Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


main メソッドで始まるオブジェクト指向アプリケーションの実行

COBOL と Java の混合アプリケーションの最初のルーチンが、Java クラスの main メソッドまたは COBOL クラスの main ファクトリー・メソッドである場合は、java コマンドを使用し、main メソッドを含むクラスの名前を指定して、 アプリケーションを実行します。

java コマンドは、Java 仮想マシン (JVM) を初期化します。 JVM の初期化をカスタマイズするには、以下の例で示すように、java コマンドのオプションを指定します。

表 30. JVM をカスタマイズするための Java コマンド・オプション
目的 オプション
システム・プロパティーを指定する -Dname=value
ガーベッジ・コレクションについての詳しいメッセージを JVM が生成するよう要求する -verbose:gc
クラス・ロードについての詳しいメッセージを JVM が生成するよう要求する -verbose:class
ネイティブ・メソッドおよび他の Java ネイティブ・インターフェース・アクティビティーに ついての詳しいメッセージを JVM が生成するよう要求する -verbose:jni
Java の初期ヒープ・サイズを value バイトに設定する -Xmsvalue
Java の最大ヒープ・サイズを value バイトに設定する -Xmxvalue
Sun Java Developers Kit 1.3.1 の “classic” JVM を使用する -classic

JVM がサポートするオプションの詳細については、java -h コマンドの出力または関連参照を参照してください。

関連参照
JVM options (「Persistent Reusable Java Virtual Machine User's Guide」)


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