完全フィールド拡張への移行
2000 年言語拡張を使用すれば、日付フィールドを完全に拡張するソリューションに向けて段階的に移行することができます。
以下の手順を実行します。
- 世紀ウィンドウ・ソリューションを適用し、より永続的なソリューションをインプリメントするためのリソースが用意されるまで、このソリューションを使用する。
- 内部ブリッジング・ソリューションを適用する。これは、ファイルでは 2 桁年号の形式で日付を保持した状態のまま、プログラムの中では拡張日付を使用する方法です。プログラムの本体の中ではロジックにそれ以上の変更を行わないので、全フィールド拡張ソリューションにより容易に進むことができます。
- ファイル設計およびデータベース定義を、4 桁年号の日付を使用するように変更する。
- COBOL コピーブックを、4 桁年号の日付フィールドを反映するように変更する。
- ユーティリティー・プログラム (または特殊な目的の COBOL プログラム) を実行して、古い形式のファイルから新しい形式にコピーする。
- プログラムを再コンパイルし、レグレッション・テストおよび日付テストを行う。
最初の 2 つのステップを完了したら、それ以降のステップは何回でも繰り返すことができます。すべてのファイルのすべての日付フィールドを同時に変更する必要はありません。この方法では、段階的に変換するファイルを、業務上の必要性または他のアプリケーションとのインターフェースなどを基準にして選択することができます。
この方式を使用する場合は、特別な目的のプログラムを作成してファイルを拡張日付形式に変換する必要があります。
例: 拡張日付形式へのファイルの変換
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