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*CONTROL (*CBL) ステートメント

*CONTROL (または *CBL) ステートメントにより、ソース・プログラム全体のソース・コードのリストを選択的に表示または抑止できます。

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*CONTROL (*CBL) ステートメント - 形式

                 .----------------.          
                 V                |          
>>-+-*CONTROL-+----+-SOURCE-----+-+--+---+---------------------><
   '-*CBL-----'    +-NOSOURCE---+    '-.-'   
                   |      (1)   |            
                   +-LIST-------+            
                   |        (1) |            
                   +-NOLIST-----+            
                   |     (1)    |            
                   +-MAP--------+            
                   |       (1)  |            
                   '-NOMAP------'            

注:
  1. 構文検査だけ行われます。

コンパイラー出力の完全な説明については、「IBM Rational Development Studio for i: ILE COBOL プログラマーの手引き」を参照してください。

*CONTROL ステートメントと *CBL ステートメントは同義です。

文字 *CONTROL または *CBL は、8 桁目以降の任意の桁から始めることができ、 その後に少なくとも 1 つのスペースまたはコンマと 1 つまたは複数のオプション・キーワードを続けます。 オプション・キーワードは、1 つまたは複数のスペースまたはコンマで分離してください。 このステートメントを指定する行には、それ以外のステートメントを指定することができず、また、継続行は許されません。 ステートメントはピリオドで終わらせることができます。

要求するオプションは、次のように処理されます。
  1. *CONTROL ステートメントに SOURCE または NOSOURCE が複数指定されると、 最後のオプションが使用されます。
  2. コンパイラー・オプションとして SOURCE ステートメントが要求されている場合に *CONTROL NOSOURCE ステートメントが検出されると、 この時点からソース・リストの出力が抑止されます。 ソースの出力が抑止されていることを告げる通知メッセージが出されます。

    その後、*CONTROL SOURCE を指定してソース・リストの出力を再開できます。

    コンパイラー・オプションについて詳しくは、「IBM Rational Development Studio for i: ILE COBOL プログラマーの手引き」を参照してください。

  3. コンパイラー・オプションとして *NOSOURCE が要求されている場合には、出力は常に禁止されます。
  4. *CONTROL ステートメントは、それが書かれているソース・プログラムに対してだけ有効です。 一連のソース・プログラムのバッチ・コンパイル全体にわたって有効ではありません。
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