リソース・モニターの使用可能化

リソース・モニターを使用可能にして、プロセッサーやメモリー使用率などのシステム・リソース・データを収集することができます。

始める前に

正確なリソース・モニター・データを収集するには、すべてのコンピューターのクロックが同期化されていることを確認する必要があります。 ワークベンチおよびテストに含まれているすべてのコンピューターのクロックが同期化されていないと、リソース・カウンターは (時刻に関して) レポートで不正確に表示されます。 (同期化を支援する無償のツールが Web 上に多数あります。)

このタスクについて

有効なリソース・モニター・データ・ソースとして、以下のテクノロジーがあります。

手順

  1. エディターでスケジュールを開きます。
  2. 「パフォーマンス・スケジュールの詳細」エリアで、「リソース・モニター」オプションを選択します。
  3. 「リソース・モニターを使用可能にする」チェック・ボックスを選択します。 これによって「データ・ソース」テーブルがアクティブ化されます。
  4. これが新規スケジュールの場合、「データ・ソース」テーブルは空の状態です。 リソース・モニター・データ・ソースがローカル・スケジュールで使用可能であり、ここからクラウド・スケジュールを作成する場合、このデータ・ソースがクラウド・スケジュールに自動的に追加されます。「除去」をクリックしても、データ・ソースはファイル・システムから削除されません。この操作では、このビューから除去されるだけです。 他のテスト・スケジュールまたはアプリケーションはこのデータ・ソースを使用し続けることができます。
  5. ワークスペースに既存のロケーションがある場合、「追加」をクリックしてこれらを追加および構成できます。 既存のロケーションを構成していない場合、「データ・ソース」テーブルで「未構成」という警告が出されます。
  6. 「スケジュールの実行時に無効なリソースを無視」を選択して、リソース・モニター・データ・ソースについてのエラー・メッセージを抑制します。 これらのエラーは、データ・ソースが到達不能または無効な場合に発生します。 このオプションを選択すると、エラー・メッセージを確認するにはログを表示する必要があります。

タスクの結果

これでリソース・モニターが使用可能になりました。

次のタスク

データ・ソースを指定する必要があります。 特定のデータ・ソースについて行った構成変更は、このロケーションに保管されます。 構成が保管されるとは、データ・ソースのセットアップは一度だけでよいということです。 スケジュールをエクスポートする場合、データ・ソース構成情報が含まれます。 これには保管されたパスワードなどの機密情報が含まれていることがあります。

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