EXIT ステートメント

EXIT ステートメントは、一連の段落に対する共通の終了点を与えます。

構文図を読む構文図をスキップする
EXIT ステートメント - 形式

>>-EXIT--------------------------------------------------------><

EXIT ステートメントを使って、プログラム中の特定の点に名前を割り当てることができます。 EXIT ステートメントは、プログラムのコンパイルおよび実行にはその他の影響を与えません。 EXIT ステートメントは段落名の後に続くものでなければならず、また、このステートメント自身が 1 つの文になっていなければなりません。 さらに、この文はその段落の中でただ 1 つの文でなければなりません。

EXIT ステートメントは一連の段落の終了点を文書化する場合に役に立ちます。 EXIT 段落が宣言プロシージャーの最後の段落、あるいは実行される一連のプロシージャーの最後の段落として書かれた場合には、 制御権が渡される点が以下のいずれかであるかを明らかにします。
  • 活動状態の PERFORM または USE ステートメントによって左右されるプロシージャーの範囲の終わりにある EXIT 段落に制御が達すると、 制御は該当する PERFORM または USE ステートメントの規則に従って渡されます。
  • 制御が、実行中の PERFORM ステートメントまたは USE ステートメントが制御する一連のプロシージャーの終了点でない EXIT 段落に到達した場合は、EXIT ステートメントの次の段落にある最初のステートメントへ制御が移ります。

EXIT ステートメントが書かれていない場合には、ユーザーがプログラムの論理を理解していない限り、一連のステートメントの終了点を判別することは困難です。