DELETE ステートメントは拡張ソース・ライブラリー・ステートメントです。このステートメントは、BASIS ステートメントによって挿入されたソース・プログラムから COBOL ステートメントを取り除きます。
シーケンス番号フィールド は、次のうちのいずれか 1 つでなければなりません。
シーケンス番号フィールド の中の各項目は、 コンマとその後につけるスペースによって、前の項目と区切る必要があります。以下に例を示します。
000250 DELETE 000010-000050, 000400, 000450
DELETE ステートメントの後にソース・プログラム・ステートメントを続けることができます。 それらのソース・プログラム・ステートメントは、 BASIS ソース・プログラムの中の、 削除されるステートメントの最後のものの後にあるステートメントの前に挿入されます (すなわち、 上記の例では削除されるステートメント 000450 の次にあるステートメントの前に挿入されます)。
DELETE ステートメントが 12 桁目またはそれ以降の桁から指定されており、有効なシーケンス番号フィールド がキーワード DELETE の後になければ、 コンパイラーはこの DELETE ステートメントを COBOL の DELETE ステートメントと見なします。
使用上の注意: INSERT ステートメントや DELETE ステートメントが、 BASIS ステートメントによって提供される COBOL ソース・プログラムを修正するために使用される場合、 COBOL ソース・プログラムのシーケンス・フィールドには、シーケンス番号が昇順で入っていなければなりません。 ただし、ソース・ファイルは変更されないままです。 これらのシーケンス番号を参照する INSERT ステートメントや DELETE ステートメントは、 シーケンス番号の数字が昇順で順番になっていなければなりません。