ヘッドレス EGL ビルドで使用される Ant スクリプトを作成するには、Ant タスクが必要です。Eclipse、Rational® Application Developer、および ant-contrib ライブラリーによって定義された Ant タスクの他に、Rational Business Developer でも、使用可能な Ant タスクをいくつか提供しています。
ビルド・スクリプト・ファイルの例には、以下のセクションが含まれています。ご使用の環境に応じて独自のビルド・ファイルを定義することもできます。
- プロパティー設定
- このセクションには、一般的なプロパティー設定が含まれています。
- 初期化 (Initialization)
- このセクションには、サーバー・ランタイムの作成やワークスペースの設定のセットアップなど、ワークスペースの初期化が含まれています。
ヒント: - 現在のワークスペース内でサポートされるすべてのサーバー・タイプを取得するには、Rational Application Developer によって定義された listServerTypes Ant タスクを使用します。
- サポートされるすべての設定を取得するには、最初に Eclipse 設定をワークスペースから Eclipse .EPF アーカイブにエクスポートします。これを行うには、Rational Business Developer ワークスペースを開き、をクリックします。その後で、エクスポート・ファイルを調べて設定の名前、設定 ID、およびワークスペースの値を見つけ、Rational Application Developer によって定義された WorkspacePreferencesSet Ant タスクで正しく使用します。
- プロジェクトのインポート (Project import)
- このセクションでは、ワークスペース・フォルダー内のすべてのディレクトリーをループし、projectImport Ant タスクを使用してプロジェクトをワークスペースにインポートします。
- デフォルト・ターゲット (Default target)
- このセクションでは、workspaceBuild Ant タスクを呼び出して、全体的なビルドを行います。その後、すべてのプロジェクトをループします。Ant スクリプト・ファイルがビルド・フォルダー内に見つかったら、ビルド・ファイルを実行します。