一般に、クライアント・プログラムが必要とする作業データを定義する場合に、 WORKING-STORAGE SECTION を使用できます。 しかし、プログラムがマルチスレッドで同時に実行できるような場合、代わりに LOCAL-STORAGE SECTION にデータを定義することができます。
各スレッドは、LOCAL-STORAGE データの別々のコピーへのアクセス権を持っていますが、WORKING-STORAGE データの単一のコピーへのアクセス権は 共用します。WORKING-STORAGE SECTION で データを定義する場合には、データへのアクセスを同期化するか、または、2 つのスレッドが同時にそのデータへアクセスしないようにする必要があります。