HTTP デバッグの概要

テストが予期したとおりの動作をしなかった場合は、「プロトコル・データ」ビューを使用してテストをデバッグできます。 このビューは、テストを記録した後や、データプールやデータ相関を追加して既存のテストを変更した後、あるいはテスト中のシステムに変更を加えた後に役立ちます。
「プロトコル・データ」ビューには、記録または再生されたデータが表示されます。 また、「プロトコル・データ」ビューには、テストおよびスケジュールの実行中にリアルタイムでデータを表示することも可能です。 記録したデータを表示するには、テスト・エディター内のテスト・エレメントをクリックします。 テスト実行後に再生したデータを表示するには、テスト・ログ内のエレメントをクリックします。 「プロトコル・データ」ビューは、適宜更新されます。 データ相関を使用するテスト・ログ・エレメントまたはテスト・エディター・エレメントを表示する場合、置換されたデータは「要求」ページ、「応答ヘッダー」ページ、および「応答コンテンツ」ページで強調表示されます。 「プロトコル・データ」ビューには以下のページが含まれます。
要求
このページには、サーバーに送信された要求データがすべて表示されます。 これには、要求されたリソースの URL、要求ヘッダー、Cookie、およびフォーム・データが含まれます。
応答ヘッダー
このページには、サーバーから受け取った応答状況表示行とヘッダー・フィールドが表示されます。
応答コンテンツ
このページには、サーバーから受け取った応答のコンテンツがテキスト形式で表示されます。
ブラウザー
このページは、Web ブラウザーでコンテンツを表示したときのように応答コンテンツを表示することを試みます。 ライブ Web サーバーからのデータの代わりにプロトコル・データが使用されるため、Web ブラウザーにレンダリングされるように「ブラウザー」ページにコンテンツが正確にレンダリングされなくても、再生に成功する場合があります。 正しく表示されないことがあるページには、リソースが Web サーバーにキャッシュされるページ、および Javascript とフレームセットを多く使用するページがあります。
イベント・ログ
このページには、テスト内の各 HTTP ページのイベント要約情報が表示されます。 実行後にテスト・ログから特定のユーザーを選択すると、そのユーザーに関する情報がページに表示されます。
実行中は、リアルタイムのプロトコル・データ・サポートが使用可能である場合、リアルタイム情報がページに表示されます。 このサポートを使用可能にするには、「ウィンドウ」 > 「設定」 > 「テスト」 > 「HTTP プロトコル・データ・ビュー」をクリックし、次いで「リアルタイムのプロトコル・データ・サポートを使用可能にする」を選択します。

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