各注釈タイプはそれぞれ独自のセマンティクスを持ち、一連のプロパティーをサポートしています。
新規の注釈タイプを定義するには、以下の手順を実行します。
- com.ibm.rational.test.lt.recorder.core.recorderAnnotation 拡張ポイントおよび annotationType エレメントを使用して、plugin.xml ファイルで新規の注釈タイプを宣言します。
- このタイプに固有の ID を割り当てます。
通常、この ID は、pluginName.type という形式になります。
- このタイプにユーザーが読むことのできる名前を割り当てます。
この名前は、記録セッション・エディターに表示されます。
最良の結果を得るには、以下のオプション・ステップを実行します。
- 上で定義した注釈タイプ ID を持つストリング定数を含むインターフェースを定義します。
- このインターフェースでは、注釈タイプがサポートするプロパティー名ごとにストリング定数を含めます。
定数の Javadoc 情報に、プロパティーの意味およびタイプを指定します。プロパティーのタイプとしては、com.ibm.rational.test.lt.recorder.core.property.AbstractConfiguration クラスの setter および getter がサポートするタイプを使用できます。
また、注釈タイプのラベル・プロバイダーを定義します。
ラベル・プロバイダーは、注釈のプロパティーに基づいた動的ラベルと、イメージを返します。このラベルおよびアイコンは、記録セッション・エディターに表示されます。
ラベル・プロバイダーを定義するには、以下の手順を実行します。
- com.ibm.rational.test.lt.recorder.ui.annotationContribution 拡張ポイントおよび annotationLabelProvider エレメントを使用して、plugin.xml ファイルで新規の注釈ラベル・プロバイダーを宣言します。
- ラベル・プロバイダーがサポートする注釈タイプを指定します。
- ラベル・プロバイダーの実装クラスを定義します。
この実装クラスは、JFace ILabelProvider インターフェースを実装する必要があります。
このインターフェースに渡されるオブジェクトは、常に com.ibm.rational.test.lt.recorder.core.annotations.RecorderAnnotation クラスのインスタンスです。