XML-TEXT 特殊レジスターは、XML 構文解析時に定義され、USAGE DISPLAY で表される文書フラグメントを含みます。
XML-TEXT は、英数字カテゴリーの基本データ項目であり、長さはその中に含まれている XML 文書フラグメントの長さになります。XML-TEXT の長さは 0 から 134,180,862 バイトとすることができます。
対応する COBOL データ記述項目はありません。
ネストされたプログラムで使用される場合、 この特殊レジスターは最外部プログラムの GLOBAL 属性で暗黙的に定義されます。
ATTRIBUTE-NATIONAL-CHARACTER イベントと CONTENT-NATIONAL-CHARACTER イベントの場合を 除き、XML PARSE ステートメントのオペランドが英数字データ項目であり、RETURNING NATIONAL 句が XML PARSE ステートメントに指定されていないと、パーサーは XML-TEXT をイベントに関連付けられた文書フラグメントに設定してから、制御権を処理プロシージャーに転送します。
XML-TEXT が設定されると、XML-NTEXT 特殊レジスターは長さゼロになります。XML-NTEXT 特殊レジスターと XML-TEXT 特殊レジスターは、両方同時にゼロでない長さを持つことはできません。
LENGTH 関数または XML-TEXT 用の LENGTH OF 特殊レジスターを使用すると、XML-TEXT に含まれている バイト数を判別することができます。
XML-TEXT を受け取り項目として使用することはできません。