Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, メッセージおよびコード

コンパイラー警告メッセージ (1078 から 1225、2600 から 2799)

IBM1078I W
Statement may never be executed.
説明:

このメッセージは、コンパイラーが、常に通過しなければならないステートメントが 制御のフローとして実行されないと検出したことを警告する。

IBM1079I W
Too few arguments have been specified for the ENTRY ENTRY name.
説明:

引数の数は、ENTRY 宣言のパラメーターの数と一致 しなければならない。

IBM1080I W
The keyword label-name , which could form a complete statement, is accepted as a label name, but a colon may have been used where a semicolon was meant.
説明:

完全なステートメントを構成する可能性がある PL/I キーワードが、 ステートメント・ラベルとして使用されている。 この使用法は許容されるが、セミコロンを使用すべき場所で コロンが使用されている可能性がある。

 
 
     dcl a fixed bin(31) ext;
 
     if a = 0 then
       put skip list( ’a = 0’ )
     else:
 
     a = a + 1;
 
IBM1081I W
keyword expression should be scalar. Lower bounds assumed for any missing subscripts.
説明:

示されているキーワード文節内の式はスカラーでなければな らないが、配列参照が指定されている。

 
   dcl p pointer;
   dcl x     based char(10);
   dcl a(10) area(1000);
 
   allocate x in(a) set(p);
IBM1082I W
Argument number argument-number in entry reference entry name is a scalar, but its declare specifies a structure.
説明:

構造体が予期されている場合にスカラーを引数として渡すことが可能だが、このためには「ダミー」構造体を作成し、スカラーをその構造の各フィールドに割り当てる必要がある。

 
 
   dcl e entry( 1 2 fixed bin(31),
                  2 fixed bin(31)  );
   dcl i fixed bin(15);
   call e( i );
 
IBM1083I W
Source in label assignment is inside a DO-loop, and an illegal jump into the loop may be attempted. Optimization will also be very inhibited.
説明:

GOTO ステートメントは DO ループ内部にジャンプすることはできず、 (異なる) DO ループ内のラベル定数をターゲットとする GOTO に対しては、 コンパイラーによってフラグが立てられる。 ただし、DO ループ内のラベルがラベル変数に割り当てられている場合、 この種のエラーは検出されない可能性がある。

IBM1084I W
Nonblanks after right margin are not allowed under RULES(NOLAXMARGINS).
説明:

RULES(NOLAXMARGINS) のもとでは、右マージンの後ろにはブランク 以外の何も指定してはならない。

IBM1085I W
variable may be uninitialized when used.
説明:

示されている変数は、初期化される前に使用された可能性がある。

IBM1086I W
built-in function will be evaluated using long rather than extended routines.
説明:

示されている組み込み関数は拡張浮動小数点の引数を持っているが、 対応する拡張ルーチンがまだ使用可能でないため、適切な長精度ルーチンを 使用して評価される。

IBM1087I W
FLOAT source is too big for its target. An appropriate HUGE value of assumed value is assumed.
説明:

HUGE(1s0) より大きな値を短精度浮動小数点に割り当てることはできない。 16 進表示では、値 3.141592E+40 を短精度浮動小数点に割り当てることが可能 だが、IEEE のもとで短精度浮動小数点が保持できる最大値は約 3.40281E+38 である。

IBM1088I W
FLOAT literal is too big for its implicit precision. The E in the exponent will be replaced by a D.
説明:

浮動リテラルの精度は、その仮数内の桁数により暗黙に決 まる。 例えば、1e99 は暗黙に FLOAT DECIMAL(1) を表すが、 値 1e99 は FLOAT DECIMAL(1) が保持できる最大値より大きい。

IBM1089I W
Control variable in DO loop cannot exceed TO value, and loop may be infinite.
説明:

TO の値が、FIXED 変数または PICTURE 変数の保持できる最大値 と等しい場合、その変数が上位になるループは、LEAVE または GOTO によって ループを終了しないかぎり、無限に実行される。 例えば、以下に示す 1 つ目のコード・フラグメントでは、 x が 99 より大きな値になることはあり得ず、ループは無限になる。 以下に示す 2 つ目のコード・フラグメントでは、 y が 32767 より大きな値になることはあり得ず、ループは無限になる。

 
 
     dcl x pic’99’;
 
     do x = 1 to 99;
       put skip list( x );
     end;
 
     dcl y fixed bin(15);
 
     do y = 1 to 32767;
       put skip list( y );
     end;
 
IBM1090I W
Constant used as locator qualifier.
説明:

式には、ロケーター修飾子用の定数値と共に、基底付き変数 への参照が含まれている。 これにより、一部のシステムでは記憶保護例外が発生することがある。 また、変数が NULL または SYSNULL に基づくものとして宣言 されていて、その定数値がロケーター修飾子として使用されていること を示している場合もある。

 
 
     dcl a fixed bin(31) based( null() );
 
     a = 0;
 
IBM1091I W
FIXED BIN precision less than storage allows.
説明:

特別の場合を除き、FIXED BIN 宣言の中の精度は、 SIGNED の場合は 7、15、31、または 63 でなければならず、 UNSIGNED の場合はこれらの各値より 1 大きい値でなければならない。 このメッセージは、例えば、宣言に UNSIGNED FIXED BIN(8) を 指定するつもりで FIXED BIN(8) を指定した可能性があることを示す。

IBM1092I W
GOTO whose target is or may be in another block severely limits optimization.
説明:

スイッチを設定しテストするようにコードを変更するか、 または GOTO を最適化の必要がないほど小さいモジュールに制限す る必要がある。

IBM1093I W
PLIXOPT string is invalid. See related runtime message message-number.
説明:

PLIXOPT ストリングは解析できなかった。 詳細については、示されている LE メッセージを参照のこと。

IBM1094I W
Element option in PLIXOPT is invalid. See related runtime message message-number.
説明:

PLIXOPT ストリングに無効な項目がある。 詳細については、示されている LE メッセージを参照のこと。

IBM1095I W
Element option in PLIXOPT has been remapped to option. See related runtime message message-number.
説明:

PLIXOPT ストリングに、LE ではサポートされない ランタイム・オプションが含まれている。 詳細については、示されている LE メッセージを参照のこと。

IBM1096I W
STAE and SPIE in PLIXOPT is not supported. See related runtime message message-number.
説明:

SPIE オプションおよび STAE オプションは、TRAP オプションに置き換えられてい る。 TRAP(ON) は、SPIE および STAE に相当し、TRAP(OFF) は NOSPIE および NOSTAE に相当 する。 SPIE と NOSTAE の組み合わせおよび NOSPIE と STAE の組み合わせは、サポートされなくなった。 詳細については、示されている LE メッセージを参照のこと。

IBM1097I W
Scalar accepted as argument number argument-number in ENTRY reference ENTRY name although parameter description specifies an array.
説明:

一般に、配列を受け取ることになっている場合にスカラーを 渡すべきではないが、スカラーを渡したい場合もある。

 
 
    dcl a entry( (*) fixed bin )
          option(nodescriptor);
 
    call a( 0 );
 
IBM1098I W
Extraneous comma at end of statement ignored.
説明:

コンマの次に、有効な構文エレメント (ID など) でなく、 セミコロンがある。 コンマは無視され、セミコロンが有効になる。

 
 
    dcl 1 a, 2 b fixed bin, 2 c fixed bin, ;
 
IBM1099I W
FIXED DEC( source-precision , source-scale ) operand will be converted to FIXED BIN( target-precision , target-scale ). Significant digits may be lost.
説明:

RULES(IBM) のもとでは、FIXED BIN のオペランドと、 非ゼロのスケール因数を指定した FIXED DEC のオペランドが 比較演算または算術演算に使用される場合、FIXED DEC オペランド は FIXED BIN に変換される。 RULES(ANS) のもとでは、FIXED BIN のオペランドと、ゼロのスケール因数を 指定した FIXED DEC のオペランドが比較演算または算術演算に使用される場合、 FIXED DEC オペランドは FIXED BIN に変換される。 どちらの場合も、有効数字が失われる可能性があり、また小数部分がある場合は、 小数部分が 2 進数として正確に表現されない可能性がある。 例えば、RULES(IBM) のもとでは、以下の代入ステートメント によってターゲットの値は 29.19 になり、また比較演算の中で C は FIXED BIN(31,10) に変換されて、有効数字が失われる (実際には SIZE が 発生するが、SIZE は使用不可になっているため、このプログラムは エラーになる)。

 
 
     dcl a fixed dec(07,2) init(12.2);
     dcl b fixed bin(31,0) init(17);
     dcl c fixed dec(15,3) init(2097151);
     dcl d fixed bin(31,0) init(0);
 
     a = a + b;
 
     if c = d then;
 
IBM1100I W
The attribute attribute-option is not valid on BEGIN blocks and is ignored.
説明:

BEGIN ステートメントの OPTIONS 文節に指定した属性 (下記の 例では REDUCIBLE) は、BEGIN ブロックには無効である。

 
 
     begin options( reducible );
 
IBM1101I W
option-name is not a known PROCEDURE attribute and is ignored.
説明:

PROCEDURE ステートメントの OPTIONS 文節に指定した 属性 (下記の例では DATAONLY) は、PROCEDURE には無効である。

 
 
     a: proc options( dataonly );
 
IBM1102I W
option-name is not a known BEGIN attribute and is ignored.
説明:

指示された属性は PROCEDURE ステートメントでは有効だが、 BEGIN ステートメントでは無効である。

 
 
   begin recursive;
 
IBM1103I W
option-name is not a supported compiler option and is ignored.
説明:

このコンパイラー・オプションは、このプラットフォームではサポートされていない。

 
   *process map;
IBM1104I W
Suboptions of the compiler option option-name are not supported and are ignored.
説明:

このコンパイラー・オプションのサブオプションは、このプラットフォームではサポートされていない。

 
   *process list(4);
IBM1105I W
A suboption of the compiler option option-name is too long. It is shortened to number-of-letters characters.
説明:

多くのコンパイラー・オプションには、サブフィールドのサイズ に制限がある。 特定のコンパイラー・オプションの制限については、「プログラミング・ガイド」を参照のこと。

 
   *process margini( ’+-’ );
IBM1106I W
Condition prefixes on keyword statements are ignored.
説明:

DECLARE、 DEFAULT、 IF、 ELSE、 DO、 END、 SELECT、 WHEN、 または OTHERWISE ステートメントでは、条件接頭語は使用できない。

 
 
     (nofofl): if (x+y) > 0 then
 
IBM1107I W
option-name is not a known ENTRY statement attribute and is ignored.
説明:

ENTRY ステートメントの OPTIONS 文節に指定した属性 (下記の 例では DATAONLY) は、ENTRY ステートメントでは無効である。

 
 
     a: entry options( dataonly );
 
IBM1108I W
The character char specified in the option option is already defined and may not be redefined. The redefinition will be ignored.
説明:

OR、NOT、QUOTE、または NAMES コンパイラー・オプションに指定し た文字は、PL/I 文字セットまたは別のコンパイラー・オプションで既に 定義されている。

 
   *process not(’=’);
   *process not(’!’) or(’!’);
IBM1109I W
The second argument in the C-format item will be ignored.
説明:

複素数の実数部と虚数部を異なるフォーマットで表示するには、 REAL 組み込み関数および IMAG 組み込み関数と、2 つのフォーマット項目を 使用する。

 
 
     put edit ( x ) ( c( e(10,6), e(10,6) ) );
 
IBM1110I W
The %INCLUDE statement should be on a line by itself. The source on the line after the %INCLUDE statement is ignored.
説明:

テキストを 2 行に分割する。

 
 
     %include x; %include y;
 
IBM1111I W
CHECK prefix is not supported and is ignored.
説明:

CHECK 接頭部は SAA PL/I 言語の一部ではない。

 
 
     (check): i = j + 1;
 
IBM1112I W
condition-name condition is not supported and is ignored.
説明:

CHECK および PENDING 条件は、SAA PL/I 言語の一部ではな い。

 
 
     on check ...
 
IBM1113I W
verb-name statement is not supported and is ignored.
説明:

示されているステートメント (例えば CHECK ステートメント) は、 SAA PL/I 言語の一部ではない。

IBM1114I W
Comparands are both constant.
説明:

比較の中の両方のオペランドが定数であるため、比較の 結果も定数である。 例えば、この比較が IF 文節内の式の場合、これは、 THEN 文節と ELSE 文節のどちらか一方は実行されないことを意味する。

IBM1115I W
INITIAL list contains count items, but the array variable name contains only array size. Excess is ignored.
説明:

配列の場合、INITIAL リストには、その配列が持つエレメントの数 を超える数の値を入れてはならない。

 
 
    dcl a init( 1, 2 ), b(5) init( (10) 0 );
 
IBM1116I W
Comment spans more than one file.
説明:

コメントが、開始ファイルとは別のファイルの中で終わっている。 これは、コメント終了ステートメントが欠落している可能性を示す。

IBM1117I W
String spans more than one file.
説明:

ストリングが、それが始まったファイルとは別のファイルの中で終わっている。 これは、右引用符が欠落している可能性を示す。

IBM1118I W
Delimiter missing between nondelimiter and nondelimiter. A blank is assumed.
説明:

すべての ID と定数の間には、 区切り文字 (例えばブランクまたはコンマ) が必要である。

 
 
     dcl 1 a, 2 b, 3c;
 
IBM1119I W
Code generated for DO group would be more efficient if control variable were not an aggregate member.
説明:

DO ループ内の制御変数が配列、構造体、または共用体の メンバーであるため、このループ用に生成されるコードは最適には ならない。

IBM1120I W
Multiple closure of groups. END statements will be inserted to close intervening groups.
説明:

1 つの END ステートメントを使用して複数のステートメント ・グループをクローズすることは許されるが、コーディング・エラー が示される場合がある。

IBM1121I W
Missing character assumed.
説明:

指示された文字が欠落しているが、ソースの中にはそれ以外の文字がない。 構文解析プログラムが、欠落した文字を挿入してソースを訂正した。

IBM1122I W
Missing character assumed before character.
説明:

示されている文字が欠落していたため、構文解析プログラムがその 文字を挿入してソースを訂正した。

 
 
     display( ’Program starting’ ;
 
IBM1123I W
The ENVIRONMENT option option-name has been specified without a suboption. The option option-name is ignored.
説明:

一部の ENVIRONMENT オプション (RECSIZE など) には、 サブオプションが必要である。

 
 
     dcl f file env( recsize );
 
IBM1124I W
A suboption has been specified for the ENVIRONMENT option option-name. The suboption will be ignored.
説明:

一部の ENVIRONMENT オプション (CONSECUTIVE など) は、 サブオプションを付けずに指定する必要がある。

 
 
     dcl f file env( consecutive(1) );
 
IBM1125I W
The ENVIRONMENT option option-name has been specified more than once.
説明:

ENVIRONMENT オプションは繰り返し指定してはならない。

 
 
     dcl f file env( consecutive consecutive );
 
IBM1126I W
The ENVIRONMENT option option-name has an invalid suboption. The option will be ignored.
説明:

サブオプションの型が無効である。

 
 
     dcl f file env( regional(5) );
 
IBM1127I W
option-name is not a known ENVIRONMENT option. It will be ignored.
説明:

サポートされる ENVIRONMENT オプションには、この オプションはない。

 
 
     dcl f file env( unknown );
 
IBM1128I W
The ENVIRONMENT option option-name conflicts with the LANGLVL compiler option. The option will be ignored.
説明:

示されているオプションは、LANGLVL(OS) でのみ 有効である。

 
 
     dcl f file env( fb );
 
IBM1129I W
verb-name processor-name statement ignored up to closing semicolon.
説明:

ソース・プログラムの中に、EXEC SQL ステートメント または EXEC CICS ステートメントがある。 コンパイラーでは、これらのステートメントは無視される。

 
 
     exec sql ...;
 
IBM1130I W
The external name identifier is too long. It will be shortened to identifier.
説明:

外部名の最大長は、LIMITS コンパイラー・オプション の EXTNAME サブオプションにより設定される。

 
 
    dcl this_name_is_long static external pointer;
 
IBM1131I W
An EXTERNAL name specification for name has been specified on its PROCEDURE statement and in the EXPORTS clause of the PACKAGE statement. The EXPORTS specification will be used.
説明:

EXPORTS 文節の EXTERNAL 属性に指定した名前は、 PROCEDURE ステートメントの EXTERNAL 属性に指定した名前を オーバーライドする。

 
 
     a: package exports( b ext(’_B’) );
 
       b: proc  ext( ’BB’ );
 
IBM1132I W
An EXTERNAL name specification for name has been specified in its declaration and in the RESERVES clause of the PACKAGE statement. The RESERVES specification will be used.
説明:

RESERVES 文節の EXTERNAL 属性に指定した名前は、 DECLARE ステートメントの EXTERNAL 属性に指定した名前 をオーバーライドする。

 
 
     a: package reserves( b ext(’_B’) );
 
       dcl b ext( ’BB’ ) static ...
 
IBM1133I W
The FORMAT CONSTANT array label-name is not fully initialized.
説明:

FORMAT CONSTANT 配列のエレメントが定義されていない。例えば 、下の例では f(2) がこれに該当する。

 
 
     f(1): format( x(2), a );
 
     f(3): format( x(4), a );
 
IBM1134I W
The LABEL CONSTANT array label-reference is not fully initialized.
説明:

示されている変数ではステートメント・ラベル配列が 定義されているが、その配列のエレメントの一部に、収容プロシージャー のステートメント用のラベルではないものがある。

 
 
     l(1): display( ... );
 
     l(3): display( ... );
 
IBM1135I W
Logical operand is constant.
説明:

論理演算子の 1 つ (OR、AND、または NOT) に対する引数 が定数である。 演算の結果も定数になる可能性がある。 例えば、この演算が IF 文節内の式の場合、これは、 THEN 文節と ELSE 文節のどちらか一方は実行されないことを意味する。

 
 
     if a | ’1’b then
 
IBM1136I W
Function invoked as a subroutine.
説明:

CALL ステートメントの中で、関数 (例えば、RETURNS 属性を 持つ PROCEDURE または ENTRY ステートメント) が呼び出された。 この関数から戻される値は廃棄される。これが有効なことを示すに は、OPTIONAL 属性を指定する必要がある。

IBM1137I W
The attribute attribute is invalid in GENERIC descriptions and will be ignored.
説明:

示されている属性は、GENERIC 記述リストでは無効である。

 
 
     dcl g generic ( f1 when( connected ),
                     f2 otherwise );
 
IBM1138I W
Number of items in INITIAL list is count for the array variable name which contains array size elements.
説明:

配列の初期化は不完全になる。 名前付き変数が構造体の一部である場合、この問題が生じた構造体の後続のエレメントは、メッセージ 2602 でフラグを立てられる。 これは、おそらくプログラミング・エラー (下記の例では、4 で なく 6 がおそらく正しい) であり、このプログラムを実行すると例外 が発生する可能性がある。

 
 
     dcl a(8) fixed dec init( 1, 2, (4) 0 );
 
IBM1139I W
Syntax of the %CONTROL statement is incorrect.
説明:

%CONTROL ステートメントのあとには、 括弧で囲んだ FORMAT オプションまたは NOFORMAT オプションと、 セミコロンを指定しなければならない。

IBM1140I W
Syntax of the LANGLVL option in the %OPTION statement is incorrect.
説明:

%OPTION ステートメントの中の LANGLVL オプション は、LANGLVL(SAA) または LANGLVL(SAA2) として指定しなけ ればならない。

IBM1141I W
Syntax of the %NOPRINT statement is incorrect.
説明:

%NOPRINT ステートメントのあとには (間にブランクを入れるか入れないかは任意で) セミコロン を指定しなければならない。

IBM1142I W
Syntax of the %PAGE statement is incorrect.
説明:

%PAGE ステートメントのあとには (間にブランクを入れるか入れないかは 任意で) セミコロンを指定しなければならない。

IBM1143I W
Syntax of the %PRINT statement is incorrect.
説明:

%PRINT ステートメントのあとには (間にブランクを入れるか入れないか は任意で) セミコロンを指定しなければならない。

IBM1144I W
Number of lines specified with %SKIP must be between 0 and 999 inclusive.
説明:

999 を超えるスキップ量はサポートされていない。

 
 
     %skip(2000);
 
IBM1145I W
Syntax of the %SKIP statement is incorrect.
説明:

%SKIP ステートメントのあとには括弧で囲んだ整数、 および (間にブランクを入れるか入れないかは任意で) セミコロンを指定しなければならない。

IBM1146I W
Syntax of the TEST option in the %OPTION statement is incorrect.
説明:

%OPTION ステートメント内の TEST オプションは、 サブオプションを付けずに指定しなければならない。

IBM1147I W
Syntax of the NOTEST option in the %OPTION statement is incorrect.
説明:

%OPTION ステートメント内の NOTEST オプションは、 サブオプションを付けずに指定しなければならない。

IBM1148I W
Syntax of the %PUSH statement is incorrect.
説明:

%PUSH ステートメントのあとには (間にブランクを入れるか入れないかは 任意で) セミコロンを指定しなければならない。

IBM1149I W
Syntax of the %POP statement is incorrect.
説明:

%POP ステートメントのあとには (間にブランクを入れるか入れないか は任意で) セミコロンを指定しなければならない。

IBM1150I W
Syntax of the %NOTE statement is incorrect.
説明:

%NOTE ステートメントのあとには、注および任意の戻りコードを括弧で囲んで指定し、 その次にセミコロンを指定しなければならない。

IBM1151I W
FIXED BINARY precision is reduced to maximum value.
説明:

FIXED BIN の最大精度は LIMITS オプションにより決まる。

IBM1152I W
FIXED DECIMAL precision is reduced to maximum value.
説明:

FIXED DEC の最大精度は LIMITS により決まる。

IBM1153I W
FLOAT BINARY precision is reduced to maximum value.
説明:

FLOAT BIN の最大精度は、Intel では 64、AIX では 106、z/OS では 109 である。

IBM1154I W
FLOAT DECIMAL precision is reduced to maximum value.
説明:

FLOAT DEC の最大精度は、Intel では 18、AIX では 32、z/OS では 33 である。ただし、DFP では最大 34 である。

IBM1155I W
The aggregate aggregate-name contains noncomputational values. Those values will be ignored.
説明:

I/O ステートメントで参照されている集合のメンバーの 一部が非計算型である。 計算型メンバーは正しく処理されるが、非計算型メンバーは無視さ れる。

 
   dcl 1 x,
         2 y ptr,
         3 fixed bin(31);
   put skip list(x);
IBM1156I W
Arguments to MAIN procedure are not all POINTER.
説明:

SYSTEM(CICS)、SYSTEM(TSO)、および SYSTEM(IMS) のもとでは、 MAIN プロシージャーに対する引数はすべて、POINTER 型で なければならない。

IBM1157I W
note
説明:

このメッセージは、%NOTE ステートメントで 戻りコード 4 と共に使用される。

IBM1158I W
A option is missing in the specification of the option option. One is assumed.
説明:

コンパイラー・オプションの指定に、右引用符または 右括弧が欠落している。 引用符付きストリングは行の境界を超えてはならない。

IBM1159I W
The string option is not recognized as a valid option keyword and is ignored.
説明:

無効なコンパイラー・オプションを指定した。

IBM1160I W
The third argument to the MARGINS option is not supported.
説明:

入力ソース・レコードでは、印刷制御文字はサポートされな い。

IBM1161I W
The suboption suboption is not valid for the option compiler option.
説明:

コンパイラー・オプションのサブオプションが無効である。 このサブオプションは、不明なものか、または許容範囲外のもので ある。

 
   *process flag(q)  margins(1002);
IBM1162I W
A required suboption is missing for the suboption option.
説明:

コンパイラー・オプションの必須サブオプションが欠落して いる。

 
   *process or;
IBM1163I W
Required sub-fields are missing for the option option. Default values are assumed.
説明:

コンパイラー・オプションの必須サブオプションがいくつか 欠落している。

 
   *process margins;
IBM1164I W
option-name should be specified within OPTIONS, but is accepted as is.
説明:

該当のオプション (例えば REORDER) は、 OPTIONS 属性の外部で受け入れられるが、OPTIONS 属性の内部に 指定する必要がある。 こうすることによって、ANSI 規格にも準拠することになる。

IBM1165I W
The OPTIONS option option-name has been specified more than once.
説明:

サポートされる LINKAGE オプションは、OPTLINK と SYSTEM だけである。

IBM1166I W
option-name is not a known LINKAGE suboption. The LINKAGE option will be ignored.
説明:

サポートされる LINKAGE オプションは、OPTLINK と SYSTEM だけである。

IBM1167I W
Maximum number of %PUSH statements exceeded. The control statement is ignored.
説明:

保留 %PUSH ステートメントの最大数は 63 である。

IBM1168I W
No %PUSH statements are in effect. The %POP control statement is ignored.
説明:

保留中の %PUSH ステートメントがないときに、%POP が発行された。

IBM1169I W
No precision was specified for the result of the builtin name built-in. The precision will be determined from the argument.
説明:

このメッセージは、引数が 1 つだけ指定されて いる場合に、FIXED および FLOAT 組み込み関数に適用される。 精度はデフォルトに設定されずに、その引数から得られる。 例えば、x が FLOAT BIN(21) の場合、FIXED(x) からは 値 FIXED BIN(21) が戻される。

IBM1170I W
The OPTIONS attribute option-attribute is not supported and is ignored.
説明:

OPTIONS リスト内の示されているエレメントはサポートされていない。

 
 
    dcl a ext entry options( nomap );
 
IBM1171I W
SELECT statement contains no WHEN or OTHERWISE clauses.
説明:

WHEN 文節または OTHERWISE 文節は SELECT ステートメントに必須ではないが、 指定しないとコーディング・エラーが示されることがある。

IBM1172I W
A zero length string has been entered for the option-name option. The option is ignored.
説明:

ユーザー指定ストリングの長さが 0 である。 これが起こるのは、コマンド行に OR(’’) または OR(’A’) を指定した場合である。 後者の場合、単一の ’A’ 文字はエスケープ文字として解釈される。

IBM1173I W
SELECT statement contains no WHEN clauses.
説明:

SELECT ステートメントには WHEN 文節は必須ではないが、 指定しないとコーディング・エラーが示されることがある。

IBM1174I W
The reference in the from-into clause clause may not be byte-aligned.
説明:

FROM 文節または INTO 文節に指定された参照のバイト整合が とれていない可能性がある。 参照のバイト整合がとれていない場合は、予測不能な結果が生じる ことがある。

IBM1175I W
FIXED BINARY constant contains too many digits. Excess nonsignificant digits will be ignored.
説明:

FIXED BINARY 定数の最大精度は、LIMITS コンパイラー・ オプションの FIXEDBIN サブオプションで指定する。

IBM1176I W
FIXED DECIMAL constant contains too many digits. Excess nonsignificant digits will be ignored.
説明:

FIXED DECIMAL 定数の最大精度は、LIMITS コンパイラー・ オプションの FIXEDDEC サブオプションで指定する。

IBM1177I W
Mantissa in FLOAT BINARY constant contains more digits than the implementation maximum. Excess nonsignificant digits will be ignored.
説明:

浮動 2 進定数は、Intel では 64 桁、AIX では 32 桁、z/OS では 33 桁に制限されている。

IBM1178I W
Mantissa in FLOAT DECIMAL constant contains more digits than the implementation maximum. Excess nonsignificant digits will be ignored.
説明:

浮動 10 進定数は、Intel では 18 桁、AIX では 106 桁、z/OS では 109 桁に制限されている。

IBM1179I W
FLOAT literal is too big for its implicit precision. An appropriate HUGE value of assumed value is assumed.
説明:

浮動リテラルの精度は、その仮数の桁数により暗黙に決まる。 例えば、1e99 は暗黙に FLOAT DECIMAL(1) を表すが、 値 1e99 は FLOAT DECIMAL(1) が保持できる最大値より大きい。

IBM1180I W
Argument to BUILTIN name built-in is not byte aligned.
説明:

このメッセージは ADDR、CURRENTSTORAGE/SIZE、 および STORAGE/SIZE 組み込み関数に適用される。これらの組み込み関数のいずれかをバイト整合のとれていない 変数に適用すると、予想どおりの結果が生成されないことがある。

IBM1181I W
A WHILE or UNTIL option at the end of a series of DO specifications applies only to the last specification.
説明:

以下のコードの断片では、WHILE 文節は I=5 という最後の DO 指定にのみ適用する。

 
 
    do i = 1, 3, 5 while( j < 5 );
 
IBM1182I W
Invocation of a NONRECURSIVE procedure from within that procedure is invalid. RECURSIVE attribute is assumed.
説明:

プロシージャーの中に、再帰呼び出しの原因となるコードが 含まれているが、このプロシージャーは RECURSIVE 属性を指定して 宣言されていない。

 
 
    a: proc( n );
       ...
       if n > 0 then call a;
 
IBM1183I W
condition-name condition is disabled. Statement is ignored.
説明:

SIGNAL ステートメントが発生させる条件が使用不可に されている場合は、その SIGNAL ステートメントは無視される。 SIZE など、一部の条件はデフォルトで使用不可にされる。

 
 
    (nofofl): signal fixedoverflow;
 
IBM1184I W
Source with length string-length in INITIAL clause for variable name is longer than target. Source will be truncated.
説明:

INITIAL 文節内のストリング (下記の例では ’TooBig’) は、 ターゲットに合うように切り詰められる (例では ’TooB’ になる)。

 
 
    dcl x char(4) static init(’tooBig’);
 
IBM1185I W
Source in RETURN statement has length greater than that in the corresponding RETURNS attribute.
説明:

RETURNS 文節内のストリング (下記の例では ’TooBig’) は、 ターゲットに合うように切り詰められる (例では ’TooB’ になる)。

 
 
    x: proc returns( char(4) );
       ...
       return( ’TooBig’ );
 
IBM1186I W
Source in string assignment is longer than target.
説明:

割り当てに指定したソース (下記の例では ’TooBig’) は、 ターゲット変数に合うように切り詰められる (例では ’TooB’ になる)。

 
 
    dcl x char(4);
    x = ’TooBig’;
 
IBM1187I W
Argument number argument-number in entry reference entry name is longer than the corresponding parameter.
説明:

エントリー呼び出し内のソース (下記の例では ’TooBig’) は、 パラメーターに合うように切り詰められる (例では ’TooB’ になる)。

 
 
    dcl x entry( char(4) );
    call x( ’TooBig’ );
 
IBM1188I W
Result of concatenating two strings is too long.
説明:

2 つのストリングを連結した結果のストリングの長さは、 派生ストリング型の最大許容長を超えてはならない。

IBM1189I W
NODESCRIPTOR attribute conflicts with the NONCONNECTED attribute for the parameter parameter name. CONNECTED is assumed.
説明:

プロシージャーについて NODESCRIPTOR が指定されて いる (または暗黙に選択されている) 場合は、集合パラメーター に CONNECTED 属性が必要である。 CONNECTED 属性は、明示的にコーディングすることも、 DEFAULT(CONNECTED) コンパイラー・オプションにより暗黙に指定する こともできる。

IBM1190I W
The OPTIONS option option-name conflicts with the LANGLVL compiler option. The option will be applied.
説明:

示されているオプションは、LANGLVL コンパイラー・オプションに指定されている PL/I 言語定義の一部ではない。

IBM1191I W
Result of FIXED BIN divide will not be scaled.
説明:

31 > p1 の場合に、値 FIXED BIN(p1,0) を 値 FIXED BIN(p2,0) で除算すると、結果の属性は FIXED BIN(p1,0) になる。 ANSI 76 では、この属性は FIXED BIN(31,31-p1) になる。

IBM1192I W
WHEN clauses contain duplicate values.
説明:

制御下の SELECT ステートメントでは、WHEN 文節に前 の WHEN 文節と同じ値がある場合、2 番目の WHEN 文節のコードは 実行されない。 このメッセージが生成されるのは、その SELECT ステートメントが その他の点ではブランチ・テーブルへの変換に適している場合だけである。

IBM1193I W
statement count statements in block block name. Optimization restricted.
説明:

プロシージャーまたは開始ブロックに、MAXSTMT オプションに 指定された数より多くのステートメントが含まれている場合、 最適化は制限される。 この問題を回避するには、ブロックをより管理しやすい部分に分割する。

IBM1194I W
More than one argument to MAIN procedure.
説明:

SYSTEM(CICS) および SYSTEM(IMS) のもとで使用する場合を 除き、MAIN プロシージャーの引数は最大 1 つでなければならない。

IBM1195I W
Argument to MAIN procedure is not CHARACTER VARYING.
説明:

SYSTEM(CICS)、SYSTEM(TSO)、および SYSTEM(IMS) のもとで使用する場合 を除き、MAIN プロシージャーに対する引数 は CHARACTER VARYING でなければならない。

IBM1196I W
AREA initialized with EMPTY - INITIAL attribute is ignored.
説明:

AREA 変数用に指定した INITIAL 属性はすべて無視される。 この変数は、代わりに EMPTY 組み込み関数を使用して初期化される。

IBM1197I W
file-name assumed as file condition reference.
説明:

すべてのファイル条件はファイル参照を使用して修飾 しなければならない。ただし、ENDFILE および ENDPAGE は、 ファイル参照なしで受け入れられる。 この場合、SYSIN および SYSPRINT がそれぞれ想定される。

IBM1198I W
A null argument list is assumed for variable name.
説明:

ENTRY 参照が、そのエントリーを呼び出した結果を使用する と考えられる状況で、使用されている。

 
 
   dcl e1 entry returns( ptr );
   dcl q  ptr based;
   e1->q = null();
 
   dcl e2 entry returns( bit(1) );
   if e2 then ...
 
IBM1199I W
Syntax of the %LINE directive is incorrect.
説明:

%LINE ディレクティブのあとには、(間にブランクを入れるか入れないかは任意で) 括弧、行番号、 コンマ、ファイル名、および右括弧を指定しなければならない。

 
 
   %line( 19, test.pli );
 
IBM1200I W
Use of DATE built-in function may cause problems.
説明:

DATE 組み込み関数は 2 桁の年を戻す。 4 桁の年を戻す DATETIME 組み込み関数を使用する方がよい。

IBM1201I W
suboption conflicts with a previously specified suboption for the option compiler option.
説明:

LANGLVL コンパイラー・オプションのサブオプションに 矛盾がある。 SAA2 サブオプションと OS サブオプションは同時に使用することはできない。

 
   *process langlvl(saa2 os);
IBM1202I W
Syntax of the %OPTION statement is incorrect.
説明:

%OPTION ステートメントでサポートされるオプション は LANGLVL オプションだけである。

IBM1203I W
Argument to PLITEST built-in subroutine is ignored.
説明:

引数を何も渡さないように、PLITEST の呼び出しを変更する必要が ある。

IBM1204I W
INTERNAL CONSTANT assumed for initialized STATIC LABEL.
説明:

LABEL 変数は、ブロック活動化情報を必要とするため、 コンパイル時には初期化できない。 INITIAL 属性付きの STATIC LABEL 変数の場合、その変数が構造体 または共用体のメンバーであれば、重大メッセージが発行される。 それ以外の場合は、ブロック活動化情報が必要であるという要件 を取り除くために、属性が INTERNAL CONSTANT に変更される。 このような変数は、収容ブロックから LABEL CONSTANT を使用して 初期化する必要がある。

IBM1205I W
Arguments of the option compiler option must be the same length.
説明:

NAMES オプションの 2 つの引数を指定する場合は、それら の引数の長さが同じでなければならない。 2 番目の引数は、最初の引数の英大文字値である。 最初のストリングの文字に英大文字値がない場合は、その文字自体 を英大文字値として使用する。 例えば、次のようになる。

 
     names( ’$!@’ ’$!@’)
IBM1206I W
BIT operators should be applied only to BIT operands.
説明:

書式が x & y、x | y、または x ^ y の式では、x と y はどちらも BIT 型でなければならない。

IBM1207I W
Operand to LENGTH built-in should have string type.
説明:

オペランドが数値型の場合は、結果は、その値が ストリングに変換されたあとでとる長さになる。 数値型の長さは、ストレージ要件と同じではない。

IBM1208I W
INITIAL list for the array variable name contains only one item.
説明:

配列の初期化は不完全になる。 名前付き変数が構造体の一部である場合、この問題が生じた構造体の後続のエレメントは、メッセージ 2603 でフラグを立てられる。 アスタリスクは、すべてのエレメントを 1 つの値を用いて初期化するた めの初期化因数として使用できる。 次の例では、a(1) は値 13 を用いて初期化されるが、 エレメント a(2) から a(8) は初期化されない。 これに対して、b の中のすべてのエレメントは 13 に初期化される。

 
    dcl a(8) fixed bin init( 13 );
    dcl b(8) fixed bin init( (*) 13 );
 
IBM1209I W
INDEXED environment option for file file name will be treated as ORGANIZATION(INDEXED).
説明:

OS/2 プラットフォームでは ISAM はシミュレートされないの で、ファイルは VSAM KSDS に似た方法で処理される。 次に示す例では、最初の宣言に指定されているファイルは、 2 番目の宣言の中のファイルと同じ方法で処理される。 つまり、両方とも ORGANIZATION(INDEXED) として処理される。

 
 
     dcl f1 file env(indexed);
     dcl f2 file env(organization(indexed));
 
IBM1210I W
The field width specified in the keyword -format item may be too small for complete output of the data item.
説明:

フォーマットの幅が出力には小さすぎる。 このフォーマットは、入力用に使用されている場合は有効なときがある。

IBM1211I W
Source with length string-length is longer than the target variable.
説明:

割り当てに指定したソース (下記の例では ’TooBig’) は、 ターゲット変数に合うように切り詰められる (例では ’TooB’ になる)。 ターゲットが疑似変数の場合は、代わりにメッセージ 1186 が発行される。

 
 
    dcl x char(4);
    x = ’TooBig’;
 
IBM1212I W
The A format item requires an argument when used in GET statement. An L format item is assumed in its place.
説明:

GET ステートメントに指定する場合は、A フォーマット項目に 幅を指定する必要がある。

 
     get edit(name) (a);
IBM1213I W
The procedure proc name is not referenced.
説明:

示されているプロシージャーは、外部プロシージャーではな く、コンパイル単位内で参照されることはない。 これはエラー (このプロシージャーを呼び出すことにな っている場合) またはなんらかの非活動コードを除去する機会 を示す。

IBM1214I W
A dummy argument will be created for argument number argument-number in entry reference entry name.
説明:

BYADDR をエントリーに渡した引数が、エントリー記述の 対応するパラメーターに一致しない。 その引数のアドレスはエントリーに渡されない。 代わりに、引数が、エントリー記述内のパラメーターに一致する 属性を持つ一時変数に割り当てられ、その一時変数の アドレスがエントリーに渡される。 これは、エントリーがこのパラメーターの値を変更した場合、 呼び出しルーチンはその変更を認識できないということを意味している。

 
 
   dcl e entry( fixed bin(31) );
   dcl i fixed bin(15);
   call e( i );
 
IBM1215I W
The variable variable name is declared without any data attributes.
説明:

デフォルトの属性が与えられるが、宣言にエラーがある場合 もある。 例えば次の例では、括弧が欠落している可能性がある。

 
 
   dcl a, b fixed bin;
 
IBM1216I W
The structure member variable name is declared without any data attributes. A level number may be incorrect.
説明:

デフォルトの属性が与えられるが、宣言にエラーがある場合 もある。 例えば次の例では、c および d のレベル番号はおそらく 3 が 正しい。

 
 
   dcl a, b fixed bin;
     1 a,
       2 b,
         2 c,
         2 d;
 
IBM1217I W
An unnamed structure member is declared without any data attributes. A level number may be incorrect.
説明:

デフォルトの属性が与えられるが、宣言にエラーがある場合 もある。 例えば次の例では、c および d のレベル番号はおそらく 3 が 正しい。

 
 
   dcl a, b fixed bin;
     1 a,
       2 *,
         2 c,
         2 d;
 
IBM1218I W
First argument to BUILTIN name built-in should have string type.
説明:

このメッセージが出ないようにするには、CHAR 組み込み 関数または BIT 組み込み関数を最初の引数に適用する必要がある。

 
 
   dcl i fixed bin;
   display( substr(i,4) );
 
IBM1219I W
LEAVE will exit noniterative DO-group.
説明:

LEAVE ステートメントにラベルが指定されている場合は、 このメッセージは生成されない。 次のループでは、LEAVE ステートメントは直接囲んで いる DO グループを終了するだけで、ループは終了されない。

 
 
   do i = 1 to n;
     if a(i) > 0 then
       do;
         call f;
         leave;
       end;
     else;
   end;
 
IBM1220I W
Result of comparison is always constant.
説明:

このメッセージは、変数がとる可能性のある 最大値または最小値に等しい定数と、その変数を比較する場合に 生成される。 次のループでは、変数 x は 99 を超えることはできない。したがって、 このループにより毎回実行される暗黙の比較では、結果は常に ’1’b になる。

 
 
   do x pic’99’;
 
   do x = 1 to 99;
   end;
 
IBM1221I W
Statement uses count bytes for temporaries.
説明:

このメッセージは、MAXTEMP コンパイラー・オプションで 許容されるバイト数を超えるバイト数をステートメントが一時的に使用し た場合に生成される。

IBM1222I W
Comparison involving 2-digit year is problematic.
説明:

2 桁の年フィールドを含むデータが関係する比較では、 年の 1 つだけが 1999 年よりあとの年だった場合に、問題が起こること がある。

IBM1223I W
Literal in comparison interpreted with DATE attribute.
説明:

比較では、片方の被比較数の属性が DATE であれば、もう一方も 同じ属性でなければならない。 日付でない方が日付パターンとして有効な値を持つ リテラルであれば、日付の被比較数と同じ DATE 属性を持つものと見なされる。 したがって、次のコードでは、’670101’ は DATE(’YYMMDD’) 属性が指定されている場合と同様に解釈される。

 
 
    dcl x char(6) date(’YYMMDD’);
 
    if x > ’670101’ then ...
 
IBM1224I W
DATE attribute ignored in comparison with non-date literal.
説明:

比較では、片方の被比較数の属性が DATE であれば、もう一方も 同じ属性でなければならない。 日付でない方が日付パターンとして無効な値を持つ リテラルであれば、DATE 属性は無視される。 したがって、次のコードでは、x に DATE 属性がないものとして 比較が評価される。

 
 
    dcl x char(6) date(’YYMMDD’);
 
    if x > ’’ then ...
 
IBM1225I W
DATE attribute ignored in conversion from literal.
説明:

明示割り当てまたは暗黙割り当てのターゲットの属性 が DATE であれば、ソースも同じ属性でなければならない。 そうでない場合は、DATE 属性は無視される。 したがって、次のコードでは、x に DATE 属性がないものとして 割り当てが実行される。

 
 
    dcl x char(6) date(’YYMMDD’);
 
    x = ’’;
 
IBM2600I W
Compiler backend issued warning messages to STDOUT.
説明:

STDOUT を参照して、コンパイラー・バックエンドによって発行されたメッセージを調べること。

IBM2601I W
Missing character assumed before character.DECLARE and other nonexecutable statements should not have labels.
説明:

示されている文字が欠落していたため、構文解析プログラムがその 文字を挿入してソースを訂正した。

 
 
     xx: dcl test fixed bin;
 
IBM2602I W
Number of items in INITIAL list is count for the array variable name which contains array size elements.
説明:

配列の初期化は不完全になる。 名前付き変数が構造体の一部である場合、この問題が生じた構造体の最初のエレメントは、メッセージ 1138 でフラグを立てられる。 これは、おそらくプログラミング・エラー (下記の例では、6 で なく 7 がおそらく正しい) であり、このプログラムを実行すると例外 が発生する可能性がある。

 
    dcl
      1 a,
        2 b(8) fixed bin init( 1, (7) 29 ),
        2 c(8) fixed bin init( 1, (6) 29 );
 
IBM2603I W
INITIAL list for the array variable name contains only one item.
説明:

配列の初期化は不完全になる。 名前付き変数が構造体の一部である場合、この問題が生じた構造体の最初のエレメントは、メッセージ 1208 でフラグを立てられる。 アスタリスクは、すべてのエレメントを 1 つの値を用いて初期化するた めの初期化因数として使用できる。 次の例では、b(1) および c(1) は値 13 で初期化されるが、エレメント b(2) から b(8)、および c(2) から c(8) は未初期化である。 これに対して、d の中のすべてのエレメントは 13 に初期化される。

 
    dcl
      1 a,
        2 b(8) fixed bin init( 13 ),
        2 c(8) fixed bin init( 13 ),
        2 d(8) fixed bin init( (*) 13 );
 
IBM2604I W
FIXED DEC(source-precision,source-scale) will be converted to FIXED DEC(target-precision,target-scale). Significant digits may be lost.
説明:

FIXED DECIMAL への変換のソースが、異なる精度とスケール因数を持つ FIXED DECIMAL または PICTURE 変数である場合、および精度の違いがスケール因数 の違いほど大きくない場合、有効数字が失われることがある。 SIZE 条件が使用可能になっていれば、そのような状況の発生を検出するためのコードが生成され、 このメッセージは出されない。

 
 
     dcl a fixed dec(04) init(1009);
     dcl b fixed dec(03);
 
     b = a;
 
IBM2605I W
Invalid carriage control character. Blank assumed.
説明:

指定された行に、無効な ANS 印刷制御文字が含まれている。 有効な文字は、ブランク、0、-、+、および 1 である。

IBM2607I W
PICTURE representing FIXED DEC(source-precision,source-scale) will be converted to FIXED DEC(target-precision,target-scale). Significant digits may be lost.
説明:

FIXED DECIMAL への変換のソースが、異なる精度とスケール因数を持つ PICTURE 変数である場合、および精度の違いがスケール因数 の違いほど大きくない場合、有効数字が失われることがある。 SIZE 条件が使用可能になっていれば、そのような状況の発生を検出するためのコードが生成され、 このメッセージは出されない。

 
 
     dcl a pic’(4)9’ init(1009);
     dcl b fixed dec(03);
 
     b = a;
 
IBM2608I W
PICTURE representing FIXED DEC(source-precision,source-scale) will be converted to PICTURE representing FIXED DEC(target-precision,target-scale). Significant digits may be lost.
説明:

PICTURE への変換のソースが、異なる精度とスケール因数を持つ PICTURE 変数である場合、および精度の違いがスケール因数 の違いほど大きくない場合、有効数字が失われることがある。 SIZE 条件が使用可能になっていれば、そのような状況の発生を検出するためのコードが生成され、 このメッセージは出されない。

 
 
     dcl a pic’(4)9’ init(1009);
     dcl b pic’(3)9’;
 
     b = a;
 
IBM2609I W
Comment contains a semicolon on line line-number.file-number.
説明:

コメントにセミコロンが含まれている場合、以下の例のように、意図的ではないが閉じていないコメント があり、一部のソースが誤ってコメント化されてしまうことを示していることがある。

 
 
     /* start of unclosed comment
     dcl b pic’(3)9’;
     /* next comment */
 
IBM2610I W
One argument to BUILTIN name built-in is FIXED DEC while the other is FIXED BIN. Compiler will not interpret precision as FIXED DEC.
説明:

このメッセージは、MULTIPLY、DIVIDE、ADD、および SUBTRACT の組み込み関数に適用される。 これらの関数の 1 つに対する 1 つの引数が FIXED DEC であり、もう 1 つの引数が FIXED BIN であると、指定された精度が FIXED DEC 精度として解釈されない。 これによって、不適切なデータの切り捨てが起こる可能性がある。 例えば、以下の乗算の結果は、属性 FIXED DEC(15) ではなく、属性 FIXED BIN(15) を持つことになり、結果が不適切に切り捨てられる原因となることがある。

 
 
     dcl a fixed bin(31);
     dcl b fixed dec(15);
 
     b = multiply( a, 1000, 15 );
 
IBM2611I W
The binary value binary value appears in more than one WHEN clause.
説明:

制御下の SELECT ステートメントでは、WHEN 文節に前 の WHEN 文節と同じ値がある場合、2 番目の WHEN 文節のコードは 実行されない。 このメッセージが生成されるのは、その SELECT ステートメントが その他の点ではブランチ・テーブルへの変換に適している場合だけである。

IBM2612I W
The character string character string appears in more than one WHEN clause.
説明:

制御下の SELECT ステートメントでは、WHEN 文節に前 の WHEN 文節と同じ値がある場合、2 番目の WHEN 文節のコードは 実行されない。 このメッセージが生成されるのは、その SELECT ステートメントが その他の点ではブランチ・テーブルへの変換に適している場合だけである。

IBM2613I W
Unless it is an output-only parameter, variable may be uninitialized when used.
説明:

示されている変数は、初期化される前に使用された可能性がある。

IBM2614I W
Both comparands are booleans.
説明:

このメッセージは、例えば "and" または "or" のつもりで "equals" を使っている、以下のようなステートメントにフラグを立てる。

 
 
     if ( a < b ) = ( c < d ) then
 
IBM2615I W
DO-loop will always execute exactly once. A semicolon after the DO may be missing.
説明:

DO ループは通常は反復するが、DO ループの指定が 1 つの割り当てだけで構成されている場合、それは常に 1 度限り実行される。 次の例に示すように、DO の後にセミコロンが欠落している。

 
 
     do
       edsaup.tprs =  ads162.tprs;
       edsaup.tops =  ads162.tops;
     end;
 
IBM2616I W
Size of parameter variable will return the currentsize value since no descriptor is available.
説明:

SIZE または STG 組み込み関数が CHAR(*) VARYING (または VARYINGZ) パラメーターに適用され、使用可能な記述子がない場合、変数に割り振られる実際のストレージのサイズは判別できず、現行のサイズのみ、戻すことができる。

IBM2617I W
Passing a LABEL to a non-PL/I routine is very poor coding practice and will cause the compiler to generate less than optimal code.
説明:

一般に、ラベルを別のルーチンに渡すことは賢明ではない。 このことを行うコードがあれば、再設計を考える方が良いと思われる。 コンパイラーがこのメッセージを発行するのは、OPTIONS( COBOL ) または OPTIONS( ASM ) または OPTIONS( FORTRAN ) を使って宣言された ENTRY に対して LABEL を渡している場合である。 このようなラベルの使用が妥当なのは、呼び出されたルーチンが、別の PL/I ルーチンにそれを渡すことになる場合だけである。

IBM2618I W
The suboption suboption is not valid for the suboption option of the option compiler option.
説明:

コンパイラー・オプションのサブオプションのサブオプションが無効である。 このサブオプションは、不明なものか、または許容範囲外のもので ある。

 
   *process limits(extname(2000));
IBM2619I W
The include file filename contains no cross-referenced variables.
説明:

このファイルの %INCLUDE は省略可能と考えられる。

IBM2620I W
Target structure contains REFER objects. Results are undefined if the assignment changes any REFER object.
説明:

REFER オブジェクトを変更すると、期待どおりの結果が生成されない可能性がある。 例えば次の例で、割り当ては配列 d の中の要素をいずれも変更しない。

 
 
     dcl
       1 a based(p),
         2 b     fixed bin(31),
         2 c     fixed bin(31),
         2 d( 10 refer(c) ),
           3 e   fixed bin(31),
           3 f   fixed bin(31);
 
     a = ’’;
 
IBM2621I W
ON ERROR block does not start with ON ERROR SYSTEM. An error inside the block may lead to an infinite loop.
説明:

通常、ON ERROR ブロックの最初のステートメントは、ON ERROR SYSTEM ステートメントでなければならない。これにより、ON ERROR ブロックの残りのコードにエラーがあったとしても、無限ループが回避されやすくなる。

IBM2622I W
ENTRY used to set the initial value in a DO loop will be invoked after any TO or BY values are set.
説明:

DO ループの初期値が ENTRY を介して設定されている場合は、その ENTRY が TO または BY 値に変更された場合に、予期しない結果が生じる場合がある。 例えば、次の最初のループにある関数 "first" によって、変数 "last" の値が変更されるべきではない。 このコードを次の 2 番目のループの形に変更する方がよい。

 
 
     do x = first() to last;
     end;
 
     temp = first();
     do x = temp to last;
     end;
 
IBM2623I W
Mixing FIXED BIN and FLOAT DEC produces a FLOAT BIN result. Under DFP, this will lead to poor performance.
説明:

DFP のもとでは FLOAT DEC から FLOAT BIN への変換に、ローパフォーマンスを引き起こす、効率の低いライブラリー呼び出しが必要となる。 これを避けるために、DECIMAL 組み込み関数を FIXED BIN オペランドに適用することができる。 例えば、最初の割り当てステートメントを次の 2 番目の形に変更した方がよい。

 
 
     dcl n fixed bin(31);
     dcl f float dec(16);
 
     f = n + f;
     f = dec(n) + f;
 
IBM2624I W
Mixing BIT and FLOAT DEC produces a FLOAT BIN result. Under DFP, this will lead to poor performance.
説明:

DFP のもとでは FLOAT DEC から FLOAT BIN への変換に、ローパフォーマンスを引き起こす、効率の低いライブラリー呼び出しが必要となる。 これを避けるために、DECIMAL 組み込み関数を BIT オペランドに適用することができる。 例えば、最初の割り当てステートメントを次の 2 番目の形に変更した方がよい。

 
 
     dcl b bit(8);
     dcl f float dec(16);
 
     f = b + f;
     f = dec(b) + f;
 
IBM2625I W
Mixing FLOAT BIN and FLOAT DEC produces a FLOAT BIN result. Under DFP, this will lead to poor performance.
説明:

DFP のもとでは FLOAT DEC から FLOAT BIN への変換に、ローパフォーマンスを引き起こす、効率の低いライブラリー呼び出しが必要となる。

IBM2626I W
Use of SUBSTR with a third argument equal to 0 is somewhat pointless since the result will always be a null string.
説明:

SUBSTR 参照の 3 番目の引数をゼロの定数にすることは、技術的には有効であるが、コーディング・エラーを示す可能性がある。

IBM2627I W
No metadata will be generated for the structure identifier since its use of REFER is too complex.
説明:

XMI メタデータは、REFER の使用が "simple" である場合に限り、REFER を使用した BASED 構造に対して生成される。

IBM2628I W
BYVALUE parameters should ideally be no larger than 32 bytes.
説明:

32 バイトより大きい BYVALUE パラメーターは、必要となるオーバーヘッドが大きすぎるため、パフォーマンスが低下する。

IBM2629I W
No debug symbol information will be generated for identifier.
説明:

名前付き変数に対してデバッグ・シンボル情報は生成されないため、したがって、デバッガーを使用したときに名前付き変数を参照できない。

IBM2630I W
The result in an arithmetic operation has the attributes FIXED base(precision,scale-factor) which means that its scale factor is greater than its precision and that the operation may lead to an overflow.
説明:

演算結果のスケール係数が結果の精度を超えた場合は、予期しない FIXEDOVERFLOW 例外が発生する可能性がある。 例えば、この例外は、LIMITS(FIXEDDEC(15)) オプションを指定して 2 つの FIXED DEC(15,8) 変数を乗算した場合に、その乗算の結果の属性が FIXED DEC(15,16) になるため発生する。 このメッセージを除去するには、PRECISION 組み込み関数を使用して、オペランドの 1 つのスケール係数を減らすか、 MULTIPLY 組み込み関数を使用して、結果のデフォルト属性をオーバーライドする。

IBM2631I W
One argument to BUILTIN name built-in is FIXED DEC while the other is FLOAT BIN. Compiler will not interpret precision as FIXED DEC.
説明:

このメッセージは、 MULTIPLY、 DIVIDE、 ADD、 および SUBTRACT の組み込み関数に適用される。 これらの関数の 1 つに対する 1 つの引数が FIXED DEC であり、もう 1 つの引数が FLOAT BIN であると、指定された精度が FIXED DEC 精度として解釈されない。 これによって、不適切なデータの切り捨てが起こる可能性がある。 例えば、以下の乗算の結果は、属性 FIXED DEC(15) ではなく、属性 FLOAT BIN(15) を持つことになり、結果が不適切に切り捨てられる原因となることがある。

 
    dck a float bin(31);
    dcl b fixed dec(15);
    b = multiply( a, 1000, 15 );
 
IBM2632I W
One argument to BUILTIN name built-in is FIXED DEC while the other is FLOAT DEC. Compiler will not interpret precision as FIXED DEC.
説明:

このメッセージは、MULTIPLY、DIVIDE、ADD、および SUBTRACT の組み込み関数に適用される。 これらの関数の 1 つに対する 1 つの引数が FIXED DEC であり、もう 1 つの引数が FLOAT DEC であると、指定された精度が FIXED DEC 精度として解釈されない。 これによって、不適切なデータの切り捨てが起こる可能性がある。 例えば、以下の乗算の結果は、属性 FIXED DEC(15) ではなく、属性 FLOAT DEC(15) を持つことになり、結果が不適切に切り捨てられる原因となることがある。

 
    dcl a float dec(15);
    dcl b fixed dec(15);
    b = multiply( a, 1000, 15 );
 
IBM2633I W
Given the support for addressing arithmetic, basing a POINTER or OFFSET on a FIXED BIN is unnecessary, and it will also fail to work properly if the size of a POINTER changes.
説明:

このような変数を使用しているコードは、POINTER または OFFSET 変数のサイズが FIXED BIN 変数のサイズと同じである場合にのみ機能する。

IBM2634I W
Given the support for addressing arithmetic, basing a FIXED BIN on a POINTER or OFFSET is unnecessary, and it will also fail to work properly if the size of a POINTER changes.
説明:

このような変数を使用しているコードは、POINTER または OFFSET 変数のサイズが FIXED BIN 変数のサイズと同じである場合にのみ機能する。


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