Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 言語解説書


プロシージャー・ポインターと関数ポインターの比較条件

比較条件にプロシージャー・ポインターまたは関数ポインター・データ項目を指定した場合は、 関係演算子として EQUAL および NOT EQUAL のみが使用可能です。

プロシージャー・ポインター・データ項目は、USAGE PROCEDURE-POINTER として明示的に定義されます。 関数ポインター・データ項目は、USAGE FUNCTION-POINTER として明示的に定義されます。

比較に使われる 2 つのアドレスが結果的に同じ保管場所にあれば、 それらのオペランドは等しいことになります。

この比較条件は、IF、PERFORM、EVALUATE、および SEARCH のフォーマット 1 の各ステートメントの中で使用できます。フォーマット 2 の SEARCH ステートメント (SEARCH ALL) の中では使用できません。 プロシージャー・ポインター・データ項目に適用可能な意味のある順序付けは存在しないからです。

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フォーマット 3: プロシージャー・ポインターおよび関数ポインターの比較条件

>>-+-------+--+----+--+-----+--+-EQUAL--+----+-+--+-------+----><
   +-ID-1--+  '-IS-'  '-NOT-'  |        '-TO-' |  +-ID-2--+   
   +-NULL--+                   '-=-------------'  +-NULL--+   
   '-NULLS-'                                      '-NULLS-'   

ID-1ID-2
USAGE PROCEDURE-POINTER または USAGE FUNCTION-POINTER として記述します。ID-1 および ID-2 を同じ内容にする必要はありません。
NULLNULLS
もう一方のオペランドが、USAGE FUNCTION-POINTER または USAGE PROCEDURE-POINTER として定義されている場合に限り使用できます。つまり、NULL=NULL になることはありえません。

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