SQL の set に関する考慮事項

SQL のコンテキストでは、EGL set 文を使用して、SQL レコード変数のすべてのフィールドをリセットできます。

構文

set 文の SQL 構文
SQLRecordVariable
set 文によりフィールドがリセットされる SQL レコード変数の名前。
value
ターゲットの SQL レコード変数に割り当てられる値。 次の値から選択します。
empty
set 文は、レコード内に含まれるすべてのレコード変数で再帰的に機能し、 構造化レコードの場合には、構造の最下位レベルまで機能します。 プリミティブ型は以下のように設定されます。
  • 数値フィールドはゼロに設定されます。
  • 文字フィールドはブランクに設定されます。
  • 日付/時刻フィールドは現在の日付または時刻に設定され、INTERVAL フィールドはゼロに設定されます。
  • ANY 型フィールドは、現行値の型に基づいて設定されます。現在、値を持っていない場合は、set 文による影響はありません。
initial
ハンドラー・パーツ内の SQL レコード変数は、各フィールドの初期値を指定できます。 initial 修飾子はこれらのフィールドの値を、レコード定義で指定された値に再設定します。 レコード定義が初期値を指定しないか、レコードがハンドラー・パーツ内にない場合は、initial 修飾子の効果は empty 修飾子の効果と同じです。

以下の例では、myCustomer 顧客レコード変数のすべてのフィールドをクリアします。
set myCustomer empty;

フィードバック