Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


アクションの選択項目のコーディング

ELSE は、2 つの処理アクション間での選択項目をコーディングする場合に使用します。(THEN という語はオプションです。) 3 つ以上の可能なアクションからいずれかを選択するようにするには、EVALUATE ステートメントを使用します。

IF condition-p
  statement-1
ELSE
  statement-2
END-IF

2 つの処理選択項目の一方がアクションを取らない場合は、IF ステートメントに ELSE を指定してもしなくてもかまいません。 ELSE 節はオプションであるため、IF ステートメントは次のようにコーディングすることができます。

IF condition-q
  statement-1
END-IF

このコーディングは、簡単な場合に適しています。 ロジックが複雑になった場合は、おそらく、ELSE 節を使用する必要があります。 例えば、処理選択項目の 1 つだけに対応するアクションがある、ネストされた IF ステートメントが あるとします。 その場合は、次のように、ELSE 節と CONTINUE ステートメントを 使用して IF ステートメントの NULL ブランチをコーディングすることができます。

IF condition-q
  statement-1
ELSE
  CONTINUE
END-IF

EVALUATE ステートメントは IF ステートメントの拡張形式であり、これを使用すると、IF ステートメントのネスト (論理エラーやデバッグ問題の一般的原因となる) を避けることができます。


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