ベース ClearCase でのビューの内容の表示方法

ベース ClearCase® ビュー (UCM ストリームにアタッチされていないビュー) にどのバージョンが表示されるかは、次の 2 つのメカニズムによって決まります。

動的ビューでは、VOB から選択されたバージョンが view_server プロセスによってディレクトリ ツリーに構成されます。動的ビューで VOB データにアクセスするには、コンピュータ上で VOB をアクティブにする必要があります。

スナップショット ビューの構成仕様

スナップショット ビューの構成仕様には、ロード規則とバージョン選択規則の 2 種類の規則が含まれます。 次の図は、構成仕様の規則によって、スナップショット ビューに表示されるファイルが決定される仕組みを示します。

UNIX® システムまたは Linux® の場合:

VOB には、エレメント prog.c のバージョン 0 から 4 までの main ブランチが含まれます。ロード規則 (スナップショット ビュー) により、VOB 内のバージョンがユーザーの作業領域にコピーされます。
規則 element * /main/LATEST によりバージョン 4 が選択されます。cleartool コマンド ls -l ~/pat_v1.4_cropcircle_sv/guivob を実行すると、ビューで選択されたバージョンがリストされます。

Windows® システムの場合:

VOB には、エレメント prog.c のバージョン 0 から 4 までの main ブランチが含まれます。ロード規則 (スナップショット ビュー) により、VOB 内のバージョンがユーザーの作業領域にコピーされます。
規則 element * /main/LATEST によりバージョン 4 が選択されます。Rational ClearCase エクスプローラまたは Windows エクスプローラの詳細ペインに、ビューで選択されたバージョンがリストされます。

動的ビューの構成仕様 (Rational® ClearCase システムのみ)

動的ビューはバージョン選択規則のみを使用します (ロード規則はすべて無視されます)。

動的ビューでは、ご使用のコンピュータでマウントまたはアクティブにされているすべての VOB 内の全エレメントが選択され、バージョン選択規則に基づいてエレメントごとに 1 つのバージョンが選択されます。 このビューでは、バージョンが標準ファイルとしてコンピュータにコピーされるのではなく、MVFS (マルチバージョン ファイル システム) を使用して、VOB 内の選択されたデータがディレクトリ ツリーに編成されます。

バージョンの選択基準

構成仕様の規則は、ビューに表示するバージョンを決定するための強力で柔軟な手段です。たとえば、バージョン選択規則は以下の基準を指定することができます。

バージョン選択規則には優先順位が付けられます。たとえば、ビューはまずラベルで識別されたバージョン検索し、該当するバージョンがない場合は、時間規則に基づいてバージョンを選択するようにできます。

構成仕様構文の学習

通常、ソフトウェア チームの 1 人か 2 人が、これらの規則の構文を学習し、プロジェクトの全員が使用する構成仕様を作成します。構成仕様の規則について詳しくは、『IBM Rational ClearCase プロジェクト管理ガイド』、および『IBM Rational ClearCase コマンド リファレンス』の中の config_spec リファレンス ページを参照してください。

関連概念
ベース ClearCase でのファイルとディレクトリのマージについて
UCM プロジェクト内でビューのスコープを調整する前に
ベース ClearCase でのソフトウェア開発
ビューのタイプについて
関連タスク
ビューが選択するバージョンの変更 (Windows)
ビューが選択するバージョンの変更 (UNIX)

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