この一般ガイドラインでは、リポジトリーやソース制御システムで共用する可能性が最も高い、EGL ファイルについて説明します。EGL プロジェクトの共用時に発生する可能性のある共通問題の一部についても、このガイドラインで説明しています。
リポジトリーまたはソース制御システムにあるプロジェクトを共用する方法は、リポジトリーまたはソース制御システムのタイプによって異なります。
通常は、ソース・ファイルとビルド・ファイルを共有し、派生ファイル (他のファイルから作成されたファイル) は共用しません。これによって、リポジトリー内のファイルが、アプリケーションに必要なものだけに制限されます。
(ファイルを直接編集した場合、そのファイルは派生と見なされないのが普通です。)
EGL における派生ファイルについての詳細は、
プロジェクトの共用を参照してください。
リポジトリー内のプロジェクトを共用する場合には、以下の問題が発生する可能性があることを覚えておいてください。
- 通常、派生ファイルがリポジトリーにチェックインされると、それらのファイルは派生フラグを失います。このようなケースでは、通常はリポジトリーにチェックインしないファイルであっても、リポジトリーに保存しなくてはならない場合があります。
- ファイルをリポジトリーにチェックインすると、ファイル間の接続が切断されることがあります。
例えば、UML モデルと TPM ファイルをリポジトリーにチェックインしてから、
チェックアウトして再度戻した場合、ワークベンチではそれら 2 つが関連している
ことを認識しない可能性があります。この問題について詳しくは、「UML モデルの既存の TPM ファイルへのリンク (Linking a UML model to an existing TPM file)」を参照してください。
- リポジトリー内のプロジェクトを共用する場合、プロジェクトの共用で説明しているものと同じエラーが発生することがあります。