オープン・アクセス・ファイル
オープン・アクセス・ファイルは、オペレーティング・システムではなく、ユーザー作成のプログラムまたはプロシージャー によってすべての処理が行われるファイルです。このプログラムまたはプロシージャーは「オープン・アクセス・ハンドラー」または 単に「ハンドラー」と呼ばれます。
例えば、オープン・アクセス・プリンター・ファイルのハンドラーは、 ファイルのオープン、ファイルへのデータ書き込み、およびファイルのクローズが 行われるときに制御権を獲得します。その後、ハンドラーは、いつオーバーフローが起こるのかを決定します。
オープン・アクセス・ファイルは、ファイル定義に HANDLER キーワードを指定することによって定義されます。 プログラム記述ファイルまたは外部記述ファイルのどちらでもかまいませんが、 特定のハンドラーは、サポートするファイルのタイプに関して独自の制限を設定することがあります。
ファイルは、特定のハンドラーがそのファイルを必要としない限り、実行時には必要ありません。
HANDLER キーワード以外には、オープン・アクセス・ファイルは、HANDLER キーワードがない場合と同じように 使用されます。
HANDLER キーワードの例については、HANDLER(プログラムまたはプロシージャー { : 通信域)}) を参照してください。
オープン・アクセス・ハンドラーの例については、オープン・アクセス・ハンドラーの例を参照してください。
オープン・アクセス・ハンドラーの作成については、トピック 『Rational Open Access: RPG Edition』を参照してください。
