XML パーサーが XML-CODE を設定してから、パーサーの終了時に、各イベントごとに 制御が処理プロシージャーに転送されます。 XML-CODE をリセットしてから、制御 を処理プロシージャーから XML パーサーへ戻すことができます。
XML-CODE 特殊レジスターには、次の暗黙定義があります。
01 XML-CODE PICTURE S9(9) USAGE BINARY VALUE 0.
ネストされたプログラムの中で使用される際には、この特殊レジスタ ーは、最外部のプログラム内で、グローバル属性によって暗黙に定義されます。
XML パーサーは XML イベントを検出すると、XML-CODE を設定して から制御を処理プロシージャーに渡します。 EXCEPTION イベントを除くすべてのイベントに対して、処理 プロシージャーが制御を受け取った場合、XML-CODE はゼロを含んでいます。
EXCEPTION イベントに対して、パーサーは、XML-CODE を例外の性 質を示す例外コードに設定します。 例外コードについては、「ILE COBOL プログラマーの手引き」で詳しく説明しています。
XML-CODE をその他の値に設定してからパーサーに戻る場合、結果は 未定義です。
パーサーが制御を XML PARSE ステートメントに戻すと、XML-CODE は、 パーサーまたは処理プロシージャーのいずれかによって設定された最も 新しい値を含みます。
XML GENERATE ステートメントの終了時に、XML-CODE には、XML 生成の正常完了を示す 0、または XML 生成時に例外が発生したことを示すゼロ以外のエラー・コードが含まれます。XML GENERATE 例外コードは、「ILE COBOL プログラマーズ・ガイド」で説明されています。