条件名値の規則
- VALUE 文節は、条件名記入項目内で必要であると同時に、その記入項目内の唯一の文節でなければなりません。 各条件名記入項目は、先行の条件変数と関連付けられます。 したがって、レベル 88 記入項目の前には必ず、条件変数に関する記入項目、あるいは 1 つの条件変数にいくつもの条件名が適用されている場合、別のレベル 88 記入項目がなければなりません。 そのようなレベル 88 記入項目はそれぞれ、その条件変数の PICTURE 特性を暗黙指定されます。
- 特定の条件変数に関連した条件名記入項目は、その条件変数記入項目のすぐ後になければなりません。
条件変数は、次に示すもの以外の任意のデータ記述記入項目とすることができます。
- レベル 66 項目 (RENAMES 文節)
- USAGE IS INDEX を指定されたデータ項目
- USAGE IS POINTER または PROCEDURE-POINTER を指定された項目
- 条件名は、グループ項目データ記述記入項目と関連付けることができます。
この場合、以下のとおりです。
- 条件名の値は、非数字リテラルまたは表意定数として指定しなければなりません。
- 条件名の値のサイズは、グループ内すべての基本項目のサイズの合計を超えてはなりません。
- グループ内のどのエレメントにも、JUSTIFIED または SYNCHRONIZED 文節を含めることはできません。
- DISPLAY 以外の USAGE をグループ内で指定することはできません。
- 条件名は、グループ・レベルと、そのグループ内の従属レベルの両方で指定できます。
- グループ・レベルでの条件名の定義によって暗示される比較テストは、グループ内の基本項目の性質とは無関係に、非数字オペランドの比較の規則に従って行われます。
IBM Extension
IBM Extension
- VALUE 文節は、内部浮動小数点データ項目に対して使用できます。
- VALUE 文節は、DBCS 項目に対して使用できます。DBCS データ項目の比較テストは、DBCS 項目の比較の規則に従って実行されます。
- VALUE 文節は、国別項目に対して使用できます。 国別データ項目の比較テストは、国別項目の比較の規則に従って実行されます。
- 条件名は、日付、時間、またはタイム・スタンプの項目に関連付けることができます。この場合、以下のとおりです。
- 条件名の値は非数字リテラルとして指定しなければなりません。
- 各条件名は、それぞれ条件変数の FORMAT 特性を暗黙的に持っています。 したがって、この条件名を使用する比較テストは、すべて日時クラスの項目の比較に関する規則にしたがって行われます。
- THROUGH 句は、条件変数が日時クラスの条件変数であるときに指定することができます。 この場合、リテラル-1 の時刻または日付はリテラル-2 よりも小さくなければなりません。
End of IBM Extension
- スペース、分離文字コンマ、あるいは分離文字セミコロンで、 連続する オペランドを区切らなければなりません。
- 各記入項目は、分離文字ピリオドで終わる必要があります。
- 条件名記入項目のリテラルのタイプは、その条件変数のデータ・タイプと矛盾していてはなりません。