テストが意図したように実行されていることを検査するには、スケジュールの実行中に生成された HTML の詳細を表示するプロトコル・データ・ビューを使用します。 テスト実行中に問題が発生している場合は、実行中に取得されたデータと記録されたデータを比較できます。
始める前に
詳細レベルを設定します。 プロトコル・データ・ビューに表示される詳細情報の量は、スケジュールの
「テスト・ログ」設定によって異なります。『
テスト・ログで収集するデータの設定』を参照してください。 プロトコル・データ・ビューを使用する予定であり、かつスケジュールされた実行が大きくない場合、すべてのイベント・タイプに対して設定値
「すべて」を選択します。 スケジュールされた実行が大規模な場合、実行の完了後にご使用のコンピューターに大量の詳細ログを転送するために必要とされる時間と容量が大きいため、
「すべて」の設定は使用しないでください。 ただし、ログ・レベルを
「すべて」に設定して、プロトコル・データ・ビューを実行する特別なスケジュールを作成する場合もあります。 このスケジュールは、単一のテスト (または少数回のテスト) と、少数のユーザー・グループやループ反復だけに限定して使用してください。 テストが正しく実行されていることを確認したら、現実的なワークロードをエミュレートしたスケジュールにテストを移します。
手順
- テスト・ナビゲーターで、調べる結果を右クリックして、「テスト・ログの表示」をクリックします。
結果の名前は、テストまたはスケジュールの名前にタイム・スタンプを付加したものです。
- 編集域の中で、「プロトコル・データ」タブをクリックして、ビューを開きます。
ヒント: 「プロトコル・データ」タブが見つからない場合は、をクリックします。
- プロトコル・データ・ビューで、表示したいコンテンツまたはビューのタイプのタブ (「要求」、「応答ヘッダー」、「応答コンテンツ」、「ブラウザー」、または「イベント・ログ」) をクリックします。 データ相関を使用するテスト・ログ・エレメントまたはテスト・エディター・エレメントを表示する場合、置換されたデータは「要求」ページ、「応答ヘッダー」ページ、および「応答コンテンツ」ページで強調表示されます。
- テスト・ログのイベント階層エリアで、表示したい詳細が含まれている行をクリックします。 詳細がプロトコル・データ・ビューに表示されます。
注: ユーザー・グループ、仮想ユーザー、および一部の HTTP 要求は、並列に処理されます。 テスト・ログには、スケジュールの記録順序やユーザー・グループの順序よりも、実行の順序の影響が反映されます。 したがって、テストでのページ要求の順序がテスト・ログでの順序と異なることがあり、テスト・ログでのユーザー・グループの順序がスケジュールでの順序と異なることがあります。 しかし、テスト内のページの順序と、ユーザー・グループ内のテストの順序については、テスト・ログとそれに対応するテストおよびスケジュールで同じになります。
次のタスク
再生中に問題が発生した場合は、記録したデータを、実行中に取得したデータと比較できます。 記録データの表示についての詳細は、『
プロトコル・データ・ビューでのテストの表示』を参照してください。