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形式 5 - プログラム初期設定パラメーター

この形式は、PIP (プログラム初期設定パラメーター) データ域から ID へデータを転送するのに使用されます。

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ACCEPT ステートメント - 形式 5 - PIP データ域

>>-ACCEPT--ID-1--FROM--簡略名-------------------------------------->

>--+-----------------------------------------+--------------------------->
   '-+----+--EXCEPTION--命令ステートメント-1-'   
     '-ON-'                             

>--+----------------------------------------------+--+------------+-----><
   '-NOT--+----+--EXCEPTION--命令ステートメント-2-'  '-END-ACCEPT-'   
          '-ON-'                                             

この形式を適用できるのは、SPECIAL-NAMES 段落内の簡略名を環境名 PIP-DATA と関連付ける場合に限られます。

ID-1 への転送は、MOVE ステートメントで、CORRESPONDING 句なしのグループ転送の場合の規則に従って行われます。 ID-1 には日時項目は許されません。 ID-1 の説明に TYPE 文節が含まれる場合は、その文節で参照されるタイプ名は基本項目でなければなりません。

ID-1 は、内部浮動小数点データ項目でも外部浮動小数点データ項目でも可能です。

PIP データ域が存在する場合には、ジョブは事前開始ジョブであり、NOT ON EXCEPTION 句で指定された命令ステートメントはすべて処理されます。

PIP データ域が存在しない場合には、ジョブは事前開始ジョブではなく、ON EXCEPTION 句で指定された命令ステートメントがすべて処理されます。 PIP データ域が存在しない場合には、ジョブは事前開始ジョブではなく、ON EXCEPTION 句で指定された命令ステートメントがすべて処理されます。 ON EXCEPTION 句が存在せず、しかも PIP データ域も存在していない場合には、実行時メッセージが出されます。

明示範囲終了符号 END-ACCEPT は、ACCEPT ステートメントの有効範囲を区切る働きをします。 END-ACCEPT を使うと、条件 ACCEPT ステートメントを別の条件ステートメント内でネストさせることができます。 END-ACCEPT は命令 ACCEPT ステートメントとともに使用することもできます。 詳細については 範囲区切りステートメントを参照してください。

COBOL を使用して PIP データ域を更新することはできませんので、ご注意ください。PIP データ域について詳しくは、 「「IBM® Rational® Development Studio for i: ILE COBOL プログラマーの手引き」および資料「CL プログラミング」を参照してください。

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