Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


グループ・レベルでのテーブルの初期化

英数字または国別グループ・データ項目をコーディングし、VALUE 文節でそれにテーブル全体の内容を割り当てます。 次に、従属データ項目で、OCCURS 文節を使用して個々のテーブル項目を定義します。

以下の例の英数字グループ・データ項目 TABLE-ONE は、TABLE-TWO の 4 個のエレメントそれぞれを初期化する VALUE 文節を使用しています。

01  TABLE-ONE                     VALUE “1234”.
    05 TABLE-TWO OCCURS 4 TIMES   PIC X.

以下の例の国別グループ・データ項目 Table-OneN は、従属データ項目 Table-TwoN の 3 個のエレメントそれぞれを初期化する VALUE 文節を使用しています (エレメントのそれぞれは暗黙的に USAGE NATIONAL です)。 英数字リテラルを使用する VALUE 文節 (以下に示されている) または国別リテラルを使用する VALUE 文節で国別グループ・データ項目を初期化できることに注意してください。

01  Table-OneN  Group-Usage National  Value “AB12CD34EF56”.
    05  Table-TwoN   Occurs 3 Times   Indexed By MyI.
        10  ElementOneN  Pic nn.
        10  ElementTwoN  Pic 99.

Table-OneN の初期化後に、ElementOneN(1) には NX“00410042” (「AB」の UTF-16 表現) が入り、国別 10 進数項目 ElementTwoN(1) には NX“00310032” (「12」の UTF-16 表現) が入ります。以下同様です。

関連参照
OCCURS 文節 (「COBOL for Windows 言語解説書」)
GROUP-USAGE 文節 (「COBOL for Windows 言語解説書」)


ご利用条件 | フィードバック

Copyright IBM Corporation 1996, 2008.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)