コンパイル・エラーの訂正
コンパイル・エラーの修正に有用なコンパイラー・リストの主要なセクションは以下のとおりです。
- ソース・セクション
- 追加のメッセージ・セクション
- /COPY テーブル・セクション
- 各種の要約セクション
ソース・セクションにあるインライン診断メッセージはコンパイラーが すぐにフラグを付けることができるエラーを示します。 その他のエラーはコンパイル時に追加の情報が受け取られてからフラグが 付けられます。 これらのエラーにフラグを付けるメッセージは、ソース・セクションおよび 追加のメッセージ・セクションにあります。
コンパイル・エラーの訂正を援助するために、また特にユーザーが RPG の初心者の場合、 リストに第 2 レベルのメッセージを組み込みたい場合が あります。 これを実行するためには、どちらかの作成コマンドで OPTION(*SECLVL) を指定します。これにより、第 2 レベルのテキストがメッセージ要約にリストされた メッセージに追加されます。
最後に、コンパイラー・リストがプログラムのレコードであることを忘れないでください。したがって、プログラムのテスト中にエラーを見付けた場合には、
ソースが思ったとおりにコード化されていることを検査するために、
このリスト出力を使用することができます。 ソースの他に確認したいリスト出力の一部に以下のものが含まれて
います。
- 突き合わせフィールド・テーブル
突き合わせフィールドで RPG サイクルを使用している場合には、これを すべての突き合わせフィールドの長さが正しいか、正しい位置にあるかを確認する のに使用することができます。
- 出力バッファー位置
リテラル・テキストまたはフィールド名と一緒に開始位置および終了位置を リストします。 これを使用して、出力仕様書のエラーを確認してください。
- コンパイル時データ
ALTSEQ と FTRANS レコードおよびテーブルがリストされます。NLSS 通知およびテーブルがリストされます。 テーブルおよび配列が明示的に識別されます。これを使用して 正しい順序でコンパイル時データを指定したこと、およびコンパイラーに対し SRTSEQ および LANGID パラメーターの正しい値を指定したことを確認してくだ さい。