ウォッチ条件の設定例
この例では、プログラム MYLIB/PAYROLL の
変数 SALARY をウォッチします。 ウォッチ条件を設定するには、次のように入力します。
WATCH SALARY
とデバッグ行に入力して、ウォッチの長さのデフォルト値を
受け入れます。変数 SALARY の値をこれ以降に変更すると、アプリケーションは 停止し、図 1 に図示されているように、 モジュール・ソースの表示画面が表示されます。
図 1. WATCH (ウォッチ) は正常に設定されたことを伝えるメッセージの例
モジュール・ソースの表示
プログラム : PAYROL ライブラリー: MYLIB モジュール: PAYROLL
52 C eval cnt = 1
53 C dow (cnt < EMPMAX)
54 C eval Pay_exmpt(cnt) = eflag(cnt)
55 C eval cnt = cnt + 1
56 C enddo
57 C
58 C eval index = 1
59 C dow index <= cnt
60 C if Pay_exmpt(index) = 1
61 C eval SALARY = 40 * Pay_wage(index)
62 C eval numexmpt = numexmpt + 1
63 C else
64 C eval SALARY = Pay_hours(index)*Pay_wage(index)
65 C endif
66 C eval index = index + 1
67 C enddo
続く ...
デバッグ _________________________________________________________________
_______________________________________________________________________________
F3=終了プログラム F6=停止点の追加/消去 F10=ステップ F11=変数の表示
F12=再開 F17=変数監視 F18=監視の処理 F24=キーの続き
行 65 の監視番号 1 , 変数 : SALARY
- ウォッチ変数の変更が検出されたステートメントの行番号が 強調表示されます。 これは通常、変数を変更したステートメントの後に続く 最初の 実行可能行です。
- ウォッチ条件が満たされたことを示すメッセージが出されます。
注: テキスト・ビューが利用できない場合、ブランクの モジュール・ソースの表示画面が表示され、メッセージ域に 上と同じメッセージが出されます。次のプログラムは、ILE デバッグ環境に追加することはできません。
- デバッグ・データのない ILE プログラム
- 非ソース・デバッグ・データだけがある OPM プログラム
- デバッグ・データのない OPM プログラム
最初の 2 つのプログラムの場合は、停止したステートメント番号が渡されます。 3 番目のプログラムの場合は、停止した MI 命令が渡されます。 下に示すブランクのモジュール・ソースの表示画面の下に 情報が表示されます。 行番号ではなく、ステートメントまたは命令番号が表示されます。
図 2. 「モジュール・ソース表示」パネルの例
モジュール・ソースの表示
(ソースを表示することができない)
F3= プログラム終了 F12= 再開 F14= モジュール・リストの処理 F18= 監視の処理
F21= コマンド入力 F22= ステップイン F24= 出力の表示
命令 18 の監視番号 1 , 変数: SALARY