グラフィックス・ルーチンの呼び出し
ILE RPG は CALL や CALLP 命令の使用をサポートして IBM® i
グラフィックスを呼び出しますが、これには図形データ表示管理プログラム
(GDDM®、描画用のグラフィック要素セット)、およびグラフィック表示ルーチン
(ビジネス図表ルーチンのセット) が含まれています。演算項目 2 にはリテラルまたは
名前付き固定情報 'GDDM' (変数ではない) を入れなければなりません。 次のパラメーターを渡すためには、PLIST および PARM 命令を使用してくださ
い。
- 実行したいグラフィックス・ルーチンの名前。
- 指定されたグラフィックス・ルーチン用の適切なパラメーター。 これらのパラメーターは、 グラフィックス・ルーチンに必要なデータ・タイプのパラメーターで なければならないため、浮動形式を持つことはできません。
この CALL を処理するプロシージャーは、IBM i グラフィックス・ルーチンを暗黙的に開始したり終了することはありません。
IBM i グラフィックス、グラフィックス・ルーチン、およびパラメーターの詳細については、資料「GDDM Programming Guide」および資料「GDDM Reference」を参照してください。
注: CALL 命令を使用して、IBM i グラフィックスを呼び出すことができます。
またルーチンのプロトタイプを定義し、プロトタイプに EXTPGM キーワードを
指定する場合には、CALLP を使用することもできます。
CALLB 命令を使用することはできません。 日付、時刻、タイム・スタンプ、またはグラフィックス・フィールドを
GDDM に渡すことはできません。ポインターを渡すこともできません。