サービスの関数および変数を、Web ページ上のコントロールへバインディングする作業は、その他のタイプの関数や変数のバインディングを行う作業と変わりません。ただし、このようなサービス制御を行うためのショートカットが、EGL には用意されています。
このタスクには、次のような前提条件があります。
- EGL Web プロジェクトと Web ページ。
- サービスのバインディング。
関数および変数をサービスから Web ページ上のフィールドにバインドするには、以下のステップを実行します。
- エディターで Web ページを開きます。
- 「パレット」ビューの EGL ドロワーから、「サービス」をページにドラッグします。
「サービスの追加」ウィンドウが開きます。
クライアント・バインディングが定義されたサービスが、このウィンドウにすべてリストされます。
- 「サービスの追加」ウィンドウの「サービスの選択」リストで、使用するサービスを選択します。このサービスで使用可能な関数が、「関数を選択」リストに表示されます。
- 「関数を選択」で、使用する関数を選択します。Ctrl を押したまま関数をクリックすると、複数の関数を選択できます。
- 「終了」をクリックします。「ページ・データ」ビューの「サービス」フォルダーにサービスが表示され、変数と関数が JSF ハンドラーに追加されます。
ここで、コントロールとボタンをページに追加できます。
その手順は、Web ページ上のコントロールの変数へのバインディング、およびJSF ボタンの関数へのバインディングにある手順と同じです。
ただし、今回は、「サービス」フォルダーのサービスのエントリーを使用することで、サービスに必要なすべてのコントロールを一度に作成することができます。
- 「ページ・データ」ビューの「サービス」フォルダーから、サービスをページにドラッグします。
「サービスの挿入」ウィンドウが開きます。
- 「関数」リストで、ページで使用する関数を選択します。
- 「表示するフィールド」で、入力コントロールのオプションを設定します。
- 「次へ」をクリックします。
- 「結果フォーム」ページで、出力コントロールのオプションを設定します。
- 「終了」をクリックします。
これで、関数を呼び出すための入力/出力コントロールとボタンがページに追加され、JSF ハンドラー内の対応する変数および関数にバインドされました。