配列の出力
ILE RPG の制御のもとでの配列全体の書き出しは、LR 標識がオンになっている場合に、プログラムの終わりでのみ行うことができます。配列全体を書き出すことを指示するためには、定義仕様書の TOFILE キーワード によって出力ファイルの名前を指定してください。 このファイルは、ファイル仕様書で順次編成出力ファイルまたは入出力共用 ファイルとして記述されていなければなりません。 このファイルが入出力共用ファイルであって、物理ファイルとして外部記述され ている場合には、プログラム開始時に配列に読み込まれた情報は、プログラム終 了時の配列中の情報で置き換えられます。 論理ファイルでは、予測できない結果となることがあります。
配列全体を (出力仕様を使用して) 出力レコードに書き出す場合には、レコー
ドの他のフィールドと一緒に配列を次のように記述してください。
- 出力仕様の 30 から 43 桁目には、定義仕様書で使用した配列名を入れなければ なりません。
- 出力仕様の 47 から 51 桁目には、配列の最後の要素が終わりとなるレコード位 置を入れなければなりません。 編集コードが指定されている場合には、この終了 位置にブランク桁および編集コードによるすべての拡張部分が組み込まれていな ければなりません (この章で次に列挙される「配列全体の編集」を参照)。
出力標識 (21 から 29 桁目) を指定することができます。 ゼロ抑制 (44 桁目)、後で消去 (45 桁目)、およびデータ形式 (52 桁目) の記 入項目は配列のすべての要素に適用されます。