プログラム / プロシージャー呼び出しの概要

ILE 内でのプログラム処理はプロシージャー・レベルで行われます。ILE プログラムは 1 つ以上のモジュールから成り、モジュールは 1 つ以上のプロシージャーから成ります。ILE RPG モジュールには任意指定の メイン・プロシージャーおよびゼロかそれ以上のサブプロシージャーが含ま れます。この章では、「プロシージャー」という語はメイン・プロシージャーおよび サブプロシージャーの両方に適用されます。

ILE「プログラム呼び出し」はプロシージャー呼び出しの特殊な形式です。 すなわち、これはプログラム入力プロシージャーに対する呼び出しです。プログラム入力プロシージャーは、 プログラム作成時に指定され、プログラムが呼び出される時に制御を受け取るプロシージャーです。プログラムの入り口モジュールが ILE RPG モジュールの場合には、 そのモジュールのメイン・プロシージャーが、プログラムの呼び出し直後にプログラム入力プロシージャーによって呼び出されます。

この項には次の一般説明が入っています。
  • プロシージャー呼び出しとプログラム呼び出しの比較
  • 呼び出しスタック (あるいは一連の呼び出しの対話方法)
  • 再帰
  • パラメーターの受け渡しについての考慮事項