既存のソースからデータをマイグレーションし、これを新規アセットとして IBM® Rational® Asset Manager に登録するには、バッチ・アップロード・ユーティリティーを使用します。
始める前に
バッチ・アップロード・ユーティリティーを使用すると、アセットを以下の 2 とおりの方法で移動できます。
- アセットをある Rational Asset Manager サーバーから別の Rational Asset Manager サーバーに移動する。
- ローカル・ファイル・システム上にあるフォルダーまたはアーカイブからアセットを作成し、それらのアセットを Rational Asset Manager サーバーにアップロードする。
このタスクについて
Rational Asset Manager の新規バージョンにアップグレードする場合は、その新規バージョンにデータをマイグレーションできます。
スキーマ内のデータを新規バージョンにマイグレーションするには、以下のようにします。
手順
- Rational Asset Manager の旧バージョンのテスト・インスタンスをセットアップしてから、そのインスタンスを新規バージョンにアップグレードします。
- 実動インスタンスのアセット・ライブラリーをエクスポートして、そのアセット・ライブラリーをテスト・インスタンスにインポートします。
テスト・インスタンスに旧スキーマと新規スキーマの両方を追加してから、新規スキーマを検証します。
- 新規バージョンにアップグレードしたテスト・インスタンスで、バッチ更新タスクを使用して旧スキーマから新規スキーマにアセットを更新します。
バッチ更新タスクを使用できない場合は、手動でデータをマイグレーションしたり、手動で拡張バッチ・ユーティリティーを作成したりしなければならない場合があります。
- 旧スキーマに依存するアセットがないことを確認したら、旧スキーマを削除します。
- Rational Asset Manager の実動インスタンス上でステップ 1 から 4 を繰り返します。