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演習 4: ビジネス・ドメイン・カテゴリー・スキーマの作成、および子カテゴリーの追加

この演習では、SOA サンプル・モデルのソフトウェア開発カテゴリー・スキーマを開始し、それにカテゴリーを追加します。

カテゴリー・スキーマは、編成を全体として分析した結果に基づいて定義します。さらに重要なこととして、対象のアセットを使用するユーザーの視点および観点を分析する必要があります。カテゴリー・スキーマでは、アセットのカテゴリー化に使用する値を指定します。それらの値は、アセット利用者がリポジトリーを検索するために使用するフィルターの役割を果たします。

サンプル SOA モデルのインポート時に、ソフトウェア・アセットをカテゴリー化するための共通の方法を複数含むカテゴリー・スキーマを、1 つインポートします。以下の最上位レベルのカテゴリーを見て、ソフトウェア開発カテゴリーの理解を深めてください。

ソフトウェア開発スキーマにおける最上位レベルのカテゴリーの画面

アセットをリポジトリーにサブミットする際、ユーザーは、提供されているすべてのカテゴリー・スキーマから選択できます。ユーザーは、1 つ、複数、または全部の上位カテゴリーによって、アセットをカテゴリー化することができます。例えば、新規ビジネス・プロセスを使用する場合、アセットをサブミットするユーザーは、そのアプリケーションをビジネス管理カテゴリーにカテゴリー化できます。ここで、リポジトリーにあるアセットを検索するためにビジネス・エグゼクティブが使用できるカテゴリーを、いくつか追加します。

カテゴリー・スキーマの編集の実習を行うには、次のようにします。

  1. 「リポジトリー管理」サイドバーで、「カテゴリー・スキーマ」をクリックします。
  2. 「ソフトウェア開発 (Software Development)」リンクをクリックします。
  3. このカテゴリー・スキーマの使用を制限する場合は、コミュニティーを選択します。
  4. 「カテゴリー構成」セクションで主要なカテゴリー・ノードを追加します。「ソフトウェア開発 (Software Development)」行の上にマウスを移動して、「挿入」アイコン (「挿入」アイコン) をクリックし、「子の追加」を選択します。 カテゴリー・スキーマを作成するときには、上位フィールド を作成し、ユーザーが選択できるカテゴリーを含めます。
  5. 「新規ノード」ウィンドウで、以下のようにしてカテゴリーについて記述します。
    1. ノードの名前を次のように入力します。My Business Administration
    2. ノードについて次のように説明します。これは、サンプルのビジネス管理カテゴリーです。
    3. 親子 1 対 1 にする」チェック・ボックスは、作成しているノードの子ノードに影響を与えます。サブミット時に 1 つ以上のカテゴリーをアセットに適用できるようにするには、「親子 1 対 1 にする」チェック・ボックスをクリアします。 サブミット時にアセット・カテゴリーをアセットに適用する際、1 つの親に対して子を 1 つのみ許可するように指定する場合は、「親子 1 対 1 にする」チェック・ボックスを選択します。
    4. OK」をクリックします。
  6. 親行にマウスを移動して、サブカテゴリーを「My Business Administration」カテゴリー・ノードに追加し、「挿入」アイコン (「挿入」アイコン) をクリックして、「子の追加」を選択します。
  7. 以下のデータに従って、各カテゴリーに名前を付けます。 このチュートリアルでは、サブカテゴリーの説明を入力する必要はありません。ただし、カテゴリー・スキーマを実稼働環境で使用する際は、必ずカテゴリー・スキーマの説明を入れてください。
    表 1. ビジネス管理サブカテゴリー用のデータ
    サブカテゴリー 排他的な子
    My Business Planning はい
    My Business Unit Tracking はい
    My Account Administration はい
    My Product Administration はい
    My Purchasing はい
    My Branch and Store Operations はい
    My Staff Approvals はい
  8. 必要な場合は、カテゴリー・ノードをドラッグして新しい場所で放し、サブカテゴリーを再配列します。

    My Business Planning、My Business Unit Tracking、My Account Administration、My Product Administration、My Purchasing、My Branch and Store Operations、および My Staff Approvals を含むリスト。

  9. OK」をクリックします。
カテゴリーは、ユーザーがアセットをサブミットする際に「サブミット」ウィザードで使用可能になります。ユーザーは、新規アセットをリポジトリー内の類似のアセットとグループ化する方法として、これらのカテゴリーでアセットをタグ付けすることができます。カテゴリーによりアセットが検索しやすくなり、アセットが作成されたビジネス・コンテキストについての情報が提供されます。