複数のローカル/リモート C/C++ プロジェクトをインポート

C/C++ ファイル用の複数のプロジェクトをリモート・サーバー上に作成するには、「リモート C/C++ プロジェクトのインポート」ウィザードを使用します。

  1. 複数のリモート C/C++ プロジェクトを作成するには、最初に「ファイル」>「新規」>「プロジェクト」に アクセスして「ローカル/リモート C/C++ プロジェクトのインポート」ウィザードを開きます。 「C/C++」の下で「ローカル/リモート C/C++ プロジェクトのインポート」を選択します。

    「ファイル」>「新規」>「プロジェクト」>「リモート」>「ローカル/リモート C/C++ プロジェクトのインポート」


  2. 接続」フィールド・プルダウンを使用して、リモート・ホストを選択します。 インポートするリモート・フォルダーを選択します。 「次へ」をクリックしてください。

    インポートするリモート・フォルダーの選択

    注: 複数の IDE において、リモート・ホスト上の同じプロジェクト・ロケーションを指すプロジェクトを作成しないでください。 これを行うと、予期しない動作が発生します。


  3. プロジェクト・タイプを選択します。

    プロジェクト・タイプの選択
  4. 選択したフォルダー用のリモート・ロケーション・ルートが生成されます。 新しいプロジェクトは、そのフォルダー名と同じ名前になります。

    プロジェクト・ロケーションの指定


  5. ローカル・プロジェクトを使用する場合は、「ローカル・ロケーションを関連付けます」チェック・ボックスにチェック・マークを付けます。ソース制御 (追加の構成情報については『Rational Team Concert の操作』を参照) を使用するか、リモート・マシンから切断した状態で作業を行うか、またはマウント・フォルダーを使用する場合は、ローカル・プロジェクトが必要になります。

    「ローカル・ロケーションの関連付け」オプション

    デフォルト以外のロケーションを使用する場合は、「デフォルト・ロケーションの使用」のチェック・マークを外してください。


    ファイル同期オプション:

    マウントされたディレクトリーを使用していない場合は、「ファイルのローカル・コピーを処理し、ファイル変更をリモート・ロケーションにプッシュします」を選択してください。

    マウントされたディレクトリーを使用していて、このディレクトリーがリモート・ロケーションに対応する場合は、「ローカル・ロケーションはリモート・ロケーションを指すマウント済みフォルダーです」を選択してください。

    注: ロケーションがリモート・ロケーションのマウント・バージョンである場合は、このオプションを選択しないと、ファイルは正しく同期化されず、ファイル変更時に C/C++ インデクサーが正しく呼び出されません。



  6. 次へ」をクリックして、プロジェクト・オプションを構成します。

    プロジェクト・オプションの構成

    言語オプションとして、C または C++ のいずれかを選択します。


    独自の Make ファイルを作成したい場合は「Make ファイル・プロジェクト (Makefile project)」を選択してください。 そうではない場合は「管理対象ビルド (Managed Build)」を選択し、Make ファイルが生成されるようにしてください。 管理対象ビルド・プロジェクトのために用意されているオプションについては、ここで詳しく説明されています。


    ツール・チェーン」セクションに、ご使用のプロジェクトに有効なツール・チェーンが表示されます。



  7. 次へ」をクリックして、ビルドおよび索引付けオプションを構成します。

    ビルドおよび索引付けオプションの構成

    ビルド・コマンドは、プロジェクトのビルドに使用するコマンドです。 ビルド・ディレクトリーは、ビルド出力の保管場所 (デフォルトは ${remote_path:/${project_name}} で、ビルド出力はプロジェクトごとのロケーションに保管される) です。 コンパイラー実行可能ファイル・ディレクトリーは、コンパイラー実行可能ファイルがある場所です。



    プロジェクトがビルドされるまで、そのプロジェクトを索引付けしない (Do not index project until the project has been built)」を選択すると、プロジェクトがビルドされる前にインデクサーが起動しないようになります。



  8. 拡張 ...」をクリックして、C/C++ 索引付けサービスおよび/またはビルド・サービスの構成を編集します。 詳しくは、『サービス・プロバイダー』を 参照してください。

    C/C++ 索引付けサービス


    ビルド・サービス
    編集が完了したら、「OK」をクリックします。


  9. リモート C/C++ プロジェクトのインポート」ウィザードで「終了」をクリックして、リモート C/C++ プロジェクトを作成します。 プロジェクトの作成には数分かかる場合があります。 作成されたプロジェクトは「プロジェクト・エクスプローラー」ビューに表示されます。

    「プロジェクト・エクスプローラー」ビューのリモート・プロジェクト


リモート C/C++ プロジェクトを作成したら、いつでも C/C++ ファイルを作成することができます。



関連タスク
リモート接続の作成
ローカル/リモート C/C++ プロジェクトの作成
C/C++ ソース・ファイルの作成
C/C++ ファイルの編集
Make ファイルの作成
C/C++ プロジェクトのビルド