z/OS DFSMS は、QSAM ファイルに合わせて、16 MB 境界より上または下にファイルの入出力データを保管するためのバッファーを自動的に割り振ります。
ほとんどの QSAM ファイルのバッファーは、16MB 境界より上に割り振られます。例外は次のとおりです。
- AMODE 24 で実行されるプログラム。
- DATA(24) および RENT オプションを指定してコンパイルされたプログラム。
- NORENT および RMODE(24) オプションを指定してコンパイルされたプログラム。
- NORENT および RMODE(AUTO) オプションを指定してコンパイルされたプログラム。
- EXTERNAL ファイル (ALL31(OFF) ランタイム・オプションが指定されている場合)。ALL31(ON) ランタイム・オプションを指定するためには、実行単位内のすべてのプログラムが 31 ビット・アドレッシング・モードで実行可能でなければなりません。
- TSO 端末に割り振られるファイル。
- 形式 S (スパン) レコードを持つファイル (ファイルが以下のいずれかである場合)。
- EXTERNAL ファイル (ALL31(ON) が指定されている場合でも)
- I-O-CONTROL 段落の SAME RECORD AREA 節で指定されたファイル
- I-O としてオープンされ、REWRITE ステートメントを使用して更新されるブロック化ファイル