サイクル・メイン・プロシージャーの異常終了
次のいずれかが起こると、サイクル・メイン・プロシージャーが異常終了し、制御権が
呼び出し元プロシージャーに戻されます。
- ILE RPG 照会メッセージが出されて取り消しオプションが取られた場合。
- *PSSR または INFSR エラー処理サブルーチンの ENDSR *CANCL 命令が 処理された場合(*PSSR および INFSR エラー処理サブルーチンの *CANCL 戻り点の 詳細については、ENDSR 命令での戻り点の指定を参照してください)。
- RETURN 命令 (ブランクの演算項目 2 で) が処理された時に、H1 ~ H9 標識がオンになっている場合。
- RPG サイクルで最終レコード (LR) 処理が行われた時に、H1 ~ H9 標識がオンである場合。
サイクル・メイン・プロシージャーが異常終了した時には、次のことが起こります。
- オープンされているすべてのグローバル・ファイルがクローズされる。
- このプロシージャーによってロックされているデータ域はすべてアンロックされる。
- 照会メッセージに対する取り消し応答でサイクル・メイン・プロシージャーが 終了した場合には、異常終了の原因となるのは機能チェックである。 この場合には、機能チェックが呼び出し元に渡されます。'*CANCL' で 終了するエラー処理サブルーチンのために終了した場合には、 呼び出し元にエスケープ・メッセージが直接出されます。 そうでない場合には、どのような例外が異常終了を起こしたかを呼び出し元が調べることになります。
このプロシージャーを次回に呼び出す時には、 最新コピーを処理に使用することができます (例外処理プログラムについて詳しくは、RPG 特有の処理プログラムの使用を参照してください)。