Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


UNIX のもとでの DLL の作成

z/OS UNIX シェルから DLL を作成するには、cob2 オプショ ン -bdll を指定する必要があります。

cob2 -o mydll -bdll mysub.cbl

cob2 -bdll を指定すると、次のようになります。

DLL 定義サイド・ファイルの名前は、出力ファイル名に基づきます。 出力名にサフィックスが付いている場合は、そのサフィックスを x で置き換えて、サイド・ファイル名が作られます。例えば、出力ファイル名が foo.dll であれば、サイド・ファイル名は foo.x になります。

後で DLL を呼び出すモジュールを作成するときに DLL 定義サイド・ファイルを使用するには、リンクする必要のある他の任意のオブジェクト・ファイル (file.o) と一緒にサイド・ファイルを指定してください。 例えば、次のコマンドは、myappl.cbl をコンパイルし、DLL オプションを使用して myappl.o が DLL を参照できるようにし、リンクを行ってモジュール myappl を作成します。

cob2 -o myappl -qdll myappl.cbl mydll.x

例: UNIX のもとでの cob2 によるコンパイルおよびリンク


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