記録では、複数の HTTP 要求および応答が作成されます。場合によっては、サーバーからの応答が動的であるため、後続の要求を変更する必要があります。
テストの再生中、これらの動的要求の一部が失敗する可能性があります。例えば、記録と再生で異なる権限設定を持つユーザーのセットが使用されたり、テストを記録した後で UI エレメントが変更されている場合があります。
テストを、再記録する必要なく確実に再生できるようにするために、サーバーから受信した応答に基づいて、テストが必要とする正確な値を取り出す 2 次要求を作成できます。
このタスクについて
2 次要求を作成する HTTP 要求を識別し、次に要求を動的に生成するためのすべてのオカレンスの参照を作成します。参照を作成したくない場合、再生から使用する HTTP 要求をリストする配列変数を定義できます。この配列変数をカスタム・コードから使用できます。
手順
- 参照を作成するには、参照の作成のトピックを参照してください。
- 2 次要求を作成する HTTP 要求を右クリックし、「2 次 HTTP 要求ジェネレーターの作成 (Create Secondary HTTP Request Generator)」をクリックします。
共通のヘッダーまたは接続属性を持つ複数の HTTP 要求を選択することもできます。複数の要求に共通属性がない場合は、1 つの要求をテンプレートとして選択するよう求めるプロンプトが出されます。 オリジナルの HTTP 要求は使用不可になり、再生で 2 次 HTTP 要求のみを使用するようになったことが示されます。
- テストを実行します。