言語間通信 (ILC)
ILC は、C/C++ および PL/I プログラムで使用可能です。
次に、言語環境プログラムを持つホスト上で ILC を使用した場合と比較した、Windows ワークステーション上での ILC の動作の違いを示します。
- COBOL の STOP RUN、C の exit()、または PL/I の STOP を使用した場合は、終了動作に違いがあります。
- 調整された条件処理は、ワークステーション上にはありません。COBOL プログラム間で C の longjmp() を使用することは避けてください。
- ホスト上では、プロセス内で呼び出され、なおかつ言語環境プログラムに対応している最初のプログラムが、「メイン」プログラムと見なされます。Windows 上では、プロセス内で呼び出される最初のプログラムが、COBOL によるメインプログラムと見なされます。この違いは、実行単位 (メインプログラムで始まる実行単位) の定義に依存する言語セマンティクスに影響します。例えば、STOP RUN を使用すると、制御権はメインプログラムの呼び出し側に戻りますが、混合言語環境では、前述とは異なる結果になる可能性があります。
関連概念
COBOL ランタイム環境の事前初期設定
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