ここに示す一連のステップは、BMS マップ・エディターの特徴と機能のいくつかを紹介するものです。
手順と構成について詳しくは、BMS マップ・エディター・ヘルプの特定のトピックを参照してください。
注: マップ・セットに対する変更は、定期的に保存しておくべきです。
Rational
® Developer では、
BMS マップ・エディターは .bms マップ・セット・ファイルに関連付けられて、どのパースペクティブでも使用できます。
このエディターは、以下のビューを使用します。
- プロジェクト・エクスプローラー
- アウトライン
- パレット
- プロパティー
特定のパースペクティブ (「エンタープライズ・サービス・ツール」など) で、マップ・セット・ファイルをインポートすることができます。
マップは、JavaServer Faces Web ページとそのコンポーネントにエクスポートできます。
詳しくは、『JSF Web ページ生成』を参照してください。
新規プロジェクトの作成
マップ・セットを既存プロジェクト内にのみ作成することができます。
既存の単純または動的 Web プロジェクトがない場合は、以下の手順を使用して新規プロジェクトを作成します。
- をクリックします。
- を選択します。
- プロジェクト名として Test project と入力します。
「Test project」が、「その他のプロジェクト (Other Projects)」グループの
「プロジェクト・エクスプローラー (Project Explorer)」ビューに表示されます。
新規マップ・セットの作成
以下の手順を使用して、プロジェクト内に
新規マップ・セットを作成します。
- をクリックします。
- ファイル・ウィザードのリストからを選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- 親フォルダーとして「Test project」を選択します。
- ファイル名として New map set.bms と入力します。
- 「完了」をクリックしてデフォルトの構成を受け入れます。
マップ・セット・ファイル「New map set.bms」が、「その他のプロジェクト (Other Projects)」グループの
「プロジェクト・エクスプローラー (Project Explorer)」ビューの「Test project」に表示されます。
マップ・セットへのマップの追加
以下の手順を使用して、マップ・セット内でマップおよびフィールドを追加および変更します。
- デザイン・キャンバスで、左マウス・ボタンをクリックしたまま保持します。
- フルスクリーン・マップを下の右方にドラッグ・アンド・ドロップします。
マップのサイズと位置が、ポップアップ・ボックスに表示されます。
- パレットで「マップ」をクリックします。
- カーソルをデザイン・キャンバスに移動し、クリックしてマップを配置します。
「選択」ツールを使用すると、マップを移動およびサイズ変更することができます。
マップ・プロパティーの表示と変更
デザイン・キャンバスでマップを選択します。
マップ・プロパティーが「プロパティー」ビューに表示されます。
選択されたマップは「アウトライン」ビューで強調表示されます。
デザイン・キャンバスからマップ・プロパティーを変更するには、
以下の手順を使用します。
- 「アウトライン」ビューで、「MAP2」を右クリックします。
マップがデザイン・キャンバスで強調表示されます。
- 「モノクロ・モードに切り替え (Toggle Black and White Mode)」ボタンをクリックすると、選択されたマップをより簡単に表示することができます。
- デザイン・キャンバス内の強調表示されたマップを右クリックします。
- 「マップ・プロパティー」を選択して設定を変更します。
「ソース」ページでマップ・プロパティーを変更するには、以下の手順を使用します。
- デザイン・キャンバスの下にある「ソース」タブをクリックします。
- 「Map1」というラベルを見つけます。
- ソース・コード内にカーソルを置き、マップ・サイズ・パラメーターを SIZE=(14,60) に変更します。
これにより、マップは、高さが 14 列、幅が 60 列に変更されます。
変更は「プロパティー」ビューに表示されます。
フィールドの追加と変更
以下の手順を使用して、ラベル・フィールド
を追加および変更します。
- 「定数フィールド」ドロワーの「ラベル」ボタンをクリックします。
- デザイン・キャンバスをクリックして、フィールドを配置します。
位置が無効な場合 (例えば、既存のマップの境界外にある場合など)、フィールドを配置することはできません。
- ラベル・フィールドは「アウトライン」ビューのマップとともには表示されません。
「名前なしフィールドの表示」をクリックすると、「アウトライン」ビューにラベル・フィールドが表示されます。
- デザイン・キャンバスのフィールドを一度左クリックして、新しいラベル値を入力します。
- デザイン・キャンバスのフィールドをダブルクリックします。
- ラベル・フィールドの名前を追加して、「適用」をクリックします。
「名前なしフィールドの表示」をもう一度クリックすると、「アウトライン」ビューに、
そのフィールドが名前とともに表示されます。
- 「アウトライン」ビュー内のフィールドを右クリックします。
「切り取り」を選択すると、フィールドがその現行マップから除去されます。
- 「アウトライン」ビュー内の異なるマップを選択します。
Ctrl+V を押して、フィールドをそのマップに配置します。
以下の手順を使用して、パスワード・フィールドを追加および変更を行います。
- 「変数フィールド」ドロワーの「パスワード・フィールド」ボタンをクリックします。
- デザイン・キャンバスにポインターを置きます。単純なポインターにドロップ・ボックスが追加されます。
- 希望する場所で、左マウス・ボタンをクリックしたまま保持します。
- フィールドを 5 文字の幅まで描画して、マウス・ボタンを放します。
注: ポップアップ・ボックスの高さは、2 文字を超えることはできません。
描画されるボックスの高さは 0 または 1 文字にしかできません。
以下の手順を使用して、フィールドを位置合わせします。
- 「アウトライン」ビューで、Ctrl キーを押したままフィールド・アイコンをクリックすることによって、複数の
フィールドを選択します。
- デザイン・キャンバス内の強調表示されたフィールドの 1 つを右クリックします。
- を選択します。
フィールドは、マップの先頭に位置合わせされます。
Shift キーを選択ツールとともに使用して、デザイン・キャンバス内の複数の項目を
つかみ、移動します。
マップとフィールドの変更にどれだけ役立つかを確認するために、マップとフィールドを他の表示オプションを使用して表示してみてください。
テーブルの追加
それぞれが 5 文字の幅の 3 つの列を持つテーブルを作成するには、15 文字の幅を持つボックスを作成する必要があります。
ラベル行と区切り行を含めたい場合は、デザイン・キャンバスにボックスを描画するときに 2 つの行を追加する必要があります。
以下の手順を使用して、テーブルを追加します。
- 「拡張」パレットの「テーブル」ボタンをクリックします。
- デザイン・キャンバス上でポインターをクリックし、ポップアップ・ダイアログを使用してテーブルを置きます。「新規テーブルの作成」ウィザードが開きます。
- 行と列の数を指定します。「次へ」をクリックします。
- 各列のパラメーターを指定して、必要な数の列を追加します。
ラベルと入力フィールドのセットとして、「アウトライン」ビューにテーブルが表示されます。
これらのフィールドは、個々に配置されたフィールドと同じ方法で編集できます。
フィルターとプレビュー
「フィルター」機能を使用すると、
以下のようにして、セット内の特定マップの
表示、優先順位付け、または非表示を行うことができます。
- デザイン・キャンバスの上にある「フィルター」ボタンをクリックします。
現行フィルターの名前が選択ボタンの下に表示されることに注意してください。
- 新しいフィルターを追加するには、「新規」をクリックします。
- 必要に応じて、フィルター・リストの上または下にマップを移動するか、あるいはマップを選択解除します。
「プレビュー」ペインの変更に注意してください。
フィルターは、プレビュー・ペインまたはデザイン・キャンバスで見られる順番 (2 番目のマップは最初のマップの後に
置かれ、3 番目のマップは 2 番目のマップの後に置かれ、以下同様) で、選択されたマップを表示します。
- 「OK」をクリックして、フィルターの変更を完了します。
- 「フィルター」ボタンの隣にあるドロップダウン・リストをクリックして、使用可能なフィルターのリストから新しく追加されたフィルターを選択します。フィルタリングされたマップは、デザイン・キャンバスにも「アウトライン」ビューにも表示されないことに注意してください。
- 「プレビュー」タブをクリックします。標準モードでは、フィルタリングされたマップは表示されません。
プレビュー・ページには、マップとフィールドが、Web モードと標準モードで
表示されます。
標準モードでは、フル・フィルター機能を持つ端末に似たプレビューが表示されます。Web モードでは、すべてのマップがセットで表示されます。