Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


SOSI

SOSI オプションは、リテラル、コメント、および DBCS ユーザー定義語での、 値 X'1E' および X'1F' の扱いに影響を与えます。

SOSI オプションの構文
構文図を読む構文図をスキップする   .-NOSOSI-.  
>>-+--------+--------------------------------------------------><
   '-SOSI---'  
 

デフォルト: NOSOSI

省略形: なし

NOSOSI
NOSOSI を使用すると、値 X'1E' および X'1F' を持つ文字位置がデータ文字として扱われます。

NOSOSI は、COBOL 85 標準に準拠します。

SOSI
SOSI を使用すると、COBOL for Windows のシフトアウト (SO) およびシフトイン (SI) 制御文字によって、COBOL ソース・プログラム内の ASCII DBCS 文字ストリングが区切られます。SO 文字と SI 文字は、それぞれ X'1E'X'1F' のエンコード値を持ちます。

SO 文字と SI 文字は、COBOL for Windows のソース・コードには影響を与えません。ただし、リモート・ファイルが EBCDIC から ASCII に変換されるときのデータ処理を正しく行うために、これらの SO 文字と SI 文字がホスト DBCS の SO 文字と SI 文字のプレースホルダーとして機能する場合は例外です。

SOSI オプションが有効な場合は、COBOL for Windows の既存の規則に加えて、次の規則が適用されます。

一般に、ホストの COBOL プログラムが SO および SI 文字のエンコード値に依存する場合は、Windows ベースのワークステーションまたは AIX ワークステーションで同じ動作をしません。

関連タスク
ASCII DBCS ストリングと EBCDIC DBCS ストリングの違いの処理


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