Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


例: DATEVAL

次の例は、フィールドは非日付としておいたまま、比較ステートメントの中で DATEVAL 組み込み関数を使用するのが適切な場合を示しています。

フィールド Date-Copied はプログラム内で何度も参照されるが、 その参照の大半で、その値はレコード間で移動されるかまたは印刷のために 再フォーマット設定されるに過ぎないものと想定します。 1 つの参照箇所においてのみ、(他の日付との比較の目的で) その内容を日付であると見なしています。この場合、このフィールドは非日付としておいたまま、比較ステートメントの中で DATEVAL 組み込み関数を使用するのが適切です。以下に、その例を示します。

03  Date-Distributed Pic 9(6) Date Format yyxxxx.
03  Date-Copied      Pic 9(6).
. . .
If Function DATEVAL(Date-Copied “YYXXXX”) Less than Date-Distributed . . .

この例では、DATEVALDate-Copied を日付フィールドに変換し、比較を意味のあるものにしています。

関連参照
DATEVAL (「COBOL for Windows 言語解説書」)


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