リソース・モニター・データを Oracle WebLogic Server から収集するには、データ・ソースを構成する必要があります。
始める前に
リソース・モニター・データを Oracle WebLogic Server から収集するには、以下のクライアント・ファイルへのパスを指定する必要があります。
- wljmxclient.jar
- wljmsclient.jar
- wlclient.jar
「Oracle WebLogic クライアントの設定」ページでクライアント・ファイルへのパスを指定します。Oracle WebLogic クライアント・ファイルは、
IBM® Rational® Performance Tester ではなく、Oracle WebLogic とともに提供されるため、クライアント・ファイルは、サーバーからワークベンチ・コンピューターのフォルダーにコピーする必要があります。
クライアント・ファイルのバージョンは、テスト中のサーバーで稼働している Oracle WebLogic Server のバージョンと一致する必要があります。デフォルトでは、Oracle WebLogic Server 10g Release 3 (10.3) で、クライアント・ファイルは、
c:¥bea¥wlserver_10.3¥server¥lib¥ フォルダーにインストールされます。
手順
- 「ロケーション」ページで、ドメインの Oracle WebLogic Server の管理サーバー・インスタンスを稼働するコンピューターの接続情報と認証情報を指定します。
ドメインの管理サーバーとの通信に使用されるポートを変更する必要がある場合、「接続」 の情報を
変更します。
通常、WebLogic システム管理者がこの情報を指定します。 Oracle WebLogic ドメインは、1 つ以上の Oracle WebLogic Server インスタンスから構成されます。1 つのサーバーは管理サーバーです。複数のサーバーから構成される Oracle WebLogic ドメインからリソース・モニターを収集する場合、指定されたホストは管理サーバーでなければなりません。管理サーバーは、ドメイン・コントローラーとも呼ばれます。
- 管理セキュリティーが管理サーバーで使用可能な場合、「管理セキュリティーを使用可能」を選択します。
- Oracle WebLogic Server のユーザー ID とパスワードを「認証」に入力します。
- 「パスワードの保管」を選択して、パスワードをローカルに保管します。パスワードを保管しない場合、構成済みロケーションの編集時や、ロケーションを使用するテスト・スケジュールの実行時に、(ホスト・システムの構成によっては) パスワードの保管を求めるプロンプトが表示されることがあります。
- 「リソース」ページで、収集するデータのタイプを選択します。ツリー・ビューに、管理サーバーが管理するアプリケーション・サーバーとそれぞれのカウンター・グループおよびカウンターが表示されます。すべての使用可能なリソース・データをモニターすると、大量のメモリーが必要になるため、選択するようにしてください。「選択されたカウンターのみを表示」チェック・ボックスをクリアすると、すべての使用可能なカウンターが表示されます。マウス・ポインターをカウンターの上に置くと、カウンターの測定対象に関する詳細が表示されます。
- 「オプション」ページでオプションを構成します。
- 「ポーリング間隔」に、リソース・データを収集する間隔を秒単位で指定します。例えば、デフォルトの 5 秒を受け入れると、カウンター情報はスケジュールの実行中に指定のホストから 5 秒間隔で収集されます。
- 「タイムアウト間隔」に、応答を待機する時間を秒単位で指定します。リソース・モニター・ホストがスケジュールの実行中にこの時間内に応答しない場合、エラーがログに記録されます。