Windows サービスを使用して、テスト・ワークベンチからアダプター・アクティビティーを接続、切断、および表示できます。
始める前に
テスト・ワークベンチでアダプターを構成します。
Rational Quality Manager アダプターの構成を参照してください。
Windows のアダプター・サービスを利用するには、コンピューターに Microsoft .NET
Framework 2.0 以降が必要です。
以下のようにして、アダプター・ワークスペース・ディレクトリーを構成します。
- rpt_install_dir ¥RPT-RST_RQMAdapter¥config¥
ディレクトリーから adapter.config ファイルを見つけます。ここで、rpt_install_dir はテスト・ワークベンチのインストール・ディレクトリー (C:¥Program Files¥IBM¥SDP など) です。
- adapter.config ファイルの WORKSPACE_DIR 変数を編集して、アダプターが使用するのと同じテスト・ワークスペースを指定するようにします。例えば、WORKSPACE_DIR= C:¥Documents and
Settings¥username¥IBM¥rationalsdp¥my_adapter_workspace と指定します。
このタスクについて
テスト・ワークベンチをインストールするとき、アダプターも Windows サービスとしてインストールします。
デフォルトでは、サービスは手動で開始するよう設定されています。
注: - アダプターがサービスとして開始されると、IBM Rational Test Workbench の Web UI テストは IBM Rational Quality Manager から実行できません。
- アダプターを Windows サービスとして実行している間は、テスト・ワークベンチを同じワークスペースで開かないでください。 これを行うと、アダプターがテスト・スクリプトを実行する機能を妨げる場合があります。 構成済みのワークスペースでワークベンチを開く前に、アダプターを停止してください。
手順
- Windows サービス・マネージャーを開きます。
- サービスを開始するには、「IBM RTW-RPT-RST
adapter for RQM」を右クリックし、「開始」をクリックします。 アダプターは、IBM Rational Test Workbench、IBM Rational Performance Tester および IBM Rational Service Tester for SOA Quality で同じです。
- サービスを停止するには、「IBM RTW-RPT-RST adapter for RQM」を右クリックし、「停止」をクリックします。
次のタスク
オプションで、サービスが自動的に開始するように構成できます。これを行うには、アダプターのリストを右クリックして「プロパティ」を選択し、スタートアップの種類で「自動」 を選択します。この設定により、コンピューターを再始動したときにアダプターが自動的に開始し、ユーザーのログインは必要ありません。
アダプターをサービスとして実行するとき、状況は install_dir¥RPT-RST_RQMAdapter¥logs¥adapter.log ファイルに出力されます。
また、install_dir¥RPT-RST_RQMAdapter¥bin¥ ディレクトリーにナビゲートして RQMAdapter.bat STATUS コマンドを実行することによっても、状況を出力できます。