< 前へ | 次へ >

演習 1.3: SAP バッチ入力テストの作成

この演習では、SAP R/3 サーバー上での負荷を生成するためにバッチ入力テストを記録する方法について学習します。

SAP バッチ入力テストでは、仮想テスターが SAP GUI クライアントを使用しないためより多くの仮想ユーザーを使用できるので、サーバー上に生成する負荷を大きくすることができます。これは、パフォーマンス・テストで特に役立ちます。通常、テスト・コンピューターがシミュレートできるユーザー数は、SAP GUI 仮想テスターよりもバッチ入力仮想テスターの方が非常に多いためです。

ただし、SAP バッチ入力テストには検査ポイントを含めることができません。また、SAP バッチ入力テストのみではパフォーマンス結果が生成されません。そのため、通常は、スケジュール内でバッチ入力テストと SAP GUI テストを組み合わせて使用して、サーバー上での負荷を上げます。実際のテスト結果は、SAP GUI テストによって生成されます。

< 前へ | 次へ >

フィードバック