このサービスのコードが作成されたので、それを Web サービスとして他のアプリケーションで使用できるようにします。この方法でサービスを使用可能にする作業には、サービス・バインディング情報を作成する作業が含まれます。サービス・バインディング情報を通じて、サービスの場所やサービスで使用可能な関数が他のアプリケーションに通知されます。サービスでは、この情報を Web サービス記述言語 (WSDL) ファイルで公開します。
Web サービスに代わる方法として、EGL クライアント・アプリケーションは、EGL サービスとして EGL サービス・アプリケーションにアクセスできます。パフォーマンスは Web サービスより向上しますが、この方法は 2 つの EGL アプリケーション間でしか使用できません。 互換性を最大まで広げるために、このチュートリアルでは Web サービスを使用します。Web サービスは、2 つの EGL アプリケーション間、2 つの非 EGL アプリケーション間、または EGL アプリケーションと非 EGL アプリケーションとの間でも使用できます。詳しくは、をクリックして、EGL 資料を参照してください。
サービス・バインディング情報は、EGL デプロイメント記述子に含まれています。これらのステップでプロジェクトのデプロイメント記述子を操作し、そのデプロイメント記述子を使用するためにプロジェクトのビルド記述子を構成します。


サービスに関する情報は、WSDL ファイルを通じてクライアントに伝達されます。このファイルには、サービスで提供される関数が記述されており、サービスのロケーションが指定されています。このセクションでは、サービスから WSDL ファイルを生成します。 後で、クライアント・アプリケーションがこの WSDL ファイルをインポートして、その中の情報を使用します。
WSDL ファイルを生成するために、EGL ではデプロイメント記述子ファイルの情報とサービス・パーツ自体を使用しますが、もう 1 つ必要な情報があります。それは、どのポートでサーバーがサービスをホストするかという情報です。デフォルトでは、ポートは 9080 です。次のステップに従って、サーバーのポート番号を見つけてください。




実世界では、サービスは、それを使用するクライアントとは別に 実行されます。この状態をシミュレートするために、アプリケーション・サーバーの新規インスタンスを作成して、 そこでサービスを実行することもできます。このチュートリアルのために、 これらの追加リソースをコンシュームすることの利点はありません。したがって、クライアントをテストする際に 既存のアプリケーション・サーバーでサービスを実行します。