USB 接続されたデバイスが Windows コンピューター上で USB コントローラーによって検出されるためには、このデバイスが Android デバッグ・ブリッジ (adb) によって検出される必要があります。adb は、Android SDK ダウンロードの一部としてダウンロードでき、テスト・ワークベンチを実行しているコンピューターにインストールできます。Android SDK の現在のダウンロード・ページは『Get the Android SDK』ですが、このページの場所は今後変更される可能性があります。
必要に応じて、ご使用のデバイスに固有の USB ドライバーをダウンロードし、インストールします。詳しくは、http://developer.android.com/tools/extras/oem-usb.html またはデバイス・ベンダーの Web サイトを参照してください。
Android USB コントローラーを開始するには、テスト・ワークベンチを開き、 をクリックします。Android SDK のロケーションを参照するには、「適用」をクリックし、「すぐに開始」をクリックします。
コントローラーが開始されると、現在接続されているデバイスと実行されているエミュレーターのリストが取得され、以下に示すように、モバイル・テスト・クライアントをインストールするように求められます。
次に、モバイル・テスト・クライアントを開始するように求められます。
モバイル・テスト・クライアントのホーム・ページの下部にあるアイコンは、モバイル・テスト・クライアントが USB コントローラーによってテスト・ワークベンチに接続されていることを示しています。
Android USB コントローラーは、Windows システム・トレイ内で開始されます。
Windows では、テスト・ワークベンチのシステム・トレイ・アイコンを右クリックして、使用可能なデバイスとエミュレーターを確認し、モバイル・テスト・クライアントをインストールおよび開始し、設定を変更します。(Macintosh コンピューターでは、左クリックを使用できます。)
デバイスが接続されていない場合またはエミュレーターが停止している場合、対応するメニュー項目は削除されます。
このメニューは、各デバイスまたはエミュレーターで使用可能な操作を表示します。特定のデバイス (例えば、asus Nexus 7) のメニューを選択するときには、4 つの使用可能な操作があります。
このメニューを使用すると、すべての接続されているデバイスとエミュレーター上で同じ操作を実行できます。
「設定」メニューには、以下の操作が含まれています。
Android デバッグ・ブリッジを一定の期間にわたって集中的に使用し続けると、その信頼性が低下することがあります。「トラブルシューティング」メニューの「Android デバッグ・ブリッジ・サーバーのリセット」メニュー項目を使用すると、adb サーバーを kill できます。他のコマンドを実行しても効果がない場合、または予期される結果が得られなくなった場合は、サーバーを kill できます。
また、Android エミュレーターがどのコマンドおよびユーザー入力にも応答しなくなった場合、あるいはエミュレーターで接続エラーまたはハングが発生した場合は、エミュレーター・ウィンドウを閉じ、AVD (Android 仮想デバイス) マネージャーから再起動します。
「終了」メニューは、USB コントローラーを終了します。すべての USB 接続およびサイレント・インストール機能が失われます。ワークベンチ設定ページからコントローラーを再始動する必要があります。
リモート・テスト・ワークベンチ・ホストからモバイル・テスト・クライアントをインストールし、モバイル・テスト・クライアントとテスト・ワークベンチの間の接続をセットアップするには、コマンド行から UsbController.jar を使用します。コマンド行引数のリストについては、ワークベンチがリモートである場合の Android クライアントのインストールと構成を参照してください。