ビルド・ファイル (.eglbld 拡張子) には、以下のビルド・パーツを含めることができます。
- ビルド記述子
- リンケージ・オプション
- リソース関連
- バインド制御 (COBOL のみ)
- リンク・エディット (COBOL のみ)
単一ビルド・ファイル内に各パーツを複数持つことができます。
ビルド・ファイルをダブルクリックすると、ビルド・パーツ・エディター内で開きます。
エディターの最初のページには、1 つのビルド記述子パーツに対するビルド記述子オプションとシンボリック・パラメーターが表示されます。デフォルトでワークベンチの右下隅に表示される「アウトライン」ビューには、そのファイル内のビルド記述子パーツが表示されます。表示されているパーツが強調表示されます。
その他のビルド記述子パーツのいずれかを表示するには、それをクリックします。
エディター・ウィンドウの右上隅では、3 つのボタンがビルド記述子情報のその他のページへのアクセスを提供します。
- 最初のボタンは、初期に選択されており、ビルド記述子オプションおよびシンボリック・パラメーターを表示します。
- 2 番目のボタンは、Java™ ランタイム・プロパティーのページを開きます。リストに新規サーバーまたはロケールを追加するには、「追加」をクリックします。
- 3 番目のボタンは、mfsDevice ビルド記述子オプションを複数回宣言できるページを開きます。このオプションは、COBOL 生成でのみ使用されます。詳しくは、このトピック内の『mfsDevice ビルド記述子オプション』を参照してください。
mfsDevice ビルド記述子オプション
Message Format Service (MFS) は IMS™ Transaction Manager のコンポーネントであり、画面フォーマット、アプリケーションの入出力フィールド、およびさまざまなデバイス特性の指定に使用できます。IMS 環境で COBOL プログラムを生成する場合、使用可能なデバイスに関する情報を指定するために mfsDevice ビルド記述子オプションを複数回宣言できます。
複数回宣言できる唯一のビルド記述子オプションであるため、
mfsDevice にはビルド・パーツ・エディター内に独自のページがあります。各装置では、次のプロパティーを指定します。
- 高さ
- 幅
- デバイス・ステートメント・パラメーター
- 拡張属性