相対添え字付け
相対添え字付けの場合、テーブル・エレメントの名前の後に、データ名または指標名の次に + または - の演算子と符号なしの整数リテラルという形式の添え字が続きます。 演算子の + および - の前後には、スペースを置かなければなりません。 添え字にデータ名が入っている場合、添え字の値は、データ名が整数の値によって設定された後の値と同じ値になります。 添え字に指標名が入っている場合、整数はオカレンス番号と見なされ、指標名への加算や減算の前に指標値に変換されます。 相対指標付けの使用によって、オブジェクト・プログラムが指標の値を変化させることはありません。
指標の値は、指標データ項目の値を保管することによってオブジェクト・プログラムへアクセス可能にすることができます。 指標データ項目は、USAGE IS INDEX 文節を含んでいるデータ記述記入項目によってプログラムに記述されます。 指標値は、SET ステートメントを実行することによって指標データ項目に移されます。
有効な指標値は、オカレンス番号が 1 以上で許容できる最高の値以下のテーブル・エレメントのオカレンスに対応していなければなりません。
指標名についての詳細は、OCCURS 文節の INDEXED BY 句に記述されています。 INDEXED BY 句を参照してください。