Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 言語解説書


STANDARD-DEVIATION

STANDARD-DEVIATION 関数は、引数の標準偏差に近似する数値を戻します。

関数タイプは数字です。

構文図を読む構文図をスキップする
フォーマット 

                                   .------.      
                                   V      |      
>>-FUNCTION STANDARD-DEVIATION--(----引数-1-+--)-----------------><

引数-1
この引数のクラスは数字でなければなりません。

戻り値は、一連の引数-1 の標準偏差の近似値です。戻り値は、以下のようにして計算されます。

  1. それぞれの引数-1 と一連の引数-1 の算術平均との差を計算し、これを二乗します。
  2. 得られた値を次にすべて加算します。 この値を一連の引数-1 の値の数で除算します。
  3. 得られた商の平方根を次に計算します。 戻り値は、この平方根の絶対値です。

一連の引数-1 が 1 つの値のみで構成される場合、または一連の引数-1 がすべての可変オカレンス・データ項目から構成され、それらデータ項目のオカレンスの総数が 1 である場合、戻り値は 0 です。


ご利用条件 | フィードバック

このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)