userMessageFile ビルド記述子オプションは、
vgj.messages.file Java™ ランタイム・プロパティーの生成値を指定します。
このプロパティーは、ユーザーが作成するメッセージのファイルを指定します。
このファイルは、次の例に示すような名前と値のペア項目を持つ、プロパティー・ファイルです。
- Name1=Value1
- Name2=Value2
- その他。
このファイルが検索されるのは、次の場合です。
- EGL ランタイムが sysLib.getMessage システム関数の呼び出しに応答する場合。作成したメッセージが戻されます。
- EGL ランタイムが ConsoleUI アプリケーションを処理していて、consoleLib.messageResource システム変数に指定されたファイルからヘルプまたはコメント・テキストを表示しようとしたものの、その変数に値がなかった場合。
- EGL が Java ランタイム・メッセージを表示しようとする場合。
vgj.messages.file プロパティーが追加されるのは、genProperties ビルド記述子オプションの値が PROGRAM または GLOBAL である場合のみです。
ここで言及したシステム変数およびシステム関数について詳しくは、「EGL 言語解説書」のトピック『getMessage()』および『messageResource (EGL システム変数) (messageResource (EGL system variable))』を参照してください。