ソートまたはマージ基準を設定するには、 その操作を実行する対象となるキーを定義します。
以下の手順を実行します。
キーの名前は重要度の高い順に指定します。 左端のキーが基本キーです。次のキーが 2 次キー、というようになります。
SORT および MERGE キーは、 クラス英字、英数字、国別 (コンパイラー・オプション NCOLLSEQ(BIN) が有効な場合)、 または数値 (ただし、USAGE NATIONAL の数値ではない) にすることができます。 USAGE NATIONAL を持っている場合、キーはカテゴリー国別にするか、あるいは国別編集または数字編集データ項目にすることができます。キーを、国別 10 進数データ項目にしたり、国別浮動小数点データ項目にすることはできません。
国別キーの照合順序は、そのキーの 2 進順序によって決まります。 キーとして国別データ項目を指定する場合は、SORT または MERGE ステートメントの COLLATING SEQUENCE 句はいずれもそのキーに適用されません。
同じ COBOL プログラムの中に SORT ステートメントと MERGE ステートメントを混在させることができます。プログラムはいくつのソート操作およびマージ操作でも実行することができます。ただし、1 つの操作が終了してからでなければ、次の操作を開始することはできません。
関連タスク
ロケール付きの照合シーケンスの制御
関連参照
NCOLLSEQ
SORT ステートメント
(「COBOL for Windows 言語解説書」)
MERGE ステートメント
(「COBOL for Windows 言語解説書」)