Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


アプリケーション・インターフェース・ブロックの使用

IMS Java 従属領域で実行される COBOL アプリケーションは通常、AIB インターフェースを使用する必要があります。これは、IMS Java 従属領域が、PCB アドレスをアプリケーションに提供しないからです。

AIB インターフェースを使用するには、PCB 名 (PSBGEN の一部として定義されていなければならない) を AIB のリソース名フィールドに設定することで、呼び出しに対して要求された PCB を指定します。 (AIB では、プログラム仕様ブロック (PSB) 定義のすべての PCB に名前がある必要があります。) PCB アドレスを直接指定することはなく、アプリケーションは PCB リスト内での PCB の相対的な位置を知る必要はありません。呼び出しが完了すると、 AIB は、アプリケーションが渡した PCB 名に対応する PCB アドレスを戻します。

または、リソース名としてサブ関数 FIND と PCB 名を使用して、IMS INQY 呼び出しを行うことによって、PCB アドレスを取得することができます。 この呼び出しでは、PCB のアドレスが返され、このアドレスを COBOL プログラムに渡すことができます。 (この方法でも、PCB 名を PSBGEN の一部として定義する必要がありますが、アプリケーションで AIB インターフェースを使用する必要はなくなります。)

例: アプリケーション・インターフェース・ブロックの使用


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