Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

ソート・プログラムの使用準備

ソート・プログラムを使用するには、 まず必要とするソートのタイプ、データ内のソート・フィールドの長さとフォーマット、 データ・レコード長、ソートに使う補助記憶域と主記憶域の大きさを決めます。

使用する  PLISRTx エントリー・ポイントを決定するには、未ソート・データのソースと、 ソート済みデータの宛先を決める必要があります。 データ・セットと PL/I サブルーチンのどちらかを選択します。 データ・セットを使用する方がより分かりやすく、パフォーマンスも速くなります。 PL/I サブルーチンを使用すると、より高い柔軟性と機能性が得られ るため、データをソートする前に処理したり印刷することができ、ソート 済みの形のまま直ちにデータを使用することができます。 入力または出力の処理サブルーチンを使用するには、データ入出力処理ルーチンに目を通す必要があります。

エントリー・ポイント、データのソース、宛先を次に示します。

エントリー・ポイント ソース 宛先
PLISRTA データ・セット データ・セット
PLISRTB サブルーチン データ・セット
PLISRTC データ・セット サブルーチン
PLISRTD サブルーチン サブルーチン

使用するエントリー・ポイントを決定したならば、今度は、 データ・セットに関して次の事項を決定する必要があります。

PLISRTx への最初の引数である SORT ステートメント上で これらのオプションを指定します。 上記の事項を決定したならば、ソートするレコードに関して次の 2 点を決定する必要があります。

これらを  PLISRTx への 2 番目の 引数である RECORD ステートメント上で指定します。

最後に、ソート・プログラム用に確保しようとする主記憶域 と補助記憶域の大きさを決めなければなりません。 詳細については、ソート・プログラムに必要なストレージの決定を参照してください。


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