コード生成中に実行される最適化において、処理は早いが生成コードが大きくなる最適化と、 処理は遅いが生成コードが小さくなる最適化のいずれかを選択しなければなりません。COMPACT オプションは これらの選択項目に影響を与えます。COMPACT オプションを使用すると、コンパイラーは、 コード・サイズの増大を制限する最適化を選択します。 インライン化を含む、さまざまな最適化処理間の相互作用により、COMPACT オプションを使用して コンパイルしたコードが、常にコードとデータが少ないものになるとは限りません。
.-NOCOMPACT-. >>-+-COMPACT---+-----------------------------------------------><
ユーザーのアプリケーションでの COMPACT オプションの使用について評価するには、次のようにします。
オブジェクトとモジュールが実行時の受け入れ可能な変更を伴い小さくなっていた場合は、COMPACT を使用することを考慮できます。
コンパイラーに新たな最適化が加えられると、COMPACT オプションの動作が変化する場合があります。 コンパイラーの新規リリースが公開されるたびに、また、アプリケーション・コードを変更する際に、 このオプションの使用を再評価するとよいでしょう。