符号条件は、ある数字オペランドの代数値が、0 に比べてそれより大きいか、 小さいか、または等しいかを判別します。
フォーマット: 符号条件 >>-オペランド-1---+----+--+-----+--+-POSITIVE-+----------------->< '-IS-' '-NOT-' +-NEGATIVE-+ '-ZERO-----'
オペランドは次のように判別されます。
符号なしのオペランドは、POSITIVE かまたは ZERO のいずれかです。
符号条件テストの結果は、NUMPROC コンパイラー・オプションの設定によって異なります。詳細については、「Enterprise COBOL プログラミング・ガイド」を参照してください。
符号条件のオペランドとして日付フィールドも使用できますが、 符号条件テストでは非日付データとして処理されます。したがって、オペランドがウィンドウ表示日付フィールドの ID である場合、 日付ウィンドウ表示は行われないため、符号条件を使用してウィンドウ表示日付フィールドの値がすべてゼロかどうかをテストできます。
ただし、オペランドが算術式である場合、式中のウィンドウ表示日付フィールドは符号条件テストの結果を使用する前に、 算術結果の計算中に拡張されることになります。
例えば、次の場合、
以下の符号条件は真であると評価されます。
WIN-DATE IS ZERO
逆に、以下の符号条件は偽であると評価されます。
WIN-DATE + 0 IS ZERO