リソース・モニター・データを UNIX rstatd デーモンからキャプチャーするには、データ・ソースを構成する必要があります。UNIX rstatd
はほとんどの Linux ディストリビューションに組み込まれています。
始める前に
リソース・モニター・データを UNIX rstatd から収集するには、ホスト・コンピューターで portmapper サービスが使用可能になっている必要があります。portmapper サービスが使用可能であるかどうかを判断するには、ホスト・コンピューターのコマンド行で次のように入力します。
rpcinfo
-p localhost
rpcinfo コマンドの出力に portmapper サービスがリストされます。
このサービスがリストされない場合は、portmapper サービスのインストールまたは構成について、システム管理者に支援を求めてください。
手順
- スケジュール・エディターの「リソース・モニター」タブで、「リソース・モニターを有効にする」をクリックし、「追加」ボタンをクリックします。
- 「次へ」をクリックし、モニターするコンピューターのホスト名を入力します。
- 「データ・ソース」で、「UNIX rstatd モニター」をクリックし、「ロケーション」タブで接続パラメーターを指定します。
- 「UDP」または「TCP」プロトコルをクリックします。
- 別のポート番号を使用するには、「次のポートを使用」をクリックしてポート番号を入力します。
- 「リソース」タブで、キャプチャーするデータのタイプを選択します。
すべての使用可能なパフォーマンス・カウンターがツリー・ビューに表示されます。カウンターはデフォルト設定が事前選択されています。使用可能なすべてのカウンターを表示するには、「選択したカウンターのみを表示」チェック・ボックスをクリアします。 すべての使用可能なリソース・データをモニターすると、大量のメモリーが必要になるため、選択するようにしてください。マウス・ポインターをカウンターの上に置くと、カウンターの測定対象に関する詳細が表示されます。
- 「オプション」タブで時間間隔を構成します。
- 「ポーリング間隔」に、リソース・データを収集する時間を示す値を秒単位で入力します。
例えば、デフォルトの 5 秒を受け入れると、カウンター情報はスケジュールの実行中に指定のホストから 5 秒間隔で収集されます。
- 「タイムアウト間隔」に、時間を示す値を秒単位で入力します。
リソース・モニター・ホストがスケジュールの実行中にこの時間内に応答しない場合、エラーがログに記録されます。
- クラウドに存在するテスト対象システムのリソース・モニター・データを収集するには、
「クラウド・オプション」タブの「パブリック・クラウドでのロケーション」チェック・ボックスをクリックします。
- 「次へ」をクリックします。
- ロケーションおよび名前を指定して「完了」をクリックします。