相対編成

このファイルは、おのおのが 1 つのレコードを持つレコード域がいくつか順に並んでいるものと考えることができます。 各レコード域は相対的なレコード番号で識別されますが、アクセス方式の場合、その相対レコード番号に基づいてレコードを保管したり取り出したりします。 例えば、最初のレコード域は相対レコード番号 1 でアドレスされ、10 番目のレコード域は相対レコード番号 10 でアドレスされます。 相対ファイルは DISK または DATABASE に割り当てなければなりません。

表 1には、相対出力ファイルに影響する条件が要約されています。

表 1. 相対出力ファイルの初期設定
ファイル・アクセスおよび CL 指定 オープン時の条件 クローズ時の条件   ファイル境界
順次 *INZDLT   書き出されないレコードが初期設定される 全増分
順次 *INZDLT *NOMAX サイズ   CLOSE は正常に完了ファイル状況は 0Q 書き込まれたレコードの境界まで
順次 *NOINZDLT     書き込まれたレコードの境界まで
ランダムまたは動的 レコードは初期設定されるファイルはオープンされている   全増分
ランダムまたは動的 *NOMAX サイズ OPEN は失敗ファイル状況は 9Q   ファイルは空

9Q のファイル状況から回復するためには、関連する実行時メッセージ・テキストに記述されているとおりに、CHGPF (物理ファイル変更) コマンドを使用してください。

相対レコード番号処理は、物理ファイルまたは、ただ 1 つの物理ファイルに基づいている論理ファイルに使用できます。