Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

INCDIR

INCDIR コンパイラー・オプションでは、 インクルード・ファイルを位置指定するために使用される検索パスに 追加されるディレクトリーを指定します。

構文図を読む構文図をスキップする   .-NOINCDIR-----------------------.
>>-+-INCDIR--(--‘directory name’--)-+--------------------------><
 
directory name
組み込みファイルを検索するディレクトリーの名前。INCDIR オプションを複数回指定できます。その場合、ディレクトリーは 指定された順序で検索されます。

バッチの場合を除いて、コンパイラーは次の順序で INCLUDE ファイルを探します。

  1. 現行ディレクトリー
  2. -I フラグまたは INCDIR コンパイラー・オプションで指定された ディレクトリー
  3. /usr/include ディレクトリー
  4. INCPDS コンパイラー・オプションで指定された PDS

バッチの場合は、このオプションは恐らく、DFT(LOWERINC) オプションとともに最も使用され、 形式「%include x;」のインクルードのみに影響を与えます。 これらのインクルードでは、x.inc という名前の HFS ファイルはまず、このオプションで指定されたディレクトリーで検索されます。 見つからなければ、x は、SYSLIB DD で指定された PDS(E) のメンバーである必要があります。 形式「%include dd(x);」のインクルードでは、HFS ファイルはインクルードされません。メンバー「x」は常に、指定された DD で指定された PDS のメンバーである必要があります。


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