com.ibm.ram.extension.PolicyGovernor クラスを拡張するポリシー管理プログラムを作成し、カスタム・ポリシーを組み込んだ場合は、結果として生成された Java アーカイブ・ファイル
を IBM® Rational® Asset Manager にインストールする必要があります。
このタスクについて
ポリシー管理プログラムと、それに含まれるカスタム・ポリシーに対する作業が完了したら、
Java プロジェクトを JAR ファイルとしてエクスポートし、そのファイル
を Rational Asset Manager に新規ポリシー拡張として追加します。
手順
- Rational Asset Manager の Web クライアントにリポジトリー管理者としてログオンします。
- 「管理」をクリックします。
- 「カスタム拡張」をクリックします。
- 「ポリシー拡張」セクションで、「新規ポリシー拡張」をクリックします。 「新規拡張」ウィンドウが開きます。
- 「クラス名」フィールドに、ポリシー管理プログラムのクラス名を入力します。 入力する名前には、プラグインのパスと管理プログラムのクラス名が含まれている必要があります。例えば、JAR ファイル内の管理プログラム・クラス (MyGovernor) が以下のロケーションにあるとします。
com/ibm/ram/extension/demo/policy/
この場合、クラス名は以下のようにならなければなりません。
com.ibm.ram.extension.demo.policy.MyGovernor
- 「.jar または .zip ファイル」フィールドで、ローカル・ファイル・システム上にある、カスタム拡張機能を含む JAR ファイルを参照します。例えば、com.ibm.ram.extension.demo.policy.jar のようなファイルです。
1 つの JAR ファイルをアップロードするか、複数の JAR ファイルをアーカイブに含めてまとめてアップロードすることができます。例えば、他の製品との統合を行う際に、ポリシーの処理のためにその製品のライブラリーを組み込む場合は、すべてのライブラリーをクラスパスに追加する必要があります。すべての JAR ファイルを含むアーカイブ・ファイルを作成して、
その JAR ファイルを単一のアーカイブ・ファイルとしてアップロードできます。アップロードを行うとファイルの内容が
解凍され、含まれているすべての JAR ファイルがクラスパスに置かれます。
- 「OK」をクリックします。 ポリシー拡張機能がインストールされます。
タスクの結果
以上のステップを完了すると、ポリシー管理プログラム内の新規ポリシーがアセット・ライフサイクルで
使用可能になります。
JAR ファイルを含む Custom Extension タイプの承認済みアセットが、
リポジトリーに追加されます。このアセットについては、「アセット詳細」ページで変更を行ったり、
ドラフト状態に戻したりしないでください。
次のタスク
カスタム・ポリシーを含むポリシー管理プログラムを追加した後、ポリシーに変更を加えて、その変更で更新された管理プログラムを Rational Asset Manager に追加する必要が生じることがあります。古い拡張機能を削除する代わりに、「
変更」リンクを使用して新しい
.jar ファイルをアップロードことで、新しい管理プログラムを追加できます。
サーバーからカスタム拡張機能を削除するには、「
削除」をクリックします。
重要: カスタム拡張機能を削除すると、拡張機能を使用したすべてのアセットの拡張の結果と履歴が表示できなくなります。
カスタム・ポリシーの作成または変更の方法
について詳しくは、トピック
カスタム・ポリシー・レビュー API によるポリシーの作成を参照してください。