Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, コンパイラーおよびランタイム 移行ガイド

PL/I コンパイラーの一般情報

Enterprise PL/I アプリケーションをコンパイルする際には、 言語環境プログラムにアクセスする必要があります。 アプリケーションをコンパイルする際に 既存の JCL を使用する場合は、STEPLIB または JOBLIB ステートメント に SCEERUN (言語環境プログラムのランタイム・ライブラリー) を必ず組み込むか、 またはその SCEERUN が LNKLST に組み込まれていることを確認してください。 PL/I アプリケーションのコンパイルには、 IBMZC カタログ式プロシージャーを使用できます。

コンパイル・ステップには、次のステートメントが含まれている 必要があります。

//PLI      EXEC PGM=IBMZPLI,REGION=4000K
//STEPLIB  DD  DSN=&LNGPRFX;.SIBMZCMP,DISP=SHR
//         DD  DSN=&LIBPRFX;.SCEERUN,DISP=SHR

コンパイル時の SCEERUN の使用法を理解するには、 Enterprise PL/I に付属するカタログ式プロシージャーに関する情報が役立ちます。 詳しくは、「Enterprise PL/I for z/OS プログラミング・ガイド」の『PL/I のカタログ式プロシージャーの使用 (Using PL/I Cataloged Procedures)』を 参照してください。

言語環境プログラムを使用して Enterprise PL/I アプリケーションのリンク・エディットを行う際に、 既存の JCL を使用する場合は、SYSLIB ステートメントに SCEELKED (言語環境プログラムのリンク時ライブラリー) を必ず組み込んでください。


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