DataTable と FormGroup のロード方法は、iSeriesC 環境での EGL プログラムのパフォーマンスに影響することがあります。
CPYTOSTMF (ストリーム・ファイルへのコピー) コマンドを使用して、バイナリー DataTable と FormGroup をデータベース・ファイルからストリーム・ファイルにコピーします。 ストリーム・ファイルは、ルート・ファイル・システムの /QVGN サブディレクトリーに格納されている必要があります。このサブディレクトリーに格納されていない場合、EGL Server for IBM® i は DataTable と FormGroup をストリーム・ファイルとして検出できません。/QVGN サブディレクトリーは、インストール時に自動的に作成されます。
ベスト・プラクティスは、EGL アプリケーションが実動段階に移行した後でのみ、EGL DataTable と FormGroup を IFS ストリーム・ファイルにコピーする方法です。 IFS ストリーム・ファイルのサブディレクトリー (DataTable と FormGroup が含まれているサブディレクトリー、この場合は /QVGN) の範囲が、システムのすべての iSeries® ジョブであるため、プログラムは実動段階でなければなりません。IFS ストリーム・ファイルに格納されている DataTable と FormGroup を使用するプログラムのテスターは、データベース・ファイル *LIBL/QVGNTAB および *LIBL/QVGNMAPG 内の DataTable と FormGroup の開発者コピーではなく、DataTable と FormGroup のストリーム・ファイル・インスタンスにアクセスする必要があります。
詳しくは、i5/OS™ インフォメーション・センターを参照してください。IFS システム・コマンドをリストするには、IBM i コマンド・ラインで GO DATA と入力します。
DataTable および FormGroup を /QVGN ルート・サブディレクトリー内のストリーム・ファイルにコピーしない場合は、DataTable および FormGroup のロードに時間がかかることがあります。バイナリー DataTable および FormGroup ファイルは、QVGNTAB および QVGNMAPG 内のデータベース・ファイルとしてネイティブ・ライブラリー・システムに保存されます。 これは、EGL ビルド・スクリプトにより生成の出力が準備される段階で自動的に行われます。
ストリーム・ファイルとデータベース・ファイルで DataTable および FormGroup の任意の組み合わせを使用できます。DataTable および FormGroup をロードする場合、EGL サーバーは最初に /QVGN サブディレクトリーで DataTable および FormGroup を検索します。 DataTable および FormGroup がストリーム・ファイルとして存在していない場合、EGL サーバーはデータベース・ファイル *LIBL/QVGNTAB および *LIB/QVGNMAPG から DataTable および FormGroup をロードします。