文書の XML 宣言にエンコード宣言がない場合、 または XML 宣言自体がない場合は、パーサーは、PLISAXC 組み込みサブルーチン 呼び出しで提供されたエンコード情報を、文書の基本エンコードと 組み合わせて使用します。
ほとんどの XML 文書の最初にある XML 宣言の中で、文書のエンコード情報を 指定することもできます。 エンコード宣言を含む XML 宣言の一例を次に示します。
<?xml version="1.0" encoding="ibm-1140"?>
XML 文書にエンコード宣言がある場合は、 PLISAXC 組み込みサブルーチンから提供されるエンコード情報、 および文書の基本エンコードと、エンコード宣言が整合していること を確認してください。 エンコード宣言、PLISAXC 組み込みサブルーチンから提供されるエンコード情報、 および文書の基本エンコードの間に矛盾がある場合、 パーサーは例外 XML イベントをシグナル通知します。
エンコード宣言は、次のように宣言します。
次のいずれかの接頭部を付けて (大文字と小文字の組み合わせは自由)、 CCSID 番号を指定できます (先行ゼロなし、または任意数の先行ゼロを付けて)。
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IBM_ IBM- |
CP CP_ CP- |
CCSID_ CCSID- |
次に示す別名がサポートされており、任意に使用できます (大文字と小文字の 組み合わせは自由)。
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コード・ページ |
サポートされる別名 |
|---|---|
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037 |
EBCDIC-CP-US、EBCDIC-CP-CA、EBCDIC-CP-WT、 EBCDIC-CP-NL |
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500 |
EBCDIC-CP-BE、EBCDIC-CP-CH |
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813 |
ISO-8859-7、ISO_8859-7 |
|
819 |
ISO-8859-1、ISO_8859-1 |
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920 |
ISO-8859-9、ISO_8859-9 |
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1200 |
UTF-16 |