Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


コンパイル・エラー・メッセージの形式

コンパイラーが発行する各メッセージには、ソース行番号、メッセージ ID、およびメッセージ・テキストが含まれます。

各メッセージの形式は次のとおりです。

nnnnnn IGYppxxxx-l message-text
nnnnnn
コンパイラーが処理している最後の行のソース・ステートメントの番号。ソース・ステートメント番号は、プログラムのソース印刷出力にリストされます。コンパイル時に NUMBER オプションを指定すると、それらは元のソース・プログラム番号になります。NONUMBER を指定すると、番号はコンパイラーによって生成された番号になります。
IGY
このメッセージが COBOL コンパイラーから出されたものであることを識別する接頭部。
pp
コンパイラーのどのフェーズまたはサブフェーズでエラーが発見されたかを識別する 2 文字。アプリケーション・プログラマーはこの情報を無視することができます。コンパイラー・エラーの疑いがあると診断した場合は、IBM にサポートを依頼してください。
xxxx
エラー・メッセージを識別する 4 桁の数字。
l
エラーの重大度レベルを示す文字 (I、W、E、S、または U)。
message-text
メッセージ・テキスト。エラー・メッセージの場合はエラーの原因となった条件の簡単な説明。

ヒント: FLAG オプションを使用してメッセージを抑止した場合は、プログラム内にさらにエラーがある可能性があることを認識しておいてください。


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