IBM® Rational® Asset Manager のライフサイクルに必要な IBM Rational Team Concert サーバーを手動で構成できます。
始める前に
Rational Team Concert サーバー・アプリケーションを Rational Asset Manager と共に使用できるよう構成するには、アプリケーションをアプリケーション・サーバーにデプロイし、データベースに接続する必要があります。IBM WebSphere® Application Server を使用している場合は、サーバー・セットアップ・アプリケーションによりこの手順が実行されます。
Rational Team Concert 用の Tomcat サーバーが実行中である必要があります。
手順
- Tomcat およびご使用のオペレーティング・システムに適切なアーカイブ上で、アプリケーション・ファイルを取得します。アプリケーション・ファイルは、archive_extract_location/apps/tomcat/ フォルダーにあります。
- インストール・メディアで、archive_extract_location/apps/tomcat/RTC-server.zip ファイルを見つけます。
- RTC-server.zip を、ハード・ディスク上のロケーション (この説明では、rtc_install_dir で示されます) に解凍します。
- Web ブラウザーで、Rational Team Concert の管理 Web インターフェース (https://machine_name:secure_port/jazz/admin/) を立ち上げます。 https であることに注意してください。つまり、接続は保護されている必要があります。
- Rational Team Concert 管理者用のユーザー ID およびパスワードを使用してログインします。 それまでに Rational Team Concert にログインしているユーザーがいない場合は、アプリケーション・サーバーの管理者用ユーザー ID とパスワードを使用します。
- Rational Team Concert の新規インストールを使用している場合: Rational Team Concert 用に管理ユーザーを構成します。
- 「サーバー状況情報の取り出し」に関するエラーが表示された場合は、データベース・サーバーとアプリケーション・サーバーの両方をシャットダウンして再始動し、再度ログインします。
- Rational Team Concert 管理 Web インターフェースで、「ユーザー管理」をクリックします。 外部レジストリーが構成されていないことに関するエラーはすべて無視します。
- 「ユーザーの作成」をクリックします。
- 以下の詳細を入力します。
- ユーザー名: アプリケーション・サーバー管理者のユーザー ID
- ユーザー ID: アプリケーション・サーバー管理者のユーザー ID
- E メール・アドレス: アプリケーション・サーバー管理者の有効な E メール・アドレス
- 「クライアント・アクセス・ライセンス」セクションで、「Rational Team Concert - 開発者 (Rational Team Concert - Developer)」を選択してそのユーザーに開発者ライセンスを割り当てます。
- 「保管」をクリックします。
- ログアウトしてから、アプリケーション・サーバーの管理者として、管理 Web インターフェースに再度ログインします。
- ライフサイクル・プロセス・テンプレートを Rational Team Concert にインポートします。
- Rational Team Concert 管理 Web インターフェースで、「プロセス・テンプレート管理」をクリックします。 「プロセス・テンプレート管理」リンクが表示されない場合は、ログアウトし、管理 Web インターフェースにログインし直します。
- 「テンプレートのインポート」をクリックし、archive_extract_location/DatabaseScripts/ フォルダー内の com.ibm.ram.lifecycle.zip ファイルを参照します。
「OK」をクリックします。 「RAM ライフサイクル (RAM Lifecycle)」テンプレートが表示されます。
- Rational Team Concert にプロジェクト・エリアを作成します。
- Rational Team Concert 管理 Web インターフェースで、「プロジェクト・エリアの管理」をクリックします。 「プロジェクト・エリアの管理」リンクが表示されない場合は、ログアウトし、管理 Web インターフェースにログインし直します。
- 「プロジェクト・エリアの作成」をクリックします。
- プロジェクト・エリアについての以下の詳細を入力します。
- プロジェクト名: RAM ライフサイクル (RAM Lifecycle)
- 要約: Rational Asset Manager ライフサイクル・コントロール・プロジェクト・エリア
- 説明: この領域は、Rational Asset Manager のライフサイクルを管理するために使用されます。
- 「保管」をクリックします。
- プロジェクト・エリアに、適切なメンバーシップおよびプロセス・ロールを割り当てます。
- 「プロジェクト・エリアの管理」ページで、「RAM ライフサイクル (RAM Lifecycle)」プロジェクト・エリアをクリックします。
- 「管理者」セクションで、「追加」をクリックします。
作成した管理者ユーザーを検索して選択します。既存の Rational Team Concert アプリケーションを使用している場合は、このプロジェクト・エリアの管理者として異なるユーザーを選択することもできます。
- 「メンバー」セクションで「追加」をクリックし、プロジェクト・エリアの管理者として選択した同じユーザーを検索して選択します。
- 管理者を追加したら、管理者の名前の隣にある「プロセスの役割」アイコンをクリックします。
- 「プロセスの役割の編集」ウィンドウの「使用可能な役割」リストで、「管理」を選択し、「追加」をクリックします。
- 「完了」をクリックします。
- 「保管」をクリックします。
- アプリケーション・サーバーを停止して再始動します。別個の Tomcat サーバー上で Rational Asset Manager と Rational Team Concert を使用している場合は、Rational Asset Manager 用の Tomcat サーバーも始動します。 Tomcat を始動するには、次のファイルを実行します。
tomcat_install_directory¥bin¥startup.bat


tomcat_install_directory/bin/startup.sh
- Rational Asset Manager Web クライアントをオープンして、ログインして、Rational Asset Manager Web アプリケーションを構成します。
詳しくは、Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの構成を参照してください。