複数の行を必要とする文、項目、文節、または句は、 次の行 (コメント行や意図的なブランク行以外の行) の領域 B に続けることができます。 継続前の行は 継続される行であり、 継続後の行は継続行です。継続行の領域 A は、ブランクでなければなりません。
標識域 (7 桁目) がハイフン (-) でない場合、先行する行の最後の文字の後にスペースがあるとみなされます。
以下のものは継続できません。
ただし、16 進表記の英数字リテラルおよび国別リテラルは、16 進表記での文字表現の種類に関係なく、継続することができます。
開始のリテラル区切り文字を構成する文字は、すべて同じ行になければなりません。例えば、Z“、G”、N“、NX”、または X“。
疑似テキスト区切り文字の区切り文字を構成する文字 ”==“ は、両方とも同じ行に置かれている必要があります。
ある行の標識域にハイフンがある場合、その継続行の最初のブランク以外の文字は、 間にスペースを置かずに、 その継続される行の最後のブランク以外の文字のすぐ後に続きます。
英数字リテラルおよび国別リテラルは、そのリテラルの内容にマルチバイト文字が含まれていない場合にのみ、継続することができます。
次の規則は、以下のようにマルチバイト文字を含まない英数字リテラル、および国別リテラルに適 用されます。
英数字リテラルまたは国別リテラルの継続される行にある最後の文字が、領域 B にある単一引用符である場合、継続行は単一の引用符で始めることができます。これは、1 つのリテラルが行にまたがって継続しているとみなされず、 2 つの連続したリテラルとみなされます。
区切り文字で引用符の代わりにアポストロフィが使用されている場合にも、同じ規則が適用されます。
リテラルを継続して、ある行とその継続行が 1 つのリテラルを構成するようにするには、次のようにします。
以下の例では、作成されるリテラルの数およびサイズを示しています。
|...+.*..1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7..
000001 ”AAAAAAAAAABBBBBBBBBBCCCCCCCCCCDDDDDDDDDDEEEEEEEEEE
- “GGGGGGGGGGHHHHHHHHHHIIIIIIIIIIJJJJJJJJJJKKKKKKKKKK
- ”LLLLLLLLLLMMMMMMMMMM“
|...+.*..1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7..
000003 N”AAAAAAAAAABBBBBBBBBBCCCCCCCCCCDDDDDDDDDDEEEEEEEEEE
- “GGGGGGGGGG”
|...+.*..1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7..
000005 “AAAAAAAAAABBBBBBBBBBCCCCCCCCCCDDDDDDDDDDEEEEEEEEEE
- ”GGGGGGGGGGHHHHHHHHHHIIIIIIIIIIJJJJJJJJJJKKKKKKKKKK
- “LLLLLLLLLLMMMMMMMMMM”
|...+.*..1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7..
000010 “AAAAAAAAAABBBBBBBBBBCCCCCCCCCCDDDDDDDDDDEEEEEEEEEE”
- “GGGGGGGGGGHHHHHHHHHHIIIIIIIIIIJJJJJJJJJJKKKKKKKKKK”
- “LLLLLLLLLLMMMMMMMMMM”
リテラルのそれぞれの連続部分の長さが領域 B の長さより短い連続リテラルをコーディングするには、連続部分の最後の文字が 72 桁になるように始まりの桁を調整してください。