INFDS のファイル・フィードバック・セクションの 1 から 66 桁目のフィールドは、 プログラム中で INFDS が指定されなくとも常に提供および更新されます。 INFDS の ファイル・フィードバック・セクションの 67 から 80 桁目のフィールドは 、特定の装置に対する POST 命令の後にのみ更新されます。
INFDS が指定されていない場合には、DUMP 命令を使用して、INFDS のファイル・ フィードバック・セクションの情報を出力することができます。 詳細については、DUMP (プログラム・ダンプ)を参照 してください。
INFDS のファイル・フィードバック・セクションの重ね書きは、後続のエラー処 理で予期しない結果になることがあり、お勧めできません。
INFDS のファイル・フィードバック・セクションで一般によく使用される サブフィールドの一部の位置は、特殊なキーワードによって定義されます。 INFDS のファイル・フィードバック・セクションの内容および特殊なキーワード とその説明は、次の表にあります。
開始位置 |
終了位置 |
|
|
|
|
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | 文字 | 8 | *FILE | ファイル名の最初の 8 文字。 |
| 9 | 9 | 文字 | 1 | オープン指示 (1 = オープン)。 | |
| 10 | 10 | 文字 | 1 | ファイルの終わり (1 = ファイルの終わり)。 | |
| 11 | 15 | ゾーン 10 進数 | 5、0 | *STATUS | 状況コード。 これらのコードの説明 については、ファイル状況コードを参照してください。 |
| 16 | 21 | 文字 | 6 | *OPCODE | 命令コード。最初の 5 桁 (左寄せ) は、演算命令コードの文字表現を使用する
ことによって命令のタイプを指定します。 たとえば、READE が処理されていた場
合には、READE が左端の 5 桁に入れられます。 命令が暗黙の操作 (たとえば、1 次ファイルの読み取りまたは出力仕様
に対する更新) であった場合には、同等の命令コード (READ または UPDAT など) が生成され、
位置 *OPCODE に入れられます。 6 文字の英字名をもつ命令コードは 5 文字の英字に短縮されます。
|
| 22 | 29 | 文字 | 8 | *ROUTINE | ファイル操作が実行されたルーチン (サブルーチンを含む) の名前の最初の 8 文字。 |
| 30 | 37 | 文字 | 8 | OPTION(*NOSRCSTMT) が指定されている場合、これは、ファイル操作 のソース・リスト行番号です。OPTION(*SRCSTMT) が指定されている 場合、これは、ファイル操作のソース・リスト・ステートメント番号 です。 そのステートメント番号がルート・ソース・メンバーに適用される 場合、ステートメント番号全体が組み込まれます。 ステートメント番号が 6 桁を超える場合、すなわち、ゼロ以外 のソース ID を組み込んでいる場合、8 バイト・フィードバック域の 最初の 2 桁は、ステートメント番号の残りの部分が 53 から 54 桁目に保管される ことを示す "+" になります。 | |
| 38 | 42 | ゾーン 10 進数 | 5、0 | SPECIAL ファイルでのエラーに対するユーザー指定の理由。 | |
| 38 | 45 | 文字 | 8 | *RECORD | プログラム記述ファイルの場合には、レコード識別標識は左寄せしてフィールド に入れられ、残りの 6 桁には、ブランクが埋め込まれます。 外部記述ファイルの場合には、例外/エラーが起こった時に処理されていたレコ ードの名前の最初の 8 文字。 |
| 46 | 52 | 文字 | 7 | マシンまたはシステム・メッセージ番号。 | |
| 53 | 66 | 文字 | 14 | 未使用。 | |
| 77 | 78 | 2 進数 | 2 | ソース ID は、30 から 37 桁目からのステートメント番号と突き合わせ られます。 |
|
開始位置 |
終了位置 |
|
|
|
|
|---|---|---|---|---|---|
| 67 | 70 | ゾーン 10 進数 | 4,0 | *SIZE | 画面サイズ (装置の画面の行数と桁数の積)。 |
| 71 | 72 | ゾーン 10 進数 | 2,0 | *INP | 表示装置のキーボード・タイプ。 表示装置が英数字またはカタカナの場合は 00 に設定されます。 キーボードが漢字の場合は 10 に設定されます。 |
| 73 | 74 | ゾーン 10 進数 | 2,0 | *OUT | 表示装置タイプ。 表示装置が英数字またはカタカナの場合は 00 に設定されます。 表示装置が漢字の場合は 10 に設定されます。 表示装置が DBCS の場合は 20 に設定されます。 |
| 75 | 76 | ゾーン 10 進数 | 2,0 | *MODE | 常に 00 に設定されます。 |