変換報告書の入手

変換援助プログラムは通常、ユーザーがコマンドを出すたびに変換報告書を作 成します。 スプール・ファイルの名前は、TOFILE パラメーターに指定されたファイル名と 対応します。 既に存在しているメンバー、またはサポートされないメンバー・タイプの メンバーを変換しようとした場合には、これらのメンバーが変換されなかったこ とを示すメッセージがジョブ・ログに書き込まれます。 要求された場合には、ログ・ファイルも 変換が行われなかったことを反映するように更新されます。しかし、これらのメンバーに関する情報は報告書に入れられません。

変換報告書には次の情報が入れられます。
  • CVTRPGSRC コマンドのオプション
  • 次のものを含むソース・セクション
    • 変換エラーまたは警告
    • CALL 命令
    • /COPY 指示ステートメント
  • メッセージの要約
  • 最終の要約

変換エラー・メッセージは、エラーの訂正方法を提供します。 さらに、 変換後のソースの CALL 命令および /COPY 指示ステートメントにフラグが付けられ、 変換中のアプリケーション・プログラムの各種の部分を識別するのに役立ちます。一般に、アプリケーション・プログラムのすべての RPG 構成要素を同時に変換する必要が あります。

変換報告書が不要な場合には、CVTRPT(*NO) を指定してください。