Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 言語解説書


BASIS ステートメント

BASIS ステートメントは、ソース・テキストのライブラリー拡張用ステートメントです。 これはコンパイル時のソースとして完全な COBOL プログラムを用意します。

完全なプログラムを、ユーザー定義ライブラリーの中に 1 つの項目として含めておくことができ、これをコンパイルのソースとして使用できます。コンパイラー入力は、BASIS ステートメントとオプションでそれに続けていくつかの INSERT ステートメントおよび DELETE ステート メントからなります。

フォーマット
構文図を読む構文図をスキップする>>-+----------------+--BASIS--+-基本名-----+-------------------><
   '-シーケンス番号-'         '-リテラル-1-'  
 
シーケンス番号
これはオプションであり、 使用する場合には第 1 から 6 桁に記入し、後にスペースを 1 つ付けます。このフィールドの内容は、無視されます。
BASIS
1 から 72 桁のどこにでも記入できます。後に BASIS 名 を続けます。このステートメントの中に他のテキストを入れないでください。
BASIS 名リテラル-1
システム環境は、この名前によってライブラリーの項目を認識します。

形成規則と処理規則については、COPY ステートメントリテラル-1 およびテキスト名 の説明を参照してください。

ソース・ファイルは、BASIS ステートメントの実行後も変更されません。

使用上の注意: INSERT ステートメントや DELETE ステートメントが、 BASIS ステートメントによって提供される COBOL ソース・テキストを修正するために使用される場合、 COBOL ソース・テキストのシーケンス・フィールドには、シーケンス番号が昇順で入っていなければなりません。


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