プロパティー・ファイルを使用した Lifecycle Query Engine の構成および外部データベースへの接続

プロパティー・ファイルを使用すると、Lifecycle Query Engine の初期構成を指定したり、外部データベースに接続したりすることができます。LQE には lqe.releaseconfig.properties ファイルと dbconnection.properties ファイルというテンプレートが含まれており、これらを使用して独自のファイルを作成することができます。

リリース構成プロパティー・ファイルを使用した Lifecycle Query Engine の初期化

プロパティー・ファイルを使用すると、Lifecycle Query Engine を開始する前に、このアプリケーションの構成をカスタマイズできます。管理者は、lqe.releaseconfig.properties ファイルを使用して、サーバーをデプロイする前に LQE を事前構成することが可能です。サーバーを始動するときに、プロパティー・ファイルは、LQE を自動的に構成するために使用されます。
認証構成、データ・ソース、通知、バックアップなどの構成プロパティーのデフォルト・セットが含まれているテンプレート・ファイルが提供されています。テンプレート・ファイルを、独自の .properties ファイルを作成するための基礎として使用し、これを更新して追加構成プロパティーを含めます。

使用できる構成プロパティーのリストについては、Jazz.net Wiki の LQE Properties ページを参照してください。

手順

  1. C:¥LQEInstallDir¥server¥conf¥lqe¥templates フォルダーにナビゲートします。
  2. lqe.releaseconfig.properties ファイルを C:¥LQEInstallDir¥server¥conf¥lqe フォルダーにコピーします。

    次の画面キャプチャーは、テンプレート・ファイルで定義されているデフォルトの構成プロパティーを示しています。リリース構成プロパティー・テンプレート・ファイルの画面キャプチャー。

  3. このファイルを編集して、LQE の始動時に構成する拡張プロパティーを含めます。

    使用できる構成プロパティーのリストについては、Jazz.net Wiki の LQE Properties ページを参照してください。

  4. LQE サーバーを始動します。 LQE が初めて正常に始動したときには、その後でファイルの名前が LQE により自動的に lqe.releaseconfig-xxxxxxxxxxxxx.properties に変更されます。この場合の xxxxxxxxxxxxx はタイム・スタンプです。

    例: LQE の始動時に生成される releaseconfig.properties ファイルの画面キャプチャー。

タスクの結果

重要: lqe.releaseconfig.properties ファイルを更新しているときに間違いがあった場合、訂正後のファイルで LQE を再始動する前に、データベース関連ファイルを削除する必要があります。Lifecycle Query Engine をデフォルトのDerby データベースとともに使用している場合は、derbyDB フォルダーを削除します。 また、LQE を外部データベースとともに使用している場合は、データベース表を削除します。

プロパティー・ファイルを使用した外部データベースへの接続

Lifecycle Query Engine を DB2® や PostgreSQL などの外部データベースとともに使用している場合は、プロパティー・ファイルを使用して接続を構成できます。 管理者は、dbconnection.properties ファイルを使用して、データベース接続を事前構成することが可能です。サーバーの始動時に、プロパティー・ファイルは、データベースに自動的に接続するために使用されます。 独自の .properties ファイルを作成するための基礎として使用できるテンプレート・ファイルが提供されています。

手順

  1. C:¥LQEInstallDir¥server¥conf¥lqe¥templates フォルダーにナビゲートします。
  2. dbconnection.properties ファイルを C:¥LQEInstallDir¥server¥conf¥lqe フォルダーにコピーします。
  3. このファイルを編集して、LQE とともに使用する外部データベースの構成プロパティーを含めます。

    例えば、次の画面キャプチャーは、DB2 データベースに接続するために必要なプロパティーを示しています。

    dbconnection.properties ファイルからの抜粋の画面キャプチャー

    ヒント: 個々のプロパティーに関する情報は、dbconnection.properties テンプレート・ファイルの中に記載されています。
  4. LQE サーバーを始動します。 サーバーを始動するたびに、LQE により外部データベースに自動的に接続されます。

ビデオ・アイコン ビデオを見る

CLM 再生リスト
Jazz.net チャンネル
User Education チャンネル

学習アイコン 詳細情報

CLM learning circle
Agile learning circle
Learning circles

質問アイコン 質問する

Jazz.net フォーラム
developerWorks フォーラム

サポート・アイコン サポートを受ける

サポート・ポータル
Deployment Wiki
サポートのブログ