Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


パフォーマンスを向上させるコンパイラー機能の選択

パフォーマンス関連コンパイラー・オプションの選択および USE FOR DEBUGGING ON ALL PROCEDURES ステートメントの使用は、プログラムの最適化の程度に 影響を与える可能性があります。

カスタマイズ済みシステムには、最適なパフォーマンスを得るために特定のオプションが必要なものもあります。以下の手順を実行します。

  1. システム・デフォルトの内容を調べるには、プログラムの短縮リストを入手し、リストされたオプション設定値を検討する。
  2. プログラムをコンパイルするために、パフォーマンスに関連したオプションを選択する。

    重要: COBOL プログラムの調整方法については、システム・プログラマーと相談してください。調整を 行って、選択するオプションを、インストール・システムのプログラムに適合するものにします。

考慮する必要のあるもう 1 つのコンパイラー機能として、USE FOR DEBUGGING ON ALL PROCEDURES ステートメントがあります。これは、コンパイラーの最適化プログラムに大きな影響を与える可能性があります。ON ALL PROCEDURES オプションは、プロシージャー名に移動するたびに、余分のコードを生成します。これはデバッグには大変便利ですが、プログラムは非常に大型になり、実質上最適化を抑制する可能性があります。

関連概念
最適化

関連タスク
コードの最適化
リストの入手

関連参照
パフォーマンスに関連するコンパイラー・オプション


ご利用条件 | フィードバック

Copyright IBM Corporation 1996, 2008.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)