Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

マクロ・プリプロセッサー

マクロを使用すると、インプリメンテーションの詳細と演算対象のデータを隠し、演算だけを 表すように、共通に使用される PL/I コードを書くことができます。 汎用のサブルーチンと対照的に、マクロでは個別用途のコードだけを 生成できます。

コンパイラーのマクロ・プリプロセス機能の説明は、「PL/I 言語解説書」にあります。

マクロ・プリプロセッサーは、MACRO オプションまたは PP(MACRO) オプション を指定することによって起動できます。PP(MACRO) はオプションを付けずに指定することも、 以下にリストするいずれかのオプションを付けて指定することもできます。

これらすべてのオプションのデフォルトでは、マクロ・プリプロセッサーが OS PL/I V2R3 マクロ・プリプロセッサーと同じように動作するようになっています。

オプションを指定する場合、リストは引用符 (単一または二重で一致させる) で囲まなければなりません。例えば、FIXED(BINARY) オプションを指定するには、PP(MACRO(’FIXED(BINARY)’)) と指定します。

複数のオプションを指定したい場合は、コンマおよび/または、1 つ以上のブランクで 分離する必要があります。例えば、CASE(ASIS) および RESCAN(UPPER) オプションを指定するには、PP(MACRO(’CASE(ASIS) RESCAN(UPPER)’)) または、PP(MACRO("CASE(ASIS),RESCAN(UPPER)")) と指定することができます。オプションは、任意の順序で指定することができます。


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