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COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


/BASE

実行ファイルの最初のロード・セグメントに対する優先ロード・アドレスを指定するには、/BASE を使用します。 使用されるのは、最後に指定されたアドレスのみです。アドレスが指定されない場合は、デフォルトのアドレスが使用されます。

/BASE オプションの構文
構文図を読む構文図をスキップする>>-/BASE:-+-address-------+------------------------------------><
          '-@filename,key-'  
 

デフォルト: /BASE:0x10000

省略形: /BAS

address の代わりに @filename,key を指定すると、 プログラムどうしがメモリー内でオーバーラップしないように、プログラム・セット (通常は DLL セット) のベースが形成されます。 filename は、ファイル・セットのメモリー・マップを定義するテキスト・ファイルの名前です。key は、指定されたキーで始まる filename 内の行を指す参照です。メモリー・マップ・ファイル内の各行の構文は次のとおりです。

key address maxsize

各エレメントは、1 つ以上のスペースまたはタブで区切ります。メモリー・マップ・ファイル内のコメントはセミコロン (;) で始まり、行の終わりまで続きます。

プログラムのメモリー・イメージが指定されたサイズを超えると、リンカーから警告が出されます。


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