ID-2 から生成される XML 文書では、XML 要素タグ名は、ID-2 で指定されるデータ項目の名前、および ID-2 に従属する適格なデータ名から、以下のように取得されます。
- データ記述項目からのデータ名の正確な大/小文字混合スペルが保持されます。そのデータ項目への任意の参照からのスペル (例えば、OCCURS DEPENDING ON 節) は使用されません。
- 数字で開始するデータ名は、アンダースコアーで接頭部が付けられます。例えば、データ名 '3D' は、XML タグ名 '_3D' になります。
- 大文字および小文字の任意の組み合わせで、文字 'xml' で開始するデータ名は、アンダースコアーで接頭部が付けられます。
例えば、データ名 'Xml' は、XML タグ名 '_Xml' になります。
- XML バージョン 1.0 コンテントでは許可されていない文字を含むことが実行時に検出されたデータ項目の名前は、'hex' で接頭部が付けられ、コンテント自身は 16 進数で表示されます。
Unicode に変換されるときに、DBCS データ名は、XML 仕様、バージョン 1.0 で許可されている名前である必要があります。
XML GENERATE ステートメントの実行後に特殊レジスター XML-CODE が含むことができる例外コードの説明については、「ILE COBOL プログラミング・ガイド」を参照してください。