行順次ファイルは、階層ファイル・システム (HFS) に常駐し、印刷可能文字および特定の制御文字のみをデータとして含みます。 各レコードは、EBCDIC 改行文字 (X'15') で終了します (この文字はレコードの長さには含まれません)。
これらは順次ファイルなので、各レコードは入力順序に従って次々に入れられます。プログラムでは、これらのファイルを順次にのみ処理することができ、レコードを、それらがファイルに入っているのと同じ順序で検索します (READ ステートメントを使用して)。新しいレコードは、前のレコードの後に入れられます。
プログラムで行順次ファイルを処理するには、次のような COBOL 言語ステートメントを使用します。
レコードの作成後は、ファイル内でレコードの長さや位置を変えることはできず、また削除することもできません。
関連タスク
COBOL での行順次ファイルおよびレコードの定義
行順次ファイルの構造の記述
行順次ファイル用の入出力ステートメントのコーディング
行順次ファイルのエラーの処理
行順次ファイルの定義および割り振り
UNIX システム・サービス ユーザーズ・ガイド
関連参照
許可される制御文字