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COBOL for Windows バージョン 7.5 言語解説書


STOP ステートメント

STOP ステートメントは、オブジェクト・プログラムの実行を永続的または一時的に停止します。

フォーマット
構文図を読む構文図をスキップする>>-STOP--+-RUN------+------------------------------------------><
         '-リテラル-'  
 
リテラル
固定小数点数字リテラル (符号あり、または符号なし)、または英数字リテラルを指定できます。ALL リテラル を除く任意の表意定数を指定できます。

STOP リテラル を指定すると、 そのリテラルをオペレーターに知らせてからオブジェクト・プログラムの実行は中断します。プログラムの実行は、オペレーターの介入があった場合にのみ再開し、次の実行可能ステートメントから順に実行が継続されます。

STOP リテラル・ステートメントは、プログラムの実行中にオペレーターの介入が必要となる特殊な状況で使用すると便利です。これには、特殊なテープやディスクをマウントする必要がある場合や、特定の日次コードを入力する必要がある場合などがあります。ただし、オペレーターの介入が必要な場合には、 ACCEPT ステートメントや DISPLAY ステートメントを使用してください。

THREAD コンパイラー・オプションでコンパイルされるプログラム内で、STOP RUN または STOP リテラル を使用しないでください。

STOP RUN を指定すると、実行が終了し、システムに制御が戻されます。 文の中の一連の命令ステートメントにおいて、STOP RUN が最後のステートメントではない場合、または唯一のステートメントではない場合、STOP RUN の後にあるステートメントは実行されません。

STOP RUN ステートメントは、実行単位内のプログラムに定義されているすべての ファイルをクローズします。

呼び出すプログラムと呼び出されるプログラムの中で STOP RUN ステートメントを使用する場合は、 以下の表を参照してください。

終了ステートメント メインプログラム サブプログラム
STOP RUN 呼び出し側プログラムへ戻る。 (それがシステムの場合は、アプリケーションを終了する。) メインプログラムを呼び出したプログラムに直接。(それがシステムの場合は、アプリケーションを終了する。)

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