国別リテラルの 16 進表記形式のフォーマットと規則は、以下のとおりです。
| フォーマット 2: 国別リテラルの 16 進表記 |
|---|
NX“hexadecimal-digits” NX'hexadecimal-digits' |
国別リテラルの 16 進表記形式は、NSYMBOL コンパイラー・オプションによる影響を受けません。
開始の区切り文字に引用符を使用した場合は、終了の区切り文字にも引用符を使用する必要があります。同様に、開始の区切り文字にアポストロフィを使用した場合は、終了の区切り文字にもアポストロフィを使用する必要があります。
16 進表記の構文では、すべてのプラットフォームについてビッグ・エンディアン表現を使用します。これは、COBOL for AIX® および Enterprise COBOL for z/OS® では通常の表現です。入力はビッグ・エンディアン・フォーマットの 16 進表記で行う必要がありますが、 実行時に使用できるようにコンパイラーによって値がリトル・エンディアン・フォーマットに変換されます。
16 進表記の国別リテラルの内容は、国別文字として保管されます。結果としての内容が意味するものは、同じ国別文字を指定する基本国別文字が意味するものと同じです。
16 進表記の国別リテラルは、「国別」データ・クラスおよびカテゴリーに属し、基本国別リテラルを 使用できる場所であれば、どこでも使用できます。