BACKREG オプションは、逆チェーン・レジスターを制御し、このレジスターは、ネストされたルーチンが呼び出されたときに、親ルーチンの自動ストレージのアドレスを受け渡すのに使用されます。
PL/I for MVS & VM、OS PL/I V2R3 およびそれ以前のコンパイラーとの互換性のためには、BACKREG(5) を使用するのが最適です。
ENTRY VARIABLE を共用するルーチンはすべて同じ BACKREG オプションでコンパイルしなければなりません。また、アプリケーションの中のコードはすべて同じ BACKREG オプションでコンパイルすることを強くお勧めします。
VisualAge PL/I でコンパイルしたコードは、事実上 BACKREG(11) オプションを使用したものであることに注意してください。Enterprise PL/I V3R1 または V3R2 でコンパイルしたコードも、デフォルトで BACKREG(11) オプションを使用しています。