サイン表記は、ゾーン 10 進数データおよび内部 10 進数データの処理や相互作用に影響します。
X'sd' (ここで s はサイン表記であり、d は数字を表します) が与えられた場合、SIGN IS SEPARATE 文節を持たない ゾーン 10 進数 (USAGE DISPLAY) データの有効なサイン表記は次のとおりです。
CHAR(NATIVE) コンパイラー・オプションが有効なときに内部生成される符号は、正および符号なしの場合は 3、負の場合は 7 になります。
CHAR(EBCDIC) コンパイラー・オプションが有効なときに内部生成される符号は、正の場合は C、符号なしの場合は F、負の場合は D になります。
X'ds' (d は数字、s は符号表現を表す) の場合、内部 10 進数 (USAGE PACKED-DECIMAL) データの有効な符号表現は次のようになります。
内部生成される符号は、正および符号なしの場合は C、負の場合は D になります。
符号なし内部 10 進数を使用するサイン表記は、COBOL for Windows とホスト COBOL とで異なります。ホスト COBOL は、符号なし内部 10 進数の記号として内部で F を生成します。