フォームを印刷する際、実行時に出力の宛先を指定するには、converseVar.printerAssociation システム変数を使用します。 一部のファイル・タイプでは、複数の印刷ファイルを同時に開くことができます。
converseVar.printerAssociation は、生成時またはデバッグ時に指定されたシステム・リソース名に初期化されます。 プログラムが別のプログラムへ制御権を渡すと、converseVar.printerAssociation の値は受け取り側プログラムのデフォルト値に設定されます。
| プラットフォーム | 問題 |
|---|---|
| Java™ 生成 | Java 生成の場合、converseVar.printerAssociation
は、コロンを間に挟んだ 2 つの部分からなるストリングとして設定します。
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| CICS® | CICS の場合、converseVar.printerAssociation の初期値は、printDestination ビルド記述子オプションの値によって、またはこのオプションと vgLib.startTransaction() システム関数の相互作用によって決まります。
CICS バッチ・プログラムが vgLib.startTransaction() 関数によって開始されなかった場合、converseVar.printerAssociation は (端末で開始されたプログラムに適している) デフォルトの CICS EIBTRMID になります。 以下のファイル・タイプのみがサポートされています。
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| IMS™ BMP | EGL 生成の IMS BMP の converseVar.printerAssociation のサポートでは、以下のプラットフォーム上のこの変数のサポートを結合しています。
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| IMS/VS | 出力用に SMSGQ タイプのファイルがサポートされていますが、複数のファイルを同時に開くことはできません。 値 (8 バイトの論理端末名またはトランザクション・コード) は IMS システムに対して定義され、単一セグメントのメッセージを受け入れるメッセージ・キューに関連付けられていなければなりません。 生成時に使用されるリソース関連パーツでは、ファイル名が、変更可能な代替 PCB または変更可能な特別代替 PCB と関連付けられていなければなりません。 converseVar.printerAssociation の値は大文字に変換されません。 |
| iSeries® COBOL | iSeries COBOL に関して、converseVar.printerAssociation システム変数を、生成時に使用するリソース関連パーツの fileName プロパティーの値に設定します。 ファイル・タイプは、SPOOL タイプではなく、SEQ タイプにする必要があります。 iSeries 用に生成された COBOL プログラムでは複数の印刷ジョブがサポートされていません。converseVar.printerAssociation が設定されている場合、EGL ランタイムは古いファイルを閉じて (データの前の出力を完了して)、iSeries コマンド OVRPRTF を使用してファイル名をオーバーライドし、新規のファイルを開きます。 converseVar.printerAssociation の値は使用する前に大文字に変換されますが、システム変数自体の値は未変更のままです。 システム変数が小文字のバージョンを使用して初期化された場合、小文字のバージョンと比較したときに、converseVar.printerAssociation の値のテストは TRUE になります。 converseVar.printerAssociation に設定された値は、呼び出しレベルから伝搬され、すべての従属呼び出しレベルに変更されます。 ただし、プログラムが以前にファイルを開いていた場合、値は伝搬されません。 |
| z/OS バッチ | converseVar.printerAssociation システム変数は、SEQRS タイプのファイルを参照する場合にのみ設定できます。 z/OS バッチ・プログラムとして生成されたプログラムの場合、 この変数の値は、54 バイトのデータ・セット名か、8 バイトの DD 名です。複数のファイルを同時に開くことができます。 この変数の初期値は、DD 名 EZEPRINT に割り振られたファイルの名前か、(その DD 名がない場合には) 生成時にファイル名 printer に指定されたシステム・リソース名です。 converseVar.printerAssociation を設定した場合、ファイルは SVC99 動的割り振りによって接続されます。 SVC99 の DISP オプションを SHR に設定した場合、出力用にデータ・セットを開くたびに、データ・セットが再書き込みされます。 converseVar.printerAssociation の値は使用する前に大文字に変換されますが、システム変数自体の値は未変更のままです。 システム変数が小文字のバージョンを使用して初期化された場合、小文字のバージョンと比較したときに、converseVar.printerAssociation の値のテストは TRUE になります。 |