COMPUTE ステートメントは、算術式の値を 1 つまたは複数のデータ項目に割り当てます。
COMPUTE ステートメントでは、算術演算を組み合わせることができますが、 その際、ADD、SUBTRACT、MULTIPLY、および DIVIDE ステートメントの規則による、 データ項目受け取りに関する制限はありません。
算術演算を組み合わせる場合、個々の算術ステートメントを列挙して記述するよりも、 COMPUTE ステートメントを使用するほうが効率的です。
基本浮動小数点データ項目を指定することもできます。
ID-1 または算術式 の結果 (あるいはその両方) が日付フィールドである場合、結果が ID-1 にどのように保管されるかについては、日付フィールドに関連する算術演算結果の保管を参照してください。ID-1 として年末尾型日付フィールドを指定した場合、算術式 の結果は非日付データにならなければなりません。
COMPUTE ステートメントが実行されると、算術式 の値が計算され、ID-1 によって参照される各データ項目の新しい値として保管されます。
1 つの ID、数字関数、またはリテラルから構成される算術式を使用すると、ID-1 によって参照されるデータ項目 (単数または複数) の値をその ID、関数、またはリテラルの値に等しく設定することができます。
算術式の中に年末尾型日付フィールドを指定することはできません。
ROUNDED 句の説明については、ROUNDED 句を参照してください。
SIZE ERROR 句の説明については、SIZE ERROR 句を参照してください。
この明示的範囲終了符号は、COMPUTE ステートメントの範囲を区切るために使用されます。 END-COMPUTE 句を使用することによって、 条件付き COMPUTE ステートメントを別の条件ステートメントにネストすることができます。 END-COMPUTE 句は、命令 COMPUTE ステートメントと共に使用することもできます。
詳しくは、範囲区切りステートメントを参照してください。