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COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


ユーザー出口のデバッグ

ユーザー出口ルーチンをデバッグするには、COB2.EXE ではなく、メインのコンパイラー・モジュール上でデバッガーを使用します。 (メインのコンパイラー・モジュールは cob2 によって起動される個別のプロセスです。デバッガーは、1 つのプロセスしかデバッグできません。)

以下の手順を実行します。

  1. cob2 とともに -# オプションを使用して、cob2 がメイン・コンパイラー・モジュールを呼び出す方法と、渡されるオプションを調べます。例えば、次のコマンドは、IWZRMGUX ユーザー出口を使用してpgmname.cbl をコンパイルし、それをリンクします。

    cob2 -q“EXIT(ADEXIT(IWZRMGUX))” pgmname.cbl

    このコマンドを次のように修正します。

    cob2 -# -q“EXIT(ADEXIT(IWZRMGUX))” pgmname.cbl

    結果として、以下が表示されます (igyccob2 はご使用のユーザー出口を呼び出します)。

    igyccob2 -q“EXIT(ADEXIT(IWZRMGUX))” pgmname.cbl
    ilink  /free /nol /pm:vio pgmname.obj
  2. ユーザー出口を次のようにデバッグします。

    idebug igyccob2 -q“EXIT(ADEXIT(IWZRMGUX))” pgmname.cbl

デバッガーは、デバッグ情報を使用してユーザー出口を構築する場合に、ユーザー出口の開始時に自動的に停止します。


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