言語環境プログラムサービスを呼び出すには、そのサービス用の正しいパラメーターを指定した CALL ステートメントを使用してください。 CALL ステートメントの変数は、そのサービスに必要な定義を指定して、DATA DIVISION に定義します。
77 argument comp-1. 77 feedback-code pic x(12) display. 77 result comp-1. . . . CALL "CEESSSQT" using argument, feedback-code, result
上の例では、言語環境プログラム・サービス CEESSSQT は、変数 argument の平方根の値を計算し、この値を変数 result に入れて戻します。
フィードバック・コード・パラメーターを指定するかどうかを選択できます。 指定した場合、feedback-code に戻される値は、サービスが正しく 完了されたかどうかを示します。 フィードバック・コードではなく OMITTED を指定したときに、サービスが失敗すると、 言語環境プログラム条件が自動的に 言語環境プログラム 条件マネージャーに通知されます。 このような条件は、ユーザー作成条件処理ルーチンに組み込まれたリカバリー・ロジックによって処理するか、または 処理されない条件については、デフォルトの言語環境プログラム処理を許可することができます。 いずれの場合も、ロジックを作成して呼び出しを終えるたびにフィードバック・コードをチェックする必要がなくなります。
言語環境プログラムの呼び出し可能サービスを呼び出し、OMITTED をフィードバック・コードに指定すると、 サービスが成功した場合には RETURN-CODE 特殊レジスターが 0 に設定されます。サービスが失敗した場合には変更されません。 フィードバック・コードに OMITTED を指定しない場合は、サービスが成功したかどうかに関係なく、RETURN-CODE 特殊レジスターは常に 0 に設定されます。
関連概念
言語環境プログラム プログラミング・ガイド (一般呼び出し可能サービス)
関連参照
言語環境プログラム プログラミング・リファレンス (一般呼び出し可能サービス)
CALL ステートメント (Enterprise COBOL 言語解説書)