Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 言語解説書


入出力ステートメント

COBOL 入出力ステートメントは、外部メディアに保管されたファイルへデータを転送し、 また外部メディアに保管されたファイルからデータを転送します。また、入出力装置から 取得または入出力装置への送信が行われた少量のデータも制御します。

COBOL では、プログラムで使用できるファイル・データの単位はレコードです。 プログラマーはレコードに注意を払うだけで済みます。バッファー、内部記憶域、妥当性検査、 エラー訂正 (可能な場合)、ブロック化と非ブロック化、およびボリューム切り替えプロシージャーへのデータの移動といった処理は、自動的に行われます。

環境部とデータ部でファイルがどのように記述されているかによって、 手続き部で使用できる入出力ステートメントが決まります。 順次ファイルで使用可能なステートメントは表 2に記載されています。 索引ファイルと相対ファイルで使用可能なステートメントは表 3に記載されています。


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