Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

記述子ロケーターによる引数の引き渡し

引数とその記述子が記述子ロケーターによって渡される場合は、 引数に記述子が必要であるときにはいつでも、その引数用のロケーター/記述子のアドレスが代わりに渡されます。

ストリングを除いて、ロケーター/記述子は、ポインターの対です。 最初のポインターはデータのアドレスで、2 番目のポインターは記述子のアドレスです。 ストリングの場合、CMPAT(LE) では、ロケーター/記述子は同じく、ポインターの対です。 ただし、他の CMPAT オプションでは、ロケーター/記述子は、ストリングのアドレスおよびストリング記述子自体から成ります。

例えば、次のようにルーチン sample が再度宣言されたとします。

declare sample entry( fixed bin(31), varying char(*) )
               options( byaddr descriptor );

さらに、sample が次のようなステートメントで呼び出されたとします。

call sample( 1, 'test' );

この場合、次の 2 つの引数がルーチンに渡されます。


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