コンソール・フィールドのプロパティー

共通プロパティー

次の表に、コンソール UI で使用可能な共通 UI プロパティーをリストします。

表 1. コンソール・フィールドに該当する共通プロパティー
プロパティー 説明
align 変数フィールドにおいてデータの長さがフィールドの長さよりも短い場合にデータの位置を指定します。
color コンソール書式のフィールドの色を指定します。
dateFormat 日付の形式を示します。
fieldLen コンソール書式フィールドに表示できる 1 バイト文字の数を指定します。
help consoleLib.key_help システム変数で指定されたキーを押した場合に表示される吹き出しヘルプのテキストを指定します。
highlight フィールドを表示するための特殊効果がある場合にこれを指定します。
inputRequired ユーザーがフィールドにデータを配置する必要があるかどうかを示します。
intensity 表示フォントを強調する度合いを指定します。
lineWrap テキストの切り捨てを回避するために折り返しが必要な場合に、テキストを折り返して改行できるかどうかを示します。
lowerCase ユーザーの 1 バイト文字入力の英字を小文字に設定するかどうかを示します。
masked ユーザーがこのフィールドに入力した文字を表示するかどうかを示します。
minimumInput フィールドへのユーザー入力に必要とされる最小の文字数を指定します。
needsSOSI ASCII 装置に MBCHAR 型のデータをユーザーが入力する際に、EGL が特別な検査を行うかどうかを示します。
protect ユーザーがフィールドにアクセスできるようにするかを指定します。
timeFormat 時刻の入力や表示の書式を示します。
timestampFormat タイム・スタンプの入力や表示の書式を示します。
upperCase ユーザーの 1 バイト文字入力の英字を大文字に設定するかどうかを指します。
validValues ユーザー入力に有効な値のセットを示します。
value Web ページが表示される場合にフィールド・コンテンツとして表示されるストリング・リテラルを示します。

必須プロパティー

以下のプロパティーは、コンソール・フィールド変数に必須です。
  • fieldLen (ConsoleField が定数フィールドでない場合)
  • position

同様に name プロパティーも必須です。 ただし、定数コンソール・フィールドでは必須ではありません。

フィールドと配列のプロパティー

以下のプロパティーは、コンソール・フィールドおよびコンソール・フィールド配列の場合に有効です。

表 2. すべてのフィールド用のプロパティー
プロパティー 説明
position 書式フィールドの先頭にある行および列の番号を指定します。 必須。
segments 各フィールド・セグメントの行、列、および長さを指定します。 オプション。

配列専用のプロパティー

コンソール UI で、以下のプロパティーは ConsoleField の配列にのみ適用されます。また、ConsoleField の配列には、上記のすべてのプロパティーを組み込むことができます。

表 3. 配列専用のプロパティー
プロパティー 説明
columns ConsoleField 配列の要素を表示する列の数を指定します。 オプション。
linesBetweenRows 配列要素が含まれる各行の間のブランク行の数を指定します。 オプション。
orientIndexAcross EGL が画面上で配列要素を (垂直方向ではなく) 水平方向に並べるかどうかを示します。 オプション。
spacesBetweenColumns 各配列メンバーの列を分離するスペースの数を指定します。 オプション。

フィールド専用のプロパティー

コンソール UI で、以下のプロパティーはフィールドにのみ適用されます。

表 4. フィールド専用のプロパティー
プロパティー 説明
autonext ユーザーが現在の ConsoleField を埋めた後、カーソルが次のフィールドに 移動するかどうかを指定します。オプション。
binding デフォルトで、ConsoleField をバインドする変数の名前を指定します。 オプション。
caseFormat 大/小文字の区別に関して、入出力の扱い方を指定します。オプション。
comment ウィンドウ固有のコメント行に表示するテキストを指定します。 オプション。
commentKey リソース・バンドルで、ウィンドウ固有のコメント行に表示するコメント・テキストを検索する際に使用するキーを指定します。 オプション。
dataType フィールドのデータ型を特定するストリングを指定します。 オプション。
エディター ユーザーが LOB データとの相互作用を行うためのプログラムを指定します。 オプション。
initialValue フィールドの初期表示値を指定します。 オプション。
initialValueKey 表示の初期値を含むリソース・バンドルで検索を行うためのアクセス・キーを指定します。 オプション。
name 変数の識別子を指定します。指定がない場合、その変数は名前なしになります。 オプション。
numericFormat 数値出力のフォーマット設定方法を示します。 オプション。
pattern フィールドの内容がテキスト型の場合に、入出力のフォーマット設定のパターンを指定します。 オプション。
sqlColumnName フィールドに関連付けられたデータベース表の列の名前を指定します。 オプション。
verify ユーザーがフィールド入力を終了しようとした際に、同じ値を再入力するようにプロンプトを出すかどうかを示します。 オプション。

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