EGL Web プロジェクトの作成

このトピックでは、EGL Web プロジェクトの作成方法について説明します。

EGL Web プロジェクトの作成手順は EGL プロジェクトの作成手順と似ていますが、ターゲット・ランタイム、つまりプロジェクトのデプロイ先となるサーバーに関する追加手順が含まれています。 新しい EGL Web プロジェクトをセットアップするには、以下の手順に従ってください。
  1. メニュー・バーから、「ファイル」 > 「新規」 > 「プロジェクト」とクリックします。 「新規プロジェクト」ウィンドウが開きます。
  2. 「新規プロジェクト」ウィンドウで 、「EGL」を展開して 、「EGL プロジェクト・ウィザード」をクリックします。「EGL プロジェクト・ウィザード」が表示されない場合は 、「すべてのウィザードを表示」チェック・ボックスを選択します。
  3. 「次へ」をクリックします。
  4. 「プロジェクト名」フィールドに、プロジェクトの名前を入力します。
  5. 「EGL プロジェクト・タイプ」の下で 、「Web プロジェクト」を選択します。
  6. 「次へ」をクリックします。
  7. 「ターゲット・ランタイム」リストで、プロジェクトのターゲット・ランタイムを選択します。

    ここで直ちにランタイムを選択しなくても構いませんが、サーバー上でプロジェクトを実行したり、プロジェクトをデプロイしたりする前に、ランタイムを選択する必要があります。 この時点でランタイムを選択しておくことをお勧めします。ターゲット・ランタイムは、後で変更することもできます。

  8. 「ビルド記述子オプション」で、以下のようにして、プロジェクトのデフォルトのビルド記述子を配置または作成する場所を選択します。
    • 「ビルド記述子を新規作成する (Create a new build descriptor)」は、EGL が新規のビルド記述子を提供し、 それをプロジェクトと同じ名前の新規ビルド・ファイル (拡張子は .eglbld) に書き込むことを意味します。

      デフォルトのデータベース接続をそのビルド記述子に指定するには 、「オプション」をクリックします。これらの値を後で変更するには、作成されたビルド・ファイルを変更します。

    • 「EGL 設定で指定されているビルド記述子を使用する」は 、EGL が、EGL 設定として作成および識別されるビルド記述子を指すことを意味します。
    • 「既存のビルド記述子を選択する」では、 そのワークスペースで使用可能なビルド記述子の中から、ビルド記述子を指定することができます。
  9. プロジェクトの EAR アプリケーションへの追加やファセットの追加など、 プロジェクトに関するその他のオプションを構成する場合は、「拡張設定を 表示 (Show Advanced Settings)」を選択してから、「次へ」をクリックします。 その他の場合は、「終了」をクリックします。
  10. 「プロジェクト・ロケーション」の下で、デフォルトのとおりにワークスペースにプロジェクトを配置するように選択するか、別のロケーションを選択することができます。
  11. 以下のようにして、「EAR メンバーシップ」の下で、プロジェクトをモジュールとして、ワークスペースの Enterprise Application Resource (EAR) プロジェクト内に組み込むかどうかを指定します。
    • 「EAR にプロジェクトを追加」チェック・ボックスを選択解除した場合、プロジェクトは EAR プロジェクトに追加されません。 後で、新規プロジェクトを EAR プロジェクトに追加できます。
    • 「EAR にプロジェクトを追加」チェック・ボックスを選択して「EAR プロジェクト名」リストにある既存の EAR プロジェクトを選択した場合、新規プロジェクトは、その EAR プロジェクトに追加されます。 新規プロジェクトは、前のページで行ったランタイムの選択とは無関係に、EAR プロジェクトのターゲット・ランタイムを使用します。
    • 「EAR にプロジェクトを追加」チェック・ボックスを選択して、「EAR プロジェクト名」リストに新規 EAR プロジェクトの名前を入力した場合、新規 EAR プロジェクトおよび EGL Web プロジェクトはいずれも 、前のページの「ターゲット・ランタイム」リストで選択したランタイムを使用します。デフォルトでは、新規 EAR プロジェクトの名前は、EGL Web プロジェクトの名前 (接尾部に EAR が付く) となります。
    • 前のページで、EAR プロジェクトをサポートしないターゲット・ランタイムを選択した場合は、「EAR プロジェクト名」フィールドが使用できなくなります。
  12. 「EGL プロジェクト・フィーチャーの選択項目」で、 必要に応じて、プロジェクトに含める追加フィーチャーのチェック・ボックスを選択します。 フィーチャーおよびファセットについて詳しくは 、EGL プロジェクトのフィーチャーとファセットを参照してください。
  13. プロジェクトで EGL デプロイメント記述子が必要な場合は 、「EGL デプロイメント記述子の作成」を選択します。deploymentDescriptor ビルド記述子オプションをこのデプロイメント記述子の名前に設定してから、プロジェクトが新規デプロイメント記述子を使用する必要があります。
  14. 最初のページで情報の入力が完了した後、「終了」をクリックすると、プロセスを完了して、デフォルトのオプションでプロジェクトを作成することができます。「次へ」をクリックすると、残りのオプションの設定を続行します。ここでは、残りのオプションの設定を続行する方法について説明します。
  15. 「プロジェクト・ファセット」ページで、プロジェクトに追加したいファセットを選択するか、事前設定されたファセット構成を選択します。EGL プロジェクトのフィーチャーとファセットを参照してください。
  16. 「次へ」をクリックします。
  17. 「コンテキスト・ルート」フィールドで、プロジェクトを Web サーバーにデプロイする際の、プロジェクトのルート・フォルダーの名前を入力するか、デフォルト設定 (プロジェクト名と同じ名前) を受け入れます。
  18. 「コンテンツ・ディレクトリー」フィールドに、Web コンテンツ・フォルダーの名前を入力します。デフォルト名は、WebContent です。
  19. 「Java ソース・ディレクトリー」フィールドに、生成されたコード・フォルダーの名前を入力します。デフォルト名は、src です。
  20. 「終了」をクリックします。

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