AddAndroidApp.jar コマンド行ツールを使用して Android アプリケーションをテスト・ワークベンチに追加する処理を自動化することができます。
このツールは Android ウェルカム・ページからダウンロードできます。このツールは、
テスト対象アプリケーションをインスツルメントした後、テスト・ワークベンチに追加します。
手順
- テスト・ワークベンチ を開始します。
- テスト・ワークベンチで、「ワークベンチ URL の表示」アイコン
をクリックし、表示されるリンクを使用してワークベンチ URL をクリップボードにコピーします。
- そのリンクを Web ブラウザーに貼り付けます。
- Rational® Test Workbench のモバイル・ウェルカム・ページが開いたときは、
「Android の手順を進める (Proceed with Android instructions)」をクリックします。
- 「コマンド行ツールを使用して、テスト対象の Android アプリケーションをワークベンチに追加」の下にある
「ステップを表示」をクリックします。
- リリース 6 以降の JDK または JRE がコンピューターにインストールされていることを確認します。次に、
「ここをクリックしてダウンロード (Click here to download)」をクリックして AddAndroidApp.jar をダウンロードします。ダウンロードしたファイルはローカル・フォルダーに保存します。
- jar ファイルをダウンロードしたローカル・フォルダーに移動します。
- 以下のように AddAndroidApp.jar を実行して、
ファイルに対する必須パラメーターおよびオプション・パラメーターの説明を表示します。
java -jar AddAndroidApp.jar
注: AddAndroidApp.jar ファイルは、
正常に実行されると終了コード 0 を返します。
- 以下のように AddAndroidApp.jar を実行して AUT
(Calculator.apk など) をインスツルメントし、テスト・ワークベンチに追加します。
java -jar AddAndroidApp.jar -w http://192.0.2.24:7878 C:¥MyAndroidApps¥Calculator.apk
AddAndroidApp.jar を実行すると、
以下の 3 つの新しい .apk ファイルが作成されます。
- I-original apk name.apk -
記録対応アプリケーション
- R-original apk name.apk -
再生対応アプリケーション
- T-original apk name.apk -
アプリケーションのテスト・エンジン
.apk ファイルおよび Android ビルド・チェーンについて詳しくは、テスト・ワークベンチによる Android アプリケーションのテスト方法を参照してください。追加の例およびコマンド・ライン引数については、AddAndroidApp.jar スクリプトを参照してください。
- 以前のバージョンの AUT のテストを自動的に更新して最新バージョンの AUT を使用させるには、
をクリックし、「アプリケーションの追加時のテスト・スイート・リファクタリング」に対して「常時」を選択します。