ALWNULL(*NO | *INPUTONLY | *USRCTL)
ALWNULL キーワードは、外部記述データベース・ファイルからの、 ヌル値可能フィールドを含んでいるレコードを使用する 方法を指定します。
また、NULLIND キーワードを使用して独自のヌル可能フィールドを定義できるかどうかの制御も行います。
NULLIND キーワードは、ALWNULL(*USRCTL) が指定されたときに使用できます。
ALWNULL(*NO) を指定した場合、ヌル値フィールドを持つレコードを外部記述ファイル から処理することはできません。 ヌル値を含んでいるレコードの取り出しを試みると、 レコード内のデータにアクセスできず、 データ・マッピング・エラーが発生します。
ALWNULL(*INPUTONLY) を指定した場合、外部記述入力専用データベース・ファイルから、
ヌル値を含むヌル値可能フィールドがあるレコードを正常に読み取ることができます。 ヌル値を含むレコードが取り出された場合、データ・マッピング・エラーは発生しない
で、ヌル値を含むすべてのフィールドに、データベースのデフォルト値が入ります。 ただし、
以下のいずれも実行することはできません。
- ヌル値可能キー・フィールドの使用
- ヌル値可能フィールドを含むレコードの作成または更新
- プログラムの実行中に、ヌル値可能フィールドが実際にヌルであるかどうかを 判別すること
- ヌル値可能フィールドをヌルに設定すること
ALWNULL(*USRCTL) を指定した場合、外部記述データベース・ファイルから、ヌル値を 含むレコードの読み取り、書き出し、および更新を行うことができます。 ヌル・キーを含むレコードは、キー付き命令を使用して取り出すことができます。 ヌル値可能フィールドが実際にヌルであるかどうかを判別し、ヌル値可能フィールドを 出力または更新のためにヌルに設定することができます。 ヌル値を含むフィールドを正しく使用することは、 各自の責任で行っていただきます。
ALWNULL キーワードを指定しない場合、コマンドに指定した値が 使用されます。
詳細については、データベースのヌル値サポートを参照してください。