結果標識は、従来の形式の演算仕様書 (C 仕様書) で使用されます。これらは、自由形式演算仕様書では使用されません。 ほとんどの命令コードの場合、従来の形式でも自由形式でも、結果の標識の代わりに組み込み関数が使用できます。 詳細については、組み込み関数を参照してください。
結果の標識は、演算仕様書の 71 から 76 桁目の記入項目によって定義されます。 結果の標識の目的は、26 から 35 桁目に指定された命令コードによって異なります。 (結果の標識の目的については、命令コードにある個々の命令コード の説明を参照してください。) 例えば、結果の標識を使用して、演算操作の後で結果のフィールドをテストし たり、レコード不在条件を識別したり、ファイル操作の例外/エラー条件を指示 したり、あるいはファイルの終わり条件を指示したりすることができます。
結果の標識は、演算仕様書の 3 つの位置 (71 から 72 桁目、73 から 74 桁目、および 75 から 76 桁目) に指定することができます。 結果の標識が定義された位置によって、テストされる条件が決まります。
多くの場合、演算が処理されている時には結果の標識がオフに設定され、結 果の標識によって指定された条件が満たされた場合に、その標識がオンに設定 されます。 しかし、この規則には、とくに LOOKUP (テーブルまたは配列要素の検索)、SETOFF (標識をオフに設定)、 および SETON (標識をオンに設定)に示されているようないくつかの例外があります。 結果の標識は、同じ演算行で、あるいは他の演算また出力命令で条件付け標識と して使用することができます。 同じ行で使用する場合には、この標識の前の設定状況によって演算が処理され るかどうかが決まります。 それが処理される場合には、結果のフィールドがテス トされ、この標識の現在の設定状況が決められます (図 1 を参照)。