「テストの生成」ウィザードには、テスト・ジェネレーターを定義するための 4 つのセクションがあります。
「テストの生成」ウィザードには、以下のセクションがあります。
- テスト・ジェネレーターの選択。
- テスト・ファイルの選択。
- データ相関オプション。
- テスト・ジェネレーター・ウィザード。
最初のページは、入力記録セッションに対して複数のテスト・ジェネレーターが適用可能な場合にのみ表示されます。2 番目のページは、ユーザーが記録の前にあらかじめテスト・ファイルを選択していない場合にのみ表示されます。
定義したテスト・ジェネレーターごとにウィザードを宣言する必要があります。
宣言されたウィザードを持たないテスト・ジェネレーターは、ユーザー・インターフェースでは使用できず、テスト生成の構成ファイル (拡張子が .testgenconfig であるファイル) を使用して起動するか、プログラムによって起動するしかありません。
このウィザードが完了すると、一連のコンバーターおよびテスト・ジェネレーターの構成を含むテスト生成の構成が作成されます。
テスト生成フレームワークによりこの構成が適用されて、適切なコンバーターおよびテスト・ジェネレーターがインスタンス化され、記録セッションからコンバーターおよびテスト・ジェネレーターにパケット・ストリームが送信されます。
テスト・ジェネレーター・ウィザードでは、plugin.xml ファイルのテスト・ジェネレーター・ウィザードの宣言に実装クラスを指定することによって、「テストの生成」ウィザードにページを追加できます。
テスト・ジェネレーター・ウィザードを定義するには、以下のようにします。
- com.ibm.rational.test.lt.testgen.ui.testgenWizard 拡張ポイントを使用して、plugin.xml ファイルで新規のテスト・ジェネレーター・ウィザードを宣言します。
- ウィザードによって構成されるテスト・ジェネレーターの ID を指定します。
- テスト・ジェネレーターによって生成されるテストのタイプを表すラベルおよびアイコンを指定します。
- オプションで、実装クラスを指定します。
クラスを指定しなかった場合、ウィザードで構成ページは表示されません。
クラスを指定する場合は、com.ibm.rational.test.lt.testgen.ui.wizards.NewTestGeneratorWizard クラスを拡張する必要があります。
NewTestGeneratorWizard の実装については以下の点を考慮してください。
- このクラスは、JFace クラスのウィザードを拡張するため、addPages() メソッドなどの標準的なメソッドを拡張する必要があります。
- このクラスには、ステップ 1 でユーザーが選択したテスト・ジェネレーター ID によってタイプ指定された空のテスト・ジェネレーター構成が渡されます。
- このクラスは、テスト・ジェネレーターの構成オプションの設定を担当します。これらのオプションは、getTestGeneratorConfiguration() メソッドを使用することで利用できます。このメソッドは通常、doPerformFinish() メソッド内で使用されます。
- ウィザードは、getContext() メソッドを使用することでコンテキスト情報を取得できます。