エラー条件に含まれるものとして、検査ポイントの失敗、接続の失敗、サーバー・タイムアウト、カスタム・コード・アラート、カスタム・コードの例外、データ相関に関する問題などがあります。エラー条件が発生したときに実行するアクションを指定できます。エラー・レポートには、
テストまたはスケジュールで発生したエラー条件およびエラー動作が表示されます。
ページ・タイトル検査ポイントの失敗 [HTTP]
HTTP ページの基本要求のタイトルが返されましたが、それは予期されたタイトルと一致しません。 予期されるページ・タイトルのデフォルト値は、記録中に <title></title> タグに囲まれて返されたものです。 詳しくは、
予期されるページ・タイトルの指定を参照してください。
応答コード検査の失敗 [HTTP]
返された応答コードが、予期される応答コードに一致しません。
完全一致またはあいまい一致を指定できます。 詳しくは、
予期される応答コードの指定を参照してください。
応答サイズ検査の失敗 [HTTP]
返されたバイト数が、予期されるバイト数と一致しません。
返された応答サイズが、記録された応答サイズとどれだけ正確に一致する必要があるかを制御できます。 詳しくは、
予期される応答サイズの指定を参照してください。
コンテンツ検査ポイントの失敗
受信データが、予期されるデータと一致しません。 コンテンツ検査ポイントのコントロールはプロトコル固有です。
接続の失敗
ワークベンチまたはエージェント・コンピューターは、テスト中のサーバーに接続できません。
認証の失敗
テスト中のサーバーにログインしようとして失敗しました。
データプールの終わりに達しました
データプールの最後の行に達しました。 詳しくは、『
データプールの概要』を参照してください。
参照の抽出の失敗
再生中に受信した応答は、テストが記録されたときに受信した応答と異なります。 参照に関連付けられた正規表現が、予期される値と一致しなかったため、データ相関は失敗しました。
置換の失敗
予期されるデータ置換の参照がヌル参照です。
サーバー・タイムアウト
テスト中のサーバーが、タイムアウト間隔が経過する前に応答しません。
カスタム検査ポイントの失敗
カスタム検査ポイントは、Java™ コードで記述された検査を実行した後、「合格」状況を返しませんでした。 詳しくは、
カスタム検査ポイントの失敗の報告を参照してください。
カスタム・コード・アラート
カスタム・コードは
RPTCondition.CustomCodeAlert 条件を報告しました。 以下のコードは、カスタム・コード・アラートを報告します。
tes.getTestLogManager().reportErrorCondition(RPTCondition.CustomCodeAlert);
詳しくは、
ITestLogManager の Javadoc の情報を参照してください。
カスタム・コード例外
テストのカスタム・コードには例外があります。デフォルトでは、カスタム・コードに例外が見つかった場合、
Rational® Performance Tester はユーザーを終了させます。
異なるアクションの設定方法については、『
エラー処理動作の指定』を参照してください。