次の例は、FILE-CONTROL 段落を使用して、COBOL プログラム内の各ファイルと、ファイル・システムに既知の物理ファイルを関連付ける方法を示しています。
この例は、索引付きファイル用の FILE-CONTROL 段落を示しています。
SELECT COMMUTER-FILE (1)
ASSIGN TO COMMUTER (2)
ORGANIZATION IS INDEXED (3)
ACCESS IS RANDOM (4)
RECORD KEY IS COMMUTER-KEY (5)
FILE STATUS IS (5)
COMMUTER-FILE-STATUS
COMMUTER-STL-STATUS.
- (1)
- SELECT 文節は、COBOL プログラム内のファイルを対応するシステム・ファイルと関連付けます。
- (2)
- ASSIGN 文節は、プログラム内のファイル名を、システムに既知のファイル名と関連付けます。
COMMUTER は、システム・ファイル名または環境変数名を表す場合があります。この値は、(実行時に) オプションのディレクトリーおよびパス名とともに、システム・ファイル名として使用されます。
- (3)
- ORGANIZATION 文節は、ファイルの編成を記述します。これを省略した場合は、デフォルトの ORGANIZATION IS SEQUENTIAL が使用されます。
- (4)
- ACCESS MODE 文節は、ファイル内のレコードを処理できるようにする方式 (順次、ランダム、
または動的) を定義します。この文節を省略した場合は、ACCESS IS SEQUENTIAL が定義されたものと見なされます。
- (5)
- 使用するファイルおよびファイル・システムのタイプによって、FILE-CONTROL 段落に追加のステートメントを指定することができます。
関連タスク
コンピューター環境の記述
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