Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 コンパイラーおよびランタイム 移行ガイド


USE プロシージャーの優先順位

この違いは、包含されるプログラムに関連する USE プロシージャーの優先順位に影響を 与えます。

VS COBOL II リリース 3.x では、ファイル指定の USE プロシージャーがモード指定の USE プロシージャーより常に優先順位が高くなります。この優先順位は、適用できるモード指定の USE プロシージャーが現行プログラム内に存在する場合、または外部プログラム内の GLOBAL 属性を持つモード指定の USE プロシージャーがファイル指定のプロシージャーより「近い」場合にも当てはまります。

VS COBOL II リリース 4 および Enterprise COBOL では、USE プロシージャーの優先順位は、プログラムごとのレベル (現行プログラムから、それが包含しているプログラム、さらに最外部プログラムに向かって) に基づいて決まります。

Enterprise COBOL によって生成されたプログラムが VS COBOL II リリース 3.x プログラムで使用されていたものとは異なる USE プロシージャーを選択する場合は、以下のメッセージが出されます。
IGYSC2300-I
プログラム「program-name」内のファイル「file-name」について、モード指定の宣言が選択される可能性があります。実行結果が VS COBOL II リリース 3.x の場合とは異なる可能性があります。

ご利用条件 | フィードバック

このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)