SRTSEQ(a)

SRTSEQ は、NLSSORT が ALPHABET 文節の英字名に関連する場合に使用される使用ソート・シーケンスを指定します。 SRTSEQ オプションは LANGID オプションと共に使用され、 モジュールがシステム定義のソート・シーケンス・テーブルを使用するのか、ユーザー定義のソート・シーケンス・テーブルを使用するのかを決定します。 SRTSEQ は以下の形式をとります。
  SRTSEQ(a)
ここで、a は、HEX、JOB、JOBRUN、LANGIDUNQ、LANGIDSHR、「テーブル名」、 または「ライブラリー名 / テーブル名」です。
  • HEX は、ソート・シーケンス・テーブルは使用されず、 文字の 16 進値がソート・シーケンスを決定するのに使用されることを示します。 HEX はデフォルト値です。
  • JOB は、モジュールのソート・シーケンスは解決され、 コンパイル時にモジュールに関連付けられることを示します。 ソート・シーケンス・テーブルはコンパイル時にシステムに存在していなければなりません。
  • JOBRUN は、プログラムのソート・シーケンスは解決され、 実行時にモジュールに関連付けられることを示します。 コンパイル時に、コンパイラーはコンパイル・ジョブのソート・シーケンスをモジュールに関連付けます。 このソート・シーケンスは実行時にジョブと関連付けられたソート・シーケンスによって実行時に置き換えられます。 この値によって、モジュールが実行時に一度コンパイルされ、 別のソート・シーケンスで使用されることを可能にします。
  • LANGIDUNQ は、 使用されるソート・シーケンス・テーブルにはコード・ページの中のそれぞれの文字用の固有の重みが含まれていなければならないことを示します。 使用されるソート・シーケンス・テーブルは、LANGID オプションの中で指定された言語に関連する固有の重みが付けられたテーブルです。
  • LANGIDSHR は、 使用されるソート・シーケンス・テーブルにはコード・ページの中の複数の文字と同じ重みを含むことができることを示します。 使用されるソート・シーケンス・テーブルは、LANGID オプションの中で指定された言語に関連した共用する重みが付けられたテーブルです。
  • 「テーブル名」または、「ライブラリー名 / テーブル名」は、 使用されるソート・シーケンス・テーブルの名前を示します。 このテーブルには、与えられたコード・ページのすべての文字の重みが入っています。 重みは、コード・ポイントで定義される文字に関連します。 ライブラリーは、LIBL、CURLIB、または、ライブラリー名 として指定されます。
    • LIBL は、ソース・ファイルが位置指定されるライブラリーを検出するためにライブラリー・リストが検索されることを示します。 LIBL はデフォルト値です。
    • CURLIB は、現行ライブラリーが使用されることを示します。 現行ライブラリーとしてライブラリーを割り当てなかった場合は、QTEMP が使用されます。
    • ライブラリー名 は、ソート・シーケンス・テーブルが検出されるライブラリーの名前を示します。