Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


ASCII ファイルのラベルの処理

ASCII ファイルの標準ラベル処理は、EBCDIC ファイルの標準ラベル処理と同じです。システムは、ASCII コードを EBCDIC コードに変換してから処理します。

すべての ANS ユーザー・ラベルは任意指定です。ASCII ファイルは、ユーザー・ヘッダー・ラベル (UHLn) およびユーザー・トレーラー・ラベル (UTLn) を持つことができます。ファイルの始まりおよび終わりにおけるユーザー・ラベルの数に制限はありません。必要な数だけラベルを作成することができます。すべてのユーザー・ラベルは、長さが 80 バイトでなければなりません。

ユーザー・ラベルを作成または検査するには (ユーザー・ラベル出口)、USE AFTER STANDARD LABEL プロシージャーをコーディングしてください。 USE BEFORE STANDARD LABEL プロシージャーを使用することはできません。

テープ上の ASCII ファイルは、以下のようにすることができます。

ASCII テープ上のラベルは、ASCII コードのみでなければなりません。ASCII と EBCDIC の組み合わせが入っているテープは、読み取ることができません。


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