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COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


CICS プログラムのコンパイルおよび実行

COBOL for Windows TXSeries プログラムでは、スレッド・セーフ・バージョンの COBOL ランタイム・ライブラリーを使用する必要があります。 このようなプログラムをコンパイルする際には、THREAD コンパイラー・オプションを 使用します。

TRUNC(BIN) は、CICS で実行する COBOL プログラムに推奨されるコンパイラー・オプションです。ただし、BINARYCOMP、 または COMP-4 データ項目の値が切り捨てられていない値で、PICTURE の指定に準拠することが確実な場合は、TRUNC(OPT) を使用することにより、プログラムのパフォーマンスが向上する可能性があります。

EXEC CICS コマンド引数として、BINARYCOMP、または COMP-4 データ項目の代わりに COMP-5 データ項目を使用することができます。 COMP-5 データ項目は、 BINARY(NATIVE) および TRUNC(BIN) が有効な場合 には、BINARYCOMP、 または COMP-4 データ項目と同様に扱われます。

CICS Client を使用するプログラムには、PGMNAME(MIXED) コンパイラー・オプションを 使用する必要があります。

COBOL プログラムを分離型または組み込みの CICS 変換プログラムで 変換する際に、DYNAMNOLIB、 または NOTHREAD コンパイラー・オプションを使用しないでください。 それ以外の COBOL コンパイラー・オプションはサポートされます。

ランタイム・オプション: ASSIGN 文節で特定のファイル・システムが選択されていない場合は、FILESYS ランタイム・オプションを 使用して、ファイルに使用するファイル・システムを指定します。

関連概念
組み込みの CICS 変換プログラム

関連タスク
コマンド行からのコンパイル
TXSeries for Multiplatforms: CICS Application Programming Guide

関連参照
コンパイラー・オプション
FILESYS
付録B. zSeries ホスト・データ形式についての考慮事項


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