数値式または文字式

最初のパラメーターが数値式または文字式である場合、 その結果には精度 桁と小数位 桁が含まれます。 精度および小数位は、 数値リテラル、数値リテラルを表す名前付き定数、あるいはコンパイル時に 既知の数値を持つ組み込み関数でなければなりません。
注: %LEN および %DECPOS は、その値が定数であっても、%DEC または %DECH の 2 番目 および 3 番目のパラメーターとして直接使用することはできません。 変数の長さおよび小数点以下の桁数を使用して %DEC および %DECH を 制御する例については、図 1 を参照してください。

精度小数位 のパラメーターは、 式のタイプが浮動でも文字でもない場合は省略してもかまいません。 これらのパラメーターが省略された場合は、精度および小数位は、数値式の 属性から取得されます。

パラメーターが文字式である場合は、次の規則が適用されます。
  • 符号は任意指定です。'+' または '-' を使用できます。数値データの前に付けることも、または後ろに付けることもできます。
  • 小数点は任意指定です。 ピリオドでもコンマでもかまいません。
  • ブランクはデータの任意の場所で使用できます。 たとえば、' + 3 ' は有効なパラメーターです。
  • 2 番目と 3 番目のパラメーターは必須です。
  • 浮動小数点データ (例えば、'1.2E6') は使用できません。
  • 無効な数値データが検出された場合、例外が発生し、状況コード 105 が戻されます。

%DEC の使い方の例については、『%DECH』を参照してください。