recordNumItem プロパティーは、ファイル内のレコードの相対番号を保持するフィールドを参照します。
このレコード番号により、入出力の実行位置が特定されます。
このフィールドは、メモリーの以下のいずれかの領域にすることができます。
- 同一レコード内の構造フィールド。
- プログラムに対してグローバルであるか、そのレコードにアクセスする関数に対してローカルであるレコード内の構造フィールド。
- プログラムに対してグローバルであるか、そのレコードにアクセスする関数に対してローカルであるプリミティブ変数。
レコード番号フィールドを指定するには、非修飾参照を使用する必要があります。例えば、
myRecord.myVar ではなく、
myVar を使用します。
(ただし、EGL の文では、他のフィールドの場合と同じようにレコード番号フィールドを参照することができます。)レコード番号フィールドは、レコードにアクセスする関数のローカルな有効範囲の中で固有のものでなければなりません。
または、ローカルな有効範囲の外に存在し、グローバルな有効範囲の中で固有のものでなければなりません。
レコード番号フィールドは、最大 9 桁の整数型でなければなりません。
レコード番号フィールドを使用するのは get 文と add 文のみですが、ファイル・アクセス用にそのレコードを使用するすべての関数で、そのレコード番号フィールドが使用可能である必要があります。