Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 コンパイラーおよびランタイム 移行ガイド
可変長グループ移行に対する修正処置:
手順を以下に示します。
CMPR2 および FLAGMIG コンパイラー・オプションを指定してコンパイルすることによって、COBOL プログラムに可変長データを移動するステートメントが含まれているかどうか調べてください。コンパイルが完了すると、それ自身の ODO オブジェクトを含んでいて、複合 ODO 項目ではない受信側を使用するすべての可変長グループ移動にフラグが設定されます。
以前は未変更のままであったが、現在はブランクに設定されるデータが、データ移動ステートメント の後で参照されているかどうかを調べてください。上記の例で、ODO オブジェクトの値が 5 で、最大値が 10 であり、MOVE の後でオカレ ンス番号 6 ~ 10 までのデータを使用するようにコーディングされている と、CMPR2 と NOCMPR2 とでプログラムの結果が異なります。
データ移動ステートメントの受信側を変更して、参照変更を使用して受信フィールドの長さを明示的 に指定してください。以下に例を示します。
MOVE ODO-SENDER TO ODO-RECEIVER (1:LENGTH OF ODO-RECEIVER).
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