Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


図の説明: VSAM ファイルでのエラー処理

この図は、VSAM ファイルでの入力エラーまたは出力エラー後の実行フローを示すフローチャートです。

次のステップは、入出力システム処理を示しています。

  1. ファイルに対して FILE STATUS 文節が指定された場合は、ファイル状況フィールドが設定されます。
  2. プログラムに次のエラー処理機能があるかどうかが、示されている順序で検査されます。
    1. ON INVALID KEY や AT END など、適用できる例外句。 例外句に関連する命令ステートメントが実行されます。
    2. USE AFTER EXCEPTION など、関連するエラー宣言型。 宣言型プロシージャーが実行されます。
    3. ファイルの FILE STATUS 文節
  3. エラー処理機能のいずれかが検出され、関連するコードが実行されると、 入出力システムは、I/O ステートメントの終わりに COBOL プログラムへ制御を戻します。 通常の処理を続行します。
  4. エラー処理機能が検出されない場合は、次のアクションが実行されます。
    1. OPEN または CLOSE ステートメントでエラーが発生した場合は、通常の処理が続行されます。
    2. READ や WRITE など 別の入出力ステートメントでエラーが発生すると、 実行単位が終了し、メッセージが表示されます。

図の説明の終わり。


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