FLAG(x) を使用すると、 重大度レベル x 以上のエラーに関して診断メッセージをソース・リストの終わりに作成することができます。
| FLAG オプションの構文 |
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デフォルト: FLAG(I,I)
省略形: F|NOF
x および y は、I、W、 E、S、U のいずれかになります。
FLAG(x,y) を 使用すると、重大度レベル x 以上のエラーに関して診断メッセージをソース・リストの終わりに作成し、重大度レベル y 以上のエラーに関してはエラー・メッセージをソース・リストに直接組み込むことができます。y に指定する重大度は、x に指定する重大度より低い値にすることができません。FLAG(x,y) を使用する場合は、SOURCE コンパイラー・オプションも指定する必要があります。
ソース・リスト内のエラー・メッセージは、メッセージ・コードを指す矢印の中にステートメント番号を埋め込むことによって、強調されます。メッセージ・コードの後にメッセージ・テキストが続きます。以下に、その例を示します。
000413 MOVE CORR WS-DATE TO HEADER-DATE ==000413==> IGYPS2121-S “ WS-DATE ” was not defined as a data-name. . . . |
FLAG(x,y) が有効である場合は、重大度 y 以上のメッセージが、リスト内でそのメッセージの原因となった行の後に組み込まれます。(例外のメッセージについては、以下に示す関連参照資料を参照してください。)
エラーのフラグ付けを抑止する場合は、NOFLAG を使用してください。NOFLAG を使用しても、コンパイラー・オプションのエラー・メッセージは抑止されません。
組み込みメッセージ