modelObjectDescriptor 拡張ポイント

modelObjectDescriptor 拡張ポイントは、使用すべきでない contentProviderlabelProviderlayoutProvider、および actionHandler 拡張ポイントを結合して拡張します。
modelObjectDescriptor 拡張ポイントには 4 つの属性があります。 この属性は、オブジェクトのタイプ、オブジェクトが使用されるテスト・エディターのタイプ、およびオブジェクトの一般名とアイコンを指定します。名前に書式制御文字が含まれないようにしてください。アイコンの付いた名前は、 主にレポートの目的で使用されます。
属性 説明
type モデル・オブジェクトのタイプを表します。CBActionElement.getType() メソッドによって戻されます。
model_type モデルまたはテストのタイプ。CBTest.getType() メソッドによって戻される値と同じです。パフォーマンス・テストでは、プロトコル拡張は com.ibm.rational.test.lt.lttest を使用します。
icon オブジェクトを表すイメージ。
label オブジェクトの名前。
modelObjectDescriptor 拡張ポイントには子の定義が 4 つあります。これらについて次の表で説明します。
属性の説明
labelProvidercom.ibm.rational.common.test.editor.framework.extensions. ExtLabelProvider クラスを参照してください。
  • treeLabel — エディターの「メイン」セクション内のツリーに表示されるテキスト。このテキストは静的にすることも、フォーマット設定を含むこともできます。エレメントの適切なテキスト表記をフォーマット設定して戻すのは、実装クラスの役割です。
  • statusLine — エディターの「メイン」セクションのツリーでオブジェクトが選択されているときに状況表示行に表示されるテキスト。省略した場合は、treeLabel 属性の値がこの用途で使用されます。
  • tooltip — ツールチップに表示されるテキスト (該当する場合)。 省略した場合は、treeLabel の値がこの用途で使用されます。
  • menuText - 「追加」「挿入」などのポップアップ・メニューに表示されるテキスト。省略した場合は、modelObjectDescriptor ラベルの値がこの用途で使用されます。
  • description — モデル・エレメントのより詳細な説明。省略した場合は、modelObjectDescriptor ラベルの値がこの用途で使用されます。
  • icon — モデル・エレメントを表すイメージ。modelObjectDescriptor アイコンで指定したものと同じでも別のものでも構いません。
  • class — このクラスのインスタンスは、エディターでオブジェクトが参照されるようにセットアップするときに作成されます。この用途で使用する ExtLabelProvider というデフォルト・ベース・クラスがあります。これは情報を戻すメソッドを提供するものであり、拡張で指定されます。このクラスのすべてのメソッドは、適切なフォーマット設定を行うように拡張クラスでオーバーライドすることができます。
layoutProvidercom.ibm.rational.common.test.editor.framework.extensions. ExtLayoutProvider クラスを参照してください。
  • class — このクラスのインスタンスは、オブジェクトの詳細がエディターの「詳細」セクションに表示されるときに作成されます。 このオブジェクトが「メイン」セクションのツリーに表示される場合は、モデル・エレメントに layoutProvider クラスが必要です。この用途で使用する ExtLayoutProvider というデフォルト・ベース・クラスがあります。 これは、モデル・エレメントに対して「詳細」セクションの構成、フォーマット設定、および最新表示のメソッドを提供します。メソッド layoutControls および refreshControls は、拡張クラスでオーバーライドする必要があります。com.ibm.rational.common.test.editor.framework.extensions.ExtLayoutProvider クラスは SelectionListener および ModifyListener インターフェースを実装するので、ユーザーのコントロールによって生成されたイベントを listen するのに使用できます。
contentProviderExtContentProvider クラスを参照してください。
  • class — このクラスのインスタンスは、オブジェクトの階層情報を検出する必要があるときに作成されます。オブジェクトが「メイン」セクションのツリーに表示される場合は、モデル・エレメントに contentProvider クラスが必要です。 この用途で使用する ExtContentProvider というデフォルト・ベース・クラスがあります。 これは、オブジェクトの子と親に関する情報を検出するメソッドを提供します。詳しくは、Eclipse IStructuredContentProvider インターフェースを参照してください。多くの場合、ExtContentProvider メソッドをオーバーライドする必要はありません。ただし非標準処理をいくつか行わなければならない場合、最初にオーバーライドするメソッドは getChildrenAsList() です。このメソッドはこのクラス内の他のメソッドによって呼び出されるためです。
actionHandlerExtActionHandler クラスを参照してください。
  • class — このクラスのインスタンスは、このタイプの新規オブジェクトを作成する必要がある場合や、既存オブジェクトをモデルから除去したり、上下に移動したりする必要がある場合に作成されます。ご使用のクラスでは ExtActionHandler を拡張する必要があります。

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