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COBOL for Windows バージョン 7.5 言語解説書


UPPER-CASE

UPPER-CASE 関数は、引数のそれぞれの小文字をそれに対応する大文字に置き換えて、引数の文字が含まれた文字ストリングを戻します。

関数のタイプは、次に示すように引数のタイプに応じて異なります。

引数のタイプ 関数のタイプ
英字 英数字
英数字 英数字
国別 国別

フォーマット
構文図を読む構文図をスキップする>>-FUNCTION UPPER-CASE--(--引数-1--)---------------------------><
 
引数-1
クラスの英字、英数字、または国別でなければならず、少なくとも 1 文字位置の長さを持たなければなりません。

各小文字がそれに対応する大文字に置き換えられるだけで、引数-1 と同じ長さの文字ストリングが戻されます。

小文字から大文字への文字の変換は、該当するランタイムのロケールでの文字属性の指定に基づきます。

一部のロケールでは、文字を小文字から大文字に変換すると、文字ストリングが、引数-1 と異なる長さになる 可能性があります。これは、すべての引数タイプで発生する可能性があります。大文字のローマ字 A から Z、小文字のローマ字 a から z、および数字 0 から 9 のみで構成される英字引数および英数字引数では、戻される文字ストリングの 長さは引数-1 の長さと同じです。


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