Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


ストライプ拡張形式 QSAM データ・セットの使用

ストライプ拡張形式 QSAM データ・セットは、大容量のデータを含んだファイルを処理するアプリケーションや入出力操作に要する時間が全体のパフォーマンスに大きな影響を与えるアプリケーションにメリットをもたらすことがあります。

ストライプ拡張形式 QSAM データ・セットは、複数のボリュームにわたる拡張形式の QSAM データ・セットであるため、並列データ・アクセスを可能にします。

QSAM ストライプ・データ・セットを使用することから最大限の効果を得るためには、z/OS DFSMS が必要とされる数のバッファーを 16MB 境界より上に割り振ることができなければなりません。QSAM ストライプ・データ・セットに割り振られるファイルを含むアプリケーションを開発するときには、 これらの指示に従ってください。

すべてのストライプ・データ・セットは拡張フォーマット・データ・セットですが、すべての拡張フォーマット・データ・セットがストライプ・データ・セットというわけではないことに注意してください。


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