selectedValueItem

selectedValueItem プロパティーは、表示画面から選択する 1 つ以上の行の値 (複数可) を保持する変数を識別します。

プロパティーに割り当てる値は、ディスプレイ内の値と型が同じ値の配列です。

ユーザーは、配列を宣言するときにこのプロパティーを指定すると、複数の値を選択することができます。 ユーザーがプリミティブ・フィールドを宣言するときにこのプロパティーを指定すると、ただ 1 つの値を選択することができます。

値ではなく選択した行の指標を保存するには、selectedRowItem プロパティーを使用します (selectedRowItemを参照)。

電子メール・クライアントの電子メール・アドレス・リストがあるとします。各アドレスの横にはチェック・ボックスがあります。 アドレスの配列を次のように作成します。
mailAddresses STRING[3] {"jose@jose.com", "dina@dina.com", "amir@amir.com",
  selectedValueItem = selectedAddresses };
selectedAddresses STRING[3];

ユーザーが 2 番目のアドレスのチェック・ボックスを選択した場合、selectedAddresses[1] には、ストリング「dina@dina.com」が含まれます。

互換性

表 1. selectFromListItem プロパティーのサポート
データ項目 JSF ハンドラー VGUI レコード コンソール UI テキスト書式 Java™ テキスト書式 COBOL 印刷書式 Java 印刷書式 COBOL
あり あり なし なし なし なし なし なし

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