Rational® Common
Licensing トークン・サービス・キーを Jazz™ Team Server にセットアップします。
始める前に
以下の項目を確認します。
トークン・ライセンスの交付について詳しくは、地域の IBM 営業担当員にお問い合わせください。
注: Rational License Key Server は IBM i、Linux for System z®、または z/OS® では稼働しません。 Rational
Common Licensing を使用する場合、サポートされる他の任意のプラットフォーム上に別の Jazz Team Server をセットアップして、トークン・ライセンスを管理し、IBM i、Linux for System z、または z/OS で稼働する Jazz Team Server からそのライセンス・サーバーに接続することができます。
このタスクについて
Rational Common
Licensing トークン・サービスは、トークン要求を Rational License Key Server に転送することができるようにする
Jazz Team Server の拡張機能です。
Jazz Team Server が特定の数のトークンを要求した場合、拡張機能によって
Rational License Key Server からトークンがチェックアウトされます。 この統合によって、Jazz ベースの製品と非 Jazz ベースの製品が同じトークンを共有することができるようになります。
注: この統合は、IBM Rational 製品にのみ有効です。
手順
- 以下のようにして Rational License Key Server 8.1.4 を構成します。
- License Key Administrator を起動します。
- License Key Center からトークンが入った license.dat ファイルをダウンロードします。
- License Key Administrator で、をクリックします。
- license.dat ファイルを選択します。
- License Key Server を停止して再起動します。 license.dat ファイルのインポート後に、これを実行するようにプロンプトが出されます。
- License Key Administrator を閉じます。
- Jazz Team Server でトークン・クライアント・アクセス・ライセンスをインストールします。
- Jazz Team Server の「管理」ページにログインします。 Web ブラウザーで https://[完全修飾ホスト名]:9443/jts/admin を指定します。
要確認: [完全修飾ホスト名] は、Jazz Team Server がインストールされているマシンの DNS ドメイン参照を含んだホスト名です。
- 「管理」ページで、「サーバー」タブをクリックします。
- 左ペインの「ライセンス交付」セクションで、「ライセンス・キーの管理」をクリックします。
- 「フローティング・ライセンス・サーバー」セクションにスクロールダウンします。
- 「フローティング・ライセンス・サーバー」セクションで、「追加」をクリックします。
- 「ライセンス・ファイルのアップロード」ウィンドウで、「参照」をクリックして、JazzTokens.zip ファイルを選択します。
- 「終了」をクリックします。 アップロードするライセンスごとに使用許諾契約書に同意する必要があります。 ライセンス・キーのアップロード後に、ライセンスは「フローティング・ライセンス・サーバー」セクションにリストされます。
- ご使用のJazz Team Server でトークン・ライセンス・サービスを使用可能にします。
- 「フローティング・ライセンス・サーバー」セクションで、
「IBM Rational Common Licensing トークン・サービス」の隣にあるラジオ・ボタンをクリックして、
サービスを使用可能にします。
- 「アクション」列にアイコン
が表示されるまで、IBM Rational Common Licensing トークン・サービス上にカーソルを移動させます。 アイコンをクリックして、「サーバーの構成」ダイアログを表示します。
- ダイアログで、次の 2 つのプロパティーを構成します。
- IBM Rational License Key Server: インストールした
IBM Rational License Key Server 8.1.4 の URL (フォーマットは license_key_port_number@license_key_hostname) を指定します。
.
ヒント: License Key Administrator アプリケーションで、
をクリックして、サーバーの識別情報を表示します。
LMTOOLS プログラム (License_Key_Server_install_directory/common にある) を実行し、
をクリックして、
接続情報を確認することもできます。
- トークン・リースのタイムアウト: トークン・リースの有効期限が切れる前に、ユーザーが非アクティブでいられる期間 (ミリ秒) を指定します。
- 「終了」をクリックします。 接続が成功した場合は、「状況」列に緑のチェック・マークが表示されます。
- オプション: 次のようにして、フローティング・ライセンス・サーバーを指すように、他のJazz Team Server を構成します。
- Jazz Team Server の「管理」ページで、
「サーバー」タブをクリックします。
- 「ライセンス交付」ペインで、「ライセンス・キーの管理」をクリックします。
- 「フローティング・ライセンス・サーバー」セクションで、行の上にカーソルを移動して、
アイコンをクリックします。
- 「フローティング・ライセンス・サーバーの構成」ダイアログ・ボックスの「フローティング・ライセンス・サーバー」フィールドに、サーバーのパスを入力します。 例えば、http://floating-license-server:9080/jts です。ここで、
floating-license-server は、ご使用のサーバーの完全修飾ホスト名に置き換えてください。
- サーバー接続をテストするために、「接続のテスト」をクリックします。
- 「終了」をクリックします。 Jazz Team Server の構成が完了し、フローティング CAL をユーザーに割り当てられるようになりました。 フローティング CAL は、ユーザーがそれらを必要とした時点で、フローティング・ライセンス・サーバーから自動的にチェックアウトされます。
次のタスク
ユーザーがトークン・ライセンスのプールに参加できるようにするには、そのユーザーにトークン・ライセンス・タイプのいずれかを割り当てる必要があります。