createVaultSlot()

ユーザー管理のボールト・セグメントに新規のクレデンシャル・ボールト・スロットを作成します。 また、新しく作成したスロットの ID を含むストリングを返します。

何らかの理由でスロットの作成に失敗した場合、この関数はエラーを出します。

構文

portalLib.createVaultSlot(
  resourceName STRING in, 
  secretType SecretKind, 
  active Boolean, 
  portletPrivate Boolean)
returns (value STRING)
resourceName
スロットの作成に使用されるリソースの名前を含むストリング値。 クレデンシャル・ボールトのバッキング (補助ストレージへの保存) システムでは、この識別子を使用してボールト・スロットを一意的に識別します。 この値は、任意の分かりやすいストリングです。
secretType
ボールト・スロットの機密事項が受け渡されるフォームを示す列挙型 SecretKind の値。
active
アクティブなクレデンシャルを使用するかどうかを示す Boolean 値。 EGL portalLib の関数は、機密事項の単なるコンテナーであるパッシブ・クレデンシャルのみをサポートしています。 開発者は、クレデンシャルからユーザー ID とパスワードを取り出して、システム認証を処理する必要があります。
portletPrivate
クレデンシャルがこのポートレットに固有のものであるかどうかを示す Boolean 値。 portletPrivate が true の場合、新しく作成されたスロットには、ユーザーごとに 1 つの機密事項が入ります。 この機密事項は、単一のポートレットに固有のものとなります。 false の場合、このスロットには、そのユーザーのすべてのポートレットからアクセス可能な機密事項が、ユーザーごとに 1 つ入ります。
value
新しく作成されたボールト・スロットの、ポータル・コンテナーが生成した slotID を含むストリング。 開発者は、今後このスロットを参照する手段として、この値を保存する必要があります。 一般的には、ポートレットの設定にこの値を保存します。

//Create a shared user slot that will contain one secret per user
slotId STRING;
slotId = portalLib.createVaultSlot("myResource", 
         SecretKind.stringValues, false, false);

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