管理者は、IBM® Rational® Asset Manager を、IBM Rational ClearQuest®、IBM Rational ClearCase®、および IBM WebSphere® Service Registry and Repository と統合します。この統合により、問題の追跡、製品間のアセット管理、完全に統合されたサービス指向アーキテクチャー (SOA) アプリケーション (Web サービスなど) を作成する機能がサポートされます。
このタスクについて
このサンプル・ユースケースのグラフィックは、Rational Asset Manager と、Rational ClearQuest、Rational ClearCase、および WebSphere Registry and Repository の間の関係を示しています。
このサンプルでは、ClearCase との統合が、Rational Asset Manager のサーバー・レベルとクライアント・レベルの両方で行われていることに注意してください。
このダイアグラムには、Rational Asset Manager サーバーがアセットを ClearCase に保管する、サーバー・サイドの統合が示されています。
クライアント・サイドの統合では、開発ツールが Rational ClearCase に接続されています。
クライアント・サイドには、ステップ 3 および 4 が該当し、サーバー・サイドには、ステップ 5 が該当します。

- アーキテクトが、サービスまたはアセットを使用したり再利用したりするために、RationalAsset Manager でアセット・タイプ、カテゴリー化、およびレビュー委員会を定義します。
- ユーザーが、サービスまたはアセットを使用したり再利用したりするために、Rational Asset Manager または WebSphere Service Registry and Repository で検索を実行します。
- 開発者が、Rational ClearCase でファイルのチェックインおよびチェックアウトを行います。
- 開発者が、開発ツールを使用して新規アセットを作成したり、既存のアセットを変更したりします。
- 開発者が、更新済みのアセット情報を Rational Asset Manager および WebSphere Service Registry and Repository に公開し、バージョン管理のためにアセット・ファイルを RationalClearCase にチェックインします。
- レビューアーが、RationalClearQuest に定義されているカスタマイズ可能なワークフローに従って、Rational Asset Manager 統括管理機能を使用してアセットのレビューおよび承認を行います。
次のトピックには、製品別に固有な構成情報が記載されています。