EGL 書式パーツは、一度にユーザーに表示される一連のフィールドのレイアウトと特性を記述するパーツです。
Record や DataItem を宣言するときと同じ方法で、書式を宣言しないでください。 書式パーツにアクセスするには、関連する FormGroup を参照する use 宣言がプログラムに組み込まれている必要があります。
書式パーツは、自身の EGL ソース・ファイル内で、FormGroup の外側に定義できます。ただし、EGL プログラムはスタンドアロン書式に直接アクセスすることはできません。 代わりに、FormGroup パーツで書式の use 宣言を組み込む必要があり、また EGL プログラムはその FormGroup から書式にアクセスする必要があります。
ライブラリーで使用される書式はグローバルなものではないため、ライブラリーの外側でアクセスすることはできません。 また、ライブラリーに書式をパラメーターとして渡すこともできません。 プログラムおよびライブラリーが印刷書式を使用する場合には、それぞれが独自の書式を持ちます。
書式のプロパティーでは、画面またはページ上の出力のサイズおよび位置を決定し、その出力のフォーマット設定の特性を指定します。
1 つの FormGroup パーツで複数のフローティング・エリアを宣言することができますが、それらのエリアは @printFloatingAreas プロパティーまたは @screenFloatingAreas プロパティーの一部でなければなりません。 これらのプロパティーはそれぞれ、単一の特定出力装置に対応しています。 フローティング・エリアのないフローティング書式を表示しようとすると、画面全体またはページ全体がフローティング・エリアとして取り扱われます。