AT 句は、ACCEPT 操作が開始される画面上の絶対アドレスを示します。
AT 句を指定しないと、ACCEPT 操作は第 1 行、第 2 列から開始されます。
この句は、先行属性の開始位置を示すものではありません。
LINE 句は、画面上で画面項目が始まる行を指定します。
COLUMN 句は、画面上で画面項目が始まる列を指定します。
COL は、COLUMN の省略形です。
LINE 句および COLUMN 句は、どのような順序で記入してもかまいません。
- ID-2、整数-1
- ID-2 および整数-1 は、符号の付いていない 0 以上の値を持つ、9 桁未満の整数でなければなりません。
LINE 句または COLUMN 句の値が負の場合は、絶対値がとられます。
ID-2 または整数-1 は、PIC 9(3) 数字の中に移されます。
ID-2 は、内部浮動小数点データ項目であっても外部浮動小数点データ項目であってもいけません。
行および列番号の特定の組み合わせには、次のような特別な意味があります。
- 列が範囲内に入るまでは、その範囲外の列値は行の長さ分だけ減じられ、行値は増分されます。
列番号によっては、行番号が数回増分されてしまうこともあります。
- 範囲外の行値は、画面を 1 行分上方に画面移動させます。
これは、最下部の行番号が指定された場合と同じです。
指定された行にかかわらず、画面が 2 行以上スクロールされることはありません。
- 列番号および行番号の両方ともが範囲外にある場合は、まず範囲外の列のほうが最初に処理されてから、次に範囲外の行が (上記の規則に従って) 処理されます。
- 入力された行および列番号が両方ともゼロの場合は、ACCEPT は、直前の ACCEPT 操作が終了したところの次の位置から開始されます。
各行の 1 列目は、直前の行の最終列の後に続いているものと見なされます。
- 行番号がゼロで、しかもゼロ以外の列番号が指定されている場合は、ACCEPT は、直前の表示操作が終了した行の次の行の、指定された列から始まります。
- 列番号がゼロで、しかもゼロ以外の行番号が指定されている場合は、ACCEPT は、指定された行の、直前の表示操作が終了した列の次の列から始まります。
- ID-3、整数-2
- ID-3 は、PIC 9(4) または PIC 9(6) フィールドでなければなりません。
ID-3 は、内部浮動小数点データ項目であっても、外部浮動小数点データ項目であってもいけません。
整数-2 は、4 バイトまたは 6 バイトの数字フィールドでなければなりません。
ID-3 または整数-2 の長さが 4 バイトの場合は、最初の 2 桁が行を指定し、次の 2 桁が列を指定します。
ID-3 または整数-2 の長さが 6 バイトの場合は、最初の 3 桁が行を指定し、次の 3 桁が列を指定します。