bidiType

bidiType プロパティーを bidiTypeKind.visual に設定すると、ユーザーは双方向データを表示順序に従って入力することができます。 このプロパティーを bidiTypeKind.logical (デフォルト) に設定すると、変換は実行されません。 このプロパティーは、STRING、CHAR、および UNICODE の変数にのみ適用できます。

このプロパティーの値を指定するには、bidiTypeKind 列挙型を使用します。 bidiTypeKind 列挙型には、以下の値があります。
logical (デフォルト)
ユーザーは双方向テキストを論理順序に従って入力する必要があります。
visual
ユーザーは双方向テキストを表示順序に従って入力する必要があります。
実行時、ユーザーは特定のキー・ストロークを使用して、以下の双方向機能を実行することができます。
フィールド反転
Alt + Num Lock を押します。 フィールドの方向が左から右の場合、このキーの組み合わせを使用すると、フィールドの方向が右から左に変更されます。カーソルはフィールドの右側に移動し、言語層は双方向になります。 フィールドの方向が右から左の場合、このキーの組み合わせを使用すると、フィールドの方向が左から右に変更されます。カーソルはフィールドの左側に移動し、言語層はラテン語になります。
自動プッシュ
Alt + キーパッドの / を押します。 この組み合わせを使用すると、ユーザーは、言語層を変更する (言語層を変更するには Alt + Shift を押します) ことによって、左から右へのテキストと右から左へのテキストを切り替えることができます。
プッシュ・オン
Shift + Num Lock を押します。 この組み合わせを使用すると、ユーザーは、フィールドの方向とは反対の方向にテキストを入力したり編集したりできます。
プッシュ・オフ
Shift + キーパッドの / を押します。 この組み合わせを使用すると、プッシュ・モードが終了し、カーソルがプッシュ・セグメントの最後に移動します。

互換性

表 1. bidiType プロパティーのサポート
データ項目 JSF ハンドラー VGUI レコード コンソール UI テキスト書式 Java™ テキスト書式 COBOL 印刷書式 Java 印刷書式 COBOL
あり あり なし なし なし なし なし なし

フィードバック