Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 コンパイラーおよびランタイム 移行ガイド


メッセージ

FLAGMIG および CMPR2 コンパイラー・オプションを指定すると、影響を受ける可能性の ある READ INTO または RETURN INTO ステートメントに対してメッセージが出されます。

規則の変更による影響を受けるプログラムの場合、以下のメッセージが出されます。
IGYPS2281-I
「READ」または「RETURN」ステートメントの「INTO」句が、複数レコードを含む固定形式ファイル「file-name」に指定されました。レコード「record-name」が MOVE の送り出しフィールドとして選択されました。

このメッセージは、CMPR2 と NOCMPR2 のいずれのコンパイラー・オプションのもとで も出されます。したがって、プログラムを CMPR2 を指定してコンパイルした後、NOCMPR2 を指定してコンパ イルし、メッセージを調べることによって、CMPR2 と NOCMPR2 のいずれのもとでも同じレコ ードが選択されたかどうかを判別することができます。同じレコードが選択された場合は、プログラムを変更する必要はありません。

さらに、FLAGMIG コンパイラー・オプションを指定すると、以下のメッセージ が出されます。
IGYPS2283-W
**MIGR** 「READ」または「RETURN」ステートメントの「INTO」句が、複数レコードを含むファイル「file-name」に指定されました。「NOCMPR2」コンパイラー・オプションのもとでは、異なるレコードが移動の送り出しフィールドとして選択される可能性があります。

ご利用条件 | フィードバック

このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)