Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

ユーザー出口の用法

PL/I は、ユーザーの必要に合わせて PL/I 製品をカスタマイズできるようにする いくつかのユーザー出口を提供しています。 PL/I 製品は、デフォルト出口と、関連するソース・ファイルを提供します。

デフォルト出口によって提供された関数とは異なる機能を出口に実行させたい場合には、 提供されたソース・ファイルを適切に変更することをお勧めします。

場合によっては、ユーザーの組織の要件を満たすようにコンパイラーを 調整できることが役立つこともあります。 例えば、特定のメッセージを抑止したり、 ほかのメッセージの重大度を変更したりする必要が生じることがあります。 コンパイルについての統計情報のログをファイルに書き込むなど、 各コンパイルごとに特定の機能を実行するように指定する必要が生じることがあります。 コンパイラー・ユーザー出口は、この種の機能を処理します。

PL/I を使うと、独自のユーザー出口を作成することもできるし、 必要に応じて、「そのまま使う」か、変更することもできる製品提供の出口を使うこともできます。 製品提供のユーザー出口ソース・コードを、図 16 に示しています。

この章の目的は、次の内容を説明することです。


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