同じ名前の基本データ項目が属しているグループ項目が指定されている場合には、CORRESPONDING 句 (CORR) を使用することにより、 それらの基本データ項目に対して ADD、SUBTRACT、および MOVE 操作を実行できます。
キーワード CORRESPONDING の後にある ID は両方とも、グループ項目でなければなりません。 ここの説明では、これらの ID を ID-1 および ID-2 とします。
ただし、ID-1 および ID-2 は、それ自体が記述に REDEFINES 文節や OCCURS 文節を含む項目を含んでいたり、あるいはそれらに従属することがあります。
05 ITEM-1 OCCURS 6 INDEXED BY X.
10 ITEM-A PIC S9(3).
10 ITEM-B PIC 99V9.
10 ITEM-C PIC X(4).
10 ITEM-D REDEFINES ITEM-C PIC 9(4).
10 ITEM-E PIC 9(4) USAGE COMP.
10 ITEM-F USAGE INDEX.
10 ITEM-G PIC X(4).
05 ITEM-2.
10 ITEM-A PIC 99.
10 ITEM-B PIC 9V9.
10 ITEM-C PIC A(4).
10 ITEM-D PIC 9(4).
10 ITEM-E PIC 9(9) USAGE COMP.
10 ITEM-F USAGE INDEX.
10 ITEM-G PIC X(4).
(デフォルトの) *PRTCORR コンパイラー・オプションまたは PROCESS ステートメントの PRTCORR オプションを使用すると、 コンパイラーは、CORRESPONDING 句が入っている各ステートメントの後のコンパイラー・リスト内にコメント行を挿入します。 これらのコメント行は、次の有効なソース・ステートメントの直前で印刷され、指定されたグループ内部で影響を受ける基本項目を識別します。