Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, 言語解説書

プリプロセッサー組み込み関数

プリプロセッサー組み込み関数 と呼ばれる 1 組の事前定義関数の 1 つを、関数参照で呼び出すことができます。 これらの組み込み関数の呼び出し方法は、プログラマー定義の関数の呼び出し方法と 同じですが、正しい数の引数を指定しなければならない点だけが異なります。

プリプロセッサー組み込み関数は、次のとおりです。

COLLATE
COMMENT
COMPILEDATE
COMPILETIME
COPY
COUNTER
DIMENSION
HBOUND
INDEX
LBOUND
LENGTH
LOWERCASE
MACCOL
MACLMAR
MACNAME
MACRMAR
MAX
MIN
PARMSET
QUOTE
REPEAT
SUBSTR
SYSPARM
SYSTEM
SYSVERSION
TRANSLATE
TRIM
UPPERCASE
VERIFY

プリプロセッサーは、入力テキスト内のプリプロセッサー組み込み関数参照を、 その組み込み関数名がアクティブであるときにだけ、実行します。 %DECLARE ステートメントまたは %ACTIVATE ステートメントを使用すれば、組み込み関数を 活動化することができます。

プリプロセッサー・ステートメント内のプリプロセッサー組み込み関数名は、 別の意味を持つように宣言されていない限り、組み込み関数として常に アクティブになっています。

プリプロセッサー組み込み関数名をユーザー定義のプリプロセッサー・ プロシージャーの名前として使用している場合は、その名前を参照すると、 組み込み関数ではなくそのプロシージャーを参照することになります。 そのような場合に、あるプリプロセッサー・プロシージャー内でその 組み込み関数を使用するときは、BUILTIN 属性を指定してその ID を 宣言しておかなければなりません。

次のプリプロセッサー組み込み関数の場合、引数は不要であり、 ヌル引数を指定してはなりません。

COLLATE
COMPILEDATE
COMPILETIME
COUNTER
MACCOL
MACLMAR
MACNAME
MACRMAR
SYSPARM
SYSTEM
SYSVERSION

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