ソフトウェア分析構成のスコープと規則

ソフトウェア分析構成で、規則は適用されるコーディング手法を定義し、スコープは規則が適用されるファイルを定義します。

スコープ

スコープは、ソフトウェア分析を適用するソース・コード・ファイルを識別します。 ソフトウェア分析構成の実行時に、構成されているスコープを別のスコープに指定変更できます。 実行時のスコープの設定について詳しくは、コード・レビューの実行を参照してください。表 1 に、選択できる値を示します。
表 1. スコープの値
スコープの選択肢: 対象となるスコープ:
ワークスペース全体の分析 ワークスペース内のすべてのソース・コード・ファイル。
リソース・ワーキング・セットの分析 選択したリソース・ワーキング・セット内のすべてのソース・コード・ファイル。
選択したプロジェクトの分析 選択したプロジェクト内のすべてのソース・コード・ファイル。
注: このリスト内のプロジェクトは、プロジェクト・エクスプローラーの表示の設定に基づいてフィルタリングされます。 この設定を変更するには、「ウィンドウ」 > 「設定」 > 「モデリング」 > 「表示」 > 「プロジェクト・エクスプローラー」の順にクリックします。

規則

規則は、ソース・コード・ファイルで分析される特定のコーディング手法を定義します。それぞれの規則の意味については、以下の各トピックで説明します。

重大度レベル

選択する規則に次の重大度レベルのうちのいずれか 1 つを割り当てることができます。重大度レベルは、どの問題が修正される可能性があるか、またどの問題が修正される必要があるかを判別するガイダンスを提供します。
アイコン 重大度レベル 説明
推奨 最も低い重大度レベルです。 この結果が示す問題は深刻ではありませんが、修正される可能性があります。
警告 この重大度レベルは、解決が必要な問題がリソースにある可能性が高いことを示します。
重大 最も高い重大度レベルです。この結果が示す問題は、解決する必要があります。

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