日付、時刻、およびタイム・スタンプ DDS の例

以下の例では、DDS で日付、時刻、およびタイム・スタンプ・フィールドの定義の方法について示しています。

図 1. 日付、時刻、およびタイム・スタンプ・フィールドが定義された DDS ファイル
 ....+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7....+....
      A               LOGICAL FILE LF1 FOR DATE, TIME, AND TIMESTAMP EXAMPLES
 00010A
 00020A          R RECORD1
 00030A            DATFLD1         L         DATFMT(*JUL)
 00040A                                      ALIAS(A_DATE_JUL)
 00050A            DATFLD2         L         DATFMT(*EUR)
 00060A                                      ALIAS(A_DATE_EUR)
 00070A            DATFLD3         L         DATFMT(*DMY) DATSEP('-')
 00080A                                      ALIAS(A_DATE_DMY)
 00090A            DATFLD4         L         DATSEP(' ')
 00100A            TIMFLD1         T         TIMFMT(*ISO)
 00110A                                      ALIAS(A_DATE_ISO)
 00120A            TIMFLD2         T         TIMFMT(*USA)
 00130A                                      ALIAS(A_DATE_USA)
 00140A            TIMFLD3         T         TIMSEP(' ')
 00150A            TIMFLD4         T         TIMSEP('.')
 00160A            TSFLD1          Z         DFT('1998-02-27-08.15.22.000000')
      

現在の日付が 1990 年 6 月 21 日で、現行システムの日付形式値が MDY で、 システム日付の分離文字値が '/' の場合は、DATFLD3 には 21-06-90 が入ります。 DATFLD4 には 06 21 90 が入ります。

現在の日付が 1990 年 6 月 21 日で、現行システムの日付形式値が MDY で、 現行システムの分離文字値が / の場合は、DATFLD1 には 90/172 が入ります (1990 年の 172 番目の日)。 DATFLD2 には 21.06.1990 が入ります。

現在の時刻が午後 2 時で、システム時刻形式が hhmmss で、 システム時刻分離文字 ':' の場合は、TIMFLD1 に 14.00.00 が入ります。 TIMFLD2 には 2:00 PM が入ります。

現在の時刻が午後 2 時で、システム時刻形式が hhmmss で、 システム時刻分離文字 ':' の場合は、TIMFLD3 に 14 00 00 が入ります。 TIMFLD4 には 14.00.00 が入ります。

タイム・スタンプ・フィールドを定義する場合は、以下の形式でデフォルト値を指定する必要があります。

    DFT('YYYY-MM-DD-HH.MM.SS.UUUUUU')

DFT キーワードが指定されない場合は、デフォルト値は現在の時刻です。