%INCLUDE ステートメントを使用してライブラリーから PL/I プログラムへソース・ステートメントを取り込む場合は、SYSLIB という 名前の DD ステートメントにライブラリーを定義できます。あるいは、 独自の DD 名 (複数可) を選択して、各 %INCLUDE ステートメントに DD 名 を指定することもできます。
DD は、PDS または PDSE を指定しますが、実メンバーではありません。例えば、データ・セット INCLUDE.PLI を使用して、ファイル HEADER をライブラリー SYSLIB からインクルードするときの %INCLUDE ステートメントは、次のようになります。
%INCLUDE HEADER;
または
%INCLUDE SYSLIB( HEADER );
DD ステートメントは次のようになります。
SYSLIB DD DISP=SHR,DSN=INCLUDE.PLI
しかし、次のようにはなりません。
SYSLIB DD DISP=SHR,DSN=INCLUDE.PLI(HEADER)
%INCLUDE ファイルはすべて、SYSIN ソース・ファイルのように、同じレコード・フォーマット (固定、可変、未定義)、同じ論理レコード長を持ち、左右のマージンが一致するフォーマットのものでなければなりません。
ライブラリーの BLOCKSIZE は 32,760 バイト以下でなければなりません。
どのインクルード・ファイルであれ、1 ファイル当たりの最大行数は 999,999 です。