Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

イベント関数に渡されるパラメーター

イベント関数はすべて、パーサーへの戻りコード である BYVALUE FIXED BIN(31) 値を戻す必要があります。 ゼロ以外の値が返された場合は、パーサーは終了します。

これらの関数すべてに、最初の引数として BYVALUE POINTER が 渡されます。この値は、元は組み込み関数への 2 番目の引数として 渡されたトークン値です。

次に示す例外を除き、イベントのテキスト・エレメントのアドレスと 長さを提供する BYVALUE POINTER と BYVALUE FIXED BIN(31) も、 すべての関数に渡されます。 例外の関数/イベントは、次のとおりです。

start_of_document
ユーザー・トークン以外の引数は渡されません。
end_of_document
ユーザー・トークン以外の引数は渡されません。
start_of_CDATA
ユーザー・トークン以外の引数は渡されません。
end_of_CDATA
ユーザー・トークン以外の引数は渡されません。
start_of_element
通常の 3 つのパラメーターに加えて、次の 4 つの引数が渡されます。
  1. 名前空間接頭部のアドレスを示す BYVALUE POINTER
  2. 名前空間接頭部の長さを示す BYVALUE FIXED BIN(31)
  3. 名前空間 URI のアドレスを示す BYVALUE POINTER
  4. 名前空間 URI の長さを示す BYVALUE FIXED BIN(31)
end_of_element
通常の 3 つのパラメーターに加えて、次の 4 つの引数が渡されます。
  1. 名前空間接頭部のアドレスを示す BYVALUE POINTER
  2. 名前空間接頭部の長さを示す BYVALUE FIXED BIN(31)
  3. 名前空間 URI のアドレスを示す BYVALUE POINTER
  4. 名前空間 URI の長さを示す BYVALUE FIXED BIN(31)
attribute_name
通常の 3 つのパラメーターに加えて、次の 4 つの引数が渡されます。
  1. 名前空間接頭部のアドレスを示す BYVALUE POINTER
  2. 名前空間接頭部の長さを示す BYVALUE FIXED BIN(31)
  3. 名前空間 URI のアドレスを示す BYVALUE POINTER
  4. 名前空間 URI の長さを示す BYVALUE FIXED BIN(31)
namespace_declare
ユーザー・トークンに加えて、次の 4 つの引数が渡されます。
  1. 名前空間接頭部のアドレスを示す BYVALUE POINTER
  2. 名前空間接頭部の長さを示す BYVALUE FIXED BIN(31)
  3. 名前空間 URI のアドレスを示す BYVALUE POINTER
  4. 名前空間 URI の長さを示す BYVALUE FIXED BIN(31)
content_characters
通常の 3 つのパラメーターに加えて、次の 1 つの引数が渡されます。

なお、このエントリーは、OPTIONS( NODESCRIPTOR ) で宣言する必要もあります。

end_of_input
ユーザー・トークンに加えて、次の 2 つの引数が渡されます。
  1. 次の入力バッファーのアドレスを示す BYADDR POINTER
  2. 次の入力バッファーの長さを示す BYADDR FIXED BIN(31)
processing_instruction
ユーザー・トークンに加えて、次の 4 つの引数が渡されます。
  1. ターゲット・テキストのアドレスを示す BYVALUE POINTER
  2. ターゲット・テキストの長さを示す BYVALUE FIXED BIN(31)
  3. データ・テキストのアドレスを示す BYVALUE POINTER
  4. データ・テキストの長さを示す BYVALUE FIXED BIN(31)
exception
ユーザー・トークンに加えて、次の 3 つの引数が渡されます。
  1. 文書内での問題のテキストのバイト・オフセットを示す BYVALUE FIXED BIN(31)
  2. 例外の戻りコードを示す BYVALUE FIXED BIN(31)
  3. 例外の理由コードを示す BYVALUE FIXED BIN(31)

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