NO LOCK 句は、I-O (更新) モードでオープンするファイルに対するレコード・ロックが START 操作によって取得できないようにします。 また、NO LOCK 句を持つ START ステートメントは、キー値の比較を満たしたレコードが他のジョブによりロックされていても成功します。 さらに、この句を持つ START ステートメントは、前の START 操作によってロックされたレコードを解放します。
I-O モードでオープンされていないファイルにこの句を使用すると、エラー・メッセージが出されます。
ファイル・ロックおよびレコード・ロックについては、「IBM Rational Development Studio for i: ILE COBOL プログラマーの手引き」を参照してください。