リッチ・クライアント・プラットフォーム (RCP) モードで実行中の場合は、ウィジェット と呼ばれる追加のコンソール UI コンポーネントを使用して、機能をさらに追加できます。
リッチ・クライアント・ウィジェットを使用すると、コンソール UI インターフェースを、
文字ベース・インターフェースではなく、グラフィカル・ユーザー・インターフェースに近い形で動作させることができます。EGL では、
以下のリッチ・クライアント・ウィジェットをサポートしています。
- ボタン
- チェック・ボックス
- ラジオ・ボタン・グループ、リスト・ボックス、コンボ・ボックス (ドロップダウン・ボックスとも呼ばれます)
などの単一選択ウィジェット
一般に、コンソール UI プログラム内でリッチ・クライアント・ウィジェットを使用するには、以下のステップを実行します。
- コンソール・フォーム内で、ウィジェットをフィールドとして作成し、そのフィールドのプロパティーを指定します。
- コンソール UI プログラム内で、ウィジェットの状態を表わす変数を
作成します。
- チェック・ボックスの場合は、BOOLEAN 変数を作成します。
- 単一選択ウィジェットの場合は、INT 変数を作成します。
- ボタンの場合は、変数は不要です。
- openUI ステートメントの bind 節で、変数をウィジェットにバインドします。
ボタン・ウィジェットの場合は変数を必要としないため、
このステップは不要です。
- ウィジェットのイベント・ハンドラーを作成します。
- チェック・ボックスの場合は、ConsoleCheckbox.STATE_CHANGED イベントを使用します。
- コンボ・ボックスの場合は、ConsoleCombo.SELECTION_CHANGED イベントを使用します。
- ラジオ・ボタン・グループの場合は、ConsoleRadiogroup.SELECTION_CHANGED イベントを使用します。
- リスト・ボックスの場合は、ConsoleList.SELECTION_CHANGED イベントを使用します。
- ボタンの場合は、ConsoleButton.PUSHED イベントを使用します。
これらのウィジェットがサポートされるのは、RCP モードでの実行時のみです。コンソール UI のモードを参照してください。