Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

単一フラグおよび複数文字フラグ

z/OS UNIX ファミリーのコンパイラーでは、共通の標準フラグをいくつも 使用します。 各言語には、独自の追加フラグのセットがあります。

いくつかのフラグ・オプションは、フラグの一部となる引数をとります。 例えば、

pli samp.pli -I/home/test3/include

この場合、/home/test3/include は、INCLUDE ファイルが 検索される組み込みディレクトリーです。

それぞれのフラグ・オプションは、別々の引数 として指定してください。

表 11. z/OS UNIX の下で Enterprise PL/I によりサポートされるコンパイル時オプション・フラグ
オプション 説明
-c コンパイルのみ。
-e フェッチ可能なロード・モジュールに名前とエントリーを作成します。
-I<dir>* INCLUDE ファイルを検索するディレクトリーにパス <dir> を 追加します。-I の後にはパス名が必要です。1 つの -I オプション には 1 つのパスしか指定できません。 複数のパスを追加するには、複数の -I オプションを使用します。-I とパス名の間にスペースは入れないでください。
-O, -O2 生成されるコードを最適化します。 このオプションは -qOPT=2 と同等です。
-q<option>* コンパイラーに渡します。<option> はコンパイル時オプションです。 各オプションはコンマで区切り、各サブオプションは等号またはコロンで 区切ってください。-q<option> の間にスペースは入れないで ください。
-v コンパイルおよびリンクのステップを表示し、それらのステップを 実行します。
-# コンパイルおよびリンクのステップを表示しますが、それらのステップを 実行しません。
注:
* 指示のある個所に引数を指定しなければなりません。 そうしないと、予測できない結果となります。

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