PASS キーワードは、標識がプログラマーの制御のもとで渡されるか、 あるいは DDS のキーワード INDARA に基づいて渡されるかを決定します。 このキーワードを指定することができるのは、プログラム記述ファイルの場合だ けです。 入力および出力での標識の受け渡しにユーザーが責任を持つことを指示するために は、対応するプログラム記述 ワークステーション・ファイルのファイル仕様書に PASS(*NOIND) を指定してください。
PASS(*NOIND) が指定された場合に、ILE RPG コンパイラーは出力時にデータ管理機能に標識を渡すことはせず、また、入力時にデータ管理機能から標識を受け取ることもしません。その代わりに標識は、入力または出力レコードにフィールド (*INxx、*IN(xx)、 または *IN 形式) として記述することによって渡されます。これらはデータ記述仕様書 (DDS) で必要とされる 順序で指定しなければなりません。 DDS リスト出力を使用してこの順序を判別することが できます。