リンケージ・オプション・パーツの
asynchLink 要素の
conversionTable プロパティーは、プログラムで
vgLib.startTransaction システム関数が使用される場合に、パラメーター・データの変換に使用する変換テーブルの名前を指定します。
conversionTable プロパティーは、以下がすべて該当する場合にのみ有効になります。
- 開始済みプログラムが CICS® 上にある場合
- type の値が remote になっている場合
- 開始済みプログラムが、ASCII 文字セットをサポートするプラットフォームで稼働している場合
デフォルトは、変換なしです。この場合、プログラムは、sysLib.convert を呼び出すことによって、または
CICS
に変換テンプレートを定義することによって、必要なすべての変換を行う必要があります。
次の値から 1 つを指定できます。
- conversion table name
- 発信元プラットフォームは指定された変換テーブルを使用します。テーブルのリストについては、データ変換を参照してください。
- *
- デフォルトの変換テーブルを使用します。このテーブルの名前は ELACNxxx です。xxx の値は、targetNLS ビルド記述子オプションの値です。
- PROGRAMCONTROLLED
- 呼び出し元は、実行時、sysVar.callConversionTable システム変数に指定された変換テーブル名を使用します。
sysVar.callConversionTable がブランクの場合、型変換は行われません。
詳しくは、データ変換を参照してください。
また、「EGL 言語解説書」のトピック『convert()』および『callConversionTable』も参照してください。