EGL ビルド・サーバーをインストールしたときに、z/OS® ビルド・サーバーの PROCLIB ライブラリー (DDNAME CCUPROC によって割り振られます) に、次の EGL ビルド・スクリプトが置かれます。
- FDABCL
- DB2® プリプロセッサーが必須ではない場合に、z/OS バッチ、IMSVS、および IMSBMP 出力を準備するために、COBOL コンパイラーおよび z/OS リンケージ・エディターを起動します。
- FDABIND
- 生成されたプログラムをデータベースにバインドします。
このビルド・スクリプトは、CICS® 環境で動作し SQL I/O を実行する EGL 生成のソース・コード用の FDAPTCL、または z/OS バッチで動作し SQL I/O を実行する EGL 生成のソース・コード用の FDAPCL とともに使用されます。
ビルド・サーバーでは、無許可プログラム (コンパイラーなど) を最初に実行してから
許可プログラム (TSO など) に切り替えることはできません。データベース・バインドは TSO 環境で動作します。
したがって、バインド・ビルド・スクリプトは、コンパイルおよびリンク・エディット要求からの
個別の (ただし、従属的な) ビルド要求として実行されます。
- FDABPTCL
- CICS EXCI
呼び出しを行う生成済み z/OS バッチ・プログラムのために、DB2 プリプロセッサー、CICS 変換プログラム、COBOL コンパイラー、および z/OS リンケージ・エディターを起動します。
- FDABTCL
- CICS EXCI
呼び出しを行う生成済み z/OS バッチ・プログラムのために、CICS 変換プログラム、COBOL コンパイラー、および z/OS リンケージ・エディターを起動します。
- FDACL
- CICS 変換プログラムまたは DB2 プリプロセッサーが必須ではない生成済み COBOL ソース・コード (FormGroup 用の生成済み DataTable または生成済み印刷サービス・プログラムなど) のために、COBOL コンパイラーと z/OS リンケージ・エディターを起動します。
- FDALINK
- 書式モジュール用の z/OS リンケージ・エディターを起動します。
- FDAMFS
- formServicePgmType ビルド記述子オプションが ALL または MFS に設定されている場合は、IMS/VS 用、または IMS™ BMP で生成された FormGroups の MFS コンパイラーを起動します。
- FDAPCL
- DB2 プリプロセッサーが必須の場合に、z/OS バッチ出力を準備するために、DB2 プリプロセッサー、COBOL コンパイラー、および z/OS リンケージ・エディターを起動します。
- FDAPTCL
- CICS 環境で動作し SQL I/O を実行する EGL 生成のソース・コードのために、DB2 プリプロセッサー、CICS 変換プログラム、COBOL コンパイラー、および z/OS リンケージ・エディターを起動します。
- FDATCL
- CICS 環境で動作し、SQL I/O を実行しない EGL プログラム・パーツから生成されたソース・コードのために、CICS 変換プログラム、COBOL コンパイラー、および z/OS リンケージ・エディターを起動します。
iSeries® では、EGL ビルド・サーバーによって FDAPREP ビルド・スクリプトが起動されます。
スクリプトは、通常、QEGL/REXSRC ファイル内にありますが、別のロケーションにコピーしてカスタマイズすることができます。