Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 言語解説書


デバッグ行

デバッグ行 は、コンパイル時スイッチが活動化しているときに限りコンパイルされるステートメントです。 デバッグ行を使用すると、例えば、 プロシージャー内のある位置においてデータ項目の値を検査することができます。

プログラムの中にデバッグ行を指定するには、 7 桁目 (標識域) に D と記入します。デバッグ行は連続して記述することもできますが、 継続している各デバッグ行の 7 桁目に D を記入する必要があります。 文字ストリングを 2 つの行にまたがって切り離すことはできません。

すべてのデバッグ行は、 そのデバッグ行がコンパイルされるかコメントとして扱われるかに関係なく、 プログラムが構文上正しくなるように記述しなければなりません。

デバッグ行は OBJECT-COMPUTER 段落より後の場合は、 プログラム内のどこにでも書き込むことができます。

デバッグ行が領域 A と領域 B にスペースしか含んでいない場合、ブランク行として扱われます。


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