次の実行可能ステートメント
注: 「次の実行可能ステートメント」という用語は、上記の規則に従って、制御が転送される次の COBOL ステートメントを指します。
以下の場合には、次の実行可能ステートメントは存在しません。
- プログラムに手続き部がない場合。
- 宣言セクションの最後のステートメントが書かれている段落が別の COBOL ステートメントの制御下で実行されていない場合の、その最後のステートメントの後。
- あるプログラムの最後のステートメントが書かれている段落がそのプログラム内の別の COBOL ステートメントの制御下で実行されていない場合の、その最後のステートメントの後。
- 宣言セクションの最後のステートメントが異なるセクションで実行される活動 PERFORM ステートメントの範囲内にあり、また活動 PERFORM ステートメントの出口であるプロシージャーの最後のステートメントでない場合の、その宣言セクションの最後のステートメントの後。
- COBOL プログラムの外に制御を転送させる STOP RUN、EXIT PROGRAM、または GOBACK ステートメントの後。
- END PROGRAM ヘッダーの後。
次の実行可能ステートメントがなく、制御が COBOL プログラムの外に転送されない場合には、プログラム実行が CALL ス テートメントの制御下でプログラムの非宣言手続き部分にない限り、プログ ラムの制御の流れは不確定になります。この場合、暗黙の EXIT PROGRAM ステートメントが実行されます。