値または読み取り専用参照による受け渡しの利点
値または読み取り専用の参照の受け渡しでは、次のことが可能になります。
- リテラルおよび式をパラメーターとして渡すこと
- 必要なタイプおよび長さとは正確には一致しないパラメーターを渡すこと
- 呼び出し側の見通しで、変更されそうもない変数を渡すこと
値または読み取り専用参照による受け渡しを使用する主要な目的の 1 つは
、渡されるパラメーターの属性の一致があまり厳格でなくてもよいことです。
例えば、定義がパック 10 進数の数字フィールドのタイプで、小数点以下
2 桁の長さ 5 である場合には、数値を渡さなければなりませんが、これを次の
ようにすることができます。
- 任意の桁数および任意の小数点以下の桁数のパック、ゾーン、 または 2 進数の定数または変数
- 数値を戻す組み込み関数
- 数値を戻すプロシージャー
- 次のような複合数字式
2 * (Min(Length(First) + Length(Last) + 1): %size(Name))
プロトタイプに 4 要素の配列が必要な場合には、渡されるパラメーターは
次のようにすることができます。
- 4 要素より少ない要素の配列。 この場合には、受け取ったパラメーター の残りの要素にはその タイプのデフォルト値が入ります。
- 4 要素の配列。 この場合には、 受け取ったパラメーターの各要素が渡されたパラメーターの要素と対応します。
- 4 要素を超える配列。 この場合には、渡される配列の一部の要素は 受け取りパラメーターに渡されません。
- 非配列。 この場合には、受け取ったパラメーターのそれぞれの要素に、 渡されたパラメーター値が含まれます。