変更の始まり

自由形式のファイル定義ステートメント

自由形式のファイル定義ステートメントは、DCL-F で始まり、 その後にファイル名が続き、さらにその後にキーワードが続き、最後はセミコロンで終わります。

ファイル名が 10 文字より長い場合は、EXTDESC キーワードを使用する必要があります。 コンパイル時および実行時にファイル名がどのように使用されるのかについて詳しくは、ファイル名に関する規則を 参照してください。

デフォルトでは、ファイルの装置は DISK 装置であり、ファイルが外部記述ファイルであることを *EXT パラメーター が示します。異なる装置を指定する場合、または明示的に DISK 装置を指定する場合は、 最初のキーワードとしてファイル装置キーワードを 指定する必要があります。

別のファイルと類似したファイルを定義する場合は、 最初のキーワードとして LIKEFILE キーワード を指定する必要があります。

ファイルは、USAGE キーワードに従って、 入力、更新、出力、または削除用にオープンされます。

KEYED キーワードを使用して、ファイルをキー付きファイルとして指定します。

自由形式のファイル定義ステートメントの内部で使用を許可されている指示は、 /IF、/ELSEIF、/ELSE、および /ENDIF のみです。

いくつかのファイルの定義例を以下に示します。
  1. ファイル file1a および file1b は、 外部記述 DISK ファイルであり、入力用にオープンされます。 装置タイプおよび使用法は、ファイル file1a ではデフォルトによって決定され、 file1b では明示的に指定されています。
  2. ファイル file2 は、外部記述 PRINTER ファイル であり、出力用にオープンされます。使用法はデフォルトで決定されます。
  3. ファイル file3 は、外部記述 SEQ ファイル であり、入力用にオープンされます。使用法はデフォルトで決定されます。
  4. ファイル file4 は、外部記述 WORKSTN ファイル であり、入力および出力用にオープンされます。使用法はデフォルトで決定されます。
  5. ファイル file5 は、外部記述のキー付き DISK ファイル であり、入力および更新用にオープンされます。
 DCL-F file1a;  1 
 DCL-F file1b DISK(*EXT) USAGE(*INPUT);

 DCL-F file2 PRINTER;  2 

 DCL-F file3 SEQ;  3 

 DCL-F file4 WORKSTN;  4 

 DCL-F file5 USAGE(*UPDATE) KEYED;  5 
変更の終わり