Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


VSAM ファイルの相対編成の指定方法

COBOL プログラム内では、VSAM RRDS ファイルは、ORGANIZATION IS RELATIVE 節を使用して識別してください。 各論理レコードを相対レコード番号に関連付けるには、RELATIVE KEY IS 節を使用します。

次の例は、相対キーに入れられた値によってランダムにアクセスされる相対レコード・データ・セット (RRDS) を示しています。

SELECT R-FILE
    ASSIGN TO RELATIVE-FILE
    ORGANIZATION IS RELATIVE
    ACCESS IS RANDOM
    RELATIVE KEY IS RFILE-RELATIVE-KEY
    FILE STATUS IS FSTAT-CODE VSAM-CODE.

ランダム化ルーチンを使用して、各レコード内のキー値をそのレコードの相対レコード番号と関連付けることができます。 レコード・キーを相対レコード番号に変換する技法は数多くありますが、最もよく使用されるのは除算 / 剰余技法です。 この技法では、キーをデータ・セット内のスロットの数で割って、商と剰余を出します。剰余に 1 を加算すると、結果は有効な相対レコード番号になります。

VSAM RRDS では、代替索引はサポートされません。


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