Citrix モニター・パネルが使用可能に設定されている場合、このパネルでは、実行中にテストを一時停止し、手動でデータを入力することができます。
また、予期されるウィンドウ・イベントとテスト中に受け取った実際のウィンドウ・イベントを比較するための比較ビューも用意されています。 この機能は、テストをデバッグする場合に便利です。
始める前に
パフォーマンス・スケジュール実行中に Citrix モニター・パネルを表示するには、まずパフォーマンス・スケジュールでパネルを使用可能にします。
詳しくは、Citrix モニター・パネルを使用可能/使用不可にするを参照してください。
Citrix モニター・パネルはリソースを使用するため、デバッグおよびテスト開発の目的でのみ使用してください。 実際のパフォーマンス・テストでは、結果が正確になるようにパネルを使用不可にしてください。
手順
- モニター・パネル・オプションが使用可能に設定されている状態で、スケジュールを実行します。 ウィンドウが開き、複数のページに Citrix クライアントを実行している仮想ユーザーが表示されます。 タブをクリックすると、対応する仮想ユーザーが表示されます。
- 「モニター」タブをクリックして、モニター・パネルを表示します。 モニター・パネルには次の情報が表示されます。
- モニター・パネル
- このパネルには、各仮想ユーザーの実行に関する情報が表示されます。
- プール名
- 仮想ユーザー・プールの名前を表示します。 ロケーションおよびユーザー・グループごとに 1 つのプールがあります。
- アクティブな仮想ユーザー
- 現在アクティブな仮想ユーザーの数を表示します。 この値は、スケジュールの実行中に常時更新されます。
- ユーザー・アクション頻度
- 過去 5 秒間の間隔中にシミュレートされた Citrix ユーザーのキーまたはマウスのアクションの数を表示します。
- 総経過時間
- スケジュール実行開始以降の総経過時間を表示します。
- 現在のアクション
- テストで実行された最新のユーザー・アクションを表示します。
- タイムアウト
- 仮想ユーザーの同期タイムアウトの数を表示します。 色によってタイムアウトの状況が示されます。
- 緑色: OK。
- 黄色: 条件同期でタイムアウトが発生しました。
- 赤色: 必須同期でタイムアウトが発生しました。
- 経過時間
- 仮想ユーザー実行開始以降の経過時間を表示します。
- 状況
- 仮想ユーザーの実行状況を表示します。
- 仮想ユーザーを選択し、以下のボタンのいずれかをクリックして、テストの実行と対話を行います。
- ジャンプ
- クリックすると選択されている仮想ユーザーの Citrix セッションが表示されます。
- 一時停止または再生
- クリックすると選択されている仮想ユーザーの実行が一時停止または再開されます。 テストのブレークポイントを設定して実行を一時停止することもできます。
- ステップ
- テストが一時停止状態になっているとき、クリックすると、テストの各ユーザー入力アクションが段階的に実行されます。 テストの実行を一時停止するには、「一時停止」ボタンをクリックするか、テストのブレークポイントを設定します。 テストを再開するには、「再生」をクリックします。
- 対話
- テストが一時停止している場合、クリックすると仮想ユーザー・セッションでの手動アクションが許可されます。 テストが同期に失敗したか、予期しない状態に陥った場合は、この機能を使用します。 テストの実行を一時停止するには、「一時停止」ボタンをクリックするか、テストのブレークポイントを設定します。 一時停止した時点からテストの実行を再開するにはもう一度「再生」をクリックします。
- 停止
- クリックすると選択されている仮想ユーザーの実行が停止されます。 すべての仮想ユーザーが停止すると、スケジュールが終了します。
- Citrix セッションとの対話が完了したら、「再生」をクリックして実行を再開します。