この演習では、単純な EGL プログラムを作成および実行する方法を学習します。

program helloMain type BasicProgram
EGL アプリケーションの要素構造を下に進むと、プログラムはパッケージの下にあります。 多くの場合、これは 1 つのビジネス問題に対するソリューションを表します。 EGL にはさまざまなタイプのプログラムがありますが、BasicProgram が最も単純です。
プログラム名は、EGL ファイル名から .egl 拡張子を除いたものに 一致させる必要があります。 ファイル名を helloMain.egl とした場合、プログラム名は helloMain としなくてはなりません。ほとんどの場合、EGL は大文字/小文字の区別をしません。しかしプログラム (および生成可能パーツ と呼ばれる他の主要なタイプの EGL パーツ) では、プログラム名の大文字小文字はファイル名の大文字小文字と一致しなければなりません。
function main()
プログラムは 1 つ以上の関数から構成されています。関数は、EGL ロジックの基本的なビルディング・ブロックであるアトムに似ています。
すべての関数宣言の後に括弧が続きます。場合によって、関数との間で受け渡されるデータが、この括弧の中に入ります。
すべてのプログラムにおいて、必要な main() 関数は 1 つだけです。writeStdOut("Hello, Cleveland!");
このようにして、関数はその実際の作業を実行します。
この場合、この関数によって
別の関数 writeStdOut() が呼び出されます。
この関数は、sysLib という
名前のライブラリーに存在します。
このライブラリーは、EGL から無料で入手できる、
関数のシステム・ライブラリーです。
この関数は、どの EGL 関数からでも呼び出せます。
ほとんどの場合 (まれな例外に関しては、あとで説明します)、EGL が
関数を検出することができるよう、
ライブラリーに明示的に指示する必要はありません。
writeStdOut() 関数は、単一の引数 (括弧に囲まれたデータの断片) を持ちます。 この場合、引数は文字による リテラル文字列になり、writeStdOut() の ジョブは、EGL が 標準出力の出力先であると認識する行すべてに対して、 自動的にこの文字列を表示するというジョブになります。 デフォルトで、この場所はワークベンチのコンソール・ウィンドウになります。 このウィンドウは、デフォルト・ワークベンチ画面の右下にあるタブの 1 つに関連付けられています。
完結した 1 文を表すコードの行は、セミコロンで終わります。
end
EGL は、この end ステートメントの参照先が
main() 関数宣言であると判断します。
したがって、このステートメントと宣言とのインデントが
一致している必要があります。
他の言語が、中括弧またはその他の関数を使用して
コード・ブロックをマークするのに対して、EGL は
自然言語に近いので、単に end という語を
ブロックの開始点に一致させます。end
ここでも EGL は、
この end が program 宣言に
戻って参照していると判断し、その開始宣言のインデントと一致させます

「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、Hello¥Java Resources¥hello¥helloMain.java ファイルが表示されるようになりました。 エディターで 内容を表示する場合には、ファイル名をダブルクリックしてください。 1 行の EGL 関数から生成された結果の Java コードが、 数多く表示されます。
