sysVar.returnCode システム変数には、プログラムによって設定された外部戻りコードが含まれています。メインプログラムは sysVar.returnCode を使用して、オペレーティング・システムに戻りコードを渡します (JCL、CL、バッチ・ファイル、またはコマンド・プロセッサーなどを意味します)。 呼び出し先プログラムは、sysVar.returnCode を使用して、非 EGL プログラムに戻りコードを渡します。
1 つの EGL プログラムから別の EGL プログラムに戻りコードを渡すことはできません。例えば、sysVar.returnCode にゼロ以外の値が指定されている場合、EGL は onException ブロックを実行しません。
sysVar.returnCode の初期値はゼロです。 COBOL 出力の場合、値は 0 以上 512 以下の範囲内にあることが必要です。
以下の例は、オペレーティング・システムに渡す戻りコードを設定します。
sysVar.returnCode = 6;
| プラットフォーム | 問題 |
|---|---|
| Java™ 生成 |
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| COBOL 生成 |
|
| CICS® for z/OS® | プログラムの終了後に sysVar.returnCode を使用できるのは、 プログラムが、同じ CICS 領域にある別のプログラムから呼び出されていて、かつ、EXEC CICS LINK コマンドによって呼び出されたのではない場合に限られます。 戻りコードは、 CICS ベースのプログラムが呼び出される場合 (および、そのプログラムが非 EGL 生成プログラムから呼び出される場合) にのみ意味があります。 |
| IMS/VS | メインプログラムから sysVar.returnCode は返されません。 |