COBOL for Windows TXSeries プログラムでは、スレッド・セーフ・バージョンの COBOL ランタイム・ライブラリーを使用する必要があります。 このようなプログラムをコンパイルする際には、THREAD コンパイラー・オプションを 使用します。
TRUNC(BIN) は、CICS で実行する COBOL プログラムに推奨されるコンパイラー・オプションです。ただし、BINARY、COMP、 または COMP-4 データ項目の値が切り捨てられていない値で、PICTURE の指定に準拠することが確実な場合は、TRUNC(OPT) を使用することにより、プログラムのパフォーマンスが向上する可能性があります。
EXEC CICS コマンド引数として、BINARY、COMP、または COMP-4 データ項目の代わりに COMP-5 データ項目を使用することができます。 COMP-5 データ項目は、 BINARY(NATIVE) および TRUNC(BIN) が有効な場合 には、BINARY、COMP、 または COMP-4 データ項目と同様に扱われます。
CICS Client を使用するプログラムには、PGMNAME(MIXED) コンパイラー・オプションを 使用する必要があります。
COBOL プログラムを分離型または組み込みの CICS 変換プログラムで 変換する際に、DYNAM、NOLIB、 または NOTHREAD コンパイラー・オプションを使用しないでください。 それ以外の COBOL コンパイラー・オプションはサポートされます。
ランタイム・オプション: ASSIGN 文節で特定のファイル・システムが選択されていない場合は、FILESYS ランタイム・オプションを 使用して、ファイルに使用するファイル・システムを指定します。
関連概念
組み込みの CICS 変換プログラム
関連タスク
コマンド行からのコンパイル
TXSeries for Multiplatforms: CICS Application Programming Guide