LQE のバックアップと復元

ライフサイクル照会エンジンには、索引付きデータをバックアップおよび復元する機能が用意されています。このコピーは、後でライフサイクル照会エンジンを過去の状態に復元する場合に使用できます。

このタスクについて

LQE をバックアップするには、以下の 2 つの方法があります。
注: バックアップ・ディレクトリーとしてサーバーのディレクトリーを指定する必要があります。このディレクトリーは、バックアップをスケジュールするか 1 回のみのバックアップを実行する前に、作成しておく必要があります。

バックアップとは何か

バックアップ・ディレクトリーに、以下のディレクトリーを含むタイム・スタンプのついたディレクトリーが 1 つまたは複数 (複数回のバックアップが実行された場合) 表示されます。
  • indexTdb: このディレクトリーは、以下に示す LQE 索引データベースのバックアップです。<JTSInstallDir>¥server¥conf¥lqe¥indexTdb
  • metadata: バックアップのプロパティーと設定を含みます。 このディレクトリーのコンテンツは、復元する必要はありません。
  • textIndex: このディレクトリーは、 トリプルのフルテキスト検索に使用される、以下に示す LQE lucene 索引のバックアップです。<JTSInstallDir>¥server¥conf¥lqe¥textIndex

バックアップされた LQE 索引データを復元するには、以下のようにします。

手順

  1. LQE を含むサーブレット・エンジンをシャットダウンします。
  2. サーバーの現行の LQE 索引を名前変更します。
    1. <JTSInstallDir>¥server¥conf¥lqe¥indexTdb 内の indexTdb ディレクトリーを名前変更します。
    2. <JTSInstallDir>¥server¥conf¥lqe¥textIndex 内の textIndex ディレクトリーを名前変更します。
  3. バックアップされた LQE 索引をサーバーにコピーします。
    1. バックアップされたディレクトリー Backup<timestamp>¥indexTdb<JTSInstallDir>¥server¥conf¥lqe にコピーします。
    2. バックアップされたディレクトリー Backup<timestamp>¥textIndex<JTSInstallDir>¥server¥conf¥lqe にコピーします。
  4. ファイル <JTSInstallDir>¥server¥conf¥lqe¥lqe.properties を編集します。 プロパティー lqe.restore=true を設定します。
  5. LQE を含むサーブレット・エンジンを開始します。

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