成果物使用情報のレポート URL の定義

ビルド・プロセスにおける成果物の使用に関する情報を出力するレポート URL を作成します。

このタスクについて

成果物使用情報のレポート URL では、artifactUseActivity レポート・パスを使用します。

ビルドにおける使用情報が含まれているレポートには、以下のオプション・パラメーターがあります。
表 1. artifactUseActivity: オプション・パラメーター
パラメーター 許容されるパラメーター値 説明
fromTime UNIX のタイム・スタンプ (1970 年 1 月 1 日 00:00:00 (GMT) からの経過秒数) 時刻範囲の開始時刻を定義します。
guid アセットの固有 ID (例えば、{EE4545D5-118E-33G4-1D3F-395FDB4EE123}) 出力を、特定のアセットに限定します。 version パラメーターが必要です。
modifiedSince yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ss.SSSZ (--T::.SimpleDateFormat。ここで、SimpleDateFormat はミリ秒 (S) およびタイム・ゾーン (Z) です) という形式を使用して、Rational Insight に前回データが追加された日時を指定する必要があります。例えば、2010-06-07T00:00:00.000-0500 になります。 Rational Insight に前回データが追加された日時を定義します。 Rational Insight データウェアハウジング用のレポート URL を作成する際は、modifiedSince パラメーターを使用します。この場合は、情報がデータウェアハウスに前回に追加された時点以降に生じた変更を返す必要があるからです。
teamArea チーム・エリアの ID チーム・エリアを定義する任意のストリングです。
toTime UNIX のタイム・スタンプ (1970 年 1 月 1 日 00:00:00 (GMT) からの経過秒数) 時刻範囲の終了時刻を定義します。
uid ユーザーの ID 出力を、アクティビティーを実行したユーザーに限定します。
version アセットのバージョン番号 (例えば、1.0) 出力を、アセットの特定のバージョンに限定します。 guid パラメーターが必要です。

このレポートは、アセット情報のレポート作成 URL の構文と結合することができます。 GUID およびバージョンのパラメーターを使用するか、この URL をアセット情報 URL のパラメーターと結合することができます。

タスクの結果

この成果物使用レポートは、以下のアセット・データを返します。
  • ユーザー情報
  • アクティビティー・タイプ ID
  • タイム・スタンプ
  • 説明
  • アクティビティーのタイトル
  • アクティビティーの対象となったオブジェクト (例えば、アセットや評価) へのリンク
  • チーム・サーバー
  • チーム・エリア
  • チーム・タイプ
  • チーム情報
  • Eclipse プロジェクト
  • 成果物

例: 成果物使用情報 - 特定の GUID およびバージョンのアセットに関する成果物使用情報を出力するレポート URL を作成する場合は、以下の URL の例を参考にしてください。
http://example.com:9080/ram.ws/reporting/artifactUseActivity:guid={EE4545D5-118E-33G4-1D3F-395FDB4EE123},version=1.0

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