MACRO または PP(MACRO) コンパイル時オプションを指定すると、
プリプロセッサーが呼び出されます。
また、プリプロセッサーだけに影響するコンパイラー・オプションを
指定することもできます。
オプションによっては、プリプロセッサーの振る舞いを大きく変更する
ものもあります。特に重要なオプションは次のものです。
- FIXED
- FIXED 変数の処理方法を指定します。
このオプションには、次の 2 つのサブオプションがあります。
- BINARY
- FIXED 変数を BINARY として処理するように指定します。
- DECIMAL
- FIXED 変数を DECIMAL として処理するように指定します。
- CASE
- 入力テキストを大文字に変換するかどうかを指定します。
このオプションには、次の 2 つのサブオプションがあります。
- ASIS
- 入力テキストを「現状のまま」にするように指定します。
- UPPER
- 入力テキストを大文字に変換するように指定します。
- RESCAN
- このオプションは、プリプロセッサーがテキストを再スキャンするときに、ID の大/小文字を扱う方法を指定します。
このオプションには、次の 2 つのサブオプションがあります。
- ASIS
- 再スキャンは大文字と小文字を区別します。
- UPPER
- 再スキャンは大文字と小文字を区別しません。
- DBCS
- このオプションは、プリプロセッサーが、テキストの置換時に DBCS を正規化するかどうかを指定します。
このオプションには、次の 2 つのサブオプションがあります。
- EXACT
- 入力テキストは「現状のまま」残され、プリプロセッサーは <kk.B> と <kk>B を異なる名前として扱います。
- INEXACT
- 入力テキストは「正規化」され、プリプロセッサーは <kk.B> と <kk>B を同じ名前の 2 つのバージョンとして扱います。
これらのオプションのデフォルトは、FIXED(DECIMAL)、CASE(UPPER)、RESCAN(ASIS) および DBCS(INEXACT) です。
これらのオプションの指定方法について詳しくは、
「プログラミング・ガイド」を参照してください。
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