Java を使用するためのその他の RPG コーディング

通常は Java™ によって 処理される機能でも、ILE RPG を Java とともに 使用する場合には、ユーザーの RPG コードで処理される必要があるものがいくつかあります。RPG コンパイラー がこれらのいくつかについてはユーザーに代わって処理しますが、一部についてはユーザー自身が処理しなければならないものもあります。 この節では、この処理を行なういくつかのサンプル RPG ラッパーを示し、これらを呼び出す方法とタイミングを説明し、JNI 例外を処理する方法を提案します。

これらの JNI ラッパー関数を保持するために作成するモジュールは以下のステートメントで始める必要があります。
    H thread(*serialize)
    H nomain
    H bnddir('QC2LE')
     /define OS400_JVM_12
     /copy qsysinc/qrpglesrc,jni
     /copy JAVAUTIL

JNI 関数用の以下の RPG ラッパーを説明します。詳しい作業例については、以下の図 3 を参照してください。ラッパー機能のプロトタイプおよび定数が含まれるコピー・ファイルについては、Copy-file JAVAUTIL を参照してください。