CALL ID (この場合の ID はプロシージャー・ポインターではない) を使用すれば、 ネストされた ILE COBOL プログラムまたはプログラム・オブジェクトを呼び出すことができます。 ID の内容によって、ネストされたプログラムかプログラム・オブジェクトのどちらかを呼び出すのかが実行時に決められます。
ID をオブジェクトに関連付ける、オープン・ポインターは、その ID を CALL ステートメントで最初に使用する際に設定されます。
あるプログラム・オブジェクトを指す ID を用いて呼び出しを実行し、 後でそのプログラムを削除または名前変更する場合は、CANCEL ステートメントを使用して、その ID に関連付けられているオープン・ポインターをヌルにする必要があります。 これにより、次回、ID を使用してプログラム・オブジェクトを呼び出す際に、関連付けられたオープン・ポインターを設定しなおすことができます。
オープン・ポインターの値は、ID の値を変更してこの新しい値を使用する呼び出しを実行すると、変更されます。