RPG、COBOL、CL、C、C++、および DDS メンバーの編集

このタスクについて

リモート・システム LPEX エディターを使用して、ソース・メンバーを編集します。 このエディターには、構文検査、自動英大文字変換、プログラム検査などの、 RPG、COBOL、CL、および DDS ソース用に提供される多くの面白くて評判の 高い機能があります。
注: DDS ディスプレイ・ファイルをグラフィカル設計および変更するには、Screen Designer を使用することもできます。DDS プリンター・ファイルについては、Report Designer を使用できます。 これについて詳しくは、『画面および報告書の設計』を参照してください。

リモート・システム・エクスプローラー LPEX エディターでも使用可能になったすべてのフィーチャーの使用法については、『エディター・コマンド、アクション、およびパラメーター』と『テキストの入力および編集』など、ヘルプ目次で LPEX エディターを展開してください。

ヒント: 「エディター」ビューで開いている複数のファイルは、Ctrl+F6 を押して切り替える ことができます。
制約事項: リモート・システム LPEX エディターは、QTEMP ライブラリー からのソース・メンバーの編集をサポートしません。

リモート・システム LPEX エディターでメンバーを開くには、以下のように行います。

手順

  1. 編集したいメンバーが見つかるまで、「リモート・システム」ビュー の接続を展開します。
  2. メンバーをダブルクリックするか、あるいはメンバーを右クリックして、 「アプリケーションから開く」 > 「リモート・システム LPEX エディター」を選択します。

次のタスク

ヒント: IBM® i メンバーを迅速に開くには、オブジェクト・サブシステムをドリルダウンしてメンバーを 探す必要はなく、キーボードのショートカット Ctrl+Shift+A を使用するか、または「オブジェクト」を右クリックし 「メンバーを開く」を選択してください。詳しくは、『IBM i メンバーの高速オープン』を参照してください。

リモート・ システム LPEX エディターで実行できるコンパイルや検査などの一般的な タスクについては、以下の説明や設定ページの説明へのリンクを 参照してください。これらのオプションの多くは、エディターのポップアップ・メニューや ワークベンチの「ソース」「コンパイル」、および「編集」 メニュー項目から使用できます。

リモート・システム LPEX エディターで 頻繁に実行できるタスク:

リモート・システム LPEX エディターでソース・メンバーを保管するには、以下のように行います。

編集中に自動で保管: Remote Systems LPEX エディターでの編集中の自動保管を使用可能に設定、または使用不可に設定するには、エディターの設定を変更する必要があります。「リモート・システム」ビューからドロップダウン・メニュー をクリックして「設定」 > 「リモート・システム LPEX エディター」 を選択します。「設定」ウィンドウで「自動保存」チェック・ボックスを選択します。「保管間隔分数」のデフォルト値は、5 に設定されています。この値は、1 から 60 までの範囲で指定することができます。 ファイルの編集中にワークベンチが予期せず閉じてしまった場合は、ワークベンチを再開し、編集していたファイルを再度開いてください。 そのファイルのバックアップがある場合は、それを開いて編集するように促されます。

LPEX リモート・システム・エディターで「すべて保存 (Save All)」を選択した場合、すべてのオープン・ソース・メンバーは順序よく保存され、一度にそれぞれのソース・メンバーを保存します。

LPEX リモート・システム・エディターで「別名保存」を選択すると、オープン・ソース・メンバーを別のリモート・ソース・メンバーに保存することができます。新規ソース・メンバーとして保存し、新規にソース・メンバーを作成するか、既存のソース・メンバーに保存し、その内容を上書きするか、いずれかの操作が可能です。

設定を保存する新規メンバーが、既存のオブジェクト・サブシステム設定ページに追加されました。「リモート・システム」 > IBM i > 「オブジェクト・サブシステム」を選択します。新規メンバーの保存動作の設定によって、以下のうち、どの保存動作を使用するかを定義することができます。
  • オリジナル・メンバーに直接保存する」: メンバーをオリジナル・メンバーに直接保存しなおすよう指示する。
  • 一時メンバーに保存してから、オリジナル・メンバーにコピーする」: メンバーをまずリモート・サーバーの一時メンバーに保存してから、オリジナル・メンバーのトップにコピーするよう指示する。 アップロードされたコンテンツを格納する一時ファイル・メンバーが作成され、アップロードされたコンテンツが正常にオリジナル・ソース・メンバーにコピーされるとすぐに削除されます。一時ファイル・メンバーは、オリジナル・ソース・メンバーと同じライブラリーとソース物理ファイル内に作成されます。それぞれの一時ファイル・メンバーには、例えば RSE3670981 などのように、プレフィックスの RSE と 7 桁のランダムな数字からなるランダムな名前を与えられます。これによりオリジナル・ソース・メンバーは、保存操作中にネットワーク接続が切断された場合でも破損しないように保護されます。

ソースのプロンプト: リモート・システム LPEX エディターを使用している場合には、ソース・プロンプターで容易に編集を 見つけることができます。ソース・プロンプターを起動するには、ファイル内の任意の場所をクリックして、F4 キーを押します。 また、ワークベンチ・メニューから「ソース」 > 「プロンプト」をクリック することもできます。

エディターのリフレッシュ: ソースからエラー・メッセージを 除去するには、「ソース」 > 「リフレッシュ」をクリックしてワークベンチ・ メニューから「リフレッシュ」を実行することができます。また、Ctrl+F5 を押して エディターをリフレッシュすることもできます。

ファイルの比較: 現在開いているメンバーを他の メンバーと比較するには、メニュー・バーから「編集」 > 「比較」 > 「比較」 をクリックします。また、Ctrl キーを押したまま 2 つの項目をクリックして、 「リモート・システム」ビューで 2 つの項目を選択することもできます。右クリック して、「比較」 > 「相互」を選択します。両方のメンバーが並んで呼び出され、 変更が強調表示されます。

キーボード・ショートカット: テキスト編集時に、次の キーボード・ショートカットを使用します。
  • Alt+L: 単一行または行ブロックを選択する場合
  • Alt+C: コピーの場合
  • Alt+M: 移動の場合
  • Alt+D: 選択した行を削除する場合
  • Alt+U: すべての行を選択解除する場合
  • F1: 言語依存ヘルプを呼び出す場合
  • F3: ILE RPG サブルーチンまたはプロシージャー宣言を開く場合
  • F4: ソースのプロンプトを呼び出す場合
  • Ctrl+Shift+C: コンパイルする場合
  • Ctrl+Shift+D: 「他のメニューで検索 (Find other menu)」と「日付で検索」を選択する場合
  • Ctrl+F5: ソースをリフレッシュして表示行エラー・メッセージを除去する場合
  • Ctrl+Shift+F5: 「アウトライン」ビューをリフレッシュする場合
  • Ctrl+/: 選択したソースのブロックをコメントにする場合
  • Ctrl+¥: 選択したソースのブロックのコメントを外す場合
  • Ctrl+M: ソースのブロックを選択する場合
  • Ctrl+Shift+M: ソースのブロックの反対側にジャンプする場合
  • Ctrl+Shift+O: ブロック・ネストを表示する場合
  • Ctrl+Shift+V: 検査する場合
    • 検査後、Ctrl+. を選択すると次の問題にジャンプし、Ctrl+, を選択すると前の問題にジャンプします。
ヒント: エディター findNext アクションと findPrevious アクション、メニュー項目、およびキーは「スマート」なので、前の検索が日付の場合は次も日付になります。検索がテキストの場合は、次の検索もテキストになります。
LPEX エディターのキーの組み合わせの詳細については、『エディター・プロファイル』も参照してください。

サブルーチンまたはプロシージャー宣言を 開く: ILE RPG ファイルのサブルーチンまたはプロシージャー宣言を 開くには、選択した語またはテキストの一部にカーソルを置いて F3 を押し ます。エディターは、現行ソースでその名前のサブルーチンまたはプロシージャー を検索して、カーソルをその場所に位置変更します。ポップアップ・メニューの「ソース」 > 「宣言を開く」を選択してアクションを起動することもできます。

ヒントおよび 制限事項:
  • 選択したテキストにスペースが入っていたり 2 行以上にまたがって いてはいけません。
  • テキストに大括弧「(」が入っている場合には、(パラメーターの選択を 可能にするために) その大括弧までのテキストだけが検索に使用されます。
  • 現在行に EXSR または CASxx の OPCODE がある場合には、サブルーチンが 検索されます。その他の場合には、デフォルトでプロシージャーが検索されます。
  • 継続名はサポートされません。
  • 検索でサブルーチンまたはプロシージャーが見つからない場合には、 カーソルは位置変更されず、通常のとおりに編集を続行できます。

リモート・ファイルからのコンテンツのリトリーブ: リモート・メンバーのコンテンツを現在開いているメンバーに 挿入するには、「ファイル」 > 「ファイル取得」をクリックします。 ダイアログ・ボックスで、ツリー・ビュー構造を使用してディレクトリーを 参照します。 挿入したいファイルを選択して、「OK」をクリックします。

コンテキスト・ヘルプの起動: ソースの編集時は、カーソルをキーワードに置いて F1 キーを押すと、そのキーワードに関するコンテキスト・ヘルプをいつでも表示できます。

行選択: ソースの行を選択するには、 選択したい行位置にカーソルを置きます。次に右クリックして、 「行の選択」を右クリックします。もう一度右クリックして、 「選択構文検査」「選択項目をフリー・フォームに変換」「切り取り」「コピー」などのアクションを実行できます。
注: 「現在行の強調表示」オプションは、LPEX エディター設定の「コントロール」ページにあります。「設定」ウィンドウを開くには、「ウィンドウ」 > 「設定」メニュー項目を選択してください。「設定」ウィンドウで、「LPEX エディター」 > 「コントロール」を選択します。デフォルトでは、「現在行の強調表示」オプションが選択されます。現在行の強調表示カラーを変更するには、LPEX エディターの下にある「外観」を選択し、「スタイル」の下にある「currentLine」をクリックし、「背景」の横にあるボタンをクリックして、カラー・パレットを開きます。新規カラーを選択した後で、「OK」をクリックしてカラー・パレットを閉じます。次に「設定」ウィンドウで「OK」をクリックすると、変更が適用されます。「highlightCurrentLine」オプションの詳細については、『エディター・パラメーター』を参照し、パラメーター名のリストで「highlightCurrentLine」をクリックします。

日付エリアの表示: リモート・システム LPEX エディター でソースの日付エリアを表示するには、エディターの設定を変更する必要が あります。「リモート・システム」ビューからドロップダウン・メニュー をクリックして「設定」 > 「リモート・システム LPEX エディター」 を選択します。「設定」ウィンドウで 「日付エリアの表示」チェック・ボックスを選択します。また、カーソルをソースに移動して右クリックし、ポップアップ・メニューから「ソース」 > 「日付域の表示」を選択することもできます。

構文検査:

構文検査を実行するには、(ソースにカーソルを移動して) ソース・メニューまたはポップアップ・メニューを表示し、そこから「行構文検査」または「すべて構文検査」を選択してください。構文検査は、 編集行または挿入行から出るたびに使用可能になり、自動的に実行されます。構文エラーについてより詳しく表示するには、メッセージにカーソルを合わせて F1 を押します。
  • 自動構文検査を使用不可または再度使用可能にするには、「リモート・システム」ビュー からドロップダウン・メニューをクリックして、「設定」 > 「リモート・システム」 > 「リモート・システム LPEX エディター」 > i パーサー を選択します。「設定」ウィンドウには、左側に CL、COBOL、DDS、ILE RPG、および RPG/400® 用の 項目があります。それぞれのソース・メンバー・タイプに対して、自動構文 検査を使用可能にしたいかどうかを指定できます。 例えば、ウィンドウの左側の「CL」をクリックして、「設定」エリアの「自動構文検査」チェック・ボックスを選択またはクリアします。
  • 組み込み SQL ステートメントが含まれる SQLRPGLE および SQLCBLLE ファイル・タイプの場合は、構文検査も実行されます。ただし、SQL ステートメントはホスト上で検査される構文であるため、この種類の構文検査には、リモート IBM i サーバーへのライブ接続が必要です。SQL ステートメントの自動構文検査を使用不可にするには、「リモート・システム」ビュー からドロップダウン・メニューをクリックし、「設定」 > 「リモート・システム LPEX エディター」 > i パーサーを選択し、COBOLILE RPG の項目を確認します。これらの項目のいずれかをクリックして、「SQL ステートメントの自動構文検査 (サーバーで実行)」チェック・ボックスをクリアします。

接頭部コマンド: PIDD/DD などの接頭部コマンド を使用するには、「000014」などの番号を表示する一番左側の列の内側をクリック してコマンドを入力し、「Enter」を押します。各言語で使用可能な接頭部コマンドのリストについては、関連リンクおよび該当する言語解説書を参照してください。SEU 接頭部コマンドの詳細については、『SEU ベース・プロファイル』を参照してください。

自動大文字変換: リモート・システム LPEX エディターで編集時にソースを小文字から大文字へ自動的に変換するには、 エディターの設定を変更する必要があります。「リモート・システム」ビューからドロップダウン・メニュー をクリックして「設定」 > 「リモート・システム LPEX エディター」 > i パーサー を選択します。「設定」ウィンドウには、左側に CLCOBOLDDSILE RPG、および RPG/400 用の 項目があります。それぞれのソース・メンバー・タイプに対して、自動大文字変換 を使用可能にしたいかどうかを指定できます。例えば、ウィンドウの左側の「CL」をクリックして、「設定」エリアの 「自動英大文字変換」チェック・ボックスを選択します。

自動字下げ: リモート・システム LPEX エディターで編集時にソースの自動字下げを行うには、エディターの設定 を変更する必要があります。「リモート・システム」ビューからドロップダウン・メニュー をクリックして「設定」 > 「リモート・システム LPEX エディター」 > i パーサー を選択します。「設定」ウィンドウには、左側に CLCOBOLDDSILE RPG、および RPG/400 用の 項目があります。ILE RPG および CL の場合には、自動字下げを使用可能に したいかどうかと (「Enter」を押したときに) ソースを字下げしたいスペース の数を指定できます。 例えば、このウィンドウの左側の「ILE RPG」をクリックして、ウィンドウ の右側の「自動インデント」チェック・ボックスを選択します。その後で、 「ブランク (1-20)」フィールドで字下げのスペース数を指定することも できます。

ユーザー定義タブ: 編集時に、ユーザー定義タブ をカスタマイズして、ソースのタブ付けを調整できます。 このオプションは、リモート・システム LPEX エディターのパーサー設定として使用可能です。ユーザー定義タブをカスタマイズするには:
  1. 「リモート・システム」ビューからドロップダウン・メニュー をクリックして「設定」 > 「リモート・システム LPEX エディター」 > i パーサー を選択します。「設定」ウィンドウには、左側に CLCOBOLDDSILE RPG、および RPG/400 用の 項目があります。これらのソース・タイプの DDS を除く すべてにユーザー定義タブを指定できます。
  2. 適用可能なソース・タイプの 1 つを選択して、「ユーザー定義タブ」 チェック・ボックスを選択します。
  3. 適用可能な場合には、ドロップダウン・ボックスからタブのスキーマを 変更します。
  4. マウスをタブ・エリア (^ マークの付いた) に位置づけ、ダブルクリックして タブを追加または除去します。「追加の間隔」フィールドで、最後の選択項目 の後にタブを追加する頻度を指定することもできます。

「Enter」キーのカスタマイズ: ILE または 非 ILE (OPM) RPG ソースの編集時には、「Enter」キーの動作を制御して、 「Enter」キーを押したときに行われるアクションを変更することができます。 デフォルトでは、「Enter」を押すとソースの直前の仕様タイプが繰り返されます。 しかし、この動作を変更して、直前の命令コードを 繰り返したり (C 仕様を編集している場合)、特定の列へカーソルを移動するなどのことができます。この 動作を制御するには、エディターの設定にアクセスする必要があり ます。「リモート・システム」ビューからドロップダウン・メニュー をクリックして「設定」 > 「リモート・システム LPEX エディター」 > i パーサー を選択します。「ILE RPG」を選択して、 ウィンドウの右側の「Enter キーの動作」の下の項目を変更します。

ソースのフォーマット行の指定: ILE または 非 ILE (OPM) RPG ソースの編集時に、ソース行の特定のフォーマット行を選択 できます。エディターの最上部に表示されるフォーマット行は、ステートメント列 が置かれる場所を示します。行フォーマットを選択するには:
  • 指定された行でカーソルを右クリックして、「行の選択」を選択します。
  • ワークベンチ・メニューから、「ソース」 > 「フォーマット行の選択」 を選択します。
  • ダイアログ・ボックスのドロップダウン・リストからフォーマット行を選択 して、「OK」をクリックします。

/COPY およびコピーブック・メンバーを開く/CL メンバーの /INCLUDE を開く: ソースには /copy、コピーブック・ステートメント、または /include が含まれていることがあり、これは現在のメンバーのコンパイル時に別のソース・メンバーからのコードが組み込まれることを示しています。 例えば、/copy または /include ステートメントは別のソース・メンバー中に存在するプロシージャー を指し示すことがあります。これらの /copy メンバーおよび /include メンバーは、ソース・メンバー 間でコードを共用できるようにします。リモート・システム LPEX エディターで、 ブラウズまたは編集用に /copy、コピーブック・メンバー、または /include CL メンバーを開くことができます。
  • RPG ソースの場合は、エディターでソース・メンバーが開いた状態で、 カーソルを /copy ステートメントの位置に置きます。ワークベンチ・メニューから、「ソース」 > 「/COPY メンバー」 > 「編集」を選択してソース・メンバーを編集 (および IBM i サーバー上でロック) または、「ソース」 > 「/COPY メンバー」 > 「参照」を選択して、ソース・メンバーを開いて表示のみにします。
  • COBOL ソースの場合は、カーソルをコピーブック・ステートメントの位置に置きます。ワークベンチ・メニューから、「ソース」 > 「コピーブック」 > 「編集」を選択してソース・メンバーを編集 (および IBM i サーバー上でロック) または、「ソース」 > 「コピーブック」 > 「参照」を選択して、ソース・メンバーを開いて表示のみにします。
  • CL ソースの場合は、エディターでソース・メンバーが開いた状態で、 カーソルを /include ステートメントの位置に置きます。ワークベンチ・メニューから、「ソース」 > 「/INCLUDE メンバー (/INCLUDE member)」 > 「参照」を選択して、ソース・メンバーを開いて表示のみにします。
  • 参照されるメンバーが見つからず、ライブラリー名が指定されていない場合は、メンバーを含むライブラリーをホスト接続のライブラリー・リストに追加します。

    現行セッションのライブラリー・リストを変更するには、「リモート・システム・エクスプローラー」ビューに移動します。 接続用の「オブジェクト」サブシステムの下で、「ライブラリー・リスト」ノードを選択し、右クリックしてコンテキスト・メニューを開きます。 「ライブラリー・リストの追加」アクションを選択します。

    接続または「オブジェクト」サブシステムのプロパティーを開いて「初期ライブラリー・リスト」設定を変更することで、以降のセッションに対して接続用の初期ライブラリー・リストを設定することもできます。

行タイプ別のフィルター操作: ソースには、 エラー行やプロシージャー行などの多くの異なる種類の行タイプが入っている ことがあります。これらの行タイプ別にサブセットして、選択した行タイプ以外の すべての行タイプをフィルターアウトすることができます。ILE RPG ソースの 例で、行タイプ別にサブセットするためには、カーソルがソースの内側にある ときに右クリックして、「フィルター・ビュー」を選択し、以下の選択項目から 1 つ選びます。
  • 日付
  • コード
  • コメント
  • コントロール
  • プロシージャー
  • SQL ステートメント (ソース・タイプが SQL パーサーと関連している場合のみ表示される)
  • サブルーチン
  • エラー数
(CL や DDS などの別のソース・タイプの場合には、これらのオプションは 異なります。) ソースは、選択したタイプの行だけを表示します。 もう一度ソースのすべてを表示するには、ポップアップ・メニューから「すべて表示」を選択するか、Ctrl+W を押します。 フィルタリングされたソースの左側にある正符号 を使用して、フィルターで除外されたソースを再展開することもできます。日付をフィルタリングするオプションは、シーケンス番号があるソースすべてにおいて使用可能です。

外部記述データ情報の表示: ソースに外部記述 ファイルがある場合には、そのファイルのフィールドを表示できます。カーソルを 外部記述ファイルの位置に置きます。ワークベンチ・メニューから、「ソース」 > 「フィールド 表示」をクリックします。 ソースの内側を右クリックして、「フィールド表示」を選択することも できます。 「フィールド・テーブル」ビューが開き、外部記述ファイル からのフィールドが表示されます。
ヒント: IBM i データベースまたは表示装置ファイル・フィールドをリモート・システム・エクスプローラーの「フィールド・テーブル」ビューから Page Designer の HTML または JSP ファイルにドラッグ・アンド・ドロップして、IBM i Web コンポーネント・テキスト項目フィールドを作成できます。新規テキスト項目フィールドの名前およびデータ属性が選択したフィールドから継承されます。

列依存編集: すべての RPG および DDS ソース の列に依存した編集を使用可能にできます。このことは、タブが定義された 列に移動するようにセットアップされ、1 つの列に入力すると他の列 のデータはシフトされないことを意味します。この設定を有効にするには、「リモート・システム」ビューからドロップダウン・メニュー をクリックして「設定」 > 「リモート・システム LPEX エディター」 を選択します。「設定」 ウィンドウで、「列依存編集」のチェック・ボックスを選択します。

ブレークポイント・サポート: 実行可能コードの セクションにブレークポイントを設定できます。ブレークポイントを設定するには、 右クリックして「ブレークポイントの追加」を選択します。コードのデバッグ 時に、デバッガーはブレークポイントで停止してステップオーバーするか、 エラーがあればそのポイントでステップインします。詳細については、 『ブレークポイント』を参照してください。

ファイルのシーケンス番号変更: ファイルのシーケンス番号変更は、 リモート・システム LPEX エディター用に設定できる設定です。ソース・ メンバーには行番号に似たシーケンス番号が含まれています。編集時にコード行を追加 または削除した場合には、シーケンス番号にギャップができないように、「保管」時に ファイルのシーケンス番号を変更したいことがあります。この設定を設定するには:
  • 「リモート・システム」ビューからドロップダウン・メニュー をクリックして「設定」 > 「リモート・システム LPEX エディター」 を選択します。
  • 「設定」ウィンドウで、「保管時に行のシーケンス番号を変更」 のチェック・ボックスを選択します。
  • 適用可能な場合には、「シーケンス番号変更の開始位置 (1-9999)」の フィールドを変更して開始するシーケンス番号を指定し、「シーケンス番号変更 の増分 (1-9999)」を変更して行ごとのシーケンス番号の増分を指定します。 例えば、このフィールドに「10」を入力すると、シーケンス番号は次のように なります。100、110、120、...。
LPEX エディターの「設定」ページにアクセスするには、「リモート・ システム」ビューからドロップダウン・メニュー をクリックして、「設定」 > 「LPEX エディター」を選択します。詳細については、『エディター・プロファイル』を参照してください。

下の表のアスタリスク (*) はエディターでサポートされる機能を示しています。
  ILE RPG および非 ILE RPG ILE COBOL および非 ILE COBOL CL、CMD、CLP、および CLLE DDS C および C++
複数表示のサポート * * * * *
行タイプ別のフィルター * * * * *
ソース・コード内の位置ブックマーク * * * * *
コンテキスト・ヘルプ (F1 を押す) および SEU ヘルプの起動 * * * * *
ファイルのシーケンス番号変更 (シーケンス番号のあるすべてのソースで選択可能。) * * * * *
接頭部コマンド * * * * *
SEU キーの動作 * * * * *
コンテンツ・アシスト * *      
自動ソース・フォーマッター     *    
行選択 * * * *  
列依存編集 * *   *  
ブレークポイント・サポート * * *   *
コンパイル (すべてのソース・タイプで選択可能) * * * * *
ソース・プロンプト * * * *  
構文検査 * * * *  
自動大文字変換 * * * *  
「アウトライン」ビュー * * * (CLP、CLLE 用) *  
外部記述データ情報の表示 * * *    
/COPY およびコピーブック・メンバーを開く; CL で /INCLUDE メンバーを開く * * *    
ユーザー定義タブ * * *    
カスタマイズ可能 「Enter」キー *        
フォーマット行 *        
テンプレート・サポート * (ILE RPG の場合のみ) * (ILE COBOL の場合のみ)     * (C++ の場合のみ)
プログラム検査 * (ILE RPG の場合のみ) * * * (ICFF を除く)  
自動字下げ * (ILE RPG の場合のみ)   *    
固定形式からフリー・フォーム・コードへの変換 * (ILE RPG の場合のみ)        
RPG プロシージャーの作成 * (ILE RPG の場合のみ)        
RPG Java™ メソッド呼び出しの作成 * (ILE RPG の場合のみ)        
RPG D 仕様の作成 * (ILE RPG の場合のみ)        
F3 でのサブルーチンまたはプロシージャー宣言を開く * (ILE RPG の場合のみ)        

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