プロパティーの値は、事前定義値のカテゴリーである、特定の列挙型 の値に制限される場合があります。 例えば、UI テクノロジーで使用される color プロパティーが ColorKind 列挙型の値を受け入れます。 その列挙型の有効な値が、white、red、およびその他を含むものとします。
上の値が、colorKind.white および colorKind.red となるように、列挙型名を使用して列挙型値を修飾することができます。 しかし、列挙型値の修飾が必要になるのは、コードが変数または定数へのアクセスを持ち、 変数または定数の名前が列挙型値と同じ場合のみです。例えば、red という変数が有効範囲であれば、シンボル red は列挙型値ではなく、変数を参照します。
次の core 列挙型リストには、列挙値が含まれます。 これらの値に関する説明は、別の場所 (列挙型が意味を持つプロパティーやフィールドのコンテキスト) で行います。
ほとんどの列挙型は UI テクノロジーで使用されます。 ご使用のテクノロジーで有効な列挙型について詳しくは、このトピックの最後にある『関連参照』のリンクを参照してください。
以下の列挙値は、callingConvention プロパティーへの割り当てに使用できます。
I4GL 値は、NativeLibrary でステレオタイプ化されているライブラリー・パーツに有効です。 この値は、 EGL ライブラリーのデータを C 言語で作成された単一のローカル実行 DLL へ 引き渡す方式を定義します。さらに詳しくは、『ネイティブ・ライブラリーのプロパティー』を参照してください。
Expanded 値は、プログラムを呼び出す call ステートメント、および呼び出し先プログラムを定義するプログラム・パーツに有効です。 この値は、構造化レコードを個別のフィールドとして受け渡しできることを示します。 この使用は特に、EGL コード化ロジックが、Natural コードからマイグレーションされた EGL コード化ロジックと対話する場合に適しています。 さらに詳しくは、『個別のフィールドとしての構造化レコードの受け渡し』を参照してください。