プログラム記述ファイルの定義
プログラム記述ファイルとは、そのレコードおよびフィールドがファイルを使
用するプログラムの中の入力 / 出力仕様書で記述されるファイルのことです。 RPG プログラムでプログラム記述ファイルを使用するためには、次のことを行
わなければなりません。
- ファイル仕様書でファイルを指定します。
- グローバル入力ファイルの場合には、入力仕様書でレコードおよびフィールドを
記述します。入力仕様書の 7 ~ 16 桁目のファイル名は、ファイル仕様書に入力された対応する
名前と同じでなければなりません。
レコード識別項目で、ファイル内のレコードの順序検査を行いたいかどう かを指示します。
- ステップ 1 におけるのと同じファイル名を、それを必要とする演算仕様書の 演算項目 2 フィールドに指定します。例えば、プログラム記述ファイルに対する WRITE 命令の場合には、 結果のフィールドにデータ構造名が必要です。
- グローバル出力ファイルの場合には、出力仕様書でレコードおよびフィールドを 記述します。さらに、出力の印刷方法も指定します。 出力仕様書の 7 ~ 16 桁目のファイル名は、ファイル仕様書に入力された対応する名 前と同じでなければなりません。
プログラムを実行する前に、プログラム記述ファイルはシステム上に存在して
いなければならず、ライブラリー・リストになければなりません。 ファイルを作成するには、いずれかのファイル作成コマンドを使用します。
これらのコマンドは、Web サイト http://www.ibm.com/systems/i/infocenter/ で IBM® i Information Center の中の『プログラミング』カテゴリーの『CL および API』 の節を参照してください。