「セキュア・ストレージ」設定ページを使用して、パスワードのような 暗号化情報の保管を管理します。通常、このページの設定を変更することは ありません。ここに示すオプションは、大部分がトラブルシューティングを目的と しており、そのほかにシステム管理者やパワー・ユーザー向けの内容も含まれています。
「パスワード」タブには、マスター・パスワードのライフサイクルと パスワード・プロバイダーに関連する機能がまとめられています。
「パスワードのクリア」ボタンを押すと、メモリーにキャッシュされたマスター・パスワードがクリアされます。 これは、セキュア・ストレージのログアウトに類似しています。パスワード・プロバイダーの中には、オペレーティング・システムから資格情報を自動的に取得するものがあることに注意してください。これを防ぐには、オペレーティング・システムのアカウントからログアウトする必要があります。
「マスター・パスワード・プロバイダー」セクションには、現在使用可能なパスワード・プロバイダーのリストがあります。 デフォルトでは、最上位の優先順位を持つ使用可能なプロバイダーが、セキュア・ストレージに追加されるデータを暗号化するために使用されます。 優先順位の範囲は 0 から 10 までで、10 が最上位となります。パスワード・プロバイダーは、 誤動作したり、またはそれより優先順位の低いパスワード・プロバイダーを使用したい場合には、無効にできます。
データは、それを暗号化したプロバイダーでしか暗号化解除できないので注意してください。 このため、パスワード・プロバイダーのリストを変更しても、新規エントリーにしか反映されません。既存のエントリーのパスワード・プロバイダーは、そのデータを 保管しているアプリケーションでのみ上書き可能です。
デフォルトでは、すべてのパスワード・プロバイダーが使用可能になっています。
少なくとも一度以上使用された各パスワード・プロバイダーには、 マスター・パスワードが関連付けられています。 「パスワードの変更...」ボタンを使用すると、選択したパスワード・プロバイダーのマスター・パスワードを変更できます。
「パスワードの回復...」ボタンを押すと、「パスワード・リカバリー」ダイアログが開きます。パスワード・リカバリーの質問を構成してある場合に、マスター・パスワードを忘れてしまったときには、このオプションを使用してください。 マスター・パスワードが作成されたときに、パスワード・リカバリー・セットアップをキャンセルした場合、このボタンは使用不可になっています。パスワード・リカバリーの質問に対する回答は、パスワード・リカバリー・セットアップ時に指定したとおりに入力しなければなりません。回答は大/小文字が区別され、回答の内部にある空白は意味を持ちます。
「内容」タブには、デフォルトのセキュア・ストレージの内容が表示されます。
セキュア・ストレージは、ノードが情報のコンテキストを表し、各ノードに値が関連付けられているツリーとして編成されます。 ツリー内のノードを選択すると、そのノードと関連付けられた値のテーブルが表示されます。暗号化されていない形式で保管されている値はそのまま表示され、暗号化された値は「*********」と表示されます。
このタブの下部には、セキュア・ストレージ・データを保持するために使用する、実際のファイルのロケーションが示されています。
セキュア・ストレージの内容に対する変更を保存するには、「保存」をクリックします。
エラーからリカバリーするため、またはセットアップに加えられた変更を反映するために 保存データを削除するには、「削除」をクリックします。 この操作により、セキュア・ストレージのすべての内容が削除されます。 アプリケーションの他の部分が、削除したセキュア・ストレージの内容に依存している場合があります。 予期しないエラーを回避するために、セキュア・ストレージが削除された後にアプリケーションを再始動することをぜひお勧めします。
設定ページの「拡張」タブには、セキュア・ストレージに対するいくつかの調整機能が追加されています。
セキュア・ストレージによって使用される暗号化アルゴリズムは、このページから変更することができます。 ドロップダウン・リストには、セキュア・ストレージと互換性がある Java 仮想マシンによって提供される、見つかったアルゴリズムが表示されます。
暗号化アルゴリズムの変更は、変更後に保管されるデータにのみ適用されます。すでにセキュア・ストレージを作成済みの場合は、新規に選択した暗号化アルゴリズムを使用するために、そのセキュア・ストレージを削除して再作成する必要があります。
使用可能なアルゴリズムのリストは、Java 仮想マシンごとに異なっている可能性があり、Java セキュリティー・プロバイダー機構を使用してカスタム・アルゴリズムを提供することによって拡張されている可能性もあります。