条件付きでコンパイルしたり、構文検査のみを行ったりする場合は、NOCOMPILE オプションを使用してください。 SOURCE オプションと一緒に使用すると、NOCOMPILE は、コーディングの間違い (欠落している定義、正しく定義されていないデータ項目、重複するデータ名など) を見つけるのに役立つリストを作成します。
TSO フォアグラウンドでコンパイルする場合、 TERM コンパイラー・オプションを使用し、ユーザーのデータ・セットを SYSTERM データ・セットとして定義することにより、メッセージを画面に送信することができます。
構文のみの検査: プログラムの構文検査のみを行い、オブジェクト・コードを生成しないようにするには、サブオプションなしの NOCOMPILE を使用してください。一緒に SOURCE オプションを指定すると、コンパイラーはリストを作成します。
NOCOMPILE を指定すると、いくつかのコンパイラー・オプションが抑制されます。 詳細については、COMPILE オプションに関する下記の関連参照を参照してください。
条件付きコンパイル: 条件付きでコンパイルするには、NOCOMPILE(x) ( ここで、x はエラーの重大度レベルの 1 つです) を使用してください。 エラーすべてが x より低い重大度である場合に、プログラムはコンパイルされます。使用できる重大度レベルは、S (重大)、E (エラー)、および W (警告) であり、この順序で低くなります。
レベル x またはそれ以上のエラーが発生した場合、コンパイルは停止し、プログラムの構文検査のみが行われます。
関連参照
COMPILE