製品構成と製品の操作

製品構成と製品は柔軟性のある成果物です。よく使用する製品構成には「お気に入り」のマークを付け、 製品ツリーに表示される製品構成をフィルターに掛けて、お気に入りのみを表示することができます。構成と製品は、子構成や子製品として、 複数の構成や製品、または同じ構成や製品の中で再使用できます。構成や製品を移動して、別の構成や製品に子として組み込むことができます。 構成や製品の名前を変更することができます。名前変更すると、その構成や製品が再使用されているすべての場所に新しい名前が伝搬されます。構成や製品が不要になれば、その構成や製品は削除できます。

手順

  1. 構成に「お気に入り」のマークを付ける。
    1. 製品ツリー内で、お気に入りの構成を検索する。
    2. 「お気に入りの製品構成に追加 (Add to Favorite Product Configurations)」アイコンをクリックする。 このアイコンは白抜きの星印で、構成の左側にあります。この星印が色で塗りつぶされます。これは、この構成がお気に入りであることを示します。
    3. 「製品の参照 (Browse Products)」プルダウン・メニューを「お気に入りの製品構成 (Favorite Product Configurations)」に変更することによって、 製品ツリー内の構成をフィルタリングし、お気に入りのみを表示します。
  2. 子構成または子製品を「再使用」する。
    1. 製品ツリー内で、再使用する子構成または子製品を検索し、その構成または製品を右クリックして「再使用」を選択します。
    2. 別の構成または製品を右クリックして、「配置」をクリックする。

      製品バージョンを同一構成内で再使用 (または移動) した場合は、同じ製品バージョンが使用されます。

      製品を、ある構成から移動またはコピーして別の構成に配置した場合は、 同じ製品バージョンが使用されない場合があります。以下の例で、このようなことが発生する理由を説明します。
      • 「geo」というディメンションには、「US」という値と「Europe」という値があります。 「geo=US」というディメンションを持った製品構成では、「geo=US」というディメンションを持った「radio-3」製品が使用されます。ユーザーが「radio-3」製品を再使用 (またはコピーあるいは移動) し、 それを「geo=Europe」というディメンションを持った製品構成に配置します。 しかし、「geo=US」というディメンションを持った「radio-3」製品は、製品の配置先の製品構成に設定されているディメンションとは一致しません。そのため、表示されるのは別のバージョン、 例えば 「geo=Europe」というディメンションを持った「radio-2」となる場合があります。 これは、ディメンションが製品構成と一致するためです。同じことが、その下にあるすべての子製品に適用されます。
      • ある製品構成で使用されている「wheel-2」製品が、その構成内でチェックアウトされたとします。ユーザーが、 その「wheel-2」製品を別の製品構成で再使用 (または、そこにコピーあるいは移動) した場合、 移動先の製品構成が元の構成と同じディメンションと値を持っているとしても、「wheel-2」は使用されません。新しい構成ではそのバージョンが使用可能ではないため、その製品バージョンは空スロットとして表示されます。再使用またはコピーする場合は、そのユーザーが「wheel-2」製品を元の構成でチェックインすれば、その製品が新しい構成で使用可能になるため、空スロットとして表示されることがなくなります。
  3. 子構成または製品を「移動」する。
    1. 製品ツリー内で、移動する子構成または製品を検索し、その構成または製品を右クリックして「移動」を選択します。
    2. 別の構成または製品を右クリックして、「配置」をクリックする。

      製品と製品構成の移動中の振る舞いに関するディスカッションについては、ステップ 2 の説明を参照してください。

  4. 子構成または製品を「ドラッグ・アンド・ドロップ」する。

    製品ツリー内で、移動または再使用する子構成または製品を見つけ、それを別の構成または製品に移動する場合はドラッグし、別の場所で再使用する場合は Ctrl を押しながらドラッグします。

  5. 構成または製品を「名前変更」する。
    1. 製品ツリー内で、名前変更する構成または製品を検索し、その構成または製品を右クリックして「名前変更」を選択します。
    2. 「名前変更」ダイアログ・ボックスで、名前を変更します。
  6. チェックイン済みの子製品または構成を「除去」する。
    1. 製品ツリーで、階層に含めたくない子製品または構成を見つけて右クリックし、「除去」を選択します。
    2. 確認ダイアログ・ボックスで、子製品または構成を除去することを選択します。次のことが可能です。
      • 変更できない子製品を除去する。
      • 子のある変更できない子製品を除去する。(子はリポジトリーに残ります。)
      • 製品の子である構成 (ベースラインのメンバーである場合)、または構成 (ベースラインである場合) を除去する。
  7. チェックアウトされた子製品または構成を「削除」する。
    1. 製品ツリーで、階層に含めたくない子製品または構成を見つけて右クリックし、「削除」を選択します。
    2. 確認ダイアログ・ボックスで、子製品または構成を削除することを選択します。次のことが可能です。
      • 子のある変更可能な製品を削除し、一致する別のバージョンに置換する。(子はリポジトリーに残ります。)最初の製品バージョンを削除している場合、置換されず完全に削除されます。
      • 最上位の変更可能な構成を削除する。(子はリポジトリーに残ります。)
      • 製品の子である構成 (ベースラインのメンバーでない場合)、または構成 (ベースラインでも、ベースラインのメンバーでもない場合) を削除する。

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