Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


プログラムを再入可能にする

複数のユーザーが同時にアプリケーション・プログラムを実行する場合 (例えば、異なるアドレス・スペースのユーザーが リンク・パック域にある 1 つのプログラムにアクセスする場合)、RENT オプションを 使用してコンパイルすることによって、プログラムを再入可能にする必要があります。

プログラマーとしては、変数の複数コピーについて心配する必要はありません。コンパイラーが、オブジェクト・モジュールの中で必要な再入可能制御コードを作成します。

以下の Enterprise COBOL プログラムは再入可能でなければなりません。

再入可能プログラムの場合は、DATA コンパイラー・オプションと HEAP および ALL31 ランタイム・オプションを使用して、WORKING-STORAGE などの 動的データ域を 16MB 境界より下のストレージから獲得するか、または上のストレージから獲得するかを制御します。


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