Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.8, コンパイラーおよびランタイム 移行ガイド

IMS 環境での調整条件処理

言語環境プログラムと IMS の条件処理は調整を取って行われます。つまり、アプリケーシ ョンが IMS 環境で実行されているときにプログラム割り込みまたは異常終了が発 生した場合は、問題の発生個所がアプリケーションまたは IMS のどちらであ るかが、言語環境プログラムの条件マネージャーに対して通知されます。 問題が IMS 内で発生した場合、言語環境プログラム (および呼び出された HLL 固有の 条件処理ルーチンと同様に) は条件を IMS に戻してパーコレートします。

言語環境プログラムのランタイム・オプション TRAP(ON) を使用すると、 PL/I ルーチンから呼び出した PLITDLI および ASMTDLI の 両インターフェースに対する調整条件処理が、継続して言語環境プログラムによって サポートされます。

PTF UN4928 を適用した IMS/ESA 第 3 版、または IMS/ESA 第 4 版を 使用する場合は、CEETDLI、C ルーチンからの CTDLI、COBOL プログラム からの CBLTDLI、PL/I プログラムからの AIBTDLI、 および非 PL/I プログラムからの ASMTDLI の調整条件処理も 、言語環境プログラムによってサポートされます。

IMS の外部のアプリケーション内でプログラム割り込みまたは異常終了が 発生した場合、または重大度 2 以上のソフトウェア条件が IMS の外部で 発生した場合、言語環境プログラムの条件マネージャーは、「z/OS 言語環境プログラム プログラミング・ガイド」に記述されている 通常の条件処理を実行します。 このケースで、IMS がデータベース・ロールバックを実行できるようにする ためには、次のいずれかの処置を行う必要があります。


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