索引付きファイルまたは相対ファイルから既存のレコードを削除するには、ファイルを I-O としてオープンし、DELETE ステートメントを使用します。 順次または行順次ファイルには DELETE を使用できません。
ACCESS IS SEQUENTIAL の場合は、削除するレコードを COBOL プログラムがまず読み取る必要があります。 DELETE ステートメントは、 読み取られたレコードを除去します。DELETE の前の READ が成功しなかった場合には、削除は行われず、ファイル状況キー値が 92 に設定されます。
ACCESS IS RANDOM または ACCESS IS DYNAMIC の場合は、削除するレコードを COBOL プログラムが読み取る必要はありません。レコードを削除するには、レコードのキーを RECORD KEY データ項目に移動してから、DELETE を発行します。
それぞれの DELETE ステートメントの後で、ファイル状況キーを検査してください。
関連概念
ファイル編成およびアクセス・モード
関連タスク
ファイルのオープン
ファイルからのレコードの読み取り
ファイル状況キーの使用
関連参照
FILE STATUS 文節
(「COBOL for Windows 言語解説書」)