表 1 に、Enterprise COBOL でサポートされない OS/VS COBOL コンパイラー ・オプションを示します。
Enterprise COBOL コンパイラー・オプションの完全なリストについては、コンパイラー・オプションの比較を参照してく ださい。
| OS/VS COBOL オプション | Enterprise COBOL で同等のオプション |
|---|---|
| BATCH/NOBATCH | バッチ環境は常に使用可能です (プログラムのシーケンス)。CBL ステートメントは常に Enterprise COBOL で処理されます。 注: Enterprise COBOL でのプログラムのシーケンスに関する考慮事項については、「Enterprise COBOLプログラミング・ガイド」を参照してください。
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| COUNT/NOCOUNT | Debug Tool を使用して同等の機能を使用することができます。 |
| ENDJOB/NOENDJOB | ENDJOB 動作は常に有効です。 |
| LANGLVL(1/2) | LANGLVL オプションは使用不能です。Enterprise COBOL では、COBOL 85 標準のみサポートされます。 |
| LVL=A|B|C|D/ NOLVL | FIPS のフラグ設定には FLAGSTD が使用されます。ANSI COBOL 74 FIPS はサポートされません。 |
| RES/NORES | RES または NORES オプションは使用不能です。Enterprise COBOL では、 オブジェクト・モジュールは常に、COBOL プログラムとリンク・エディット されるのではなく、ライブラリー・サブルーチンが実行時に動的に配置される ように作成されます。これは OS/VS COBOL の RES 動作に相当します。 |
| STATE/NOSTATE | 機能は、TEST(NONE,SYM) オプションを介して使用できます。 |
| SUPMAP/NOSUPMAP | NOCOMPILE/COMPILE コンパイラー・オプションと同等です。 |
| SYMDMP/ NOSYMDMP | 異常終了ダンプと動的ダンプは、言語環境プログラム・サービスを介して入手することができます。シンボリック・ダンプは、TEST コンパイラー・オプションを介して入手することができます。 |
| SXREF/NOSXREF | XREF オプションが、ソート済み SXREF 出力を提供します。 |
| VBSUM/NOVBSUM | VBREF コンパイラー・オプションを介して同等の機能を使用することができます。 |
| CDECK/NOCDECK | LISTER 機能はサポートされません。 |
| FDECK/NOFDECK | LISTER 機能はサポートされません。 |
| LCOL1/LCOL2 | LISTER 機能はサポートされません。 |
| LSTONLY/LSTCOMP NOLST | LISTER 機能はサポートされません。 |
| L120/L132 | LISTER 機能はサポートされません。 |
| OSDECK | Enterprise COBOL では、オブジェクト・デックは z/OS 環境でのみ実行され、 z/VM® では実行されません。 OSDECK 機能はサポートされません。 |