手続き部では、1 つのプロシージャー は次のものから構成されています。
プロシージャー名 は、セクションまたは段落を識別するユーザー定義名です。
キーワード END DECLARATIVES の後、または宣言部分がない場合、セクションのヘッダーはオプションです。
宣言部分のセクションの優先順位番号は、 0 から 49 の範囲でなければなりません。
次のものには、優先順位番号を指定できません。
1 つのセクションは、次のセクション・ヘッダーの直前で終了するか、 手続き部の終わりで終了するか、または宣言部分の中でキーワードの END DECLARATIVES によって終了します。
優先順位番号が 0 から 49 のセグメントは固定セグメントです。優先順位番号が 50 から 99 のセグメントは独立セグメントです。
セグメントのタイプ (固定または独立) はセグメンテーションの機能をコントロールします。
固定セグメントでは、プロシージャーは常に最後に使われた状態になります。 独立セグメントでは、GOBACK ステートメントまたは EXIT PROGRAM ステートメントを実行した結果として制御が渡される場合を除き、異なる優先順位番号を持つセグメントから制御を受け取るたびにプロシージャーは初期状態になります。 独立セグメントで ALTER、SORT、および MERGE ステートメントを使用する場合の制限事項がステートメントの下に記述されています。
COBOL for Windows は、Standard COBOL 85 分割モジュールのオーバーレイ機能をサポートしていません。
段落の前には必ずピリオドを付けます。段落が置かれるのは常に見出し部のヘッダー、セクション、または他の段落の後であり、 これらはすべてピリオドで終わらなければならないからです。
宣言部分がない場合 (フォーマット-2)、手続き部の中に段落名は不要です。
1 つの段落は、次の段落名またはセクション・ヘッダーの直前で終了するか、 手続き部の終わりで終了するか、または宣言部分の中でキーワードの END DECLARATIVES によって終了します。
セクションの中に 1 つ以上の段落がある場合でも、すべての段落をセクションに入れる必要はありません。
実行は、宣言部分を除く手続き部の最初のステートメントから開始されます。ステートメントは、コンパイルを行うために記述してある順序で実行されますが、 ステートメントの規則が別の実行順序を指示している場合はこの限りではありません。
手続き部の終わりは、次のいずれかによって指示されます。