ファイル・セクションには、各入出力ファイルごとにレベル標識が必要です。
- ソート・ファイルおよびマージ・ファイル以外のすべてのファイルについてはそれぞれ、ファイル・セクションには必ず FD 項目が必要です。
- ソート・ファイルまたはマージ・ファイルについてはそれぞれ、ファイル・セクションには必ず SD 項目が必要です。
- ファイル名
- これは、レベル標識 (FD または SD) の後に記入しなければなりません。
また関連する SELECT 節に指定された名前と同じでなければなりません。
ファイル名 は、ユーザー定義語の形成規則に従う必要があります。
したがって、少なくとも 1 文字は英字でなければなりません。このプログラムの中でファイル名 は固有でなければなりません。
ファイル名 の後には、1 つ以上のレコード記述項目が付きます。
2 つ以上のレコード記述項目を指定する場合、
それぞれの項目が同一のストレージ域の再定義になることを意味しています。
ファイル名 の後の節はオプションであり、どのような順序でも指定できます。
- FD (フォーマット 1、2、および 3)
- FD 項目の最後の節の直後には、
分離文字ピリオドを付けなければなりません。
- SD (フォーマット 4)
- SD 項目は、プログラム中のソート・ファイルまたはマージ・ファイルのそれぞれに対して記述する必要があります。
SD 項目の最後の節の直後には、分離文字ピリオドを付けなければなりません。
次の例は、ソート・ファイルまたはマージ・ファイルで必要なファイル・セクションの項目を示しています。
SD SORT-FILE.
01 SORT-RECORD PICTURE X(80).
ファイル・セクションのレコードは、英数字グループ項目、国別グループ項目、またはクラスが英字、英数字、DBCS、国別、または数字の基本項目として記述しなければなりません。