THREAD を指定すると、複数のスレッドを持つ実行単位で COBOL アプリケーションを実行できるようになります。
| THREAD オプションの構文 |
|---|
|
デフォルト: NOTHREAD
省略形: なし
実行単位内のすべてのプログラムは、同じオプション (THREAD または NOTHREAD のいずれか) を使用してコンパイルする必要があります。
THREAD オプションが有効な場合、以下の項目はサポートされません。 これらの言語エレメントが検出された場合は、エラーとして診断されます。
RERUN は、THREAD を使用した場合はエラーのフラグが立てられますが、NOTHREAD を使用した場合はコメントとして受け入れられます。
CICS TXSeries: THREAD オプションは必須です。
パフォーマンスの考慮事項: THREAD オプションを使用する場合は、自動的に生成される逐次化ロジックのオーバーヘッドが原因で、実行時のパフォーマンスが多少低下することがあります。
関連タスク
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