Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


XML 入力の処理

XML PARSE ステートメントを使用すると、COBOL プログラム内で XML 入力を処理できます。

XML PARSE ステートメントは、高速 XML パーサーとの間の COBOL 言語インターフェースです。次のように XMLPARSE コンパイラー・オプションを使用して、アプリケーションに適切なパーサーを選択します。

XML 入力を処理するには、XML パーサーとの間で制御を受け渡しする必要があります。このような制御の受け渡しを開始するには、 XML PARSE ステートメントを使用します。このステートメントでは、XML パーサーから制御を受け取り、パーサー・イベントを処理する処理プロシージャーを指定します。

処理プロシージャーで特殊レジスターを使用して、パーサーと情報を交換します。

XML 入力を処理するには、以下の COBOL 機能を使用します。

XML 名前空間特殊レジスターは、処理プロシージャー外では未定義です。

XML-PARSE ステートメントの ENCODING 句および RETURNING NATIONAL 句は、XMLPARSE(XMLSS) コンパイラー・オプションが有効である場合にのみ使用できます。

リンク・エディットの考慮事項: XML PARSE ステートメントを含んだ COBOL プログラムは、AMODE 31 を使用してリンク・エディットする必要があります。


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