プログラムは、端末に関連したファイルからの入力が必要になると、 プロンプトを出します。 このプロンプトは、次の行にコロンを印刷してから、 コロンの次の行の 1 桁目にスキップするという形をとります。 これで、次のように、ユーザーが入力するのに 1 行全部を使用する ことができます。
: (データ入力用のスペース)
この種のプロンプトを 1 次プロンプトと呼びます。
1 次プロンプトを指定変更するには、データ要求の最後の項目をコロンに します。 2 次プロンプトは指定変更できません。 例えば、次の 2 つの PL/I ステートメントがあるとします。
PUT SKIP EDIT ('ENTER TIME OF PERIHELION') (A);
GET EDIT (PERITIME) (A(10));これによって、端末は次のものを表示します。
ENTER TIME OF PERIHELION : (automatic prompt) (space for entry of data)
ただし次のように、最初のステートメントで、出力の終わりにコロンがある場合、
PUT EDIT ('ENTER TIME OF PERIHELION:') (A);順序は次のようになります。
ENTER TIME OF PERIHELION: (space for entry of data)