宣言部分に、例外条件が発生する際に実行される 1 つ以上の特定目的のセクションを記述します。
宣言セクションを指定する場合は、それらのセクションを手続き部の冒頭部分にグループ化し、 その手続き部全体をいくつかのセクションに分ける必要があります。
各宣言セクションは、そのセクションの機能を識別する USE ステートメントで始まります。その後に続く一連のプロシージャーには、 例外条件が発生した場合に実行される処理を 指定します。 各宣言セクションは、USE ステートメントが続けて記述されている別のセクション名で終了しますが、 キーワード END DECLARATIVES によっても終了します。
宣言セクション・グループ全体の前には、キーワード DECLARATIVES を指定します。DECLARATIVES は、手続き部のヘッダーの後の行に指定します。宣言セクション・グループの後には、キーワード END DECLARATIVES を指定します。DECLARATIVES と END DECLARATIVES というキーワードは、 両方とも領域 A で始め、後に分離文字ピリオドを付けなければなりません。同じ行に他のテキストがあってはなりません。
手続き部の宣言部分では、各セクション・ヘッダーは 後に分離文字ピリオドを付け、その後に USE ステートメントを書かなければなりません。 このステートメントの後にも分離文字ピリオドを付けます。同じ行に他のテキストがあってはなりません。
USE ステートメントには 3 つのフォーマットがあります。各フォーマットについて以下のセクションで説明します。
USE ステートメント自体が実行されることはありません。 その代わりに、USE ステートメントは、 その後にあるプロシージャー型段落 (行われる処置を指定している) が実行される条件を定義します。 そのプロシージャーの実行が終わると、このプロシージャーを活動化したルーチンに制御が戻されます。
宣言型プロシージャーを非宣言型プロシージャーから実行できます。
非宣言型プロシージャーを宣言型プロシージャーから実行できます。
宣言型プロシージャーは、宣言型プロシージャー中の GO TO ステートメント中で参照できます。
非宣言型プロシージャーは、宣言型プロシージャー中の GO TO ステートメント中で参照できます。
すでに呼び出されていて、まだ制御権を持っている USE プロシージャーを実行させるような ステートメントがあっても構いません。ただし、無限ループを避けるため最終的な出口が最後にあることを確かめておく必要があります。
宣言型プロシージャーはその中の最後のステートメントが実行されると終了します。