リソース関連を定義して、メッセージ・キューにアクセスする EGL プログラムのデフォルト値を指定することができます。
リソース関連を使用して以下を行います。
- キュー・マネージャー名およびキュー名の定義
- システムの定義
- メッセージ・フォーマットの変換
メッセージ・キューのリソース関連パーツを定義するには、以下のステップを実行します。
- プロジェクト・エクスプローラーでファイル名を右クリック
し、と選択して、EGL ビルド・ファイルを開く。
- 「アウトライン」ビューでビルド・ファイルを右クリックし
、「パーツの追加...」を選択して、リソース関連パーツを作成する。
ウィザード・ダイアログから「リソース関連」を選択して
、「次へ」をクリックする。
- リソース関連パーツの名前のほか、オプションでフリー・フォームの説明を入力する。
「終了」をクリックします。
- EGL がリソース関連パーツを表示します。「関連の
追加」をクリックして新規要素を追加します。
その要素を特定するファイル名 (fileName プロパティー) を指定します。
このエントリーは、fileName プロパティーがここで入力した名前と一致する、あらゆるメッセージ・キュー・レコードに適用されます。
- その要素に対する WebSphere® MQ のファイル・タイプ (fileType プロパティー) を入力します。
- メッセージ・キューが置かれるプラットフォーム
(system プロパティー) を指定する。
- 別のシステムに異なるプロパティーを指定する場合は
、「システムを追加」をクリックして追加のシステムを指定する。
- エディターの左側にあるそれぞれのファイル名およびシステムごとに、右側でプロパティーを指定できます。
システム・タイプおよびファイル・タイプは、左側から引き継がれます。
以下のフォームで、システム・リソース名
(systemName プロパティー) を指定します。
[queueManagerName:]queueName
デフォルトのキュー・マネージャーを使用する場合は
、queueName のみを指定します。
メッセージ・キュー・レコードのシステム・リソース名は、キュー・マネージャー名とキュー名を定義します。システム・リソース名は
、MQRecord の fileName プロパティー用の初期値として使用され、レコードに関連付けられているデフォルトのキューを識別します。
EGL は、メッセージ・キュー・レコードの add ステートメントおよび get next ステートメントで、
このシステム・リソース名を使用します。queueName は、この操作でアクセスされるキューを識別します。
queueManagerName は、キューが定義されているキュー・マネージャーを識別します。
デフォルトのキュー・マネージャーは、プログラムの接続先であるキュー・マネージャーです。
アクティブな接続がない場合、EGL はキュー・マネージャー名を使用してキュー・マネージャーに接続してから、キューにアクセスします。
キュー・マネージャー名が指定されていない場合、EGL はシステムのデフォルトのキュー・マネージャーに接続します。
システム・リソース名がリソース関連ファイルで指定されていない場合、デフォルトのシステム・リソース名は、メッセージ・キュー・レコードの fileName プロパティーによって定義されます。
- データ・フォーマット変換をメッセージで実行する場合は、オプションで変換テーブルを指定できます。
変換テーブルを指定すると、EGL は、メッセージがキューに追加されるときにローカル・フォーマットからリモート・フォーマットへとメッセージを変換し、メッセージがキューから読み取られるときにリモート・フォーマットからローカル・フォーマットへと変換します。
EGL は、メッセージにあるフィールドのデータ・タイプを識別するため、メッセージ・キュー・レコード構造を使用して変換を実行します。