COBOL for Windows のメッセージには、メッセージ接頭語、メッセージ番号、重大度コード、および説明テキストが含まれています。
メッセージ接頭語は、常に IWZ です。重大度コードは、I (通知)、W (警告)、S (重大)、C (クリティカル) のいずれかになります。メッセージ・テキストは、当該条件に関する簡単な説明です。
IWZ2519S The seconds value in a CEEISEC call was not recognized.
上のメッセージ例を以下に説明します。
日時の呼び出し可能サービスからのメッセージには、シンボリック・フィードバック・コードも含まれています。このコードは、12 バイトの条件トークンのうち、最初の 8 バイトを表しています。シンボリック・フィードバック・コードは、条件のニックネームと考えることができます。呼び出し可能サービスのメッセージには、4 桁のメッセージ番号が含まれています。
コマンド行からアプリケーションを実行する場合に、ランタイム・メッセージを取り込むには、stdout および stderr をファイルに転送します。以下に、その例を示します。
program-name program-arguments >combined-output-file 2>&1
次の例は、出力内容を別のファイルに書き込む方法を示しています。
program-name program-arguments >output-file 2>error-file
| メッセージ番号 | メッセージ・テキスト |
| IWZ006S | 行 line-number で、verb 番号 verb-number によるテーブル table-name への参照が、テーブル領域外の領域をアドレス指定しました。 |
| IWZ007S | 行 line-number で、verb 番号 verb-number による可変長グループ group-name への参照が、グループの最大定義長を超える領域をアドレス指定しました。 |
| IWZ012I | ソートまたはマージの実行中に、無効な実行単位終了が発生しました。 |
| IWZ013S | ソートまたはマージが要求されましたが、別のスレッドでソートまたはマージを実行中です。 |
| IWZ026W | SORT-RETURN 特殊レジスターは参照されませんでしたが、現在の内容は、行番号 line-number でプログラム program-name のソートまたはマージ操作が失敗したことを示しています。ソートまたはマージの戻りコードは return code です。 |
| IWZ029S | プログラム program-name の行 line-number にある関数 function-name の Argument-1 が 0 未満です。 |
| IWZ030S | プログラム program-name の行 line-number にある関数 function-name の Argument-2 が正の整数ではありません。 |
| IWZ036W | プログラム program-name の行番号 line-number で、高位桁位置の切り捨てが発生しました。 |
| IWZ037I | プログラム program-name の制御フローが、プログラムの最終行を超えました。制御権は、プログラム program-name の呼び出し元に戻りました。 |
| IWZ038S | 行 line-number にある reference-modification-value の参照変更長の値が 1 ではないことが、データ項目 data-item への参照内で検出されました。 |
| IWZ039S | 無効なオーバーパンチ符号が検出されました。 |
| IWZ040S | 無効な分離符号が検出されました。 |
| IWZ045S | プログラム program-name の行番号 line number で、メソッド method-name を呼び出すことができません。 |
| IWZ047S | クラス class-name の行番号 line number で、メソッド method-name を呼び出すことができません。 |
| IWZ048W | 指数式で、負の基数が小数で累乗されました。基数の絶対値が使用されました。 |
| IWZ049W | 指数式で、0 の基数が 0 で累乗されました。結果は 1 に設定されました。 |
| IWZ050S | 指数式で、0 の基数が負数で累乗されました。 |
| IWZ051W | オペランドまたは受信側で指定された小数点位が多すぎるため、プログラム program-name の固定小数点指数演算に有効桁が残っていません。 |
| IWZ053S | 浮動小数点への変換時にオーバーフローが発生しました。 |
| IWZ054S | 浮動小数点例外が発生しました。 |
| IWZ055W | 浮動小数点への変換時にアンダーフローが発生しました。結果は 0 に設定されました。 |
| IWZ058S | 指数オーバーフローが発生しました。 |
| IWZ059W | 9 桁を超える指数が切り捨てられました。 |
| IWZ060W | 高位桁位置の切り捨てが発生しました。 |
| IWZ061S | 0 による除算が発生しました。 |
| IWZ063S | program-name の行番号 line-number にある数値編集送信フィールドで、無効な符号が検出されました。 |
| IWZ064S | コンパイル単位 compilation-unit で、アクティブ・プログラム program-name への再帰呼び出しが試行されました。 |
| IWZ065I | コンパイル単位 compilation-unit で、アクティブ・プログラム program-name のキャンセルが試行されました。 |
| IWZ066S | プログラム program-name の外部データ・レコード data-record の長さが、既存のレコード長と一致しませんでした。 |
| IWZ071S | 行 line-number で、verb 番号 verb-number によるテーブル table-name への ALL 添え字付きテーブル参照に、OCCURS DEPENDING ON 次元に対して指定された ALL 添え字があり、オブジェクトの値は 0 以下でした。 |
| IWZ072S | 行 line-number で、reference-modification-value の参照変更開始位置の値が、データ項目 data-item の領域外の領域を参照しました。 |
| IWZ073S | 行 line-number にある reference-modification-value の参照変更長の値が正数ではないことが、データ項目 data-item への参照内で検出されました。 |
| IWZ074S | 行 line-number にある reference-modification-value の参照変更開始位置の値と length の長さ値により、データ項目 data-item の右端文字を超える参照が行われました。 |
| IWZ075S | プログラム program-name の EXTERNAL ファイル file-name で矛盾が検出されました。attribute-1 attribute-2 attribute-3 attribute-4 attribute-5 attribute-6 attribute-7 の各ファイル属性が、設定済み外部ファイルのファイル属性と一致しませんでした。 |
| IWZ076W | INSPECT REPLACING CHARACTERS BY データ名の文字数が 1 ではありません。先頭文字が使用されました。 |
| IWZ077W | INSPECT データ項目の長さが等しくありません。短い方の長さが使用されました。 |
| IWZ078S | 行 line-number で、verb 番号 verb-number によるテーブル table-name への ALL 添え字付き参照が、テーブルの上限を超えています。 |
| IWZ096C | プログラム program-name の動的呼び出しが失敗しました。メッセージには、次のような種類があります。
|
| IWZ097S | 関数 function-name の Argument-1 に桁がありません。 |
| IWZ100S | 関数 function-name の Argument-1 の値が -1 以下です。 |
| IWZ103S | 関数 function-name の Argument-1 の値が 0 未満か、または 99 を超えています。 |
| IWZ104S | 関数 function-name の Argument-1 の値が 0 未満か、または 99999 を超えています。 |
| IWZ105S | 関数 function-name の Argument-1 の値が 0 未満か、または 999999 を超えています。 |
| IWZ151S | 関数 function-name の Argument-1 が 18 桁を超えています。 |
| IWZ152S | 関数 function-name の argument-1 にある列 column-number で、無効な文字 character が検出されました。 |
| IWZ155S | 関数 function-name の argument-2 にある列 column-number で、無効な文字 character が検出されました。 |
| IWZ156S | 関数 function-name の Argument-1 の値が 0 未満か、または 28 を超えています。 |
| IWZ157S | 関数 function-name の Argument-1 の長さが 1 ではありません。 |
| IWZ158S | 関数 function-name の Argument-1 の値が 0 未満か、または 29 を超えています。 |
| IWZ159S | 関数 function-name の Argument-1 の値が 1 未満か、または 3067671 を超えています。 |
| 関数 function-name の Argument-1 の値が 16010101 未満か、または 99991231 を超えています。 | |
| IWZ161S | 関数 function-name の Argument-1 の値が 1601001 未満か、または 9999365 を超えています。 |
| IWZ162S | 関数 function-name の Argument-1 の値が 1 未満か、またはプログラムの照合シーケンスの桁数を超えています。 |
| IWZ163S | 関数 function-name の Argument-1 の値が 0 未満です。 |
| IWZ165S | 行 line-number で、start-position-value の参照変更開始位置の値が、function-result の関数結果領域外の領域を参照しました。 |
| IWZ166S | 行 line-number にある length の参照変更長の値が正数ではないことが、function-result の関数結果への参照内で検出されました。 |
| IWZ167S | 行 line-number にある start-position の参照変更開始位置の値と length の長さ値により、function-result の関数結果の右端文字を超える参照が行われました。 |
| IWZ168W | SYSPUNCH/SYSPCH は、システムの論理出力装置をデフォルトに取ります。対応する環境変数が設定されていません。 |
| IWZ170S | DISPLAY オペランドのデータ型が正しくありません。 |
| IWZ171I | string-name は有効なランタイム・オプションではありません。 |
| IWZ172I | ストリング string-name は、ランタイム・オプション option-name の有効なサブオプションではありません。 |
| IWZ173I | ランタイム・オプション option-name のサブオプション・ストリング string-name の文字長は number でなければなりません。デフォルトが使用されます。 |
| IWZ174I | ランタイム・オプション option-name のサブオプション・ストリング string-name に無効な文字が 1 つ以上含まれています。デフォルトが使用されます。 |
| IWZ175S | このシステムでは、ルーチン routine-name がサポートされていません。 |
| IWZ176S | 関数 function-name の Argument-1 の値が decimal-value を超えています。 |
| IWZ177S | 関数 function-name の Argument-2 の値が decimal-value と等しくなっています。 |
| IWZ178S | 関数 function-name の Argument-1 の値が decimal-value 以下です。 |
| IWZ179S | 関数 function-name の Argument-1 の値が decimal-value 未満です。 |
| IWZ180S | 関数 function-name の Argument-1 の値が整数ではありません。 |
| IWZ181I | ランタイム・オプション option-name の数値ストリング string で、無効な文字が検出されました。デフォルトが使用されます。 |
| IWZ182I | ランタイム・オプション option-name の数値 number が、min-range から max-range の範囲を超えています。デフォルトが使用されます。 |
| IWZ183S | _IWZCOBOLInit 内の関数名が戻りを行いました。 |
| IWZ200S | ファイル file-name に対する I/O operation の実行中に、エラーが検出されました。ファイル状況は file-status です。 |
| IWZ200S | 入出力エラー error-code により、STOP または ACCEPT が失敗しました。実行単位は終了します。 |
| IWZ203W | 有効なコード・ページが DBCS コード・ページではありません。 |
| IWZ204W | ASCII DBCS から EBCDIC DBCS への変換中にエラーが発生しました。 |
| IWZ221S | コード・ページ codepage value の ICU コンバーターをオープンできません。 |
| IWZ222S | エラー・コード error code value により、ICU を使用したデータ変換が失敗しました。 |
| IWZ223S | エラー・コード error code value により、ICU コンバーターのクローズが失敗しました。 |
| IWZ224S | ロケール値 locale value の ICU コレーターをオープンできません。エラー・コードは error code value です。 |
| IWZ225S | エラー・コード error code value により、ICU を使用した Unicode ケース・マッピング関数が失敗しました。 |
| IWZ230W | 現行のコード・セット ASCII codeset-id から EBCDIC コード・セット EBCDIC codeset-id への変換テーブルを使用できません。デフォルトの ASCII/EBCDIC 変換テーブルが使用されます。 |
| IWZ230W | 指定された EBCDIC コード・ページ EBCDIC codepage がロケール locale と一貫していませんが、要求どおりに使用されます。 |
| IWZ230W | 指定された EBCDIC コード・ページ EBCDIC codepage はサポートされていません。デフォルトの EBCDIC コード・ページ EBCDIC codepage が使用されます。 |
| IWZ230S | EBCDIC 変換テーブルをオープンできません。 |
| IWZ230S | EBCDIC 変換テーブルを構築できません。 |
| IWZ230S | メインプログラムは -host フラグと CHAR(NATIVE) オプションの両方でコンパイルされましたが、これらには互換性がありません。 |
| IWZ231S | 現行のロケール設定の照会が失敗しました。 |
| IWZ232W | メッセージには、次のような種類があります。
|
| IWZ240S | プログラム program-name の基本年が 1900 から 1999 の有効範囲内にありません。スライディング・ウィンドウ値 window-value は、base-year の基本年になります。 |
| IWZ241S | 現行年が、プログラム program-name に使用されている year-start から year-end の 100 年間隔内にありません。 |
| IWZ242S | XML PARSE ステートメントを開始しようとしましたが、この操作は無効です。 |
| IWZ243S | XML PARSE ステートメントを終了しようとしましたが、この操作は無効です。 |
| IWZ250S | 内部エラー: JNI_GetCreatedJavaVMs への呼び出しにより、エラー、戻りコード nn が戻されました。 |
| IWZ251S | 内部エラー: n 個のアクティブ Java VM が検出されましたが、期待される数は 1 つだけです。 |
| IWZ253S | nn 個を超える JVM 初期化オプションが指定されました。 |
| IWZ254S | 内部エラー: JNI_CreateJavaVM への呼び出しによりエラーが戻されました。 |
| IWZ255S | 内部エラー: 現行のスレッドが JVM に接続されていないため、GetEnv への呼び出しにより、コード nn が戻されました。 |
| IWZ256S | 内部エラー: JVM バージョンがサポートされていないため、GetEnv への呼び出しにより、コード nn が戻されました。 |
| IWZ257S | 内部エラー: GetEnv への呼び出しにより、認識されていない戻りコード nn が戻されました。 |
| IWZ258S | 内部エラー: GetByteArrayElements が、インスタンス・データを指すポインターを取得できませんでした。 |
| IWZ259S | インスタンス・データを指す直接ポインターを取得できません。インストール済みの JVM では、pinned (滞留) されるバイト配列はサポートされていません。 |
| IWZ258S | Java クラス name を検出できませんでした。 |
| IWZ813S | 使用可能なストレージが不十分なため、ストレージ取得要求を満たすことができません。 |
| IWZ901S | メッセージには、次のような種類があります。
|
| IWZ902S | システムが 10 進数除算例外を検出しました。 |
| IWZ903S | システムがデータ例外を検出しました。 |
| IWZ907S | メッセージには、次のような種類があります。
|
| IWZ993W | ストレージが不十分です。メッセージ message-number 用のスペースを検出できません。 |
| IWZ994W | メッセージ・カタログ内でメッセージ message-number を検出できません。 |
| IWZ995C | メッセージには、次のような種類があります。
|
| IWZ2502S | システムから UTC/GMT を使用できませんでした。 |
| IWZ2503S | UTC/GMT から現地時間までのオフセットをシステムから使用できませんでした。 |
| IWZ2505S | CEEDATM または CEESECI への呼び出し内の input_seconds 値が、対応範囲内にありませんでした。 |
| IWZ2506S | CEEDATM に渡されたピクチャー・ストリング内に元号 (<JJJJ>、 <CCCC>、<CCCCCCCC>) が使用されていましたが、入力された秒数値が対応範囲内にありませんでした。元号を判別できませんでした。 |
| IWZ2507S | CEEDAYS または CEESECS に渡されたデータが不十分です。リリアン日付の値は計算されませんでした。 |
| IWZ2508S | CEEDAYS または CEESECS に渡された日付値が無効です。 |
| IWZ2509S | CEEDAYS または CEESECS に渡された元号が認識されませんでした。 |
| IWZ2510S | CEEISEC または CEESECS への呼び出しで時間の値が認識されませんでした。 |
| IWZ2511S | CEEISEC の呼び出しで渡された日のパラメーターが、指定された年および月に対して無効です。 |
| IWZ2512S | CEEDATE または CEEDYWK への呼び出しで渡されたリリアン日付値が、対応範囲内にありませんでした。 |
| IWZ2513S | CEEISEC、CEEDAYS、CEESECS のいずれかの呼び出しで渡された入力日付が、対応範囲内にありませんでした。 |
| IWZ2514S | CEEISEC の呼び出しで渡された年の値が、対応範囲内にありませんでした。 |
| IWZ2515S | CEEISEC 呼び出し内のミリ秒の値が認識されませんでした。 |
| IWZ2516S | CEEISEC 呼び出し内の分の値が認識されませんでした。 |
| IWZ2517S | CEEISEC 呼び出し内の月の値が認識されませんでした。 |
| IWZ2518S | 日時サービスへの呼び出しに無効なピクチャー・ストリングが指定されました。 |
| IWZ2519S | CEEISEC 呼び出し内の秒の値が認識されませんでした。 |
| IWZ2520S | CEEDAYS が数値フィールド内に非数値データを検出したか、あるいは日付ストリングとピクチャー・ストリングが一致しませんでした。 |
| IWZ2521S | CEEDAYS または CEESECS に渡された <JJJJ>、<CCCC>、または <CCCCCCCC> の元号年数値がゼロでした。 |
| IWZ2522S | CEEDATE に渡されたピクチャー・ストリング内に元号 (<JJJJ>、 <CCCC>、<CCCCCCCC>) が使用されていましたが、リリアン日付値が対応範囲内にありませんでした。元号を判別できませんでした。 |
| IWZ2525S | CEESECS が数値フィールド内に非数値データを検出したか、あるいはタイム・スタンプ・ストリングとピクチャー・ストリングが一致しませんでした。 |
| IWZ2526S | CEEDATE によって戻された日付ストリングが切り捨てられました。 |
| IWZ2527S | CEEDATM によって戻されたタイム・スタンプ・ストリングが切り捨てられました。 |
| IWZ2531S | システムから現地時間を使用できませんでした。 |
| IWZ2533S | CEESCEN に渡された値が 0 から 100 の範囲内にありませんでした。 |
| IWZ2534W | CEEDATE または CEEDATM への呼び出しで、月または曜日名に対して指定されたフィールド幅が不十分です。出力はブランクに設定されました。 |
| 行 line-number で、verb 番号 verb-number によるテーブル table-name への参照が、テーブル領域外の領域をアドレス指定しました。 |
説明: SSRANGE オプションが有効なときに、このメッセージが出された場合は、固定長テーブルに添え字があるためにテーブルの定義サイズを超えているか、または可変長テーブルの場合はテーブルの最大サイズを超えていることを示します。
添え字の複合に対して範囲検査が実行された結果、テーブルの領域外のアドレスが戻されました。可変長テーブルで、すべての OCCURS DEPENDING ON オブジェクトが最大値になっている場合、このアドレスは定義されたテーブルの領域外にあります。ODO オブジェクトの現行値は考慮されません。個々の添え字に対しては、検査が行われていません。
プログラマー応答: 実行時に評価されるリテラル添え字や変数添え字の値が、失敗したステートメント内の添え字付きデータに対する添え字付き次元を超えないようにしてください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 行 line-number で、verb 番号 verb-number による可変長グループ group-name への参照が、グループの最大定義長を超える領域をアドレス指定しました。 |
説明: SSRANGEオプションが有効なときに、このメッセージが出された場合は、OCCURS DEPENDING ON によって生成された可変長グループの長さが 0 未満か、または OCCURS DEPENDING ON 文節で定義された限度を超えていることを示します。
範囲検査は、個々の OCCURS DEPENDING ON オブジェクトに対してではなく、グループの複合長に対して実行されています。
プログラマー応答: 実行時に評価される OCCURS DEPENDING ON オブジェクトが、参照先グループ項目内のテーブルに関する次元の最大オカレンス数を超えないようにしてください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| ソートまたはマージの実行中に、無効な実行単位終了が発生しました。 |
説明: COBOL プログラムによって開始されたソートまたはマージの進行中に、次のいずれかが試行されました。
プログラマー応答: 上記のメソッドを使用せずにソートまたはマージを終了するようにアプリケーションを変更してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| ソートまたはマージが要求されましたが、別のスレッドでソートまたはマージを実行中です。 |
説明: 2 つ以上のスレッドでソートまたはマージを同時に実行することはできません。
プログラマー応答: ソートまたはマージは、必ず同じスレッドで実行してください。あるいは、ソートまたはマージの各呼び出しの前に、ソートまたはマージを別のスレッドで実行しているかどうかを判断するコードを組み込むことができます。ソートまたはマージが別のスレッドで実行中の場合は、そのスレッドが完了するのを待ちます。そうでない場合は、ソートまたはマージを実行することを示すフラグを設定してから、ソートまたはマージを呼び出します。
システム処置: スレッドは終了します。
| SORT-RETURN 特殊レジスターは参照されませんでしたが、現在の内容は、行番号 line-number でプログラム program-name のソートまたはマージ操作が失敗したことを示しています。ソートまたはマージの戻りコードは return code です。 |
説明: COBOL ソースには、SORT-RETURN レジスターへの参照が含まれていません。コンパイラーは、ソートまたはマージの各 verb の後でテストを生成します。ソートまたはマージによって、ゼロ以外の戻りコードがプログラムに戻されています。
プログラマー応答: ソートまたはマージが失敗した理由を判断し、問題を修正してください。可能な戻りコードのリストについてはソートおよびマージ・エラー番号を参照してください。
システム処置: システムのアクションはとられません。
| プログラム program-name の行 line-number にある関数 function-name の Argument-1 が 0 未満です。 |
説明: argument-1 に対して無効な値が使用されました。
プログラマー応答: argument-1 の値が 0 以上であることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| プログラム program-name の行 line-number にある関数 function-name の Argument-2 が正の整数ではありません。 |
説明: argument-1 に対して無効な値が使用されました。
プログラマー応答: argument-2 の値が正の整数であることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| プログラム program-name の行番号 line-number で、高位桁位置の切り捨てが発生しました。 |
説明: 生成されたコードによって、中間結果 (算術演算中に使用される一時記憶域) が 30 桁に切り詰められましたが、切り捨てられた桁の中に、値が 0 でないものがあります。
プログラマー応答: 中間結果の説明については、後述の関連する概念を参照してください。
システム処置: システムのアクションはとられません。
| プログラム program-name の制御フローが、プログラムの最終行を超えました。制御権は、プログラム program-name の呼び出し元に戻りました。 |
説明: プログラムに終止符 (STOP、GOBACK、または EXIT) がないため、制御権が最後の命令をフォールスルーしました。
プログラマー応答: プログラムのロジックを検査してください。次のいずれかの論理エラーがあると、このエラーが発生する場合があります。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 行 line-number にある reference-modification-value の参照変更長の値が 1 ではないことが、データ項目 data-item への参照内で検出されました。 |
説明: 参照変更で指定された長さ値が 1 ではありません。この長さ値は 1 でなければなりません。
プログラマー応答: プログラム内の指定された行番号を検査して、参照変更された長さ値がすべて 1 になっていることを確認してください (そうでない場合は、値を修正してください)。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 無効なオーバーパンチ符号が検出されました。 |
説明: 符号位置の値が無効です。
X'sd' (s は符号表現であり、d は数字を表す) の場合、外部 10 進数 (SIGN IS SEPARATE 文節を指定しない USAGE DISPLAY) についての有効な符号表現は、以下のとおりです。
| 正: | 0、1、2、3、8、9、A、および B |
| 負: | 4、5、6、7、C、D、E、および F |
内部生成される符号は、正および符号なしの場合は 3、負の場合は 7 になります。
X'ds' (d は数字、s は符号表現を表す) の場合、内部 10 進数 (USAGE PACKED-DECIMAL) COBOL データの有効な符号表現は次のようになります。
| 正: | A、C、E、および F |
| 負: | B および D |
内部生成される符号は、正および符号なしの場合は C、負の場合は D になります。
プログラマー応答: REDEFINES 文節に符号位置が含まれている場合、符号位置を含むグループを移動した場合、または位置が初期設定されていない場合には、このエラーが発生する場合があります。このようなことがないかどうかを検査してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 無効な分離符号が検出されました。 |
説明: 分離記号を使用して定義されたデータを操作しようとしました。符号位置の値はプラス (+) またはマイナス (-) ではありませんでした。
プログラマー応答: REDEFINES 文節に符号位置が含まれている場合、符号位置を含むグループを移動した場合、または位置が初期設定されていない場合には、このエラーが発生する場合があります。このようなことがないかどうかを検査してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| プログラム program-name の行番号 line number で、メソッド method-name を呼び出すことができません。 |
説明: 現行のオブジェクト参照のクラスに対し、特定のメソッドがサポートされていません。
プログラマー応答: プログラム内の指定された行番号を検査して、現行のオブジェクト参照のクラスが、呼び出されるメソッドをサポートすることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| クラス class-name の行番号 line number で、メソッド method-name を呼び出すことができません。 |
説明: 現行のオブジェクト参照のクラスに対し、特定のメソッドがサポートされていません。
プログラマー応答: クラス内の指定された行番号を検査して、現行のオブジェクト参照のクラスが、呼び出されるメソッドをサポートすることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 指数式で、負の基数が小数で累乗されました。基数の絶対値が使用されました。 |
説明: ライブラリー・ルーチン内で、負数が小数で累乗されました。
COBOL では、負の数を小数で累乗した値は定義されていません。当該ステートメントに SIZE ERROR 文節があれば、SIZE ERROR 命令が使用されますが、実際には SIZE ERROR 文節は存在しないため、基数の絶対値が指数に使用されました。
プログラマー応答: 失敗したステートメント内のプログラム変数が正しく設定されていることを確認してください。
システム処置: システムのアクションはとられません。
| 指数式で、0 の基数が 0 で累乗されました。結果は 1 に設定されました。 |
説明: ライブラリー・ルーチン内で、0 の値が 0 で累乗されました。
COBOL では、0 の値を 0 で累乗する演算は定義されていません。当該ステートメントに SIZE ERROR 文節があれば、SIZE ERROR 命令が使用されますが、実際には SIZE ERROR 文節は存在しないため、戻り値は 1 になりました。
プログラマー応答: 失敗したステートメント内のプログラム変数が正しく設定されていることを確認してください。
システム処置: システムのアクションはとられません。
| 指数式で、0 の基数が負数で累乗されました。 |
説明: ライブラリー・ルーチン内で、0 の値が負数で累乗されました。
0 の値を負数で累乗する演算は定義されていません。当該ステートメントに SIZE ERROR 文節があれば、SIZE ERROR 命令が使用されますが、実際には SIZE ERROR 文節は存在しません。
プログラマー応答: 失敗したステートメント内のプログラム変数が正しく設定されていることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| オペランドまたは受信側で指定された小数点位が多すぎるため、プログラム program-name の固定小数点指数演算に有効桁が残っていません。 |
説明: オペランドまたは受信側で指定されている小数点位が多すぎるため、固定小数点計算で生成された結果に有効数字が含まれていません。
プログラマー応答: 必要に応じて、オペランドまたは受け取り側の数値項目の PICTURE 文節を変更して、整数位を増やし、小数点位を減らしてください。
システム処置: システムのアクションはとられません。
| 浮動小数点への変換時にオーバーフローが発生しました。 |
説明: プログラム内で生成された数値が大きすぎて、浮動小数点で表現できません。
プログラマー応答: プログラムを正しく修正して、オーバーフローを回避する必要があります。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 浮動小数点例外が発生しました。 |
説明: 浮動小数点計算で生成された結果が正しくありません。 浮動小数点計算は IEEE 浮動小数点数演算を使用して実行されますが、その際に NaN (非数値) と呼ばれる結果が出る場合があります。例えば、0 を 0 で除算すると、結果は NaN になります。
プログラマー応答: NaN が生成されないように、この演算に対する引数をテストするようにプログラムを修正してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 浮動小数点への変換時にアンダーフローが発生しました。結果は 0 に設定されました。 |
説明: 浮動小数点への変換時に、負の指数がハードウェアの限度を超えました。 浮動小数点値は 0 に設定されました。
プログラマー応答: 必須の処置は特にありませんが、必要に応じて、アンダーフローを回避するようにプログラムを修正してください。
システム処置: システムのアクションはとられません。
| 指数オーバーフローが発生しました。 |
説明: 浮動小数点の指数オーバーフローが、ライブラリー・ルーチンで発生しました。
プログラマー応答: 失敗したステートメント内のプログラム変数が正しく設定されていることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 9 桁を超える指数が切り捨てられました。 |
説明: 固定小数点の累乗法では、指数は 9 桁以下でなければなりません。指数が 9 桁に切り詰められましたが、切り捨てられた桁の中に、値が 0 でないものがあります。
プログラマー応答: 必須の処置は特にありませんが、必要に応じて、失敗したステートメント内の指数を調整してください。
システム処置: システムのアクションはとられません。
| 高位桁位置の切り捨てが発生しました。 |
説明: ライブラリー・ルーチン内のコードによって、中間結果 (算術演算中に使用される一時記憶域) が 30 桁に切り詰められましたが、切り捨てられた桁の中に、値が 0 でないものがあります。
プログラマー応答: 中間結果の説明については、後述の関連する概念を参照してください。
システム処置: システムのアクションはとられません。
| 0 による除算が発生しました。 |
説明: ライブラリー・ルーチン内で、0 による除算が行われました。0 による除算は定義されていません。当該ステートメントに SIZE ERROR 文節があれば、SIZE ERROR 命令が使用されますが、実際には SIZE ERROR 文節は存在しません。
プログラマー応答: 失敗したステートメント内のプログラム変数が正しく設定されていることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| program-name の行番号 line-number にある数値編集送信フィールドで、無効な符号が検出されました。 |
説明: MOVE ステートメントで、符号付き数値編集フィールドを符号付き数値または数値編集受信フィールドに移動しようとしましたが、送信フィールド内の符号位置に含まれている文字が、対応する PICTURE に有効な符号文字ではありませんでした。
プログラマー応答: 失敗したステートメント内のプログラム変数が正しく設定されていることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| コンパイル単位 compilation-unit で、アクティブ・プログラム program-name への再帰呼び出しが試行されました。 |
説明: COBOL では、内部プログラムの再帰呼び出しを行うことはできません。プログラムは実行を開始しましたが、まだ終了していません。例えば、内部プログラム A と B が収容プログラムの兄弟で、A が B を呼び出し、B が A を呼び出すと、このメッセージが出されます。
プログラマー応答: プログラムを調べて、アクティブな内部プログラムへの呼び出しを除去してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| コンパイル単位 compilation-unit で、アクティブ・プログラム program-name のキャンセルが試行されました。 |
説明: アクティブな内部プログラムをキャンセルしようとしました。例えば、内部プログラム A と B が収容プログラム内の兄弟で、A が B を呼び出し、B が A をキャンセルすると、このメッセージが出されます。
プログラマー応答: プログラムを調べて、アクティブな内部プログラムのキャンセルを除去してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| プログラム program-name の外部データ・レコード data-record の長さが、既存のレコード長と一致しませんでした。 |
説明: プログラムの初期化で外部データ・レコードを処理しているときに、実行単位内の別のプログラムで前に外部データ・レコードが定義されており、現行のプログラムで指定されているレコードの長さが、前に定義された長さと異なることが判別されました。
プログラマー応答: 現在のファイルを調べて、外部データ・レコードが正しく指定されていることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 行 line-number で、verb 番号 verb-number によるテーブル table-name への ALL 添え字付きテーブル参照に、OCCURS DEPENDING ON 次元に対して指定された ALL 添え字があり、オブジェクトの値は 0 以下でした。 |
説明: SSRANGE オプションが有効なときに、このメッセージが出された場合は、ALL による添え字付きの次元のオカレンス数が 0 であることを示します。
OCCURS DEPENDING ON オブジェクトの現行値に対して検査が実行されます。
プログラマー応答: 当該ステートメントにあるすべての添え字付き項目について、ALL 添え字付き次元の ODO オブジェクトが正数であることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 行 line-number で、reference-modification-value の参照変更開始位置の値が、データ項目 data-item の領域外の領域を参照しました。 |
説明: 参照変更指定の開始位置の値が 1 未満か、または参照変更されていたデータ項目の現行長を超えています。開始位置の値は、参照変更されるデータ項目の文字数以下の、正の整数でなければなりません。
プログラマー応答: 参照変更指定の開始位置の値を検査してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 行 line-number にある reference-modification-value の参照変更長の値が正数ではないことが、データ項目 data-item への参照内で検出されました。 |
説明: 参照変更で指定された長さ値が 0 以下です。この長さ値は正の整数でなければなりません。
プログラマー応答: プログラム内の指定された行番号を検査して、参照変更された長さ値がすべて正の整数になっていることを確認してください (そうでない場合は、値を修正してください)。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 行 line-number にある reference-modification-value の参照変更開始位置の値と length の長さ値により、データ項目 data-item の右端文字を超える参照が行われました。 |
説明: 参照変更指定の開始位置と長さ値を組み合わせてアドレス指定された領域が、参照変更されるデータ項目の終わりを超えています。開始位置と長さ値の合計から 1 を引いた値が、参照変更されるデータ項目の文字数以下でなければなりません。
プログラマー応答: プログラム内の指定された行番号を検査して、参照がデータ項目の右端文字を超えないように、参照変更される開始値と長さ値が設定されていることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| プログラム program-name の EXTERNAL ファイル file-name で矛盾が検出されました。attribute-1 attribute-2 attribute-3 attribute-4 attribute-5 attribute-6 attribute-7 の各ファイル属性が、設定済み外部ファイルのファイル属性と一致しませんでした。 |
説明: 外部ファイルの 1 つ以上の属性が、その外部ファイルを定義した 2 つのプログラム間で一致していません。
プログラマー応答: 外部ファイルを訂正してください。同じ外部ファイルの定義間でファイル属性の要約について一致させる必要があります。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| INSPECT REPLACING CHARACTERS BY データ名の文字数が 1 ではありません。先頭文字が使用されました。 |
説明: INSPECT ステートメントの REPLACING 句の中の CHARACTERS 句にあるデータ項目の長さは、1 文字として定義する必要があります。このデータ項目の参照変更指定により、結果として生じる長さ値が 1 になりませんでした。長さ値は 1 でなければなりません。
プログラマー応答: 必要に応じて、失敗した INSPECT ステートメントの参照変更指定を訂正して、参照変更の長さが 1 になるようにしてください。プログラマーによる処置は必須ではありません。
システム処置: システムのアクションはとられません。
| INSPECT データ項目の長さが等しくありません。短い方の長さが使用されました。 |
説明: INSPECT ステートメントの REPLACING または CONVERTING 句にある 2 つのデータ項目は、2 番目の項目が表意定数の場合を除き、同じ長さでなければなりません。このようなデータ項目の一方または両方に対して参照変更が行われたため、結果的に長さ値が同じでなくなりました。短い方の長さが両方の項目に適用され、実行が続けられます。
プログラマー応答: 必要に応じて、失敗した INSPECT ステートメント内で長さの等しくないオペランドを調整してください。プログラマーによる処置は必須ではありません。
システム処置: システムのアクションはとられません。
| 行 line-number で、verb 番号 verb-number によるテーブル table-name への ALL 添え字付き参照が、テーブルの上限を超えています。 |
説明: SSRANGE オプションが有効なときに、このメッセージが出された場合は、多次元テーブルで ALL が 1 つ以上の添え字として指定されているために、参照がテーブルの上限を超えてしまうことを示します。
範囲検査は、添え字の複合と、ALL 添え字付き次元の最大オカレンスに対して実行されています。可変長テーブルで、すべての OCCURS DEPENDING ON オブジェクトが最大値になっている場合、このアドレスは定義されたテーブルの領域外にあります。ODO オブジェクトの現行値は考慮されません。個々の添え字に対しては、検査が行われていません。
プログラマー応答: 実行時に評価される OCCURS DEPENDING ON オブジェクトが、失敗したステートメント内で参照されるテーブル項目に関する次元の最大オカレンス数を超えないようにしてください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
プログラム program-name の動的呼び出しが失敗しました。メッセージには、次のような種類があります。
|
説明: 上記の各種メッセージに示されたいずれかの理由で、動的呼び出しが失敗しました。上記に示す error-code の値は、LoadLibrary によって設定された最後のエラー・コード値。
プログラマー応答: COBPATH が定義されていることを確認してください。モジュールの存在を確認してください。Windows には、ディレクトリーとファイルを表示するためのグラフィカル・インターフェースがあります。 dir コマンドを使用することもできます。ロードされるモジュールの名前と、呼び出される入力項目の名前が一致していることを確認してください。適切な cob2 オプションを使用して、ロードされるモジュールが正しく構築されていることを確認してください。例えば、Windows で DLL を構築する場合は、-dll オプションを使用する必要があります。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-1 に桁がありません。 |
説明: 指定された関数の Argument-1 には、少なくとも 1 桁が含まれていなければなりません。
プログラマー応答: 失敗したステートメントで Argument-1 の桁数を調整してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function の Argument-1 の値が -1 以下です。 |
説明: Argument-1 に使用された値が正しくありません。
プログラマー応答: argument-1 が -1 より大きいことを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-1 の値が 0 未満か、または 99 を超えています。 |
説明: Argument-1 に使用された値が正しくありません。
プログラマー応答: 関数の引数が有効範囲内にあることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-1 の値が 0 未満か、または 99999 を超えています。 |
説明: Argument-1 に使用された値が正しくありません。
プログラマー応答: 関数の引数が有効範囲内にあることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-1 の値が 0 未満か、または 999999 を超えています。 |
説明: Argument-1 に使用された値が正しくありません。
プログラマー応答: 関数の引数が有効範囲内にあることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-1 が 18 桁を超えています。 |
説明: 指定された関数の Argument-1 の合計桁数が 18 桁を超えています。
プログラマー応答: 失敗したステートメントで Argument-1 の桁数を調整してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の argument-1 にある列 column-number で、無効な文字 character が検出されました。 |
説明: NUMVAL/NUMVAL-C 関数の argument-1 で、小数点、コンマ、スペース、または符号 (+、-、CR、DB) 以外の非数字文字が検出されました。
プログラマー応答: 指定されたステートメントで NUMVAL または NUMVAL-C の argument-1 を調整してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の argument-2 にある列 column-number で、無効な文字 character が検出されました。 |
説明: NUMVAL-C 関数の argument-2 で、無効な文字が検出されました。
プログラマー応答: 関数の引数が構文規則に従っていることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-1 の値が 0 未満か、または 28 を超えています。 |
説明: 関数 FACTORIAL に対する入力引数が 28 を超えているか、または 0 未満です。
プログラマー応答: 関数の引数が有効範囲内にあることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-1 の長さが 1 ではありません。 |
説明: ORD 関数に対する入力引数の長さが 1 ではありません。
プログラマー応答: 関数の引数が 1 バイト長であることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-1 の値が 0 未満か、または 29 を超えています。 |
説明: 関数 FACTORIAL に対する入力引数が 29 を超えているか、または 0 未満です。
プログラマー応答: 関数の引数が有効範囲内にあることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-1 の値が 1 未満か、または 3067671 を超えています。 |
説明: DATE-OF-INTEGER または DAY-OF-INTEGER 関数に対する入力引数が 1 未満か、または 3067671 を超えています。
プログラマー応答: 関数の引数が有効範囲内にあることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-1 の値が 16010101 未満か、または 99991231 を超えています。 |
説明: INTEGER-OF-DATE 関数に対する入力引数が 16010101 未満か、または 99991231 を超えています。
プログラマー応答: 関数の引数が有効範囲内にあることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-1 の値が 1601001 未満か、または 9999365 を超えています。 |
説明: INTEGER-OF-DAY 関数に対する入力引数が 1601001 未満か、または 9999365 を超えています。
プログラマー応答: 関数の引数が有効範囲内にあることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-1 の値が 1 未満か、またはプログラムの照合シーケンスの桁数を超えています。 |
説明: CHAR 関数に対する入力引数が 1 未満か、またはプログラムの照合シーケンスの最高位桁を超えています。
プログラマー応答: 関数の引数が有効範囲内にあることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-1 の値が 0 未満です。 |
説明: RANDOM 関数に対する入力引数が 0 未満です。
プログラマー応答: 失敗したステートメントで RANDOM 関数の引数を訂正してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 行 line-number で、start-position-value の参照変更開始位置の値が、function-result の関数結果領域外の領域を参照しました。 |
説明: 参照変更指定の開始位置の値が 1 未満か、または参照変更されていた関数結果の現行長を超えています。開始位置の値は、参照変更される関数結果の文字数以下の、正の整数でなければなりません。
プログラマー応答: 参照変更指定の開始位置の値と、実際の関数結果の長さを検査してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 行 line-number にある length の参照変更長の値が正数ではないことが、function-result の関数結果への参照内で検出されました。 |
説明: 関数結果の参照変更で指定された長さ値が 0 以下です。この長さ値は正の整数でなければなりません。
プログラマー応答: 長さ値を確認し、適切な修正を行ってください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 行 line-number にある start-position の参照変更開始位置の値と length の長さ値により、function-result の関数結果の右端文字を超える参照が行われました。 |
説明: 参照変更指定の開始位置と長さ値を組み合わせてアドレス指定された領域が、参照変更される関数結果の終わりを超えています。開始位置と長さ値の合計から 1 を引いた値が、参照変更される関数結果の文字数以下でなければなりません。
プログラマー応答: 参照変更指定の長さと実際の関数結果の長さを照合検査し、適切な修正を行ってください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| SYSPUNCH/SYSPCH は、システムの論理出力装置をデフォルトに取ります。対応する環境変数が設定されていません。 |
説明: COBOL 環境名 (SYSPUNCH/SYSPCH など) は、ACCEPT および DISPLAY ステートメントで使用される簡略名に対応する環境変数名として使用されます。これらは、既存のディレクトリー名ではなくファイルと等しくなるように設定します。環境変数を設定するには、SET コマンドを使用します。
環境変数は、永続的に設定することも一時的に設定することも可能です。
プログラマー応答: SYSPUNCH/SYSPCH が表示画面をデフォルトに取らないようにするには、対応する環境変数を設定してください。
システム処置: システムのアクションはとられません。
| DISPLAY オペランドのデータ型が正しくありません。 |
説明: DISPLAY ステートメントのターゲットとして、無効なデータ型が指定されました。
プログラマー応答: 有効なデータ型を指定してください。次のデータ型は無効です。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| string-name は有効なランタイム・オプションではありません。 |
説明: string-name は有効なオプションではありません。
プログラマー応答: CHECK、DEBUG、ERRCOUNT、FILESYS、TRAP、および UPSI が有効なランタイム・オプションです。
システム処置: string-name が無視されます。
| ストリング string-name は、ランタイム・オプション option-name の有効なサブオプションではありません。 |
説明: string-name は、認識済みの値セットの中に含まれていませんでした。
プログラマー応答: 無効なサブオプション string を、ランタイム・オプション option-name から削除してください。
システム処置: 無効なサブオプションが無視されます。
| ランタイム・オプション option-name のサブオプション・ストリング string-name の文字長は number of でなければなりません。デフォルトが使用されます。 |
説明: ランタイム・オプション option-name のサブオプション・ストリング string-name の文字数が無効です。
プログラマー応答: デフォルトを使用したくない場合は、有効な文字長を指定してください。
システム処置: デフォルト値が使用されます。
| ランタイム・オプション option-name のサブオプション・ストリング string-name に無効な文字が 1 つ以上含まれています。デフォルトが使用されます。 |
説明: 指定されたサブオプション内で、無効文字が 1 つ以上検出されました。
プログラマー応答: デフォルトを使用したくない場合は、有効な文字を指定してください。
システム処置: デフォルト値が使用されます。
| このシステムでは、ルーチン routine-name がサポートされていません。 |
説明: routine-name はサポートされていません。
プログラマー応答:
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-1 の値が decimal-value を超えています。 |
説明: argument-1 に対して無効な値が使用されました。
プログラマー応答: argument-1 の値が decimal-value 以下であることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-2 の値が decimal-value と等しくなっています。 |
説明: argument-2 に対して無効な値が使用されました。
プログラマー応答: argument-1 の値が decimal-value と等しくないことを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-1 の値が decimal-value 以下です。 |
説明: Argument-1 に対して無効な値が使用されました。
プログラマー応答: Argument-1 が decimal-value より大きいことを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-1 の値が decimal-value 未満です。 |
説明: Argument-1 に対して無効な値が使用されました。
プログラマー応答: Argument-1 が decimal-value 以上であることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 関数 function-name の Argument-1 の値が整数ではありません。 |
説明: Argument-1 に対して無効な値が使用されました。
プログラマー応答: Argument-1 が整数であることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| ランタイム・オプション option-name の数値ストリング string で、無効な文字が検出されました。デフォルトが使用されます。 |
説明: string にすべての 10 進数字が含まれていませんでした。
プログラマー応答: デフォルト値を使用したくない場合は、ランタイム・オプションのストリングにすべての数字が含まれるように修正してください。
システム処置: デフォルトが使用されます。
| ランタイム・オプション option-name の数値 number が、min-range から max-range の範囲を超えています。デフォルトが使用されます。 |
説明: number が min-range から max-range の範囲を超えました。
プログラマー応答: ランタイム・オプションのストリングが有効範囲内になるように修正してください。
システム処置: デフォルトが使用されます。
| _iwzCOBOLInit 内の関数名が戻りを行いました。 |
説明: 実行単位の終了出口ルーチンが、そのルーチンを呼び出した関数 (function_code で指定された関数) に戻りました。
プログラマー応答: 実行単位の終了出口ルーチンが、関数に戻るのではなく、longjump または exit を実行するように関数を書き直してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| ファイル file-name に対する I/O operation の実行中に、エラーが検出されました。ファイル状況は file-status です。 |
説明: ファイル入出力操作中に、エラーが検出されました。当該ファイルに対して、ファイル状況が指定されておらず、また該当するエラー宣言も有効になっていません。
プログラマー応答: このメッセージで説明されている状態を修正してください。エラーを検出して、ソース・プログラムで適切な処置をとりたい場合は、当該ファイルに FILE STATUS 文節を指定してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 入出力エラー error-code により、STOP または ACCEPT が失敗しました。実行単位は終了します。 |
説明: STOP または ACCEPT ステートメントが失敗しました。
プログラマー応答: STOP または ACCEPT が正当なファイルまたは端末を参照していることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 有効なコード・ページが DBCS コード・ページではありません。 |
説明: 非 DBCS コード・ページが有効な状態で、DBCS データを指す参照が行われました。
プログラマー応答: DBCS データの場合は、有効な DBCS コード・ページを指定してください。有効な DBCS コード・ページを次に示します。
| 国または地域 | コード・ページ |
|---|---|
| 日本 | IBM-943 |
| 韓国 | |
| 中華人民共和国 (簡体字) | |
| 台湾 (繁体字) | IBM-950 |
注: 上記のコード・ページは、プラットフォームの特定のバージョンまたはリリースではサポートされない場合があります。
システム処置: システムのアクションはとられません。
| ASCII DBCS から EBCDIC DBCS への変換中にエラーが発生しました。 |
説明: ASCII 文字ストリングから EBCDIC ストリングへの変換中にエラーが検出されたため、漢字または DBCS クラス・テストが失敗しました。
プログラマー応答: 有効なロケールと、テスト対象の ASCII 文字ストリングが一貫していることを検証してください。ロケール設定が正しい場合は、特に処置は必要ありません。クラス・テストは、当該ストリングが漢字または DBCS ではないことを正しく示していると思われます。
システム処置: システムのアクションはとられません。
| コード・ページ codepage value の ICU コンバーターをオープンできません。エラー・コードは error code value です。 |
説明: コード・ページと UTF-16 間の変換を行う ICU コンバーターをオープンできません。
プログラマー応答: コード・ページ名 (「COBOL for Windows 言語解説書」) に従って、コード・ページ値が有効であることを確認してください。 コード・ページ値が有効な場合は、IBM 担当員に連絡してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| エラー・コード error code value により、ICU を使用したデータ変換が失敗しました。 |
説明: ICU を使用したデータ変換が失敗しました。
プログラマー応答: IBM 担当員に連絡してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| エラー・コード error code value により、ICU コンバーターのクローズが失敗しました。 |
説明: ICU コンバーターのクローズが失敗しました。
プログラマー応答: IBM 担当員に連絡してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| ロケール値 locale value の ICU コレーターをオープンできません。エラー・コードは error code value です。 |
説明: 当該ロケールの ICU コレーターをオープンできません。
プログラマー応答: IBM 担当員に連絡してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| エラー・コード error code value により、ICU を使用した Unicode ケース・マッピング関数が失敗しました。 |
説明: ICU のケース・マッピング関数が失敗しました。
プログラマー応答: IBM 担当員に連絡してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 現行のコード・セット ASCII codeset-id から EBCDIC コード・セット EBCDIC codeset-id への変換テーブルを使用できません。デフォルトの ASCII/EBCDIC 変換テーブルが使用されます。 |
説明: アプリケーションに、CHAR(EBCDIC) コンパイラー・オプションを使用してコンパイルされたモジュールがあります。実行時には、現行の ASCII コード・ページから、EBCDIC_CODEPAGE 環境変数で指定された EBCDIC コード・ページへの変換を処理するための変換テーブルが構築されます。指定されたコード・ページに対して使用可能な変換テーブルがないか、または EBCDIC_CODE ページの指定が無効なため、このエラーが発生しました。実行は、ASCII コード・ページ IBM-1252 および EBCDIC コード・ページ IBM-037 に基づくデフォルトの変換テーブルを使用して続けられます。
プログラマー応答: EBCDIC_CODEPAGE 環境変数に有効な値が指定されていることを確認してください。
EBCDIC_CODEPAGE を設定しない場合は、デフォルト値の IBM-037 が使用されます。これは、Enterprise COBOL for z/OS で使用されるデフォルトのコード・ページです。
システム処置: システムのアクションはとられません。
| 指定された EBCDIC コード・ページ EBCDIC codepage がロケール locale と一貫していませんが、要求どおりに使用されます。 |
説明: アプリケーションに、CHAR(EBCDIC) コンパイラー・オプションを使用してコンパイルされたモジュールがあります。指定されたコード・ページが現行ロケールと同じ言語でないため、このエラーが発生しました。
プログラマー応答: EBCDIC_CODEPAGE 環境変数がこのロケールに対して有効なことを確認してください。
システム処置: システムのアクションはとられません。
| 指定された EBCDIC コード・ページ EBCDIC codepage はサポートされていません。デフォルトの EBCDIC コード・ページ EBCDIC codepage が使用されます。 |
説明: アプリケーションに、CHAR(EBCDIC) コンパイラー・オプションを使用してコンパイルされたモジュールがあります。EBCDIC_CODEPAGE 環境変数の指定が無効なため、このエラーが発生しました。 実行は、現行ロケールに対応するデフォルトのホスト・コード・ページを使用して続けられます。
プログラマー応答: EBCDIC_CODEPAGE 環境変数に有効な値が指定されていることを確認してください。
システム処置: システムのアクションはとられません。
| EBCDIC 変換テーブルをオープンできません。 |
説明: 現行システムのインストールに、デフォルトの ASCII および EBCDIC コード・ページ用の変換テーブルが組み込まれていません。
プログラマー応答: コンパイラーおよびランタイムを再インストールしてください。それでも問題が続く場合は、IBM 担当員に連絡してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| EBCDIC 変換テーブルを構築できません。 |
説明: ASCII から EBCDIC への変換テーブルはオープンされましたが、変換が失敗しました。
プログラマー応答: 新規ウィンドウから実行を再試行してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| メインプログラムは -host フラグ と CHAR(NATIVE) オプションの両方でコンパイルされましたが、これらには互換性がありません。 |
説明:-host フラグ と CHAR(NATIVE) オプションの両方でのコンパイルはサポートされていません。
プログラマー応答: -host フラグ または CHAR(NATIVE) オプションのいずれかを除去してください。 -host フラグは CHAR(EBCDIC) を設定します。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 現行のロケール設定の照会が失敗しました。 |
説明: 実行環境の照会で、有効なロケール設定を識別できませんでした。適切なメッセージ・ファイルにアクセスして照合順序を設定するには、現行ロケールを設定する必要があります。この設定は、日時サービスや EBCDIC 文字のサポートでも使用されます。
プログラマー応答: 次の環境変数の設定を確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
メッセージには、次のような種類があります。
|
説明: CHAR(EBCDIC) コンパイラー・オプションで要求されたとおりに、ID 内のデータを ASCII 形式と EBCDIC 形式間で変換できませんでした。
プログラマー応答: 適切な ASCII および EBCDIC ロケールがインストール済みで、選択されていることを確認してください。ID 内のデータが有効で、ASCII と EBCDIC の両方の形式で表現できることを確認してください。
システム処置: システムのアクションはとられません。データは未変換形式のままになります。
| プログラム program-name の基本年が 1900 から 1999 の有効範囲内にありません。スライディング・ウィンドウ値 window-value は、base-year の基本年になります。 |
説明: 現行年と、YEARWINDOW コンパイラー・オプションで指定されたスライディング・ウィンドウ値を使用して 100 年間の範囲を計算しましたが、100 年間の基本となる年が 1900 から 1999 の有効範囲内にありませんでした。
プログラマー応答: アプリケーション設計を調べて、YEARWINDOW オプション値を変更できるかどうかを判別してください。YEARWINDOW オプション値を変更してアプリケーションを実行できる場合は、適切な YEARWINDOW オプション値を使用してプログラムをコンパイルしてください。YEARWINDOW オプション値を変更してアプリケーションを実行できない場合は、すべての日付フィールドを拡張日付に変換してから、NODATEPROC を使用してプログラムをコンパイルしてください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 現行年が、プログラム program-name に使用されている year-start から year-end の 100 年間内にありません。 |
説明: 現行年が、YEARWINDOW コンパイラー・オプション値で指定された 100 年間の固定範囲内にありませんでした。
例えば、YEARWINDOW(1920) を使用して COBOL プログラムをコンパイルした場合、そのプログラムに使用される 100 年間の範囲は 1920 から 2019 となります。このプログラムを 2020 年に実行すると、現行年がこの 100 年間の範囲内にないため、エラー・メッセージが出されます。
プログラマー応答: アプリケーション設計を調べて、YEARWINDOW オプション値を変更できるかどうかを判別してください。YEARWINDOW オプション値を変更してアプリケーションを実行できる場合は、適切な YEARWINDOW オプション値を使用してプログラムをコンパイルしてください。YEARWINDOW オプション値を変更してアプリケーションを実行できない場合は、すべての日付フィールドを拡張日付に変換してから、NODATEPROC を使用してプログラムをコンパイルしてください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| XML PARSE ステートメントを開始しようとしましたが、この操作は無効です。 |
説明: COBOL プログラムによって開始された XML PARSE ステートメントがすでに進行中のときに、同じ COBOL プログラムが別の XML PARSE ステートメントを実行しようとしました。1 回の COBOL プログラム呼び出しでアクティブにできる XML PARSE ステートメントは 1 つだけです。
プログラマー応答: 同じ COBOL プログラム内から別の XML PARSE ステートメントを開始しないようにアプリケーションを変更してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| XML PARSE ステートメントを終了しようとしましたが、この操作は無効です。 |
説明: COBOL プログラムによって開始された XML PARSE ステートメントの進行中に、次のいずれかが試行されました。
プログラマー応答: 上記のメソッドを使用せずに XML PARSE ステートメントを終了するようにアプリケーションを変更してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| 内部エラー: JNI_GetCreatedJavaVMs への呼び出しにより、エラー、戻りコード nn が戻されました。 |
説明: JNI_GetCreatedJavaVMs 関数の呼び出しにより、戻りコード nn のエラーが戻されました。
プログラマー応答: IBM 担当員に連絡してください。
システム処置: アプリケーションの実行は終了します。
| 内部エラー: n 個のアクティブ Java VM が検出されましたが、期待される数は 1 つだけです。 |
説明: 複数のアクティブ Java VM が検出されましたが、期待される Java VM は 1 つだけです。
プログラマー応答: IBM 担当員に連絡してください。
システム処置: アプリケーションの実行は終了します。
| nn 個を超える JVM 初期化オプションが指定されました。 |
説明: COBJVMINITOPTIONS 環境変数で指定した Java 初期化オプションの数が最大許容数を超えています。上限は 256 です。
プログラマー応答: COBJVMINITOPTIONS 環境変数に指定するオプションの数を減らしてください。
システム処置: アプリケーションの実行は終了します。
| 内部エラー: JNI_CreateJavaVM への呼び出しによりエラーが戻されました。 |
説明: JNI_CreateJavaVM の呼び出しによりエラーが戻されました。
プログラマー応答: IBM 担当員に連絡してください。
システム処置: アプリケーションの実行は終了します。
| 内部エラー: 現行のスレッドが JVM に接続されていないため、GetEnv への呼び出しにより、コード nn が戻されました。 |
説明: 現行のスレッドが JVM に接続されていないため、GetEnv への呼び出しにより、コード nn が戻されました。
プログラマー応答: IBM 担当員に連絡してください。
システム処置: アプリケーションの実行は終了します。
| 内部エラー: JVM バージョンがサポートされていないため、GetEnv への呼び出しにより、コード nn が戻されました。 |
説明: JVM バージョンがサポートされていないため、GetEnv への呼び出しにより、コード nn が戻されました。
プログラマー応答: IBM 担当員に連絡してください。
システム処置: アプリケーションの実行は終了します。
| 内部エラー: GetEnv への呼び出しにより、認識されていない戻りコード nn が戻されました。 |
説明: GetEnv への呼び出しにより、認識されていない戻りコード nn が戻されました。
プログラマー応答: IBM 担当員に連絡してください。
システム処置: アプリケーションの実行は終了します。
| 内部エラー: GetByteArrayElements が、インスタンス・データを指すポインターを取得できませんでした。 |
説明: GetByteArrayElements サービスが、インスタンス・データを指すポインターを取得できませんでした。
プログラマー応答: IBM 担当員に連絡してください。
システム処置: アプリケーションの実行は終了します。
| インスタンス・データを指す直接ポインターを取得できません。インストール済みの JVM では、pinned (滞留) されるバイト配列はサポートされていません。 |
説明: pinned (滞留) されるバイト配列に対応していない、サポートされていない JVM (Sun 1.4.1 など) が使用されています。pinning (滞留) の詳細については、「The Java Native Interface」を参照してください。
プログラマー応答: サポートされる JVM を実行してください。
システム処置: アプリケーションの実行は終了します。
| Java クラス name を検出できませんでした。 |
説明: プログラムが、CLASSPATH 環境変数で定義または指定されていないクラス名を参照しています。
プログラマー応答: name を参照するプログラムを検査し、その参照を修正するか、欠落している name.class クラスを指定してください。
システム処置: アプリケーションの実行は終了します。
| 使用可能なストレージが不十分なため、ストレージ取得要求を満たすことができません。 |
説明: 使用可能なフリー・ストレージが不十分なため、ストレージ取得要求または再割り振り要求を満たすことができません。このメッセージは、ストレージ管理でオペレーティング・システムから十分なストレージを取得できなかったことを意味します。
プログラマー応答: アプリケーションを実行できるだけの十分なストレージを確保してください。
システム処置: ストレージは割り振られません。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE0PD
メッセージには、次のような種類があります。
|
説明: それぞれの重大メッセージまたはクリティカル・メッセージの後には、IWZ901 メッセージが続きます。ERRCOUNT ランタイム・オプションを使用した場合に、警告メッセージの数が ERRCOUNT を超えると、IWZ901 メッセージも出されます。
プログラマー応答: 重大メッセージまたはクリティカル・メッセージを参照して、ERRCOUNT の値を増やしてください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| システムが 10 進数除算例外を検出しました。 |
説明: ある数値を 0 で除算しようとしたことが検出されました。
プログラマー応答: プログラムを修正してください。例えば、フラグ付きのステートメントに ON SIZE ERROR を追加します。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| システムがデータ例外を検出しました。 |
説明: データに無効値が含まれているため、パック 10 進数データまたはゾーン 10 進数データに対する操作が失敗しました。
プログラマー応答: データが有効なパック 10 進数データまたはゾーン 10 進数データであることを確認してください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
メッセージには、次のような種類があります。
|
説明: ランタイム・ライブラリーが仮想メモリー・スペースを要求しましたが、オペレーティング・システムがこの要求を拒否しました。
プログラマー応答: プログラムが大量の仮想メモリーを使用するため、スペースが不足しています。一般に、この問題の原因は特定のステートメントではなく、プログラム全体に関連しています。OCCURS 文節の使用状況を調べて、テーブルのサイズを減らしてください。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| ストレージが不十分です。メッセージ message-number 用のスペースを検出できません。 |
説明: ランタイム・ライブラリーが仮想メモリー・スペースを要求しましたが、オペレーティング・システムがこの要求を拒否しました。
プログラマー応答: プログラムが大量の仮想メモリーを使用するため、スペースが不足しています。一般に、この問題の原因は特定のステートメントではなく、プログラム全体に関連しています。OCCURS 文節の使用状況を調べて、テーブルのサイズを減らしてください。
システム処置: システムのアクションはとられません。
| メッセージ・カタログ内でメッセージ message-number を検出できません。 |
説明: ランタイム・ライブラリーが、メッセージ・カタログ自体またはメッセージ・カタログ内の特定のメッセージを検出できません。
プログラマー応答: COBOL ライブラリーおよびメッセージが正しくインストールされていることと、 LANG および NLSPATH が正しく指定されていることを確認してください。
システム処置: システムのアクションはとられません。
メッセージには、次のような種類があります。
|
説明: オペレーティング・システムが、無許可のアクション (保護記憶域にデータを格納しようとしたなど) を検出したか、または割り込みキー (一般には Control + C キーだが、再構成はできない) が押されたことを検出しました。
プログラマー応答: 無許可のアクションがシグナルの原因の場合は、デバッガーでプログラムを実行すると、エラーの発生場所に関する詳細情報を得ることができます。このタイプのエラーの例としては、無効な値を持つポインターなどが挙げられます。
システム処置: アプリケーションは終了します。
| システムから UTC/GMT を使用できませんでした。 |
説明: システム・クロックが無効な状態になっていたため、CEEUTC または CEEGMT の呼び出しが失敗しました。現在時刻を判別できませんでした。
プログラマー応答: システム・クロックが無効な状態になっていることをシステム・サポート担当者に連絡してください。
システム処置: 出力値がすべて 0 に設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2E6
| UTC/GMT から現地時間までのオフセットをシステムから使用できませんでした。 |
説明: (1) 現行のオペレーティング・システムを判別できなかったか、(2) オペレーティング・システムの制御ブロックにある時間帯フィールドに無効なデータが含まれている可能性があるため、CEEGMTO の呼び出しが失敗しました。
プログラマー応答: オペレーティング・システムに格納されている現地時間のオフセットに無効なデータが含まれている可能性があることをシステム・サポート担当者に連絡してください。
システム処置: 出力値がすべて 0 に設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2E7
| CEEDATM または CEESECI への呼び出し内の input_seconds 値が、対応範囲内にありませんでした。 |
説明: CEEDATM または CEESECI の呼び出しで渡された input_seconds 値が、86,400.0 から 265,621,679,999.999 の範囲内の浮動小数点数ではありませんでした。入力パラメーターは、1582 年 10 月 14 日の 00:00:00 から数えた秒数で表す必要があります。ここでサポートされる最初の日時は 1582 年 10 月 15 日の 00:00:00.000、最後の日時は 9999 年 12 月 31 日の 23:59:59.999 です。
プログラマー応答: 入力パラメーターに含まれている浮動小数点値が 86,400.0 から 265,621,679,999.999 の範囲内にあることを確認してください。
システム処置: CEEDATM の場合は、出力値がブランクに設定されます。CEESECI の場合は、出力パラメーターがすべて 0 に設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2E9
| CEEDATM に渡されたピクチャー・ストリング内に元号 (<JJJJ>、<CCCC>、 <CCCCCCCC>) が使用されていましたが、入力された秒数値が対応範囲内にありませんでした。元号を判別できませんでした。 |
説明: CEEDATM の呼び出しでは、ピクチャー・ストリングは入力値が元号に変換されることを示しますが、指定された入力値は、サポートされる元号の範囲内にありません。
プログラマー応答: サポートされる元号の範囲内にある有効な秒数値が入力値に含まれていることを確認してください。
システム処置: 出力値がブランクに設定されます。
| CEEDAYS または CEESECS に渡されたデータが不十分です。リリアン日付の値は計算されませんでした。 |
説明: CEEDAYS または CEESECS の呼び出しで渡されたピクチャー・ストリングに、十分な情報が含まれていませんでした。例えば、CEEDAYS または CEESECS の呼び出しでピクチャー・ストリング 'MM/DD' (月と日のみ) を使用すると、年の値がないためエラーとなります。リリアン日付の値を計算するために最低限必要な情報は、(1) 月、日、年、または (2) 年、ユリウス日のいずれかです。
プログラマー応答: CEEDAYS または CEESECS の呼び出しで指定されたピクチャー・ストリングに少なくとも、(1) 月、日、年、または (2) 年、ユリウス日のいずれかの入力ストリング内の場所が指定されていることを確認してください。
システム処置: 出力値が 0 に設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2EB
| CEEDAYS または CEESECS に渡された日付値が無効です。 |
説明: CEEDAYS または CEESECS の呼び出しで、DD または DDD フィールドの値が当該年/月に対して無効です。例えば、1990 年はうるう年ではないため、'MM/DD/YY' の値が '02/29/90' の場合や 'YYYY.DDD' の値が '1990.366' の場合は無効となります。また、6 月 31 日や 1 月 0 日など、存在しない日付値を指定した場合にも、このコードが戻されることがあります。
プログラマー応答: 入力データの形式がピクチャー・ストリング指定と一致していることと、入力データに有効な日付が含まれていることを確認してください。
システム処置: 出力値が 0 に設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2EC
| CEEDAYS または CEESECS に渡された元号が認識されませんでした。 |
説明: CEEDAYS または CEESECS の呼び出しで渡された <JJJJ>、<CCCC>、または <CCCCCCCC> フィールドの値に、サポートされる元号名が含まれていません。
プログラマー応答: 入力データの形式がピクチャー・ストリング指定と一致していることと、元号名のスペルが正しいことを確認してください。元号名は、正しい DBCS ストリングでなければならないことに注意してください。'<' の位置には、元号名の先頭バイトが含まれていなければなりません。
システム処置: 出力値が 0 に設定されます。
| CEEISEC または CEESECS への呼び出しで時間の値が認識されませんでした。 |
説明: (1) CEEISEC の呼び出しの場合は、時のパラメーターに 0 から 23 の範囲内の数値が含まれていませんでした。(2) CEESECS の呼び出しの場合は、HH (時) フィールドの値に 0 から 23 の範囲内の数値が含まれていないか、あるいは “AP” (a.m./p.m.) フィールドが指定されているのに、HH フィールドに 1 から 12 の範囲内の数値が含まれていませんでした。
プログラマー応答: CEEISEC の場合は、時のパラメーターに 0 から 23 の範囲内の整数が含まれていることを確認してください。CEESECS の場合は、入力データの形式がピクチャー・ストリング指定と一致することと、時のフィールドに 0 から 23 (“AP” フィールドを使用している場合は 1 から 12) の範囲内の値が含まれていることを確認してください。
システム処置: 出力値が 0 に設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2EE
| CEEISEC の呼び出しで渡された日のパラメーターが、指定された年および月に対して無効です。 |
説明: CEEISEC の呼び出しで渡された日のパラメーターに、有効な日数値が含まれていませんでした。年、月、日の組み合わせが、無効な日付値になっています。例えば、1990 年 2 月 29 日、6 月 31 日、0 日などの日付は無効です。
プログラマー応答: 日のパラメーターに 1 から 31 の範囲内の整数が含まれていることと、年、月、日の組み合わせが有効な日付を表していることを確認してください。
システム処置: 出力値が 0 に設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2EF
| CEEDATE または CEEDYWK への呼び出しで渡されたリリアン日付値が、対応範囲内にありませんでした。 |
説明: CEEDATE または CEEDYWK の呼び出しで渡されたリリアン日付値が、1 から 3,074,324 の範囲内の数値ではありませんでした。
プログラマー応答: 入力パラメーターに 1 から 3,074,324 の範囲内の整数が含まれていることを確認してください。
システム処置: 出力値がブランクに設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2EG
| CEEISEC、CEEDAYS、CEESECS のいずれかの呼び出しで渡された入力日付が、対応範囲内にありませんでした。 |
説明: CEEISEC、CEEDAYS、CEESECS のいずれかの呼び出しで渡された入力日付が、1582 年 10 月 15 日より前か、9999 年 12 月 31 日より後に設定されていました。
プログラマー応答: CEEISEC の場合は、年、月、日のパラメーターが、1582 年 10 月 15 日以降の日付になっていることを確認してください。CEEDAYS および CEESECS の場合は、入力される日付の形式がピクチャー・ストリング指定と一致することと、入力される日付が対応範囲内にあることを確認してください。
システム処置: 出力値が 0 に設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2EH
| CEEISEC の呼び出しで渡された年の値が、対応範囲内にありませんでした。 |
説明: CEEISEC の呼び出しで渡された年のパラメーターに、1582 から 9999 の範囲内の数値が含まれていませんでした。
プログラマー応答: 年のパラメーターに有効なデータが含まれていることと、年のパラメーターに世紀が含まれている (例えば、90 年ではなく 1990 年と指定している) ことを確認してください。
システム処置: 出力値が 0 に設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2EI
| CEEISEC 呼び出し内のミリ秒の値が認識されませんでした。 |
説明: CEEISEC の呼び出しで、ミリ秒のパラメーター (input_milliseconds) に 0 から 999 の範囲内の数値が含まれていませんでした。
プログラマー応答: ミリ秒のパラメーターに 0 から 999 の範囲内の整数が含まれていることを確認してください。
システム処置: 出力値が 0 に設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2EJ
| CEEISEC 呼び出し内の分の値が認識されませんでした。 |
説明: (1) CEEISEC の呼び出しの場合は、分のパラメーター (input_minutes) に 0 から 59 の範囲内の数値が含まれていませんでした。(2) CEESECS の呼び出しの場合は、MI (分) フィールドの値に 0 から 59 の範囲内の数値が含まれていませんでした。
プログラマー応答: CEEISEC の場合は、分のパラメーターに 0 から 59 の範囲内の整数が含まれていることを確認してください。CEESECS の場合は、入力データの形式がピクチャー・ストリング指定と一致することと、分のフィールドに 0 から 59 の範囲内の値が含まれていることを確認してください。
システム処置: 出力値が 0 に設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2EK
| CEEISEC 呼び出し内の月の値が認識されませんでした。 |
説明: (1) CEEISEC の呼び出しの場合は、月のパラメーター (input_month) に 1 から 12 の範囲内の数値が含まれていませんでした。(2) CEEDAYS または CEESECS の呼び出しの場合は、MM フィールドの値に 1 から 12 の範囲内の数値が含まれていないか、あるいは MMM や MMMM などのフィールドの値に、現在アクティブな各国語で正しいスペルの月の名前または省略後が含まれていませんでした。
プログラマー応答: CEEISEC の場合は、月のパラメーターに 1 から 12 の範囲内の整数が含まれていることを確認してください。CEEDAYS および CEESECS の場合は、入力データの形式がピクチャー・ストリング指定と一致することを確認してください。MM フィールドの場合は、入力値が 1 から 12 の範囲内にあることを確認してください。月名 (MMM、MMMM など) を指定する場合は、その月名のスペルまたは省略語が、現在アクティブな各国語で正しく指定されていることを確認してください。
システム処置: 出力値が 0 に設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2EL
| 日時サービスへの呼び出しに無効なピクチャー・ストリングが指定されました。 |
説明: いずれかの日時サービスの呼び出しで指定されたピクチャー・ストリングが無効です。指定できるのは 1 つの元号文字ストリングだけです。
プログラマー応答: ピクチャー・ストリングに有効なデータが含まれていることを確認してください。ピクチャー・ストリングに複数の元号記述子 (<JJJJ> と <CCCC> の両方など) が含まれている場合は、一方の元号だけを使用するようにピクチャー・ストリングを変更してください。
システム処置: 出力値が 0 に設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2EM
| CEEISEC 呼び出し内の秒の値が認識されませんでした。 |
説明: (1) CEEISEC の呼び出しの場合は、秒のパラメーター (input_seconds) に 0 から 59 の範囲内の数値が含まれていませんでした。(2) CEESECS の呼び出しの場合は、SS (秒) フィールドの値に 0 から 59 の範囲内の数値が含まれていませんでした。
プログラマー応答: CEEISEC の場合は、秒のパラメーターに 0 から 59 の範囲内の整数が含まれていることを確認してください。CEESECS の場合は、入力データの形式がピクチャー・ストリング指定と一致することと、秒のフィールドに 0 から 59 の範囲内の値が含まれていることを確認してください。
システム処置: 出力値が 0 に設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2EN
| CEEDAYS が数値フィールド内に非数値データを検出したか、あるいは日付ストリングとピクチャー・ストリングが一致しませんでした。 |
説明: CEEDAYS の呼び出しで渡された入力値が、ピクチャー指定で記述された形式ではありませんでした (例えば、数字のみが期待される場所に非数字があるなど)。
プログラマー応答: 入力データの形式がピクチャー・ストリング指定と一致していることと、数値フィールドに数値データしか含まれていないことを確認してください。
システム処置: 出力値が 0 に設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2EO
| CEEDAYS または CEESECS に渡された <JJJJ>、<CCCC>、または <CCCCCCCC> の元号年数値がゼロでした。 |
説明: CEEDAYS または CEESECS の呼び出しで、YY または ZYY ピクチャー・トークンが指定されている場合で、なおかつピクチャー・ストリングにいずれかの元号トークン (<CCCC> や <JJJJ> など) が含まれている場合は、年の値が 1 以上で、その元号に対して有効な値でなければなりません。この場合、YY または ZYY フィールドは当該元号における年を意味します。
プログラマー応答: 入力データの形式がピクチャー・ストリング指定と一致していることと、入力データが有効なことを確認してください。
システム処置: 出力値が 0 に設定されます。
| CEEDATE に渡されたピクチャー・ストリング内に元号 (<JJJJ>、<CCCC>、 <CCCCCCCC>) が使用されていましたが、リリアン日付値が対応範囲内にありませんでした。元号を判別できませんでした。 |
説明: CEEDATE の呼び出しでは、ピクチャー・ストリングはリリアン日付が元号に変換されることを示しますが、リリアン日付がサポートされる元号の範囲内にありません。
プログラマー応答: サポートされる元号の範囲内にある有効なリリアン日付値が入力値に含まれていることを確認してください。
システム処置: 出力値がブランクに設定されます。
| CEESECS が数値フィールド内に非数値データを検出したか、あるいはタイム・スタンプ・ストリングとピクチャー・ストリングが一致しませんでした。 |
説明: CEESECS の呼び出しで渡された入力値が、ピクチャー指定で記述された形式ではありませんでした。例えば、数字のみが期待される場所に非数字がある、a.m./p.m. フィールド (AP、A.P. など) に 'AM' または 'PM' のストリングが含まれていないなどが考えられます。
プログラマー応答: 入力データの形式がピクチャー・ストリング指定と一致していることと、数値フィールドに数値データしか含まれていないことを確認してください。
システム処置: 出力値が 0 に設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2ET
| CEEDATE によって戻された日付ストリングが切り捨てられました。 |
説明: CEEDATE の呼び出しで、出力ストリングのサイズが足りないため、フォーマットした日付値を格納できませんでした。
プログラマー応答: 出力ストリングのデータ項目が、フォーマットされた日付全体を格納できるだけの十分なサイズになっていることを確認してください。出力パラメーターが、少なくともピクチャー・ストリング・パラメーターと同じ長さになっていることを確認してください。
システム処置: 出力値が出力パラメーターの長さまで切り詰められます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2EU
| CEEDATM によって戻されたタイム・スタンプ・ストリングが切り捨てられました。 |
説明: CEEDATM の呼び出しで、出力ストリングのサイズが足りないため、フォーマットしたタイム・スタンプ値を格納できませんでした。
プログラマー応答: 出力ストリングのデータ項目が、フォーマットされたタイム・スタンプ全体を格納できるだけの十分なサイズになっていることを確認してください。出力パラメーターが、少なくともピクチャー・ストリング・パラメーターと同じ長さになっていることを確認してください。
システム処置: 出力値が出力パラメーターの長さまで切り詰められます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2EV
| システムから現地時間を使用できませんでした。 |
説明: システム・クロックが無効な状態になっていたため、CEELOCT の呼び出しが失敗しました。現在時刻を判別できません。
プログラマー応答: システム・クロックが無効な状態になっていることをシステム・サポート担当者に連絡してください。
システム処置: 出力値がすべて 0 に設定されます。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2F3
| CEESCEN に渡された値が 0 から 100 の範囲内にありませんでした。 |
説明: CEESCEN の呼び出しで渡された century_start の値が、0 から 100 の範囲内にありませんでした。
プログラマー応答: 入力パラメーターが有効範囲内にあることを確認してください。
システム処置: システムのアクションはとられません。すべての 2 桁年号に対して想定される 100 年間の範囲は変わりません。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2F5
| CEEDATE または CEEDATM への呼び出しで、月または曜日名に対して指定されたフィールド幅が不十分です。出力はブランクに設定されました。 |
説明: CEEDATE または CEEDATM 呼び出し可能サービスで、ピクチャー・ストリングに正しいスペルの月名や曜日名が要求される MMM、MMMMMZ、WWW、 Wwww などが含まれているにもかかわらず、現在フォーマットされている月名に含まれている文字数が指定フィールド内に収まらない場合は、このメッセージが出されます。
プログラマー応答: フォーマットされる最長の月名または曜日名を格納できるだけの十分な数の M または W を指定して、フィールド幅を増やしてください。
システム処置: 幅が不十分な月名および曜日名フィールドは、ブランクに設定されます。残りの出力ストリングは影響を受けません。処理を続行します。
シンボリック・フィードバック・コード: CEE2F6
関連概念
付録C. 中間結果および算術精度