ソース・ファイルの使用

この章では、RPG ソース・ステートメントの入力に必要な事項について説明します。また、このステップを完結するのに必要なツールについても簡単に説明します。

RPG ソース・ステートメントをシステムに入力するには、次のいずれかの方法を 使用します。
  • SEU を使用した対話式入力
  • Remote Systems LPEX エディターを使用した対話式入力
最初に、ソース・ステートメントを QRPGLESRC と呼ばれるファイルに入れる必要があ ります。 ファイル QRPGLESRC の新しいメンバーは、自動的に RPGLE のデフォルトのタイプを受け取り ます。 さらに、モジュールを作成しプログラム・オブジェクトに それをバインドする ILE RPG コマンドのデフォルトのソース・ファイルは QRPGLESRC です。IBM® は、 ライブラリー QGPL のソース・ファイル QRPGLESRC を提供します。 このファイルのレコード長は 112 桁です。
注: ソース・ステートメントの入力時には、大文字と小文字を混ぜて使用することができます。 しかし、ILE RPG コンパイラーは、ほとんどのソース・ステートメントを コンパイルの時に大文字に変換します。リテラル、配列データ、あるいは表データは変換されません。
ソース・ファイルには次の 2 つの形式があります。
  1. ソース物理ファイル
  2. IFS (Integrated File System) ファイル