pattern

pattern プロパティーは、フィールドの内容がテキスト型である場合の入出力のフォーマット設定のパターンを指定します。 pattern は、ConsoleField がテキストを受け入れる場合にのみ指定するようにしてください。 このプロパティーでは、以下の表に示す記号を使用します。

表 1. テキスト・フォーマットの記号
シンボル 意味
A 文字のプレースホルダー (ロケールに応じて文字と見なされる、文字のサブセット)
# 数字のプレースホルダー
X 任意の種類の必須文字のプレースホルダー
この表にあるこれらの文字以外の文字が入出力で使用されますが、出力の場合、オーバーレイされた文字はすべて失われます。 以下の例を考えてください。
customerPhoneNumber STRING { pattern = "(###) ###-####" } = 6219655561212;
出力時、パターン内の特殊文字 (括弧、スペース、およびハイフン) と同じ位置に置かれる文字はオーバーレイされます。 この例の場合、これらの位置にそれぞれ 6 が置かれています。 出力は、以下のストリングになります。
(219) 555-1212
入力時、EGL はプレースホルダー文字のみを置き換えます。 ユーザーが 2195551212 と入力した場合、フィールドおよびその関連付けられた変数には、以下のストリングが保持されます。
(219) 555-1212

プロパティーは STRING 型です。プロパティーは実行時には更新できません。

このプロパティーにはデフォルト値はありません。 フォーマットを指定しなかった場合、EGL はフィールドの入出力をフィルターに掛けません。

互換性

表 2. pattern プロパティーのサポート
データ項目 JSF ハンドラー VGUI レコード コンソール UI テキスト書式 Java™ テキスト書式 COBOL 印刷書式 Java 印刷書式 COBOL
あり なし なし あり なし なし なし なし

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