複数のエージェントを使用してスケジュールを実行すると、長い負荷テストの実行中にエージェントが失われる可能性があります。 エージェントが失われるのは一般的ではなく、コンピューターのメモリーを使い果たした場合など、一部の極端なケースで発生します。エージェントが失われると、デフォルトでは、スケジュールは停止されます。この方法でスケジュールが停止された場合、スケジュールを実行する前に、エージェントの損失の原因を修正するか、またはさらにエージェントを追加する必要があります。失われたエージェントなしでスケジュールの実行を続行するには、スケジュール・エディターで「拡張」タブをクリックし、「エージェントの喪失時に実行を停止」チェック・ボックスをクリアします。通常、エージェントはエージェント間で負荷を分割しています。したがって、失われたエージェントがいないままスケジュールを実行すると、予測不能な結果が生じる可能性があります。 セグメント化されたデータプールを使用している場合に、失われたエージェントがいないままでスケジュールを実行した場合、データは存続しているエージェント間で再配布されません。また、スケジュールに複数のステージがある場合、デフォルトでは、ユーザー・ロードは次のステージで存続しているエージェント間で分散されます。ただし、「現行ステージの喪失ユーザーを置換」チェック・ボックスが選択されている場合、ユーザー・ロードは、現行ステージ内で存続しているエージェント間で均等に分散されます。このチェック・ボックスがクリアされており、ステージの実行中に終了できるユーザーのパーセントが指定されている場合、ユーザー・ロードは次のステージで存続しているエージェント間で分散されます。 スケジュール実行内のエージェントの喪失は、パフォーマンス・レポートに記録されます。
不完全なページ・ヒットを発生させずにテストを正常に停止するには、「停止が要求された場合にアクティブなアクションの完了を許可」チェック・ボックスを選択します。
で実行の状況を示す E メール通知を受信するには、
で E メールのプロパティーを指定します。テストまたはスケジュールの実行後に、「パフォーマンス・テストの実行」ビューが開きます。このビューでは、選択された結果に関するコメントを追加したり、スケジュールの実行に使用された設定を表示したりすることができます。コメントを追加するには、「パフォーマンス・テストの実行」ビューの左下のパネルで「ユーザー・コメント」をクリックします。入力したコメントは、パフォーマンス・レポートの「要約」ページに表示されます。スケジュール実行に使用された設定を表示するには、「スケジュール設定」をクリックします。 「パフォーマンス・テストの実行」ビューの「スケジュール設定」ページが表示され、実行に使用された統計ログ設定およびテスト・ログ設定が示されます。