言語環境プログラムを使用している場合は、ON ユニットが設定されている条件について、いく つかのランタイム・メッセージが発行されるタイミングが、次のように少し異なりま す。
この変更により、ランタイムが独自のメッセージを発行することなく、ユーザ ーが条件を処理して (また希望に応じてユーザー独自のメッセージを発行)、 GOTO によりアプリケーションを続行できるようになります。
ON ユニットがない場合は、ランタイムの動作に変更はありません。
また、ERROR ON ユニットが制御を受け取るまで、ON ERROR SNAP によって 生成される SNAP トレースバック・メッセージが継続して出されます。
Enterprise PL/I プログラムを言語環境プログラムの下で実行している場合は、ファイル入出力エラーが OPEN 処理中に検出されるようになり、その結果、異なるけれどもさらに意味のあるエラー・メッセージやエラー・コードが表示されます。 結果的にエラーによって、TRANSMIT または従来の PL/I で受け取った他の条件ではなく、UNDEFINEDFILE 条件が生じます。