機密情報を扱う企業は、無許可の環境、または知る必要のない人にデータが公開された場合に、対処する必要があります。管理者は、以下のステップに従って機密情報を削除 (編集) することができます。
始める前に
「編集」メニュー選択およびアイコンを表示および使用するには、Rational® Engineering Lifecycle Manager の管理者でなければなりません。
このタスクについて
編集操作は、「製品の参照」画面と「監査履歴」画面から開始することができます。
手順
- 削除する機密情報を含む製品バージョンを右クリックし、「編集」を選択します。すべての製品バージョンおよびそれらの後継バージョンが選択されていることを確実にするための完全性検査が開始されます。
編集するよう選択した製品バージョンに新しいバージョン (後継バージョン) があり、それらの後継バージョンが選択されていない場合、それらの後継バージョンに機密情報のコピーが含まれている場合があります。そのため、警告ダイアログに後継バージョンが示されます。
- 確認ダイアログ・ボックスで、「編集」をクリックします。
製品バージョンの編集後、製品は「製品の参照」画面と「監査履歴」画面に残ります。最初のバージョンが編集されると、名前は「編集済み」に変更されます。先行バージョンのある製品バージョンが編集されると、名前はその先行バージョンの名前に変更されます。
- 選択された製品バージョンに、機密情報を含むバージョンが一部しか含まれていない場合は、確認ダイアログ・ボックスに警告メッセージが表示されます。不完全な編集の原因になったバージョンのリストを表示するには、「詳細の表示」をクリックします。編集は、この時点で行うことも、後で行うこともできます。
すべての機密情報を即時編集するには、ステップ 4 のステップに従ってください。
一部の機密情報を即時編集し、残りを後で編集するには、ステップ 5 のステップに従ってください。
- すべての機密情報を即時編集します。
- 製品バージョンのリストをテキスト・エディターにコピー・アンド・ペーストします。
- 確認ダイアログ・ボックスで「キャンセル」をクリックして、不完全な編集を停止します。
- 「製品の参照」画面または「監査履歴」画面から、最初に選択した製品バージョンとテキスト・エディターに保存した製品バージョンを編集します。
- オプション: 一部の機密情報を即時編集し、残りを後で編集します。
- 製品バージョンのリストをテキスト・エディターにコピー・アンド・ペーストします。
- 確認ダイアログ・ボックスで、「編集」をクリックして不完全な編集を続行します。
- 準備ができたら、「製品の参照」画面または「監査履歴」画面から、テキスト・エディターに保存した製品バージョンを編集します。
- 「製品の参照」画面または「監査履歴」画面で、製品バージョンに対して行った変更を表示します。
編集した製品は「製品の参照」画面と「監査履歴」画面に残りますが、これらの製品には、製品バージョン名、ユーザー・プロパティー、成果物リンク、追加または削除した子製品、およびこれらの変更に関する監査情報はもう含まれていません。