「メモリー」ビューで、特定のアドレスにあるメモリーの内容を
確認できます。アドレスは、変数またはレジスターを指す式から
取得できます。メモリーをモニターするとき、モニターが、16 進、ASCII、EBCDIC、
符号付き整数、符号なし整数などのデータ・フォーマットでレンダリングされるように設定できます。
このタスクについて
「メモリー」ビューは、次の図のように表されます。
- ビューの左側には、「モニター」ペインが
配置されています (図のポインター A.)。ビューのこの部分には、
モニター対象として追加した、式、変数、およびレジスターのリストが表示されます。
この文書では、モニター とは、「モニター」ペインに
リストされるメモリー・モニターのことです。
- ビューの右側 (このビューが水平方向に設定されている場合) には、「レンダリング」ペインが
あり、選択されているモニターのレンダリングが表示されます (図のポインター B.)。このペインを使用して、
モニターされるメモリーが表示されるデータ・フォーマット (複数可) を設定できます。
- 「分割ペインを切り替え」コントロール (図のポインター C.) を使用して、
「レンダリング」ペインを分割できます。デフォルトでは、
「メモリー」ビューに表示される「レンダリング」ペインは 1 つのみです。「分割ペインを切り替え」を
クリックすると、2 つ目の「レンダリング」が開き、分割ペインとして表示されます。
- 「メモリー・レンダリング・ペインをリンク」コントロール (図の
ポインター D.) を使用して、分割した「レンダリング」ペインを、
1 つのレンダリングでナビゲートするとき、または、1 つのレンダリングのフォーマットを変更するときに、
同期させることができます。
「モニター」ペインからアドレスまたは式をモニターすると、
「レンダリング」ペインには、使用しているオペレーティング・システムのデフォルトの
テキスト・ベース・レンダリングが取り込まれます。「レンダリング」ペインからアドレスまたは式をモニターすると、
このペインには、レンダリングのリストが取り込まれ、そのうちの 1 つを表示用に選択できます。
「メモリー」ビューで、
複数の変数、式、およびレジスターをモニターすることができます。
また、「レンダリング」ペインに複数のレンダリングを追加することができます。
「モニター」ペインには、
追加した各変数、式、またはレジスターがリストされます。「レンダリング」ペインには、
「メモリー」ビューで現在選択されているモニターのメモリー・レンダリング
のみが表示されます (複数のレンダリングは、タブまたは分割ペインで分離されます)。
「メモリー」ビューで
水平方向 (横並び) または垂直方向 (上下) に表示されるように、これら 2 つの
ペインを設定できます。ビューのレイアウトを設定するには、
「メモリー」ビューの下矢印アイコンをクリックし、メニューから「レイアウト」を
選択します。そうすると、サブメニューが開き、表示したい方向を選択できます。