テストの記録後に、テストをより小さなテストに分割できます。 テストの分割によって、より小さなテストのモジュール式の構成要素を作成して、それらを組み合わせてより大きなテストを作成できます。 元のテストは変更されません。 これらの構成要素を、ループや条件を含むスケジュールに再度結合することができます。
始める前に
スケジュールで分割テストを再利用する際、ソケット接続およびクローズ・エレメント
など、一般的なテスト構造の整合性が取れていること
を確認する必要があります。 例えば、すべてのソケット送信エレメントおよび
ソケット受信エレメントの先頭に対応するソケット接続があり、後にソケット・クローズ・エレメントがあることを確認してください。 分割テストがスケジュールに再結合されている場合は、正しい順序でそれらを配置する必要があります。
手順
- テスト・ナビゲーターで、テストを参照し、ダブルクリックします。テストが開きます。
- テスト内のソケット送信エレメントおよびソケット受信エレメントを右クリックし、
「テストの分割」を選択します。 クリックしたページは新規テストの先頭ページになります。
- 「新規テストの名前」ウィンドウで、分割のロケーションを確認し、オプションで分割テストの名前および説明を指定して、「次へ」を
クリックします。
- 「テストの分割」ウィンドウで、分割の結果として実行される変更を分析し、
「完了」をクリックします。
例
例えば、以下のアクションを含むテストを記
録できます。
- サーバーへのログオン。
- サーバー上でのエントリーの作成と、エントリーの除去。
- エントリーの編集、変更が実行されたことの検査、およびエントリーの復元。
- サーバーからのログオフ。
続いて、テストを、ログオン、作成、編集、ログオフの 4
つの部分に分割します。 データプールから選択された仮想ユーザーを実行するスケジュールを
作成します。 各仮想ユーザーは、「ログオン」テストを実行し、
作成と編集のテストのさまざまな組み合わせを実行して、最終的に「ログオフ」テストを実行します。