SAP パフォーマンス・テストの生成方法 (テストによる検査ポイント、データ相関、およびページの処理方法など) を変更できます。
このタスクについて
SAP テスト生成設定を変更するには、以下のようにします。
手順
- をクリックします。
- 左側のリストで「テスト」を展開し、「Performance Test 生成」を展開して「SAP テスト生成」をクリックします。
- 変更する設定を選択します。
- 自動生成
- 以下の設定により、テスト記録後に自動的に生成されるテスト・エレメントが指定されます。
- ストリングによる接続の使用
- 使用可能に設定されている場合は、SAP ログオン・プログラムではなくストリングによる接続開始手法を使用してテストが生成されます。 デフォルトでは、このオプションは使用可能に設定されています。
- SAP 画面タイトルの検査ポイント
- このオプションが使用可能に設定されていると、各 SAP 画面の画面タイトルに検査ポイントが生成されます。 デフォルトでは、このオプションは使用不可に設定されています。
- SAP 要求応答時間しきい値の検査ポイント
- このオプションが使用可能に設定されていると、SAP R/3 サーバーの応答時間に検査ポイントが生成されます。 サーバー応答時間が指定されたしきい値を上回る場合、テストにより不合格になった検査ポイントが生成されます。 デフォルトでは、このオプションは使用不可に設定されています。
- 記録済み (%) からしきい値を計算
- 応答時間検査ポイントが生成されると計算される、デフォルトの応答時間しきい値を指定します。 しきい値は、記録中に測定された実際の応答時間のパーセントとして計算されます。 デフォルトでは、応答時間しきい値は記録された応答時間の 120 % の値で生成されます。
- デフォルトの要求タイムアウト [ミリ秒]
- サーバーを ping する要求のタイムアウト値を指定します。要求がタイムアウトになると、その要求についてはサーバーを ping しなくなります。
- 実行時の GUI
- テスト実行中は、SAP GUI の表示が望ましくないことがあります。 SAP GUI を非表示にすると、仮想ユーザーのパフォーマンスが向上します。 この設定は、テスト生成時のデフォルトの振る舞いを指定します。 ただし、この設定をテスト・エディターで変更できます。変更するには、SAP テスト・エレメントを選択します。
- 実行中に GUI を隠す
- 選択すると、すべての SAP GUI インスタンスが非表示になります。 場合によっては、SAP GUI の一部のモーダル・ダイアログ・ボックスが画面上に一瞬表示されることがあります。 これはデフォルト設定です。
注: 非表示モードでテストを実行し、トランザクション中のモーダル・ダイアログ・ボックスまたはポップアップ・ウィンドウが原因でテストが失敗する場合、ロケーション・プロパティー内に、値を
rptSapForceShowNone=true に設定した
RPT_VMARGS プロパティーを追加する必要があります。
- 1 人の仮想ユーザーに GUI を表示する。
- 選択すると、最初の仮想ユーザーに対してのみ SAP GUI が表示されます。 その他の SAP GUI インスタンスは非表示になります。 これにより、実行をモニターできます。
- すべての仮想ユーザーに GUI を表示する。
- 選択すると、すべての仮想ユーザーに対して SAP GUI が表示されます。
- パスワードをプロンプト
- パスワード要求の振る舞いを指定します。
- テストの生成時にパスワードをプロンプトする
- 使用可能に設定されている場合は、記録セッションの終了時にパスワードが要求されます。 使用不可の場合は、パスワードは空ストリングで記録されます。
レコーダーは、テスト中にパスワードを記録できません。 したがって、このオプションを使用不可にすると、テストではパスワードに空ストリングが使用されます。
- 設定の変更後、「適用」をクリックします。