ファイル名に関する規則
コンパイル時:
ファイルがプログラム記述である場合、ファイルは存在していなくてもかまいません。
- ファイルが外部記述である場合、ファイルは存在していなければなりませんが、 IBM® i システム一時変更コマンド を使用して、その名前を IBM i システムに対して定義済みのファイルに関連付ける ことができ、また、システムに対して定義済みのファイルを EXTDESC キーワードを使用して示すこともできます。
RPG プログラム内のファイル名が 10 文字より長い場合は、EXTFILE キーワードを指定する必要があります。
ファイルが外部記述である場合、EXTDESC キーワードを指定する必要があります。
実行時:
- EXTFILE キーワード、EXTMBR キーワードのいずれかまたは両方を使用している場合、RPG はこれらのキーワードで名前を指定されたファイルをオープンします。
それ以外の場合、RPG は、RPG プログラム内のファイルの名前と同じ名前のファイル
をオープンします。このファイル (または一時変更されるファイル) は、ファイルがオープンされるときに存在している必要があります。
- RPG がオープンするファイルに対して IBM i システムの一時変更コマンドが使用されていた場合、この一時変更が効力を持ち、オープンされる実際のファイルはこの一時変更によって決まります。 一時変更とこのキーワードとの相互作用についての詳細は、EXTFILE(ファイル名 | *EXTDESC)を参照してください。
実行時に、USROPN キーワードによる定義がされていないファイルがオープンされる場合には、それらはファイル仕様書に指定されたのと逆の順序でオープンされます。 RPG IV 装置名によって、関連したファイルについて処理することのできる操作 が定義されます。