「プロトコル・データ」ビューの「ブラウザー」ページには、個々の HTTP テストの実行中にブラウザー結果が表示されます。 「ブラウザー」ページには、各ページがリアルタイムで表示されます。
始める前に
リアルタイム・サポートが使用可能かどうかを確認します。 をクリックします。
- 「リアルタイムのプロトコル・データ・サポートを使用可能にする」が選択されているのを確認します。
- 「プロトコル・データ」ビューにデフォルトで表示するページを選択します。 「ブラウザー」ページにはビジュアル・データがレンダリングされ、「イベント・ログ」ページには、ページ・タイトル、応答時間、検査ポイントの失敗、および予期しない応答コードからなるテーブルが表示されます。 ユーザーを監視するとき、ページを切り替えることができます。
手順
- テスト・ナビゲーターで、HTTP テストを参照し、ダブルクリックします。 テストが開きます。
- をクリックします。
- 「プロトコル・データ」ビューで、「ブラウザー」タブをクリックします。 HTTP ページが表示されます。 プロトコル・データが使用されるため、「ブラウザー」ページにはコンテンツが Web ブラウザーのように正確にレンダリングされないことがあります。 ただし、HTTP ページが正しく表示されない場合でも、「要求」、「応答ヘッダー」、「応答コンテンツ」、および「イベント・ログ」の各ページの情報を利用して、テストのデバッグが行えます。
- 「プロトコル・データ」ビューの再生ボタンを使用して、リアルタイム・ブラウザーの表示を制御します。 再生ボタンが制御するのは、「プロトコル・データ」ビューのみです。 テストの実行そのものを一時停止したり、停止したりするのではありません。 リアルタイム・ブラウザーの表示を一時停止してから「再生」をクリックすると、「ブラウザー」ウィンドウに表示されるページが、再生エンジンによりロードされる次のページになります。
既にロードされているページの表示を制御するには、「戻る」ボタンと「進む」ボタンを使用します。 再生中に問題が発生した場合は、テストを一時停止して「戻る」ボタンと「進む」ボタンを使用して、問題が発生したページに移動します。 「要求」、「応答ヘッダー」、および「応答コンテンツ」の各ページに、基本要求に関する情報が表示されます。
タスクの結果
各ページの情報は、テストの実行に合わせてリアルタイムで更新されます。
「イベント・ログ」ページには、各要求の応答時間、検査ポイントの失敗、予期しない応答コード、およびメッセージが表示されます。 「プロトコル・データ」ビューの他のすべてのページには、テストの実行中、イベント・ログ要約バーが表示されます。
イベント・ログ要約バーは、現行のページ要求について、検査ポイントの失敗、予期しない応答コード、およびメッセージのそれぞれの数を表示します。
予期しない応答コードとは、200 または 300 番台にない応答コードのことです。 200 および 300 番台以外の応答コードが応答コード検査ポイントに記録されたり、示されたりする場合、それらは予期しない応答コードと見なされません。
例えば、応答コード 404 "Not Found" は、関連付けられている応答コード検査ポイントがない限り、予期しない応答コードになります。 記録中に 404 応答コードが発生し、その後の再生でも応答コードが 404 だった場合、これは予期しない応答コードとは見なされません。
メッセージには、データ相関の失敗とカスタム・コード・メッセージが含まれます。
「プロトコル・データ」ビュー内のすべてのページは、テストの実行中、アクティブになり更新されます。 イベント・ログ要約バーのイベントはいずれも、さらに調査の必要な再生の失敗を示している可能性があります。 テストの実行後は、テスト・ログを表示してテストのデバッグを行うこともできます。 テスト・ログについて詳しくは、『テスト・ログの表示』を参照してください。