Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 コンパイラーおよびランタイム 移行ガイド


STRING 動詞に対する修正処置

CMPR2 の STRING ステートメントは、記号 B で表された位置を自動的にオーバーレイ するので、元の INTO フィールドに新しい英字データ名を再定義することだけが必要です。以下に例を示します。

CMPR2 のもとでのステートメント:
01 ALPHA  PIC AABAABAA.
01 VARX   PIC A(3)  VALUE "XXX".
01 VARY   PIC A(3)  VALUE "YYY".

   STRING VARX VARY DELIMITED BY SIZE INTO ALPHA.
NOCMPR2 のもとでのステートメント:
01 ALPHA  PIC AABAABAA
01 BETA   REDEFINES ALPHA   PIC A(8).
01 VARX   PIC A(3)  VALUE "XXX".
01 VARY   PIC A(3)  VALUE "YYY".

   STRING VARX VARY DELIMITED BY SIZE INTO BETA.

ALPHA に BETA を再定義します。BETA の長さは ALPHA (すべての 記号 B を含む) と同じです。次に BETA は STRING ステートメントで使用されます。STRING が実行された後の ALPHA の値は、CMPR2 の場合と同じ値になります。


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