TN3270 パフォーマンス・テストのガイドライン

TN3270 端末アプリケーションのパフォーマンス・テストを開始する前に、信頼性のあるパフォーマンス・テストを実行するため、テスト環境をセットアップして以下のガイドラインを取り入れます。

制限

この拡張を使用して、TN3270 端末エミュレーション・クライアントで実行されるアプリケーションをテストすることができます。テストでは、1 つまたは複数のサーバーに接続する複数の端末がシミュレートされます。

サポートされる TN3270 端末エミュレーション・パッケージは、以下のとおりです。
  • IBM® Personal Communications
  • Attachmate EXTRA! X-treme

パフォーマンス

パフォーマンス・テストをデプロイする場合は、所定のコンピューターで適切な数の仮想ユーザーを使用してください。例えば、1 つのコンピューターにデプロイする仮想ユーザーの数が多すぎると、サーバーのロードよりもテスト・コンピューターのロードが結果に反映されます。

平均的なテスト・コンピューター (1 GHz プロセッサーおよび 1 GB の RAM を搭載) でのパフォーマンス・テストで最適な結果を得るために、同時仮想ユーザーの数は 1000 以下にしてください。

1 台のテスト・コンピューターで実行可能な仮想ユーザー数を超えると、テスト・コンピューターのパフォーマンスがサーバーの測定パフォーマンスに影響し、これにより最終結果が無効になります。

長期パフォーマンス・テストのスケジュールを編集するときには、以下の推奨事項を使用してください。
  • スケジュール・エディターで、「テスト・ログ・レベル」の設定を「なし」に下げます。
  • スケジュール・エディターで、[統計サンプル間隔] 値を実行時間の約 1/60 に設定します。例えば、12 時間と推定されるセッションの場合は 12 分です。
  • 可能な場合には、スケジュールではなくテスト・スイート内でループを使用します。 テスト・スイート内でループを使用すると、長期テストで発生する可能性がある接続の問題を防ぎ、接続およびクローズ・アクティビティーではなく送受信アクティビティーの測定結果が強調されます。

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