IBM Extension
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EXTRACT-DATE-TIME
EXTRACT-DATE-TIME 関数は、日付、時刻、またはタイム・スタンプ項目の一部を戻します。
関数タイプは整数または英数字です。 引数-2 がキーワード (MONTHS または DAYS など) である場合または数字指定子のみから成る場合は、整数が戻されます。 その他の場合は、英数字データ項目が戻されます。
結果の長さは、日時項目から抽出される値によって決まります。
フォーマット >>-FUNCTION EXTRACT-DATE-TIME--(--引数-1--引数-2--)----------------><
- 引数-1
- 日付、時刻、またはタイム・スタンプの項目でなければなりません。
- 引数-2
- EXTRACT-DATE-TIME 関数によって戻される値を指定します。
引数-2 は、1 つまたは複数の分離文字と変換指定を含む期間または非数字リテラルを表すキーワードです。
この非数字リテラルの内容が数字変換指定子だけの場合は、EXTRACT-DATE-TIME 関数の戻り値は整数です。 非数字リテラルの内容に分離文字または英数字変換指定子が含まれている場合は、戻り値は英数字となります。
引数-2 がキーワードの場合は整数が戻されます。
有効な期間およびそれらと等価の変換指定を以下に示します。- YEARS ('@Y')
- MONTHS ('%m')
- DAYS ('%d')
- HOURS ('%H')
- MINUTES ('%M')
- SECONDS ('%S')
- MICROSECONDS ('@Sm')
PICOSECONDS ('@Sp')
他の有効な変換指定のリストは SPECIAL-NAMES 段落 の FORMAT 文節について説明している表 1を参 照してください。
使用する期間キーワードまたは変換指定子は、引数-1 と整合性がとれている必要があります。 例えば、期間キーワードは以下の規則に従わなければなりません。- YEARS、MONTHS、および DAYS は、日付項目またはタイム・スタンプ項目からのみ抽出することができる。
- HOURS、MINUTES、SECONDS、および MICROSECONDS は、時刻項目またはタイム・スタンプ項目からのみ抽出することができる。
- 引数-1 がロケールに基づくデータ項目であり、
引数-2 がロケールに基づく変換指定子 (%p など) を含むときは、
そのロケールに基づく変換指定子 (この場合は %p) は引数-1 のロケールを使用する。
引数-1 がロケールに基づくデータ項目ではない ときは、 ロケールに基づく変換指定子 (この場合は %p) はロケールに基づかない変換指定子として扱われ、% は @ に置き換えられます。 この例では %p が @p になるということです。 ここで、@p はロケールに基づかない場合の %p と等価です。
PICOSECONDS は、タイム・スタンプ項目からのみ抽出できます。
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