「アウトライン」ビューのヘルプでのソースの編集

「アウトライン」ビューは、リモート・システム LPEX エディターで ILE RPG、COBOL、CL、または DDS ソースを編集したい場合に、優れたリソースとして働き ます。「アウトライン」ビューには、リモート・システム LPEX エディター・ エリアで現在開いているファイルに定義されている項目の構造概要が 表示されます。エディターをアクティブにして、「アウトライン」ビューで ファイル構造を展開し、ビュー内の各種の要素をクリックして、ソース自体の その場所にジャンプすることができます。

以下に、「アウトライン」ビューで、ILE RPG ソースをより迅速かつ容易に編集するいくつかの 方法を示します。
「アウトライン」ビューは、以下のタイプの固有の IBM® i ソースで使用可能です。

ILE RPG

ILE RPG ソースの編集時、「アウトライン」ビューには 3 つまでの上位ノードが表示されます。
RPG ソースのコーディング方法に応じて、「アウトライン」ビューの「グローバル定義」および「ローカル定義」ノードには、展開時に以下のタイプの項目が表示されます。 このツリーのいずれかの要素をクリックすることにより、ソースのその 項目が定義されている場所に進みます。「アウトライン」ビューの 「サブプロシージャー」セクションでサブプロシージャーをクリックすると、 ソース内の位置決めはプロシージャー定義セクション全体にまたがります。

「ILE RPG アウトライン」ビューはバックグラウンドでリフレッシュされるため、その更新中も引き続きエディターおよび RSE を使用することができます。 リフレッシュ・アクションは、「アウトライン」ビューのリフレッシュ中は使用不可です。

「リモート・システム」 > 「リモート・システム LPEX エディター」 > 「IBM i 構文解析プログラム」 > 「ILE RPG」設定ページの「エディターでテキストが変更されたときに「アウトライン」ビューを更新する」設定が選択されている場合は、エディターでテキストが変更されると、「アウトライン」ビューの内容が自動的に更新されます。 データベース・ファイルなど、変更された外部情報を更新するには、「更新」ボタンを押してください。 この設定を選択しない場合、「アウトライン」ビューの内容を更新するには、「更新」ボタンを押す必要があります。 設定の変更は、エディターで既に開かれているソース・ファイルには影響しません。

「エディターでテキストが変更されたときに「アウトライン」ビューを更新する」設定が選択されている場合、「アウトライン」ビューにはいくつか相違点があります。 設定が選択されている場合にエディターで作業を行う際には、いくつか変更点があります。 この設定が選択された場合の「アウトライン」ビューに関する追加情報については、http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21592728 を参照してください。
ILE RPG ソースの「アウトライン」ビューについての注:

COBOL

ILE RPG ソースで行うのと同様に「アウトライン」ビューで COBOL ソースを処理します。

CL

「アウトライン」ビューで CL ソース・メンバーを処理することもできます。ビューには、ソースのラベルとサブルーチンが表示されます。

DDS ソース

「アウトライン」ビューで DDS ソース・メンバーを処理することもできます。このビューには、DDS ソース・メンバーの構造を反映するより詳細な情報が表示されます。特に、ソース内の要素のタイプ (レコードまたはキーワードなど) を示すアイコンが提供されます。ビューには、選択した DDS オブジェクト内のファイルの階層、レコード、フィールド、ヘルプ仕様、およびキーワードが表示されます。

「アウトライン」ビュー内の DDS オブジェクトのルート・ノードは、ファイルの名前であり、ファイルのタイプを示すアイコンで表されます (ファイル名の拡張子でも示されます)。ルート・ノード下の残りの要素は、DDS オブジェクトの構造 (例えば、レコード・グループまたはキーワードのセット) を反映しています。 これらの要素のいずれかをダブルクリックすると、DDS ソース内の該当する場所にカーソルが置かれます。

DDS ソースの「アウトライン」ビューについての注:

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