一般的に、COBOL 数値データは、一連の 10 進数字の桁として表示することができます。ただし、数値項目は、算術符号や通貨記号などの特殊な特性を持つこともできます。
算術演算を効率的に実行できるように数値データを定義、表示、および格納するには、次のようにします。
- 数値データを定義するには、PICTURE 節と、文字 9、+、-、P、S、および V を使用します。
- 数値データを表示するには、PICTURE 節と、MOVE および DISPLAY ステートメントと一緒に編集文字 (Z、コンマ、ピリオドなど) を使用します。
- 数値データの格納方法を制御するには、さまざまな形式を指定した USAGE 節を使用します。
- データ値が適切であるかどうかを妥当性検査するには、数値のクラス・テストを使用します。
- 算術を実行するには、ADD、SUBTRACT、MULTIPLY、DIVIDE、および COMPUTE ステートメントを使用します。
- 必要な通貨記号を指定するには、CURRENCY SIGN 節と適切な PICTURE 文字を使用します。