EXTERNAL 節を使用すると、別々にコンパイルされたプログラムやメソッド (バッチ・シーケンスの プログラムを含む) がデータ項目を共用できるようになります。 WORKING-STORAGE SECTION のレベル 01 データ記述に EXTERNAL をコーディングします。
次の規則が適用されます。
実行単位内で、ある COBOL プログラムまたはメソッドの項目のデータ記述が、その項目を含むプログラムのデータ記述と同じ場合は、そのプログラムまたはメソッドはその項目にアクセスして処理できます。例えば、プログラム A に次のデータ記述があるとします。
01 EXT-ITEM1 EXTERNAL PIC 99.
プログラム B は、WORKING-STORAGE SECTION に同じデータ記述が存在する場合、そのデータ項目にアクセスすることができます。
EXTERNAL データ項目にアクセス権を持っているプログラムはすべて、その項目の値を変更できます。 そのため、保護しなければならないデータ項目には、この節を使用しないでください。