Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

SYNTAX

SYNTAX オプションは、回復不能エラーが生じない限り、MACRO オプションを指定した場合、プリプロセスの後でコンパイラーが、 引き続き構文検査に移ることを指定します。 コンパイラーが引き続きコンパイルを行うかどうかは、NOSYNTAX オプションで指定されたエラーの重大度によって 決まります。

構文図を読む構文図をスキップする   .---NOSYNTAX----+-------------+-.
   |               |    .-S-.    | |
   |               '-(--+-W-+--)-' |
   |                    '-E-'      |
>>-+-SYNTAX------------------------+---------------------------><
 

省略形: SYN、NSYN

SYNTAX
重大エラーまたは回復不能エラーが起こらない限り、プリプロセス後に 構文検査が継続されます。SYNTAX は NOSYNTAX(S) と同等です。
NOSYNTAX
プリプロセス後、処理は無条件に停止されます。
NOSYNTAX(W)
警告、エラー、重大エラー、または回復不能エラーが検出された場合は、 構文検査は行われません。
NOSYNTAX(E)
コンパイラーはエラー、重大エラー、または 回復不能エラーを検出すると、 構文検査を行いません。
NOSYNTAX(S)
コンパイラーは重大エラーまたは 回復不能エラーを検出すると、 構文検査を行いません。

NOSYNTAX オプションでコンパイルが終了すると、相互参照リスト、 属性リスト、およびソース・プログラムの後に続くその他のリストは 作成されません。

このオプションを使用すると、プリプロセッサーを使用する PL/I プログラムを デバッグするときに無駄な操作を省略することができます。

NOSYNTAX オプションが有効な場合は、CICS、XOPT または XOPTS オプションを介した CICS プリプロセッサーの指定が すべて無視されます。 これを使用すると、CICS 変換プログラムを起動する前に MACRO プリプロセッサーが 起動されます。


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