日付または時刻の呼び出し可能サービスを呼び出すには、このサービス用の正しいパラメーターを指定した CALL ステートメントを使用してください。 DATA DIVISION 内の CALL ステートメントにそのサービスに必要なデータ定義を使用してデータ項目を定義します。
77 argument pic s9(9) comp.
01 format.
05 format-length pic s9(4) comp.
05 format-string pic x(80).
77 result pic x(80).
77 feedback-code pic x(12) display.
. . .
CALL “CEEDATE” using argument, format, result, feedback-code.
上の例では、呼び出し可能サービス CEEDATE によって、データ項目 argument にリリアン日付で表された数値が、データ項目 result に書き込まれる文字形式の日付に変換されます。データ項目 format に含まれるピクチャー・ストリングは、変換形式を制御します。呼び出しの成功/失敗に関する情報は、データ項目 feedback-code に戻されます。
日時の呼び出し可能サービスを呼び出すための CALL ステートメントでは、ID ではなくプログラム名のリテラルを使用する必要があります。
プログラムは、標準のシステム・リンケージ規約を使用して、日時の呼び出し可能サービスを呼び出します。したがって、CALLINT(SYSTEM) コンパイラー・オプションを使用してプログラムをコンパイルするか (デフォルト)、>>CALLINTERFACE SYSTEM コンパイラー指示ステートメントを使用する必要があります。
関連概念
付録E. 日時呼び出し可能サービス
関連タスク
日時の呼び出し可能サービスからのフィードバックの取得
日時の呼び出し可能サービスからの条件の処理
関連参照
フィードバック・トークン
ピクチャー文字項およびストリング
CALLINT
コンパイラー指示ステートメント
CALL ステートメント
(「COBOL for Windows 言語解説書」)