Windows Vista、Windows 7、および Windows Server 2008 オペレーティング・システムには、以前の Windows バージョンにはないセキュリティー機能が組み込まれています。 リソース・モニター・データを収集するには、セキュリティー設定を調整する必要があります。 Windows Vista、
Windows 7、または Windows Server 2008 でリソース・モニター機能を使用可能にするには、リモート・レジストリー・サービスを開始し、リモート・ユーザー・アカウント制御を使用不可にし、ファイアウォールを構成する必要があります。
手順
- リモート・レジストリー・サービスを開始します。 Windows Vista、
Windows 7、または Windows Server 2008 ではデフォルトでリモート・レジストリー・サービスは使用不可になっています。 リソース・モニター・データを収集するには、このサービスが実行されている必要があります。
- 「管理ツール」コントロール・パネルを開きます。
- 「サービス」を開きます。
- 「Remote Registry」サービス項目で「開始」をクリックします。
- オプション: オペレーティング・システムの始動時にリモート・レジストリー・サービスを自動的に開始するには、「Remote Registry」サービスを右クリックして「プロパティ」をクリックし、「スタートアップの種類」を「自動」に設定します。
- リモート・ユーザー・アクセス制御 (UAC) を使用不可にします。 ユーザーがリモート操作で認証を行うと、提供された資格情報が Administrators グループに含まれている場合でも、UAC によりこのユーザーに対し標準の特権が付与されます。 この状況を回避するには、レジストリー・キー LocalAccountTokenFilterPolicy を変更します。
- をクリックし、regedit と入力します。レジストリー・エディターが開きます。
- HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Policies¥System に移動します。
- 「LocalAccountTokenFilterPolicy」キーを右クリックして「修正」を選択します。次に値を 1 に変更します。
- LocalAccountTokenFilterPolicy キーが存在していない場合は、右側のウィンドウを右クリックし、「新規 DWord (New DWord)」を選択します。次に LocalAccountTokenFilterPolicy という名前を入力し、値を 1 に設定します。
注: これらのリモート認証設定を元の状態にリセットするには、このキーを 0 に設定します。
- コンピューターを再始動します。
- ファイアウォールを構成します。 ファイアウォールにより、デフォルトでリモート管理要求がブロックされます。
- 「ファイアウォール (Firewall)」コントロール・パネルを開きます。
- 「設定の変更 (Change settings)」をクリックします。
- 「例外」タブをクリックします。
- 「リモート管理 (Remote Administration)」オプションを選択します。
- コンピューターを再始動します。
- Remote Registry パスがアクセス可能であることを確認します。
- 「管理ツール」コントロール・パネルを開きます。
- 「ローカル セキュリティ ポリシー」を開きます。
- 「ローカル ポリシー」を展開します。
- 「セキュリティ オプション」を選択します。
- 「ポリシー」列で、「ネットワーク アクセス: リモートからアクセスできるレジストリのパスおよびサブパス」を右クリックして「プロパティ」を選択します。
- Software¥Microsoft¥Windows
NT¥CurrentVersion¥Perflib がリストに表示されていることを確認します。
表示されていない場合は、Software¥Microsoft¥Windows NT¥CurrentVersion¥Perflib をリストに追加してください。