Citrix テスト生成設定の変更

Citrix イベントをパフォーマンス・テスト・エレメントに変換する方法を変更できます。

手順

  1. 「ウィンドウ」 > 「設定」をクリックします。
  2. 「設定」リストで「テスト」を展開し、「Performance Test 生成」を展開して「Citrix テスト生成」をクリックします。
  3. 変更する設定を選択します。
    記録最適化オプション
    この設定では、生成されるテストでマウス・イベントやウィンドウ・イベントをどのように解釈するかを指定します。
    ウィンドウのアクティブ化の記録
    一連の類似するアクションが検出された際に、ウィンドウのアクティブ化アクションをまったく記録しないようにするか、最後のものだけを記録するか、それともすべてを記録するかを指定します。
    • 「なし」にすると、ウィンドウのアクティブ化イベントが記録されなくなります。
    • 「最後」にすると、連続する一連のウィンドウ・イベントのうち、最後のものだけが記録されます。 冗長なウィンドウ・アクティブ化アクションは記録されません。
    • 「すべて」にすると、一連のイベントがすべて記録されます。
    マウス移動の記録
    この設定では、記録するマウス移動イベントを指定します。 デフォルトの設定は「関連箇所」です。
    • 「すべて」にすると、生成されるテストでの連続する一連のマウス移動が記録されます。
    • 「関連箇所」にすると、吹き出しテキストなどの応答を生成するマウス移動だけが記録されます。
    • 「最初と最後」にすると、簡略化されたマウスの移動アクションが記録されます。
    自動生成
    以下の設定により、テスト記録後に自動的に生成されるテスト・エレメントが指定されます。
    ウィンドウ・タイトルの変更ごとの検査ポイント
    このオプションが使用可能に設定されていると、キャプションが変更されたときは常にウィンドウ・タイトル検査ポイントが生成されます。 このオプションが使用不可に設定されていると、新規ウィンドウが作成されたときにのみウィンドウ・タイトルが検査されます。 デフォルトでは、このオプションは使用不可に設定されています。
    メイン・ウィンドウの応答時間
    このオプションが使用可能に設定されていると、記録されたすべてのメイン・ウィンドウ作成イベントについて、応答時間測定が生成されます。 メイン・ウィンドウは、テストのコンテンツ・ツリーの最上位に作成され、ユーザー・アクションを含むウィンドウです。 生成された応答時間測定は、ウィンドウ作成イベント直前のキーボード・アクションまたはマウス・アクションにより開始されます。 デフォルトでは、このオプションは使用可能に設定されています。
    ウィンドウ・イベント同期基準
    このオプションでは、ウィンドウの位置、サイズ、またはタイトルの認識を使用不可にします。 テストの実行と実行の間、またはテストの実行中にウィンドウの位置、サイズ、またはタイトルが変わるためにテストで同期タイムアウトが発生する場合は、これらのオプションのいずれかを使用不可にしてください。
    デフォルトのテストの実行遅延
    このページでは、テスト・クライアントのデフォルトのキーボード遅延およびマウス遅延が指定されます。 イベントが正しく実行されない問題が発生する場合以外は、これらの設定を変更しないでください。
    同期タイムアウトの遅延
    テスト実行中にウィンドウ・イベントまたはイメージ同期エレメントが認識されない場合に、タイムアウト・エラーが生成されるまでの遅延時間です。 デフォルト値は 15 000 ミリ秒です。 指定された遅延時間は、条件付きとして設定されている同期に使用されます。 必須同期では、指定された遅延時間の 3 倍の遅延時間を使用します。 オプション同期では、2 秒に固定された遅延時間を使用します。
    注: 生成されたテストでは、特定のウィンドウ作成イベントの「同期タイムアウトのオーバーライド」は、対応する記録された時間がこの設定で指定された時間より大きい場合にのみ有効になり、その記録された時間が使用されます。
    考慮時間が x ミリ秒より少ない場合は、次の値で置換します:
    2 つのイベントの間の遅延時間が指定された制限を超えている場合、考慮時間として処理されます。 遅延時間が制限を下回る場合、テスト・ジェネレーターにより、考慮時間は以下のいずれかの遅延時間に置換されます。 考慮時間とは、仮想ユーザーがアクションを実行するまでの遅延時間です。 デフォルトの制限は 20 000 ミリ秒です。
    注: 生成されたテストでは、特定のユーザー・アクションの考慮時間は、記録された考慮時間がこの設定で指定された値より大きい場合にのみ、有効になります。
    クリックでマウス・ボタンを押してから放すまでの遅延
    マウス・ボタンを押すアクションとマウス・ボタンを放すアクションを使用してマウス・クリック・アクションを生成するときに使用されるデフォルト遅延時間です。 デフォルト値は 20 ミリ秒です。
    ダブルクリックでの 2 つのマウス・クリック間の遅延
    2 回のマウス・クリック操作を使用してダブルクリック・アクションを生成するときに使用されるデフォルト遅延時間です。 デフォルト値は 50 ミリ秒です。
    ストロークでマウス・ボタンを押してから放すまでの遅延
    キーを押すアクションやキーを放すアクションでキー・ストローク・アクションを生成する際に使用するデフォルト遅延時間です。 デフォルト値は 20 ミリ秒です。
    テキスト入力での 2 つのキーボード・ストローク間の遅延
    複数のキー・ストローク・アクションを使用してテキスト入力アクションを生成するときに使用されるデフォルト遅延時間です。 デフォルト値は 50 ミリ秒です。
    デフォルトの OCR 設定
    このページでは、イメージ同期における光学式文字認識によるテキスト抽出の設定を指定します。 良好な結果を得るためには、さまざまな設定を試みる必要があります。 これらの設定は、新しいイメージ同期のデフォルトの振る舞いを定義します。 テスト・エディターで「OCR 設定」を変更することにより、イメージ同期エレメントの振る舞いを個別に変更することができます。
    OCR デフォルト言語
    これは、テストしているアプリケーションで使用されている語を認識するのに使用する辞書の言語です。 この設定は、テスト・エディター内のイメージ同期エレメントで使用可能な言語のサブセットを定義します。
    OCR デフォルト・ズーム係数
    これは、画像に適用される拡大係数です。 デフォルト設定は、標準のフォント・サイズの中間です。 このズーム係数は、小さいフォントの認識度を向上させる場合は大きくし、大きいフォントの場合は小さくします。
    OCR デフォルト輝度
    これは、画像に適用される輝度レベルで、0 から 250 までの間で指定します。 デフォルトの設定は、テキスト用の 70 で、コントラストは普通です。 暗い画像の認識度を高めるには輝度設定を大きくし、明るい画像の場合は小さくします。
    OCR デフォルト認識率
    これは、抽出されたストリングを予期されたテキストに一致させるために必要な認識率です。 認識されたテキスト内の不一致文字の比率が高くなるのを容認する場合、この認識率を小さくします。 デフォルトは 100% で、これは完全一致が必要であることを意味します。
  4. 設定の変更後、「適用」をクリックします。

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