完全自由形式ステートメント
特殊指示 **FREE は、ソース・メンバー全体が完全自由形式コードであることを示します。 完全自由形式コードは、1 桁目から行の末尾までの任意の桁を使用できます。 完全自由形式ソースではソース行の長さに事実上制限はありません。
**FREE は、ソースの先頭行の 1 桁目にのみ指定できます。 行の残りの部分はブランクでなければなりません。
ソースの先頭行の 1 桁目に **FREE が指定されないと、ソース・メンバー全体が桁制限付きになります。 共通記入項目を参照してください。
完全自由形式ソースでは、6 桁目と 7 桁目は特殊状況を含みません。 ソース・ファイルのすべての桁は自由形式 RPG コードでなければなりません。ただし、ソースの終わりに置かれるコンパイル時データ、ファイル変換レコード、および代替照合順序レコードは除きます。 プログラム・データを参照してください。
ソース・モードは単一のソース・ファイルにのみ適用されます。 コピー・ファイルは、ファイルの先頭行に **FREE が指定されない限り、桁制限付きソース・モードになっているものと見なされます。 コピー・ファイルが終了すると、ソース・モードは /COPY または /INCLUDE 指示を含むソース・ファイルのモードに戻ります。
TAG 命令や入力仕様および出力仕様などの固定形式ステートメントを使用する必要がある場合は、それらのステートメントをコピー・ファイルに入れる必要があります。
/FREE 指示と /END-FREE 指示は、完全自由形式ソース内では使用できません。
メイン・ソース・ファイルとコピー・ファイルをマージして 1 つの新しいソース・メンバーを作る RPG プリプロセッサーを提供する場合は、/COPY または /INCLUDE 指示を含むファイルとは異なるソース・モードを持つコピー・ファイルの処理について、「Rational Development Studio for i ILE RPG プログラマーの手引き」の付録 E を参照してください。
