Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, 言語解説書

基底付き変数のための組み込み関数

ALLOCATE 組み込み関数を使用すれば、基底付き変数のストレージを獲得できます。また PLIFREE 組み込みサブルーチンを使用すれば、そのストレージを解放できます。 AUTOMATIC 組み込み関数を使用しても、基底付き変数のストレージを獲得できますが、 この関数を使用して獲得したストレージは、明示的に解放してはなりません。 AUTOMATIC 組み込み関数で割り振られたストレージは、それが割り振られているブロックが終了したときに自動的に解放されます。

ADDR 組み込み関数は、変数の先頭バイトを指すポインター値を返します。 ENTRYADDR 組み込み関数は、入り口が呼び出されたときに、最初に実行される命令のアドレスを示すポインター値を返します。 NULL 組み込み関数は、PL/I のヌル・ポインターを返し、SYSNULL 組み込み関数は、システ ムのヌル・ポインターを返します。

注:
NULL 組み込み関数と SYSNULL 組み込み関数は、同じように比較を行えますが、必ずし も等しいというわけではありません。 アプリケーション・プログラムの作成において、関数の等価性に依存するような記述をす べきではありません。

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