VSAM ファイルを z/OS および UNIX のもとで使用する場合、アクセス方式サービス・プログラム (IDCAMS) コマンド、環境変数、 および JCL (ジョブ制御言語) に関していくつかの特別なコーディング上の考慮事項があります。
VSAM ファイルが 使用可能 となるのは、以下のすべての条件が真である場合です。
VSAM ファイルは、定義されていても、レコードが入ったことがなければ、利用不能 です。
VSAM 順次ファイルに対する OPEN ステートメントの完了時には、必ず戻りコード 0 が戻されます。
ファイルを空にするには、アクセス方式サービス・プログラム REPRO コマンドを使用してください。この方法でレコードを削除すると、ファイルの最も高い相対バイト・アドレス (RBA) が 0 にリセットされます。ファイルは事実上空になり、COBOL にとってはそれがレコードを含んだことがないかのように見えます。