プログラム中のいくつかの決定は、データ項目の値が真か偽か、オンかオフか、はいかいいえかに基づきます。スイッチとして働くレベル 88 項目に意味のある名前 (条件名) を付けて定義して、これらの両方向決定を制御してください。
その他のプログラム決定は、データ項目の特定の値または値の範囲に依存します。フィールドに単にオンまたはオフ以外の値を与えるために条件名を使用するときには、そのフィールドはフラグと呼ばれるのが普通です。
フラグおよびスイッチを使用すると、コードの変更が容易になります。条件の値を変更する必要がある場合は、そのレベル 88 条件名の値を変更するだけで済みます。
例えば、特定の給与範囲についてフィールドをテストするために、プログラムが条件名を使用するとします。別の給与範囲を検査するようにプログラムを変更しなければならない場合は、DATA DIVISION 内の条件名の値を変更するだけで済みます。PROCEDURE DIVISION で変更を行う必要はありません。
関連タスク
スイッチおよびフラグの定義
スイッチとフラグのリセット