Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


呼び出し側プログラムの中での引数の記述

呼び出し側プログラムでは、DATA DIVISION の他のデータ項目と同じ方法で、DATA DIVISION で引数を記述します。

引数のためのストレージは、最高位の最外部プログラムにおいてのみ割り振られます。 例えば、プログラム A がプログラム B を呼び出し、プログラム B がプログラム C を呼び出すとします。データ項目はプログラム A で割り振られ、プログラム B と C の LINKAGE SECTION で記述され、そのデータの集合を 3 つのすべてのプログラムで使用できます。

ファイルのデータを参照する場合、データが参照される時には、そのファイルはオープンされていなければなりません。

引数を渡すためには、CALL ステートメントの USING 句を コーディングしてください。データ項目を BY VALUE で渡す場合、データ項目は基本項目でなければなりません。

16MB 境界より上のストレージで割り振られたパラメーターを AMODE 24 サブプログラムに渡してはなりません。RENT オプションが有効な場合は DATA(24) オプションを使用し、NORENT オプションが有効な場合は RMODE(24) オプションを使用してください。

関連参照
USING 句 (Enterprise COBOL 言語解説書)


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