EGL プログラムで IMS™ 機能を使用できます。
| IMS 機能 | EGL 機能 | コメント |
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| プログラムのタイプ | ||
| IMS 会話型 |
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workDBType ビルド記述子オプションは、converse ステートメントでのデータの保存に DL/I または DB2® のどちらを使用するかを指定します。 |
| IMS 非会話型またはメッセージ駆動型ファスト・パス (オプション 1) |
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| IMS 非会話型またはメッセージ駆動型ファスト・パス (オプション 2) |
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| IMS 非会話型またはメッセージ駆動型ファスト・パス (オプション 3、テキスト書式なし) | 入出力 PCB に関連付けられており、IMS/VS 向けに生成されるシリアル・レコードに対する get next の実行をループするメイン基本プログラム。 | imsFastPath ビルド記述子オプションが YES に設定されている場合は、ステートメントおよび EGL エラー処理が、IMS ファスト・パス・プログラムで許可されている内容に制限されます。 |
| トランザクション指向 BMP | 入出力 PCB に関連付けられており、IMS BMP 向けに生成されるシリアル・レコードに対する get next の実行をループするメイン基本プログラム。 | |
| バッチ指向 BMP | 入出力 PCB に関連付けられており、IMS BMP 向けに生成されるが、シリアル・レコードを使用しないメイン基本プログラム。 | |
| DL/I バッチ | z/OS® バッチ用に生成され、DL/I を使用するメイン基本プログラム。 | |
| 標準 z/OS バッチ | z/OS バッチ用に生成され、DL/I を使用するメイン基本プログラム。 | |
| 端末とプリンターのサポート | ||
| MFS ソース | テキスト書式および印刷書式の FormGroup | EGL は FormGroup の MFS ソースを生成します。 |
| 端末との通信 |
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| 端末プリンターへの印刷出力 |
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| 動的プリンター・サポート | プリンター関連を実行時に動的に変更するには、converseVar.printerAssociation を設定します。 | |
| /FORMAT modname formName |
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| 物理ページングおよび論理ページング | 非サポート | EGL 書式では、物理ページまたは論理ページの定義はサポートされていません。 |
| MFS ソース生成のための SDF II | 非サポート | EGL の生成では、編集順序と特殊制御フィールドに関する知識が必要です。 |
| SQL データベース・サポート | ||
| DB2 データベース定義およびアクセス | SQLRecord 定義と SQL 入出力ステートメント | EGL は、デフォルトの SQL ステートメントを作成します。#sql ディレクティブを使用してデフォルトを変更します。 |
| DL/I データベース・サポート | ||
| 使用する PSB | @dli 複合プロパティーの psb プロパティーは、EGL PSBRecord のプログラム変数名を指定します。 | EGL PSB は、IMS PSB 内の情報のサブセットです。 |
| DL/I データベース定義およびアクセス | PSBRecord 定義、DLISegment 定義、および DL/I I/O ステートメント。I/O ステートメントの usingPCB キーワードは、使用する PCB を指定します。 | EGL は、デフォルトの SSA を作成します。#dli ディレクティブを使用してデフォルトを変更します。 |
| DL/I ファスト・パス・データベース定義およびアクセス |
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#dli ディレクティブを使用する場合は、EGL で 2 文字のコマンド・コードを使用できます。 |
| IMS メッセージ・キュー |
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入出力 PCB に関連付けられているシリアル・レコードに対し、EGL 基本プログラムで get next ステートメントを使用します。このレコードは、以前のプログラムで add ステートメントまたは vgLib.startTransaction() 関数によって挿入されている可能性があります。z/OS バッチに対してはサポートされません。 |
| GSAM ファイル |
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IMS BMP または z/OS バッチでのみサポートされています。 |
| ファイル・サポート | ||
| 順次ファイルのサポート | seq または seqrs に設定されている fileName のリソース関連を含むシリアル・レコード |
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| VSAM ファイルのサポート | fileName が vsam またはvsamrs に設定されているリソース関連を含むシリアル・レコード、索引付きレコード、または相対レコード。 |
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| 実行時のファイル名の動的変更 | recordName.resourceAssociation | seqrs または vsamrs を使用する必要があります。 |
| COBOL DISPLAY ステートメント |
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出力宛先は、COBOL コンパイラー・オプション OUTDD で指定した DDNAME になります。 デフォルトでは、出力は IMS/VS のメッセージ領域を開始するジョブの DDNAME SYSOUT に書き込まれるか、または IMS BMP または z/OS バッチを実行する JCL の DDNAME SYSOUT に書き込まれます。 |
| IMS メッセージ交換 | ||
| 即時プログラム間メッセージ交換 |
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| 据え置きプログラム間メッセージ交換 (メソッド 1) |
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| 据え置きプログラム間メッセージ交換 (メソッド 2) | プログラムでは、converse ステートメントの前に、converse ステートメントを使用し、sysVar.transactionID に新しいトランザクション・コードが設定されます。 | 同一 EGL プログラム内でトランザクション名の変更が許可されます。プログラムは変更されないため、両方のトランザクションで同じ PSB および FormGroup が使用される必要があります。 |
| その他 | ||
| 基本チェックポイント | sysLib.commit() システム関数 | |
| シンボリック・チェックポイント | dliLib.AIBTDLI()、dliLib.EGLTDLI()、または vgLib.VGTDLI() | 以下の項目を参照してください。 |
| 再始動 (XRST 呼び出し) | dliLib.AIBTDLI()、dliLib.EGLTDLI()、または vgLib.VGTDLI() | 以下の項目を参照してください。 |
| ロールバック | sysLib.rollback() システム関数 | |
| ログ呼び出し | sysLib.audit() システム関数 | audit()を参照してください。 |
| 代替 TP PCB の PURG 呼び出し | 出力 IMS メッセージ・キューに関連付けられているシリアル・レコードまたは印刷書式に対して close ステートメントを使用します。 | |
| 非同期処理 | vgLib.startTransaction() | startTransaction()を参照してください。 |