LINAGE-COUNTER 特殊レジスター

LINAGE 文節を含む FD 記入項目ごとに、別々の LINAGE-COUNTER 特殊レジスターが生成されます (複数のレジスターが生成されたら、各 LINAGE-COUNTER をそれに関連したファイル名で修飾しなければなりません)。

LINAGE-COUNTER に関する暗黙の記述は、次のいずれかです。
  • LINAGE 文節がデータ名-3 を指定すれば、LINAGE-COUNTER にはデータ名-3 と同じ PICTURE と USAGE が入ります。
  • LINAGE 文節で整数-8 を指定した場合には、LINAGE-COUNTER は、整数-8 の 2 進数表現を十分に含むことができる 2 進数項目です。

ある時点の LINAGE-COUNTER の値は、現在のページ内の装置が位置付けられている行の行番号です。 LINAGE-COUNTER を手続き部のステートメントで参照できますが、そのステートメントで修正することはできません。

そのファイルに対して OPEN ステートメントが実行されたときに、LINAGE-COUNTER は 1 に初期設定されます。

LINAGE-COUNTER は、そのファイルに対する任意の WRITE ステートメントによって自動的に修正されます。 (WRITE ステートメントを参照。)

順次ファイルのファイル記述に LINAGE 文節と EXTERNAL 文節が含まれていると、LINAGE-COUNTER データ項目は外部データ項目になります。 同様に、その記述に LINAGE 文節と GLOBAL 文節が含まれていると、LINAGE-COUNTER データ項目はグローバル・データ項目になります。

関数への整数の引数が認められているところではどこでも、LINAGE-COUNTER 特殊レジスターを指定できます。