「エラー・リスト」ビュー

コンパイル・コマンドの実行時に、「コマンド」ビューにコマンド出力を表示することができます。コンパイル・コマンドが成功しなかった場合には、エラー・メッセージが「エラー・リスト」ビューに表示されます。

エラーごとに、「エラー・リスト」ビューに次の特性が示されます。

ソース・メンバー内のエラーの位置を表示するには、そのエラーをダブルクリックします。 すると、ソース・メンバーがリモート・システム LPEX エディターで開かれ (まだ開いていない場合)、エラーの原因となったソース内のテキストが強調表示されます。 エラー・メッセージは、ドロップダウン・メニューのメッセージ・メニュー設定に従って、文書内のエラーの原因となった行の下に挿入されることもあります。

「エラー・リスト」ビューは、エラーが訂正されるたびに更新されます。エラーをダブルクリックしてソースの該当するセクションにジャンプし、そのエラーを訂正する場合には、「エラー・リスト」ビュー内のそのエラーの横にチェック・マークが表示されます。

「エラー・リスト」ビューは、現行リストの項目をソートします。ソートに使用したい列の列見出しをクリックすると、ソートできます。 複数のコンパイル・コマンドが実行中の場合には、複数のテーブルが「エラー・リスト」ビューに表示されます。さまざまなエラー・リスト間を移動するには、ビューの右上隅近くにある「戻る」および「進む」ボタンを使用します。

「エラー・リスト」ビューでは、確認する対象のエラーのフィルター操作も行われます。このビューの右上隅の近くにあるドロップダウン矢印をクリックし、「重大度の表示」を選択してから、重大度タイプを選択してください。例えば、「重大度の表示」 > 「重大」を選択すると、重大度のタイプが「重大」になっているメッセージだけが表示されることになります。

メッセージ」を選択してから次のオプションの 1 つを選択することで、対応するエディターにエラー・メッセージを挿入する方法を選択することもできます。オプションは、「挿入なし」、「選択されたもののみの挿入」、「表示をすべて挿入」、または「すべて挿入」です。「表示をすべて挿入」は、「エラー・リスト」ビューに表示されているメッセージのみを挿入します。「すべて挿入」は、メッセージがその重大度によってフィルターにかけられた場合でも、イベント・ファイルにすべてのメッセージを挿入します。

新規イベント・ファイルがロードされたときに、リモート・システム LPEX エディターの「エラー・リスト」ビューで挿入された前のメッセージを自動的に除去するには、「エラー・リスト」メニューから「自動的に除去」>「エディターからの前のメッセージ」をクリックします。これはデフォルトでチェック・マークが付いています。

エラーを含む行が変更された場合に、リモート・システム LPEX エディターの「エラー・リスト」ビューで挿入されたアドレス指定されたメッセージを自動的に除去するには、「エラー・リスト」メニューから「自動的に除去」>「アドレス指定されたメッセージ」をクリックします。これによってエラーもフィルターされるため、「エラー・リスト」ビューには表示されなくなります。デフォルトでチェック・マークが付いていません。

「エラー・リスト」ビューにデータが表示されたときに、エディターにすべてのメッセージを自動的に挿入するには、「エラー・リスト」メニューから「自動的に挿入」>「公開されたメンバーおよびファイルへ」をクリックします。メンバーまたはファイルが公開されていない場合、開くことはできません。それが可能になるのは、「メッセージ」>「すべて挿入」または「メッセージ」>「表示をすべて挿入」が有効になっている場合のみです。デフォルトでチェック・マークが付いていません。

「エラー・リスト」ビューにデータが表示されたときに、エディターにすべてのメッセージを自動的に挿入するには、「自動的に挿入」>「すべてのメンバーおよびファイルへ」をクリックします。メンバーまたはファイルが公開されていない場合、開かれます。それが可能になるのは、「メッセージ」>「すべて挿入」または「メッセージ」>「表示をすべて挿入」が有効になっている場合のみです。デフォルトでチェック・マークが付いていません。

1 回の操作で、メンバーとファイルを開くこれらのオプションのいずれか 1 つのみが許可されます。どれか 1 つを選択またはチェックすると、他の選択が除去されます。「自動的に挿入」>「公開されたメンバーおよびファイルへ」、または「自動的に挿入」>「すべてのメンバーおよびファイルへ」を選択することができます。

注: イベント・ファイルがエラー・リストにロードされ、イベント・ファイルのすべてのメッセージがフィルターにかかった場合、以下のメッセージが表示されます。「すべてのメッセージがフィルターにかけられたか、または除去されました」。メッセージをクリックしても何も起きません。メッセージを右クリックしても、「ヘルプの表示」メニュー・オプションが表示されるのみです。
注: SQLRPGLE メンバーがコンパイルされる場合、SQL プリコンパイラーは、一時的な中間メンバーを生成します。TOSRCFILE パラメーターが SQL コンパイル・コマンドで指定された場合、中間メンバーはそのソース・ファイルに置かれますが、そうでない場合は、QTEMP に入れられます。生成されたイベント・ファイルは、中間メンバーを指しています。「エラー・リスト」ビューのエラーは、オリジナル・ソース・メンバーにマップされ、それらをダブルクリックすると、中間メンバーではなくオリジナル・ソース・メンバーが開かれます。現在の制約: ソースが D-仕様を含まない場合、ソースに正しくマップされていない、「エラー・リスト」ビューのエラーメッセージがある可能性を示しています。

フィードバック