@MVCView

ウィジェットをコントローラー・ビューとして使用する場合は、@MVCView プロパティーを使用します。 コントローラーおよびコントローラー・ビューの背景情報については、『Rich UI の検査およびフォーマット設定』を参照してください。

@MVCView プロパティーには、以下のフィールドがあります。
retrieveViewHelper
データをウィジェットから直接取得し、そのデータをストリングに変換するカスタム関数を指定します。 retrieveViewHelper に指定する関数は、コントローラーの retrieveViewHelper プロパティーのデフォルト値です。

関数はパラメーターを持たず、ストリングを戻します。

retrieveValidStateHelper
コントローラーの isValid 関数により呼び出されるカスタム検査関数を指定します。

retrieveValidStateHelper により参照される関数には、パラメーターはなく、ストリングまたはヌルを返します (STRING?)。 . 有効な結果がヌルまたは空ストリングを返すことを確認します。

publishHelper
他のコントローラー固有の公開関数が (もしあれば) がデータをフォーマットした後に、データをウィジェットからモデルに転送する関数を指定します。 指定した値は、コントローラーの publishHelper プロパティーのデフォルト値になります。

この関数には、1 つのストリング・パラメーター (STRING in) があり、戻り値はありません。

publishMessageHelper
ウィジェットがフォーカスを得るときに実行する関数を指定します。 指定した値は、コントローラーの publishMessageHelper プロパティーのデフォルト値になります。

この関数には、1 つのストリング・パラメーター (STRING in) があり、戻り値はありません。

例えば、以下に示すのは、DojoCheckBox の定義内の @MVCView プロパティーです。
@MVCView{
   retrieveViewHelper = getValueAsText,
   publishHelper = setValueAsText
}
以下に示すのは、プロパティーにより参照される 2 つの関数です。
private function setValueAsText(value String in)

   if("TRUE" == strlib.upperCase(value))
      setSelected (true);
   else
      setSelected(false);
   end
end
	
private function getValueAsText() returns(String)
   if(getSelected())
      return("TRUE");
   else
      return("FALSE");
   end
end

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