Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, メッセージおよびコード

コンパイラー通知メッセージ (1000 から 1076、2800 から 2999)

IBM1018I I
option-name should be specified within OPTIONS, but is accepted as is.
説明:

このメッセージは、options リストの作成に使用される。

IBM1035I I
The next statement was merged with this statement.
説明:

このメッセージが発行されたステートメントの次のステートメントが、 そのステートメントとマージされた。

IBM1036I I
The next statement-count statements were merged with this statement.
説明:

このメッセージが発行されたステートメントの後に続く、指定された数のステートメントが、 そのステートメントとマージされた。

IBM1038I I
note
説明:

このメッセージは、バックエンド通知メッセージを報告 するために使用される。

IBM1039I I
Variable variable name is implicitly declared.
説明:

組み込み関数 SYSPRINT および SYSIN のコンテキスト宣言の場合を 除き、すべての変数を宣言する必要がある。

IBM1040I I
note
説明:

このメッセージは、%NOTE ステートメントで 戻りコード 0 と共に使用される。

IBM1041I I
Comment spans line-count lines.
説明:

コメントが開始行とは別の行で終わっている。 これは、コメント終了を表す区切り文字が欠落している可能性を示す。

IBM1042I I
String spans line-count lines.
説明:

ストリングが開始行とは別の行で終わっている。 これは、右引用符が欠落している可能性を示す。

IBM1043I I
variable name is contextually declared as attribute.
説明:

示されている変数には宣言ステートメントがないが、 その使用法に基づいて、示されている属性が与えられた。 例えば、変数がロケーターとして使用されていると、POINTER 属性が与えられることになる。

IBM1044I I
FIXED BINARY with precision 7 or less is mapped to 1 byte.
説明:

OS/370 PL/I および PL/I for MVS コンパイラーでは、これは 2 バイトにマップされる。

IBM1045I I
Code generated for the REFER object reference name would be more efficient if the REFER object had the attributes REAL FIXED BIN(p,0).
説明:

REFER オブジェクトに他の属性がある場合は、 ライブラリー・コールにより、REAL FIXED BIN(31,0) に、 または REAL FIXED BIN(31,0) から変換される。

IBM1046I I
UNSPEC applied to an array is handled as a scalar reference.
説明:

OS/370 PL/I および PL/I for MVS コンパイラーでは、配列に適用された UNSPEC はスカラーの配列として取り扱われる。

IBM1047I I
ORDER option may inhibit optimization.
説明:

ORDER オプションをブロックに適用した場合は、最適化が 禁止される可能性がある。特に、ON ユニットの外部で宣言された 変数を参照する ON ユニットがブロックに含まれている場合は、 最適化は禁止される可能性が高い。

IBM1048I I
GET/PUT DATA without a data-list inhibits optimization.
説明:

GET DATA ステートメントは、ほとんどすべての変数を 変更する可能性があり、PUT DATA ステートメントでは、 PUT DATA ステートメントの実行時点でほとんどの変数はホームに保管され ている必要がある。 どちらの要件の場合も最適化が禁止される。

IBM1050I I
INITIAL attribute for RESERVED STATIC is ignored.
説明:

属性 RESERVED STATIC を持つ変数に、INITIAL 属性が 指定されている。 このような変数は、PACKAGE ステートメントの EXPORTS 文節に 指定されていない限り、初期化されない。

IBM1051I I
Argument to BUILTIN name built-in may not be byte aligned.
説明:

このメッセージは ADDR、CURRENTSTORAGE/SIZE、 および STORAGE/SIZE 組み込み関数に適用される。これらの組み込み関数のいずれかを、位置合わせされていない ビット変数に適用すると、予想どおりの結果が生成されないことが ある。

IBM1052I I
The NODESCRIPTOR attribute is accepted even though some arguments have * extents.
説明:

* エクステントを持っているストリング、 または * エクステントを持っている配列が渡された場合、PL/I では、通常、 記述子を渡すことによって、渡された引数の実際のサイズを 呼び出されたルーチンが認識できるようにする。 NODESCRIPTOR 属性は、記述子が渡されないことを示す。 呼び出されるルーチンが PL/I プロシージャーである場合は、この属性は無効である。

 
 
    dcl x entry( char(*), fixed bin(31) )
          options( nodescriptor );
 
IBM1053I I
Scaled FIXED operation evaluated as FIXED DECIMAL.
説明:

組み込み関数 ADD、DIVIDE、MULTIPLY、 または SUBTRACT の 1 つが、FIXED 型の引数で 呼び出された場合、どちらかのオペランドのスケール因数 がゼロ以外のときは、結果の型は FIXED DEC になる。

IBM1058I I
Conversion from source type to target type will be done by library call.
説明:

このメッセージは、ループの一部として実行すると非常に コストが高くなる可能性があるコードを見つけたり、異種の型の 変換を含むコードを見つけるために役立つ。

IBM1059I I
SELECT statement contains no OTHERWISE clause.
説明:

条件が満たされる WHEN 文節がまったくない場合は、 ERROR 条件が発生する。

IBM1060I I
Name resolution for identifier selected its declaration in a structure, rather than its non-member declaration in a parent block.
説明:

意外なことに、PL/I 言語規則ではこれが必 要である。 例えば、次の部分コードでは、display ステートメントに より x.y の値が表示される。

 
 
    a: proc;
 
      dcl y fixed bin init(3);
 
      call b;
 
      b: proc;
 
        dcl
          1 x,
            2 y fixed bin init(5),
            2 z fixed bin init(7);
 
        display( y );
 
      end;
 
    end a;
 
IBM1061I I
Probable DATE calculation should be examined for validity after the year 1999.
説明:

定数 365、1900、または ’19’ のいずれかを使用すると、日付の計算を示すことがある。 これに該当する場合は、計算を調べて 1999 年が過ぎたあとも有効か どうかを判別する必要がある。

IBM1062I I
variable inferred to contain a two-digit year.
説明:

例えば変数に DATE 組み込み関数が割り当てられていたために、 指示された変数には、2 桁の年が含まれているものと推測される。

IBM1063I I
Code generated for DO group would be more efficient if control variable were a 4-byte integer.
説明:

DO ループ内の制御変数が 1 バイトの整数、2 バイトの整数、固定 10 進数、または固定ピクチャーであるため、 このループ用に生成されたコードは最適ではない。

IBM1064I I
Use of OPT(2) forces TEST(BLOCK).
説明:

OPT(2) のもとでは、TEST(BLOCK) より強くフックする TEST 指定はサポートされない。

IBM1065I I
Float constant constant would be more precise if specified as a long float.
説明:

指定された短精度の浮動小数点定数は正確に表すことができない。 長精度の浮動小数点定数として指定された場合は、もっと正確に表すことができる。 例えば、1.3E0 は正確に表すことができないが、1.3D0 の場合は適切に表すことができる。

IBM1067I I
UNTIL clause ignored.
説明:

DO の指定にループの繰り返しを生じさせる TO、BY、REPEAT などの文節がないために、UNTIL 文節はループに影響を及ぼさず無視される。

 
 
    do x = y until ( z > 0 );
      ...
    end;
 
IBM1068I I
Procedure has no RETURNS attribute, but contains a RETURN statement. A RETURNS attribute will be assumed.
説明:

プロシージャーに RETURN ステートメントが含まれている場合 は、PROCEDURE ステートメントに RETURNS 属性を指定する必要がある。

 
 
    a: proc;
      return( 0 );
    end;
 
IBM1069I I
The AUTOMATIC variables in a block should not be used in the prologue of that block.
説明:

ブロック内の AUTOMATIC 変数は、含まれている任意の ブロックの宣言ステートメントおよび実行可能ステートメントの中で使 用できるが、その変数を宣言するブロックの中では、 実行可能ステートメントの中でしか使用できない。

 
 
    dcl x fixed bin(15) init(5);
    dcl y(x) fixed bin(15);
 
IBM2800I I
The procedure proc name is not referenced.
説明:

示されているプロシージャーは、外部プロシージャーではな く、コンパイル単位内で参照されることはない。 これはエラー (このプロシージャーを呼び出すことにな っている場合) またはなんらかの非活動コードを除去する機会 を示す。

IBM2801I I
FIXED DEC( source-precision , source-scale ) operand will be converted to FIXED BIN( target-precision , target-scale ). This introduces a non-zero scale factor into an integer operation and will produce a result with the attributes FIXED BIN(result-precision,result-scale).
説明:

RULES(IBM) を指定すると、算術演算に FIXED BIN のオペランドと 非ゼロのスケール因数を指定した FIXED DEC のオペランドがある場合、FIXED DEC オペランドは FIXED BIN に変換される。

IBM2802I I
Aggregate mapping will be done by library call.
説明:

このメッセージは、ループの一部として実行すると非常に コストが高くなる可能性があるコードを見つけるために役立つ。 例えば、コードが REFER を使用する構造体のエレメントを参照している場合に、 このメッセージが生成されることがある。 構造体で複数の REFER を使用しており、最後の REFER の後にエレメントがある場合、 そのエレメントに対する単一の参照で、このメッセージの複数のコピーが生成されることがある (複数のライブラリー呼び出しが行われるため)。

IBM2803I I
keyword STRING EDIT statement optimized.
説明:

PUT または GET STRING EDIT ステートメントがコンパイラーによって最適化され、 そのほとんどがインラインで実行されるようになる場合に、このメッセージが出される。

IBM2804I I
Boolean is compared with something other than ’1’b or ’0’b.
説明:

このメッセージは、以下に示すようにステートメントにフラグを立てる。 ここで、"true" は BIT(1) STATIC INIT(’1’b) である。 "true" になるのが名前付き定数であれば (つまり、STATIC INIT ではなく、VALUE 属性を指定して宣言されていれば) 問題は発生しない。

 
 
     if ( a < b ) = true then
 
IBM2805I I
For assignment to variable name, conversion from source type to target type will be done by library call.
説明:

このメッセージは、ループの一部として実行すると非常に コストが高くなる可能性があるコードを見つけたり、異種の型の 変換を含むコードを見つけるために役立つ。

IBM2806I I
Passing a LABEL to another routine is poor coding practice and will cause the compiler to generate less than optimal code.
説明:

一般に、ラベルを別のルーチンに渡すことは賢明ではない。 このことを行うコードがあれば、再設計を考える方が良いと思われる。

IBM2809I I
FIXED DEC( source-precision , source-scale ) operand will be converted to FIXED BIN( target-precision , target-scale ). This introduces 8-byte integer arithmetic into an operation that might be faster if computed in decimal.
説明:

LIMITS オプションが 31 を超える最大 FIXED 精度を指定する場合、FIXED DEC および FIXED BIN オペランドが関わる操作は、たとえ両方のオペランドが "small" であっても、8 バイト整数の結果を生成する可能性がある。 例えば、FIXED DEC(13) と FIXED BIN(31) を加算する場合、結果は 8 バイト整数になる可能性がある (なぜなら、FIXED DEC(13) 値は 4 バイト整数に収めるには大きすぎるからである)。 これを避けるためには、DECIMAL 組み込み関数を FIXED BIN オペランドに適用することができる。

IBM2810I I
Conversion of FIXED BIN(source-precision,source-scale) to FIXED DEC(target-precision,target-scale) may produce a more accurate result than under the old compiler.
説明:

FIXED BIN(p,q) から FIXED DEC への特定の変換では、q が正の場合に古いコンパイラーで結果がいくらか丸められていた。

IBM2811I I
Use of PICTURE as DO control variable is not recommended.
説明:

DO ループ内の制御変数が PICTURE 変数である場合、制御変数が FIXED BIN 変数である場合よりも多くのコードがループに対して生成される。 さらに、そのようなループは、無限にループするような、間違ったコードになりやすい。

IBM2812I I
Argument number argument number to BUILTIN name built-in would lead to much better code if declared with the VALUE attribute.
説明:

VERIFY(x,y) などの関数で y が定数である場合は、INITIAL 属性ではなく VALUE 属性を使用して y を宣言する方がパフォーマンスが向上する。

IBM2814I I
Aggregate mapping for storage allocation will be done by library call.
説明:

このメッセージを使用して、何度も呼び出されるとコストが高くなる可能性があるコードを見つけることができる。 このメッセージは、非定数エクステントを持っている BASED および CONTROLLED 変数に対する ALLOCATE ステートメントで生成されることがあり、 非定数エクステントを持っている AUTOMATIC 変数を使用する PROCEDURE のプロローグでも生成されることがある。


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