EGL Rich UI デプロイメントの概要

EGL Rich UI に関連して、「デプロイ」という語は、基本的に 以前に生成された JavaScript 出力を埋め込んでいる HTML ファイルを作成することを意味します。『EGL デプロイメント記述子での Rich UI デプロイメント項目の追加』で説明されているように、EGL デプロイメント記述子を構成することにより、デプロイメントに必要な詳細を指定します。

以下に、プロセスの詳細を示します。
  1. EGL 生成プログラムは、各ハンドラーまたはライブラリーに対して以下の 2 つの出力を作成します。JavaScript ファイルと、生成されているパーツで参照されるパーツがすべてリストされているデプロイメント・ファイルです。
  2. デプロイメント・ファイルは、HTML ファイルに組み込む JavaScript ファイルを指定します。 JavaScript ファイルを追加した後で、このステップはその HTML ファイルをターゲット・プロジェクトに追加できます。
ターゲット・プロジェクトが IBM® WebSphere® Application Server 用に構成されている場合、以下の記述が適用されます。
ターゲット・プロジェクトが Apache Tomcat 用に構成されている場合、以下の記述が適用されます。

いずれの場合も、『表示可能テキストのプロパティー・ファイルの使用』で説明したように、EGL デプロイメントは、グローバリゼーションをサポートしています。HTML ファイルに名前を指定すると、 デプロイメントによって、名前に ファイル拡張子 .html とともにロケールの詳細が追加されます。例えば、myFile.htm を指定し、米国英語のランタイム・メッセージを使用する出力を要求する場合、デプロイメント・ステップによって、myFile.htm-en_US.html という名前のファイルが作成されます。

EGL は、デプロイメント中に生成される HTML ファイルのサイズを減らすためにアプリケーションを圧縮し、gzip を使用して、サーバーがブラウザーに送信するファイルを圧縮します。


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