Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 言語解説書


RETURN-CODE

RETURN-CODE 特殊レジスターは、現在の COBOL プログラムの終了時に、呼び出し側プログラムまたはオペレーティング・システムに戻りコードを渡すために使用できます。COBOL プログラム終了時に、次のようになります。

RETURN-CODE 特殊レジスターには、次のような暗黙の定義があります。

01  RETURN-CODE GLOBAL PICTURE S9(4) USAGE BINARY VALUE ZERO.

ネストされたプログラムで使用される場合、この特殊レジスターは最外部プログラムの GLOBAL 節で暗黙的に定義されます。

RETURN-CODE 特殊レジスターの設定方法の例は次のとおりです。

RETURN-CODE 特殊レジスターは、 呼び出されたメソッドまたは CALL...RETURNING を使用するプログラムからの値を戻しません。 詳細については、INVOKE ステートメント または CALL ステートメントを参照してください。

整数引数が使用できる関数であれば、どこでも RETURN-CODE 特殊レジスターを指定できます。

RETURN-CODE 特殊レジスターは、言語環境プログラム®の呼び出し可能サービスのサービス呼び出しからの情報を戻しません。詳細については、「Enterprise COBOL プログラミング・ガイド」および「言語環境プログラム プログラミング・ガイド」を参照してください。


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