チーム管理者は、で、「製品」という用語を、組織内で受け入れられる用語に変更することができます。管理者は「製品」の用語をいつでも名前変更することができます。
用語を変更して保存すると、メニュー、ダイアログ・ボックス、およびメッセージでそのカスタム用語が使用されます。セッションを実行しているユーザーは、カスタム用語の変更を確認するには、ブラウザーを最新表示する必要があります。吹き出しヘルプと製品資料では、「製品」という語がそのまま表示されます。
以下のワークフローは、チームが製品のリリースに関する作業を行う場合の標準的なものです。
製品ツリーの最上部は、製品構成でなければなりません。これは、構成により、構成内のすべての製品のバージョンが決まるためです。(製品はその直接の子製品を認識しますが、その子製品のバージョンについては認識しません。)
「製品の参照」ページで、誰でも製品階層を作成することができますが、通常、チーム・リーダーまたはプロダクト・マネージャーが製品を編成します。 製品は、リリース、モデル年、製品モデル、季節、顧客年齢グループ、その他、製品に意味のある任意のカテゴリーで編成することができます。
手順については、製品の作成および他のツールからのベースラインとしてのファイルのインポートを参照してください。
製品はディメンションと値のペアを使用し、それらのディメンションと値に基づいて製品内のバリエーションを表します。ディメンションは、製品や製品ブランチについて、その側面を定義することによって固有性を記述するものです。ディメンションは、名前 (「geo」 など) と値 (「uk」 など) からなります。 例えば、製品が米国で作成されたスピードメーターである場合、英国向けにそのスピードメーター製品のバリアントを作成する、などのケースがあります。
製品または製品ブランチに対してディメンションと値のペアを設定すると、このペアによって、親構成がその製品または製品ブランチを子製品として収集するかどうかが決まります。ディメンションと値のペアは各々固有でなければなりませんが、ペアは製品に対して必要なだけいくつでも追加できます。
ディメンションの振る舞いについては、「製品の作成」ダイアログ・ボックスの「ディメンション」吹き出しヘルプを参照してください。
製品階層だけでは役に立ちません。 製品には、製品のリリースを構築する情報 (要求、設計モデル、ワークアイテム、およびテスト・ケースなど) が含まれている必要があります。
手順については、ワークアイテムや要求などへのリンクを参照してください。
製品階層が構築されて、成果物へのリンクが製品に組み込まれた後、チームはマイルストーンに到達するために反復作業を開始します。 設計変更あるいは要求変更を進めるため、ひいては、テスト・ケースの再処理を進めるために、多くのワークアイテムが作成されます。 進行状況レポートを作成するために、チーム・リーダーは、成果物の照会を行う必要が生じます。 チーム・メンバーは、製品のライフサイクルを視覚的に確認する必要が生じます。
この期間に実行する必要のある作業の中には、フォルダーの作成やフォルダーへのデータ追加があります。 フォルダーには、チームが実行する必要のある作業に焦点を当てた、製品固有のビュー、照会やレポートが含まれます。 手順については、照会、ビュー、およびレポートの編成用フォルダーの作成を参照してください。
作業が進むに従い、チームは製品構成の再編成が必要な場合があります。 チームが、製品の名前変更、移動、再使用、あるいは削除をする必要がある場合、再編成が必要です。 手順については、製品構成と製品の操作を参照してください。
スプリントの期日やベータ版のリリースなど特定のポイントで、チームはマイルストーンに到達します。 マイルストーンは、製品リリースの中で、製品構成のベースラインを作成する適切な場所になります。 手順については、マイルストーンを取り込むためのベースラインの作成を参照してください。
ときには、製品に対してさらに変更が発生し、新しいバリアントを追加する必要が生じることがあります。これはブランチと呼ばれます。 ブランチは、通常、子製品です。例えば、プリンター製品における用紙トレイの子製品などです。 手順については、製品を分岐するためのバリエーションの作成を参照してください。ブランチのチェックアウト時に、子製品を移動したり、新しいブランチのために再使用する必要が生じる場合があります。 手順については、製品構成と製品の操作を参照してください。
製品リリースのある時点で、問題が発生し製品開発が中断する可能性があります。 バージョンの比較を行って、問題がどこで入ったのかを確認したり、問題の子製品が使用されている場所を検出したり、変更の履歴を見る必要が生じる場合があります。 手順については、製品構成の比較、製品構成または製品の使用場所の検出、および監査履歴の表示を参照してください。