SQL コンパイラー・オプションを使用する場合、SQL INCLUDE ステートメントは、 ネイティブの COBOL COPY ステートメントと同じように扱われます (使用される検索パスやファイル拡張子など)。
したがって次の 2 行は同様に扱われます。 (EXEC SQL INCLUDE ステートメントを終了させるピリオドは必要です。)
EXEC SQL INCLUDE name END-EXEC. COPY name.
SQL の INCLUDE ステートメント内の name は、COPY text-name の場合と同じ規則に従い、REPLACING 句を持たない COPY text-name ステートメントと同様に処理されます。
COBOL では、SQL INCLUDE の処理に DB2 環境変数 DB2INCLUDE を使用しません。 ただし、標準の DB2 コピーブックを使用すれば、他の設定を行う必要はありません。 検索規則によって、SYSLIB を library-name として使用する必要がある場合、コンパイラーは、DB2 環境変数 DB2PATH (DB2 のインストール時に設定される) を 使用して SYSLIB の設定を拡張し、DB2 組み込みディレクトリーを含めることで、 コピーブックを検索します。 使用される SYSLIB ストリングは、基本的には %SYSLIB%;%DB2PATH%¥INCLUDE¥COBOL_A となります。
関連参照
コンパイラー指示ステートメント
COPY ステートメント
(「COBOL for Windows 言語解説書」)