COMPUTE ステートメント
COMPUTE ステートメントは、 1 つまたは複数のデータ項目に算術式の値を 割り当てます。
COMPUTE ステートメントを使うと、ADD、SUBTRACT、MULTIPLY、および DIVIDE ステートメントの規則による受け入れデータ項目に関する制約に拘束 されることなく、算術演算を組み合わせることができます。
COMPUTE ステートメント - 形式 .-------------------. V | >>-COMPUTE----ID-1--+---------+-+--+-=-----+--算術式---------------> '-ROUNDED-' '-EQUAL-' >--+------------------------------------------+--------------------------> '-+----+--SIZE ERROR--命令ステートメント-1-' '-ON-' >--+-----------------------------------------------+--+-------------+--->< '-NOT--+----+--SIZE ERROR--命令ステートメント-2-' '-END-COMPUTE-' '-ON-'
しかし、可搬性が求められるのであれば、COMPUTE を使用する代わりに ADD、SUBTRACT、MULTIPLY、および DIVIDE を使用してください。 これは、システム特有の中間結果が異なる可能性があるためです。
算術演算を組み合わせた場合には、COMPUTE ステートメントは、別個の算術ステートメントを続けてするよりも効率的です。
- ID-1
- 数字基本項目または数字基本編集項目のいずれかでなければなりません。
IBM Extension
IBM Extension 基本浮動小数点データ項目が可能です。 End of IBM Extension
End of IBM Extension - 算術式
- 算術式に定義されているように、任意の算術式が可能です。
COMPUTE ステートメントの実行時には、算術式の値が計算され、 その結果の値が、ID-1 によって参照される各データ項目の新しい値として保管されます。
単一の ID、数字、関数、または数字リテラルから成る算術式を使用すれば、ID-1 によって参照されるデータ項目の値を、 算術式の ID またはリテラルの値に等しく設定できます。
