Enterprise PL/I の V3R2 以降、CMPAT(V2) がデフォルト となっています (以前は CMPAT(LE) がデフォルトでした)。 CMPAT(V2) には次の特徴があるため、デフォルトになることにより、 マイグレーションが容易になります。
CMPAT(V1) では、配列の境界はハーフワード値に制限されています。
CMPAT(V2) および CMPAT(V1) は、Enterprise PL/I のどの新機能の 使用も妨げることはありません。 ただし、PL/I 記述子 (ストリング専用の場合も含む) を検査または作成する アセンブラー・コードがある場合には、CMPAT(V2) (または CMPAT(V1)) オプション を指定する必要があります。 例えば、DB2 にはそのようなアセンブラー・コードが含まれており、それを使って PL/I ストアード・ プロシージャーを呼び出しているため、PL/I で記述したストアード・プロシージャー は、CMPAT(V1) または CMPAT(V2) を指定してコンパイルする必要があります。
CMPAT(V1) および CMPAT(V2) とは違い、CMPAT(LE) でのみ 使用できる機能はありません。これは使用しないで ください。
今後、何らかのサブオプションが廃止される場合 には、LE のサブオプションが廃止されると予想されます。