Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, 言語解説書

KEY 条件

状況
KEY 条件は常に割り込み可能です。
結果
キー順レコードが未定義のため、キー順レコードが入っているステートメントは無視されます。
原因と構文
KEY 入出力条件は、指定されたキーを持つレコードが検出されないときに起こります。 この条件は、キー順レコードの処理中にのみ起こる可能性があります。 また、以下にリストした条件コードの場合にこの条件が起こります。

データ・セットを参照する LOCATE ステートメントを使用したとき、 この LOCATE ステートメントに対する KEY 条件は、 そのファイルを参照する次の WRITE または LOCATE ステートメントが 実行されるときまで、 もしくはファイルがクローズされるときまで起こりません。

構文図を読む構文図をスキップする>>-KEY--(file-reference)---------------------------------------><
 

file-reference (ファイル参照) はスカラー参照でなければなりません。

暗黙アクション
メッセージが印刷され、ERROR 条件が起こります。
正常な戻り
KEY 条件を引き起こしたステートメントのすぐあとのステートメントに制御が渡されます。

この条件の ON ユニット内でファイルをクローズした場合は、正常な戻りの結果がどうなるかはわかりません。 ファイルをクローズした ON ユニットから出るときは、GO TO ステートメントを使用しなければなりません。

条件コード
50-58

Terms of use | Feedback

This information center is powered by Eclipse technology. (http://www.eclipse.org)