EGL Web デバッグのためのサーバーの構成

EGL Web アプリケーションをデバッグする前に、EGL デバッグ用にサーバーを構成する必要があります。 この構成ステップは、サーバー 1 台につき一度だけ行う必要があります。 Tomcat を使用する場合は、必ずその新しいサーバーを EGL に定義した時点で EGL デバッグのサポートを要求してください。

EGL デバッグは、デフォルトのデバッグ・モードです。EGL JSF ハンドラーではなく、生成済みの Java™ コードをデバッグする場合には、このトピックで後述する『Java コードのデバッグ』を参照してください。

EGL デバッグを行うためにサーバーを構成するには、次のようにします。

  1. デバッグ・パースペクティブで、「サーバー」ビューを検索するか、開きます (「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「その他」 > 「サーバー」 > 「サーバー」)。 サーバーが EGL デバッグ・モードで実行中の場合は、画面の「状況」列に「デバッグ」と表示されます。
  2. 「状況」列に「デバッグ」と表示されておらず、サーバーが実行されていない場合は、そのサーバー名を右クリックし、ポップアップ・メニューから「「デバッグ」を選択します。サーバーが実行中の場合は、サーバー名を右クリックして、「再始動」 > 「デバッグ」をクリックします。
  3. サーバーの EGL デバッグ・モードを終了するには、サーバー名を右クリックして、「再始動」 > 「始動」を選択します。

Java コードのデバッグ

EGL は、サーバーで EGL JSF ハンドラー・パーツをデバッグすると想定します。 そうではなくて、生成された Java コードをデバッグする場合には、egl.jsfhandler.debug システム・プロパティーを FALSE に設定する必要があります。そのためには、プロパティーを VM 引数としてサーバーに渡します。これを行うメソッドは、実行しているサーバーにより異なります。

Apache Tomcat 上では、次の図に示すように、起動構成の VM 引数セクションを編集します (「実行」 > 「デバッグ」)。

Tomcat v5.5 サーバー起動構成ページの VM 引数のリストの一番上に、-Degl.jsfhandler.debug=false を追加します

プロパティーを有効にするためにサーバーを再始動します。

IBM® WebSphere® Application Server, version 6.1 の場合、処理はより複雑になります。 「サーバー」ビューでサーバー名を右クリックし、「管理コンソールの実行」を選択します。Integrated Solutions Console の左のメニュー・ペインで、「サーバー」を展開し、「アプリケーション・サーバー (Application servers)」をクリックします。コンソールにサーバーのリストが表示されるので、使用するサーバーをクリックします。 次のページの「構成 (Configuration)」タブで、オプションの最後のグループに、「その他のプロパティー (Additional Properties)」という見出しが付いています。 この見出しの下で、「デバッグ・サービス (Debugging Service)」をクリックします。「デバッグ・サービス (Debugging Service)」ページで、 「JVM デバッグ引数」のストリングの最初に次のコードを (後にスペースを 1 つ加えて) 追加します。
-Degl.jsfhandler.debug=false

コンソールのその領域は、次の図のように表示されます。

JVM デバッグ引数のリストの最初にプロパティーを追加します。

「適用」をクリックして変更を保存します。変更を「保存」するか「確認」するかをコンソールが尋ねるので、「保存」をクリックします。 プロパティーを有効にするためにサーバーを再始動します。


フィードバック