IDENTIFICATION DIVISION 内の CLASS-ID 段落を使用して、クラスに名前を付け、それに関する継承情報を入力します。
Identification Division. Required Class-id. Account inherits Base. Required
以下のクラスを識別するには、CLASS-ID 段落を使用してください。
上記の例において、inherits Base では、Account クラスは、クラス定義内で Base として認識されているクラスからメソッドとデータを継承することを 示します。オブジェクト指向 COBOL プログラムにおいて、名前 Base は java.lang.Object を参照するために使用することをお勧めします。
クラス名では 1 バイト文字を使用する必要があり、クラス名は COBOL ユーザー定義語の通常の形成規則に準拠している必要があります。
ENVIRONMENT DIVISION の CONFIGURATION SECTION で REPOSITORY 段落を使用して、スーパークラス名 (例の Base) を外部に判明しているスーパークラス名 (Base の場合の java.lang.Object) に 関連付けます。また、オプションとして、定義中のクラスの名前 (例の Account) を REPOSITORY 段落に指定し、その対応する外部クラス名にそれを関連付けることもできます。
すべてのクラスを java.lang.Object クラスから直接的または間接的に引き出さなければなりません。
関連タスク
クラス定義用の REPOSITORY 段落
関連参照
CLASS-ID 段落
(「COBOL for Windows 言語解説書」)
ユーザー定義語
(「COBOL for Windows 言語解説書」)