OS/VS COBOL ランタイム・ライブラリーでは、 OS/VS COBOL プログラムのみサポートしました。アセンブラー・プログラムは組み込むことができましたが、 VS COBOL II プログラムは組み込むことができませんでした。
VS COBOL II ランタイム・ライブラリーは、 OS/VS COBOL プログラムと VS COBOL II プログラムの両方をサポートしました。アセンブラー・プログラムも組み込むことができました。
言語環境プログラムは、IBM COBOL プログラムと Enterprise COBOL プログラムのみならず、 OS/VS COBOL プログラムと VS COBOL II プログラムをサポートします。 さらに、言語環境プログラムでは、PL/I、C/C++ および Fortran などのその他の高水準言語をサポートします。 以前のランタイム・ライブラリーと同様に、アセンブラー・プログラムを言語環境プログラムのもとで実行されるアプリケーションに組み込むことができます。
Enterprise COBOL のバージョンが異なれば、 言語環境プログラムの最小リリース・レベルの要件が異なります。例えば、 Enterprise COBOL for z/OS バージョン 3 リリース 4 では、最小レベルとして z/OS バージョン 1 リリース 4 が必要でしたが、 Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4 リリース 1 では、最小レベルとして z/OS バージョン 1 リリース 7 が必要です。