構成セクション

構成セクションはオプショナルです。 これを指定すると、ソース・プログラムがコンパイルされるコンピューター、およびオブジェクト・プログラムが実行されるコンピューターを記述することができます。 しかし構成セクションは、ネストされたプログラムには指定してはなりません。 プログラムの構成セクションに指定する項目は、そのプログラムに含まれるすべてのプログラムに対して適用されます。

さらに構成セクションは、次のことを行うことができます。
  • IBM 定義の環境名とユーザーが定義した簡略名とを関連させる。
  • 照合順序を指定する。
  • 通貨符号のための、単一または複数の通貨文字ストリングおよび置換文字を指定する。
  • PICTURE 文節および数字リテラル内のコンマとピリオドの機能 を交換する。
  • 英字名を文字セットまたは照合順序に関連付ける。
  • クラス名と文字セットを関連付ける。
  • CALL、CANCEL、または SET…ENTRY ステートメントで行うリンケージのタイプを指定する。
  • 日付または時刻のデータ・タイプのデフォルト形式を指定する。
各段落には、段落の最後の項目の直後に分離文字ピリオドが 1 つだけなければなりません。
注: SEU 構文検査機能を使用する場合、以下の段落 の最初の文節は段落名と同じ行に記入しなければなりません。
  • SOURCE-COMPUTER
  • OBJECT-COMPUTER
  • SPECIAL-NAMES
環境部の構成セクションには、次の 3 つの段落があります。