テキスト書式

書式およびそのタイプについては、『書式パーツ』で説明しています。 このトピックでは、フォーマット設定された情報を画面に表示するために使用されるテキスト書式の表示を中心に説明します。

converse ステートメントには、単一の固定テキスト書式へのアクセス権限をユーザーに与える十分な機能があります。 プログラムの論理フローは、表示された書式にユーザーが応答して初めて先に進みます。 以下の場合のように、複数の書式から出力を作成することもできます。
以下の 2 つのステップが必要になります。
  1. 最初に、一連の display ステートメント をコーディングすることで、オーダーおよび品目の出力を構成します (各ステートメントで、ランタイム・バッファーへの書式の追加は行いますが、データの画面表示は行いません)。 各 display ステートメントは、以下のいずれかの書式に対して動作します。
    • 最初の書式。
    • ループで繰り返し呼び出される、display ステートメントによって表示されたフローティング書式。
    • 最後の書式。
  2. 次に、EGL ランタイムが、以下のいずれかの状況に応じる形で、バッファー内のすべてのテキスト書式を出力装置に表示します。
    • プログラムが converse ステートメントを実行する。または
    • プログラムが終了する。

ほとんどの場合、画面出力の最後の書式は、display ステートメントではな、converse ステートメントをコーディングすることによって表示します。

固定書式には、それぞれ画面内の位置が設定されています。 そのため、固定書式を指定する順序は、相対順序の場合にも、フローティング書式の反復表示の場合にも問題にはなりません。 出力が画面に送られると、バッファーの内容は消去されます。

あるテキスト書式を別のテキスト書式でオーバーレイしてもエラーは発生しませんが、以下のような処理が行われます。

書式を 1 つ表示する場合でも多数表示する場合でも、出力の宛先は、ユーザーがその実行単位を開始した画面装置です。

互換性

表 1. テキスト書式の互換性に関する考慮事項
プラットフォーム 問題
COBOL 生成 生成される書式名の最大長は 8 文字です。

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