ファイル・タイプと処理方式
表 1 には、各種のファイル・タイプおよび処理方式に対するファイル仕様書の
28 桁目、34 桁目、および 35
桁目に指定できる項目を示してあります。ディスク・ファイルの処理方式には、次のものがあります。
- 相対レコード番号処理
- 連続処理
- キーによる順次処理
- キーによるランダム処理
- 限界内順次処理

| アクセス | 方法 | 命令コード | 28 桁目 | 34 桁目 | 35 桁目 | 説明 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ランダム | RRN | CHAIN | ブランク | ブランク | ブランク | レコードの物理的な順序によるアクセス |
| 自由形式構文: (キーワードは不要です) | ||||||
| 順次 | キー | READ READE READP READPE サイクル | ブランク | ブランク | I | キーによる順次アクセス |
| 自由形式構文: KEYED キーワード | ||||||
| 順次 | 限界値範囲内 | READ READE READP READPE サイクル | L | A、P、G、D、 T、Z、または F | I | レコード・アドレス限界ファイルによって制御されるキーによる順次アクセス |
| 自由形式構文: (自由形式ファイル定義にはサポートされません) | ||||||
| 順次 | RRN | READ サイクル | ブランク | ブランク | T | レコード・アドレス・ファイルの RRN 番号に制限される順次アクセス |
| 自由形式構文: (自由形式ファイル定義にはサポートされません) | ||||||

各種のファイル処理方式の詳細については、「Rational Development Studio for i ILE RPG プログラマーの手引き」の 「データベース・ファイルのアクセス」の章の 「ディスク・ファイルの処理方式」の項を参照してください。