Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, 言語解説書

X フォーマット項目

間隔 (X) フォーマット項目は、データ・ストリーム中のあるデータ値と次のデータ値の間隔を指定します。

構文図を読む構文図をスキップする>>-X--(field-width)--------------------------------------------><
 
field-width
式を指定します。 この式は、このフォーマット項目が使用されるたびに計算され、 整数値 (負であってはならない) に変換されます。 この整数値は、データ・ストリーム中の現在位置から次のフィールドまでの 間にある桁の桁数を表します。

入力の場合は、指定した桁数だけデータ・ストリーム中で水平送りされ、 それらの桁はプログラムに伝送されません。

以下に例を示します。

  get edit (Number, Rebate)
         (A(5), X(5), A(5));

入力ファイル SYSIN からの次の 15 文字は次のように 処理されます。 最初の 5 文字は Number に割り当てられ、次の 5 文字は無視され、 残りの 5 文字は Rebate に割り当てられます。

出力の場合は、指定した個数のブランク文字がストリーム中に挿入されます。

以下に例を示します。

  put file(Out) edit (Part, Count) (A(4), X(2), F(5));

Part の値を表す 4 文字、2 つのブランク文字、Count の固 定小数点値を表す最後の 5 文字は、Out という名前のファイルに書き 出されます。


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