F13 を使った条件付きジョブ・ブレークポイントの設定例

この例では、F13 (モジュール停止点の処理) を使って条件付きジョブ・ブレークポイントを 設定します。
  1. 条件付きジョブ・ブレークポイントを設定するには 、F13 (モジュール停止点の処理) を押します。「モジュール停止点の処理」画面が表示されます。
  2. この画面では、リストの最初の行に 1 (追加) を入力して条件付きブレークポイント を追加します。
  3. *IN02='1' の時に条件付きブレークポイントを行 127 に設定するには、 フィールド に 127、条件 フィールドに *IN02='1' と入力します。
  4. スレッド列を表示するには、実行キーを押す前にスレッド・フィールドに *JOB と入力します。

    図 1 は、条件付きブレークポイントの追加後の「モジュール停止点の処理」 画面を示します。

    図 1. 条件付きジョブ・ブレークポイントの設定
                              モジュール停止点の処理
                                                                 
                                                                 システム:   XXXXXXXX
     プログラム . . :   DEBUGEX               ライブラリー . :   MYLIB
       モジュール . :     DBGEX               タイプ . . . . :   *PGM
     オプションを入力して、Enter キーを押してください。
       1= 追加   4= 消去
     OPT               条件
             127     *in02='1'
             88
             102
                                                                       終わり
     コマンド
     ===> ________________________________________________________________________
     F3= 終了   F4=プロンプト  F5= 最新表示   F9=コマンド複写   F12= 取消し
     停止点が行 127 に追加されました。 

    条件付きジョブ・ブレークポイントが行 127 に設定されます。式はステートメントの実行前に評価されます。 結果が真の場合には (例では *IN02='1' の場合)、プログラムが 停止し、「モジュール・ソースの表示」画面が表示されます。 結果が偽の場合には、プログラムは実行し続けます。

    既存のブレークポイントは常に、同じ位置に入力された新しいブレークポイントによって置き換えら れます。

  5. ブレークポイントの設定後に、F12 (取消し) キーを押して「モジュール・ブレークポイントの処理」画面 を出てください。 F3 (プログラム終了) キーを押して、ILE ソースを終了し てください。 ブレークポイントは除去されません。
  6. プログラムを呼び出してください。ブレークポイントに達するとプログラムが停止し、 「モジュール・ソースの表示」画面が 再び表示されます。この時点で、プログラムをステップスルーするか、あるいは処理を再開するこ とができます。