Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, 言語解説書

指数文字

ピクチャー文字 K と E は、浮動小数点 10 進数を記述する数字指定の 指数フィールドを区切ります。 指数フィールドは、浮動小数点の数字ピクチャー指定の最後のフィールドです。 ピクチャー文字 K と E を、同じピクチャー指定内に記入することはできません。

K
対応する桁の右側が指数フィールドであることを指定します。 この文字は、数字データ項目内の文字を指定するものではありません。
E
対応する桁に、指数フィールドの始まりを示す文字 E が入ることを指定します。

文字値の中では指数の値が調整されて、第 1 フィールド (小数部) の最初の有効数字が、ピクチャー指定内の 最初の数字指定子 (それがゼロ抑制文字であっても) に対応する桁に入るようにされます。

表 42 に、指数文字の例を示します。

表 42. 指数文字の例
 
ソース属性
ソース・データ
(定数フォーマット)
 
ピクチャー指定
 
文字値
 FLOAT(5)
FLOAT(5)
FLOAT(5)
 .12345E06
.12345E-06
.12345E+06
 V.99999E99
V.99999ES99
V.99999KS99
 .12345E06
.12345E-06
.12345+06
 FLOAT(5)
FLOAT(5)
FLOAT(5)
 -123.45E+12
001.23E-01
001.23E+04
 S999V.99ES99
SSS9.V99ESS9
ZZZV.99KS99
 -123.45E+12
+123.00Eb-3
123.00+02
 FLOAT(5)
FLOAT(5)
 001.23E+04
001.23E+04
 SZ99V.99ES99
SSSSV.99E-99
 +123.00E+02
+123.00Eb02

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