Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, 言語解説書

算術組み込み関数

算術組み込み関数により、次のことが可能になります。

表 45 には、算術組み込み関数とそれぞれの簡単な説明をリ ストしています。

算術関数には、1 つまたは複数の引数から結果のデータ・タイプを派生するも のもあります。 引数のデータ・タイプが異なるときは、データ変換で説明されている ように変換されます。

表 45. 算術組み込み関数
関数 説明
ABS 値の絶対値を計算する。
CEIL ある値より大きいか等しい最小の整数を計算する。
COMPLEX 与えられた実数および虚数部分によって複素数を戻す。
CONJG ある値の共役複素数を戻す。
FLOOR ある値より小さいか等しい最大の整数を計算する。
IMAG 複素数の虚数部分を戻す。
MAX 2 つまたはそれ以上の値の最大値を計算する。
MIN 2 つまたはそれ以上の値の最小値を計算する。
MOD ある値で別の値を除算したときの剰余のモジュラー等価を戻す。
RANDOM 類似ランダム値を戻す。
REAL 複素数の実数部分を戻す。
REM ある値を別の値で除算したときの剰余を計算する。
ROUND 指定された桁で値を丸める。
SIGN 値が負、ゼロ、または正の場合に、それぞれ -1, 0 または 1 を戻す。
TRUNC ある値を切り捨ててできる整数を計算する。

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