次の例は、コンパイラーが、必要に応じて中間結果を保管しながら、ゼロ以外の整数累乗へのべき乗計算を一連の乗算として実行する方法を示しています。
COMPUTE Y = A ** B
B が 4 であれば、結果は次のように計算されます。使用される i と d の値は、固定小数点データおよび中間結果に関する乗算規則に従って計算されます (以下を参照してください)。
ir4 は dmax の小数桁数を持っています。B は正であるので、ir4 は Y に移動されます。しかし B が -4 であった場合は、さらに 5 番目のステップが実行されます。
ir5 は dmax の小数桁数を持っており、Y に移動されます。
関連参照
中間結果用の用語
固定小数点データと中間結果