ある IBM® Rational® Asset Manager リポジトリーの一部を別の Rational Asset Manager リポジトリーにコピーするには、ライブラリーをエクスポートして別のリポジトリーにインポートします。
ライブラリーをインポートした後に、そのライブラリーを有効にして、そのアセットとメタデータをリポジトリー上でアクティブにします。
始める前に
リポジトリー・ライブラリーで作業するには、リポジトリー管理者である必要があります。
このタスクについて
この手順に従って、リポジトリー・モデル全体をライブラリーとしてインポートすることもできます。
手順
ライブラリーをインポートして有効にするには、以下のようにします。
- Rational Asset Manager の Web クライアントにリポジトリー管理者としてログオンします。
- 「管理」をクリックします。
- 「リポジトリー管理」サイドバーで、「ライブラリー」をクリックします。
- ライブラリーをまだインポートしていない場合は、ステップ 4 に進みます。
- 有効にするライブラリーがリポジトリー内にある場合は、ステップ 5 に進みます。
- ライブラリーの .zip ファイルをインポートするには、以下のようにします。
- 「ライブラリーのインポート」セクションで、「参照」をクリックします。
- エクスポートしたライブラリーの .zip ファイルを見つけて選択します。
- 「インポート」をクリックします。
- プロンプトが表示されたら、ライブラリーのわかりやすい名前とバージョン番号を入力します。
ライブラリーはリポジトリーにインポートされますが、有効にはなっていません。
ライブラリーの情報ページが開きます。
- ライブラリーのアセットとメタデータの構造をリポジトリー内で使用可能にするには、そのライブラリーを有効にします。
- ライブラリーを有効にして、そのアセットとメタデータの構造を使用可能にし、ライブラリーとの関連付けも維持するには、「ライブラリー・アクション」サイドバーで「使用可能にする」をクリックします。
- アセットとメタデータの構造をリポジトリーで使用可能にし、これらがライブラリーによって管理されないようにするには、リポジトリー・ライブラリーの関連付けの解除を参照してください。
- 必要に応じて、リポジトリーや他のライブラリーとの競合を解決します。
- 有効になっている他のライブラリーとの競合や、リポジトリー上でアクティブになっているがライブラリーによって管理されていないアセットやメタデータとの競合を確認します。 他のライブラリーと競合する場合は、有効にするライブラリーの要素によって他のライブラリーの要素が置換されます。
リポジトリー上のアセットやアセット・メタデータと競合する場合は、有効にするライブラリーの要素によってリポジトリー上のこれらの情報が上書きされます。
重要: 有効にするライブラリー内のアセットまたはアセット・メタデータがリポジトリー上にあり、別のライブラリーによって管理されていない場合は、有効にするライブラリーによってリポジトリー上のこれらの情報が上書きされます。
例えば、リポジトリーに存在するカテゴリー・スキーマ Best Practices のライブラリーをインポートする場合、そのライブラリーに関連付けられている Best Practices のバージョンによって、リポジトリーに現在存在するスキーマが上書きされます。
この処理を取り消すことはできません。
ライブラリー間の競合が存在する場合は、有効にするライブラリー内のアセットまたはメタデータによって、他のライブラリーの既存要素が置換されます。
この処理を取り消すには、他のライブラリーを有効にするか、関連付けを解除するか、元に戻します。
- ライブラリーを有効にするには、「使用可能にする」をクリックします。
次のタスク
ライブラリーをインポートまたは作成して有効にしたら、バージョンを適用して、そのアセットやメタデータを継続的に管理できます。