CICS サブオプションの指定を複数の CBL ステートメントに分割することができます。 CICS サブオプションは累積的です。 コンパイラーは、複数のソースからのこれらのサブオプションを、指定された順に連結します。
例えば、JCL ファイルに以下のコードが含まれているとします。
//STEP1 EXEC IGYWC, . . .
//PARM.COBOL="CICS("FLAG(I)")"
//COBOL.SYSIN DD *
CBL CICS("DEBUG")
CBL CICS("LINKAGE")
IDENTIFICATION DIVISION.
PROGRAM-ID. COBOL1.
コンパイル時に、コンパイラーは次の CICS サブオプション・ストリングを組み込みの CICS 変換プログラムに渡します。
"FLAG(I) DEBUG LINKAGE"
連結ストリングは、グループの前後に引用符または単一引用符を付けてシングル・スペースで区切ります。 コンパイラーが同じ CICS サブオプションの複数インスタンスを検出した場合は、連結ストリングの中で最後に指定されたサブオプションが有効になります。コンパイラーでは、連結された CICS サブオプション・ストリングの長さは 4KB に制限されます。
関連参照
CICS