Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 コンパイラーおよびランタイム 移行ガイド


コプロセッサーに移行するときのコード・ページに関する考慮事項

分離プリコンパイラーと組み込みコプロセッサーでは、文字変換の処理方法に違いがあります。コプロセッサーの使用に変更する場合、以下の項目を表示して、 これらの違いを考慮してください。

SQL ステートメントのための COBOL および DB2 間のコード・ページ調整
プリコンパイラー: 調整はありません。SQL ステートメントの処理に対するコード・ページは、DB2 外部メカニズムおよびデフォルトによって決定されます。
コプロセッサー: SQL ステートメントのための COBOL および DB2 間のコード・ページ調整は、以下の SQLCCSID コンパイル・オプションによって異なります。
  • SQLCCSID:
    • COBOL CODEPAGE(ccsid) コンパイラー・オプションは、COBOL ステートメントおよび SQL ステートメントのホスト変数の処理に影響を与えます。
    • CCSID 処理は、 Enterprise COBOL V3R4 での SQL コプロセッサーと互換性があります。
  • NOSQLCCSID:
    • CODEPAGE(ccsid) コンパイラー・オプションは、COBOL ステートメントの処理に影響を与えるのみで、 SQL ステートメントの処理には使用されません。
    • SQL ステートメントの処理に対するコード・ページは、DB2 外部メカニズムおよびデフォルトによって決定されます。

SQLCCSID および NOSQLCCSID の詳細については、 『Enterprise COBOL for z/OS プログラミング・ガイド』の「COBOL および DB2 CCSID 判別」のセクションを参照してください。


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