selectedRowItem

selectedRowItem プロパティーは、ユーザーが表示画面から選択する行 (複数可) の指標 (複数可) を保持する変数を識別します。

プロパティーに割り当てる値は、整変数の配列です。

ユーザーは、配列を宣言するときにこのプロパティーを指定すると、複数の値を選択することができます。 ユーザーがプリミティブ・フィールドを宣言するときにこのプロパティーを指定すると、ただ 1 つの値を選択することができます。

指標ではなく選択した行の値を保存するには、selectedValueItem プロパティーを使用します (selectedValueItemを参照)。

電子メールのクライアントの受信箱があるとします。各メッセージの差出人の横にはチェック・ボックスがあります。チェック・ボックスの列には、「削除」というラベルがあります。メッセージは、レコード定義 MessageRecord に基づいて、レコード変数の配列にあります。変数を使用して配列の初期サイズを指定することはできないため、長さがゼロの配列を作成し、必要に応じて要素を追加します。
mailMessages MessageRecord[0] {
  selectedRowItem = selectedRows };
selectedRows INT[0];

ユーザーが、1 番目と 3 番目と 4 番目のメッセージを削除するためのチェック・ボックスを選択した場合、selectedRows は、3 つの整数、すなわち 1、3、4 で構成されます。

互換性

表 1. selectedRowItem プロパティーのサポート
データ項目 JSF ハンドラー VGUI レコード コンソール UI テキスト書式 Java™ テキスト書式 COBOL 印刷書式 Java 印刷書式 COBOL
あり あり なし なし なし なし なし なし

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