IBM Extension
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浮動小数点リテラル
数字リテラルは、固定小数点数または浮動小数点数のいずれかにすることができます。
浮動小数点リテラル値の規則は次のとおりです。
- 浮動小数点リテラルは、以下の形式で書かれます。

フォーマット
>>-+-----+--仮数 E--+-----+--指数----------------------------------><
+- + -+ +- + -+
'- - -' '- - -'
- 仮数と指数の前の符号はオプショナルです。符号を省略すると、コンパイラーは正数を想定します。
- 仮数には、1 から 16 桁までの数字が入ります。 仮数には小数点が含まれる必要があります。
- 指数は E によって表示され、その後ろにオプショナルの符号と、1、2、または 3 桁の数字が続きます。
- 浮動小数点リテラル値の絶対値は、2.225073858507201E-308 から 1.797693134862315E+308 までである必要があります。
この範囲外の値については、E レベルの診断が行われ、その値はそれぞれ 0 または 1.797693134862315E+308 に置き換えられます。
注: MVS™ COBOL の範囲は 0.54E-78 から 0.72E+76 で、OS/2® および AIX® の範囲は 2.225E-308 から 1.798E+308 です。
浮動小数点リテラルは、クラスが数字で、カテゴリーが内部浮動小数点になります。一般的に浮動小数点リテラルは、10 進数値リテラルが使用できるところはどこでも使用できます。
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