COBOL 生成の場合、strLib 内のシステム変数には、デフォルト値が含まれています。
以下の変数は、デフォルトの COBOL 生成値を含みます。
- strLib.defaultDateFormat
- ランタイム・システムのユーザー定義可能な NLS モジュールのデフォルト日付形式。
- strLib.defaultTimeFormat
- "HH:mm:ss"
- strLib.defaultTimestampFormat
- "yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSSSSS"
- strLib.defaultMoneyFormat
- 設定なし。
- strLib.defaultNumericFormat
- 設定なし。
変数に対応する等価なビルド記述子オプションが設定されている場合、EGL は、示されたデフォルト値ではなくその値を使用します。
例えば、defaultDateFormat ビルド記述子オプションが設定されている場合、EGL は strLib.defaultDateFormat にその値を使用します。
EGL は、メインプログラムの場合のみ、これらのビルド記述子値を使用します。
呼び出し先プログラムでは、これらの EGL ビルド記述子のオーバーライドは検査しません。
必要なオーバーライドの設定は、メインプログラムに任せます。
呼び出し側プログラムが EGL ソースから COBOL 用に生成されたものでない場合 (例えば、EGL Java™ 生成プログラム)、呼び出し側プログラムでは、呼び出し先プログラムは、ビルド記述子を使用して対応する変数の値を設定していると誤認する場合があります。
この問題を回避するため、呼び出し側プログラムで、システム変数を明示的に必要な値に設定できます。
次に例を示します。
StrLib.defaultDateFormat = "yyyy/MM/dd";