GET LIST ステートメントと GET DATA ステートメントの場合、 プログラマーがコンマを省略すると、端末から 送信される各論理行の終わりに、コンマが追加されます。 したがって、項目を別々の論理行に入力する場合は、項目を区切るための ブランクまたはコンマを入力する必要はありません。PL/I ステートメント GET LIST(A,B,C) に関しては、端末において以下のように 入力することができます。
:1 +:2 +:3
この規則は、文字ストリング・データの入力にも適用されます。 したがって、1 つの文字ストリングは 1 つの論理行として送信する 必要があります。 そうしないと、ブレークポイントにコンマが置かれます。 例えば、次のように入力したとします。
:'COMMAS SHOULD NOT BREAK +:UP A CLAUSE.'
入力結果のストリングは、"COMMAS SHOULD NOT BREAK, UP A CLAUSE." となります。 行継続文字としてハイフンを用いれば、コンマは追加されません。
GET EDIT ステートメントに関しては、行の 終わりにブランクを入力する必要はありません。 データは指定された長さまで埋め込まれます。 例えば次の PL/I ステートメントの場合、
GET EDIT (NAME) (A(15));
SMITH という 5 文字を入力できます。 データは 10 個のブランクで埋め込まれ、プログラムは次のように 15 文字 を受け取ります。
'SMITH '
入力での SKIP の使用は、すべてファイルが端末に割り振られる ときに SKIP(1) として解釈されます。SKIP(1) は、現在使用可能な論理行にある未使用データをすべて無視するという 命令として扱われます。