インストール・プロセスでは、製品のインストール先となるパッケージ・グループ を指定する必要があります。 パッケージ・グループは、同じグループ内のパッケージ間でリソースを共用するためのディレクトリーを表します。
IBM Installation Manager を使用して製品をインストールする場合は、新規パッケージ・グループを作成することも、既存のパッケージ・グループに製品をインストールすることもできます。(一部のパッケージは、パッケージ・グループを共用できない場合があります。その場合、既存パッケージ・グループを使用するオプションが使用不可になります。)
パッケージ・グループには自動的に名前が割り当てられます。ただし、パッケージ・グループのインストール・ディレクトリーは選択できます。
製品パッケージのインストールが成功し、パッケージ・グループが作成された後に、インストール・ディレクトリーを変更することはできません。インストール・ディレクトリーには、そのパッケージ・グループにインストールされた製品が共有するファイルおよびリソースが入ります。他のパッケージに使用される可能性のある製品パッケージ内のリソースは、共用リソース・ディレクトリーに置かれます。
一度に複数のパッケージをインストールする場合は、すべてのパッケージが同じパッケージ・グループ にインストールされる点に注意してください。