Enterprise COBOL と OS/VS COBOL の両方のプログラムを含んでいるロード・モジュールの場合、ロード・モジュールが、NORENT を指定してコンパイルされた Enterprise COBOL プログラムを
含んでいるときは、デフォルト AMODE 設定値をオーバーライドして AMODE(24) にする
必要があります。(RENT を指定してコンパイルされたプログラムの場合は、処置は必要ありません。リンケージ・エディターが正しい AMODE 設定を自動的に割り当てます)。
例外: 以下の場合は、デフォルト AMODE/RMODE 設定値をオーバーライドしないでください。
- AMODE
- NORES を指定してコンパイルされた VS COBOL II プログラムまたは任意
の OS/VS COBOL プログラムを含んでいるロード・モジュールの場合、リンケージ・
エディターのオーバーライドとして AMODE ANY または AMODE 31 を
指定しないでください。唯一の例外は、プログラムが、システムによってまたはシステム・サービスを介して
呼び出される外部入り口点であり、アプリケーションの論理が、適切な AMODE 切り替えによって、そのプログラムが AMODE 24 で入られることを
保証できる場合です。このようなプログラムは、他のプログラムを静的に呼び出すときは、AMODE を切り替え
ません。
- RMODE
- NORES および NORENT を指定してコンパイルされた VS COBOL II プログラムまたは
任意の OS/VS COBOL プログラムを含んでいるロード・モジュールの場合、リンケージ・
エディターのオーバーライドとして RMODE ANY を指定しないでください。これは、コンパイラーによって生成されたオブジェクト・モジュールに含まれている特定の
制御ブロックが 16MB 境界より下に置かれる必要があるためです。