Siebel アプリケーションをテストするには、ワークベンチ・コンピューターに Siebel Test Automation および Microsoft C++ ランタイム・ライブラリーがインストールされている必要があります。
このタスクについて
注: Siebel アプリケーションは Windows でのみ実行されるので、Siebel テストも Windows でのみ実行されます。 Windows 以外のオペレーティング・システムで実行するようデプロイしたスケジュールに Siebel テストを追加しないでください。
注: Rational® Performance Tester 64 ビット・ワークベンチは、Siebel アプリケーションのテストをサポートしていません。
手順
Siebel アプリケーションのテストのための前提条件をインストールするには、以下のようにします。
- Siebel から、Siebel Test Automation ライブラリー ssdtcorr.dll を入手します。
- ssdtcorr.dll ファイルを、ワークベンチ・コンピューターのパス ...¥ibm¥sdp¥rpt¥external_files¥deployable¥siebel¥ にコピーします。...¥ibm¥sdp¥rpt¥ は、製品のインストール・ディレクトリーです。
Siebel Test Automation ライブラリーがインストールされていない場合、Siebel テストは失敗します。また、Siebel テストを編集すると、警告メッセージが表示されます。 ワークベンチ・コンピューターにライブラリーをインストールした後、このライブラリーは必要に応じて自動的に任意のリモート・ロケーションにデプロイされます。 ライブラリーは、Siebel テストを実行する任意のコンピューター上に存在している必要があります。
config.ini ファイルの rptExternal 変数を使用して、外部ファイルをどこにインストールしなければならないかを制御することができます。 デフォルトでは、rptExternal 変数は製品のインストール・ディレクトリーに設定されます。 .dll ファイルを別のロケーションにインストールする場合は、rptExternal 変数を編集します。
例えば、rptExternal 変数を e¥:¥¥ibm¥¥sdp¥¥rpt に設定した場合は、Siebel Test Automation ライブラリーが e:¥ibm¥sdp¥rpt¥external_files¥deployable¥siebel¥ にインストールされます。
パスでは、コロンと円記号の前に余分に円記号を使用してください。
- Microsoft C++ ランタイム・ライブラリー msvcr70.dll を、ワークベンチ・コンピューターの ssdtcorr.dll ファイルと同じディレクトリーにコピーします。 (必要に応じて、Microsoft Web サイトから msvcr70.dll ファイルを入手します。) ファイル名は大/小文字が区別され、すべて小文字でなければなりません。 ファイル名は MSVCR70.DLL ではなく、msvcr70.dll にする必要があります。 ワークベンチ・コンピューターの正しいディレクトリーに Microsoft C++ ランタイム・ライブラリーをインストールすると、このライブラリーは必要に応じて自動的に任意のリモート・ロケーションにデプロイされます。