製品のブランチが必要な場合、または製品がマイルストーンに向けてこれ以上の開発を行うべきではない時点になった場合に、ベースラインの作成が役立ちます。
チェックインされた子製品と共に製品構成のベースラインを作成することにより、Rational Team Concert™ のストリームおよびコンポーネント・ベースラインに接続された製品のベースラインを作成することができます。(これらの子製品は、ストリームおよびコンポーネント・ベースラインに接続されています。)
例: 自動車のトランスミッション製品に、「sprint 2」というベースラインがある場合を考えます。「製品の参照」ページに表示される製品名は、「Transmission - sprint 2」です。
ベースラインには、変更不可の構成が含まれています。ベースラインの生成に使用した構成は変更可能なままなので、チームは作業を続行できます。 以下のイメージで、矢印は変更可能な構成を指しており、囲み線は変更不可のベースラインを強調表示しています。
オプションで、構成名を変更します。さらに、ディメンションと値も設定できます。
ディメンションと値のペアを構成に使用したい場合は、この時点または後でそれらを追加することができます。ディメンションの振る舞いについては、 「コピーの作成 (Create a Copy)」ダイアログ・ボックスの 「ディメンション」吹き出しヘルプを参照してください。
変更可能なコピーは、少し違いのある別の構成を追加したい場合に役立ちます。
例: 「Deck」構成を 「Longboard」というスケートボード製品に追加します。 ここで、「Deck」には「Wood」製品は必要ですが、「Griptape」は必要ありません。 「Deck」構成の変更可能なコピーを作成して、「Griptape」製品は削除できますが、「Wood」製品とその他の製品は「Deck」構成内に残しておきます。