ファイル変換

ファイル変換機能は、文字に使用されている 8 ビット・コードを、それぞれ別 の 8 ビット・コードに変換します。 ファイル変換の使用は、次の一方または両方 を指示することになります。
  • 入力データで使用されている文字をシステム・コードに変換する必要がある。
  • 出力データをシステム・コードから別のコードに変換する必要がある。 入力データの変換は、どのフィールド選択が行われるより前に実行されます。 出力データの変換は、すべての編集が行われた後に実行されます。
ファイル変換の指定にあたっては、以下の点に留意してください。
  • ファイル変換は、配列またはテーブル・ファイルのデータについて指定する ことができます (ファイル仕様書の 18 桁目に T)。
  • 入出力共用、入力、または更新ファイルのデータにファイル変 換を使用し、 用意されているファイル変換テーブルに従って、入力および出力時に変換するこ とができます。 ファイル変換を使用して更新ファイルのデータを変換する場合 には、次のレコー ドが読み取られる前に各レコードを書き出さなければなりません。
  • キーによりアクセスされるファイルに対して演算項目 1 に検索引数を指定し た入出力命令 (CHAIN、READE、READPE、SETGT、または SETLL など) の場合には 、ファイルがアクセスされる前に検索引数が変換されます。
  • レコード・アドレス・ファイルと処理されているファイル (処理されている ファイルが限界範囲内で順次処理される場合) の両方にファイル変換を指定した 場合には、レコード・アドレス・ファイル中のレコードがそのファイルについて 指定されたファイル変換に従って変換され、次に、処理されているファイル中の レコードがそのファイルについて指定されたファイル変換に従って変換されます。
  • ファイル変換は、1 バイト単位でのみ適用されます。
  • 入力レコードおよび出力レコードのすべてのバイトが変換されます。
  • サブプロシージャーで定義されたローカル・ファイルについては、ファイル変換はサポートされていません。