応答時間の測定

応答時間は、指定した開始イベントと停止イベントの間の遅延を測定します。 通常、測定の開始はマウスまたはキーボード入力に設定されます。 同様に、停止は入力イベントに対する応答であるウィンドウ作成、ウィンドウのアクティブ化、またはウィンドウ破棄の各イベント、もしくはテストで記録されたイメージ同期エレメントに設定されます。

始める前に

応答時間の測定には、開始エレメントおよび停止エレメントが必要です。 これらのいずれかがない場合、応答時間の定義にはエラーまたは警告マーカーが表示されます。

このタスクについて

「Citrix テスト生成」の設定で「メイン・ウィンドウの応答時間」オプションが選択されていると、メイン・ウィンドウが作成されるごとに応答時間が測定され、生成されるテストの記録に含められます。 生成される測定は、メイン・ウィンドウが作成される直前に発生したイベントから開始され、メイン・ウィンドウが作成された時点で終了します。

テストのすべての応答時間を表示するには、テスト・エディター内で Citrix テスト・エレメントを選択します。 応答時間は「応答時間の定義」テーブルに一覧表示され、ここで編集、名前変更、または削除を行うことができます。

手順

  1. テスト・エディターの「テスト・コンテンツ」エリアで、応答時間の測定を開始するテスト・エレメントを選択します。
  2. Ctrl キーを押しながら、応答時間の測定を停止する別のテスト・エレメントを選択します。 テスト内の 2 つのエレメントが選択されます。 1 つ目のエレメントが応答時間の測定の開始エレメント、2 つ目のエレメントが停止エレメントです。
  3. 開始エレメントまたは停止エレメントのいずれかを右クリックし、「応答時間の作成」をクリックします。
  4. 「応答時間の作成」ウィンドウに新しい応答時間測定についての情報が表示されます。 新しい応答時間測定を前の応答時間測定と置き換える場合は、 「はい」をクリックします。 置き換えない場合は、「OK」をクリックします。
  5. オプション: テストに対して定義されたすべての応答時間を表示するには、テスト・ナビゲーターでテスト・エレメントをクリックし、 「Citrix の応答時間」ページを選択します。
    注: デフォルトでは、応答時間測定は、同期がタイムアウトで失敗した場合でもテスト結果に含まれています。 応答時間の結果から失敗した同期を除外するには、「応答時間の定義」リストの「状態」オプションをクリアします。

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