Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

OPTIMIZE

OPTIMIZE オプションを指定すると、プログラムの速度を上げることができます。 このオプションを指定しないと、コンパイラーは基本的な最適化のみを実行します。

OPTIMIZE(2) を選択すると、コンパイラーは、パフォーマンスを改善するコードを生成するように指示されます。 通常、結果として生成されるコードは、プログラムが NOOPTIMIZE を 使ってコンパイルされるときより短くなります。 しかし、場合によっては、長い命令シーケンスが、 短い命令シーケンスよりも実行時間が短いこともあります。 例えば、WHEN 文節の値にギャップが指定されている SELECT ステートメント 用にブランチ・テーブルが作成された場合などがこれに該当します。 生成される命令の数が増えた分は、通常、ほかの場所での命令の実行数が減ることによって相殺されます。

OPTIMIZE(3) を選択すると、コンパイラーは、パフォーマンスを改善するコードを生成するように指示されます。しかし、OPTIMIZE(3) オプションを指定すると、OPTIMIZE(2) を指定したときよりもコンパイルに長い (ときには非常に長い) 時間がかかります。


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