制御仕様書

変更の始まり制御仕様ステートメント (自由形式仕様書の場合は CTL-OPT 命令コードによって、固定形式仕様書の場合は 6 桁目の H によって識別される) は、プログラムの生成と実行に関する情報を提供します。 ただし、コンパイラーにこの情報を指定するには次の 3 つの異なる方法があり、 コンパイラーはこの情報を次の順序で検索します。
  1. 変更の始まりソースに組み込まれている制御 ステートメント変更の終わり
  2. *LIBL で RPGLEHSPEC という名前が付けられたデータ域
  3. QRPGLE で DFTLEHSPEC という名前が付けられたデータ域名
変更の終わり

これらのソースのいずれかが検出されると、値が割り当てられ、指定されていない キーワードにはデフォルト値が割り当てられます。

デフォルトの値については個別の記入項目の説明を参照してください。

注: コンパイル・オプションのキーワードにはデフォルト値がありません。キーワードの値は、CRTBNDRPG または CRTRPGMOD コマンドで指定した 値を使用して初期化されます。
ヒント:

制御仕様書のキーワードは、モジュール・レベルで適用されます。 これは、モジュール内にコーディングされた複数のプロシージャーがある場合 に、制御仕様書に指定された値がすべてのプロシージャーに適用されることを意味 します。

変更の始まり

ソース・ファイル内の制御ステートメント

制御ステートメントを ソース・ファイル内に指定する場合、以下のルールが適用されます。
  • 制御ステートメントは複数行に指定できます。自由形式 の制御ステートメントは、CTL-OPT で始まり、セミコロンで終わります。 固定形式の制御ステートメントは、6 桁目に H がある 1 つ以上の固定形式仕様を含みます。
  • 自由形式の制御ステートメントと固定形式の制御ステートメントを混用することができます。
  • 複数の制御ステートメントをコーディングし、特定のキーワード (例えば、ALWNULL キーワード) を繰り返すことができない 場合、そのキーワードを含むことができるのは最大 1 つの制御ステートメントのみです。
変更の終わり