2000 年以降の 2 桁年号を処理するために、日時の呼び出し可能サービスではスライド方式を使用しています。この方式では、2 桁年号はすべて、現在のシステム日付よりも 80 年前から始まる 100 年間隔 (世紀ウィンドウ) に属するものと想定されます。
例えば 2008 年では、1928 から 2027 の 100 年間が、日時の呼び出し可能サービスに使用されるデフォルトの世紀ウィンドウとなります。2008 年の場合、28 から 99 が 1928 年から 1999 年、00 から 27 が 2000 年から 2027 年と認識されます。

2080 年までは、2 桁年号はすべて 20nn 年と認識されます。2081 年では、00 は 2100 年と認識されます。
アプリケーションによっては、別の 100 年間隔を設定する必要があります。例えば、銀行で取り扱っている 30 年債の期限が 01/31/28 に設定されているとします。2 桁の年 28 は、 上で説明した世紀ウィンドウが有効である場合は、1928 として解釈されます。 CEESCEN 呼び出し可能サービスを使用すると、世紀ウィンドウを変更できます。もう一方のサービス CEEQCEN は、現行の世紀ウィンドウを照会します。
CEEQCEN および CEESCEN を使用すると、例えばサブルーチンに、親ルーチンとは異なる日付処理間隔を使用させることができます。サブルーチンは、戻る前にこの間隔を前の値にリセットする必要があります。