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COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


プロシージャー・ポインターと関数ポインターの使用

プロシージャー・ポインター とは、USAGE IS PROCEDURE-POINTER 文節によって定義されるデータ項目です。 関数ポインター とは、USAGE IS FUNCTION-POINTER 文節によって定義されるデータ項目です。

ここでは、「ポインター」は、プロシージャー・ポインター・データ項目または関数ポインター・データ項目のどちらかを指します。プロシージャー・ポインター・データ項目または関数ポインター・データ項目は、以下の入り口点の入り口アドレス (ポインター) が入るように設定することができます。

ポインター・データ項目を設定するには、SET ステートメントを使用する必要があります。 以下に、その例を示します。

CALL 'MyCFunc' RETURNING ptr.
SET  proc-ptr  TO ptr.
CALL proc-ptr  USING dataname.

ポインター項目を、CALL identifier ステートメントで呼び出されるロード・モジュールの入り口アドレスに設定し、後でプログラムが呼び出されたモジュールをキャンセルしたとします。この場合、ポインター項目は未定義の状態になり、後でその項目を参照しても、結果は信頼できないものになります。

関連参照
PROCEDURE-POINTER 句 (「COBOL for Windows 言語解説書」)
SET ステートメント (「COBOL for Windows 言語解説書」)


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