ON EXCEPTION 句、ON SIZE ERROR 句、またはその他の言語構成要素を使用すると、プログラムの実行中に発生する可能性のあるエラー条件の大部分を処理することができます。 しかし、マシン・チェックなどの異常条件が発生すると、通常、アプリケーションは異常終了します。
しかし、Enterprise COBOL および 言語環境プログラムでは、 そのような条件が発生したときにユーザー作成プログラムが制御を獲得できる方法を提供しています。 言語環境プログラム条件処理を使用して、独自のエラー処理ルーチンを COBOL で書くことができます。それらは、プログラムの報告、分析、あるいは修正でさえも行うことができ、プログラムが実行を再開できるようにします。
言語環境プログラムがユーザー作成のエラー・プログラムに制御を渡すようにさせるには、まずその入り口点を 言語環境プログラムに対して示し、登録する必要があります。 PROCEDURE-POINTER データ項目を使用して、プロシージャー入り口点の入り口アドレスを言語環境プログラム・サービスに渡すことができます。
関連タスク
プロシージャー・ポインターと関数ポインターの使用