設計時または実行時に使用できる SQL データベース接続は、「新規接続」ウィザードによって作成されます。
EGL では、そのほかにも次の 2 つの方法で SQL 接続を作成できます。
これらのいずれの関数を使用する場合にも、デフォルト接続を適切に使用することをお勧めします。
データベースを設定して、稼働状態にしておく必要があります。このデータベースは、EGL がサポートするいずれかの製品でなければなりません。詳しくは、サポートされる SQL データベース・マネージャーを参照してください。
EGL では、SQL 接続が必要となる多くの場所から「新規接続」ウィザードにアクセスできます。以下のように、ワークベンチには「新規接続」ウィザードが表示されるいくつかの場所があります。
ウィザードで必要となる情報は、使用するデータベースのタイプによって異なります。「データベース・マネージャーの選択」リストから選択すると、 デフォルト値が可能な限りウィザードによって記入されます。 サポート対象のデータベースと各データベースで必要となる情報のリストについては、サポートされる SQL データベース・マネージャーを参照してください。
ウィザードに十分な情報を提供すると、「接続のテスト」ボタンが使用可能になります。 このボタンをクリックして接続情報を確認してください。 エラー・メッセージが表示された場合は、 設定を検査するかデータベース管理者の協力を得て、問題を解決してください。
テストが成功した場合は、データ・アクセス・アプリケーションの作成、SQL テーブル・データの検索などの、設計時接続を必要とする EGL 機能の使用に必要なすべての準備が整ったことになります。ただし、実行時の SQL 接続は自動的には設定されません。 この接続を指定するには、実行時の SQL データベース接続の使用を参照してください。
デフォルトでは、「新規接続」ウィザードは、データベース内の各スキーマと、そのスキーマ内の各テーブルに関する情報を検索します。 大きなデータベースの場合、この検索には時間がかかることがあります。 「EGL データ・アクセス・アプリケーション」ウィザードでは、データベースからパーツを作成するためにこの接続情報が必要ですが、EGL 設計時アクセス機能の他の領域 (SQL テーブル・データの検索で説明されている SQL 検索機能など) では、この情報は不要です。 したがって、「データ・アクセス・アプリケーション」ウィザードで使用しないスキーマまたはテーブルをフィルターで除外するか、「データ・アクセス・アプリケーション」ウィザードでこの接続をまったく使用しない場合にはすべてのスキーマとテーブルをフィルターで除去することにより、時間を節約できます。
「データ・アクセス・アプリケーション」ウィザードでこの接続を使用する場合、接続からフィルターで除外されたスキーマは使用できなくなります。
JDBC ドライバーに「その他」を選択し、該当する JDBC ドライバー・クラスを指定することで、これらのフィールドのデフォルト値をオーバーライドできます。