psbData

dliLib.psbData システム変数には、ランタイム PSB の名前とその PSB へのアクセスに使用されるアドレスの両方が含まれます。

この変数の基になっている事前定義レコード・パーツ PSBDataRecord の構造は、以下のとおりです。
  Record PSBDataRecord
    psbName CHAR(8);
    psbRef INT;
  end

プログラムが 1 つの PSB から別の PSB への切り替えを行う場合は、dliLib.psbData.psbName フィールドを直接設定し、テストすることができます。dliLib.psbData.psbRef フィールドは自分で更新しないでください。これにはアドレスが入っています。

dliLib.psbData.psbName の初期値は、事前定義 defaultPSBName フィールドの値です。 この事前定義フィールドは、psb プログラム・プロパティーに割り当てられる PSB レコード変数の中にあります。 このフィールドを設定しない場合、その値は、PSB レコード変数の基になっている PSBRecord 定義内の名前になります。

互換性

表 1. psbData の互換性に関する考慮事項
プラットフォーム 問題
CICS® プログラムは CICS 上の PSB は変更できないため、その目的で変数を使用することはできません。

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