データ項目がメソッドの結果として戻される場合、その項目を、INVOKE ステートメントの RETURNING 句に指定してください。 戻される項目は、クライアントの DATA DIVISION で定義します。
INVOKE ステートメントの RETURNING 句に指定する項目は、以下の表に示すように、ターゲット・メソッドが戻す型と合致している必要があります。
| ターゲット・メソッドのプログラミング言語 | 戻される項目はオブジェクト参照ですか | 戻される項目の DATA DIVISION 定義を次のようにコーディングします |
|---|---|---|
| COBOL | いいえ | ターゲット・メソッドの RETURNING 項目の定義と同じ |
| Java | いいえ | 戻された Java データ項目と相互運用可能 |
| COBOL または Java | はい | ターゲット・メソッドが戻すオブジェクト参照と同じクラスに型式化されるオブジェクト参照 |
すべての場合において、戻り値のデータ型は、Java と相互運用可能になる型のうちのいずれかでなければなりません。
関連タスク
COBOL および Java での相互運用可能なデータ型のコーディング
関連参照
INVOKE ステートメント
(「COBOL for Windows 言語解説書」)