Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


RMODE

RMODE オプションの設定は、生成されたオブジェクト・プログラムの RMODE (常駐モード) にも影響を与えます。

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RMODE オプションの構文

          .-AUTO-.     
>>-RMODE(-+-24---+-)-------------------------------------------><
          '-ANY--'     

デフォルト: AUTO

省略形: なし

RMODE(AUTO) オプションでコンパイルされたプログラムは、NORENT が指定された場合は RMODE 24 になり、RENT が指定された場合は RMODE ANY になります。RMODE(AUTO) は、VS COBOL II などの古いコンパイラーと互換性があります。これらのコンパイラーは、NORENT でコンパイルされたプログラムに対しては RMODE 24 を生成し、RENT でコンパイルされたプログラムに対しては RMODE ANY を生成していました。

RMODE(24) オプションでコンパイルされたプログラムは、NORENT または RENT のいずれが指定されたかに関係なく、RMODE 24 になります。

RMODE(ANY) オプションでコンパイルされたプログラムは、NORENT または RENT のいずれが指定されたかに関係なく、RMODE ANY になります。

DATA および RENT: RMODE オプションは、ストレージおよびアドレス可能度に影響を与える他のコンパイラー・オプションおよびランタイム・オプションにも相互作用します。モードの異なるプログラム間でのデータの受け渡しに関する情報については、関連概念を参照してください。

リンク・エディットに関する考慮事項: COBOL が生成するオブジェクト・コードに属性 RMODE 24 がある場合には、RMODE 24 でオブジェクト・コードをリンク・エディットする必要があります。 COBOL が生成するオブジェクト・コードに属性 RMODE ANY がある場合には、RMODE ANY または RMODE 24 でオブジェクト・コードをリンク・エディットすることができます。


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