Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


z/OS のもとでコンパイラーによって使用されるデータ・セット

次の表は、コンパイラーが使用する各データ・セットの機能、装置要件、および許可される装置クラスをリストしたものです。

表 1. コンパイラー・データ・セット
タイプ ddname 関数 必要か? 装置要件 許可される装置クラス HFS に常駐できるか?
入力 SYSIN1 ソース・プログラムの読み取り はい カード読取装置; 中間記憶装置 任意 はい
SYSOPTF コンパイラー・オプションの読み取り OPTFILE が有効な場合 カード読取装置; 中間記憶装置; 直接アクセス 任意 はい
SYSLIB または他のコピー・ライブラリー 1 ユーザー・ソース・ライブラリー (PDS または PDSE) の読み取り プログラムに COPY または BASIS ステートメントが含まれている場合 (LIB は必須) 直接アクセス SYSDA いいえ
ユーティリティー SYSUT1SYSUT2SYSUT3SYSUT4SYSUT62 コンパイル時にコンパイラーによって使用される作業データ・セット はい 直接アクセス SYSDA いいえ
SYSUT52 コンパイル時にコンパイラーによって使用される作業データ・セット プログラムに COPYREPLACE、または BASIS ステートメントが含まれている場合 (LIB は必須) 直接アクセス SYSDA いいえ
SYSUT72 リストを作成するためにコンパイラーによって使用される作業データ・セット はい 直接アクセス SYSDA いいえ
出力 SYSPRINT1 ストレージ・マップ、リスト、およびメッセージの書き込み はい プリンター; 中間記憶装置 SYSSQSYSDA、標準出力クラス A はい
SYSTERM 進行メッセージおよび診断メッセージの書き込み TERM が有効な場合 出力装置; TSO 端末   はい
SYSPUNCH オブジェクト・コードの作成 DECK が有効な場合 カード穿孔装置; 直接アクセス SYSSQSYSDA はい
SYSLIN コンパイラーからの出力およびリンケージ・エディターまたはバインダーへの入力としてのオブジェクト・モジュール・データ・セットの作成 OBJECT が有効な場合 直接アクセス SYSSQSYSDA はい
SYSADATA 関連データ・ファイル・レコードの書き込み ADATA が有効な場合 出力装置   はい
SYSJAVA クラス定義用の生成済み Java ソース・ファイルの作成 クラス定義をコンパイルする場合 (HFS ファイルでなければならない)   はい
SYSUDUMPSYSABEND、または SYSMDUMP ダンプの書き込み DUMP が有効な場合 (まれにしか使用されない) 直接アクセス SYSDA はい
SYSDEBUG オブジェクト・モジュールとは別のデータ・セットへの記号デバッグ情報テーブルの書き込み TEST(. . .,SEP,. . .) が有効な場合 直接アクセス SYSDA はい
SYSMDECK COPYBASISREPLACE、および EXEC SQL INCLUDE ステートメントの拡張の書き込み MDECK が有効な場合 直接アクセス SYSDA はい
  1. EXIT オプションを使用して、これらのデータ・セットからユーザー出口を提供することができます。
  2. これらのデータ・セットは単一ボリュームでなければなりません。

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