EGLPREP バッチ・コマンド・ユーティリティー

ワークベンチの外部で EGLPREP コマンドを使用して、ホスト上に複数の生成済み COBOL プログラムを準備します。このユーティリティーは、指定されたフォルダーで EGL COBOL 生成プロセスによって 作成された buildplan ファイルをモニターします。EGLPREP は新しい buildplan ファイルを検出すると、新しいスレッドを開始して buildplan を起動します。開始するスレッドの数を制限するために、オプション・パラメーターを設定することもできます。

各ビルド計画が終了するとき、EGLPREP は、buildplan ファイルの検索を行ったのと同じフォルダー内にある batchBuild.html という名前の ヒストリー・ファイルを更新します。このファイルには、 完了した各ビルド計画の結果が表示されます。

ビルド記述子オプション prepyes に設定されたワークベンチから COBOL プログラムを生成する場合、EGL は、各コンパイルが完了するまで待機してから、次のプログラムを生成します。prep ビルド記述子 オプションを NO に設定することによって、コンパイルの責務を EGLPREP ユーティリティーにシフトします。これにより、z/OS® および iSeries® の機能を使用して同時に複数のコンパイルを実行できます。

前提条件

構文

コマンド・プロンプトで次のコマンドを 1 行で 入力します。
java EGLPREP foldername [-searchSubfolders]
                        [-maxThreadsn]
                        [-clearHistory]
foldername
新しいビルド計画のために EGLPREP がモニターする必要があるフォルダーの名前です。
-searchSubfolders
EGLPREP にfoldername の下のサブフォルダーで 新しいビルド計画を検索するように指示します。
-maxThreads n
EGLPREP に、スレッドを指定された数に制限するように指示します。maxThreads とその番号の間にはスペースを含めないでください。 デフォルトは 1 です。
-clearHistory
EGLPREP に、以降の履歴をログに記録する前に、 batchBuild.html ファイルの内容を削除するように指示します。

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