ロケーション・テンプレートは、オペレーティング・システムのイメージ・タイプ、データ・センターのロケーション、クラウドでホストされるエージェント仮想マシンのホスト・タイプといった仮想マシン属性を定義します。ロケーション・テンプレートを作成したら、クラウド・スケジュールの作成時にそのロケーション・テンプレートをスケジュールに関連付けて、スケジュールの実行に使用するエージェント仮想マシンの数を指定します。
このタスクについて
ダラスのデータ・センターのユーザー・グループとパリのデータ・センターの別のユーザー・グループなど、地理的に異なるロケーションにある仮想テスターでクラウド・スケジュールを実行する場合、複数のロケーション・テンプレートを作成してそれらを 1 つのクラウド・スケジュールに関連付けることができます。エージェント仮想マシンのデータ・センターを選択する際は、データ・センターとご使用のアプリケーションのロケーションの間の距離や、データ・センターに到達するためにかかるホップ数によって、応答時間に差が出る点に注意してください。
選択したホスト・タイプによっても、応答時間は変わります。共有ハイパーバイザーでは、基盤となるハードウェアが他の多くのゲスト・オペレーティング・システムと共有される可能性があるため、監査ユーザー・グループを追加して応答時間の正確性を確保することが重要です。専用ハイパーバイザーでは、ハードウェアは他のオペレーティング・システムと共有されません。ベア・メタル・コンピューターとは、完全に専用のハードウェアを意味します。ホスト・タイプの選択は、クラウドでのスケジュール実行のコストに影響します。
次のタスク
クラウド・スケジュールを作成して、ロケーション・テンプレートをスケジュールに関連付けることができます。