IBM® Rational® Asset Manager を手動でアンインストールするには、以下の手順を使用して、アプリケーション・サーバーからエンタープライズ・アーカイブおよび Web アーカイブをアンインストールし、その他の設定および構成を除去します。
手順
- IBM WebSphere® Application Server 管理コンソールを開始します。
- 管理者のユーザー ID およびパスワードを使用してログインします。
- 以下のようにして、Rational Asset Manager のデータ・ソースを削除します。
- JNDI 名が jdbc/RAM_Con のデータ・ソースを探してクリックします。
- スタンドアロン・サーバーを使用している場合は、サーバーのスコープ内で見つけることができます。
- ネットワーク・サーバーを使用している場合は、Rational Asset Manager をインストールしたクラスター内で見つけることができます。
- データ・ソースが使用するコンポーネント管理認証別名の名前を書き留めます。
- データ・ソースを削除します。
- にナビゲートします。
- 書き留めたコンポーネント管理認証別名と一致する名前を持つエントリーを削除します。
- Rational Team Concert をご使用のサーバーまたはクラスターにインストールした場合は、以下のようにして Rational Team Concert のデータ・ソースを削除します。
- JNDI 名が jdbc/RTC_Con のデータ・ソースを探してクリックします。
- スタンドアロン・サーバーを使用している場合は、サーバーのスコープ内で見つけることができます。
- ネットワーク・サーバーを使用している場合は、Rational Team Concert をインストールしたサーバー内で見つけることができます。
- データ・ソースが使用するコンポーネント管理認証別名の名前を書き留めます。
- データ・ソースを削除します。
- にナビゲートします。
- 書き留めたコンポーネント管理認証別名と一致する名前を持つエントリーを削除します。
- オプション: ご使用のサーバーが Network Deployment クラスターの場合は、システム統合バスを削除します。
- にナビゲートします。
- RAMBus という名前のバスを削除します。
- にナビゲートします。
- RAM
Factory という名前のファクトリーを削除します。 Rational Asset Manager をインストールしたクラスターのスコープ内に存在する場合があります。
- にナビゲートします。
- RAM
Cache という名前のトピックを削除します。 Rational Asset Manager をインストールしたクラスターのスコープ内で見つかる場合があります。
- アプリケーションを除去します。
- ナビゲーション・ペインで をクリックします。
- インストールされているいずれかのアプリケーションを確認します。
- RAM1WebApplication
- com.ibm.ram.repository.setup.web.ear
- ramhelp_war (Rational Asset Manager 7.5.0.2 以前の場合は iehs_war)
- rmcabdgovernprocess_war
- ramjazz_war (Rational Asset Manager 7.5.0.2 以前の場合は jazz_war)
- 「アンインストール」をクリックします。
- 「保存」をクリックして、マスター構成に変更を適用します。
- 以下のようにして、Rational Asset Manager のストレージ・ディレクトリーの場所を探索して削除します。
- をクリックします。
- 「すべての有効範囲」をクリックします。
- RAM Persist、RAM Local、および RAM Index という名前の変数が多数表示されます。
- すべての変数をクリックして変数の値 (ディレクトリー) をメモします。
- それらのディレクトリーにあるすべてのファイルおよびフォルダーを削除します。 WebSphere Application Server ND 環境では、Persist ディレクトリーは単一の共有ディレクトリーであり、クラスター内のすべてのノードに Index ディレクトリーおよび Local ディレクトリーがあります。
- すべてのディレクトリーを削除した後に、RAM Persist、RAM Local、RAM Index、および RAM CQJRE という名前の変数をすべて削除します。
- IBM Rational Team Concert のカスタム・プロパティーを削除します。
- をクリックします。
- Rational Team Concert をデプロイしたサーバーの名前をクリックします。
- 「Java およびプロセス管理」をクリックします。
- 「プロセス定義」をクリックします。
- 「Java 仮想マシン」をクリックします。
- 「カスタム・プロパティー」をクリックします。
- 以下のプロパティーを選択します。
- JAZZ_HOME (この変数の値は、ご使用のハード・ディスク上の、削除する必要のあるフォルダーになります)
- java.awt.headless
- org.eclipse.emf.ecore.plugin.EcorePlugin.doNotLoadResourcesPlugin
- (Oracle データベースを使用していた場合) ORACLE_JDBC
- (Microsoft SQL Server データベースを使用していた場合) SQLSERVER_JDBC
- 「削除」をクリックします。
- Rational Asset Manager の共用ライブラリー参照を削除します。
- をクリックします。
- Rational Asset Manager のデプロイ先のサーバーの名前をクリックします。
- 「Java およびプロセス管理」をクリックします。
- 「クラス・ローダー 」をクリックします。
- クラス・ローダー ID をクリックします。
- 「共用ライブラリー参照」をクリックします。
- 接頭部 rlsibmratl で始まるプロパティーを選択します。 例: rlsibmratl_812
- 「削除」をクリックします。
- WebSphere Application Server Cluster の場合は、クラスター内のアプリケーション・サーバーごとに、上記のステップを繰り返します。
- Rational Asset Manager の共用ライブラリーを削除します。
- をクリックします。
- 「すべての有効範囲」を選択します。
- 「共用ライブラリー参照」をクリックします。
- 接頭部 rlsibmratl で始まるすべての共用ライブラリーを選択します。 例: rlsibmratl_812
- 「削除」をクリックします。
- オプション: サーバー上に存在していたアプリケーションが Rational Asset Manager のみの場合は、すべての環境変数を除去します。
- 「ナビゲーション」ペインで、の順にクリックします。
- Rational Asset Manager に対して設定したすべての環境変数の名前をクリックします (例えば、Oracle_JDBC_DRIVER_PATH)。
- 「削除」をクリックします。
- 「保存」をクリックして、マスター構成に変更を適用します。
- オプション: 認証とセキュリティーの設定を再構成します。 Rational Asset Manager 専用のセキュリティーを構成していた場合は、設定を以前の構成に戻します。
セキュリティー設定が他のアプリケーションに適用されている場合は、変更しないでください。
- サーバーを停止します。 クラスターの場合に必要になるのは、Rational Team Concert を実行していたアプリケーション・サーバーを停止することだけです。
- ハード・ディスク上の WebSphere_install_directory¥profiles¥profile_name¥temp¥server_name¥ ディレクトリーにナビゲートします。
- server_name ディレクトリーで、以下のディレクトリーを削除します。
- RAM1WebApplication
- ramhelp_war (Rational Asset Manager 7.5.0.2 以前の場合は iehs_war)
- rmcabdgovernprocess_war
- ramjazz_war (WebSphere Application Server ND 環境では、このフォルダーは Rational Team Concert を実行していたアプリケーション・サーバーを持つコンピューターにのみ存在します)
WebSphere Application Server クラスターの場合は、セル内のすべての物理コンピューターから上記のディレクトリーを削除します。
- ハード・ディスク上の WebSphere_install_directory¥profiles¥profile_name¥config¥cells¥cell_name¥ ディレクトリーにナビゲートします。 クラスターでは、Deployment Manager がインストールされているマシンのプロファイルのサブディレクトリー内にこのディレクトリーがあります。
- cell_name ディレクトリー内の RTC ディレクトリー (ram_jdbc と ramSharedLibs) を削除します。
- サーバーを再始動します。