Screen Designer を使用して、DDS ディスプレイ・ファイルを作成および変更できます。 編集するために既存のディスプレイ・ファイルを開くには、 「リモート・システム」ビューまたは「i プロジェクト・ナビゲーター」ビューで そのファイルを右クリックし、「アプリケーションから開く」>「Screen Designer」を選択します。
注: パフォーマンス上の理由から、非常に大きな DDS ファイルは、Screen Designer ではなく、 リモート・システム LPEX エディターで開くことをお勧めします。
Screen Designer で DDS ディスプレイ・ファイルを開く際には、 ソースが分析されます。Screen Designer の使用を開始する前に、 このステップを終了しておく必要があります。このステップの実行中は、 ワークベンチの下部に「DDS モデルの構文解析中」というラベルの 標識が表示されます。以前に CODE 設計機能を使用してディスプレイ・ファイルを 編集してある場合は、レコード・グループと標識セットに関する情報も収集され、 この情報がコメント行としてソース・コードの末尾に XML フォーマットで保管されます。 追加の考慮事項については、『CODE 設計機能からのマイグレーション』を参照してください。
画面および画面に属するレコードに関する情報は、 ソースの下部に XML で保管されます。自分でソースを変更していなくても、 画面を作成したか、画面にレコードを割り当てた場合は、この情報を保持するため、 編集セッションの最後にソース・メンバーを保存する必要があります。
設計ページ画面制御内の「レコード」タブを 選択して、処理するレコードを選択し、 設計エリアにレコードを表示します。
画面には複数のレコードが含まれることが多いため、 新規画面を定義し、それぞれの画面に属するレコードを選択できます。新規画面を定義するには、 画面のリストの横にある「新規」ボタンを 押します。これにより、「無題」という名前の新規画面が作成されます。 デフォルト名を上書きし、「適用」ボタンを押すか、 「名前」入力フィールドの横の Enter キーを押して、 分かりやすい名前に変更します。
2 番目のステップでは、アプリケーション実行時のレコードのグループをシミュレートするため、 この画面にレコードを追加します。既存のレコードを画面に追加するには、 「レコード」タブを選択し、 「除外」リストから対象のレコードを選択して、 「追加」ボタンを押します。これにより、 レコードが「除外」リストから「包含」リストに移動します。 サブファイルについては、サブファイル・レコードまたはサブファイル制御レコードを選択して、 「追加」ボタンを押すだけで、 選択した画面に両方のレコードを関連付けることができます。さらにレコードを追加するには、上記のステップを繰り返します。 多数のレコードを画面に追加する場合は、 「すべて追加」ボタンを使用してから、 画面に属さないレコードを除去した方が速い場合があります。 レコードを除去するには、「包含」レコードのリストでそのレコードを選択し、 「除去」ボタンを押します。
画面に新規レコードを追加するには、「複数画面」リスト で画面を選択し、パレットから「標準レコード」または 「サブファイル・レコード」を選択して、 設計エリア内の任意の場所をクリックします。選択した画面に新規レコードが追加されます。また、 パレットから設計エリアにパレットの項目をドラッグすることができます。サブファイルの場合は、 サブファイル・レコードとサブファイル制御レコードの両方が追加されます。作成された レコードには RECORDn という名前が付けられ、サブファイルには SFLn および CTLn という名前が付けられます。 この n は連続番号です。「プロパティー」ビューで名前を上書きして、 レコードに分かりやすい名前を付けます。「すべてのレコード (All Records)」画面、 およびレコードの追加時に選択されていた画面に新規レコードが自動的に 追加されます。
レコードへのフィールドの追加も同様に行うことができます。編集するレコードを 「包含」レコードのリストから選択して、設計エリア内に 表示します。追加するフィールド、定数、またはヘルプ仕様を パレットから選択します。設計エリア内でフィールドを配置する場所をクリックするか、 ドラッグ・アンド・ドロップを使用します。 テキスト定数は作成されてすぐに編集モードになるため、 即時にテキストを入力できます。また、デフォルト・フィールドの入力可能文字数を超えて入力した場合は、 フィールドが自動的に拡張されます。
テキスト定数のテキストを後で変更する場合は、 設計エリア内のフィールドをクリックし、「プロパティー」ビュー内でテキストを変更するか、 設計エリア内でフィールドを再度クリックして、編集モードに切り替えます。 この場合も、入力内容に応じてフィールドは自動的に拡張されます。既存のフィールドを 別の場所に移動するには、設計エリア内でフィールドを選択して、 新しい位置までドラッグします。フィールドをドラッグしている間、 現在の行および列番号を示すポップアップが表示されます。
ドラッグ・アンド・ドロップを使用してデータベース参照フィールドを追加する こともできます。「リモート・システム」ビューで、フィールドが定義されている データベース・ファイルを選択し、右クリックして、アクションから 「テーブルでの表示」>「フィールド」を選択します。 これにより、 「フィールド・テーブル」ビューが表示され、このビューにデータベース・フィールドが取り込まれます。これで、 フィールド・テーブルからフィールドを選択して、設計エリアまでドラッグし、 そこでドロップしてエントリーを作成できます。
「プロパティー」ビューでは、 ファイル、レコード、およびフィールドに関する詳しい情報にアクセスできます。使用可能なタブの 数とタイプは、現在の選択項目によって異なります。 ファイルのプロパティーを処理する場合は、「アウトライン」ビューでファイルを 選択します。その他すべてのエントリーは、「アウトライン」ビュー、「設計」ページ、 または「ソース」ページで選択できます。キーワードを追加するには、「キーワード」タブ をクリックし、「使用可能」リストからキーワードを選択して、 「追加」ボタンを押します。これにより、キーワードが 「指定済み」リストに追加され、 これに従ってソースが変更されます。Ctrl キーを押しながら選択することで、 複数のキーワードを同時に追加できます。独自のプロパティー・ページを持つキーワードを選択した場合は、 「ページ指定」ボタンが使用可能に なります。このボタンを押すと、プロパティー・ページに 移動します。
設計ページ画面制御を使用して画面を作成し、 レコードを編集した後、2 つの方法を使用して、 アプリケーションの実行時に画面がどのように表示されるかを 確認できます。設計エリアの上にある「レコードの透過的なドロー」ボタンを押して フィールドがオーバーラップしていないことを確認するか、 「プレビュー」ページに切り替えることができます。最初に 設計ページ画面制御で画面を選択してから、「プレビュー」タブを クリックします。プレビュー・ページ画面制御を使用して、 既存の画面を選択することはできますが、新規画面を作成することはできません。