このタスクについて
IBM® Rational® Performance Tester で新規テストを作成する最も便利な方法は、Citrix セッションを記録することです。記録には、ユーザー入力アクションとしてのマウスおよびキー・ストローク、および Citrix サーバーからの応答としてのウィンドウ・イベントが含まれます。
レコーダーの動作という点から、記録時には以下の問題を考慮してください。
- すべてのアクションが反復可能になるようにアプリケーションをセットアップしてください。例えば、「毎日のヒント」をオフにしたり、すべての「ファイルはすでに存在します」警告に一貫性があるようにしたり、「最近使ったファイル」などの動的メニュー項目を使用しないようにしたりしてください。
- マウスの動きは、個々の操作に明確に分解してください。レコーダーは、マウス・ホイールによるスクロールは記録しません。
- テストの実行中にエラーや同期の失敗があったとき、データ損失が発生する可能性が限られている、パフォーマンス・テスト固有の Microsoft Windows アカウントを使用してください。
Citrix 記録に関するこのほかのヒントについては、
Citrix パフォーマンス・テストのガイドラインを参照してください。
レコーダーは、生成されたテストが次のユーザー入力を実行する前にウィンドウ・イベントを待機するように、ユーザー・アクションとウィンドウ・イベントを自動的に同期します。しかし、場合によっては、手動で同期を追加する必要があります。例えば、ユーザー・アクションによって直接的に画面が更新されない場合は、同期を追加します。これらの同期は、次のユーザー入力を実行する前に、画面で特定のウィンドウ、テキスト、またはグラフィックが開くのを待つようにテストに通知します。