PGMNAME オプションは、プログラム名および入り口点名の処理を制御します。
PGMNAME オプションの構文 .-COMPAT----. >>-PGMNAME(-+-LONGMIXED-+-)------------------------------------>< '-LONGUPPER-'
デフォルト: PGMNAME(COMPAT)
省略形: PGMN(LM|LU|CO)
LONGUPPER は、UPPER、LU、または U と省略することができ、LONGMIXED は、MIXED、LM、または M と省略することができます。
PGMNAME オプションは、以下のコンテキストで使用される名前の処理を制御します。
PGMNAME(COMPAT) を使用すると、次のように、プログラムは、COBOL コンパイラーの旧バージョンと互換性の ある方法で処理されます。
外部プログラム名はコンパイラーによって次のように処理されます。
PGMNAME(LONGUPPER) を使用する場合、PROGRAM-ID 段落で COBOL ユーザー定義語として指定されるプログラム名は、次のようなユーザー定義語に関する通常の COBOL 規則に従って いなければなりません。
定義または参照のいずれかで、プログラムをリテラルとして指定する場合は、次のようになります。
外部プログラム名はコンパイラーによって次のように処理されます。
ネストされたプログラムの名前はコンパイラーによって大文字に変換されますが、それ以外はそのまま処理され、切り捨ても変換も行われません。
PGMNAME(LONGMIXED) を使用する場合、プログラム名は、切り捨てられたり、変換されたり、 大文字への変換をされることなく、現状のまま処理されます。
PGMNAME(LONGMIXED) を使用する場合、すべてのプログラム名定義は、プログラム名のリテラル形式を使用して、PROGRAM-ID 段落または ENTRY ステートメントで指定する必要があります。
(PGMNAME オプションの影響を受ける、上記にリストされたコンテキストの中で) プログラム名に使用されるリテラルには、X'41'-X'FE' の範囲の文字を含めることができます。
コンマや括弧などの文字は使用しないでください。これらの文字は、リンケージ・エディターやバインダーの制御ステートメントの構文で使用されます。