変換構成は、ファイル名拡張子 .tc を持ち、変換が予想通りの出力を生成するために使用する情報が含まれます。また、変換構成には、 特定のタイプの変換に固有の情報も含まれています。既存の変換構成を編集するには、ワークスペース・リソースを示すビューで変換構成ファイルをダブルクリックし、変換構成エディターを開きます。
このオプションを選択して、大きいモデルを処理する場合に、パフォーマンスが低下することがあります。 これは、変換処理で、更新されたファイルを判別し、更新されなかったファイルをメモリー内のリストから除去する必要があるためです。チーム環境で作業している場合は、不要なチェックアウト操作やチェックアウト操作の取り消しをなくすためにこのチェック・ボックスを選択することもあります。
このチェック・ボックスをクリアすると、変換によって未変更のファイルがそのメモリー内のリストから除去されることはありません。 変換の実行後、変更されたファイルと未変更のファイルのディスクへの書き込みが試行されます。チーム環境では、変換によって更新されなかったファイルのチェックアウト操作を、手動で取り消す必要がある場合があります。
このオプションは、「Java から UML への変換の関連」ページで Java から UML への変換の関連ファイルを作成する際に使用できます。このチェック・ボックスを選択すると、UML から Java への変換で UML 参照が検出された場合に、変換により Java から UML への変換の関連モデルへの参照と比較されます。 UML 参照のマップ先が、変換の現在のターゲットではない Java プロジェクトである場合、変換によりターゲット・プロジェクトに Java プロジェクトの依存性が追加されます。
ログ・ファイルは、ソース要素、ターゲット要素、および変換によってソース要素が変換されるときに適用される規則に関する情報を提供します。変換が多数の要素を変換する場合、変換がログ・ファイルを生成している間はパフォーマンスが低下することがあります。そのため、ログ・ファイルを生成するのは、デバッグ目的の場合のみにしてください。
サイレント・モードで変換を実行すると、変換によって生成されるすべてのダイアログ・ボックスが抑制されます。 変換ではデフォルトの規則と振る舞いが適用され、予期しない変換出力や不正確な変換出力が生成されることがあります。サイレント・モードでの変換の実行は、変換出力の検証ではなく、変換の実行を検証する場合のみ実行してください。例えば、自動化されたタスクや自動化されたテスト・スイートの一部として、変換をサイレント・モードで実行することがあります。
変換がサイレント・モードで実行されるよう設定すると、指定したファイル上書きオプションがオーバーライドされ、必要に応じてファイルが上書きされます。
EJB 3.0 から UML への変換が使用可能な場合、「サイレント・モードで後方変換を実行」チェック・ボックスを選択できます。 サイレント・モードで EJB 3.0 から UML への変換、または後方変換を実行するよう指定すると、マージ・エディターが抑止されます。マージ中に競合が発生すると、変換が停止します。その場合には、サイレント・オプションをクリアして変換を再実行する必要があります。
トレース関係とビジュアル開発ツールを使用して、ソース・モデル要素と変換出力の関係を理解することができます。 この機能は、複数のモデルおよび変換構成を持つような大規模なプロジェクトの場合に便利です。 ソース・モデルは変換によって変更されません。