workDBType ビルド記述子オプションは、実行時に使用する作業データベースのタイプを指定します。このオプションは、system ビルド記述子オプションを CICS® または IMSVS に設定している場合、および workDBType ビルド記述子オプションが実行単位内の最初のプログラムに対して指定されている場合に使用します。
system ビルド記述子オプションが ISERIESC に設定されている場合、作業データベースは常に SQL で、これは workDBType の値には関係しません。
作業データベースは、以下の目的で使用されます。
- テキストまたは Web アプリケーションで converse ステートメントを発行した後にプログラムの状況を保存する。
- Web トランザクションで show ステートメントを発行した後にプログラムの状況を保存する。
- ユーザーがヘルプ書式を表示している間の、書式からの入力を保存する。
- 書式の messageField プロパティーに値を指定していなくて、エラー・メッセージを表示する必要がある場合に、テキスト書式用の出力を保存する。
- 別のプログラムに制御を転送するために returning to 節を含む show ステートメントを発行するときに、テキスト書式のコピーを保存する。
値
- AUX (CICS のデフォルト値)
- CICS の補助一時記憶キューにプログラムの状況データを保存します。
- MAIN
- CICS のメインの一時記憶キューにプログラムの状況データを保存します。
- DLI (IMS™ のデフォルト値)
- DL/I データベースにプログラムの状況データを保存します。
- SQL
- リレーショナル・データベースにプログラムの状況データを保存します。