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COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


国別グループを基本項目として使用

ほとんどの場合、国別グループは基本データ項目であるかのように使用できます。

次の例で、国別グループ項目 Group-1 は 国別編集項目 Edited-date へ移動されます。Group-1 は移動時に基本データ項目として扱われるので、受信データ項目で編集が行われます。移動後の Edited-date 内の値は、国別文字で 06/23/2008 となります。

01  Edited-date  PIC NN/NN/NNNN  USAGE NATIONAL.
01  Group-1    GROUP-USAGE NATIONAL.
    02 Month     PIC 99   VALUE 06.
    02 DayOf     PIC 99   VALUE 23.
    02 Year      PIC 9999 VALUE 2008.
    . . .
    MOVE Group-1 to Edited-date.

Group-1 が代わりに英数字グループであり、 その中で従属項目のそれぞれが USAGE NATIONAL を持っているとした場合 (それぞれの基本項目ごとに USAGE NATIONAL 文節で明示的に指定されるか、あるいはグループ・レベルで USAGE NATIONAL 文節で暗黙的に指定されている場合)、 基本移動ではなくグループ移動が行われます。 移動時には編集も変換も行われません。 移動後の Edited-date の最初の 8 つの文字位置の値は、国別文字で 06232008 になり、残りの 2 つの文字位置の値は 4 バイトの英数字スペースになります。

関連タスク
グループ・データ項目への値の割り当て (MOVE)
国別データ・オペランドと英数字グループ・オペランドの比較
国別グループをグループ項目として使用

関連参照
MOVE ステートメント (「COBOL for Windows 言語解説書」)


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