EGL ライブラリー lobLib

lobLib システム・ライブラリーは、大きなオブジェクト (BLOB タイプおよび CLOB タイプ) に対するサポート関数を提供します。

次の表に、lobLib 内の各関数を示します。

システム関数/呼び出し 説明

attachBlobToFile(blobVariable、fileName)

指定されたファイルを BLOB 変数に関連付けますが、ファイルには書き込みません。

attachBlobToTempFile(blobVariable )

固有の一時システム・ファイルを BLOB 変数に関連付けますが、ファイルには書き込みません。

attachClobToFile(clobVariable、fileName)

指定されたファイルを CLOB 変数に関連付けますが、ファイルには書き込みません。

attachClobToTempFile(clobVariable )

固有の一時システム・ファイルを CLOB 変数に関連付けますが、ファイルには書き込みません。

freeBlob(blobVariable)

BLOB 変数で使用されるリソースをリリースします。

freeClob(clobVariable)

CLOB 変数で使用されるリソースをリリースします。

result = getBlobLen(blobVariable )

BLOB 変数で参照される値のバイト数を戻します。

result = getClobLen(clobVariable)

CLOB 変数で参照される文字数を戻します。

result = getStrFromClob(clobVariable)

CLOB 変数で参照される値に対応するストリングを戻します。

result = getSubStrFromClob(clobVariable,
pos, length
)

CLOB 変数で参照される値からサブストリングを戻します。

loadBlobFromFile(blobVariable、fileName)

指定されたファイルから、BLOB 変数で参照されるメモリー領域へデータをコピーします。

loadClobFromFile(blobVariable、fileName)

指定されたファイルから、CLOB 変数で参照されるメモリー領域へデータをコピーします。

setClobFromString(clobVariable、str)

CLOB 変数で参照されるメモリー領域へストリングをコピーします。

setClobFromStringAtPosition(clobVariable、
pos、str
)

CLOB 変数で参照されるメモリー領域へストリングをコピーし、メモリー領域内で指定された位置で開始します。

truncateBlob(blobVariable、length)

BLOB 変数で参照される値を切り捨てます。

truncateClob(clobVariable、length)

CLOB 変数で参照される値を切り捨てます。

updateBlobToFile(blobVariable、fileName)

BLOB 変数で参照されるデータを、指定されたファイルへコピーします。

updateClobToFile(blobVariable、fileName)

CLOB 変数で参照されるデータを、指定されたファイルへコピーします。

互換性

表 1. lobLib の互換性に関する考慮事項
プラットフォーム 問題
COBOL 生成 ラージ・オブジェクト型である BLOB と CLOB は、COBOL 世代ではサポートされません。

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