Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 言語解説書


RANDOM

RANDOM 関数は、長方形分布から疑似乱数である数値を戻します。

関数タイプは数字です。

フォーマット
構文図を読む構文図をスキップする>>-FUNCTION RANDOM--+--------------+---------------------------><
                    '-(--引数-1--)-'  
 
引数-1
引数-1 を指定する場合には、0 または正の整数でなければなりません。ただし、ゼロから 2,147,483,645 の範囲内 (2,147,483,645 を含む) にある値のみが、明確な疑似乱数のシーケンスを発生させます。

2 回目以降の参照で引数-1 が指定してあれば、新たな疑似乱数のシーケンスの作成が開始されます。

実行単位内においてこの関数への最初の参照が引数-1 を指定していない場合、初期値は 0 です。

引数-1 の指定がない以降の参照では、参照が行われるたびに、 現在の数字列の生成において次に生成される数字を戻します。

戻り値は必ず 0 と 1 の間の数字です。

ある指定されたシード値に関しては、疑似乱数のシーケンスは常に同じです。

RANDOM 関数は、スレッド化プログラムで使用できます。初期シードの場合、RANDOM の起動時に実行しているスレッドに関係なく、疑似乱数の単一シーケンスが戻されます。


ご利用条件 | フィードバック

Copyright IBM Corporation 1996, 2008.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)