/SECTION を使用すると、name セクションの記憶保護属性を指定することができます。 (name には大/小文字の区別があります)。
| /SECTION オプションの構文 |
|---|
|
デフォルト: セグメントのタイプに依存します。
省略形: /SEC
次の表に示されている属性を指定できます。
| 文字 | 属性設定 |
|---|---|
| E または X | EXECUTE2 |
| R | READ |
| S | SHARED |
| W | WRITE1 |
|
|
例えば次のコードは、.EXE ファイル内の dseg1 セクションに対し、EXECUTE または WRITE 属性ではなく、READ および SHARED 属性を設定します。
/SEC:dseg1,RS
デフォルトでは、以下の表に示すように、セクションに属性が割り当てられます。
| セグメント | デフォルト属性 |
|---|---|
| コード・セクション | EXECUTE、READ (ER) |
| データ・セクション | READ、WRITE (RW)、共用なし |
| CONST32_RO セクション | READ、SHARED (RS) |