iSeriesC 環境でテキスト UI 書式を使用する場合には、特有の考慮事項があります。
5250 ワークステーション装置では、書式の制限が、最小限の制御装置の性能に基づいています。最小限の制御装置の性能を超える書式を生成すると、EGL から警告が出されます。
下の表に、EGL テキスト UI プログラムの実行時に 5250 ワークステーション・キーに使用されるマッピングを示します。 その他のすべてのキー (カーソル移動、Enter、および Reset) には、System/370 環境と同様のマッピングが反映されます。
| iSeries® 5250 ワークステーション・キー | EGL 機能 |
|---|---|
| Help (オペレーター・エラー・モード) | 書式のヘルプを表示する |
| Help (オペレーター・エラー・モード以外) | 「ヘルプは使用できません」を表示する |
| 画面の内容をローカル・プリンターで印刷する | |
| Attn | 機能またはアクティブなアテンション・ハンドラーを追跡する |
| Clear | 画面の内容を消去する |
| Rec Backspace | 画面の内容を消去する |
| Field Exit (EOF 消去で改行) | 変更データ・タグ (MDT) を設定する |
| Roll Up または Page Down1 | EGL PA1 定義 |
| Roll Down または Page Up1 | EGL PA2 定義 |
| F1 から F12 | EGL PF1 から PF12 |
| F13 から F24 | EGL PF13 から PF24 |
| 1. オンライン・ユーザー・プロファイルでロール・キーの操作を反転できます。ロール・キーの操作を反転すると、Roll Down が Page Down になり、Roll Up が Page Up になり、表に示されている内容とは反対になります。 | |
生成時に、印刷書式を順次ファイル (seq) に書き込むか、またはスプール・ファイル (spool) に書き込むかを制御するには、printer のリソース関連エントリーを使用してリソース関連パーツを指定します。プリンターをファイル・タイプ spool に関連付けると、EGL プリンター・ファイル QVGNPRNF により、EGL 印刷書式の出力がフォーマットされます。IBM Rational® EGL Server for IBM i に付属のデフォルト QVGNPRNF ファイルに、以下の特性が指定されています。
リソース関連パーツとその内容について詳しくは、リソース関連パーツを参照してください。