Rational® Asset Manager には、LDAP V3 レジストリーを処理するための LDAPUserInformationFactory クラスがデフォルトで用意されています。
このクラスまたはデフォルトのファイル・ベース・セキュリティー・メカニズムを使用する代わりに、カスタム・ユーザー・クラスを使用するように Rational Asset Manager を構成することができます。
そのためには、UserInformationFactory クラスをコンテナーのクラスパスに置き、Rational Asset
Manager Web アプリケーションの構成ページでその名前を指定します。
このタスクについて
LDAP は一般的なユーザー・レジストリーですが、ユーザー情報が他のタイプのレジストリー (ファイル・システム、サービス、コンテンツ・マネージャーなど) から提供される場合があります。
LDAP の場合でも、情報の保管方法によっては、デフォルトのユーザー・クラスの検索機能が及ばないことがあります。
したがって、抽象 CustomUserInformationFactory クラスを拡張する任意のクラスを使用できます。
異なるクラス名を使用するには、「構成」ページの「カスタム・ユーザー・レジストリー」セクションでその名前を設定します。
これを行うには、リポジトリー管理者のアクセス権を保持している必要があります。