Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

INCPDS

INCPDS オプションは、z/OS UNIX 環境でプログラムをコンパイルするときに、コンパイラーが組み込むファイルがある PDS を指定します。

注:
このオプションは、z/OS UNIX 環境でのコンパイルにだけ適用されます。

構文図を読む構文図をスキップする   .-NOINCPDS-----------------.
>>-+-INCPDS--(--‘PDS name’--)-+--------------------------------><
 
PDS name
PDS の名前で、そこからファイルが組み込まれます。

例えば、SOURCE.PLI という名前の PDS からプログラム TEST をコンパイルしたい場合で、PDS SOURCE.INC からの INCLUDE ファイルを使用したい場合には、以下のコマンドを指定することができます。

pli -c -qincpds="SOURCE.INC" "//’SOURCE.PLI(TEST)’"

コンパイラーは次の順序で INCLUDE ファイルを探します。

  1. 現行ディレクトリー
  2. -I フラグまたは INCDIR コンパイラー・オプションで指定された ディレクトリー
  3. /usr/include ディレクトリー
  4. INCPDS コンパイラー・オプションで指定された PDS

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