成果物と他の成果物との関係の分析

成果物の関係の分析は、多くのページで開始することができます。影響分析ダイアグラムを作成したことがある場合、「影響分析ダイアグラム」画面から既に分析を実行しています。「製品」「ビュー」、および「照会」の各画面からも分析を開始できます。

以下に、最初にフォーカス成果物を選択し、次に影響分析プロファイルを使用して影響分析ダイアグラムを動的に作成することにより、分析を実行する方法について説明します。

始める前に

分析を実行するには、1 つ以上の影響分析プロファイルが必要で、これは、製品内で成果物がどのように関連しているかを示す全体図になります。説明については、影響分析プロファイルの作成を参照してください。

このタスクについて

分析を開始するには、フォーカス成果物を 1 つ選択してから、分析を実行して関連する成果物を検索します。出力は、フォーカス成果物に対して関係のあるすべての成果物を表示し、リンクされた各成果物を調べることができます。

分析は、成果物を変更、追加、あるいは、削除する必要がある場合に役立ちます。フォーカス成果物と関係がある成果物を確認することで、製品の品質、製品化までの時間などに対する変更による影響を読み図ることができます。

手順

  1. 分析を開始します。
    • 製品の参照」ページで、製品を右クリックして、「分析の開始」を選択します。
    • 「検索結果」ページから、成果物にカーソルを移動して、右端にある 「分析の開始」アイコンを選択します。
    • 「ビュー」ページで、ビューを開きます。ビュー内の成果物をクリックし、矢印のメニュー・ボタンをクリックして、「分析の開始」を選択します。
    • 「照会」ページで、照会を開きます。照会出力内の成果物をクリックして、「分析の開始」を選択します。
  2. 「影響分析」ダイアログ・ボックスで、「分析の開始」をクリックします。

    ダイアグラムの出力が下部ペインに表示されます。分析に関する詳細は、ナビゲーション・ツリーの右側に表示されます。

    ナビゲーション・ツリー内の項目をクリックして、出力でその項目が中心になるようにします。 例えば、「製品」をクリックして、成果物が画面の中央に表示されるようにします。

    要求成果物に対して実行された分析の出力例を示すイメージ。分析の定義とナビゲーション・ツリーにより、分析についてのさらに詳細を表示できます。

  3. 成果物を追加または削除したり、タイプを非表示にしたり、成果物を展開したりして、変更の潜在的な影響を検討します。成果物を変更することで、ダイアグラムをカスタマイズすることになります。ここで、そのダイアグラムに名前を付けて、後に使用できるように保存する必要がある場合があります。

上記の説明で、さまざまなページの中から影響分析を実行する方法を示しました。既存の分析の実行は、「分析」メインメニューから実行することもできます。

  1. 「参照」 > 「影響分析ダイアグラム」を選択します。

    以下のイメージは、「影響分析ダイアグラム」画面がどのように見えるかを示しています。

    ビュー内の 3 つのダイアグラムを含む影響分析ダイアグラム画面を示すイメージ。

  2. 分析を実行します。
    • ダイアグラムの 1 つをクリックします。
    • 右側の鉛筆アイコンをクリックすることで、別のフォーカス成果物を使用してダイアグラムを実行します。
  3. 「フォーカスとプロファイル (Focus and Profile)」タブで、「フォーカス成果物の選択」アイコンをクリックします。新規フォーカス成果物を検索して、選択し、「追加」をクリックします。
  4. 「適用」をクリックして、分析を実行します。
  5. 新規ダイアグラムへの変更を保存する場合は、ダイアグラムに別の名前を付けます。

次のタスク


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