ENTRY ステートメント
ENTRY ステートメントは、呼び出されたサブプログラムの代替入り口点を設定します。
ENTRY ステートメントは、以下で使用できません。
- 手続き部 RETURNING 句を使用する戻り値を指定するプログラム。詳細については、手続き部のヘッダーの RETURNING の項を参照してください。
- ネストされたプログラム。ネストされたプログラムの詳細については、ネストされたプログラムを参照してください。
代替入り口点を指定した CALL ステートメントが呼び出し側プログラムの中で実行されると、
ENTRY ステートメントの後ろにある次の実行可能ステートメントに制御が移ります。
| フォーマット |
 >>-ENTRY--リテラル-1-------------------------------------------->
>--+------------------------------------------------+--.-------><
| .-------------------------------------. |
| | .------. | |
| V V | | |
'-USING------+-------------------+----ID-1-+---+-'
+-+----+--REFERENCE-+
| '-BY-' |
'-+----+--VALUE-----'
'-BY-'
|
- リテラル-1
- 英数字リテラルでなければならず、最外部プログラムのプログラム名形成
の規則に従っている必要があります (PROGRAM-ID 段落を参照)。
プログラム ID、またはこのプログラムの中の他の ENTRY リテラルと同じにすることはできません。
表意定数にすることはできません。
呼び出されたプログラムの実行は、CALL ステートメントで指定されたリテラルまたは ID に対応するリテラルを持つ ENTRY ステートメントの後にある最初の実行可能ステートメントから開始されます。
ENTRY ステートメント上の入り口点名は、
PGMNAME コンパイラー・オプションによって影響を受ける可能性があります。詳細については、「COBOL for Windows プログラミング・ガイド」を参照してください。
USING 句
USING 句の説明については、手続き部のヘッダーを参照してください。
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