2 次認証 ID は、2 次
許可 ID として一般的に知られています。
2 次許可 ID の意味と使用方法は、次の条件に応じて異なります。
- 使用している DB2 プラットフォーム。
- 場合によっては、プラットフォームの構成方法。
ご使用の環境で 2 次許可 ID を使用する方法の詳細については、ご使用の DB2 の資料を参照してください。
2 次許可 ID の一般的な例を以下に示します。
- DB2 UDB の場合、2 次許可 ID を指定すると、その ID がすべての SQL ステートメントのデフォルト・スキーマ名として使用されます。
- zOS 上の DB2 では、多くの場合で 2 次許可 ID は RACF® グループにマップされます。DB2 オブジェクトへのアクセス権が RACF グループに付与され、個々のユーザー ID が RACF グループに追加されます。
この手法により、許可要件が変更された場合に作業を最小限に抑えることができます。
例えば、新規 DB2 表を作成した場合、システム管理者はアクセス権を RACF グループに付与できます。そのグループに所属するすべての個人は、2 次許可 ID を使用している限り、読み取りアクセス権を保持します。