デバッグ・ツール を使用して、Enterprise COBOL プログラムをデバッグすることができます。 TEST コンパイラー・オプションを使用すれば、デバッガーによって実行可能プログラムをステップスルーできるように、COBOL プログラムを準備することができます。
リモート・デバッグの場合、Rational Developer for System z のデバッグ・パースペクティブにより、z/OS または UNIX のもとで実行されるデバッグ・ツール・エンジンが提供するデバッグ情報にアクセスするためのクライアント・グラフィカル・ユーザー・インターフェースが提供されます。
TEST のサブオプション SEPARATE を 指定すると、デバッグ・ツール用の記号情報テーブルをオブジェクト・モジュールとは別個の データ・セットに生成することができます。 また、TEST(NOHOOK,. . .) オプションでコンパイルすれば、コンパイル・フックではなくオーバーレイ・フックを使用して COBOL プログラムのデバッグを可能にすることもできます (実動デバッグ)。 (コンパイル・フックを使用すると、ランタイム TEST オプションがオフのときでも、パフォーマンスはある程度低下します。)
ほとんどのデバッグ機能を取得するには、NOOPTIMIZE および TEST(HOOK,. . .) コンパイラー・オプションを指定します。
最適パフォーマンスと対比した最大デバッグ機能を得るために使用するコンパイラー・オプションの詳細については、TEST コンパイラー・オプションに関する関連参照を参照してください。
関連タスク
デバッグ・データ・セットの定義 (SYSDEBUG)
Debug Tool User's Guide (デバッグのためのプログラムの準備)
関連参照
TEST