EGL におけるキーボード・キーの名前

ユーザーのキーボード上のキーを consoleLib.getKeyCode() で認識する必要がある場合、 以下のキーワードのいずれかを使用します。 基本的にこれらの名前は引用符付きストリングとして参照します。
ASCII 文字
文字そのものと一緒に 95 の印刷用 ASCII 文字 (32 から 126 までの番号付き) を表示できます。 後の『特殊文字』のセクションで、それらの一部 (例えば、「SPACE」) を確認できます。 「KEY_a」、「KEY_A」、または「KEY_¥」などのように、キーワード「KEY_」を文字の前に配置することもできます。
制御文字
ほとんどの制御文字を、「CONTROL_A」から「CONTROL_Z」までのキーワードによって表示 できます。ただし、以下のキー・ストロークはコンソール UI において特別な意味を持ちます。
CONTROL+C
EGL ランタイムは、これをプログラムを終了する中断文字として読み込みます。
CONTROL+G
これを入力すると EGL ランタイムは文字サイズのグリッドをオン/オフに切り替えます。
CONTROL+H
EGL ランタイムはこれを BACKSPACE として読み込みます。
CONTROL+I
EGL ランタイムはこれを TAB として読み込みます。
CONTROL+R
これを入力すると EGL ランタイムは画面を再描画します。これは、別のプログラムがディスプレイを干渉する UNIX やその他のシステムにおいて役立ちます。
CONTROL+S
これは、EGL に、次のファンクション・キーをシフトされた状態と見なして読み込むことを指示します。 すなわち、EGL は、キーの組み合わせ CONTROL_S + F2 を SHIFT_F2 (F14) として解釈します。
制御文字の入力時にシフト・キーを押したままでいると、入力に変更はありません。 つまり、EGL ランタイムは SHIFT_CONTROL_A を「CONTROL_A」と見なします。 EGL ランタイムは CONTROL_ALT 文字を無視します。
ファンクション・キー
EGL は「F1」から「F24」のファンクション・キーを認識します。 ユーザーはシフト・キーを使用することによって、「F13」から「F24」までをシミュレートすることができます。 EGL は、「SHIFT_F1」を「F13」、「SHIFT_F2」を「F14」というように解釈します。
EGL は、「PKEY_F1」から「PKEY_F24」のプログラム・ファンクション・キーのキーワードを予約しますが、 「PKEY_F1」から「PKEY_F24」に割り当てられる数値は「F1」から「F24」に割り当てられる数値と同じです。 EGL は、ユーザー入力「F1」と「PKEY_F1」との違いを認識できません。
特殊文字
EGL は、次のキー・ストロークのキーワードを予約します。
  • BACKSLASH (¥)
  • BACKSPACE
  • DELETE
  • DOWN (下矢印)
  • END
  • ENTER
  • ESC
  • ESCAPE
  • HOME
  • INSERT
  • LEFT (左矢印)
  • PAUSE
  • PGDN
  • PGUP
  • RETURN
  • RIGHT (右矢印)
  • SPACE (スペース・バー)
  • TAB UP (上矢印)

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