この演習では、検索結果を表示するために、より複雑なデータ・テーブルを作成する方法を学習します。
これまでは、Web ページに追加した JSF コンポーネントはそれぞれ、単一のデータベース・テーブルのデータにバインドしていました。 複雑なリレーショナル・データベースを使用する場合には、複数のテーブルのデータを一度に処理することができます。
この演習では、Customer テーブルと State テーブルの両方のデータを表示することで、 結果のカスタマイズを行います。 このようにすると、顧客の名前 (Customer テーブルのデータ) と、 顧客の完全な (2 文字の略称ではない) 州名 (State テーブルのデータ) の両方が、 結果に表示されます。 また、顧客の姓と名を組み合わせてフルネームのフィールドを作成することで、 結果のカスタマイズを行うこともできます。 最終的なデータ・テーブルは、次のようになります。

これで、SearchLibrary.egl ファイルのコードが完成しました。 このファイル内にエラーがある場合 (赤の X 記号でマークされます) は、演習 5 終了後の SearchLibrary.egl ファイルのファイルに記載されているコードと、作成したコードが一致していることを確認してください。
これで、customersearch.egl ファイルのコードが完成しました。 このファイル内にエラーがある場合 (赤の X 記号でマークされます) は、演習 5 終了後の customersearch.egl ファイルのファイルに記載されているコードと、作成したコードが一致していることを確認してください。
顧客を検索すると、顧客のフルネーム、電子メール・アドレス、 および州名がデータ・テーブルに表示されるようになります。 ページは次のようになります。

「FirstName」フィールドと「LastName」フィールドを組み合わせて「Fullname」フィールドにし、「State」フィールドの 2 文字のコードを完全な州名に変換することで、 検索結果をカスタマイズしました。