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COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


永続的な COBOL 環境の初期設定

以下のインターフェースを使用して、永続的な COBOL 環境を初期設定します。

CALL init_routine の構文
構文図を読む構文図をスキップする>>-CALL--init_routine(function_code,routine,error_code,token)--><
 
CALL
init_routine の呼び出し。呼び出しの作成元言語に適した言語エレメントを使用します。
init_routine
初期設定ルーチンの名前: _iwzCOBOLInit または IWZCOBOLINIT (OPTLINK リンケージ規約を使用)、_IwzCOBOLInit (STDCALL リンケージ規約を使用)
function_code (入力)
値で渡される 4 バイトの 2 進数。function_code は次のようになります。
1
この関数呼び出しの後に呼び出される最初の COBOL プログラムは、サブプログラムとして扱われます。
 
routine (入力)
実行単位が終了した場合に呼び出されるルーチンのアドレス。この関数に渡されるトークン引数は、実行単位の終了出口ルーチンに渡されます。このルーチンは、実行単位の終了時に呼び出された際に、ルーチンの呼び出し側へ戻らないで、代わりに longjmp() または exit() を使用する必要があります。このルーチンは、SYSTEM リンケージ規約を使用して呼び出されます。

出口ルーチン・アドレスを指定しない場合は、事前初期設定が失敗したことを示す error_code が生成されます。

error_code (出力)
4 バイトの 2 進数。error_code は次のようになります。
0
事前初期設定は正常に行われました。
1
事前初期設定は失敗しました。
 
token (入力)
上の実行単位の終了時にこのルーチンが呼び出された際に指定された出口ルーチン に渡される 4 バイトのトークン。

関連タスク
事前初期設定された COBOL 環境の終了

関連参照
呼び出しインターフェース規約


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