Agent Controller と IBM i ログおよびトレース・アナライザーのデプロイメント

ワークステーションでコマンド行ツールを実行して、Agent Controller をインストールします。

このタスクについて

重要: Agent Controller を使用するには、IBM® XML Toolkit for iSeries® (5733-XT1) またはその後継製品である IBM XML ToolKit for Power® Systems (5733-XT2) をインストールする必要があります。コピーを入手するには、Power Systems のベンダーにお問い合わせください。

手順

  1. Agent Controller の保存ファイルを取得します。ibmrac.os400.zip をローカル・ドライブにコピーします。このファイルは、Rational® Developer for Power Systems Software のインストール・ディスク 1 のフォルダー ibmrac にあります。 ibmrac.os400.zip を unzip して一時ローカル・フォルダーに入れます。
  2. ワークステーションで、新しいコマンド・プロンプト・ウィンドウを開きます。
  3. X:¥rdi_prod¥plugins¥com.ibm.etools.iseries.logging.adapter_versionnumber¥serverruntimeにナビゲートします。ここで、X:¥rdi_prodRational Developer for Power Systems Software のインストール先フォルダーの完全修飾パス名、versionnumber は com.ibm.etools.iseries.logging.adapter プラグインのバージョン番号です。
  4. jt400.jar ファイルが Java™ クラスパスにあることを確認します。jt400.jarX:¥rdi_prod¥plugins¥com.ibm.etools.iseries.toolbox_versionnumber¥runtime にあります。
  5. setup.bat を実行します。
    必要に応じて setup.bat を編集し、jt400.jar の正しいクラスパスを指定してください。
  6. setup.bat のプロンプトに従って、Agent Controller と IBM i ログおよびトレース・アナライザーのデプロイメントを実行します。Agent Controller ファイルのロケーションを尋ねられたら、以前に Agent Controller を unzip したフォルダーの名前を入力します。

次のタスク

以上で Agent Controller のインストールは完了しました。今すぐこれを構成する必要があります。
  1. IBM i サーバーにサインオンし、QSHELL を開始します。
  2. /opt/hyadesdc/bin ディレクトリーに切り替え、./SetConfig.sh と入力してセットアップ・スクリプトを実行します。
  3. 画面上のプロンプトに従って Agent Controller を構成します。
    1. ネットワーク・アクセス・モードについての質問には、「ALL」と応答します。
    2. 使用可能になっているセキュリティーについての質問には、「TRUE」と応答します。
      注: セキュリティーが使用可能になっている場合は、Agent Controller と初めてやり取りする際に、IBM i ホストのセキュリティー証明書を受け入れるよう求めるプロンプトが出されます。例えば、IBM i ログおよびトレース・アナライザーを使用してジョブ・ログを変換する場合は、その証明書を受け入れて、ホストに別名を割り当てます。
    3. その他の質問については、デフォルト値を受け入れます。

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