COBOL プログラムが、プログラム実行前に使用可能にされる新規ファイルにレコードを書き込む場合、DD ステートメント、環境変数、または割り振りでのファイル属性が、プログラム内の属性と矛盾しないようにしてください。
通常、ファイルを事前定義する場合には、最小限のパラメーターをコーディングするだけで済みます。ただし、データ・セットの長さ属性を明示的に設定する必要がある場合 (例えば、ISPF 割り振りパネルを使用している場合、または DD ステートメントがバッチ・ジョブ用であり、その中でプログラムが RECORD CONTAINS 0 を使用する場合)、次の指針に従ってください。
例えば、プログラムに可変長レコードを含むファイルの以下のコードが入っている場合、DD ステートメントまたは割り振りにおける LRECL 値は 54 になります。
FILE SECTION.
FD COMMUTER-FILE-MST
RECORDING MODE IS V
RECORD CONTAINS 10 TO 50 CHARACTERS.
01 COMMUTER-RECORD-A PIC X(10).
01 COMMUTER-RECORD-B PIC X(50).
関連参照
FILE SECTION 記入項目