実行時に、VGUIRecord パーツは UI レコード Bean によって表示されます。下記の
インターフェースにリストされているコマンドによって、JSP ファイルからこの Bean に
アクセスすることができます。
String クラスは、UI レコード用に生成された Java™ Bean の input、output、または inputOutput の uiType プロパティーで
変数にインプリメントされたすべての get メソッドおよび set メソッドによって使用されます。
none の uiType で定義される変数にインプリメントされた set メソッドと get メソッドは、その変数に適した Java クラスを戻します。
UI レコード Bean インターフェース
UI レコード Bean にインプリメントされた get メソッドと set メソッドについて、このセクションで説明します。以下のメソッドにより、VGUIRecord 全体の情報が取得され変更されます。
- String getTitle();
- VGUIRecord の title プロパティーから、ページのデフォルトのタイトルを戻します。
- String getHelpText();
- VGUIRecord の help プロパティーから、テキストを戻します。
- String getGatewayURL();
- ゲートウェイ URL を戻し、HTML フォームのアクションとして使用されます。
- String getSecureGatewayURL();
- HTTPS プロトコルを使用するゲートウェイ URL を戻し、HTML フォームのアクションとして使用されます。
- String getPageID();
- クライアントに提供されるページに一意的にマークを付けるストリング形式の数値。
- String getAppID();
- VGUIRecord が関連付けられている Web トランザクションを識別する ID を戻します。
- String getSessionID();
- 要求の実行依頼を処理する現在のゲートウェイ・セッションを識別する ID を戻します。
- boolean hasInputError();
- VGUIRecord の任意のフィールドがエラー状態にあるかどうかを示します。
- VGDataElement elementNamed(String name);
- name という名前の UI レコード Bean の要素を戻します。
- VGDataElement getfieldName();
- VGUIRecord から指定のフィールド値を戻します。
- void setfieldName(String value);
- VGUIRecord からの指定のフィールドを指定の値に設定します。
VGDataElement インターフェース
以下のメソッドにより、VGUIRecord 内の個々のフィールド (VGDataElement) の情報の取得または変更を行います。
- Enumeration getEditTableValues();
- 入力フィールドと関連付けられたエディット・テーブルの要素を戻します。
- String getErrorMessage();
- 要素と関連付けられたエラー・メッセージを戻します。
- String getGatewayURL();
uiType プロパティーが form または programLink に設定されていない変数に関しては、このメソッドの UI レコード Bean バージョンと同じ値を戻します。
uiType プロパティーが form または programLink に設定されている変数に関しては、link プロパティーで定義されているすべてのパラメーターを含む URL ストリングを戻します。このストリングは、<A> HTML 要素で HREF として使用可能です。
- String getSecureGatewayURL();
- getGatewayURL() と同様ですが、HTTPS プロトコルを使用します。
- String getHelpText();
- フィールドの help プロパティーのテキストを戻します。
- int getIndex();
- 要素の索引を戻します。
- String getLabel();
- 変数のラベル UI プロパティーを戻します。変数が配列の要素の場合、VGDataElement インスタンスの索引に定義されたラベルを戻します。
- String getTextValue();
- データに関するすべての出力フォーマットを持つ要素のストリング値を戻します。
- TableModel getTextValuesTable();
- VGDataElement インスタンスの出現箇所および SUB エレメントのすべてのフォーマット済みテキストの値の TableModel を戻します。
- boolean hasInputError();
- 要素に入力エラーがある場合、TRUE を戻します。
- boolean isDisplayable();
- 実行ボタンと関連付けられている変数が非ブランク値である場合、TRUE を戻します。
- boolean isEmpty();
フィールドが配列であり、さらに numElementsItem プロパティーで指定されたフィールドの値がゼロのときのみ、TRUE を戻します。
他の場合、このメソッド
は FALSE を戻します。以下の場合は FALSE を戻します。
- フィールドは配列ではない。
- フィールドは配列だが、numElementsItem プロパティーに NULL 値がある。
- フィールドは配列だが、numElementsItem プロパティーで指定されたフィールドの値がゼロではない。
- boolean isSelected();
- 要素の索引が SelectedIndexItem プロパティーで指定されたフィールドの値の場合、TRUE を戻します。
- Enumeration occurrences();
- ターゲットとなる VGDataElement が配列の場合、このメソッドはその配列の要素を含む列挙型を戻します。戻される要素の数は、numElementsItem プロパティー
のフィールドの値によって制限されます。
ターゲットが配列でない場合、このメソッドは単一の要素しか持たない列挙型を戻します。
- Enumeration subElements();
- VGDataElement インスタンスの有効な SUB エレメント (uiType プロパティーは none に設定されていない) である VGDataElements の列挙型を戻します。
最も下位のレベルの SUB エレメントのみが戻されます。各 SUB エレメントの索引は、VGDataElement インスタンスの索引です。
- void setDatetimeFormat(DateFormat_object);
- ブラウザーと層 2 の間を双方向で受け渡される日付/時刻値の有効なフォーマットを指定する Java DateFormat オブジェクトを設定します。
このメソッドは、日付または時刻編集を割り当てられている変数のみで使用することができます。