APPLY WRITE-ONLY 節を使用すると、ブロック化可変長レコードの順次ファイルを作成する際に、バッファーおよび装置スペースを最適に使用することができます。
APPLY WRITE-ONLY を指定すると、バッファーは、次のレコードがバッファーの未使用部分に収まらない場合のみ切り捨てられます。APPLY WRITE-ONLY を指定しない場合は、最大サイズのレコードを収容できる十分なスペースが残っていないと、バッファーは切り捨てられます。
APPLY WRITE-ONLY 節が意味を持つのは、ブロック化可変長レコードの順次ファイルの場合だけです。
AWO コンパイラー・オプションは、すべての適格ファイルに暗黙の APPLY WRITE-ONLY 節を適用します。NOAWO コンパイラー・オプションが指定されると、ファイルに APPLY WRITE-ONLY 節が指定されていても、効力はありません。APPLY WRITE-ONLY 節の方が、NOAWO コンパイラー・オプションに優先します。
APPLY-WRITE ONLY 節を使用すると、入力ファイルがバッファー内のデータを処理せずに、レコード域を使用することがあります。これは、入力ファイルと出力ファイルの両方の処理に影響を与える可能性があります。
関連参照
AWO