XML パーサー・エラー・コード
XML パーサーが構文解析時に XML 文書でエラーを検出した場合、 メッセージ RNX0351 が出力されます。メッセージから、エラーが発見された文書内のオフセットと同様に、エラーに関連する特定のエラー・コードを得ることができます。
以下の表は、各パーサー・エラー・コードの意味を示します。
| XML パーサー・エラー・コード | 説明 |
|---|---|
| 1 | パーサーは、要素コンテントの外側の空白文字をスキャン中に無効な文字を見つけました。 |
| 2 | パーサーは、要素コンテントの外側に、処理命令、要素、コメント、または文書タイプ宣言の無効な開始を見つけました。 |
| 3 | パーサーは、重複属性名を見つけました。 |
| 4 | パーサーは、属性値にマークアップ文字 '<' を見つけました。 |
| 5 | 要素の開始および終了タグ名が一致しませんでした。 |
| 6 | パーサーは、要素コンテントに無効文字を見つけました。 |
| 7 | パーサーは、要素コンテントに、要素、コメント、処理命令、または CDATA セクションの無効な開始を見つけました。 |
| 8 | パーサーは、要素コンテントに、マッチする開始文字シーケンス '<![CDATA[' のない CDATA 終了文字シーケンス ']]>' を見つけました。 |
| 9 | パーサーは、コメントに無効文字を見つけました。 |
| 10 | パーサーは、コメントに、'>' が続かない文字シーケンス '--' (2 つのハイフン) を見つけました。 |
| 11 | パーサーは、処理命令データ・セグメントに無効文字を見つけました。 |
| 12 | 処理命令ターゲット名は、小文字、大文字、または大/小文字混合の 'xml' でした。 |
| 13 | パーサーは、16 進文字参照に無効桁を見つけました (形式 �、例えば ັ)。 |
| 14 | パーサーは、小数点文字参照に無効桁を見つけました (形式 &#dddd;)。 |
| 15 | 文字参照は、合法な XML 文字を参照しませんでした。 |
| 16 | パーサーは、エンティティー参照名に無効文字を見つけました。 |
| 17 | パーサーは、属性値に無効文字を見つけました。 |
| 18 | パーサーは、起こりうる文書タイプ宣言の無効開始を見つけました。 |
| 19 | パーサーは、2 番目の文書タイプ宣言を見つけました。 |
| 20 | 要素名は正しく指定されませんでした。最初の文字が文字 '_' または ':' でなかったか、または、パーサーが要素名内または要素名に続いて無効文字を見つけました。 |
| 21 | 属性は正しく指定されませんでした。属性名の最初の文字が文字 '_' または ':' でなかったか、または '=' 以外の文字が属性名に続いて見つかったか、値の区切り文字のいずれかが不正確だったか、無効文字がその名前内またはその名前に続いて見つかりました。 |
| 22 | 空の要素タグが '/' が続く '>' で終了しませんでした。 |
| 23 | 要素終了タグが正しく指定されませんでした。最初の文字が文字 '_' または ':' でなかったか、またはタグが '>' で終了しませんでした。 |
| 24 | パーサーは、要素コンテントにコメントまたは CDATA セクションの無効な開始を見つけました。 |
| 25 | 処理命令ターゲット名は、正しく指定されませんでした。処理命令ターゲット名の最初の文字が文字 '_' または ':' でなかったか、または、パーサーが処理命令ターゲット名内またはそれに続いて無効文字を見つけました。 |
| 26 | 処理命令が終了文字シーケンス '?>' で終了しませんでした。 |
| 27 | パーサーは、文字参照またはエンティティー参照で、'&' に続いて無効文字を見つけました。 |
| 28 | XML 宣言にバージョン情報が存在しませんでした。 |
| 29 | XML 宣言で 'version' が正しく指定されませんでした。'version' の後に '=' が続かなかったか、値が欠落していたか、不適切に区切り文字で区切られていたか、値が不正な文字を指定したか、開始および終了区切り文字が一致しなかったか、パーサーが XML 宣言でバージョン情報値終了区切り文字に続いて無効文字を見つけました。 |
| 30 | パーサーは、XML 宣言にオプションのエンコード宣言の代わりに無効属性を見つけました。 |
| 31 | XML 宣言のエンコード宣言値が欠落しているか、不正でした。 値が小文字または大文字の A から Z で始まらなかったか、 'encoding' の後に '=' が続かなかったか、値が欠落していたか、不適切に区切り文字で区切られていたか、不正な文字を指定したか、開始および終了区切り文字が一致しなかったか、パーサーが終了区切り文字に続いて無効文字を見つけました。 |
| 32 | パーサーは、XML 宣言にオプションのスタンドアロン宣言の代わりに無効属性を見つけました。 |
| 33 | XML 宣言で 'standalone' 属性が正しく指定されませんでした。'standalone' の後に '=' が続かなかったか、値が欠落していたか、または不適切に区切り文字で区切られていたか、値が 'yes' でも 'no' でもなかったか、値が不正な文字を指定したか、開始および終了区切り文字が一致しなかったか、パーサーが終了区切り文字に続いて無効文字を見つけました。 |
| 34 | XML 宣言は、適切な文字シーケンス '?>' で終了しなかったか、無効属性を含んでいました。 |
| 35 | パーサーは、ルート要素の終了の後に文書タイプ宣言の開始を見つけました。 |
| 36 | パーサーは、ルート要素の終了の後に要素の開始を見つけました。 |
| 300 | パーサーは、文書が完了する前に文書の終わりに到達しました。 |
| 301 | XML-INTO または XML-SAX の %HANDLER プロシージャーが非ゼロ値を戻し、XML 構文解析が終了しました。 |
| 302 | パーサーが要求された CCSID 値をサポートしないか、XML 文書の最初の文字が '<' ではありませんでした。 |
| 303 | 文書は、パーサーが処理するには大き過ぎました。パーサーは不完全な文書を構文解析しようとしましたが、構文解析の完了には文書の終わりのデータが必要でした。 |
| 500-999 | 外部パーサーでの内部エラーです。サービス技術員にエラーを報告してください。 |
| 10001-19999 | パーサーでの内部エラーです。サービス技術員にエラーを報告してください。 |