oneFormItemCopybook

COBOL プログラムを生成する場合、oneFormItemCopybook ビルド記述子オプションは、生成されたプログラムが、COBOL SET ステートメントを介して書式フィールド・プロパティーの値にアクセスするかどうかを指定します。

NO (デフォルト値)
EGL は、COBOL プログラムのデータ・セクションで、COBOL コピーブックを各書式フィールドの定義に生成します。直接アクセスでき、COBOL SET ステートメントを使用する必要がありません。
YES
EGL は、単一のコピーブックを Linkage Section に配置し、アクセスは COBOL SET ステートメントを介して行われます。

デフォルト値を受け入れると、パフォーマンスが最大化されるため、可能な限りこれを行う必要があります。ただし、プログラムが多くの書式を使用する場合、または書式に多くのフィールドが含まれている場合、EGL は大量の COBOL 変数名を生成します。この場合、COBOL のコンパイラー・シンボル・テーブルが非常に大きくなって、コンパイルが失敗する場合があります。

上述のコンパイル問題を回避する必要がある場合は、oneFormItemCopybook を YES に設定します。この設定では、EGL 生成のコードは、書式フィールド・プロパティー値がアクセスされるたびに、COBOL SET ステートメントを呼び出します。

z/OS® では、oneFormItemCopybookyes に設定する場合、COBOL コードを、以下のいずれかでコンパイルする必要があります。

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