ストレージ制御組み込み関数により、ストレージ所要量および変数の位置を判別して、特殊値 の区域およびロケーター変数への割り当て、オフセット値とポインター 値間の変換の実行、被制御変数の世代番号の入手、およびオブジェクトとクラス のデータおよび手法の参照が可能です。表 60 に、ストレージ制御組み込み関数をリストします。
|
関数 |
説明 |
|---|---|
|
ADDR |
変数のアドレスを戻す。 |
|
ADDRDATA |
可変ストリングに適用されるときに、ストリングの最初のデータ・バイトのアドレスを戻す。 |
|
ALLOCATE |
ヒープ内に、指定されたサイズのストレージを割り振る。 |
|
ALLOCATION |
被制御変数の現在の世代番号を戻す。 |
|
ALLOCSIZE |
特定のポインターとともに割り振られたストレージ量を示す FIXED BIN(N,0) 値を戻す。 |
|
AUTOMATIC |
スタック内に、指定されたサイズのストレージを割り振る。 |
|
AVAILABLEAREA |
区域内で、単一の作成可能な最大割り振りサイズを戻す。 |
|
BINARYVALUE |
ポインター、オフセット、または序数を整数に変換する。 |
|
BITLOCATION |
バイト内での変数のビット・オフセットを戻す。 |
|
CHECKSTG |
割り振られていたストレージが破壊されていないかどうかを判別するビット (1) 値を戻す。 |
|
CURRENTSIZE |
変数の現行サイズを戻す。 |
|
CURRENTSTORAGE |
CURRENTSIZE の同義語。 |
|
EMPTY |
「空の」区域を戻す。 |
|
ENTRYADDR |
入り口に関連したルーチンのアドレスを戻す。 |
|
HANDLE |
タイプ付き構造体または共用体にハンドルを戻す。 |
|
LOCATION |
構造体内の変数のバイト・オフセットを戻す。 |
|
NULL |
ヌル・ポインター値を戻す。 |
|
OFFSET |
ポインターをオフセットに変換する。 |
|
OFFSETADD |
整数をオフセットに追加する。 |
|
OFFSETDIFF |
2 つのオフセットを減算する。 |
|
OFFSETSUBTRACT |
オフセットから整数を減算する。 |
|
OFFSETVALUE |
整数をオフセットに変換する。 |
|
POINTER |
オフセットをポインターに変換する。 |
|
POINTERADD |
整数をポインターに加える。 |
|
POINTERDIFF |
2 つのポインターを減算する。 |
|
POINTERSUBTRACT |
ポインターから整数を減算する。 |
|
POINTERVALUE |
整数またはハンドルをポインターに変換する。 |
|
SIZE |
変数の最大サイズを戻す。 |
|
STORAGE |
SIZE の同義語。 |
|
SYSNULL |
システム・ヌル・ポインターの値を戻す。 |
|
TYPE |
ハンドルによって位置付けされるタイプ付き構造体または共用体を戻す。 |
|
UNALLOCATED |
指定されたポインター値が割り振り済みストレージの開始点であるかどうかを示すビット (1) 値を戻す。 |
|
VARGLIST |
プロシージャーに渡された最初のオプション・パラメーターのアドレスを戻す。 |
|
VARGSIZE |
byvalue パラメーターが占めるバイト数を戻す。 |