プリンター・ファイルに関する特別の考慮事項

キーワード END-OF-PAGE とキーワード EOP は同等です。END-OF-PAGE 句を指定する場合には、 このファイルの FD 記入項目に LINAGE 文節が入っていなければなりません。 END-OF-PAGE を指定し、WRITE ステートメントの処理後に END-OF-PAGE 条件が存在する場合には、END-OF-PAGE 命令ステートメントが処理されます。 印刷されるページの論理的な終わりは、レコード名に関連する LINAGE 文節の中で指定します。

プリンター・ファイルについての WRITE ステートメントの処理によってページ本体のフッター域での印刷または行送りが行われる場合には、 そのファイルの END-OF-PAGE 条件が起こります。 これは、WRITE ステートメントの実行により、LINAGE-COUNTER 中の値が、LINAGE 文節中の WITH FOOTING 句で指定された値と等しいかまたはそれより大きくなったときに起こります。 WRITE ステートメントが処理されてから、END-OF-PAGE 命令ステートメント (コーディングされている場合) が処理されます。

WRITE ステートメントの処理が現行のページ本体内で完全に実行できないときには、END-OF-PAGE 句が指定されているかどうかに関係なく、 必ず自動ページ・オーバーフロー条件が起こります。 これは、WRITE ステートメントを処理した場合に、LINAGE-COUNTER の値が LINAGE 文節で指定されているページ本体の行数を超えるときに起こります。 このケースでは、装置が LINAGE 文節で指定されているように次の論理ページの最初の印刷可能行に位置変更される前または後 (指定されているオプションによる) に、行が印刷されます。

END-OF-PAGE 句が指定されている場合には、END-OF-PAGE 命令ステートメントが実行されます。 次の場合には、END-OF-PAGE 条件と自動ページ・オーバーフロー条件が同時発生します。
キーワード END-OF-PAGE とキーワード EOP は同等です。
注: ADVANCING PAGE 句と END-OF-PAGE 句の両方を 1 つの WRITE ステートメント内に指定することはできません。