ネットワーク負荷を最小限に抑えるための基準は、一部の統計データを最小限に留めて送信し、この統計データを使用すれば、残りの統計データを集約できるようにすることです。
この集約は、集約サブシステムによって処理されます。
集約機能には、主に、転送集約機能と標準集約機能の 2 つのタイプがあります。
転送集約機能では、発信元が類似しているデータが、個々のノードから「すべてのホスト」ノードに転送されます。
標準集約機能では、実行エンジンからネットワークを介して送信されたデータに基づいて、追加データが計算されます。
転送集約機能タスクの例としては、3 つのドライバーからのデータを同じカウンターからのデータと見なすことにより、「すべてのホスト」ノードにカウンター「ページ/応答時間/Google/平均間隔」を作成することなどが挙げられます。
標準集約機能タスクの例としては、それぞれの「平均間隔」の値をリアルタイムでトラッキングして重み付けすることにより、「すべてのホスト」ノード上でカウンター「ページ/応答時間/Google/平均累積時間」を計算することが挙げられます。
集約の詳細については、以下の転送集約機能の Javadoc 情報を参照してください。
- MaxTransferAggregator
- MinTransferAggregator
- ScalarTransferLastValueAggregator
- AverageTranferAggregator
以下の標準集約機能の場合も同様です。
- AverageAggregator
- MaxAggregator
- MinAggregator
- PercentAggregator
- PercentAggregator_NonInclusive
- RateAggregator
- TotalScalarAggregator