リソース・モニター・データを Java™ 仮想マシン (JVM) から収集するには、データ・ソースを構成する必要があります。
始める前に
Java Management Extensions を、JVM が実行されているサーバー上に構成する必要があります。以下に、JVM に渡す引数の例を示します。
-Dcom.sun.management.jmxremote
-Dcom.sun.management.jmxremote.port=8880
-Dcom.sun.management.jmxremote.ssl=false
-Dcom.sun.management.jmxremote.authenticate=false
手順
- 「ロケーション」ページで、JVM が実行されているコンピューターの接続情報と認証情報を指定します。サーバーとの通信に使用するポートを変更する必要がある場合は、「接続」の情報を変更します。ポート番号は、サーバー上に Java Management Extensions を構成するときに指定したポートと一致する必要があります。
- 管理セキュリティーが JVM コンピューターで使用可能な場合、「管理セキュリティーを使用可能」を選択します。
- ユーザー ID とパスワードを「認証」に入力します。
- 「パスワードの保管」を選択して、パスワードをローカルに保管します。パスワードを保管しない場合、構成済みロケーションの編集時や、ロケーションを使用するテスト・スケジュールの実行時に、(ホスト・システムの構成によっては) パスワードの保管を求めるプロンプトが表示されることがあります。
- 「リソース」ページで、収集するデータのタイプを選択します。ツリー・ビューに、JVM が実行されているコンピューターから使用できるカウンター・グループとカウンターが表示されます。すべての使用可能なリソース・データをモニターすると、大量のメモリーが必要になるため、選択するようにしてください。マウス・ポインターをカウンターの上に置くと、カウンターの測定対象に関する詳細が表示されます。
- 「オプション」ページでオプションを構成します。
- 「ポーリング間隔」に、リソース・データを収集する間隔を秒単位で指定します。例えば、デフォルトの 5 秒を受け入れると、カウンター情報はスケジュールの実行中に指定のホストから 5 秒間隔で収集されます。
- 「タイムアウト間隔」に、応答を待機する時間を秒単位で指定します。リソース・モニター・ホストがスケジュールの実行中にこの時間内に応答しない場合、エラーがログに記録されます。
- クラウドに存在するテスト対象システムのリソース・モニター・データを収集するには、
「クラウド・オプション」タブの「パブリック・クラウドでのロケーション」チェック・ボックスをクリックします。
- 「次へ」をクリックします。
- ロケーションおよび名前を指定して「完了」をクリックします。