突き合わせレコード標識 (MR) は、突き合わせフィールドの M1 から M9 の指定と対応して います。 これは、突き合わせフィールドが 1 次ファイルと少なくとも 1 つの 2 次ファイルに定義されている場合にだけ、プログラム中で使用することが できます。
MR 標識は、2 次ファイルのレコード中のすべての突き合わせフィール ドが 1 次ファイル中のレコードのすべての突き合わせフィールドと一致し た時にオンに設定されます。 これは、1 次と 2 次のレコードが完全に処理されるまでオンの ままです。 MR 標識は、これらのレコードに対する合計演算、合計出力、およびオーバーフロ ーがすべて処理された時点でオフに設定されます。
明細時の MR は、常に処理のために選択されたばかりのレコードの突き合わせ状況 を示します。合計時には、前のレコードの突き合わせ状況を反映します。 すべての 1 次ファイル・レコードがすべての 2 次ファイル・レコード と一致している場合には、MR 標識は常にオンになっています。
MR 標識は、フィールドとレコードの関連標識として、あるいはレコードが一 致する場合にだけ処理したい命令を指示するための演算仕様書または出力仕様 の条件付け標識として使用してください。 MR 標識を結果の標識として使用することはできません。
突き合わせフィールドおよび複数ファイル処理の詳細について は、ファイルに関する一般的な考慮事項を参照してください。