EGL を使用すると、実装の詳細の処理を必要とせずに、一般的なデータ処理タスク (ファイルに対する読み取りや書き込みなど) を実行できます。
情報処理では、データ (未加工の事実や数値) を情報 (何らかの意味を持ち、知識を増大させるデータ) へと変換することが目的となります。
処理には、通常、以下のようなタスクが含まれます。
- 取得
- EGL では、get ステートメント (およびそのバリアント) を使用して、ファイル、データベース、およびメッセージ・キューからデータを読み取ります。詳しくは、
レコードの読み取りと書き込みを参照してください。
- 処理
- ストレージから取得したデータや、ユーザー・インターフェース (UI) 経由で入力されたデータをどのように処理するかは、ビジネス・プロセスに応じて変わります。例えば、Web サイト経由で注文を受けて、倉庫用のピッキング・チケットを生成し、在庫と顧客のバランスを調整する、などの処理が考えられます。
- ストレージ
- EGL では、add ステートメントや replace ステートメントを使用して、ストレージ内の既存データを変更します。詳しくは、
レコードの読み取りと書き込みを参照してください。
- レポート作成および分析
- EGL では、伝票や送り状から、総勘定元帳や Web 統計に至るすべてが含まれるレポートを作成できます。EGL は、BIRT エンジンなど、いくつかのレポート作成オプションを提供します。詳しくは、
EGL によるレポートの作成を参照してください。