Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


付録C. 中間結果および算術精度

コンパイラーは、算術ステートメントを、演算子優先順位に従って実行される一連の操作として処理し、それらの演算の結果を入れる中間フィールドをセットアップします。 コンパイラーはいくつかのアルゴリズムを使用して、確保する整数および小数部の桁数を判別します。

中間結果は、次の場合に得ることができます。

例: 中間結果の計算

中間結果の精度は、デフォルト・オプション ARITH(COMPAT) (互換モード と呼ばれる) を使用してコンパイルするか、または ARITH(EXTEND) (拡張モード と呼ばれる) を使用してコンパイルするかによって異なります。

互換モードでの算術演算の計算は、IBM VisualAge® COBOL での場合と変わりません。

拡張モードでの算術演算の計算には、次のような特性があります。

関連概念
数値データの形式
固定小数点演算と浮動小数点演算の対比

関連参照
固定小数点データと中間結果
浮動小数点データと中間結果
非算術ステートメントの算術式
ARITH


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