INCDIR コンパイラー・オプションでは、 インクルード・ファイルを位置指定するために使用される検索パスに 追加されるディレクトリーを指定します。
.-NOINCDIR-----------------------. >>-+-INCDIR--(--‘directory name’--)-+--------------------------><
バッチの場合を除いて、コンパイラーは次の順序で INCLUDE ファイルを探します。
バッチの場合は、このオプションは恐らく、DFT(LOWERINC) オプションとともに最も使用され、 形式「%include x;」のインクルードのみに影響を与えます。 これらのインクルードでは、x.inc という名前の HFS ファイルはまず、このオプションで指定されたディレクトリーで検索されます。 見つからなければ、x は、SYSLIB DD で指定された PDS(E) のメンバーである必要があります。 形式「%include dd(x);」のインクルードでは、HFS ファイルはインクルードされません。メンバー「x」は常に、指定された DD で指定された PDS のメンバーである必要があります。