ワークベンチのリファクタリング機能を使用すると、ソース・ファイルの名前を変更したり、それらのファイルへの参照を訂正したりすることができます。
リファクタリングを使用して、JSF ハンドラーによって制御されている EGL ソース・ファイルや JSP ファイルの名前を変更できます。
- 次のいずれかの場所で、名前変更するファイルを選択します。
- 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、該当するファイルを右クリックします。
- メイン・パーツが含まれているファイルの場合、「アウトライン」ビュー、「パーツ・リスト」ビュー、または「パーツ参照」ビューでメイン・パーツを右クリックします。
- メイン・パーツが含まれているファイルの場合、EGL エディターでパーツ名の上にカーソルを置き、右クリックします。
- ポップアップ・メニューから
、とクリックします。「パーツを名前変更」ウィンドウが開きます。
- 「パーツを名前変更」ウィンドウで、EGL の命名規則に従って、ファイルの新しい名前を入力します。
- 「プレビュー」をクリックすると、続行した場合に EGL が行う変更内容のリストが表示されます。
- 「参照の更新」チェック・ボックスをクリアすると、変更する他のファイルの参照を、EGL が検索しなくなります。通常は、このチェック・ボックスを選択してください。
- 「OK」をクリックします。
ファイルの名前を変更すると、次の変更が行われます。
- ファイルの名前が、EGL によって新しい名前に変更されます。
- メイン・パーツが含まれているファイルの場合、新規ファイル名と一致するように、EGL がパーツの名前を変更します。
- メイン・パーツが含まれているファイルの場合、EGL はそのパーツへの参照の
ビルド・パスを検索し、パーツの新しい名前に一致するように参照を変更します。
例えば、呼び出し先プログラムが含まれているファイルの名前を変更する場合、EGL はそのプログラムを呼び出すコードを変更して、新しい名前を使うようにします。
- JSF ハンドラーが含まれているファイルの場合、EGL は、JSP ファイルを
新規ファイルにリンクさせて、JSP 内の JSF ハンドラーへの参照を変更し、新しい名前を
使用するようにします。ただし、JSP ファイルの名前は変更しません。
- JSF ハンドラーが含まれているファイルの場合、EGL は Faces 構成ファイル内のファイルへの参照を更新します。
- JSF ハンドラーによって制御されている JSP ファイルの場合、EGL は JSF ハンドラーの view プロパティーを更新して、新規 JSP ファイルを参照するようにします。
- EGL プラグイン・プロジェクト内のプログラム・パーツの場合、EGL は
、plugin.xml ファイルのプログラムへの参照を訂正します。
リファクタリングによって、他にも変更された箇所がある場合もあるため、確認が必要です。
例えば、
forward ステートメントで使用されるラベルは、EGL によって変更されません。
制御を JSF ハンドラーに渡す、次のようなコード行があると仮定します。
forward to "myWebPage";
この場合、
myWebPage の名前を変更しても、EGL はページの新規ラベルを反映するための変更を、この
forward ステートメントには行いません。
変更点を検索して、手動でファイルを更新する必要があります。