COBOL プログラムの PROCESS ステートメントにコンパイラー・オプションをコーディングすることができます。 これは、IDENTIFICATION DIVISION ヘッダーの前、かつコメント行またはコンパイラー指示ステートメントの前にコーディングする必要があります。
CBL/PROCESS ステートメントの構文 >>-+-CBL-----+--+--------------+------------------------------->< '-PROCESS-' '-options-list-'
シーケンス・フィールドをコーディングしない場合は、PROCESS ステートメントを 1 から 66 桁目で始めることができます。 シーケンス・フィールドは 1 から 6 桁目に指定することができます。シーケンス・フィールドが使用される場合には、そこに 6 文字が含まれていなければならず、最初の文字は数字でなければなりません。 シーケンス・フィールドを付けて使用する場合には、PROCESS は 8 から 66 桁目の間で開始することができます。
CBL を PROCESS の同義語として使用することができます。 CBL は 1 から 70 桁目の間で開始することができます。 シーケンス・フィールドを付けて使用する場合には、CBL は 8 から 70 桁目の間で開始することができます。
PROCESS と options-list の最初のオプションとは、1 つ以上のブランクで区切らなければなりません。オプションはコンマまたはブランクで区切ります。個々のオプションとそのサブオプションの間にスペースを入れてはなりません。
複数の PROCESS ステートメントを使用することができます。そうする場合は、間にステートメントを入れずに、PROCESS ステートメントを続けて使用する必要があります。 複数の PROCESS ステートメントにわたってオプションを継続することはできません。
プログラミングの編成で、COBOL コンパイラーのデフォルト・オプション・モジュールを使用して、PROCESS ステートメントを使用することを禁止することができます。編成で許可されていない PROCESS ステートメントが COBOL プログラムで見つかった場合、COBOL コンパイラーはエラー診断を生成します。
関連参照
CBL (PROCESS) ステートメント (Enterprise COBOL 言語解説書)