Rational Developer for System z バージョン 7.5

デザイン・ページ

「デザイン」ページにはデザイン・キャンバスがあり、これを使用して マップ・セットをビジュアルに編集することができます。 キャンバスの表示オプションをカスタマイズすることもできます。

デザイン・キャンバス

デザイン・キャンバスは、マップ・セットのカスタマイズのための スペースを提供します。 ビジュアル編集スペース全体を表示するには、スクロール・バーを使用してください。

右クリックのコンテキスト・メニューには、 「編集」オプションと同様に、使用可能なデザインおよびフィルター・オプションもあります。

キャンバスに項目を追加するには、パレット上の項目アイコンをクリックし、次に望ましい位置でカーソルを クリックしてください。 また、項目をキャンバスにドラッグ・アンド・ドロップする方法もあります。

デザイン・キャンバスの項目を選択すると、「アウトライン」ビュー内の項目が 強調表示され、「プロパティー」ビューにプロパティー値情報が表示されます。

編集オプションとキーボード・ショートカット

下の表に、編集オプションと、対応する キーボードの組み合わせがリストされています。 これらのオプションは、 右クリック・コンテキスト・メニューからでも使用可能です。
表 1. デザイン・キャンバス編集オプション
オプション キーボード・ショートカット
元に戻す Ctrl+Z
やり直し Ctrl+Y
切り取り Ctrl+X
コピー Ctrl+C
貼り付け Ctrl+V
削除 Delete
保存 Ctrl+S
重要: 元に戻すおよびやり直し操作は、 「アウトライン」ビューまたはデザイン・キャンバスのいずれかで実行される操作に適用されます。 例えば、デザイン・キャンバスでフィールドを切り取った場合は、「切り取りを元に戻す (Undo Cut)」オプションが「アウトライン」ビューのコンテキスト・メニューで使用可能になります。

項目の選択と移動

「パレット」ビューの「選択」ツールを使用して、デザイン・キャンバスのスペース内で、特定の項目の選択および移動を行います。 項目上でクリックし、マウス・ボタンを押したままドラッグしてください。 項目のドラッグ中は、ポップアップ表示がロケーション情報を表示します。 マップについては、マップの高さと幅に加えて、行と列の値が表示されます。 フィールドについては、フィールドの幅に加えて、マップ内の行と列の値が表示されます。

シフト・キーを押したまま選択ツールを使用してドラッグし、デザイン・キャンバスでボックスを 描画します。 次に、強調表示された項目の 1 つをクリックすると、選択した項目のグループ全体を移動することができます。

マーキー・ツールを使用すると、デザイン・キャンバス内の必要な項目の周囲にボックスを作成する ことができますが、項目を移動するためのカーソルを作成するには、次に選択ツールを使用する必要があります。

表示オプション

以下の表示オプションを使用して、デザイン・キャンバスをカスタマイズします。
ターミナル・サイズ
このセレクターを使用すると、可能性のあるいくつかの CICS® 画面サイズに合わせてマップを作成することができます。 デフォルト値は 24 × 80 です。
グリッド・ラインの切り替え
このオプションは、デザイン・キャンバスでグリッド・ラインを非表示または表示します。
サンプル値の切り替え
このオプションは、変数フィールドに使用できるデータのタイプと、フィールドのサイズを表示します。 例えば、4 桁の数値フィールドはサンプル値に 9999 を表示します。 英数字フィールドは XXXX を表示します。
白黒モードの切り替え
このモードを使用すると、ハイコントラスト・キャンバス内でフィールドとマップを表示することができます。
ズーム・レベル
このオプションは、デザイン・キャンバスのズーム・レベルを制御します。
フィルター
このオプションを使用すると、デザイン・キャンバス内のマップのサブセットの表示と優先順位付けを行うことができます。

デフォルトでは、すべてのマップが表示されます。 マップのカスタマイズされたグループを表示するには、新しいフィルターを作成します。 リスト内のマップの配列を変更することもできます。

印刷

デザイン・キャンバスを 印刷するには、メニュー・ツールバーの「ファイル」 > 「印刷」をクリックします。 また、Ctrl+P キーの組み合わせを使用するか、右クリック・メニューの「印刷」を選択する方法もあります。
注: デザイン・キャンバスにある個々のマップまたはフィールドを印刷することはできません。

双方向オプション

双方向言語サポートを使用可能にしている場合は、 「双方向モードの切り替え」ボタンが、「デザイン」ページのツールバーに表示されます。
以下の切り替えオプションを使用できます。
  • ビジュアル・データ

    テキストのビジュアル配列とデフォルトの論理配列との間で切り替えます。

  • RTL マップ・セット (RTL Map Set)

    マップ・セットと水平ルーラーの方向を、左から右と右から左の間で切り替えます。

  • 対称スワッピング

    スワップ可能文字をリセットします。 例えば、右から左へのストリングで、左括弧 ( と右括弧 ) は反転されます。

  • 数値スワッピング

    ヒンディ数字を対応するアラビア数字に置き換え、 アラビア数字を対応するヒンディ数字に置き換える、画面の反転を設定します。


ご利用条件 | フィードバック

このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)