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COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


サブクラス定義用の CLASS-ID 段落

CLASS-ID 段落を使用して、サブクラスに名前を付け、そのサブクラスがどの即時 Java または COBOL スーパークラスからその特性を継承するのかを示します。

Identification Division.                    Required
Class-id. CheckingAccount inherits Account. Required

上記の例で、定義されるサブクラスは CheckingAccount です。CheckingAccount は、サブクラス定義において Account として認識されているクラスのすべてのメソッドを 継承します。CheckingAccount メソッドが Account インスタンス・データに アクセスできるのは、Account クラスが、そのアクセスを可能にするために、属性 (get または set) メソッドを指定する場合に限られます。

ENVIRONMENT DIVISIONCONFIGURATION SECTIONREPOSITORY 段落に、即時スーパークラスの名前を 指定しなければなりません。オプションとして、外部で認識されているクラスの名前に スーパークラス名を関連付けることができます。また、定義中のサブクラスの名前 (上記の例の CheckingAccount) を REPOSITORY 段落に指定し、その対応する外部クラス名にそれを関連付けることもできます。

関連タスク
クラス定義用の CLASS-ID 段落
属性 (get および set) メソッドのコーディング
サブクラス定義用の REPOSITORY 段落


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