Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


INVALID KEY 句のコーディング

INVALID KEY 句を、VSAM 索引付きおよび相対ファイルに対する、READSTARTWRITEREWRITE、および DELETE ステートメントに組み込むことができます。 INVALID KEY 句に制御が与えられるのは、誤った索引キーのために入力エラーまたは出力エラーが発生した場合です。

INVALID KEY 句は、QSAM ファイルに対する WRITE 要求に組み込むこともできますが、QSAM ファイルの場合、句の意味が限定されます。この句が使用されるのは、いっぱいになっているディスクに書き込もうとした場合に限られます。

状況キーを評価し、特定の INVALID KEY 条件を判別するには、INVALID KEY 句と一緒に FILE STATUS 節を使用してください。

INVALID KEY 句は、いくつかの点で ERROR 宣言とは異なります。INVALID KEY 句:

INVALID KEY 条件を引き起こすステートメントで INVALID KEY をコーディングすると、制御は INVALID KEY 命令ステートメントに転送されます。 コーディングした ERROR 宣言は実行されません。

NOT INVALID KEY 句をコーディングした場合、ステートメントが正常に完了したときにのみ実行されます。 INVALID KEY 以外の条件のために操作が失敗すると、INVALID KEY 句も NOT INVALID KEY 句も実行されません。 代わりに、関連した ERROR 宣言をプログラムが実行した後、制御はステートメントの最後に渡されます。

例: FILE STATUS および INVALID KEY


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