リソース・バンドルには、実行時に表示される一連のストリングが含まれます。
リソース・バンドルを使用して、サポートしたい言語ごとに別のリソース・バンドルを組み込むことによって、ご使用の
アプリケーションをローカライズすることができます。
各リソース・バンドルは、アプリケーションで使用されるそれぞれのキーごとに 1 つのストリングを定義する必要があります。
あるキーが Web ページにリストされており、現行ユーザーの言語のリソース・バンドルがそのキー用のストリングを定義していない
場合は、致命的エラーが生成されます。
リソース・バンドルを作成するには次のようにします。
- 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、リソース・バンドルを作成したいフォルダーを右クリックします。
このフォルダーは、EGL Web プロジェクトの Java™ リソース・フォルダー内に存在しなければなりません。
- メニューから、をクリックします。「新規」ウィンドウが開きます。
- 「新規」ウィンドウで、「一般」を展開し、「ファイル」をクリックします。
- 「次へ」をクリックします。
- 「ファイル名」フィールドで、新規リソース・バンドルの名前を入力します。
リソース・バンドルのファイル名は、次の形式でなければなりません。
prefix_locale.properties
- prefix
- リソース・バンドル・ファイル名の接頭部は任意ですが、アプリケーションの各リソース・バンドルで同じものでなければ
なりません。
- locale
- en_US などの、リソース・バンドルのロケール。
ロケールはバンドル内のストリングの言語を示し、オプションで、その言語の特徴に関するより具体的な情報 (方言、種類、または
地理的位置など) を示します。
ロケールについて詳しくは
、リソース・バンドルのロケールを参照してください。
例えば、米国で話されている英語が含まれる
リソース・バンドルは、
resourceBundle_en_US.properties のような名前になります。
- 「終了」をクリックします。
右クリックしたフォルダーに新しいファイルが作成され、エディターで開かれます。
- 次の形式で、ストリングを新しいリソース・バンドルに追加します。
keyname=stringtext
- keyname
- ストリングのキー名。
このキーは Web ページに置かれ、リソース・バンドルからどのテキストを挿入するかを示します。
例えば、WelcomeText という名前のキーは、ページの上部に示される序文テキストを表します。
- stringtext
- キーに関連したテキスト。
- ファイルを保存して閉じます。
アプリケーション用のリソース・バンドルは、必要に応じていくつでも作成できます。ただし、各リソース・バンドルは、異なるロケールと同一の接頭部を持っていなければなりません。