HTTP テストの遅延の調整
クライアント・サイド処理の遅延を使用するように、HTTP テストを構成することができます。 クライアント・サイド処理の遅延は、クライアント・コンピューターで実行されるエミュレーションの精度を上げるために、前の要求に対する応答で受信される最初の文字または最後の文字を待機します。 HTTP テストで記録される遅延を調整して、テストを実行する速度を変更することもできます。
HTTP クライアントの遅延の構成
HTTP 要求の遅延を構成して、クライアント・サイド処理の遅延をエミュレートできます。 クライアント・サイド Javascript を使用するアプリケーション (Web 2.0 アプリケーションなど) では、クライアントで実行される処理によってしばしば大幅な遅延が発生します。 このクライアント・サイド処理を、HTTP テストでエミュレートすることができます。 HTTP テストの実行速度が早すぎると、予期しないページ応答時間の低下が報告され、テスト中のサーバーに過度に負荷がかかる可能性があります。
HTTP 接続タイムアウト値のオーバーライド
デフォルトでは、HTTP ページ接続は 190 秒のタイムアウト値を使用します。これは、一部のアプリケーションでは十分でないことがあります。 テストで特定のページのページ接続タイムアウト値をオーバーライドすることができます。
HTTP テストを記録された速度よりも高速に再生する
HTTP テストの記録に使用したクライアント・コンピューターが必要な速度に達していなかった場合、またはより速いクライアント・コンピューターをエミュレートする必要がある場合は、クライアントの遅延を適宜減らすことによって、記録されたテストの実際の速度を変更せずに、プレイバック速度を上げることができます。 同様に、クライアントの遅延を増やすことによって、クライアントの速度を低下させることもできます。
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