オーバーフロー条件が発生していないかを確認するには、この変数を使用します。
V6 の例外モードを使用していない場合、 sysVar.overflowIndicator の値は未定義で、こ の値が有効であるとは限りません。
オーバーフロー条件を検出した後で、sysVar.overflowIndicator は自動的にリセットされません。 オーバーフロー検査を起動する可能性のある演算を実行する前に、sysVar.overflowIndicator を 0 にリセットするコードを、プログラムに組み込む必要があります。
sysVar.overflowIndicator は、以下の方法で使用できます。
以下の例は、はみ出し処理の検査を行います。
a = b / c;
if (sysVar.overflowIndicator != 0)
writeStdErr("Variable overflow in a");
a = -1; // これが無用であることを示すフラグを立てます
sysVar.overflowIndicator = 0; // 次の検査でこれをリセットします
end