UPPER-CASE および LOWER-CASE 組み込み関数を使用すれば、英数字、英字、または国別ストリングの大/小文字を容易に変更できます。
01 Item-1 Pic x(30) Value “Hello World!”.
01 Item-2 Pic x(30).
. . .
Display Item-1
Display Function Upper-case(Item-1)
Display Function Lower-case(Item-1)
Move Function Upper-case(Item-1) to Item-2
Display Item-2
上記のコードは、次のメッセージをシステムの論理出力装置に表示します。
Hello World! HELLO WORLD! hello world! HELLO WORLD!
DISPLAY ステートメントは、Item-1 の実際の内容は変更せず、文字の表示方法にのみ影響を与えます。しかし、MOVE ステートメントでは、Item-2 の内容が大文字に置き換わります。
この変換では、現行のロケールで定義されたケース・マッピングが使用されます。関数結果の長さと引数の長さは異なっても構いません。
関連タスク
画面またはファイルからの入力の割り当て (ACCEPT)
画面上またはファイル内での値の表示 (DISPLAY)