Rational® Developer for System z™ に用意されているコマンド・ファイルを使用すると、COBOL for Windows コンパイラーおよびランタイム・ライブラリーにアクセスするための環境変数を設定することができます。
コマンド・ファイルの名前は setenvRDZvr.bat で、v は Rational Developer for System z のバージョン番号、および r はリリース番号です。したがって、例えば Rational Developer for System z バージョン 7.5 の場合は、setenvRDZ75.bat がコマンド・ファイルの名前です。
現在のコマンド・ウィンドウで COBOL for Windows 環境をセットアップするには、次のコマンドを発行する方法があります。このコマンドは、コマンド・ファイルへの完全修飾パスを使用します。
“%RDZvrINSTDIR%\bin\setenvRDZvr”
上のコマンドで v をバージョン番号、および r をリリース番号で置き換えます。したがって、例えば Rational Developer for System z バージョン 7.5 の場合は、次のコマンドを発行します。
“%RDZ75INSTDIR%\bin\setenvRDZ75”
また、最初にコマンド・ファイルにアクセスするための PATH 環境変数を設定し、次にファイル名のみを使用してコマンド・ファイルを呼び出す方法もあります。
SET PATH=%PATH%;%RDZvrINSTDIR%\bin
setenvRDZvr
開いているコマンド・ウィンドウから、ファイルへのパスを指定することなく、setenvRDZvr コマンドを呼び出せるようにしたい場合は、 「システムのプロパティー」ウィンドウで次のストリングを PATH システム環境変数に追加してください。
;%RDZvrINSTDIR%\bin
コマンド・ファイルを呼び出すことで COBOL の環境変数を設定する代わりに、「スタート」->「すべてのプログラム」-> install_name ->「IBM Rational Developer for System z」->「ローカル・コンパイラー用のコマンド環境」 をクリックして COBOL 環境を起動することができます。 install_name はインストール時に割り当てた名前 (デフォルトでは IBM Software Delivery Platform) です。