Rational ClearCase 統合のための Web クライアントの構成

IBM® Rational® Asset Manager サーバーは、Rational Asset Manager サーバーのファイル・システムを使用する代わりに、IBM Rational ClearCase® を使用してアセットを保管できます。

このタスクについて

Web クライアントを構成するには、Rational ClearCase がインストールおよび構成され、実行されている必要があります。 Rational ClearCase クライアントは、サーバー・アプリケーションと同じサーバー・マシンにインストールされている必要があります。 クラスター内のサーバーについては、各 Rational ClearCase クライアントが、クラスター内の各サーバー上にインストールされている必要があります。 また、アプリケーション・サーバーのサービスは、Rational ClearCase クライアントの場合と同じユーザーとして、かつ Rational ClearCase Versioned Object Base (VOB) へのアクセス権限を持つユーザーとして開始する必要があります。

Linux の場合は、コマンド・プロンプトから Rational ClearCase の setview コマンド cleartool setview <viewname> を実行する必要があります。
ヒント: setview を使用する前に、「cleartool mount-all」オプションを使用するか、使用する予定の単一の setview をマウントすることによって、使用するビューがマウントされるようにします。 cleartool のヘルプを使用して、setview のサブコマンドについて詳しく知ることができます。
setview コマンドは現在のシェルに適用されるため、setview コマンドを実行した後に、同じシェルで IBM WebSphere® Application Server を始動する必要があります。
Rational Asset Manager Web アプリケーションのインストール後、管理者はログインして「構成」ページの「ディスク・ストレージ」セクションにナビゲートし、次の情報を指定する必要があります。
  • 永続タイプ: メニューから「Rational ClearCase」を選択します。
  • 永続フォルダー: Rational ClearCase サーバー上の VOB を指している動的ビューのロケーションを指定します。 動的ビューには、サーバー上の VOB 内のファイル階層が表示されます。
ローカル・フォルダー」設定は Rational ClearCase のインストール済み環境とは関係ありません。 ローカル・フォルダーが Rational ClearCase ビュー内のロケーションを指すようにしないでください。

構成を保管します。登録された新規アセットは、それらが Rational Asset Manager にアップロードされたときに Rational ClearCase にチェックインされます。

注: 構成を保存した後には、永続フォルダーまたはローカル・フォルダーのパスを変更しないでください。

フィードバック