生成された Java コードからの EGL デバッガーの呼び出し

EGL 生成の Java™ プログラムまたはラッパーから、EGL デバッガーを呼び出すことができます。これによって、部分的にデプロイされたアプリケーションで作業する場合にも、EGL デバッガーを使用することが可能になります。 このプログラムには、call ステートメントが必要になります。 このステートメントは、リンケージ・オプション・パーツの callLink 要素に関連付けます。 同様に、ラッパーも callLink 要素に関連付ける必要があります。 いずれの場合も、その要素において remoteComType プロパティーを DEBUG に指定する必要があります。

JEE で稼働するプログラム

JEE で稼働する EGL 生成プログラムまたはラッパーから、EGL デバッガーを起動するには、次のステップを実行します。
  1. ビルド・ファイルにリンケージ・オプション・パーツを追加しておく。これを行う方法の説明については、EGL ビルド・ファイルへのリンケージ・オプション・パーツの追加を参照してください。
  2. callLink 要素を編集して、remoteComType プロパティーを追加する。 callLink 要素の編集については 、リンケージ・オプション・パーツの callLink 要素の編集を参照してください。remoteComType プロパティーの設定について詳しくは、callLink 要素の remoteComTypeを参照してください。
  3. デバッグ対象プログラムが、呼び出し元と同じサーバーで実行されていることを確認する。
  4. EGL デバッガーの JAR ファイルを、サーバーに追加する。サーバーがデバッグ・モードで実行されていることを確認してください。
  5. デバッガーでプログラムを実行する。

JEE で稼働していないプログラム

デバッグ対象の呼び出し先プログラムが JEE で稼働していない場合には、別の規則が適用されます。 この場合は、プログラムの呼び出し元を、任意の場所 (リモート・システムも含む) で実行できます。次のステップを実行します。
  1. リスナー・プログラムを開始する。リスナーを開始するには、構成可能な設定が 1 つ (ポート番号) しかない EGL リスナー起動構成を使用します。デフォルトのポート番号は 8346 です。
  2. 複数の EGL リスナーを同時に実行する場合は、各 EGL リスナーごとに 個別のポートを指定する。ポート 8346 が別のアプリケーションによって使用されている場合や、このポートがファイアウォールによって使用できない場合も、別のポートを指定する必要があります。 別のポート番号を指定する方法については、EGL リスナー起動構成の作成を参照してください。

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