上記の新旧 PL/I モジュール間の混合と条件処理に関する制約事項に対 応するためには、PL/I ソース・プログラムを実行単位に区分化する必要があ ります。
PL/I ソース・プログラムを実行単位に区分化する際には、十分に注意す る必要があります。 目的は、新旧の PL/I モジュールの混合に関するすべての制約事項を、定 義する実行単位の範囲内に収めることです。 例えば、プログラム A で CONTROLLED EXTERNAL 変数が定義され、 プログラム B で、この変数が参照されるとともに、プログラム C と共用さ れるファイル変数が作成される場合、これら 3 つのプログラム A、B、C を正常に動作させるには、これらをすべて Enterprise PL/I でコンパイルする 必要があります。
最後に、新旧のコードを混合する場合は、新旧のコンパイラー間での、さ まざまな言語構造体の処理方法の相違に注意する必要があります。詳しくは 、作業コードを変更する必要がある場合についてを参照してください。