
実行時に、ユーザーは Rich UI アプリケーションと対話します。 これはサーバーにデプロイされ、ユーザーのブラウザーに送信されてから、そのブラウザーで実行されます。 Rich UI アプリケーションはブラウザーからサービスにアクセスします。各サービスはサーバー上でリモート実行され、アプリケーションにデータを返します。
別種のロジックを使用すると、Rich UI の主な利点を活かしやすくなります。つまり、ユーザーは、サービスが住宅ローンの支払金額計算などのバックグラウンド処理を行っている間に、即応性のローカル実行 Web アプリケーションと対話することができます。
通常、Web サービスは SOAP サービスまたは REST サービスとしてデプロイされます。 これらの 2 つの違いについて詳しくは、Web サービスのアーキテクチャー・スタイル を参照してください。
通常は、専用サービスを使用して、データベースやファイル・システムへのアクセスなど、他の EGL 生成 Java™ サービスが実行可能なタスクを実行できます。 ただし、専用サービスは、EGL 生成 Web サービスとして再デプロイしていない限り、他のコードから使用することはできません。
専用サービスの利点は、Rich UI アプリケーションとの共有デプロイメントによってもたらされます。 Rich UI アプリケーションが Web サービスにアクセスする場合は、通常、アプリケーションをデプロイする際にサービスのロケーションを指定する必要があります。 しかし、Rich UI アプリケーションが専用サービスにアクセスする場合は、アプリケーションをデプロイする際にロケーションの詳細は必要ありません。 そればかりか、Rich UI アプリケーションをどこにデプロイしても、サービスを使用できます。
Rich UI アプリケーションを Web プロジェクトに対して内部的にデプロイする前でも、そのアプリケーションを実行してサービスにアクセスすることができます。 この内部デプロイメントを実行すると、HTML ファイルが作成され、そのファイルが他の内容と共に Web アーカイブ (WAR) ファイル (.zip ファイルのような圧縮リソース) 内に組み込まれます。 Rich UI アプリケーションと専用サービスがこのようにして内部的にデプロイされたら、それらをサーバーにデプロイします。
学習目標についての説明は、EGL Rich UI での住宅ローン・アプリケーションの作成に記載されています。
このチュートリアルの所要時間は、約 2 時間です。 このチュートリアルに関する他の概念を参照した場合は、この時間内に終わらない可能性がありますのでご注意ください。
このチュートリアルの実行に、EGL の使用経験は必要ありません。