静的変数の初期設定
プログラムのロード時に割り振られる変数 (つまり、静的変数) の場合、その変数はプログラムの実行中割り振られたままになっているので、INITIAL 属性で指定した値は 1 回だけ割り当てられます。
(フェッチされるプロシージャーの静的ストレージは、そのプロシージャーがロードさ
れるたびに割り振られ、初期設定されます。)
静的変数が INITIAL 属性を使用して初期設定される場合、その初期値は制限付き
式として指定されなければなりません。
エクステントの指定は、制限付き式でなければなりません。
静的変数を初期設定する際の制約事項は、次のとおりです。
- STATIC ENTRY 変数には LIMITED 属性がなければなりません
(LIMITED 属性を参照してください)。
- INITIAL は、静的フォーマット変数には使用することができません。
- INITIAL は、構造体または共用体の一部ではないラベル変数に使用することができます。
この場合、ラベル変数は CONSTANT 属性になります。
- INITIAL は、AREA 変数には無効です。
- 静的共用体のただ 1 つのメンバーだけが、INITIAL を指定できます。
- RESERVED 属性を持たない STATIC EXTERNAL 項目が、複数の
宣言で INITIAL 属性を指定された場合、指定された値はどのような場合でも同じでなけ
ればなりません。
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