CEEWUCHA は、言語環境プログラムのデフォルト動作を変更して VS COBOL II に類似した動作を得るために
使用できるサンプルのユーザー条件処理ルーチンです。
CEEWUCHA には、以下のことを行うコードが含まれています。
- ランタイム検出エラー (IGZ0061S (ゼロ 除算) など) の発生時に EXEC CICS
HANDLE ABEND LABEL ステートメントが制御を取得するようにすることに
よって、CICS のもとで実行中の既存の VS COBOL II アプリケーションとの互換性を確保する。
- すべての未処理のランタイム検出エラーを、VS COBOL II によって発行される対応する
ユーザー異常終了 1xxx に変換する。
- すべての IGZ0014W メッセージ (これらは、IGZETUN または IGZEOPT が VS COBOL II アプリ
ケーションとリンク・エディットされているときに生成される) を抑制する。
CEEWUCHA を使用するには、次のようにします。
- サンプル SMP ジョブ CEEWWCHA を使用して、CEEWUCHA をアセンブルおよびリンク
・エディットします。
- CICS で、CICS 領域用の PPT 内に CEEWUCHA を定義します。
- 以下のいずれかにおいて、USRHDLR(CEEWUCHA) を指定します。
- CICS の場合、CEECOPT (CICS 領域全体に適用するため)
- 非 CICS の場合、CEEDOPT (すべてのアプリケーションに適用するため)
- CICS または 非 CICS の場合、CEEUOPT に指定し、それを個々のアプリケーションと
リンク・エディットする