Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


XML 文書のエンコード方式についての理解

XML PARSE ステートメントを使用して XML 文書を構文解析するには、文書はサポートされているエンコードを使用してエンコードされている必要があります。 特定の構文解析でサポートされているエンコードは、次の点に依存します。

国別データ項目に入っている XML 文書の場合、サポートされているコード・ページは、Unicode UTF-16BE (ビッグ・エンディアン)、CCSID 1200 です。

英数字データ項目に入っている XML 文書の場合、XMLPARSE(XMLSS) コンパイラー・オプションが有効であるときにサポートされているコード・ページは次のとおりです。

英数字データ項目に入っている XML 文書の場合、XMLPARSE(COMPAT) コンパイラー・オプションが有効であるときにサポートされているコード・ページは、XML 文書のコード化文字セットに関する関連参照で指定されています。

入力 XML 文書のエンコードの判別

パーサーは、XML 文書を正しく処理するために、そのエンコードを認識している必要があります。 指定されたエンコードがサポートされているコード化文字セットのものではない場合、パーサーは構文解析操作を実行する前に XML 例外イベントをシグナル通知します。 実際の文書エンコードが指定されたエンコードに一致しない場合には、パーサーは構文解析操作の開始後に該当する XML 例外をシグナル通知します。

次に示すとおり、XML 文書のエンコードの判別では、複数のエンコードに関する情報源を使用します。

XMLPARSE(XMLSS) オプションが有効である場合:


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