STRDBG の例

例えば、サンプル・デバッグ・プログラム DEBUGEX および呼び出し先プログラム RPGPGM の デバッグ・セッションを開始するには、次のように入力します。
STRDBG PGM(MYLIB/DEBUGEX MYLIB/RPGPGM) OPMSRC(*YES)

「モジュール・ソースの表示」画面が 図 1 に示すように現れます。DEBUGEX は、2 つのモジュール、RPG モジュール DBGEX と C モジュール cproc で構成されます。DBGEX、cproc、および RPGPGM のソースは、 デバッグ用サンプル・ソースの例を参照してください。

入り口モジュールにルート・ソース、コピー、またはリスト・ビューがある場合には、 最初のプログラムの入り口モジュールのソースが画面に示されます。 この場合には、プログラムは DBGVIEW(*ALL) を 使用して作成され、それに続いてメイン・モジュール DBGEX のソースが表示されます。

図 1. プログラム DEBUGEX の「モジュール・ソースの表示」画面
                             モジュール・ソースの表示
 プログラム :   DEBUGEX        ライブラリー:   MYLIB          モジュール:   DBGEX
      1        *===============================================================
      2        *  DEBUGEX - ILE RPG OS/400 用ソースでの ILE ソース・デバッグ
      3        *            プログラムの使用法を示すように設計されたプログラム。
      4        *            各種のデータ・タイプおよびデータ構造の例を示します。
      5        *
      6        *            また、定様式ダンプ例の作成にも使用できます。
      7        *===============================================================
      8
      9        *---------------------------------------------------------------
     10        * DEBUG キーワードは定様式ダンプ機能を可能にします。
     11        *---------------------------------------------------------------
     12       H DEBUG
     13
     14        *---------------------------------------------------------------
     15        * 各種の ILE RPG OS/400 用データ・タイプの独立フィールドの定義
                                                                      続く...
 デバッグ     _________________________________________________________________
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 F3=終了プログラム  F6=停止点の追加/消去   F10=ステップ        F11=変数の表示
 F12=再開            F17=変数監視   F18=監視の処理   F24=キーの続き
注: STRDBG コマンドのサービス・プログラム (SRVPGM) パラメーターを使って、 最大 20 までのサービス・プログラムを最初にデバッグ・セッションに追加することが できます。モジュールの処理リスト表示 (F14) のオプション 1 (追加) を使用するか、 それを STEP INTO デバッグ・コマンドの一部としてソースに追加させることによって、ILE サービス・プログラムをデバッグ・セッションに追加することもできます。