Lifecycle Query EngineRational Engineering Lifecycle Manager の間のサーバー間通信の確立

Lifecycle Query EngineRational® Engineering Lifecycle Manager と対話し、アプリケーション・データにアクセスできるようにするには、双方のサーバーが互いに相手のサーバーをフレンドのリストに登録する必要があります。この場合の 2 つのサーバー間のリンクをフレンド・リンク と呼びます。 Rational Engineering Lifecycle Manager のデータに索引付けして照会する場合には、これらのフレンド・リンクが必要になります。

始める前に

Jazz™ 管理者特権を割り当てられたアカウントで製品にログインする必要があります。

フレンド・サーバーが生成する暫定鍵を許可するには、そのフレンド・サーバーに対する Jazz 管理者特権が必要です。

このタスクについて

Lifecycle Query Engine サーバー、Rational Engineering Lifecycle Manager、およびJazz Team Server に登録されているその他のアプリケーションの間で通信を確立することが可能ですが、そのためには各アプリケーション間に発信フレンド関係を作成します。

手順

  1. 各ライフサイクル・アプリケーションに対して、以下の手順を実行してフレンド関係を作成します。
    1. アプリケーションの管理ページ (https://<server>:<port>/jts/admin) にログインします。
    2. 「サーバー」をクリックし、「通信」セクションで、「フレンド (アウトバウンド)」をクリックします。
    3. 「フレンドのリスト」セクションで、「追加」をクリックします。
    4. 「フレンドの追加」ダイアログ・ボックスで、以下の情報を入力してフレンド関係を定義します。
      • 「名前」: この関係の名前 (リスト内で識別しやすいもの) を指定します。 例えば、relm.example.com という名前のコンピューターでホストされている Rational Engineering Lifecycle Manager のインストール済み環境とのフレンド関係を作成しようとしている場合は、RELM on relm.example.com などと指定します。
      • 「ルート・サービス URI」: ルート・サービス文書の Uniform Resource Identifier (URI) を指定します。
      • 「OAuth の秘密情報」および「秘密情報の再入力」: 1 つ以上の単語と特殊文字を含む、50 文字を超えないストリングを指定します。

        このストリングは、ユーザー・インターフェースで表示されることが一切なく、このストリングを再び入力することはありません。このストリングは、OAuth コンシューマー秘密情報とも呼ばれ、フレンド・サーバーにアクセスするためのパスワードとして機能します。

    5. 「トラステッド」チェック・ボックスを選択します。
      注: トラステッド・コンシューマーは、他のトラステッド・コンシューマーと許可を共有することができ、データへのアクセスにユーザー承認を必要としません。
    6. 「フレンドの作成」をクリックします。 フレンドが正常に追加された場合は、暫定鍵が生成されたことを示すメッセージが表示されます。
    7. 「次へ」をクリックします。
    8. 「暫定鍵の許可」ダイアログ・ボックスで、「暫定鍵にアクセス権を付与」をクリックします。 ログインに使用したアカウントがフレンド・サーバーの管理者特権を持っていない場合は、フレンド・サーバーのログイン・ウィンドウが表示されます。
    9. 「暫定鍵の許可」ダイアログ・ボックスで、「承認」をクリックします。 暫定鍵が「承認」とマークされたというメッセージが表示されます。
    10. 「終了」をクリックします。 「フレンド」ページで、フレンド関係が確立され、その関係がフレンドのリストに表示されます。
      ヒント: フレンド・サーバーのプロパティーを編集したり、フレンド・サーバーをリストから削除したりするには、フレンド・サーバーを選択し、「アクション」列で、実行するアクションを選択します。
  2. Lifecycle Query Engine サーバーで、以下のタスクを実行してフレンド関係を受容します。
    1. Lifecycle Query Engine が登録されている Jazz Team Server に移動します。例: https://<server>:9943/jts/admin
    2. 「管理」ページで、「サーバー」をクリックします。
    3. ページの左側にあるメニューで、「通信」の下の「コンシューマー (インバウンド)」をクリックします。
    4. 「OAuth コンシューマー」ページで、新規要求がリストされている「暫定鍵」セクションにおいて以下の手順を実行します。
      1. 「コンシューマー名」: コンシューマー鍵を使用するアプリケーションを識別するために、このアプリケーションへのアクセスを要求しているアプリケーションの名前でこのフィールドを更新します。
      2. 「トラステッド」: コンシューマーが他のトラステッド・コンシューマーと許可を共有する場合に、このチェック・ボックスを選択します。
      3. 「許可済み」: 値を「保留中」から「承認済み」に変更します。
    5. 「保存」をクリックします。
    このページの「許可された鍵」セクションに鍵が表示されます。通信を要求している Jazz アプリケーションは、これで鍵を使用して Lifecycle Query Engine と通信できるようになります。

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