Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, 言語解説書

UNDERFLOW 条件

状況
UNDERFLOW 条件は、NOUNDERFLOW 条件接頭語の有効範囲を除き、プログラ ム全体にわたって割り込み可能です。
結果
結果が未定義である場合は、z/OS 上での IEEE 浮動小数点を除いて、無効な浮動小数点数値が 0 にセットされます。
原因と構文
計算関係の条件である UNDERFLOW 条件は、浮動小数点数の大きさが、許可されている最小値より小さいときに起こります。 等しい数同士の減算の場合は、UNDERFLOW 条件は起きません (この種のエラー を有効桁エラーといいます)。

X(-Y) (ここで、Y>0) は、XY の逆数を取ることによって 計算できます。そのため、OVERFLOW 条件は、UNDERFLOW 条件の代わりに 起こることがあります。

構文図を読む構文図をスキップする>>-UNDERFLOW---------------------------------------------------><
 
省略形
UFL
暗黙アクション
z/OS 上で IEEE 浮動小数点式 (2 進数または 10 進数のいずれか) の値を求めているときに、例外が発生しない限り、メッセージが出力され、条件が発生した位置から実行が続行されます。z/OS 上で IEEE 浮動小数点例外の値を求めているときに例外発生した場合は、メッセージが出力され、ERROR 条件が発生します。
正常な戻り
z/OS 上で IEEE 浮動小数点式 (2 進数または 10 進数のいずれか) の値を求めているときに例外が発生しない限り、条件が発生した位置から直後の位置に制御が戻されます。z/OS 上で IEEE 浮動小数点例外の値を求めているときに例外が発生した場合は、ERROR 条件が発生します。
条件コード
330

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