CICS 領域での実行時に、EXEC DLI は、CEETDLI または CBLTDLI への アクセスに「変換」されますか ?
EXEC DLI は、CEETDLI または CBLIDLI へのアクセスに「変換」されません。CICS 変換プログラムは、DFHELI への呼び出しを生成します。DFHELI への呼び出しは静的呼び出しでなければなりません (CICS 変換プログラムによって変換されたプログラムについては、NODYNAM コンパイラー ・オプションが必要です)。
CALL 'CEETDLI' は CICS プログラム内でサポートされますか ? 言語環境プログラムの もとで稼働する CICS プログラム内の CALL 'CBLTDLI' の場合はどうですか ?
CEETDLI は CICS 環境でサポートされません。(CICS は、DFHDLIAL で CEETDLI 入り口点を提供しません。) 言語環境プログラムのもとでは、CBLTDLI は CICS 環境でサポートされま す (CICS は、DFHDLIAL で CBLTDLI 入り口点を提供します)。
他の言語環境プログラム・サービスまたはユーザー作成の言語環境プログラム条件ハンドラーへの 明示的な呼び出しを含んでいるバッチまたは IMS DC アプリケーションがある場合、すべての IMS インターフェースで CBLTDLI ではなく CEETDLI を使用しなければなり ませんか ?
いいえ。プログラムまたは実行単位内のすべての呼び出しが CEETDLI である必要はありま せん。例外は、AIBTDLI インターフェースを使用している現行アプリケーションがある場合です。AIBTDLI は CEETDLI に変更してください。これは、CEETDLI が、ESTAE 処理の効率 を高め、呼び出しを AIBTDLI から CEETDLI に変更すること以外に論理の変更を必要としない ためです。
言語環境プログラム (および、COBOL プログラムと PL/I プログラムの混合に対するそのサポート) は、COBOL プログラムが CBLTDLI を使用する場合に、PL/I と VS COBOL II (または IBM COBOL) を含んでいるアプリケーションを引き続きサポートしますか、それともそのようなプログラムは CEETDLI に移行されなければなりませんか?
IMS の観点からは混合環境に問題はなく、プログラムを変更する必要はありません。移行の目的では、CBLTDLI と CEETDLI は同等であると見なしてください。
言語環境プログラムのもとでは、COBOL プログラムは引き続き CBLTDLI インターフェースを使用するこ とができます。言語環境プログラムのもとでは、OS/VS COBOL と PL/I の混合は認められないため、プログラム は VS COBOL II または Enterprise COBOL でなければならないことに注意してください。CEETDLI が CICS 環境でサポートされない点を除き、CBLTDLI と CEETDLI のどちらかを使用することができます。
IMS のもとで CBLTDLI インターフェースを使用するときに は、TRAP(OFF) ランタイム・オプションを指定する必要がありますか ?
いいえ。TRAP(OFF) は COBOL プログラムについては推奨されません。IMS のもとで CBLTDLI を使用するときには、言語環境プログラム条件処理を使用できない場合がいく つかあります。ただし、ABTERMENC(ABEND) を指定すると、重大エラー条件が発生した場合にデータベースの ロールバックが自動的に実行されます。詳細については、「言語環境プログラム プログラミング ガイド」を参照してください。
現在、CICS で OS/VS COBOL と VS COBOL II の両方のプログラムを実行しています。すべての VS COBOL II プログラムは AMODE 31 です。AMODE 24 の OS/VS COBOL プログラムがあるため、言語環境プログラムのランタイム・オプショ ン ALL31(OFF) を指定して実行しなければならないでしょうか ?
すべての VS COBOL II プログラムが AMODE 31 である場合は、ALL31(ON) を指定して実 行することができます。CICS のもとでは、OS/VS COBOL プログラムは独自の特殊な互換環境で稼働し、言語環境プログラムのランタイム・ オプションの影響を受けません。
IGZEDT4 は言語環境プログラムで提供されますか ?
はい。