EGL アプリケーションのデバッグ

デバッグとは、プログラムの実行をモニターして、エラーの原因を特定するプロセスのことです。 EGL デバッガーでは、ブレークポイント (実行を一時停止する場所) の設定や、 変数の確認または変更を行ったり、プログラムを少しずつ進めることができます。以下のコードをデバッグできます。
最も単純なデバッグでは、次のステップが実行されます。

SQL アクセス用 JDBC を使用したデバッグ

デバッガーは、SQL アクセス用 JDBC を使用します。この結果、JDBC を使用しない環境での実行とは、以下の違いが生じます。
以下の制限も、デバッグ・プログラムと Java™プログラムの両方に適用されます。 デバッグ・プログラムと生成される COBOL プログラムには違いがありますが、 デバッグ・プログラムと生成される Javaプログラムには違いがありません。

より高度なデバッグを行う場合は、起動構成、ブレークポイント、データベース接続、 変数値の設定、およびその他の概念が対象となります。概要については、 EGL デバッガーでのアプリケーションのステップスルーを参照してください。

ホストと異なるデバッグ環境

デバッグ環境がホスト環境と異なる場合に使用できる技法が 1 つあります。 「EGL」 -> 「デバッグ」設定で、 「systemType を DEBUG に設定」を選択してください。EGL プログラムに、 以下のようなロジックを組み込むことができます。
	if (sysVar.systemType is debug) 	
	   // do nothing
	else
	   //  sysVar.sqlData.sqlCode = -811 かどうかを検査
	end

これにより、ホスト・システムでのみ有効なシステム固有のロジックを組み込むことが できます。

キーボードの違いについては、validationBypassKeysまたはhelpKeyに記載されている EGL ファンクション・キー・マッピング表を参照してください。

ホスト環境がワークステーションとは異なるコード・ページを使用する場合、デバッガーで使用されるコード・ページを変更することもできます。 詳しくは、EGL デバッガーの文字エンコード・オプションを参照してください。

プログラムのデバッグ

JEE の下で実行されないプログラムをデバッグするときは、EGL デバッガーでのアプリケーションのステップスルーの記述に従ってデバッグ・セッションを開始できます。

EGL デバッガー・コマンドについての詳細は、EGL デバッガーのコントロールを参照してください。 ビルド記述子の設定が EGL デバッガーに及ぼす影響についての詳細は、 ビルド記述子の設定が EGL デバッガーに及ぼす影響を参照してください。


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