コンテンツ・パッケージのデプロイ

コンテンツ・パッケージは、管理者によってデプロイされる、定義済みビュー、成果物要素、照会、製品構成グループ化、列挙型、および分析フィルターとプロファイル・テンプレートのバンドルです。成果物要素、サンプル、および分析のコンテンツ・パッケージは、最初からインストールされており使用できますが、他のパッケージをダウンロードしてからインストールし、デプロイすることができます。

コンテンツ・パッケージは、Rational® Engineering Lifecycle Manager サーバーにインストールする必要があります。コンテンツ・パッケージを、 Rational Engineering Lifecycle Manager がインストールされているサーバーの RELM_HOME/server/conf/relm/contents ディレクトリーに抽出します。

サンプルのビュー、成果物要素、照会、製品構成グループ化、列挙型、および分析フィルター、およびプロファイル・テンプレートを使用したいが、それらがユーザー・インターフェースに表示されていない場合は、「成果物要素」「サンプル」、および「分析」の各フォルダーをデプロイする必要があります。

サンプル・レポート「sample.dta」RELM_HOME/server/conf/relm/reports ディレクトリーにあります。チーム・メンバーが容易にアクセスできる場所にこのファイルをコピーし、ファイルの場所をチームに知らせます。

ISO-26262 用などの追加のパッケージは、Content Packages for IBM® Rational Engineering Lifecycle Manager にあります。

管理者としてコンテンツ・パッケージをインストール

コンテンツ・パッケージをダウンロードしたら、「管理」アイコン 管理歯車アイコンを使用して Rational Engineering Lifecycle Manager 管理にアクセスし、「定義済みコンテンツのデプロイ」を選択します。使用可能パッケージのリストで、このプロジェクトに適用するパッケージの「デプロイ」をクリックします。

「定義済みコンテンツ・パッケージのデプロイ」デプロイメント・ページを示す管理エリア。

成果物要素をデプロイする時に、それらが既にデプロイされていた場合、既存の成果物要素をデフォルトの成果物要素で上書きするか、あるいは重複するセットを作成するかを選択できます。以下のメッセージで選択肢について説明します。

成果物要素の選択肢を示す「成果物要素パッケージのデプロイ」ダイアログ・ボックスのメッセージ。

重複する成果物要素セットを作成する場合、変更がどのようになるかを以下の図に示します。

「成果物要素」の照会画面での重複する成果物要素セット。

「最終更新日」列の日付を見ると、重複セット間の違いがわかります。

ユーザーとしてコンテンツ・パッケージをインストール

コンテンツ・パッケージをインストールするには、製品管理、照会管理、およびビュー管理のアクセス権が必要です。

任意の画面で、右上の (歯車のような) 「管理」アイコンをクリックし、「Jazz Team Server 管理」 > 「定義済みコンテンツのデプロイ」を選択します。

このイメージは、ユーザーが「定義済みコンテンツのデプロイ」オプションを選択してコンテンツ・パッケージがある管理画面を表示する際のガイドとなります。
「定義済みコンテンツ・パッケージのデプロイ」画面で、「サンプル」または「分析」、あるいはその両方の隣にある「デプロイ」をクリックします。

ユーザーとしてサンプル・レポートをインストール

レポート・リソースをデプロイしてサンプル・レポートをインストールするには、レポート・アクセス権が必要です。
  1. メインメニューで、「レポート」 > 「レポート・リソース」を選択して、右上の「リソースの作成」をクリックします。
  2. 「コンテンツ」セクションで、「参照」をクリックします。管理者が sample.dta ファイルを置いた場所に移動し、選択します。オプションで、名前と説明を変更し、変更内容を保存します。

成果物要素の表示

成果物要素は、管理者がビューを作成するために使用できる情報を自動的に収集するコンテナーです。
成果物要素
フォルダー内の成果物要素を表示するには、「ビュー」 > 「成果物要素」をクリックします。
ビュー
成果物要素を使用してビューを作成するには、「ビュー」 > 「作成」 > 「ビュー」をクリックします。照会名、照会を保存するフォルダーを入力し、「保存」をクリックします。「ビュー」エディターで、「パレット」アコーディオン・タブ内の「成果物要素」セクションを開きます。成果物要素をビュー・キャンバスにドラッグし、ビューをセットアップします。
照会
ビューを作成するために使用される成果物要素を表示するには、「照会」 > 「成果物要素の照会」をクリックします。成果物要素をクリックして、パラメーター値を入力し、照会を実行します。

サンプル・コンテンツの表示

いくつかのページで、デプロイ済みサンプル・コンテンツ・パッケージを表示できます。
ビュー
サンプル・ビューを表示するには、「ビュー」 > 「参照」 > 「共有ビュー」をクリックします。「サンプル」フォルダーを展開して、サンプル・ビューを表示します。値が必要なパラメーターがビューに含まれている場合は、ビューを開くための値を入力します。
照会
サンプル照会を表示するには、「照会」 > 「参照」 > 「共有照会」をクリックします。「サンプル」フォルダーを展開して、サンプル照会を表示します。値が必要なパラメーターが照会に含まれている場合、照会を実行する時に値を入力します。
レポート
サンプル・レポートを表示するには、「ビュー」 > 「参照」 > 「共有ビュー」をクリックします。「サンプル」フォルダーを展開して、表示するビューを選択します。画面上のビューで、右上にある「レポートの生成」アイコンをクリックします。「レポートの生成」ダイアログ・ボックスに、サンプル・レポートが表示されます。
製品構成グループ化
サンプルの製品グループ化を表示するには、「製品」 > 「参照」 > 「製品構成グループ化」をクリックするか、「製品」 > 「参照」 > 「最近表示された製品構成」をクリックします。
列挙型
ビュー内で照会のサンプル列挙型を表示します。ビューを作成または編集して、ビュー・エディターを開きます。
  1. 「ページのプロパティー」アコーディオン・タブの「パラメーター」セクションで、「追加」リンクをクリックします。
  2. 「パラメーターの追加」ダイアログ・ボックス内の「タイプ」リスト・ボックスで、「列挙型」を選択します。
  3. 「列挙型」リスト・ボックスで、「その他」を選択します。
  4. 「Enumeration Manager」ダイアログ・ボックスの「列挙型」リストに、サンプル列挙型が表示されます。
照会のサンプル列挙型を表示するには、「バージョン 4.0.4 以前」の指示に従ってください。

バージョン 4.0.4 以前

照会のサンプル列挙型を表示します。照会を作成または編集して、照会エディターを開きます。

  1. 照会エディターで、照会にパラメーターを追加し、「パラメーター」セクションで「SPARQL 照会からパラメーターを最新表示」アイコンをクリックします。
  2. 「パラメーター」セクションで「タイプ」「列挙型」に変更し、値を「その他」に設定します。
  3. 「Enumeration Manager」ダイアログ・ボックスの「列挙型」リストにサンプル列挙型が表示されます。

分析コンテンツの表示

分析コンテンツ・パッケージの場合、「影響分析」画面にプロファイル・テンプレートとフィルター・テンプレートが表示されます。
フィルター
フィルター・テンプレートを表示するには、「分析」 > 「参照」 > 「影響分析フィルター」をクリックします。
プロファイル
プロファイル・テンプレートを表示するには、「分析」 > 「参照」 > 「影響分析プロファイル」をクリックします。

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