ただし、実際のライフサイクル・データへのアクセス、およびデータを提供するツールへのアクセスは、各ライフサイクル・データで定義されているアクセス制御の支配下にあります。
ライフサイクル・ツールからのデータ (データ・ソース) は、Lifecycle Query Engine によって管理される単一の索引で索引付けされます。索引に対するすべての読み取りアクセス権は、データ・ソースではなく LQE によって許可され、制御されています。データ・ソースを追加すると、そのデータ・ソースは、LQE 索引のルートに定義されているアクセス権を自動的に継承します。データ・ソースからのセキュリティー・コンテキストを開始点として使用することもできますし、索引のすべてあるいは一部へのアクセス権を持つユーザー・グループを新規に作成することもできます。索引に対してカスタム・アクセス権を指定するときに、プロジェクト・メンバーおよびチーム・メンバーがデータ・ソースにアクセスするためのアクセス権は影響を受けません。
また、Lifecycle Query Engine は、LDAP などのエンタープライズ・ディレクトリー・サーバーとの統合もサポートしています。 ユーザーをディレクトリー・サーバーから選択してアクセス制御グループに追加することができます。
Lifecycle Query Engine を初めて開始するときには、アクセス権は定義されていません。LQE 索引全体、各データ・ソース、またはデータ・ソースで定義されている各アクセス・コンテキストにどのグループまたはユーザーがアクセスするかを指定する必要があります。


