形式 2 の COPY ステートメントの INDICATOR 属性
INDICATOR 属性は、標識用にデータ記述記入項目が生成されるかどうかを指定します。
INDICATOR 属性を指定すると、標識用にデータ記述記入項目が生成されますが、 データ・フィールド用には生成されません。
次のように 05 グループ・レベル記入項目が生成されます。
- 単一構造について COPY を行う場合、
上記によって、以下が生成されます。COPY DDS-format-name-INDIC05 形式名 -I (または -0) - 複数構造について COPY を行う場合、
上記によって、以下が生成されます。COPY DDS-ALL-FORMATS-INDIC05 file-name-RECORD.
生成されるデータ記述記入項目は、COPY ステートメントの中でどの用途属性 (I、O、または I-O) が指定または想定されるかによって決まります。
- ...I-INDICATOR... が指定された場合には、 入力レコード域内で使用される標識として入力 (応答) 標識用のデータ記述記入項目が生成されます。
- ...O-INDICATOR... が指定された場合には、 出力レコード域内で使用される標識として出力 (オプション) 標識用のデータ記述記入項目が生成されます。
- ...I-O-INDICATOR... が指定または想定された場合には、 入力および出力レコード域内で使用される標識として、入力と出力 (応答とオプション) の両方の標識用の別個のデータ記述記入項目が生成されます。
個々の標識記述は 標識の構造の説明に従って生成されます。
INDICATOR 属性が指定されない場合は、標識用にデータ記述記入項目が生成されるかどうかは、
ファイルの作成時に DDS 内でキーワード INDARA が指定されたかどうかによって決まります。
- INDARA が指定されていない場合は、データ・フィールドと標識と両方のためにデータ記述記入項目が生成されます。
- INDARA が指定されている場合は、データ・フィールド用にだけデータ記述記入項目が生成され、標識用には生成されません。