影響分析プロファイルの作成

成果物に対して影響分析を実行する前に、まず、影響分析のプロファイルを作成する必要があります。

このタスクについて

影響分析ダイアグラムは影響分析のプロファイルによって駆動されます。 影響分析ダイアグラムに含まれるリンクされた成果物は、プロファイルで制限できます。 例えば、プロファイルで以下の制限を指定することができます。

手順

  1. メインメニューで、「分析」 > 「作成」 > 「影響分析のプロファイル (Impact Analysis Profile)」をクリックします。
  2. エディターで、タイトル・フィールド内をクリックして、新規プロファイルの固有の名前を入力します。
  3. 分析でダイアグラムの作成時に成果物を全探索する方法を指定するには、以下のようにします。
    1. フォーカス成果物からのアップストリーム方向、フォーカス成果物からのダウンストリーム方向、またはその両方の成果物を含めるには、「全探索 (Traversal)」リスト・ボックスを設定します。

      アップストリームおよびダウンストリーム設定について詳しく知るには、 小さな疑問符 (?) にカーソルを移動して、吹き出しヘルプを参照します。

      分析で ClassArchitecture Resource など、識別できない成果物が表示されることがあります。既成のダウンストリームおよびアップストリーム影響分析プロファイルは、索引内のすべてのタイプの成果物へのすべてのタイプのリンクを、各成果物のタイプを判断するためのものも含めてたどります。 (リンクは rdf:type と省略され、ダイアグラムでは type とラベル付けされます。) rdf:type リンクは、 ナビゲーション・ツリーで Class とラベル付けされた成果物へのリンクで、 oslc_am:Resource リンクは Architecture Resource 成果物へのリンクです。識別できない成果物がさらに表示されている場合は、このような種類の他のリンクであると考えられます。

    2. 深さのフィールドに数値を入力することにより、深さを設定して分析するノード・レベル数を制御します。
    3. オプション: 「タイプによる深さの設定 (Set Depth Based on Type)」アイコンをクリックして、検索する分析のタイプを設定します。 「タイプの選択 (Select Type)」ダイアログ・ボックスで、「値」を設定して成果物タイプを指定します。設定した成果物タイプで深さが置換され、分析ではそのタイプが見つかるまで検索が行われます。
  4. フィルターを設定して、ダイアグラムが表示または無視する成果物とリンクを制御します。「フィルターの追加」アイコンを クリックし、デフォルトのフィルター、またはチーム用にセットアップされたカスタム・フィルターを選択します。

    新規の影響分析のプロファイルが、使用可能なプロファイルのリストに含められます。

  5. オプション: プロファイルを別の Rational® Engineering Lifecycle Manager のインストール済み環境にエクスポートします。
    1. メインメニューで、「分析」 > 「表示」 > 「影響分析プロファイル」をクリックします。
    2. エクスポートするプロファイル名の横のボックスにチェック・マークを付けます。
    3. 「選択したプロファイルのエクスポート (Export Selected Profiles)」アイコンをクリックして、ダウンロードを開始します。

      プロファイルをエクスポートすると、選択したプロファイルに含まれる「影響分析」フィルターもすべてエクスポートされます。

このイメージは、新規の影響分析のプロファイル用のプロファイル設定の例を示しています。

フォーカス成果物と関連する変更依頼成果物を分析するダウンストリーム分析プロファイルを示すイメージ。

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