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COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


テーブルの処理

テーブル は、合計額や月平均額のような同じデータ記述を持つデータ項目の集合です。テーブル名と、テーブル・エレメント と呼ばれる従属項目から構成されます。 テーブルは、配列に相当する COBOL 用語です。

この図は、1 次元テーブルと対応するストレージのレイアウトを示しています。

詳細へのリンク。

上記の例では、SAMPLE-TABLE-ONE が、テーブルを含むグループ項目です。TABLE-COLUMN は、3 回出現する 1 次元テーブルのテーブル・エレメントを指しています。

反復項目を別個の連続する項目として DATA DIVISION に定義するのではなく、DATA DIVISION 記入項目の OCCURS 文節を使用してテーブルを定義することができます。 この方法には、次のような利点があります。

テーブルは、プログラムの処理速度、特にレコードを探索する速度を高めるうえで大切なものです。

関連タスク
テーブルのネスト
テーブルの定義 (OCCURS)
テーブル内の項目の参照
テーブルに値を入れる方法
可変長テーブルの作成 (DEPENDING ON)
テーブルの探索
組み込み関数を使用したテーブル項目の処理
テーブルの効率的処理


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