bypassValidation

bypassValidation プロパティーは、JSF ハンドラーのフィールドの妥当性検査を制御します。

displayUse プロパティーが button または hyperlink であり、 bypassValidation プロパティーを YES に設定している場合、 ユーザーがボタンまたはリンクをクリックすると EGL は関連フィールドの妥当性検査をスキップします。 例えば、プログラムを終了するときの妥当性検査の迂回をユーザーに許可する ことにより、パフォーマンスを向上できます。

ユーザーが bypassValidation に割り当てる値は、 フィールド、またはフィールドを含むレコードを Page Designer の Web ページに配置するときに、デフォルトとして使用されます。

bypassValidation プロパティーは EGL ベースの妥当性検査のみに影響し、 JSF タグによって指定される妥当性検査には影響を与えません。 詳しくは、『JSF ハンドラー・パーツ』を参照してください。

選択可能な値は以下のとおりです。
NO (デフォルト)
入力フィールドには、通常どおりに妥当性検査が行われます。
YES
EGL ランタイムは、妥当性検査用に、ユーザー・データを JSF ハンドラーに戻しません。

互換性

表 1. bypassValidation プロパティーのサポート
データ項目 JSF ハンドラー VGUI レコード コンソール UI テキスト書式 Java™ テキスト書式 COBOL 印刷書式 Java 印刷書式 COBOL
あり あり なし なし なし なし なし なし

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