Apache Directory Studio を使用したサンプル・データのインポート

『LDAP 準拠ソフトウェアの構成』の説明に従って、ApacheDS LDAP 準拠サーバーおよび Apache Directory Studio クライアントをダウンロード、インストール、および構成した後、以下のように ApacheDS ディレクトリー・サーバーにサンプル・データをインポートできます。

  1. 次の手順に従って、データを新規パーティションにインポートします。
    1. Apache Directory Studio を開くには、「スタート」 > 「すべてのプログラム」 > 「Apache Directory Suite」 > 「Studio」 > 「Studio」をクリックします。
    2. Eclipse ベースのウェルカム・ページが表示されます。ウェルカム・ページを閉じて、LDAP パースペクティブを表示します。このパースペクティブの左下隅に、「接続 (Connections)」ビューが表示されます。
    3. 「接続」ビュー内で右クリックし、コンテキスト・メニューから「新規接続」を選択します。ウィザードを実行する際、以下の表が必要になります。
      表 1. 接続設定
      プロパティー 設定
      接続名 EGLSample
      ホスト名 localhost
      ポート 389
      暗号化方式 暗号化なし
      認証 単純認証
      バインド DN またはユーザー uid=admin,ou=system
      バインド・パスワード secret
      他の接続パラメーターを変更しないでください。「終了」をクリックします。
    4. 「LDAP ブラウザー」ビューで、DIT を開き、「ルート DSE」を開きます。o=sample を見つけたら、それを右クリックして、「エントリーの削除 (Delete Entry)」を選択します。
    5. 「接続」ビューで「EGLSample」を右クリックし、コンテキスト・メニューから「インポート」 > 「LDIF インポート」をクリックします。
    6. 「LDIF インポート」ダイアログで SampleCompany.ldif を特定するには、「参照」をクリックします。SampleCompany.ldif の場所は、workspace/LdapRuiSample/ です。workspace は、EGL 製品ワークスペースの完全修飾パス名です (C:/MyWorkspace など)。
    7. 「LDIF ファイルの選択」ウィンドウで、「開く」をクリックします。 このステップを実行すると、カーソルが明滅する場合があります。この問題については、次のステップで処理します。
    8. 「LDIF インポート」ウィンドウで、「既存のログ・ファイルの上書き」を選択して、「完了」をクリックします。
    9. 待機カーソルの明滅が 30 秒を超えて繰り返される場合は、Studio をリフレッシュしてください。
      1. 「ルート DSE」をクリックします。
      2. F5 を押します。
  2. 「LDAP ブラウザー」ビューでインポートを検証するには、 「DIT」 > 「ルート DSE」を選択し、o=sample を開きます。2 つの group エントリー (ou=groups 内) と 15 個の people エントリー (ou=people 内) があることを確認します。インポートが失敗した場合は、設定値を確認してください。再インポートする場合は、「LDAP ブラウザー」ビューを確認して、「DIT」から「ルート DSE」を開いたときに o=sample がないことを確認します。o-sample が存在し、他の値が指定されていない場合は、それを右クリックして「エントリーの削除」を選択します。エントリーを削除できない場合、前述のステップを再実行し、インポートを再試行してください。

フィードバック