TEST(...,SYM,...) オプションでコンパイルすると、 コンパイラーは、Debug Tool のバージョン 3 が提供する 拡張デバッグ機能のシンボル情報を追加生成します。この追加情報は TEST(...,SYM,NOSEPARATE) を使用する場合に、アプリケーションの ロード・モジュールのサイズを大きくすることがあります。ロード・モジュールの サイズを小さくするためには、TEST(...,SYM,SEPARATE) サブオプションを 指定してください。
VS COBOL II プログラムと Enterprise COBOL プログラムが混在するアプリケーション では、Debug Tool は、TEST を指定してコンパイルされた VS COBOL II プログラムのみを デバッグすることができます。
バッチ・モードでは、Debug Tool は入力を入力ファイルから取得し、Debug Tool 出力 は COBTEST バッチ・モードの場合と類似した出力ファイルに書き込まれます。Debug Tool のバッチ・モードと COBTEST のバッチ・モード間の違いは、COBTEST のコマンド (RECORD、 QUALIFY、 RESTART、 GO、 および RUN) がバッチ・モードでは対話モードの場合と異なる動作を示すという点です。Debug Tool では、すべてのコマンドがいずれのモードでも同じ動作を示します。
Debug Tool のいくつかのコマンド (フルスクリーン・コマンドなど) は、バッチ・モードでは使用できません。