Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, 言語解説書

C フォーマット項目

複素数 (C) フォーマット項目は、複素数データ値の文字表記を記述するものです。 実数フォーマット項目 (real-format-item) で、データ・ストリーム中の 複素数データ値の実数部分と虚数部分を記述します。

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real-format-item
F フォーマット項目、E フォーマット項目、または P フォーマット項目のいずれか 1 つを 使用して指定します。 P フォーマット項目では、数字データを記述しなければなりません。

入力の場合は、入力ストリーム中に文字 I があると、CONVERSION 条件が起こります。

出力の場合は、文字 I が虚数部分に付けられることはありません。 2 番目の実数フォーマット項目 (1 つしかないときは最初の実数フォーマット項目) が F 項目か E 項目 の場合、虚数部分の値がゼロより小さいときにのみ符号が伝送されます。 実数フォーマット項目が P 項目の場合は、S、-、+ のいずれかのピクチャー文字が指定されているときにのみ符号が伝送されます。

I を付けたいときは、データ・リスト内の別個のデータ項目として、複素数項目を指定する変数のすぐあとに I を指定します。 そして、I にフォーマット項目 (A または P) を対応させます。 2 番目の実数フォーマット項目が指定された場合、これは無視されます。


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