上記の各事項の決定が済めば、CALL PLISRTx ステートメントを作成する準備が整っています。 この作成は注意して行う必要があります。エントリー・ポイントおよび使用する引数に関しては 表 30 を参照してください。
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エントリー・ポイント |
引数 |
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PLISRTA ソート入力: データ・セット ソート出力: データ・セット |
(SORT ステートメント、RECORD ステートメント、ストレージ、戻りコード [、データ・セット接頭部、メッセージ・レベル、ソート手法]) |
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PLISRTB ソート入力: PL/I サブルーチン ソート出力: データ・セット |
(SORT ステートメント、RECORD ステートメント、ストレージ、戻りコード、 入力ルーチン [、データ・セット接頭部、メッセージ・レベル、ソート手法]) |
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PLISRTC ソート入力: データ・セット ソート出力: PL/I サブルーチン |
(SORT ステートメント、RECORD ステートメント、ストレージ、戻りコード、 出力ルーチン [、データ・セット接頭部、メッセージ・レベル、ソート手法]) |
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PLISRTD ソート入力: PL/I サブルーチン ソート出力: PL/I サブルーチン |
(SORT ステートメント、RECORD ステートメント、ストレージ、戻りコード、 入力ルーチン、出力ルーチン[、データ・セット接頭部、メッセージ・レベル、ソート手法]) |
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SORT ステートメント |
ソート・プログラムの SORT ステートメントが含まれた文字ストリング式。 ソート・フィールドとフォーマットを記述する。ソート・フィールドの指定を参照。 |
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RECORD ステートメント |
ソート・プログラム RECORD ステートメントが含まれた文字ストリング式。 データの長さとレコード・フォーマットを記述する。ソートするレコードの指定を参照。 |
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ストレージ |
ソート・プログラムで使用される主記憶域の最大値を示す 固定 2 進式。 DFSORT では、>88K バイトでなければならない。ソート・プログラムに必要なストレージの決定も参照。 |
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戻りコード |
精度 (31,0) の固定 2 進変数。
ソート・プログラムが完了するとこの中に
戻りコードが入る。
戻りコードの意味は次のとおり。
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入力ルーチン |
(PLISRTB および PLISRTD の場合のみ。) ソート・プログラムにレコードをソート出口 E15 で渡すのに 使用する PL/I 外部または内部プロシージャーの名前。 |
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出力ルーチン |
(PLISRTC および PLISRTD の場合のみ。) ソートがソート出口 E35 でソート済みレコード を渡す PL/I 外部または内部プロシージャーの名前。 |
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データ・セット接頭部 |
データ・セット SORTIN、SORTOUT、SORTWKnn、 または SORTCNTL を使用した場合に、そのデータ・セット名内 の 'SORT' デフォルト接頭部と置き換わる 4 文字の文字ストリング式。 このため、引数が "TASK" であれば、 データ・セット TASKIN、TASKOUT、TASKWKnn、および TASKCNTL を使用することができる。 この機能により、同一ジョブ・ステップ内でソート・プログラムを 複数呼び出すことができる。 この 4 文字は英字で始まらなければならず、予約名 PEER、BALN、 CRCX、OSCL、POLY、DIAG、SYSC、または LIST のいずれであってもならない。 後続引数のうちのいずれかが必要だが、この引数は必要でない場合、 この引数にはヌル・ストリングをコーディングしなければならない。 |
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メッセージ・レベル |
ソート・プログラムの診断メッセージの処理方法を示す
次のような 2 文字の文字ストリング式。
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ソート手法 |
(これは DFSORT では使用されない。互換性の
ためのみに存在。)
次のように、行おうとするソートのタイプを示す長さ 4 の文字ストリング。
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次の例は、 CALL PLISRTx ステートメントが通常とる形式を示しています。