Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 言語解説書


GLOBAL 文節

GLOBAL 文節は、データ名が、そのデータ名を宣言するプログラム内に含まれているすべてのプログラムに使用可能であることを指定します (ただし、その中に含まれているプログラム自体がその名前を宣言している場合を除きます)。 グローバル名に従属するデータ名またはグローバル名と関連付けられた条件名や指標は、すべてグローバル名です。

あるデータ名がそれによって宣言されているデータ記述項目か、そのデータ記述項目が従属している別の項目のどちらかに GLOBAL 文節が指定されている場合、そのデータ名はグローバル名です。 GLOBAL 文節は、作業用ストレージ・セクション、ファイル・セクション、リンケージ・セクション、およびローカル・ストレージ・セクションの中で指定することができます。ただし、レベル番号が 01 のデータ記述項目の中でなければなりません。

同じデータ部の中では、同じデータ名が指定されている任意の 2 つのデータ項目に関するデータ記述項目に GLOBAL 文節を含めてはなりません。

グローバル名を記述してあるプログラム内に直接的または間接的に含まれるプログラムの中のステートメントは、そのグローバル名を再度 記述しなくても参照することができます。

実行単位内の 2 つのプログラムは、次のような場合には共通データを参照することができます。


ご利用条件 | フィードバック

Copyright IBM Corporation 1996, 2008.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)