VS COBOL II プログラムでは、
VS COBOL II のランタイムのもとで、それぞれの呼び出しごとに WORKING-STORAGE の別のコピーが使用されます。これに対し、
言語環境プログラムでは、それぞれの呼び出しごとに WORKING-STORAGE の同じコピーが使用されます。このような状況の違いは、以下の条件が該当する場合に発生します。
- RENT オプションを指定してコンパイルされた
- OS/VS COBOL、VS COBOL II、IBM COBOL、または Enterprise COBOL のプログラムから動的に呼び出された
- PL/I によって取り出され、呼び出された
さらに、プログラムは
VS COBOL II ランタイム・ライブラリーのもとで実行されると初期状態になります。これに対し、
言語環境プログラムで実行されるプログラムの場合は、CANCEL による介入がない限り、最後に使われた状態が使用されます。