Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


カタログ式プロシージャーの使用

カタログ式プロシージャーは、JCL の EXEC ステートメントに指定してください。

例えば、次の JCL は、Enterprise COBOL プログラムをコンパイルし、必要なデータ・セットを定義するために、IBM 提供のカタログ式プロシージャー IGYWC を呼び出します。

//JOB1      JOB1   
//STEPA     EXEC PROC=IGYWC
//COBOL.SYSIN DD *             
000100 IDENTIFICATION DIVISION
      * (the source code)
. . .
/*

ソース・コードの後の /* は省略できます。ソース・コードがデータ・セットに格納されている場合は、SYSIN DD * を、データ・セットを 記述する適切なパラメーターに置き換えてください。

これらのプロシージャーは、z/OS の一部であるすべてのジョブ・スケジューラーで使用することができます。スケジューラーは、不要なパラメーターを検出すると、それらを無視するか、または代替パラメーターで置き換えます。

コンパイラー・オプションがプロシージャーで明示的に指定されない場合、インストール時に設定されたデフォルト・オプションが適用されます。これらのデフォルト・オプションは、必要なオプションを含めた EXEC を使用してオーバーライドすることができます。

対応する DD ステートメントをオーバーライドすれば、階層ファイル・システム内のデータ・セットを指定することができます。 ただし、指定するコンパイラー・ユーティリティー・ファイル (SYSUTx) およびコピー・ライブラリー (SYSLIB) は MVS データ・セットでなければなりません。

カタログ式プロシージャーの呼び出し、EXEC ステートメントのオーバーライドと追加、および DD ステートメントのオーバーライドと追加の詳細は、言語環境プログラム情報の中で記載されています。


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