アセットのバージョンと成果物のバージョンの違い

Rational® Asset Manager と、Rational Team Concert、Rational ClearCase、Unified Change Management、CVS などのソフトウェア制御管理システムを統合する場合、Rational Asset Manager のアセットおよび成果物のバージョンと、ソフトウェア制御管理システムのファイルのバージョンの違いを理解することが重要です。

Rational Asset Manager とソフトウェア制御管理システムを統合した場合、ソフトウェア制御管理システムは引き続き通常のプロセスに従ってファイルを保管および管理します。 Rational Asset Manager リポジトリーにアセットが作成されると、特定のバージョンのソフトウェア制御管理ファイルから作成された成果物がリポジトリーに保管されます。 ソフトウェア制御管理システム内のファイルへの参照は維持されます。

Rational Asset Manager 内のアセットのバージョン番号と成果物のバージョン番号は別のものです。 ソフトウェア制御管理システムからアセットに成果物が追加される場合、その成果物のバージョン番号は、ソフトウェア制御管理システム内の該当ファイルのバージョンと同じになります。

アセットのバージョン番号の割り当て方法および保守方法は、組織で決定することができます。 例えば、アセットのバージョン番号の割り当ておよび更新に関するポリシーを組織で設定したら、すべてのコミュニティー・メンバーが参照できるように、そのポリシーをコミュニティーのホーム・ページに表示することができます。

アセットのバージョンを保守する方法を決定する際には、構造上の変更およびそれ以外の変更についても考慮する必要があります。 アセットに構造上の変更を行う場合にはアセットに新規のバージョンが必要になりますが、それ以外の変更の場合には必要になりません。 例えば、構造上の変更には以下のようなものがあります。 それ以外の変更には以下のようなものがあります。

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