XREF は、ソート済みの相互参照リストを入手するために使用します。
XREF オプションの構文 .-XREF-+---------------+-. | | .-FULL--. | | | '-(-+-SHORT-+-)-' | >>-+------------------------+---------------------------------->< '-NOXREF-----------------'
デフォルト: XREF(FULL)
省略形: X|NOX
XREF、XREF(FULL)、または XREF(SHORT) を選択できます。サブオプションを何も指定しないで XREF を指定すると、XREF(FULL) が有効です。
プログラム内で参照されるすべてのプログラム名、データ名、およびプロシージャー名、およびそれらが定義されている行番号を表示するリストにセクションが含まれています。外部プログラム名が識別されます。
また、関連コピーブックを取得したデータ・セットまたはファイルでプログラム内の COPY または BASIS ステートメントを相互参照するセクションも含まれています。
EBCDIC データ名とプロシージャー名は英数字順にリストされます。DBCS データ名とプロシージャー名は、プログラムでの物理的順序に基づいてリストされ、DBCSXREF インストール・オプションが DBCS 配列プログラムで選択された場合を除いて、EBCDIC データ名とプロシージャー名の前に表示されます。DBCSXREF オプションが選択された場合は、DBCS データ名とプロシージャー名は、DBCS プログラムで指定されたとおりに順序付けられます。
XREF と SOURCE を使用した場合は、データ名とプロシージャー名の相互参照情報が元のソースと同じ行に印刷されます。行番号参照またはその他の情報は、リスト・ページの右側に表示されます。 組み込み関数を参照するソース行の右側には、IFN という文字と、その関数の引数が定義されている場所の行番号が印字されます。組み込み参照に含められた情報によって、ID が未定義であるか (UND)、 複数回定義されているか (DUP)、項目が暗黙定義であるか (IMP) (特殊レジスターや形象定数など)、 プログラム名が外部プログラム名であるか (EXT) がわかります。
XREF と NOSOURCE を使用すると、ソート済みの相互参照リストだけが得られます。
XREF(SHORT) は、相互参照リスト内の明示的に参照されたデータ項目だけを印刷します。 XREF(SHORT) は、DBCS データ名とプロシージャー名、および単一バイトの名前に適用されます。
NOXREF を使用すると、このリストは抑止されます。
使用上の注意
関連概念
デバッグ
関連タスク
リストの入手
関連参照
言語環境プログラム デバッグのガイド (COBOL コンパイラー・オプション)