01 RECORD-1 PIC X(9) USAGE DISPLAY. 01 RECORD-2 PIC 9(9) USAGE DISPLAY.
この場合、CMPR2 と NOCMPR2 のいずれのもとでも、各レコード記述の長さは「9」と計算されます。したがって、非互換性はありません。
01 RECORD-3 PIC X(4) USAGE DISPLAY. 01 RECORD-4 PIC 9(9) USAGE COMP.
この場合、NOCMPR2 のもとでは、各レコード記述の長さは「4」と計算されます。一方、CMPR2 のもとでは、数値レコード記述 (RECORD-4) の長さは桁数によって計算されるので、この長さは「4」ではなく「9」になります。したがって、各レコード記述のバイト長が 4 であっても、RECORD-4 が送信フィールドと して使用されます。
非互換性が検出された場合は、コードを変更して、CMPR2 での動作が保持されるようにしてください。READ INTO または RETURN INTO ステートメントを READ または RETURN ステートメントに変更して、その後ろ に MOVE ステートメントを続けることができます。MOVE ステートメントでは、必要なレコード記述 (「最も長い」もの) を送り出しフィールドとして指定し、INTO 項目として指定されていた項目を受け取りフィールドとして指定します。