Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


逐次探索 (SEARCH)

SEARCH ステートメントを使用して、現行指標設定値を開始点として逐次 (順次) 探索を行います。 指標設定値を変更するには、SET ステートメントを使用してください。

WHEN 句の条件は、それらが指定された順番に評価されます。

それぞれの SEARCH ステートメントでは、テーブルの 1 つのレベル (1 つのテーブル・エレメント) だけを参照することができます。 テーブルの複数のレベルを探索するには、ネストされた SEARCH ステートメントを使用してください。ネストされたそれぞれの SEARCH ステートメントは、END-SEARCH で区切らなければなりません。

パフォーマンス: 検出された条件がテーブル内の中間点より後にくる場合には、SET ステートメントを使用してその点より後から探索を開始するように索引を設定することによって、 探索を速めることができます。また、最も頻繁に使用されるデータがテーブルの先頭になるようにテーブルを配置すると、逐次探索をより効率的に行うことができます。 テーブルが大きくて、事前にソートされている場合には、二分探索の方が効率的です。

例: 逐次探索

関連参照
SEARCH ステートメント (Enterprise COBOL 言語解説書)


ご利用条件 | フィードバック

このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)