最終レコード標識 (LR)

最終レコード標識 (LR) は、1 次ファイルを含んでいるプログラムで、1 次/2 次ファイルからの最後のレコードが処理された後にオンに設定されます。あるいは、プログラマーがオンに設定することもできます。

LR 標識は、プログラムの終わりで実行される演算または出力命令を条件付けす るために使用することができます。 LR 標識がオンに設定された場合には、他の すべての制御レベル標識 (L1 から L9) もオンに設定されます。 標識 L1 から L9 の中で制御レベル標識として、レコード識別標識として、結果の標 識として、あるいは *INxx によって定義されていない標識は、LR がオンに設定された時にはオンに設定されますが、他の仕様では使用することができません。

1 次ファイルが含まれていないプログラムでは、プログラムを終了 する方式の 1 つとして LR 標識をオンに設定することができます。 (1 次ファイルのないプログラムの終了方法の詳細については、 RPG サイクルおよびその他の暗黙論理 を参照してください。) LR 標識をオンに設定するために、LR 標識をレコード識別標識または結果の標 識として指定することができます。 明細演算時に LR がオンに設定されると、 次のサイクルの始めに、他のすべての制御レベル標識がオンに設定されます。 残りの明細サイクルの間、LR 標識とレコード識別標識はどちらもオンのままです が、レコード識別標識は、LR の合計時の前にオフに設定されます。