Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


世紀ウィンドウの使用

世紀ウィンドウは、任意の 2 桁年が固有となる 100 年の間隔 (1950 から 2049 など) です。 ウィンドウ表示日付フィールドについては、YEARWINDOW コンパイラー・オプションを使用して、世紀ウィンドウ開始日を指定することができます。

DATEPROC オプションが有効であると、コンパイラーは、プログラムの 2 桁の日付フィールドにこのウィンドウを適用します。例えば、1930-2029 の世紀ウィンドウの場合、COBOL は 2 桁の年号を次のように解釈します。

この世紀ウィンドウをインプリメントするには、プログラム内で DATE FORMAT 節を使用して日付フィールドを識別し、 YEARWINDOW コンパイラー・オプションを使用して世紀ウィンドウを固定ウィンドウまたはスライディング・ウィンドウとして定義します。

コンパイラーは、識別されている日付フィールドに対する操作に、世紀ウィンドウを自動的に適用します。ウィンドウ操作をインプリメントするための余分のプログラム・ロジックは必要ありません。

例: 世紀ウィンドウ

関連参照
DATEPROC  
YEARWINDOW  
DATE FORMAT 節 (Enterprise COBOL 言語解説書)
日付フィールドの使用に関する制約事項 (Enterprise COBOL 言語解説書)


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