DFTACTGRP(*YES | *NO)
DFTACTGRP キーワードは、作成済みのプログラムが、呼び出されたときに実行する 場所である活動化グループを指定します。
*YES を指定した場合、このプログラムは常にデフォルトの活動化グループ内で実行されます。 この活動化グループは、すべてのオリジナル・プログラム・モデル (OPM) プログラム が実行される活動化グループです。 これにより、ILE RPG プログラムは、ファイル共用、 ファイルの範囲、RCLRSC、および監視外の例外の処理の分野で OPM RPG プログラムと 同様に動作します。 DFTACTGRP(*YES) を指定してプログラムを作成した場合、ILE 静的 バインドは使用できません。 これは、このプログラムを作成する 場合、BNDDIR、ACTGRP、または STGMDL のコマンド・パラメーターあるいはキーワードは使用できないことを意味します。 さらに、ソース内でのすべての呼び出し命令は、 プロシージャーではなくプログラムを呼び出す必要があります。DFTACTGRP(*YES) は 、プログラム単位でアプリケーションを ILE RPG に転送する場合に役立ちます。
*NO を指定した場合、プログラムは ACTGRP コマンド・パラメーターまたはキーワード によって指定された活動化グループに関連付けられ、静的バインドが許可されます。 DFTACTGRP(*NO) は、ILE の概念を利用する場合 (たとえば、 名前付き活動化グループ内での実行またはサービス・プログラムへの バインド) に役立ちます。
DFTACTGRP キーワードは CRTBNDRPG コマンドを使用した場合のみ有効です。

DFTACTGRP キーワードが指定されていない場合のデフォルト値
コンパイル単位内に何らかの自由形式制御ステートメントがあり、 ACTGRP、BNDDIR、または STGMDL キーワードのうちの 1 つ以上が使用されている場合、 DFTACTGRP(*NO) が想定されます。
それ以外の場合、コマンドに指定された値が使用されます。
CTL-OPT OPTION(*SRCSTMT) ACTGRP(*NEW);
CTL-OPT;
H OPTION(*SRCSTMT) STGMDL(*INHERIT)
CTL-OPT OPTION(*SRCSTMT);
