Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

ライブラリー・ディレクトリーにある情報の取り出し

ライブラリー・ディレクトリーは、 データ・セットの先頭に置かれる一連のレコード (項目) です。1 つ以上のディレクトリー項目が各メンバーに存在します。 各項目には、メンバー名、ライブラリー内の メンバーの相対アドレス、および可変量のユーザー・データが入っています。

ユーザー・データは、メンバーを作成したプログラムによって挿入される情報です。 リンケージ・エディターで作成されたメンバー (ロード・モジュール) を参照する項目は、 システムのマニュアルに記載されている標準形式のユーザー・データを組み込みます。

PL/I プログラムを使ってメンバーを作成するときには、オペレーティング ・システムがユーザーに代わってディレクトリー項目を作成するので、 ユーザーはユーザー・データを書き込むことはできません。 ただし、アセンブラー言語マクロ命令を使用すると、メンバーを作成したり、独自の ユーザー・データを作成することができます。 このためにマクロ命令を使用する方法は、データ管理資料に 説明されています。


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