Rational Developer for System z
COBOL for Windows バージョン 7.5 言語解説書


XML-TEXT

XML-TEXT 特殊レジスターは、XML 構文解析中に、使用法 DISPLAY で表される文書フラグメントを含むように定義されます。

XML-TEXT は、英数字カテゴリーの基本データ項目であり、長さはその中に含まれている XML 文書フラグメントの長さになります。XML-TEXT の長さは、0 から 2,147,483,646 バイトです。

対応する COBOL データ記述項目はありません。

ネストされたプログラムで使用される場合、この特殊レジスターは最外部プログラムの GLOBAL 属性で暗黙的に定義されます。

ATTRIBUTE-NATIONAL-CHARACTER イベントと CONTENT-NATIONAL-CHARACTER イベントの場合を除き、XML PARSE ステートメントのオペランドが英数字データ項目であると、パーサーは XML-TEXT をイベントに関連付けられた文書フラグメントに設定してから、処理プロシージャーに制御権を移動します。

XML-TEXT が設定されると、XML-NTEXT 特殊レジスターは長さゼロになります。XML-NTEXT 特殊レジスターと XML-TEXT 特殊レジスターは、両方同時に長さゼロの値を持つことはできません。

LENGTH 関数または XML-TEXT 用の LENGTH OF 特殊レジスターを使用すると、XML-TEXT に含まれているバイト数を判別することができます。

XML-TEXT を受け取り項目として使用することはできません。


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