Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 コンパイラーおよびランタイム 移行ガイド


SOM ベースのオブジェクト指向 COBOL は利用不能

Enterprise COBOL は SOM ベースのオブジェクト指向 COBOL をサポートしていませんが、COBOL プログラムと Java プログラムの間の相互運用性のためのオブジェクト指向構文をサポートしています。Enterprise COBOL から SOM ベースのオブジェクト指向 COBOL が除去されたことにより、コンパイラー・オプション TYPECHK および IDLGEN も除去されました。その理由は、これらのオプションでは、実行のために SOM ベースのオブジェクト指向 COBOL が必要になるからです。SOM ベースのオブジェクト指向 COBOL を使用しているアプリケーションは、Java ペースのオブジェクト指向 COBOL 構文へアップグレードするために設計し直すか、プロシージャー型 (非オブジェクト指向) の COBOL に設計し直す必要があります。

詳細および互換性に関する考慮事項については、以下の章を参照してください。

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