始める前に
重要: 古い製品バージョンからアップグレードしている場合は、アップグレード手順に従ってアプリケーション・サーバーを構成してください。
必ず以下のタスクが完了していることを確認してください。
- データベースが作成されている。 デフォルトの Derby データベースを評価目的で使用する場合は、teamserver.properties ファイル内でデータベースへのロケーションが絶対パスになっていることを確認してください。
- JazzInstallDir/server/conf/relm にナビゲートします。ここで JazzInstallDir は
Jazz Team
Server をインストールした場所です。
- teamserver.properties を編集のために開きます。
- Derby データベースを com.ibm.team.repository.db.jdbc.location=conf/relm/derby/repositoryDB で見つけ、そのロケーションを絶対パスに変更します。例えば、com.ibm.team.repository.db.jdbc.location=C:/IBM/JazzTeamServer/server/conf/relm/derby/repositoryDB にします。
- Java™ 2 セキュリティー・オプションが
オフになっている。 WebSphere Application Server でこのオプションがオンになっていると、Web アプリケーションは開始しません。
- をクリックします。
- Java 2 セキュリティーで、「Java 2 セキュリティーを使用してアプリケーション・アクセスをローカル・リソースに制限する」チェック・ボックスを選択解除します。
- 必ず、「管理セキュリティーを使用可能にする」および「アプリケーション・セキュリティーを使用可能にする」のチェック・ボックスを選択します。
- 必ず、アプリケーション・サーバーのセキュリティー設定「無保護の URI にアクセスした場合に使用可能な認証データを使用する」を選択します。
サーバーの Integrated Solutions Console を使用している場合は、以下のステップを使用してこの設定を検証します。
- をクリックします。
- 「無保護の URI にアクセスした場合に使用可能な認証データを使用する」チェック・ボックスをクリックします。
- 「OK」をクリックして、「マスター構成に直接保存」をクリックします。
- LTPA Cookie がセキュアになるようにするには、以下のようにして、「SSL を必要とする」設定を有効にします。
- WebSphere Integrated Solutions Console で、「セキュリティー」>「グローバル・セキュリティー」>「Web および SIP セキュリティー」>「シングル・サインオン (SSO)」をクリックします。
- 「SSL を必要とする」チェック・ボックスを選択します。
- 「OK」をクリックして、「マスター構成に直接保存」をクリックします。
- アプリケーション間で一貫性のあるユーザー認証を保証する上で必須の WebSphere Application Server フィックスがあります。APAR PM75942 に、この問題の説明、および問題を解決するフィックスパック V8.0.0.8 と V8.5.5.2 へのポインターがあります。
Jazz Web インターフェースでは、アプリケーションの許可や個人情報設定を実行するために、認証が構成されている必要があります。
注: - Rational Engineering Lifecycle
Manager v1.x では、1 つのアプリケーション・サーバーをライフサイクル照会エンジンと共有する必要があります。
- Rational Engineering Lifecycle
Manager v4.x は、1 つのアプリケーション・サーバーをライフサイクル照会エンジンと共有することも、別のアプリケーション・サーバーにデプロイすることもできます。ただし、
両方のアプリケーションが同じ Jazz Team Server に登録されている必要があります。
このタスクについて
本書では、WebSphere 認証または SSL の構成については、複雑なトピックになるので詳細は説明していません。 各種認証および暗号化オプションに関する詳細情報は、WebSphere Application Server 製品資料で説明されています。
詳しくは、
WebSphere 製品資料にアクセスして、
「アプリケーションとその環境の保護」というフレーズを検索してください。
次のタスク
- アプリケーション・ファイルをデプロイします。
- WebSphere Application
Server 管理コンソールで、と進みます。
- 「インストールのためにアプリケーションを準備しています」ウィザードの「新規アプリケーションへのパス」の下で、「ローカル・ファイル・システム」を選択してアプリケーション・ファイルの絶対パスを指定します。「新規アプリケーションのインストール」ウィザードで、アプリケーション・コンテキスト・ルートを設定し、すべてのインストール手順に従います。「新規アプリケーションのインストール」要約ページで、選択されたインストール・オプションを確認し、「終了」をクリックします。
表 4. アプリケーションのファイルおよび値| アプリケーション |
絶対パス値 |
コンテキスト・ルート |
| Rational Engineering Lifecycle
Manager |
RELM_install_dir/server/webapps/relm.war |
/relm |
| Rational Engineering Lifecycle
Manager 資料 |
RELM_install_dir/server/webapps/relmhelp.war |
/relmhelp |
| 「構成管理」アプリケーション |
RELM_install_dir/server/webapps/vvc.war |
/vvc |
| Jazz
Reporting Service |
RELM_install_dir/server/webapps/rs.war |
/rs |
- 「マスター構成に直接保存」をクリックします。
- Jazz
Reporting Serviceのライブラリー参照を追加します。
- へ移動し、アプリケーション・リスト内の rs_war をクリックします。
- 「参照」セクションで、「共有ライブラリー参照 (Shared library references)」をクリックします。
- rs_war の隣にあるチェック・ボックスを選択し、
「共有ライブラリーを参照する (Reference shared libraries)」をクリックします。
- JRS 共有ライブラリーを選択し、右矢印をクリックします。
- 「OK」をクリックします。次に、再度「OK」をクリックして、設定をマスター構成に保存します。
- Jazz
Reporting Serviceのクラス・ロード順序が正しく構成されていることを確認します。
- へ移動し、アプリケーション・リスト内の rs_war をクリックします。
- 「詳細プロパティー (Detail Properties)」セクションで、「クラス・ロードおよび更新の検出 and update detection)」をクリックします。
- 「クラス・ローダー順序」セクションで、「最初にローカル・クラス・ローダーを使用してロードされたクラス (親は最後) 」を選択します。
- 「OK」をクリックし、「マスター構成に保存」をクリックします。
- 「エンタープライズ・アプリケーション」ページで、WebSphere Application Server にデプロイしたばかりのアプリケーションを選択し、「開始」を選択します。
注: 本書では、WebSphere 認証または SSL の構成については、複雑なトピックになるので詳細は説明していません。 各種認証および暗号化オプションに関する詳細情報は、WebSphere Application Server 製品資料で説明されています。
詳しくは、
WebSphere 製品資料にアクセスして、
「アプリケーションとその環境の保護」というフレーズを検索してください。