Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 コンパイラーおよびランタイム 移行ガイド


VS COBOL II サブプログラムの場合

VS COBOL II サブプログラムにおいて SORT または MERGE ステートメントと共に使用した入力 または出力プロシージャーで GOBACK ステートメントを使用した場合、言語環境プログラムのもとでは、VS COBOL II ラン タイムのもとでの場合と異なる動作を示します。

VS COBOL II プログラムを言語環境プログラムのもとで実行しているとき、動作の違いが発生するのは 以下の場合です。

言語環境プログラムのもとでは、重大条件 IGZ0012S が発行されます。VS COBOL II のもとでは、サブプログラムはエラーなしで呼び出し元に戻ります。

以下に例を示します。
⋮
    SORT SD01
       ASCENDING KEY A3
       USING INP1
       OUTPUT PROCEDURE OUTPRO1.
⋮
OUTPRO1 SECTION.
⋮
    GOBACK.
    * With Language Environment, this GOBACK statement will
    * cause condition IGZ0012S.
注: 上記の例で、VS COBOL II の場合 (言語環境プログラムの場合と同様に)、SORT または MERGE を発行 する COBOL プログラムがメイン プログラムであれば、エラー・メッセージが 生成されます。

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