Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


呼び出し側プログラムの中での引数の記述

呼び出し側プログラムでは、DATA DIVISION の他のデータ項目と同じ方法で、DATA DIVISION で引数を記述します。

引数のためのストレージは、最高位の最外部プログラムにおいてのみ割り振られます。 例えば、プログラム A がプログラム B を呼び出し、プログラム B がプログラム C を呼び出すとします。データ項目はプログラム A で割り振られ、プログラム B と C の LINKAGE SECTION で記述され、そのデータの集合を 3 つのすべてのプログラムで使用できます。

ファイルのデータを参照する場合、データが参照される時には、そのファイルはオープンされていなければなりません。

引数を渡すためには、CALL ステートメントの USING 句を コーディングしてください。 データ項目を BY VALUE で渡す場合、データ項目は基本項目でなければなりません。

関連タスク
LINKAGE SECTION のコーディング
引数を受け渡すための PROCEDURE DIVISION のコーディング

関連参照
The USING 句 (「COBOL for Windows 言語解説書」)


ご利用条件 | フィードバック

Copyright IBM Corporation 1996, 2008.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)