sqlIOTrace

z/OS® の COBOL プログラムを生成する場合、sqlIOTrace ビルド記述子オプションは、リレーショナル・データベースを使用する入出力操作で発生した SQL 通信域 (SQLCA) からの SQL データと SQL エラー・コードの両方のトレースに必要なコードを、生成する COBOL プログラムに含めるかどうかを指定します。sqlIOTrace を YES に設定すると、トレース出力は、ランタイム・トレースもアクティブにした場合のみ生成されます。 トレースを停止するには、ランタイム・トレースを非アクティブにするか、sqlIOTrace を NO に設定して、プログラムを再度生成します。

リレーショナル・データベースを使用する入出力操作中に発生した SQL エラー・コードのみをトレースするには、sqlErrorTrace ビルド記述子オプションを使用します。すべてのステートメントをトレースするには、statementTrace ビルド記述子オプションを使用します。

トレースのアクティブ化およびトレース出力の取得について詳しくは、ターゲット・ランタイム環境に合わせて、「IBM® Rational® Business Developer EGL Server Guide for IBM i」または「IBM Rational COBOL Runtime Guide for zSeries」を参照してください。

NO (デフォルト値)
プログラムにトレースを使用可能化するための情報を含めないことを指定します。
YES
生成する COBOL プログラムに、トレースを使用可能にするために必要なコードを含めることを指定します。コードにトレース情報を追加すると生成時間が増加し、実行時のパフォーマンスに影響することがあります。

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