Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, 言語解説書

本書で用いられる表記規則

本書での表記法を、以下に説明します。 例およびユーザーが提供する情報は、大文字と小文字の両方を使用して示されています。

本書で使用されている構文図には、以下の規則が適用されます。

矢印記号
構文図は、左から右、上から下へと線をたどって読んでください。
>>
ステートメントはここから始まります。
>
ステートメントの構文は次の行へ続きます。
>
ステートメントは前の行から続いています。
><
ステートメントはここで終わります。

完結したステートメント以外の構文単位の図は、> 記号で始まり、> 記号で 終わります。

規則
必須項目
必須項目は横線 (メインパス) に示します。
構文図を読む構文図をスキップする>>-REQUIRED_ITEM-----------------------------------------------><
 
オプション項目
オプション項目は、メインパスの下に示します。
構文図を読む構文図をスキップする>>-REQUIRED_ITEM--+---------------+----------------------------><
                  '-optional_item-'
 

メインパスより上にオプション項目を示すこともあります。これは 読みやすくするためで、ステートメントの実行には影響を及ぼしません。

構文図を読む構文図をスキップする                  .-optional_item-.
>>-REQUIRED_ITEM--+---------------+----------------------------><
 
複数の必須項目またはオプション項目
複数の項目から選択する場合には、それらの項目が縦に重なって、 スタックを形成しています。 複数の項目からいずれか 1 つを選択しなければならない 場合は、 スタック上の項目のうち、1 つがメインパス上に置かれます。
構文図を読む構文図をスキップする>>-REQUIRED_ITEM--+-required_choice1-+-------------------------><
                  '-required_choice2-'
 

項目がオプションである場合、 メインパスの下にある支線上に縦に並んだ項目として示されます。

構文図を読む構文図をスキップする>>-REQUIRED_ITEM--+------------------+-------------------------><
                  +-optional_choice1-+
                  '-optional_choice2-'
 
反復可能項目
メインパスの上方を通って左側へ戻る矢印は、項目が反復可能であることを 示します。
構文図を読む構文図をスキップする                  .-----------------.
                  V                 |
>>-REQUIRED_ITEM----repeatable_item-+--------------------------><
 

反復矢印の途中にコンマがある場合は、反復される項目をコンマで 区切らなければなりません。

構文図を読む構文図をスキップする                  .-,---------------.
                  V                 |
>>-REQUIRED_ITEM----repeatable_item-+--------------------------><
 

スタックの上の繰り返しを示す矢印は、 スタックから複数の選択項目を指定できることを示しています。

デフォルトのキーワード
IBM 提供のデフォルト・キーワードはメインパスより上に示され、 それ以外の選択項目はメインパスより下に示されます。 構文図の下にあるパラメーター・リストでは、デフォルト選択項目に 下線を付けてあります。
構文図を読む構文図をスキップする                  .-default_choice--.
>>-REQUIRED_ITEM--+-----------------+--------------------------><
                  +-optional_choice-+
                  '-optional_choice-'
 
フラグメント
構文図は、フラグメント (部分) に分割する必要がある場合があります。 フラグメントは文字またはフラグメント名を 用いて | A | のように表します。 フラグメントは主図のあとに置かれます。 次の例は、フラグメントの使い方を示したものです。
構文図を読む構文図をスキップする>>-STATEMENT--item 1--item 2--| A |----------------------------><
 
A:
 
|--+-item 3-+--KEYWORD--+-+--------+-+--------------------------|
   '-item 4-'           | '-item 5-' |
                        '-+--------+-'
                          '-item 6-'
 
置換ブロック
いくつかのパラメーターの集合を <A> のような 置換ブロックで表すことがあります。 例えば、/VERB という仮のコマンドで、 /VERB LINE 1/VERB EITHER LINE 1、または /VERB OR LINE 1 と入力することができます。
構文図を読む構文図をスキップする>>-/VERB--+-----+--LINE--line#---------------------------------><
          '-<A>-'
 

ここで、<A> は次のようになります。

構文図を読む構文図をスキップする>>-+-EITHER-+--------------------------------------------------><
   '-OR-----'
 
パラメーターの終わり
数値を持つパラメーターは記号 '#' で終わり、 名前であるパラメーターは 'name' で終わり、汎用とすることができる パラメーターは '*' で終わります。
構文図を読む構文図をスキップする>>-/MSVERIFY--+-MSNAME--msname-+-------------------------------><
              '-SYSID--sysid#--'
 

この例の MSNAME キーワードは名前の値をサポートし、 SYSID キーワードは数値をサポートします。


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