OUTDD は、システム論理出力装置に向けられる DISPLAY 出力を特定の DD 名に送りたいことを指定する場合に使用します。 OUTDD で指名する DD 名で、階層ファイル・システム内のファイルを指定することができます。この DD 名が割り当てられていない場合における動作のデータの表示については、関連タスクを参照してください。
デフォルト: OUTDD(SYSOUT)
省略形: OUT
MSGFILE ランタイム・オプションを使用すると、RPTOPTS および RPTSTG ランタイム・オプションによって生成されるすべての実行時診断および報告書が 書き込まれるファイルの DD 名を指定することができます。 IBM 提供のデフォルト値は MSGFILE(SYSOUT) です。OUTDD コンパイラー・オプションと MSGFILE ランタイム・オプションで同じ DD 名が指定された場合は、システム論理出力装置に送られる DISPLAY 出力とエラー・メッセージ情報は同じ宛先に経路指定されます。
制約事項: OUTDD オプションは、CICS では無効です。
関連参照
言語環境プログラム プログラミング・リファレンス (MSGFILE)