イベント通知
システムでは、重要なイベントが検出されたときに、Simple Network Management Protocol (SNMP) トラップ、syslog メッセージ、およびコール・ホーム E メールを使用して、ユーザーとサポート・センターに通知を出すことができます。これらの通知方式を任意に組み合わせて、同時に使用することができます。 通知は、通常、イベントが出された直後に送信されます。ただし、一部のイベントは、保守アクションがアクティブであるために発生する場合があります。 推奨サービス・アクションがアクティブである場合、これらのイベントが通知されるのは、サービス・アクションが完了するときにこれらのイベントが引き続き未修正である場合のみです。
通知タイプが「エラー」または「警告」であるイベントは、イベント・ログにアラートとして表示されます。通知タイプが「情報」であるイベントは、メッセージとして表示されます。
SNMP トラップ
Simple Network Management Protocol (SNMP) は、ネットワーク管理とメッセージ交換のための標準プロトコルです。システムは、 担当者にイベントについて通知する SNMP メッセージを送信することができます。SNMP マネージャーを使用すると、システムが送信する SNMP メッセージを表示できます。 SNMP 設定値の構成および変更は、管理 GUI またはコマンド・ライン・インターフェースを使用して行えます。 最大で 6 つの SNMP サーバーを指定できます。
SNMP 用の管理情報ベース (MIB) ファイルを使用して、システムにより送信された SNMP メッセージを受信するようにネットワーク管理プログラムを構成できます。このファイルは、すべてのバージョンのソフトウェアからの SNMP メッセージで使用できます。SNMP の MIB ファイルについての詳しい情報は、 次の Web サイトにあります。
を検索し、次に MIB を検索します。SNMP の管理情報ベース (MIB) ファイルを見つけるには、ダウンロード結果に進みます。ダウンロード・オプションを見つけるには、このリンクをクリックします。
Syslog メッセージ
syslog プロトコルは、IP ネットワーク上で送信側から受信側にログ・メッセージを転送する標準プロトコルです。IP ネットワークは IPv4 または IPv6 のいずれかです。 システムは、 担当者にイベントについて通知する syslog メッセージを送信することができます。システムは、拡張形式または簡略形式のいずれかで syslog メッセージを送信できます。syslog マネージャーを使用して、システムが送信する syslog メッセージを表示できます。システムは、 ユーザー・データグラム・プロトコル (UDP) を使用して syslog メッセージを伝送します。最大 6 つの syslog サーバーを指定できます。syslog 設定の構成および変更は、管理 GUI またはコマンド・ライン・インターフェースを使用して行うことができます。
| IBM Spectrum Virtualize通知タイプ | Syslog レベル・コード | 説明 |
|---|---|---|
| ERROR | LOG_ALERT | 即時対応が必要なハードウェア交換を必要とする可能性がある障害。 |
| 警告 | LOG_ERROR | 即時対応が必要な障害。ハードウェア交換の必要はありません。 |
| INFORMATIONAL | LOG_INFO | 例えば、構成変更が行われた場合、あるいは操作が完了したときに使用される情報メッセージ。 |
| TEST | LOG_DEBUG | テスト・メッセージ |
| IBM Spectrum Virtualize値 | Syslog 値 | Syslog 機能コード | メッセージ・フォーマット |
|---|---|---|---|
| 0 | 16 | LOG_LOCAL0 | フル |
| 1 | 17 | LOG_LOCAL1 | フル |
| 2 | 18 | LOG_LOCAL2 | フル |
| 3 | 19 | LOG_LOCAL3 | フル |
| 4 | 20 | LOG_LOCAL4 | 簡略 |
| 5 | 21 | LOG_LOCAL5 | 簡略 |
| 6 | 22 | LOG_LOCAL6 | 簡略 |
| 7 | 23 | LOG_LOCAL7 | 簡略 |
コール・ホーム E メール
コール・ホーム機能は、お客様とサービス担当員に対して、運用データとイベント関連データを Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) サーバー接続を介してイベント通知 E メールの形で伝送します。この機能は、構成されると、ハードウェア障害および重大な構成の問題または環境の問題がある可能性についてサービス担当員に警告を出します。
E メールを送信するには、SMTP サーバーを少なくとも 1 つ構成する必要があります。最大 5 つの追加 SMTP サーバーをバックアップの用途で指定することができます。この SMTP サーバーは、管理 IP アドレスからの E メールの中継を許可することが必要です。次に、管理 GUI またはコマンド・ライン・インターフェースを使用して、E メールの設定 (連絡先情報および E メールの受信者を含む) を構成します。返信アドレスを有効な E メール・アドレスに設定します。 テスト E メールを送信して、すべての接続およびインフラストラクチャーが正しくセットアップされているか検査します。 コール・ホーム機能は、管理 GUI またはコマンド・ライン・インターフェースを使用していつでも使用不可にできます。
通知と一緒に送信されるデータ
- レコード・タイプ
- マシン・タイプ
- マシン・シリアル番号
- エラー ID
- エラー・コード
- ソフトウェアのバージョン
- FRU の部品番号
- クラスター (システム) 名
- ノード ID
- エラー・シーケンス番号
- タイム・スタンプ
- オブジェクト・タイプ
- オブジェクト ID
- 問題データ
- コンポーネント ID
- お客様番号
- 国別コード
- 第 1 連絡先と第 2 連絡先の連絡先名
- 第 1 連絡先と第 2 連絡先の連絡先電話番号
- 第 1 連絡先と第 2 連絡先の代替連絡先電話番号
- 勤務時間外電話番号
- 連絡先 E メール・アドレス
- マシン・ロケーション
- 北アメリカ、ラテンアメリカ、南アメリカまたはカリブ海諸島に配置されたシステムの場合、callhome1@de.ibm.com を使用してください。
- 世界のすべてのその他の場所に配置されているシステムの場合、callhome0@de.ibm.com を使用してください。