スケジュール実行中の仮想ユーザーの監視

スケジュール実行中は、任意の仮想ユーザーを選択し、そのユーザーのリアルタイム・ブラウザーを監視することができます。 リアルタイム・ブラウザーを監視することにより、個々の仮想ユーザーの実行中の状況を調査できます。 個々の仮想ユーザーが失敗しても、実行が有効であるかどうかを判別することができます。

このタスクについて

実行中に仮想ユーザーを監視することは、以下の状況で役に立ちます。

手順

スケジュール実行中に仮想ユーザーを監視するには、以下のようにします。

  1. スケジュールの実行: 該当するスケジュールを右クリックし、「実行」 > 「スケジュールの実行」をクリックします。
  2. 「プロトコル・データ」ビューで、仮想ユーザーの監視アイコン (仮想ユーザーの監視アイコン) をクリックします。
  3. 「監視する仮想ユーザーの選択」ウィンドウで、ユーザーを含むユーザー・グループを選択します。
  4. 仮想ユーザー番号を、ユーザー・グループから、あるいはユーザー・グループが実行中の特定のロケーション (エージェント) から選択し、「OK」をクリックします。
    オプション 説明
    このユーザー・グループ内のユーザーを指定してください このウィンドウは、グループ内のアクティブ・ユーザーの範囲をリストします。 リストされた範囲内でユーザー番号を指定してください。

    このオプションは、特定のユーザー・グループ内の任意のユーザーか、または特定のユーザーを監視したいときに便利です。 スケジュールを以前実行してテスト・ログを検査したことがあり、調べる必要がある仮想ユーザー番号が分かっている場合、これが当てはまることがあります。

    例えば、ユーザー名のデータプールを使用するスケジュールが最初の 10 ユーザーについて正しく実行されたが、残りのユーザーについて検査ポイントの失敗が発生することがあります。 この場合、11 番のユーザーを監視します。

    このロケーションの索引付きユーザー 特定のロケーションで実行中のユーザーを調べるときに、このオプションを選択します。 1 から、そのロケーションのユーザーの数までの索引を入力します。 この番号は仮想ユーザー番号にマップされ、「イベント・ログ」タブのタイトルに表示されます。

    特定のユーザー番号ではなく、索引付きの番号を入力する理由は、実際のユーザー番号が複数のロケーションに広がっている (ユーザー 1 はロケーション A、ユーザー 2 と 3 はロケーション B である可能性があります) ためだけでなく、ユーザーのロケーションは実行ごとに異なる可能性がある (ユーザー 3 は、ある実行ではロケーション A で、次の実行ではロケーション B で実行される可能性があります) ためです。

  5. 「プロトコル・データ」ビューで、「ブラウザー」タブをクリックします。 仮想ユーザーを監視中にロードされたページのみが表示されます。ライブのレンダリングが開始される前にロードされたページは使用できません。 ただし、表示されるデータは、実行完了後にテスト・ログから入手することもできます。 このデータは、スケジュールに設定したテスト・ログ設定にかかわらず、常に使用可能です。
  6. 仮想ユーザーについて以下のアイコンをクリックします。
    アイコン 説明
    一時停止アイコン (一時停止)
    再生アイコン (再生)
    戻るアイコン (戻る)
    進むアイコン (進む)
    ナビゲーション・アクションで、ページ間を移動します。
    監視の停止アイコン (監視の停止) 現行ユーザーの監視を停止します。 このアイコンをクリックしても、ユーザーの実行は停止されません。
    仮想ユーザーの監視アイコン (仮想ユーザーの監視) あるユーザーから別のユーザーに変更します。
    実行中においても仮想ユーザーを追加し、追加したユーザーを監視することができます。 詳しくは、『実行中の仮想ユーザー数の変更』を参照してください。

フィードバック