ゼロ

編集語の本体の最初のゼロは、ゼロ抑制終了文字として解釈されます。このゼロは、 ゼロ抑制を終わらせるために入れます。編集語に入れられた後続のゼロは、定数として取り扱われます (以下の 「定数」を参照)。

ソース・データ中のすべての先行ゼロは、ゼロ抑制終了文字の桁 (この桁を含めて) まで消去されます。 ゼロ抑制終了文字の桁またはそれより左側に現れた有効数字は、出力されます。

編集語 ソース・データ 編集結果には次のように現れます。
'␢␢␢0␢␢␢␢␢␢' 00000004 ␢␢␢␢000004
'␢␢␢0␢␢␢␢␢␢' 012345 ␢␢␢␢012345
'␢␢␢0␢␢␢␢␢␢' 012345678 ␢␢12345678

先行ゼロがゼロ抑制終了文字の桁またはそれより右側の桁まで拡張している場合には、 ゼロ抑制終了文字の桁がブランクで置き換えられます。 このことは、ソース・データに存在しているのと同じ数の先行ゼロが出力に 現れるようにしたいとき、 編集語の本体をソース・データより広くしなければならないことを意味します。

編集語 ソース・データ 編集結果には次のように現れます。
'0␢␢␢' 0156 ␢156
'0␢␢␢␢' 0156 ␢0156

ゼロ抑制終了文字の右側に入れられた定数 (コンマおよび小数点を含む) は、ソース・データがなくても出力されます。 ゼロ抑制終了文字の左側にある定数は、 その定数より左に位置することになる有効数字がソース・データに 含まれている場合にだけ出力されます。

編集語 ソース・データ 編集結果には次のように現れます。
'␢␢␢␢␢␢0.␢␢' 000000001 ␢␢␢␢␢␢␢.01
'␢␢␢␢␢␢0.␢␢' 000000000 ␢␢␢␢␢␢␢.00
'␢␢␢,␢0␢.␢␢' 00000012 ␢␢␢␢␢␢0.12
'␢␢␢,␢0␢.␢␢' 00000123 ␢␢␢␢␢␢1.23
'␢0␢,␢␢␢.␢␢' 00000123 ␢␢0,001.23