コンテンツ検査ポイントは、予期されるストリングが応答に含まれるか、あるいは含まれないかを検査します。 戻されたコンテンツが予期しないものだった場合、テスト・ログでは不合格判断のイベントが戻されます。 テストを進めながら、コンテンツ検査ポイントを複数の要求に作成したり、テスト全体の中で作成することができます。
手順
複数の要求にコンテンツ検査ポイントを作成するには、次のようにします。
- 検査ポイントの有効範囲を調整します。 デフォルトでは、基本要求にあるコンテンツ検査ポイントのみが作成され、バイナリー・コンテンツを含む応答はスキップされます。 をクリックします。 必要に応じて、「バイナリー・コンテンツを含む応答をスキップ」および「基本応答内にのみ作成」を選択またはクリアします。
- テスト・ナビゲーターで、テストを参照し、ダブルクリックします。 テストが開きます。
- テスト名、テスト・ページ、または要求を右クリックし、を選択します。 選択内容に基づいて、検査ポイントの追加先が全テスト・ページであるか、テスト内の 1 ページであるか、または特定の要求であるかが決まります。
テスト・エレメントを変更することを確認し、「OK」をクリックします。
- 「コンテンツ検査ポイントの新規作成/有効化」ウィンドウで「次の場合検査は不合格になります」を 「検査されるストリングが少なくとも 1 つは見つかった場合」または「検査されるストリングがまったく見つからない場合」に設定します。
- 「テキスト」列のストリングのリスト内で、コンテンツ検査ポイントで検索するストリングを選択します。
- HTTP テストを編集している場合は、ウィンドウにユーザー定義のストリングがリストされます。
- Siebel HTTP テストを編集している場合は、Siebel アプリケーションに関連のあるストリングもウィンドウにリストされます。
- 新規の文字列を最初から作成するには、「新規ストリング」をクリックします。 別の文字列を編集して新規文字列を作成するには、その文字列をクリックし、「複製」をクリックします。 既存のストリングを編集するには、「編集」をクリックします。 ストリングを除去するには、「除去」をクリックします。
- オプションで、検査ポイントに正規表現を挿入します。 最も一般的な正規表現は、任意の数の文字に対応する *、任意の 1 文字に対応する正規表現 ?、リテラルを入力するためのエスケープに対応する正規表現 ¥ です。
Java™ 正規表現の詳細については、Java 文書を参照してください。
- 「コンテンツ検査ポイントの新規作成/有効化」ウィンドウで要求が順に処理されます。 最初のステップで選択した設定により、2 次要求およびバイナリー・データを含む要求に影響が及ぶかどうかが決まります。 次のいずれかを選択します。
オプション |
説明 |
スキップ |
現在の要求に検査ポイントを挿入せずに、次の要求に進みます。 |
使用可能にする |
現在の要求に検査ポイントを挿入し、次の要求に進みます。 |
すべてを使用可能にする |
検査ポイントを、すべてのテスト要求 (有効範囲がテストの場合) またはすべてのページ要求 (有効範囲がページの場合) に挿入します。 |
デフォルトでは、コンテンツ検査ポイントに設定したストリングが、すべてのテストで使用可能になります。 このストリングを特定のテストのみで使用可能にするか、検査ポイントの作成時に表示されたストリングのリストをクリアするには、で「コンテンツ検査ポイント」セクションの設定を変更します。