Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 プログラミング・ガイド


Java 例外の処理

JNI サービスを使用して、Java 例外を throw したり、catch したりします。

例外のスロー: COBOL メソッドから Java 例外をスローするには、次のいずれかのサービスを使用します。

throw したオブジェクトは、java.lang.Throwable のサブクラスの インスタンスにする必要があります。

Java 仮想マシン (JVM) は、呼び出しを含んでいるメソッドが完了して JVM に戻るまで、throw された例外を認識して処理することは行いません。

例外のキャッチ: Java 例外をスローした可能性があるメソッドを呼び出してから、次の手順を行うことができます。

  1. 例外が発生したかどうかをテストします。
  2. 例外が発生した場合は、その例外を処理します。
  3. 例外をクリアします (クリアが適切な場合)。

次の JNI サービスを使用します。

エラー分析を行うには、戻された例外オブジェクトによってサポートされるメソッドを 使用します。このオブジェクトは、java.lang.Throwable クラスのインスタンスです。

例: Java 例外の処理


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