Rational Developer for System z
Enterprise COBOL for z/OS バージョン 4.1 コンパイラーおよびランタイム 移行ガイド


静的 CALL ステートメントを使用する Enterprise COBOL プログラムの追加

CICS および非 CICS の両方で、静的 CALL ステートメントを使用して VS COBOL II プログラムを呼び出す Enterprise COBOL プログラムを作成できます。ただし、言語環境プログラムでロード・モジュールをリンク・エディットする場合は、適切なレベルの IGZEBST、つまり以下の VS COBOL II ブートストラップが必要です。

正しいレベルの IGZEBST ルーチンが存在しなければ、VS COBOL II プログラムが呼び出され たときにプログラム・チェックが発生します。

PN74000 がインストールされた VS COBOL II からの IGZEBST とリンク・エディットされた VS COBOL II アプリケーションは、言語環境プログラムで実行されますが、 言語環境プログラムのユーザー出口 (CEEBXITA) が制御を取得することはありません。この結果、機能が減ります。例えば、Debug Tool の簡単セットアップは使用できません。 IBM では、IGZEBST を持つすべてのアプリケーションを再リンクし、IGZEBST の以前のコピーを 言語環境プログラム for z/OS の新しいコピーと置き換えることを推奨します。

リンク・エディット JCL の例、または言語環境プログラム・ライブラリー SCEESAMP 内の サンプル・ジョブ (メンバー IGZWRLKA、IGZWRLKB、および IGZWRLKC) について は、リンク・エディットの例を参照してください。


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