IBM® Rational® Asset Manager では、ライフサイクル・ワークフローまたはレビュー・プロセスを使用して、アセットを完全かつ正確で、再使用のために最適化された
状態にすることができます。
リポジトリー管理者は、リポジトリー・レベルでアセットのレビューのワークフロー (マスター・ライフサイクルといいます) を定義します。コミュニティー管理者は、コミュニティー内にあるアセットの詳細な仕様により、ライフサイクルを拡張することが
できます。ライフサイクル管理者は、特定のアセットの詳細な仕様により、ライフサイクルを拡張することができます。
アセットがライフサイクルまたはレビュー・プロセスのいずれかに組み込まれる場合
アセットは、単一のライフサイクルまたはレビュー・プロセスによってのみ統括管理できます。アセットをコミュニティーに登録すると、そのアセットは次の順序でライフサイクルまたはワークフローへと組み込まれます。
- まず、リポジトリー内のいずれかのマスター・ライフサイクルに組み込めるかどうかを判別するために、アセットを検査します。
- 次に、いずれかのコミュニティー・ライフサイクルに組み込めるかどうかを判別するために、アセットを検査します。
- 適用できるライフサイクルがない場合は、リポジトリーまたはコミュニティーで作成されたいずれかのレビュー・プロセスに組み込めるかどうかを判別するために、アセットが検査されます。
- 適用できるレビュー・プロセスがない場合は、単純で暗黙的なライフサイクル・プロセスにアセットが組み込まれます。