SSRANGE コンパイラー・オプションを使用して、アドレスが適切な範囲内にあるかどうかを調べます。
SSRANGE を使用すると、以下のアドレスが検査されます。
SSRANGE オプションが有効である場合、以下の両方の条件が真であれば、実行時に検査が行われることになります。
参照されたデータが入っているデータ項目の範囲外にあるアドレスが生成された場合は、エラー・メッセージが生成され、プログラムは実行を停止します。 メッセージでは、参照されたテーブルまたは ID、およびエラーが発生した行番号が識別されます。エラーの原因となった参照のタイプによっては、追加情報が提供されます。
与えられたデータ参照内のすべての添え字、指標、または参照修飾子がリテラルであり、データ項目の外側を参照する結果になる場合は、SSRANGE コンパイラー・オプションの設定値に関係なく、コンパイル時にエラーが診断されます。
パフォーマンスの考慮: SSRANGE が指定されると、パフォーマンスは少し低下することがあります。これは、それぞれの添え字付きまたは指標付き項目を検査するために必要なオーバーヘッドが余分にかかるためです。