EGL コマンド・ファイルには、ワークベンチ外で作業を行う場合の、出力の生成およびデプロイの詳細が含まれます。
java EGLSDK "MyProject/Commands/commandFile.xml"
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE EGLCOMMANDS PUBLIC "-//IBM//DTD EGLCOMMANDS 5.1//EN" "">
<EGLCOMMANDS>
<generate
file="EGLSource¥libraries¥calculatorLib.egl">
<buildDescriptor name="TestProjectJavaBuildOptions"
file="EGLSource¥TestProject.eglbld">
</buildDescriptor>
</generate>
<generate
file="EGLSource¥programs¥TestProgram.egl">
<buildDescriptor name="TestProjectJavaBuildOptions"
file="EGLSource¥TestProject.eglbld">
</buildDescriptor>
</generate>
</EGLCOMMANDS>
前のコマンド・ファイルは、メイン・パーツおよびその関連パーツによる生成が関係しています。これについては『生成モード』で説明しています。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE EGLCOMMANDS PUBLIC "-//IBM//DTD EGLCOMMANDS 5.1//EN" "">
<EGLCOMMANDS
eglpath="C:¥MyProject¥EGLSource;C:¥common.eglar">
<generatePart part="Mypackage.MyProgram">
<buildDescriptor name="TestOptions"
file="C:¥MyProject¥EGLSource¥TestProject.eglbld">
</buildDescriptor>
</generatePart>
</EGLCOMMANDS>
前のコマンド・ファイルは、パーツによる生成が関係しています。これについては『生成モード』で説明しています。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE EGLCOMMANDS PUBLIC "-//IBM//DTD EGLCOMMANDS 5.1//EN" "">
<EGLCOMMANDS >
<deploy
deploymentDescriptorFile="/MyProject/EGLSource/*"/>
</EGLCOMMANDS>
コマンド・ファイルには複数の generate 要素および generatePart 要素を含めることができますが、deploy エレメントは最大で 1 つしか含めることができません。
shared_resources¥plugins¥
com.ibm.etools.edt.common¥dtd¥eglcommands_6_0.dtd
次の表は、DTD でサポートされている要素と属性をまとめたものです。要素名および属性名には、大/小文字の区別があります。
| 要素 | 属性 | 属性値 |
|---|---|---|
| EGLCOMMANDS (必須) | eglpath | eglpath 属性は、EGLSDK からのコマンド・ファイルを使用する場合にのみ有効です。 コマンド・ファイルがワークベンチ・バッチ・インターフェースから呼び出される場合、この値は無視されます。 この属性は、EGL がパーツの名前の解決に import ステートメントを使用するときに検索する、ディレクトリーと EGLAR ファイルを示します。 さらにこの属性は、ビルド・ファイルの参照を解決します。 この属性はオプションであり、存在する場合には、1 つ以上のディレクトリーを指定する、引用符付きストリングを参照します。
以下に値の例を示します。
それぞれのパスは絶対パスであり、次のパスとはセミコロンで区切ります。 |
| buildDescriptor (オプション。 マスター・ビルド記述子を使用している場合、この値は指定しなくても構いません。詳しくは、「ビルド記述子パーツ」を参照してください。) | name | 生成をガイドするビルド記述子パーツ名。EGL ビルド (.eglbld) ファイル内に、ビルド記述子が存在する必要があります。 コマンドの使用時に指定するビルド記述子オプションは、EGL コマンド・ファイルにリストされているビルド記述子パーツ内のオプション (存在する場合) よりも優先されます。 デバッグ・ビルド記述子を指定した場合でも、デバッグ情報が生成済み出力に含められることはない点に注意してください。 |
| file | ビルド記述子を含む EGL ファイルのパス。パスにはファイル名が含まれています。 EGLSDK の場合、絶対パスまたはコマンドを実行するディレクトリーに対する相対パスのどちらを指定することもできます。 EGLCMD の場合、パスはワークスペースに対する相対パスでなければなりません。 パス名にスペースが含まれる場合は、パス名を二重引用符で囲む必要があります。 |
|
| deploy | deployment DescriptorFile | パーツをデプロイするには、この要素を使用します。これについては『EGL 生成およびデプロイメントの概要』で説明しています。 この要素は、コマンド・ファイルがワークベンチ・バッチ・インターフェース (EGLCMD) からアクセスされる場合にのみ有効です。 この要素は、コマンド・ファイルが EGLSDK からアクセスされる場合は無視されます。 deploymentDescriptorFile 属性には、処理する EGL デプロイメント記述子ファイルのパスが含まれます。 ファイルのロケーションは、ワークスペースのルートに対して相対的です。 パスは、二重引用符で囲みます。 コマンド・ファイルには deploy サブコマンドを 1 つのみ組み込むことができます。 また、ファイル名の代わりにアスタリスク (*) を指定しないでください。そのようにすると、アルファベット順で最初のデプロイメント記述子のみが処理され、コマンドがエラーで終了してしまうためです。 |
| generate | file | メイン・パーツおよびその関連パーツを生成するには、この要素を使用します。これについては『生成モード』で説明しています。 file 属性には、生成するパーツが入る EGL ファイルのパスが組み込まれます。 パスにはファイル名が含まれています。 ファイル属性を省略すると、生成は実行されません。 EGLSDK の場合、絶対パスまたはコマンドを実行するディレクトリーに対する相対パスのどちらを指定することもできます。 EGLCMD の場合、パスはワークスペースに対する相対パスでなければなりません。 パス名にスペースが含まれる場合は、パス名を二重引用符で囲む必要があります。 |
| generatePart | part | パーツ別に生成するには、この要素を使用します。これについては『生成モード』で説明しています。 part 属性は、生成されるパーツを示します。 part 属性を省略すると、生成は実行されません。 |