INSPECT ステートメントの考慮事項

IBM Extension
IBM Extension

ID-2 (カウント・フィールド) 以外の任意の ID またはリテラルが DBCS 項目である場合は、 すべての ID またはリテラルを DBCS 項目にしなければなりません。

ID-2 を DBCS 項目にすることはできません。 ID-2 では、データのバイト数ではなく DBCS 文字が計数されます。

ID-2 (カウント・フィールド) 以外の ID はすべて、外部浮動小数点項目であってもかまいません。 外部浮動小数点項目は、英数字項目を参照する INSPECT ステートメントで英数字として再定義されたかのように取り扱われます。

End of IBM Extension
End of IBM Extension

BEFORE 句または AFTER 句が指定されている場合を除き、 検査される 項目 (ID-1) の左端の文字位置から検査が開始され、右端の位置に 向かって文字単位に検査が続けられます。

次の句のオペランドは、INSPECT ステートメントにおいて指定された左から右の順序で比較されます。
  • TALLYING (リテラル-1 または ID-3, . . . )
  • REPLACING (リテラル-3 または ID-5, . . . )

ID が、添え字付き、参照変更されている、または関数 ID のいずれかである場合、 添え字、参照修飾子、または関数は、INSPECT ステートメントの最初の実行時に一度だけ評価されます。