IBM i 動的ジョブ要求のデバッグ」ビューの使用

IBM® i 動的ジョブ要求のデバッグ」ビューには、現在のワークベンチ・セッションで実行依頼された、動的接続を使用してデバッグ・セッションを開始するための要求のリストが表示され、それらの状況が「待ち状態」または「キャンセル」として示されます。

このタスクについて

動的接続を使用してデバッグ・セッションを開始するための要求は、「動的ジョブのデバッグ」構成の実行時に作成されます。これらの要求は、開始されると、データ待ち行列をモニターし、デバッガーが接続する IBM i ジョブを指定する情報を待ちます。アプリケーションがデータ待ち行列内の情報を指定すると、要求が完了し、その要求がこのビューから削除され、デバッグ・セッションが開始されます。

IBM i 動的ジョブ要求のデバッグ」ビューには、ジョブが指定されるのをまだ待っている要求が表示されます。デバッグ・セッションを開始しないことにした場合は、これらの要求を手動でキャンセルすることができます。ワークベンチ・セッションが終了すると、待ち要求は自動的にキャンセルされます。

このビューには、キャンセルされた要求や待機期限切れになった要求も表示されます。 サーバー接続が切れると、要求も失敗します。これらの状態にある要求は、手動で削除されるまで、一定の要求エントリー制限 (50) を超えるまで、およびワークベンチ・セッションが終了するまで、リストに保持されます。

このビューから、すべての要求または選択した要求を最新表示して、それらの状態を示すことができます。また、指定した検索キーでデータ待ち行列のエントリーをクリアすることもできます。デバッグを開始する前に、データ待ち行列に重複キーが存在しないようにしたい場合は、これを行うと便利です。

選択したキーを持つエントリーをデータ待ち行列から削除するには、「データ待ち行列のクリア (Clear data queue)」ボタン をクリックします。


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