限界内順次処理
レコード・アドレス・ファイルによる限界内順次処理は、ファイル仕様書の 28 桁目の L で指定され、キー順アクセスが行われるファイルに有効です。
限界内順次処理は、プライマリー、セカンダリー、 または全手順ファイルとして指定した入力または更新ファイルに対して指定することができます。 ファイルは外部記述または、(索引付き) プログラム記述です。 ファイルのキーは昇順でなければなりません。
レコード・アドレス・ファイルを使用してファイルを限界内で順次処理するためには、
プログラムは次のものを読み取ります。
- レコード・アドレス・ファイルの限界値レコード。
- 限界値レコードの低いレコード・キーより大きいか等しいキー、 および高いレコード・キーより小さいか等しいキーを用いて限界内処理をされるファイルのレコード。 レコード・アドレス・ファイルによって提供される 2 つの限界値レコードが 等しい場合には、指定されたキーを持ったレコードだけが検索されます。
プログラムは、レコード・アドレス・ファイルが終わりになるまで この手順を繰り返します。