CODE-SET 文節

CODE-SET 文節は、DISKETTE および TAPEFILE のデータを表すために使われる文字コードを指定します。

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CODE-SET 文節 - 形式

>>-CODE-SET--+----+--英字名-1-------------------------------------><
             '-IS-'          

CODE-SET 文節が指定されると、英字名は入出力装置でデータを表すのに使われる文字コード規則を識別します。

CODE-SET 文節はまた、入出力メディア上の文字コードを内部 EBCDIC 文字セットへ (またはその逆へ) 変換するためのアルゴリズムを指定します。

英字名-1 は、SPECIAL-NAMES 段落に次のように定義される必要があります。 STANDARD-1 (ASCII エンコード・ファイルの場合)、STANDARD-2 (ISO の 7 ビッド・エン コード・ファイルの場合)、 NATIVE (エンコード・ファイルの場合)、 または EBCDIC (EBCDIC エンコード・ファイルの場合)。 NATIVE を指定すると、 CODE-SET 文節は構文チ ェックされますが、プログラムの実行には何も影響しません。

CODE-SET 文節がファイルに指定されると、そのファイル内のすべてのデータは USAGE DISPLAY をもたねばなりません。 そして、符号付き数字データがある場合には、それを SIGN IS SEPARATE 文節で記述しなければなりません。

CODE-SET 文節を省略すると、EBCDIC 文字セットと見なされます。
注: テープ・ファイルおよびディスケット・ファイルに関しては、IBM® i システムがサポートするのは ASCII と ISO だけです。 したがって、CODE-SET 文節で、テープまたはディスケット・ファイルでないファイルに対して、STANDARD-1 (ASCII) または STANDARD-2 (ISO) の文字コード・セットを指定した場合には、警告メッセージが出され、EBCDIC 文字コードが使用されます。
IBM Extension
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CODE-SET 文節を省略すると、ディスケット・ファイル作成 (CRTDKTF) またはテープ・ファイル作成 (CRTTAPF) CL コマンドの CODE パラメーターが使用されます。

CODE-SET 文節は、ディスケット・ファイル一時変更 (OVRDKTF) またはテープ・ファイル指定変更 (OVRTAPF) CL コマンドの CODE パラメーターを、プログラムの実行時に指定することによって変更できます。 これらのコマンドについて詳しくは、IBM i Information Center (Web サイト http://www.ibm.com/systems/i/infocenter/) のカテゴリー『プログラミング』のセクション『CL および API』を参照してください。

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