次の例は、レベル 88 項目を使用して、プログラム内のさまざまな 2 進値 (オン/オフ) 条件をテストする方法を示しています。
例えば、Transaction-File という名前の入力ファイルについてのファイル終わり (EOF) 条件をテストするには、データ定義を以下のように記述できます。
Working-Storage Section.
01 Switches.
05 Transaction-EOF-Switch Pic X value space.
88 Transaction-EOF value “y”.
レベル 88 記述では、Transaction-EOF-Switch の値が 'y' なら、Transaction-EOF という名前の条件がオンになることが指定されています。PROCEDURE DIVISION 内で Transaction-EOF を参照することは、Transaction-EOF-Switch = “y” をテストすることと同じ条件を表します。例えば、以下のステートメントの場合、Transaction-EOF-Switch が「y」に設定されている場合にのみ、報告書が印刷されます。
If Transaction-EOF Then
Perform Print-Report-Summary-Lines