Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 言語解説書


STANDARD-DEVIATION

STANDARD-DEVIATION 関数は、引数の標準偏差に近似する数値を戻します。

関数タイプは数字です。

フォーマット
構文図を読む構文図をスキップする                                   .--------.     
                                   V        |     
>>-FUNCTION STANDARD-DEVIATION--(----引数-1-+--)---------------><
 
引数-1
この引数のクラスは数字でなければなりません。

戻り値は、一連の引数-1 の標準偏差の近似値です。戻り値は、以下のようにして計算されます。

  1. それぞれの引数-1 と一連の引数-1 の算術平均との差を計算し、これを二乗します。
  2. 得られた値を次にすべて加算します。この値を一連の引数-1 の値の数で除算します。
  3. 得られた商の平方根を次に計算します。戻り値は、この平方根の絶対値です。

一連の引数-1 が 1 つの値のみで構成される場合、または一連の引数-1 がすべての可変オカレンス・データ項目から構成され、それらデータ項目のオカレンスの総数が 1 である場合、戻り値は 0 です。


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