JCL または TSO からコンパイルするときに、TEST(. . .,SEP,. . .) コンパイラー・オプションを指定すると、シンボリック・デバッグ情報テーブルは、 SYSDEBUG DD ステートメントで指定されるデータ・セットに書き込まれます。
//SYSDEBUG DD DSNAME=dsname,UNIT=SYSDA
SYSDEBUG データ・セットは、順次データ・セット、PDS または PDSE メンバー、あるいは HFS ファイルにすることができます。 SYSDEBUG データ・セットのレコード・フォーマット、レコード長、およびブロック・サイズの指定方法の詳細については、論理レコード長およびブロック・サイズに関する下記の関連参照を参照してください。
言語環境プログラム は、ダンプ・サービスのために SYSDEBUG を使用します。データ・セットの名前は、SYSDEBUG COBOL デバッグ・ファイル・ユーザー出口 (IGZIUXB) を使用して実行時に変更することができます。 デバッグ・ツール は、SET DEFAULT LISTINGS コマンド、ユーザー出口 EQAUEDAT、または EQADEBUG DD ステートメントを使用して、名前を変更したデータ・セットに送信することができます。
DD 名 SYSDEBUG に指定したデータ・セット名は、 複数の IBM 製品 (言語環境プログラム、デバッグ・ツール、Fault Analyzer、およびアプリケーション・パフォーマンス・アナライザーなど) が使用する可能性があります。詳細については、これらの個別製品の資料を参照してください。
関連タスク
言語環境プログラム カスタマイズ (COBOL デバッグ・ファイル名の修正)
Debug Tool User's Guide (Debug Tool が COBOL および PL/I の個別デバッグ・
ファイルの場所を探索する方法)
関連参照
論理レコード長とブロック・サイズ
TEST