Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 コンパイラーおよびランタイム 移行ガイド


方式 2: 異常終了出口を指定する

異常終了出口を使用することは、TERMTHDACT ランタイム・オプション を DUMP または UADUMP 以外の値に設定したいときに、システム・ダンプまたは CICS トラ ンザクション・ダンプを入手するための推奨されるアプローチです。

異常終了出口を指定すると、言語環境プログラムが獲得したリソースを解放する前に、システム・ダンプまたは CICS トランザクション・ダンプを入手することができます。そのため、システム・ダンプには影響を与えずに、定様式ダンプで受け取る診断情報の 量が削減されます。
非 CICS のもとでの異常終了出口
非 CICS アプリケーションの場合、サンプル異常終了出口は SAMPDAT1 で す (図 1 を参照)。SAMPDAT1 はシステム異常終了ダンプを提供します。
CICS のもとでの異常終了出口
CICS アプリケーションの場合、サンプル異常終了出口は SAMPDAT2 で す (図 1 を参照)。SAMPDAT2 はトランザクション・ダンプを提供します。

異常終了出口の使い方については、「z/OS 言語環境プログラム カスタマイズ」を参照してください。


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