パレット

Screen Designer および Report Designer は、DDS ファイルに項目を視覚的に追加するためにパレットを必要とします。 パレットには、DDS ファイルに追加できる項目のカテゴリーが含まれています。設計エリアに項目を追加するには、 パレット上の項目を選択し、新規項目を表示する設計エリア内の場所をクリックします。 また、パレットから設計エリアに項目をドラッグすることができます。
注: パレットから項目を選択したが、 操作を継続しないことにした場合、Esc キーを押しても、パレットの選択項目は必ずしもリセットされません。 代わりに、設計エリアを右クリックして、ポップアップ・メニューを起動し、「設計」ページを再度クリックします。 これで、カーソルをパレットに戻し、別の項目をクリックして新たに選択することができます。
パレットには常に、 現行コンテキストで有効な項目のみが表示されます。例えば、レコードをまだ作成していない場合に、フィールドを追加することはできません。

パレットには 2 つの形式があります。Screen Designer および Report Designer エディターの外側にある「パレット」ビューと、これらのエディターの内側にある統合パレットです。 「パレット」ビューは、「DDS 設計」パースペクティブの一部として開きます。「DDS 設計」パースペクティブ内から作業を行っていない場合、「パレット」ビューは開かない可能性があります。 この場合、Screen Designer および Report Designer はそれぞれの統合パレットを使用します。 統合パレット上にすべての項目を表示する十分なスペースがない場合は、 エディター・タブをダブルクリックして、パレットを含めてエディターを最大化し、 より多くまたはすべての項目が表示されるようにします。エディター・タブを再度ダブルクリックすると、 エディターが以前のサイズに縮小されます。

統合パレットと「パレット」ビューは、どちらも内容および機能は同じです。 一度に 1 つのパレットのみが表示されるようにするために、統合パレットには特殊な動作が備わっています。 ワークベンチの「パレット」ビューを開くと、統合パレットは自動的に閉じます。 「パレット」ビューを閉じると、統合パレットは自動的に開きます。 他のビューと同様に、「パレット」ビューをワークベンチの別の場所に移動できます。また、ワークベンチから切り離して、別のウィンドウとして使用することもできます。

「パレット」ビューまたは統合パレットを移動するには、そのタイトル・バーを選択して、新しい位置までドラッグします。 使用可能な設計スペースを増やすために、統合パレットを非表示にすることもできます。統合パレットを非表示にするには、 パレットのタイトル・バーにある「パレットの非表示」矢印ボタンを押します。

これにより、パレットが最小化され、「パレットの非表示」矢印ボタンの方向が変わり、 そのテキストが「パレットの表示」に変更されます。この最小化された状態の任意の場所にマウス・ポインターを移動させると、パレットが一時的に表示されます。 ここで、項目を選択することができますが、マウス・ポインターが離れると、パレットは再び非表示になります。 パレットを常に表示させておくには、「パレットの表示」矢印ボタンを押します。


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