E メール・メッセージの変数およびプロパティー

変数とプロパティーの組み合わせを使用して、 カスタマイズされた E メール・メッセージ・ファイルを作成します。 以下の表に、使用できる変数とプロパティーを示します。

メッセージ変数

表 1. E メール・メッセージで使用可能な動的変数
変数 説明
$(ram.asset.name) アセットの名前。アセットをより正確に識別するには、 この変数をバージョン番号とともに使用します。
$(ram.asset.version) アセットのバージョン番号
$(ram.asset.id) アセットの GUID (固有 ID)
$(ram.asset.url) アセットの「一般情報」ページの URL
$(ram.asset.owner.name) アセットの所有者の名前
$(ram.asset.owner.email) アセットの所有者の E メール・アドレス
$(ram.asset.owner.id) アセットの所有者のユーザー名
$(ram.asset.owner.url) アセットの所有者に関するプロファイル・ページの URL
$(ram.asset.community.name) アセットが属するコミュニティー
$(ram.asset.community.id) アセットが属するコミュニティーの固有 ID 番号
$(ram.asset.type.name) アセットのアセット・タイプ
$(ram.asset.categories) アセットのカテゴリー
$(ram.asset.shortdescription) アセットの簡単な説明
$(ram.asset.description) アセットの説明
注: 多くの場合、説明には HTML コンテンツが含まれます。
$(ram.asset.state) アセットの現在のライフサイクル状態 (「ドラフト」または「承認」など)
$(ram.user.name) E メールを受信しているユーザーの名前
$(ram.user.email) E メールを受信しているユーザーの E メール・アドレス
$(ram.user.id) E メールを受信しているユーザーのユーザー名
$(ram.user.url) E メールを受信しているユーザーに関するプロファイル・ページの URL

メッセージ・プロパティー

表 2. E メール・メッセージで使用可能なプロパティー
プロパティ 説明 サンプル
email_test_subject 管理」メニューの「ツール」ページで E メールが機能しているかどうかをテストするときに 送信される E メールの件名 IBM® Rational® Asset Manager テスト E メール
email_test_message 管理」メニューの「ツール」ページで E メールが機能しているかどうかをテストするときに 送信される E メールの本文 この E メールは IBM Rational Asset Manager からのテストです。
email_subscription_subject_aggregate ユーザーがアセットをサブスクライブして通知間隔を毎日、毎週、または毎月に設定したときに送信される E メールの件名 [サブスクリプション]: IBM Rational Asset Manager の更新
email_subscription_subject ユーザーがアセットをサブスクライブし、 更新の発生と同時にアセットの更新を通知するよう指定したときに送信される E メールの件名。

アセットの名前およびサブスクリプションのイベントに対して {0} を使用します。

.properties ファイルの例: [サブスクリプション] {0}

生成される E メールの例: [サブスクリプション] マイ・プレゼンテーション: 作成されたディスカッションのトピック

ここで、マイ・プレゼンテーション はアセットへのリンクです。

email_subscription_subscription_name イベントが属するサブスクリプションの名前。 サブスクリプションは、ユーザーがアセットをサブスクライブするときにユーザーによって入力されます。

サブスクリプションの名前に対して {0} を使用します。

.properties ファイルの例: {0} にサブスクライブしました。

生成される E メールの例: マイ・プレゼンテーション サブスクリプションにサブスクライブしました。

email_subscription_asset_version アセット名とバージョンがアセットへのリンクとして表示されます。

アセットの名前に対して {0} を使用し、 アセットのバージョンに対して {1} を使用します。

.properties ファイルの例: {0} [{1}]

生成される E メールの例: マイ・プレゼンテーション [1.0]

ここで、マイ・プレゼンテーション [1.0] はサブスクライブしたアセットへのリンクです。

email_subscription_user_time アセットを編集したユーザーと変更が加えられた時刻。

ユーザーに対して {0} を使用し、 変更時刻に対して {1} を使用します。

.properties ファイルの例: {0} は このアセットを {1} に更新しました。

生成される E メールの例: ユーザー はこのアセットを 5 月 15 日、午前 10:52 に更新しました。

email_subscription_permission_denied ユーザーにアセットの表示権限がない場合にユーザーに通知する E メールの本文 ユーザーには、このサブスクリプションで参照されるアセットの表示は許可されなくなっています。
email_subscription_edit_subscription サブスクリプション設定を編集できる、「マイ・ダッシュボード」の「サブスクリプション」ページへのリンク サブスクリプションを編集してください。
email_subscription_deleted_asset ユーザーがサブスクライブしていたアセットが削除された場合にユーザーに通知する E メールの本文 サブスクライブしていたアセットは削除されました。 サブスクリプションは削除されます。
email_subscription_deleted_forum ユーザーがサブスクライブしていたフォーラムが削除された場合にユーザーに通知する E メールの本文 サブスクライブしていたフォーラムは削除されました。 サブスクリプションは削除されます。
email_subscription_deleted_topic ユーザーがサブスクライブしていたフォーラム・トピックが削除された場合にユーザーに通知する E メールの本文 サブスクライブしていたトピックは削除されました。 サブスクリプションは削除されます。
email_subscription_deleted_search 検索照会へのサブスクリプションが無効になった場合にユーザーに通知する E メールの本文 サブスクライブした検索照会は無効です。サブスクリプションは削除されます。
email_asset_subject アセットの共有に関する、E メールのデフォルトの件名。 このメールは、アセットの「一般情報」ページにある「E メール」をユーザーがクリックしたときに送信されます。

アセット名に対して {0} を使用します。

.properties ファイルの例: アセット {0} に関するメッセージ

生成される E メールの例: アセット マイ・プレゼンテーション に関するメッセージ

email_asset_no_message ユーザーがメッセージを入力しなかった場合の、アセットの共有に関する E メールのデフォルトの本文

ユーザー名に対して {0} を使用し、 アセット名に対して {1} を使用します。

アセット名はアセットへのリンクです。
.properties ファイルの例: {0} は、あなたがアセット {1} に関心があると思っています。

生成される E メールの例 : ユーザー は、あなたがアセット マイ・プレゼンテーション に関心があると思っています。

ここで、マイ・プレゼンテーション はアセットへのリンクです。

email_asset_message ユーザーがメッセージを入力した場合の、アセットの共有に関する E メールの本文

ユーザーに対して {0} を使用し、 アセットに対して {1} を使用し、ユーザーからのメッセージに対して {2} を使用します。 アセット名はアセットへのリンクであり、メッセージの内容は HTML の段落タグに囲まれます。

.properties ファイルの例: {0} からの アセット {1} に関するメッセージ: {2}

生成される E メール の例: ユーザー からのアセット マイ・プレゼンテーション に関するメッセージ: 文書の見出しにタイプミスがあります。

email_subject_lifecycle_accepted ユーザーがアセットを承認したときに送信される E メールの件名。

ユーザー名に対して {0} を使用し、 アセット名に対して {1} を使用し、アセットのバージョンに対して {2} を使用します。

.properties ファイルの例: [ライフサイクル] {0} は {1} [{2}] を承認しました

生成される E メールの例: [ライフサイクル] ユーザーマイ・プレゼンテーション [1.0] を承認しました

email_subject_lifecycle_commented ユーザーがアセットの「レビュー」ページにコメントを入力したときに送信される E メールの件名。

ユーザー名に対して {0} を使用し、 アセット名に対して {1} を使用し、アセットのバージョンに対して {2} を使用します。

.properties ファイルの例: [ライフサイクル] {0} はアセット {1} [{2}] に対してコメントを追加しました

生成される E メールの例: [ライフサイクル] ユーザー はアセット マイ・プレゼンテーション [1.0] に対してコメントを追加しました

ここで、マイ・プレゼンテーション [1.0] はアセットへのリンクです。

email_subject_lifecycle_rejected ユーザーがアセットを拒否したときに送信される E メールの件名。

ユーザー名に対して {0} を使用し、 アセット名に対して {1} を使用し、アセットのバージョンに対して {2} を使用します。

.properties ファイルの例:[ライフサイクル] {0} はアセット: {1} [{2}] を拒否しました

生成される E メールの例: [ライフサイクル] ユーザー はアセット: マイ・プレゼンテーション [1.0] を拒否しました

email_subject_lifecycle_preretired 「ライフサイクルの非アクティブ化」の「非アクティブ化前」状態にアセットが移行したときに 送信される E メールの件名。

アセット名に対して {0} を使用し、 アセットのバージョンに対して {1} を使用します。

.properties ファイルの例: [ライフサイクル] {0} [{1}] は「非アクティブ化前」状態に移行しました

生成される E メールの例: [ライフサイクル] マイ・プレゼンテーション [1.0] は 「非アクティブ化前」状態に移行しました

email_subject_lifecycle_retired 「ライフサイクルの非アクティブ化」の「非アクティブ化」状態にアセットが移行したときに 送信される E メールの件名。

アセット名に対して {0} を使用し、 アセットのバージョンに対して {1} を使用します。

.properties ファイルの例: [ライフサイクル] {0} [{1}] は「非アクティブ化」状態に移行しました

生成される E メールの例: [ライフサイクル] マイ・プレゼンテーション [1.0] は 「非アクティブ化」状態に移行しました

email_subject_asset_state_change アセットによってライフサイクルの状態が変更されたときに 送信される E メールの件名。

アセット名に対して {0} を使用し、 アセットのバージョンに対して {1} を使用し、アセットの状態に対して {2} を使用します。

.properties ファイルの例: [ライフサイクル] アセット {0} は {2} 状態に移行しました

生成される E メールの例 : [ライフサイクル] アセット マイ・プレゼンテーション公開済み 状態に移行しました

email_body_lifecycle_collaborator_accepted ユーザーがアセットを承認したときに送信される E メールの本文。

ユーザー名に対して {0} を使用し、 アセット名に対して {1} を使用し、ユーザー・コメントに対して {2} を使用します。

.properties ファイルの例: {0} は状態: $(ram.asset.state) のアセット {1} を承認しました

コメント: {2}

生成される E メールの例: ユーザー は状態: ドラフトマイ・プレゼンテーション を承認しました

コメント: このアセットは公開の準備ができていると思います。

email_body_lifecycle_collaborator_commented ユーザーがアセットの「レビュー」ページにコメントを入力したときに送信される E メールの本文。

ユーザー名に対して {0} を使用し、 アセット名に対して {1} を使用し、ユーザー・コメントに対して {2} を使用します。

.properties ファイルの例: {0} はアセット {1} に対してコメントを追加しました: {2}

生成される E メールの例: ユーザー はアセット マイ・プレゼンテーション に対してコメントを追加しました: セクション 2 について詳しく説明してください。

email_body_lifecycle_collaborator_rejected ユーザーがアセットを拒否したときに送信される E メールの本文。

ユーザー名に対して {0} を使用し、 アセット名に対して {1} を使用し、ユーザー・コメントに対して {2} を使用します。

.properties ファイルの例: {0} はアセット {1} を拒否しました: {2}。

生成される E メールの例: ユーザー はアセット マイ・プレゼンテーション を拒否しました: このアセットは重要な情報が欠落しています。

email_body_lifecycle_preretired ユーザーがアセットを拒否したときに送信される E メールの本文。

ユーザー名に対して {0} を使用し、 アセット名に対して {1} を使用し、ユーザー・コメントに対して {2} を使用します。

.properties ファイルの例: {0} は {1} を「非アクティブ化前」状態に移行しました。「非アクティブ化前」状態では、 アセットに以前アクセスしたユーザーはアセットを利用できます。 アセットが非アクティブ化状態になると、アセットには、もうアクセスすることはできません。

生成される E メールの例: ユーザーマイ・プレゼンテーション を「非アクティブ化前」状態に移行しました。 「非アクティブ化前」状態では、 アセットに以前アクセスしたユーザーはアセットを利用できます。 アセットが非アクティブ化状態になると、アセットには、もうアクセスすることはできません。

email_body_lifecycle_retired 「ライフサイクルの非アクティブ化」の「非アクティブ化」状態にアセットが移行したときに 送信される E メールの本文。

アセット名に対して {0} を使用し、 状態名に対して {1} を使用します。

.properties ファイルの例: {0} は {1} を「非アクティブ化」状態に移行しました。非アクティブ化状態では、アセットには、管理者およびアセットの所有者のみがアクセスできます。

生成される E メールの例: ユーザーマイ・プレゼンテーション を「非アクティブ化」状態に移行しました。 非アクティブ化状態では、アセットには、管理者およびアセットの所有者のみがアクセスできます。

email_body_lifecycle_initial_state アセットがライフサイクルの最初の状態になったときに送信される E メールの本文。

アセット名に対して {0} を使用し、 状態名に対して {1} を使用します。

.properties ファイルの例: {0} が登録されて {1} 状態になりました。

生成される E メールの例 : マイ・プレゼンテーション が登録されて 公開済み 状態になりました。

email_body_lifecycle_state_change アセットがある状態から別の状態に移行したときに送信される E メールの本文。

アセット名に対して {0} を使用し、 変更前の状態名に対して {1} を使用し、 アセットの変更後の状態に対して {2} を使用します。

.properties ファイルの例: アセット {0} は {1} 状態から {2} 状態に移行しました。

生成される E メールの例 : アセット マイ・プレゼンテーションドラフト 状態から公開済み 状態に移行しました。

email.subject.error 問題が発生したときに管理者に送信される E メールの件名 IBM Rational Asset Manager - エラーが発生しました。
email.body.stack.trace 問題が発生したときに管理者に送信される E メールの本文

エラーに対して {0} を使用し、 各エラーでスペースを保持するためにエラーを HTML タグで囲みます。

.properties ファイルの例: <p> <pre width="150">{0}</pre></p>
email.body.completed.task スケジュールされたタスクがリポジトリーで完了したときに送信される E メールの本文。

アセット名に対して {0} を使用します。

.properties ファイルの例: <div class="completedTask">{0}</div> のタスクが完了しました。

生成される E メールの例: マイ・プレゼンテーション のタスクが完了しました。

lifecycleCollaboratorEmail.subject ユーザーがアセットのレビューアーとして追加されたときに送信される E メールの件名。

アセット名に対して {0} を使用します。

.properties ファイルの例: [ライフサイクル] アセット {0} は $(ram.asset.state) 状態に移行しました。

生成される E メールの例: [ライフサイクル] アセット マイ・プレゼンテーションドラフト 状態に移行しました。

lifecycleCollaboratorEmail.body ユーザーがアセットのレビューアーとして追加されたときに送信される E メールの本文。

アセット名に対して {1} を使用し、 アセットのバージョンに対して {2} を使用します。

.properties ファイルの例: アセット {1} [{2}] は $(ram.asset.state) 状態に移行しました。

生成される E メールの例: アセット マイ・プレゼンテーション [1.0]公開済み 状態に移行しました。

ここで、マイ・プレゼンテーション [1.0] はアセットへのリンクです。

lifecycleReviewBoardMemberEmail.subject ユーザーがアセットのライフサイクル管理者として追加されたときに送信される E メールの件名。

アセット名に対して {0} を使用し、 アセットのバージョンに対して {1} を使用します。

.properties ファイルの例: [ライフサイクル] 状態 $(ram.asset.state) のアセット {0} [{1}] のライフサイクル管理者として追加されました。

生成される E メールの例: [ライフサイクル] 状態ドラフト のアセット マイ・プレゼンテーション [1.0] のライフサイクル管理者として追加されました。

lifecycleReviewBoardMemberEmail.body ユーザーがアセットのライフサイクル管理者として追加されたときに送信される E メールの本文。

アセット名に対して {1} を使用し、 アセットのバージョンに対して {2} を使用します。

.properties ファイルの例: 状態 $(ram.asset.state) のアセット {1} [{2}] のライフサイクル管理者として追加されました。

生成される E メールの例: 状態ドラフトマイ・プレゼンテーション [1.0] のライフサイクル管理者として追加されました。

ここで、マイ・プレゼンテーション [1.0] はアセットへのリンクです。


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