Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


XML 文書のコード化文字セット

XML 文書は、下記のサポートされたコード・ページのいずれかでエンコードする必要があります。

国別データ項目で生成または構文解析される XML 文書は、Unicode UTF-16、CCSID 1200 でエンコードする必要があります。

XML GENERATE ステートメントの場合、英数字データ項目で生成される文書は、Unicode UTF-8、CCSID 1208、または下表で示された 1 バイト EBCDIC コード・ページのいずれかでエンコードする必要があります。表で示された CCSID は、XML GENERATE ステートメントの ENCODING 句でコーディングできます。

XML PARSE ステートメントの場合、英数字データ項目の文書は次のコード・ページでエンコードする必要があります。

XML PARSE ステートメントの ENCODING 句には、上述の XML PARSE の場合のように、サポートされた任意の CCSID をコーディングすることができます。

XML GENERATE および XML PARSE で使用する場合には、CODEPAGE コンパイラー・オプションには、この表で示された任意の CCSID (1208 を除く) をコーディングすることができます。

表 1. XML 文書のコード化文字セット
CCSID 説明
1208 Unicode UTF-81
1047 Latin 1 / オープン・システム
1140, 37 USA、カナダ、. . . ユーロ国別拡張コード・ページ (ECECP)、国別拡張コード・ページ (CECP)
1141, 273 オーストリア、ドイツ ECECP、CECP
1142, 277 デンマーク、ノルウェー ECECP、CECP
1143, 278 フィンランド、スウェーデン ECECP、CECP
1144, 280 イタリア ECECP、CECP
1145, 284 スペイン、ラテンアメリカ (スペイン語圏) ECECP、CECP
1146, 285 英国 ECECP、CECP
1147, 297 フランス ECECP、CECP
1148, 500 国際 ECECP、CECP
1149, 871 アイスランド ECECP、CECP
  1. Unicode UTF-8 (CCSID 1208) は、XMLPARSE(XMLSS) コンパイラー・オプションが有効である場合に、XML PARSE ステートメントでサポートされます。

サポートされていないコード・ページでエンコードされた XML 文書を構文解析するには、NATIONAL-OF 組み込み関数を使用して、まず文書を国別文字データ (Unicode UTF-16) に変換します。 特殊レジスター XML-NTEXT で処理プロシージャーに渡されるそれぞれの文書テキスト部分は、DISPLAY-OF 組み込み関数を使用して元のコード・ページに変換することができます。

関連参照     
CODEPAGE
  


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