言語環境プログラムは、PLIRETC、PLIRETV、および OPTIONS(RETCODE) に 対して、FIXED BIN(31) 4 バイト・ユーザー戻りコード値をサポートします。 このサポートにより、最大値が 999 という制約事項が除去されます。 4 バイト・ユーザー戻りコード値を利用するには、OS PL/I アプリケーションを 言語環境プログラムに 再リンクする必要が あります。
次の表は、PL/I ユーザー戻りコードがどのように サポートされるかを示しています。
|
関数 |
OS PL/I ロード・ モジュール |
言語環境プログラム とリンクされた OS PL/I オブジェクト・ モジュール |
Enterprise PL/I ロード・ モジュール |
|---|---|---|---|
|
PLIRETC 組み込み関数 |
999 までに 制限された 2 バイト値 |
999 までに 制限されない 4 バイト値 |
999 までに 制限されない 4 バイト値 |
|
PLIRETV 組み込み関数 |
2 バイト値 |
4 バイト値の 下位 2 バイト |
4 バイト値 |
|
RETCODE オプション |
R15 の下位 2 バイト |
R15 の下位 2 バイト |
2 バイト値 |
PLIRETC の場合、再リンクされた OS PL/I ロード・モジュール は、4 バイト・ユーザー戻りコード値を設定できます。
言語環境プログラムでは、PLISRTx の呼び出しから戻るときに 、PL/I ユーザー戻りコードは常にゼロにリセットされます。 このことは、OS PL/I ランタイムには当てはまりません。