デーモンを使用してヘッドレス・モードでコード・カバレッジを実行すると、1 つのマシン上でデーモン・リスナーを開始し、それにリモート・デバッグ・セッションを接続して、指定の (またはデフォルトの) ディレクトリーにコード・カバレッジ出力を送ることができます。
UI ワークベンチ・デーモンに接続せずに、ネットワーク内のさまざまなマシンに存在するプログラムに対してコード・カバレッジを実行するには、これが理想的です。
結果は、ユーザーのホーム・ディレクトリーのルート (CC フォルダーの下) に日付別に保管されます。
このタスクについて
注: - AIX/Linux 上で CICS トランザクションのコード・カバレッジを実行するにはデーモン・モードが必要です。
- コード・カバレッジ結果は、ユーザーのホーム・ディレクトリーのルート (CC フォルダーの下) に日付別に保管されます。
- 構文図および詳細なオプション・リストについては、ヘッドレス・モードでのコード・カバレッジの実行を参照してください。
手順
- まず、コード・カバレッジ・デーモンを開始します。
デーモンはポート番号を割り当てて、それをコンソールにエコーした後、接続を待機します。
$ codecov -startdaemon
注: 特定のポートを指定できます。
そうするには、-startdaemon オプションの後に "=" およびポート番号 (またはポート番号の範囲) を追加します。
注: 固有のポート番号が使用される限り、それぞれ異なるオプションを指定して複数のデーモンを開始することができます。
- 2 番目のマシンから、ステップ 1 で指定したポート番号を使用して、デーモンが開始されたマシンへのリモート・デバッグ接続を開始します。
$ irmtdbgc -qhost=<daemon_host>:<daemon_port> <program_name>
- コード・カバレッジが完了すると、コード・カバレッジの実行結果を示すメッセージが表示されます。