以下に示す SYSOPTF DD ステートメントをコーディングすることによって、COBOL プログラムのコンパイラー・オプションが入ったデータ・セットを定義します。
//SYSOPTF DD DSNAME=dsname,UNIT=SYSDA,VOLUME=(subparms),DISP=SHR
コンパイラー・オプション・データ・セットを使用するには、OPTFILE を、コンパイラー呼び出しオプションとして、 またはソース・プログラムの PROCESS または CBL ステートメントで、指定します。
また、OPTFILE オプションを使用してコンパイルする場合は、SYSOPTF DD ステートメントの後ろの入力ストリームに直接、コンパイラー・オプションを配置することができます。
//COB EXEC PGM=IGYCRCTL,PARM='OPTFILE' //SYSOPTF DD DATA,DLM=@@ SSRANGE ARITH(COMPAT) OPTIMIZE . . . @@ //SYSIN DD . . .
複数のコンパイラー・オプション・データ・セットがある場合には、以下のように、複数の SYSOPTF DD ステートメントを連結することができます。
//SYSOPTF DD DSNAME=dsname1, . . . // DD DSNAME=dsname2, . . .
連結の後ろのデータ・セットにあるコンパイラー・オプションが、連結のそれより前にあるデータ・セットのオプションよりも優先されます。
関連参照
論理レコード長とブロック・サイズ
OPTFILE