データ・セットは、端末から入力したり端末に出力したりする場合に使用され るほかにも、磁気テープ装置、直接アクセス記憶装置 (DASD) などの各種の補助 記憶装置メディアに記憶されます。 これらの記憶メディアは、その種類に関係なく、データの収集、記憶、伝送を行うための共通の方法を使用できるという特性を持っています。 データがデータ・セットにどのように記録され、そのあと、プログラムに伝送されるためにどのように取り出されるかは、データ・セットの編成の仕方によって異なります。 データ・セットへのレコードの記憶と、データ・セットからのレコードの取り出しは、連続する物理位置または論理位置に基づいて順次に行われるか、またはデータ伝送ステートメントで指定されたキーを使用して直接行われます。
PL/I は、次のタイプのデータ・セット編成をサポートします。
このようなデータ・セット編成は、データの記憶方法とデータのアクセスに使用する手法において異なります。