ENTRY ステートメント
ENTRY ステートメントは、プロシージャーの 2 次エントリー・ポイントを指定します。
ENTRY ステートメントは、2 次エントリー・ポイントを定義するプロシージャーの内部になければなりません。
反復実行を指定する DO グループ内に置くこと、または ON ユニットの内部で
あることはできません。
 .--------------.
V |
>>---entry-label:-+--ENTRY--+-------------------+--------------->
| .-,---------. |
| V | |
'-(---parameter-+-)-'
>--+--------------------------+--+------------------+--;-------><
| .-----------. | '-OPTIONS(options)-'
| V | |
'-RETURNS(---attribute-+-)-'
|
- entry-label
- プロシージャーへの 2 次エントリー・ポイントです。
- parameter
- パラメーター属性および プロシージャーへの引数の引き渡しを参照してください。
- RETURNS オプション
- RETURNS オプションとその属性を参照してください。
- OPTIONS オプション
- OPTIONS オプションとその属性を参照してください。
ENTRY ステートメントのパラメーターはすべて BYADDR でなければ
ならず、またプロシージャーが ENTRY ステートメントを含んでいる場合は、
そのプロシージャーに対する非ポインター・パラメーターは
すべて BYADDR でなければなりません。
ENTRY ステートメントを含むプロシージャーに RETURNS オプションが
指定されている場合 (または、プロシージャーに含まれる ENTRY ステートメント
に RETURNS オプションが指定されている場合) は、次のことが必須です。
- そのプロシージャーと ENTRY ステートメントの RETURNS オプションすべてに、
BYADDR 属性が指定 (または、コンパイル時オプション DEFAULT(RETURNS(BYADDR)) に
よって暗黙指定) されている。
- さらに、これらのエントリー・ポイントのいずれかを呼び出すルーチンすべてが、
RETURNS(BYADDR) を指定して入り口を宣言しているか、
DEFAULT(RETURNS(BYADDR)) コンパイラー・オプションを指定して
コンパイルされている。
プロシージャーに ENTRY ステートメントがあり、あるエントリー・ポイントには RETURNS 属性が
指定されているが、全エントリー・ポイントでは指定されていないときは、次の状
況で ERROR 条件が検出されます。
- プロシージャーが RETURNS 属性がないエントリー・ポイントに入力されたときに、
コードが式を使用して RETURN ステートメントを実行する場合。
- プロシージャーが、RETURNS 属性を持つエントリー・ポイントに入力されたときに、コードが式を使わずに RETURN ステートメントを実行する場合。
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