命令拡張
- 記入
- 説明
- ブランク
- 命令拡張は指定されていません。
- A
- DUMP 命令で、DEBUG オプションが H 仕様で設定されているかどうかとは関係なく、 この命令が必ず実行されるということを示すために使用します。
- H
- 数値操作の四捨五入 (丸め) 結果
- N
- レコードは読み込まれますがロックされません
- DEALLOC が正常に行われた後、ポインターを *NULL に設定します。
- P
- 結果フィールドにブランクの埋め込みを行います。
- D
- バインド呼び出し時に操作記述子を渡します。
- 日付フィールド
- T
- 時刻フィールド
- Z
- タイム・スタンプ・フィールド
- M
- デフォルトの精度規則
- R
- "結果の小数点以下の桁数" 精度規則
- E
- エラー処理
命令拡張は、添えられている命令に追加属性を提供します。 命令拡張は、演算仕様書の 26 から 35 桁目に指定されています。 命令拡張は、命令コードの右側から始まり、括弧で囲まれている必要があります。 読みやすさのためにブランクを使用することができます。 例えば、MULT(H)、MULT (H)、MULT ( H ) はすべて有効な記入項目です。
複数の命令拡張が指定できます。 例えば、CALLP 命令は、CALLP(EM) を使用して、エラー処理およびデフォルトの精度規則の両方を指定できます。
H は、結果フィールドの内容が四捨五入 (丸め) されるかどうかを指示します。 結果の標識は、四捨五入が行われた後で、結果のフィールドの値に応じて設定されます。
更新ディスク・ファイル上の READ、READE、READP、READPE、または CHAIN 命令の N は、 レコードが読み取り用であること、ただしロックされていないことを示しています。 値が指定されていない場合は、ロッキングのデフォルトのアクションが発生します。
DEALLOC 命令の N は、結果フィールド・ポインターが、正常な割り振り解除後に *NULL に設定されることを示しています。
P は、結果フィールドが命令結果よりも長い場合、指示の実行後に結果フ ィールドが埋め込まれることを示しています。
D が CALLB 命令コードに指定されている場合、操作記述子が組み込まれていることを示しています。
D、T、および Z 拡張は、日付、時刻、またはタイム・スタンプ・フィールドを示すために、TEST 命令コードで使用できます。
M および R は、単一自由形式の式の精度用に指定されています。 詳細については、数値演算の精度の規則を参照してください。
M は、デフォルトの精度規則が使用されることを示しています。
R は、10 進の中間の精度が、 小数位の数が割り当て結果の小数点以下の桁数より少なくならないように計算されることを示しています。
E は、命令に関するエラーが組み込み関数 %ERROR を使用して検査されることを示しています。