この章では、混合された PL/I プログラムとアセンブラー・プログラムが
含まれたアプリケーションについて説明します。
この章の内容は次のとおりです。
- PL/I メイン・プロシージャーを模倣したアセンブラー・プログラムに関する考慮事項
- アセンブラーおよび言語環境プログラムに準拠したアセンブラーからの PL/I の呼び出し
- 条件処理およびアセンブラー・プログラム
- アセンブラー・ユーザー出口の使用に関する考慮事項
新しいコンパイラーは、生成されたコード内で、従来のコンパイラーとは若干異なる内部制御ブロックを使用します。
そうした制御ブロックのレイアウトや意義を把握している従来のアセンブラー・コードがある場合には、そのようなコードはほとんど作動しない可能性が高いので、おそらく変更しなければなりません。
以下のような場合、こうした違いによってコード変更が必要になります。
- PL/I ラベル変数のレイアウトを把握していているアセンブラー・コードで、それをアセンブラーから PL/I コードに再びブランチするために使用する場合
- PL/I ファイル変数および関連するファイルの制御ブロックのレイアウトを把握しているアセンブラー・コードで、それをファイルの DCB を取得するために使用する場合
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