Rational Developer for System z バージョン 7.6

ロード・モジュール・アナライザー・メッセージ

このセクションで示すメッセージはすべて、大/小文字混在の英語で記述されています。 英語の大文字メッセージ・テキストは、大文字部分が同じです。

各メッセージには EQALMnnnx の形式の番号があります。 ここで、EQA はこのメッセージがロード・モジュール・アナライザー・メッセージであることを 示し、nnn はメッセージ番号を示し、x は各メッセージの重大度レベルを示しています。 変数 x は以下の値のいずれかにすることができます。

I
通知 メッセージ。これはコマンド応答のある種の状況について注意を呼びかけるもので、プログラマーに役立つものです。
W
警告 メッセージ。これは期待どおりにならない可能性のある 事態、または Debug Tool が修正を試みた状態に注意を呼びかけるものです。
E
エラー・メッセージ。 これは、ロード・モジュール・アナライザーが検出したエラー、または修正できないエラーについて説明します。
S
重大な エラー・メッセージ。コマンドが間違ったデータ、制御ブロック、プログラム構造、その他これに類するものを参照している ことを表すエラーについて説明します。
U
回復不能 エラー・メッセージ。 これは、ロード・モジュール・アナライザーの進行を妨げているエラーについて説明します。

メッセージに用いられる記号

多くのロード・モジュール・アナライザー・メッセージには、メッセージを出すときにシステムが 挿入する情報が含まれています。 本書では、このような挿入した情報を、以下のようにイタリック体で示しています。

EQA1046I The breakpoint-id breakpoint is replaced.

ホスト上にあるロード・モジュール・アナライザーの部分は、そのホストで実行される デバッグ機能に関連するエラーを通知します。

EQALM000S
**** 不明なエラー ****
説明:

予期しないエラーまたは認識されないエラーが発生しました。

EQALM001E
**** filename を開くことができません ****
説明:

これは、ファイルを開くことができないことを示しています。

EQALM002I
**** EQAIN を開くことができません。すべてのメンバーが処理されます。****
説明:

EQAIN ファイルが割り振られませんでした。 EQALIB に割り振られている PDS(E) 連結のすべてのメンバーが処理されます。

EQALM003E
**** 不明なメンバーが SELECT ステートメントに指定されました ****
説明:

SELECT ステートメントに指定されたメンバーが EQALIB 連結に見つかりませんでした。

EQALM004E
**** 認識されない制御ステートメント ****
説明:

EQAIN ファイルの処理時に、認識されない制御ステートメントが検出されました。

EQALM005E
**** 作業域オーバーフロー ****
説明:

内部作業域がオーバーフローしました。

EQALM006E
**** エラー rc-reason がバインダー API から戻されました ****
説明:

メッセージに示された戻りコードおよび理由コードが、バインダー・インターフェース・モジュールから戻されました。 このメッセージのほかに、関連のある IEWBIND 戻りコードおよび理由コードを 示す EQALM999W メッセージがジョブ・ログに記録されることがあります。

EQALM007W
**** テキストが、認識されないオプションです ****
説明:

指定されたテキストは、サポートされないオプションです。

EQALM008S
**** Debug Tool は製品登録に失敗しました。 ****
説明:

このプログラムの有効なライセンスが現行システムにありませんでした。

EQALM009S
**** EQALMER2 をロードできません。 ****
説明:

示されたロード・モジュールが現行 STEPLIB やシステム・リンク・リストなどにありませんでした。このプログラムは、Debug Tool の日本語機能に付属する SEQAMOD データ・セットの一部です。

EQALM010E
**** EQALIB メンバー・リストを取得できません。RC が DESERV マクロから戻されました。****
説明:

メッセージに示された戻りコードは、DEServ 関数によって生成されたものです。 このエラーについては、データ機能プロダクトの該当する資料を参照してください。

EQALM011E
**** IEWBIND 関数からの戻りコード/理由コード: rc/reason
説明:

メッセージに示された戻りコードは、バインダー API から受信されたものです。

EQALM012S
**** ストレージを取得できません ****
説明:

処理に使用できるストレージが十分ではありませんでした。

プログラマーの応答:

領域サイズを大きくしてアプリケーションを再実行してください。

EQALM999W
error description
説明:

このメッセージは、オペレーター宛メッセージ (WTO) 経由でジョブ・ログに書き込まれます。 このメッセージには、IEWBIND によって戻されるエラーについての情報が記述されています。 メッセージに示された戻りコードと理由コードについては、該当するバインダー資料を参照してください。


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