Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 言語解説書


ユーザー定義語

以下のユーザー定義語のセットはサポートされています。 2 番目の列は、特定のセットのワードで DBCS 文字を使用できるかどうかを示しています。

ユーザー定義語 DBCS 文字が使用可能か
英字名 はい
クラス名 (データの) はい
条件名 はい
データ名 はい
ファイル名 はい
指標名 はい
レベル番号: 0149、66、77、88 いいえ
ライブラリー名 いいえ
簡略名 はい
オブジェクト指向クラス名 いいえ
段落名 はい
優先順位番号: 0099 いいえ
プログラム名 いいえ
レコード名 はい
セクション名 はい
シンボリック文字 はい
テキスト名 いいえ

ユーザー定義語の最大長は 30 バイトです。ただし、レベル番号と優先順位番号を除きます。レベル番号と優先順位番号はそれぞれ 1 桁または 2 桁の整数である必要があります。

特定の数値は優先順位番号である場合と、レベル番号である場合がありますが、それ以外の各ユーザー定義語は、 これらのセットのうちの 1 つだけに属することができます。 1 つのセット内の各ユーザー定義語は、優先順位番号とレベル番号以外については、データ名、コピー・ライブラリー、および手続き部の名前の参照 に指定されているものを除き、固有でなければなりません。

次のタイプのユーザー定義語は、 そのユーザー定義語が宣言されているプログラムの中のステートメントや項目によって参照できます。

次のタイプのユーザー定義語は、 コンパイルするシステムが関連のライブラリーまたは他のシステムをサポートしており、 参照されるエンティティーがそのシステムに認識されていれば、どの COBOL プログラムでも参照できます。

次のタイプの名前は、構成セクション内で宣言されているときは、 構成セクションを含んでいるプログラムの中でも、 あるいはそのプログラム内に含まれる任意のプログラムの中でも、 ステートメントと項目によって参照できます。

それぞれのユーザー定義語の機能は、 それが現れる節またはステートメントの中に記述されます。


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