LDAP への EGL アクセスのセットアップ

始める前に

EGL LDAP サンプルを構成して実行するには、LDAP 準拠サーバーを選択しておく必要があります。 LDAP 準拠サーバーがない場合、オープン・ソースのサーバー (ApacheDS など) およびそのサーバーにアクセスできるクライアント (Apache Directory Studio など) を使用することもできます。詳しくは、『LDAP 準拠ソフトウェアの構成』を参照してください。

このタスクについて

これらのセットアップ手順は、ApacheDS および Apache Directory Studio に固有の手順です。それ以外の LDAP 準拠サーバーを使用する場合、構成手順は異なる場合があります。

手順

  1. ワークスペースにサンプル・プロジェクトをインポートするには、『LDAP への EGL アクセス』ページで「サンプルの取得」をクリックします。必要なマイグレーションをワークスペース・マイグレーション・ツールで実行できるようにしてください。
  2. LDAP 準拠サーバーを使用する場合、サンプル・プロジェクト自体にアクセスして以下の各ファイルを開き、使用しているサーバーに適切な内容であることを確認します。
    • EGLSource/libraries/LdapLoginLib.egl。次の providerURL エントリーの変更が必要になる場合があります。
      providerUrl String = "ldap://localhost:389/o=sample";
    • EGLSource/libraries/UserObjectLib.egl
  3. SampleCompany.ldif ファイルからディレクトリー・サーバーにサンプル・データをインポートします。
    • 既存の LDAP 準拠サーバーを使用する場合、次の場所にある SampleCompany.ldif からサンプル・データをインポートします。
      workspace/LDAPSample/
    • デモンストレーション目的でオープン・ソースの Apache ソフトウェアを使用する場合、『Apache Directory Studio を使用したサンプル・データのインポート』の手順に従って、ApacheDS ディレクトリー・サーバーにサンプル・データをインポートします。
  4. コードを生成するには、LDAPSample.eglbld にある LDAPSampleWebBuildOptions ビルド記述子を使用します。
  5. Web アプリケーション・サーバーで、ldapLogin.jsp を実行します。
  6. ログイン・ページで、LDAP 準拠サーバーに保管されているユーザー ID (jfryer など) を入力し、パスワード pass を使用します。
  7. 「OK」をクリックします。
  8. ユーザー ID に対応するデータが、従業員または顧客関連の Web ページに表示されます (ユーザー ID が jfryer の場合、データは従業員関連のページに表示されます)。

フィードバック