IGNORE オプションは、任意の SEQUENTIAL INPUT または SEQUENTIAL UPDATE ファイルを参照する READ ステートメント内で使用することができます。
IGNORE オプション内の式が計算され、整数値 n に変換されます。 n がゼロよりも大であると、n 個のレコードが無視されます。 つまり、同じファイルを参照する後続の READ ステートメントは、 (n+1) 番目のレコードをアクセスすることになります。 n が 1 未満であると、READ ステートメントにはなにも影響しません。
次の例では、ファイル内の次からの 3 つのレコードを無視することを指定しています。
read file (In) ignore (3);