Rational Asset Manager バージョン 7.1.1.1 以前からアップグレードする場合は、IBM Rational Team Concert をインストールする必要があります。これには固有のアプリケーション・サーバー・インスタンス (Rational Team Concert をクラスターにインストールすることはできません) および追加のデータベースが必要です。
ライセンス・サーバーのアップグレードおよび更新されたライセンス・キーの要求の提出を行う必要があります。必要な Rational License Server のバージョンについて詳しくは、Rational License Key Server のインストールを参照してください。
また、アプリケーション・サーバーの停止と再始動を数回行う必要があります。
既存の Rational Team Concert サーバーを、Rational Asset Manager と共に使用できるように構成することもできます。 構成はサーバー・セットアップ・アプリケーションによって処理されます。Rational Team Concert サーバー管理者のユーザー名およびパスワードの情報が必要です。
インターネットにアクセスできる環境では、IBM Installation Manager を使用して Rational Asset Manager 用の IBM 更新リポジトリーで直接更新を検索してインストールできます。
別のリポジトリー・ロケーションからフィックスパックをインストールするには (例えば、更新が共用ドライブ上や HTTP サーバーまたは HTTPS サーバー上にある場合)、リポジトリー・ロケーションを Installation Manager に追加します。 リポジトリー・ロケーションを追加するには、Installation Manager でのインストール・リポジトリー設定を参照してください。
Installation Manager を使用する場合は、グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) を使用する必要があります。GUI にアクセスできない場合は、応答ファイルを使用して、コマンド行からサイレント・インストールを行う必要があります。詳細については、IBM Installation Manager のオンライン・ヘルプおよびInstallation Manager を使用したサイレント・インストールを参照してください。


Linux、AIX®、または Linux for zSeries® では、プロセスで一度に開いておくことができるファイル記述子の数を 3072 以上に増やします。
WebSphere Application Server のアプリケーション・セキュリティーおよび認証設定を構成します。
バージョン 7.1.1.1 以前からアップグレードする場合に、WebSphere Application Server クラスターを使用しており、Rational Team Concert をインストールする必要がある場合は、Rational Team Concert のクラスター上にスタンドアロン・アプリケーション・サーバー・インスタンスを作成する必要があります。
作成方法については、WebSphere Application Server の配布済みサーバー・クラスターでの Rational Team Concert のアプリケーション・サーバー・インスタンスの作成を参照してください。 クラスターを使用していない場合は、この操作を行う必要はありません。Rational Team Concert および Rational Asset Manager は、同じアプリケーション・サーバー上にインストールすることができます。
Oracle を使用している場合は、アプリケーション・サーバー用の WebSphere_install_directory/profiles/profile_name/config/cells/cell_name/ram_jdbc ディレクトリーに以下の追加の JDBC .jar ファイルをコピーします。
Oracle から適切な .jar ファイルをダウンロードすることができます。
これは、Oracle 10g を使用している場合でも、Oracle 11 用のパッケージをダウンロードして、適切な .jar ファイルを検索します。

Rational Licensing Server を Rational Common Licensing V8.1.2 以降にマイグレーションします。詳細については、Rational Licensing Server v7.1.x 以前から Rational Common Licensing へのマイグレーション (Migrating from Rational Licensing Server v7.1.x or earlier to Rational Common Licensing) を参照してください。Rational License Key Server は、Rational Asset Managerインストール・メディアに含まれています。また、Rational License Server の最新バージョンは、パスポート・アドバンテージ (Passport Advantage) アカウント、または Rational ダウンロード・センター (Rational Download Center) を通じて取得できます。
このプロセスでは、Rational Licensing Server を使用するすべてのアプリケーションのシャットダウン、既存の Rational Licensing Server のアンインストール、ライセンス・ファイルの更新、および Rational Common Licensing サーバーのインストールが必要です。Windows をご使用の場合は、Windows 用ライセンス・サーバーの構成 (Configuring a license server for Windows) を参照してください。AIX または Linux をご使用の場合は、UNIX 用ライセンス・サーバーの構成 (Configuring a license server for UNIX) を参照してください。
Linux for zSeries の場合、Rational License Server for UNIX および Linux バージョン 7.0.0.1 をそのまま使用します。クラスターの一部であるアプリケーション・サーバーにサーバー・セットアップ・アプリケーションをデプロイして、そのアプリケーション・サーバーにアクセスする場合、サーバー・セットアップ・アプリケーションを実行しているサーバーにファイルをアップロードするには、「サーバーにファイルをアップロードする」をクリックしてから「参照」をクリックして、必要な各ファイルを選択します。
DB2® を使用している場合: サーバー・セットアップ・アプリケーションにより、次のようにデータベースが作成されます。
Oracle または SQL Server を使用している場合: 手動でデータベースを作成するには、アセット・ライフサイクル用データベースの作成を参照してください。
データベースの作成が完了したら、「既に両方のデータベースを作成しており、設定を変更します」を選択し、「次へ」をクリックします。Installation Manager を使用して、Rational Asset Manager V7.0.0.2 Eclipse クライアントを既存の Eclipse V3.3 アプリケーションにインストールした場合は、Installation Manager を使用してそのクライアントをアンインストールしてください。 Eclipse 構成マネージャーを使用して、Eclipse クライアントから Rational Asset Manager をアンインストールすることはできません。
Eclipse 更新マネージャーを使用して Rational Asset Manager Eclipse クライアント・プラグインをインストールした場合は、最新バージョンの Rational Asset Manager をインストールする前に、Eclipse 構成マネージャーを使用して、名前に Rational Asset Manager が付いているすべてのフィーチャーを削除してください。 Eclipse 構成マネージャーを使用するには、Eclipse で、「ヘルプ」 > 「ソフトウェア更新」 > 「構成の管理」とクリックします。