算術組み込み関数により、次のことが可能になります。
表 45 には、算術組み込み関数とそれぞれの簡単な説明をリ ストしています。
算術関数には、1 つまたは複数の引数から結果のデータ・タイプを派生するも のもあります。 引数のデータ・タイプが異なるときは、データ変換で説明されている ように変換されます。
| 関数 | 説明 |
|---|---|
| ABS | 値の絶対値を計算する。 |
| CEIL | ある値より大きいか等しい最小の整数を計算する。 |
| COMPLEX | 与えられた実数および虚数部分によって複素数を戻す。 |
| CONJG | ある値の共役複素数を戻す。 |
| FLOOR | ある値より小さいか等しい最大の整数を計算する。 |
| IMAG | 複素数の虚数部分を戻す。 |
| MAX | 2 つまたはそれ以上の値の最大値を計算する。 |
| MIN | 2 つまたはそれ以上の値の最小値を計算する。 |
| MOD | ある値で別の値を除算したときの剰余のモジュラー等価を戻す。 |
| RANDOM | 類似ランダム値を戻す。 |
| REAL | 複素数の実数部分を戻す。 |
| REM | ある値を別の値で除算したときの剰余を計算する。 |
| ROUND | 指定された桁で値を丸める。 |
| SIGN | 値が負、ゼロ、または正の場合に、それぞれ -1, 0 または 1 を戻す。 |
| TRUNC | ある値を切り捨ててできる整数を計算する。 |