リソース・モニター・データを SAP NetWeaver から収集するには、データ・ソースを構成する必要があります。
始める前に
リソース・モニター・データを SAP NetWeaver から収集するには、以下のクライアント・ファイルへのパスを指定する必要があります。
- com_sap_pj_jmx.jar
- exception.jar
- logging.jar
- sapj2eeclient.jar
「SAP NetWeaver Web アプリケーション・サーバー・クライアントの設定」ページでクライアント・ファイルへのパスを指定します。SAP
NetWeaver クライアント・ファイルは、
IBM® Rational® Performance Tester ではなく、SAP NetWeaver とともに提供されます。
クライアント・ファイルのバージョンは、テスト中のサーバーで稼働している SAP NetWeaver のバージョンと一致する必要があります。クライアント・ファイルをワークベンチ・コンピューターにコピーして、ファイルへのパスを指定します。
リソース・モニター機能は、SAP NetWeaver 7.0 (2004s) でテストされました。他のバージョンの SAP NetWeaver からのリソース・モニターはサポートされない場合があります。
手順
- 「ロケーション」ページで、リソース・モニター・
データの収集に使用する SAP NetWeaver の
インスタンスについて、接続情報と認証情報を指定します。SAP
NetWeaver を稼働させているコンピューターとの通信用のポートを変更する必要がある場合、「接続」情報を
変更します。
通常、SAP NetWeaver システム管理者がこの情報を指定します。SAP NetWeaver を稼働させているコンピューターと通信するには、P4 ポートを使用します。P4 ポートのデフォルト値は 50004 です。
ポート番号について詳しくは、SAP NetWeaver の資料を参照してください。
- 「管理セキュリティーを使用可能」が選択されていることを確認します。
- SAP NetWeaver のユーザー ID とパスワードを「認証」に入力します。 リソース・モニター・データを SAP NetWeaver から収集するには、管理者権限を持つアカウントを使用する必要があります。
- 「パスワードの保管」を選択して、パスワードをローカルに保管します。パスワードを保管しない場合、構成済みロケーションの編集時や、ロケーションを使用するテスト・スケジュールの実行時に、(ホスト・システムの構成によっては) パスワードの保管を求めるプロンプトが表示されることがあります。
- 「リソース」ページで、収集するデータのタイプを選択します。ツリー・ビューに、アプリケーション・サーバーとそれぞれのカウンター・グループおよびカウンターが表示されます。すべての使用可能なリソース・データをモニターすると、大量のメモリーが必要になるため、選択するようにしてください。「選択されたカウンターのみを表示」チェック・ボックスをクリアすると、すべての使用可能なカウンターが表示されます。マウス・ポインターをカウンターの上に置くと、カウンターの測定対象に関する詳細が表示されます。
- 「オプション」ページでオプションを構成します。リソース・データを収集する「ポーリング間隔」を秒単位で入力します。例えば、デフォルト設定の 5 秒を受け入れると、カウンター情報はスケジュールの実行中に指定のホストから 5 秒間隔で収集されます。
- クラウドに存在するテスト対象システムのリソース・モニター・データを収集するには、
「クラウド・オプション」タブの「パブリック・クラウドでのロケーション」チェック・ボックスをクリックします。
- 「次へ」をクリックします。
- ロケーションおよび名前を指定して「完了」をクリックします。