Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

DATA ディレクティブ入出力

デバッグに GET DATA ステートメントと PUT DATA ステートメントを使うと、非常に有効であることがあります。 ただし、これらのステートメントを使うと、一般的にはパフォーマンスが低下という犠牲が伴います。 このパフォーマンスの低下は、変数リストを 使わずに GET DATA または PUT DATA を使うと、非常に大きくなります。

多くのプログラマーは、次の例に示す ように、ON ERROR コード内で PUT DATA ステートメントを使います。

on error
  begin;
    on error system;
   .
   .
   .
    put data;
   .
   .
   .
  end;

この場合、PUT DATA ステートメントで、 選択された変数のリストを組み込むことにより、プログラムがより最適化されます。

上記の例の ON ERROR ブロックには、PUT DATA ステートメントの 前に ON ERROR システム・ステートメントが含まれています。 これにより、PUT DATA ステートメントでエラーが起きても (このエラーは、 リストされる変数に無効な FIXED DECIMAL 値が含まれている場合に 起きる可能性がある)、ON ERROR ブロックのほかの場所でエラーが起きても、 プログラムが無限ループに入ることが回避されます。


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