Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 言語解説書


ENTRY ステートメント

ENTRY ステートメントは、呼び出されたサブプログラムの代替入り口点を設定します。

ENTRY ステートメントは、以下で使用できません。

代替入り口点を指定した CALL ステートメントが呼び出し側プログラムの中で実行されると、 ENTRY ステートメントの後ろにある次の実行可能ステートメントに制御が移ります。

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フォーマット 

>>-ENTRY--リテラル-1------------------------------------------------>

>--+------------------------------------------------+--.-------><
   |        .-------------------------------------. |      
   |        |                          .------.   | |      
   |        V                          V      |   | |      
   '-USING------+-------------------+----ID-1-+---+-'      
                +-+----+--REFERENCE-+                      
                | '-BY-'            |                      
                '-+----+--VALUE-----'                      
                  '-BY-'                                   

リテラル-1
英数字リテラルでなければならず、最外部プログラムのプログラム名形成 の規則に従っている必要があります (PROGRAM-ID 段落を参照)。

プログラム ID、またはこのプログラムの中の他の ENTRY リテラルと同じにすることはできません。

形象定数にすることはできません。

呼び出されたプログラムの実行は、CALL ステートメントで指定されたリテラルまたは ID に対応するリテラルを持つ ENTRY ステートメントの後にある最初の実行可能ステートメントから開始されます。

ENTRY ステートメント上の入り口点名は、 PGMNAME コンパイラー・オプションによって影響を受ける可能性があります。 詳細については、Enterprise COBOL プログラミング・ガイド」を参照してください。

USING 句

USING 句の説明については、手続き部のヘッダーを参照してください。


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