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演習 6: カテゴリー・スキーマの変更管理

この演習では、カテゴリー・スキーマで戦略的に変更を計画する方法を学習します。リポジトリーの他の領域と同様にカテゴリー・スキーマは、時がたつにつれて変更されます。

ソフトウェア開発カテゴリー・スキーマで、「My Business Planning」カテゴリーに新規子ノードを 4 つ追加して、作成されてサブミットされたアセットにさらにフォーカスできるようにしました。

新規アセットがカテゴリー化されると、「My Business Planning」カテゴリー、またはアセットに適用されたその他のカテゴリーを使用して、ユーザーはアセットを検索できるようになります。

ここで、時が経って会社が成長し、「My Business」カテゴリーを 2 つのカテゴリー (「American Business Planning」と「European Business Planning」) に分割する必要がある場合に、何が起こるかを考えます。 カテゴリーの名前を変更すると、「My Business Planning」カテゴリーでタグ付けされた各アセットのメタデータのカテゴリー値が失われます。 新規カテゴリーまたは変更したカテゴリーは、リポジトリーにすでに存在するアセットには適用されません。

カテゴリーの名前が変更されれば、カテゴリーのメタデータは失われます。ベスト・プラクティスは、リポジトリー内のカテゴリー・スキーマを変更しないことです。 もちろん、新規企業買収、成長、または会社内の再編成により、これらのスキーマを変更する場合もあります。

この問題に対する回避策は、ジオグラフィー・カテゴリーを作成して、子カテゴリー・ノードである Americas および Europe を作成することです。これらのノードは、ユーザーがアセットをサブミットすると、両方のカテゴリー化を含むオプションを提供します。 例えば、イタリアで新規に承認されたビジネス計画を説明するアセットをユーザーがサブミットする際、Europe カテゴリーと、「My Business Domain」 > 「My Business Planning」 > 「承認」カテゴリーの両方を使用して、このアセットをカテゴリー化できます。また、独立した Geography カテゴリー・フィールドは、ユーザーによる検索を簡単に行えるようにし、リポジトリー内の他のアセットにも容易に適用できます。