合は、テストはエラーをログに記録して次のページに進みます。
- タイムアウト
- 「タイムアウト・アクション」で選択したアクションを開始するまでの時間しきい値を指定します。
- テスト開始時に Cookie キャッシュをクリア
- このオプションは、スケジュールでテストがループする際や、スケジュールでテストの後に続けて別のテストが実行される際に、Cookie キャッシュをリセットします。 デフォルトでは、仮想ユーザーの Cookie キャッシュはリセットされません。これは、ブラウザーの動作と調和しています。 各ループ反復を新規ユーザーとして動作させる場合は、このオプションを選択してください。 このオプションを選択しないと、キャッシュ内の Cookie によってサーバーの応答が変わってしまい、検査ポイントが失敗することがあります。
1 つのテスト内で 1 つのループ反復から次のループへ移るときに Cookie キャッシュをリセットするときは、カスタム・コードを追加して API を呼び出します。
- テスト開始時にページ・キャッシュをクリア
- このオプションを選択すると、テストの開始時にページ・キャッシュが削除されます。 通常、スケジュールでテストが別のテストの後に続けて行われる場合、または過負荷によるメモリー不足例外の発生が予期される場合、キャッシュを削除することができます。
- このテストのページ・キャッシュ・エミュレーションを使用不可にする
- このオプションを選択すると、ページ・キャッシュ・エミュレーションが使用不可になります。 ページ・キャッシュ・エミュレーションを使用可能にすると、サーバー応答ヘッダーのキャッシュ情報が認識されます。
さらに、クライアントによって最新であると確認されたローカル・キャッシュ内の内容に対する要求はサーバーに送信されません。 デフォルトでは、ページ・キャッシュ・エミュレーションは使用可能になっています。
- プレイバック速度
- スライダーを動かすことによって、HTTP 要求を送信する速度を上げたり下げたりすることができます。 指定できる範囲は、遅延なしから、記録された長さの 2 倍までです。 このスケールは、テスト内の各要求の「遅延」フィールドに適用されます。 プレイバック速度を上げ過ぎると、要求の発生順序が乱れることがあります。 この問題を修正するには、テストが再び正しく実行されるようになるまで、プレイバックの速度を下げます。
注: 要求の遅延の最大値を設定するには、をクリックします。 「プロトコル」タブをクリックし、「最大要求遅延」の値を入力します。
- 2 次要求の動作
- ページ内で発生する要求を使用不可にしたり、使用可能に戻したりするときは、「変更」をクリックします。 すべての 2 次要求、イメージ、ホスト・ベースの要求、ポート・ベースの要求、またはユーザー定義要求を使用不可にすることができます。
- 応答時間明細を使用可能にする
- 応答時間明細データの収集を使用可能にする際に選択します。
応答時間明細の収集は、親レベルとページ・レベルで使用可能にできます。 すべてのテスト・エレメントが応答時間明細データの収集に対応しているわけではありません。