Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


コード・ページの指定

英数字データ項目の XML 文書を構文解析するためのコード・ページを指定する方法として推奨されるのは、文書からエンコード宣言を省略し、次のエンコード指定に依存する方法です。

エンコード宣言を省略することにより、異機種システム間で XML 文書のやりとりをする際に、伝送プロセスでやむなく発生する変換を反映するためにエンコード宣言を更新する必要がなくなります。

サポートされているコード・ページの詳細については、XML 文書のエンコードと XML 文書のコード化文字セットの理解に関する関連参照を参照してください。

XMLPARSE(COMPAT) の場合:

推奨されてはいませんが、XML 宣言には、XML 文書に対するエンコード情報を指定することができます。大部分の XML 文書は XML 宣言で開始されます。 XML パーサーは、先頭バイトが XML 宣言で開始されていない XML 文書を検出すると例外を生成します。

エンコード宣言を含む XML 宣言の例を以下に示します。

<?xml version="1.0" encoding="ibm-1140" ?>

エンコード宣言は、以下のいずれかの方法で指定することができます。

表 1. XML エンコード宣言の別名
コード・ページ サポートされる別名
037 EBCDIC-CP-US、EBCDIC-CP-CA、EBCDIC-CP-WT、EBCDIC-CP-NL
500 EBCDIC-CP-BE、EBCDIC-CP-CH
1200 UTF-16
1208 UTF-8

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