MDECK コンパイラー・ オプションは、ライブラリー処理からの出力 (つまり、COPY、BASIS、REPLACE、 または EXEC SQL INCLUDE ステートメントの拡張) をファイルに書き込むよう指定します。
MDECK 出力は、現行ディレクトリーで、COBOL ソース・ファイルと同じ名前を持ち、拡張子が .DEK であるファイルに書き込まれます。
| MDECK オプションの構文 |
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省略形は、NOMD、 MD、MD(C)、 MD(NOC)です。
サブオプション:
サブオプションを指定せずに MDECK を指定すると、MDECK(COMPILE) が暗黙に設定されます。
オプション仕様:
PROCESS または CBL ステートメントで MDECK を指定することはできません。このオプションを指定できるのは、以下を使用する場合のみです。
MDECK 出力ファイルの内容:
MDECK オプションを、 CICS コンパイラー・オプション (組み込みの CICS 変換プログラム) または SQL コンパイラー・オプション (DB2 コプロセッサー) と 一緒に使用すると、一般に、COBOL ソース・プログラム内の EXEC CICS または EXEC SQL ステートメントが MDECK 出力にそのまま組み込まれます。ただし、EXEC SQL INCLUDE ステートメントは、COPY ステートメントと同じように MDECK出力に展開されます。
CBL、PROCESS、*CONTROL、および *CBL カード・イメージは、MDECK 出力ファイルの適切な位置に渡されます。
バッチ・コンパイル (単一入力ファイル内に複数の COBOL ソース・プログラムが含まれている) の場合、完全な拡張ソースを含んでいる単一 MDECK 出力ファイルが作成されます。
SEQUENCE コンパイラー・オプション処理はすべて MDECK ファイル内に反映されます。
COPY ステートメントは、 MDECK ファイルに コメントとして組み込まれます。