Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, 言語解説書

SEQUENTIAL 属性と DIRECT 属性

SEQUENTIAL アクセス属性と DIRECT アクセス属性は、RECORD ファイルにのみ適用 され、ファイル内のレコードをどのようにアクセスするかを表します。

構文図を読む構文図をスキップする   .-SEQUENTIAL-.
>>-+-+--------+-+----------------------------------------------><
     '-DIRECT-'
 

省略形: SEQUENTIAL の場合は SEQL

デフォルト設定: SEQUENTIAL

DIRECT 属性は、データ・セットのレコードを直接アクセスできることを表します。 データ・セット内のレコードの位置は、文字ストリングであるキーによって突き止められます。 したがって、DIRECT 属性を指定すると、KEYED 属性が暗黙に定義されます。 関連データ・セットは、直接アクセス記憶装置上になければなりません。

SEQUENTIAL 属性は、連続データ・セットまたは相対データ・セットのレコード を物理的な順序でアクセスすること、および索引付きデータ・セットのレコー ドをキー・シーケンス順でアクセスすることを表します。 ある一定のデータ・セット編成では、SEQUENTIAL 属性を持つファイルを直接ア クセスのために使用したり、ランダム・アクセスと順次アクセスの混合のため に使用したりすることができます。 この場合、そのファイルは追加属性 KEYED を持っていなければなりません。 SEQUENTIAL UPDATE ファイルの場合は、データ・セットの既存のレコードを変更することも、無視することも、(データ・セットが INDEXED のときに) 削除することもできます。


Terms of use | Feedback

This information center is powered by Eclipse technology. (http://www.eclipse.org)