リニア・モジュール

キーワード MAIN または NOMAIN を制御仕様書で指定しているモジュールは、プログラム・サイクルを組み込まずにコンパイルされます。

プログラム・サイクルがモジュールに含まれていないと、メイン・ソース・セクションにコーディングできる対象が制限されます。 具体的には、次のものに関する仕様はコーディングすることができません。
  • 1 次ファイルおよび 2 次ファイル
  • 見出し、明細出力および合計出力
  • 実行可能演算 (*INZSR 初期化サブルーチンを含む)
  • *ENTRY PLIST
代わりに、メイン・ソース・セクションには次のものがコーディングされます。
  • 全手順ファイル
  • 入力仕様
  • 定義仕様書
  • DEFINE、KFLD、KLIST、PARM、および PLIST などの宣言演算 (ただし、*ENTRY PLIST は除く)
  • 例外出力

注意: リニア・モジュールでは、グローバル・ファイルの暗黙的なクローズまたはデータ域のアンロックは行いません。 これらのオブジェクトは、クローズやアンロックが明示的に行われるまで、オープンされたままあるいはロックされたままになります。