STGMDL(*INHERIT | *SNGLVL | *TERASPACE)

STGMDL キーワードは、プログラムまたはモジュールの記憶域モデルを指定します。

単一レベル記憶域モデルのプログラムまたはサービス・プログラムが活動化されて実行されると、 プログラムには自動記憶域および静的記憶域用に単一レベル記憶域が提供されます。 単一レベル記憶域のプログラムまたはサービス・プログラムは、単一レベル記憶域活動化グループ内でのみ実行されます。 DFTACTGRP(*YES) を指定してコンパイルされたプログラムは、単一レベル記憶域モデルのプログラムでなければなりません。

変更の始まり STGMDL キーワードが DFTACTGRP キーワードの設定に及ぼす影響については、DFTACTGRP(*YES | *NO) を 参照してください。 変更の終わり

テラスペース記憶域モデルのプログラムまたはサービス・プログラムが活動化されて実行されると、 プログラムには自動記憶域および静的記憶域用に単一レベル記憶域が提供されます。 テラスペース記憶域のプログラムまたはサービス・プログラムは、テラスペース記憶域活動化グループ内でのみ実行されます。

継承記憶域モデルのプログラムまたはサービス・プログラムが活動化されると、 活動化されて入る活動化グループの記憶域モデルを採用します。 これは、その呼び出し元の記憶域モデルを継承することと同じ意味になります。 *INHERIT 記憶域モデルが選択された場合、 ACTGRP パラメーターまたはキーワードを使用して、活動化グループに対して *CALLER が指定されなければなりません。

継承記憶域モデルのモジュールは、単一レベル、テラスペース、または継承の記憶域モデルを使用するプログラムおよびサービス・プログラムにバインドすることができます。

単一レベル記憶域モデルのモジュールは、単一レベル記憶域を使用するプログラムおよびサービス・プログラムにしかバインドすることができません。

テラスペース記憶域モデルのモジュールは、テラスペース記憶域を使用するプログラムおよびサービス・プログラムにしかバインドすることができません。

STGMDL キーワードを指定しない場合、コマンドに指定した値が 使用されます。