Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


新規ファイルの処理

COBOL プログラムが、プログラム実行前に使用可能にされる新規ファイルにレコードを書き込む場合、DD ステートメント、環境変数、または割り振りでのファイル属性が、プログラム内の属性と矛盾しないようにしてください。

通常、ファイルを事前定義する場合には、最小限のパラメーターをコーディングするだけで済みます。ただし、データ・セットの長さ属性を明示的に設定する必要がある場合 (例えば、ISPF 割り振りパネルを使用している場合、または DD ステートメントがバッチ・ジョブ用であり、その中でプログラムが RECORD CONTAINS 0 を使用する場合)、次の指針に従ってください。

例えば、プログラムに可変長レコードを含むファイルの以下のコードが入っている場合、DD ステートメントまたは割り振りにおける LRECL 値は 54 になります。

FILE SECTION.
FD  COMMUTER-FILE-MST
    RECORDING MODE IS V
    RECORD CONTAINS 10 TO 50 CHARACTERS.
01  COMMUTER-RECORD-A   PIC X(10).
01  COMMUTER-RECORD-B   PIC X(50).


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