Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


データ呼び出し可能サービスの使用

COBOL の日付組み込み関数と言語環境プログラムの日付呼び出し可能サービスは両方とも、グレゴリオ暦を基本とします。 ただし、開始日付は、INTDATE コンパイラー・オプションの設定値によって異なることがあります。

INTDATE(LILIAN) が有効な場合、COBOL は第 1 日として 1582 年 10 月 15 日を使用します。言語環境プログラムは常に、第 1 日として 1582 年 10 月 15 日を使用します。INTDATE(LILIAN) を使用すると、COBOL 組み込み関数と言語環境プログラムの日付呼び出し可能サービスから同じ結果が得られます。 次の表は、INTDATE(LILIAN) が有効な場合の結果を比較したものです。

表 1. 日付組み込み関数と呼び出し可能サービスの INTDATE(LILIAN) と互換性
COBOL 組み込み関数 言語環境プログラムの呼び出し可能サービス 結果
DATE-OF-INTEGER CEEDATE (ピクチャー・ストリング YYYYMMDD 付き) 互換性あり
DAY-OF-INTEGER CEEDATE (ピクチャー・ストリング YYYYDDD 付き) 互換性あり
INTEGER-OF-DATE CEEDAYS 互換性あり
INTEGER-OF-DATE CEECBLDY 非互換

デフォルト設定である INTDATE(ANSI) が有効な場合、COBOL は第 1 日として 1601 年 1 月 1 日を使用します。次の表は、INTDATE(ANSI) が有効な場合の結果を比較したものです。

表 2. 日付組み込み関数と呼び出し可能サービスの INTDATE(ANSI) と互換性
COBOL 組み込み関数 言語環境プログラムの呼び出し可能サービス 結果
INTEGER-OF-DATE CEECBLDY 互換性あり
DATE-OF-INTEGER CEEDATE (ピクチャー・ストリング YYYYMMDD 付き) 非互換
DAY-OF-INTEGER CEEDATE (ピクチャー・ストリング YYYYDDD 付き) 非互換
INTEGER-OF-DATE CEEDAYS 非互換

関連参照
INTDATE


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