この手順を使用して、Microsoft Windows システムで、IBM® Rational® Rhapsody® Developer、IBM Rational Rhapsody Architect for Software、IBM Rational Rhapsody Architect for Systems Engineers、または IBM Rational Rhapsody Designer for Systems Engineers をインストールします。
Cygwin のインストール
Rational Rhapsody モデルからコードを生成するためには、Rational Rhapsody をインストールする前にコンパイラーを追加する必要があり、かつ Rational Rhapsody のインストール時にそのコンパイラーを識別する必要があります。 C および C++ Rational Rhapsody モデルのコードをビルドするために使用できるコンパイラーとして以下のものがあります。
- Microsoft Visual C++ V6.0
- Microsoft Visual Studio 2008
- Cygwin
注: Rational Rhapsody をインストールする前に Cygwin コンパイラーをインストールしてください。 そうすれば、インストール・ウィザードはこのコンパイラーを検出することができ、このコンパイラーと統合されます。 Cygwin コンパイラーとそのインストール情報は Cygwin の Web サイトから入手できます。 Rational Rhapsody をインストールした後から Cygwin コンパイラーをインストールした場合は、<Rational Rhapsody installation path>¥Share¥etc にある Cygwinmake.bat を開き、インストールした Cygwin を指すように PATH コマンドを変更してください。 例えば、PATH=C:¥cygwin¥bin;%PATH% のようにします。
Cygwin のダウンロードとインストール
Cygwin は Rhapsody モデルをコンパイルするために使用されます。 Cygwin と Rational Rhapsody の統合については、次の資料を参照してください。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/rhaphlp/v7r5/index.jsp?topic=/com.ibm.rhapsody.integrating.doc/topics/rhp_t_int_integrating_rhp_with_cygwin.html
- 次のサイトから Cygwin をダウンロードしてインストールします。http://www.cygwin.com/
- 「今すぐインストールまたは更新」アイコンをクリックします。
- 「Cygwin セットアップ – パッケージの選択」ダイアログに行き着くまでデフォルト・オプションを選択します。
- 下に示すように gcc-4 と make のみの最小インストールを行うこともできます。また、Zipit ターゲットを処理するには、Net を追加し > ssh を開きます。
- 「次へ」をクリックし、残りのオプションについてはすべてデフォルトを選択します。
IBM Rational Rhapsody v8.0.1 のインストール
ご使用の パスポート・アドバンテージのアカウント (https://www.ibm.com/software/howtobuy/softwareandservices/passportadvantage) を使用して Rational Rhapsody 8.0 をダウンロードします。
前提条件:
この製品を正しくインストールするためには、この製品のインストール先のマシンの管理者特権を持っているか、管理アカウントの資格情報を把握している必要があります。管理アカウントは、Program Files ディレクトリーおよび Windows レジストリーに書き込むことができます。 後者の場合は、製品のインストール・プロセス中に管理アカウントの資格情報を入力できます。
Windows Vista オペレーティング・システムで Rational Rhapsody をインストールしている場合:
- Windows Vista オペレーティング・システムで使用されているセキュリティーおよびリダイレクトの原則について理解している必要があります。 例えば、Vista オペレーティング・システムは Program Files ディレクトリーに対し、より高度なセキュリティーを設定しているため、インストール・プロセス中に特定のインストール・ファイルをシステム上の他の場所にリダイレクトされる場合があります。 C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥Rhapsody に Rational Rhapsody をインストールした場合は、ほとんどのインストール・ファイルはこの場所およびサブディレクトリーにインストールされますが、書き込み可能な rhapsody.ini ファイルおよびサンプル・モデル・ファイルは、C:¥Users¥<username>¥AppData¥Local¥VirtualStore¥Program Files¥IBM¥Rational¥Rhapsody などのユーザー・ディレクトリーにインストールされることがあります。 詳しくは、Windows Vista にインストールした場合のデフォルトの Rational Rhapsody ファイルの場所についての関連リンクにある技術情報を参照してください。
- インストールを実行するには、管理者権限を持つユーザーとしてでなく、管理者としてログインする必要があります。 管理者としてログインしていない場合に製品をインストールしようとすると、「Rhapsody.tlb の登録でのエラー」メッセージが表示され、管理者としてログインするまでインストールを再開できません。
Windows 7 オペレーティング・システムで Rational Rhapsody をインストールしている場合:
- 管理者特権でログオンしないが、管理アカウントの資格情報を知っている場合、製品をインストールできるようにするには、「ユーザー・アカウント制御」ウィンドウが開けることを確認します。 インストール・プロセス時、管理アカウントの資格情報は、このウィンドウ上に入力します。 「ユーザー・アカウント制御設定」ウィンドウを「常に通知する」に設定します。 「ユーザー・アカウント制御設定」ウィンドウについて詳しくは、ユーザー・アカウント制御設定に関する関連リンクの記事を参照してください。
手順:- インストール・ウィザードをダブルクリックします。 ご使用条件を受け入れるまで、プロンプトに従います。
- 「言語の選択」ページで、コードを生成する言語 (C++、C、Java™、C# [C シャープ]、Ada) を選択します。C++ を選択し、「リアルタイム OS 設定の確認」を選択します。 「次へ」をクリックします。
- 「アドオンのインストール」ページが表示されるまで、デフォルトを受け入れます。以下を選択します。
- Rational Rhapsody Gateway Add On - Rational Rhapsody を IBM Rational DOORS®、IBM Rational RequisitePro®、および他のベンダーによって提供された別の要求のオーサリング・ツールに接続することで、プロジェクト全体にわたる要求のトレーサビリティーと、設計と要求の間のオンラインでのナビゲートを可能にします。
Rational DOORS® および Rational RequisitePro® への基本エクスポートは、基本製品に含まれます。
拡張された双方向 Rational DOORS と Rational RequisitePro の同期、影響分析、範囲分析、および他のオーサリング・ツールとの統合は、IBM Rational Rhapsody Tools and Utilities Add On に含まれます。
- Rational Rhapsody XMI Toolkit - XML Metadata Interchange は、他のツールとの間でのモデル情報をインポートおよびエクスポートします。これは、Rational Rhapsody Tools and Utilities Add On の一部です。
- Rational Rhapsody TestConductor Add On は、自動化テスト・タスクへのモデル駆動型テストの提供、コードによるテストと、シーケンス図、ステートチャート、アクティビティー図、およびフローチャートによるグラフィカルなテストの定義、対話式あるいはバッチ・モードでのテスト実行を行います。
- ライセンス情報を指定して、「次へ」をクリックします。
- インストール設定を確認して、「インストール」をクリックします。