クラウド・スナップショットのインポート

別のシステムから同じコンテナーへバックアップされたボリュームのスナップショット・バージョンをローカル・システムにインポートすることにより、そのボリュームのクラウド・スナップショットを復元することができます。

現行システム上にないボリュームのクラウド・スナップショットをインポートする際、スナップショットの固有 ID を使用してボリュームの既存の UID を置き換えることができます。この場合、スナップショットの UID が、リストアされたデータを受け取るために選択されるボリュームの既存 UID の代わりに使用されます。新しい UID がシステム内の他のボリュームで現在使用されていないことを確認してください。管理 GUI は、別のシステムからのスナップショットのインポート時の UID 置換をサポートしていません。

注: ターゲット・システム上のクラウド・アカウントは、最初にそのボリュームのバックアップに使用されたクラウド・アカウントと同じログイン資格情報と同じコンテナー接頭部を使用する必要があります。
別のシステムからクラウド・スナップショットをインポートするには、以下の手順を実行してください。
  1. ターゲット・システムで次のコマンドを入力して、クラウド・スナップショットのインポート元のシステムのインポート・システム ID を判別します。
    lscloudaccountimportcandidate
    表示される結果で、クラウド・アカウントをインポート・モードに設定するために必要な import_system_id を見つけて書き留めます。次の例は、このコマンドから表示される可能性がある結果を示しています。
    cloud_account_id cloud_account_name import_system_id import_system_name backup_volume_count backup_size backup_timestamp
    0                my_amazon          00002007D40A162  cluster1           0                   0.00GB             
    0                my_amazon          00002007F42E813  cluster2           44                  15.25TB     151008084203
  2. クラウド・アカウントのモードを変更するには、構成されているクラウド・アカウントのタイプに基づいて、異なるコマンドを使用します。IBM Cloud™ または OpenStack Swift のクラウド・サービス・プロバイダーを使用している場合は、次のコマンドを入力します。
    chcloudaccountswift -mode import -importsystem import_system_id cloud_account_id_or_name
    ここで、import_system_id は、lscloudaccountimportcandidate の結果に表示されたインポート・システム ID であり、cloud_account_id_or_name はクラウド・アカウントの名前または ID です。
    Amazon をクラウド・サービス・プロバイダーとして使用する場合は、次のコマンドを入力してください。
    chcloudaccountawss3 -mode import -importsystem import_system_id cloud_account_id_or_name
    ここで、import_system_id は、lscloudaccountimportcandidate の結果に表示されたインポート・システム ID であり、cloud_account_id_or_name はクラウド・アカウントの名前または ID です。

    ターゲット・システムは、ソース・システムの暗号鍵にアクセスできる必要があります。暗号鍵が USB ドライブに格納されている場合には、ソース・システムからその USB ドライブのコピーを取って、ターゲット・システムの構成ノードに置く必要があります。ソース・システムの暗号鍵が鍵サーバー上に格納されている場合は、ターゲット・システムも同じ鍵サーバーを使用する必要があります。さらに、ソース・システムとターゲット・システムが同じ暗号化設定を使用する必要があります。両方のクラウド・アカウントが暗号化されているか、あるいは両方が暗号化されていないかのいずれかが必要です。ソース・システムとターゲット・システムは、共通のクラウド・プロバイダー・コンテナーを使用する必要があります。

  3. restorevolume コマンドは、バックアップされたボリュームのクラウド・スナップショットの復元に使用されます。restorevolume コマンドについて詳しくは、「クラウド・スナップショットのリストア」を参照してください。
  4. クラウド・アカウントがインポート・モードであることを確認するために、次のコマンドを入力します。
    lscloudaccount cloud_account_id_or_name
    ここで、cloud_account_id_or_name はクラウド・アカウントの名前または ID です。これで、ターゲット・システムは、ソース・システムのクラウド・スナップショット内にあるデータにアクセスできるようになります。
  5. クラウド・アカウントを通常モードに戻すために、クラウド・アカウントのタイプに基づいて、異なるコマンドを使用します。IBM Cloud または OpenStack Swift のクラウド・サービス・プロバイダーを使用している場合は、次のコマンドを入力します。
    chcloudaccountswift -mode normal cloud_account_id_or_name
    ここで、cloud_account_id_or_name はクラウド・アカウントの名前または ID です。
    Amazon をクラウド・サービス・プロバイダーとして使用する場合は、次のコマンドを入力してください。
    chcloudaccountawss3 -mode normal cloud_account_id_or_name
    ここで、cloud_account_id_or_name はクラウド・アカウントの名前または ID です。