ODBC API で指定されたデータ型は、API 定義の ODBC C タイプによって定義されます。 示された ODBC C タイプの引数に対応する COBOL データ宣言を示します。
| ODBC C タイプ | COBOL 形式 | 説明 |
|---|---|---|
| SQLSMALLINT | COMP-5 PIC S9(4) | 符号付き短整数 (2 バイトの 2 進数) |
| SQLUSMALLINT | COMP-5 PIC 9(4) | 符号なし短整数 (2 バイトの 2 進数) |
| SQLINTEGER | COMP-5 PIC S9(9) | 符号付き長整数 (4 バイトの 2 進数) |
| SQLUINTEGER | COMP-5 PIC 9(9) | 符号なし長整数 (4 バイトの 2 進数) |
| SQLREAL | COMP-1 | 浮動小数点 (4 バイト) |
| SQLFLOAT | COMP-2 | 浮動小数点 (8 バイト) |
| SQLDOUBLE | COMP-2 | 浮動小数点 (8 バイト) |
| SQLCHAR | POINTER | 符号なし文字を指すポインター |
| SQLHDBC | POINTER | 接続ハンドル |
| SQLHENV | POINTER | 環境ハンドル |
| SQLHSTMT | POINTER | ステートメント・ハンドル |
| SQLHWND | POINTER | ウィンドウ・ハンドル |
COBOL の符号なし文字を指すポインターは、ヌル終了ストリングを指すポインターになります。ポインター項目のターゲットを PIC X(n) と定義します。n には、ヌル終了フィールドを表すのに十分な大きさの値を入れます。 ODBC API によっては、ヌル終了文字ストリングを引数として渡す必要があります。
zSeries ホスト・データ・フォーマットは使用しないでください。 ODBC API は、パラメーターがネイティブ・フォーマットであることを予期します。
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