コマンド・セット内には置換変数を定義できます。 置換変数に値を指定するには、概要ページにおいてプロジェクトに対して値を定義するか、ビルダーの定義時にビルダーのプロパティーにおいて プロジェクトに対して値を定義するか、またはビルダー内でコマンド・セットを使用しているときにプロジェクトに対して値を定義します。 これらのいずれのレベルでも、変数の値は変数テーブルで指定します。 コマンド・セットの変数テーブルは、ビルダーの編集時にコマンド・セット参照を選択したときに表示されます。 変数テーブルでは、変数を特定の値に設定することも入力リストの名前に設定することもできます。
変数を入力リストに設定する場合は、対象となるリソース・リストをコマンド内で使用できます。 このリストは、変数テーブル内のリストに使用されるフォーマットに従ってフォーマットされます。 現在サポートされているフォーマットは、オブジェクトのリストを完全修飾オブジェクト名としてフォーマットする修飾名フォーマットのみです。 これによって、オブジェクト・リストを CRTSRVPGM などのコマンド内で使用できます。
これらの特殊変数のほかに、特殊変数がもう 1 つあります。 変数 &SP は、ビルドのライブラリー検索パスを定義します。 この変数は、ビルダーの出力オブジェクトを定義するときに使用できます。 これは、依存関係と出力オブジェクトを検索するときの検索場所となるライブラリー・リストのサブセットに設定されます。 出力オブジェクトを定義するときにこの変数を使用した場合、ライブラリー・リスト内の他のライブラリーは検索場所となりません。
詳しくは、Jazz™.net を参照してください。