Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

PLISAXB 組み込みサブルーチン

PLISAXB 組み込みサブルーチンを使用すると、ファイル内に ある XML 文書に対して XML パーサーを起動することができます。

構文図を読む構文図をスキップする>>-PLISAXB(e,p,x-+----+-)--------------------------------------><
                 '-,c-'
 
e
イベント構造体
p
パーサーがイベント関数に戻すポインター値または「トークン」
x
入力ファイルを指定する文字ストリング式
c
その XML のコード・ページの名称を指定する数値表現

バッチのもとでは、入力ファイルを指定する文字ストリングは 'file://dd:ddname' のフォームであり、ddname は、そのファイルを指定している DD ステートメントの名前です。

z/OS UNIX のもとでは、入力ファイルを指定する文字ストリングは、'file://filename' の書式になっている必要があります。filename は、z/OS UNIX ファイルの名前です。

バッチと z/OS UNIX の両方の環境とも、入力ファイルを指定する文字ストリングには、先行ブランクも末尾ブランクも含めません。

入力 XML ファイルのサイズは、2G 未満でなくてはなりません。 また、パーサーはファイル全体をメモリーに読み取るため、ご使用のプログラムの REGION は、文書すべてを含めることができるストレージの部分をパーサーが取得できるほどに大きくなければなりません。


Terms of use | Feedback

This information center is powered by Eclipse technology. (http://www.eclipse.org)