PSBRecord ステレオタイプ

PSBRecord ステレオタイプは、ランタイム・プログラム仕様ブロック (PSB) の構造を定義します。これには、 ランタイム PSB 内のプログラム制御ブロック (PCB) に一致する一連の PCB レコードが含まれます。

ランタイム PCB は、DL/I データベース、IMS™ メッセージ・キュー、 および GSAM ファイルなどのリソースへのアクセスに対するプログラムの機能に関する情報を指定します (PCB レコードのステレオタイプを参照)。 EGL PSBRecord ステレオタイプにより、ランタイム PSB からの情報のサブセットを含むレコードの特性が決まります。EGL ではこの情報を使用して、 DL/I データベース・アクセスと IMS ターゲット・プラットフォームの他のリソースへのアクセスのためや、 DL/I を使用するプログラムのためのデフォルトのセグメント検索引数 (SSA) を構築します。

ランタイム PSB と (それに伴う) PSBRecord の定義は、ターゲット・プラットフォームよって異なるほか、 プログラムで callInterface プロパティーを AIBTDLI (デフォルト) と CBLTDLI のいずれに設定しているかに基づいても異なります。このトピックの『互換性』を参照してください。

互換性

表 1. PSBRecord ステレオタイプの互換性に関する考慮事項
プラットフォーム 問題
CICS® DL/I データベース I/O を使用するには、データベース PCB をランタイム PSB と EGL の PSB レコードの両方に含めます。
IMS/VS、IMS BMP、および z/OS® バッチ PSBRecord には、データベース PCB 以外のタイプの PCB も含める必要があります。ターゲット・プラットフォームの要件と、データベース以外の PCB についての情報は、PSB および PCB を使用したデータ・アクセスを参照してください。

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