この章では、各条件をアルファベット順に説明します。
一般的には、それぞれの条件ごとに下記のことがらを説明します。
- 状況 - プログラムの開始時に、条件が
割り込み可能/割り込み禁止のどちらになっているかを示す標識、
および条件を割り込み禁止にする方法 (できる場合) または割り込み可能にする方法。
表 44 は、条件をタイプ別に分類し、状況を示したものです。また、
これは、割り込み可能なものを割り込み禁止にする条件をリストします。
- 結果 - 条件を引き起こした操作の結果。
条件が割り込み可能になっている場合と割り込み禁止になっている場合に分けて説明します。
場合によっては、結果が未定義のこともあります。
- 原因と構文 - どのような場合にその条件が
起こるかを含め、条件について述べます。
SIGNAL ステートメントによって起こる条件については、SIGNAL ステートメントを
参照してください。
- 暗黙アクション - 割り込み可能条件が起こり、
しかもその条件の ON ユニットが確立されていないときに取られる処置。
- 正常な戻り - ON ユニットが正常終了した場合に
制御が戻される場所。
ON ユニットの外へ制御権を移動する GO TO ステートメントは、ON ユニットの異常終了です。
SIGNAL ステートメントによって条件 (ERROR 条件は除く) が引き起こされた場合、正常な戻りでは、SIGNAL のすぐあとのステートメントに戻ります。
- 条件コード - プログラムの検査で検出される
条件やエラーに対応するコード。
各コードの解説は、「メッセージおよびコード」の『条件コード』の章
に記載されています。
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