LINKAGE TYPE 文節は、リテラル-7 で指定されたプログラムに対する CALL またはそのプログラムの CANCEL で行うリンケージのタイプを指定するとともに、
また、それを SET ステートメントで行うリンケージのタイプにすることを指定します。

LINKAGE TYPE 文節 - 形式
(1)
>>-LINKAGE------+------+--+----+--+-環境名-3-----+--FOR------------>
'-TYPE-' '-IS-' +-PROGRAM---+
'-PROCEDURE-'
.--------------------------------.
V |
>----リテラル-7--+--------------------+-+--------------------------><
'-USING--| リンケージ引数 |-'
リンケージ引数
.---------------------------------------------------------.
V |
|----+-ALL-----------------------------+--+-----+--DESCRIBED-+--|
| .-----------------------------. | +-IS--+
| V | | '-ARE-'
'---整数-1--+-------------------+-+-'
'-+-THRU----+--整数-2-'
'-THROUGH-'
注:
- IBM® 拡張
- 環境名-3
- 環境名-3 は次のように定義できます。
- PGM
- プログラム・オブジェクト (*PGM) へのリンケージが生成されます。
- PRC
- ILE プロシージャーへのリンケージが生成されます。
- SYS
- システム提供のプロシージャーへのリンケージが生成されます。
- PROGRAM
- プログラム・オブジェクト (*PGM) へのリンケージが生成されます。これは、PGM の環境名-3 と同義です。
- PROCEDURE
- ILE プロシージャーへのリンケージが生成されます。これは、PRC の環境名-3 と同義です。
- リテラル-7
- リテラル-7 は、プログラム・オブジェクトまたはプロシージャーの名前です。
リテラル-7 は、拡張名を含むことがあります。その名前は、プログラムでは最長 10 文字、プロシージャー名では最長 256 文字にできます。
リテラル-7 は、OPTION(*MONOPRC) パラメーターの影響を受けます。
*MONOPROC を指定すると、小文字は大文字に変換され、プログラム名を作成する際の規則が適用されます。
詳細は、PROGRAM-ID 段落にあるプログラム名のセクションを参照してください。
- USING
- どのパラメーターの操作記述子を呼び出し先のプロシージャーから使用できるようにするのかを指定します。
これらのパラメーターは、USAGE DISPLAY または USAGE DISPLAY-1 の指定付き基本データ項目として定義する必要があります。
これらを参照変更することはできません。
USING 文節は、リンケージ・タイプのプロシージャーに使用でき、CALL ステートメントにしか適用されません。
- 整数-1、整数-2
- ゼロ以外の正の整数でなければなりません。
操作記述子を使って記述されるすべてのパラメーターの順序位置を指定します。
整数-2 は整数-1 より大きくなければなりません。
- DESCRIBED
- 整数-1 THROUGH 整数-2 で指定したパラメーターは、対応する操作記述子とともに渡されます。
ALL を指定すると、適用できるのであれば、そのプロシージャー用に定義されたすべてのパラメーターが対応する操作記述子とともに渡されます。