Rich UI コードに EGL LDAP アクセスを使用する際の考慮事項

このサンプルで使用されている RUIHandler ステレオタイプは LdapRuiSample EGL Rich UI プロジェクトにあります。Web サービスは LdapRuiServices EGL Web プロジェクトにあります。Rich UI アプリケーションで、ldapServices/LdapServices サービス内の関数をカスタマイズおよび再利用できます。それらの関数の説明については、次の表を参照してください。

表 1. ldapServices/LdapServices サービス内の関数の説明
関数 説明
getInitialContext この関数は、ユーザー ID とパスワードを使用して LDAP 準拠サーバーへのバインドを試みます。サーバーにバインドすると、getInitialContext はコンテキスト・オブジェクトを戻し、これを使用してさらにデータを取得することができます。
authenticate この関数は、getInitialContext を呼び出してサーバーにバインドします。getInitialContext がサーバーにバインドすると、authenticate は true を戻します。それ以外の場合は、false を戻します。
getUserData この関数は、getInitialContext を呼び出してサーバーにバインドします。getInitialContext がサーバーにバインドすると、getUserData はコンテキスト・オブジェクトを使用して追加のユーザー・データを取得します。情報は userData レコードに戻されます。

LDAP がサポートされている EGL プロジェクト・フィーチャーにより、LDAPExternalTypes.egl ファイルと LDAPLib.egl ファイルがプロジェクトに追加されます。これらのファイルは LDAP 準拠サーバーにアクセスします。LDAP 準拠サーバーにアクセスするコードを含む新規 EGL プロジェクトに LDAP サポートを追加するには、新規 EGL プロジェクト・ウィザードで「拡張設定の表示」をクリックしてから「LDAP がサポートされている EGL プロジェクト」をクリックします。既存のプロジェクトにこの EGL プロジェクト・フィーチャーを追加するには、プロジェクトの「プロパティー」ページから追加します。


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