Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, 言語解説書

POINTERADD

POINTERADD は、その引数の和であるポインター値を戻します。

構文図を読む構文図をスキップする>>-POINTERADD(x,y)---------------------------------------------><
 

省略形: PTRADD

x
ポインターの式。
y
計算タイプを保持する必要がある式。この式は、FIXED BINARY(31,0) に変換されます。

POINTERADD は、基底付き変数のロケーターとして使用できます。

POINTERADD は、減算されるオペランドの接頭部に負符号 (-) を付けることにより、減算に使用できます。

ポインターを増分するために、POINTERADD を使用する必要はありません。 整数の場合と同じようにポインターを増分させるだけです。例えば、以下のように書き込む必要はありません。

      p = pointeradd(p,2);

その代わりに、以下の同等ステートメントのどちらか 1 つを書き込むことができます。

      p = p + 2;
      p += 2;

しかし、POINTERADD は、以下の例にあるように、 ポインターのロケーション・オフセットでのストレージ参照を取り消す際に便利です。

      dcl x fixed bin(31), b based fixed bin(31);
      x = pointeradd(p,2)->b;

PL/I のロケーターは参照でなければならないため、書き込みが できないことにご注意ください。

      x = (p + 2)->b;

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