mfsDevice

IMS™ で使用する書式グループを生成する場合、mfsDevice ビルド記述子オプションは、EGL 生成の DEV および DFLD ステートメントに組み込む情報を指定します。これらのステートメントは、書式グループ内の少なくとも 1 つの書式に対して有効である装置タイプの特性を指定します。

mfsDevice ビルド記述子オプションは、ゼロ回以上実行される場合があります。各オプションの属性は、IMS システム定義の TERMINAL および TYPE マクロに定義された装置特性と互換性がなければなりません。

mfsDevice オプションの属性を、以下の、オプションのデフォルト・セットで示します。
  <mfsDevice width="80", height="24", 
    devStmtParms="TYPE=3270-A2,FEAT=(IGNORE)", 
    extendedAttributes="YES" />
  <mfsDevice width="80", height="24", 
    devStmtParms="TYPE=(3270-2),FEAT=(IGNORE)", 
    extendedAttributes="YES" />
  <mfsDevice width="132", height="255", 
    devStmtParms="TYPE=3270P,WIDTH=133,PAGE=(255,DEFN),FEAT=2", 
    extendedAttributes="YES" />

以下の属性を使用することができます。

height
装置上に表示できる行数。この属性は必須です。
width
装置上に表示できる列数。この属性は必須です。
devStmtParms
EGL 生成の DEV ステートメントに組み込むための 1 つ以上のパラメーターを含むストリング。この情報は、IMS システム定義の TERMINAL および TYPE マクロを基にしています。この属性は必須です。
extendedAttributes
装置が拡張属性をサポートするかどうか、および色デフォルト (CD) 拡張属性が、モノクロ装置に表示される書式フィールドに対して生成されるかどうかを指定します。この選択は、EGL 生成の MFS DFLD ステートメントに影響を与えます。この属性を指定すると、装置の書式情報を生成する場合に、mfsExtendedAttr ビルド記述子オプションの値が無視されます。

有効な値は以下のとおりです。

YES (デフォルト値)
拡張属性がサポートされ、色デフォルト拡張属性が生成されます。
NCD
拡張属性はサポートされません。
NO
拡張属性はサポートされますが、色デフォルト拡張属性はサポートされません。

mfsDevice ビルド記述子 オプションについて詳しくは、「IBM® Rational® COBOL Runtime Guide for zSeries」を参照してください。


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