z/OS UNIX 環境で COBOL プログラムを実行するには、Enterprise COBOL または COBOL for OS/390 & VM を使用して COBOL プログラムをコンパイルします。 これらのプログラムは再入可能でなければなりません。したがって、コンパイラーおよびリンカー・オプション RENT を使用してください。
HFS から実行する予定であれば、リンカー・オプション AMODE 31 を使用してください。z/OS UNIX アプリケーション内から呼び出す AMODE 24 プログラムは、MVS PDS または PDSE に常駐させる必要があります。
z/OS UNIX のもとでの実行には、以下の制約事項が適用されます。
アプリケーション内のすべての COBOL プログラムが THREAD オプションを指定して コンパイルされている場合は、複数のスレッドで COBOL プログラムを実行できます。
デバッグ・ツール を使用すれば、リモート・デバッグ・モードで (例えば、Rational Developer for System z のデバッグ・パースペクティブ を使用)、あるいは VTAM® 端末を使用してフルスクリーン・モード (MFI) で、z/OS UNIX プログラムをデバッグできます。
関連タスク
UNIX のもとでのコンパイル
UNIX のもとでのオブジェクト指向アプリケーションの実行
UNIX 環境での実行
環境変数の設定およびアクセス
UNIX/POSIX API の呼び出し
メインプログラム・パラメーターへのアクセス
言語環境プログラム プログラミング・ガイド
関連参照
RENT