言語環境プログラムは、前のリリースの
言語環境プログラムで実行されていたアプリケーションのために、一般オブジェクトおよびロード・モジュール互換性を提供します。ただし、以下のケースでは、
言語環境プログラムの特定のリリース・レベルにアップグレードするときに
再リンクまたは再コンパイルする必要があります。
- OS/390 バージョン 2 リリース 9 以降において DATA(31) プログラムの動作が変更されている
- OS/390 バージョン 2 リリース 8 における DUMP マクロを使用する
アセンブラー・プログラムを持つアプリケーションで CEEDUMP が欠如している
- OS/390 バージョン 2 リリース 10 において RECORDING MODE U を指定した COBOL プログラムのファイル処理方法が変更されている
- OS/390 バージョン 2 リリース 9 以降において別の AMODE が指定されているアセンブラー・プログラムと COBOL プログラムの間で呼び出しが行われる
- 記号フィードバック・トークンを参照する
CSECT の置換: あるリリースの言語環境プログラムから別のリリースの言語環境プログラムに移行す
るとき、CEE* CSECTS または IGZ* CSECTS を置換するために、(REPLACE リンケージ・エディ
ター制御ステートメントを使用することにより) モジュールを再リンクする必要はありません。そのようにすることはお勧めできません。