i プロジェクトの使用を始めるには、ソース物理ファイルおよびメンバーをプロジェクトに入れる必要があります。
これは、新規ソース・ファイルおよびメンバーをローカル側で作成するか、リモート・オブジェクトを IBM® i からインポートすることによって行うことができます。
ローカル・プロジェクト内に新しいソース・ファイルおよびメンバーを作成する場合は、「選択した項目のプッシュ」または「変更のプッシュ」を選択して、これらをサーバーにアップロードできます。
ソース物理ファイルを作成する手順は以下のとおりです。
手順
- i プロジェクト・ナビゲーターで、i プロジェクトを右クリックして、を選択します。
- 「新規ソース・ファイル」ページで、ソース物理ファイルの作成先の i プロジェクトを選択します。
ソース物理ファイルを保持できる有効な i プロジェクトは、プロジェクト・アイコンの右上隅の青い矢印で識別されます。
- 「ファイル名」フィールドにソース物理ファイルの名前を指定し、「次へ」をクリックします。
- ソース・ファイルのフィールド内の文字データを記述するために使用するコード化文字セット ID (CCSID) を指定します。
特殊値は以下のとおりです。
- *JOB: 現行ジョブのデフォルト CCSID を使用します (推奨)。
- *HEX: CCSID 65535 を使用します。
これは、フィールド内の文字データをビット・データとして扱い、変換しないことを指示します。
有効値は 1 から 65535 の範囲内の任意の整数値です。
コード化文字セット ID を指定した後で変更するには、ソース・ファイル名を右クリックし、「プロパティー」を選択します。
次回に「選択した項目のプッシュ」または「変更のプッシュ」を選択すると、サーバー上でプロパティーが更新されます。
ただし、CCSID を変更できるのは、ファイルが当初 CCSID 値 *JOB を指定して作成されていた場合に限られます。
CCSID *JOB を指定してファイルを作成することをお勧めします。
- ソース物理ファイルのレコード長を指定します。
これは、ソース物理ファイルに保管されるレコードの長さ (バイト数) を定義します。
有効値は 13 から 32766 の範囲内の任意の整数値です。
ソース・ファイルの作成後にはレコード長を変更できないことに注意してください。
レコード長として、92 および 112 を選択することをお勧めします。
これにより、それぞれ 80 および 120 のデータ長が使用できます。
- ソース物理ファイルの IGCDTA パラメーターを指定します。
これは、ファイルが 2 バイト文字セット (DBCS) のデータを含むかどうかを指定するパラメーターです。
- 「説明」フィールドにオブジェクトの要旨を入力します。
説明を指定した後で変更するには、ソース・ファイル名を右クリックし、「プロパティー」を選択します。
次回に「選択した項目のプッシュ」または「変更のプッシュ」を選択すると、サーバー上でプロパティーが更新されます。
- 「完了」をクリックします。 右向きの青い矢印は、リソースがローカルであることを示します。
「リモート・オブジェクトの表示」が有効な場合、左右両方を指している矢印は、同じリソースがサーバー上のリモート・ライブラリーにも存在することを意味します。
「ローカル/リモート装飾子の表示」が無効な場合、矢印は表示されません。