IBM Rational Performance Tester バージョン 8.7 リリース情報

本書には、IBM® Rational® Performance Tester の既知の制限および問題に関する情報が記載されています。

目次

説明

Rational Performance Tester は、Web、ERP、およびサーバー・ベースのソフトウェア・アプリケーションの負荷テストおよびスケーラビリティー・テストを自動化するためのスクリプト不要な環境です。 Rational Performance Tester は、システムのボトルネックの存在と原因を特定するのに役立つ、情報が豊富でカスタマイズ可能なレポート作成機能を備えています。 テスト中のアプリケーションがサーバーと対話するときに利用するネットワーク・トラフィックをキャプチャーします。 このネットワーク・トラフィックは、テストを再生するときに複数の仮想ユーザーに対してエミュレートされます。 Rational Performance Tester では、次のプロトコルまたはドメインを使用するアプリケーションをテストできます。
  • HTTP
  • SAP (GUI)
  • Citrix
  • Socket
  • TN3270
  • サービス (SOA)
コンピューターにお金を投資せずにテストの負荷の規模を拡大する場合は、クラウド・ロケーションで実行するスケジュールを作成できます。実行に必要なエージェントの数を指定できます。クラウド実行のコストは、仮想ユーザー数と時間数に基づいています。

このファイルの情報は、IBM Rational Performance Tester に適用されます。

注: このファイルの翻訳バージョンは、Rational Performance Tester のナレッジ・センターにもあります。

システム要件

Rational Performance Tester のハードウェアおよびソフトウェアの互換性については、ソフトウェア要件およびハードウェア要件の資料を参照してください。

バージョン 8.7 の新機能

  • クラウド・ロケーションでのスケジュールの実行をサポートします。詳しくは、クラウド・スケジュールの概要を参照してください。
  • IBM UrbanCode Deploy からのテスト実行の開始をサポートします。詳しくは、UrbanCode Deploy からのテストを参照してください。
  • 指定された数のステージが連続して失敗した後でスケジュールの実行を停止することをサポートします。詳しくは、ユーザー・ロードの設定を参照してください。
  • 1 つのテスト実行中に発生したエラー条件と動作を 1 ページに表示するエラー・レポートの表示をサポートします。
  • エラー条件が、ページ、トランザクション、またはループの正常性に影響を及ぼすかどうかを指定することをサポートします。レポートを表示することもできます。詳しくは、エラー処理動作の指定を参照してください。
  • テストまたはスケジュール実行の状況の E メール通知の送信をサポートします。詳しくは、ローカル・スケジュールまたはテストの実行を参照してください。
  • サービス・テストでの HTTP エンドポイント要求に添付を追加するメソッドの構成をサポートします。詳しくは、HTTP エンドポイント要求の送信を参照してください。
  • サービス・テストでの認証失敗のスキップをサポートします。
  • サービス・テストでの証明書を使用する要求に対するデータプールの使用をサポートします。詳しくは、SSL 構成の作成を参照してください。
  • サービス・テストでの要求からの空の XML エレメントの削除をサポートします。詳しくは、サービス要求の追加を参照してください。
  • サービス・テストでの WADL 2009 をサポートします。

バージョン 8.7 の既知の制約事項

既知の問題についてはダウンロード資料で説明しています。ダウンロード資料は http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27036136 から選択してください。 既知の問題は、個別の技術情報の形式でサポート知識ベースにも掲載されています。

IBM Rational ソフトウェア・サポートへのお問い合わせ

IBM Rational Software Support では、技術的な支援を提供します。

サポートを求める際に必要となる連絡先情報、ガイドラインまたは参照資料については、IBM Software Support Handbook を参照してください。

Rational Performance Tester の製品情報については、製品のホーム・ページ (www.ibm.com/software/awdtools/tester/performance/) にアクセスしてください。

FAQ、既知の問題やフィックスの一覧、およびその他のサポート情報については、製品のサポート・ページ www.ibm.com/software/awdtools/tester/service/support/index.html にアクセスしてください。

重要なアップグレードの通知など個人別のサポートを受けるには、http://www.ibm.com/support/mysupport/ で登録してください。

Rational ソフトウェア製品ニュース、イベントなどの情報については、IBM Rational Software Web サイトにアクセスしてください。

IBM Rational ソフトウェア・サポートに連絡する前に、問題を説明するために必要な背景情報を収集してください。 IBM ソフトウェア・サポート・スペシャリストに問題を説明する際は、効率的に問題を解決できるよう、できるだけ具体的に、関連する背景情報をすべて説明してください。 時間の節約のため、次の質問に対する回答を用意しておいてください。
  • 問題が発生したときに実行していたソフトウェアのバージョンは何ですか。
  • 問題に関するログ、トレース、またはメッセージはありますか。
  • 問題を再現できますか。 再現できる場合、再現するために行う手順は何ですか。
  • 問題の予備手段はありますか。 ある場合、予備手段を説明する用意をしてください。


フィードバック