編集するレコードを「包含」レコードのリストから選択して、設計エリア内に表示します。 追加するフィールドまたは定数をパレットから選択します。 設計エリア内でフィールドを配置する場所をクリックするか、 ドラッグ・アンド・ドロップを使用します。 テキスト定数は作成されてすぐに編集モードになるため、必要なテキストを入力できます。 また、デフォルト・フィールドの入力可能文字数を超えて入力した場合は、 フィールドが自動的に拡張されます。
テキスト定数のテキストを後で変更する場合は、「ソース」ページでそのテキストを変更するか、設計エリアでフィールドを選択してからクリックし、そのフィールドを編集モードにすることができます。この場合も、入力内容に応じてフィールドは自動的に拡張されます。既存のフィールドを 別の場所に移動するには、設計エリア内でフィールドを選択して、 新しい位置までドラッグします。フィールドをドラッグしている間、 現在の行および列番号を示すポップアップが表示されます。
ドラッグ・アンド・ドロップを使用してデータベース参照フィールドを追加する こともできます。「リモート・システム」ビューで、フィールドが定義されているデータベース・ファイルを選択し、そのファイルを右クリックして、 ポップアップ・メニューから「テーブルでの表示」>「フィールド」を選択します。これにより、「フィールド・テーブル」ビューが表示され、このビューにデータベース・フィールドが取り込まれます。これで、フィールド・テーブルからフィールドを選択して、設計エリアまでドラッグしてドロップし、 データベース参照フィールドを作成できます。
プリンター・ファイルの相対レコード内でフィールドを移動する場合、Report Designer は、 そのフィールドおよびレコード内のその他のフィールドの SKIP および SPACE キーワードを調整します。また、レコード自体の SKIP および SPACE キーワードを調整する可能性もあります。 レコードの境界、およびその他のすべてのフィールドの位置は変更されません。 ターゲット・フィールドは、ユーザーによって移動した場所に表示されるようになります。 可能な場合は、フィールド自体の SKIP および SPACE キーワードのみが調整されます。 フィールドが、レコードの SKIP および SPACE キーワードによって占められている領域に移動した場合は、 それらのレコード・レベルのキーワードも変更されます。 フィールドが同じレコード内の他のフィールドの前または後に移動すると、DDS ソース内の順序はそれに合わせて変更され、 他のフィールドの SKIP および SPACE キーワードも必要に応じて調整されます。
フィールドを元の位置に戻しても、必ずしも以前とまったく同じ DDS ソース・コードにならないことに注意してください。フィールドは視覚的には同じ位置に表示されますが、そのレコード内の SKIP および SPACE キーワードの配置は異なっていることがあります。DDS を正確に同じキーワードに戻すことが重要な場合は、ワークベンチの「編集」メニューを使用して、「元に戻す」を選択します。
相対レコード内のフィールドが、そのレコードの占めている領域を越えて移動する場合、Report Designer は移動するフィールドが含まれるように現在のレコードを拡張します。 ここで 1 つの例を示します。Report1 には RECORD1 と RECORD2 が含まれています。RECORD1 はレポートの最初の複数行を占めていて、 その後に RECORD2 が続きます。RECORD2 は 5 行目の 77 桁から始まります。RECORD2 には、FIELD1 および FIELD2 という 2 つのフィールドが含まれています。FIELD1 は 5 行目の 90 桁にあり、FIELD2 は 2 行下の 7 行目の 90 桁に位置しています。したがって、FIELD1 と FIELD2 の間の相対距離は 2 行です。

ここで、FIELD1 を FIELD2 から遠ざけて、2 行目の 90 桁に移動します。これにより、FIELD1 と FIELD2 の間の距離は 3 行増えます。2 行目は RECORD1 によって占められているため、FIELD1 が RECORD2 の占めるスペースに再び配置されるようにするには、FIELD1 と、RECORD2 のその他のすべてのフィールドを下に移動させる必要があります。 そのため、移動させた後に、FIELD1 は 5 行目の 90 桁、FIELD2 は 10 行目の 90 桁に位置することになります。
