OBJECT コンパイラー・オプションを使用すると、オブジェクト・コードを、従来の MVS データ・セットまたは HFS ファイルとしてディスクに保管したり、あるいはテープに保管することができます。 コンパイラーは、SYSLIN DD ステートメントまたは SYSPUNCH DD ステートメントで定義されたファイルを使用します。
//SYSLIN DD DSNAME=dsname,UNIT=SYSDA, // SPACE=(subparms),DISP=(MOD,PASS)
SYSLIN DD ステートメントの DISP パラメーターを使用して、オブジェクト・コード・データ・セットが以下のうちどのように処理されるかを示すことができます。
上記の例では、データが作成され、別のジョブ・ステップであるリンケージ・エディターまたはバインダーのジョブ・ステップに渡されます。
インストール先で、DECK オプションおよび SYSPUNCH DD ステートメントを使用することができます。B は、穿孔データ・セットの標準出力クラスです。
//SYSPUNCH DD SYSOUT=B
NOOBJECT オプションが有効な場合、SYSLIN DD ステートメントは必要ではありません。NODECK オプションが有効な場合は、SYSPUNCH DD ステートメントは必要ではありません。