基本英数字リテラルには、1 バイト文字のみを含めることができます。
基本英数字リテラルのフォーマットを以下に示します。
| フォーマット 1: 基本英数字リテラル |
|---|
“single-byte-characters” 'single-byte-characters' |
リテラルを囲んでいる引用符やアポストロフィは、プログラムのコンパイル時にリテラルから取り除かれます。
組み込みの引用符やアポストロフィを使用する場合、その文字が開始の区切り文字として使用されている文字 であるときは、2 つの引用符 (“”) またはアポストロフィ ('') で表現する必要があります。以下に例を示します。
“THIS ISN”“T WRONG” 'THIS ISN''T WRONG'
リテラルの開始の区切り文字として使用する区切り文字は、 そのリテラルの終了の区切り文字としても使用しなければなりません。 以下に例を示します。
'THIS IS RIGHT' “THIS IS RIGHT” 'THIS IS WRONG“
リテラル区切り文字としてアポストロフィまたは引用符を使用できます (APOST/QUOTE コンパイラー・オプションとは 無関係)。
英数字リテラルの中に含まれている他の句読文字はすべて、 そのリテラルの値の一部になります。
英数字リテラルの最大長は 160 バイトです。最小長は 1 バイトです。
英数字リテラルは、英数字データ・クラスおよびカテゴリーに属します (データ・クラスおよびカテゴリーについては、データのクラスとカテゴリーで解説しています)。
使用上の注意: 英数字リテラル内で X'00' から X'1F' の制御文字を表すために 16 進表記を使用します。 基本英数字リテラルでこれらの制御文字を指定すると、結果は予測不能です。