リソース・モニター・データを JBoss アプリケーション・サーバーから収集するには、データ・ソースを構成する必要があります。
始める前に
リソース・モニター・データを JBoss アプリケーション・サーバーから収集する前に、JBoss クライアント・ファイル
jbossall-client.jar へのパスを
「JBoss クライアント設定」ページに指定する必要があります。 JBoss クライアント・ファイルは、
Rational® Performance Tester ではなく JBoss で提供されています。
JBoss クライアント・ファイルのバージョンは、テスト中のサーバーで稼働している JBoss アプリケーション・サーバーのバージョンと一致する必要があります。
注: Rational Performance Tester は、JBoss アプリケーション・サーバーのバージョン 5.x をサポートします。
手順
JBoss アプリケーション・サーバー・データ・ソースを構成するには、以下のようにします。
- 「ロケーション」ページで、リソース・モニター・
データの収集に使用する JBoss アプリケーション・サーバーのインスタンスについて、接続情報と認証情報を指定します。 JBoss アプリケーション・サーバーを稼働させているコンピューターとの通信に使用される SOAP ポートを変更する必要がある場合、「接続」情報を
変更します。
通常、JBoss システム管理者がこの情報を指定します。
- 管理セキュリティーが JBoss アプリケーション・サーバーを稼働させているコンピューターで使用可能な場合、「管理セキュリティーを使用可能」を選択します。
- JBoss アプリケーション・サーバーのユーザー ID とパスワードを「認証」に入力します。
- 「パスワードの保管」を選択して、パスワードをローカルに保管します。パスワードを保管しない場合、構成済みロケーションの編集時や、ロケーションを使用するテスト・スケジュールの実行時に、(ホスト・システムの構成によっては) パスワードの保管を求めるプロンプトが表示されることがあります。
- 「リソース」ページで、収集するデータのタイプを選択します。ツリー・ビューに、アプリケーション・サーバーとそれぞれのカウンター・グループおよびカウンターが表示されます。すべての使用可能なリソース・データをモニターすると、大量のメモリーが必要になるため、選択するようにしてください。「選択されたカウンターのみを表示」チェック・ボックスをクリアすると、すべての使用可能なカウンターが表示されます。マウス・ポインターをカウンターの上に置くと、カウンターの測定対象に関する詳細が表示されます。
- 「オプション」ページでオプションを構成します。
- リソース・データを収集する「ポーリング間隔」を秒単位で入力します。例えば、デフォルトの 5 秒を受け入れると、カウンター情報はスケジュールの実行中に指定のホストから 5 秒間隔で収集されます。
- 「タイムアウト間隔」を秒単位で入力します。
リソース・モニター・ホストがスケジュールの実行中にこの時間内に応答しない場合、エラーがログに記録されます。
- クラウドに存在するテスト対象システムのリソース・モニター・データを収集するには、
「クラウド・オプション」タブの「パブリック・クラウドでのロケーション」チェック・ボックスをクリックします。
- 「次へ」をクリックします。
- ロケーションおよび名前を指定して「完了」をクリックします。