NUMVAL
NUMVAL 関数は、引数として指定されている英数字文字ストリングまたは国別文字ストリングによって表される数値を戻します。
この関数は、ストリング内に先行スペースまたは後続スペースがある場合にはそれを除去し、数値を生成します。
関数タイプは数字です。
| フォーマット |
 >>-FUNCTION NUMVAL--(--引数-1--)-------------------------------><
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- 引数-1
- 英数字リテラル、国別リテラル、あるいは以下のいずれかのフォーマットの文字ストリングを含む国別クラスまたは英数字クラスのデータ項目でなければなりません。
| フォーマット 1: 引数-1 |
 >>-+----------+--+-----+--+----------+-------------------------->
'-スペース-' +- + -+ '-スペース-'
'- - -'
>--+-数字--+-------------+-+--+----------+---------------------><
| '-.--+------+-' | '-スペース-'
| '-数字-' |
'-.--数字---------------'
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| フォーマット 2: 引数-1 |
 >>-+----------+--+-数字--+-------------+-+--+----------+-------->
'-スペース-' | '-.--+------+-' | '-スペース-'
| '-数字-' |
'-.--数字---------------'
>--+-----+--+----------+---------------------------------------><
+- + -+ '-スペース-'
+- - -+
+-CR--+
'-DB--'
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- スペース
- 1 つ以上のスペースで構成されるストリング。
- 数字
- 1 つ以上の数字で構成されるストリング。
ARITH(COMPAT) コンパイラー・オプションが有効な場合は、桁数の合計数は 18 を超えてはなりません。
ARITH(EXTEND) コンパイラー・オプションが有効な場合は、桁数の合計数は 31 を超えてはなりません。
DECIMAL-POINT IS COMMA 文節が、SPECIAL-NAMES 段落の中に指定されている場合には、引数-1 の中には小数点ではなくコンマを使用しなければなりません。
戻り値は、引数-1 によって表される数値の浮動小数点近似値です。戻り値の精度は、ARITH コンパイラー・オプションの設定値によって異なります。詳細については、「COBOL for Windows プログラミング・ガイド」の『数値への変換 (NUMVAL、NUMVAL-C)』を参照してください。
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