TN3270 パフォーマンス・テストの記録

端末エミュレーション・クライアントから TN3270 テストを記録することができます。記録時に、記録ウィザードにより自動的に端末エミュレーション・クライアントが開始され、ソケット接続を介する画面および入力アクティビティーがすべて記録されます。

始める前に

TN3270 端末エミュレーション・プログラムがローカル・コンピューター上にインストールされていることを確認してください。

テストは、パフォーマンス・テスト・プロジェクトに保管されます。 ワークスペースにパフォーマンス・テスト・プロジェクトが含まれていない場合は、テスト作成ウィザードがプロジェクトを作成します。このプロジェクトの名前は変更することができます。特定プロジェクトにテストを保管する場合は、テスト記録前にそのプロジェクトが存在することを確認してください。

記録中のセッションが再生可能であることを確認してください。 つまり、記録したアクションをテストで再生した場合に、サーバーからの応答は同一になります。

手順

ソケット・テストを記録するには、以下の手順を実行します。

  1. 「パフォーマンス・テスト」パースペクティブで、「記録からの新規テスト」ツールバー・ボタン 「記録からの新規テスト」ツールバー・ボタン をクリックするか、「ファイル」 > 「新規」 > 「記録からのテスト」をクリックします。
  2. 「記録からの新規テスト」ウィザードで、「新規記録からテストを作成する」をクリックし、「TN3270 テスト (TN3270 Test)」を選択して、「次へ」をクリックします。 機密データを記録する場合は、「記録の暗号化レベル」を選択できます。
  3. 「ロケーションの選択」ページで、新規テストを保存するプロジェクトとフォルダーを選択し、テストの名前を入力して、「次へ」をクリックします。 必要に応じて、「親フォルダーの作成 (Create Parent Folder)」 「親フォルダーの作成 (Create Parent Folder)」アイコン をクリックして、新規プロジェクトまたはフォルダーを作成します。
  4. 「クライアント・アプリケーションの選択」ページで、テストの記録に使用するクライアント・プログラムのタイプを選択します。
    • 通常は、「IBM Personal Communication」または「Attachmate EXTRA! X-treme」を選択して、「次へ」をクリックします。

      必要に応じて、TN3270 セッションを開始するセッション・ファイルを指定します。

    • 他の TN3270 端末エミュレーション・ソフトウェアを使用している場合は、「管理対象アプリケーション (Managed Application)」を選択し、「次へ」をクリックします。

      「管理対象アプリケーション・オプション (Managed Application Options)」ページで、「参照」をクリックしてプログラム・パスを指定します。必要に応じて「作業ディレクトリー」を指定し、プログラムで必要なコマンド行引数を「引数」に入力します。

      プログラムがコマンド行インターフェースからのユーザー入力を必要とする場合は、「ユーザー入力用のコンソールをオープンしてください」を選択します。

  5. 初めてソケット API パフォーマンス・テストを記録する場合は、「プライバシーに関する警告」を読み、「同意」を選択して続行します。
  6. 「完了」をクリックして記録を開始します。 TN3270 端末プログラムの開始と共に、「進行状況」ウィンドウが開きます。
  7. TN3270 端末プログラムを使用してテストするアクションを実行します。 「レコーダー・テスト注釈」ツールバーを使用して、コメントの追加、同期の記録、または記録中の画面キャプチャーの取得を行うことができます。
    • 記録したテストにコメントを追加するには、「コメントの挿入」アイコン 「コメントの挿入」アイコン をクリックします。
    • 記録したテストに画面キャプチャーを追加するには、アイコン 「画面のキャプチャー」アイコン 「画面のキャプチャー」をクリックします。画面およびウィンドウをキャプチャーすることにより、テストが読みやすくなり、記録されたテストを視覚化できるようになります。 画面キャプチャーの設定を変更したり、イメージにコメントを追加したりできます。
    • 記録にテスト同期を手動で追加するには、「同期の挿入 (Insert synchronization)」アイコン 「同期の挿入 (Insert
synchronization)」アイコン をクリックします。
    • 記録にトランザクション・フォルダーを手動で追加するには、「トランザクションの開始」アイコン 「トランザクションの開始」アイコン および「トランザクションの停止 (Stop Transaction)」アイコン 「トランザクションの停止 (Stop Transaction)」アイコン をクリックして、トランザクションを開始および停止します。
    • 記録したテストに分割ポイントを挿入するには、「分割ポイント」アイコン 「分割ポイント」アイコン をクリックします。分割ポイントを使用することで、単一の記録から複数のテストを生成することができ、スケジュールとは異なる順序で各テストを再生できます。テストの分割について詳しくは、『記録中のテストの分割』を参照してください。
  8. プログラムのテスト・アクションが完了したら、レコーダーを停止します。 この操作を行うには、TN3270 端末プログラムを閉じるか、「レコーダー・コントロール」ビューの「停止」プッシュボタン 「停止」アイコン をクリックします。 テストの生成と共に、「進行状況」ウィンドウが開きます。完了すると、「レコーダー・コントロール」ビューに、テスト生成が完了しました というメッセージが表示され、テスト・ナビゲーターがテストをリスト表示して、テスト・エディター内でそのテストが開きます。

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