プロジェクトとパッケージは、EGL ソース・ファイルの編成に使用できる任意のカテゴリーです。これらのカテゴリーを使用して、アプリケーションの一部のパーツをまとめたり、他のパーツから区分します。実際に、EGL 設計者は次の 1 つ以上の基準に応じてアプリケーションを分割する
傾向にあります。
- 解決すべき業務上の問題
- 使用するテクノロジー・タイプ
- コーディングを行う開発グループ
- ソース・コードの保存およびソース制御の保持に使用するアーカイブ方法
- 最適なプログラム・サイズ
- テスト戦略
小規模のアプリケーションは多くの場合、単一プロジェクトで構成されています。
大規模のエンタープライズ・アプリケーションには、それぞれに複数のパッケージを持った、多数のプロジェクトが含まれる場合があります。
アプリケーションをプロジェクトとパッケージに分割することは、
非常に主観的なプロセスであり、会社ごとにその手法は異なります。
以下の点を重視してください。
- 業務上の問題は何か
- 開発を行なうのは誰か
- プログラムの作成、実行、および保守が行われるのはどこか
プロジェクトとパッケージは、概念的なユニットであるだけでなく、EGL ワークスペース内の特定のフォルダーも表します。
プロジェクトは最高レベルにあり、その下には、EGLSource フォルダーで作成される基本パッケージがあります。
プロジェクトには、パッケージと異なる重要な点が 1 つあります。
パッケージの名前は、修飾子として使用して、パーツまたは変数を現在の有効範囲に移動することができます (有効範囲を参照)。一方、プロジェクトの名前は、EGL プログラム内で使用することはありません。
他のプロジェクトからの情報のインポートについては、「EGL 生成ガイド」を参照してください。