形式 1 の SET ステートメントが実行されると、受け入れフィールドの現行値が送り出しフィールドの値によって置き換えられます (変換を伴います)。
SET ステートメント - 形式 1 .-----------. V | >>-SET----+-指標名-1-+-+--TO--+-指標名-2-+--------------------------->< '-ID-1--' +-ID-2--+ '-整数-1--'
指標データ項目または基本数字整数項目のいずれかでなければなりません。
ID-1 は、浮動小数点データ項目にすることができません。
SET ステートメント実行前の指標名-2 の値は、それに関連するテーブルのオカレンス番号と一致していなければなりません。
指標データ項目または基本数字整数項目のいずれかでなければなりません。
ID-2 は、浮動小数点データ項目にすることができません。
正の整数でなければなりません。
表 1 に、形式 1 の SET ステートメントでの送り出しフィールドと受け入れフィールドの有効な組み合わせを示します。
| 送り出しフィールド | 受け入れフィールド | ||
|---|---|---|---|
| 指標名 | 指標データ項目 | 整数データ項目 | |
| 指標名 | 有効 | 有効 | 有効 |
| 指標データ項目 | 有効* | 有効* | — |
| 整数データ項目 | 有効 | — | — |
| 整数リテラル | 有効 | — | — |
| * 変換は行われません。 | |||
受け入れフィールドは、それらが指定された順序で左から右に処理されます。 ID の受け入れフィールドに関連する添え字付けまたは指標付けは、 フィールドが処理される直前に評価されます。
送り出しフィールドに使用される値は、SET ステートメントの実行開始時の値です。
SEARCH または PERFORM ステートメントの実行後には、指標名の値が未定義になることがあります。このため、他のテーブル処理操作が試みられる前に、形式 1 の SET ステートメントによってそのような指標名を再び初期設定しなければなりません。
指標名-2 が OCCURS DEPENDING ON 文節を含む従属項目を持つテーブルを参照する場合、 指標名-1 は未定義の値を受け取る可能性があります。 詳細については 付録 H. 複合 OCCURS DEPENDING ONを参照してください。