コンパイラーは、デフォルトのコンパイラー・オプションを使用してインストールされ、セットアップされます。 コンパイラーのインストール時に、システム・プログラマーは、コンパイラー・オプションの設定を固定して、確実にパフォーマンスを向上させたり、ある特定の標準を維持したりすることができます。 インストール先で固定されたコンパイラー・オプションはどれもオーバーライドすることはできません。
固定されていないオプションについては、以下のいずれかの方法でコンパイラー・オプションを指定して、デフォルト設定をオーバーライドすることができます。
コンパイラーは、上記の優先順位 (高位から下位の順) に従ってオプションを認識します。 この優先順位の順序は、対立するオプションまたは互いに排他的なオプションが指定された場合に有効となるオプションも決定します。cob2 コマンドを使用してコンパイルするときは、 コンパイラー・オプションは、以下の優先順位 (最高位から最下位へ) の順序で認識されます。
制約事項:
z/OS UNIX のもとでは、独立した SQL プリコンパイラーも組み込みの SQL コプロセッサーも稼働しません。
代わりに、COBOPT 環境変数を使用できます。これは、OPTFILE に同等の機能を提供します。