Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, 言語解説書

配列変数の初期設定

配列に指定した初期値は、行を主体とした順序で (最後の添え字が最も頻繁に変化する)、配列の連続している各エレメントに割り当てられます。 指定されている初期値が多過ぎる場合は、超過している値は無視されます。指定が十分でない場合は、残りの配列は初期設定されません。

ストリングの配列を初期設定するときは、ストリング反復因数と反復因数の両方を指定することができます。 どちらか一方だけを指定したときは、ストリング定数が括弧で囲まれていない限り、ストリング反復因数と見なされます。

反復因数は * で指定できます。この場合は、残りのエレメントがすべて指定された値で初期設定されます。

以下の例は、ストリング反復因数と反復因数の使用法 (および両者の違い) を 示しています。

区域変数は、割り振られると EMPTY 組み込み関数の値で初期設定されます。 区域変数の INITIAL 文節は無視されます。

INITIAL 属性内の項目の属性とデータ項目自体の属性とが異なっている場合は、 それらの属性の間に互換性がある限りにおいて、変換が行われます。

INITIAL 属性は、REFER 文節の対象として使用することはできません。


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