is/not 演算子

is 演算子は、1 番目のオペランドが 2 番目のオペランドのカテゴリーに含まれるかどうかを示します。not 演算子はその反対、つまり、1 番目のオペランドが 2 番目のカテゴリーに含まれないかどうかを示します。 演算子の意味は、比較の左辺によって決まります。

構文

is/not 演算子の構文図
testExpression
レコードまたは書式内のフィールド、converseVar.eventKeysysVar.systemType、レコード変数、またはレコード変数の配列。
keyword
比較の左辺に適したキーワード。 システム変数について詳しくは、適切なトピックを参照してください。フィールドおよびレコードについては、以下のカテゴリーを参照してください。

レコードのフィールド

任意のタイプのレコードのフィールド名または書式内のフィールド名との比較には、以下のキーワードを使用します。
blanks
比較の左辺のテキスト・フィールドにブランクまたは NULL のみが含まれているとき、比較が TRUE ということになります。
numeric
比較の左辺の文字フィールドに数字のみが含まれているとき、比較が TRUE ということになります。
SQL レコードのフィールド名との比較には、以下のキーワードを使用します。
trunc
最後の読み取りの後、比較の左辺のテキスト・フィールドから非ブランク文字または NULL 以外の文字が除去されているとき、比較が TRUE ということになります。
バージョン 7.0 以降、null キーワードと比較して、is 演算子は使用されなくなったことに注意してください。 代わりに、== 演算子を使用してください。
書式のフィールド名との比較には、以下のキーワードを使用します。
cursor
画面カーソルが比較の左辺のフィールドにあるとき、比較が TRUE ということになります。
data
比較の左辺のテキスト・フィールドに非ブランク文字または NULL 以外の文字があるとき、比較が TRUE ということになります。
modified
比較の左辺のフィールドに modified データ・タグが設定されているとき、比較が TRUE ということになります。

レコード

入出力エラーを検査するには、is または not 演算子を使用してください。 V6 の例外モードを使用している場合 (『v60ExceptionCompatibility』を参照)、レコード (またはレコード配列) をハード・エラーとソフト・エラーの両方と比較することができます。通常の例外モードを使用している場合は、ソフト入出力エラーとのみ比較することができます。 ハード入出力エラーは、FileIOException (ファイル入出力) または SQLException (SQL 入出力) のいずれかをスローします。 入出力エラーの完全なリストについては、『入出力エラー値』を参照してください。

互換性

表 1. is/not 演算子の互換性に関する考慮事項
プラットフォーム 問題
JavaScript 生成 is 演算子および not 演算子のバリエーションのうち、サポートされるのは、sysVar.systemType の使用と、blanksnumeric のレコード固有テストのみです。

フィードバック