ビルド・サーバーは、クライアントからソース・コードを受け取り、それを使用して実行可能ファイルを作成します。 生成プロセスを開始する前に、ビルド・サーバーを始動する必要があります。 通常、ビルド・サーバーは複数のクライアントからの要求を処理します。 ビルド・サーバーは複数のビルド要求を一度に受け付ける場合、複数のスレッドを開始することができます。
コードを生成する場合は、生成プロセスのターゲットであるシステムでビルド・サーバーを始動します。 例えば、ターゲット・システムは、 z/OS® や Windows 2000 の下で稼働している場合があります。 生成プロセスを介しているシステムによって、COBOL または Java™ ソース・コードが生成されます。 ターゲット・システムで z/OS 環境を使用している場合、COBOL ソース・コードは、指定された z/OS ビルド・サーバーへ送信されます。カスタマイズしたビルド・スクリプトによって、そこでコンパイルおよびリンクが実行されます。 Java コードを生成する場合、 コードは指定したビルド・サーバーへ送信され、そのサーバーで Java コンパイラーが起動されます。
Windows 用の Java コードを生成する場合は、生成プロセスの実行に使用するシステムと同じシステムで Java ソースを コンパイルすることができます。これはローカル・ビルドと呼ばれます。 この場合、ビルド・サーバーを始動する必要はありません。ローカル・ビルドを実行する場合は、ビルド記述子パーツから destHost オプションを省略してください。