次の表に、記号レコードの内容を示します。
| フィールド | サイズ | 説明 |
|---|---|---|
| 記号 ID | FL4 | 固有の記号 ID |
| 行番号 | FL4 | 記号が定義または宣言されるソース・レコードのリスト行番号 |
| レベル | XL1 | 記号の真のレベル番号 (または構造内のデータ項目の相対レベル番号)。 COBOL の場合、これは、01 から 49 の範囲、66 (RENAMES 項目の場合)、77、または 88 (条件項目の場合) になります。 |
| 修飾標識 | XL1 |
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| 記号タイプ | XL1 |
以下は、上記のタイプの ORed です (該当する場合)。
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| 記号属性 | XL1 |
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| 文節 | XL1 | 記号定義で指定されている文節。
数値 (X'01')、基本文字 (X'02')、グループ (X'03')、ポインター (X'04')、指標データ項目 (X'05')、またはオブジェクト参照 (X'18') の記号属性を持つ記号の場合:
両方のファイル・タイプの場合:
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簡略名記号の場合:
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| データ・フラグ 1 | XL1 | 両方のファイル・タイプの場合、および数値 (X'01')、基本文字 (X'02')、グループ (X'03')、ポインター (X'04')、指標データ項目 (X'05')、またはオブジェクト参照 (X'18') の記号属性を持つ記号の場合:
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| データ・フラグ 2 | XL1 | 数値 (X'01') の記号属性を持つ記号の場合:
基本文字 (X'02') またはグループ (X'03') の記号属性を持つ記号の場合:
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両方のファイル・タイプの場合:
他のすべてのデータ型の場合、フィールドはゼロです。 |
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| データ・フラグ 3 | XL1 | 両方のファイル・タイプの場合:
他のすべてのデータ型の場合、フィールドはゼロです。 |
| ファイル編成 | XL1 | 両方のファイル・タイプの場合:
他のすべてのデータ型の場合、フィールドはゼロです。 |
| USAGE 文節 | FL1 |
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| 記号文節 | FL1 |
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| 標識 | FL1 |
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| サイズ | FL4 | このデータ項目のサイズ。この項目がストレージで占有する実バイト数。DBCS 項目の場合、この数は、文字数ではなく、バイト数で示されます。可変長項目の場合、このフィールドには、コンパイラーによってこの項目に予約されるストレージの最大サイズが反映されます。「長さ属性」とも呼ばれます。 |
| 精度 | FL1 | 固定データ項目または浮動データ項目の精度 |
| スケール | FL1 | 固定データ項目のスケール因数。小数点の右方の桁数。 |
| ベース・ロケーター・タイプ | FL1 | ホストの場合:
Windows および AIX の場合:
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| 日付形式 | FL1 | 日付形式は以下のとおりです。
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| データ・フラグ 4 | XL1 | 数値 (X'01') の記号属性を持つ記号の場合:
基本文字 (X'02') の記号属性を持つ記号の場合:
グループ (X'03') の記号属性を持つ記号の場合:
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| 予約済み | FL3 | 将来の利用のために予約済み |
| 住所情報 | FL4 | ホストの場合、ベース・ロケーター番号および変位は以下のとおりです。
Windows および AIX の場合、W コード SymId。 |
| 構造変位 | AL4 | 構造内の記号のオフセット。このオフセットは変数位置指定項目に 0 を設定します。 |
| 親変位 | AL4 | 定義中の項目の即時親からのバイト・オフセット。 |
| 親 ID | FL4 | 定義中の項目の即時親の記号 ID。 |
| 再定義 ID | FL4 | この項目が再定義するデータ項目の記号 ID (該当する場合)。 |
| 開始名前変更 ID | FL4 | この項目がレベル 66 項目の場合は、この項目が名前変更した開始 COBOL データ項目の記号 ID。 レベル 66 項目でない場合、このフィールドは 0 に設定されます。 |
| 終了名前変更 ID | FL4 | この項目がレベル 66 項目の場合は、この項目が名前変更した終了 COBOL データ項目の記号 ID。 レベル 66 項目でない場合、このフィールドは 0 に設定されます。 |
| プログラム名記号 ID | FL4 | プログラムのプログラム名の ID またはこの記号が定義されているクラスのクラス名。 |
| OCCURS 最小
段落 ID |
FL4 | OCCURS の最小値
段落名の PROC 名 ID |
| OCCURS 最大
セクション ID |
FL4 | OCCURS の最大値
セクション名の PROC 名 ID |
| 寸法 | FL4 | 寸法の数 |
| 予約済み | CL12 | 将来の利用のために予約済み |
| 値の組のカウント | HL2 | 値の組のカウント |
| 記号名の長さ | HL2 | 記号名の文字数 |
| データ名のピクチャー・データ長
または ファイル名の割り当て名の長さ |
HL2 | ピクチャー・データ内の文字の数: 関連した PICTURE 文節を記号が持たない場合はゼロ。
(PICTURE フィールドの長さ。)
長さは、ソース入力内で検出されたときのフィールドを表します。この長さは、複製係数を含んでいる PICTURE 項目の拡張フィールドを表すものではありません。PICTURE ストリングの最大 COBOL 長は、50 バイトです。このフィールドがゼロの場合は、PICTURE が指定されていないことを示します。
これがファイル名の場合は、外部ファイル名の文字数。 これは、割り当て名の DD 名部分です。ファイル名および ASSIGN USING が指定されている場合は、ゼロ。 |
| データ名の初期値の長さ
CLASS-ID の外部クラス名の長さ |
HL2 | 記号値の文字の数。記号に初期値がない場合はゼロ。
CLASS-ID の外部クラス名の文字の数 |
| データ名の ODO 記号名 ID
ファイル名の場合、ASSIGN データ名の ID |
FL4 | データ名の場合、ODO 記号名の ID。ODO が指定されていない場合はゼロ。
ファイル名の場合、ASSIGN USING データ名の記号 ID。ASSIGN TO が指定されている場合はゼロ。 |
| キー・カウント | HL2 | 定義されたキーの数 |
| 索引カウント | HL2 | 索引記号 ID のカウント。指定がない場合は、ゼロ |
| 記号名 | CL(n) | |
| データ名のピクチャー・データ・ストリング
または ファイル名の割り当て名 |
CL(n) | ユーザーが入力したとおりの PICTURE
文字ストリング。文字ストリングには、全記号、括弧、およびレプリカの生成係数が含まれます。
これがファイル名の場合は外部ファイル名。これは、割り当て名の DD 名部分です。 |
| 索引 ID リスト | (n)FL4 | 各索引記号名の ID |
| キー | (n)XL8 | このフィールドには、配列に対して指定するキーを記述するデータが 含まれます。以下の 3 つのフィールドは、「キー・カウント」フィールドに指定されている回数だけ繰り返されます。 |
| ...キー・シーケンス | FL1 | 昇順または降順の標識。
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| ...充てん文字 | CL3 | 予約済み |
| ...キー ID | FL4 | 配列内のキー・フィールドであるデータ項目の記号 ID |
| データ名の初期値データ
CLASS-ID の外部クラス名 |
CL(n) | このフィールドには、この記号の INITIAL VALUE 文節で指定するデータが
含まれます。以下の 4 つの適切なサブフィールドは、「値の組カウント」フィールド内のカウントに応じて繰り返されます。このフィールドのデータの全長は、「初期値の長さ」フィールドに入れられます。
CLASS-ID の外部クラス名。 |
| ...第 1 値の長さ | HL2 | 最初の値の長さ |
| ...第 1 値のデータ | CL(n) | 最初の値。
このフィールドには、ソース・ファイルの VALUE 文節に指定されたとおりに、リテラル (または表意定数) が入ります。このフィールドには、開始/終了区切り文字、組み込み引用符、および SHIFT IN/SHIFT OUT 文字が入ります。リテラルが複数行にわたる場合には、行は 1 つの長いストリングに 連結されます。表意定数が指定された場合には、このフィールドには、そのワードに関連付けられた値ではなく、実際の予約語が入ります。 |
| ...第 2 値の長さ | HL2 | 2 番目の値の長さ — THRU 値の組でない場合は、ゼロ |
| ...第 2 値のデータ | CL(n) | 2 番目の値。
このフィールドには、ソース・ファイルの VALUE 文節に指定されたとおりに、リテラル (または表意定数) が入ります。このフィールドには、開始/終了区切り文字、組み込み引用符、および SHIFT IN/SHIFT OUT 文字が入ります。リテラルが複数行にわたる場合には、行は 1 つの長いストリングに 連結されます。表意定数が指定された場合には、このフィールドには、そのワードに関連付けられた値ではなく、実際の予約語が入ります。 |