LDAP コードへの EGL アクセスを使用する際の考慮事項

このサンプルは、Web アプリケーションのログイン・ページを表しています。入力されたユーザー ID とパスワードが LDAP 準拠サーバーに保管されているユーザー ID とパスワードのペアに一致すると、JSF ハンドラーは、サーバーから関連データを取得し、そのデータをユーザー・オブジェクト (EGL 基本レコード) に保管します。さらに、そのユーザー・オブジェクトを J2EE セッションに割り当て、データを使用して処理を指示します。

プロジェクトで使用するサンプル・ファイルおよびカスタマイズするファイルについては、次の表のカテゴリーを参照してください。
カテゴリー フォルダー ファイル 説明
ほぼすべての場合にカスタマイズする必要がある EGLSource/libraries LDAPLoginLib.egl ログイン・プロセスで使用される変数および関数が含まれるライブラリー
UserObjectLib.egl ディレクトリー・サーバーからユーザー・オブジェクトにデータを割り当てる関数を含むライブラリー
カスタマイズ可能 WebContent ldapLogin.jsp ログイン用の JSP ページ
EGLSource/jsfhandlers LdapLogin.egl 当該ページ用の JSF ハンドラー
カスタマイズ不要 EGLSource/com/ibm/egl/ldap LdapExternalTypes.egl Java™ Naming and Directory Interface (JNDI) LDAP クラスに基づく外部型のセット
EGLSource/com/ibm/egl/ldap LdapLib.egl 外部型に基づいて変数を宣言し、LDAP 準拠サーバーにアクセスするライブラリー関数
サンプルを動作させるためだけに含まれている WebContent/sample customerData.jsp カスタマー・データを表示する JSP ページ
EGLSource/jsfhandlers CustomerData.egl 当該ページ用の JSF ハンドラー
WebContent/sample employeeData.jsp 従業員データを表示する JSP ページ
EGLSource/jsfhandlers EmployeeData.egl 当該ページ用の JSF ハンドラー

「LDAP がサポートされている EGL」プロジェクト・フィーチャーにより、LDAPExternalTypes.egl および LDAPLib.egl ファイルがプロジェクトに追加されます。 LDAP 準拠サーバーにアクセスするコードを含む新規 EGL プロジェクトに LDAP サポートを追加するには、「新規 EGL プロジェクト」ウィザードで「拡張設定の表示」をクリックし、「LDAP がサポートされている EGL」をクリックします。既存のプロジェクトに LDAP サポートを追加するには、プロジェクトの「プロパティー」ページで、プロジェクト・フィーチャーを追加します。


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