ファイル入出力の close に関する考慮事項

データベースと関係のないファイル入出力の場合、EGL の close 文は、所定のレコード変数と関連付けられたファイルを閉じます。

ファイルが開かれており、そのファイルに関連付けられたリソース名を変更するために record.resourceAssociation 変数を使用する場合、EGL ではそのファイルに影響する次の文を実行する前に、そのファイルを自動的に閉じます。 詳しくは、ファイル入出力用の resourceAssociation 変数を参照してください。

プログラムが終了すると、EGL は開いているすべてのファイルも閉じます。

構文

ファイル入出力を使用した close 文の構文図
recordVariable
閉じるファイルと関連付けられた索引付きレコード、相対レコード、またはシリアル・レコードの名前。

if (userRequest == "C")
   try
      close recordA;
   onException(fileErr FileIOException)
      myErrorHandler(fileErr);
   end
end 

互換性

表 1. ファイル入出力の close 文の互換性に関する考慮事項
プラットフォーム 問題
CICS® for z/OS®
  • close 文では、一時記憶ファイルが削除されない
  • EGL は、セグメント・ブレークがプログラムの終了時ばかりでなく、 converse で発生してもクローズ処理を自動的に実行します。
IMS™ BMP または z/OS バッチ EGL はファイルに OS CLOSE を発行します。

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