IBM Enterprise COBOL for z/OS バージョン 3 リリース 3 における変更
- XML サポートが拡張されました。新しいステートメント XML GENERATE を使用して、COBOL データ・レコードの内容を XML 形式に変換できます。XML GENERATE では、Unicode UTF-16、または 1 バイト文字の EBCDIC コード・ページのいずれかでエンコードされる XML 文書を作成します。
- Debug Tool に次の新機能の追加および機能強化が行なわれました。
- COBOL SYSDEBUG ファイルを使用する際のパフォーマンスが向上します。
- 各国語データを使用するプログラムのデバッグがさらに容易になります。各国語データを定様式ダンプで、または Debug Tool の LIST コマンドを使用して表示する場合、データは、CODEPAGE コンパイラー・オプションで指定されたコード・ページを使用して、EBCDIC 表記に自動的に変換されます。Debug Tool の MOVE コマンドを使用して、各国語データ項目に値を割り当てでき、またグループ・データ項目との間で各国語データ項目を移動できます。各国語データを Debug Tool の条件コマンド (IF や EVALUATE など) での被比較値として使用できます。
- COBOL と Java の混合アプリケーション、COBOL クラス定義、およびオブジェクト指向構文を含む COBOL プログラムをデバッグできます。
デバッグ・サポートに対するこれらの機能拡張の詳細については、「Debug
Tool User’s Guide」を参照してください。
- 組み込み DB2 コプロセッサーを使用する場合に、DB2 バージョン 8 の SQL 機能がサポートされます。
- COBJVMINITOPTIONS 環境変数に指定するオプションの構文が変更されました。
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