XMLPARSE(XMLSS) の場合
XMLPARSE(XMLSS) コンパイラー・オプションが有効である場合、パーサーは例外イベントが発生すると処理を強制終了します。 処理プロシージャーがイベント後にパーサーに戻ると、パーサーは、ON EXCEPTION 句で指定したステートメント、または XML PARSE ステートメントの最後 (ON EXCEPTION 句をコーディングしていない場合) に制御を渡します。
XMLPARSE(COMPAT) の場合
XMLPARSE(COMPAT) コンパイラー・オプションが有効である場合、XML-CODE をゼロに設定していて、例外を処理してから制御をパーサーに返しても、下表に示された例外についてこれ以上イベントはパーサーから返されません。パーサーは、ON EXCEPTION 句で指定したステートメント、または XML PARSE ステートメントの最後 (ON EXCEPTION 句をコーディングしていない場合) に制御を渡します。
| コード | 説明 |
|---|---|
| 100 | パーサーで、XML 宣言の開始を走査中に、文書の末尾に達しました。 |
| 101 | パーサーで、XML 宣言の末尾を走査中に、文書の末尾に達しました。 |
| 102 | パーサーで、ルート・エレメントを走査中に、文書の末尾に達しました。 |
| 103 | パーサーで、XML 宣言内のバージョン情報を走査中に、文書の末尾に達しました。 |
| 104 | パーサーで、XML 宣言内のバージョン情報値を走査中に、文書の末尾に達しました。 |
| 106 | パーサーで、XML 宣言内のエンコード宣言値を走査中に、文書の末尾に達しました。 |
| 108 | パーサーで、XML 宣言内の standalone 宣言値を走査中に、文書の末尾に達しました。 |
| 109 | パーサーで、属性名を走査中に、文書の末尾に達しました。 |
| 110 | パーサーで、属性値を走査中に、文書の末尾に達しました。 |
| 111 | パーサーで、属性値内の文字参照またはエンティティー参照を走査中に、文書の末尾に達しました。 |
| 112 | パーサーで、空のエレメント・タグを走査中に、文書の末尾に達しました。 |
| 113 | パーサーで、ルート・エレメント名を走査中に、文書の末尾に達しました。 |
| 114 | パーサーで、エレメント名を走査中に、文書の末尾に達しました。 |
| 115 | パーサーで、エレメント内容の文字データを走査中に、文書の末尾に達しました。 |
| 116 | パーサーで、エレメント内容の処理命令を走査中に、文書の末尾に達しました。 |
| 117 | パーサーで、エレメント内容のコメントまたは CDATA セクションを走査中に 文書の末尾に達しました。 |
| 118 | パーサーで、エレメント内容のコメントを走査中に文書の末尾に達しました。 |
| 119 | パーサーで、エレメント内容の CDATA セクションを走査中に文書の末尾に達しました。 |
| 120 | パーサーで、エレメント内容の文字参照またはエンティティー参照を走査中に 文書の末尾に達しました。 |
| 121 | パーサーで、ルート・エレメントの末尾を走査中に、文書の末尾に達しました。 |
| 122 | パーサーで、文書タイプ宣言の無効の可能性のある開始が見つかりました。 |
| 123 | パーサーで、2 つ目の文書タイプ宣言が見つかりました。 |
| 124 | ルート・エレメントの先頭文字が、文字、'_'、または ':' ではありませんでした。 |
| 125 | エレメントの先頭の属性名の先頭文字が、文字、'_'、または ':' ではありませんでした。 |
| 126 | パーサーで、エレメント名内に、またはエレメント名の後のいずれかに無効文字が 見つかりました。 |
| 127 | パーサーで、属性名の後に '=' 以外の文字が見つかりました。 |
| 128 | パーサーで、無効な属性値区切り文字が見つかりました。 |
| 130 | 属性名の先頭文字が、文字、'_'、または ':' ではありませんでした。 |
| 131 | パーサーで、属性名内に、または属性名の後のいずれかに無効文字が 見つかりました。 |
| 132 | 空のエレメント・タグが、'/' の後に続く '>' で終了しませんでした。 |
| 133 | エレメント終了タグ名の先頭文字が、文字、'_'、または ':' ではありませんでした。 |
| 134 | エレメント終了タグ名が '>' で終了しませんでした。 |
| 135 | エレメント名の先頭文字が、文字、'_'、または ':' ではありませんでした。 |
| 136 | パーサーで、エレメント内容に、コメントまたは CDATA セクションの無効な開始が見つかりました。 |
| 137 | パーサーで、コメントの無効な開始が見つかりました。 |
| 138 | 処理命令ターゲット名の先頭文字が、文字、'_'、または ':' ではありませんでした。 |
| 139 | パーサーで、処理命令ターゲット名内に、または処理命令ターゲット名の後のいずれかに無効文字が見つかりました。 |
| 140 | 処理命令が終了文字シーケンス '?>' で終了しませんでした。 |
| 141 | パーサーで、文字参照またはエンティティー参照内の '&' の後に 無効文字が見つかりました。 |
| 142 | バージョン情報が XML 宣言にありませんでした。 |
| 143 | XML 宣言内の 'version' の後に '=' がありませんでした。 |
| 144 | XML 宣言内のバージョン宣言値が欠落しているか、または不適切に区切られています。 |
| 145 | XML 宣言内のバージョン情報値が不適切な文字を指定したか、または 開始と終了の区切り文字が一致しませんでした。 |
| 146 | パーサーで、XML 宣言内のバージョン情報値の終了区切り文字の後に 無効文字が見つかりました。 |
| 147 | パーサーで、XML 宣言にオプションのエンコード宣言ではない、無効な属性が見つかりました。 |
| 148 | XML 宣言内の 'encoding' の後に '=' がありませんでした。 |
| 149 | XML 宣言内のエンコード宣言値が欠落しているか、または不適切に区切られています。 |
| 150 | XML 宣言内のエンコード宣言値が不適切な文字を指定したか、または 開始と終了の区切り文字が一致しませんでした。 |
| 151 | パーサーで、XML 宣言内のエンコード宣言値の終了区切り文字の後に 無効文字が見つかりました。 |
| 152 | パーサーで、XML 宣言にオプションの standalone 宣言ではない、無効な属性が見つかりました。 |
| 153 | XML 宣言内の standalone の後に = がありませんでした。 |
| 154 | XML 宣言内の standalone 宣言値が欠落しているか、または不適切に区切られています。 |
| 155 | standalone 宣言値が 'yes' または 'no' 以外の値になっていました。 |
| 156 | XML 宣言内の standalone 宣言値が不適切な文字を指定したか、または 開始と終了の区切り文字が一致しませんでした。 |
| 157 | パーサーで、XML 宣言内の standalone 宣言値の終了区切り文字の後に 無効文字が見つかりました。 |
| 158 | XML 宣言が正しい文字シーケンス '?>' で終了しなかったか、無効属性が含まれていました。 |
| 159 | パーサーで、ルート・エレメントの末尾の後に 文書タイプ宣言の開始が見つかりました。 |
| 160 | パーサーで、ルート・エレメントの末尾の後に エレメントの開始が見つかりました。 |
| 315 | 実際の文書エンコードは、UTF-16 リトル・エンディアンですが、パーサーはこのプラットフォームではリトル・エンディアンをサポートしません。 |
| 316 | 実際の文書エンコードは UCS4 ですが、パーサーは UCS4 をサポートしません。 |
| 317 | パーサーで、文書エンコードを判別できません。文書は破損している可能性があります。 |
| 318 | 実際の文書エンコードは UTF-8 ですが、パーサーは UTF-8 をサポートしません。 |
| 320 | 文書データ項目は国別でしたが、実際の文書エンコード は EBCDIC でした。 |
| 321 | 文書データ項目は国別でしたが、実際の文書エンコードは ASCII でした。 |
| 500-599 | 内部エラー このエラーをサービス担当者に報告してください。 |
関連概念
XML-CODE
関連タスク
XML PARSE の例外処理
関連参照XMLPARSE