次の例では、DO グループは 10 回実行され、 参照 I は 1 から 10 までの範囲を値にとります。
do I = 1 to 10;
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end;
DO および END ステートメントを使用すると、 次のように書く場合と同等の結果になります。
I = 1; A: if I > 10 then go to B;
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I = I +1; go to A; B: next statement
以下の DO ステートメントは DO グループを、3 回実行します。 Name に 'Tom'、'Dick'、 および 'Harry' をそれぞれ割り当てる度に 1 回です。
do Name = 'Tom', 'Dick', 'Harry';
以下のステートメントは、DO グループを 13 回実行することを指定します。 I の値を 1 から 10 に等しくして 10 回、また I の 値を 13 から 15 に等しくして 3 回です。
do I = 1 to 10, 13 to 15;
DO ステートメントの参照は、DO グループ内のステートメントで添え字として 使用することができます。そのため、各実行では、表または配列の連続する エレメントを処理します。
次の例では、 A の最初の 10 個のエレメントは、順次 1 から 10 にセットされます。
do I = 1 to 10;
A(I) = I;
end;
次の例では、DO グループを 5 回実行することを指定しています。 I の値は、2、4、6、8、10 となります。
do I = 2 to 10 by 2;
参照の値を減らしていく場合は、BY オプションを使用しなければなりません。 例えば、次の例は、I が 10、8、6、4、2、0、-2 の値で実行されます。
do I = 10 to -2 by -2;
次の例では、I が 1、3、5 値で DO グループが実行されます。
I=2; do I=1 to I+3 by I;
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end;
前述の例は、次のように書く場合と同等の結果になります。
do I=1 to 5 by 2;
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end;