Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 言語解説書


DATEVAL

DATEVAL 関数は、非日付データを日付フィールドに変換して、日付フィールドで使用してもあいまいにならないようにします。

DATEPROC コンパイラー・オプションが有効な場合、戻り値は引数-1 の値が未変更のままの日付フィールドです。結果としての日付フィールドの使用方法については、以下を参照してください。

を参照してください。

NODATEPROC コンパイラー・オプションが有効であると、DATEVAL 関数は効力を持たず、引数-1 の値が未変更のまま戻されます。

関数のタイプは、次に示すように引数-1 のタイプに応じて異なります。

引数のタイプ 関数のタイプ
英数字 英数字
整数 整数
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フォーマット 

>>-FUNCTION DATEVAL--(--引数-1--引数-2--)--------------------------><

引数-1
以下のいずれかにする必要があります。
  • 引数-2 で指定された日付フォーマットと同じ文字数を持つクラス英数字項目。
  • 整数。 これを使用して負の値を含め、引数-2 で指定された範囲外の値を指定することができます。

引数-1 の値は、引数-2 で指定された形式の日付を表します。

引数-2
DATE FORMAT 節に定義されているとおり、日付パターンを指定する英数字リテラルでなければなりません。日付パターンは YY または YYYY (それぞれウィンドウ表示西暦年と拡張西暦年を表す) で構成されており、 場合によっては以下に示すように 1 つまたは複数の X (月日など日付の他の部分) がその前後に付くことがあります。 値の大/小文字は区別されません。引数-2 の文字 X と Y は、大文字と小文字の混在が可能です。

日付パターン・ストリング 指定する引数-1 の内容
YY ウィンドウ表示 (2 桁) 年。
YYYY 拡張 (4 桁) 年。
X 1 文字。例えば、1 学期または四半期 (1 から 4) などを表す数字。
XX 2 文字。例えば、月を表す数字 (01 から 12)。
XXX 3 文字。例えば、1 年のうちの何日目かを表す数字 (001 から 366)。
XXXX 4 文字。例えば、月を表す 2 桁 (01 から 12) と月の何日かを表す 2 桁 (01 から 31)。

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