Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


コード・ページの指定

XML 文書を構文解析するためのコード・ページを指定する方法として推奨されるのは、文書からエンコード宣言を省略し、外部コード・ページ情報に依拠することです。

XML 宣言を省略することにより、異機種システム間で XML 文書のやりとりをする際に、伝送プロセスでやむなく発生する変換を反映するためにエンコード宣言を更新する必要がなくなります。

Unicode は実際上、単一の大規模な コード・ページから構成されるため、Unicode XML 文書では追加のコード・ページ情報は不要です。エンコード宣言を持たない ASCII または EBCDIC XML 文書の構文解析に使用されるコード・ページは、ランタイム ASCII または EBCDIC コード・ページです。

XML 宣言には、XML 文書に対するエンコード情報を指定することもできます。大部分の XML 文書は XML 宣言で開始されます。 (XML パーサーは、先頭バイトが XML 宣言で開始されていない XML 文書を検出すると例外を生成します。)エンコード宣言を含む XML 宣言の例を以下に示します。

<?xml version=“1.0” encoding=“ibm-1140” ?>

エンコード宣言は、以下のいずれかの方法で指定することができます。

関連タスク
XML 文書のエンコード方式についての理解

関連参照
サポートされるロケールおよびコード・ページ


ご利用条件 | フィードバック

Copyright IBM Corporation 1996, 2008.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)