Jazz
Reporting Service には、ブロックしているワークアイテム数、ビルドの正常性、優先順位付けされた障害など、俊敏なトラッキングと計画のためのすぐに使用可能なレポート・コレクションが備えられています。
これらのレポートの使用を開始するには、Jazz
Reporting Service の「セットアップ」ページからそれらをインポートする必要があります。コレクションをインポートした後、レポートは、チーム・メンバーが Jazz™ ダッシュボードに追加できるウィジェットとして使用できます。
始める前に
以下の条件が満たされている必要があります。
- Jazz
Reporting Service がインストールされ、アプリケーションとして Jazz Team Server に登録されている必要があります。
- Jazz
Reporting Service が実行中である必要があります。
- Jazz
Reporting Service 用にデフォルトのデータ・ソースを構成し、それに接続している必要があります。
- Jazz 管理特権を持っているか、レポート・マネージャーである必要があります。
このタスクについて
ダッシュボード上のウィジェットは、さまざまなテクノロジーからのレポートをカプセル化し、次のような複数のソースからのレポートを表示できます。
- OpenSocial.org 標準に従う OpenSocial ガジェット
- Business Intelligence and Reporting Tools (BIRT)。これは Rational® solution for CLM (CLM)
および Rational Quality Manager (RQM) で使用されます。
- IBM® Cognos® Business
Intelligence を使用する Rational Reporting for Development
Intelligence および Rational Insight
Jazz
Reporting Service が提供するすぐに使用可能なレポートは、OpenSocial ガジェットです。Jazz ダッシュボードで、これらのガジェットはウィジェットと呼ばれます。
すぐに使用可能なレポートを再度インポートすると (例えば、Jazz
Reporting Service にフィックスパックを適用した後)、カタログ (リポジトリー) 内の同じ名前のレポートが上書きされます。
既存のダッシュボード・ウィジェット内のすぐに使用可能なレポートは、自動的に更新されたレポートを使用します。
手順
- ブラウザー・ウィンドウで、「セットアップ」ページ https://server:port/rs/setup を開きます。
- 「すぐに使えるレポートをインポートします」をクリックします。
注: IBM からアーカイブ (.zip) ファイル形式で直接提供されるレポートのコレクションをインポートするには、「追加レポートのインポート」をクリックします。
タスクの結果
デフォルトでは、インポートされた照会とレポートは
Jazz
Reporting Service カタログに追加され、
Jazz
Reporting Service とフレンド関係を持つ任意の Jazz ダッシュボードから使用できます。
Jazz ダッシュボードを変更するアクセス権を持つチーム・メンバーは、カタログからウィジェットを選択してそれらをダッシュボードに追加することで、これらのレポートにアクセスできます。