PRINTER ファイルの指定

プログラムで PRINTER ファイルをアクセスすることを指示するためには、 ファイル記述仕様書でファイルの装置名として PRINTER を指定してください。 各ファイルには固有のファイル名がなければなりません。 プログラム当たり最大 8 個の PRINTER ファイルが使用可能です。

PRINTER ファイルは外部記述またはプログラム記述とすることができます。 外部記述の PRINTER ファイルの場合には、オーバーフロー標識 OA ~ OG と OV、 フェッチ・オーバーフロー・ルーチン、スペース / スキップの項目、 および PRTCTL キーワードは使用することはできません。 外部記述ファイルで有効な出力仕様書項目については、「IBM Rational® Development Studio for i: ILE RPG 解説書」を参照してください。

外部記述 PRINTER ファイルの場合には、DDS キーワード INDARA を指定する ことができます。 プログラム記述の PRINTER ファイルにこのキーワードを使用しようとした場合に は、実行時エラーとなります。

CL コマンド CRTPRTF (印刷ファイルの作成) を使ってプリンター・ファイルを作ることができ、または IBM 提供のファイル名を使用することもできます。

CRTPRTF コマンドについての詳細は、Web サイト http://www.ibm.com/systems/i/infocenter/IBM® i Information Center の中の『プログラミング』カテゴリーの『CL および API』の節を参照してください。

IBM 提供のファイル名および外部記述プリンター・ファイルの DDS についての詳細は、上記の Web サイトで Information Center の中の『データベースおよびファイル・システム』カテゴリーの『DB2® for i』の節を参照してください。

PRINTER ファイルに有効なファイル命令コードは、WRITE、OPEN、CLOSE、 および FEOD です。 これらの命令コードの詳細な説明については、「IBM Rational Development Studio for i: ILE RPG 解説書」を参照してください。