形式 2 に関する考慮事項
形式 2 の COPY ステートメント (DD、DDR、DDS、または DDSR オプション) は、 システムに存在するファイルを記述する COBOL データ部ステートメントを作成するために使用できます。 これらの記述は、コンパイル時に存在するファイルのバージョンに基づきます。 これらの記述では、ファイルについての DDS ソース・ステートメントを使用しません。
REPLACE ステートメントが有効である場合、COPY ステートメントはコード行上の最初の項目でなければなりません。また、この行には、少なくとも最初のハイフンまでに、必要なオプションを指定するテキスト語が入っていなければなりません。
DDS は、DBCS の形式 J (DBCS データだけを含めることができるフィールドの場合)、E (DBCS または英数字データのいずれかを含めることができるフィールドの場合)、 または O (DBCS および英数字データの両方を含めることができるフィールドの場合) をサポートします。 また DDS は、形式 G のグラフィック・データ・タイプをサポートします。 *PICGGRAPHIC オプションは、形式 G の DDS 項目に対応する COBOL DBCS データ項目を作成するために使用されます。*PICNGRAPHIC オプションは、国別 CCSID コンパイラー・オプションまたは NTLCCSID PROCESS オプションで指定された UCS-2 CCSID を持つ COBOL NATIONAL データ項目を作成するために使用されます。 その他の環境ではすべて、データの正確なバイト数のデータを保持することのできる英数字データ項目が作成されます。
形式 2 の COPY ステートメントはデータ部でだけ使用でき、ユーザーは ステートメントの前に 05 よりも小さいレベル番号のグループ・レベル項目を 入れなければなりません。