z/OS UNIX シェルでオブジェクト指向アプリケーションをコンパイルする場合、cob2 コマンドを使用して、 COBOL クライアント・プログラムおよびクラス定義をコンパイルし、javac コマンドを使用して、 Java クラス定義をコンパイルし、バイトコード (サフィックス .class) を生成します。
INVOKE ステートメントやクラス定義などの OO 構文を含む COBOL ソース・コードや、Java の サービスを使用する COBOL ソース・コードをコンパイルするには、RENT、DLL、THREAD、および DBCS コンパイラー・オプションを使用する必要があります。 (RENT および DBCS オプションはデフォルトです。)
クラス定義を含む COBOL ソース・ファイルは、他のクラスまたはプログラム定義を含むことはできません。
COBOL クラス定義をコンパイルすると、2 つの出力ファイルが生成されます。
COPY ステートメントを使用して COBOL クライアント・プログラムまたはクラス定義 にファイル JNI.cpy を組み込む場合は、COBOL インストール・ディレクトリー (通常 /usr/lpp/cobol/include) の include サブ ディレクトリーをコピーブックの検索順序に指定します。 cob2 コマンドの -I オプションを使用するか、SYSLIB 環境変数を設定することによって、include サブディレクトリーを指定することができます。
関連タスク UNIX のもとでのコンパイル
UNIX のもとでのオブジェクト指向アプリケーションの準備
UNIX のもとでのオブジェクト指向アプリケーションの実行
環境変数の設定およびアクセス
JNI サービスへのアクセス
関連参照 cob2 の構文およびオプション
DBCS
DLL
RENT
THREAD