英数字または国別グループ・データ項目をコーディングし、VALUE 文節でそれにテーブル全体の内容を割り当てます。 次に、従属データ項目で、OCCURS 文節を使用して個々のテーブル項目を定義します。
以下の例の英数字グループ・データ項目 TABLE-ONE は、TABLE-TWO の 4 個のエレメントそれぞれを初期化する VALUE 文節を使用しています。
01 TABLE-ONE VALUE “1234”.
05 TABLE-TWO OCCURS 4 TIMES PIC X.
以下の例の国別グループ・データ項目 Table-OneN は、従属データ項目 Table-TwoN の 3 個のエレメントそれぞれを初期化する VALUE 文節を使用しています (エレメントのそれぞれは暗黙的に USAGE NATIONAL です)。 英数字リテラルを使用する VALUE 文節 (以下に示されている) または国別リテラルを使用する VALUE 文節で国別グループ・データ項目を初期化できることに注意してください。
01 Table-OneN Group-Usage National Value “AB12CD34EF56”.
05 Table-TwoN Occurs 3 Times Indexed By MyI.
10 ElementOneN Pic nn.
10 ElementTwoN Pic 99.
Table-OneN の初期化後に、ElementOneN(1) には NX“00410042” (「AB」の UTF-16 表現) が入り、国別 10 進数項目 ElementTwoN(1) には NX“00310032” (「12」の UTF-16 表現) が入ります。以下同様です。
関連参照
OCCURS 文節
(「COBOL for Windows 言語解説書」)
GROUP-USAGE 文節
(「COBOL for Windows 言語解説書」)