Apache HTTP Server ソースの追加

リソース・モニター・データを Apache HTTP Server から収集するには、データ・ソースを構成する必要があります。

始める前に

httpd.conf ファイルを変更することによって、Apache HTTP Server で Status サポートを有効にします。詳しくは、http://httpd.apache.org/docs/2.2/mod/mod_status.html を参照してください。

次に、Apache HTTP Server を再始動します。

手順

  1. 「ロケーション」ページで、Apache HTTP Server が実行されているサーバーの接続情報と認証情報を指定します。サーバーとの通信に使用するポートを変更する必要がある場合は、「接続」の情報を変更します。通常、Apache HTTP Server システム管理者がこの情報を指定します。ポート番号は、サーバー上に Java™ Management Extensions を構成するときに指定したポートと一致する必要があります。
  2. 管理セキュリティーがサーバーで使用可能な場合、「管理セキュリティーを使用可能」を選択します。
    1. Apache HTTP Server のユーザー ID とパスワードを「認証」に入力します。
    2. 「パスワードの保管」を選択して、パスワードをローカルに保管します。パスワードを保管しない場合、構成済みロケーションの編集時や、ロケーションを使用するテスト・スケジュールの実行時に、(ホスト・システムの構成によっては) パスワードの保管を求めるプロンプトが表示されることがあります。
  3. 「リソース」ページで、収集するデータのタイプを選択します。ツリー・ビューに、アプリケーション・サーバーから使用できるカウンター・グループとカウンターが表示されます。すべての使用可能なリソース・データをモニターすると、大量のメモリーが必要になるため、選択するようにしてください。マウス・ポインターをカウンターの上に置くと、 カウンターの測定対象に関する詳細が表示されます。
  4. 「オプション」ページでオプションを構成します。
    1. 「実行の開始時にカウンターをリセット (クライアント側のみでリセット)」をクリックして、スケジュール実行の開始時にカウンターを 0 に設定します。これによって、アプリケーション・サーバーにおけるカウンターの実際の値が変更されることはありません。その代わり、カウンターの記録された値が開始時に 0 に訂正されます。
    2. 「ポーリング間隔」に、リソース・データを収集する間隔を秒単位で指定します。例えば、デフォルト設定の 5 秒を受け入れると、カウンター情報はスケジュールの実行中に指定のホストから 5 秒間隔で収集されます。
    3. 「タイムアウト間隔」に、応答を待機する時間を秒単位で指定します。リソース・モニター・ホストがスケジュールの実行中にこの時間内に応答しない場合、エラーがログに記録されます。
  5. クラウドに存在するテスト対象システムのリソース・モニター・データを収集するには、 「クラウド・オプション」タブの「パブリック・クラウドでのロケーション」チェック・ボックスをクリックします。
  6. 「次へ」をクリックします。
  7. ロケーションおよび名前を指定して「完了」をクリックします。

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