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COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


ゾーン 10 進数およびパック 10 進数データのサイン表記

サイン表記は、ゾーン 10 進数データおよび内部 10 進数データの処理や相互作用に影響します。

X'sd' (ここで s はサイン表記であり、d は数字を表します) が与えられた場合、SIGN IS SEPARATE 文節を持たない ゾーン 10 進数 (USAGE DISPLAY) データの有効なサイン表記は次のとおりです。

:
012389A、および B
:
4567CDE、および F

CHAR(NATIVE) コンパイラー・オプションが有効なときに内部生成される符号は、正および符号なしの場合は 3、負の場合は 7 になります。

CHAR(EBCDIC) コンパイラー・オプションが有効なときに内部生成される符号は、正の場合は C、符号なしの場合は F、負の場合は D になります。

X'ds' (d は数字、s は符号表現を表す) の場合、内部 10 進数 (USAGE PACKED-DECIMAL) データの有効な符号表現は次のようになります。

:
ACE、および F
:
B および D

内部生成される符号は、正および符号なしの場合は C、負の場合は D になります。

符号なし内部 10 進数を使用するサイン表記は、COBOL for Windows とホスト COBOL とで異なります。ホスト COBOL は、符号なし内部 10 進数の記号として内部で F を生成します。

関連参照
ZWB
データ表現


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