ローカル・ストレージ・セクションは、呼び出しのたびに割り振られ解放されるストレージを定義します。呼び出しのたびに、ローカル・ストレージ・セクションで定義されたデータ項目が再度割り振られます。 VALUE 節を持つ各データ項目は、節で指定された値に初期設定されます。
ネストされたプログラムの場合、ローカル・ストレージ・セクションで定義されたデータ項目が、最外部プログラムの呼び出しごとに割り振られます。しかし、データ項目は、ネストされたプログラムが呼び出されるたびに VALUE 節で指定された値に初期設定されます。
メソッドの場合、ローカル・ストレージで定義されたデータの個別コピーが、メソッドの呼び出しごとに割り振られて初期設定されます。データに割り振られたストレージは、メソッドが戻ると解放されます。
ローカル・ストレージ・セクションで定義されたデータ項目は、EXTERNAL 節を指定することはできません。
ローカル・ストレージ・セクションは、LOCAL-STORAGE SECTION というヘッダーで開始し、その後に分離文字ピリオドを付ける必要があります。
ローカル・ストレージ・セクションは、再帰的プログラム、非再帰的プログラム、およびメソッドで指定することができます。
メソッドのローカル・ストレージの内容は、プログラムのローカル・ストレージの内容と同じです。ただし、GLOBAL 節に効力がない点が違います (メソッドはネストできないため)。