このパネル上でのオプションは、ソース・コードがコンパイルされるときに使用するコンパイラー・オプションを指定します。
ダイアログの一般ヘルプ for information on *CMDDFT
設定、チェック・ボックスの使用法、およびプッシュボタン・ヘルプを参照してください。
- コンパイル・オプション
- ログ・メッセージ
- このチェック・ボックスを選択すると、コンパイラーはコンパイル・メッセージをジョブ・ログにコピーします。さらに以下を行います。
- このオプションをデバッグ・オプション・パネルでフラグ重大度オプションと一緒に選択すると、選択した重大度以上のメッセージもジョブ・ログにコピーされます。
- このオプションをデバッグ・オプション・パネルでメッセージ限界オプションと一緒に選択すると、選択した重大度以上のメッセージの数がジョブ・ログにコピーされるとコンパイルは停止します。
- 構造体または共用体変数
- このチェック・ボックスを選択すると、コンパイラーはコンパイラー・リストで集合構造体マップを生成します。このマップはソース・プログラムにすべての構造体のレイアウトを表示し、変数で埋め込むかどうかを表示します。
- 注:
- 構造体マップを表示するには、コンパイラー・リストの作成をコンパイラーに指示する必要もあります。
指示するには、リスト・コンパイラー・オプション・パネルでソース・リスト・オプション・チェック・ボックスを選択してください。
- 拡張マクロ
- このチェック・ボックスを選択すると、コンパイラーはリストのソース・パーツまたはデバッグ・リスト・ビューのマクロを拡張します。
- 注:
- 拡張マクロを表示するには、コンパイラー・リストまたはデバッグ・リストの作成をコンパイラーに指示することも必要です。このようにするには、「リスト表示」コンパイラー・オプション・パネルの「ソース・リスト・オプション」チェック・ボックスを選択するか、あるいは「選択」コンパイラー・オプション・パネルの「デバッガー表示」選択項目を
*LIST または *ALL に設定してください。
- 全ステートメントの表示
- このチェック・ボックスを選択すると、プリプロセッサーがスキップするかどうかに関係なく、コンパイラーはすべてのステートメントをソース・リストまたはデバッグ・リストに組み込みます。
- 注:
- コンパイラーには、コンパイラー・リストまたはデバッグ・リストの作成を指示する必要もあります。このようにするには、「リスト表示」コンパイラー・オプション・パネルの「ソース・リスト・オプション」チェック・ボックスを選択するか、あるいは「選択」コンパイラー・オプション・パネルの「デバッガー表示」選択項目を
*LIST または *ALL に設定してください。
- 相互参照 ID
- このチェック・ボックスを選択すると、プログラム・ソース・コードの ID
とそれが表示される行番号のリストが入った相互参照表をコンパイラーが生成します。
- 注:
- コンパイラーにはコンパイラー・リストの作成を指示する必要もあります。
指示するには、リスト・コンパイラー・オプション・パネルでソース・リスト・オプション・チェック・ボックスを選択してください。
- digraph 使用法
- このチェック・ボックスを選択した場合には、digraph
文字シーケンスを使用していくつかのキーボードで見つからない文字を表示することができます。文字またはストリング・リテラルに表示される
digraph 文字シーケンスは、プリプロセス処理中には置換されません。
- リスト・オプション
- このチェック・ボックスを選択すると、すべてのリスト・オプションがオンになります。
- 注:
- 実際にリストを表示するには、コンパイラー・リストの作成をコンパイラーに指示する必要もあります。指示するには、リスト・コンパイラー・オプション・パネルでソース・リスト・オプション・チェック・ボックスを選択してください。
- オブジェクトの生成
- このチェック・ボックスを選択すると、コンパイル処理のすべての段階が実行されます。
- 最初に INCDIR を組み込む
- このチェック・ボックスを選択した場合には、コンパイラーは、INCDIR
パラメーターで指定されたディレクトリー中のユーザー組み込みファイルを最初に検索します。
- 検索システム・ヘッダー・ファイル
- このチェック・ボックスを選択した場合には、コンパイラーは、検索順序の最後に、デフォルト組み込みパス
(IFS ソース・ストリーム・ファイルの場合には
/QIBM/include、データ管理ソース・ファイル・メンバーの場合には QSYSINC)
を組み込みます。
- stdout へのメッセージのコンパイル
- このチェック・ボックスを選択した場合には、コンパイラー・メッセージが
stdout に送信されます。
- 参照された構造体または共用体変数
- このチェック・ボックスを選択すると、コンパイラーはリスト・ファイル中のすべての参照された構造体または共用体変数のレイアウトを組み込みます。
- 注:
- このレイアウトを表示するには、コンパイラー・リストの作成をコンパイラーに指示することも必要です。指示するには、リスト・コンパイラー・オプション・パネルでソース・リスト・オプション・チェック・ボックスを選択してください。
- システム組み込みパス
- このチェック・ボックスを選択した場合には、ユーザー組み込みの検索パスがシステム組み込み検索パスに変更されます。これは、ユーザー
#include ディレクティブ (#include "file_name") の二重引用符を不等号括弧
(#include <file_name>) に変更するのと同等です。
- ID に関連する相互参照
- このチェック・ボックスを選択すると、コンパイラーはリスト・ファイルに参照される変数、構造体、および関数名の相互参照テーブルを作成します。また、このテーブルは
ID が宣言されている行番号も表示します。
- 注:
- コンパイラーにはコンパイラー・リストの作成を指示する必要もあります。
指示するには、コンパイラー・オプションのリストのパネルでソース・リスト・オプション・チェック・ボックスを選択します。
- 第 2 レベル・メッセージ
- このチェック・ボックスを選択すると、コンパイラーは第 2
レベル・メッセージ・テキストをコンパイラー・リストで生成します。
- 注:
- コンパイラーにはコンパイラー・リストの作成を指示する必要もあります。
指示するには、生成コンパイラー・オプション・パネルで出力チェック・ボックスを選択します。
- 組み込みファイルの拡張
- コンパイラーがコンパイラー・リストおよびデバッグ・リストで組み込みファイルを扱う方法を指定します。このフィールドでは次のいずれかの値を選択できます。
- *CMDDFT
- ユーザーのシステムに現在デフォルトとして設定されている組み込みファイルの扱いを参照します。
- *SHOWINC
- コンパイラー・リストまたはデバッグ・リストのソース・パーツで、ユーザー組み込みファイルおよびシステム組み込みファイルの両方を拡張します。
- *NOSHOWINC
- ソース・リストまたはデバッグ・リストでユーザー組み込みファイルまたはシステム組み込みファイルを拡張しません。
- *SHOWUSR
- コンパイラー・リストまたはデバッグ・リストのソース・パーツで、ユーザー組み込みファイルを拡張します。ユーザー組み込みファイルは、
#include ディレクティブで二重引用符 (" ")
に囲まれたファイルです。このオプションを使用して、外部記述ファイルを処理するためにユーザーのプログラム・ソースで
#pragma mapinc を使用する時に生成される typedef を印刷します。
- *SHOWSRC
- ソース・リストまたはデバッグ・リスト・ビューでソース・ステートメントを表示します。
- *NOSHOWSRC
- ソース・リストまたはデバッグ・リスト・ビューでソース・ステートメントを表示しません。
- *SHOWSYS
- コンパイラー・リストまたはデバッグ・リストのソース・パーツで、システム組み込みファイルを拡張します。システム組み込みファイルは、
#include ディレクティブで不等号括弧 (< >)
に囲まれたファイルです。
- *NOSHOWSYS
- ソース・リストまたはデバッグ・リスト・ビューで #include
ディレクティブ上のシステム組み込みファイルを拡張しません。
- 注:
- 拡張マクロを表示するには、コンパイラー・リストまたはデバッグ・リストの作成をコンパイラーに指示することも必要です。このようにするには、「リスト表示」コンパイラー・オプション・パネルの「ソース・リスト・オプション」チェック・ボックスを選択するか、あるいは「選択」コンパイラー・オプション・パネルの「デバッガー表示」選択項目を
*ALL、*SOURCE、または *LIST
に設定してください。
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