SEARCH ステートメントを使用して、現行指標設定値を開始点として逐次 (順次) 探索を行います。 指標設定値を変更するには、SET ステートメントを使用してください。
WHEN 句内の条件は、それらが指定された順番に評価されます。
それぞれの SEARCH ステートメントでは、テーブルの 1 つのレベル (1 つのテーブル・エレメント) だけを参照することができます。 テーブルの複数のレベルを探索するには、ネストされた SEARCH ステートメントを使用してください。ネストされたそれぞれの SEARCH ステートメントは、END-SEARCH で区切らなければなりません。
パフォーマンス:検出された条件がテーブル内のある中間点より後にくる場合には、SET ステートメントを使用して、そのポイントより後から探索を開始するよう指標を設定することにより、探索を速めることができます。 さらに、最も頻繁に使用されるデータが先頭になるようにテーブルを配置すると、逐次探索をより効率的に行うことができます。テーブルが大きくて、事前にソートされている場合には、二分探索の方が効率的です。
関連参照
SEARCH ステートメント
(「COBOL for Windows 言語解説書」)