ORGANIZATION 文節
ORGANIZATION 文節は、ファイルの論理構造を指定します。
論理構造は、ファイルが作成された時点に確定され、それ以降は変更できません。
データのいろいろな編成方法や、データ検索の際のいろいろなアクセス方式については、ファイル編成とアクセス・モードで説明します。
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ORGANIZATION
IS SEQUENTIAL (フォーマット 1)
- ファイル内のレコード間の先行後続関係は、
レコードが作成または拡張される時点でそれがファイルに入れられる順番によって決まります。
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ORGANIZATION
IS INDEXED (フォーマット 2)
- ファイル内の各論理レコードの位置は、
ファイルと共に作成され、システムによって維持更新される索引によって決まります。索引は、ファイルの各レコード内の埋め込みキーに基づいています。
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ORGANIZATION
IS RELATIVE (フォーマット 3)
- ファイル内の各論理レコードの位置は、
その相対レコード番号によって決まります。
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ORGANIZATION
IS LINE SEQUENTIAL (フォーマット 4)
- ファイル内のレコード間の先行後続関係は、
レコードが作成または拡張される時点でそれがファイルに入れられる順番によって決まります。
LINE SEQUENTIAL ファイル内のレコードは、
印刷可能文字からのみ構成することができます。
ORGANIZATION 文節を省略すると、
コンパイラーは ORGANIZATION IS SEQUENTIAL とみなします。
SELECT 文節の中でファイル名-1 により参照されるファイル結合子が外部ファイル結合子である場合、このファイル結合子を参照する実行単位の中のすべてのファイル制御項目には、
同じ編成を指定しなければなりません。
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