コンパイラーの場合、グラフィック (G) フォーマット項目は、漢字ストリングの表記を記述するものです。
|
入力の場合は、指定した個数のグラフィックがデータ・ストリームから取り 出され、データ・リスト項目に割り当てられます (必要に応じて、切り捨てや埋め込 みが行われます)。 入力の場合、field-width を必ず指定しなければなりません。 field-width がゼロのときは、ストリングはヌル・ストリングになります。
出力の場合は、 データ・リスト項目が field-width に合わせて 右側で切り捨てられたか、(埋め込み用グラフィックで) 拡張されたあと、 データ・ストリーム中に書き出されます。 ストリングを囲むための引用符が挿入されることはなく、 識別用接尾部 G が挿入されることもありません。 field-width がゼロのときは、データ・ストリーム中にはなにも書き出されません。 field-width を省略したときは、 データ・リスト項目の漢字ストリングの長さに等しい幅が想定されます。
次の例では、ファイル OUT に GRAPHIC オプションが指定してあると、 6 バイトが伝送されます。
declare A graphic(3); put file(Out) edit (A) (G(3));