この例は、フィールドを非日付としておいたまま、比較ステートメントの中で DATEVAL 組み込み関数を使用するのが適切である事例を示しています。
プログラム内でフィールド Date-Copied が何回も参照されるが、その参照の大半はレコード間でその値を移動したり、印刷のために再フォーマットしたりするだけのものであると想定します。 1 つの参照箇所においてのみ、(他の日付との比較の目的で) その内容を日付であると見なしています。この場合、このフィールドは非日付としておいたまま、比較ステートメントの中で DATEVAL 組み込み関数を使用するのが適切です。以下に例を示します。
03 Date-Distributed Pic 9(6) Date Format yyxxxx. 03 Date-Copied Pic 9(6). . . . If Function DATEVAL(Date-Copied "YYXXXX") Less than Date-Distributed . . .
この例では、DATEVAL は Date-Copied を日付フィールドに変換し、比較を意味のあるものにしています。
関連参照
DATEVAL (Enterprise COBOL 言語解説書)