Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


画面またはファイルからの入力の割り当て (ACCEPT)

データ項目に値を割り当てる方法の 1 つとして、画面またはファイルから値を読み取ることができます。

画面からデータを入力するには、最初にモニターを SPECIAL-NAMES 段落内の簡略名と関連付けます。次に、 ACCEPT を使用して、画面から入力された入力行をデータ項目に割り当てます。 以下に例を示します。

Environment Division.
Configuration Section.
Special-Names.
    Console is Names-Input.
. . .
    Accept Customer-Name From Names-Input

画面ではなくファイルから読み取る場合は、次の変更を行います

ACCEPT ステートメントを使用するなら、値を英数字または国別グループ項目に割り当てたり、USAGE DISPLAYUSAGE DISPLAY-1、または USAGE NATIONAL が指定されている基本データ項目に割り当てたりすることができます。

値を USAGE NATIONAL データ項目に割り当てると、コンソールからの入力データは CODEPAGE コンパイラー・オプションで指定された EBCDIC コード・ページから国別 (Unicode UTF-16) 表現に変換されます。 ACCEPT ステートメントを使用したときに、国別データの変換が行われるのは、この場合のみです。 この場合に変換が行われるのは、画面から入力データがくることが認識されているからです。

入力データが他の装置からのものであるときに変換を実行させるには、NATIONAL-OF 組み込み関数を使用します。

関連参照 CODEPAGE  
ACCEPT ステートメント (Enterprise COBOL 言語解説書)
SPECIAL-NAMES 段落 (Enterprise COBOL 言語解説書)


ご利用条件 | フィードバック

このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)