@VEProperty

Rich UI ウィジェット (または、別のトピックで説明する外部型ウィジェット) を作成する場合で、EGL エディターを使用してウィジェットまたは新規の型を作成するすべての場合に、そのウィジェット固有のプロパティーを常に確実に「プロパティー」ビューに表示させることができます。 プロパティーを使用可能にするには、「プロパティー」ビューにリストする各ウィジェット・フィールドの @VEProperty を設定します。 @VEProperty@VEWidget プロパティーおよび @EGLProperty プロパティーが設定されている場合のみ有用です。

次に、@VEProperty の使用例を示します。
mySimpleProperty String {
   @EGLProperty{}, 
   @VEProperty{category = "Basic"}};

myChoiceProperty String{
   @EGLProperty{},
   @VEProperty{category = "Advanced",
               propertyType = "choice",
               choices = [
                  @VEPropertyChoice {displayName = "3D", id = "3"},
                  @VEPropertyChoice {displayName = "4D", id = "4"} 
               ]}};

EGL プロパティーを取得する関数と設定する関数は 表示されません。

@VEProperty のプロパティー・フィールドは、以下のとおりです。
カテゴリー
プロパティーが「プロパティー」ビューにリストされるときのカテゴリーです。カテゴリーが存在しない場合は、指定した名前で新規カテゴリーが作成されます。category フィールドはストリングを受け入れます。

プロパティー」ビューに表示されるカテゴリーは、Rich UI ウィジェットまたは外部型での初期参照の逆順で 示されます。最後に指定されたカテゴリーが最初にリストされ、すべてのウィジェットで 使用可能なカテゴリーが最後に表示されます。 同様に、特定のカテゴリーでのプロパティーの表示は、Rich UI ウィジェットまたは外部型での 宣言の逆順になります。

propertyType
プロパティーで必要とされる値のタイプ。デフォルトでは、タイプは、 ウィジェット定義におけるそのフィールドのタイプです。propertyType の有効な値は「choice」のみです。 これを使用するのは、先の例に示されているように、選択項目の配列を指定する場合です。
choices
@VEPropertyChoice 要素の配列で、 それぞれは次の 2 つのフィールドの少なくとも最初の 1 つを含む必要があります。
displayName
プロパティー」ビューでの選択項目を表すストリングです。 この値は必須です。
id
Rich UI アプリケーションでプロパティーに代入された内容を保持するストリングです。この値は必須です。 代入された値のタイプは、値を受け取るプロパティーのタイプと一致する必要があります。

@VEProperty に対する変更は、 パレットおよびファイルを更新した場合のみ EGL エディターのファイルで使用可能です。パレットを更新するには、「設計」サーフェスの「パレットの更新」を クリックします。『「設計」サーフェスでのツールの使用』を参照してください。ファイルを更新するには、「プレビュー」タブで「Web ページの更新」ツールをクリックします。『EGL Rich UI エディターでの Web アプリケーションの実行』を参照してください。


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