Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, コンパイラーおよびランタイム 移行ガイド

Enterprise PL/I V3R6 からの移行

Enterprise PL/I V3R8 には、新しいオプションと、古いオプションで新しいサブオプションを持つものがいくつかありますが、これらの新しいオプションおよびサブオプションのデフォルトを使用すれば、コンパイラーは Enterprise PL/I V3R6 (または V3R3 または V3R4 あるいは V3R5) コンパイラーが生成したコードと互換性のある実行可能コードを生成します。ただし、次の 2 つの例外があります。

したがって、上記の注意により、デフォルト・オプションを使用すれば、V3R6 でコンパイルしたコードと V3R8 でコンパイルしたコードを自由に混合することができます。 そのため、V3R6 (または V3R5 または V3R4 あるいは V3R3) から V3R8 に移行する場合、ご使用のコードすべてを再コンパイルする必要はありません。

V3R2 から V3R8 に移行する場合であっても、前の節の BACKREG、BIFPREC、および EXTRN オプションに関する注意事項に留意すれば、ご使用のコードすべてを再コンパイルする必要はありません。

また、V3R7 では、コンパイラー・オプションに以下の変更が加えられています。

また、「プログラミング・ガイド」で記述されているように、 V3R7 には新しいオプションおよび古いオプションに追加されたサブオプションが導入されましたが、 そのデフォルトを使用すれば、コンパイラーは V3R6 以前のコンパイラー下で生成されたコードと同じコードを生成します。 新しいオプション

新しいサブオプションを持つオプション

最後に、Enterprise PL/I はこれまで、いくつかの数学組み込み関数 (COS など) の「高速」バージョンをサポートしました。 これらのバージョンにはエラー検査がなく、あったとしても、対応マシン・インストラクションがあったハードウェアに対してのみ有効でした。 以下にリストした、これらの組み込み関数の資料は削除され、今後のリリースではサポートがなくなります。


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