リソース・バンドルの作成

リソース・バンドルには、実行時に表示される一連のストリングが含まれます。 リソース・バンドルを使用して、サポートしたい言語ごとに別のリソース・バンドルを組み込むことによって、ご使用の アプリケーションをローカライズすることができます。

各リソース・バンドルは、アプリケーションで使用されるそれぞれのキーごとに 1 つのストリングを定義する必要があります。 あるキーが Web ページにリストされており、現行ユーザーの言語のリソース・バンドルがそのキー用のストリングを定義していない 場合は、致命的エラーが生成されます。

リソース・バンドルを作成するには次のようにします。
  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、リソース・バンドルを作成したいフォルダーを右クリックします。 このフォルダーは、EGL Web プロジェクトの Java™ リソース・フォルダー内に存在しなければなりません。
  2. メニューから、「新規」 > 「その他」をクリックします。「新規」ウィンドウが開きます。
  3. 「新規」ウィンドウで、「一般」を展開し、「ファイル」をクリックします。
  4. 「次へ」をクリックします。
  5. 「ファイル名」フィールドで、新規リソース・バンドルの名前を入力します。 リソース・バンドルのファイル名は、次の形式でなければなりません。
    prefix_locale.properties
    prefix
    リソース・バンドル・ファイル名の接頭部は任意ですが、アプリケーションの各リソース・バンドルで同じものでなければ なりません。
    locale
    en_US などの、リソース・バンドルのロケール。 ロケールはバンドル内のストリングの言語を示し、オプションで、その言語の特徴に関するより具体的な情報 (方言、種類、または 地理的位置など) を示します。 ロケールについて詳しくは 、リソース・バンドルのロケールを参照してください。
    例えば、米国で話されている英語が含まれる リソース・バンドルは、resourceBundle_en_US.properties のような名前になります。
  6. 「終了」をクリックします。

    右クリックしたフォルダーに新しいファイルが作成され、エディターで開かれます。

  7. 次の形式で、ストリングを新しいリソース・バンドルに追加します。
    keyname=stringtext
    keyname
    ストリングのキー名。 このキーは Web ページに置かれ、リソース・バンドルからどのテキストを挿入するかを示します。 例えば、WelcomeText という名前のキーは、ページの上部に示される序文テキストを表します。
    stringtext
    キーに関連したテキスト。
  8. ファイルを保存して閉じます。

アプリケーション用のリソース・バンドルは、必要に応じていくつでも作成できます。ただし、各リソース・バンドルは、異なるロケールと同一の接頭部を持っていなければなりません。


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