序数を使用する場合は、以下の点に留意してください。
- 序数は強いタイプ です。つまり、
序数は同じタイプの別の序数に対してのみ割り当てたり
比較することができます。
序数は DECLARE ステートメントで宣言されていなければなりません。
- DEFINE ORDINAL ステートメント内の ordinal-type-name は、
比較や割り当てには使用できません。
- 序数はほかのデータ・タイプと同様に引数/パラメーターとして
受け渡しできます。
- 計算タイプの引数を必要とする組み込み関数では、
序数を引数として使用することはできません。
ただし、序数をサポートするための組み込み関数が定義されており、
BINARYVALUE が拡張されています。表 23 は、これらの組み込み関数をリストしています。
詳細については、組み込み関数、疑似変数、およびサブルーチンを参照してください。
これらの組み込み関数は 1 つの引数だけを取ります。
この引数は ORDINAL タイプの参照でなければなりません。
表 23. 序数処理組み込み関数
| 関数 |
説明 |
| BINARYVALUE |
序数を 2 進値に変換します。 |
| ORDINALPRED |
序数が次に低い値を戻します。 |
| ORDINALSUCC |
次に高い序数値を戻します。 |
| ORDINALNAME |
序数の名前を指定する文字ストリングを戻します。 |
例えば、下記のサンプル・コードでは、最初の DO ループが
Color セットのメンバーを昇順にリストし、2 番目の DO ループが
同じセットのメンバーを降順にリストします。
この例では、例に示した序数定義が使用されています。
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