JEE 認証を使用して HTML ファイルを保護したくない場合は、Rich UI アプリケーション にカスタム・セキュリティーを組み込むことができます。引き続き JEE セキュリティー を使用して EGL Rich UI プロキシーと Web サービスを保護する必要があります。
カスタム・セキュリティーを使用するには、Rich UI アプリケーションにユーザー定義のログイン画面を組み込む必要があります。入力中のパスワードを非表示にするには、Rich UI ハンドラー で PasswordTextField ウィジェットを使用します。Rich UI アプリケーションでは、アプリケーションの開始時または制限領域へのアクセスを開始する前のいずれかで認証を要求することができます。 このセキュリティー・フォームを、アプリケーションの残りの部分に組み込むことが できます。
カスタム・セキュリティーの定義における最初のステップは、アプリケーションのどの部分を保護する必要があるか (つまり、有効なユーザー ID とパスワードによるログイン後にのみアクセスできる部分) を決定することです。 HTML ファイルを保護するために JEE セキュリティーを使用しない場合であっても、JEE セキュリティーを使用して EGL Rich UI プロキシーを保護して ください。Rich UI アプリケーションを設計するときは、この重要な要素に留意する要素があります。 EGL シングル・サインオンを使用する設計にすると、ユーザーが認証 する必要のある回数を減らすことができます。
カスタム・セキュリティーによる認証を行うときは、SSL を使用して、ユーザー ID とパスワードがブラウザーとサーバーの間の伝送中に保護されるようにしてください。 SSL の概要については、『SSL の概要』を参照してください。