メニュー方式アプリケーションからのプログラムの実行
ILE プログラムを実行するもう 1 つの方法はメニュー方式アプリケーションからです。 ワークステーション・ユーザーはメニューからオプションを選択し、 それが特定のプログラムを呼び出します。図 1 は、アプリケーション・メニューの例です。
図 1. アプリケーション・メニューの例
PAYROLL DEPARTMENT MENU
次の中から 1 つを選んでください:
1. Inquire into employee master
2. Change employee master
3. Add new employee
選択項目またはコマンド
===> _________________________________________________________________________
_______________________________________________________________________________
F3=終了 F4=プロンプト F9=コマンドの複写 F12=取り消し
F13=情報援助 F16=システム・メイン・メニュー
図 1 に示す例は各オプションが別の ILE プログラムを呼び出す、メニュー・プログラムによって表示されます。STRSDA を使用し、 オプション 2 を選択して、メニューを作成することができます (「メニューの設計」)。
図 2 は、上図の PAYROLL DEPARTMENT MENU の表示装置ファイルの DDS を示します。 ソース・メンバーは PAYROL といい、そのソース・タイプは MNUDDS です。 ファイルは SDA を使用して作成されています。
図 2. アプリケーション・メニューのデータ記述仕様書
A* 自由形式メニュー: PAYROL
A*
A DSPSIZ(24 80 *DS3 -
A 27 132 *DS4)
A CHGINPDFT
A INDARA
A PRINT(*LIBL/QSYSPRT)
A R PAYROL
A DSPMOD(*DS3)
A LOCK
A SLNO(01)
A CLRL(*ALL)
A ALWROL
A CF03
A HELP
A HOME
A HLPRTN
A 1 34'PAYROLL DEPARTMENT MENU'
A DSPATR(HI)
A 3 2'Select one of the following:'
A COLOR(BLU)
A 5 7'1.'
A 6 7'2.'
A 7 7'3.'
A* CMDPROMPT この DDS 仕様書を削除しないでください。
A 019 2'Selection or command -
A '
A 5 11'Inquire'
A 5 19'into'
A 5 24'employee'
A 5 33'master'
A 6 11'Change'
A 6 18'employee'
A 6 27'master'
A 7 11'Add'
A 7 15'new'
A 7 19'employee'
図 3 は、図 1 で示したアプリケーション・メニューのソースです。 ソース・メンバーは PAYROLQQ といい、そのソース・タイプは MNUCMD です。 これもまた SDA を使用して作成されています。
メニューは、次を入力して実行します。
GO library name/PAYROL
ユーザーがアプリケーション・メニューから 1、2、または 3 を入力すると、図 3 の ソースはそれぞれプログラム RPGINQ、RPGCHG、または RPGADD を呼び出します。