IBM WebSphere® Application Server を使用しており、過去にサーバー・セットアップ・アプリケーションを使用した場合は、サーバー・セットアップ・アプリケーションを使用してリポジトリーを構成できます。詳しくは、サーバー・セットアップ・アプリケーションを使用したアプリケーション・ファイルのデプロイと構成を参照してください。
次のステップを実行する前に、Rational Asset Manager および Rational Team Concert のサーバー・アプリケーションをホスティングする 1 つまたは複数のアプリケーション・サーバーが開始されている必要があります。
http://machine_name:port_number/Rational_Asset_Manager_Context_Root/home.facesここで port_number (HTTP 転送ポート、または WC_defaulthost) はデフォルトで 13080、Rational_Asset_Manager_Context_Root (Rational Asset Manager アプリケーションのコンテキスト・ルート) はデフォルトで ram です。
http://localhost:13080/ram/home.faces
ポート番号 (WC_defaulthost) の値を確認するには、ファイル installation location¥ram¥ewas¥profiles¥profile1¥properties¥portdef.props (ここで installation location は、Rational Asset Manager のインストール・ロケーション) をテキスト・エディターで開いて、wc_defaulthost の値を確認します。
http://machine_name:port_number/Rational_Asset_Manager_Context_Root/home.facesここで port_number (HTTP 転送ポート、または WC_defaulthost) はデフォルトで 9080、Rational_Asset_Manager_Context_Root (Rational Asset Manager アプリケーションのコンテキスト・ルート) は、デフォルトで ram です。
http://www.example.com:9080/ram/home.faces
WC_defaulthost 値を確認するには、WebSphere Application Server の管理コンソールを開いて、「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSphere Application Servers」 > 「server_name」 > 「ポート」をクリックします。
http://machine_name:8080/ram/home.faces
http://localhost:8080/ram/home.faces
WebSphere Application Server の場合、デフォルトの「ユーザー ID」および「パスワード」は admin です。代替ライセンス・サーバーがある場合は、複数のエントリーをコンマで区切ります サーバーを 3 つ指定する必要があります。例えば、27000@primary.example.com,27000@secondary.example.com,27777@tertiary.example.com のようになります。
http://host_name:port_number/Rational_Asset_Manager_Web_Services_Context_Rootここで host_name は、アプリケーション・サーバーのホスト名、port_number は HTTP 転送ポート、Rational_Asset_Manager_Web_Services_Context_Root は Rational Asset Manager Web サービス・アプリケーションのコンテキスト・ルートです。
ロード・バランサーを使用している場合は、ロード・バランサーの名前を指定します。ロード・バランサーを使用せず、Web プロキシー・サーバーを使用している場合は、Web サーバーの名前を指定します。IPV6 を使用する場合は、IPV6 ホスト名は使用できますが、IPV6 アドレスは使用できません。
http://www.example.com:9080/ram.ws
| LDAP 構成フィールド | 説明 |
|---|---|
| LDAP サーバーの URL | LDAP サーバーの URL。例えば、ldap://hostname:389 です。 保護された通信を行うには、ldaps://hostname:636 を使用します。 |
| ユーザーの識別名 | アクセスを取得するために、レジストリーにログインする際に使用するユーザー名。ユーザーの識別名を uid=123456,c=us,ou=exampleorganization,o=example.com のように入力します。 |
| ユーザーのパスワード | 上記のユーザーのパスワード。 |
| ユーザーの固有 ID プロパティー | 固有 ID を表すユーザーの objectClass インスタンスのプロパティー名。例えば、(objectClass) 個人 の serialNumber プロパティー、または (objectClass) ユーザー の sAMAccountName プロパティーです。 |
| ユーザーのログイン ID プロパティー | ユーザーがログインするために使用する (objectClass) プロパティー。一般的には固有 ID とログイン ID は同じにしますが、ユーザーが別の ID (E メール・アドレスなど) を使用してログインするようにレジストリーを設定することもできます。 ログイン ID プロパティーは、ステップ 9.b の管理ユーザーのログイン ID と同じである必要があることに注意してください。 |
| ユーザーの電話番号のプロパティー | ユーザーの電話番号を表す (objectClass) プロパティー。例えば、(objectClass) 個人 の telephonenumber プロパティーです。 |
| ユーザーの E メールのプロパティー | ユーザーの E メール・アドレスを表す (objectClass) のプロパティー。例えば、(objectClass) 個人 の mail プロパティーです。 |
| ユーザーの表示名のプロパティー | インターフェースに表示するユーザー名を表す (objectClass) プロパティー。例えば、(objectClass) 個人 の cn プロパティーです。 |
| LDAP ユーザー・ベース検索中 | レジストリー内のユーザー・オブジェクトを含まない部分を検索しないようにするには、検索を開始するルートのパスの値を入力します。例えば、ou=exampleorganization,o=example.com と入力します。 |
| ユーザー検索フィルター | ユーザーの検索時に使用するテンプレート。 %v は、入力テキスト・フィールドから入力した検索語を表します。 検索は、検索語にワイルドカードが付加されている場合のように実行されます。 デフォルトの検索テンプレートでは、mail プロパティーまたは name プロパティーのいずれかが、 検索語と同じであるすべての person objectClasses を検索するように構成されています。 |
| LDAP グループ・ベース検索 | ベース検索と同様に、グループを検索するベース検索。例えば、ou=memberlist,ou=groups,o=example.com です。 |
| グループ検索フィルター | ユーザー・ベースのフィルターと同様に、グループを検索するフィルター。デフォルトでは、ユーザーが入力した検索語に照らし合わせて、groupOfUniqueNames (静的グループ)、groupOfNames (静的 LDAP グループ)、groupOfUrls (動的 LDAP グループ)、group (アクティブ・ディレクトリー定義済みグループ) を検索します。 |
| イメージ URL テンプレート | 一般にイメージは LDAP レジストリー以外の場所に保管します。 レジストリー内のユーザー情報と同時にユーザーのイメージを取得するようにこのテンプレートを構成して、URL を使用してユーザーのイメージを取得できます。このテンプレート内の ${property} は、イメージを取得したときに置換されるユーザー・オブジェクトの LDAP objectClass プロパティーを表します。 例えば、uid プロパティー=123456 が割り当てられたユーザーの場合、デフォルトのテンプレート https://ImageServer_url/photo/${uid}.jpg は、URL https://ImageServer_url/photo/123456.jpg になります。 |
ログインの無効な試行が行われると、サーバーでは各 IP アドレスでユーザーを検証するため、複数の失敗が引き起こされるおそれがあります。 ログインの試行回数の最大数を設定している場合は、1 回の無効な試行により LDAP アカウントからロックアウトされる可能性があります。この問題が起こらないようにするには、http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&uid=swg1PK42672 に記載されている手順に従ってください。

リモート・ファイル・サーバーまたは WebSphere Application Server クラスターを使用している場合は、同じ Windows ユーザー・アカウント (ユーザー名およびパスワード) で Rational Asset Manager により使用される各マシンにログオンできる必要があります。
そうでない場合は、Rational Asset Manager では異なるファイル・サーバーにファイルを保存することができません。http://machine_name:port_number/Rational_Asset_Manager_Context_Rootここで machine_name はアプリケーション・サーバーのホスト名、port_number は HTTP 転送ポート、Rational_Asset_Manager_Context_Root は Rational Asset Manager アプリケーションのコンテキスト・ルートです。
ロード・バランサーを使用している場合は、ロード・バランサーの名前を指定します。ロード・バランサーを使用せず、Web プロキシー・サーバーを使用している場合は、Web サーバーの名前を指定します。IPV6 を使用する場合は、IPV6 ホスト名は使用できますが、IPV6 アドレスは使用できません。
http://www.example.com:9080/ram
Rational Asset Manager により E メールの通知を送信するには、E メール設定の構成を参照してください。
Tomcat を使用している場合は、これで LDAP 認証用に Tomcat を構成できます。 詳しくは、Tomcat 用の LDAP 認証の構成を参照してください。