SAP バッチ入力テストでは、各仮想テスターが SAP GUI クライアントを実行する必要がない状態で、サーバーへの負荷を生成できます。これは、パフォーマンス・テストで特に役立ちます。通常、テスト・コンピューターがシミュレートできるユーザー数は、SAP GUI 仮想テスターよりもバッチ入力仮想テスターのほうがはるかに多いためです。
ただし、SAP バッチ入力テストには検査ポイントを含めることができません。また、SAP バッチ入力テストのみではパフォーマンス結果が生成されません。そのため、通常は、スケジュール内でバッチ入力テストと SAP GUI テストを組み合わせて使用して、サーバー上での負荷を上げます。実際のテスト結果は、SAP GUI テストによって生成されます。