openOptionsRecord プロパティーは、 メッセージ・キューを開くときのオプションを WebSphere® MQ システムに渡すために使用できるレコード変数を識別します。
このプロパティーが識別するレコード変数は、BasicRecord に基づきます。
EGL プログラムは、WebSphere MQ MQOPEN および MQCLOSE 関数を呼び出すことで、 そのメッセージ・キュー・レコードに関連するキューをオープン/クローズします。4 バイトのバイナリー・オプション・フィールドは、 MQOPEN および MQCLOSE 呼び出しにおけるパラメーターの 1 つです。openOptionsRecord プロパティーを指定しないと、 EGL は自動的にデフォルトのオプション・パラメーターを作成します。
次の表は、MQOPEN と MQCLOSE の呼び出しのデフォルト値として EGL が使用する WebSphere MQ 定数を示します。
| 条件 | 値 |
|---|---|
| add ステートメントのために開く | MQOO_OUTPUT + MQOO_FAIL_IF_QUIESCING |
| get next ステートメントでの排他使用のため開く | MQOO_INPUT_EXCLUSIVE + MQOO_FAIL_IF_QUIESCING |
| get next ステートメントでの共用使用のため開く | MQOO_INPUT_SHARED + MQOO_FAIL_IF_QUIESCING |
| クローズ | MQCO_NONE |
queueDescriptorRecord プロパティーを使用して、 MQOO を指定したり、または MQOO に基づいて独自の変数を指定したりできます。キューにアクセスする前に、 MQMD レコード変数内のフィールドを初期化および設定するように、プログラムをコーディングします。EGL は、 デフォルトの構造に代えて、ユーザーの MQOO 構造を使用します。
オプション・レコードについて詳しくは、MQRecord のオプション・レコードを参照してください。 WebSphere MQ 定数 (例えば、MQCO_NONE) の完全なリストについては、 WebSphere MQ の資料を参照してください。