PLISRTx への 2 番目の引数として、RECORD ステートメントを使用してください。RECORD ステートメントの構文は、評価時には次に示す構文をとる
文字ストリング式でなければなりません。
'bRECORDbTYPE=rectype[,LENGTH=(L1,[,,L4,L5])]b'
次に例を示します。
' RECORD TYPE=F,LENGTH=(80) '
- b
- 1 つ以上のブランクを表します。
ここに示されているブランクは必須です。
これ以外のブランクは認められません。
- TYPE
- 次のように、レコード・タイプを指定します。
- F
- 固定長
- V
- 可変長 EBCDIC
- D
- 可変長 ASCII
未ソート・データとソート済みデータを処理するのに
入力ルーチンと出力ルーチンを使用するときでも、
ソート・プログラムが使用する作業データ・セットに
適用されるレコード・タイプを指定しなければなりません。
可変長ストリングを入力ルーチン (E15 出口) からソート・プログラムに渡すときには、
通常はレコード・フォーマットとして V を指定すべきです。
ただし、F を指定すると、最大長になるまでレコードにブランクが埋め込まれます。
- LENGTH
- ソートするレコードの長さを指定します。PLISRTA や PLISRTC を使う場合、レコード長は入力データ・セットからとられるので、LENGTH は
省略することができます。
ソートできるレコードの最大長と最小長には、制限があることに注意してください。
可変長のレコードの場合は、4 バイトの接頭部を含める必要があります。
- L1
- ソートされるレコードの長さです。VSAM データ・セットを可変長レコードとしてソートする場合は、
長さは最大レコード・サイズ +4 になります。
- ,,
- PL/I から呼び出しを行うとき、ソート・プログラムに適用されない 2 つの引数を表します。その後に引数を使用する場合は、コンマを入れなければなりません。
- L4
- 可変長レコードを使用するときの、最小レコード長を指定します。
これを指定すると、この値は、ソート・プログラムによって最適化のために使用されます。
- L5
- 可変長レコードを使用するときの、形式指定上の (最も一般的な) レコード長を指定します。
これを指定すると、この値は、ソート・プログラムによって最適化のために使用されます。
最大レコード長
レコードの長さは、ユーザーが指定する最大長を超えることはありません。
可変長レコードの最大レコード長は 32756 バイトで、固定長レコードの場合は 32760 バイトです。
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