Rational DOORS の OSLC コンシューマーとしての Rhapsody DM の構成

Rational® Software Architect の「設計管理」機能を「要求管理」アプリケーション Rational DOORS® と統合できます。これを行うには、要求を設計要素およびリソースと関連付けるようにアプリケーションを構成します。

このタスクについて

「設計管理」機能を Rational DOORS と統合することで、設計成果物を要求およびその他の要求関連成果物にリンクできるようになります。 モデルを使用して、設計、構造、および開発成果物間の関係を詳述することができます。 利害関係者は設計について共同で作業し、設計がビジネス要求および設計要求との関連性を持ち、これらの要求に合わせて調整された状態になるようにすることができます。

「設計管理」で以下のリンク・タイプを使用することで、設計リソースは、Rational DOORS 内の「要求管理」成果物にリンクされます。
  • Refines
  • Satisfies
  • Trace

リンクの作成および表示は、Rational Software Architect と Rational DOORS のどちらでも行うことができます。 リンクされた成果物またはリソースの要約を表示するには、そのリンクの上にカーソルを移動します。

手順

  1. Rhapsody® DM Jazz™ Team Server 設計管理コンソール (https://dm_jts_server:9443/dm/admin) を開きます。
    注: より一般的に使用される管理コンソール https://dm_jts_server:9443/jts/admin にアクセスしていないことを確認します。
  2. 「サーバー管理」エリアで、「通信」 > 「フレンド (アウトバウンド)」を選択し、「追加」をクリックします。
    「サーバー管理」パネル
  3. 以下の情報を入力してフレンド関係を定義します。
    • 名前: DOORS
    • ルート・サービス: https://doors_server:port/dwa/public/rootservices
    • 秘密情報: xyz (または独自の秘密情報を選択)
    • 「トラステッド」を選択
    フレンドとしての DOORS の追加
    「フレンドの作成」 > 「次へ」をクリックします。
  4. 生成された暫定キーをメモします。
    DOORS の暫定キー
  5. Rhapsody DM の「プロジェクト・エリア」メニューで、「アクティブなプロジェクト・エリア」を選択します。
  6. RTC と共有させる「追跡するリソース・セット」を持つプロジェクト・エリアを選択します。 この例では、「Automated Meter Reader (AMR System)」サンプル・プロジェクトを使用します。
    RDM における AMR プロジェクト
  7. 「アソシエーション」セクションで、「追加」をクリックします。
    現在のアソシエーションのリスト
  8. 「DOORS」および「使用 - 要求」を選択してから、使用可能な DOORS モジュール (この例では、DOORS ERS リポジトリー) を選択し、「OK」を押します。RQM ログイン資格情報を求めるプロンプトが出されたら、資格情報を入力します。
    アソシエーションの追加
  9. 「保存」をクリックします。

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