双方向ランタイム・ファイルの作成

EGL ウィザードを使用して、双方向ランタイム・ファイルを作成できます。

ウィザードを使用するには、次のステップを実行します。
  1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「その他」の順にクリックします。「新規」ウィンドウが開きます。
  2. 「EGL」をクリックして展開し、「BIDI フォーマット構成 (Bidi Format Configuration)」をクリックします。
  3. 「次へ」をクリックします。「BIDI フォーマット構成 (Bidi Format Configuration)」ウィンドウが開きます。
  4. 「親フォルダーを入力または選択」の下で、ファイルを作成するフォルダーの名前を入力します。そのディレクトリーは、それを使用するアプリケーションのクラスパスにある必要があります。
  5. 「ファイル名」に、双方向ランタイム・ファイルの名前を入力します。名前には、.xml という拡張子を付ける必要があります。
  6. 「次へ」をクリックします。「ランタイム BIDI の設定 (Runtime Bidi settings)」ページが開きます。
  7. コード生成用の BIDI 設定を指定するには、「ランタイム・テキスト属性 (Runtime Text attributes)」の下で以下のフィールドを設定します。
    順序付けスキーム
    bidiInput プロパティーに相当 (bidiInputを参照)。 次の値から 1 つを選択します。
    Implicit (デフォルト)
    BIDI 文字を入力順に格納する場合。「Implicit」の意味は「logical」の意味と同じで、ここでは双方向変換テーブルとの整合性のために使用されています (双方向データの処理を参照)。
    Visual
    画面に表示される順序で BIDI 文字を保存する場合 (このオプションは、これまでの経緯を踏まえて提供されています)。
    テキスト方向
    orientation プロパティーに相当 (orientationを参照)。 次の値から 1 つを選択します。
    LTR (デフォルト)
    フィールドを左から右の向きで表示する場合。
    RTL
    フィールドを右から左の向きで表示する場合。
    対称スワッピング
    symmetricSwapping プロパティー (symmetricSwappingを参照)。 次の値から 1 つを選択します。
    Yes (デフォルト)
    対称スワッピングを使用可能にする場合。
    No
    対称文字が既にスワップされている場合。
    注: ここでのデフォルト値は、symmetricSwapping プロパティーのデフォルト値の反対です。
    数表示
    フォーム内での数字の表示方法を決定します。次の値から 1 つを選択します。
    Nominal (デフォルト)
    すべての数字は、公称 (Nominal) 形式 (英語ではアラビア数字と呼ばれる) で表示されます。
    National
    すべての数字は、国別 (National) 形式 (アラビア語ではヒンディ数字と呼ばれる) で表示されます。
    Contextual
    数字は、前のデータに従って表示されます。前のデータがアラビア語である場合、数字は国別形式で表示されます。それ以外の場合、数字は公称形式で表示されます。
    すべてのタイプ
    数字は、保存されているとおりに変更されずに表示されます。
    エンコード
    次のリストから適切なエンコードを選択します。
    • UnicodeBig (デフォルト)
    • UnicodeBigUnmarked
    • UnicodeLittle
    • UnicodeLittleUnmarked
    • UTF-8
  8. Java™ ランタイム環境用の BIDI 設定を指定するには、「Java エミュレーター構成 (Java Emulator Configuration)」の下で以下のフィールドを設定します。
    対称スワッピング
    symmetricSwapping プロパティー (symmetricSwappingを参照)。 次の値から 1 つを選択します。
    Yes (デフォルト)
    対称スワッピングを使用可能にする場合。
    No
    対称文字が既にスワップされている場合。
    注: ここでのデフォルト値は、symmetricSwapping プロパティーのデフォルト値の反対です。
    数値スワッピング
    numericSwapping プロパティーに相当 (numericSwappingを参照)。 次の値から 1 つを選択します。
    Yes (デフォルト)
    数値スワッピングを使用可能にする場合。
    No
    数字が既にスワップされている場合。
    注: ここでのデフォルト値は、numericSwapping プロパティーのデフォルト値の反対です。
  9. 「終了」をクリックします。編集用のテーブルが表示されます。 終了したら、ウィンドウを保存して閉じます。

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