保管されたソース・ステートメントをプログラムに組み込むには、COPY ステートメントをプログラムの任意の部で、また任意のコード・シーケンス・レベルで使用します。 COPY ステートメントは任意の深さにネストできます。
複数のコピー・ライブラリーを指定するには、環境変数 SYSLIB をセミコロン (;) で区切った複数のパス名に設定するか、あるいは独自の環境変数を定義し、COPY ステートメントに次の句を含めます。
IN/OF library-name
以下に、その例を示します。
COPY MEMBER1 OF COPYLIB
この修飾句を省略した場合、デフォルトは SYSLIB です。
コンパイル時に COPYLIB を定義する環境変数を設定するには、次の例のようなコマンドを使用します。
SET COPYLIB=D:\CPYFILES\COBCOPY
COPY とデバッグ行: コピーされたテキストをデバッグ行として (例えば、7 桁目に D が挿入されているかのように) 扱わせるには、COPY ステートメントの最初の行に D を入れてください。COPY ステートメント自体をデバッグ行にすることはできません。これに D が入っていても、WITH DEBUGGING モードが指定されていなければ、COPY ステートメントが処理されることはありません。
関連参照
コンパイラー指示ステートメント