指定されたディレクトリー内の COBOL ソースに対して、「コード・レビュー」からエクスポートされた規則を使用してコード・レビューを実行します。結果は、-exportdirectory パラメーターで指定されたディレクトリーのタイム・スタンプ付きのサブディレクトリー内に生成されます。
注: coderev コマンドでは、サーバー上にサーバー・サイド・アプリケーションがインストールされている必要があります。これは、リモート・システム・エクスプローラーを使用するリモート・アプリケーションの開発に使用されるアプリケーションと同じものです。サーバー・サイド・アプリケーションをインストールする必要がある場合は、「
AIX サーバー・インストール作業」を参照してください。
Usage: coderev -rulefile <rule_file> -directory <dir1>[,<dir2>,...] -exportdirectory <export_dir> [-copypath <copy1>[,<copy2>,...]] [-includefile <inc_file>] [-excludefile <exc_file>] [-data <workspace_dir>] [-verbose] [-help]
オプション:
- -rulefile <rule_file>
- コード・レビューでの規則を指定する「コード・レビュー」構成からエクスポートされたファイルの絶対パス。規則ファイルは .dat のファイル拡張子でなければなりません。
- -directory <dir1>[,<dir2>,...]
- レビュー対象のソースを含むディレクトリーの絶対パスのコンマ区切りリスト。
- -exportdirectory <export_dir>
- 結果を生成するためのディレクトリーの絶対パス。タイム・スタンプ付きのサブディレクトリーが作成され、実行の結果がそのタイム・スタンプ付きのサブディレクトリーに入ります。
- -copypath <copy1>[,<copy2>,...]
- レビュー対象の COBOL ソースに含まれるコピーブックを含むディレクトリーの絶対パスのコンマ区切りリスト。コピーブックも分析され、それらを含む COBOL ソース・ファイル上での同様の分析を行うよう要求される可能性があります。
- -includefile <inc_file>
- レビューに含めるファイルのリストを含むテキスト・ファイルへの絶対パス。1 行に 1 エントリーを使用します。各エントリーはそれ自体にあるファイル名か、レビューされるいずれかのディレクトリーからの相対ファイル名です。
その他のファイルはレビューされません。
- -excludefile <exc_file>
- レビューから除外するファイルのリストを含むテキスト・ファイルへの絶対パス。1 行に 1 エントリーを使用します。各エントリーはそれ自体にあるファイル名か、レビューされるいずれかのディレクトリーからの相対ファイル名です。
その他のファイルはレビューされます。
- -data <workspace_dir>
- 指定すると、コード・レビューの実行に IDE ワークスペースが使用されます。いくつかの一時プロジェクトが作成され、設定がセットされ、このワークスペース・ディレクトリーにログが生成されます。指定しないと、一時ワークスペース・ディレクトリーが ~/.coderev/ に作成されて、実行後に削除されます。
- -verbose
- 出力情報が標準出力に書き込まれるようにします。
- -help
- ヘルプ画面を表示します。