set 文のこのバリアントは、レコード内に含まれるすべてのレコード変数で再帰的に機能し、構造化レコードの場合には、構造の最下位レベルまで機能します。個々のフィールドがそのデータ型に従いデフォルト値に設定され、NULL フラグがオンになります。デフォルト値について詳しくは、データの初期化を参照してください。
NULL フラグについて詳しくは、isSQLNullableを参照してください。
特定のステレオタイプを持つレコード変数 (索引付きレコードなど) の場合、
set 文を使用して、ファイル内の get next 文または
get previous 文の前に、ファイル・ポインターを設定できます。
set 文は、指定されたレコード変数内のキー・フィールドに一致するように、
効果的にファイル・ポインターを配置します。
詳しくは、このトピックの終わりにある『関連参照』セクションで、該当するデータ・アクセス・テクノロジーの set 文に関する考慮事項を参照してください。
複数のレコードおよび複数の値を、コンマで区切って指定することができます。
レコードの場合、各オプションは set 文内で指定された順序で効力を生じます。
ターゲットとしてのフィールドを持つ set
set 文のターゲットがフィールドである場合、
次の値が (書式上またはレコード内の) すべてのフィールドで使用可能です。
empty
set 文のこのバリアントは、指定されたフィールドをクリアします。フィールドが構造化されている場合、この文はすべての従属フィールドもクリアします。
代入される値については、データの初期化を参照してください。
initial
set 文のこのバリアントは、フィールドの値を、レコード定義に指定された値にリセットします。レコード定義に初期値が指定されていない場合の initial 修飾子の効果は empty 修飾子の効果と同じです。