既存の構成や製品を再使用することで、構成や製品を迅速に作成できます。
以下の 2 つのシナリオには、製品を再使用する例が示されています。
「Bicycle」という構成には、 「Frame」、「Handlebars」、「Seat」、 および 「Wheel」という 4 つの製品が含まれています。自転車にはホイールが 2 つ必要なので、 「Wheel」製品が再使用されています。
以下の製品ツリーは「Bicycle」構成を表しており、 再使用されている「Wheel」製品が表示されています。
「Car (model=luxury)」という構成には、 「Body」という製品が含まれています。「Body」には、 「mirror」という製品が含まれています。新しい「SmartCar」構成では、 同じ「Body」製品を再使用することができます。「Body」製品を再使用することで、 両方の構成で、「Body」を変更せずに「mirror」のバージョンをコントロールすることができます。
以下の製品ツリーは「Car (model=luxury)」構成と「SmartCar」構成を表しており、 再使用されている「Body」製品が表示されています。
以下のシナリオには、構成の再使用の例が示されています。
製品構成には他の構成を含めることができます。「Car (model=luxury)」という構成には、 「Drivetrain (model=hybrid)」という構成が含まれています。「Drivetrain (model=hybrid)」には、「axle」および「engine」という 2 つの製品が含まれています。 新しい「SuperCar (model=sport)」構成では、 「Drivetrain (model=hybrid)」構成を再使用することができます。 (どちらの自動車でも、ハイブリッド・テクノロジーを使用します。) 「Drivetrain (model=hybrid)」構成を再使用することで、自動車や携帯電話など、コンポーネント・ベースのプロジェクトをサポートするチームは、柔軟性が高まります。
以下の製品ツリーは、「Car (model=luxury)」構成と「SuperCar (model=sport」)構成を表しており、再使用されている「Drivetrain (model=hybrid)」構成が表示されています。
子構成および子製品という用語は、別の構成または製品によって使用されている構成または製品を指しています。
製品ツリーの他の場所で構成または製品 (および子構成または子製品) を再使用するときは、参照が使用されます。ツリー内の製品リストにある各製品のインスタンスは 1 つのみです。1 つ以上のロケーションの製品を参照できます。コピーが必要な場合は、構成または製品を作成する必要があります。子構成と子製品を再使用することもできます。
再使用には、子構成や子製品の変更が必要になった場合に、その変更を一度だけ加えておけば、その変更が、再使用されている子構成と子製品のすべてに伝搬するという利点があります。子構成や子製品の変更が必要になり、その子を使用している構成や製品が他にいくつあるかを知りたい場合は、 その子構成や子製品を右クリックし、「この製品を使用する製品の検索」を選択します。