browseNextElement()

browseNextElement() 関数は、指定された iSeries® データ・キューからデータを読み取ります。 ただし、キューからデータは削除しません。 この関数を getNextElement() と比較してみると、後者の関数ではデータの読み取りは 同様に行われますが、キューからデータが削除されます。

データの宛先が HEX(2) 要素の配列から構成される場合、 これは未加工バイトとして読み取られます。 その他の場合、データは STRING として読み取られます。

この関数は、キーの指定がなければ、キューの最初の要素を読み取ります。キーを指定した場合は、 キーと検索タイプ (キー値よりも大きい、キー値に等しくない、など) に一致する要素を読み取ります。

構文

  iplatformLib.browseNextElement(
    dataQueueDef DataQueueDefinition inOut,
    elementData ANY inOut,
    wait INT in,
    [, keyData ANY in,
    searchType CHAR[2] inOut] )
  returns (result BOOLEAN)
platform
プログラムを生成しているプラットフォームにより、ストリング「Cobol」または「Java™」。
dataQueueDef
DataQueueDefinition レコードに基づく変数 (iSeriesレコード定義を参照)。
elementData
データの宛先。データ型が HEX(2)[] の場合、 データはバイトとして読み取られます。 その他の場合、データは STRING 型として読み取られます。
wait
関数が読み取り操作を完了できない場合の待ち時間 (秒数)。2 つの特殊なケースがあります。
0
即時、戻します。
-1
永久に待ちます。
keyData
キー付きデータ・キューのオプションのキー指定。
searchType
突き合わせるデータが満たす必要のある keyData への関係。検索タイプには、次のいずれかの関係が含まれます。
GT
関数は、キー値が keyData 内のものより大きな要素のみを読み取ります。
GE
関数は、キー値が keyData 内のものより大きいか等しい要素のみを読み取ります。
EQ
関数は、キー値が keyData 内のものと等しい要素のみを読み取ります。
NE
関数は、キー値が keyData 内のものに等しくない要素のみを読み取ります。
LE
関数は、キー値が keyData 内のものより小さいか等しい要素のみを読み取ります。
LT
関数は、キー値が keyData 内のものより小さい要素のみを読み取ります。
result
関数は、読み取りが正しく行われると、TRUE を戻します。

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