CODE 設計機能からのマイグレーション

以前に CODE 設計機能を使用して編集されたディスプレイ・ファイルを Screen Designer で開くと、 ソースが分析され、CODE 設計機能のレコード・グループと標識セットに関する情報が、XML フォーマットでソース・コードの末尾にコメントとして保管されます。CODE 設計機能のレコード・グループは、Screen Designer の画面に相当します。Screen Designer で指定したすべての画面、標識セット、およびデータ値は XML に追加されます。新規に定義された画面およびプレビューに関連する情報を保存するためには、DDS コードが変更されていない場合でも、ファイルを保存する必要があります。

Screen Designer は、ファイルを開いたときに、XML コメント行があるかどうかを検査します。 XML が存在する場合、CODE 設計機能のレコード・グループと標識セットは無視されます。これは、XML が作成されたときに、それらがインポート済みであると想定されるためです。

XML 情報は CODE 設計機能によって解釈されません。このために、CODE 設計機能から Screen Designer (XML が作成されている) に切り替えて、再度 CODE 設計機能に戻し、そこに新規のレコード・グループまたは標識セットを作成する場合に問題が発生することがあります。 ここで再度 Screen Designer に切り替えた場合、XML は既に存在しているため、 新規のレコード・グループおよび標識セットは追加されません。この問題に対処するには、リモート・システム LPEX エディターでファイルを開き、XML を削除してファイルを保存してから、 そのファイルを Screen Designer で開きます。XML がないため、すべてのレコード・グループおよび標識セットが Screen Designer によって解釈され、XML に追加されます。


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