Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, コンパイラーおよびランタイム 移行ガイド

RULES(LAXSTRZ)

新しいコンパイラーは、ソースが既知の長さを持ち、ターゲットが既知の最大長を持ち、ソース長がターゲットの最大長よりも大きい場合に、すべての ストリング代入にフラグを立てます。 残念ながら、これによってコンパイラーは、後続のビットや文字が「重要ではない」 代入でも、フラグを立ててしまいます。

コンパイラー・オプション RULES(LAXSTRZ) は、この「ノイズ」を軽減するために 役立ちます。つまり、RULES(LAXSTRZ) を指定すると、次の場合には、初期文節または 代入ではメッセージが発行されなくなります。

そのため、RULES(LAXSTRZ) が指定されていると、次のうち 2 番目の ステートメントのみにフラグを立てられます。

    dcl a char(4) init('ok   ');
    dcl b char(4) init('error');

デフォルト・オプションは RULES(NOLAXSTRZ) ですが、RULES(LAXSTRZ) を 指定したほうが、本当に問題のある代入に焦点を当てることができるため、 より良い品質が得られる可能性があります。


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