EGL テキスト書式エディターはアラビア語およびヘブライ語などの言語をサポートします。これらの言語では、テキストが右から左に書かれ、テキスト内の数値およびラテン語英字ストリングが
左から右に表示されます。詳しくは、双方向データの処理を参照してください。テキスト書式エディターの双方向言語のサポートの設定を変更するには、以下のステップを実行します。
- メニュー・バーからをクリックします。「設定」ウィンドウ
が開きます。
- 「設定」ウィンドウの左側のペインで、を展開し、「EGL BIDI 設定 (EGL bidi preferences)」をクリックします。
- 「設定」ウィンドウの右側のペインで、テキスト書式エディターの双方向言語のサポートの設定を選択します。
- テキスト書式エディターで双方向言語オプションを使用可能にするには、「双方向言語オプションの使用可能化 (Bi-directional options enabled)」チェック・ボックスを選択します。
このチェック・ボックスの選択後、他のすべてのオプションが使用可能になります。
- 双方向テキスト・フィールドをビジュアル・モード (フィールドが表示される方式) で表示して編集するには、「ビジュアル・データ順序付けの使用可能化 (Enable visual data ordering)」を選択します。
- 右から左へ読んでいく言語の場合、「右から左への方向付けの使用可能化 (Enable right-to-left orientation)」を選択します。
- formGroup の双方向設定の変更を可能にするボタンを、テキスト書式エディターに配置するには、「双方向設定ボタンの使用可能化 (Enable bidirectional settings button)」を選択します。このボタンを使用して、個々の formGroup の双方向設定を、「設定」ウィンドウの設定と異なるように変更することができます。
- テキスト書式エディターでディスプレイの順序を (論理順序の代わりに) デフォルトに設定するには、「デフォルトによるビジュアル・データ順序付けの使用可能化 (Enable visual data ordering by default)」を選択します。
- テキスト書式エディターの右から左へのマップ座標を使用するには、「デフォルトによる右から左への方向付けの使用可能化 (Endable right-to-left orientation by default)」を選択します。書式グループが、右から左へのマップ座標を使用するように設定されていると、右上部がロケーション (1,1) として定義されます。左から右への方向付けを使用すると、ロケーション (1,1) は左上部になります。書式エディターで右から左への方向付けを使用する唯一の理由は、右から左への書式の設計をより容易にすることです。
- 「<」および「(」のような指向性のある句読文字を逆方向にするには、「デフォルトによる対称スワッピングの使用可能化 (Enable symmetric swapping by default)」を選択します。
- 数表示をヒンディ語からアラビア語に、またはアラビア語からヒンディ語に切り替えるには、「デフォルトによる数字スワッピングの使用可能化 (Enable numeric swapping by default)」を選択します。
「デフォルトの復元」をクリックすることで、「EGL テキスト書式エディターの設定 (EGL Text Form editor preferences)」ウィンドウをデフォルトの設定に復元することができます。
Java™ 環境におけるテキスト UI およびテキスト UI デバッガーの BIDI サポートは、Windows ベースのシステムでのみ使用可能であり、Linux 上では使用不可です。
BIDI サポートはすべての COBOL 環境で使用可能です。