allowextra (デフォルト no)
RPG データ構造のサブフィールドへの代入に不必要な XML 要素または属性が XML 文書にある状態の場合は、allowextra オプションを使用して、この状態をエラーとみなすかどうかを指示できます。
以下の状況では、XML データは余分であるとみなされます。
- RPG データ構造と一致する XML データにおいて、非空 白文字のテキスト・コンテンツが検出された場合。
- RPG データ構造の配列サブフィールドと一致する XML データ におい て、XML 要素の数が RPG サブフィールド配列の次元より大きい場合。
- RPG スカラー変数 (データ構造でもなくインデックスなし配列でもな い) と一致する XML データにおいて、一部のデータ型で許 可される特別な形式の属性以外の子要素または属性がその XML 要素に含まれ ている場合 (XML データを RPG 変数に転送する場合の規則を参照)。
予期しない XML データが検出され、'allowextra=yes' が指定されていない場合、その命令は状況コード 00353 (XML が RPG 変数と一致しない) で失敗します。
注意: 非データ構造 XML 要素の XML 属性は、任意の時点で RPG ランタイムによる変換処理の対象になる場合があります。 現在、"fmt" および "adjust" は、一部のターゲット・データ型の場合 に RPG ランタイムによりすでに変換処理されています。 PTF であっても、任意の時点でその他の属性のサポートが追加される場合があります。 現在、ある属性がオプション 'allowextra=yes' で無視されていて、その属性が RPG ランタイムに対して意味がある存在になった場合、それがデータの処理に影響を及ぼすことがあります。
- no では、RPG 変数または配列 要素の設定に使用される XML 要素に、その変数の設定に必要なデータのみが 含まれている必要があることを指示します。
- yes は、余分な XML データを無視するよう指示します。