Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 言語解説書


MEDIAN

MEDIAN 関数は、複数の引数をソート順に並べ変えて作成したリスト中で中央値を値として持つ引数の内容を戻します。

関数タイプは数字です。

構文図を読む構文図をスキップする
フォーマット 

                       .------.      
                       V      |      
>>-FUNCTION MEDIAN--(----引数-1-+--)-----------------------------><

引数-1
この引数のクラスは数字でなければなりません。

戻り値は、すべての引数-1 の値をソート順に並べ変えて作成したリスト中で中央値を持つ引数-1 の内容です。

引数-1 によって参照されるオカレンス項目数が奇数である場合、戻り値は 次のようなものになります。つまり、引数-1 として参照されるオカレンスの少なくとも半分が持つ値は、 戻り値よりも大きいかまたはそれに等しく、もう一方の半分が持つ値は、戻り値よりも小さいかまたはそれに等しくなります。引数-1 によって参照されるオカレンス項目数が偶数である場合、戻り値は中央にある 2 つのオカレンス項目によって指示される 2 つの値の算術平均になります。

ソート順で引数値を並べ変えるために使用される比較は、 単純条件に関する規則に従って行われます。 詳しくは、条件式を参照してください。


ご利用条件 | フィードバック

このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)