個別のマシンにインストールした各 Rational® Engineering Lifecycle
Manager アプリケーションについて、構成ウィザードを完了する必要があります。例えば、Rational Engineering Lifecycle
Manager と「構成管理」アプリケーションを 1 つのマシンにインストールし、Lifecycle
Query Engineを別のマシンにインストールした場合、このウィザードを、https://RELM_fully_qualified_host_name:9443/jts/setup および https://lqe_fully_qualified_host_name:9443/jts/setup の両方の Jazz™ Team Server に対して実行する必要があります。このトピックの説明では、Rational Engineering Lifecycle
Manager JTS を例として使用しますが、Lifecycle
Query Engineも同様に構成できます。
始める前に
- 新規インストールでは、デフォルトのポート番号を使用しない場合、セットアップ・ウィザードを使用する前にポート番号を変更してください。 詳しくは、アプリケーション・サーバーのポート番号の変更を参照してください。
- DB2® または Oracle などのエンタープライズ・データベースを使用している場合は、各アプリケーション用のデータベースが作成されている必要があります。 データベースを作成する場合、repotools コマンドを実行してデータベース表を作成する必要はありませんので注意してください。 このウィザードの「データベースの構成」ページで「表の作成」をクリックして、データベース表を作成します。
- サーバーが始動済みであることを確認してください。
- セットアップ・ウィザードを実行するために使用しているブラウザーでポップアップが許可されていることを確認してください。ポップアップ・ブロッカーが有効になっていると、各アプリケーションの「アプリケーションのファイナライズのセットアップ」ステップ中に重要なポップアップ・ウィンドウがブロックされ、構成がハングしているように見えます。 これが発生した場合は、セットアップ・ウィザードを終了し、ポップアップを有効にして、再度セットアップ・ウィザードを実行してください。
手順
- Web ブラウザーで https://RELM_fully_qualified_host_name:9443/jts/setup を開きます。
- ADMIN/ADMIN (大/小文字の区別あり) として Jazz Team Server にログインします。
- 「セットアップ」ページで、「カスタム・セットアップ」を選択して「次へ」をクリックします。
- 「概要」ページを読んで、「次へ」をクリックします。
- 「パブリック URI」ページで、https://RELM_fully_qualified_host_name:9443/jts を入力し、「了解」をチェックして「次へ」をクリックします。
- 「データベースの構成」ページで、データベースの情報を入力します。 Derby がデフォルトのデータベースですが、DB2 および Oracle もサポートされます。 接続をテストして、「次へ」をクリックします。
- 「E メール通知」ページで、通知を使用不可のままにして「次へ」を押します。
- 「アプリケーションの登録」ページで、JTS を共有するアプリケーションがある場合は事前入力されています。 検出 URL および機能ユーザー ID を記録します。 リモート・マシンに JTS ベースのアプリケーションがインストールされている場合は、このリストにそれらを手動で追加する必要があります。さらに、後でOSLC コンシューマーの構成に記載されているように、それらの間にフレンド関係をセットアップします。 「アプリケーションの登録」をクリックします。 ライフサイクル照会エンジンが別の Jazz Team
Server 上にある場合は、手動で Rational Engineering Lifecycle
Manager に追加する必要があります。
- アプリケーション・インスタンス: /lqe
- アプリケーション・タイプ: Lifecycle
Query Engine
- ディスカバリー URL: https://[lqe_hostname]:9443/lqe/scr
- 機能ユーザー ID: lqe_user
これは、後で URL https://relm_host_name:9443/jts/admin#action=com.ibm.team.repository.admin.registeredApplicationsで追加することもできます。DOORS® Web Access は、
Jazz Team Server から常にリモートであるため、手動で Rational Engineering Lifecycle
Manager JTS に追加する必要があります。
- アプリケーション・インスタンス: DWA
- アプリケーション・タイプ: IBM Rational DOORS Web Access
- ディスカバリー URL: https://dwa_host_name:9443/dwa/public/scr
- 機能ユーザー ID: rm_user
これは、後で次の URL で追加することもできます。https://RELM_fully_qualified_host_name:9443/jts/admin#action=com.ibm.team.repository.admin.registeredApplications
- 「ユーザー・レジストリーのセットアップ」ページで、ユーザー・データベースとして Tomcat を使用することを選択し、ユーザー ID とパスワードを作成します。 「デフォルト ADMIN アクセスを使用不可に設定」チェック・ボックスを選択します。これにより、この初期セットアップに使用している ADMIN/ADMIN ユーザー ID とパスワードが使用不可になります。これを選択しない場合は、Jazz Team Server のセットアップが完了したら、直ちにパスワードを変更してください。 この Jazz Team Server に登録されたアプリケーションのリストから、Rational Engineering Lifecycle
Manager と、このユーザー ID で管理する他のアプリケーションをすべて選択します。
- 「/vvc データベースの構成」ページで、「構成管理」アプリケーション・データを格納するために使用するデータベースを選択し、アプリケーションをファイナライズして、「次へ」をクリックします。
- 「/relm データベースの構成」ページで、Rational Engineering Lifecycle
Manager データを格納するために使用するデータベースを選択し、アプリケーションをファイナライズして、「次へ」をクリックします。
- 「要約」ページの外観は次のようになります。情報を確認して、「終了」をクリックします。
タスクの結果
新しく作成したユーザー ID をテストすることができます (https://RELM_fully_qualified_host_name:9443/jts/admin)。
次のタスク
JTS サーバーを構成したら、以下の拡張設定を更新する必要があります。
- 管理コンソール (https://RELM_fully_qualified_host_name:9443/jts/admin) を開きます。
- 「サーバー管理」ホーム・ページで「サーバー」をクリックします。
- 「構成」>「拡張プロパティー」で、「OAuth アクセス・トークンのタイムアウト」フィールドを探します。
- 値を 86400 秒に変更し、「保存」をクリックします。