Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 言語解説書


CLASS 節

CLASS クラス名-1 IS
ある名前を、その節の中に示されている特定の文字の集合に関係付ける手段を提供しています。 クラス名-1 は、クラス条件の中でのみ参照できます。この節でそのリテラルの値によって指定された文字は、 このクラスを構成する文字の排他的集合を定義します。

CLASS 節のクラス名を DBCS ユーザー定義語にすることができます。

リテラル-4リテラル-5
カテゴリーは数字または英数字であり、または両方とも同じカテゴリーにする必要があります。

数字の場合は、リテラル-4 およびリテラル-5 は、符号なしの 1 以上の値の整数で、指定された英字の中の文字数以下の値でなければなりません。それぞれの数字は、1 バイト EBCDIC または ASCII 照合シーケンス内の各文字の順序位置に対応しています。

英数字の場合は、リテラル-4およびリテラル-5は、実際の 1 バイト EBCDIC 文字でなければなりません。

リテラル-4 およびリテラル-5 には、シンボリック文字の形象定数を指定しないでください。英数字リテラルの値に複数の文字が含まれる場合、 リテラル内の各文字は、クラス名によって識別される文字の集合に含まれます。

浮動小数点リテラルは、CLASS 節では使用することはできません。

英数字リテラルが THROUGH 句と関連付けられている場合、そのリテラルは 1 文字の長さでなければなりません。

THROUGH、 THRU
THROUGH と THRU は同じ意味です。 THROUGH が指定されている場合、クラス名にはリテラル-4 の値で始まり、リテラル-5 の値で終わる文字が含まれることになります。さらに、THROUGH 句によって指定された文字は、 文字を昇順でも降順でも指定することができます。

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