呼び出された Java メソッドからスローされた例外に関する情報の取得

RPG が呼び出した Java™ メソッドが例外で終了した場合、RPG は Java 例外とシグナル・エスケープ・メッセージ RNX0301 を処理します。 このメッセージには例外のストリング値が含まれますが、Java が例外で終了するメソッドを呼び出した場合に通常使用可能なトレース情報は含まれません。

Java 例外トレース情報を参照するには、次のコマンドを実行します。
  1. ADDENVVAR ENVVAR(QIBM_USE_DESCRIPTOR_STDIO) VALUE('Y')
    注: このステップは JVM を開始する前に行う必要があります。
  2. SystemProperties.default ファイル内の os400.stderr オプションが file:myfilename に設定されていることを確認してください。 例えば os400.stderr=file:/home/mydir/stderr.txt などです。 『Java 仮想マシンのセットアップ方法の制御』を参照してください。
    注: このステップは JVM を開始する前に行う必要があります。
  3. ADDENVVAR ENVVAR(QIBM_RPG_JAVA_EXCP_TRACE) VALUE('Y')
    注: このステップはいつ実行しても構いません。 RPG が行っている例外トレースを停止するには、環境変数を除去するか、または環境変数に 'Y' 以外の値を設定します。
  4. 例外が発生すると、トレース情報は os400.stderr オプションで指定したファイルに書き込まれます。