Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, 言語解説書
AREA 条件
状況
AREA 条件は常に割り込み可能です。
結果
AREA 条件を引き起こす割り振りまたは割り当ての試みは、なんの影響も及ぼしません。
原因と構文
AREA 条件は、次のいずれかの場合に起こります。
ある区域内に基底付き変数を割り振ろうとしたが、その割り振りに必要なフリー・ストレージがその区域内にない場合。
区域の割り当てを実行しようとしたが、ソース区域内の割り振りを収容するのに必要なストレージがターゲット区域内にない場合。
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暗黙アクション
メッセージが印刷され、ERROR 条件が起こります。
正常な戻り
ON ユニットからの正常な戻りに際して、次の処置が取られます。
この条件が割り振りによって起こり、しかも ON ユニットがヌル ON ユニットである 場合は、割り振りが再び試みられることはありません。
この条件が割り振りによって起こった場合は、割り振りが再び試みられますが、 その前に、区域参照が計算し直されます。 したがって、ON ユニットで、不適当な区域を参照するよう修飾しているポイン ターの値を変更して、そのポインターが別の区域を指し示すようにしておけば、 新しい区域内で割り振りが再び試みられます。
この条件が区域割り当てまたは SIGNAL ステートメントによって起こった場合は、 この条件が起こった場所から実行が続行されます。
条件コード
360、361、362
Terms of use
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