ストレージの構成

サーバーで使用するアセットおよび情報の保管場所を構成します。

始める前に

注: V7.5.1 以降では、アセット・ストレージ用に Rational® ClearCase® を選択することはできません。 ただし、V7.5.1 よりも前の Rational ClearCase を使用した場合は、引き続きそれを使用することができます。

このタスクについて

サーバーのセットアップ・アプリケーションを使用して IBM® Rational Asset Manager を構成した場合は、サーバーのセットアップ・アプリケーションでディスク・ストレージが構成済みであると思われます。

Rational Asset Manager のストレージ用に次の 3 つのフォルダーを構成する必要があります。
永続フォルダー
すべての成果物を含むアセットのコンテンツは、永続フォルダーに保管されます。「永続」タイプと位置によって、アセットが保管される方法と場所が決定されます。 クラスター上では、永続フォルダーはそのクラスター上のすべてのサーバーがアクセスできる共有ドライブ上に配置されている必要があります。
ローカル・フォルダー
ローカル・フォルダーには、一時ファイルと作業ファイルが保管されます。このフォルダーは、共有ドライブ上ではなく、サーバーのローカル・ハード・ディスク上に配置されている必要があります。 クラスターにインストールする場合は、そのクラスター内の各ノードは、他のノードと共有されていない独自のローカル・ストレージ・フォルダーを備えている必要があります。 複数のサーバーを同じ物理ノードにインストールする場合は、これらすべてのサーバーは同じ物理ローカル・ストレージ・フォルダーを使用する必要があります。
索引フォルダー
索引フォルダーには検索索引が保管されます。このフォルダーは、共有ドライブ上ではなく、サーバーのローカル・ハード・ディスク上に配置されている必要があります。
注: Windows の場合は、リモート・ファイル・サーバーまたは IBM WebSphere® Application Server クラスターを使用している場合は、同じ Windows ユーザー・アカウント (ユーザー名とパスワード) で、 Rational Asset Manager によって使用されているすべてのマシンにログオンできる必要があります。 これが不可能な場合は、別のファイル・サーバーにファイルを保存できなくなります。

パフォーマンスを高めるために、3 つのフォルダーを別々のハード・ディスクに配置する必要があります。

手順

  1. 管理者として Rational Asset Manager の Web クライアントにログオンします。
  2. 管理」をクリックします。
  3. 構成」をクリックします。
  4. 「構成」ページの「ディスク・ストレージ」セクションで、「永続タイプ」リストからアセットの保管方法を選択します。
  5. ファイル・システムを使用してアセットを保管している場合は、「永続フォルダー」フィールドに場所を入力します (例: d:¥RAMStorage)。 クラスター上では、永続フォルダーはそのクラスター上のすべてのサーバーがアクセスできる共有ドライブ上に配置されている必要があります。
  6. ローカル・フォルダー」フィールドに、Web アプリケーションで使用されるデータを保管するフォルダーの絶対パスを入力します (例: e:¥RAMlocalfolder)。 これは、保管フォルダーに指定したものと同じパスにすることはできません。 このフォルダーは、共有ドライブ上ではなく、サーバーのローカル・ハード・ディスク上に配置されている必要があります。クラスターにインストールする場合は、そのクラスター内の各ノードは、他のノードと共有されていない独自のローカル・ストレージ・フォルダーを備えている必要があります。 複数のサーバーを同じ物理ノードにインストールする場合は、これらすべてのサーバーは同じ物理ローカル・ストレージ・フォルダーを使用する必要があります。
  7. 索引フォルダー」フィールドに、索引を保管するフォルダーの絶対パスを入力します。 このフォルダーは、共有ドライブ上ではなく、サーバーのローカル・ハード・ディスク上に配置されている必要があります。
  8. 保存」をクリックします。
  9. 保存」をクリックします。

次のタスク

フォルダーを構成後に変更してはなりません。 索引が作成された後に索引フォルダーを変更した場合は、これらの索引を再作成する必要があります。

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