レコード内のグループ項目および基本項目には、それぞれ別々の記入項目が必要であり、また各項目ごとにレベル番号を割り当てなければなりません。
レベル番号は、01 ~ 49 の 1 桁または 2 桁の整数であるか、または 66、77、88 の 3 つの特殊レベル番号のうちの 1 つです。 次のレベル番号が、レコードを構造化するために使用されます。
- 01
- このレベル番号は、
レコードそのものを指定する最も包括的なレベル番号です。
レベル 01 の記入項目は、グループ項目または基本項目のどちらでもかまいません。
これは区域 A から始まらなければなりません。(TYPEDEF 文節を使用して定義した) タイプ名はレベル 01 の項目でなければなりません。
- 02 ~ 49
- これらのレベル番号は、レコード内のグループ項目や基本項目を指定します。
これらは、区域 A または区域 B から始められます。
データ項目の包括性が低いほど、この一連の番号の中からより高い (必ずしも連続していない) レベル番号が割り当てられます。
1 つのグループ項目には、そのグループのレベル番号より小さいかあるいは等しいレベル番号が現れるまで、そのグループ項目の後ろにあるすべてのグループ項目と基本項目が含まれます。
ある 1 つのグループ項目のすぐ下にあるすべてのグループ項目と基本項目には、上のグループ項目のレベル番号より大きい同一のレベル番号を割り当てなければなりません。
タイプ名がグループ項目である場合、そのタイプ名を TYPE 文節で使用して新しいデータ項目を定義すると、
その新規データ項目には使用されたタイプ名の従属項目と同じ名前、記述、および階層を持つ項目が従属します。
新規データ項目が結果的に持つことになるレベルの数には制限がありません。
その理由を以下に示します。
- TYPE 文節のサブジェクトが持つことができる最高レベル番号は 49 であり、タイプ名が記述できるグループ項目の 1 つ当たりの最大レベル数は 49 です。
- タイプ宣言は他のタイプ宣言を参照することができます。