クラス内で 1 つ以上のメソッドからサービスを要求するプログラムまたはメソッドは、そのクラスの クライアント と呼ばれます。
COBOL クライアントまたは Java クライアントで、以下のことを行うことができます。
COBOL クライアントでは、Java Native Interface (JNI) が提供する サービスを呼び出すこともできます。
COBOL クライアント・プログラムは、次のような通常の 4 つの部分で成り立っています。
| 除算 | 目的 | 構文 |
|---|---|---|
| IDENTIFICATION (必須) | クライアントの名前。 | 通常のようにコーディング。ただし、クライアント・プログラムは以下のとおりにする必要があります。
|
| ENVIRONMENT (必須) | コンピューター環境を記述する。クライアント内で使用されるクラス名を、コンパイル単位の外側で判明している、対応する外部クラス名に関連付ける。 | CONFIGURATION SECTION |
| DATA (オプション) | クライアントが必要とするデータを記述する。 | クライアント定義用の DATA DIVISION (オプション) |
| PROCEDURE (オプション) | クラスのインスタンスの作成、オブジェクト参照データ項目の操作、メソッドの呼び出し。 | INVOKE、IF、および SET ステートメントを使用してコーディング |
THREAD コンパイラー・オプションを使用して、オブジェクト指向構文を含む、または Java と相互協調処理する、すべての COBOL プログラムをコンパイルする必要があるため、以下の言語エレメントは COBOL クライアントで使用できません。
THREAD コンパイラー・オプションを使用してコンパイルする プログラムは、再帰的である必要があります。各 OO COBOL クライアント・プログラムの PROGRAM-ID 段落で、RECURSIVE 節を指定しなければなりません。
関連タスク オブジェクト指向アプリケーションのコンパイル、 リンク、および実行
マルチスレッド化のための COBOL プログラムの準備
Java メソッドとの通信
COBOL および Java での相互運用可能なデータ型のコー ディング
クラスのインスタンスの作成および初期化
オブジェクト参照の比較および設定
メソッドの呼び出し (INVOKE)
ファクトリー・メソッドまたは静的メソッドの呼び出し
関連参照
THREAD