メイン・プロシージャーの考慮事項
メイン・プロシージャーの戻り値を定義することはできず、 そのパラメーターが値によって渡されるよう指定することもできません。
次の考慮事項は、サイクル・メイン・プロシージャーにのみ適用されます。
- サイクル・メイン・プロシージャーは使用可能な仕様書の完全セット (P 仕様書を除く) を 用いる唯一のプロシージャーであるため、モジュール内のすべての プロシージャーの環境をセットアップするために使用する必要があります。
- サイクル・メイン・プロシージャーは常にエクスポートされます。このことは、 プログラム内の他のプロシージャーがバインド呼び出しの使用によって メイン・プロシージャーを呼び出すことができることを意味します。
- サイクル・メイン・プロシージャーの呼び出しインターフェースは次の 2 つの方法の
いずれかで定義することができます。
- プロシージャー・インターフェースと任意指定のプロトタイプの使用
- プロトタイプなしで *ENTRY PLIST の使用
- *ENTRY PLIST の機能は、プロトタイプ呼び出しインターフェースに類似しています。 しかし、プロトタイプ呼び出しインターフェースは、コンパイル時にパラメーター検査を行うので さらに強力です。メイン・プロシージャーをプロトタイプする場合には、 プロトタイプ定義で EXTPROC または EXTPGM キーワードのいずれかを指定して 呼び出す方法を指定します。EXTPGM を指定した場合には、外部プログラム呼び出しが 使用されます。EXTPROC を指定した場合、またはどちらのキーワードも指定しない場合には、 プロシージャー呼び出しを使用して呼び出されます。