IBM® Tivoli® Monitoring を使用すれば応答時間明細データをヒストリカル・モードで収集できるため、スケジュールの実行後にこのデータをインポートできます。応答時間明細データは、テスト・レポートまたはスケジュール・レポートにインポートできます。
始める前に
モニター・サーバーとして、IBM Tivoli Monitoring for Transaction Performance、IBM Tivoli Composite Application Manager for WebSphere®、IBM Tivoli Composite Application Manager for Response Time Tracking、または IBM Tivoli Composite Application Manager for Application Diagnostics を使用できます。応答時間明細データをインポートするときには、すべてのコンピューターのクロックが同期されていることを確認してください。クロックが同期されていないコンピューターから応答時間明細データをインポートする場合は、
「パフォーマンス・テストの実行」ビューの
「時間オフセットの修正」機能を使用して、クロック・スキューを調整できます。また、管理サーバーがトランザクション名内の Uniform Resource Identifier
(URI) を切り捨てないようにしてください。管理サーバーがトランザクション名内の URI を切り捨てると、応答時間明細データは表示されません。管理サーバーがトランザクション名内の URI を切り捨てた場合は、管理サーバー上で TEXTSTRING_LENGTH プロパティーの値を大きくしてください。
このタスクについて
通常、応答時間明細は、開発環境よりも現行の実稼働環境からインポートします。実稼働環境でアプリケーションを分析する場合、処理するデータは、データベースに保管されており、分析のために照会、収集、インポートされる過去のアクティビティーのデータです。
次のタスク
これで、応答時間明細データをレポートで表示できます。