明示的なデータ属性 とは、COBOL コーディングに指定したデータ属性です。
暗黙のデータ属性 とは、デフォルト値のことです。プログラマーがデータ属性を明示的に指定しない場合には、 コンパイラーがデフォルト値を想定します。
例えば、データ項目の USAGE 文節は必ずしも指定する必要はありません。 USAGE を省略し、PICTURE 文節に記号 N を指定しない場合、デフォルトは USAGE DISPLAY で、暗黙のデータ属性になります。PICTURE 記号 N が使用され、NSYMBOL(DBCS) コンパイラー・オプションが有効であるときは、USAGE DISPLAY-1 がデフォルトです。NSYMBOL(NATIONAL) が有効であるときは、USAGE NATIONAL がデフォルトです。これは、暗黙のデータ属性です。