チェックポイントを設定するには、ジョブ制御ステートメントを使用し、ENVIRONMENT DIVISION の RERUN 節を使用してください。 それぞれの RERUN 節を特定の COBOL ファイルと関連付ける必要があります。
RERUN 節は、COBOL ファイル内の特定数のレコードが処理されるたびに、または END OF VOLUME に達したときに、チェックポイント・レコードをチェックポイント・データ・セットに書き込むことを指示します。RERUN 節は、EXTERNAL 属性で定義されたファイルには使用できません。
複数の COBOL ファイルからのチェックポイント・レコードを 1 つのチェックポイント・データ・セットに書きこむことができますが、チェックポイント・レコード専用の別個のデータ・セットを使用する必要があります。チェックポイント・レコードをプログラム・データ・セットの 1 つに組み込むことはできません。
制約事項: チェックポイント・データ・セットは順次編成でなければなりません。 チェックポイントを、VSAM データ・セット、または拡張形式 QSAM データ・セットに割り振られたデータ・セットに書き込むことはできません。 また、実行単位内のいずれかのプログラムが拡張形式 QSAM データ・セットをオープンしている場合にも、チェックポイントを取ることはできません。
チェックポイント・レコードは、DD ステートメントで定義されたチェックポイント・データ・セットに書き込まれます。 DD ステートメントでは、次のチェックポイント方式も選択します。
この方式は、ほとんどのプログラムで受け入れられます。チェックポイント・データ・セット上のスペースを節約し、最新のチェックポイントでプログラムを再始動することができます。
最後に取られたチェックポイント以外のチェックポイントでプログラムを再始動したい場合に、この方式を使用します。
標準 COBOL 85 に完全に準拠するには、複数チェックポイント方式を使用する必要があります。
ソート操作時のチェックポイントの場合、以下の要件があります。