Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 コンパイラーおよびランタイム 移行ガイド


NOCMPR2

しかし、NOCMPR2 のもとでは、id-2 が増加されてから、id-5 が設定されます。id-6 が id-2 に依存している場合、この変更のため、互換性が保持されなくなります。

以下の例を考えてください。
PERFORM PARA3 VARYING X FROM 1 BY 1 UNTIL X IS GREATER THAN 3
          AFTER Y FROM X BY 1 UNTIL Y IS GREATER THAN 3.

この例では、id-6(X) と id-2(X) は同じであるため、id-6(X) は id-2(X) に依存し ています。

CMPR2 のもとでは、以下の値で、PARA3 が 8 回実行されます。
              X:    1   1   1   2   2   2   3   3
            Y:    1   2   3   1   2   3   2   3
NOCMPR2 のもとでは、以下の値で、PARA3 が 6 回実行されます。
              X:    1   1   1   2   2   3
            Y:    1   2   3   2   3   3

最初の ID が、2 番目の ID と同じであるか、2 番目の ID によって添え字付け されているか、2 番目の ID を部分的または完全に再定義したものであるか、2 番目 の ID に応じて位置指定が可変である場合に、ID 間の依存性が発生します。


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