このオプションは、選択した PL/I 条件がデフォルトにより使用可能になっているかどうかを判別します。 PREFIX のデフォルトのサブオプションは、PL/I 言語定義に適合するように 設定されますが、デフォルトを指定変更すると、ユーザーのプログラムの パフォーマンスに大きい影響を与えることがあります。 デフォルトのサブオプションは次のとおりです。
SIZE、STRINGRANGE、STRINGSIZE、または SUBSCRIPTRANGE サブオプションを指定すると、コンパイラーによってエクストラ・コードが生成されます。このコードは、他の方法では見つけるのが難しいソース内のいろいろな問題領域の位置を正確に示すのに役立ちます。 ただし、この追加のコードにより、プログラムのパフォーマンスが大幅に低下することがあります。
CONVERSION 条件を使用不可にすると、いくつかの文字から数値への変換がインラインで、 ソースの妥当性検査が行われずに実行されます。 したがって、NOCONVERSION を指定した場合も、プログラムのパフォーマンスに影響があります。
プラットフォームによっては、ハードウェアによって FIXEDOVERFLOW 条件が生じるため、 コンパイラーはその検出に追加のコードを生成しなくてもよい場合があります。