Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

INSOURCE

INSOURCE オプションは、PL/I マクロ・プリプロセッサーが変換できるよう、ソース・プログラムの リストをコンパイラーが組み込むことを指定します。

構文図を読む構文図をスキップする   .-NOINSOURCE--------------------.
>>-+-INSOURCE--+-----------------+-+---------------------------><
               |    .-FULL--.    |
               '-(--+-SHORT-+--)-'
 

省略形: IS、NIS

FULL
INSOURCE リストは %NOPRINT ステートメントを無視し、 プリプロセッサーがソースを変換する前にすべてのソースがリストに組み込まれます。

FULL がデフォルトです。

SHORT
INSOURCE リストは %PRINT ステートメントと %NOPRINT ステートメント を区別します。

MACRO オプションが有効になっていない場合、INSOURCE リストの 効果はありません。

INSOURCE オプションを指定すると、プログラムのロジックとは関係なく、 各ファイルの読み取り順にテキストがリストに入れられます。 例えば、PROC と END の両ステートメント間に %INCLUDE ステートメント がある、次の単純なプログラムを考えてみましょう。

  insource: proc options(main);
    %include member;
  end;

INSOURCE リストには、ファイル "member" からインクルードされる テキストの前に、メインプログラム全体が入ります (また、 ファイルによってインクルードされるテキストの前にそのファイル全体が 入り、以下も同様)。

INSOURCE(SHORT) オプションを指定した場合、%INCLUDE ステートメント によってインクルードされるテキストは、%INCLUDE ステートメントの実行時 に有効だった print/noprint 状況を継承しますが、 その print/noprint 状況はインクルードされるテキストの終わりで 復元されます (ただし SOURCE リスト内では、インクルードされる テキストの終わりで print/noprint 状況は復元されません)。


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