XML-INTO 命令コードの %XML オプション
オプションを使用して、XML-INTO 命令をカスタマイズできます。 オプションは、%XML 組み込み関数の第 2 パラメーターとして指定します。 パラメーターには定数または変数の式を使用できます。 オプションは、「opt1=val1 opt2=val2」の形式で指定します。
オプションの指定方法について詳しくは、%XML (xmlDocument {:options })を参照してください。
- path オプションは、要求される XML 要素の XML 文書内の場所を指定します。
- doc オプションは、 %XML 組み込み関数の最初のパラメーターが XML 文書であるか、または XML 文書が含まれるファイルの名前であるかを指定します。
- ccsid オプションは、 XML 文書の構文解析に使用される CCSID を指定します。
case オプションは、
RPG フィールド名および path オプション内の名前に一致する XML 名を
検索する際に XML-INTO が XML 文書内の要素名および属性名を
解釈する方法を指定します。
- trim オプションは、 RPG 変数へ代入する前に、XML データからブランク、タブ、および行終了文字をトリムするかどうかを指定します。
- allow missing オプションは、 データ構造のすべての RPG サブフィールドのデータを提供するために必要な 数の XML 要素または XML 属性が XML 文書にない場合に、RPG ランタイムが 状態を処理する方法を指定します。
- allow extra オプションは、 RPG 変数の設定に必要ない追加の XML 要素または属性が XML 文書にある場 合に、RPG ランタイムが状態を処理する方法を指定します。
- データ・サブフィールド ・オプションは、 RPG データ構造に一致する XML 要素にテキスト・データがある状態を処理するために使用される、追加のサブフィールドの名前を指定します。
- カウント接頭部 オプションは、 XML-INTO 命令で設定された RPG 配列要素の数を受け取る追加サブフィールドの名前の接頭部を指定します。
名前空間 オプションは、
XML-INTO が、path オプション内の名前またはデータ構造のサブフィールド名と付き合わせる際に、
名前空間を伴う XML 名をどのように扱うのかを制御します。
名前空間接頭部 オプションは、
名前から名前空間を除去するために名前空間オプションが使用された場合に XML 名から除去された
名前空間の値を、RPG プログラムが検出することを可能にします。