コンパイラーの SYSPRINT データ・セットの LRECL は 137 です。
新しいコンパイラーは、コードを生成する際に、旧版よりかなり多くの時間を必要とし、かなり多くの ストレージを使用する可能性があります。このことは、OPT(2) または OPT(3) を指定した場合に特に当てはまります。 これを指定した場合、コンパイルによっては 100M を超える領域を必要とし、またコンパイルに 数分を要する可能性があります。 オプション DFT(REORDER) を指定せずにオプション OPT(2) または OPT(3) を使用すると、この問題が 発生する可能性が高いため、この使用法は避ける必要があります。
領域サイズがコンパイルを実行するには小さすぎると、コンパイルは多くの場合、 次のメッセージを表示して終了します。
IBM1936I S Invocation of compiler backend ended abnormally.
また、この状態では、SYSOUT にコンパイラー・バックエンドからの 次のメッセージが出力されます。
SEVERE ERROR IBM5002: Virtual storage exceeded.
メッセージがこの組み合わせで表示された場合は、プログラムをいくつかの小さなプログラムに 分割するか、または領域サイズを大きくしてから再コンパイルする必要が あります。
新しいコンパイラーは、必ず ALL31(ON) を指定して、さらには 16MB ラインより上から取得された HEAP と STACK を使用して実行します。