テーブル操作に使用されるデータ部の文節は、OCCURS 文節と USAGE IS INDEX 文節です。 USAGE IS INDEX の説明については、USAGE 文節を参照してください。
OCCURS 文節は、 指標付けまたは指標付けによって各エレメントを参照することのできるテーブルを指定します。また、この文節を使用すると、 繰り返されるデータ項目に対して別々の項目を指定する必要はなくなります。
OCCURS 文節のフォーマットには、 固定長テーブルと可変長テーブルがあります。
OCCURS 文節のサブジェクト は、その OCCURS 文節を含んでいるデータ項目のデータ名です。 OCCURS 文節それ自体を除き、そのサブジェクトと共に書かれたデータ記述文節は、 記述された項目のそれぞれのオカレンスごとに適用されます。
OCCURS 文節のサブジェクト、またはこのサブジェクトに従属しているいずれかのデータ項目が参照される場合は、 必ず添え字付けされるか指標付けされる必要があります。ただし、次の例外があります。
添え字付けまたは指標付けがなされている場合、サブジェクトはテーブル内の 1 つのオカレンス項目を参照します。添え字付けや指標付けがなされていない場合、サブジェクトはテーブル全体を参照します。
OCCURS 文節は、次のようなデータ記述項目では指定できません。