アセット検索結果を含む iWidget の IBM Lotus Connections コミュニティーへの追加

IBM® Rational® Asset Manager 内のコミュニティーの検索結果を表示するウィジェットを Lotus® Connections に配置することができます。

始める前に

Rational Asset Manager サーバーと Lotus Connections サーバーの間にシングル・サインオンを構成しておく必要があります。詳しくは、『2 台のサーバー間のシングル・サインオンのセットアップ』を参照してください。

IBM WebSphere® Application Server wsadmin クライアントを使用して、Lotus コミュニティーの構成ファイル widgets-config.xml を編集できる必要があります。

コミュニティーにカスタム・ウィジェットを追加するには、Lotus Connections のコミュニティー管理者である必要があります。

このタスクについて

Lotus Connections のカスタム・ウィジェットについて詳しくは、Lotus Connections のヘルプ・トピックである『リモート・アプリケーションの管理』を参照してください。

手順

  1. wsadmin クライアントを使用して、Lotus Connections インフォメーション・センター・トピックの『コミュニティーでのカスタム・ウィジェットの使用可能化』の説明に従い widgets-config.xml ファイルをチェックアウトします。
  2. 以下のコードを widgets-config.xml ファイルに追加します。ここで、<Rational_Asset_Manager_server>Rational Asset Manager のサーバー・アドレス、<port>Rational Asset Manager のポート番号、<Rational_Asset_Manager_context_root>Rational Asset Manager Web クライアントのコンテキスト・ルート (通常は ram) です。
    <widgetDef
    		defId="Assets"
    		primaryWidget="true" 
    		modes="view edit"
    		description="This iWidget displays assets from a community in a Rational Asset Manager repository "
    		url="{communitiesSvcRef}/ajaxProxy/http/<Rational_Asset_Manager_server>%3A<port>/<Rational_Asset_Manager_context_root>/iwidget/AssetWidget.xml?version={version}" 
    		navBarLink="http://<Rational_Asset_Manager_server>:<port>/<Rational_Asset_Manager_context_root>"
    		loginRequired="true"
    		/>

    url 属性では、http<Rational_Asset_Manager_server> の間のスラッシュ (/) は 1 つのみにして、<Rational_Asset_Manager_server><port> の間のコロンは %3A でエスケープしてください。

    Web クライアントで url 属性の AssetWidget.xml ファイルのパスを確認するには、「ヘルプ」アイコン、「拡張」とクリックして、「ウィジェット」セクションから URL をコピーします。

  3. widgets-config.xml ファイルをチェックインします。
  4. Lotus Connections にある信頼できる Web サイトのリストに、Rational Asset Manager の URL を追加します。信頼できる Web サイトのリストは、以下の 2 つの場所に定義されています。
    • デフォルト・ポリシー・ファイル (proxy-config.tpl)
    • コミュニティー固有のバージョンのポリシー・ファイル (proxy-communities-config.tpl)
    wsadmin クライアントを使用して、Lotus Connections インフォメーション・センター・トピックの『コミュニティーの信頼できる Web サイトと信頼できない Web サイトの定義 』の説明に従い、これらのファイルのいずれかをチェックアウトして編集できます。
  5. 以下のプロキシー・ポリシーを .tpl ファイルに追加します。
    <proxy:policy url="https://ramServer:port/ram/" acf="none">
    	<proxy:actions>
    		<proxy:method>GET</proxy:method>
    		<proxy:method>POST</proxy:method>
    	</proxy:actions>
    </proxy:policy>
  6. 変更した .tpl ファイルをチェックインします。
  7. WebSphere Application Server Integrated Solutions Console を使用してコミュニティー・アプリケーションを再開します。
  8. Lotus Connections にコミュニティー管理者としてログインします。
  9. Rational Asset Manager ウィジェットを、Lotus Connections のコミュニティーのコンテンツ・パレットで使用できます。ウィジェットをパレットに追加して検索キーワードを入力することで、Rational Asset Managerリポジトリーの検索結果リストを表示することができます。 ウィジェットを追加したら、そのウィジェットを編集して、 キーワード・ストリングの検索結果を表示したり (* をワイルドカードとして使用)、 希望に応じてこれらの検索結果を Rational Asset Manager 内の特定コミュニティーに限定したりできます。

フィードバック