このチュートリアルでは、ライフサイクルの開発および管理の各ステージについて学習し、実習としてそれらのライフサイクルをサンプル環境内で作成および保守します。
アセット・レベルでは、マスター・ライフサイクルとコミュニティー・ライフサイクルの要件がアセット・ライフサイクルに継承されます。
ライフサイクル管理者はアセットの要件を追加して、リポジトリー管理者およびコミュニティー管理者によって指定された要件を補足することができます。

例えば、ライフサイクル管理者が、特定のアセットに追加のレビューアーを招待することにしたとします。この場合、ライフサイクル管理者は、特定のアセットの要件にさらに適合するように、ポリシーを構成する方法も調整します。
あるアセットのライフサイクル構成に対して行う変更は、そのアセットにのみ適用されます。使用するマスター・ライフサイクルまたはコミュニティー・ライフサイクルが同じであっても、変更内容がコミュニティー内の他のアセットに適用されることはありません。アセットに対して同じ調整を頻繁に行う場合は、コミュニティー・レベルでライフサイクルを調整するようにコミュニティー管理者に要請できます。
個々のアセット・レベルでは、ライフサイクルの以下の側面を変更することはできません。
- ライフサイクルのワークフロー
- アセットがライフサイクルに移行するための条件
学習目標
このチュートリアルが完了すると、以下について理解することになります。
- ライフサイクル・プロセス内でのロールに基づいて自分が持つ機能
- アセット・ライフサイクル・プロパティーが、マスター・ライフサイクルからコミュニティー・ライフサイクルに継承される方法
- 特定のタイプのライフサイクルに適したポリシーを使用して、ライフサイクルをカスタマイズする方法
- 特定のワークフローに基づいてアセット・レビューを正常に完了する方法
所要時間
このチュートリアルは、完了までおよそ 45 分かかります。このチュートリアルに関連した他の概念を探索する場合は、完了までの所要時間はこれより長くなります。
スキル・レベル
中級
対象読者
Web クライアントを使用するリポジトリー管理者、コミュニティー管理者、およびライフサイクル管理者