文は EGL 内の最小の独立コンピューター・ユニットであり、実行するアクションを指定します。
多くの場合、文は順序に従って実行されます。
EGL は、以下の種類の文をサポートします。
- ストレージを予約する変数または定数宣言。
どちらの種類の宣言も、ブロックを除く、関数内の任意の場所に置くことができます (後述)。
『変数および定数の宣言』を参照してください。
- 次が含まれる命令文
- 関数呼び出し。処理を関数に移します。
『関数の呼び出し』を参照してください。
- 既に宣言済みの変数に値を代入するために使用する値の設定ブロック。
『値の設定ブロック』を参照してください。
- 以下の種類の EGL キーワード・ステートメント
- データ移動文。代入も含まれます。
- プログラム・フローを指示する条件付きループ文。
- 1 つのプログラムまたはハンドラーから別のプログラムまたはハンドラーへコントロールを渡すコントロールの移動文。
- 例外処理文。
- データベースおよびその他のデータ・ソースと対話するデータ・アクセス文。
これらの文は、使用するデータ・アクセスのタイプに大きく依存します。
ご使用のテクノロジーについては、このトピックの終わりにある『関連参照』を参照してください。
- ユーザー入出力を処理する UI 文。データ・アクセスと同様、これらの文が使用できるかどうかは、使用するテクノロジーによって変わります。
このトピックの終わりにある『関連参照』を参照してください。
文は、セミコロンかブロック (1 つの単位として動作する、一連の従属文) のいずれかで終わります。
ブロックは、end 区切り文字で終了します。
文や EGL ソース・ファイルでは、名前の大/小文字が区別され
ません。
例えば、
record1 は
RECORD1 と等しく、
add と
ADD は同じキーワードを参照します。以下のような状態は例外です。
- プログラムのようなメイン・パーツの名前はファイル名と同じである必要があり、その名前は大/小文字が区別されます。
- EGL パッケージの名前では大/小文字が区別されます。
- 一部の UI テクノロジーにも、文字の問題があります。
コメントも参照してください。
パーツのような文には、プロパティー (その文に関する追加情報がある名前値のペア) を含めることができます。
プロパティーを持つそれぞれの文については、それらのプロパティーについてのトピックを参照してください。