ファイル情報データ構造
ファイル情報データ構造 (INFDS) を各ファイルに定義することによって、ファイル例外/エラーおよびファイル・フィードバックに関する情報を、プログラムまたはプロシージャーで使用可能にすることができます。
ファイル情報データ構造は、各ファイルごとに固有のものであって、ファイルと同じ有効範囲内で定義されていなければなりません。 グローバル・ファイルの場合は、メイン・ソース・セクションで INFDS を定義する必要があります。 サブプロシージャーのローカル・ファイルの場合は、そのサブプロシージャーの定義仕様書で INFDS を定義する必要があります。 さらに、そのファイルと同じ記憶域タイプ (自動または静的) を指定して、INFDS を定義する必要があります。
あるファイルについて定義された INFDS は、そのファイルを使用するすべてのプロシージャーで共用されます。 そのファイルをパラメーターとして渡せば、呼び出し先のプログラムまたはプロシージャーで同じ INFDS が使用されるようになります。
INFDS には、次のフィードバック情報が入れられます。
- ファイル・フィードバック (長さは 80)
- オープン・フィードバック (長さは 160)
- 入出力フィードバック (長さは 126)
- 装置固有のフィードバック (長さは可変長)
- 属性入手フィードバック (長さは可変長)
注: 属性入手フィードバックは、入出力フィードバックおよび装置固有のフィー
ドバックと同じ INFDS の桁を使用します。 これは、属性入手フィードバックが
ある場合には、入出力フィードバックまたは
装置固有のフィードバックは持てないこと、あるいはその逆の場合を意味します。
INFDS の長さは、INFDS の中で宣言したフィールドによって異なります。 INFDS の最小の長さは 80 です。