ITIC アダプターを使用した OMP の作成

IBM® Tivoli® Integration Composer (ITIC) は、Rational® Asset Manager ディスカバリー・ライブラリー・アダプター (DLA) 出力ファイルの情報を使用して、IBM Tivoli Change and Configuration Management Database (CCMDB) に運用管理製品 (OMP) を作成します。

手順

  1. 構成項目 (CI) タイプ・アダプターをセットアップします。
    1. データベースで CI タイプ・スキーマを作成します。
      • DB コマンド・ウィンドウで、ご使用のデータベースに適した createTADDM71CITypeDataSchema ファイル (<ITIC_root_dir>¥data¥dataschema フォルダーにあります) を実行します。
    2. TADDM データ・ソースを作成します。
      1. ITIC アプリケーションを開始します (例えば、<ITIC_root_dir>¥bin フォルダーで 、Windows の場合は startFusion.bat を実行し 、UNIX ベース・システムの場合は startFusion.sh を実行します)。
      2. 新規データ・ソースの定義 (Define New Data Source)」をクリックします。
      3. TADDM CI タイプを選択します。
      4. データ・ソース名として TADDMCIType を入力します。
      5. 接続メソッドの選択 (Select Connection Method): IBM Configuration and Tracking API
      6. ホスト名: TADDM サーバー (データベースではありません) のホスト名を入力します。
      7. ポート: TADDM サーバーの RMI ポートを入力します。 デフォルト値は 9530 です。 SSL を使用している場合のデフォルト値は 9531 です。
      8. ユーザー名: 管理者特権を持つ TADDM アカウントのユーザー名を入力します。
      9. パスワード: TADDM ユーザーのパスワードを入力します。
      10. 接続のテスト」をクリックします。
      11. 「OK」をクリックします。
    3. Maximo® の新規データ・スキーマを定義します。
      1. 新規データ・スキーマの 定義」をクリックします。
      2. データ・スキーマ名を 、CCMDB71Classification のように入力します。
      3. 以下のように、データベースに適した接続メソッドを選択します。
        • DB2®: IBM DB2 JDBC Driver
        • Oracle: Oracle JDBC Thin Driver
        • SQL Server: Microsoft SQL Server 7/2000 用 i-net OPTA JDBC Driver
      4. ホスト名: CCMDB データベース・サーバーのホスト名を入力します。
      5. ポート: サーバーのポート番号を入力します。 デフォルト値は以下のとおりです。
        • DB2: 50005
        • Oracle: 1521
        • SQL Server: 1433
      6. データベース: データベースの名前を入力します (例えば、maxdb71 など)。
      7. ユーザー名: データベースに Maximo テーブルを作成したユーザーのユーザー名を入力します。
      8. パスワード: ユーザーのパスワードを入力します。
      9. テーブル所有者: データベースに Maximo テーブルを作成したユーザーのユーザー名を入力します。
      10. 接続のテスト」をクリックします。
      11. 「OK」をクリックします。
    4. CI タイプ・スキーマをファイナライズします。
      • データベース・コマンド・ウィンドウで、ご使用のデータベースに該当する qualifierCCMDB71Classification ファイル (<ITIC_root_dir>¥data¥dataschema フォル ダーにあります) を実行します。
    5. CI タイプ・マッピングを作成します。
      1. 新規マッピングの作成 (Create New Mapping)」を選択します。
      2. ソース: TADDMCIType
      3. ターゲット: CCMDB71Classification
      4. 名前: taddm-2-ccmdb-citypes
    6. CI タイプ・マッピング・ファイルをインポートします。
      1. インポート」アクションを選択します。
      2. マッピング・ファイル TADDM71CITypeToCCMDB71Classification.fsn を選択します。
      3. 保存」アクションを選択します。
      4. ITIC アプリケーションを閉じてから再度オープンします。
    7. CI タイプ・マッピングを実行します。
      1. ITIC アプリケーションで、「マッピングの実行 (Execute Mapping)」をクリックします。
      2. マッピング taddm-2-ccmdb-citypes を選択します。
      3. 「OK」をクリックします。
  2. CI タイプをアクティブ化します。
    1. 基本サービス/CCMDB アプリケーションにログインします。(http://host_name/maximo)。
    2. 「ジャン プ」 > 「管理」 > 「CI タイプ (CI Type)」とクリックします。
    3. APP.SOFTWAREIMAGE、SYS.COMPUTERSYSTEM、SYS.OPERATINGSYSTEM、 および APP.DEFINITIVESOFTWARELIBRARY を検索します。
    4. 状況の変更 (Change Status)」アイコンを使用して、状況をアクティブに変更します。
    5. 保存」をクリックします。
  3. 実値 CI アダプターをセットアップします。
    1. データベースで実値 CI スキーマを作成します。
      • データベース・コマンド・ウィンドウで 、ご使用のデータベースに該当する createTADDM71ActualCIDataSchema (<ITIC_root_dir>¥data¥dataschema フォルダーにあります) を実行します。
    2. TADDM データ・ソースを作成します。
      1. ITIC アプリケーションを開始します (例えば、<ITIC_root_dir>¥bin フォルダーで、Windows の場合は startFusion.bat を実行し 、UNIX ベース・システムの場合は startFusion.sh を実行します)。
      2. 新規データ・ソースの定義 (Define New Data Source)」をクリックします。
      3. TADDM CI タイプを選択します。
      4. データ・ソース名として TADDMActualCI を入力します。
      5. 接続メソッドの選択 (Select Connection Method): IBM Configuration and Tracking API
      6. ホスト名: TADDM サーバー (データベースではありません) のホスト名を入力します。
      7. ポート: TADDM サーバーの RMI ポートを入力します。 デフォルト値は 9530 です。 SSL を使用している場合のデフォルト値は 9531 です。
      8. ユーザー名: 管理者特権を持つ TADDM アカウントのユーザー名を入力します。
      9. パスワード: TADDM ユーザーのパスワードを入力します。
      10. 接続のテスト」をクリックします。
      11. 「OK」をクリックします。
    3. Maximo (ターゲット) の新規データ・スキーマを定義します。
      1. 新規データ・スキーマの 定義」をクリックします。
      2. データ・スキーマ名を、CCMDB71ActualCI のように入力します。
      3. 以下のように、データベースに適した接続メソッドを選択します。
        • DB2: IBM DB2 JDBC Driver
        • Oracle: Oracle JDBC Thin Driver
        • SQL Server: Microsoft SQL Server 7/2000 用 i-net OPTA JDBC Driver
      4. ホスト名: CCMDB データベース・サーバーのホスト名を入力します。
      5. ポート: サーバーのポート番号を入力します。 デフォルト値は以下のとおりです。
        • DB2: 50005
        • Oracle: 1521
        • SQL Server: 1433
      6. データベース: データベースの名前を入力します (例えば、maxdb71 など)。
      7. ユーザー名: データベースに Maximo テーブルを作成したユーザーのユーザー名を入力します。
      8. パスワード: ユーザーのパスワードを入力します。
      9. テーブル所有者: データベースに Maximo テーブルを作成したユーザーのユーザー名を入力します。
      10. 接続のテスト」をクリックします。
      11. 「OK」をクリックします。
    4. データ・スキーマをインポートします。
      1. データ・スキーマのインポート」アクションで CCMDB71ActualCI.schm を選択します。
      2. エラーを修正してから、「OK」をクリックします。
      3. 保存」アクションを選択します。
    5. 実値 CI スキーマをファイナライズします。
      • データベース・コマンド・ウィンドウで、ご使用のデータベースに適した qualifierCCMDB71ActualCI ファイル (<ITIC_root_dir>¥data¥dataschema フォルダーにあります) を実行します。
    6. 実値 CI マッピングを作成します。
      1. 新規マッピングの作成 (Create New Mapping)」を選択します。
      2. ソース: TADDMActualCI
      3. ターゲット: CCMDB71ActualCI
      4. 名前: taddm-2-ccmdb-actualci
    7. 実値 CI マッピング・ファイルをインポートします。
      1. インポート」アクションを選択します。
      2. マッピング・ファイル TADDM71CITypeToCCMDB71ActualCI.fsn を選択します。
      3. 保存」アクションを選択します。
      4. ITIC アプリケーションを閉じてから再度オープンします。
    8. 実値 CI マッピングを実行します。 TADDM のデータ量によっては、このステップに時間がかかる場合があります。
      1. ITIC アプリケーションで、「マッピングの実行 (Execute Mapping)」をクリックします。
      2. マッピング taddm-2-ccmdb-actualci を選択します。
      3. 「OK」をクリックします。
  4. データが CCMDB にインポートされたことを確認します。
    1. CCMDB で、「ジャン プ」 > 「IT インフラ ストラクチャー」 > 「実際の構成項目 (Actual Configuration Items)」とクリックします。
    2. インポートされている必要がある項目を検索し、それらが存在することを確認します。

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