ファイバー・チャネル・ポート番号およびワールド・ワイド・ポート名

IBM Spectrum Virtualize™ ノードで、ファイバー・チャネル・ポートは、その物理ポート番号とワールドワイド・ポート名 (WWPN) によって識別されます。

物理ポート番号は、保守作業時にファイバー・チャネル (FC) アダプターおよびケーブル接続を識別するためのものです。WWPN 値は SAN 上のデバイスを一意的に識別し、ファイバー・チャネル・スイッチの構成などのタスクを実行するのに必要です。 WWPN 値は、ポートが取り付けられているノードのワールド・ワイド・ノード名 (WWNN) から派生します。

WWNN の形式

IBM Spectrum Virtualize システムごとの WWNN 値には以下の構造があります。
5005 0760 71NN NNNNh
例えば、システムに 3 つの IBM Spectrum Virtualize ノードがある場合、システムごとに以下の WWNN 値が設定されます。
5005 0760 7100 0000h
最初のノードのクラスター ID から生成された WWNN
5005 0760 7100 0001h
2 番目のノードのクラスター ID から生成された WWNN
5005 0760 7100 0002h
3 番目のノードのクラスター ID から生成された WWNN

WWPN の形式

WWNN 値は、以下の形式の WWPN にマップされます。
5005076071ppsssss
5
IEEE フォーマット
005076
IBM の組織固有 ID (OUI)
071
IBM Spectrum Virtualize の製品固有 ID (PUI)
pp
ポート ID。このポート・マスクでは (表 1を参照)、下位 5 ビットがポート ID に使用され、上位 3 ビットが別々の論理ポートを識別し、00 はノードの WWNN 値を識別します。
ssss
ノードの製造時に割り当てられたシリアル番号。

ポート ID

WWPN の pp 値は、lsportfc コマンドの出力に表示されるポート ID または fc_io_port_id 値に関連します。表 1 で示されるように、ポート・マスクの構造は、16 ビットのシリアル番号で最大 31 個のポートをサポートできます。1 次ポートとホスト・ポートはパブリック・ポートです。つまり、SAN ゾーニングおよびホストとバックエンドの構成で使用されます。そのため、これらの値は保存する必要があり、ノードがアップグレードされるか、クラスターに追加されるときに、すぐに識別可能なままでなければなりません。

表 1. fc_io_port_id 値の要約
fc_io_port_id pp
1 次 ホスト
1 01 81
2 02 82
3 03 83
...
15 0F 8F
16 10 90
17 11 91
...
30 1E 9E
31 1F 9F