Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


オブジェクト指向アプリケーションのコンパイル

オブジェクト指向アプリケーションをコンパイルするときは、cob2 コマンドを使用すると、COBOL クライアント・プログラムおよびクラス定義をコンパイルでき、javac コマンドを使用すると、Java クラス定義をコンパイルして、バイトコード (拡張子 .class) を生成できます。

INVOKE ステートメントやクラス定義など OO 構文を含む COBOL ソース・コードや、Java サービスを使用する COBOL ソース・コードをコンパイルするには、THREAD コンパイラー・オプションを使用する必要があります。

クラス定義を含む COBOL ソース・ファイルは、他のクラスまたはアプリケーション定義を含むことはできません。

COBOL クラス定義をコンパイルすると、2 つの出力ファイルが生成されます。

COPY ステートメントを使用して COBOL クライアント・プログラムまたはクラス定義にファイル JNI.cpy を組み込む場合は、COBOL インストール・ディレクトリーの include サブディレクトリーをコピーブックの検索順序に指定します。 (COBOL インストール・ディレクトリーのロケーションは、Windows 環境変数 RDZvrINSTDIR で指定されます。v は Rational Developer for System z のバージョン番号、および r はリリース番号です。) cob2 コマンドの -I オプションを使用するか、 SYSLIB 環境変数を設定することにより、include サブディレクトリーを指定できます。

関連タスク
環境変数の設定
コンパイル済みプログラム
オブジェクト指向アプリケーションの準備
オブジェクト指向アプリケーションの実行
JNI サービスへのアクセス

関連参照
コンパイラー環境変数
cob2 オプション
THREAD


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