ファイルの作成後に、ファイル・サイズを拡張できます。
ファイルのファイル状況として 0Q を受け取ったら、その処理を行う前にさらにレコードをそのファイルに追加することが必要な場合があります。
INZPFM (物理ファイル・メンバー初期設定) コマンドを使えば、削除済みレコードをそのファイルに追加できます。
例えば、10 000 のレコードのファイルを作成してから、毎回 1 000 のレコードを 3 回増分するとします。
- (最初の 10 000 件の) レコードを初期設定します。
- さらに多くのデータを保管する必要が生じます。
そこで、RECORDS(*DLT) オプションを指定して INZPFM コマンドを再度実行し、13 000 のレコードをすべて初期設定します。
- そのうえ、さらにデータを保管する必要が生じますが、13 000 のレコードはすべて使いきっています。
もう一度 INZPFM コマンドを実行すると、次のうちのいずれかを行うよう求める対話式エラー・メッセージ (重大度 99 の) を受け取ります。
- INZPFM 要求を取り消す
- 要求を継続する (つまり、次の 1 000 のレコードを初期設定する)
- 上記のステップの 2 番目のオプションを選択すると、全部で 14 000 のレコードが初期設定されます。
このようにして、それ以前に定義された最大値以上にファイル・サイズを拡大します。