ビルド・パーツは、生成プロセスを制御し、実行時のアプリケーションの動作方法を設定します。必要となるビルド・パーツの種類は、アプリケーションの
ターゲット・プラットフォーム、および作成したアプリケーションのタイプに応じて
変わります。
- ビルド記述子パーツ
- ビルド記述子パーツは、生成プロセスを制御するとともに、
生成プロセス中に読み取る他の制御パーツを指定します。ビルド記述子パーツには
ビルド記述子オプションが含まれています。これについては、「EGL 生成ガイド」で説明しています。このパーツ内の情報は、生成時、テスト時、および実行時に
使用されます。
- リンケージ・オプション・パーツ
- リンケージ・オプション・パーツには、生成されたプログラムと他のプログラムとの間において、
呼び出しや転送を行う方法の詳細が記述されています。また、このパーツは生成された COBOL プログラムがリモートの CICS® 領域のファイルにアクセスする方法に
関する詳細も示します。このパーツ内の情報は、生成時、テスト時、および実行時に
使用されます。
- リソース関連パーツ
- リソース関連パーツは、特定のターゲット
・プラットフォーム上のファイルにアクセスするために必要な情報に、EGL レコードを関連付けます。このパーツ内の情報は、生成時、テスト時、および実行時に使用されます。
- バインド制御パーツ
- バインド制御パーツ (ターゲット・プラットフォームが z/OS® の場合にのみ適用) は、1 つ以上のプログラムから DB2® データベースにアクセスする方法を記述します。このパーツ内の情報は、生成時および準備時に使用されます。
- リンク・エディット・パーツ
- リンク・エディット・パーツ (ターゲット・プラットフォームが z/OS の場合にのみ適用) は、
複数のプログラムからロード・モジュールを作成する方法を記述します。このパーツ内の情報は、生成時および準備時に使用されます。
- デプロイメント記述子
- EGL デプロイメント記述子は、ビルド・パーツではありませんが、
生成および配置に関連するファイルのカテゴリーに含まれます。
デプロイメント記述子に含まれる情報は、
当該アプリケーションから他のアプリケーションへ、
サービス・パーツがどのように公開されるか、または当該アプリケーションで
外部サービスがどのように使用されるかについて、記述したものになります。
詳しくは、『EGL 生成およびデプロイメントの概要』を参照してください。
ビルド・パーツについての詳細は、「EGL 生成ガイド」に記載されています。