ストレージ・サブシステムのサービス

IBM Spectrum Virtualize™システムへの接続用にサポートされるストレージ・システムは、 並行保守を可能にする、予備コンポーネントおよびアクセス・パスによって設計されています。 ホストは、コンポーネントの障害および取り替えの間にも、 そのデータへのアクセスを継続します。

次のカテゴリーは、ストレージ・システムのサービス・アクションのタイプを表しています。
  • コントローラー・コードの更新
  • 現場交換可能ユニット (FRU) の取り替え

コントローラー・コードの更新

コントローラー・コードの更新については、以下のガイドラインを十分に理解しておく必要があります。

  • システムが、ストレージ・システムの並行保守をサポートしているかどうかを調べます。
  • ストレージ・システムが更新処理全体を調整できるようにします。
  • ストレージ・システムが更新処理全体を調整できない場合は、 以下の手順を実行します。
    1. ストレージ・システムのワークロードを 50% 削減する。
    2. ストレージ・システム用の構成ツールを使用して、更新するコントローラーからすべての論理装置 (LU) を手動でフェイルオーバーする。
    3. コントローラー・コードを更新する。
    4. コントローラーを再始動する。
    5. LU をその元のコントローラーに手動でフェイルバックする。
    6. すべてのコントローラーについて、繰り返す。

FRU の取り替え

FRU の取り替えについては、以下のガイドラインを十分に理解しておく必要があります。

  • 取り替えるコンポーネントが直接ホスト・サイドのデータ・パス内にある場合は (例えば、ケーブル、ファイバー・チャネル・ポート、またはコントローラー)、外部データ・パスを使用不可にして、更新に備えてください。 外部データ・パスを使用不可にするには、 ファブリック・スイッチ上の該当するポートを切断するか、使用不可にします。 システム ERP は、代替パス上でアクセスを転送します。
  • 取り替えるコンポーネントが内部データ・パス内にあって (例えば、 キャッシュまたはドライブ)、完全に障害を起こしているわけではない場合は、 必ずデータをバックアップしてから、コンポーネントの取り替えを試みてください。
  • 取り替えるコンポーネントがデータ・パス内にない場合は (例えば、 無停電電源装置 (uninterruptible power supply)、ファンまたはバッテリー)、コンポーネントは一般に二重冗長になっていて、追加のステップなしに取り替えることができます。