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COBOL for Windows バージョン 7.5 言語解説書


RECORD 文節

RECORD 文節を使用する場合、レコード・サイズは、レコード内に含まれているデータ項目の USAGE には関係なく、レコードを内部的に保管するために 必要なバイト数として指定しなければなりません。

例えば、DBCS 文字が 10 文字のレコードがある場合、 RECORD 文節は RECORD CONTAINS 20 CHARACTERS とする必要があります。国別文字が 10 文字のレコードの場合、RECORD 文節は RECORD CONTAINS 20 CHARACTERS とする必要があります。

レコード・サイズは、 グループ項目のサイズを得る際の規則に従って決定されます。(USAGE 文節 および SYNCHRONIZED 文節を参照。)

RECORD 文節を省略した場合、コンパイラーはレコード記述からレコード長を決定します。 レコード記述内の項目の 1 つに OCCURS DEPENDING ON 文節が含まれている場合、コンパイラーは可変長項目の最大値を使用して、 レコードを内部的に保管するために必要なバイト数を計算します。

関連付けられているファイル結合子が外部ファイル結合子である場合、そのファイル結合子に関連付けられている実行単位内のすべてのファイル記述項目には、 バイト数に関して同一の最大数が指定されていなければなりません。

RSD ファイルでは、RECORD 文節を指定する場合、固定長レコードを記述する必要があります。

以下のセクションでは、RECORD 文節のフォーマット設定について説明します。


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