Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


SYSADATA ファイルに影響する既存のコンパイラー・オプション

いくつかのコンパイラー・オプションは、SYSADATA ファイルの内容に影響を与える可能性があります。

COMPILE
NOCOMPILE(W|E|S) はコンパイルを実行途中で停止し、その結果、特定のメッセージが失われる可能性があります。
EVENTS
(互換性を与えるため) EVENTSADATA オプションと同じ結果になります (すなわち、ADATA または EVENTS のいずれかが有効である場合、SYSADATA ファイルが生成されます)。
EXIT
INEXIT は、コンパイル・ソース・ファイルの識別を禁止します。
TEST
TEST を使用すると、SYSADATA ファイルの内容にも影響を与える、追加のオブジェクト・テキスト・レコードが作成されます。
NUM
NUM により、コンパイラーは、生成されたシーケンス番号を使用せずに、ソース・レコードの 1 から 6 列の内容を行番号に使用します。無効 (非数値)、または順不同の番号は、直前のレコードより 1 だけ大きな数値で置き換えられます。

以下の SYSADATA フィールドには、NUM|NONUM 設定によってその内容が異なる、行番号が含まれています。

タイプ フィールド レコード
0020 AE_LINE 外部シンボル・レコード
0030 ATOK_LINE トークン・レコード
0032 AF_STMT ソース・エラー・レコード
0038 AS_STMT ソース・レコード
0039 AS_REP_EXP_SLIN COPY REPLACING レコード
0039 AS_REP_EXP_ELIN COPY REPLACING レコード
0042 ASY_STMT 記号レコード
0044 AX_DEFN 記号相互参照レコード
0044 AX_STMT 記号相互参照レコード
0046 AN_STMT ネストされたプログラム・レコード

タイプ 0038 ソース・レコードには、行番号とレコード番号に関連する 2 つのフィールドが含まれています。

上記の 2 つのフィールドは常に、上記フィールドのすべてにおいて使われるコンパイラー行番号と 物理ソース・レコード番号を相関させるために使用されます。

残りのコンパイラー・オプションは、SYSADATA ファイルに直接的な影響は与えませんが、FLAGSAAFLAGSTDSSRANGE など、特定のオプションに関連付けられた、別のエラー・メッセージの生成をトリガーする可能性があります。

例: SYSADATA

関連参照
SYSADATA レコード・タイプ
COMPILE
EXIT
NUMBER
TEST


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