コード・テンプレート

コード・テンプレートは、再利用可能なコードのアウトラインです。 通常、テンプレートは、ルーチンの関数 (データ・ソースからのデータの取得など) に使用されます。 テンプレートを使用するには、コード・テンプレートの設定で、そのテンプレートを 使用可能にしておく必要があります。

テンプレートの作成、編集、除去、インポート、またはエクスポートは、「設定」ウィンドウを使用して実行できます。 デフォルトのテンプレートのリストを変更した場合でも、そのリストをデフォルト値に復元できます。 また、テンプレートを除去した場合でも、その後ワークベンチを終了していなければ、そのテンプレートを復元できます。

テンプレートを表示するには、接頭部を入力して Ctrl + スペースを押します。 テンプレートによって生成されるコードを、表示中のカーソルの位置に構文的に挿入できる場合、名前がその接頭部で始まるすべてのテンプレートが、コード・アシストのリストに表示されます。 テンプレートは常に、コード・アシストのリストの末尾に表示されます。 例えば、関数の挿入が可能な位置にカーソルが置かれている場合、w を入力すると、webservice_function テンプレートがコード・アシストにリストされます。 このテンプレートのいずれかを選択すると、w がそのテンプレートのコードで置き換えられます。

コード・テンプレートの内容と命名の考慮事項

コード・テンプレートを表わすキーワードには、テンプレート自体に含まれるコードの最初の語ではなく、コード・テンプレートの名前が使用されます。このため、コード・テンプレートに付ける名前が重要となります。 例えば、キーワード function で始まる EGL 関数で構成された、「myFunction」という名前のコード・テンプレートを作成したとします。 このテンプレートを挿入する場合は、ffun ではなく、mymyFunc のように、名前の先頭文字から入力する必要があります。 テンプレートがコード・アシストに表示されるのは、文字を 1 つ以上入力して、オプションのリストをフィルタリングした場合のみです。

また、function などの EGL キーワードで始まるコード・テンプレートを作成した場合、そのテンプレートが使用可能になるのは、当該キーワードが有効になる位置にカーソルが置かれた場合のみとなります。 このケースでは、関数が有効となる位置にカーソルが置かれている場合にのみ、関数テンプレートがオプションとして表示されます。 テンプレートの先頭が EGL キーワードでなければ、そのテンプレートはあらゆる場所に挿入できます。


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