DISPLAY-OF 関数は、特定のコード・ページ表現に変換された引数-1 の内容から構成される英数字ストリングを戻します。
この関数のタイプは英数字です。
引数-2 は、EBCDIC、ASCII、UTF-8、または EUC コード・ページを示す有効な CCSID 番号でなければなりません。 EBCDIC または ASCII コード・ページには 1 バイト文字と 2 バイト文字の両方を含めることができます。
引数-2 を省略した場合、出力コード・ページは、ソース・コードがコンパイルされたときに CODEPAGE コンパイラー・オプションに対して有効なコード・ページになります。
戻り値は、出力コード・ページの表現に変換された引数-1 の文字で構成される英数字ストリングです。 ソース文字を出力コード・ページの文字に変換できないときは、ソース文字が置換文字によって置き換えられます。一般的に使用されているいくつかのコード・ページの置換文字を以下の表に示します。
| 出力コード・ページ | 置換文字 |
|---|---|
SBCS ASCII |
X'7F' |
| EBCDIC SBCS | X'3F' |
| ASCII DBCS | X'FCFC' |
| EBCDIC DBCS (タイ語以外) | X'FEFE' |
| EBCDIC DBCS (タイ語) | X'41B8' |
| PC DBCS (日本語または中国語) | X'FCFC' |
| PC DBCS (韓国語) | X'BFFC' |
| EUC (韓国語) | X'AFFE' |
| EUC (日本語) | X'747E' |
| UTF-8 | SBCS から変換する場合: X'1A' |
| UTF-16 | SBCS から変換する場合: X'001A' |
例外条件は発生しません。
戻り値の長さは、引数-1 の内容および出力コード・ページの特性によって異なります。
使用上の注意
例外: 変換が失敗した場合、重大なランタイム・エラーが発生します。z/OS Unicode 変換サービス・プログラムがインストールされており、CCSID 1200 から出力コード・ページへの変換用テーブルを含むように構成されているかどうかを検証してください。 変換をサポートするためのインストール要件については、「カスタマイズ・ガイド」を参照してください。