ライフサイクル照会エンジンのための WebSphere Application Server のセットアップ

Jazz™ Team Server をデプロイして始動するには、まず、Jazz Team Server とそのアプリケーションをホストするアプリケーション・サーバーを選択します。 ライフサイクル照会エンジン war ファイルをデプロイするには、その前に WebSphere® Application Server をセットアップする必要があります。

始める前に

注:
  • Rational® Engineering Lifecycle Manager v1.x では、1 つのアプリケーション・サーバーをライフサイクル照会エンジンと共有する必要があります。
  • Rational Engineering Lifecycle Manager v4.x は、1 つのアプリケーション・サーバーをライフサイクル照会エンジンと共有することも、別のアプリケーション・サーバーにデプロイすることもできます。ただし、 両方のアプリケーションが同じ Jazz Team Server に登録されている必要があります。

手順

  1. WebSphere Application Server 管理コンソールで、「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSphere アプリケーション・サーバー」を選択します。
  2. ライフサイクル照会エンジンをデプロイするサーバーを選択します。
    WebSphere サーバーの選択
  3. 「構成」ページで、「Java およびプロセス管理」を選択します。
    「Java およびプロセス管理」のリンクが表示された画面キャプチャー
  4. 「プロセス定義」 > 「Java 仮想マシン」を選択します。
  5. 「汎用 JVM 引数」テキスト・フィールドを見つけ、次の環境変数を JVM 始動プロセスに追加します。
     -Dlqe.config.location=file://drivelqe_installation_folder¥server¥conf¥lqe
    以下に例を示します。
    • Windows:
       -Dlqe.config.location=file://C:¥Program Files¥IBM¥JazzTeamServer¥server¥conf¥lqe
    • Linux:
      -Dlqe.config.location=file:///opt/IBM/JazzTeamServer/server/conf/lqe
     -Dlqe.config.location=file://C:¥Program Files¥IBM¥JazzTeamServer¥server¥conf¥lqe
    「保存」をクリックして更新を保存します。
  6. 複数のユーザーに対応できるように、デフォルト・スレッド・プールを増やします。「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSphere Application Servers」 > 「Server1」をクリックします。
  7. 「追加プロパティー」で「スレッド・プール」をクリックします。
  8. 「WebContainer」をクリックし、デフォルトの最大サイズを 50 スレッドから 200 スレッドに増やします。
  9. 「マスター構成に直接保管」をクリックします。
  10. ライフサイクル照会エンジンの WAR ファイルをインストールします。 「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」を選択します。
  11. 「インストール」を選択します。
  12. 「ローカル・ファイル・システム」ラジオ・ボタンを選択し、lqe.war ファイルがインストールされている場所を指定します。例えば、次のようにします。
    C:¥Program Files¥IBM¥JazzTeamServer¥server¥tomcat¥webapps¥lqe.war
  13. 「次へ」を選択して「ファスト・パス」ラジオ・ボタンを選択し、「+ デフォルトのバインディングおよびマッピングの生成を選択します」を選択します。
    WebSphere への LQE のインストール
    「次へ」をクリックします。
  14. 「インストール・オプション (Installation Options)」ページのデフォルトをすべて保持し、「次へ」をクリックします。
  15. 「モジュールをサーバーにマップ」ページで、ライフサイクル照会エンジン・モジュール用のサーバー上のターゲット・スコープを指定します。
    ターゲット・スコープの指定
    「次へ」をクリックします。
  16. /lqe をコンテキスト・ルートとして追加します。
    コンテキスト・ルートの追加
    「次へ」をクリックします。
  17. 選択項目を確認して「終了」をクリックします。 「アプリケーション lqe_war は正常にインストールされました」というメッセージを受信します。
  18. 次に、インストールした WAR ファイルの構成オプションを変更します。 「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」を選択します。
  19. lqe.war アプリケーションを選択します。
    WebSphere でのアプリケーションの選択
  20. 「モジュールの管理」を選択します
    モジュールの管理の選択
  21. lqe を選択します。
  22. 「クラス・ローダー順序」フィールドを見つけ、「最初にローカル・クラス・ローダーをロードしたクラス (親は最後)」を選択します。
    クラス・ローダー順序の選択
    「OK」をクリックして変更を保存します。
  23. lqe.war アプリケーションを選択します。
    WebSphere でのアプリケーションの選択
  24. 「クラス・ロードおよび更新の検出」を選択します。
    クラス・ロード・ページ
  25. 「クラス・ローダー順序」を見つけ、「最初にローカル・クラス・ローダーをロードしたクラス (親は最後)」を選択します。
    クラス・ロード順序の選択
    「適用」を選択し、マスター構成に直接保存します。
  26. ステップ 5 で追加された変数を WebSphere Application Server に適用するには、サーバーを再始動する必要があります。WebSphere Application Server を再始動します。
  27. LQE アプリケーションが自動で開始しない場合は、 lqe.war のチェック・ボックスを選択し、「開始」を選択します。
    lqe.war アプリケーションの開始

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