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COBOL for Windows バージョン 7.5 言語解説書


符号条件

符号条件は、ある数字オペランドの代数値が、0 に比べてそれより大きいか、小さいか、または等しいかを判別します。

フォーマット
構文図を読む構文図をスキップする>>-オペランド-1--+----+--+-----+--+-POSITIVE-+-----------------><
                 '-IS-'  '-NOT-'  +-NEGATIVE-+  
                                  '-ZERO-----'  
 
オペランド-1
数字 ID、または変数への参照を少なくとも 1 つ含む算術式として定義されている必要があります。オペランド-1 は、浮動小数点 ID として定義することができます。

オペランドは次のように判別されます。

無符号のオペランドは、POSITIVE かまたは ZERO のいずれかです。

NOT
符号条件の真の値に関して、1 回の代数テストが実行されます。例えば、テストされたオペランドの値が正または負であるとき、 NOT ZERO は真とみなされます。

符号条件での日付フィールド

符号条件のオペランドとして日付フィールドも使用できますが、符号条件テストでは非日付データとして処理されます。 したがって、オペランドがウィンドウ化日付フィールドの ID である場合、日付ウィンドウ化は行われないため、符号条件を使用してウィンドウ化日付フィールドの値がすべてゼロかどうかをテストできます。

ただし、オペランドが算術式である場合、式中のウィンドウ化日付フィールドは符号条件テストの結果を使用する前に、 算術結果の計算中に拡張されることになります。

例えば、次の場合、

以下の符号条件は真であると評価されます。

WIN-DATE IS ZERO

逆に、以下の符号条件は偽であると評価されます。

WIN-DATE + 0 IS ZERO

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