IBM Extension
変更の始まり

基本国別リテラル

NATIONALPICNLIT PROCESS オプションが有効な場合、開始区切り文字 N" または N' は国別リテラルを識別します。国別リテラルは、国別のクラスおよびカテゴリーに属します。

NATIONALPICNLIT PROCESS オプションが有効ではない場合、開始区切り文字 N" または N' は DBCS リテラルを識別し、DBCS リテラルに示されている規則が適用されます。

基本国別リテラルには、以下の形式があります。

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フォーマット

>>-N"--文字データ--"------------------------------------------------><

N"
国別リテラルの開始分離文字
文字データ
国別リテラルの内容のソース・テキスト表現です。 文字データ は、EBCDIC 文字セットからの許容される任意の文字を含むことができます。
"
国別リテラルの終了分離文字

囲みの引用符 (またはアポストロフィ) は、プログラムをコンパイルするときにリテラルから除外されます。 引用符を非数字リテラルに組み込むには、2 個の引用符を連続して ("") 指定しなければなりません。

*APOST コンパイラー・オプションが有効な場合には、国別リテラルをアポストロフィ (') で囲まなければなりません。

開始区切り文字で使用されている引用符またはアポストロフィをリテラルの内容に含める場合は、引用符またはアポストロフィをそれぞれ 2 つ続けて指定します。以下に例を示します。
N'This literal''s content includes an apostrophe'
N'This literal includes ", which is not used in the opening delimiter'
N"This literal includes "", which is used in the opening delimiter"

基本国別リテラルの最大長は 256 文字 (開始と終了の区切り文字を除く) です。 リテラルには、1 つ以上の文字が含まれていなければなりません。

文字データのソース・テキスト表現は、実行時に使用するために有効な国別 CCSID に自動的に変換されます (例えば、リテラルが国別カテゴリーのデータ項目に移動されるときや、そのような項目と比較されるとき)。

基本国別リテラルの後に続く ALL は、基本国別リテラルです。

変更の終わり
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