JSF ハンドラー自体には、変数と、以下のようなロジックが組み込まれます。
JSF ハンドラーのパーツはシンプルにしておきます。パーツには、範囲検査のような単純なデータ妥当性検査が組み込まれる場合がありますが、他のプログラムを呼び出して、複合ビジネス・ロジックを実行してください。 例えば、呼び出し先プログラムでのみ、データベース・アクセスを実行します。
JSF ハンドラーの生成時に、EGL が JSP ファイルを上書きすることはありません。
JSF ハンドラーが使用するすべてのデータ・テーブルおよびレコードも生成されます。
バリデーター関数がエラーを検出した場合、 この関数はコントロールを別の Web ページに転送することもできますが、 デフォルトの振る舞いは、同じ Web ページを再表示することです。
validationOrder フィールド・レベル・プロパティーは、 フィールド固有の EGL バリデーター関数の呼び出し順序を定義します。 このプロパティーは、以前に実行された onValueChange 関数の順序には影響を与えません。
validationOrder プロパティーが指定されない場合、 デフォルトは JSF ハンドラーに定義されたフィールドの順序 (上から下へ) になります。 全部ではなく一部の JSF ハンドラーのフィールドに対して validationOrder が定義されている場合、 最初に、validationOrder プロパティーを持つすべてのフィールドの検証が指定された順序で行われます。 続いて、validationOrder プロパティーを持たないフィールドの検証が JSF ハンドラーのフィールドの順序 (上から下へ) で行われます。
このセクションには、「IBM® Rational® Business Developer with EGL」(http://www.mc-store.com/5087.html) の資料が含まれています。
JSF ランタイムは、3 つのスコープのうち 1 つに EGL JSF ハンドラーを割り当てます。 それぞれのスコープが管理 Bean の存続時間を定義します。スコープは、Scope プロパティー の 3 つの指定可能な値 (request、session、および application) に対応します。この 3 つのスコープは、ユーザーが使用できるだけでなく、一時記憶として使用が可能で、同一のまたは別の EGL JSF ハンドラー内の関数の間でデータを転送することができます。
セッション・スコープまたはアプリケーション・スコープに対して等価の関数の名前は、類似しています。例えば、j2eeLib.setSessionAttr() などです。