IBM i 用 Agent Controller の管理

このトピックでは、Agent Controller のインストール、構成、開始、停止、アンインストールを行う方法について説明します。

このタスクについて

Agent Controller は、IBM® i サーバーにインストールする複数の保管ファイルとして存在します。 インストールが完了すると、Agent Controller の開始と停止は、リモート・システム・エクスプローラーで簡単に行えます。

Agent Controller ライブラリーのインストールと構成

このタスクについて

Agent Controller を手動で IBM i サーバーにインストールするには、次のようにします。

手順

Agent Controller の開始と停止

このタスクについて

Agent Controller のインストールが完了したならば、リモート・システム・エクスプローラーでこれの開始と停止を行うことができます。

手順

  1. ワークベンチで、「リモート・システム・エクスプローラー」パースペクティブに切り替えます (まだ開いていない場合)。(ワークベンチ・メニューから「ウィンドウ」 > 「パースペクティブを開く」を使用します。)
  2. 「リモート・システム」ビューで、接続を展開します。 (IBM i サーバーへの接続が構成されていない場合は、関連タスクを参照してください)。
  3. サブシステムのいずれかの名前 (「コマンド」など) を右クリックし、「リモート・サーバー」 > 「Agent Controller」 > 「開始」をクリックします。(停止するには、「リモート・サーバー」 > 「Agent Controller」 > 「停止」をクリックします。)
  4. 「コマンド・ログ」ビューを選択して、情報およびエラーを確認します。 (このビューは自動的にアクティブになります。)

Agent Controller のアンインストール

このタスクについて

Agent Controller をアンインストールするには、次のようにします。

手順

  1. Agent Controller サーバー・ジョブを終了したことを確認します (「サーバー」ビューでジョブを右クリックし、「停止」を選択します)。
  2. 5250 エミュレーターを通じて IBM i サーバーにログオンします。
  3. IBMRAC および HYADES ライブラリーを除去します。
  4. IFS ディレクトリー /opt/hyadesdc を、すべてのサブディレクトリーおよびファイルも含めて除去します。

Agent Controller のトラブルシューティング

このタスクについて

次のセクションでは、Agent Controller を使用しているときに発生することがある、いくつかのよくある問題と、その解決策を示します。

問題: RASERVER プログラムの実行依頼を行うと、ジョブ・ログに MCH3601 が出力される。

解決策: Agent Controller サーバー構成ファイルが正しく作成されていることを確認してください。詳しくは、『Agent Controller と IBM i ログおよびトレース・アナライザーのデプロイメント』を参照してください。

問題: Agent Controller サーバー・ジョブの実行依頼を行うと、ジョブがすぐに終了する。

解決策: これは、他のクライアントへの接続がまだ残っている場合に発生します (ジョブ・ログがシンプル Severity 00 メッセージを含んでいる場合には明らかにこれが原因です)。NETSTAT *CNN と入力して他の Agent Controller 接続を終了するか、Agent Controller サーバーを何回か再始動して残っている接続を終了してください。


フィードバック