「リモート・リコンサイラー」ビュー

「リモート・リコンサイラー」ビューは、ローカル・プロジェクトと対応するリモート・ロケーションとの関連を管理する際に役立ちます。

「リモート・リコンサイラー」ビューには、ワークスペース内のリソースがすべてリストされ、それらのリモート・ロケーション、プロジェクトのタイプ、それらのリモートの相手側と非同期であるかどうかが表示されます。 このビューで、ローカル変更の対応するリモート・リソースへのプッシュ、リモート変更のプル、およびビルドの開始を行うことができます。

ツールバー

ボタン 名前 説明
「リモートの相手側の存在を確認して、ビュー内のリソースを最新表示します」ボタン
リモートの相手側の存在を確認して、ビュー内のリソースを最新表示します ビューを更新し、リモート・リソースに対する変更を検索し、リモート・リソースが削除または追加されたかどうかも確認します。
「保留中の変更がないファイルおよびフォルダーを非表示にします」ボタン
保留中の変更がないファイルおよびフォルダーを非表示にします これを有効にすると、保留中の変更があるファイルおよびフォルダーのみ表示されます。 無効にすると、すべてのファイルおよびフォルダーが表示されます。

コンテキスト・メニュー

コマンド 説明
リモートのリフレッシュ ビューを更新し、リモート・リソースに対する変更を検索します。
表示 このメニューで、以下のように、選択したビュー内の選択したリソースを表示できます。
リモート・コンテキスト
「リモート・コンテキスト」ビュー内のプロジェクトの <現行コンテキスト> を選択します。 プロジェクト・レベルでのみ使用可能です。
リモート・システム
「リモート・システム」ビュー内のリソースのリモート・ロケーションを選択します。
リモート・コンテキスト 「リモート・コンテキスト」コンテキスト・メニューをクリックして、プロジェクトで使用可能なリモート・コンテキストに関連する項目のメニューを開きます。 これらのメニューで、「リモート・コンテキスト」ビューを開くと使用可能な、また「プロジェクト・エクスプローラー」ビューからも直接使用可能なアクションを実行することができます。 このメニューはプロジェクト・レベルでのみ使用可能です。 IBM i では各プロジェクトの単一コンテキストのみがサポートされているため、このメニューは i プロジェクトでは使用できません。
<現行コンテキスト>
コンテキスト・リスト
<現行コンテキスト> は、「リモート・コンテキスト」ビューで [現行] に設定されたリモート・コンテキストです。 <現行コンテキスト> は先頭に表示され、その他のコンテキストが (プロジェクトに追加されていれば) その後に続きます。 <現行コンテキスト> のアイコンが選択済みとして表示されます。 現行コンテキストではないコンテキストを選択すると、そのコンテキストが現行コンテキストになります。
コンテキストの作成...
プロジェクトに追加する新しいコンテキストを作成できます。
コンテキストの追加..
リモート接続の「コンテキスト」サブシステムに見られるように、リモート接続に使用可能なすべてのリモート・コンテキストのリストを提供します。 コンテキストを選択すると、そのコンテキストがプロジェクトに追加されます。
プッシュ/プル設定 リモート・リソースとの同期化に使用できる設定をリストします。 これらの設定は、プロジェクト・プロパティーを開き、「リモート・コンテキスト」ページを選択すると使用できますが、「プロジェクト・エクスプローラー」ビューから直接使用することもできます。
自動リモート・リフレッシュの構成...
デフォルトのリモート・リフレッシュ間隔 (秒単位) は 0 に設定されています。 ゼロ設定は、自動リフレッシュが行われないことを示します。 設定を、例えば 10 に変更した場合、これはプロジェクト・リソースに対するローカルおよびリモートの変更を 10 秒ごとに探すことを指示します。
保存時にプッシュ
これを有効にすると、リソースは保存されるたびに <現行コンテキスト> にプッシュされます。
すべてのコンテキストにプッシュ
これを有効にすると、リソースは保存されるたびに、プロジェクトのすべてのコンテキストにプッシュされます。 「すべてのコンテキストにプッシュ」を有効にするには、「保存時にプッシュ」を有効にする必要があります。
ビルド時にプッシュ
これを有効にすると、プロジェクトでビルドが起動されるたびにリソースがプッシュされます。 プロジェクトの自動ビルド・オプションを設定するには、「プロジェクト」 > 「自動ビルド」設定にもチェック・マークを付けます。 「ビルド時にプッシュ」は C/C++ プロジェクトまたは IBM i プロジェクトでは使用できません。
リモート更新時にプル
リモート変更が更新されたときに、プロジェクトのリモート・ロケーションにあるすべてのファイルをプロジェクトにプルします。 ダウンロードの対象として、特定のファイル・タイプは無視されます。 これらは、リモート・リコンサイラー設定で変更することができます。 この設定では、リモート変更が更新されると、リソースは自動的に同期化されることに注意してください。 リモート変更は、以下のいずれかが起動されると更新されます。
  • 「自動リモート・リフレッシュの構成...」での設定。
  • 「リモートのリフレッシュ」右クリック・メニューを選択。
  • 「リモートの相手側の存在を確認して、ビュー内のリソースを最新表示します」ビュー・ツールバー・ボタンを押す。
プッシュ先 選択したリソースをプッシュします。 このアクションを実行するには、保留中のローカル・リソースのみを選択する必要があります。
<現行コンテキスト>
コンテキスト・リスト
保留中のローカル変更を持つ選択済みリソースを、このリストで選択したコンテキストにプッシュします。 <現行コンテキスト> は、「リモート・コンテキスト」ビューで [現行] に設定されたリモート・コンテキストです。 <現行コンテキスト> は先頭に表示され、その他のコンテキストが (プロジェクトに追加されていれば) その後に続きます。
すべてのコンテキスト
保留中のローカル変更を持つ選択済みリソースを、このメニューの上にリストされている、プロジェクトに追加されたすべてのコンテキストにプッシュします。
すべてのプッシュ先 プロジェクト内のファイルすべてをプッシュします。 このアクションを実行するには、保留中の変更が少なくとも 1 つなければなりません。 このアクションはプロジェクト・レベルでのみ使用可能です。
<現行コンテキスト>
コンテキスト・リスト
保留中のローカル変更を持つ選択済みリソースを、このリストで選択したコンテキストにプッシュします。 <現行コンテキスト> は、「リモート・コンテキスト」ビューで [現行] に設定されたリモート・コンテキストです。 <現行コンテキスト> は先頭に表示され、その他のコンテキストが (プロジェクトに追加されていれば) その後に続きます。
すべてのコンテキスト
保留中のローカル変更を持つ選択済みリソースを、このメニューの上にリストされている、プロジェクトに追加されたすべてのコンテキストにプッシュします。
<現行コンテキスト> からプル 保留中のリモート変更を持つ選択済みリソースを、「リモート・コンテキスト」ビューで [現行] に設定されたリモート・コンテキストからプルします。
リモートの置き換え リモート・ファイルをローカル・コピーで置き換えます。 このオプションは、保留中のローカル変更または競合がある場合に、ファイル・レベルでのみ使用可能です。
ローカルの置き換え ローカル・ファイルをリモート・コピーで置き換えます。 このオプションは、保留中のリモート変更または競合がある場合に、ファイル・レベルでのみ使用可能です。
ビルド
ビルド
プロジェクトに対してビルド・コマンドを実行します。
クリーン
プロジェクトに対してクリーン・コマンドを実行します。
起動
端末
選択したリソースのリモート・ロケーションにある端末を起動します。
シェル
選択したリソースのリモート・ロケーションにあるシェルを起動します。
マージ済みとしてマーク 選択したリソースが変更保留中として示されないように、そのリソースにマージ済みのマークを付けます。
無視 選択したリソースの名前を、ダウンロード対象として無視する項目のリストに追加します。 このオプションはフォルダー・レベルでのみ使用可能です。
注: 「無視」オプションは現行セッションにのみ適用されます。 製品を再始動し、選択したリソースにこのオプションを再度使用する場合は、新たなセッションで「無視」を再度選択してください。
削除 選択したリソースを削除します。

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