形式 6 - 属性データ域
ACCEPT ステートメントは、TRANSACTION ファイルに関連付けられている特定のプログラム装置についての情報 (属性データ) を検索します。
ACCEPT ステートメント - 形式 6 - 属性データ >>-ACCEPT--ID-1--FROM--簡略名--------------------------------------------> >--+--------------------------------------------+--+------------+------->< '-FOR--+-ID-2-------+--+-------------------+-' '-END-ACCEPT-' '-リテラル-1-' '-FOR--ファイル名-1-'
この形式の ACCEPT ステートメントは、TRANSACTION の編成を持つファイルに対してしか使用することができません。 ID-1 には日時項目は許されません。 ID-1 の説明に TYPE 文節が含まれる場合は、その文節で参照されるタイプ名は基本項目でなければなりません。
ID-1 は、内部浮動小数点データ項目でも外部浮動小数点データ項目でも可能です。
ID-1 は DBCS または国別データ項目にすることができます。
ACCEPT の実行時に、ファイル-1 がオープンされていない場合、メッセージ LNR7205 が出されます。
簡略名は、SPECIAL-NAMES 段落の中で環境名 ATTRIBUTE-DATA に関連付けられていなければなりません。
ファイル名-1 が指定されていない場合、ACCEPT ステートメントのデフォルトのファイルは、FILE-CONTROL 段落の中の SELECT 文節で指定された最初の TRANSACTION ファイルです。
リテラル-1、または ID-2 の内容は (指定した場合)、属性データを使用できるプログラム装置名を示します。
ICF ファイルの場合、この装置は、(ICF 装置項目追加 (ADDICFDEVE) コマンド、ICF 装置項目変更 (CHGICFDEVE) コマンド、 または ICF プログラム装置項目一時変更 (OVRICFDEVE) コマンドを使って) ファイルによって獲得されるように前もって定義しておかなければなりませんが、 実際には、獲得されている必要はありません。 ディスプレイ・ファイルの場合、ファイル作成、変更、または一時変更されたとき、 そのファイルに対して OPEN が出される前に、DEV パラメーターにプログラム装置が前もって指定されていなければなりません。 リテラル-1 を指定する場合、リテラル-1 は、非数字で、長さは 10 文字以内でなければなりません。 ID-2 の内容を指定する場合、その内容は、英数字データ項目で、長さは 10 文字以下でなければなりません。 無効なプログラム装置名が指定された場合、メッセージ LNR7205 が出されて、実行が終了します。
FOR 句が両方とも省略されている (デフォルトの TRANSACTION ファイルが使用されている) 場合、ACCEPT ステートメントは、 デフォルト・ファイルに対して READ、WRITE、REWRITE、または ACCEPT (属性データ) 操作が最後に実行されたプログラム装置を使用します。 ファイルに対する直前の操作が OPEN であった場合、ACCEPT ステートメントは、 ファイルがオープンされたときにファイルによって暗黙のうちに獲得されたプログラム装置を使用します。 両方の FOR 句が省略されている場合、この形式の ACCEPT ステートメントを使用するためには、プログラム装置は前もって獲得されていなければなりません。装置の獲得について詳しくは、資料「ICF Programming」を参照してください。
プログラム装置属性は、CORRESPONDING 句のないグループ MOVE の規則に従って、該当する属性データ・フォーマットから ID-1 に転送されます。
