キーによるランダム処理
キーによるランダム処理方式では、読み取るレコードのキーを識別する 検索引数を、CHAIN 命令の演算仕様書の演算項目 1 に指定します。 図 1 は、キーによって ランダムに処理される外部記述 DISK ファイルの例を示します。 指定したレコードは 明細演算時または合計演算時にファイルから 読み取られます。
キーによるランダム処理の処理方式は、入力ファイルまたは更新ファイルとし て指定されている全手順ファイルに有効です。
外部記述ファイルについては、ファイル仕様書の 34 桁目に K を入れ、 ファイルがキーについて作成されるアクセス・パスにしたがって処理されるというこ とを示さなければなりません。
ファイルのデータ記述仕様書 (DDS) にはキー値が入っているフィールド (キー・フィールド) を指定します。 ファイル仕様書の 35 桁目はブランクでなければなりません。
プログラム記述ファイルは、索引付きファイル (35 桁目に I) として指定されていなければならず、 また、ファイル仕様書の 34 桁目は A、D、G、P、T、または Z を含む 必要があります。キー・フィールドの長さはファイル仕様書の 29 - 33 桁で識別され、 キー・フィールドの開始位置は KEYLOC キーワードに指定されます。 データ記述仕様書は、プログラム記述入力ファイルのアクセス・パスを作成する ために使用しなければなりません。(索引付きファイルを参照してください。)