コンソール UI プログラムへのリッチ・クライアント・ウィジェットの追加

リッチ・クライアント・プラットフォーム (RCP) モードで実行中の場合は、ウィジェット と呼ばれる追加のコンソール UI コンポーネントを使用して、機能をさらに追加できます。

リッチ・クライアント・ウィジェットを使用すると、コンソール UI インターフェースを、 文字ベース・インターフェースではなく、グラフィカル・ユーザー・インターフェースに近い形で動作させることができます。EGL では、 以下のリッチ・クライアント・ウィジェットをサポートしています。
一般に、コンソール UI プログラム内でリッチ・クライアント・ウィジェットを使用するには、以下のステップを実行します。
  1. コンソール・フォーム内で、ウィジェットをフィールドとして作成し、そのフィールドのプロパティーを指定します。
  2. コンソール UI プログラム内で、ウィジェットの状態を表わす変数を 作成します。
    • チェック・ボックスの場合は、BOOLEAN 変数を作成します。
    • 単一選択ウィジェットの場合は、INT 変数を作成します。
    • ボタンの場合は、変数は不要です。
  3. openUI ステートメントの bind 節で、変数をウィジェットにバインドします。 ボタン・ウィジェットの場合は変数を必要としないため、 このステップは不要です。
  4. ウィジェットのイベント・ハンドラーを作成します。
    • チェック・ボックスの場合は、ConsoleCheckbox.STATE_CHANGED イベントを使用します。
    • コンボ・ボックスの場合は、ConsoleCombo.SELECTION_CHANGED イベントを使用します。
    • ラジオ・ボタン・グループの場合は、ConsoleRadiogroup.SELECTION_CHANGED イベントを使用します。
    • リスト・ボックスの場合は、ConsoleList.SELECTION_CHANGED イベントを使用します。
    • ボタンの場合は、ConsoleButton.PUSHED イベントを使用します。
以下のトピックを参照してください。

これらのウィジェットがサポートされるのは、RCP モードでの実行時のみです。コンソール UI のモードを参照してください。


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