XMLPARSE は、XML 処理で使用するパーサー (したがってプログラムで使用可能になる XML 処理機能) を選択するために使用します。
デフォルト: XMLSS
省略形: XP(X)、XP(C)
XMLPARSE(XMLSS) オプションを指定すると、XML PARSE ステートメントは z/OS XML System Services パーサーを使用して処理されます。 次の XML 構文解析機能は、XMLPARSE(XMLSS) オプションを指定した場合にのみ使用可能になります。
XMLPARSE(COMPAT) オプションを指定した場合、XML PARSE ステートメントは、COBOL ランタイムの組み込みコンポーネントである XML パーサーを使用して処理されます。 XML PARSE ステートメントの結果および操作上の動作は、Enterprise COBOL バージョン 3 互換です。 XMLPARSE(COMPAT) を指定した場合、Enterprise COBOL は、上述の XMLPARSE(XMLSS) の拡張機能をサポートしません。 XML PARSE ステートメントの RETURNING NATIONAL および ENCODING 句の構文は許容されません。
関連タスク
XML 入力の処理
関連参照
XML PARSE ステートメント (Enterprise COBOL 言語解説書)
z/OS XML System Services User's Guide and Reference