18 から 20 桁目 (レコードの追加/削除)

記入
説明
ADD
ファイルまたはサブファイルにレコードを追加します。
DEL
ファイルから最後に読み取られたレコードを削除します。 削除済みレコード を検索することはできません。レコードはシステムから削除されます。

ADD の指定は入力、出力、または更新ファイルに有効です。 DEL が有効なのは更新 DISK ファイルの場合だけです。 ADD を指定する場合には、対応するファイル仕様書の 20 桁目に A がなければ なりません。

18 から 20 桁目がブランクであった場合には、出力ファイルではレコードが追加され 、更新ファイルではレコードが更新されます。

レコードの追加/削除の指定は、レコード・タイプ (H、D、T、E) の仕様 (17 桁 目) が含まれている同じ行になければなりません。 ADD または DEL の指定に続けて AND/OR 行を使用した場合には、この指定がその AND/OR 行にも適用されます。

表 1. ファイルの処理機能
機能 仕様書
自由形式 USAGE キーワード 固定形式ファイル記述 出力
17 桁目 20 桁目 18 から 20 桁目

新しいファイルの作成1
または
既存のファイルへのレコードの追加

USAGE(*OUTPUT)

O
O

ブランク
A

ブランク
ADD

ファイルの処理 USAGE(*INPUT) I ブランク ブランク
ファイルの処理および既存のファイルへのレコードの追加 USAGE(*INPUT : *OUPUT) I A ADD
ファイルの処理およびレコードの更新 (更新または削除) USAGE(*OUTPUT) または USAGE(*DELETE) U ブランク ブランク
ファイルの処理および既存のファイルへの新しいレコードの追加 USAGE(*UPDATE : *OUTPUT) U A ADD
ファイルの処理およびファイルからの既存のレコードの削除 USAGE(*DELETE : *OUTPUT) U ブランク DEL
注: RPG では、新しいファイルの作成 という用語は、新たに 作成したファイルへレコードを追加することを意味します。 したがって、この表の 最初の 2 つの項目では同じ機能が実行されます。その機能の指定方法は 2 つあることを示すために、 両方がリストされています。