Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


z/OS および UNIX のもとでの VSAM データ・セットの操作

VSAM ファイルを z/OS および UNIX のもとで使用する場合、アクセス方式サービス・プログラム (IDCAMS) コマンド、環境変数、 および JCL (ジョブ制御言語) に関していくつかの特別なコーディング上の考慮事項があります。

VSAM ファイルが 使用可能 となるのは、以下のすべての条件が真である場合です。

VSAM ファイルは、定義されていても、レコードが入ったことがなければ、利用不能 です。

VSAM 順次ファイルに対する OPEN ステートメントの完了時には、必ず戻りコード 0 が戻されます。

ファイルを空にするには、アクセス方式サービス・プログラム REPRO コマンドを使用してください。この方法でレコードを削除すると、ファイルの最も高い相対バイト・アドレス (RBA) が 0 にリセットされます。ファイルは事実上空になり、COBOL にとってはそれがレコードを含んだことがないかのように見えます。


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