OBJECT オプションは、コンパイラーがオブジェクト・モジュールを作成することを指定します。バッチ z/OS のもとでは、コンパイラーが SYSLIN DD によって定義されたデータ・セットにオブジェクトを保管し、z/OS UNIX のもとでは、コンパイラーが .o ファイルを作成します。
.-OBJECT---. >>-+-NOOBJECT-+------------------------------------------------><
省略形: OBJ、NOBJ
NOOBJECT オプションを指定すると、コンパイラーはオブジェクト・モジュールを作成しません。しかし、NOOBJECT オブジェクトを指定すると、コンパイラーがすべての未初期化変数の検出だけでなく構文セマンティック解析フェーズも完了するので、NOCOMPILE、NOSEMANTIC、または NOSYNTAX オプションを指定した場合よりも多くのメッセージを作成できます。
NOOBJECT オプションを指定すると、LIST、MAP、OFFSET、および STORAGE オプションは無視されます。