Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, 言語解説書

LINE オプション

LINE オプションは、PRINT ファイルの場合にのみ指定することができます。 LINE オプションは、データ・セットの新しい現在行を定義します。 式が計算され、整数値 n に変換されます。現行ページの n 番目の 行が新しく現在行になります。 現行ページで少なくとも n 行がすでに書き出されている場合や、OPEN ステート メントの PAGESIZE オプションで指定した限界値より n の方が大きい 場合は、ENDPAGE 条件が起こります。 n がゼロ以下の場合には、値として 1 が使用されます。 n が現在行を指定していると、ENDPAGE 条件が起こります。ただし、フ ァイルが 1 桁目に位置づけられているときは例外で、その場合は、SKIP(0) オプ ションを指定したときと同じ結果になります。

データ指定 (ある場合) によって定義された値が伝送される前に、LINE オプションの効力が生じます。 1 つの PUT ステートメントで PAGE オプションと LINE オプションの両方を 指定したときは、まず PAGE オプションが適用されます。 以下に例を示します。

  put file(List) data(P,Q,R) line(34) page;

この例では、変数 P、Q、R の値が、新しいページの 34 行目から、 データ・ディレクティブ・フォーマットで印刷されます。

ファイルのオープン後、最初の GET ステートメントで LINE オプションを 指定したときの効果については、OPEN ステートメントを参照してください。

対話モードで端末に出力する場合、LINE オプションを指定すると 3 行スキップされます。


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