コンパイラー・オプションを使用して適切なコンパイラー・リストを要求することによって、デバッグに必要な情報を 入手してください。
重要: コンパイラーによって作成されるリストは、プログラミング・インターフェースではなく、容易に変更できるものです。
| 用途 | リスト | 内容 | コンパイラー・オプション |
|---|---|---|---|
| プログラムに有効なオプションのリスト、プログラムの内容に関する統計、およびコンパイルに関する診断メッセージを検査する。 | 短縮リスト |
|
NOSOURCE、NOXREF、NOVBREF、NOMAP、NOOFFSET、NOLIST |
| プログラムのテストおよびデバッグを援助する。プログラムのデバッグ後にレコードを得る。 | ソース・リスト | ソースのコピー | SOURCE |
| ストレージ・ダンプ内で特定のデータ項目を見つける。再入可能性または最適化を考慮した後の最終ストレージ割り振りを調べる。プログラムが定義されている場所を見つけ、その属性を検査する。 | DATA DIVISION 項目のマップ | すべての DATA DIVISION 項目および暗黙的に宣言されたすべての項目 組み込みマップ要約 (DATA DIVISION 内の、データ宣言が含まれている行のリストの右マージン) ネストされたプログラム・マップ (ネストされたプログラムが含まれているプログラム) |
MAP2 |
| 名前が定義、参照、または変更されている場所を調べる。プロシージャーが参照されているコンテキスト (例えば、動詞が PERFORM ブロックで使用されたかどうか) を判別する。 コピーブックの取得元のデータ・セットまたはファイルを判別する。 | 名前のソートされた相互参照リスト。COPY/BASIS ステートメントおよびコピーブック・データ・セットまたはファイルのソートされた相互参照リスト | データ名、プロシージャー名、プログラム名。これらの名前への参照。 COPY/BASIS テキスト名とライブラリー名、および関連コピーブックを取得したデータ・セットまたはファイル 埋め込まれた変更済み相互参照は、データ名およびプロシージャー名が定義された行番号を提供します |
XREF2,3 |
| プログラム内の障害のある動詞を見つける。または、プログラムの実行時に移動されたデータ項目のストレージのアドレスを調べる。 | コンパイラーによって生成される PROCEDURE DIVISION コードおよび アセンブラー・コード 3 | 生成されたコード | LIST2,4 |
| PROCEDURE DIVISION セクションを移動または追加した後でも有効な論理パスがまだあるか検査する。 | 圧縮 PROCEDURE DIVISION リスト | 圧縮された動詞リスト、グローバル・テーブル、WORKING-STORAGE 情報、およびリテラル | OFFSET |
| 特定の動詞のインスタンスを見つける。 | アルファベット順の動詞 | 使用されたそれぞれの動詞、各動詞が使用された回数、各動詞が使用された行番号 | VBREF |
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例: 短縮リスト
例: SOURCE および NUMBER 出力
例: MAP 出力
例: 組み込みマップ要約
例: ネストされたプログラム・マップ
例: XREF 出力: データ名相互参照
例: XREF 出力: プログラム名相互参照
例: XREF 出力: COPY/BASIS 相互参照
例: 組み込み相互参照
例: OFFSET コンパイラー出力
例: VBREF コンパイラー出力
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LIST 出力の読み取り
言語環境プログラム デバッグのガイド (COBOL プログラムのデバッグ)