cob2 コマンドを使用するときは、入力ファイル名として以下のファイルを指定することができます。
| ファイル名 | 説明 | コメント |
|---|---|---|
| file.cbl | コンパイルおよびリンクされる COBOL ソース・ファイル | cob2 オプション -c を指定した場合は、リンクされません。 |
| file.a | アーカイブ・ファイル | リンク・エディット・フェーズで使用できるように、ar コマンドによって作成されます。 |
| file.o | リンク・エディットされるオブジェクト・ファイル | COBOL コンパイラー、C/C++ コンパイラー、またはアセンブラーによって作成することができます。 |
| file.x | DLL 定義サイド・ファイル | ダイナミック・リンク・ライブラリー (DLL) を参照するアプリケーションのリンク・エディット・フェーズで使用されます。 |
cob2 コマンドを使用すると、以下のファイルが現行ディレクトリーに作成されます。
| ファイル名 | 説明 | コメント |
|---|---|---|
| ファイル | 実行可能モジュールまたは DLL | cob2 オプション -o file を指定した場合に、リンカーによって作成されます。 |
| a.out | 実行可能モジュールまたは DLL | cob2 オプション -o を指定しなかった場合に、リンカーによって作成されます。 |
| file.adt | 入力 COBOL ソース・プログラム file.cbl に対応する関連データ (ADATA) ファイル | コンパイラー・オプション ADATA を指定した場合に、コンパイラーによって作成されます。 |
| file.dbg | 入力 COBOL ソース・プログラム file.cbl に対応する、デバッグ・ツール用の記号情報テーブル | コンパイラー・オプション TEST(. . .,SEP,. . .)を指定した場合に、コンパイラーによって作成されます。 |
| file.dek | ライブラリー処理からの拡張 COBOL ソース出力 | コンパイラー・オプション MDECK を指定した場合に、コンパイラーによって作成されます。 |
| file.lst | 入力 COBOL ソース・プログラム file.cbl に対応するリスト・ファイル | コンパイラーによって作成されます。 |
| file.o | 入力 COBOL ソース・プログラム file.cbl に対応するオブジェクト・ファイル | コンパイラーによって作成されます。 |
| file.x | DLL 定義サイド・ファイル | file.dll という名前の DLL を作成する場合に、cob2 リンク・フェーズで作成されます。 |
| class.java | Java クラス定義 (ソース) | クラス定義をコンパイルしたときに作成されます。 |