Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


日時の取り扱い

日付または時刻の呼び出し可能サービスを呼び出すには、このサービス用の正しいパラメーターを指定した CALL ステートメントを使用してください。 DATA DIVISION 内の CALL ステートメントにそのサービスに必要なデータ定義を使用してデータ項目を定義します。

77  argument          pic  s9(9)  comp.
01  format.
    05 format-length  pic  s9(4)  comp.
    05 format-string  pic  x(80).
77  result            pic  x(80).
77  feedback-code     pic  x(12)  display.
. . .
    CALL “CEEDATE” using argument, format, result, feedback-code.

上の例では、呼び出し可能サービス CEEDATE によって、データ項目 argument にリリアン日付で表された数値が、データ項目 result に書き込まれる文字形式の日付に変換されます。データ項目 format に含まれるピクチャー・ストリングは、変換形式を制御します。呼び出しの成功/失敗に関する情報は、データ項目 feedback-code に戻されます。

日時の呼び出し可能サービスを呼び出すための CALL ステートメントでは、ID ではなくプログラム名のリテラルを使用する必要があります。

プログラムは、標準のシステム・リンケージ規約を使用して、日時の呼び出し可能サービスを呼び出します。したがって、CALLINT(SYSTEM) コンパイラー・オプションを使用してプログラムをコンパイルするか (デフォルト)、>>CALLINTERFACE SYSTEM コンパイラー指示ステートメントを使用する必要があります。

例: 日付の操作

関連概念
付録E. 日時呼び出し可能サービス

関連タスク
日時の呼び出し可能サービスからのフィードバックの取得
日時の呼び出し可能サービスからの条件の処理

関連参照
フィードバック・トークン
ピクチャー文字項およびストリング
CALLINT
コンパイラー指示ステートメント
CALL ステートメント (「COBOL for Windows 言語解説書」)


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