コンパイル・エラー・メッセージの形式
コンパイラーが出すメッセージにはそれぞれ、ソース行番号、メッセージ ID、およびメッセージ・テキストがあります。
メッセージはそれぞれ、次のような形式になっています。
nnnnnn IGYppxxxx-l message-text
- nnnnnn
- コンパイラーが処理している最後の行のソース・ステートメントの番号。ソース・ステートメント番号は、プログラムのソース印刷出力にリストされます。コンパイル時に NUMBER オプションを指定すると、それらは元のソース・プログラム番号になります。NONUMBER を指定すると、番号はコンパイラーによって生成された番号になります。
- IGY
- このメッセージが COBOL コンパイラーから出されたものであることを識別する接頭部。
- pp
- コンパイラーのどのフェーズまたはサブフェーズでエラーが発見されたかを識別する 2 文字。アプリケーション・プログラマーはこの情報を無視することができます。コンパイラー・エラーの疑いがあると診断した場合は、IBM にサポートを依頼してください。
- xxxx
- エラー・メッセージを識別する 4 桁の数字。
- l
- エラーの重大度レベルを示す文字 (I、W、E、S、または U)。
- message-text
- メッセージ・テキスト。エラー・メッセージの場合は、エラーの原因となった条件の簡単な説明。
ヒント: FLAG オプションを使用してメッセージを抑止した場合は、プログラム内にさらにエラーがある可能性があることを認識していてください。
関連参照
コンパイル・エラー・メッセージの重大度コード
FLAG
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