数字リテラル
数字リテラルとは、数字 0 ~ 9、符号文字 (+ または -)、および小数点の中から選択された文字で構成される文字ストリングのことです。 このリテラルに小数点のないものが、整数です。(本書では、形式の中で使用される整数とい う語は、 小数点を含まない数字リテラルを表します。 コンテキストによっては、このリテラルは、負の値を持つことを許されないか、またはゼロであることを許されません。 このような制約事項、および適用される可能性があるその他の制約事項については、形式の説明部分を参照してください)。 次の規則が適用されます。
- (デフォルトの) コンパイラー・オプション *NOEXTEND または PROCESS ステートメント・オプション NOEXTEND が指定されているときには、1 ~ 18 桁が可能です。
- IBM ExtensionIBM Extension 算術計算モード・コンパイラー・オプション *EXTEND31 または PROCESS ステートメント・オプション EXTEND31 が指定されているときには、1 から 31 桁が可能です。 End of IBM ExtensionEnd of IBM Extension
- IBM ExtensionIBM Extension
算術計算モード・コンパイラー・オプション *EXTEND31FULL または
PROCESS ステートメント・オプション EXTEND31FULL が指定されているとき
は、1 から 34 桁が可能です。
End of IBM ExtensionEnd of IBM Extension - IBM ExtensionIBM Extension 算術計算モード・コンパイラー・オプション *EXTEND63 または PROCESS ステートメント・オプション EXTEND63 が指定されているとき は、1 から 63 桁が可能です。 End of IBM ExtensionEnd of IBM Extension
- 符号文字は 1 文字だけ使用可能です。 符号文字を組み込むのは、リテラルの左端でなければなりません。 符号文字のないリテラルは、値が正であると見なされます。
- 小数点は 1 文字だけ使用可能です。 小数点が組み込まれていると、それは仮想小数点として扱われます (すなわち、リテラル内の文字位置を占めません)。小数点は、リテラルの右端を除いて任意の位置に使用できます。
- 引用符で数字リテラルを囲むと、コンパイラーはこのリテラルを非数字リテラルとして扱います。
数字リテラルの値は、リテラル内の文字によって表される代数的な量です。 標準のデータ・フォーマットの文字の数字リテラルの大きさは、ユーザーが指定する桁数と同じです。
すべての数字リテラルは、数字データのカテゴリーに入ります。 (データのカテゴリーについては データのクラスおよびカテゴリーで説明します。)