コンテンツ検査ポイントでは、実際に受信したデータが、検査ポイントに指定された予期データと一致するかどうかを検査できます。
このタスクについて
検査ポイントを追加すると、受信データが、検査ポイントのテスト・エレメントに指定された予期されるデータと比較されます。コンテンツ検査ポイントを使用可能にすると、サーバーが返すコンテンツ・データを直接比較して、基準を満たした場合に「合格」状況を返すことができます。
手順
ソケット・テストにコンテンツ検査ポイントを追加するには、以下のようにします。
- テスト・エディターを開き、ソケット受信エレメントを右クリックして、と選択します。
- 検査ポイントを選択して、テスト・エディターの「テスト・エレメント詳細」エリアで検査の基準を指定します。
- 比較演算子
- 検査の実行に使用する基準を、以下の演算子の中から指定します。
- 以下の値と等しい
- 受信したデータが「データ」エリアに指定されたテキスト・コンテンツまたはバイナリー・コンテンツと正確に一致する場合、検査ポイントにより「合格」状況が返されます。
- 以下の値を含む
- 「データ」エリアに指定されたテキスト・コンテンツまたはバイナリー・コンテンツが、受信したデータ内で少なくとも一度は使用されている場合、検査ポイントにより「合格」状況が返されます。
- 以下の値で始まる
- 「データ」エリアに指定されたテキスト・コンテンツまたはバイナリー・コンテンツが、受信したデータの先頭に使用されている場合、検査ポイントにより「合格」状況が返されます。
- 以下の値で終わる
- 「データ」エリアに指定されたテキスト・コンテンツまたはバイナリー・コンテンツが、受信したデータの最後に使用されている場合、検査ポイントにより「合格」状況が返されます。
- 以下の値と異なる
- 受信したデータが「データ」エリアに指定されたテキスト・コンテンツまたはバイナリー・コンテンツと正確には一致しない場合、検査ポイントにより「合格」状況が返されます。
- 以下の値を含まない
- 「データ」エリアに指定されたテキスト・コンテンツまたはバイナリー・コンテンツが、受信したデータ内で一度も使用されていない場合、検査ポイントにより「合格」状況が返されます。
- 以下の値で始まらない
- 「データ」エリアに指定されたテキスト・コンテンツまたはバイナリー・コンテンツが、受信したデータの先頭に使用されていない場合、検査ポイントにより「合格」状況が返されます。
- データ
- 接続を介して受信されると予期されるデータを指定します。
- バイナリー
- このビューでは、予期されるコンテンツをバイナリー・データとして編集します。
- ロー ASCII
- このビューでは、予期されるコンテンツをロー ASCII データとして編集します。
バイトは、7 ビットの英数字または ¥x が先頭にある、2 桁の 16 進形式バイトで表されます。さらに、¥r および ¥n は復帰および改行を表し、¥¥ は円記号文字を表します。
次のタスク
テスト・エディターで
「検査ポイントを使用可能にする」をクリックすることにより、各ソケット検査ポイントを使用可能または使用不可にすることができます。