Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, プログラミング・ガイド

GET LIST ステートメントと GET DATA ステートメントの句読法

GET LIST ステートメントと GET DATA ステートメントの場合、 プログラマーがコンマを省略すると、端末から 送信される各論理行の終わりに、コンマが追加されます。 したがって、項目を別々の論理行に入力する場合は、項目を区切るための ブランクまたはコンマを入力する必要はありません。PL/I ステートメント GET LIST(A,B,C) に関しては、端末において以下のように 入力することができます。

:1
+:2
+:3

この規則は、文字ストリング・データの入力にも適用されます。 したがって、1 つの文字ストリングは 1 つの論理行として送信する 必要があります。 そうしないと、ブレークポイントにコンマが置かれます。 例えば、次のように入力したとします。

:'COMMAS SHOULD NOT BREAK
+:UP A CLAUSE.'

入力結果のストリングは、"COMMAS SHOULD NOT BREAK, UP A CLAUSE." となります。 行継続文字としてハイフンを用いれば、コンマは追加されません。

GET EDIT での自動埋め込み

GET EDIT ステートメントに関しては、行の 終わりにブランクを入力する必要はありません。 データは指定された長さまで埋め込まれます。 例えば次の PL/I ステートメントの場合、

GET EDIT (NAME) (A(15));

SMITH という 5 文字を入力できます。 データは 10 個のブランクで埋め込まれ、プログラムは次のように 15 文字 を受け取ります。

'SMITH          '
注:
単一のデータ項目は 1 つの論理行として送信する必要があります。 そうしないと、送信される最初の行に必要なブランクが埋め込まれ、 完了したデータ項目と見なされます。
端末入力での SKIP の使用

入力での SKIP の使用は、すべてファイルが端末に割り振られる ときに SKIP(1) として解釈されます。SKIP(1) は、現在使用可能な論理行にある未使用データをすべて無視するという 命令として扱われます。


Terms of use | Feedback

This information center is powered by Eclipse technology. (http://www.eclipse.org)