IBM® Rational® Asset Manager サーバーが、HTTPS プロトコルでのみ使用可能な場合、Eclipse クライアントでは更新サイトを使用できません。これを解決するには、サーバーの公開証明書を Eclipse クライアントに追加する必要があります。
このタスクについて
次の手順は、Firefox ブラウザーがインストールされている Windows コンピューター用です。
Linux の場合の手順も同様です。
手順
- 証明書を保存します。
- ブラウザーを使用して Rational Asset Manager Web クライアントにアクセスします。
- ステータス・バーのセキュリティー・アイコンをダブルクリックします。
「セキュリティー」ウィンドウが開きます。
- 「証明書の表示」をクリックします。
- 「証明書ビューアー」の「詳細」タブをクリックします。
- 「詳細」ページの「エクスポート」をクリックします。
- 「ファイルへの証明書の保存 (Save Certificate to File)」ウィンドウの「保存ファイル・タイプ」リストで、「X.509 証明書 (DER)」を選択します。
- 「保管」をクリックします。
- オプション: 鍵ストアを作成します。
既存の鍵ストアを使用するか、または新規の鍵ストアを作成することができます。
新規の鍵ストアを作成するには、コマンド・プロンプトから次のコマンドを実行します。
keytool.exe -genkey -keystore ram.keystore -storepass ibmram
この鍵ストアに、
Eclipse クライアントのキーが保管されます。
- 鍵ストアに証明書をインポートします。
- コマンド・プロンプトから、次のコマンドを実行して証明書をインポートします。
keytool.exe -import -alias [server] -file [server].der -keystore ram.keystore -storepass ibmram
ここで、
server には、Rational Asset Manager サーバーが置かれているサーバーの名前を指定します。
- yes と入力して証明書を受諾し、Enter キーを押します。
- 証明書が鍵ストアに追加されたことを確認します。
- コマンド・プロンプトから、次のコマンドを使用して Eclipse クライアントを起動します。
eclipse -vmargs -Djavax.net.ssl.trustStore="drive:¥path¥to¥certificate¥ram.keystore" -Djavax.net.ssl.trustStorePassword=ibmram
ここで、
drive:¥path¥to¥certificate¥ram.keystore には、ram.keystore ファイルの絶対パスを指定します。 Eclipse が開始し、サーバーとの接続を信用します。