書式フィールド

下の図に書式フィールドを示します。

書式フィールドの構文図
*
フィールドが定数フィールドであることを示します。 名前はありませんが、定数値を持ちます。 定数値は、フィールド固有の value プロパティーで指定します。 コード内のステートメントが定数フィールドの値にアクセスすることはできません。
fieldProperty
定数フィールドまたは変数フィールドに適用可能な書式フィールド・プロパティー。 詳しくは、書式フィールドのプロパティーを参照してください。
fieldName
フィールドの名前を指定します。 コードで、名前付きフィールドの値にアクセスすることができます。

ある行で始まり別の行で終わるフィールドがテキスト書式に含まれている場合、そのテキスト書式は、画面幅と書式幅が等しい画面にのみ表示できます。

index
配列内の要素の数。 1 次元配列のみがサポートされています。
primitiveType
フィールドに割り当てられたプリミティブ型。 ここでの指定は最大長に影響しますが、すべての数値フィールドは NUM 型として生成されます。

DBCHAR 型のフィールドを持つ書式は、2 バイト文字セットをサポートするシステムおよび装置でのみ使用できます。 同様に、MBCHAR 型のフィールドを持つ書式は、マルチバイト文字セットをサポートするシステムおよび装置でのみ使用できます。

テキスト書式または印刷書式では、プリミティブ型 FLOAT、SMALLFLOAT、および UNICODE をサポートしていません。

length
フィールドの長さ (必要な場合)。 これは、フィールド内に置くことができる文字または数字の最大数を表す整数です。
decimals
一部の数値型 (BIN、DECIMAL、NUM、NUMC、または PACF) では、小数点以下の桁数を指定できます。 小数部の桁の最大数は、18 と length として宣言された桁数のうち、小さい方の数です。 小数点は、データとともに保存されません。
dataItemPartName
プリミティブ型を DataItem パーツとして特殊化するに説明がある、フィールドのフォーマットのモデルである DataItem パーツの名前。 DataItem パーツは、書式パーツに対して可視になっている必要があります。

互換性

表 1. 書式フィールドの互換性に関する考慮事項
プラットフォーム 問題
IMS/VS
  • 書式の行 1、列 1 は、ブランクであるか、定数フィールドまたは変数フィールドの属性バイトを含んでいる必要があります。
  • IMS™ /FORMAT コマンドを使用してテキスト書式を表示すると、その書式にあるすべての変数フィールドが、フォーム定義にある初期値ではなく、ブランクに設定されます。
  • 画面は各 converse ステートメントの後で自動的に消去されるため、テキスト書式で複数の部分書式を使用することはサポートされていません。
  • 無保護の定数フィールドはサポートされていません。 生成された MFS では、それらは保護されたものとして定義されます。 定数フィールドの属性バイトが書式の最後の位置 (最後の行の最後の列) にある場合、それは行 1 の列 1 にあるものとして処理されます。 書式では、長さゼロの定数フィールドをサポートしていません。 255 バイトより長い非ブランクの定数フィールドはサポートしていません。 254 バイトより長い DBCHAR の定数フィールドはサポートしていません。 255 バイトより長い MBCHAR の定数フィールドはサポートしていません。
COBOL 生成 次のデータ型は、書式フィールドではサポートされていません
  • BOOLEAN
  • HEX
  • FLOAT
  • SMALLFLOAT
  • STRING
  • TIME
  • TIMESTAMP
  • INTERVAL

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