WORKSTN ファイルの使用

変更の始まりIBM® i の対話式アプリケーションは一般に次のものとの通信を必要とします。
  • 1 つまたは複数のワークステーション・ユーザー (表示装置ファイルを介 する)
  • リモート・システム上の 1 つまたは複数のプログラム (ICF ファイルを介する)
  • リモート・システム上の 1 つまたは複数の装置 (ICF ファイルを介する)
変更の終わり

表示装置ファイルは、IBM i上の DSPF の属性をもつタイプ *FILE のオブジェクトです。 表示装置ファイルを使用して、表示端末のユーザーと対話式に通信します。 データベース・ファイルと類似して、表示装置ファイルは外部記述またはプ ログラム記述とすることができます。

変更の始まりICF ファイルは、IBM i上の ICFF の属性をもつタイプ *FILE のオブジェクトです。 ICF ファイルを使用して、リモート・システム (IBM i またはその他のオペレーティング・システム) 上の他のアプリケーション・プログラムとの通信 (データの送信およびデータの受信) を行います。ICF ファイル には、システム間のデータの送信および受信に必要な通信形式が入っています。 リモート・システム上の他のアプリケーション・プログラムと通信 (データの送信およびデータの受信) できる ICF ファイルを使用するプログラムを書き出すことができます。変更の終わり

RPG プログラム内のファイルが WORKSTN 装置名で識別されていれば、そのプログラムはワークステーション・ユーザーと対話式に通信することもできれば、システム間通信機能 (ICF) を使用して他のプログラムと通信することもできます。 この章では、次のものの使用法について説明します。
  • システム間通信機能 (ICF)
  • 外部記述 WORKSTN ファイル
  • プログラム記述 WORKSTN ファイル
  • 複数装置ファイル