すべてのアセットまたはアセット・メタデータをライブラリーから削除して、すべてのアセットまたはメタデータを一般リポジトリーに配置したい場合は、ライブラリーの関連付けを解除して、そのコンテンツをリポジトリー上で使用可能にします。
始める前に
リポジトリー・ライブラリーで作業するには、リポジトリー管理者である必要があります。
このタスクについて
ライブラリーの関連付けを解除すると、そのライブラリーが無効になるとともに、そのライブラリーのコンテンツがリポジトリー上に配置されて汎用対象となります。
この操作は、ライブラリーをインポートして有効にした後に、ライブラリーを使用する必要がなくなったときに実行することをお勧めします。
ライブラリーの関連付け解除は永続的な操作です。
ライブラリーの関連付けを解除すると、そのアセットとメタデータの構造はリポジトリーで使用できますが、これらのアセットとメタデータの構造には、ライブラリーによって提供されるアクセス制御とバージョン管理は適用されなくなります。
ライブラリーの関連付けを解除した後は、そのアセットとメタデータをリポジトリーから削除することなく、そのライブラリーを削除できます。
手順
- Rational® Asset Manager の Web クライアントにリポジトリー管理者としてログオンします。
- 「管理」をクリックします。
- 「リポジトリー管理」サイドバーで、「ライブラリー」をクリックします。 「ライブラリー」ページが開きます。
デフォルトでは、リポジトリーにあるすべてのライブラリーが表示されます。
有効になっているライブラリーのみを表示するには、「使用可能な項目を表示」をクリックします。
- 関連付けを解除するライブラリーを開くには、そのライブラリーのバージョン番号をクリックします。
- 「関連付けの解除」をクリックします。そのライブラリーが現在有効になっていない場合は、
「使用可能にする、および関連付けの解除」をクリックします。
- 必要に応じて、リポジトリーや他のライブラリーとの競合を解決します。
- 有効になっている他のライブラリーとの競合や、リポジトリー上でアクティブになっているがライブラリーによって管理されていないアセットやメタデータとの競合を確認します。
重要: 有効にするライブラリー内のアセットまたはアセット・メタデータがリポジトリー上にあり、別のライブラリーによって管理されていない場合は、有効にするライブラリーによってリポジトリー上のこれらの情報が上書きされます。
例えば、リポジトリーに存在するカテゴリー・スキーマ Best Practices のライブラリーをインポートする場合、そのライブラリーに関連付けられている Best Practices のバージョンによって、リポジトリーに現在存在するスキーマが上書きされます。
この処理を取り消すことはできません。
ライブラリー間の競合が存在する場合は、有効にするライブラリー内のアセットまたはメタデータによって、他のライブラリーの既存要素が置換されます。
この処理を取り消すには、他のライブラリーを有効にするか、関連付けを解除するか、元に戻します。
- 「関連付けの解除」または「使用可能にする、および関連付けの解除」をクリックします。
タスクの結果
これで、そのライブラリーのコンテンツがリポジトリー上でアクティブになり、そのライブラリーは無効になるため、他のライブラリーとの間に競合が発生することはなくなります。
ライブラリーの関連付けを解除した後は、そのアセットとメタデータをリポジトリーから削除することなく、そのライブラリーを削除できます。