照会ストリングを介してゲートウェイ・サーブレットにコマンドを渡すことができます。
ゲートウェイ照会パラメーターは、サーブレット自体を構成するゲートウェイ・サーブレット・パラメーターと同じではありません。ゲートウェイ・サーブレット・パラメーターについては、ゲートウェイ・サーブレットのパラメーターを参照してください。
照会パラメーターは、Web トランザクションの URL に組み込まれます。
このパラメーターは、次の 2 つの方法のいずれかで作成できます。
いずれかの方式を使用して、任意の数のカスタム・パラメーターを渡すことができます。
サーブレットは、以下のパラメーター名を認識します。
- hptAppId
- 実行する Web トランザクションの名前。この値は、@ProgramLinkData 複合プロパティーの programNameフィールドで設定します。
- hptExec
- サーブレットにページを実行させる必須パラメーター。
@ProgramLinkData 複合プロパティーを使用すると、EGL は自動的にこのパラメーターを Y に設定します。
- hptRecord
- Web トランザクションの inputUIRecord として渡す UI レコードの名前。この値は、@ProgramLinkData 複合プロパティーの uiRecordNameフィールドで設定します。
- hptProgramPackage
- Web トランザクションを含むパッケージの名前。
このパラメーターは、csogw.properties ファイルの javaProperty プロパティーをオーバーライドします。
- hptUIRecordPackage
- UI レコードを含むパッケージの名前。
このパラメーターは設定されていないが hptProgramPackage パラメーターは設定されている場合、hptProgramPackage が使用されます。どちらも設定されていない場合は、csogw.properties ファイルの javaProperty プロパティーが使用されます。
- hptLogin
- いずれかの値に設定されている場合、このパラメーターは hptLogonPage サーブレット・パラメーターで識別されるログイン・ページを表示するようにゲートウェイ・サーブレットに指示します。ログイン後、ユーザーには hptAppId パラメーターで識別される Web トランザクションが表示されます (そのパラメーターも URL 内にある場合)。hptAppId パラメーターが URL 内にない場合、ゲートウェイ・サーブレットは hptEntryPage サーブレット・パラメーターまたは hptEntryApp サーブレット・パラメーターから取得されるページを表示します。
- hptPublicUserId サーブレット・パラメーターと hptPublicPassword サーブレット・パラメーターが正しく設定されている場合、ユーザーは自動的にログインし、hptAppId/hptEntryPage/hptEntryApp で指定されるアプリケーションに直接移動します。
- hptLogout
- いずれかの値に設定されている場合、このパラメーターによりゲートウェイ・サーブレットは現行ユーザーをログアウトし、その後 hptLogin パラメーターと同じ効果が発生します。
例
以下の例に、Web トランザクションの URL を示します。
http://localhost:9080/Web/VAGenGatewayServlet?hptAppId=myWebTrans&
hptExec=Y&hptRecord=myRec&hptProgramPackage=myWebTransactions
次のレコード定義は、その URL を生成する VGUIRecord プロパティーを示しています。
record uir type vguirecord
10 lnk char(2) {
uitype = programLink,
@ProgramLinkData {
programName = "myWebTrans",
uiRecordName = "myRec",
linkParms = [
@linkParameter { name = "hptProgramPackage", value = "myWebTransactions" }
]
}
};
end