sqlCommitControl

Java™ コードを生成する場合、 sqlCommitControl ビルド記述子オプションにより、デフォルトのデータベースに変更が加えられるたびに コミットするかどうかを指定する Java ランタイム・ プロパティーの生成が可能になります。EGL は、このビルド記述子オプションの値にかかわらず、各実行単位の終わりにデータベースへの変更をコミットします。

vgj.jdbc.default.database.commitControl プロパティーが生成されるのは、genProperties ビルド記述子オプションが PROGRAM または GLOBAL に設定されている場合のみです。 Java ランタイム・プロパティーは、生成時のユーザーの決定にかかわらず、デプロイメント時に設定できます。

NOAUTOCOMMIT (デフォルト)
EGL は、データベースへの変更を自動的にコミットしません。変更は、sysLib.commit() システム関数を使用して手動でコミットできます。または、sysLib.rollback() を使用して、変更を元に戻すことができます。

この場合のコミットとロールバックの詳しい規則については、「EGL 言語解説書」内のトピック『作業論理単位』を参照してください。

AUTOCOMMIT
データベースへの変更が正常に行われると、EGL は自動的にその変更をコミットします。 この動作は、前のバージョンの Informix® 製品 I4GL と一貫性があります。
NOCOMMIT
EGL は、データベースへの変更をコミットしません。sysLib.commit() および sysLib.rollback() システム関数は、データベースには影響を与えません。トランザクションをサポートしていないデータベース、および EGL の外部で定義されたトランザクション内で実行されているプログラムには NOCOMMIT が適しています。

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