オブジェクト・モジュールはサポートされます。
OS PL/I のブートストラップ・ルーチンである IBMBPIRA は、常に ユーザー・ロード・モジュールとリンクされ、また、言語環境プログラムとは 互換性のない、高速な初期化と終了などの機能を 含んでいます。 サンプルの ZAP である IBMRZAPM は、言語環境プログラムの SCEESAMP で提供されており、 それらの非互換機能を非活動化するために役立ちます。 サンプルの ZAP については、OS PL/I バージョン 1 リリース 5.1 のメイン・ロード・モジュール ZAPで説明されています。
ZAP されたロード・モジュールは、言語環境プログラムだけで なく、OS PL/I V1.5.1 および V2 でも 継続して動作しますが、 元のロード・モジュールに高速な初期化と終了機能が含まれている場合には、 性能低下が発生する可能性があります。
ロード・モジュールを ZAP しない場合は、次のいずれかを行う必要があります。
ロード・モジュールはサポートされます。
ロード・モジュールはサポートされます。
OS PL/I の VM 固有ブートストラップ・ルーチンである DMSIBM は、言語環境プログラムとは 互換性のない機能を含んでいます。 サンプルの ZAP である IBMRZAPV は、言語環境プログラムの SCEESAMP で 提供されており、非互換機能を非活動化するために役立ちます。 サンプルの ZAP については、OS PL/I バージョン 1 リリース 5.1 のメイン・ロード・モジュール ZAPで説明されています。
ZAP されたロード・モジュールは、言語環境プログラム環境でのみサポートされます。 OS PL/I バージョン 1 または バージョン 2 環境では動作しません。 ロード・モジュールを ZAP しない場合は、次のいずれかを行う必要があります。
ロード・モジュールはサポートされます。
ロード・モジュールは、OS PL/I V1R5.1 共用ライブラリーが すべての PLRSHR オプションを指定して作成され、かつ、共用ライブラリーが、 マルチタスキング共用ライブラリーを含めて、言語環境プログラム・スタブと置き換えられている 限りでサポートされます。 共用ライブラリーの置き換えは、言語環境プログラムのインストール中に 1 回だけ 行う必要があります。
共用ライブラリーがすべての PLRSHR オプションを指定して作成されて いないか、または共用ライブラリーが言語環境プログラム・スタブと置き換えられていない場合、 オブジェクト・モジュールを言語環境プログラムまたは OS PL/I バージョン 2 と再リンクするか、 またはロード・モジュール内の共用ライブラリー・スタブを言語環境プログラム・スタブと 置き換える必要があります。 オブジェクト・モジュールを再リンクするか、またはロード・モジュールを置き換えた 後には、OS PL/I 共用ライブラリー機能を使用することはありません。
Enterprise PL/I は共用ライブラリーをサポートしないことに注意してください。 Enterprise PL/I にマイグレーションする予定である場合は、共用ライブラリーの使用を停止する必要があります。 言語環境プログラム環境では、PL/I はフルサイズの常駐モジュールの代わりにスタブを使用するため、 共用ライブラリーを使用する必要はありません。