Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


ファイルの識別

ENVIRONMENT DIVISIONINPUT-OUTPUT SECTIONFILE-CONTROL 段落では、以下に示されているような、使用するファイルの名前を指定する必要があります。また、オプションでファイル・システムの名前を 指定できます。

SELECT file ASSIGN TO FileSystemID-Filename

file は、ファイルを参照するためにプログラム内部で使用される名前です。この名前は、必ずしも、システムに認識されているファイルの実際の名前でなくても構いません。

FileSystemID は、次のファイル・システムのいずれかを識別します。

STL
標準言語ファイル・システム
BTR
Btrieve (Pervasive.SQL) ファイル・システム
RSD
レコード順次区切りファイル・システム

ファイル・システムの指定がない場合は、ランタイム・オプション FILESYS を使用してファイル・システムが選択されます。FILESYS ランタイム・オプションのデフォルトは STL です。

Filename は、アクセスする物理ファイルの名前です。別の方法として、環境変数を使用して実行時にファイル名を指定することも可能です。

関連概念
ファイル・システム

関連タスク
Btrieve ファイルの識別
STL ファイルの識別
RSD ファイルの識別

関連参照
STL ファイル・システム
RSD ファイル・システム
ランタイム環境変数
FILESYS


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