EGL マイグレーション・ツールを使用するには、まずツールの設定を設定する必要があります。
EGL マイグレーション設定を設定するには、次のようにします。
- とクリックします。
- 「EGL」を展開して、「マイグレーション」をクリックする。
マイグレーション・ツールの設定が、このページに表示されます。
- 予約語の使用による名前の競合を解決する方法を選択します。
- 「接尾部の追加」は、
ソース・コードに含まれる予約語であるすべての語に接尾部を追加するようマイグレーション・ツールを設定する場合に選択します。
このラジオ・ボタンのそばのテキスト・ボックスに、変更された語にマイグレーション・ツールが追加する接尾部を入力してください。
- 「接頭部の追加」は、ソース・コードに含まれる予約語であるすべての語に接頭部を追加するようマイグレーション・ツールを設定する場合に選択します。
このラジオ・ボタンのそばのテキスト・ボックスに、変更された語にマイグレーション・ツールが追加する接頭部を入力してください。
- プロジェクトに独立型関数 (つまり、その他の論理パーツに含まれていない関数) があり、参照型に変更された変数 (配列など) がその関数に含まれている場合は、「assignment ステートメントを move ステートメントに変換」を選択します。
参照変数での assignment ステートメントから move ステートメントへの変換について詳しくは、『V7.0 マイグレーション・ツールで行われる変更』を参照してください。
- I4GLItemsNullable プロパティーにより、itemsNullable ビルド記述子オプションが置換されました。
詳しくは、『V7.0 マイグレーション・ツールで行われる変更』の NULL 可能タイプに関するセクションを参照してください。マイグレーション・ツールでは、I4GLItemsNullable プロパティーを自動的に論理パーツに追加できます。このプロパティーを追加するには、「プロパティー I4GLItemsNullable=yes の追加」を選択します。
- EGL がテキスト・リテラル (「Hello!」など) を扱う方法を保持するには、
パーツごとに、textLiteralDefaultIsString プロパティーに NO を
設定します。詳しくは、『textLiteralDefaultIsString』を参照してください。
- EGL ソースから Java™ ファイルを再生成できるように、プロジェクトから Java ファイルを削除するようマイグレーション・ツールを設定するには、「プロンプトを表示」、「常時」、または「拒否」のいずれかを選択します。この変更は、マイグレーションする EGL コードと同じプロジェクト内にある Java ファイルに影響します。EGL コードを異なるプロジェクトに生成している場合には、これらの Java ファイルを手動で削除してください。
- マイグレーション・ツールでは、ビルド記述子オプション deploymentDescriptor を、プロジェクト内の EGL デプロイメント記述子ファイルの名前に設定できます。すべてのビルド記述子ファイルを更新することもできますし、デフォルトのビルド記述子のみを更新することもできます。
あるいは、更新をまったく行わないことも可能です。この設定を設定するには、「デプロイメント記述子名で更新するプロジェクト・ビルド記述子」の下にあるラジオ・ボタンを選択します。
- マイグレーション・ツールでは、関連するプロジェクト内で検出された、各サービス・パーツのプロジェクトのデプロイメント記述子ファイルに、Web サービスのデプロイメント情報を追加できます。
この設定を設定するには、「すべてのサービスのデプロイメント記述子に Web サービス要素を追加」の下にあるオプションを選択します。
- EGL では、サービス参照用の独自のデプロイメント記述子ファイルを使用するため、マイグレーション・ツールでは、J2EE デプロイメント記述子から Web サービス参照を削除できます。
このような変更をマイグレーション・ツールで行うには、「J2EE デプロイメント記述子から Web サービス参照を除去する」を選択してください。
- EGL V6.0 マイグレーションのみ: レベル番号のないレコード・パーツにレベル番号を追加するには、「レコード構造のデフォルト・レベル番号」フィールドに、デフォルトのレベル番号を設定してください。
- EGL V6.0 マイグレーションのみ: 可能な値の有限リストがあるプロパティーの値に修飾子を追加するには、「修飾子を列挙型プロパティー値に追加」を選択します。
このチェック・ボックスを選択した場合、マイグレーション・ツールは、値のタイプを値の名前に追加します。
- 「ロギング・オプション」の下で 2 つの選択を行います。
- 変更する各ファイルに対してツールによりコメントを追加させるかどうか
- マイグレーション・プロセスの結果をログ・ファイルに保存するかどうか
- 設定の変更が終了したら、「OK」を
クリックして変更内容を保存する。