SAN ボリューム・コントローラー 2145-8G4 の取り付けの検査
IBM Spectrum Virtualize™の取り付けが完了したら、取り付けを検査する必要があります。
始める前に
この作業では、システムをラックに取り付け、無停電電源装置 (uninterruptible power supply)、ストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) およびイーサネットに接続した後で、取り付けを検査する方法を示しています。
注: なんらかの時点でシステムが説明どおり作動しなくなった場合は、別の保守分析手順 (MAP) が指定されていない限り、MAP 5000: 開始を参照してください。
手順
取り付けを検証するには、以下の手順を実行します。
- 電源制御ボタンを押します。電源制御ボタンは凹んでいるため、先の細い工具 (ねじ回しなど) を使って押す必要があります。
緑色の電源 LED が点灯することを確認します。
LED が点灯しない場合は、「IBM SAN ボリューム・コントローラー トラブルシューティング・ガイド」
の MAP 5000: 開始を参照して、
問題を修復します。
注: ソフトウェアをインストールする必要はありません。ノードは自動的にブートします。図 1 は、インストールを検証するために使用するフロント・パネルのコントロールおよびインディケーターを示しています。図 1. SAN ボリューム・コントローラー 2145-8G4 フロント・パネル

フロント・パネル表示
ナビゲーション・ボタン
オペレーター情報パネル
電源 LED
電源制御ボタン
選択ボタン
ノード識別ラベル
ノードがエラーなしでブートすることを確認します。 エラーなしでブートした場合、フロント・パネル表示の 1 行目に、 「充電中 (Charging)」、「リカバリー中 (Recovering)」、 または「クラスター: (Cluster:)」のいずれかのメッセージが表示されます。
- 選択ボタンを 5 秒間押し続けます。検査ライトが点灯し、表示テストが開始されます。すべてのディスプレイ・セルが点灯し、バーがディスプレイを水平および垂直にスクロールすることを確認します。表示テストが完了すると、検査ライトが消え、ボタン・テストが始まります。
- 上移動、下移動、左移動、右移動の各ボタンを押して、それらが作動していることを確認します。 図 2 では、ボタンを押したときにフロント・パネルに表示される 4 つの例を示しています。 ボタンのテストが完了した後、「選択」ボタンを 5 秒間押し続けて、テストを終了します。
図 2. ボタンを押した場合のフロント・パネル・ディスプレイ

- フロント・パネル・ディスプレイに「充電中」または「リカバリー中」メッセージが表示された場合は、「選択」ボタンを押してメニューに切り替えます。 フロント・パネルでボタンを押している間は、メニューが表示され続けます。 どのボタンも 60 秒以内に押さないと、メニューが充電進行の表示に変わります。 「選択」ボタンを再び押すと、いつでもフロント・パネル表示をメニューに切り替えることができます。
- フロント・パネル・ディスプレイの最初の行に「ノード: (Node:)」オプションが表示されるまで、「上」ボタンまたは「下」ボタンを押して放すことを繰り返します。
- フロント・パネル表示の 2 行目に表示されているノード番号が、ノードのフロント・パネル上に印刷されているノード番号と同じであることを確認します。 図 3 では、
フロント・パネルにノード番号が表示される様子を示しています。 ノード番号が同じでない場合は、IBM® サポートに連絡してください。
図 3. ノード番号

- フロント・パネル・ディスプレイに「イーサネット (Ethernet)」オプションが表示されるまで、「上」ボタンまたは「下」ボタンを押して放すことを繰り返します。図 4 のフロント・パネル表示の 2 行目は、メッセージ「inactive (Inactive)」を示しています。 このメッセージは、イーサネット接続が使用可能であるがまだ使用されていないことを示します。 図 4. イーサネット・モード

- ディスプレイに「FC Port-1」オプションが表示されるまで、「上」または「下」ボタンを押して放すことを繰り返します。
- フロント・パネル・ディスプレイの 2 行目に、メッセージ「Active」が表示されているかどうか調べます。 2 行目に「Active」が表示されない場合は、「IBM SAN ボリューム・コントローラー トラブルシューティング・ガイド」の MAP 5600: ファイバー・チャネルに進み、障害を修復します。
- 下移動ボタンを押したままにします。
- 「選択」ボタンを押して放します。
- 「下」ボタンを放します。 ファイバー・チャネル・リンクの動作速度が表示されます。お客様提供のケーブル接続テーブルを使用して、ファイバー・チャネル・リンクが期待される速度で動作しているか検査します。操作速度が期待速度に一致しない場合は、「IBM SAN ボリューム・コントローラー トラブルシューティング・ガイド」の MAP 5600: ファイバー・チャネル障害を修復します。
- ファイバー・チャネル状況表示に戻るには、「選択」ボタンを押します。
- 右移動ボタンを押して各ポートを順番に表示し、 ポートがアクティブであり、速度が正しいことを確認します。
- 英語以外の言語を選択したい場合は、次のようにします。
- 「言語の選択?」が表示されるまで、上移動または下移動ボタンを押します。 が表示されます。
- 選択ボタンを押す。
- 必要な言語が表示されるまで、左移動ボタンまたは右移動ボタンを押します。
- 選択ボタンを押す。
バッテリーの充電が必要だった場合、バッテリーが完全に充電されると、「充電中 (Charging)」または「リカバリー中 (Recovering)」メッセージが「クラスター: (Cluster:)」メッセージに置き換えられます。進行状況表示バーは、もう表示されません。 これで、 IBM Spectrum Virtualize・ハードウェアの取り付けは完了しました。ソフトウェアのインストールは不要です。 必要なら「IBM System Storage SAN ボリューム・コントローラー ソフトウェアのインストールおよび構成のガイド」の手順に進んで、新しい IBM Spectrum Virtualize・クラスターを作成し、 IBM Spectrum Virtualize・クラスターにノードを作成します。