Jazz Reporting Service レポートのための証明書のインポートとブラウザーの構成

Jazz™ ダッシュボード上で Jazz Reporting Service レポートにアクセスするには、Jazz Reporting Service を実行するサーバーからの有効な証明書がブラウザーにある必要があります。 このタスクは、Jazz 管理者またはプロジェクト管理担当者から、ご使用のブラウザーにインストールする自己署名証明書または PKCS12 (.p12) ファイルを提供された場合にのみ実行します。

始める前に

組織が認証局から証明書を購入する場合は、このタスクを実行する必要はありません。Jazz 管理者またはプロジェクト管理担当者がこれらの証明書を Jazz Reporting Service サーバーにインストールします。

組織が認証局から Secure Sockets Layer (SSL) 証明書を購入しない場合、以下のいずれかの手順を実行する必要があります。
  • ブラウザーに自己署名証明書をインストールする
  • Personal Information Exchange Syntax Standard (PKCS #12) ファイルを、使用しているブラウザーの証明書ストアにインポートする。PKCS#12 ファイルのファイル名拡張子は .p12 です。通常、JazzAdmins 特権または JazzProjectAdmins 特権を持つ管理者が、このファイルと、対応するパスワードを提供します。

このタスクについて

使用する Web ブラウザーに対応する手順を実行します。

Firefox

手順

  1. 自己署名証明書のみをインストールできます。Firefox に .p12 ファイルをインポートする必要はありません。
    1. Firefox を開始します。
    2. 証明書を追加しているサーバーの Jazz Reporting Service ログオン・ページ https://server_name:port/rs に移動します。

      アントラステッド接続についてのメッセージが表示されます。

    3. 「例外を追加」をクリックします。
    4. 「次回以降にもこの例外を有効にする」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
    5. 「セキュリティ例外を承認」をクリックします。
  2. Firefox がローカライズされたコンテンツを表示するように構成します。
    1. 「Firefox」メニュー・バーで、「Firefox」メニューをクリックし、「オプション」をクリックします。
    2. 「コンテンツ」ページの「言語設定」セクションで、「追加する言語を選択」をクリックします。
    3. 「追加する言語を選択」メニューから言語を選択し、「追加」をクリックします。
    4. 制御を使用して、新規言語をリストの一番上へ移動します。
    5. 「OK」をクリックして、オプションのメニューを制御します。
    これで、Firefox にローカライズされたコンテンツが表示されるようになりました。
  3. Firefox のすべてのインスタンスを閉じて、再開します。

次のタスク

これで、無効なブラウザー証明書についての警告メッセージを受け取ることなく、Jazz ダッシュボード上で Jazz Reporting Service レポートにアクセスできるようになりました。

Internet Explorer

手順

  1. 以下のいずれかの項目を証明書ストアにインポートします。
    オプション 説明
    .p12 ファイルのインポート
    1. Internet Explorer を開始します。
    2. メニュー・バーが表示されるようにします。アドレス・フィールドの下で右クリックし、「メニュー バー」が選択されていることを確認します。
    3. 「ツール」 > 「インターネット オプション」をクリックします。
    4. 「コンテンツ」タブで、「証明書」をクリックします。
    5. 「インポート」をクリックします。
    6. 「証明書のインポート ウィザード」のウェルカム・ページで、「次へ」をクリックします。
    7. 「参照」をクリックして Jazz Reporting Service 用の .p12 ファイルを選択して、「開く」 > 「次へ」をクリックします。
    8. .p12 ファイルと共に受け取ったパスワードを入力して、「次へ」をクリックします。
    9. 「証明書をすべて次のストアに配置する」を選択します。
    10. 「参照」をクリックし、「信頼されたルート証明機関」を選択します。
    11. 「OK」 > 「次へ」 > 「完了」をクリックします。「OK」をクリックして、「証明書のインポート ウィザード」の他のウィンドウを閉じます。
    自己署名証明書のインストール
    1. Internet Explorer を開始します。
    2. メニュー・バーが表示されるようにします。アドレス・フィールドの下で右クリックし、「メニュー バー」が選択されていることを確認します。
    3. Jazz Reporting Service サーバーのログイン・ページ https://server_name:port/rs に移動します。
    4. この Web サイトのセキュリティー証明書の問題についてのメッセージがブラウザーに表示されることを確認します。このメッセージが表示されず、ログイン・ページが表示される場合、このブラウザーにはブラウザー証明書が既にインポートされています。このセクションの追加の手順を実行する必要はありません。
    5. メニュー・バーで、「ツール」 > 「インターネット オプション」をクリックします。
    6. 「セキュリティ」タブで、「信頼済みサイト」「サイト」をクリックします。
    7. ご使用のサーバーを信頼済みサイトのリストに追加するには「追加」をクリックします。その後、「閉じる」 > 「OK」をクリックします。
    8. ブラウザーで、「このサイトの閲覧を続行する (推奨されません)」をクリックします。
    9. Jazz Team Server ログイン・ページで、ブラウザーのアドレス・バーの近くの赤い「証明書のエラー」アイコンをクリックして、「証明書の表示」をクリックします。
    10. 「証明書のインストール」をクリックし、「次へ」をクリックします。
    11. 「証明書をすべて次のストアに配置する」をクリックします。
    12. 「参照」をクリックし、「信頼されたルート証明機関」を選択します。
    13. 「OK」をクリックしてウィザードのステップを完了します。
    14. Jazz Reporting Service を実行するホストを表すことを主張する証明書をインストールするようプロンプトが出された場合は、「はい」をクリックします。
    15. [OK] を 2 回クリックします。
    16. Internet Explorer のすべてのインスタンスを閉じます。
    17. Internet Explorer の新しいインスタンスを開き、アドレス・バーに https://server_name:port/rs と入力して、証明書エラー・メッセージが表示されないことを確認します。また、ブラウザーが HTTPS プロトコルを使用していることを示す鍵のアイコンがアドレス・バーにあることも確認します。
  2. レポートを実行した時に Internet Explorer が Internet Explorer 7 互換モードに切り替わらないよう、互換モードを設定します。
    1. メニュー・バーで、「ツール」 > 「互換表示設定」をクリックします。
    2. 「互換表示設定」ページでチェック・ボックスをすべてクリアして、「閉じる」をクリックします。
  3. ブラウザーがローカライズされたコンテンツを表示するように構成します。
    1. メニュー・バーで、「ツール」 > 「インターネット オプション」をクリックします。
    2. 「全般」ページで、「言語」をクリックし、「追加」をクリックしてご使用の言語を選択します。「OK」をクリックします。
    3. 「言語」ペインで、追加した言語を選択し、制御を使用してリストの一番上へ移動します。
    4. [OK] を 2 回クリックします。
    5. コンピューターのシステム設定を変更します。「スタート」 > 「コントロール パネル」をクリックします。
    6. 「表示方法」メニューから「小さいアイコン」を選択します。
    7. 「地域と言語」をクリックします。
    8. 「形式」タブで、「形式」メニューからご使用の言語を選択します。
    9. 「適用」をクリックします。

    これで、Internet Explorer にローカライズされたコンテンツが表示されるようになりました。

  4. Internet Explorer のすべてのインスタンスを閉じて、再始動します。

次のタスク

これで、無効なブラウザー証明書についての警告メッセージを受け取ることなく、Jazz ダッシュボード上で Jazz Reporting Service レポートにアクセスできるようになりました。

Chrome

手順

  1. Chrome では、Microsoft Windows 証明書ストアを使用します。既に Internet Explorer に Jazz Reporting Service 用に .p12 ファイルをインポートしているか、自己署名証明書をインストールしている場合は、ステップ 2 に進むことができます。
    オプション 説明
    .p12 ファイルのインポート
    1. Chrome を開始します。
    2. アドレス・バーの右側近くにあるコントロール・メニューから、「設定」 > 「詳細設定を表示」をクリックします。
    3. 「HTTPS/SSL」セクションで、「証明書の管理」をクリックします。
    4. 「信頼されたルート証明機関」タブで、「インポート」 > 「次へ」をクリックします。
    5. 「参照」をクリックして Jazz Reporting Service 用の .p12 ファイルを選択して、「開く」 > 「次へ」をクリックします。
    6. .p12 ファイルと共に受け取ったパスワードを入力して、「次へ」をクリックします。
    7. 「証明書をすべて次のストアに配置する」を選択します。
    8. 「参照」をクリックし、「信頼されたルート証明機関」を選択します。
    9. 「OK」 > 「次へ」 > 「完了」をクリックします。「OK」をクリックして、「証明書のインポート ウィザード」の他のウィンドウを閉じます。
    自己署名証明書のインストール
    1. Chrome を開始します。
    2. 証明書を追加している Jazz Reporting Service サーバーhttps://server_name:port/rs に移動します。
    3. アドレス・バーで、赤い鍵アイコンを右クリックします。
    4. 「接続」タブで、「証明書情報」をクリックします。
    5. 「詳細」タブで、「ファイルにコピー」をクリックします。「証明書のエクスポート ウィザード」が開きます。
    6. 「次へ」をクリックします。
    7. 「エクスポート ファイルの形式 (Export File Format)」ページで、「DER encoded binary X.509 (.CER)」を選択し、「次へ」をクリックします。
    8. 「参照」をクリックしてこのファイルに記述名を割り当てます。
    9. 「次へ」をクリックし、「完了」をクリックします。「証明書のエクスポート ウィザード」が閉じます。
    10. アドレス・バーの右側近くにあるコントロール・メニューから、「設定」 > 「詳細設定を表示」をクリックします。
    11. 「HTTPS/SSL」セクションで、「証明書の管理」をクリックします。
    12. 「信頼されたルート証明機関」タブで、「インポート」 > 「次へ」をクリックします。
    13. 「インポートする証明書ファイル」ページで、「参照」をクリックして、ステップ 1.h で保存した証明書ファイルを選択します。
    14. 「次へ」をクリックします。
    15. 「証明書をすべて次のストアに配置する」を選択し、選択されているストアが「信頼されたルート証明機関」であることを確認します。必要に応じて「参照」をクリックしてそのストアを選択します。
    16. セキュリティー警告が表示されたら、「はい」をクリックします。
  2. ローカライズされた文字列が存在する場合は、ブラウザーがローカライズされたコンテンツを表示するように構成します。
    1. Chrome コントロール・メニューから、「設定」をクリックします。
    2. スクロールして「詳細設定を表示」をクリックします。 「詳細設定を表示しない」というリンクが表示される場合、ステップ d に進みます。
    3. 「言語」セクションで、「言語と入力の設定」をクリックします。
    4. 「言語」ウィンドウで、「追加」をクリックして、コンテンツを表示する言語を選択します。「OK」をクリックします。
    5. その言語をクリックして、リストの一番上へドラッグします。
    6. オプション: 「完了」をクリックします。
    7. ローカライズされた日付を表示するには、ステップ 2.d で追加した言語を選択して「Google Chrome をこの言語で表示」をクリックします。
    8. 「完了」をクリックし、「設定」ページを閉じます。
    これで、ローカライズされたコンテンツが Chrome に表示されるようになりました。
  3. Chrome のすべてのインスタンスを閉じて、再開します。

次のタスク

これで、無効なブラウザー証明書についての警告メッセージを受け取ることなく、Jazz ダッシュボード上で Jazz Reporting Service レポートにアクセスできるようになりました。

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