Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

HGPR

HGPR オプションは、z/Architecture ハードウェアをターゲットにした 32 ビット・プログラムで 64 ビット汎用レジスター (GPR) をコンパイラーが活用できることを指定します。

構文図を読む構文図をスキップする   .-NOHGPR-------------------------.
>>-+-HGPR--+----------------------+-+--------------------------><
           |    .-NOPRESERVE-.    |
           '-(--+-PRESERVE---+--)-'
 
PRESERVE
PRESERVE は、関数のプロローグで保存して、エピローグで復元することによって、関数が使用する 64 ビット GPR の高位半分を保存するようにコンパイラーに指示します。 PRESERVE サブオプションは、呼び出し元が Enterprise PL/I コンパイラーと z/OS XL C/C++ コンパイラーまたはそのいずれかによって生成されたコードで認識されていない場合にのみ必要です。
NOPRESERVE
NOPRESERVE によって、コンパイラーは、関数が使用する 64 ビット GPR の高位半分の保存を省略できます。 パフォーマンスの考慮のため、HGPR のデフォルト・サブオプションは、NOPRESERVE です。

HGPR は、「High-half of 64-bit GPR (64 ビット GPR の高位半分)」のことで、ネイティブ 64 ビット命令を使用することを指します。 特に、アプリケーションで 8 バイトの整数を使用する場合は、ネイティブ 64 ビット命令を活用することをお勧めします。

注:
NOHGPR オプションは、すべての CICS および SQL アプリケーションで使用する必要があります。

Terms of use | Feedback

This information center is powered by Eclipse technology. (http://www.eclipse.org)