リモート呼び出しでのユーザー ID とパスワードの指定

EGL 生成の Java™ コードからリモート・ロジックを呼び出す場合は、いくつかの方法でセキュリティー資格情報 (ユーザー ID とパスワード) を指定できます。

以下に、資格情報のいくつかの入手元を優先順位の高い順に示します。
  1. プロトコル JAVA400、JAVA400J2C、または CICSWS を使用してサービスにアクセスする場合は、EGL デプロイメント記述子でユーザー ID を指定できます。JAVA400 と JAVA400J2C の場合は、EGL デプロイメント記述子でパスワードも指定できます。
  2. 以下のものは相互に排他的です。
    1. EGL 生成の Java プログラム、ライブラリー、サービス、または JSF ハンドラーからコードを呼び出す場合は、sysLib.setRemoteUser() でセキュリティー資格情報を指定できます。
    2. EGL Java ラッパーからコードを呼び出す場合は、CSOCallOptions メソッド setUserId()setPassword() を指定できます。
  3. このトピックで後述するように、資格情報はファイル csouidpwd.properties で設定できます。
  4. プロトコル JAVA400J2C または CICSJ2C を使用している場合は、アプリケーション・サーバーに対して定義されている J2C 接続ファクトリー設定で資格情報を設定できます。

csouidpwd.properties

csouidpwd.properties ファイルには、Java プログラム、ライブラリー、サービス、または JSF ハンドラーからのリモート呼び出しに必要な認証詳細が含まれています。前述したように、優先される方法で認証を指定していない場合は、EGL ランタイムはそのファイルで情報を検索します。

作業内容は次のとおりです。
  1. ファイル csouidpwd.properties を作成します。このファイルには、個別の行にそれぞれ、次のようにフォーマット設定したプロパティー設定を含めることができます。
    CSOUID=userid
    userid はリモート呼び出しのユーザー ID です
    CSOPWD=password
    password はリモート呼び出し用のパスワードです
  2. このファイルが、クラスパスによって参照されているディレクトリーであることを確認してください。適切なディレクトリーは、ご使用のプロジェクトの JavaSource フォルダーです。

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