Rational Engineering Lifecycle Manager とは

Rational® Engineering Lifecycle Manager は、データの保管場所に関係なく、製品開発データを編成、視覚化、および分析するためのツールです。

チームは、Rational Team Concert™、Rational DOORS®、Rational Design Management、Rational Quality Manager、および Rational Rhapsody® などの使い慣れたツールを使用して、ワークアイテム、設計モデル、品質計画およびテスト・ケースのライフサイクル成果物を作成します。 Rational Engineering Lifecycle Manager は、これらの成果物をリンク・データとして、ユーザーが必要とするときにいつでも、ライフサイクル照会エンジンから取り出します。

ユーザーは、照会を使用して成果物にアクセスし、製品構成および製品を作成して成果物を編成し、ビューを使用して成果物を視覚化し、影響分析を実行して成果物を分析することができます。そのため、全く異なるツールで成果物が作成、更新、および保守されている場合でも、製品開発ライフサイクル内の成果物の移動をサポートし、成果物間の関係を表示することができます。

この図に含まれているデータは価値がありますが、これらのデータが別々のリポジトリーにあって一緒に使用できないために、十分に活用できません。

4 つの別々のリポジトリーに含まれているデータ・セットを示すイメージ。これらのデータを使用できるのは、1 度に 1 つのツールのみです。

情報がリンクしているため、この図に含まれているデータは価値があり、かつ有用です。 Linked Lifecycle Data により、チームは成果物間の関係を作成したり理解することができます。

Linked Lifecycle Data を使用する 4 つの別々のリポジトリーを示すイメージ。この場合、関連のない複数のツールからの成果物が 1 つの共通のリポジトリーに一緒に移動されます。

プロダクト・マネージャーは、ライフサイクルのトレーサビリティーを使用して、開発チームがビジネスのニーズに対応し、テストでのギャップが生じないようにすることを確実にできます。 プロダクト・マネージャーは、他の成果物に対する関係にどのような影響があるかを可視化することにより、障害をトリアージすることができます。 各チーム・メンバーが、依存する成果物にアクセスでき、役割に関係なく全員が同じビューを共有できるため、品質は向上します。

詳しくは、技術的な概要を参照してください。


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