EGL セキュリティー・マネージャーは、COBOL プログラムの自動準備時に使用するホスト名、ユーザー ID、およびパスワードを提供するソフトウェアです。
一般に、特定のマシン上で実行するセキュリティー・マネージャー・プロセスは 1 つのみです。
これらの変数を考慮してください。
- ワークステーションから出力を生成し、prep ビルド記述子オプションを YES に設定する場合、セキュリティー・マネージャーがまだ実行されていなければ自動的に開始されます。
次に、セキュリティー・マネージャーはビルド記述子からホスト名、ユーザー ID、およびパスワードを取得し、そのデータをビルド計画に書き込みます。
- prep ビルド記述子オプションが YES に設定されているときに EGLCMD または EGLSDK コマンドから出力を生成する場合、セキュリティー・マネージャーは必要ですが自動的には開始しません。
コマンドの終了時のハングを回避するために、最初のコマンドの呼び出し前にセキュリティー・マネージャーが実行していることを確認する必要があります。
この場合、ホスト名、ユーザー ID、およびパスワードのソースは、コマンド・ファイルまたはビルド記述子、あるいはその内容をオーバーライドするコマンドそのものです。
- EGLPREP コマンドから出力を準備する場合、セキュリティー・マネージャーは必要ですが、自動的には開始しません。
この場合、最初の EGLPREP コマンドを呼び出す前にセキュリティー・マネージャーが実行していることを確認する必要があります。
関係しているビルド記述子はありませんが、セキュリティー・マネージャーに必須データをロードする必要があります。
作業を以下に示します。
- セキュリティー・マネージャーを開始するには、次のコマンドを実行します。
java com.ibm.etools.egl.distributedbuild.security.CCUconfig
ダイアログが表示されます。
- データをセキュリティー・マネージャーにロードするには、EGLPREP コマンドが関係する場合にのみ該当しますが、データを「クライアント項目 (Client items)」タブに入力します。