分離プリコンパイラーと組み込みコプロセッサーでは、文字変換の処理方法に違いがあります。コプロセッサーの使用に変更する場合、以下の項目を表示して、
これらの違いを考慮してください。
- SQL ステートメントのための COBOL および DB2 間のコード・ページ調整
- プリコンパイラー: 調整はありません。SQL ステートメントの処理に対するコード・ページは、DB2 外部メカニズムおよびデフォルトによって決定されます。
コプロセッサー: SQL ステートメントのための COBOL および DB2 間のコード・ページ調整は、以下の SQLCCSID コンパイル・オプションによって異なります。
- SQLCCSID:
- COBOL CODEPAGE(ccsid) コンパイラー・オプションは、COBOL ステートメントおよび SQL ステートメントのホスト変数の処理に影響を与えます。
- CCSID 処理は、
Enterprise COBOL V3R4 での SQL コプロセッサーと互換性があります。
- NOSQLCCSID:
- CODEPAGE(ccsid) コンパイラー・オプションは、COBOL ステートメントの処理に影響を与えるのみで、
SQL ステートメントの処理には使用されません。
- SQL ステートメントの処理に対するコード・ページは、DB2 外部メカニズムおよびデフォルトによって決定されます。
SQLCCSID および NOSQLCCSID の詳細については、
『Enterprise COBOL for z/OS プログラミング・ガイド』の「COBOL および DB2 CCSID 判別」のセクションを参照してください。