リソース属性タイプを使用すると、IBM® Rational® Asset Manager 上のアセットと Jazz サーバー上の要素 (IBM Rational Team Concert 上のワークアイテムや Rational DOORS® 上の要求など) との間でリンクを作成できます。例えば、アセットに関する問題点を IBM Rational Team Concert に作成し、そのアセットとワークアイテム間のリンクを作成することができます。
アセットの「一般情報」ページには、対応するワークアイテムへの直接リンクが含まれるようになり、ワークアイテムにはアセットへのリンクが含まれるようになります。
また、フォーラム・トピックを作成することで、ユーザーが問題点へのリンクを投稿したり、機能拡張の要求を作成したりできるようになります。
始める前に
注: Internet Explorer 6 を使用する場合は、このタスクを完了できません。
アセットの「一般情報」ページでリソースへのリンクを表示したり、リソースへのリンクを削除したりすることはできますが、新しいリンクを作成することはできません。
これは Jazz サーバーの制限事項であり、回避するには新しいバージョンの Internet Explorer が必要です。
手順
- 「アセットの登録」ページまたは「アセットの変更」ページで、Jazz ベースのサーバーへの接続を構成済みの「コミュニティー」を選択して、リソース・タイプのカスタム属性を使用する「アセット・タイプ」を選択します。
- リソース属性については、「リソース・リンクの追加 (Add
Resource Link)」をクリックします。
- 表示される「接続」メニューから、使用する Jazz サーバーへの接続を選択します。 リポジトリー管理者によってコミュニティーで使用可能な接続が構成されます。詳しくは、IBM Jazz サーバーのフレンド・サーバーとしての追加を参照してください。
- Jazz サーバーにログインしていない場合は、新しいブラウザー・ウィンドウが開いて Jazz サーバーのログイン・ページが表示されます。
Jazz サーバーの「ユーザー ID」と「パスワード」を入力します。 Rational Asset Manager は、ユーザーの資格情報を使用して Jazz サーバー上のリソースに関する情報にアクセスします。
Jazz サーバーにログインするために使用するユーザー・アカウントには、Jazz サーバーに対するクライアント・アクセス・ライセンスが割り当てられている必要があります。
- Jazz サーバーが Rational Asset Manager とコラボレーションを行うのを許可するためのプロンプトが表示される場合があります。「はい」をクリックします。 ログインしたら、その接続のプロジェクト・エリアのリストが更新されます。
ヒント: Jazz サーバーに関する既知の問題が原因で、正常にログインした後に、新しいブラウザー・ウィンドウが閉じられないことがあります。
続行するには、新しいブラウザー・ウィンドウを閉じて、「接続」リストから空のオプションを選択して、ログイン先の接続を再選択します。
- 接続名にマウスを合わせて、接続のフライアウト・メニューで、リソースを検索または作成するプロジェクト・エリアをクリックします。 使用可能なプロジェクト・エリアのリストは、Jazz サーバーの構成内容によって異なります。
- 次に以下の手順を実行します。
既存のリソースへのリンクを作成するには、以下のようにします。
- プロジェクト・エリアのフライアウト・メニューから、「<リソース・タイプ> の選択」を選択します。検索できるリソースのタイプは、Jazz サーバーとプロジェクト・エリアによって異なります。
ウィンドウが開きます。
- 「タイプ」リストで、検索するリソースのタイプを選択または変更します。
- 「ワークアイテム ID またはテキストに含まれている単語で検索」フィールドで、リソース番号またはタイトルの任意の部分を入力します。
入力に応じて検索結果が更新されます。
- 検索結果から 1 つのリソースを選択して、「OK」をクリックします。
Rational Team Concert での障害などの新しいリソースを作成するには、以下のようにします。
- プロジェクト・エリアのフライアウト・メニューから、「新規 <リソース・タイプ> (New <Resource type>」を選択します。作成できるリソースのタイプは、Jazz サーバー、プロジェクト・エリア、およびアクセス権に応じて異なります。
- 新規リソースの必須情報または任意指定情報を入力または選択します。
提供する必要がある情報の種類は、接続先の Jazz ベース・サーバー・プログラム、サーバー上のプロジェクト・エリアの構成方法、および作成するリソースのタイプに応じて異なります。
- すべての必須情報を入力したら、「OK」をクリックします。
- 同時に複数のリソースを選択することはできません。複数のワークアイテムへのリンクを作成するには、ステップ 2 から 7 を繰り返します。
- ワークアイテムへのリンクを削除するには、そのワークアイテムの名前の横にある「X」をクリックします。
- アセットをリポジトリーに登録する準備ができたら、「保存」をクリックします。既存のアセットを変更している場合は、「更新」をクリックします。
タスクの結果
Jazz サーバー上のリソースへのリンクが、アセットの「一般情報」ページに表示されます。ワークアイテムのタイトルをクリックすると Jazz サーバーに移動でき、マウス・ポインターをリンクに合わせて「+」をクリックすると詳細情報を表示できます。詳細情報を表示するには、他のサーバーにログインする必要がある場合があります。
「+」をクリックしたときにリソースに関する情報が表示されないようにするには、Jazz サーバー用として保管された自分の資格情報を削除します。
削除するには、「マイ・ダッシュボード」をクリックして、「編集」をクリックします。
自分のプロファイル・ページで、「許可 Jazz 資格情報」セクションにスクロールして、削除する資格情報の「削除」をクリックします。
リソースへのリンクは引き続き機能しますが、他のユーザーはリンクにマウス・ポインターを合わせても要約を表示できなくなります。
これらのリンクが機能しなくなった場合は、Jazz アプリケーションと Rational Asset Manager のサーバーが同じ現在日付、時刻、およびタイム・ゾーンに設定されていることを確認します。