新規コンパイラー・オプション XMLPARSE により、COBOL ライブラリーで使用可能なパーサーで構文解析するのか (Enterprise COBOL for z/OS バージョン 3 との互換性維持のため)、z/OS XML System Services パーサーで構文解析するのかを選択できるようになりました。
z/OS XML System Services パーサーで文書を構文解析する際には、以下の新規 XML PARSE の機能が利用できます。
ネーム・スペースおよびネーム・スペース接頭部は、新規の特殊レジスターおよび新規の XML イベントを使用して処理されます。
XML PARSE ステートメントの ENCODING 句を使用して、文書エンコードを指定できます。
Unicode UTF-8 でエンコードされた文書を構文解析することができます。
RETURNING NATIONAL 句を使用すると、XML 文書の元のエンコード方式に関係なく XML 文書フラグメントを Unicode UTF-16 で受け取ることができます。