JUSTIFIED 節は、英字、英数字、DBCS または国別カテゴリーの受け取り項目における
標準の位置合わせ規則を変更します。

フォーマット
>>-+-JUSTIFIED-+--+-------+------------------------------------><
'-JUST------' '-RIGHT-'
JUSTIFIED 節を指定する際に使用できるレベルは、基本レベルだけです。
JUST は JUSTIFIED の省略形で、両者の意味は同じです。
次の場合、JUSTIFIED 節は指定できません。
- 数字、数字編集、英数字編集、または国別編集カテゴリーのデータ項目の場合
- 編集済み DBCS 項目の場合
- 指標データ項目の場合
- USAGE FUNCTION-POINTER、USAGE POINTER、USAGE PROCEDURE-POINTER、または USAGE OBJECT REFERENCE として記述されている項目の場合
- 外部浮動小数点項目および内部浮動小数点項目の場合
- 日付フィールドの場合
- レベル 66 (RENAMES) およびレベル 88 (条件名) の項目を指定する場合
受け取り項目で JUSTIFIED 節を指定すると、データは受け取り項目の中で右端の文字位置に位置合わせされます。また、次のようになります。
- 送り出し項目が受け取り項目よりも大きい場合、左端の文字が切り捨てられます。
- 送り出し項目が受け取り項目よりも小さい場合、
左側の使用されていない文字位置は、スペースが埋め込まれます。
DBCS 項目の場合、それぞれの未使用位置は DBCS スペース (X'4040') で埋められます。USAGE NATIONAL で記述された項目の場合は、それぞれの未使用位置はデフォルトの Unicode スペース (X'0020') で埋められます。それ以外の場合は、それぞれの未使用位置は英数字スペースで埋められます。
JUSTIFIED 節を省略した場合、標準位置合わせの規則に従います (位置合わせの規則を参照)。
JUSTIFIED 節は、VALUE 節によって決められている初期設定値には影響を及ぼしません。