ビルド記述子パーツは生成プロセスを制御します。ビルド記述子オプションは、EGL 出力の生成および準備の方法を指定し、ビルド記述子オプションのサブセットによって他のビルド・パーツを 生成プロセスに組み込むことができます。
| ビルド記述子オプション | デフォルト値 | 説明 |
|---|---|---|
| bidiConversionTable | デフォルト値なし | アラビア語文字またはヘブライ語文字を含むリテラルを処理するために必要な双方向変換テーブルを識別します。 |
| bidiRuntime | デフォルト値なし | アプリケーションに関連付けられた、書式グループのフィールドに対する双方向の振る舞いを コントロールするオプションが含まれている双方向ランタイム・ファイルを識別します。 |
| birtEngineHome | デフォルト値なし | ビジネス・インテリジェンスおよびレポート作成ツール (BIRT) のレポート・エンジンのロケーションを識別します。 |
| blanksAsZero | NO | テキスト変数を数値変数に割り当てるか、テキスト変数を数値変数と比較したときの動作を制御します。 |
| buildPlan | YES | 生成処理中にビルド計画を作成するかどうかを指定します。 |
| byteArrayOperationsForStructuredRecords | 0 (パフォーマンスを向上させるには、1 に設定する必要があります) | 生成された Java コードによって構造化レコード内のフィールドがどのように扱われるかを定義することにより、一部のケースでパフォーマンスを向上させます。 |
| cachePreparedStatements | NO | 接続で使用されるすべての PreparedStatements をキャッシュに入れるかどうかを指定します。 |
| checkNumericOverflow | YES | 生成されたコードが数値オーバーフローを検査するかどうかを指定します。 |
| cicsj2cTimeout | 30000 | cso.cicsj2c.timeout Java ランタイム・プロパティーに値を割り当てます。このプロパティーは、プロトコル CICSJ2C を使用する呼び出しにおいて、タイムアウトが発生するまでの時間をミリ秒単位で指定します。 |
| commentLevel | 1 | 出力ソース・コードに、EGL システム・コメントをどの程度含めるかを指定します。 |
| currencyLocation | NONE | 通貨の値を表すストリングでの通貨記号の位置を指定します。 Java の場合、vgj.nls.currency.location Java ランタイム・プロパティーへの文字の割り当ても行います。 |
| currencySymbol | vgj.nls.code Java ランタイム・プロパティーに関連付けられているロケールによって決まります。 | 1 から 3 文字で構成される通貨記号を指定します。 Java の場合、vgj.nls.currency Java ランタイム・プロパティーへの文字の割り当ても行います。 |
| dbContentSeparator | | | リレーショナル・データベースの表からデータをロードまたはアンロードするために使用するファイルで、複数のフィールドを区別するために使用する文字を指定します。 |
| dbms | DB2® | 生成されたプログラムがアクセスするデータベースのタイプを指定します。 |
| decimalSymbol | vgj.nls.code Java ランタイム・プロパティーに関連付けられているロケールによって決まります。 | 小数部標識として使用する記号を指定します。
Java の場合、vgj.nls.number.decimal Java ランタイム・プロパティーへの文字の割り当ても行います。 |
| defaultDateFormat | デフォルト値なし | strLib.defaultDateFormat の実行時の初期値を制御します。
Java の場合、vgj.default.dateFormat Java ランタイム・プロパティーを設定することによって、strLib.defaultDateFormat の値を間接的に制御します。 |
| defaultMoneyFormat | デフォルト値なし | strLib.defaultMoneyFormat システム変数の実行時の初期値を制御します。
Java の場合、vgj.default.moneyFormat Java ランタイム・プロパティーを設定することによって、strLib.defaultMoneyFormat の値を間接的に制御します。 |
| defaultNumericFormat | デフォルト値なし | strLib.defaultNumericFormat システム変数の実行時の初期値を制御します。
Java の場合、strLib.defaultNumericFormat Java ランタイム・プロパティーを設定することによって、strLib.defaultNumericFormat の値を間接的に制御します。 |
| defaultServiceTimeout | デフォルト値なし | サービス呼び出しと応答間の有効な最大ミリ秒数を指定します。 |
| defaultTimeFormat | デフォルト値なし | strLib.defaultTimeFormat システム変数の実行時の初期値を制御します。
Java の場合、vgj.default.timeFormat Java ランタイム・プロパティーを設定することによって、strLib.defaultTimeFormat の値を間接的に制御します。 |
| defaultTimeStampFormat | デフォルト値なし | strLib.defaultTimeStampFormat システム変数の実行時の初期値を制御します。
Java の場合、vgj.default.timestampFormat Java ランタイム・プロパティーを設定することによって、strLib.defaultTimeStampFormat の値を間接的に制御します。 |
| deploymentDescriptor | デフォルト値なし | EGL デプロイメント記述子の名前を含みます。 この記述子は、サービスを呼び出す 論理ユニット (プログラム、ライブラリー、ハンドラー、またはサービス) 生成時にサービス・バインディング詳細を指定するのみでなく、サービス生成時にもサービス・バインディング詳細を指定します。 |
| destDirectory | destHost が指定されている場合は、デフォルトのディレクトリーは Build Server が開始されたのと同じディレクトリーです。 destHost が指定されていない場合は、デフォルトは genDirectory オプションによって決定されます。 | 準備の出力を保存するディレクトリーの名前を指定します。 |
| destHost | デフォルト値なし | ビルド・サーバーが存在するターゲット・システムの名前または TCP/IP アドレス (数値) を指定します。 |
| destPassword | デフォルト値なし | 準備を実行するシステムにログオンするために EGL が使用するパスワードを指定します。 |
| destPort | デフォルト値なし | リモート・ビルド・サーバーがビルド要求を listen するポートを指定します。 |
| destUserID | デフォルト値なし | 準備を実行するシステムにログオンするために、EGL が使用するユーザー ID を指定します。 |
| eliminateSystemDependentCode | YES | ターゲット・システムで決して実行されないコードを 、EGL 生成プログラムに無視させるかどうかを指定します。 |
| enableJavaWrapperGen | YES (すべて許可) | プログラム生成の試行時に、プログラム、Java ラッパー・クラス、および関連する EJB セッション Bean のコンポーネントをすべて生成できるか、一部のみを生成できるかを指定します。 |
| genDataTables | YES | 生成しているプログラムで参照されるデータ・テーブルを生成するかどうかを指定します。 |
| genDirectory | デフォルト値なし | 生成済み出力ファイルと準備状況ファイルが格納されるディレクトリーの完全修飾パスを指定します。 |
| genFixedLengthSqlLike | NO | 値の型が CHAR、MBCHAR、または UNICODE の場合に、SQL LIKE 文節で使用されるホスト値が、固定長の値に準拠するために末尾ブランクを含んでいるかどうかを示します。 |
| genFormGroup | YES | 生成されるプログラムの使用宣言で参照される書式グループを生成するかどうかを示します。 |
| genHelpFormGroup | YES | 生成されるプログラムの使用宣言で参照されるヘルプ書式グループを生成するかどうかを示します。 |
| genProject | デフォルト値なし | Java 生成の出力をワークベンチ・プロジェクトに格納し、Java ランタイムのセットアップに必要なタスクを自動化します。 |
| genProperties | NO | 生成される Java ランタイム・プロパティーがある場合には、その種類を指定します。 また、リンケージ・プロパティー・ファイルを生成するかどうかを指定することもあります。 |
| genResourceBundle | YES | Java リソース・バンドルを生成するかどうかを指定します。 |
| genVGUIRecords | YES | Web トランザクションの converse または show ステートメントで参照される VGUI レコードを生成するかどうかを指定します。 |
| includeLineNumbers | NO | Java ランタイム・エラー・メッセージにエラーの行番号を含めるかどうかを指定します。 |
| initIORecordsOnCall | YES | 呼び出し先プログラムの IO レコードをいつ初期化するかを指定します。 |
| initNonIODataOnCall | YES | 呼び出し先プログラムの非 IO レコードとプリミティブ変数をいつ初期化するかを指定します。 |
| j2ee | NO | JEE 環境で動作する Java プログラムを生成するかどうかを指定します。 |
| j2eeLevel | デフォルト値なし | EGL Web サービス、JSF アプリケーション、またはエンタープライズ JavaBean がデプロイされるアプリケーション・サーバーの Java Enterprise Edition のレベルを指定します。 |
| linkage | デフォルト値なし | 生成の特徴を説明するリンケージ・オプション・パーツの名前が含まれます。 |
| msgTablePrefix | デフォルト値なし | VGUI レコード Bean のみを生成する場合、VGUI レコード Bean 内に格納されるメッセージ・テーブルの接頭部を指定します。 |
| nextBuildDescriptor | デフォルト値なし | チェーン内の次のビルド記述子を指定します。 |
| prep | YES | 生成が正常に完了したときに EGL で準備を開始するかどうかを指定します。 |
| prepareAllSQLStatements | NO | EGL が SQL ステートメントを実行するために使用する JDBC オブジェクトの種類を制御します。 |
| preparedStatementCacheSize | 100 | cachePreparedStatements ビルド記述子オプションが YES に設定されている場合にランタイム・キャッシュに保持する準備済みステートメントの数を指定します。この値は、vgj.jdbc.pstmt.cache.size Java ランタイム・プロパティーに割り当てられます。 |
| programPackageName | デフォルト値なし | プログラム生成時に EGL で生成された出力を受け取る Java パッケージに名前を付けます。 |
| resourceAssociations | デフォルト値なし | ターゲット・プラットフォーム上のファイル/キューとレコード・パーツとを関連付けるリソース関連パーツ名を指定します。 |
| resourceBundleLocale | デフォルト値なし | Web トランザクションで使用される VGUI レコードまたはメッセージ・テーブルに対して生成されるリソース・バンドルの名前に含める Java ロケールを指定します。 |
| secondaryTargetBuildDescriptor | デフォルト値なし | (他の環境のために対象とされる) 他のコードが、 同一の生成要求で生成されているとき、Web アプリケーション・サーバーに配置されているコードの生成を導く ビルド記述子を指定します。 |
| separatorSymbol | vgj.nls.code Java ランタイム・プロパティーに関連付けられているロケールによって決まります。 | 数値の千の位と百の位の間に挿入する文字を指定します。 Java 生成の場合は、これが、vgj.nls.number.separator Java ランタイム・プロパティーの生成値を指定します。 |
| serverType | デフォルト値なし | 出力が配置される Web サーバーのタイプを識別します。 |
| sessionBeanID | デフォルト値なし | J2EE デプロイメント記述子内のセッション要素の名前を指定します。 |
| spacesZero | NO | スペースが埋め込まれている数値フィールドを処理する特別なコードを、生成されるプログラムに含めるかどうかを指定します。 |
| sqlAccessColumnsAsBytes | NO | DB2 データベースからの列値を、Java オブジェクトの構成に使用するのではなく SQL レコードにバイトとして直接コピーするかどうかを指定します。 値が YES の場合、パフォーマンスは向上しますが、効果は一部のケースに限られます。 |
| sqlCommitControl | デフォルト値なし | vgj.jdbc.default.database.commitControl Java ランタイム・ プロパティーに値を割り当てます。このプロパティーは、デフォルトのデータベースに変更を行うたびに、コミットを 実行するかどうかを指定します。 |
| sqlDB | デフォルト値なし | 生成したプログラムで使用するデフォルト・データベースを指定します。 |
| sqlID | デフォルト値なし | ユーザー ID を指定します。このユーザー ID は、生成時に SQL 文を検証する際、または Java ランタイムでデータベースと接続するために使用されます。 |
| sqlJDBCDriverClass | デフォルト値なし | ドライバー・クラスを指定します。このドライバー・クラスは、生成時に SQL 文を検証する際、または J2EE 以外の環境にある Java ランタイムでデータベースと接続するために使用されます。 |
| sqlJNDIName | デフォルト値なし | J2EE で実行される、生成された Java プログラムで使用するデフォルト・データベースを指定します。 |
| sqlPassword | デフォルト値なし | パスワードを指定します。このパスワードは、生成時に SQL 文を検証する際、または Java ランタイムでデータベースと接続するために使用されます。 |
| sqlSchema | デフォルト値なし | vgj.jdbc.schema Java ランタイム・プロパティーを 設定します。 |
| sqlValidationConnectionURL | デフォルト値なし | URL を指定します。この URL は、生成時に SQL 文を検証する際に、データベースと接続するために使用されます。 |
| storeJSFRecordAsBytes | NO | EGL がセッション・スコープのストレージにレコード (またはレコード配列) をバイトとして保存するか、オブジェクトとして保存するかを指定します。 |
| synchOnTrxTransfer | NO | 以下の種類のプログラムの 1 つが transfer to transaction ステートメントを実行するときに、コミット点を発生させるかどうかを指定します。
|
| system | デフォルト値なし | 生成のターゲットのプラットフォームを指定します。このオプションは必須です。 |
| targetNLS | 生成を実行するワークステーションのロケールに基づきます。 | ランタイムのメッセージを識別するために使用する各国語コードを指定します。 |
| tempDirectory | デフォルト値なし | EGL が次の 2 種類のファイルを置くロケーションを、指定します。EGLSDK 使用時に作成される中間 表現 (IR) ファイル、および VGWebTransaction プログラムまたは VGUIRecord の生成時に作成される JSP ファイル。 |
| truncateExtraDecimals | YES | 数値の小数点以下の追加の桁を、代入時に切り捨てるかどうかを指定します。 |
| useCurrentSchema | NO | sqlLib.currentSchema の内容を SQL 表名の前に付加 できるようにします。 |
| userMessageFile | デフォルト値なし | ユーザーが作成またはカスタマイズしたメッセージを含むプロパティー・ファイルを指定する vgj.messages.file Java ランタイム・プロパティーの生成値を指定します。 |
| v60DecimalBehavior | vagCompatibility によって異なる | 偶数の長さの DECIMAL 変数、MONEY 変数、または PACF 変数の精度を制御します。 |
| v60NumWithCharBehavior | vagCompatibility によって異なる | CHAR 変数を使用する割り当てと比較におけるその他すべての数値変数と同じ方法で NUM 変数を処理するかどうかを示します。 |
| v60NumWithDateBehavior | NO | NUM フィールドから DATE フィールドへの代入の動作が、EGL バージョン 6 で有効だった動作に準拠しているかどうかを指定します。 |
| v60SQLNullableBehavior | vagCompatibility によって異なる | 変数に NULL 値を割り当てた場合の EGL の動作方法を指定します。 |
| v71AddBehavior | NO | 特定のケースにおいて、式の代入先となる変数の型によって正符号 (+) の機能を決定するかどうかを指定します。 |
| vagCompatibility | NO | 生成プロセスにおいて特殊なプログラム構文の使用を許可するかどうかを示します。 |
| validateBlankDateFields | YES | dateFormat プロパティーがテキスト書式のフィールドに対して有効になっているにもかかわらずユーザーがそのフィールドをブランクに設定した場合にエラーと見なすかどうかを指定します。 |
| validateSQLStatements | NO | 生成時に SQL 文をデータベースと突き合わせて検証するかどうかを示します。 |
| wrapperCompatibility | CURRENT | 手書きの Java コードとともに使用するラッパーが、最初は VisualAge® Generator 4.5、EGL 5.x、または EGL 6.x によって生成されていた場合に、そのラッパーを再生成する方法を示します。 |
| wrapperJNDIPrefix | デフォルト値なし | 生成済みセッション Bean のすべての JNDI 名に追加される 接頭部を指定します。 |
| wrapperPackageName | デフォルト値なし | Java ラッパーの生成先のパッケージを指定します。 |