replace

EGL の replace 文は、言語の基本的な「更新」機能を提供します。 この文は変更後のレコード情報をファイルやデータベースに再び書き込みます。 この文の正確な振る舞いは、レコード変数をステレオタイプ化する方法に応じて異なります (ステレオタイプを参照)。

さまざまなデータ・ソース・テクノロジー (SQL など) を使用する際に replace 文に該当する個々の考慮事項については、 このトピックの終わりにある『関連参照』を参照してください。

構文

コア replace 文の構文図
recordVariable
データソースに置かれる新規情報が含まれています。
explicitCode
SQL 同様データ・アクセス・テクノロジーで許可されている場合に、replace 文に埋め込まれた明示的コード。
replaceOptions
replace 文をカスタマイズするための追加オプションを提供しているデータ・アクセス・テクノロジーもあります。
listID
EGL が通常このレコード変数と関連付けるデフォルトのデータ・ソースで作業していない場合は、リスト ID を指定します。これは、EGL の open 文または get 文が以前に作成したリストを識別するために使用する文字ストリングです。 replace 文を後で実行するためには、その open 文または get 文に forUpdate オプションを指定して使用する必要があります。

以下の例はファイル・レコードを読み取り、置換する方法を示します。
// ユーザーにキーを設定する顧客  # を要求する
myCustomer.customerNumber = askCustomerNo();

try
  get myCustomer forUpdate;
onException(ex AnyException)
  myErrorHandler(ex);
end

myCustomer.customerBalance = newBalance;

try
  replace myCustomer;
onException(ex AnyException)
  myErrorHandler(ex);
end

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