JEE 基本認証を使用して、EGL Rich UI プロキシーを保護します。プロキシーを Web サービス 呼び出しの処理に使用する前に、ユーザーにプロキシーへの認証を要求してください。 ユーザーに認証を要求すれば、非認証のクライアントが、イリーガルな目的で プロキシーにアクセスすることを防ぐことになります。
EGL Rich UI プロキシーを保護するには、web.xml 内のセキュリティー制約に URL パターン /___proxy (アンダースコアーは 3 個) を指定します。
JEE 基本認証を使用することにより、Web サーバーでは、ブラウザー提供のダイアログを使用して、 ユーザー ID とパスワードを収集します。このダイアログは、Mozilla® Firefox® V2.0 での次の ダイアログに似ています。

このログイン・ダイアログを使用する場合は、ダイアログをカスタマイズして、Rich UI アプリケーションのこれ以外の部分に似せることはできません。このダイアログは、有効なユーザー ID とパスワードが 入力されるまで、再表示されます。HTTP 標準では、ログインが失敗したとき、サーバーが応答コード 401 を 返すことが要求されています。この応答コードは、汎用エラー・メッセージを 使用し、エラー・ページによってユーザーに表示されます。
JEE セキュリティーを使用して、HTML ファイルと EGL Rich UI プロキシーの両方を保護するには、 Form ベース認証を使用してください。ユーザーが HTML ファイルを要求すると、Form ベース認証用 に指定されているログイン・ページが表示されます。認証後のユーザーは、 ブラウザー提供のダイアログを迂回して、プロキシーにもアクセスできます。
カスタム・セキュリティーを使用すると、Rich UI アプリケーション全体を保護する ことなく、アプリケーションの機密部分を保護できます。EGL シングル・サインオン と呼ばれる 1 つのプロセスで、カスタム・セキュリティー用の認証と EGL Rich UI プロキシーの JEE 認証を組み合わせることでがきます。EGL シングル・サインオンを使用するときは、 ユーザー定義のログイン画面を使用して、EGL Rich UI プロキシーなど複数のリソースに 対するエンド・ユーザーの認証を許可する資格情報を収集します。 ブラウザー提供のダイアログがユーザーに表示されないようにするには、EGL シングル・サインオンを使用してください。