技術員用ポート

技術員用ポートは、システムの初期化およびシステムへのサービスの適用に使用されるイーサネット・ポートです。

技術員用ポートを使用するには、イーサネット・ケーブルの一方の端を技術員用ポートに差し込みます。次にもう一方の端を、動的ホスト構成プロトコル (DHCP) が構成されていて、Web ブラウザーがインストールされているパーソナル・コンピューターのイーサネット・ポートに差し込みます。 ご使用のブラウザーでアドレス http://install に進んで、システム構成ツールを実行します。DCHP がない場合、サポートされるブラウザーを開き、ノードのデフォルトの静的 IP アドレス 192.168.0.1 に進みます。

注:
  • ご使用のパーソナル・コンピューターが DHCP を使用して構成されている場合、技術員用ポートは DHCP を使用してパーソナル・コンピューター上のネットワーク・サービスを再構成します。 これらのサービスを使用していたパーソナル・コンピューター上のソフトウェアは、技術員用ポートに接続されている間はネットワークの問題が発生する可能性があります。 例えば、技術員用ポートに接続する前にロードされた Web ページ内のリンクを選択すると、エラー・メッセージが表示される場合があります。
  • SFP ベースのシステムの場合、SFP モジュールを挿入してから、サーバーの電源をオンにする必要があります。そうしないと、技術員用ポート・サービスに関連する内部サービス・エラーを受け取る可能性があります。
技術員用ポートの場所は、システムで使用可能なイーサネット・ポートの数に応じて変わる場合があります。
  • サーバーで、PCIe 拡張スロットに配置されていないイーサネット・ポートが 2 つより多い場合、専用の技術員ポートは、システム・ソフトウェアによって最初に識別される 1/10 Gbps イーサネット・ポートになります。
  • サーバーで、PCIe 拡張スロットに配置されていないイーサネット・ポートが 3 つに満たない場合は、専用の技術員用ポートはなくなります。 システムは、PCIe 拡張スロットに配置されていないが、技術員用ポートとして DHCP 用に構成されているコンピューターに直接接続されているイーサネット・ポートをすべて認識します。

例えば、Lenovo System x3650 M5 ノードの場合、システムは、最初のオンボード 1 Gbps イーサネット・ポート (左から右へと見た場合に「Ethernet 1」) を専用の技術員用ポートとして使用します。

図 1 は、ノードの背面図およびポートの位置を示しています。ポートについて詳しくは、Lenovo x3650 M5 サーバーの重要なポートとスロットを参照してください。
図 1. Lenovo System x3650 M5 ノードのポートを示す背面図
Lenovo System x3650 M5 ノードのポートを示す背面図
Supermicro SYS-2028U-TRTP+ システムでは、 IBM Spectrum Virtualize™ は、イーサネット・ポート 1 (図 2 14 ) を専用の技術員用ポートとして認識します。ポートについて詳しくは、Supermicro SYS-2028U-TRTP+ サーバーを参照してください。
図 2. Supermicro SYS-2028U-TRTP+ システム上の重要なポートとスロット
Supermicro SYS-2028U-TRTP+ システムのポートとスロット
  •  1  ブート・ドライブ 1
  •  2  ブート・ドライブ 2
  •  3  制御パネル
  •  4  PCIe 拡張スロット 1
  •  5  PCIe 拡張スロット 2
  •  6  PCIe 拡張スロット 3
  •  7  PCIe 拡張スロット 4
  •  8  PCIe 拡張スロット 5
  •  9  PCIe 拡張スロット 6
  •  10  PCIe 拡張スロット 7
  •  11  PCIe 拡張スロット 8
  •  12  電源機構 1
  •  13  電源機構 2
  •  14  イーサネット・ポート 1 (専用の技術員用ポート)
  •  15  イーサネット・ポート 2
  •  16  専用 IPMI ポート
  •  17  イーサネット・ポート 3
  •  18  イーサネット・ポート 4