IBM COBOL で使用可能なコンパイラー・オプションの大部分は、以下のものを除いて、Enterprise COBOL のコンパイルでも使用できます。
コンパイラー・ |
説明 |
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| ANALYZE | ANALYZE オプションは Enterprise COBOL では使用不能です。代わりに CICS、SQL、および ADATA オプションを使用してください。 |
| CMPR2 | CMPR2 オプションは使用不能です。CMPR2 でコンパイルされたプログラムを Enterprise COBOL でコンパイルするために、COBOL 85 標準に変換する必要があります。 |
| EVENTS | EVENTS オプションは使用不能です。COBOL/370 の EVENTS コンパイラー・オプションをエミュレートするには、次のようにします。
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| FLAGMIG | FLAGMIG オプションは使用不能です。FLAGMIG には CMPR2 が必要ですが、これは Enterprise COBOL では使用不能です。FLAGMIG を使用するプログラムをコンパイルするには、CCCA、本書 (移行ガイド)、または Enterprise COBOL 以前のリリースのコンパイラーを使用してください。 |
| IDLGEN | IDLGEN オプションは使用不能です。IDLGEN には SOM ベースの OO COBOL が必要ですが、これは Enterprise COBOL では使用不能です。 |
| TYPECHK | TYPECHK オプションは使用不能です。TYPECHK オプションを使用するには SOM ベースの OO COBOL が必要ですが、これは Enterprise COBOL では使用不能です。 |
| WORD(NOOO) | WORD(NOOO) コンパイラー・オプションを使用してコンパイルされた既存の IBM COBOL プログラムについては、以下の予約語を使用している場合、変更が必要です。
CLASS-ID、
END-INVOKE、
INHERITS、
INVOKE、
LOCAL-STORAGE、
METACLASS、
METHOD、
METHOD-ID、
OBJECT、
OVERRIDE、
RECURSIVE、
REPOSITORY、
RETURNING、
SELF、
SUPER。 WORD オプションの NOOO サブオプションは、Enterprise COBOL ではサポートされていません。 |