Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 言語解説書


日付フィールド

日付フィールド は、次のいずれかにすることができます。

日付フィールド という用語は、拡張日付フィールド およびウィンドウ化日付フィールド の両方を指します。

ウィンドウ化日付フィールド

ウィンドウ化日付フィールド とは、ウィンドウ化西暦年を含む日付フィールドです。 ウィンドウ化西暦年 は、世紀ウィンドウ内の年を表す 2 桁から構成されます。

拡張日付フィールド

拡張日付フィールド とは、拡張西暦年を含む日付フィールドです。 拡張西暦年 は 4 桁から構成されます。

拡張日付フィールドの主な用途は、ウィンドウ化日付フィールドと組み合わせて使用し たときに正しい結果をもたらすことです。例えば、4 桁年号の日付への移行が不完全な場合などです。アプリケーションの中のすべての日付が 4 桁の年号を使用する場合には、2000 年言語拡張を使用する必要はありません。

年末尾型日付フィールド

年末尾型日付フィールド とは、DATE FORMAT 文節において YY または YYYY の前に 1 つ以上の X が 指定されている日付フィールドのことです。 年末尾型日付フィールドがサポートされるのは、 同じデータ (年末尾型) 日付フォーマットの別の日付が関係している場合や、非日付データが関係している場合など、一部の操作においてです。

日付フォーマット

日付フォーマット とは日付フィールドの日付パターンであり、 次のいずれかの方法で指定されます。

互換日付フィールド

互換 という用語の意味は、日付フィールドに適用される場合、それが COBOL のどの部で使用されるかによって異なります。

データ部
2 つの日付フィールドの USAGE が同じであり、 以下の少なくとも 1 つの条件を満たす場合、その 2 つの日付フィールドには互換性がある。

ウィンドウ化日付フィールドを拡張日付グループ・データ項目の従属とすることもできる。2 つの日付フィールドに互換性があるのは、従属のほうの日付フィ ールドに USAGE DISPLAY が指定されており、グループ拡張日付フィールドの開始より 2 バイト後で開始していて、かつ 2 つのフィールドが以下の条件の少なくとも 1 つを満たしている場合です。

手続き部
2 つの日付フィールドの日付フォーマットが、年部分を除いて同じ場合、それら には互換性がある。これらは、ウィンドウ化または拡張することが可能。例えば、DATE FORMAT YYXXX のウィンドウ化日付フィールド は、以下と互換性がある。

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