PL/I for MVS & VM と Enterprise PL/I では同じランタイム・メッセージの セットが共用されているため、よく理解して柔軟に解釈する必要のあるメッ セージが発行されることがあります。 例えばランタイムが、Enterprise PL/I プログラム内の UNDEFINEDFILE につ いてメッセージを発行した場合、Enterprise PL/I では現在 VM はサポート されていませんが、このメッセージでは、MVS と VM の両方の構成が示さ れます。 しかしその意味は明らかです。
また、GONUMBER コンパイラー・オプションを指定してコンパイルした場合 、ランタイム・メッセージでは、例外が発生した「ステートメント」が示されます。 Enterprise PL/I では、この「ステートメント」は、例外を発生させたス テートメントのソース・プログラム内の行番号です。
最後に、言語環境プログラム・ランタイムでのランタイム・メッセージの形式と内容は、OS PL/I ランタイムの場合とは異なります。 ランタイム・メッセージについての詳細な説明は、「z/OS 言語環境プログラム ランタイム・メッセージ」に記されています。