ILE ソース
ILE ソースはプログラム・オブジェクトおよびサービス・プログラムのエラーを検出し、それらを除去するために使用されます。
デバッグ・データを含む ILE プログラムでデバッグ・コマンドを使用して、
次のことを行うことができます。
- プログラム・ソースを表示するか、あるいはデバッグ・ビューを変更する。
- ブレークポイントおよびウォッチ条件を設定および除去する。
- 指定した数のステートメントをステップスルーする。
- フィールド、構造、および配列の値を表示または変更する。
- 簡略名をフィールド、式、またはデバッグ・コマンドに対応させる。
ソースを使用するためには、その前に CRTRPGMOD または CRTBNDRPG を使用してモジュール・オブジェクトや プログラム・オブジェクトを作成する時にデバッグ・ビューを選択しなければなりません。デバッグ開始後に、 ブレークポイントを設定して、プログラムを呼び出すことができます。
ブレークポイントまたはステップ・コマンドのためにプログラムが停止した時には、プロ
グラムが停止した個所で、関連するモジュール・オブジェクトのビューが画面に
表示されます。 この時点でフィールド値の表示や変更などの他の処置を実行することができま
す。
注: プログラムが最適化されていた場合には、フィールドを表示することはできます
が、その値は信頼できないことがあります。 フィールドまたはデータ構造の内容が正しい (現在の) 値であるようにするた
めには、適切な定義仕様書に NOOPT キーワードを指定してください。
最適化レベルを変更するには、最適化レベルの変更を参照してください。