構造化命令の字下げ
注: 演算を字下げすることができるのは、伝統的な構文にのっとって書かれている演算の場合だけです。RPG
コンパイラーは、リスト内の自由形式の演算書 (/FREE と /END-FREE の間) については、字下げを変更しません。
自由形式の演算書では、ユーザーのソース・ファイル内で直接字下げを行なうことができます。
ソースの仕様に構造化命令が含まれている場合には (DO-END または IF-ELSE-END など)、 ソース・リストで字下げされたものが必要なことがあります。INDENT パラメーターによって、字下げの表示をするかどうかを指定し、字下げの 印付けをする文字を指定することができます。 字下げをしたくない場合には、INDENT(*NONE) を指定してください。 これがデフォルト値です。 字下げをしたい場合には、字下げに印付けをするために最大 2 桁を指定してく ださい。
例えば、構造化命令を字下げして縦線 (|) とそれに続くスペースで印付け したいことを指示するには、INDENT('| ') と指定しま す。
字下げを要求する場合には、情報ソース・リストに現れる通知のいくつかが
字下げを認めるために除去されます。次の欄はリスト出力に表示されません。
- DO 番号
- 最終更新日
- PAGE/LINE
字下げを指定し、さらにリスト・デバッグ・ビューも指定した場合には、 デバッグ・ビューには字下げは現れません。
図 1 は、字下げして作成されたソース・リストの一部を示したものです。字下げの印は '| ' です。
図 1. 字下げ付きのサンプル・ソース・リストの
一部
行 <----------------------- ソースの仕様 ----------------------------------------------><----- 注記 ------> Src Seq
番号 ....1....+....2....+<-------- 26 - 35 -------->....4....+....5....+....6....+....7....+....8....+....9....+...10 ID 番号
33 C******************************************************************** 002000
34 C* メインライン * 002100
35 C******************************************************************** 002200
36 C WRITE FOOT1 002300
37 C WRITE HEAD 002400
38 C EXFMT PROMPT 002500
39 C* 002600
40 C DOW NOT *IN03 002700
41 C CSTKEY | SETLL CMLREC2 ----20 002800
42 C | IF *IN20 002900
43 C | | MOVE '1' *IN61 003000
44 C | ELSE 003100
45 C | | EXSR SFLPRC 003200
46 C | END 003300
47 C | IF NOT *IN03 003400
48 C | | IF *IN04 003500
49 C | | | IF *IN61 003600
50 C | | | | WRITE FOOT1 003700
51 C | | | | WRITE HEAD 003800
52 C | | | ENDIF 003900
53 C | | | EXFMT PROMPT 004000
54 C | | ENDIF 004100
55 C | ENDIF 004200
56 C ENDDO 004300
57 C* 004500
58 C SETON LR---- 004600