インベントリーが完成したら、そのインベントリーを使用して、移行作業に優先順位を付けます。
- 完成したインベントリーの各項目に複雑さの等級を割り当て、
個々のプログラムやアプリケーションについて、総合的な複雑さの等級を
決定する。
- 各プログラムまたはアプリケーションについて、移行の優先順位を決定する。
移行の優先順位の決定
インベントリーに含まれる各プログラムの複雑さの等級を決定したら、
その情報に基づいて、新しい Enterprise PL/I コンパイラーに移行する
プログラムや、それらのプログラムを移行する順序を
決定することができます。
移行の優先順位を決定する際には、次の点を考慮する必要があります。
- 16MB ラインより下で使用できるストレージの限度一杯である
アプリケーションは、Enterprise PL/I に移行する第一の候補となる。z/OS または OS/390 アーキテクチャー
では、仮想記憶域制約解放を利用できます。
- 言語環境プログラムでは実行できないプログラムは、変換する必要がある。
移行する必要のある各プログラムの優先順位と、それらのプログラムを
移行するために必要な作業を決定したら、アプリケーションおよびプログラム
を変換する順序を決定します。
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