Eclipse ワークベンチを使用した生成

ワークベンチで生成するには、生成ウィザードまたは「生成」ポップアップ・メニュー・オプションのいずれかを使用します。メニュー・オプションを選択すると、デフォルトのビルド記述子が EGL で 使用されます。 セットアップされているデフォルトのビルド記述子をオーバーライドする場合は、「生成」ウィザードを使用できます。

Eclipse ワークベンチでの作業中に EGL ソース・コードを生成する場合は、いくつかの 異なる方法から生成を開始する方法を選択できます。
生成プロセスには、次のいくつかのステップがあります。
  1. まず、生成するパーツを選択します。EGL コンテナー (フォルダー、パッケージ、プロジェクトなど) を選択すると、コンテナー内の各 EGL メイン・パーツについての出力が、EGL によって生成されます。
  2. 次に、生成プロセスを開始します。
  3. 最後に、進行状況をモニターします。

生成を簡単に行うには、まず最初にデフォルトのビルド記述子を選択します。

VGWebTransaction プログラムを生成して、さらに別のオプション・セットで VGUIRecord を生成する場合には、secondaryTargetBuildDescriptor ビルド記述子オプションを設定します。

生成ウィザードを使用した生成

ワークベンチで生成ウィザードを使用して生成するには、次のステップを実行します。

  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」で、プロジェクト、フォルダー、パッケージ、またはファイルの名前を右クリックする。 リソース名を複数選択するには、Ctrl キーを押したままでクリックします。
  2. 「ウィザードを使用して生成」オプションを選択する。
  3. ウィザードの「パーツ」ページに、生成プロセスを開始するために選択した内容に基づいて、 生成可能なパーツのリストが表示されます。 ウィザードの次のページに進むために、リストから少なくとも 1 パーツを選択します。 インターフェース内のボタンを使用して、リストのすべてのパーツを選択または選択解除 することができます。
  4. 「ビルド記述子」ページで、2 つのモードのいずれかを選択できます。このモードに沿って、ビルド記述子パーツを割り当てます。
    ビルド記述子の 1 つのセットを全パーツに使用する
    「追加」ボタンを使用して 1 つ以上のビルド記述子パーツを選択し、生成中のすべてのパーツに適用します。
    パーツごとにビルド記述子のセットを選択する
    まず、「パーツ」列で 1 つ以上のパーツを選択します。 複数のパーツを選択するには、Ctrl を押したままクリックします。次に、「追加」ボタンを使用して 1 つ以上のビルド記述子パーツを選択し、特定の選択済みパーツに適用します。
  5. ウィザードの「生成オプション」ページで、状況に応じて異なるようにビルド記述子 オプションを設定またはオーバーライドすることできます。例えば、永続的なストレージに機密情報が保持されないように、ビルド記述子ではなく、このページにユーザー ID およびパスワードを設定することが可能です。 ビルド記述子オプションは、次のカテゴリーに分類されます。
    • 汎用オプション。 このグループのビルド記述子オプションを使用して、ターゲット・システムの設定、 リモート・ビルド・サーバーについての情報の指定、および生成出力を格納するロケーション の設定を行うことができます。
    • SQL オプション。 このグループのビルド記述子オプションを使用して、生成時に EGL が SQL 文を検証するた めに使用する情報を指定できます。 Java™ コードを生成すると、 この情報の一部は、Java ランタイム・ プロパティーにも格納されます。このプロパティーは、実行時に使用するファイル内に置かれます。
    • Java オプション。 このグループのビルド記述子オプションを使用して、Java コードの生成時にのみ使用する情報を指定できます。
    • JavaScript オプション。 このグループのビルド記述子オプションを使用して、Rich UI のみに使用 する情報を指定できます。
    • COBOL オプション。 このグループのビルド記述子オプションを使用して、COBOL コードの生成時のみに使用 する情報を指定できます。

    永続的なストレージに機密情報が保持されないように、ビルド記述子ではなく、このページにユーザー ID およびパスワードを設定することが可能です。

  6. ウィザードの「コマンド・ファイル」ページで、コマンド・ファイルを作成できます。 コマンド・ファイルを使用して、ワークベンチの外部に EGL プログラムを生成できます。 コマンド・ファイルは、EGL ソフトウェア開発キット (SDK) でコマンド java EGLSDK を使用して参照できます。コマンド・ファイルを作成するには、次のようにします。
    1. 「コマンド・ファイルを作成」チェック・ボックスを選択する。
    2. 完全修飾パスを入力するか、「参照」をクリックして標準の Windows の手順を使用することによって出力ファイルの名前を指定します。
    3. 「EGL パス (eglpath) を自動的に挿入」チェック・ボックスを選択またはクリアして、eglpath の初期値としてコマンド・ファイルに EGL プロジェクト・パスを組み込むかどうかを指定する。詳しくは、「EGL コマンド・ファイル」を参照してください。
    4. コマンド・ファイル作成時に出力の生成を回避するかどうかを示すラジオ・ボタンを選択する。
  7. いったんすべてのページを通過したら、「終了」をクリックします。

メニュー・オプションを使用した生成

「生成」メニュー・オプションを使用してワークベンチを生成するには、以下のステップを実行します。
  1. 生成するリソースごとに、デフォルトのビルド記述子を設定する。 ファイル、パッケージ、フォルダー、プロジェクト、またはワークベンチの各レベルで、デフォルトのビルド記述子を設定できます。
  2. プロジェクト・エクスプローラーで、プロジェクト、パッケージ、フォルダー、またはファイルの名前を選択する。 リソース名を複数選択するには、Ctrl キーを押したままでクリックします。
  3. 右クリックしてから「生成」メニュー・オプションを選択する。
ファイルを生成する場合は、次のステップを実行します。
  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、ファイル名をダブルクリックする。 ファイルが適切な EGL エディターで開きます。
  2. エディター・ペイン内を右クリックし、「生成」を選択する。

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