Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, 言語解説書

RECORD 条件

状況
RECORD 条件は常に割り込み可能です。
結果
指定されたファイルの長さ接頭部が間違って伝送される可能性があります。
原因と構文
RECORD 入出力条件は、指定されたレコードが切り捨てられたときに起こります。 この条件は、READ、WRITE、LOCATE、または REWRITE 処理中にのみ起こる可能性があります。

SCALARVARYING オプションがファイルに適用されている場合は (位置指定モードを使用して可変長ストリングを伝送するときのファイルにはこのオプションを適用しなければならない)、2 バイトの長さの接頭部が可変長ストリング・エレメントと一緒に伝送されます。 RECORD 条件が起こったとき、長さ接頭部はリセットされません。 SCALARVARYING オプションがファイルに適用されていない場合は、長さ接頭部は伝送されません。 つまり、入力の場合、可変長ストリングの現在の長さは、レコードの長さとストリングの最大の長さのうち短い方にセットされます。

構文図を読む構文図をスキップする>>-RECORD--(file-reference)------------------------------------><
 

file-reference (ファイル参照) はスカラー参照でなければなりません。

暗黙アクション
メッセージが印刷され、ERROR 条件が起こります。
正常な戻り
RECORD 条件を引き起こしたステートメントのすぐあとのステートメントから実行が続けられます。

この条件の ON ユニット内でファイルをクローズした場合は、正常な戻りの結果がどうなるかはわかりません。 ファイルをクローズした ON ユニットから出るときは、GO TO ステートメントを使用しなければなりません。

条件コード
20-24

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