EGL SDK での eglpath の使用

ワークベンチで EGL ソース・コードを作成すると、他のプロジェクト内のパーツを参照できるように、EGL プロジェクトおよび EGL Web プロジェクトが、それぞれ EGL ビルド・パスに関連付けられます。 EGL ビルド・パスをいつ使用するか、およびビルド・パス項目の順序が重要である理由について詳しくは、『有効範囲』を参照してください。 このトピックでは、java EGLSDK コマンドで生成を実行する際に、eglpath 引数が EGL ビルド・パスにどのように影響するかについて説明します。

ワークベンチでなく、EGL SDK を生成先にする場合は、以下のような状態が発生します。

eglpath オプションには、ルート・ディレクトリーと EGLAR ファイルのリストを、 セミコロンで区切って指定します。ルート・ディレクトリーには、EGL パッケージ構造内に EGL ファイルが入っています。

例えば、プロジェクト A および B に属しているファイルが C ドライブにあり、 それらのプロジェクトにそれぞれ 2 つのパッケージがあると仮定します。 つまり、プロジェクト A には myPackage1 と myPackage2 があり、 プロジェクト B には myPackageX と myPackageY があるとします。

この例で、以下に eglpath 引数を設定したとします。
"C:¥ProjectA¥EGLSource;C:¥ProjectB¥EGLSource"
注: EGL パッケージ構造は指定されたルート・ディレクトリーの下に維持され、 パーツの参照は生成プログラムによって正しく解決されます。

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