callLink 要素の remotePgmType

リンケージ・オプション・パーツの callLink 要素の remotePgmType プロパティーは、呼び出し先プログラムの種類を指定します。 remotePgmType プロパティーは、呼び出し側プログラムの生成に影響します。このプロパティーは、次の状況で適用されます。
次の値から 1 つを選択します。
EGL
EGL はデフォルト値です。この場合、呼び出し先プログラムは、EGL または VisualAge®Generator で生成された COBOL または Java プログラムです。
EXTERNALLYDEFINED
呼び出し先プログラムが EGL または VisualAge Generator で生成されていません。 このオプションを使用できるのは、次の場合に限られます。
  • 呼び出し元が COBOL プログラムか Java プログラムで、 呼び出し先プログラムが CICS 上で稼働し、CICS コマンドが組み込まれている場合。
  • 呼び出し元が Java プログラムで、呼び出し先プログラムが System i® 上の非 EGL 生成済みプログラムの 場合。
  • 呼び出し元が Java プログラムで、呼び出し先プログラムが 非 EGL 生成済み DLL、C または C++ プログラムの場合。

    呼び出し側が DLL を起動する場合、プログラムがその DLL 内で呼び出されている関数の名前と同じでなければ、library プロパティーを共用ライブラリーの名前に設定してください。

STATEFUL
RPG プログラムなど、IBM i 上のステートフル・ホスト・プログラムにアクセスするページ用の Web プロジェクトで使用されます。このオプションでは、ホスト・キャッチャー・プログラムは バイパスされます。このオプションでは、Web セッションを基にした接続が作成され保存されます。次の IBM i 呼び出しでは、同じ接続が再使用されます。
以下の考慮事項が適用されます。
  • ホスト・キャッチャー・プログラムをバイパスするということは、ホスト・プログラムに対する コミットおよびロールバック操作を開始しないということを意味します。コミットおよびロールバックは、 ユーザー・コードで処理します。
  • このオプションは、remoteComType プロパティーが JAVA400 に設定され、ターゲットが Web プロジェクトである場合にのみ許可されます。
  • HTTP セッションの操作が必要なコードは、コードがアプリケーション・サーバーにデプロイされていない限り、実行したりデバッグしたりできません。
STATELESS
以下の 2 つのケースで使用されます。
  • キャッチャーをバイパスして、IBM i ホスト・プログラムを直接呼び出します。このオプションでは接続プールが使用されるため、次の呼び出しで同じ接続を使用するということは保証されません。以下の考慮事項が適用されます。
    • ホスト・キャッチャー・プログラムをバイパスするということは、ホスト・プログラムに対する コミットおよびロールバック操作を開始しないということを意味します。コミットおよびロールバックは、 ユーザー・コードで処理します。
    • STATELESS の使用は、remoteComType プロパティーが JAVA400 に設定されている場合にのみ許可されます。
  • 別個の入力レコードと出力レコードを渡しているときに、IMS 接続によって IMS トランザクションを呼び出します。この STATELESS の使用は、remoteComType プロパティーが IMSTCP または IMSJ2C に設定されている場合にのみ許可されます。

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