デバッグに GET DATA ステートメントと PUT DATA ステートメントを使うと、非常に有効であることがあります。 ただし、これらのステートメントを使うと、一般的にはパフォーマンスが低下という犠牲が伴います。 このパフォーマンスの低下は、変数リストを 使わずに GET DATA または PUT DATA を使うと、非常に大きくなります。
多くのプログラマーは、次の例に示す ように、ON ERROR コード内で PUT DATA ステートメントを使います。
on error
begin;
on error system;
.
.
.
put data;
.
.
.
end;この場合、PUT DATA ステートメントで、 選択された変数のリストを組み込むことにより、プログラムがより最適化されます。
上記の例の ON ERROR ブロックには、PUT DATA ステートメントの 前に ON ERROR システム・ステートメントが含まれています。 これにより、PUT DATA ステートメントでエラーが起きても (このエラーは、 リストされる変数に無効な FIXED DECIMAL 値が含まれている場合に 起きる可能性がある)、ON ERROR ブロックのほかの場所でエラーが起きても、 プログラムが無限ループに入ることが回避されます。