NAME は、各オブジェクト・モジュールについてのリンク・エディット NAME カードを生成する場合に使用します。NAME は、 バッチ・コンパイルを行う際に、各ロード・モジュールの名前を生成する目的でも使用できます。
NAME を指定すると、作成される各オブジェクト・モジュールに NAME カードが追加されます。ロード・モジュール名は、PROGRAM-ID ステートメントからモジュール名を形成する際の規則を使用して作成されます。
NAME オプションの構文 .-NONAME-------------------. >>-+--------------------------+-------------------------------->< '-NAME-+-----------------+-' | .-NOALIAS-. | '-(-+-ALIAS---+-)-'
デフォルト: NONAME、または NAME(NOALIAS) (NAME だけが指定された場合)
省略形: なし
NAME(ALIAS) を指定し、プログラムに ENTRY ステートメントが含まれている場合には、 ENTRY ステートメントごとにリンク・エディット ALIAS カードが生成されます。
NAME または NAME(ALIAS) オプションは、言語環境プログラムのプリリンカーでプリリンクされるプログラムをコンパイルする場合には使用できません。
関連参照
PROGRAM-ID 段落 (Enterprise COBOL 言語解説書)