装置固有のフィードバック情報

ファイル情報データ構造の装置固有のフィードバック情報は INFDS の 367 桁目 から始まり、装置固有の入出力フィードバック情報が入れられます。

装置固有のフィードバック情報が必要な時の INFDS の長さは、ファイルの 装置タイプと DISK ファイルがキー付きかどうかの 2 つの要因によって 異なります。 最 小の長さは 528 ですが、一部のファイルにはそれより長い INFDS が必要です。
  • ワークステーション・ファイルの場合には、 INFDS は、すべてのタイプの表示装置または ICF ファイル に関して 241 桁目から開始される装置固有のフィードバック情報を十分に保留できる長さとなります。 たとえば、最長の装置固有のフィードバック情報に 390 バイトが必要な場合には、 ワークステーション・ファイルの INFDS は 630 バイト (240+390=630) の長さになります。
  • 外部記述 DISK ファイルの場合は、INFDS には少なくとも 401 桁目から開始 されるファイルに最長のキーを十分に保留できる長さが必要になります。

データベース・ファイル、印刷装置ファイル、ICF ファイルおよび表示装置ファイルの、装置フィードバックの内容および長さの詳細については、IBM® i Information Center の 「データベースおよびファイル・システム」カテゴリーにあります。

次の場合に、ファイルの装置固有の入出力フィードバック域の内容は RPG に よって INFDS の装置固有のフィードバック・セクションにコピーされます。
  • POST 命令の存在がファイルに影響を及ぼす場合:
    • そのファイルに対する POST の後だけ。
  • その他の場合:
    • そのファイルに関してブロック化が活動状態で なければ、各入出力操作後。
    • そのファイルに関してブロック化が活動状態であれば、データのブロックの 読み取りまたは書き出しのための、データ管理機能に対する入出力要求の後。
注:
  1. 各キー付き入力操作の後では、キー・フィールドのみが更新されます。
  2. 各キーなし入力操作の後では、相対レコード番号のみが更新されます。

詳細については、POST (転記)を参照 してください。