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COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


コンパイラー・オプション

コンパイルは、コンパイラー・オプションを使用するか、またはコンパイラー指示ステートメント (コンパイラー指示) を使用して、指示および制御することができます。

コンパイラー・オプションは、次の表にリストされているプログラムの局面に影響を与えます。 各オプションに結び付けられている情報は、そのオプションを指定するための構文を与えるもので、オプション、そのパラメーター、および他のパラメーターとの相互作用を説明しています。

表 31. コンパイラー・オプション
プログラムの局面 コンパイラー・オプション デフォルト 省略形
ソース言語 ARITH ARITH(COMPAT) AR(C|E)
CICS NOCICS なし
CURRENCY NOCURRENCY CURR|NOCURR
LIB LIB なし
NSYMBOL NSYMBOL(NATIONAL) NS(NAT|DBCS)
NUMBER NONUMBER NUM|NONUM
QUOTE/APOST QUOTE Q|APOST
SEQUENCE SEQUENCE SEQ|NOSEQ
SOSI NOSOSI なし
SQL SQL(“”) なし
日付処理 DATEPROC NODATEPROC、または DATEPROC(FLAG) (DATEPROC だけが指定された場合) DP|NODP
YEARWINDOW YEARWINDOW(1900) YW
マップおよびリスト LINECOUNT LINECOUNT(60) LC
LIST NOLIST なし
LSTFILE LSTFILE(LOCALE) LST
MAP NOMAP なし
SOURCE SOURCE S|NOS
SPACE SPACE(1) なし
TERMINAL TERMINAL TERM|NOTERM
VBREF NOVBREF なし
XREF XREF(FULL) X|NOX
オブジェクト・モジュールの生成 COMPILE NOCOMPILE(S) C|NOC
OPTIMIZE NOOPTIMIZE OPT|NOOPT
PGMNAME PGMNAME(UPPER) PGMN(LU|LM)
SEPOBJ SEPOBJ なし
オブジェクト・コード制御 BINARY BINARY(NATIVE) なし
CHAR CHAR(NATIVE) なし
COLLSEQ COLLSEQ(BIN) なし
DIAGTRUNC NODIAGTRUNC DTR|NODTR
FLOAT FLOAT(NATIVE) なし
NCOLLSEQ NCOLLSEQ(BINARY) NCS(L|BIN|B)
TRUNC TRUNC(STD) なし
ZWB ZWB なし
CALL ステートメントの動作 DYNAM NODYNAM DYN|NODYN
デバッグと診断 FLAG FLAG(I,I) F|NOF
FLAGSTD NOFLAGSTD なし
SSRANGE NOSSRANGE SSR|NOSSR
TEST NOTEST なし
その他 ADATA NOADATA なし
CALLINT CALLINT(SYSTEM,NODESC) なし
ENTRYINT ENTRYINT(SYSTEM) なし
EXIT NOEXIT EX(INX,LIBX,PRTX,ADX)
MDECK NOMDECK NOMD|MD|MD(C)|MD(NOC)
PROBE PROBE なし
SIZE 8388608 バイト (約 8 MB) SZ
THREAD NOTHREAD なし
WSCLEAR NOWSCLEAR なし

インストール先のデフォルト: 上記のオプションとともにリストされているデフォルトは、製品出荷時のデフォルトです。

パフォーマンスについての考慮事項: BINARYCHARDYNAMFLOATOPTIMIZESSRANGETEST、および TRUNC コンパイラー・オプションはすべて、実行時パフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。

関連タスク
プログラムのチューニング

関連参照
コンパイラー指示ステートメント


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