ビット (B) フォーマット項目は、ビット値の文字表記を記述するものです。 各ビットは、0 または 1 という文字で表されます。
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入力の場合は、文字表記のビット・ストリングは指定のフィールド内の どこにあってもかまいません。 フィールド内のビット・ストリングの前後にブランクがあってもよく、それらの ブランクは無視されます。 ビット・ストリングがデータ・リスト項目に割り当てられるとき、 必要に応じて変換が行われます。 入力の場合、フィールド幅を必ず指定しなければなりません。フィールド幅がゼロのときは、ストリングはヌル・ストリングになります。 ストリング中に 0 と 1 以外の文字 (埋め込まれたブランク、引用符、文字 B など) があると、CONVERSION 条件が起こります。
出力の場合は、文字表記のビット・ストリングが指定のフィールド内で左寄せ され、必要に応じて右側で切り捨てまたはブランクの追加が行われます。 また、必要に応じて、ビット・ストリングへの変換も行われます。 引用符や識別文字 B が挿入されることはありません。フィールド幅がゼロのときは、 データ・ストリーム中に何も書き出されません。 フィールド幅を省略すると、データ・リスト項目のビット・ストリングの長さに 等しい幅が (必要に応じて、データ変換に示した規則に 従って変換後に) 想定されます。
以下に例を示します。
declare Mask bit(25); put file(Maskfle) edit (Mask) (B);
この PUT ステートメントは、Mask の値を 0 と 1 から なる 25 文字のストリングとして Maskfle に書き出します。