UML から EJB 3.0 への変換プロファイルのステレオタイプ

UML から EJB 3.0 への変換プロファイルには、クラス、インターフェース、操作、およびアクターに適用できるステレオタイプが含まれます。 各ステレオタイプは、事前定義済みの有効な属性とタイプのセットを持ちます。

以下の表には、プロファイルのステレオタイプと、その関連するプロパティーおよびタイプがリストされています。

ステレオタイプ 適用対象 プロパティー 制約 生成されたコード
«MessageDriven» クラス     @MessageDriven 注釈が付いている Java™ クラス

トピックまたはキューとの使用関係がクラスで指定されている場合、変換により、Java Message Service (JMS) メッセージ駆動型 Bean が生成されます。

«Stateful» クラス   Bean は、ローカルまたはリモートのインターフェースを実装する必要があります。 ステートフル・セッション Bean、つまり @stateful 注釈を含む Java クラス
«Stateless» クラス   Bean は、ローカルまたはリモートのインターフェースを実装する必要があります。 ステートレス・セッション Bean、つまり @stateless 注釈を含む Java クラス
«LocalInterface» インターフェース     ローカル・インターフェース、つまり @Local 注釈を含む Java インターフェース
«RemoteInterface» インターフェース     リモート・インターフェース、つまり @Remote 注釈を含む Java インターフェース
«Interceptor» Bean から、または Bean 内の操作からクラスへの使用関係     プロパティーとして Java クラスまたは操作を指定する、 @Interceptor 注釈が含まれる Java Bean クラスまたは操作
«AroundInvoke» 操作     シグニチャーと @AroundInvoke 注釈を持つ、Java 操作。
«SQL» シーケンス図で、このステレオタイプは、メッセージ駆動型 Bean またはセッション Bean とデータ・ソースの間のメッセージに適用されます。 シーケンス図でデータ・ソースを照会する SQL ステートメントが含まれる値    
«Queue» アクター 接続ストリングを定義する接続   メッセージ駆動型 Bean とアクターの間の使用関係は、以下のことを表します。
  • Bean はメッセージ駆動型 Bean
  • 生成された Bean の宛先名は、アクターの名前から派生
  • Connection プロパティーは、生成される接続ファクトリー名を定義する

セッション Bean またはエンティティー Bean とアクターの間の使用関係は、Bean によってキューのメッセージが作成されることを指示します。

«Topic» 接続ストリングを定義する接続   メッセージ駆動型 Bean とアクターの間の使用関係は、以下のことを表します。
  • Bean はメッセージ駆動型 Bean
  • 生成された Bean の宛先名は、アクターの名前から派生
  • Connection プロパティーは、生成される接続ファクトリー名を定義する

セッション Bean またはエンティティー Bean とアクターの間の使用関係は、Bean によってキューのメッセージが作成されることを指示します。


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