入力データ・ソースは、次のようにプログラム開始の方式によって異なります。
| プログラム開始の方法 |
データ・ソース (入力装置) |
| 環境名に関連付けられた場合 |
FROM 句を
省略した場合 |
| CONSOLE または SYSTEM-CONSOLE |
SYSIN または REQUESTOR |
| BATCH |
システム・オペレーターのメッセージ・キュー |
ジョブ入力ストリーム |
ジョブ入力ストリーム |
| INTERACTIVE |
システム・オペレーターのメッセージ・キュー |
ワークステーション |
ワークステーション |
ジョブ入力ストリームは CL コマンドに付随するデータから構成されます。
入力ストリームの中にデータがない場合、または ID-1 に入れるにはデータが不十分である場合には、例外条件が発生します。
入力が
ジョブ入力ストリームからのものである場合には、次の規則が適用されます。
- 入力レコードの大きさは 80 文字と見なされます。
- ID-1 の長さが 80 文字以下である場合には、入力データは入力レコード内の先頭文字として現れなければなりません。
ID-1 の長さを超える文字は切り捨てられます。
- ID-1 が 80 文字よりも長い場合には、ID-1 の記憶域が満たされるまで引き続いて入力レコードが読み取られます。
ID-1 の長さ 80 文字の整数倍になっていない場合には、最後の入力レコードが切り捨てられます。
装置が
ワークステーションの場合には、入力レコードの大きさは 100 です。
また装置が
システム・オペレーターのメッセージ・キューの場合には、入力レコードの大きさは 58 です。
次のステップが発生します。
- プログラム名、テキスト “AWAITING REPLY POSITION(S)”、および開始位置と終了位置が含まれているシステム作成照会メッセージが、
システム・オペレーターのメッセージ・キュー、またはワークステーションのオペレーターにあてて自動的に送られます。
ACCEPT 画面上に前の表示内容が現れることがあります。
- 実行が延期されます。
- 応答が ID-1 の中へ転送され、オペレーターがステップ 1 の照会に対する応答を行った後で処理が再開されます。
応答の値が大文字または小文字で入力されたとおりにプログラムで使用可能となります。
- ID-1 が入力レコード・サイズよりも長い場合には、ID-1 の長さに達するまで引き続いて入力レコードが読み取られます (ステップ 1 ~ 3)。
着信応答が ID-1 よりも長い場合には、ID-1 の長さを超えた文字位置で切り捨てられます。
注: READ ステートメントに使用した装置と同じ装置を使用した場合には、実行結果は予測できません。