- COBCPYEXT
- COPYname ステートメントにファイル拡張子が指定されていない場合は、コピーブックの検索に使用するファイル拡張子を指定します。
3 文字のファイル拡張子を 1 つ以上指定します。拡張子の前のピリオドはなくても構いません。複数のファイル拡張子を指定する場合は、スペースまたはコンマで区切ります。
COBCPYEXT が定義されていない場合は .CPY、
.CBL、.COB (またはその小文字、あるいはその大/小文字混合のもの)
の各拡張子が検索されます。
- COBLSTDIR
- コンパイラー・リスト・ファイルの書き込み先ディレクトリーを指定します。有効な任意のドライブおよびパスを指定することができます。絶対パスを指定するには、先頭にドライブ名または円記号 (¥) を指定します。それ以外の場合は、現行ディレクトリーからの相対パスになります。末尾の円記号 (¥) はオプションです。
COBLSTDIR が定義されていない場合は、コンパイラー・リストが現行ディレクトリーに書き込まれます。
- COBOPT
- コンパイラー・オプションを指定します。複数のコンパイラー・オプションを指定するには、各オブジェクトをスペースまたはコンマで区切ります。以下に、その例を示します。
SET COBOPT=TRUNC(OPT) TERMINAL
個々のコンパイラー・オプションにデフォルト値が適用されます。
- COBPATH
- EXIT コンパイラー・オプションで識別された、ユーザー定義のコンパイラー・エグジット・プログラムを探すためのパスを指定します。
- DB2DBDFT
- 組み込み SQL ステートメントでプログラムをコンパイルするためのデータベースを指定します。
- DB2PATH
- DB2 がインストールされているディレクトリーを指定します。
- LANG
- 詳しくは、下のランタイム環境変数についての『関連参照』を参照してください。
- library-name
- ユーザー定義語として library-name を指定した場合は、名前が環境変数として使用され、この環境変数の値がコピーブックの位置を指定するパスに使用されます。以下に、その例を示します。
SET MYLIB=C:\CPYFILES\COBCOPY
ライブラリー名を指定しない場合は、コンパイラーが次の順序でライブラリー・パスを検索します。
- 現行ディレクトリー
- -Ixxx オプションで指定されたパス (設定されている場合)
- SYSLIB 環境変数で指定されたパス
ファイルが検出されると、検索は終了します。詳細については、コンパイラー指示ステートメントに関する下記の関連参照で COPY ステートメントのドキュメンテーションを参照してください。
- NLSPATH
- 詳しくは、下のランタイム環境変数についての『関連参照』を参照してください。
- SYSLIB
- ライブラリー名による修飾なしのテキスト名で、COBOL の COPY ステートメントに使用するパスを指定します。また、SQL INCLUDE ステートメントに使用するパスも指定します。
- TEMPMEM
- コンパイラーの作業ファイルが、メモリー・ファイル内かディスク上のどちらに格納されるかを指定します。メモリー・ファイル (TEMPMEM=ON) を使用すると、コンパイル時間を大幅に短縮することができます。
ソース・プログラムが非常に大きい場合などには、メモリー不足エラーが発生する可能性があります。このような場合は、TEMPMEM を NULL に設定します。
- text-name
- ユーザー定義語として text-name を指定した場合は、環境変数の値がファイル名として使用され、またコピーブックのパス名として使用される場合もあります。
複数のパス名を指定するには、各パス名をセミコロン (;) で区切ります。
詳細については、コンパイラー指示ステートメントに関する下記の関連参照で COPY ステートメントのドキュメンテーションを参照してください。