Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


チェックポイントの設計

データを容易に再構成できるように、プログラム内の重要ポイントにチェックポイントを設計してください。 チェックポイントから再始動までの間に、ファイルの内容を変更してはなりません。

ディスク・ファイルを使用するプログラムの場合、前に処理されたレコードを識別できるようにプログラムを設計してください。 例えば、支払利息が周期的に更新される貸付レコードを含んでいるディスク・ファイルを考えてみましょう。 チェックポイントが取られ、レコードが更新された後に、プログラムが割り込まれた場合、最後のチェックポイントの後に更新されたレコードが、プログラムの再始動時 に前と同様の更新が行われていないことをテストしたいと思います。これを行うために、各レコードに日付フィールドをセットアップし、レコードが処理されるたびに日付を更新します。次に再始動された後、日付フィールドをテストし、レコードが前に処理されたかどうかを判別します。

印刷ファイルを効率よく位置変更するためには、ページの最後の行を印刷した後にファイル上でチェックポイントを取ってください。


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