SAP 要求応答時間は、ユーザーがサーバーに要求を送信した時点から、サーバーが応答した時点までの遅延を測定します。 応答時間データはサーバーから提供されます。 応答時間しきい値に検査ポイントを設定することができます。 テストでしきい値を上回る応答時間が得られた場合、検査ポイントは不合格になります。
始める前に
SAP テスト生成設定で
「SAP 要求応答時間しきい値の検査ポイント」オプションを選択した場合、すべての SAP サーバー要求エレメントに応答時間検査ポイントが組み込まれます。 デフォルトのしきい値は、記録された応答時間に乗数を適用することで計算されます。 デフォルトの乗数は、SAP テスト生成設定で変更できます。 応答時間測定は、SAP サーバー要求エレメントに表示されます。これは SAP 画面の最後のエレメントです。
手順
応答時間検査ポイントを定義するには、以下の手順を実行します。
- テスト・エディターの「テスト・コンテンツ」エリアで、SAP 画面エレメント内の SAP サーバー要求エレメントを選択します。
- 「テスト・エレメント詳細」で「検査ポイントを使用可能にする」を選択し、「応答時間のしきい値」をミリ秒単位で入力します。 テストでしきい値を上回る応答時間が得られた場合、検査ポイントは不合格になります。