関数の引数を評価する際の優先順序
関数が評価されるとき、その引数は、一連の引数が指定されている順序 (左から右) で個別に評価されます。 評価される引数は、関数 ID であっても、関数 ID を含む式であってもかまいません。
算術式が引数として指定され、式の最初の演算子が単項正または単項負である場合、そのすぐ左端に左括弧が必要です。例えば 、関数 MEAN(x-y z) は、2 つの引数 x-y と z の平均になります。
y の単項負の平均を得るには、括弧を次のように追加します。
MEAN((x) (-y) z)
注: 上記の例のように、単項負の平均を計算していて、単項負が複数の引数の最初の引数でない場合、
前にある一連の引数も、括弧で囲む必要があります。
これによって、この例の単項負 (-y) は添え字として解釈されないことが
保証されます。