IBM Enterprise COBOL for z/OS および OS/390 版バージョン 3 リリース 2 における変更
- コンパイラーが拡張され、以下の Debug Tool の新規機能、および Debug Tool Utilities and Advanced Functions の機能をサポートします。
- プレーバック・サポートによりアプリケーション実行パスおよび
データ値の記録および再生が可能です。
- 自動モニター・サポートにより、デバッグ中のステートメント内で
参照される変数の値が表示されます。
- OPTIMIZE および TEST(NONE,SYM,.. .) オプションでコンパイルされた
プログラムはデバッグに対応します。
- Debug Tool GOTO コマンドは、サブオプション付きの NOOPTIMZE オプション
および TEST オプションでコンパイルされたプログラムに使用することができます。
(以前のリリースでは、GOTO コマンドは TEST(NONE, . . .) で
コンパイルされたプログラムをサポートしていませんでした。)
デバッグ・サポートに対するこれらの機能拡張の詳細については、「Debug
Tool User’s Guide」を参照してください。
- IMS™ (情報管理システム) への Java™ とのインターオペラビリティーの拡張:
オブジェクト指向の COBOL プログラムが IMS の Java 従属リージョンで稼働します。
オブジェクト指向の COBOL と Java 言語は、単一のアプリケーションで
組み合わせて使用することができます。
- Java とのインターオペラビリティーの拡張サポート:
- OPTIMIZE コンパイラー・オプションは、Java とのインターオペラビリティー用の
OO 構文規則を含むプログラムを完全にサポートします。
- jobjectArray タイプのオブジェクト参照子は、COBOL および Java 間の
相互協調処理をサポートします。
- COBOL のメイン・ファクトリー・メソッドで始まる OO アプリケーションは、
java コマンドで起動させることができます。
- 新規環境変数 COBJVMINITOPTIONS は、COBOL プログラムで始まる
OO アプリケーション用の Java 仮装計算機 (VM) を初期化します。
- COBOL プログラムで始まる OO アプリケーションは、
制限をいくつか伴いますが、PDSE (拡張区分データ・セット) 内のモジュールとして
結合させることができ、JCL (ジョブ制御言語) バッチを使用して稼働します。
- DB2 で作動する Unicode の機能強化: ホスト変数用のコード・ページは
DB2 統合コプロセッサーを使用する時に暗黙的に取り扱われます。
SQL DECLARE ステートメントは COBOL および DB2 のコード・ページが
一致しない場合、USAGE DISPLAY または USAGE DISPLAY-1 で記述される変数のためにのみ
必要です。
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