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COBOL for Windows バージョン 7.5 言語解説書


ウィンドウ化日付フィールドのセマンティクス

ウィンドウ化日付フィールドが算術式または算術ステートメントでオペランドとして使用されると、 世紀ウィンドウに関しては自動拡張されます。 しかし、ウィンドウ化日付を増大または減少した結果は、 その後の計算、比較、および保管操作においては、 やはりウィンドウ化日付として扱われます。

ウィンドウ化日付フィールドが以下の状況で使用された場合、それは拡張日付フォーマットに変換されたかのように扱われます。

拡張日付フォーマットへの変換の詳細は、ウィンドウ化日付フィールドが数字であるか、英数字であるかによって異なります。

世紀ウィンドウに 19nn の開始年を与えた場合、数字ウィンドウ化日付フィールドの年部分 (yy) は、次のように拡張されたかのように扱われます。

符号付き数字ウィンドウ化日付フィールドの場合、これは、年の表示が 2 種類あり得るということを意味します。例えばウィンドウ化西暦年の値 99 と -01 は両方とも 1999 として扱われます。これは 1900 + 99 = 2000 + -01 だからです。

英数字のウィンドウ化日付フィールドも同様に扱われますが、1900 または 2000 を加算する代わりに、19 または 20 の接頭部が使用されます。

例えば、比較条件のオペランドとして使用された場合、ウィンドウ化日付フィールドは以下のようになります。

01  DATE-FIELD  DATE FORMAT YYXXXX PICTURE 9(6)
                VALUE IS 450101.

上記のように定義されたウィンドウ化日付フィールドは、次のどちらかの値の拡張日付フィールドであるかのように扱われます。


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