アセットの登録および ClearCase への追加

新規アセットを作成して、ClearCase® にそれを追加します。

始める前に

このタスクを実行する前に、アクティブなリポジトリー接続を用意しておく必要があります。

このタスクについて

新規アセットを作成する前に、新規アセットを収容するプロジェクトがワークスペースに存在する必要があります。 Eclipse にある既存のアセットで作業する場合は、プロジェクトを作成する必要はありません。新規プロジェクトを作成した後に、プロジェクト内のファイルを Rational® ClearCase と共用します。これを行うことにより、ClearCase Versioned Object Base (VOB) 上に宛先ディレクトリーが指定されます。 新規アセットを作成したら、このディレクトリー内で共用します。 これを行うことにより、ClearCase Versioned Object Base (VOB) サーバー上の特定のディレクトリーにファイルが保管されます。作成した新規アセットは、このディレクトリー内で共用されます。 Rational ClearCase は、アセットの登録先であるブランチにタグを付けます。これは、Rational ClearCase が他のすべてのオブジェクトに対して行うタグ付けと同様の方法で行われます。Rational ClearCase にアセットを登録した後は、ブランチのタグを使用することで、アセットが見つけやすくなります。 アセットのコンテンツは、そのアセットを登録したブランチのローカル・ビューを使用して表示できます。

ClearCase とプロジェクトを共用した後は、まずアセットを Rational Asset Manager リポジトリーに登録し、次にアセット・ファイル (具体的には .Asset および .Settings ファイル) を ClearCase と共用する必要があります。

ClearCase に接続している Web クライアントでアセットを検出した場合は 、コンテンツ・タブで各成果物上の虫メガネをクリックして 、ClearCase プロパティーを表示できます。

Eclipse クライアントでアセットを検出した場合は、アセット・エクスプローラー・ビューでそのアセットを選択すると、情報がプロパティー・ビューに表示されます。

手順

  1. プロジェクトを作成するかワークスペース内の既存の ClearCase プロジェクトに移動し、それを ClearCase と共用します。あるいは、ClearCase 内に存在するプロジェクトをワークスペースにインポートすることもできます。 ClearCase プロジェクトは、そのファイルやフォルダーが青のボックスで装飾されているため、見分けることができます。
  2. プロジェクトを選択し、そのプロジェクトからアセットを作成します。
  3. アセット・エディターの「コンテンツ」タブで、アセットに関連付ける ClearCase リソースを選択します。
  4. アセットを保存します。
  5. 「ソース管理へのエレメントの追加 (Add Elements to Source Control)」ウィンドウで、.Asset ファイルを選択して「OK」をクリックします。
  6. ソース管理へのエレメントの追加 (Add Elements to Source Control)」ウィンドウで、.Settings フォルダーを選択して「OK」をクリックします。
  7. アセット・エディターで、「登録」をクリックして、アセットをリポジトリーに登録します。
  8. プロンプトが表示されたら、「OK」をクリックして送信を確認します。
  9. 「成果物リソースへのチェックイン (Check in Artifact Resources)」ウィンドウで、「OK」をクリックします。
  10. 「アセットの登録」ウィンドウで、「OK」をクリックして登録を確認します。

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