STOP ステートメントは、オブジェクト・プログラムの実行を永続的または一時的に停止します。
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STOP リテラル を指定すると、 そのリテラルをオペレーターに知らせてからオブジェクト・プログラムの実行は中断します。プログラムの実行は、オペレーターの介入があった場合にのみ再開し、次の実行可能ステートメントから順に実行が継続されます。
STOP リテラル・ステートメントは、プログラムの実行中にオペレーターの介入が必要となる特殊な状況で使用すると便利です。これには、特殊なテープやディスクをマウントする必要がある場合や、特定の日次コードを入力する必要がある場合などがあります。ただし、オペレーターの介入が必要な場合には、 ACCEPT ステートメントや DISPLAY ステートメントを使用してください。
THREAD コンパイラー・オプションでコンパイルされるプログラム内で、STOP RUN または STOP リテラル を使用しないでください。
STOP RUN を指定すると、実行が終了し、システムに制御が戻されます。 文の中の一連の命令ステートメントにおいて、STOP RUN が最後のステートメントではない場合、または唯一のステートメントではない場合、STOP RUN の後にあるステートメントは実行されません。
STOP RUN ステートメントは、実行単位内のプログラムに定義されているすべての ファイルをクローズします。
呼び出すプログラムと呼び出されるプログラムの中で STOP RUN ステートメントを使用する場合は、 以下の表を参照してください。
| 終了ステートメント | メインプログラム | サブプログラム |
|---|---|---|
| STOP RUN | 呼び出し側プログラムへ戻る。 (それがシステムの場合は、アプリケーションを終了する。) | メインプログラムを呼び出したプログラムに直接。(それがシステムの場合は、アプリケーションを終了する。) |