EGL における Web トランザクション・アプリケーションの処理

EGL における Web トランザクションは、VisualAge® Generator からの残存物で、ユーザー入出力用の非常に基本的な Web インターフェースを提供します。ベスト・プラクティスは、マイグレーション目的のみで Web トランザクションを使用することです。新規コードでは、Web インターフェースに JavaServer Faces (JSF) または Rich UI を使用する必要があります。

Web トランザクションの中心的な概念は、テキスト UI の背後にある概念と同様です。
COBOL を生成するときに、EGL は単にコンパイルしたプログラムに VGUIRecord を組み込みます。 Java™ を生成するときに、EGL は以下の JSP ファイルを作成します。

Page Designer を使用して、これらの JSP ファイルをカスタマイズすることができます (Eclipse IDE での EGL の使用を参照)。

EGL で Web トランザクションを実行するには、以下のステップを実行してください。
  1. 構成ファイルを変更します (Web トランザクション構成ファイルを参照)。
  2. ワークスペースで稼働する Web サーバーを取得します (Web サーバーの追加を参照)。
  3. VGWebTransaction プログラムをリストするために、Vagen1EntryPage.jsp をカスタマイズします (VGWebTransaction プログラムの実行を参照)。
  4. EGLWebStartup.jsp によってプログラムを起動します (VGWebTransaction プログラムの実行を参照)。

JSP ファイルのカスタマイズ

EGL は、VGUIRecord ファイルから作成された JSP ファイルの変更を認めていません。これらのファイルの変更が面倒なものであるとみなしているからです。このため、EGL は既存の name.jsf ファイル (name は VGUIRecord の名前) を上書きしません。 代わりに、name.jsf が存在すれば、EGL は newname.jsf という名前のファイルを作成 (または上書き) します。ファイルの変更された部分は自分自身で name.jsf にコピーしてください。あるいは、EGL で name.jsf を置き換える場合は、生成する前にそのファイルを削除してください。


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