関数の指定
関数 ID の一般形式は次のようになります。
フォーマット >>-FUNCTION--関数名-1--+------------------+--+------------+-------------->< | .--------. | '-参照修飾子-' | V | | '-(----引数-1-+--)-'
- 関数名-1
- 関数名-1 は、組み込み関数名の 1 つでなければなりません。
- 引数-1
- 引数-1 は、ID、リテラル (表意定数以外)、または算術式でなければなりません。
- 参照修飾子
- 英数字または DBCS のカテゴリーの関数に対してだけ指定できます。
英数字ソース・ステートメントと数字ソース・ステートメントで組み込み関数を呼び出す例が、次に示されています。
以下の英数字ソース・ステートメントは、
MOVE FUNCTION UPPER-CASE("hello") TO DATA-NAME.
引数内の小文字をそれぞれに対応する大文字に置き換え、結果的に HELLO を DATA-NAME に移動します。以下の数字ソース・ステートメントは、
COMPUTE NUM-ITEM = FUNCTION MEAN(A B C)
A、B、および C の値を加算し、次に 3 で除算して、その結果を NUM-ITEM に入れます。手続き部ステートメント内で、各関数 ID は、 それと同じ位置にある ID に関連する任意の参照変更または添え字付けが評価されるのと同時に評価されます。
