DATA キーワードは、
データベースがファイル操作中に英数字データおよびグラフィック・データに関してジョブ CCSID との間の CCSID 変換
を実行するようにファイルがオープンされるかどうかを制御します。
- *CVT
- ジョブ CCSID が 65535 ではない場合、CCSID 変換が行われます。
ジョブ CCSID が 65535 である場合、CCSID 変換は行われません。
- *NOCVT
- CCSID 変換は行われません。
DATA キーワードが指定されていない場合は、次のようになります。
- 制御ステートメントに OPENOPT(*NOCVT) が指定されている場合、
DATA(*NOCVT) が暗黙的に指定されます。
- それ以外の場合で、制御ステートメントに OPENOPT(*CVT) または CCSID(*EXACT) が
指定されている場合、DATA(*CVT) が暗黙的に指定されます。
- 制御仕様書に CCSID(*EXACT) が指定されておらず、
OPENOPT(*CVT) と OPENOPT(*NOCVT) のどちらも制御仕様書に指定されていない場合、
CCSID(*CVT) が指定されているかのようにファイルがオープンされます。
ただし、DATA キーワードは有効であるとは見なされません。
詳しくは、OPENOPT (* {NO }INZOFL * {NO }CVTDATA)を参照してください。
DATA キーワードは、物理データとバッファーの間の CCSID 変換
をデータベースがどのように扱うのかに影響します。
DATA キーワードの明示的または暗黙的な指定が、バッファーとプログラム・フィールドの間でのデータの扱いに
どのように影響するのかについては、入出力命令中の CCSID 変換を参照してください。