英数字クラス

英数字の日付、時刻、およびタイム・スタンプ・フィールドをプログラムに取り入れることができるのは、CRTCBLMOD または CRTBNDCBL コマンドの CVTOPT(*DATETIME) オプション、 または PROCESS ステートメントの DATETIME オプションを指定する場合だけです。*DATETIME が指定されていない場合は、日付、時刻、およびタイム・スタンプ・フィールドは無視され、 ユーザーの ILE COBOL プログラムで FILLER フィールドとして宣言されます。

日付、時刻、およびタイム・スタンプ・フィールドは、 固定長文字フィールドとして取り入れられます。 プログラムでは、それらのフィールドに対して有効な文字操作を実行できます。

日付、時刻、およびタイム・スタンプ・データ・タイプには、それぞれ固有の形式があります。

日付、時刻、またはタイム・スタンプ情報を含んでいるフィールドがプログラムによって更新され、 その更新された情報がデータベースに戻される場合、フィールドの形式は、 そのフィールドがデータベースから取り出されたときの形式と全く同じでなければなりません。 同じ形式を使用しなければ、エラーが発生します。

また、日付、時刻、またはタイム・スタンプ・フィールドに適切な値を移動する前にレコードの WRITE を試みると、WRITE 操作が失敗し、 ファイル状況は 90 となります。

各データ・タイプの有効な形式については、「IBM® i Information Center」(Web サイト http://www.ibm.com/systems/i/infocenter/) 内のカテゴリー『データベースおよびファイル・システム』のセクション『DB2® for i』を参照してください。