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外部名としての *DCLCASE の指定

自由形式定義では、EXTPROC、EXPORT、および IMPORT キーワードの外部名として *DCLCASE を指定できます。

EXPORT および IMPORT キーワードでの *DCLCASE

項目の外部名は項目の名前と同じであり、大/小文字も名前で使用されているのと同じです。

以下に例を示します。
  • エクスポートされたフィールド currentCity の外部名は「currentCity」です。
  • インポートされたデータ構造 customerOptions の外部名は「customerOptions」です。
   DCL-S currentCity LIKE(name_T) EXPORT(*DCLCASE);

   DCL-DS customerOptions LIKEDS(custOpt_T) IMPORT(*DCLCASE);

EXTPROC キーワードでの *DCLCASE

プロシージャーまたはメソッドの外部名は、EXTPROC キーワード を含んでいるプロトタイプまたはプロシージャー・インターフェースの名前と同じであり、 大/小文字も名前で使用されているのと同じです。EXTPROC キーワードがプロシージャー・インターフェース定義に 指定されていて、そのプロシージャー・インターフェースに名前が付いていない場合、 外部名はプロシージャーの名前と同じであり、大/小文字 も DCL-PROC ステートメントに指定されているプロシージャー名と同じです。

以下に例を示します。
  1. getCustomerCity プロトタイプの 外部名は「getCustomerCity」です。
  2. getBytes プロトタイプ のメソッド名は「getBytes」です。
  3. getNextOrder プロシージャー の外部名は、プロシージャーの最初にある DCL-PROC ステートメントから、「getNextOrder」になります ( 3a )。 これは、プロシージャー・インターフェースに プロシージャー名が指定されていないためです ( 3b )。
  4. addQuotes プロシージャー の外部名は、プロシージャー・インターフェース・ステートメントから、「addQuotes」 になります ( 4b )。これは、このプロシージャー・インターフェースにプロシージャー名が 指定されているためです。 DCL-PROC ステートメントに指定されている大/小文字が違う名前 ( 4a ) は 無視されます。
   DCL-PR getCustomerCity EXTPROC(*DCLCASE);  1 
      ...

   DCL-PR getBytes EXTPROC(*JAVA : 'java.lang.String' : *DCLCASE);  2 
      ...

   DCL-PROC getNextOrder;  3a 
      DCL-PI *N EXTPROC(*DCLCASE);  3b 
        ...

   DCL-PROC ADDQUOTES  4a 
      DCL-PI addQuotes EXTPROC(*DCLCASE);  4b 
        ...
変更の終わり