EGL は TextReport 外部型を定義して、テキスト・レポート作成の後にエンジンを示します。この型に基づいて変数を作成し、ネイティブ・コード内の変数および関数にアクセスします。
EGL は、TextReport 型を ExternalType パーツとして定義します (詳しくは、
ExternalType パーツを参照)。
次の例に示すように、この型に基づく変数を宣言するには、EGL の
new ステートメントを使用します。
myReport TextReport = new TextReport();
コンストラクター関数 TextReport() が変数を作成します。この関数は、引数を使用せずに呼び出す (関数はすべての値にデフォルトを使用) か、以下の引数を使用して呼び出すことができます (対応する引数のデフォルト値を取得するために任意の位置で NULL 値を使用できます)。
- outFileName
- レポート・ファイルの名前を含むストリング。NULL 値の場合、レポートは標準出力 (STDOUT) に送られます。
- topMargin
- 各ページの上部のブランク行の数を表す整数。NULL 値の場合、設定はデフォルトの 3 のままになります。
- bottomMargin
- 各ページの下部のブランク行の数を表す整数。NULL 値の場合、設定はデフォルトの 3 のままになります。
- leftMargin
- 各行の左側のスペースの数を表す整数。
NULL 値の場合、設定はデフォルトの 5 のままになります。
- rightMargin
- ワード・ラップ操作のためのデフォルトの右マージンを表す整数。
NULL 値の場合、設定はデフォルトの 132 のままになります。
- pageLength
- 各ページの行数 (上部マージン、ヘッダー、トレーラー、および下部マージンを含む) を表す整数。
- TopOfForm
- 先頭文字がプリンターへ用紙送りを発行するストリング。レポートをプリンターに直接ではなくファイルに送信する必要がある COBOL 用に生成する場合、この引数に効果はありません。
startReport() 関数では同じ値を設定することができます。詳しくは、startReport()を参照してください。