Lifecycle Query Engine は、デフォルトの Apache Derby データベースまたは外部データベースのいずれかと一緒に使用できます。どちらを選択するかは、LQE のデプロイ方法によって決定されます。例えば、単一の LQE ノードをデプロイする場合には、どちらのオプションでも使用できます。しかし、複数のノードにわたって LQE をデプロイする場合には、外部データベースを使用する必要があります。 サポートされるデータベースについては、データベースのセットアップを参照してください。
Lifecycle Query Engine は、単一の Jazz™ Team Server で登録される Jazz アプリケーションです。 分散環境では、複数の異なるサーバーにまたがってフレンド関係をセットアップすることによって、アプリケーション・データへのアクセスを提供できます。
ライフサイクル・ツールではデータを索引付けに使用できるようにするために、追跡するリソース・セット (TRS) を使用します。TRS のメンバーは、索引リソースと呼ばれる、Resource Description Framework (RDF) の表記で検索可能なリソースです。索引リソースの RDF グラフを集約する RDF データ・セットに対して SPARQL 照会を作成して実行することができます。これらの照会には、複数のライフサイクル・ツールからのデータが含まれます。また、それらはリソースの間でツールにまたがるリンクでもあります。 追跡するリソース・セットの変更ログは、索引リソースで発生したすべての変更を取り込みます。変更は、ライフサイクル索引に伝搬されて、それを常に最新の状態に維持します。
TRS 内のリソースは、保護リソースにすることができます。LQE 管理者は、索引全体に基づいた索引付けされたリソース、索引付けされた各データ・ソース、またはライフサイクル・ツールにより定義されたアクセス・コンテキストへのアクセス権を付与できます。
TRS 仕様について詳しくは、Open Services for Lifecycle Collaboration Tracked Resource Set Specification Version 2.0 を参照してください。