アップグレードおよび共存についての考慮事項

本製品の以前のバージョンを所有している場合や、同じワークステーション上への複数の Rational® Software Delivery Platform 製品のインストールを計画されている場合は、このセクションに記載された情報を検討してください。

製品の共存についての考慮事項

一部の製品は、同じパッケージ・グループにインストールされた場合、 それと共存し、機能を共用するように設計されています。 パッケージ・グループは、1 つ以上のソフトウェア製品またはパッケージをインストールできるロケーションです。 各パッケージをインストールする場合は、 そのパッケージを既存のパッケージ・グループにインストールするか、または新規にパッケージ・グループを作成するのかを選択します。 IBM® Installation Manager は、 共用するように設計されていない製品や、バージョンの許容度およびその他の要件を満たさない製品をブロックします。 一度に複数の製品をインストールする場合は、 製品でパッケージ・グループを共用できなければなりません。

リリース時点で、パッケージ・グループにインストールされた場合に機能を共用する製品は、以下のとおりです。
  • IBM Rational Application Developer V9.5
  • IBM Rational Business Developer V9.5
  • IBM Rational Software Architect for WebSphere® Software V9.5
  • IBM Rational Developer for System z® V9.5
  • IBM Rational Team Concert クライアント V5.0.2 (ifix006 以上)
  • IBM Data Studio クライアント V4.1.2

適格製品であれば、1 つのパッケージ・グループにいくつでもインストールできます。 製品がインストールされると、その機能はパッケージ・グループ内の他のすべての製品で共用されます。 開発製品とテスト製品を 1 つのパッケージ・グループにインストールする場合、 製品のいずれか一方を始動すると、開発とテストの両方の機能がユーザー・インターフェースで使用可能になります。 製品にモデリング・ツールを追加すると、パッケージ・グループ内のすべての製品で、 開発、テストおよびモデリングの機能が使用可能になります。

開発製品をインストールし、その後で追加の機能を持つ開発製品を購入して、同じパッケージ・グループにその製品を追加すると、 両方の製品で追加の機能が使用可能になります。 より多くの機能を持つ製品をアンインストールした場合、元の製品はそのまま残ります。

注: 固有のロケーションにインストールされた各製品は、 1 つのパッケージ・グループとしか関連付けることができません。 複数のパッケージ・グループと関連付けるためには、製品を複数のロケーションにインストールする必要があります。

パッケージ・グループ間での共存

同じコンピューター上に製品パッケージの複数のインスタンスを存在させることができます。これらは自動的に別々のパッケージ・グループにインストールされます。 各製品パッケージのバージョンまたはフィックス・レベルが異なっていても構いません。

ある製品パッケージを更新する際は、製品のそのインスタンスのみを更新します。

製品の以前のバージョンとの共存

このバージョンの製品は、同じコンピューターにインストールされている 以前のバージョンの製品と共存できます。

既存のインストール済み環境を現行バージョンにアップグレードできない

以前のバージョンの製品を最新バージョンにアップグレードすることはできません。


フィードバック