Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


IGYTCARA の実行

次のプロシージャーで、IGYTCARA プログラムのコンパイル、リンク・エディット、および実行が行われます。 プログラムのコンパイルだけ、またはコンパイルとリンク・エディットだけを行う場合は、IGYWCLG カタログ式プロシージャーを変更しなければなりません。

z/OS のもとで IGYTCARA を実行するには、JCL を使用して VSAM クラスターを定義し、プログラムをコンパイルします。小文字で示されているフィールド (会計情報、ボリューム通し番号、装置名、クラスター接頭部) には、システムおよびインストール先固有の情報を挿入しなければなりません。以下の例では、名前 IGYTCAR.MASTFILE を使用しましたが、別の名前を使用しても構いません。

  1. 次の JCL を使用して、必要な VSAM クラスターを作成します。
    //CREATE   JOB (acct-info),'IGYTCAR CREATE VSAM',MSGLEVEL=(1,1),
    // TIME=(0,29)
    //CREATE   EXEC PGM=IDCAMS
    //VOL1     DD VOL=SER=your-volume-serial,UNIT=your-unit,DISP=SHR
    //SYSPRINT DD SYSOUT=A
    //SYSIN    DD *
     DELETE your-prefix.IGYTCAR.MASTFILE -
         FILE(VOL1) -
         PURGE
     DEFINE CLUSTER -
        (NAME(your-prefix.IGYTCAR.MASTFILE) -
         VOLUME(your-volume-serial) -
         FILE(VOL1) -
         INDEXED -
         RECSZ(80 80) -
         KEYS(16 0) -
         CYLINDERS(2))
    /*

    既存のクラスターを除去するために、VSAM クラスターの作成前に、DELETE が出されます。

  2. 次の JCL を使用して、IGYTCARA プログラムをコンパイル、リンク・エディット、および実行します。
    //IGYTCARA JOB (acct-info),'IGYTCAR',MSGLEVEL=(1,1),TIME=(0,29)
    //TEST  EXEC IGYWCLG
    //COBOL.SYSLIB  DD DSN=IGY.V4R1M0.SIGYSAMP,DISP=SHR
    //COBOL.SYSIN   DD DSN=IGY.V4R1M0.SIGYSAMP(IGYTCARA),DISP=SHR
    //GO.SYSOUT     DD SYSOUT=A
    //GO.COMMUTR    DD DSN=your-prefix.IGYTCAR.MASTFILE,DISP=SHR
    //GO.LOCCODE    DD DSN=IGY.V4R1M0.SIGYSAMP(IGYTCODE),DISP=SHR
    //GO.UPDTRANS   DD DSN=IGY.V4R1M0.SIGYSAMP(IGYTRANX),DISP=SHR
    //GO.UPDPRINT   DD SYSOUT=A,DCB=BLKSIZE=133
    //

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