cachePreparedStatements ビルド記述子オプションを使用して、EGL が JDBC PreparedStatement オブジェクトを生成するときのプログラム・パフォーマンスを改善します。
EGL が EGL コードから JDBC PreparedStatement オブジェクトを生成するときに、それらのオブジェクトをキャッシュに入れることによりプログラム・パフォーマンスを改善できる可能性があります。この改善は、特に、同じ SQL ステートメントが繰り返し使用される場合 (ループ内や頻繁に呼び出される関数内など) に考えられます。PreparedStatement オブジェクトについて詳しくは、prepareAllSQLStatementsを参照してください。
cachePreparedStatements = YES を指定してプログラム、ライブラリー、サービス、またはハンドラーを生成し、コードがデータベースに接続する場合、その接続で使用されるすべての PreparedStatement オブジェクトがキャッシュに入れられます。それらのオブジェクトは、異なるプログラム、ライブラリー、サービス、またはハンドラーで使用される場合でもキャッシュに入れられます。
それぞれのデータベース接続には独自のキャッシュがあり、preparedStatementCacheSize ビルド記述子を設定することによってキャッシュのサイズを指定できます。キャッシュに入れることができる PreparedStatement オブジェクトがもう 1 つ作成された後で、最も使用頻度の少ないオブジェクトがキャッシュから除去され、新規オブジェクト用の場所が確保されます。