Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

チェックポイント/再始動機能の使用

この章では、バッチ環境で長時間稼働するプログラムの実行途中で チェックポイントをとるために役立つ手段である PL/I チェックポイント/再始動機能 について説明します。

プログラム内の指定されたポイントで、プログラムの現状についての情報が、 データ・セットにレコードとして書き込まれます。 システム障害が原因でプログラムが終了したときに、この情報を使えば、 プログラムを全部実行し直す必要がなく、障害の発生地点の近くから プログラムを再始動することができます。

この再始動は、自動再始動または据え置き再始動のどちらもあり得ます。 自動再始動は、即時に実行される再始動です (ただし、 システム・メッセージで要求されたときに、オペレーターがそれを許可することを前提とします)。 据え置き再始動は、新しいジョブとして、あとから実行される再始動です。

システム障害が起きていなくても、プログラム内から自動再始動を要求することができます。

PL/I チェックポイント/再始動は、オペレーティング・システムの 拡張チェックポイント/再始動機能を使用します。 この機能については、参考文献に掲載したマニュアルを参照してください。

チェックポイント/再始動を使うには、次の操作を行う必要があります。

注:
プログラムで使用するデータ・セットに関連した制約事項に注意する必要があります。 この制約事項の詳細については、参考文献を参照してください。

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