CCSID 定義キーワード

変更の始まりこのキーワードは、英数字定義、グラフィック定義、 および UCS-2 定義の CCSID を設定します。変更の終わり

変更の始まり番号は、0 から 65535 の範囲の整数で、 有効な CCSID 値でなければなりません。
  • 有効な英数字 CCSID は、65535 か、 または、エンコード・スキーム x'1100' または x'1301' の EBCDIC CCSID、 または、エンコード・スキーム X'2100'、X'3100'、X'4100'、X'4105'、X'5100'、X'2300'、X'3300' の ASCII CCSID、 または UTF-8 CCSID 1208 です。
  • 有効な図形 CCSID は、65535 か、EBCDIC 2 バイト・コード化体系 (X'1200') の CCSID で す。
  • 有効 な UCS-2 CCSID は UCS-2 コード化体系 (x'7200') になっています。
変更の終わり

変更の始まりプログラム記述フィールドの場合、CCSID キーワードは、 CCSID(*CHAR)、CCSID(*GRAPH)、または CCSID(*UCS2) キーワード が指定された制御仕様書または /SET 指示で設定されたデフォルトをオーバーライドします。変更の終わり

変更の始まりいくつかの特殊値が許可されています。
*DFT
CCSID(*DFT) は、モジュールの現行デフォルト CCSID が使用されることを示します。 これは、LIKE キーワードを使用するときに便利です。これは、このキーワードが 指定されていない場合、新しいフィールドはソース・フィールドの CCSID を 継承するためです。 現行デフォルト CCSID について詳しくは、/SET を参照してください。
*{NO}EXACT
変更の始まりCCSID(*EXACT) および CCSID(*NOEXACT) は、EXTNAME または LIKEREC キーワードに *NULL が抜き出しタイプとして指定されないとき、外部記述データ構造および LIKEREC キーワードで定義されたデータ構造に対して有効です。 データ構造に対する CCSID キーワードは、英数字サブフィールドの CCSID を制御します。 詳しくは、CCSID(*EXACT | *NOEXACT)を参照してください。変更の終わり
*HEX または 65535
CCSID(*HEX) は、英数字定義およびグラフィック定義に 対して有効です。これは、データに CCSID がないと見なされることを示します。 CCSID(*HEX) または CCSID(65535) を指定して定義された 項目を CCSID 変換で使用することはできません。
*JOBRUN
CCSID(*JOBRUN) は、英数字定義およびグラフィック定義 に対して有効です。これは、データが実行時にジョブ CCSID であることを指示します。
*JOBRUNMIX
CCSID(*JOBRUNMIX) は、英数字定義に対して有効です。 これは、CCSID がジョブ CCSID に関連する混合バイト CCSID であることを示します。
*UTF8
CCSID(*UTF8) は、英数字定義に対して有効です。 これは、CCSID が、UTf-8 Unicode データの CCSID である 1208 であることを示します。
*UTF16
CCSID(*UTF16) は、UCS-2 定義に対して有効です。 これは、CCSID が、UTF-16 Unicode データの CCSID である 1200 であることを示します。
変更の終わり
変更の始まりこのキーワードが指定されていない場合は、次のようになります。
  • データ・タイプが指定されている場合、モジュールの現行デフォルト CCSID が想定されます。 現行デフォルト CCSID について詳しくは、/SET を参照してください。
  • LIKE キーワードが指定されている場合、 新しいフィールドの CCSID は LIKE フィールドと同じものになります。
変更の終わり
注: 変更の始まり
  • 文字定義に対してこのキーワードが指定されておらず、 制御ステートメントに CCSID(*EXACT) も CCSID(*CHAR) も指定されておらず、 CCSID(*CHAR) が指定された有効な /SET ステートメントもない場合、 文字フィールドの CCSID は、ジョブ CCSID に関連した混合 CCSID です。 混合 CCSID は、1 バイト文字セット (SBCS) データと 2 バイト文字セット (DBCS) データ の両方を処理できます。 例えば、ジョブ CCSID が 1 バイト CCSID 37 の場合、 混合 CCSID は 937 です。 文字 X'0E' および X'0F' はシフト文字であると解釈されます。 そのため、このデータが別の CCSID に変換される際、データに偶然に X'0E' または X'0F' が含まれていて、ジョブ CCSID が DBCS 対応 CCSID ではない場合、誤った結果になることがあります。
  • CCSID(*GRAPH : *IGNORE) が 指定または想定されているときには、グラフィック定義に対してこのキーワードを使用することは許可されません。
変更の終わり