Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 言語解説書


SIGN 文節

SIGN 文節は、符号付き数字項目に適用される演算符号の表示位置とモードを指定します。

SIGN 文節が必要であるのは、演算符号の性質や位置を明示的に記述する必要がある場合だけです。

フォーマット
構文図を読む構文図をスキップする>>-+--------------+--+-LEADING--+------------------------------->
   '-SIGN--+----+-'  '-TRAILING-'  
           '-IS-'                  
 
>--+-------------------------+---------------------------------><
   '-SEPARATE--+-----------+-'  
               '-CHARACTER-'    
 

SIGN 文節は、以下の項目についてのみ指定できます。

SIGN 文節がグループ・レベルに指定されている場合、その SIGN 文節は、使用法が DISPLAY または NATIONAL の従属符号付き数字基本データ項目のみに適用されます。そのようなグループには、SIGN 文節の影響を受けない項目を含めることもできます。SIGN 文節が、SIGN 文節を持つグループ項目に従属するグループ項目または基本項目に対して指定されている場合、従属項目に対する SIGN 文節はその従属項目に優先します。

外部浮動小数点項目に対する SIGN 文節は、説明文として扱われます。

SEPARATE 句を指定しないで SIGN 文節を指定する場合、USAGE DISPLAY を明示的または暗黙的に指定する必要があります。SIGN IS SEPARATE を指定している場合は、USAGE DISPLAY または USAGE NATIONAL のいずれかを指定できます。

CODE-SET 文節を FD 項目の中で指定する場合、そのファイル記述項目と関連付けられた符号付き数字データ記述項目は、 SIGN IS SEPARATE 文節と共に記述する必要があります。

SEPARATE CHARACTER 句を指定しない場合、次のようになります。

SEPARATE CHARACTER 句を指定する場合、次のようになります。

SEPARATE CHARACTER 句は、日付フィールドには指定できません。


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