編集語の各部分

編集語は、本体、状況、および拡張部分の 3 つの部分から構成されます。次の図は、編集語の 3 つの部分を示しています。

図 1. 編集語の各部分
編集語の各部分

本体 は、ソース・データ・フィールドから編集された結果に転送される 数字のためのスペースです。 本体は、編集語の左端桁から始まります。 編集語本 体のブランク (に 1 つのゼロまたはアスタリスクを加えた) 桁数は、編集される ソース・データ・フィールドの桁数より大きいまたは等しくなければなりません。 本体は、数字で置き換えることができる、右端の文字で終わります。

状況 は、2 文字の英字 CR かマイナス符号 (-) のいずれかの負標 識のために使用することができるスペースを定義します。 指定された負標識は、ソース・データが負の場合にのみ出力されます。 編集語の中の 最後の置き換え可能文字 (ブランク、ゼロ抑制文字) と負標識の間のすべての文字 も、ソース・データが負の場合にのみ、負標識と一緒に出力されます。ソース・デー タが正の場合には、これらの状況桁はブランクに置き換えられます。 CR または - 標識のない編集語には、状況桁はありません。

状況は、編集語の中の最後のブランクの後に記入しなければなりません。 最後のブランクの後に複数の CR が続いている場合には、 最初の CR だけが状況として取り扱われ、残りの CR は定数として取り扱われます。 マイナス符号が状況と見なされるためには、 それが編集語の中の最後の文字でなければなりません。

拡張部分 は、 状況の後に記入される一連のアンパーサンドおよび定数文字です。 アンパーサンドは、出力上ではブランク・スペースによって置き換えられ、 定数はそのまま出力されます。 状況が指定されない場合には、拡張部分が本体に続きます。