GLOBAL 文節

GLOBAL 文節は、データ名また定数名を宣言するプログラムと、そ のデータ名または定数名を宣言するプログラム内に含まれるすべてのプログラ ムが、そのデータ名または定数名を使えるよう指定します。しかし、含まれる側のプログラム でその名前を宣言しないことが前提条件です。 グローバル名に従属するデータ名、グローバル名と関連した条件名または指標名は、すべてグローバル名です。

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GLOBAL 文節 - 形式

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GLOBAL 文節が、データ名を宣言したデータ記述記入項目またはデータ記述記入項目が従属である別の記入項目のいずれかで指定された場合、そのデータ名はグローバルです。

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IBM Extension GLOBAL 文節は、リンケージ・セクションおよびローカル・ストレージ・セクションに指定できますが、レベル番号が 01 のデータ記述記入項目にしか指定できません。 End of IBM Extension

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同じデータ部の場合、同じデータ名を指定された 2 つのデータ項目のデータ記述記入項目に GLOBAL 文節を入れてはなりません。

グローバル名を記述したプログラムに直接または間接に含まれるプログラム内のステートメントは、もう一度その名前を記述しなくてもその名前を参照できます。

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IBM Extension TYPEDEF 文節を GLOBAL 文節とともに指定すると、GLOBAL 文節の 有効範囲 が当該のタイプ名およびそのタイプ名に従属するすべてのデー タ項目に対し て適用されます。 TYPE 文節内のグローバル・タイプ名を使用して定義したデータ項目が GLOBAL 属性を獲得することはありません。 End of IBM Extension

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