Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


入力プロシージャーのコーディング

入力ファイルのレコードを、それらがソート・プログラムに解放される前に処理する場合には、SORT ステートメントの INPUT PROCEDURE 句を使用してください。

入力プロシージャーを使用して、以下のことを行うことができます。

それぞれの入力プロシージャーは、段落またはセクションのいずれかで構成されなければなりません。例えば、WORKING-STORAGE または LOCAL-STORAGE の表からのレコードをソート・ファイル SORT-WORK-2 に解放するには、次のようにコーディングすることができます。

    SORT SORT-WORK-2
      ON ASCENDING KEY SORT-KEY
      INPUT PROCEDURE 600-SORT3-INPUT-PROC
    . . .
600-SORT3-INPUT-PROC SECTION.
    PERFORM WITH TEST AFTER
      VARYING X1 FROM 1 BY 1 UNTIL X1 = 100
      RELEASE SORT-WORK-2-AREA FROM TABLE-ENTRY (X1)
    END-PERFORM.

レコードをソート・プログラムに転送するためには、すべての入力プロシージャーに少なくとも 1 つの RELEASE または RELEASE FROM ステートメントが含まれていなければなりません。 例えば、X から A を解放するには、次のようにコーディングできます。

MOVE X TO A.
RELEASE A.

あるいは、次のようにコーディングできます。

RELEASE A FROM X.

次の表では、RELEASE ステートメントと RELEASE FROM ステートメントを比較しています。

RELEASE RELEASE FROM
MOVE EXT-RECORD
  TO SORT-EXT-RECORD
PERFORM RELEASE-SORT-RECORD
. . .
RELEASE-SORT-RECORD.
  RELEASE SORT-RECORD
PERFORM RELEASE-SORT-RECORD
. . .
RELEASE-SORT-RECORD.
  RELEASE SORT-RECORD
    FROM SORT-EXT-RECORD

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