LINAGE 文節は、論理ページの上下幅を行数で指定します。 オプションとして、さらにフッター域の開始行番号や、論理ページの上部マージンおよび下部マージンも指定できます (論理ページと物理ページは同じサイズであるとは限りません)。
LINAGE 文節は、OUTPUT または EXTEND としてオープンされている順次ファイルに対して有効です。ただし、RSD ファイルに対しては指定できません。
整数はすべて無符号でなければなりません。 データ名はすべて、無符号の整数データ項目として記述する必要があります。

LINAGE 文節で指定された論理ページ・サイズは、 FOOTING 句を除く各句で指定された値の合計です。 LINES AT TOP 句を省略した場合、上部マージンとしての前提値はゼロになります。同様に、 LINES AT BOTTOM 句を省略した場合、下部マージンとして前提値はゼロになります。各論理ページは、先行する論理ページの直後に置かれ、 両者の間には余分なスペースはありません。
FOOTING 句を省略した場合、前提値はページ本体の値に等しくなります (つまり整数-8 またはデータ名-5)。
OPEN OUTPUT ステートメントが実行される時点で、整数-8、整数-9、整数-10、および整数-11 の値が指定されていれば、これらの値を使用して、 このファイルの論理ページのページ本体、フッター域開始行、上部マージン、 下部マージンが決定されます。(上の図を参照。)プログラムが実行されている間、そのファイルに関して印刷されるすべての論理ページに対して、 これらの値が使用されます。
このファイルに対して OUTPUT 句を伴う OPEN ステートメントが実行される時点で、 最初の論理ページに関してのみ、データ名-5、データ名-6、データ名-7、データ名-8 によって、ページ本体、フッター域の開始行、上部マージン、下部マージンが決定されます。
ADVANCING PAGE 句を伴う WRITE ステートメントが実行される時点で、 またはページ・オーバーフロー条件が発生した時点で、データ名-5、データ-6、データ名-7、およびデータ名-8 の値が指定されていれば、これらの値を指定して、次の論理ページのページ本体、フッター域の開始行、上部マージン、下部マージンが決定されます。
外部ファイル結合子がファイル記述項目に関連付けられている場合、そのファイル結合子に関連付けられた実行単位内のすべてのファイル記述項目は、 次のようになっていなければなりません。
外部ファイルの紙送り制御文字の動作については、ADVANCING 句を参照してください。
SD の下の LINAGE 文節は構文チェックされますが、プログラムの実行には何も影響しません。