フィールド標識の割り当てに関する規則
フィールド標識を割り当ている場合には、以下の点に留意してください。
- プラス、マイナス、ゼロ、またはブランクの標識は、プログラムの始めでは オフに設定されています。 これらは、読み取られたばかりのレコード上のテス トされているフィールドが条件 (プラス、マイナス、ゼロ、またはブランク) を 満たすまでオンに設定されません。
- 配列全体または先読みフィールドでフィールド標識を使用することはできま せん。 ただし、項目は配列要素として作成されます。 フィールド標識は、ALWNULL(*USRCTL) が使用される 場合にのみ、ヌル値可能フィールドに使用することができます。
- 数値入力フィールドには、2 つまたは 3 つのフィールド標識を割り当てるこ とができます。 ただし、そのフィールドのテストの結果について信号を送ってきた標識だけがオ ンに設定され、その他の標識はオフに設定されます。
- 異なるレコード・タイプのフィールドに同じフィールド標識を割り当てた場 合に、その標識の状態 (オンまたはオフ) は、常に最後に選択されたレコード・ タイプのフィールドの状態に基づいています。
- 異なるレコード・タイプのフィールドに異なるフィールド標識を割り当てた 場合には、そのタイプの別のレコードが読み取られるまで、フィールド標識はオ ンのままです。 同様に、1 つのレコード・タイプの中で複数のフィールドに割り 当てられたフィールド標識は、常に最後に定義されたフィールドの状況を反映し ます。
- 同じフィールド標識を、別の入力仕様のフィールド標識、結果の標識、レコ ード識別標識、またはフィールドとレコードの関連標識として指定することがで きます。 診断メッセージは出されませんが、とくに突き合わせフィールドまたはレベル制御が 関連している場合には、このような標識の使用は間違った結果の原因となる可能 性があります。
- 3 つの位置すべてに同じ標識を指定すると、該当するフィールドを含むレコ ードが選択された時に、この標識は常にオンに設定されます。