Functional Tester の検査ポイント・コンパレーターは、 検査ポイント・データを表示します。 コンパレーター・バナーには、検査ポイントの名前が含まれることに注目してください。
検査ポイントが失敗すると、コンパレーターは差異の分析に役立つように予期される値および実際の値を表示します。 その後、ベースライン・ファイルをロードして編集すること、 または実際のファイルの値を使用してそれを更新することができます。 失敗は赤色で表示されます。
ClassicsA 上に検査ポイントを作成したとき、 キャプチャーされたアルバム・イメージはオブジェクト javax.swing.JLabel に基づいています。 ClassicsB でスクリプトを再生したときには、オブジェクト javax.swing.JLabel の高さと幅が異なるため、イメージ検査ポイントは失敗しました。そのため、ベースライン・ファイルを更新して ClassicsB と一致するようにオブジェクトを更新する必要があります。
) をクリックします。
) をクリックします。 実際のイメージがベースライン・イメージとしてロードされます。ClassicsA 上に検査ポイントを作成したとき、 バナー・タイトルは「Order for Trent Culpito」でした。 ClassicsB 上でスクリプトを再生したとき、 バナー・タイトルは「Orders for Trent Culpito」でした。 顧客は「Orders」ウィンドウで複数の注文を行う場合があるので、正しいのは「Orders」のほうです。 そのため、ベースライン・ファイルを更新して ClassicsB と一致するようにテキストを更新する必要があります。
ベースライン・ファイルだけを編集できます。
) をクリックします。 左の「値」列には、
現在「ベースライン値」が表示されていることに注目してください。
) をクリックできます。
4 つのナビゲーション・ボタンは、
ベースライン・ファイルと実際のファイルとの相異を見つけるために役立ちます。 ベースライン・ファイルは、2 つの方法で更新できます。 グリッドのそのセルを編集して文字「s」をワード「Order」に追加するか、 またはベースラインの置き換えコマンドを使用できます。 ベースラインを置換すると、ベースライン・ファイルのすべての値が実際のファイルの値に置き換えられます。 一般に、1 つまたは少数の値だけを編集するときには、個別の値を編集してください。
) をクリックします。 「text」プロパティー内の両方の値はこれで一致して、
プロパティーは赤色で表示されなくなります。
コンパレーターの使用方法について詳しくは、Functional Tester のヘルプを参照してください。ここでスクリプトを再び再生して、失敗に対する更新済みのベースライン値を指定した場合に、検査ポイントが合格することを確認します。
この認識に関する問題をまだ修正していないので、Functional Tester は「Member Logon」ウィンドウで一時停止します。 再生の最後に、Functional Tester はログを表示します。 これで検査ポイントは合格になります。 コンパレーターを使用して、テスト対象のアプリケーションの変更に対応するために オブジェクト・データおよびプロパティーを更新することは非常に簡単です。