条件論理の追加

IF-THEN ロジックをテストの一部に追加し、特定の条件に一致した場合にこれらの部分を実行するようにできます。

Citrix テスト・エレメントは、条件ブロックに組み込むことができます。

多くの場合、条件ブロックは参照の値に基づいて、ユーザー入力アクションを発行します。この参照はテスト内に存在しており、条件ブロックより先に位置している必要があります。条件ブロックが入力に使用する参照が存在しない場合、『参照またはフィールド参照の作成』の説明に従って、作成してください。

テストには、条件ロジックで使用するウィンドウ・イベントやユーザー入力アクションが既に組み込まれていることがあります。
  • この場合、手順の 2 番目のステップでウィンドウ・イベントとユーザー入力アクションを選択し、 「挿入」をクリックします。このようなテスト・エレメントが含まれている条件ブロックを追加する手順を以下で説明します。
  • その他の場合は、選択したトランザクション、画面、または SAP イベントの最後に空の条件ブロックを作成できます。オブジェクトをクリックしてから「追加」をクリックします。Citrix Performance Test では、このメソッドは推奨されません。
注: Citrix Performance Test の性質上、ユーザー・アクションが常に正しいコンテキストにあるようにイベントのシーケンスを保つことが重要です。Citrix Performance Test を手動で編集すると、ユーザー・アクションのコンテキストを壊し、同期タイムアウトおよび実行エラーを発生させる可能性があります。
条件ブロックを追加するには、以下のようにします。
  1. テスト・エディターでテストを開きます。
  2. テスト・エレメントを選択します。 選択したエレメントの前に条件ブロックが挿入されます。必要であればステップ 5 でエレメントをブロックにコピーします。
  3. ブロックにコピーするエレメントを複数選択するには、Shift キーまたは Ctrl キーを押しながらクリックします。 ステップ 6 で「Else」ブロックを追加した場合、「Else」ブランチにコピーする項目をこれらから 1 つ以上選択できます。条件ブロックを入力する前に、条件のすべてのブランチがテストのコンテキストと互換性があることが不可欠です。そうでないと、テストは正しく同期されません。
  4. 「挿入」をクリックし、「条件 (IF)」を選択します。
  5. 選択したエレメントを新しい IF ブロックに移動するかどうかの確認を求められます。「はい」または「いいえ」をクリックします。 「If」ブロックがテストに挿入されます。 例に示すように「はい」をクリックした場合、選択したエレメントは 「テスト・コンテンツ」エリアの「If」の下と「テスト・エレメント詳細」エリアの「Then」フィールドにコピーされます。
  6. 「Else」ブロックを追加するには、以下のようにします。
    1. 「テスト・コンテンツ」エリアの「If」 の下で、「Else」ブロックにコピーするエレメントを選択します。複数のエレメントを選択するには、Shift キーまたは Ctrl キーを押しながらクリックします。
    2. 右クリックして、「挿入」>「ELSE ブロック」を選択します。
    3. 選択したエレメントを新しい ELSE ブロックに移動するかどうかの確認を求められます。「はい」または「いいえ」をクリックします。 「Else」ブロックがテストに挿入されます。 例に示すように「はい」をクリックした場合、選択したエレメントは 「テスト・コンテンツ」エリアの「Else」の下と「テスト・エレメント詳細」エリアの「Else」フィールドにコピーされます。
  7. 「テスト・エレメント詳細」エリアの「条件」の下で以下の操作を行います。
    1. 「第 1 オペランド」フィールドで、ブロックの入力値 (「第 2 オペランド」と比較する文字列値を含む参照、または「以下の値を含む」演算子で使用されるフィールド参照) を選択するか、値を入力します。
    2. 「演算子」フィールド、2 つのオペランドを比較する基本を指定します。 2 つのオペランドが文字列であることに注意してください。
    3. 「第 2 オペランド」フィールドで、ブロックの入力値 (「第 1 オペランド」と比較する文字列値を含む参照) を選択するか、値を入力します。 デフォルトが使用されている場合 (両方のオペランド・フィールドが true に設定されており、 「演算子」フィールドが Equals に設定されている)、ブロックは常に処理されます。
  8. 「テスト・エレメント詳細」エリアの「オプション」の下で、チェック・ボックスを選択またはクリアして、必要な比較タイプを選択します。
関連タスク
マウス・アクションの編集
マウス・シーケンスの表示
キーボード・アクションの編集
ユーザー・コメントの編集
テストと画面区域の同期化
イメージ同期への値の追加
ユーザー・コメントの編集
ループの追加
トランザクションの追加

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