JPA から UML への変換を使用して、Java Persistence
API エンティティーから UML モデルを生成することができます。JPA から UML
への変換を実行する前に、Java から UML への変換および EJB 3.0 から UML への変換について
十分に理解しておく必要があります。
このタスクについて
この変換は、以下の 2 つのラウンド・トリップ・エンジニアリング (RTE) シナリオで使用できます。
- UML モデルをコードに変換し、コードに変更を加えてから、変更後のコードを UML に変換する (モデル-コード-モデル)
デフォルトでは、IBM® Rational® モデリング製品により、このシナリオがサポートされています。
それは、UML から JPA への変換を実行することによって開始されます。
- 既存の Java™ コードおよび JPA エンティティーを UML モデルに変換し、モデルに変更を加えてから、変更後のモデルを Java コードおよび JPA エンティティーに変換します (コード-モデル-コード)
このシナリオは、JPA から UML への変換を実行することによって開始されます。
このシナリオでこの変換を使用するには、既存の JPA エンティティーおよび Java コードの要素を、この変換により生成されるモデル中の UML モデルの要素にリンクする必要があります。
そのリンクにより、アノテーションとコメントがコードに追加されます。
それらは、UML から JPA への変換の実行時に UML の変更をコードに反映させ、既存のメソッドの本体を保持することを可能にするためのものです。
要素をリンクするタイミングは、最後に追加されたモデル要素に変更を加えて UML から JPA への変換を実行するよりも前でなければなりません。
要素のリンク後、それに続く変換において、予想されるとおりにマージされます。
注: コード要素を UML モデル要素にリンクするには、UML から JPA への変換構成のメインページで「Java を UML にリンク」をクリックします。
このシナリオについて、また JPA エンティティー、Java および UML の開発時に変更をマージする方法について詳しくは、下記の関連概念のトピックを参照してください。
この関連トピックで説明されているのは Java 変換の場合のワークフローですが、UML から JPA への変換でも JPA から UML への変換でもワークフローは同じです。