コンピューター環境の記述
ENVIRONMENT
DIVISION (環境部) では、コンピューター環境に依存するプログラムの局面について記述します。
以下の項目を指定するには、
CONFIGURATION SECTION を使用します。
- プログラムをコンパイルするコンピューター (SOURCE-COMPUTER 段落)
- プログラムを実行するコンピューター (OBJECT-COMPUTER 段落)
- 通貨記号やシンボリック文字などの特殊な項目 (SPECIAL-NAMES 段落)
- ユーザー定義のクラス (REPOSITORY 段落)
INPUT-OUTPUT SECTION の FILE-CONTROL
および I-O-CONTROL 段落は、以下の目的に使用します。
- プログラム・ファイルの特性を識別および記述する。
- ファイルを、対応するシステム・ファイル名と直接的または間接的に関連付ける。
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必要に応じて、ファイルと関連付けられたファイル・システム (STL ファイル・システムなど) を識別する。
これは実行時に行うことも可能です。
- ファイルへのアクセス方法に関する情報を提供する。
例: FILE-CONTROL 段落
関連タスク
照合シーケンスの指定
シンボリック文字を定義する
ユーザー定義のクラスを定義する
オペレーティング・システムに対してファイルを識別する
関連参照
セクションおよび段落
(「COBOL for Windows 言語解説書」)
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