Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, 言語解説書

Y4YEAR

Y4YEAR は、パターン 'YY' を使って日付の値をとり、2 桁の年を 4 桁の年にして日付の値を戻します。

構文図を読む構文図をスキップする>>-Y4YEAR(d-+----+-)-------------------------------------------><
            '-,w-'
 
d
日付を表すストリング式。 d の長さは、少なくとも 2 でなければなりません。2 より長い場合は、余分の文字を先行ブランクにしなければなりません。

d に計算タイプ (必須) および文字タイプを保持する必要があります。 そうでないと、文字に変換されます。

w
整数に変換できる式 (1950 など) を指定します。 負の場合、コードを実行するときに年の値から減算されるようにオフセットを指定します。 省略される場合は、w は、WINDOW コンパイル時オプションに指定された値に デフォルトで設定されます。

戻り値は、属性 CHAR(4) NONVARYING を持っており、次のように計算されます。

  dcl y2 pic'99';
  dcl y4 pic'9999';
  dcl c  pic'99';

  y2 = d;
  cc = w/100;

  if y2 < mod(w,100) then
    y4 = 100*cc + 100 + y2;
  else
    y4 = 100*cc + y2;

  return( y4 );

Y4YEAR('99',1950) は '1999' を戻します。
Y4YEAR('00',1950) は '2000' を戻します。

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