バッチ入力テスト用の環境の構成

SAP バッチ入力テストを再生するには、Agent Controller を実行するローカルおよびリモート・コンピューターに、SAP が提供する SAP Java™ Connector (JCo) ライブラリーをインストールする必要があります。

始める前に

以下のファイルが必要です。
  • sapjco3.jar
  • sapjco3.dll
これらのファイルの入手方法については、SAP に問い合わせてください。

バッチ入力テストおよびスケジュールの実行に使用されるローカルおよびリモートの各コンピューターで、これらのライブラリーを備えた環境を用意して、Rational® Agent Controller が使用する Java ランタイム環境 (JRE) のクラスパスを設定する必要があります。

手順

SAP バッチ入力テスト向けにコンピューターを構成するには、以下のようにします。

  1. sapjco3.jar を JRE の jre/lib/ext ディレクトリーにコピーします。 この正確なロケーションは、AgentController¥config ディレクトリーにある serviceconfig.xml ファイルで指定されています。

    デフォルトでは、これは次のディレクトリーです。C:¥Program Files¥IBM¥SDP¥jdk¥jre¥lib¥ext

  2. sapco3.dllC:¥Windows¥System32 ディレクトリーにコピーします。64 ビット・マシンを使用している場合、ファイルを C:¥Windows¥SysWOW64 にコピーする必要があります。
  3. 「スタート」 > 「コントロール パネル」 > 「管理ツール」 > 「サービス」をクリックし、IBM® Rational Agent Controller サービスを停止し、再始動します。

次のタスク

単純な SAP バッチ入力テストの実行時には、SAP パフォーマンス・レポートの「SAP バッチ入力トランザクション」 ページに結果が表示されるはずです。 そうでない場合は、テスト・ログで接続およびトランザクション実行の情報を調べてください。

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