SKIP オプションは、データ・セット内の新しい現在行 (またはレコード) を指定します。 式が計算され、整数値 n に変換されます。データ・セットは、 現在行 (レコード) から数えて n 番目の行 (レコード) の先頭に 位置付けられます。 expression (式) を省略すると、デフォルトとして SKIP(1) が使用されます。
データ指定 (ある場合) によって定義された値が伝送される前に、SKIP オプションの効力が生じます。 以下に例を示します。
put list(X,Y,Z) skip(3);
この例では、変数 X、Y、Z の値が、 出力ファイル SYSPRINT の現在行の後の 3 行目の行から印刷されます。
PRINT 以外のファイルや入力ファイルの場合に、SKIP オプションの式の値がゼロ以下のときには、1 の値が使用されます。 PRINT ファイルの場合に、n がゼロ以下であると、現在行の先頭に位置づけられます。
ファイルのオープン後、最初の GET ステートメントで SKIP オプションを 指定したときの効果については、OPEN ステートメントを参照してください。
SKIP(n) が発行されたときに現行ページに n 行未満しか残っていないと、ENDPAGE 条件が起こります。
会話モードを使って端末で印刷する場合、SKIP(n) の n が 3 より大きいときは、SKIP(3) と 見なされます。3 行より多くスキップすることはできません。