言語環境プログラムのストレージ要件は、言語環境プログラム以前の PL/I ライブラリー
の場合よりも増大します。
DASD ストレージ要件
移行中には、言語環境プログラム以前のランタイム・ライブラリー用だけでなく、言語環境プログラム用の DASD ストレージも
必要になります。言語環境プログラムへの
移行が完了したら、以前の PL/I ランタイム・ライブラリー用に
予約したストレージは解放することができます。
言語環境プログラムが必要とする DASD ストレージの容量を判断するには、
次の資料を参照してください。
- z/OS の場合:「z/OS プログラム・ディレクトリー」
- OS/390 の場合:「OS/390 プログラム・ディレクトリー」
仮想記憶域の要件
言語環境プログラムを使用して PL/I プログラムを実行するための仮想記憶域の要件は、OS PL/I ランタイムの場合よりも増大します。
CICS アプリケーションおよび非 CICS アプリケーションのどちらの場合でも、
増大する量は、次のような多くの要素によって決まります。
- 言語環境プログラム・ランタイムのストレージ・
オプションの値 (STACK、LIBSTACK、HEAP、ANYHEAP、BELOWHEAP)
- 言語環境プログラムのランタイム・オプション ALL31 の値
- LPA (リンク・パック域) または ELPA (拡張リンク・パック域) に
置かれているランタイム・ルーチン
注:
言語環境プログラム RPTSTG(ON) ランタイム・オプションによって生成された情報は、
調整フェーズでストレージ・オプションを調整するために
役立ちます。
詳しくは、
「z/OS 言語環境プログラム プログラミング・ガイド」を参照してください。
このオプションは、パフォーマンスを大きく低下させる
ため、PL/I アプリケーションを実動状態にする前に、RPTSTG(OFF) に再設定してください。
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