- マイグレーションを容易にし、互換性を持たせるために、コンパイラーのデフォルト値が
変更されました。
変更されたデフォルト値は、次のとおりです。
- CSECT
- CMPAT(V2)
- LIMITS(EXTNAME(7))
- NORENT
- コンパイラーは、OPTIONS(COBOL) を指定した PROC および ENTRY で、NOMAP、NOMAPIN および NOMAP 属性
を指定できるようになりました。
- コンパイラーは、複数の ENTRY ステートメントを指定した PROC をサポートするようになりました。
この ENTRY ステートメントは、前リリースのホスト・コンパイラーと同様、それぞれが異なる RETURNS 属性を
保持することができます。
- コンパイラーは、OPTIONS(RETCODE) において、PROC と ENTRY には OPTIONS(COBOL) が指定されていることを
想定しています。
- 未処理の場合、SIZE 条件は ERROR にプロモートされません。
- コンパイル時間とストレージ要件を減らすために、さまざまな変更が行われました。
- OFFSET オプションは、前リリースの
PL/I コンパイラーで生成されたものとよく似たステートメント・オフセット・テーブルを
生成します。
- FLAG オプションは前リリースのコンパイラーの場合と意味はまったく同じですが、
新規の MAXMSG オプションは、
指定された重大度において、メッセージが指定した回数発生した後に
コンパイラーを終了すべきかどうかを、ユーザーが決定できるようになりました。
例えば、FLAG(I) MAXMSG(E,10) を指定すると、I レベル・メッセージはすべて確認し、E レベル・メッセージは 10 回発生したらコンパイルを終了するように指定できます。
- AGGREGATE リストには、調節可能エクステントを備えた構造を組み込めるようになりました。
- STMT オプションは、リストのいくつかのセクションをサポートするようになりました。
- LINESIZE で使用できる最大値は、F フォーマット・ファイルでは 32759、V フォーマット・ファイルでは 32751 に
変更されました。
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