ピクチャー (P) フォーマット項目は、実数の数字の値や文字の値の文字表記を記述するものです。
入力の場合は、P フォーマット項目のピクチャー指定によって、データ・ストリーム中に あるデータ項目のフォーマットを記述したり、数字指定の場合は、項目の算術値がどの ように解釈されるかを記述したりします。 ここに指定した文字がストリーム中にないときは、CONVERSION 条件が起こります。
出力の場合は、データ・リスト内の対応するエレメントの値が、ピクチャー指定で 指定したフォーマットに変換されてから、データ・ストリーム中に書き出されます。
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以下に例を示します。
get edit (Name, Total) (P'AAAAA',P'9999');
このステートメントが実行されるとき、ファイル SYSIN が入力ファイルで あると見なされます。 SYSIN から入力された最初の 5 文字は、英字またはブランクでなければならず、 それらは Name に割り当てられます。 次の 4 文字は数字でなければならず、それらは Total に割り当てられます。