Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, 言語解説書

KEYFROM オプション

KEYFROM オプションは、レコードの伝送先となるデータ・セット上のレコードを 識別するための文字キー、グラフィック・キー、またはワイド文字キーを指定します。 このオプションは、ファイル KEYED OUTPUT または DIRECT UPDATE を 参照する WRITE ステートメント内、もしくは LOCATE ステートメント内で使用することができます。

KEYFROM オプションは、KEYED ファイルにのみ適用します。 式が計算され、それが文字、グラフィック、またはワイド文字でないときは、文字ストリングに変換されて、 そのレコードが次に書き出されるときのキーとして使用されます。

相対データ・セットは、KEYFROM オプションを使用して作成することができます。 この場合、レコード番号をキーとして指定します。

KEYFROM オプションを使用して、REGIONAL(1) データ・セットを作成する ことができます。 この場合、領域番号をキーとして指定します。

索引付きデータ・セットの場合、KEYFROM は、記録されるキーを指定しますが、 その長さはデータ・セットに指定されたキーの長さと等しくなければなりません。

次の例では、Loanrec の値をファイル Loans のレコー ドとして書き出すことと、Loanno の文字ストリング値をキーとして使用す る (このキーを使用すれば、このレコードを取り出すことができる) ことを指 定しています。

  write file (Loans) from (Loanrec) keyfrom (Loanno);

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