INFDS 入出力フィードバックの例
入出力フィードバック・セクションのフィールドが入る INFDS を指定するために
は、次の記入を行うことができます。
- ファイル仕様書でファイル情報データ構造の名前と一緒に INFDS キ ーワードを指定します。
- 定義仕様書で使用したいファイル情報データ構造およびサブフィールドを指定 します。
- Information Center の情報を使用して、INFDS
に入れたいフィールドを決めます。INFDS の入出力フィードバック・セクションのサブフィールドの開始位置と
長さを計算するには、Information Centerに
示されているオフセット、データ・タイプ、および長さを使用し、次の計算を行います。
開始位置 = 241 + オフセット
文字の長さ = 長さ (バイト数)たとえば、ファイルの装置クラスの場合は、Information Center には次のように示されています。オフセット = 30
データ・タイプは文字
長さ = 2したがって、開始位置 = 241 + 30 = 271
以下の例のサブフィールド DEV_CLASS を参照してください。

図 1. 入出力フィードバック情報を持つ INFDS のコーディング例
DCL-F MYFILE WORKSTN INFDS(MYIOFBK);
DCL-DS MYIOFBK;
// 241-242 not used
WRITE_CNT UNS(10) POS(243); // Write count
READ_CNT UNS(10) POS(247); // Read count
WRTRD_CNT UNS(10) POS(251); // Write/read count
OTHER_CNT INT(10) POS(255); // Other I/O count
OPERATION CHAR(1) POS(260); // Current operation
IO_RCD_FMT CHAR(10) POS(261); // Rcd format name
DEV_CLASS CHAR(2) POS(271); // Device class
IO_PGM_DEV CHAR(10) POS(273); // Pgm device name
IO_RCD_LEN INT(10) POS(283); // Rcd len of I/O
END-DS;