パラメーターの省略
プログラムまたはプロシージャーの呼び出し時に、パラメーターを指定しないですませたい場合もあります。 これは、パラメーターが呼び出されたプロシージャーと関連がないという場合
です。 例えば、この状況は ILE バインド可能 API を呼び出す時に起こることがあります。別の理由として、この特殊なパラメーターを処理しない旧プロシージャーを呼び
出す場合があります。呼び出しでパラメーターを省略する必要がある場合には、次の 2 つの方法があります。
- OPTIONS(*OMIT) を指定して、*OMIT を渡す
- OPTIONS(*NOPASS) を指定して、パラメーターを渡さない
2 つの方法の主な違いは、パラメーターが省略されたかどうかを検査する 方法と関係しています。 どちらの場合も、省略されたパラメーターは呼び出されたプロシージャーにより参照することはできません。 参照した場合には、結果は予測できません。そのため、呼び出されたプロシージャーが異なる数のパラメーターを処理するよ うに設計されている場合には、渡されたパラメーターの数を検査する必 要があります。*OMIT が渡された場合には、これはパラメーターとして「カウント」されます。