LIST コンパイラー出力の各部分は、プログラムのデバッグに有用である場合があります。
LIST コンパイラー・オプションは、次の 7 つの出力を作成します。
異常終了発生時に実行されていた命令のストレージ内のアドレスから、その命令に対応する COBOL 動詞を見つけることができます。障害のある命令のアドレスが見つかったら、アセンブラー・リストに進み、その命令が生成される対象となった動詞を調べてください。
TGT を使用すると、プログラムが実行されている環境に関する情報を見つけることができます。
LIST 出力の WORKING-STORAGE 部分を使用すると、WORKING-STORAGE で定義されているデータ項目の位置がわかります (RENT オプションを指定してコンパイルしたプログラムの場合は、WORKING STORAGE の先頭位置は示されません。)
DSA (スタック・フレーム とも呼ばれる) のマップには、別個のコンパイル済みプロシージャーに入るたびに獲得されたストレージの内容に関する情報が入れられます。
LIST 出力を理解するために、アセンブラー言語でプログラミングができる必要はありません。アセンブラー・コードの大部分を伴うコメントは、コードが実行する機能を概念的に理解するのに役立ちます。