UML から JPA への変換の再実行時の考慮事項

UML から Java への変換および UML から JPA への変換により、特定の生成された要素に @generated 注釈 (@generated タグとも呼ばれます) が追加されます。変換を再実行すると、変換により、@generated タグが含まれる要素が上書きされます。 また、変換により、クラスの限定子、クラス・メンバー、メソッドの限定子、メソッド・パラメーター、およびメソッド本文が上書きされます。
UML から JPA への変換により、生成された以下の要素に @generated タグが追加されます。

その他の注釈

生成されたコード内の注釈が、**EJB プロファイルおよび JPA*** プロファイルの対応するステレオタイプを持つ場合、UML から JPA への変換を再実行するときに注釈が上書きされます。

変換では、プロファイルのステレオタイプに対応しない注釈は上書きされません。

次の例を考えてみましょう。

UML モデルに以下の特性を持つクラスが含まれているとします。
  • Entity ステレオタイプが適用されている。
  • ID ステレオタイプおよび GeneratedValue ステレオタイプが適用されている UML プロパティーが含まれている。
  • GeneratedValue ステレオタイプで、strategy プロパティーの値が 1 - Identity に設定されている。

UML から JPA への変換を実行した後、生成されたコードには次の注釈が含まれます。@GeneratedValue(strategy = GenerationType.IDENTITY)

生成されたコードで、注釈を以下に示されているように変更するとします。@GeneratedValue(strategy = GeneratedValue.TABLE)

変換構成で選択する設計規約管理プロトコル (DCMP) によっては、以下のイベントが発生します。
  • 変換が概念的な DCMP を使用する場合...
  • 変換が混合モデリング DCMP を使用する場合...
  • 変換が調整モデリング DCMP を使用する場合、モデルおよびコードを同期させるには、対応する変更をモデル内のプロパティーに対して行うか、または JPA から UML への変換を実行する必要があります。