レベル番号
- レベル番号
- レベル番号の後には、分離文字のピリオドが続くか、または、スペースをあけてその後にそれに関連したデータ名-1、FILLER、または適切なデータ記述文節が続かなければなりません。
レベル番号 01 および 77 は区域 A から始めなければなりません。
レベル番号 77 の後には、スペースあけてその後にそれに関連したデータ名-1 が続かなければなりません。
レベル番号 02 ~ 49、66、そして 88 は区域 A または B で始めます。
レベル番号 01 ~ 09 の代わりに、1 桁のレベル番号 1 ~ 9 を指定することもできます。
連続するデータ記述記入項目は、最初の項目と同じ桁から始めることも、あるいはレベル番号に合わせて字下げすることもできます。 字下げしても、レベル番号の意味に影響はありません。
レベル番号を字下げすると、新しいレベル番号ごとに区域 A の右側に任意の数のスペースをあけてから始めることができます。 右側へ字下げする範囲は、区域 B の幅による制限しか受けません。
詳しく は、データのレベルおよび 標準データ・フォーマットを参照してください。
IBM ExtensionIBM Extension 1 つのグループ項目に直接従属する基本項目またはグループ項目に付けるレベル番号は個々に違っていてもかまいません。 End of IBM Extension
End of IBM Extension - データ名-1
- 記述されるデータを明示的に識別します。
データ名-1 を指定した場合、データ名-1 はプログラムの中で使用されるデータ項目を識別します。 このデータ項目は、レベル番号の後につづく最初の語でなければなりません。
プログラム実行時に、データ項目を変更できます。
次のものにデータ名-1 を指定しなければなりません。- レベル 66、レベル 77、およびレベル 88 の項目
- 文節 GLOBAL、EXTERNAL、または TYPEDEF を含む記入項目
- GLOBAL 文節または EXTERNAL 文節の入ったファイル記述項目と関連したレコード記述記入項目
- FILLER
- これは、プログラムの中で明示的に参照されることのないデータ項目です。
キーワード FILLER の指定はオプショナルです。
指定する場合、FILLER はレベル番号の直後に指定しなければなりません。
条件変数にではなくそれが取ることのできる値にだけ明示参照が行われるなら、条件変数と一緒にキーワードの FILLER を使えます。 FILLER を条件名またはタイプ名とともに使用することはできません。
MOVE CORRESPONDING ステートメント、ADD CORRESPONDING、または SUBTRACT CORRESPONDING ステートメントにおいては、FILLER 項目は指定しても無視されます。 INITIALIZE ステートメントでは、基本 FILLER 項目は無視されます。
データ名-1 または FILLER 文節が省略された場合には、記述されているデータ項目は FILLER が指定されたものとして処理されます。