ポインター・データ項目を指定した場合は、 関係演算子として EQUAL および NOT EQUAL のみが使用可能です。ポインター・データ項目は、USAGE POINTER として明示的に定義されている項目、 または USAGE POINTER として暗黙のうちに定義されている ADDRESS OF 特殊レジスターです。
比較に使われる 2 つのアドレスが結果的に同じ保管場所にあれば、 それらのオペランドは等しいことになります。
この比較条件は、IF、PERFORM、EVALUATE、および SEARCH のフォーマット 1 の各ステートメントの中で使用できます。フォーマット 2 の SEARCH ステートメント (SEARCH ALL) の中では使用できません。 ポインター・データ項目に適用可能な意味のある順序付けは存在しないからです。
フォーマット 2: データ・ポインターの比較条件 >>-+-ADDRESS OF--ID-1-+--+----+--+-----+--+-EQUAL--+----+-+-----> +-ID-2-------------+ '-IS-' '-NOT-' | '-TO-' | +-NULL-------------+ '-=-------------' '-NULLS------------' >--+-ADDRESS OF--ID-3-+---------------------------------------->< +-ID-4-------------+ +-NULL-------------+ '-NULLS------------'
以下の表は、USAGE POINTER、NULL、および ADDRESS OF に対して 可能な比較を要約したものです。