Rational Performance Tester Agent のインストール

以下の説明に従って Rational® Performance Tester Agent をインストールします。

始める前に

インストールを開始する前に、インストールの注意点をご確認ください。

このタスクについて

64 ビットの Rational Performance Tester Agent バージョン 8.6 から 8.7 以降にアップグレードする場合は、まず、バージョン 8.6 でインストールされた OCR サポート・フィーチャーを削除してから、アップグレードする必要があります。
注: Rational Performance Tester Agent 8.7 の応答時間明細フィーチャーを使用するには、そのエージェントの既存のバージョンをアンインストールしてから、再インストールします。
ランチパッド・プログラムからインストール・プロセスを開始すると、IBM® Installation Manager は、コンピューター上にまだ存在しない場合自動的にインストールされ、製品パッケージが含まれているリポジトリーのロケーションで事前に構成された状態で始動します。 IBM Installation Manager を直接インストールして開始する場合は、手動でリポジトリー設定を行う必要があります。

コマンド・プロンプトからサイレント・モードで製品をインストールする方法を確認するには、IBM Installation Manager インフォメーション・センターの『サイレント・インストール』セクションを参照してください。

手順

  1. 以下のいずれかのステップを実行します。
    1. .zip や ISO などの圧縮ファイルからインストールする場合は、ファイルを共通ディレクトリーに解凍します。 Common_Directory/RPTAGENT_SETUP/disk1/Platform_Directory にナビゲートし、install.exe をダブルクリックします。
    2. CD からインストールする場合、1 枚目の製品 CD を CD ドライブに挿入します。ワークステーションで自動実行が有効になっている場合、ランチパッドが自動的に開始します。自動実行が有効になっていない場合は、ランチパッド・プログラムを手動で開始してください。
      • Windows 用。 セットアップ・ディスクのインストール・イメージのルート・ディレクトリーにある launchpad.exe コマンドを実行します。
      • Linux 用。 セットアップ・ディスクのインストール・イメージのルート・ディレクトリーにある launchpad.sh コマンドを実行します。
  2. オプション: ランチパッドと IBM Installation Manager を実行する際の言語を選択します。
  3. 製品パッケージをクリックして、画面の下部にある「詳細」ペインの説明を確認します。
  4. 製品パッケージに対する更新を検索するには、「他のバージョン、フィックス、および拡張機能の確認 (Check for Other Versions, Fixes, and Extensions)」をクリックします。 製品パッケージの更新が見つかった場合は、それらの更新が、「パッケージのインストール」ページの「インストール・パッケージ」リスト内の対応する製品の下に表示されます。デフォルトでは、推奨される更新のみが表示されます。
    • 使用可能なパッケージ用に検出された更新をすべて表示するには、 「すべてのバージョンを表示」をクリックします。
    • 「詳細」でパッケージの説明を表示するには、 パッケージ名をクリックします。 README ファイルやリリース情報など、 パッケージに関する追加情報が入手可能な場合は、説明本文の最後に「詳細情報」リンクが表示されます。 このリンクをクリックすると、ブラウザーに追加情報が表示されます。 インストールするパッケージを完全に理解するために、すべての情報を確認してください。
      注: IBM Installation Manager が、事前に定義された IBM 更新リポジトリー・ロケーションでインストール済みパッケージを検索するには、「リポジトリー」の設定ページで「インストールおよび更新時にリンク・リポジトリーを検索する」設定を選択する必要があります。この設定はデフォルトで選択されています。 インターネットへのアクセスも必要です。 進行状況表示に検索状況が表示されます。 基本製品パッケージのインストールと同時に更新もインストールできます。
  5. インストールする製品パッケージおよびそのパッケージに対する更新を選択します。 依存関係を持つ更新の選択およびクリアは、自動的に一緒に行われます。 「次へ」をクリックして続けます。
    注: 一度に複数のパッケージをインストールする場合は、すべてのパッケージが同じパッケージ・グループ にインストールされます。
  6. 「ライセンス」ページで、選択したパッケージのご使用条件を読んでください。 インストールするパッケージを複数選択した場合は、パッケージごとにご使用条件がある場合があります。 「ライセンス」ページの左側で、 各パッケージのバージョンをクリックして、ご使用条件を表示してください。 インストールするために 選択したパッケージのバージョン (例えば、基本パッケージと更新) は、パッケージ名の下にリストされます。
    1. ご使用条件のすべての条項に同意する場合は、「使用条件の条項に同意します」をクリックします。
    2. 「次へ」をクリックして続けます。
  7. 「ロケーション」ページで、「共用リソース・ディレクトリー」フィールドに 共用リソース・ディレクトリー のパスを入力するか、 デフォルト・パスを受け入れます。共用リソース・ディレクトリーには、1 つ以上のパッケージ グループが共用できるリソースが含まれています。 「次へ」をクリックして続けます。
    以下のデフォルト・パスが提供されます。
    • Windows 用。 C:¥Program Files¥IBM¥IBMIMShared
    • Linux 用。 /opt/IBM/IBMIMShared
    重要: 共用リソース・ディレクトリーは、パッケージの初回 インストール時にのみ指定できます。 将来のパッケージの共用リソースに十分なスペースを確保するために、このディレクトリーには 一番大きいディスクを使用してください。 すべてのパッケージをアンインストールしない限り、ディレクトリー・ロケーションを変更することはできません。
  8. 「ロケーション」ページで、製品パッケージのインストール先のパッケージ・グループ を作成します。または、更新の場合は、既存のパッケージ・グループを使用します。パッケージ・グループはディレクトリーを表し、その中では同じグループ内の他のパッケージとの間でリソースを共用します。 新規パッケージ・グループを作成するには、以下の手順を実行します。
    1. 「新規パッケージ・グループの作成」をクリックします。
    2. パッケージ・グループのインストール・ディレクトリーのパスを入力します。 パッケージ・グループの名前が自動的に作成されます。
      以下のデフォルト・パスが提供されます。
      • Windows 用。 C:¥Program Files¥IBM¥SDP
      • Linux 用。 /opt/IBM/SDP
    3. 「次へ」をクリックして続けます。
  9. 次の「ロケーション」ページで、コンピューターにインストールされている既存の Eclipse IDE を拡張することを選択して、インストールするパッケージの機能を追加できます。 「次へ」 をクリックします。
    注: Rational Performance Tester Agent は既存の Eclipse IDE の拡張をサポートしないため、このページは無視して構いません。
  10. 「フィーチャー」ページの「翻訳 (Translations)」で、パッケージ・グループの言語を選択します。製品パッケージのユーザー・インターフェース およびドキュメンテーションについて、対応する翻訳がインストールされます。
  11. 次の「フィーチャー」ページで、インストールするフィーチャーを選択します。
    1. デフォルトでは、「負荷生成エージェント」チェック・ボックスが選択されています。負荷生成エージェントは、テスト中のシステムで負荷を生成し、応答時間明細フィーチャー用のデータを収集するために使用されます。
      注: IBM Installation Manager は、他の フィーチャーとの依存関係を自動的に強制し、ダウンロード・サイズおよびインストールに必要なディスク・スペース所要量を更新して表示します。
    2. オプション: フィーチャー間の依存関係を表示するには、「依存関係の表示」を選択します。
    3. オプション: フィーチャーをクリックすると、「詳細」の下に簡単な説明が表示されます。
    4. フィーチャーの選択が終了したら、「次へ」をクリックして先に進みます。
  12. 次の「フィーチャー」ページで、次のようにして、エージェントを構成します。
    1. 負荷生成エージェントの場合、ワークベンチのホスト名を入力します。 ポート番号として 7080 を使用しない場合は、ポート番号を変更します。Rational Performance Tester Agent のインストール終了後にポート番号を変更することもできます。 詳しくは、『エージェントのポートの構成』のトピックを参照してください。
    2. Rational Agent Controller の場合、「標準インストール」または「カスタム・インストール」を選択します。 「カスタム・インストール (Custom installation)」を選択した場合は、以下の手順でアクセス・リストを定義してセキュリティーを使用可能にすることができます。
      • アクセス・リスト: Agent Controller がインストールされたコンピューター、または特定のコンピューターのリストに対するアクセスを制限できます。
      • セキュリティー: 暗号化通信を使用可能にし、アクセスを特定のユーザー ID のセットに制限することができます。
    3. 「次へ」 をクリックします。
  13. 製品パッケージをインストールする前に「要約」ページで選択項目を確認します。 前のページで行った選択を変更するには、「戻る」をクリックして変更を行います。 インストール用の選択内容に問題がなければ、 「インストール」をクリックしてパッケージをインストールします。 インストールの完了パーセンテージが進行標識に表示されます。
  14. インストール・プロセスが完了すると、プロセスの完了を確認するメッセージが表示されます。
    1. 「ログ・ファイルの表示」ボタンをクリックして、現在のセッションのインストール・ログ・ファイルを新規ウィンドウに表示します。処理を続行するには、「インストール・ログ」ウィンドウを閉じる必要があります。
    2. 「終了」をクリックして、選択したパッケージを開始します。 「パッケージのインストール」ウィザードが閉じ、ランチパッド・プログラムに戻ります。

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