サーバーの名前変更後に、「サーバーの名前変更の状況」ページで名前変更を検証できます。このページでは、デプロイメントにとって重要な URL を目で見て検査することができます。パブリック URL、フレンド URL、プロジェクト・エリアのリンクなどを検証できます。さらに、リンクをクリックすると新規ブラウザー・タブにアプリケーション・ページが開くので、リンク切れや正しくない URL を調べることができます。
始める前に
検証フィーチャーを利用するには、名前変更の前に、Jazz™ Team Serverおよび
すべてのアプリケーションをアップグレードしておく必要があります。
サーバー名前変更の実行に記載されているサポートされるサーバーの名前変更シナリオのいずれかを実行してください。その後、シナリオ・トピックのステップ 4 の説明に従って、Jazz Team Serverを開始します。
このタスクについて
この検証プロセス中は、Jazz Team Serverおよびすべての登録済みアプリケーションは読み取り専用モードになります。
検証プロセスの間はサーバーが読み取り専用になること、およびその間はログオンしない方が非常に望ましいことを、ユーザー・コミュニティーに必ず通知してください。
手順
- Jazz Team Server (https://new
host:port/jts/serverRenameStatus) にログインして、「サーバーの名前変更の状況」画面を表示します。これにより、シナリオ・トピックのステップ 5 に説明されている実際の名前変更プロセスが開始されます。
- 名前変更が完了し、すべてのアプリケーションの状況が 100% に達するまで待ちます。名前変更が完了する前にいずれかのアプリケーションの Web UI に
ログインしようとすると、この状況ページにリダイレクトされます。
- 「次へ」をクリックして、検証ウィザードを開始します。
ウィザードの指示に従って、デプロイメント内の重要な URL の目視検査を実行します。検証プロセス中は、Jazz Team Serverおよびすべてのアプリケーションは読み取り専用モードになりますが、データを表示してリンク切れやマッピングされていない URL を調べることはできます。
- すべての URL が正しい場合は、サーバーの名前変更の検証プロセスの完了に説明されている製品固有の追加検証をすべて実行したことを確認してください。名前変更済みのデータが正しいという確信が持てたら、「サーバーの名前変更を確認しました ...」 チェック・ボックスをクリックし、「終了」をクリックします。
この時点で、Jazz Team Serverおよびすべての登録済みアプリケーションは読み取り専用モードを終了するので、通常の方法で製品の使用を再開できます。
- 正しくない URL やさらに名前変更が必要な URL があった場合は、以下のステップを実行してください。
- URL の横にあるフラグ・アイコンをクリックします。
ウィザードの最終ステップで、フラグの付いた URL はマッピング・テンプレートに組み込まれます。
注: この時点では、「サーバーの名前変更を確認しました ...」ボックスにチェック・マークを入れたり、「終了」をクリックしたりしないでください。
- Jazz Team Serverを停止し、提供されたテンプレートを使用して新しいマッピング・ファイルを作成します。このテンプレートを使用して、タイプミスや欠落マッピングのために正しくマップされなかった URL を修正することができます。
注: このテンプレートをオリジナルのマッピング・ファイルに追加しないでください。 検出されたエラーは、新しいマッピング・ファイルで修正されます。名前変更はすでに実行済みなので、オリジナルのマッピング・ファイルは使用しないでください。
問題を修正する際は、repotools -importURLMappings を再実行する必要があります。
一般的なマッピング・エラーおよび修正アクションのリストについては、Recovering from importURLMappings errors (importURLMappings エラーからのリカバリー)を参照してください。
- 別の名前変更を実行するには、repotools -importURLMappings コマンドを再実行します。
- Jazz Team Server を再始動します。
- ステップ 1 から始めて、検証プロセスを繰り返します。
追加情報については、「Server
Rename Read-only Mode Limitations」を参照してください。