Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


本書について

IBM® COBOL for Windows® へようこそ。本製品は、IBM が提供する Windows 2000 および Windows XP 対応の COBOL コンパイラーです。

ホスト用の COBOL とワークステーション用の COBOL には多少の違いがあります。COBOL for Windows と Enterprise COBOL for z/OS® の言語およびシステムの違いについての詳細は、付録A. ホスト COBOL との違いの要約を参照してください。

本書のアクセシビリティ

本書の XHTML 形式は、視覚障害のある方にご利用いただけます。

スクリーン・リーダーが、構文図やソース・コード例、ピリオドまたはコンマの PICTURE 記号を含む本文を正しく読み上げるようにするためには、スクリーン・リーダーを、すべての句読点を読み上げるように設定する必要があります。

本書の使い方

本書は、IBM COBOL for Windows プログラムの記述、コンパイル、リンク・エディット、および実行に役立ちます。さらに、オブジェクト指向クラスおよびメソッドの定義、メソッドの呼び出し、およびプログラムでのオブジェクトの参照を行うのに役立ちます。

本書は、アプリケーション・プログラムの開発の経験と、COBOL に関する多少の知識を前提としています。本書では、COBOL 言語の定義ではなく、プログラミングの目的に合った COBOL の使用に重点を置いています。COBOL 構文に関する完全な情報については、「COBOL for Windows 言語解説書」を参照してください。

また、本書では Windows の知識がある方を対象としています。Windows については、ご使用のオペレーティング・システムのマニュアルを参照してください。

略語

本書では、短縮形で使用される用語があります。最も頻繁に使用される製品名の省略形を以下にリストします。

使用される用語 長形式
CICS® IBM TXSeries®
COBOL for Windows IBM COBOL for Windows
DB2® Database 2™
RSD レコード順次区切りファイル・システム
STL 標準言語ファイル・システム

これらの略語のほかに、本書では「COBOL 85 標準」という用語が使用されています。この用語は、以下の規格の組み合わせを示します。

ISO 規格は、米国標準規格と一致しています。

その他の用語 (一般に理解されていない場合) は、初出時にイタリック体 で示され、巻末の用語集にリストされています。

構文図の読み方

本書中の構文図を読むには、以下の説明を参照してください。

詳細へのリンク。

 

例の示し方

本書では、コーディング技法を説明するために、サンプル COBOL ステートメント、プログラムの一部分、および短いプログラムの例が多く示されています。プログラム・コードの例は、小文字、大文字、または大/小文字混合で書かれており、これらのいずれでもプログラムを作成できることを示しています。

例を説明テキストと明確に区別する場合は、例はモノスペース・フォントで示されます。

テキスト内の COBOL キーワードとコンパイラー・オプションは、通常は、SMALL UPPERCASE (小さい英大文字フォント) で示されます。プログラム変数名などのようなその他の用語は、明確にするために、イタリック・フォント で示される場合があります。


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