ホスト接続エミュレーターによるリモート・システムへのアクセス

ホスト接続エミュレーターを使用して、リモート・システムに接続し、フルスクリーン・エミュレーターを開くことができます。

このタスクについて

ホスト接続エミュレーターを使用すると、リモート・システムに接続し、フルスクリーン・エミュレーターを開くことができます。 必要に応じて、リモート・システムに接続する前に、または接続した後でマクロを実行できます。 マクロは、取り込まれたキー・ストロークのシーケンスおよび画面進行 (ログオン・プロセスなど) を実行します。

リモート・システムへのアクセス

手順

リモート・システムにアクセスするには、以下のようにします。

  1. 「リモート・システム」ビューまたは「リモート・システム詳細」ビューで、リモート・システム名を右クリックします。
  2. 「ホスト接続エミュレーター (Host Connection Emulator)」をクリックします。

タスクの結果

ホスト接続エミュレーターが起動します。 構成デフォルトで、または最後にシステムに接続したときの設定で、接続が自動的に確立されます。 選択したリモート・システムに関連付けられているプロファイルが実行され、そのプロファイルに定義されているエミュレーター画面が開きます。
ヒント: ホスト接続エミュレーターでリモート・システムに接続するためには、リモート・システム・エクスプローラー (RSE) に接続する必要はありません。 必要なのは、RSE リモート・サーバー・プロパティー (ホスト名または IP アドレス) です。

コード・ページの設定

ホスト接続エミュレーター用のコード・ページを設定できますが、デフォルト設定を受け入れることもできます。

始める前に

リモート・システムに接続している必要があります。

このタスクについて

デフォルトで、コード・ページは IBM-037 (米国) になっています。 以降のホスト接続エミュレーターの起動において、ホスト・プロパティー・ファイルに保管されているコード・ページが使用されます。

手順

ホスト接続エミュレーター用のコード・ページを設定するには、以下のようにします。

  1. ホスト接続エディターを起動します。
  2. ホスト接続エディターの「ホスト・プロパティー (Host Properties)」タブをクリックします。
  3. 「ホスト接続プロパティー (Host Connection Properties)」グループの「コード・ページ (Code page)」リストからコード・ページを選択することによって、コード・ページを指定します。

リモート・システム・プロパティーの構成

ホスト接続用のリモート・システム・プロパティーを構成できます。

手順

構成オプションを設定または変更するには、以下のいずれかの手順に従ってください。

マクロの作成

リモート・システムに自動的にログオンするためのマクロを作成できます。 マクロとは、取り込まれたキー・ストロークおよび画面進行で、反復可能タスクを完了します。

手順

  1. 操作するリモート・システムの「ホスト・プロパティー (Host Properties)」ページを開きます。
  2. 「ホスト・プロパティー (Host Properties)」ページの「マクロ情報 (Macro Information)」領域までスクロールして、「新規作成」をクリックします。
  3. ファイル名フィールドにマクロの名前を入力して、「保存」をクリックします。 典型的な命名規則として、拡張子 .macro が付いたファイル名 (some_name.macro など) になります。
  4. 「レコード」をクリックします。
  5. 「ホスト接続 (Host Connection)」ウィンドウで、キー・ストロークのシーケンスを取り込みます。
  6. 記録を停止してマクロを保存するには、「停止」および「保存」をクリックします。

次のタスク

マクロを再生するには、既存のマクロをファイル・システムからインポートし、「再生 (Play)」をクリックしてください。 このアクションによって、「ホスト接続エミュレーター (Host Connection Emulator)」ウィンドウで最後に開かれた画面でマクロに記録されたシーケンスが再生されます。
注: ある特定の画面でマクロを実行しなければならない場合、マクロを開始する前に、必要な画面を開いてください。

「ホスト接続エミュレーター (Host Connection Emulator)」ウィンドウでのコピー、切り取り、および貼り付け

「ホスト接続エミュレーター (Host Connection Emulator)」ウィンドウに表示されているテキストのコピー、切り取り、および貼り付けを実行できます。

手順

  1. ウィンドウのテキストをコピーまたは切り取るには、マウスを左クリックしてポインターをドラッグし、対象のテキストを選択します。デフォルトは、ウィンドウ内のすべてのテキストです。 その後、以下のいずれかのアクションを実行してください。
    オプション 説明
    コピー 右クリックして「コピー」を選択します。 テキストがコピー・バッファーに入ります。
    切り取り (Cut) 右クリックして「切り取り (Cut)」を選択します。 テキストがコピー・バッファーに入り、そのテキストに含まれているユーザー入力はすべて画面から削除されます。
  2. テキストをウィンドウに貼り付けるには、以下のようにします。
    1. マウスまたはキーボードの矢印キーを使用して、カーソルを置きます。
    2. 右クリックして「貼り付け」を選択します。

「ホスト接続エミュレーター (Host Connection Emulator)」ウィンドウの内容を印刷

「ホスト接続エミュレーター (Host Connection Emulator)」ウィンドウに表示されているテキストを印刷することができます。

手順

  1. ウィンドウの内容を部分的にコピーするには、マウス・ポインターをドラッグし、印刷する部分を長方形で選択します。 デフォルトで、ウィンドウの内容全体が印刷されます。
  2. ウィンドウを右クリックして「印刷」を選択します。

フィードバック