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COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


THREAD

THREAD を指定すると、複数のスレッドを持つ実行単位で COBOL アプリケーションを実行できるようになります。

THREAD オプションの構文
構文図を読む構文図をスキップする   .-NOTHREAD-.  
>>-+----------+------------------------------------------------><
   '-THREAD---'  
 

デフォルト: NOTHREAD

省略形: なし

実行単位内のすべてのプログラムは、同じオプション (THREAD または NOTHREAD のいずれか) を使用してコンパイルする必要があります。

THREAD オプションが有効な場合、以下の項目はサポートされません。 これらの言語エレメントが検出された場合は、エラーとして診断されます。

RERUN は、THREAD を使用した場合はエラーのフラグが立てられますが、NOTHREAD を使用した場合はコメントとして受け入れられます。

CICS TXSeries: THREAD オプションは必須です。

パフォーマンスの考慮事項: THREAD オプションを使用する場合は、自動的に生成される逐次化ロジックのオーバーヘッドが原因で、実行時のパフォーマンスが多少低下することがあります。

関連タスク
CICS プログラムのコンパイルおよび実行
コマンド行からのコンパイル
マルチスレッド化のための COBOL プログラムの準備


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