双方向変換テーブルの作成

EGL ウィザードを使用して、双方向変換テーブル (BCT) を作成できます。

ウィザードを使用するには、次のステップを実行します。
  1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「その他」の順にクリックします。「新規」ウィンドウが開きます。
  2. 「BIDI 変換テーブル」ウィザードをクリックして展開し、「BIDI 変換テーブル」をクリックします。
  3. 「次へ」をクリックします。 「新規 BIDI 変換テーブル」ウィンドウが開きます。
  4. 「親フォルダーを入力または選択」の下で、テーブルを作成する名前フォルダーを入力します。 そのディレクトリーは、それを使用するアプリケーションのクラスパスにある必要があります。
  5. 「ファイル名」に、BIDI 変換テーブルの名前を入力します。 EGL プログラムで使用される BIDI 変換テーブルの名前は、4 文字以下で .bct 拡張子が付いていなければなりません。
  6. 「次へ」をクリックします。 「クライアント・システムの設定」ページが開きます。
  7. 「コード・ページ」リストで、 生成しているアプリケーションのタイプに合ったエンコード方式を選択します。 クライアントおよびサーバーの場合、UTF-8 を含む、任意の有効なコード・ページを指定できます。 次に、テーブルの例をいくつか示します。
    表 1. BIDI 変換テーブル用のエンコード方式
    使用法 言語 bidi 変換テーブル用のクライアント・エンコード bidi 変換テーブル用のサーバー・エンコード
    COBOL 生成 アラビア語 Cp1256 Cp864
    COBOL 生成 ヘブライ語 Cp1255 Cp1255
    リモート COBOL プログラムまたは EGL サービスを呼び出す Java™ プログラム アラビア語 Cp1256 Cp420
    リモート COBOL プログラムまたは EGL サービスを呼び出す Java プログラム ヘブライ語 Cp1255 Cp424
    テキスト書式または印刷書式を使用する Java プログラム アラビア語 Cp1256 Cp1256
    テキスト書式または印刷書式を使用する Java プログラム ヘブライ語 Cp1255 Cp1255
  8. 必要な任意の「クライアント・システム・プロパティー」を変更します。 Java 生成の場合、変換テーブル・クライアント・コード・ページは、プログラムの実行時に Java 仮想マシンに設定された java.lang.System.file.encoding と同じでなければなりません。
  9. 任意の、または必要な「クライアント・テキスト属性」を 変更します。 サーバー属性の「順序付けスキーム」には、以下の考慮事項が適用されます。
    • Java 生成の場合、順序付けスキームを Implicit に設定する必要があるのに対し、エンコードはローカル・システムのエンコード方式と同じでなければなりません。
    • COBOL 生成の場合、通常は順序付けスキームを「ビジュアル」に、サーバー・コード・ページを、アラビア語は Cp420、ヘブライ語は Cp424 に設定する必要があります。クライアント・フォーマットは、使用するクライアントによって異なります。
  10. 「次へ」をクリックします。 「サーバー・システムの設定」ページが開きます。
  11. 必要な場合は、「サーバー・システム・プロパティー」およ び「サーバー・テキスト属性」を変更します。
  12. 「次へ」をクリックします。 「変換オプション」ページが開きます。
  13. 必要な場合は、「アラビア語変換オプション (Arabic Conversion Options)」および「一般変換オプション (General Conversion Options)」を変更します。
  14. 「終了」をクリックします。

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