本書のプログラミング構文の一部は、表記記号を用いて表されています。
同一構文の他の IBM 資料における記述法に合わせるため、または
テーブルまたは見出し内で 1 行に構文を入れられるようにするためです。
- 中括弧 { } は、選択項目を示します。
項目の 1 つに下線が付いている (デフォルトを示す) 場合、または項目がすべて大括弧で
囲まれている場合を除き、少なくとも 1 つの項目を選択する必要があります。
- 単一の縦線 | で区切られた項目は、代替項目
です。
単一の縦線で区切られた項目 (または項目のグループ) では、その中の 1 つしか
選択できません。(2 重縦線 || は、代替項目ではなく、連結演算を指定します。2 重縦線の詳細については、「PL/I 言語解説書」を
参照してください。)
- 大括弧 [ ] に囲まれたものはすべて
オプショナルです。
項目が縦に積み重ねられて大括弧で囲まれていれば、1 つの項目しか
指定することはできません。
- 省略符号 ... は、直前の項目と同じタイプの項目を
複数回指定できることを示します。
表記例
次の PL/I 構文は、表記記号の読み方の表記記号の実例です。
DCL file-reference FILE STREAM
{INPUT | OUTPUT [PRINT]}
ENVIRONMENT(option ...);
この例は、次のように解釈します。
- 最初の行は、file-reference を除き、このとおりのスペル
で入力しなければなりません。file-reference は、参照する
ファイルの名前に置き換えます。
- 2 行目では INPUT または OUTPUT を指定することができますが、
両方を指定することはできません。OUTPUT を指定した場合は、任意で PRINT も指定できます。
どちらも選択しなかった場合は、デフォルトにより INPUT が
採用されます。
- 1 つ以上のブランクでおのおのを区切り 1 つ以上の
オプションに置き換えなければならない option ...
を除き、
最後の行は示されたとおりのスペル (括弧とセミコロンも含む) で入力
しなければなりません。
|
This information center is powered by Eclipse technology. (http://www.eclipse.org)