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COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


リンカー・オプション

リンク処理と、それによって生成されるファイルを制御するには、リンカー・オプションを使用します。 各オプションに関する情報は、そのオプションの構文および受諾された略語を示します。オプションとそのパラメーター、および他のパラメーターとの相互作用も示しています。

表 35. リンカー・オプション
オプション 説明 デフォルト 省略形
/? 有効なリンカー・オプションのリストを表示します (/HELPと同じ)。 なし なし
/ALIGNADDR アドレス・アライメントを設定します。 /A:0x00010000 /ALIGN
/ALIGNFILE ファイル・アライメントを設定します。 /A:512 /A
/BASE 優先されるロード・アドレスを設定します。 /BAS:0x00400000 /BAS
/CODE 実行可能ファイルのセクション属性を設定します。 /CODE:RX なし
/DATA データのセクション属性を設定します。 /DATA:RW なし
/DBGPACK、/NODBGPACK デバッグ情報をパックします。 /NODB /DB|/NODB
/DEBUG、/NODEBUG デバッグ情報を組み込みます。 /NODEB /D|/NODEB
/DEFAULTLIBRARYSEARCH、 /NODEFAULTLIBRARYSEARCH デフォルトのライブラリーを検索します。 /DEF /DEF|/NOD
/DLL DLL を生成します。 /EXEC /EXEC
/ENTRY 実行可能ファイルの入り口点を指定します。 なし /EXEC
/EXECUTABLE 実行可能ファイルを生成します。 /EXEC /EXEC
/EXTDICTIONARY、 /NOEXTDICTIONARY 拡張ディクショナリーを使用してライブラリーを検索します。 /EXT /EXT|/NOE
/FIXED、/NOFIXED メモリー内でファイルを再配置しないようにします。 /NOFI /FI|/NOFI
/FORCE、/NOFORCE エラーが検出された場合でも、実行可能出力ファイルを作成します。 /NOFO /FO|/NOFO
/HEAP プログラム・ヒープのサイズを設定します。 /HEAP: 0x100000,0x1000 /HEA
/HELP ヘルプを表示します。 なし /H
/INCLUDE シンボルへの参照を強制します。 なし /INC
/INFORMATION、 /NOINFORMATION リンク処理の状況を表示します。 /NOIN /I|/NOIN
/LINENUMBERS、 /NOLINENUMBERS マップ・ファイルに行番号を含めます。 /NOLI /L|/NOLI
/LOGO、/NOLOGO ロゴを表示し、応答ファイルをエコー出力します。 /LO /LO|/NOL
/MAP、/NOMAP マップ・ファイルを生成します。 /NOM /M|/NOM
/OUT 出力ファイルに名前を付けます。 最初の .obj ファイルの名前 /O
/PMTYPE アプリケーション・タイプを指定します。 /PMTYPE:VIO /PM
/SECTION セクションの属性を設定します。 /CODE および /DATA による設定 /SEC
/SEGMENTS セグメントの最大数を設定します。 /SE:256 /SE
/STACK アプリケーションのスタック・サイズを設定します。 /STACK: 0x100000,0x1000 /ST
/STUB DOS スタブ・ファイルの名前を指定します。 なし /STU
/SUBSYSTEM 必要なサブシステムおよびバージョンを指定します。 /SUBSYSTEM: WINDOWS,4.0 /SU
/VERBOSE、/NOVERBOSE リンク処理の状況を表示します。 /NOV /VERB|/NOV
/VERSION 実行ファイルにバージョン番号を書き込みます。 /VERSION:0.0 /VER

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