英数字リテラルにはヌル終了を使用することができます。フォーマットは次のとおりです。
| フォーマット 4: ヌル終了英数字リテラル |
|---|
Z"mixed-characters" Z'mixed-characters' |
開始の区切り文字に引用符を使用した場合は、終了の区切り文字にも引用符を使用する必要があります。同様に、開始の区切り文字にアポストロフィを使用した場合は、終了の区切り文字にもアポストロフィを使用する必要があります。
ただし、値 X'00' を含む 1 バイト文字は指定できません。X'00' は、リテラルの最後に自動的に追加されるヌル文字です。 それ以外については、リテラルの内容には、DBCS文字が含まれる英数字リテラル (フォーマット 2) と同じ規則および制約事項が適用されます。
リテラル内容に含まれる文字ストリングの長さは、0 から 159 バイトになります。リテラルの実際の長さにはヌル終了文字が含まれるので、最大長は 160 バイトです。
ヌル終了英数字リテラルは、「英数字」データ・クラスおよびカテゴリーに属します。 ヌル終了英数字リテラルは、英数字リテラルを使用できる任意の場所で使用できますが、ALL リテラル 形象定数ではサポートされていません。
LENGTH 組み込み関数がヌル終了リテラルに適用される場合、 ヌル終了文字より前にそのリテラルのバイト数を戻しますが、 そのヌル終了文字は含まれません。 (LENGTH 特殊レジスターはリテラルのオペランドをサポートしていません。)