destHost ビルド記述子オプションは、ビルド・サーバーが存在するターゲット・システムの名前または TCP/IP アドレス (数値) を指定します。
デフォルト値はありません。
生成される COBOL プログラムを準備する場合は、以下が該当します。
- destHost は必須。
- 生成を開始する前に、リモート・システム上でビルド・サーバーを始動する必要がある。
- z/OS® の場合は、projectID ビルド記述子オプションを使用して、EGL がソースおよび準備出力を入れるデータ・セットの高位修飾子を指定できる。
- iSeries® の場合は、destLibrary ビルド記述子オプションを使用して、ソースおよび準備出力が格納されるライブラリーが指定可能。
Java™ 出力を準備する場合は、以下が該当します。
- destHost はオプション。
- destHost は、プロジェクト内ではなく、ディレクトリー内に生成する場合にのみ有効。
- destDirectory を指定せずに destHost を指定した場合は、ビルド・サーバーが始動されたディレクトリーが、ソースおよび準備出力を受け取るディレクトリーとなる。
- destHost を指定しない場合は、生成が実行されるシステム上で準備が実行される。destDirectory を指定しない場合は、genDirectory ビルド記述子オプションで指定されたディレクトリーが、ソースおよび準備出力を受け取るディレクトリーとなる。
- UNIX 環境では、名前の大/小文字が区別される。
名前または TCP/IP アドレスには、最大 64 文字まで入力できます。Windows NT 上で開発を行う場合は、TCP/IP アドレスではなく、名前を指定する必要があります。
このオプションのデフォルト値はありません。
例
以下に、destHost の値の例を示します。
abc.def.ghi.com
9.99.999.99