マルチバイト文字から構成されるユーザー定義ワード
ユーザー定義語のコンテキストで使用される場合、マルチバイト文字 という用語は、2 バイト以上を使用してエンコードされる
1 文字以上で形成される (1 バイト文字との組み合わせも可) ワードを示しています。
以下に、マルチバイト文字からユーザー定義語を形成する場合の規則を示します。
- 含まれる文字
- ユーザー定義語には、単一バイト文字とマルチバイト文字の両方を使用できます。1 つの文字に単一バイト形式とマルチバイト形式の両方がある場合、単一バイト表現とマルチバイト表現は等価ではありません。
ユーザー定義語の 1 バイト文字は、次の文字に制限されます。
- 大文字のローマ字 A から Z
- 小文字のローマ字 a から z
- 数字 0 から 9
- - (ハイフン)
1 バイトでエンコードされたハイフンは、そのような
ワードの最初の文字または最後の文字として使用することはできません。
- 大文字および小文字
- COBOL ワードでは、小文字の 1 バイトでエンコードされた文字「a」から「z」は、それぞれ対応する 1 バイトでエンコードされた大文字と等価であるとみなされます。
マルチバイトでエンコードされた大文字と小文字は、
等価ではありません。
- 値の範囲
- マルチバイト文字の有効な値の範囲は、使用される個別のコード・ページによって異なります。
- 最大長
- 30 バイト。30 バイトで指定できる文字の数は、ソース・コード・ページ、およびユーザー定義ワードで使用する文字によって異なります。
- 継続
- マルチバイト文字で形成されるワードは、複数行にまたがって続けることはできません。
- シフトアウト文字およびシフトイン文字の使用
- ダミーのシフトイン・シフトアウト (SOSI) コンパイラー・オプションが有効である場合にのみ適用可能です。SOSI コンパイラー・オプションの
詳細は、「COBOL for Windows プログラミング・ガイド」を参照してください。
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