カタログ式プロシージャーを呼び出す EXEC ステートメントの パラメーターに非修飾名がある場合、そのパラメーターは カタログ式プロシージャー内のすべての EXEC ステートメントに適用されます。 カタログ式プロシージャーに対する影響は、次のようにパラメーターに よって異なります。
次のステートメント
//stepname EXEC IBMZCBG,PARM='OFFSET',REGION=32M
カタログ式プロシージャーの 1 つの EXEC ステートメントだけの パラメーターの値を変更したり、1 つの EXEC ステートメントに新しい パラメーターを追加したりするには、パラメーターの名前をプロシージャー・ステップの 名前で修飾して、その EXEC ステートメントを識別する必要があります。 例えば、前の例でプロシージャー・ステップ PLI の領域サイズだけを変更するには、 次のようにコーディングします。
//stepname EXEC PROC=IBMZCBG,PARM='OFFSET',REGION.PLI=90M
呼び出しを行う EXEC ステートメントに指定された新しいパラメーターは、 プロシージャー EXEC ステートメントの対応パラメーターを指定変更します。
値を指定せずにキーワードと等号をコーディングすると、 パラメーターに指定されたオプションをすべて無効にすることができます。 例えば、カタログ式プロシージャー IBMZCBG を呼び出すときに リンケージ・エディター・リストを一括して抑止するには、次のように コーディングします。
//stepname EXEC IBMZCBG,PARM.BIND=