世紀ウィンドウ は、任意の 2 桁年が固有となる 100 年の間隔 (1950 から 2049 など) です。 ウィンドウ化日付フィールドについては、YEARWINDOW コンパイラー・オプションを使用して、世紀ウィンドウ開始日を指定することができます。
DATEPROC オプションが有効であると、コンパイラーは、プログラムの 2 桁の日付フィールドにこのウィンドウを適用します。例えば、1930-2029 の世紀ウィンドウの場合、COBOL は 2 桁の年号を次のように解釈します。
この世紀ウィンドウをインプリメントするには、DATE FORMAT 文節を使用してプログラム内の日付フィールドを識別し、YEARWINDOW コンパイラー・オプションを使用して、世紀ウィンドウを固定ウィンドウまたはスライディング・ウィンドウとして定義します。
コンパイラーは、識別されている日付フィールドに対する操作に、世紀ウィンドウを自動的に適用します。ウィンドウ操作をインプリメントするための余分のプログラム・ロジックは必要ありません。
関連参照
DATEPROC
YEARWINDOW
DATE FORMAT 文節
(「COBOL for Windows 言語解説書」)
日付フィールドの使用に関する制約事項 (「COBOL for Windows 言語解説書」)