EXTERNAL 節は、ファイル結合子が外部にあることを指定し、2 つのプログラムがファイルを共有することによって、相互に連絡できるようにします。あるファイルに関連付けられたストレージが、 実行単位内の特定のプログラムにではなく実行単位に関連付けられている場合、 そのファイルのファイル結合子は外部にあるといいます。 外部ファイルは、 そのファイルを記述している実行単位の中のどのプログラムからでも参照できます。 ファイルの別々の記述を使用することによって、異なるプログラムからある外部ファイルを参照すると、 それは常に同じファイルを参照することになります。1 つの実行単位の中で、 外部ファイルを代表するものはただ 1 つしかありません。
ファイル・セクションの中で EXTERNAL 節は、ファイル記述項目の中でのみ指定できます。
ファイル記述項目に現れるレコードは、対応する外部ファイル記述項目内のものと名前が同じである必要はありません。 さらに、そのようなレコードの数は、対応するファイル記述項目の中で同じである必要はありません。
EXTERNAL 節の使用は、関連したファイル名がグローバル名であることを意味しません。 EXTERNAL 節の使用については、「Enterprise COBOL プログラミング・ガイド」を参照してください。