PL/I プログラムは、レコード と呼ばれる情報単位の 処理と送信を行います。 レコードの集まりをデータ・セット と呼びます。 データ・セットは、PL/I プログラムの外部にある情報の物理的な 集まりです。 つまり、データ・セットは、PL/I またはその他の言語で書かれたプログラムや、 オペレーティング・システムのユーティリティー・プログラムによって、 作成、アクセス、または変更することができます。
PL/I プログラムは、ファイル と呼ばれるデータ・セットの シンボルによる表現または論理表現を使って、データ・セット内の情報を認識 したり処理したりします。 本章では、使用しているプログラム内で既知のファイルに データ・セットを関連付ける方法を説明します。 また、データ・セットの主要な 5 つのタイプ、 データ・セットの編成およびアクセス方法、および指定方法を理解しておく必要がある ファイルやデータ・セットの特性についても説明します。