Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


SQL ステートメントの成否の判断

DB2 は、SQL ステートメントの実行を終了すると、戻りコードを SQLCA 構造体に入れて送り (例外が 1 つあります)、操作が成功したか失敗したかを示します。プログラムは戻りコードをテストし、必要なアクションを取らなければなりません。

例外が起こるのは、プログラムが DSN のもとで、TSO バッチ・モード・モジュール IKJEFT01 の代替入り口点の 1 つ (IKJEFT1A または IKJEFT1B) から実行された場合です。この場合、戻りコードはレジスター 15 に入れて渡されます。

SQL ステートメントの実行後、RETURN-CODE 特殊レジスターの内容が有効でなくなる場合があります。 このため、SQL ステートメントが正常に実行され、COBOL プログラムが正常に終了した場合でも、ジョブ・ステップが未定義の戻りコードで終了することがあります。終了時に意味のある戻りコードが渡されるようにするには、プログラムを終了する前に、RETURN-CODE 特殊レジスターを設定します。

関連タスク   
DB2 アプリケーション・プログラミングおよび SQL ガイド (COBOL アプリケーションでの SQL ステートメントのコーディング)


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