Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

SYSTEM

SYSTEM オプションは、MAIN PL/I プロシージャーにパラメーターを 渡すのに使用するフォーマットを指定し、また一般的に、 プログラムが実行されているホスト・システムを示します。

構文図を読む構文図をスキップする             .-MVS--.
>>-SYSTEM--(-+-CICS-+-)----------------------------------------><
             +-IMS--+
             +-OS---+
             '-TSO--'
 

表 4 は、使用できるパラメーター・リストのタイプと、 指定したホスト・システムの下でどのようにプログラムが 実行されるかを示しています。 また、NOEXECOPS の暗黙の設定値も示しています。MAIN プロシージャーは、 このテーブル内で有効とされているパラメーター・リストのタイプのみを 受信しなければなりません。 追加の SYSTEM オプションのランタイム情報は、「z/OS 言語環境プログラム プログラミング・ガイド」にあります。.

表 4. SYSTEM オプション・テーブル
SYSTEM オプション
 
パラメーターの
タイプ・リスト
プログラムの稼働タイプ
 
NOEXECOPS
の暗黙指定の有無
SYSTEM(MVS) 1 つの CHARACTER ストリング、またはパラメーターなし。 z/OS アプリケーション・プログラム NO
または、任意のパラメーター・リスト。 YES
SYSTEM(CICS) ポインター CICS® トランザクション YES
SYSTEM(IMS) ポインター IMS™ アプリケーション・プログラム YES
SYSTEM(OS) z/OS UNIX パラメーター・リスト z/OS UNIX アプリケーション・プログラム YES
SYSTEM(TSO) CCPL を指すポインター TSO コマンド・プロセッサー YES

SYSTEM(IMS) では、すべてのポインターが BYVALUE で渡されると 想定されますが、SYSTEM(MVS) では、BYADDR で渡されると想定されます。

CICS 環境で実行される MAIN プロシージャーは、SYSTEM(CICS) または SYSTEM(MVS) を指定してコンパイルする必要があります。

SYSTEM(MVS) を指定してコンパイルされ、ランタイム・オプションが渡されずに実行される、 DB2 ストアード・プロシージャーなどのコードの MAIN プロシージャーの OPTIONS オプションには NOEXECOPS を指定することを強く推奨します。


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