データ・リスト項目が複素数モードのときは、実数部分が伝送されたあと虚数部分が伝送されます。
データ・リスト項目が配列式の場合は、 配列のエレメントは行の大きい順に伝送されます。すなわち、 配列の右端の添え字が最も頻繁に変化します。
データ・リスト項目が構造式のときは、構造体のエレメントは、構造体の宣言で指定された順序で伝送されます。
次に例を示します。
declare 1 A (10),
2 B,
2 C;
put file(X) list(A);このステートメントは、次の順序で出力されます。
A.B(1) A.C(1) A.B(2) A.C(2) A.B(3)
A.C(3)...
しかし、次のように宣言する場合は、
declare 1 A,
2 B(10),
2 C(10);同じ PUT ステートメントを使用しても、次の順序で出力されます。
A.B(1) A.B(2) A.B(3) ... A.B(10) A.C(1) A.C(2) A.C(3) ... A.C(10)
リスト・ディレクティブ伝送または編集ディレクティブ伝送の入力ステートメントで 使用するデータ・リスト内で、 ある変数に値が割り当てられ、 同じデータ・リスト内の後方でこの変数が参照されると、 その新しい値が使用されます。 以下に例を示します。
get list (N,(X(I) do I=1 to N),J,K,);
substr (Name, J,K));
このステートメントが実行されると、下記の順序で値が伝送され、割り当てられます。