Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 プログラミング・ガイド


例: 世紀ウィンドウの照会および変更

CEEQCEN および CEESCEN サービスを使用して、世紀ウィンドウの開始点を照会、設定、および復元する方法の例を次に示します。

この例では、CEEQCEN を呼び出して整数 (OLDCEN) を取得し、現行の世紀ウィンドウが何年前に始まったかを示します。次に、新しい値 (TEMPCEN) で CEESCEN を呼び出して、現行の世紀ウィンドウの開始点を新しい値に一時的に変更します。この世紀ウィンドウは 30 に設定されているため、CEESCEN 呼び出しに続く 2 桁年号は、現行のシステム日付より 30 年前から始まる 100 年間隔に属するものと想定されます。

最後に、一時的な世紀ウィンドウを使用して日付 (例示なし) を処理した後、再度 CEESCEN を呼び出して、世紀ウィンドウの開始点を元の値にリセットします。

 WORKING-STORAGE SECTION.
 77 OLDCEN  PIC S9(9) COMP.
 77 TEMPCEN PIC S9(9) COMP.
 77 QCENFC  PIC X(12).
 . . .
 77 SCENFC1 PIC X(12).
 77 SCENFC2 PIC X(12).
 . . .
 PROCEDURE DIVISION.
     . . .
** Call CEEQCEN to retrieve and save current century window
     CALL “CEEQCEN” USING OLDCEN, QCENFC.
** Call CEESCEN to temporarily change century window to 30
     MOVE 30 TO TEMPCEN.
     CALL “CEESCEN” USING TEMPCEN, SCENFC1.
** Perform date processing with two-digit years
     . . .
** Call CEESCEN again to reset century window
     CALL “CEESCEN” USING OLDCEN, SCENFC2.
     . . .
     GOBACK.

関連参照
付録E. 日時呼び出し可能サービス


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