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COBOL for Windows バージョン 7.5 言語解説書


フォーマット 2

フォーマット 2: 条件名の値
構文図を読む構文図をスキップする>>-88--条件名-1--+-VALUE--+----+---+---------------------------->
                 |        '-IS-'   |  
                 '-VALUES--+-----+-'  
                           '-ARE-'    
 
   .-----------------------------------------.     
   V                                         |     
>----リテラル-1--+-------------------------+-+--.--------------><
                 '-+-THROUGH-+--リテラル-2-'       
                   '-THRU----'                     
 

このフォーマットは、1 つの値、複数の値、値の範囲を条件名に関連付けます。 そのような条件名は、それぞれ別のレベル 88 の項目を必要とします。レベル番号 88 と条件名は、フォーマット 2 の VALUE 文節自体の一部ではありません。これらは、表現を明確にするためにのみフォーマットに含めたものです。

条件名-1
ある値を条件変数に関係付けるユーザーの指定した名前。関係付けられた条件変数が添え字や指標を必要とする場合、この条件名を手続き部で参照するたび、 必要に応じて条件変数に添え字または指標を付けなければなりません。

条件名は、プロシージャーとして条件名条件の中でテストされます (条件式を参照)。

リテラル-1
条件名を単一の値に関連付けます。

リテラル-1 のクラスは、 関係付けられた条件変数への割り当てにとって有効なクラスでなければなりません。

リテラル-1 THROUGH リテラル-2
条件名を少なくとも 1 つの値の範囲に関連付けます。THROUGH 句を使用する場合、関連データ項目が非年末尾型ウィンドウ化日付フィールドである場合を除き、リテラル-1リテラル-2 よりも小さくなければなりません。詳細については、条件名項目の規則を参照してください。

リテラル-1 およびリテラル-2 は、同じクラスに属していなければなりません。 リテラル-1 およびリテラル-2 のクラスは、 関係付けられた条件変数への割り当てにとって有効なクラスでなければなりません。

THROUGH 句に指定された英数字リテラル、国別リテラル、または DBCS リテラルの範囲は、関連する条件変数で有効な照合シーケンスに基づいています。照合シーケンスの詳細については、付録G. ロケールの考慮事項を参照してください。

関連付けられている条件変数が DBCS クラスである場合には、リテラル-1 および リテラル-2 は DBCS リテラルでなければなりません。表意定数 SPACE または表意定数 ALL DBCS リテラル を指定することができます。

関連付けられている条件変数が国別クラスである場合には、所定の条件名に対して、リテラル-1 および リテラル-2 の両方が、国別リテラルまたは英数字リテラルでなければなりません。表意定数 ZERO、SPACE、QUOTE、HIGH-VALUE、LOW-VALUE、シンボリック文字、ALL 国別リテラル、または ALL リテラル を指定することができます。

条件名項目の規則


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