currencySymbol

currencySymbol ビルド記述子オプションは、1 文字から 3 文字で構成される通貨記号を指定します。 このオプションを指定しない場合、デフォルト値はシステムのロケールから派生します。

COBOL プログラムの生成時に、currencySymbol ビルド記述子 オプションは 1 文字に制限されます。currencySymbol ビルド記述子オプションが指定されていない場合は、ランタイム・インストールに指定された言語依存オプション・モジュールに指定されている通貨記号によって値が設定されます。 z/OS® の場合、 詳しくはご使用のランタイム製品のプログラム・ディレクトリーを参照してください。

Java™ コードを生成する際、 currencySymbol ビルド記述子オプションにより、vgj.nls.currency Java ランタイム・プロパティーに値が割り当てられますが、 割り当てられるのは、genProperties ビルド記述子オプションが GLOBAL または PROGRAM に設定されている場合のみです。 currencySymbol ビルド記述子オプションを指定しなかった場合、 Java ランタイム・プロパティーの値は、vgj.nls.code Java ランタイム・プロパティーに関連付けられているロケールによって決まります。

currencySymbol ビルド記述子オプションは、 JSF ハンドラーには影響を与えません。 デフォルトでは、JSF ハンドラーは、クライアントのロケールを使用して適切な通貨記号を 決定します。 デフォルト・ロケールは、sysLib.setLocale() システム関数を使用してオーバーライドできます。 システム関数について詳しくは、「EGL 言語解説書」を参照してください。

キーボード上にない文字を指定するには、「Alt (前面)」キーを押して、数字キーパッドを使用して、 文字の 10 進数コードを入力します。 例えば Euro の 10 進コードは、Windows 2000/NT/XP では 0128 です。


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