DEPENDING ON 句を持つ OCCURS 文節を含んでいる従属データ項目のある英数字または国別グループ項目に、VALUE 文節をコーディングできます。 DEPENDING ON 句を含むそれぞれの従属構造は、最大オカレンス回数を使用して初期化されます。
DEPENDING ON 句を使用してテーブル全体を定義する場合、ODO (OCCURS DEPENDING ON) オブジェクトの最大定義値を使用して、全エレメントが初期化されます。
ODO オブジェクトが VALUE 文節で初期化される場合、これは必然的に、ODO サブジェクトが初期化された後に初期化されます。
01 TABLE-THREE VALUE “3ABCDE”.
05 X PIC 9.
05 Y OCCURS 5 TIMES
DEPENDING ON X PIC X.
例えば、上記のコードで、ODO サブジェクト Y(1) は「A」に、 Y(2) は「B」に、・・・Y(5) は「E」に初期化され、最後に ODO オブジェクト X が 3 に初期化されます。 TABLE-THREE への参照 (DISPLAY ステートメントでの 参照など) は、X とテーブルの最初の 3 つのエレメント (Y(1) から Y(3)) を参照します。
関連タスク
テーブルの定義時の値の割り当て (VALUE)
関連参照
OCCURS DEPENDING ON 文節
(「COBOL for Windows 言語解説書」)