Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 コンパイラーおよびランタイム 移行ガイド


非 CICS の場合の仮想記憶域情報

表 1 は、RES を指定してコンパイルされた単純な VS COBOL II プログラムを z/OS で実行したときに使用される仮想記憶域の量を示しています。各ケースにおいて、ランタイム・ライブラリー・ルーチンは STEPLIB から獲得されました。

表 1. 非 CICS で VS COBOL II RES プログラムが使用した仮想記憶域
ランタイム・ライブラリー IBM デフォルトの変更 16 MB 未満の仮想記憶 16 MB 以上の仮想記憶
VS COBOL II リリース 4 なし 276K 4K
VS COBOL II リリース 4 16MB 境界より上での実行のために COBPACK が変更された 32K 192K
z/OS バージョン 1 リリース 7 の 言語環境プログラム・エレメント なし 88K 2636K
z/OS バージョン 1 リリース 7 の 言語環境プログラム・エレメント ランタイム・オプション ALL31(OFF) および STACK(BELOW) 280K 2504K

言語環境プログラム・ランタイムと言語環境プログラム以前のランタイムによって使用された仮想記憶域の量を比較する場合、ジョブで使用された 仮想記憶域には、LPA や拡張 LPA からアクセスされたランタイム・ルーチンは含まれていないことに注意してください。


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