Linux オペレーティング・システムを実行するホストのための接続要件

Intel IA32、IA32e、EM64T、または Xeon プロセッサー、および AMD 64 または Opteron プロセッサーを搭載し、Linux オペレーティング・システムが稼働しているホストにシステムを接続する場合の要件を確認できます。

以下にリストした事項は、システムを Linux オペレーティング・システムが実行されるホストに接続するための要件です。
  • ホスト・システムに対する LUN 制限を調べます。
  • ホストに関する資料があることを確認し、ハードウェア取り付け情報にアクセスして、ご使用のシステムに合った正しいモデルを確認します。 システムのすべての資料は、次の Web サイトから入手できます。

    www.ibm.com/support

  • 正しいオペレーティング・システムがインストールされ、Linux のサポート対象カーネルが実行されていることを確認します。
  • システムを BladeCenter ブレード・サーバーに接続する場合は、BladeCenter の資料で SAN 構成の詳細を調べてください。
  • すべての RHEL7 システムおよび SLES12 システムで scsi_mod.inq_timeout パラメーターを 70 秒に設定する必要があります。そうしないと、システム更新の場合やノードが手動でリブートされる場合など、以前に失敗したパスを RHEL7 ホストおよび SLES12 ホストが取り戻すことができません。

    この問題を解決するには、grub 構成を介してカーネル・ブートのコマンド・ラインに scsi_mod.inq_timeout=70 を追加します。scsi_mod.inq_timeout=70 パラメーターを追加することにより、パラメーターの変更はサーバーのリブート後も持続します。Linux ホストは、システム・ノード・パスも失われたときに取り戻すことができます。この変更は、SLES12 サーバーまたは RHEL7 サーバーのいずれかに対する以下の手順を実行することで行います。

    SLES12 サーバーの場合、以下の手順に従います。
    1. 変更を永続的に行うには、/etc/default/grub を編集して、GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT 行に以下を追加します。
      scsi_mod.inq_timeout=70
    2. 次のコマンドを実行して、ブート・レコードを再書き込みします。
      #'grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
    RHEL7 サーバーの場合、以下の手順に従います。
    1. 変更を永続的に行うには、/etc/sysconfig/grub を編集して、GRUB_CMDINE_LINUX 行に以下を追加します。
      scsi_mod.inq_timeout=70
    2. 次のコマンドを実行して、ブート・レコードを再書き込みします。
      # grub2-mkconfig -o /etc/grub2.cfg

    上記のステップは、リブート後まで有効になりません。ただし、サーバーをリブートできない場合は、リブートせずに変更を有効にすることができます。 RHEL7 と SLES12 のどちらでも、リブートせずに inq_timeout パラメーターを一時的に変更することができます。システムが今後リブートすることがあり、これらの手順に従って grub 構成を編集しない場合には、この方法ではパラメーター値は永続的に保持されません。サーバーが今後リブートされるときに両方の作業を行うのが最適な方法です。

    次のコマンドを使用して、リブートせずに inq_timeout パラメーターを一時的に変更します。
    注: サーバーがリブートされる場合、デフォルト値はリセットされません。
    # echo 70 > /sys/module/scsi_mod/parameters/inq_timeout
    RHEL7 と SLES12 のどちらでも、次のコマンドを入力して、変更が行われたことを確認します。
    # systool -m scsi_mod -A inq_timeout
    コマンドの出力に、値が 70 に変更されたことが示されます。
    Module = "scsi_mod"
    inq_timeout         = "70"