REPOSITORY 段落をプログラムまたはクラス定義で使用すると、そのプログラムまたはクラス定義で参照しようとする、すべてのオブジェクト指向クラスを識別することができます。
さらにオプションとして、
REPOSITORY 段落はクラス名と外部クラス名との関連を定義します。

フォーマット: REPOSITORY 段落
>>-REPOSITORY.--+-------------------------------------------------+-><
| .---------------------------------------------. |
| V | |
'---CLASS--クラス名-1--+--------------------------+-+-'
'-+----+--+-外部クラス名-1-----+-'
'-IS-' '-java 配列クラス参照-'
- クラス名-1
- クラスを識別するユーザー定義語。
- 外部クラス名-1
- 英数字リテラルには、COBOL プログラムが、Java 形成規則を使用して定義されたクラス名によって
クラスを定義したりアクセスしたりできるようにするための名前があります。
名前は、完全修飾 Java クラス名の形成規則に従っていなければなりません。クラスが Java パッケージに含まれている場合には、外部クラス名-1 は、そのパッケージの完全修飾名を指定し、その後に続いて、Java クラスの単純名を付ける必要があります。
Java クラス名の形成規則については、Gosling 他著の「Java Language Specification, Second Edition」を参照してください。
- Java 配列クラス参照
- 配列のエレメントがそのオブジェクトである場合に、
COBOL プログラムが配列オブジェクトを表すクラスに
アクセスできるようにする参照。
Java 配列クラス参照 は、以下のフォーマットの内容を含む英数字リテラルでなければなりません。

フォーマット
>>-jobjectArray--+-------------+-------------------------------><
'-:--外部クラス名-2-'
- jobjectArray
- Java オブジェクト配列クラスを指定します。
- :
- 外部クラス名-2 が指定されるときの必要な分離文字です。コロンは、スペース文字の直前または直後に置いては
いけません。
- 外部クラス名-2
- 配列のエレメントの型の外部クラス名。外部クラス名-2 は、外部クラス名-1 と同じ形成方法の規則に従わなければなりません。
リポジトリー項目が jobjectArray を区切り文字のコロンと 外部クラス名-2 を使用せずに指定する場合、オブジェクト配列のエレメントは java.lang.Object 型です。