コメント行 とは、 行の標識域 (7 桁目) にアスタリスク (*) またはスラッシュ (/) を持つ行のことです。 コメントは、その行の領域 A および領域 B のどこにでも書くことができ、コンピューターの文字セットの文字を任意に組み合わせて書くことができます。
コメント行は、プログラム、メソッド、またはクラス定義のどの場所ででも使用できます。見出し部ヘッダーの前にコメント行を置くこともできますが、その場合には何らかの制御カード (例えば、PROCESS または CBL) を前に置く必要があります。
注: 制御カードとコメントが混在していると、制御カードによっては無効になるものがあり、それらがエラーと診断される場合があります。
複数コメント行も可能です。 各コメント行は、標識域のアスタリスク (*) またはスラッシュ (/) で開始する必要があります。
アスタリスク (*) が付いたコメント行は、出力リストでは、次に利用可能な行に出力されます。 その効果は、LINECOUNT コンパイラー・オプションによって決まります。 LINECOUNT コンパイラー・オプションの詳細については、「COBOL for Windows プログラミング・ガイド」を参照してください。スラッシュ (/) が付いたコメント行の場合、出力リストの現行ページが送られ、次のページの最初の行に出力されます。
コンパイラーはコメント行を文書として扱い、構文的なチェックをしません。