Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 言語解説書


ファイル・セクション

ファイル・セクションには、各入出力ファイルごとにレベル標識が必要です。

ファイル名
これは、レベル標識 (FD または SD) の後に記入しなければなりません。 また関連する SELECT 節に指定された名前と同じでなければなりません。 ファイル名 は、ユーザー定義語の形成規則に従う必要があります。 したがって、少なくとも 1 文字は英字でなければなりません。このプログラムの中でファイル名 は固有でなければなりません。

ファイル名 の後には、1 つ以上のレコード記述項目が付きます。 2 つ以上のレコード記述項目を指定する場合、 それぞれの項目が同一のストレージ域の再定義になることを意味しています。

ファイル名 の後の節はオプションであり、どのような順序でも指定できます。

FD (フォーマット 1、2、および 3)
FD 項目の最後の節の直後には、 分離文字ピリオドを付けなければなりません。
SD (フォーマット 4)
SD 項目は、プログラム中のソート・ファイルまたはマージ・ファイルのそれぞれに対して記述する必要があります。 SD 項目の最後の節の直後には、分離文字ピリオドを付けなければなりません。

次の例は、ソート・ファイルまたはマージ・ファイルで必要なファイル・セクションの項目を示しています。

SD  SORT-FILE.
01  SORT-RECORD  PICTURE X(80).

ファイル・セクションのレコードは、英数字グループ項目、国別グループ項目、またはクラスが英字、英数字、DBCS、国別、または数字の基本項目として記述しなければなりません。


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