Rational Team Concert (RTC) の操作

IBM Rational Developer for Power Systems Software を使用して Rational Team Concert (RTC) で C/C++ プロジェクトを操作できます。 この操作は、マウント・ドライブ上で行っても、プッシュ同期を伴うローカル・プロジェクトとして行ってもかまいません。

新規リモート C/C++ プロジェクトを作成して RTC で共用

  1. リモート C/C++ プロジェクト」ウィザードを起動します。 『リモート C/C++ プロジェクトの作成』を参照してください。
  2. Rational Team Concert によるプロジェクト・ファイルの操作を可能にするには、ローカル・ロケーションをプロジェクトに関連付けることが必要になります。 拡張リモート・プロジェクト・オプション
  3. プロジェクトを作成するためのビルド・オプションを構成します。

新規に作成されたプロジェクトが「プロジェクト・エクスプローラー」ビューに表示されます。 現在、このプロジェクトは RTC で共用できます。

リモート開発用にワークスペース内のローカル・プロジェクトを変換

RTC からのプロジェクトがワークスペースにロードされるとき、初めは純粋なローカル・プロジェクトとしてロードされます。プロジェクトが正しく機能するためには、そのプロジェクトがリモート開発用に構成されている必要があります。このため、次のダイアログが開き、プロジェクトをリモート・プロジェクトに変換するように求めるプロンプトが出されます。

プロジェクト変換ウィザードのプロンプト・ダイアログ

Rational Developer for Power Systems Software を使用したリモート開発をプロジェクトで行うことができるようにするには、上のダイアログに対して「はい」を応答します。すぐにプロジェクトを変換しない場合は、後で「リモート・プロジェクトに変換」を起動できます。

「リモート・プロジェクトに変換」ウィザードを起動するには、「プロジェクト・エクスプローラー」で変換対象のプロジェクトを選択します。プロジェクトのコンテキスト・メニューを起動し、「リモート・プロジェクトに変換」を選択してウィザードを起動してください。

リモート・ブリッジ・ファイル・システムへのプロジェクトの変換ウィザード」を起動するか、 またはプロジェクト変換ダイアログから「はい」を選択すると、以下のウィザードが開きます。

「プロジェクトの変換」ウィザード

  1. 変換するプロジェクトを 1 つ以上選択します。 最近ロードされたプロジェクト (またはウィザードの起動時に選択されたプロジェクト) は既に選択されていることがあります。 ただし、変換が必要なプロジェクトが複数ある場合、この領域では一括プロジェクト変換が可能です。


  2. 変換対象の既存のローカル・プロジェクトに関連付けるリモート・ロケーションを選択し、同期オプションを構成することで、リモート同期オプションを構成します。


  3. 「終了」をクリックします。選択されたプロジェクトがリモート開発用に変換されます。