ブロック化の考慮事項
INFDS の入出力固有のフィードバックのフィールドおよび INFDS の装置固有のフ
ィードバック情報セクションのフィールドは、レコードがブロック化および非ブ
ロック化されているファイルに対する操作のたびには更新されません。
フィードバック情報が更新されるのは、レコードのブロックが RPG プログ
ラムとオペレーティング・システムの間で転送された時のみです。
しかし、データベース・ファイル
で入力のブロック化を実行している場合には、INFDS の
データベース・フィードバック・セクションの相対レコード番号お
よびキーの値は次の場合に更新されます。
- すべての入出力操作時 (プログラム内の POST 命令の存在がファイルに影響を及ぼさない場合)
- ファイルに対する POST の実行後のみ (プログラム内の POST 命令がファイルに影響を及ぼす場合)
更新済みの有効なフィードバック情報は、CL コマンドの OVRDBF (データベー ス・ファイル一時変更) に SEQONLY(*NO) を指定することによって得られます。 ファイル一時変更コマンドを使用した場合には、ILE RPG コンパイラーはファイル中のレコードのブロック化または非ブロック化は実行しません。
RPG でのレコードのブロック化および非ブロック化の詳細について は、「Rational Development Studio for i ILE RPG プログラマーの手引き」を参照してください。