まず、すべてのプログラムを、以前のバージョンの COBOL コンパイラーで CMPR2 および FLAGMIG コンパイラー・オプションを指定して再コンパイルしてください。これによって、以下の変数間に依存性がある PERFORM...VARYING ステートメントにフラグが立てられま
す。
- id-6 が (潜在的に) id-2 に依存している
- id-9 が (潜在的に) id-5 に依存している
- id-4 が (潜在的に) id-5 に依存している
- id-7 が (潜在的に) id-8 に依存している
注: AFTER 句を指定した PERFORM...VARYING だけが影響を受けます。
たとえば、id-6 が id-2 に依存している場合、以前のバージョンの COBOL コンパイラーで CMPR2 および FLAGMIG コンパイラー・オプションを指定してプログラムをコンパイルすると、コンパイラーは以下のメッセージを出します。
- IGYPA3209-W
- **MIGR** 「PERFORM ... VARYING」オペランド「ID-6 (NUMERIC INTEGER)」は「ID-2 (NUMERIC INTEGER)」に依存していました。「NOCMPR2」コンパイラー・オプションのもとでは、「PERFORM ... VARYING」オペランドの増加/設定に関する規則が変更されたため、このステートメントは互換性のない結果になる可能性があります。