プログラムが RECURSIVE 属性を持っている場合、またはプログラムを THREAD コンパイラー・オプションを指定してコンパイルする場合、プログラムの以降の呼び出しでは、LINKAGE SECTION で定義されたデータにアクセスできません。
LINKAGE SECTION のレコードをアドレッシングするには、以下のいずれかの技法を使用します。
プログラムが RECURSIVE 属性を持っている場合、またはプログラムを THREAD コンパイラー・オプションを指定してコンパイルする場合、レコードのアドレスは、プログラム起動の特定のインスタンスについて有効です。同じプログラムの別の実行インスタンスにあるレコードのアドレスは、その実行インスタンスに対して再設定する必要があります。アドレスが設定されていないデータ項目を参照すると、予測できない結果が生じます。
関連概念
マルチスレッド化
関連タスク
再帰呼び出しの実行
関連参照
THREAD
SET ステートメント
(「COBOL for Windows 言語解説書」)