順次アクセス・モード

順次アクセス・モードにおける索引付きファイルまたは相対ファイルの場合、
  • システムは DELETE ステートメントの処理時に、READ ステートメントによって検索されてロックされたレコードを論理的に削除します。

    最終の入出力ステートメントが NO LOCK 句なしの READ ステートメントで、 正常に処理されていなければなりません。

    最終入出力ステートメントが、NO LOCK 句を持つ READ ステートメントで、かつ正常に処理されていれば、次のようになります。
    • ファイル状況キー (定義されている場合) が 9S に設定されます。
    • EXCEPTION/ERROR プロシージャー (指定されている場合) が実行されます。
    • DELETE ステートメントは処理されません。
    IBM Extension

    IBM Extension 最後の入出力ステートメントが、正常に終了した READ ステートメントでなかった場合、 ファイル状況キー (定義されている場合) は 43 に設定されます。 End of IBM Extension

    End of IBM Extension

    ファイル・ロックおよびレコード・ロックについては、 「IBM® Rational® Development Studio for i: ILE COBOL プログラマーの手引き」を参照してください。

  • 順次アクセス・モードのファイルの場合、INVALID KEY 句や NOT INVALID KEY 句を指定することはできません。 ただし、EXCEPTION/ERROR プロシージャーは指定できます。

    エラー処理に関する情報については 共通の処理機能を参照してください。