URI 計画

URI は、Jazz™ アーキテクチャーで重要な役割を果たします。Rational® Engineering Lifecycle Manager のデプロイメントおよびインストールを計画する際に、サーバーに使用する URI を決定する必要があります。

Rational Engineering Lifecycle Manager および Jazz Team Server は、保管された成果物、メール通知、フィード、システム・クリップボードへの項目のコピー、Web アクセス、および全アプリケーションでの安定したリソース識別の目的で使用されるリソースへの絶対 URI を生成します。これらの URI のルートは、アプリケーションまたは Jazz Team Server について宣言されている「パブリック URI」です。

多くの場合、生成されたこれらの URI はリポジトリー・データベース内に存続します。これは、保管されている各種リソースには、それらのリソース間の URI リンク、および他のアプリケーションおよびサーバー上のリソースへのアウトバウンド・リンクが含まれているためです。これらの URI は、ローカル・ネットワークの外のコンテキストでも参照できます。例えば、URI は、別のインターネット・ドメインから、または企業ファイアウォールの外側から参照できます。

ユーザーが接続する必要があるネットワーク内のどこからでもアクセスできる完全修飾のパブリック URI を選択する必要があります。必要に応じて、変更されることのないホスト名に基づいた URI は、ドメイン・ネーム・サーバー (DNS) を使用して再ルーティングできます。

注: 一部のシナリオでは、サーバー名前変更フィーチャーを使用することで、サーバー URL を後から変更できます。詳しくは、サーバー名前変更を使用したパブリック URL の変更を参照してください。ただし、サーバー名前変更の使用は、破壊の可能性がある手順です。その他のすべてのアプリケーションおよびシステムからサーバーへの保管されたリンクを修正するのは、困難な作業になることがあり、不可能な場合もあります。また、使用されている他の製品との統合のタイプによっては、ご使用のデプロイメントでサーバー名前変更がサポートされないこともあります。そのため、名前変更が必要にならないように、デプロイメントを慎重に計画してください。

パブリック URI は、Jazz Team Server およびアプリケーションのセットアップ時に構成する必要があります。パブリック URI は、Jazz Team Server のセットアップ・ウィザードで設定、検証、およびテストできます。

パブリック URI を選択する際に、以下の決定を行います。

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