レコード様式の消去

*NOKEY は任意指定です。*NOKEY が指定されている場合には、キー・フィールドはそれらの初期値で消去されることはありません。

*ALL は任意指定です。*ALL が指定され、*NOKEY が指定されない場合は、レコード様式内のすべてのフィールドが消去されます。*ALL が指定されない場合は、そのレコード様式で出力されるフィールドだけが影響を受けます。*NOKEY が指定されている場合には、*ALL が指定されていても、キー・フィールドが消去されることはありません。

名前 オペランドは、消去されるレコード様式です。 ワークステーション・ファイル・レコード様式 (ファイル仕様書の 36 から 42 桁目) で、*ALL が指定されていない場合には、用途が出力または入出力共用のフィールドだけが影響を受けます。この命令によってすべてのフィールドの条件づけ標識が影響を受けます。 CLEAR 命令がレコード様式名に適用され、DDS に INDARA が指定されていると、そのレコード様式内の標識は消去されません。

変更の始まりDISK、SEQ、または PRINTER ファイル・レコード様式内のフィールドが影響を受けるのは、そのレコード様式がプログラム内で出力される場合か、プログラム内にサブプロシージャーが定義されている場合だけです。 *ALL が指定された場合を除き、入力専用フィールドは CLEAR 命令の影響を受けません。変更の終わり

*ALL が指定されたレコード様式の CLEAR 命令は、次の場合には無効です。
  • フィールドが入力専用として外部で定義されて、レコードが入力用に使用 されていない場合。
  • フィールドが出力専用として外部で定義されて、レコードが出力用に使用 されていない場合。
  • フィールドが入出力共用として外部で定義されて、レコードが入力または 出力用に使用されていない場合。

詳細については、初期化命令を参照してください。

注: 論理ファイルの入力専用フィールドは、実際にそのファイルに書き出されない 場合でも、出力仕様に現れます。 これらのフィールドが入っているレコードに、*NOKEY が指定されていない CLEAR または RESET が実行されると、 これらのフィールドは、出力仕様に出ているために消去またはリセットされます。