Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 言語解説書


RELATIVE KEY 文節

RELATIVE KEY 文節 (フォーマット 3) は、相対ファイル内の特定の論理レコードの相対レコード番号を指定するデータ名を識別します。

データ名-4
これは、その記述に PICTURE 記号 P が含まれない無符号の整数データ項目として定義しなければなりません。データ名-4 は、この相対ファイルに関連したレコード記述項目で定義してはなりません。つまり、RELATIVE KEY はレコードの一部ではありません。データ名-4 は修飾することができます。

データ名-4 をウィンドウ化日付フィールドにすることはできません。

START ステートメントを使用する場合のみ、 ACCESS IS SEQUENTIAL についてデータ名-4 は必須です。ACCESS IS RANDOM と ACCESS IS DYNAMIC が使用されている場合、データ-4 は必ず指定しなければなりません。 START ステートメントが出されるとシステムは、 RELATIVE KEY データ項目の内容を使用して順次処理を開始すべきレコードを判別します。

データ名-4 に値が指定されており、 START ステートメントが出されていない場合は、その値は無視され、処理はそのファイルの最初のレコードから開始されます。

相対ファイルを START ステートメントによって参照するときは、 そのファイルに対して RELATIVE KEY 文節を指定する必要があります。

外部ファイルでは、データ名-4 は外部データ項目を参照しなければならず、関連する各ファイル制御項目内の RELATIVE KEY 句は、それぞれその同じ外部データ項目を参照しなければなりません。

ACCESS MODE IS RANDOM 文節は、SORT ステートメントや MERGE ステートメントの USING 句または GIVING 句の中で指定されたファイル名に対しては使用できません。


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