Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


プロシージャーに関する情報の生成

プログラムまたはテスト・ケースおよびその実行方法に関する情報を生成するには、USE FOR DEBUGGING 宣言をコーディングします。 この宣言を使用すると、ステートメントをプログラムに組み込んで、プログラムの実行時にいつそれらのステートメントを実行しなければならないかを指示することができます。

例えば、プロシージャーが何度実行されるかを決定するには、デバッグ・プロシージャーを USE FOR DEBUGGING 宣言に組み込み、カウンターを使用して、制御がそのプロシージャーに渡される回数の記録をとることができます。カウンター技法を使用して、次のような項目を検査できます。

プログラムに、デバッグ行かデバッグ・ステートメント、またはその両方を入れることができます。

デバッグ行 は、桁 7 の D で識別されているステートメントです。 プログラムのデバッグ行をアクティブにするには、ENVIRONMENT DIVISIONSOURCE-COMPUTER 行に WITH DEBUGGING MODE 節をコーディングする必要があります。この節が含まれていないと、デバッグ行はコメントとしてしか扱われません。

デバッグ・ステートメント とは、PROCEDURE DIVISIONDECLARATIVES セクションにコーディングされたステートメントです。 それぞれの USE FOR DEBUGGING 宣言は別個のセクションにコーディングしなければなりません。デバッグ・ステートメントは、次のようにコーディングしてください。

プログラムでデバッグ・ステートメントを使用するには、WITH DEBUGGING MODE 節を指定し、さらに、DEBUG ランタイム・オプションを使用する必要があります。

オプションに関する制約事項:

例: USE FOR DEBUGGING

関連参照
SOURCE-COMPUTER 段落 (Enterprise COBOL 言語解説書)
デバッグ行 (Enterprise COBOL 言語解説書)
デバッグ・セクション (Enterprise COBOL 言語解説書)
DEBUGGING 宣言 (Enterprise COBOL 言語解説書)


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