Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


例: FILE-CONTROL の記入項目

次の表に示す FILE-CONTROL 記入項目の例は、QSAM 順次ファイル、VSAM 索引付きファイル、および行順次ファイル用です。

表 1. FILE-CONTROL 記入項目
QSAM ファイル VSAM ファイル 行順次ファイル

SELECT PRINTFILE1
   ASSIGN TO UPDPRINT2
   ORGANIZATION IS SEQUENTIAL3
   ACCESS IS SEQUENTIAL.4

SELECT COMMUTER-FILE1
   ASSIGN TO COMMUTER2
   ORGANIZATION IS INDEXED3
   ACCESS IS RANDOM4
   RECORD KEY IS COMMUTER-KEY5
   FILE STATUS IS5
      COMMUTER-FILE-STATUS
      COMMUTER-VSAM-STATUS.

SELECT PRINTFILE1
   ASSIGN TO UPDPRINT2
   ORGANIZATION IS LINE SEQUENTIAL3
   ACCESS IS SEQUENTIAL.4

  1. SELECT 節は、外部データ・セットと関連付けられる、COBOL プログラム内のファイルを選択します。
  2. ASSIGN 節は、プログラムのファイル名を実際のデータ・ファイルの外部名と関連付けます。外部名は、DD ステートメントまたは環境変数を使用して定義することができます。
  3. ORGANIZATION 節は、ファイルの編成を記述します。QSAM ファイルの場合、ORGANIZATION 節は任意指定です。
  4. ACCESS MODE 節は、レコードを処理する方式 (順次、ランダム、または動的) を定義します。QSAM ファイルおよび行順次ファイルの場合、ACCESS MODE 節はオプションです。これらのファイルの編成は常に順次です。
  5. VSAM ファイルの場合、使用する VSAM ファイルのタイプによって、FILE-CONTROL 段落に追加のステートメントを指定することができます。

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