命令ステートメント

命令ステートメントは、プログラムが実行する無条件処置を指定するか、明示範囲終了符号によって終了する条件ステートメントになるかのいずれかです (範囲区切りステートメントを参照してください)。 1 つの命令ステートメントを指定できるときにはいつでも、一連の命令ステートメントを指定できます。

表 1 に COBOL 命令ステートメントをリストします。

表 1. 命令ステートメントのタイプ
タイプ 命令ステートメント
算術計算

ADD¹
COMPUTE¹
DIVIDE¹
INSPECT (TALLYING)
MULTIPLY¹
SUBTRACT¹

データ操作

ACCEPT (DATE, DAY, DAY-OF-WEEK, TIME)
INITIALIZE
INSPECT (CONVERTING)
INSPECT (REPLACING)
MOVE
SET
STRING²
UNSTRING²

IBM Extension

XML GENERATE6
XML PARSE6

End of IBM Extension
終了

STOP RUN
EXIT PROGRAM

IBM Extension

GOBACK

End of IBM Extension
入出力

ACCEPT⁶ ID
CLOSE
DELETE³
DISPLAY⁶
OPEN
READ⁴
REWRITE³
SET (UPSI スイッチの場合)
START³
STOP リテラル
WRITE⁵

IBM Extension

ACQUIRE
COMMIT
DROP
ROLLBACK

End of IBM Extension
順序付け

MERGE
RELEASE
RETURN
SORT

プロシージャーの分岐

ALTER
EXIT
GO TO
PERFORM

サブプログラム・リンケージ

CALL⁷
CANCEL

テーブルの処理 SET
表 1 に関する注:
¹
ON SIZE ERROR または NOT ON SIZE ERROR 句が指定されていないもの
²
NOT ON OVERFLOW または ON OVERFLOW 句が指定されていないもの
³
INVALID KEY または NOT INVALID KEY 句が指定されていないもの
AT END、NOT AT END、INVALID KEY、NO DATA、または NOT INVALID KEY 句が指定されていないもの
INVALID KEY、NOT INVALID KEY、END-OF-PAGE、または NOT END-OF-PAGE 句が指定されていないもの
ON EXCEPTION または NOT ON EXCEPTION 句が指定されていないもの
ON OVERFLOW、ON EXCEPTION、または NOT ON EXCEPTION 句が指定されていないもの