SAME RECORD AREA 節は、現在の論理レコードを処理するために 2 つ以上のファイルが同じ主記憶域を使用することを指定します。
SAME RECORD AREA 節で指定されたファイルは、同じ編成やアクセス方式である必要はありません。
- ファイル名-3、
ファイル名-4
- これらは、同じプログラムのファイル制御段落中に指定しなければなりません。ファイル名-3 および ファイル名-4 は、EXTERNAL 節で定義されたファイルを参照してはなりません。
それらのファイルはすべて同時にオープンすることができます。
共用ストレージ域にある論理レコードは、次のようにみなされます。
- SAME RECORD AREA 節内でオープンされている各出力ファイルの論理レコード
- SAME RECORD AREA 節内で最後に読み取られた入力ファイルの論理レコード
1 つのプログラムの中に複数の SAME RECORD AREA 節を指定できます。
しかし、以下のことが言えます。
- 複数の SAME RECORD AREA 節の中で特定のファイル名を指定することはできません。
- SAME RECORD AREA 節の中に SAME AREA 節のファイル名が 1 つ以上ある場合は、
その SAME AREA 節のすべてのファイル名がその SAME RECORD AREA 節の中にもなければなりません。
ただし、その SAME AREA 節にないファイル名でも、
その SAME RECORD AREA 節に指定できます。
- SAME AREA 節のファイルは一度に 1 つしかオープンできないという規則は、
すべてのファイルを同時にオープンしてもよいという SAME RECORD AREA の規則より優先します。
- SAME RECORD AREA 節が複数のファイルに対して指定される場合、
これらのファイルのレコード記述項目またはファイル記述項目に GLOBAL 節を含めることはできません。
- RECORD CONTAINS 0 CHARACTERS 節を指定する場合、
SAME RECORD AREA 節を指定することはできません。
SAME RECORD AREA 節で指定されたファイルは、
同じ編成やアクセス方式である必要はありません。