Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


QSAM ファイルの検索

QSAM ファイルは、カタログされていてもいなくても、ジョブ制御ステートメントまたは環境変数を使用して検索することができます。

カタログされたファイル
ボリュームやスペースなど、すべてのデータ・セット情報は、カタログおよびファイル・ラベルに保管されています。コーディングする必要があるのは、データ・セット名と後処理方法です。DD ステートメントを使用する場合、これは DSNAME パラメーターと DISP パラメーターです。環境変数を使用する場合、これは DSN パラメーターとパラメーター OLDSHR、または MOD のいずれか 1 つです。
カタログされていないファイル
一部の情報はファイル・ラベルに保管されていますが、dsname および後処理方法のほかにユニットおよびボリューム情報をコーディングしなければなりません。

JCL を使用しており、そのファイルを現行ジョブ・ステップまたは現行ジョブ内の前のジョブ・ステップで作成した場合は、前の DD ステートメントを参照してデータ・セット情報の大部分を得ることができます。ただし、DSNAME および DISP はコーディングする必要があります。


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