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COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


出力プロシージャーのコーディング

ソート済みのレコードをソート作業ファイルから別のファイルに書きこむ前に、それらの選択、編集、またはそれ以外の変更を行うには、SORT ステートメントの OUTPUT PROCEDURE 句を使用してください。

それぞれの出力プロシージャーは、セクションまたは段落のいずれかで構成されなければなりません。 また、出力プロシージャーには、以下の両方を含めなければなりません。

RETURN ステートメントによって、ソート済みの各レコードが出力プロシージャーから使用可能になります。(ソート・ファイルに対する RETURN ステートメントは、入力ファイルに対する READ ステートメントに似ています。)

RETURN ステートメントとともに AT END および END-RETURN 句を使用することができます。AT END 句の命令ステートメントは、ソート・ファイルからすべてのレコードが戻された後で実行されます。END-RETURN 明示範囲終了符号は、RETURN ステートメントの有効範囲を区切る役割をします。

RETURN ではなく RETURN INTO を使用すると、レコードは WORKING-STORAGELOCAL-STORAGE、または出力域に戻されます。

関連参照
入出力プロシージャーに関する制約事項
RETURN ステートメント (「COBOL for Windows 言語解説書」)


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