Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 コンパイラーおよびランタイム 移行ガイド


移行優先順位の決定

目録内のそれぞれのプログラムについて複雑度を決定したら、アップグレードする必要のあるプログラムとそれらをアップグレードする順序について、十分な情報に基づく決定を行う ことができます。

表 1 に、プログラムの複雑度を移行優先順位に関係付ける 1 つの方式 を示します。(最も高い優先順位は「1」で、最も低い優先順位は「6」です。)

表 1. プログラム移行優先順位の割り当て
移行優先順位 複雑度 その他の考慮事項
1 0 ~ 3

組織にとっての重要度が高い。
移行ツールを用いての移行処置が小さい。

2 4 ~ 6

組織にとっての重要度が高い。
移行ツールを用いての移行処置が中位。

0 ~ 3

組織にとっての重要度が中位。
移行ツールを用いての移行処置が小さい。

3 7 ~ 8

組織にとっての重要度が高い。
移行ツールを用いての移行処置が大きい。

3 ~ 6

組織にとっての重要度が中位。
移行ツールを用いての移行処置が中位。

0 ~ 3

組織にとっての重要度が低い。
移行ツールを用いての移行処置が小さい。

4 9 ~ 10

組織にとっての重要度が高い。
移行処置が非常に大きい。

7 ~ 8

組織にとっての重要度が中位。
移行ツールを用いての移行処置が大きい。

3 ~ 6

組織にとっての重要度が低い。
移行ツールを用いての移行処置が中位。

5 9 ~ 10

組織にとっての重要度が中位。
移行処置が非常に大きい。

7 ~ 8

組織にとっての重要度が低い。
移行ツールを用いての移行処置が大きい。

6 9 ~ 10

組織にとっての重要度が低い。
移行処置が非常に大きい。

移行優先順位を決定するときには、以下のことを考慮に入れてください。

アップグレードする必要がある各プログラムの優先順位と、それらのプログラム をアップグレードするために必要な処置が判明したら、アプリケーションおよびプログラム を移行する順序を決定することができます。


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