Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


IGZCA2D の戻りコード

IGZCA2D は、変換の状況を反映するように RETURN-CODE 特殊レジスターを設定します。

表 1. IGZCA2D の戻りコード
戻りコード 解説
0 parameter-1 が変換され、その結果が parameter-2 に入れられました。
2 parameter-1 が変換され、その結果が parameter-2 に入れられました。parameter-2 は、右側に DBCS スペースが埋め込まれました。
4 parameter-1 が変換され、その結果が parameter-2 に入れられました。parameter-2 に入れられた DBCS データは、右側が切り捨てられました。
6 parameter-1 が変換され、その結果が parameter-2 に入れられました。X'00' から X'3F' の範囲または X'FF' の 1 バイト文字が検出されました。有効な 1 バイト文字が範囲外の DBCS 文字に変換されました。
8 parameter-1 が変換され、その結果が parameter-2 に入れられました。X'00' から X'3F' の範囲または X'FF' の 1 バイト文字が検出されました。有効な 1 バイト文字が範囲外の DBCS 文字に変換されました。

parameter-2 は、右側に DBCS スペースが埋め込まれました。

10 parameter-1 が変換され、その結果が parameter-2 に入れられました。X'00' から X'3F' の範囲または X'FF' の 1 バイト文字が検出されました。有効な 1 バイト文字が範囲外の DBCS 文字に変換されました。

parameter-2 の中の DBCS データは、右側が切り捨てられました。

12 parameter-1 の中の対になったシフト・コードの間で奇数のバイトが検出されました。変換は行われませんでした。
13 parameter-1 の中で、対になっていないかまたはネストされたシフト・コードが検出されました。変換は行われませんでした。
14 parameter-1parameter-2 がオーバーラップしました。変換は行われませんでした。
15 parameter-3 または parameter-4 に与えられた値が範囲外でした。変換は行われませんでした。
16 parameter-4 の中で奇数のバイトがコーディングされました。変換は行われませんでした。

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