IBM® Rational® Quality Manager からテストを実行する前に、正常な接続を確立できるように Rational Quality Manager アダプターを構成する必要があります。
始める前に
Rational Quality Manager アダプターを構成するには、以下の情報が必要です。
- Rational Quality Manager サーバーの URL。
- Rational Quality Manager のユーザー・アカウントにアクセスするためのログインおよびパスワード。
このユーザー・アカウントは、Rational Quality Manager 内に存在して、コネクター・クライアント・アクセス・ライセンスを持つ必要があります。また、アダプターがアクセスするプロジェクト・エリアに、プロジェクトに対する書き込みアクセス権を付与する役割を指定してユーザー・アカウントを追加する必要があります。デフォルトのテスト・チーム・メンバーの役割をお勧めします。
ユーザー・アカウントの作成については、
Rational Quality Manager Knowledge Center を参照してください。
プロキシー・コンピューターを介して Rational Quality Manager に接続するには、そのプロキシー・コンピューターのホスト名、ポート番号、ユーザー名、およびパスワードがわかっていなければなりません。
Kerberos 認証モードを使用して Rational Quality Manager に接続するには、Kerberos 構成ファイルが必要です。このファイルは、コンピューターで Kerberos をセットアップした後に自動的に作成されます。ファイル名と場所はプラットフォームによって異なる可能性があります。一般的に Windows コンピューターでは、このファイルは C:/Windows/krb5.ini です。
手順
- テスト・ワークベンチで、をクリックします。
- 「サーバー URL」に、Rational Quality Manager サーバーの
URL を入力します。URL を https://server name:port number/context root の形式で入力します。ここで、server name は、ホスト・ファイルで指定した Rational Quality Manager サーバーのホスト名です。例えば、https://RQM01:9443/qm と入力します。
注: Rational Quality Manager サーバーの名前が変更された場合、以下の手順を完了してください。
- ホスト・ファイルに Rational Quality Manager サーバーの項目がある場合、新規のサーバー名で更新します。
- 「サーバー URL」フィールドを新規のサーバー名で更新します。
- アダプターを再構成し、新規の URL を指すようにします。
- 「ログイン」および「パスワード」に、Rational Quality Manager ユーザー・アカウントの ID およびパスワードを入力します。
- 「アダプター名」に、このワークステーション内で Rational Quality Manager アダプターを識別する固有の名前を入力します。
デフォルトでは、アダプターはコンピューターの名前を使用します。
- アダプターの接続先のプロジェクト領域が、デフォルトの Rational Quality Manager プロジェクトと異なる場合は、接続先のプロジェクト名を入力します。
- オプション: プロキシー・コンピューターを介して接続するには、「プロキシーを使用可能にする」チェック・ボックスを選択して、そのプロキシー・コンピューターのホスト名、ポート番号、ユーザー名、およびパスワードを指定します。
- Kerberos 認証モードを使用して接続するには、「Kerberos を有効にする」チェック・ボックスを選択して、Kerberos 構成ファイルを指定します。
- 「OK」をクリックして構成を保管します。
次のタスク
これで、
Rational Quality Manager に接続するために、ワークベンチまたはコマンド行から、または Windows サービスとしてアダプターを開始できます。
注: IBM Rational Test Workbench Web UI Tester のテストを Rational Quality Manager から実行するには、ワークベンチまたはコマンド行からアダプターを開始する必要があります。