「デバッグ」ビューを使用すると、ワークベンチでプログラムのデバッグを管理することができます。ここには、すべてのデバッグ・セッションが表示されます。各デバッグ・セッションには、スレッドおよびスタック・フレームが含まれています。現行の実行ポイントにあるスレッドは自動的に展開され、一番上のスタック・フレームが選択されます。
このタスクについて
選択したスレッドが含まれているリソースが開いていないか、アクティブではないか、あるいはその両方の状態である場合、ファイルがエディターで開かれてアクティブになります。このとき、スレッドが関連付けられているソースにフォーカスが当てられ、プログラムでこれから実行するソース行が強調表示されます。
次のようにして、スタックおよびスレッドのプロパティーを「プロパティー」ビューに表示できます。
手順
- 「ウィンドウ」>「ビューの表示」>「その他」を選択し、「一般」ビュー・セットから「プロパティー」ビューを選択して、「プロパティー」ビューを開きます。
- 「デバッグ」ビューで、プロパティーを表示するスタック・フレームに進みます。
必要に応じて、スレッド・ノードを展開し、スクロール・バー、上下キー、
または PageUp および PageDown キーを使用して、そのスタック・フレームが表示されるまで「デバッグ」ビューをスクロールします。
- プロパティーを「プロパティー」ビューに表示するスタック・フレームを選択します。
タスクの結果
デバッガーが停止する原因となったスレッド (例えば、ブレークポイントに達したスレッド) の実行の現在行を表示するには、デバッグ・ターゲット、スレッド、またはスタック・フレームを右クリックして、ポップアップ・メニューから「停止スレッドの表示」を選択します。
デバッグする言語およびプラットフォームに基づいて、
「デバッグ」ビューからさまざまなデバッグ・アクションを実行できます。
- すべての関数エントリー・ポイントで実行を中断するようデバッガーを設定する (エントリー・ブレークポイントの設定と似ています)。
- 日付フィールドへのアクセス時に実行を中断するようデバッガーを設定する。
- 実行の中断時にヒープ・チェックを実行するようデバッガーを設定する。