相対レコード番号

相対レコード番号処理の場合には、レコード・アドレス・ファイルに 相対レコード番号が入っています。 処理中のファイルから検索された各レコードはレコード・アドレス・ファイルの相対レコード番号に基づいています。 相対レコード番号が入っているレコード・アドレス・ファイルは、 限界値範囲内処理に使用することができません。 レコード・アドレス・ファイルの各相対レコード番号は、 各フィールドに相対レコード番号が入っている複数バイトの 2 進数フィールドです。

レコード・アドレス・ファイルの長さは、 ファイルのソースによって、4、3、またはブランクとして指定することが できます。IBM® i 環境からのレコード・アドレス・ファイルを使用する場合は、 各フィールドの長さは 4 バイトであるため、レコード・アドレス・ファイルの長さは 4 に指定します。システム/36 環境用で作られた レコード・アドレス・ファイルを使う時は、各フィールドの長さは 3 バイトなので、 レコード・アドレス・ファイルは 3 と指定します。 レコード・アドレス・ファイルの長さをブランクとして指定した場合には、 コンパイラーが、実行時にプライマリー・レコードの長さを検査し、 レコード・アドレス・ファイルの長さを 3 バイトとして取り扱うかまたは 4 バイトとして取り扱うかを決定します。

マイナス 1 (-1 または 16 進数の FFFFFFFF) の相対レコード番号の値によって、 相対レコード・アドレス・ファイル・レコードの使用を停止します。 レコード・アドレス・ファイルのすべてのレコードが処理された時に、ファイルの終わりになります。