入力は、ビルダーが参照するコマンド・セット内で定義されている変数に対して値を指定するためにビルダーで使用されます。
入力は、ビルダーの出力オブジェクトが古すぎて無効になっているかどうかを判別する検査にも関与します。
コマンド・セット内には置換変数が定義されています。
その置換変数の値の一部は、ビルダーで定義された入力によって指定されます。
入力には、以下の 2 種類があります。
- 別のオブジェクトを構成するために使用されるコンポーネント・オブジェクトを指定する入力。
例えば、この種類の入力を使用すると、プログラムまたはサービス・プログラムに静的にバインドされているモジュールのリストを指定できます。
この種類の入力は、*INPUT タイプの変数によって参照されます。
このタイプは、ビルダーでこのコマンド・セットに関連付けられた変数テーブルで指定されます。
- コマンド・セットが繰り返されるソースを指定する入力。
例えば、これを使用すると、特定ソース・タイプのソース・ファイルのメンバーを記述できます。
この場合、コマンド・セットは、この入力で指定されたメンバーのリストの各要素に適用されます。
このようなリストは、ビルダーごとに入力セットで 1 つのみ指定できます。
この種類の入力の要素は、コマンド・セットの 4 つの特殊置換変数によって参照されます。
入力ごとに、変数テーブルで使用できる名前があります。
また、この入力が、別のオブジェクトの構成に使用されるコンポーネント・オブジェクトを指定するのか、
コマンド・セットが繰り返されるソースを指定するかを指示するためのタイプもあります。
入力には、入力に組み込むものを指定する組み込み定義が少なくとも 1 つ含まれています。
また、入力から除外するものを指定する除外定義のリストも含めることができます。