Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


FLAG

重大度レベル x 以上のエラーのソース・リストの終わりに診断メッセージを作成するには、FLAG(x) を使用します。

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FLAG オプションの構文

   .-FLAG(x-+----+-)-.   
   |        '-,y-'   |   
>>-+-----------------+-----------------------------------------><
   '-NOFLAG----------'   

デフォルト: FLAG(I,I)

省略形: F|NOF

x および y は、IWESU のいずれかになります。

FLAG(x,y) を 使用すると、重大度レベル x 以上のエラーに関して診断メッセージをソース・リストの終わりに 作成し、重大度レベル y 以上のエラーに関してはエラー・メッセージをソース・リストに 直接組み込むことができます。y にコーディングされる重大度は、x にコーディングされる重大度より低くなってはいけません。 FLAG(x,y) を使用するには、SOURCE コンパイラー・オプションも指定する必要があります。

ソース・リスト内のエラー・メッセージは、メッセージ・コードを指す矢印の中にステートメント番号を埋め込むことによって、強調されます。メッセージ・コードの後にメッセージ・テキストが続きます。以下に例を示します。

  000413     MOVE CORR WS-DATE TO HEADER-DATE

==000413==>    IGYPS2121-S     " WS-DATE " was not defined as a data-name.  . . .

FLAG(x,y) が有効である場合は、重大度 y 以上のメッセージが、リスト内でそのメッセージの原因となった行の後に組み込まれます。(例外のメッセージについては、以下に示す関連参照資料を参照してください。)

エラーのフラグ付けを抑止する場合は、NOFLAG を使用してください。NOFLAG を使用しても、コンパイラー・オプションのエラー・メッセージは抑止されません。

組み込みメッセージ


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