Rational Asset Manager リポジトリーにある成果物へのリンクを作成するには、現行の Eclipse ワークスペースにプロジェクトがなければなりません。
このプロセスによって、Rational Asset Manager に保管されている共通のツールやソリューションを各自の組織から再利用しやすくなります。
このプロセスを使用してリンクされた成果物を異なるアセットに追加した場合は (例えば、あるアセット内の共有されたツール・セットをソフトウェア・リリース用の新しいアセットに格納した場合)、リンクされた成果物ファイルはそのアセットに直接は格納されません。 代わりに、この新しいアセットには元のアセットにある成果物へのリンクが格納されます。 新しいアセットは、元のアセットに対する「依存関係」という関係を持つことになります。 新しいアセットをワークスペースにインポートした場合は、他のアセットからリンクされた成果物もインポートされます。
Eclipse ワークスペースに、成果物のローカル・コピーおよび必要なすべてのフォルダーが作成されます。 Rational Asset Manager リポジトリー上で成果物が変更された場合は、ワークスペース内のその成果物 のローカル・コピーは自動的に更新されてこれらの変更が反映されます。
リンクされた成果物ファイルはワークスペース内に表示され、そのファイル・アイコンの横には
青いボックス
が示されます。
成果物が完全にダウンロードされていない場合は、ワークスペースに完全にダウンロードされるまで、プレースホルダー・アイコン
が使用されます。
成果物を含んだアセットに関する詳細を表示するには、ファイル名を右クリックして、とクリックします。 アセットに複数のバージョンがある場合は、「再利用可能アセットの設定」ページで、「アセットのバージョン」リストからバージョンを選択することができます。これにより、成果物ファイルが別のバージョンに更新されます。 リンク先にする成果物ファイルがそのバージョンのアセットに含まれていない場合は (例えば、そのファイルが最新バージョンで削除された場合など)、そのファイルをワークスペース内に保持するために異なるバージョンを選択するためのプロンプトが出されます。
プロジェクトをコミットしても、リンクされた成果物ファイルは、Jazz™ や Concurrent Versions System (CVS) などのソース管理リポジトリーには追加されません。