ビューからのレポートの作成と実行

レポートを作成し、ビュー情報を収集して、印刷用レポートまたは PDF レポートに視覚的に表示することができます。

始める前に

デフォルトでは、すべてのユーザーがビューからレポートを実行できます。レポートの生成中にエラーが発生する場合、管理者は、Jazz™Reporting Service のデータ・ソースを構成する必要がある場合があります。

「サンプル」というレポート・テンプレートが、「レポート・リソース」画面で使用できます。サンプル・レポートが無い場合は、管理者に使用できるようにしてもらう必要があります。

このタスクについて

このタスクは、デフォルトの表形式の「サンプル」レポートを使用してレポートを作成する方法を示します。別の出力 (棒グラフやガント・チャートなど) を含むレポートを作成するには、Rational® Publishing Engine が必要になります。Rational Publishing Engine は、このツールには含まれていません。別途、インストールおよびライセンスが必要です。 サーバー管理者に連絡して、インストールが完了していることを確認し、ライセンス・サーバーへの接続に使用する必要があるライセンス・サーバー・パスを特定してください。 まだ、Rational Publishing Engine をインストールしていない場合は、自分でインストールするか管理者にインストールを依頼し、ライセンス・サーバーに接続できることを確認する必要があります。

Rational Publishing Engine の使用法に関して詳しくは、Rational solution for Collaborative Lifecycle Management 製品資料の ドキュメント・スタイル・レポートのオーサリングを参照してください。

手順

  1. 任意のビューで、ツールバーの「レポートの生成」アイコンをクリックします。
  2. 「印刷」ダイアログ・ボックスで、レポートの外観のベースのテンプレートとして使用するレポート・リソースを選択し、「次へ」をクリックします。

    管理者が sample.dta ファイルをチームで使用できるようにした場合は、「レポート・リソース」ヘッダーの下の「サンプル」を選択し、テンプレートとして使用することができます。

    チームにカスタム・レポート・リソースがあり、その中から選択できる場合があります。これらは、「レポート・リソース」ヘッダーの下に表示されます。

    Rational Publishing Engine を購入し、インストールした場合は、「レポート・リソース」ヘッダーの下に表示されるどのテンプレートも選択できます。

  3. パラメーターを設定すると、レポート・テンプレートに意味のある情報が入力されます。
    1. サンプル・レポート・テンプレートには最大で 5 個の表の情報が含まれています。チームにカスタム・レポートがある場合は、「名前」列にその出力タイプ (棒グラフ、ガント・チャート) が表示されます。
    2. 各表に組み込む値を選択します。

      それぞれの値が、レポートに組み込まれるビューの一部にマップされます。例えば、「タスク明細 (Task breakdown)」ビューを使用してレポートを作成する場合、最初の表に対する値は「タスク」です。2 番目の表に対する値は「子」になる、という具合です。

      「値」列内のセルをクリックして、値のリストを表示します。 リストされる値は、レポートを作成している対象のビュー (例えば「タスク明細 (Task breakdown)」など) の成果物です。

    3. 「照会の登録」をクリックして、レポートのためのデータを取り出します。

      照会の登録後に 列の値を 1 つ以上変更した場合は、その照会を再登録して索引から正しい成果物を取り出す必要があります。

      SPARQL ゲートウェイがフレンドでなければならないという内容のエラーを受信した場合は、管理者に問い合わせてください。

  4. 「終了」をクリックします。
  5. レポートを保存します。
    1. レポートの右上にある「クリックしてパラメーターを編集」アイコンをクリックします。
    2. すべてのパラメーターが正しく設定されていることを確認します。
    3. 「別名保存 (Save As)」をクリックしてレポートのコピーを保存します。「名前を付けて保存」ダイアログでレポートに名前を付けてから、 「実行依頼」をクリックします。
    4. パラメーターのいずれかを変更した場合は、「実行」をクリックして、レポートを再度実行します。

      次回レポートを実行するときには、新規レポートは「マイ・レポート」または「共有レポート」ページで使用可能になります。

  6. 選択したフォーマットでレポートをエクスポートします。
    1. 「エクスポート」アイコンをクリックして、レポートをエクスポートします。
    2. フォーマットを選択して、「実行依頼」をクリックします。
    3. レポートを保存します。

タスクの結果

「サンプル」テンプレートは、情報を表形式にビルドします。 次にそのデータを PDF または Word 文書にエクスポートできます。 新しいブラウザー・タブに、PDF フォーマットのレポートを表示することもできます。

Rational Publishing Engine テンプレートを使用した場合は、テンプレートは選択したフォーマットで情報をビルドします。 その後、データを別のフォーマットにエクスポートしたり、あるいは、新しいブラウザー・タブに PDF フォーマットで表示することもできます。

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