converseVar.printerAssociation の使用

converseVar.printerAssociation システム変数の値を設定して、実行時に印刷ファイル宛先 (一時データ・キューまたはスプール・ファイル名) を変更できます。

印刷ファイル宛先を変更するために、プログラムは print ステートメントの実行前に converseVar.printerAssociation システム変数を印刷ファイルの新規システム・リソース名に変更します。新規リソースのファイル・タイプは、プログラム生成時に printer に対して指定されたファイル・タイプと同じである必要があります。

複数の印刷ファイルを同時に開くことができます。print ステートメントは、ステートメント実行時に converseVar.printerAssociation という名前のリソースに書き込みます。印刷書式に対する close ステートメントは、converseVar.printerAssociation で指定されているリソースのみを閉じます。 明示的に閉じられないファイルは、トランザクションまたはセグメントの終了時、またはスプール・ファイルのコミット点で閉じられます。

converseVar.printerAssociation のデフォルト値は、生成時に printer ファイルに対して指定されるシステム・リソース名です。printDestination ビルド記述子オプションを TERMINALID に設定し、vgLib.startTransaction() (termID パラメーターを 2 進ゼロに設定、prID パラメーターを指定) を使用してプログラムを開始すると、converseVar.printerAssociationprID 内の値に初期化されます。

START コマンドで RTERMID を指定した非 EGL プログラムによってプログラムが開始された場合、converseVar.printerAssociation は RTERMID に指定された値に初期化されます。


フィードバック