Rich UI 双方向テキストの設定

Rich UI 双方向テキストの設定を行う場合、ウィジェットがパレットからドラッグされて「設計」サーフェスにドロップされるときにウィジェットに割り当てられる、双方向設定の初期値を指定します。

以下のように、事前に双方向テキストを有効にしている場合のみ、これらの設定を行うことができます。
  1. メインメニューから、「ウィンドウ」 > 「設定」とクリックします。「設定」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  2. 「EGL」を展開して、「双方向テキスト」を選択します。 「双方向テキスト」ページが表示されます。
  3. 「双方向サポートを有効にする (Enable bidirectional support)」チェック・ボックスを選択します。 このチェック・ボックスを選択すると、他のオプションが使用可能になります。
  4. 双方向テキスト・フィールドをビジュアル・モード (テキストが表示される方式) で表示して編集するには、「ビジュアル・データ配列を使用可能にする」を選択します。
  5. 右から左へ読んでいく言語の場合、「右から左への方向付けの使用可能化 (Enable right-to-left orientation)」を選択します。

Rich UI の設定を行うステップを以下に示します。

  1. メインメニューから、「ウィンドウ」 > 「設定」とクリックします。「設定」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  2. 「EGL」「Rich UI」、および「外観」を展開し、「双方向テキスト」をクリックします。「双方向テキスト」ページが表示されます。
  3. 以下の設定を行います。
    ウィジェットの方向
    設定は「LTR」(左から右) または「RTL」(右から左) のいずれかです。
    • 「LTR」を指定した場合、ウィジェットは、非双方向ウィジェットとして動作します。
    • 「RTL」を指定した場合、ウィジェットの動作は逆になります。つまり、ドロップダウン・リストのスクロール・バーは左側に表示され、入力フィールドのテキスト入力方向は右から左になり、テキストは右揃えになります。
    テキスト・レイアウト
    設定は「ビジュアル」または「論理」のいずれかです。
    • 設定が「ビジュアル」であり、ユーザーが「A」と入力してから「B」と入力した場合 (「A」と「B」は双方向言語の文字と仮定)、表示される文字は「AB」です。表示順序は入力順序 (左から右) となり、これはデータがローカル・メモリーに格納される順序にもなります。
    • 設定が「論理」である場合、表示される文字は「BA」です。

    多くの場合、z/OS® または IBM® i が稼働するマシンで派生されるアラビア語またはヘブライ語のコンテンツには、「ビジュアル」が適切です。

    テキスト方向の反転
    この設定は、ウィジェット内の文字方向を反転するかどうかを指定します。
    対称スワッピング
    この設定は、特殊文字のペアを置き換え、存在するテキストの論理的な意味をこの方法で保持するかどうかを指定します。値が「Yes」である場合は、<、>、[、および { などの文字のペアは >、<、]、および } に置き換えられます。
    数値スワッピング
    アラビア語テキストでヒンディ数字を使用できます。ヒンディ数字を使用するには、numericSwap および reverseTextDirectionYes に設定します。
  4. 「双方向テキスト」ペインの設定を元の製品設定に戻すには、「デフォルトの復元」をクリックします。
  5. 「適用」をクリックして変更を保存します。 「設定」ダイアログ・ボックスが引き続き表示されます。 または、変更を保存してダイアログ・ボックスを終了するには、「OK」をクリックします。変更を取り消してダイアログ・ボックスを終了するには、「キャンセル」をクリックします。

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