SIZE は、変数 x に割り当てる処理系定義ストレージを与える FIXED BINARY 値を、バイトで返します。
 >>-SIZE(x)-----------------------------------------------------><
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- x
- 任意のデータ・タイプ、データ編成、位置合わせ、およびストレージ・クラスを持つ変数。ただし、下記のものは除きます。
x は、次のものであることはできません。
- 位置合わせされていない固定長ビット・ストリングである BASED 変数、DEFINED 変数、
パラメーター変数、添え字付き変数、構造変数、または共用体基底付き変数。
- 最初または最後の基本エレメントが位置合わせされていない固定長の
ビット・ストリングである小構造体または共用体 (ただし、その小構造体を含んでいる
大構造体または共用体の最初または最後のエレメントになっている場合を除く)。
- BASED 属性、DEFINED 属性、またはパラメーター属性を持つ大構造体か共用体、またはパラメーターである大構造体か
共用体で、位置合わせされていない固定長のビット・ストリングを最初または最
後のエレメントとするもの。
- 連結ストレージにない変数。
SIZE(x) によって戻される値は、次の状況で伝送される最大バイト数です。
declare F file record input
environment(scalarvarying);
read file(F) into(x);
x が次のものである場合
- 可変長ストリングの場合は、戻り値には、ストリングの長さの接頭辞、ストリング
の最大長のバイト数が含まれています。
- 区域の場合は、戻り値には、区域制御バイト、区域の最大サイズが含
まれています。
- 区域または可変長ストリングを含む集合の場合は、戻り値には、区域制御バイト、区域の最大サイズ、
ストリングの長さ接頭辞、およびストリングの最大長のバイト数が含まれています。
変数が割り振られていない場合、SIZE 組み込み関数を調節可能エクステントとともに、BASED 変数上で使用してはなりません。
CMPAT(V3) コンパイラー・オプションでは、SIZE は FIXED BIN(63) 値を返します。
その他のすべての CMPAT オプションでは、FIXED BIN(31) 値を返します。
割り振られたバイト数を無視して、変数が現在必要とするバイト数
を取得するには、CURRENTSIZE 組み込み関数を使用します。
詳細については、CURRENTSIZEを参照してください。
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