EGL の前のバージョンからのマイグレーション

前のバージョンの EGL からのマイグレーション・プロセスは、マイグレーション元のバージョンによって異なります。このプロセスの一部分は 自動化されており、別の部分では人手による変更を行います。

バージョン 8.0 から、後のバージョンに移行する場合は、マイグレーション・ツールを実行する必要はありません。

また、バージョン 7 からバージョン 8.5 に移行する場合も、マイグレーション・ツールを実行する必要はありません。ただし、この場合は『バージョン 7.0 以降からのマイグレーション』に記載されている考慮事項に注意してください。

バージョン 7.0 より前のバージョンからマイグレーションするには、コードを 1 レベルずつマイグレーションして、バージョン 7.0 レベルにまでマイグレーションする必要があります。

以下のマイグレーション・ツールを使用できます。
V6.0 マイグレーション
V6.0 マイグレーション・ツールは、EGL のバージョン V5.1.2 と V6.0 のソースを EGL V6.0 iFix001 に準拠するように変換します。
V7.0 マイグレーション
V7.0 マイグレーション・ツールはコードを EGL バージョン 6.0.1 以降から 現行バージョンにマイグレーションします。
ワークスペース・マイグレーション
ワークスペース・マイグレーション・ウィザードは、バージョン 6.0.x または 7.0.x のプロジェクトを現行バージョンにマイグレーションします。このウィザードは、前のプロジェクトが検出されたときに、 自動で実行されます。マイグレーションを後で実行することを選択できます。 バージョン 6 の Web プロジェクトを使用する場合、それらのプロジェクトをバージョン 8 で使用する前に、ワークスペースをバージョン 7 にマイグレーションする必要があります。バージョン 8 は、バージョン 6 Web プロジェクトをマイグレーションできません。

開始する前に

マイグレーション後

マイグレーション・ツールの終了後は、 ツールがソース・コードに加えた変更を検討できます。

COBOL ソース・プロジェクトまたは Rich UI プロジェクトをマイグレーションする場合は、 さらに変更を行わなければならないことがあります。詳しくは、『COBOL から EGL へのマイグレーション』および『Rich UI プロジェクトのマイグレーション』を参照してください。

注: 製品の新規バージョンの使用を開始する場合は、問題を回避するために新規ワークスペースを使用してください。 例えば、選択可能な設定における設定値の変更は、以前のバージョンの製品で作成したワークスペースを使用し続けると、エラーの原因となる場合があります。