表示装置ファイルでのコマンド・キーの指定
表示装置ファイルの DDS の中で、キーワード HELP、ROLLUP、ROLLDOWN、 PRINT、CLEAR、および HOME を使用して、ヘルプ、次ページ、前ページ、印刷 、消去、およびホームの各コマンド・キーを指定することができます。
該当するキーワードが DDS で指定されたレコード様式に対する READ または EXFMT 命令をコンパイラーが処理する時は常に、RPG プログラムによって コマンド・キーが処理されます。 コマンド・キーが有効となっている時にコマンド・キーが押されると、IBM® i システムは RPG プログラムに制御を戻します。 選択されたコマンドの応答標識が DDS で指定されている場合には、その標識が オンに設定され、レコード様式およびファイルに対して有効となっている 他のすべての応答標識がオフに設定されます。
コマンド・キーの応答標識が DDS に指定されていない場合には、次のことが
行われます。
- *PGM が指定されていない印刷キーの場合には、印刷機能が処理されます。
- 次ページまたは前ページ・キーをサブファイルで使用した場合には、表示中のサブファイルが そのサブファイルの範囲内で上方または下方に移動します。 サブファイルの始めまたは終わりを超えて 画面送りをしようとすると、実行時エラーとなります。
- *PGM を使用して指定された印刷キー、サブファイルなしで使用された 次ページまたは前ページ・キー、および消去、ヘルプ、ホームの各キーの場合には 、*STATUS 値 1121 ~ 1126 の 1 つがそれぞれ設定されて、処理が続行されま す。