このリリースでの変更点
以下に、7.3 において ILE COBOL に対して 行われた機能強化について説明します。
- 新規の組み込み関数 PARMS は、PARMS 組み込み関数が使用されているプ
ログラムまたはプロシージャーに渡されたパラメーターの数を返します。
注: 一部の呼び出し側プログラムは、PARMS 組み込み関数がバインド 呼び出しに対して正常に作動するための情報を提供しない可能性があります。
- CALL PROCEDURE パラメーターの最大数が 400 から 16,382 に増加しました。
- NATIONAL がクラス条件の検査でサポートされるクラスになりました。 USAGE NATIONAL を持つ項目が NATIONAL、ALPHABETIC、ALPHABETIC-LOWER、ALPHABETIC-UPPER、または NUMERIC のいずれであるかを検査することができます。
- 国別編集データ・タイプがサポートされるようになりました。
国別編集データ項目は、英数字編集データに類似していますが、ユニコードでエンコードされています。
許可されるピクチャー・ストリング文字は、N、B、0、/ で、ピクチャー・ストリングには少なくとも N が 1 つと USAGE NATIONAL を含める必要があります。
以下に例を示します。
01 B pic NN/NN/NN usage national - 国別数字編集データ・タイプがサポートされるようになりました。
国別数字編集データ項目は数字編集データを含みますが、ユニコードでエンコードされます。
許可されるピクチャー・ストリング文字は、B、P、V、Z、9、0、スラッシュ (/)、コンマ (,)、ピリオド (.)、CR、DB、アスタリスク (*)、cs で、USAGE NATIONAL を含める必要があります。
以下に例を示します。
01 C pic Z(9)9V99 usage national
注: このガイドには iSeries への廃止された参照を含む画面取りがある可能性があります。
