REDEFINES 文節

REDEFINES 文節によって、異なるデータ記述記入項目を使って、同じコンピューター・ストレージ域を記述できます。

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REDEFINES 文節 - 形式

>>-レベル番号--+--------+--REDEFINES--データ名-2------------------------><
          +-データ名-1-+                      
          '-FILLER-'                      

REDEFINES 文節を指定する場合は、データ名-1 または FILLER に続く最初の記入項目にしなければなりません。 データ名-1 または FILLER を指定しない場合には、REDEFINES 文節は、レベル番号に続く最初の記入項目にしなければなりません。 記述するデータ項目は、FILLER が指定されているのと同様に取り扱われます。

データ名-1 およびデータ名-2 のレベル番号は同じでなければならず、レベル 66 またはレベル 88 であってはなりません。
データ名-1/FILLER
同じ区域に関する代替記述を識別します。 これは再定義する項目または REDEFINES サブジェクトです。
データ名-2
再定義される項目または REDEFINES オブジェクトです。 これは、REDEFINES 文節のサブジェクトであるデータ名-1 と対照的です。
IBM Extension

データ名-1 とデータ名-2 のどちらも、ポインター、プロシージャー・ポインター、外部浮動小数点データ項目または内部浮動小数点データ項目、DBCS 項目、国別項目、日付項目、時刻項目、またはタイム・スタンプ項目を指定できます。

End of IBM Extension

REDEFINES 文節をコーディングするときは、次のような規則が適用されます。

FD 記入項目に従属する複数のレベル 01 記入項目を書くと (さらにそのレベル 01 記入項目がタイプ名ではない場合は)、暗黙の再定義と呼ばれる条件が生じます。 すなわち、2 番目のレベル 01 記入項目は、最初の記入項目に割り当てられた記憶を暗黙のうちに再定義します。 このようなレベル 01 記入項目の中では REDEFINES 文節および TYPE 文節を指定してはなりません。 さらに、TYPE 文節は、レベル 01 記入項目に従属するいかなる項目の中でも指定してはなりません。

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