Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


コンパイル・プロシージャー (IGYWC)

IGYWC は、プログラムをコンパイルする単一ステップのカタログ式プロシージャーです。 オブジェクト・モジュールを作成します。コンパイラーを呼び出す他のどのカタログ式プロシージャーにおいても、コンパイル・ステップは類似しています。

次の DD ステートメントを入力ストリームで指定し、ソース・プログラムの位置を示す必要があります。

//COBOL.SYSIN DD  *       (or appropriate parameters)

コンパイルするプログラムでコピーブックを使用する場合は、COPY ステートメントで指定されている SYSLIB または他のライブラリーに対して DD ステートメントも指定する必要があります。以下に例を示します。

//COBOL.SYSLIB  DD  DISP=SHR,DSN=DEPT88.BOBS.COBLIB

//IGYWC  PROC  LNGPRFX='IGY.V4R1M0',SYSLBLK=3200
//*
//*  COMPILE A COBOL PROGRAM
//*
//*  PARAMETER  DEFAULT VALUE    USAGE
//*   SYSLBLK   3200             BLKSIZE FOR OBJECT DATA SET
//*   LNGPRFX   IGY.V4R1M0       PREFIX FOR LANGUAGE DATA SET NAMES
//*
//*  CALLER MUST SUPPLY //COBOL.SYSIN DD . . .
//*
//COBOL  EXEC PGM=IGYCRCTL,REGION=2048K
//STEPLIB  DD  DSNAME=&LNGPRFX..SIGYCOMP,          (1) 
//             DISP=SHR
//SYSPRINT DD  SYSOUT=*
//SYSLIN   DD  DSNAME=&&LOADSET,UNIT=SYSDA,
//             DISP=(MOD,PASS),SPACE=(TRK,(3,3)),
//             DCB=(BLKSIZE=&SYSLBLK)
//SYSUT1   DD  UNIT=SYSDA,SPACE=(CYL,(1,1))
//SYSUT2   DD  UNIT=SYSDA,SPACE=(CYL,(1,1))
//SYSUT3   DD  UNIT=SYSDA,SPACE=(CYL,(1,1))
//SYSUT4   DD  UNIT=SYSDA,SPACE=(CYL,(1,1))
//SYSUT5   DD  UNIT=SYSDA,SPACE=(CYL,(1,1))        (2)
//SYSUT6   DD  UNIT=SYSDA,SPACE=(CYL,(1,1))
//SYSUT7   DD  UNIT=SYSDA,SPACE=(CYL,(1,1))
(1)
STEPLIB は、インストール先によって異なります。
(2)
SYSUT5 は、LIB オプションを使用した場合にのみ必要です。

例: HFS を使用するコンパイル用の JCL


ご利用条件 | フィードバック

このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)