キーボード・アクションの編集

キーボード・アクションを編集し、Citrix サーバーとのキーボードによる対話方法を手動で指定できます。

始める前に

キーボード・アクションは、テキスト入力やキーボード・ショートカットなど、キーボードを使用した低レベルのユーザー・アクションを記述します。 キーボード・アクションは、ウィンドウ・イベント内部でのみ追加できます。

ほとんどの場合、テストで記録されたキーボード・アクションを使用します。 記録処理は、複数のキー押下操作をテキスト入力アクションにリファクタリングしようとします。 ただし、場合によっては、冗長なキーボード・アクションや記録が不十分なキーボード・アクションを手動でリファクタリングする必要があります。 例えば Hello というテキスト入力ストリングは、Shift キーを押す操作、H キーを押す操作、Shift キーを放す操作、E キーのストローク操作、および llo のテキスト入力操作として記録されます。 キーボード・アクションをテキスト入力に手動でリファクタリングすることで、データプールの変数および参照のテキストを処理できます。

注: Citrix テストには低レベルのユーザー入力と同期が含まれているため、小さな変更が原因でテストが機能しなくなることがあります。 これらのテストを編集する際は、必ず、同じように機能するかどうかを確認してください。

手順

  1. テスト・エディターでテストを開きます。
  2. ウィンドウ・イベントを展開します。
    • キーボード・アクションを編集するには、「テスト・コンテンツ」エリアでアクションを選択します。
    • 特定の場所にキーボード・アクションを新規に作成するには、アクションを選択し、 「挿入」および「Citrix キーボード」をクリックします。
  3. 「テスト・エレメント詳細」エリアで、アクションのタイプを指定します。
    • キー・ストローク: キーを押してから放す操作を示します。
    • キーを押す: キーを押してそのままにする操作を示します。
    • キーを放す: 押したキーを放す操作を示します。
    「キー・コード」フィールドには、Windows オペレーティング・システムにより解釈されたキー・コードが表示されます。このキー・コードは、「文字」フィールドで変換されます。 Ctrl キー、Shift キー、または Alt キーも押されるかどうかを指定するには、修飾子を使用します。
  4. 1 回のキー・ストロークでは入力できない Unicode 文字を手動で入力するには、「文字の編集」エリアを使用します。 入力フィールドを選択し、キーボード上で文字を入力します。 「キー・コード」「文字」フィールドに、対応する文字が表示されます。
    注: ワークベンチにはキーボード・ショートカットとして使用されているキーの組み合わせがあります。 このような組み合わせがインターセプトされ、「文字」フィールドに特定の文字が表示される代わりに、不適切なアクションが実行されることがあります。
  5. キーボード・イベントに考慮時間を指定できます。 これは、ユーザーが現行イベントを開始する前に費やす時間をエミュレートします。

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