Fujitsu ETERNUS の構成
システムに接続できるようにするには、Fujitsu ETERNUS を構成する必要があります。 データ・アクセス上の問題を避けるために、正しい設定を使用することが重要です。
- IBM Spectrum Virtualize™・ホスト応答パターンを構成する。
- ホストの World Wide Name (WWN) を登録し、ホスト応答パターンに関連付ける。
- IBM Spectrum Virtualize・ボリュームのアフィニティー・グループをセットアップするか、LUN マッピングをセットアップする。
- IBM Spectrum Virtualize・システム用のストレージを作成または再割り当てする。
CA パラメーター
| オプション | Fujitsu ETERNUS の デフォルト設定 |
IBM Spectrum Virtualizeの必須設定 |
|---|---|---|
| ポート | CM#x CA#y Port#z (x: CM No., y: CA No., z: Port No.) | ターゲット・ポートを選択します |
| Connection | FC-AL | ファブリック |
| Set Loop ID | Auto | N/A (接続が「ファブリック」に設定されているため) |
| Loop ID | 昇順 | N/A (接続が「ファブリック」に設定されているため) |
| Transfer Rate | オートネゴシエーション | すべて |
| Frame Size | 2048 | すべて |
| Reset Scope | I_T_L | I_T_L |
| Release Reservation if Chip is Reset | 使用不可 | 使用不可 |
| オプション | Fujitsu ETERNUS の デフォルト設定 |
IBM Spectrum Virtualizeの必須設定 |
|---|---|---|
| Connection Topology/FC Connection Settings | FC-AL 接続 | ファブリック接続 |
| Service Class | クラス 3 | クラス 3 |
| FC Transfer Rate | 自動設定 | すべて |
| Reset Scope/Scope of LUR Actions | T_L | T_L 注: このオプションが正しく設定されていない場合、データ破壊が起こることがあります。
|
| Release Reservation upon Chip Reset | 使用可能/有効 | 使用可能/有効 |
| HP-UX Connection Setting | 使用不可 | 使用不可 |
| Frame Size Setting | 2048 | すべて |
| Affinity/Addressing Mode | Off | すべて |
ホスト応答パターン
IBM Spectrum Virtualize・システムでは、新しいホスト応答パターンを作成する必要があります。ホスト・アフィニティー/ホスト・テーブル設定値モードを使用する場合は、このホスト応答パターンを各 WWN に関連付ける必要があります。 ホスト・アフィニティー/ホスト・テーブル設定値モードを使用しない場合は、このホスト応答パターンをターゲット・ポートに関連付ける必要があります。
表 3 は、Fujitsu ETERNUS モデル DX60 S2、DX80 S2、DX90 S2、DX410 S2、および DX440 S2 のホスト応答パターンをリストします。
| オプション | Fujitsu ETERNUS の デフォルト設定 |
IBM Spectrum Virtualizeの必須設定 |
|---|---|---|
| 名前 | 最大 16 文字の英数字、スペース、および記号 (「,」(コンマ) と「?」を除く) | すべて |
| Byte-0 of Inquiry Response | 変換なし | 0x20 変換モード |
| Inquiry VPD ID Type | タイプ 3 | タイプ 1 |
| Inquiry Standard Data Version | バージョン 5 | デフォルト |
| Command Timeout Variable | デフォルト (25 秒) | デフォルト |
| Load Balance Response | ユニット・アテンション | ユニット・アテンション |
| Reservation Conflict Response to Test Unit Ready | 正常 | 競合 |
| Change Volume Mapping | 報告なし | 報告 |
| Volume Capacity Expansion | 報告なし | 報告 |
| Vendor Unique Sense Code | 報告なし | 報告なし |
| Host Specific Code | 正常 | 正常 |
| Asymmetric / Symmetric Logical Unit Access | アクティブ - アクティブ/PREFERRED_PATH | アクティブ - アクティブ/PREFERRED_PATH |
| iSCSI Discovery Reply Mode | All – すべてのポートに応答 | デフォルト |
| TPGS Mode (V10L35 or higher level only) | 使用可能 | 使用可能 |
| Sense Data Conversion | 変換なし | 変換なし |
表 4 は、Fujitsu ETERNUS Models DX8100 S2 および DX8700 S2 のホスト応答パターンをリストします。
| オプション | Fujitsu ETERNUS の デフォルト設定 |
IBM Spectrum Virtualizeの必須設定 |
|---|---|---|
| 名前 | 最大 16 文字の英数字、スペース、および記号 (「,」(コンマ) と「?」を除く) | すべて |
| Byte-0 of Inquiry Response | 変換なし | 0x20 変換モード |
| Inquiry VPD ID Type | タイプ 3 | タイプ 1 |
| Inquiry Standard Data Version | バージョン 5 | デフォルト |
| Command Timeout Variable | デフォルト (25 秒) | デフォルト |
| Load Balance Response | ユニット・アテンション | ユニット・アテンション |
| Reservation Conflict Response to Test Unit Ready | 正常 | 競合 |
| Change Volume Mapping変更ボリューム・マッピング | 報告なし | 報告 |
| Volume Capacity Expansion | 報告なし | 報告 |
| Vendor Unique Sense Code | 報告なし | 報告なし |
| Host Specific Code | 正常 | 正常 |
| Asymmetric / Symmetric Logical Unit Access | アクティブ - アクティブ | アクティブ - アクティブ |
| iSCSI Discovery Reply Mode | All – すべてのポートに応答 | デフォルト |
| TPGS Mode (V10L35 or higher level only) | 使用可能 | 使用可能 |
| Sense Data Conversion | 変換なし | 変換なし |
表 5 は、Fujitsu ETERNUS モデル DX100 S3、DX200 S3、DX500 S3、および DX600 S3 のホスト応答パターンのリストです。
| オプション | Fujitsu ETERNUS の デフォルト設定 |
IBM Spectrum Virtualizeの必須設定 |
|---|---|---|
| 名前 | 最大 16 個の文字、空白、および記号 ("," (コンマ) および "?" を除く) | すべて |
| LUN Addressing | 周辺装置アドレッシング | 周辺装置アドレッシング |
| LUN Expand Mode (Peripheral Device Addressing) | 使用不可 | 使用不可 |
| Asymmetric/Symmetric Logical Unit Access | アクティブ - アクティブ/PREFERRED_PATH | アクティブ - アクティブ/PREFERRED_PATH |
| TPGS Mode | 使用可能 | 使用可能 |
| TPG Referrals Mode | 使用不可 | 使用不可 |
| Peripheral Device Type (Peripheral Device Addressing) | 装置タイプなし (3Fh) | 未接続 (20h) |
| Peripheral Device Type (Flat Space Addressing) | 装置タイプなし (3Fh) | 装置タイプなし (3Fh) |
| SCSI Version | バージョン 6 | バージョン 6 |
| NACA | 使用不可 | 使用不可 |
| Device ID Type | タイプ 3 | タイプ 1 |
| Product ID | デフォルト | デフォルト |
| Reservation Conflict Response | 正常 | 予約競合 |
| Notify Change of Volume Mapping | 使用可能 | 使用可能 |
| Notify Change of Volume Expansion | 使用可能 | 使用可能 |
| Notify Vendor Unique Sense | 使用不可 | 使用不可 |
| Sense Data Conversion | 変換なし | 変換なし |
| Command Monitor Time | デフォルト (25 秒) | デフォルト (25 秒) |
| Load Balance Response Status | チェック条件/ユニット・アテンション | チェック条件/ユニット・アテンション |
| iSCSI Discovery Reply Mode | All - すべてのポートに応答 | All - すべてのポートに応答 |
| iSCSI Reservation Range | ストレージ・システム | ストレージ・システム |
表 6 は、Fujitsu ETERNUS Models DX8700 S3 および DX8900 S3 のホスト応答パターンをリストします。
| オプション | Fujitsu ETERNUS の デフォルト設定 |
IBM Spectrum Virtualizeの必須設定 |
|---|---|---|
| 名前 | 最大 16 個の文字、空白、および記号 ("," (コンマ) および "?" を除く) | すべて |
| LUN Addressing | 周辺装置アドレッシング | 周辺装置アドレッシング |
| LUN Expand Mode (Peripheral Device Addressing) | 使用不可 | 使用可能 |
| Asymmetric / Symmetric Logical Unit Access | アクティブ/アクティブ | アクティブ/アクティブ |
| TPGS Mode | 使用可能 | 使用可能 |
| TPG Referrals Mode | 使用不可 | 使用不可 |
| Peripheral Device Type (Peripheral Device Addressing) | 装置タイプなし (3Fh) | 未接続 (20h) |
| Peripheral Device Type (Flat Space Addressing) | 装置タイプなし (3Fh) | 装置タイプなし (3Fh) |
| SCSI Version | バージョン 6 | バージョン 6 |
| NACA | 使用不可 | 使用不可 |
| Device ID Type | タイプ 3 | タイプ 1 |
| Product ID | デフォルト | デフォルト |
| Reservation Conflict Response | 正常 | 予約競合 |
| Notify Change of Volume Mapping | 使用可能 | 使用可能 |
| Notify Change of Volume Expansion | 使用可能 | 使用可能 |
| Notify Vendor Unique Sense | 使用不可 | 使用不可 |
| Sense Data Conversion | 変換なし | 変換なし |
| Command Monitor Time | デフォルト (25 秒) | デフォルト (25 秒) |
| Load Balance Response Status | チェック条件/ユニット・アテンション | チェック条件/ユニット・アテンション |
| iSCSI Discovery Reply Mode | All - すべてのポートに応答 | All - すべてのポートに応答 |
| iSCSI Reservation Range | ストレージ・システム | ストレージ・システム |
表 7 は、その他の Fujitsu ETERNUS モデルのホスト応答パターンをリストします。
| オプション | Fujitsu ETERNUS の デフォルト設定 |
IBM Spectrum Virtualizeの必須設定 |
|---|---|---|
| Command timeout interval | Fujitsu ETERNUS モデルによって異なる。 | デフォルト |
| Response status in overload | ユニット・アテンション | ユニット・アテンション |
| Byte 0 of Inquiry response/Response to inquiry commands | デフォルト | デフォルト |
| Inquiry Standard Data NACA Function | 使用不可 | 使用不可 |
| Inquiry Standard Data Version | Fujitsu ETERNUS モデルによって異なる。 | デフォルト |
| Inquiry Command Page 83/Inquiry VPD ID Type | Fujitsu ETERNUS モデルによって異なる。 | タイプ 01 |
| Reservation Conflict Response to Test Unit Ready Commands | 使用不可/通常応答 | 使用可能/競合応答 |
| Target Port Group Access Support | 使用不可 | 使用可能 |
| Host Specific Mode | 通常モード | 通常モード |
| Response Sense at Firmware Hot Switching | 使用可能 | 使用可能 |
| Change LUN mapping | 報告なし | 報告 |
| LUN Capacity Expansion | 報告なし | 報告 |
| Asymmetric / Symmetric Logical Unit Access | アクティブ - アクティブ | アクティブ - アクティブ |
| Pattern of Sense Code Conversion | 変換なし | 変換なし |
- E4000 レンジまたは E8000 レンジで、「Inquiry VPD ID Type」オプションをタイプ 3 に設定すると、MDisk はオフラインになります。
- E3000 レンジで「Target Port Group Access Support」オプションを使用不可に設定すると、イベント・ログに 1370 エラーが表示されます。
ホスト WWN
IBM Spectrum Virtualize・システムがファブリック上でゾーニングされて Fujitsu ETERNUS を認識するようになった後、lscontroller CLI コマンドを発行するとシステムがコントローラーのリストに最初に表示されない場合があります。この動作は正常であり、想定されたものです。
- IBM Spectrum Virtualize WWN はホスト応答パターンに関連付ける必要があります。 ホスト応答パターンは登録より前に定義する必要があります。 正しくないホスト応答パターンまたはデフォルトのホスト応答パターンを使用する場合、データにアクセスできなくなることがあります。
- すべての IBM Spectrum Virtualize WWN を同じファブリック上のすべての Fujitsu ETERNUS ポートで登録する必要があります。 WWN が登録されていない場合、データにアクセスできなくなることがあります。
アフィニティー・グループ/ゾーン
SAN が正しく構成されていない場合は、アフィニティー・グループ/ゾーン・モードを使用して IBM Spectrum Virtualize LU を保護します。 アフィニティー・グループ・モードは CA 構成でセットアップします。アフィニティー・グループ/ゾーン・モードの使い方の詳細については、Fujitsu ETERNUS システムに付属の資料を参照してください。 唯一の制限事項として、 IBM Spectrum Virtualize アフィニティー・グループ/ゾーンは、すべての IBM Spectrum Virtualize WWN に関連付ける必要があります。
LUN マッピング
- SAN ゾーニングでは、単一の IBM Spectrum Virtualize・システムのみがこのターゲット・ポートにアクセスできるようにする必要があります。
- ホスト応答パターンは、必要な IBM Spectrum Virtualize設定値を使用して CA 構成で設定する必要があります。
IBM Spectrum Virtualize・システムへのストレージの割り当て
IBM Spectrum Virtualize・システムにストレージを割り当てる前に、 IBM Spectrum Virtualize と Fujitsu ETERNUS のすべての制約事項をよく理解しておいてください。詳しくは、Fujitsu ETERNUS システムに付属の資料を参照してください。