.ir ファイルの概要

バージョン 7.0 以降の EGL では、.ir ファイルという特殊な型のファイルが EGLBin ディレクトリーに保存されています。 これらは、EGL ビルダー、EGL 生成プログラム、および EGL デバッガーで必要になります。 ほとんどの場合、EGLBin ディレクトリー、およびそのディレクトリー内の .bin ファイルまたは .ir ファイルは、無視することができます。 EGL ビルダーおよび EGL 生成プログラムは、作成された EGL コードからこれらの .ir ファイルを作成します。Java™ コードまたは COBOL コードが作成される場合、実際にはその .ir ファイルから作成されています。

EGLBin ディレクトリーの内容は、Java プロジェクトの /bin ディレクトリー内に作成される .class ファイルに類似しています。 EGLBin ディレクトリーはソース・コード・リポジトリーにコミットするべきではありません。 このディレクトリーおよびそのファイルは、EGL プロジェクトがリポジトリーから チェックアウトされたときは常に再作成されるためです。 ファイルも、プロジェクトをビルドしたり生成したりするたびに再書き込みされます。

注: EGL ビルダー、生成プログラム、およびデバッガーは .ir ファイルに対して機能するため、これらのファイルを使用せずに Java コードまたは COBOL コードを生成することはできません。 つまり、生成の前にビルドを実行することが必要です。 バージョン 7.0 は、デフォルトで、生成が行なわれる前に自動的にビルドするように設定されています。この設定をオフにした場合は、プロジェクトを生成する前に手動でビルドする必要があります。これを行わなかった場合、「IR が見つかりませんでした」というエラーが表示されます。

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