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COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


例: 日付の操作

次の例では、日時の呼び出し可能サービスを使用して日付を別の形式に変換し、このフォーマットされた日付で単純な計算を行う方法を示します。

CALL CEEDAYS USING dateof_hire, 'YYMMDD', doh_lilian, fc.
CALL CEELOCT USING todayLilian, today_seconds, today_Gregorian, fc.
COMPUTE servicedays  = today_Lilian - doh_Lilian.
COMPUTE serviceyears = service_days / 365.25.

上の例では、YYMMDD 形式の雇用日を元にして、従業員の就労年数を計算します。計算は次のようになります。

  1. CEEDAYS (日付をリリアン形式へ変換) を呼び出して、日付をリリアン形式に変換します。
  2. CEELOCT (現地時間の取得) を呼び出して、現地時間を取得します。
  3. today_Lilian から doh_Lilian を減算して (グレゴリオ暦の開始から現地時間までの日数)、従業員の雇用日数を計算します。
  4. この日数を 365.25 で除算して、就労年数を求めます。

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