アプリケーションのプログラム動作における問題の原因を判別するには、ソース言語デバッグと対話式デバッグの 2 つの方法を 使用することができます。
ソース言語デバッグの場合、COBOL は、デバッグを容易にするいくつかの言語エレメント、コンパイラー・オプション、およびリスト出力を提供します。
プログラムの問題が容易に検出されず、利用できるデバッガーがない場合、プログラムのストレージ・ダンプを分析する必要があります。
対話式デバッグの場合は、デバッグ・ツールを使用できます。 デバッグ・ツールは、次のような生産性拡張機能を提供します。
対話式フルスクリーン・モード・セッション中に、デバッグ・ツールのフルスクリーン・サービスと 3270 装置上のセッション・パネル・ウィンドウを使用して、実行中のプログラムをデバッグすることができます。
サポートされる高水準言語ごとに、ブレークポイントで取るべきアクションを指定するコマンドが、そのプログラム言語に類似した構文で提供されます
異なる言語で作成されたプログラムが入っているアプリケーションをデバッグすることができます。デバッグ・ツールが、実行中のプログラムまたはサブプログラムの言語を自動的に判別します。
デバッグ・ツールは、対話式モードとバッチ・モードの両方で CICS アプリケーションのデバッグをサポートします。
ワークステーション・ユーザーは、z/OS に常駐するプログラムをデバッグするために、Rational® Developer for System z を使用できます。
関連参照
Debug Tool for z/OS Debug Tool Utilities and Advanced Functions for z/OS リファレンスおよびメッセージ
言語環境プログラム デバッグのガイド (システム・
ダンプのフォーマットと分析、サンプル COBOL プログラムのデバッグ)