重複するデバッグ・タイプ情報を除去するには、/DBGPACK を使用します。 リンカーは、すべてのオブジェクト・ファイルと必要なライブラリー・コンポーネントからデバッグ・タイプ情報を取得し、情報を各タイプにつき 1 つに減らします。これにより、実行可能出力ファイルのサイズを小さくし、デバッガーのパフォーマンスを高めることができます。
| /DBGPACK オプションの構文 |
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デフォルト: /NODBGPACK
省略形: /DB|/NODB
パフォーマンスについての考慮事項: /DBGPACK を使用してリンクを行うと、情報をパックする時間がかかるため、リンク処理が遅くなります。ただし、デバッグ・タイプ情報がかなり重複している場合は、 /DBGPACK を使用すると、出力ファイルに書き込む情報量が減るため、リンク処理を速くすることができます。
デフォルトでは、/DBGPACK を指定するときには、/DEBUG がオンになります。