secondaryTargetBuildDescriptor ビルド記述子オプションは、
他の環境を対象とするコードが同一の生成要求で生成されているときに、アプリケーション・サーバーにデプロイされているコードの生成を導くビルド記述子を指定します。
このオプションは、EGL ソース・フォルダー内の以下のパーツを持つプロジェクトを生成する場合に便利です。
- アプリケーション・サーバーにデプロイされる JSF ハンドラー
- アプリケーション・サーバーの外部にあるプラットフォームから JSF ハンドラーが呼び出すプログラム
プログラム (VGWebTransaction ステレオタイプ) を、genVGUIRecords ビルド記述子オプションを YES に設定して生成する場合にも、このオプションは役立ちます。この場合は、アプリケーション・サーバーの外部で実行されることになっているプログラム、およびこのプログラムにより参照されるレコード (VGUIRecord ステレオタイプ) の両方の種類の出力が生成されます。
1 つのビルド記述子を使用して、2 組のパーツの生成を制御したい場合は、以下の項目を実行することができます。
- アプリケーション・サーバーにデプロイされていないパーツのビルド記述子オプションを設定します。
- アプリケーション・サーバーにデプロイされているパーツの secondaryTargetBuildDescriptor ビルド記述子オプションに値を割り当てます。
前述のような事例では、secondaryTargetBuildDescriptor ビルド記述子オプションは、JSF ハンドラーの生成時に使用するビルド記述子パーツを参照することができます。
secondaryTargetBuildDescriptor ビルド記述子オプションによって指定されたビルド記述子パーツに影響を与えるのは、以下のビルド記述子オプションのみです。
- destDirectory
- destHost
- destPassword
- destPort
- destUserID
- genDirectory
- genProject
- genResourceBundle
- msgTablePrefix
- resourceBundleLocale
- system
- targetNLS
- tempDirectory