突き合わせフィールド値 (M1 から M9) の割り当て

入力仕様の 65 から 66 桁目で突き合わせフィールド値 (M1 から M9) をフィールドに割 り当てる場合には、以下の点を考慮してください。

図 1 は、 突き合わせフィールドの指定方法の例です。

図 1. 値がすべて一致する突き合わせフィールド
*...1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7...
FFilename++IPEASFRlen+LKlen+AIDevice+.Keywords++++++++++++++++++++++++++++
 * The files in this example are externally described (E in position
 * 22) and are to be processed by keys (K in position 34).
FMASTER    IP   E           K DISK
FWEEKLY    IS   E           K DISK
*...1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7...
IRcdname+++....Ri........................................................
I..............Ext-field+..................Field+++++++++L1M1..PlMnZr....
 *                           MASTER FILE
IEMPMAS        01
I                                          EMPLNO          M1
I                                          DIVSON          M3
I                                          DEPT            M2
IDEPTMS        02
I                                          EMPLNO          M1
I                                          DEPT            M2
I                                          DIVSON          M3
 *                           WEEKLY FILE
IWEEKRC        03
I                                          EMPLNO          M1
I                                          DIVSON          M3
I                                          DEPT            M2

レコードの突き合わせに 3 つのファイルが使用されます。 すべてのファイルに 3 つ の突き合わせフィールドが指定され、突き合わせるべきフィールドを指示するために 、すべて同じ値 (M1、M2、M3) を使用しています。 MR 標識がオンに設定される のは、EMPMAS か DEPTMS のいずれかのファイルの 3 つのすべてのフィールドが、 WEEKRC ファイルからの 3 つのすべてのフィールドと同じである場合だけです。

各ファイル中の 3 つの突き合わせフィールドは結合され、次のように降順で編成さ れた 1 つの突き合わせフィールドとして取り扱われます。
DIVSON
M3
DEPT
M2
EMPLNO
M1

突き合わせフィールドが入力仕様に指定された順序は、各突き合わせフィールドの編 成には影響しません。

図 2. ダミー M2 フィールドによる突き合わせフィールド
*...1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7...
IFilename++SqNORiPos1+NCCPos2+NCCPos3+NCC................................
I........................Fmt+SPFrom+To+++DcField+++++++++L1M1FrPlMnZr....
IDISK      AB  01    1 C1
I         OR   02    1 C2
I         OR   03    1 C3
I                                  1   10 0EMPNO           M1
I                                 11   15 0DUMMY           M2
I                                 11   15 0DEPT            M202
I                                 16   20 0DEPT            M203
この図は、ダミーの M2 フィールドを含む突き合わせフィールドを示しています。

入力ファイル には、3 つの異なるレコード・タイプがあります。 この 3 つのす べての 1 から 10 桁目に突き合わせフィールドが入っています。 それらの 2 つには、2 番 目の突き合わせフィールドがあります。 M1 はすべてのレコード・タイプにあるので、 67 から 68 桁目にフィールドとレコードの関連を記入せずに指定することができます。 フィールドとレコードの関連を記入せずに 1 つの突き合わせ値 (M1 から M9) を指定する 場合には、すべての突き合わせ値を、一度は、フィールドとレコードの関連を記入せずに 指定しなければなりません。 M1 の値はフィールドとレコードの関連なしに指定さ れているので、M2 の値も一度はフィールドとレコードの関連なしに指定されてい なければなりません。 M2 フィールドはすべてのレコード・タイプにあるわけでは ないので、ダミーの M2 フィールドを次に指定することが必要です。 ダミー・フ ィールドには任意の固有名を与えることができますが、指定された長さは、実際 の M2 フィールドの長さと等しくなければなりません。 次に、フィールドとレコ ードの関連の指定によって M2 フィールドが見付かったレコード・タイプに、そ の M2 フィールドが関連付けられます。

図 3. 3 つのディスク・ファイルの突き合わせフィールドの指定
*...1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7...
FFilename++IPEASFRlen+LKlen+AIDevice+.Keywords++++++++++++++++++++++++++++
FPRIMARY   IPEA F   64        DISK
FFIRSTSEC  IS A F   64        DISK
FSECSEC    IS A F   64        DISK

*...1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7...
IFilename++SqNORiPos1+NCCPos2+NCCPos3+NCC................................
I........................Fmt+SPFrom+To+++DcField+++++++++L1M1FrPlMnZr....
IPRIMARY   AA  01    1 CP    2NC
I                                  2    3  MATCH           M1
 *
I          BB  02    1 CP    2 C
I                                  2    3  NOM
 *
IFIRSTSEC  AB  03    1 CS    2NC
I                                  2    3  MATCH           M1
 *
I          BC  04    1 CS    2 C
I                                  2    3  NOM
 *
ISECSEC    AC  05    1 CT    2NC
I                                  2    3  MATCH           M1
 *
I          BD  06    1 CT    2 C
I                                  2    3  NOM