Rich UI は、Rich UI の日付、時刻、およびタイム・スタンプの EGL フォーマット設定機能のサブセットをサポートします。ただし、間隔はサポートしません。
日付、時刻、またはタイム・スタンプへの文字列の割り当て
Rich
UI では、DATE、TIME、または TIMESTAMP 型の変数への文字列の割り当ては、EGL 規則に従います。特に、以下のデフォルトの形式が使用されています。
- 日付変数は、strLib.defaultDateFormat です。
- 時刻変数は、strLib.defaultTimeFormat です。
- タイム・スタンプ変数は、strLib.defaultTimestampFormat です。
次のコードは、日付フィールドに文字列を割り当てます。
strLib.defaultDateFormat = "yyyy/MM/dd";
d date = "2008/04/08";
EGL では、例えば、区切り文字を別の区切り文字で置換することを許可しています。
strLib.defaultDateFormat = "yyyy/MM/dd";
d date = "2008-04-08";
許可の 2 番目の例として、区切り文字を完全に省略できます。
strLib.defaultDateFormat = "yyyy/MM/dd";
myDate date = "20100412";
文字列への日付、時刻、またはタイム・スタンプの割り当て
以下に、文字列に時間関連変数を割り当てる場合の規則を説明します。
- 文字列に日付変数を割り当てるには、strLib.formatDate を使用します。
Rich UI では、次のフォーマット設定シンボルのみが有効です。
- 4 桁の年の yyyy
- 2 桁の年の yy
- 2 桁の月の MM
- 2 桁の日の dd
- ハイフン、スラッシュ、およびブランクなどの区切り文字
ビルド記述子オプション formatDate を設定できます。これには、strLib.formatDate のデフォルトが用意されています。
- 文字列に時刻変数を割り当てるには、strLib.formatTime を使用します。
Rich UI では、次のフォーマット設定シンボルのみが有効です。
- 24 時間時計の 2 桁の時間の HH (0 から 23)
- 2 桁の時間の hh (1 から 12)
- 1 時間内の 2 桁の分の mm
- 1 分内の 2 桁の秒の ss
- AM の a または PM
- ハイフン、スラッシュ、およびブランクなどの区切り文字
ビルド記述子オプション formatTime を設定できます。これには、strLib.formatTime のデフォルトが用意されています。
- 文字列にタイム・スタンプ変数を割り当てるには、strLib.formatTimestamp を使用します。
Rich UI では、次のフォーマット設定シンボルのみが有効です。
- 24 時間時計の 2 桁の時間の HH (0 から 23)
- 2 桁の時間の hh (1 から 12)
- 1 時間内の 2 桁の分の mm
- 1 分内の 2 桁の秒の ss
- 小数秒単位の SSSSSS。特に、JavaScript の制約により、3 桁のミリ秒に 3 桁のゼロが続きます。
- AM の a または PM
- ハイフン、スラッシュ、およびブランクなどの区切り文字
小数秒単位の文字は、strLib.formatTimestamp の場合は S ですが、タイム・スタンプ宣言で使用されるマスクでは f であることに注意してください。
ビルド記述子オプション formatTimestamp を設定できます。これには、strLib.formatTimestamp のデフォルトが用意されています。
日付が文字列に直接割り当てられている場合 (前のセクションを参照)、文字列はデフォルトのフォーマットに従ってフォーマット設定されます。例えば、以下のコードについて考えてみます。
strLib.defaultDateFormat = "yyyy/MM/dd";
t date = "2010-04-12";
myString STRING = date;
myString の値は「2010/04/12」です。