XML 構文解析中に発生するイベントごとに、パーサーは XML-EVENT 特殊レジスターに関連イベント名を設定します。 パーサーはその XML-EVENT 特殊レジスターを処理プロシージャーに渡します。 イベントによっては、パーサーはイベントに関する追加情報が入った他の特殊レジスターを渡します。 ほとんどの場合、パーサーは XML-TEXT または XML-NTEXT 特殊レジスターを、イベントを引き起こした XML フラグメントに設定します。
XMLPARSE(COMPAT) オプションが有効であれば、XML 文書が国別データ項目である場合、またはパーサーが Unicode 文字参照を検出した場合には、 パーサーは XML-NTEXT を設定します。それ以外の場合には、パーサーは XML-TEXT を設定します。
XMLPARSE(XMLSS) オプションが有効であれば、RETURNING NATIONAL 句が XML PARSE ステートメントに指定されている場合、 または XML 文書が国別データ項目である場合には、パーサーは XML-NTEXTを設定します。それ以外の場合には、パーサーは XML-TEXT を設定します。
XMLPARSE(XMLSS) コンパイラー・オプションが有効である場合には、パーサーは NAMESPACE-DECLARATION イベントで、名前空間に存在する名前を検出した場合に、名前空間特殊レジスターを設定します。
すべての XML イベントの詳細説明については、下記の関連参照の XML-EVENT を参照してください。
エンコード競合などの場合には、パーサーは、XML-CODE 特殊レジスターでイベントに関する情報を提供します。
関連タスク
XML 文書の構文解析