外部ストレージ・システムでの VLAN の構成

iSCSI 接続を使用する特定のストレージ・システムを構成する前に、オプションで VLAN タグ付けを構成して使用することができます。

管理 GUI を使用する場合

iSCSI 接続のストレージ・システムで VLAN タグを構成するには、以下の手順を実行します。
  1. そのストレージ・システムで、iSCSI 接続に使用されているポートに対して VLAN を構成します。このステップを実行するには、適切なストレージの資料を参照してください。
  2. すべての仲介スイッチで、ポートの接続ごとに VLAN タグを使用してスイッチを構成します。 このステップを実行するには、適切なスイッチの資料を参照してください。
  3. VLAN タグを構成するポートがストレージ・システム接続に使用されていることを確認します。 管理 GUI で、「設定」 > 「ネットワーク」 > 「イーサネット・ポート」を選択します。選択したポートの「ストレージ・ポート」列に「有効」が表示されていることを確認します。 「無効」が表示される場合は、ポートを右クリックして「ストレージ・ポートの変更」を選択し、そのポートをストレージ・システムへの iSCSI 接続に有効にしてください。
  4. 以下の手順を実行して、適切な VLAN タグを使用してシステム上のポートを構成します。
    1. 外部ストレージ接続用に構成されているノード・ポートを右クリックし、「VLAN の変更」を選択します。 IP 接続用に VLAN を選択して有効にします。
    2. VLAN タグを入力し、フェイルオーバー・ポートに同じ VLAN タグを使用するかどうかを選択します。フェイルオーバー・ポートに同じ VLAN タグがない場合、ホストがボリュームへのアクセスを失う可能性があります。 アクセスが失われないよう、フェイルオーバー・ポートに同じ VLAN タグを選択して使用します。
    3. 「変更」をクリックします。
  5. iSCSI 接続ホストの場合に限り、スイッチ上で優先順位フロー制御 (PFC) を使用できます。この VLAN 構成で PFC を使用する場合は、PFC 対応スイッチで以下の手順を実行します。
    1. スイッチ上で iSCSI に優先度タグを設定します。
    2. スイッチ上で iSCSI 優先度タグに対して PFC を有効にします。
    3. スイッチ上で、データ・センター・ブリッジング交換 (DCBx) を有効にします。DCBx を使用すると、スイッチとアダプター・ポートで、トラフィック・クラスと PFC 機能について記述するパラメーターを交換できます。 これらの手順について詳しくは、スイッチの資料を参照してください。

コマンド・ライン・インターフェース (CLI) の使用

cfgportip コマンドは、各ノードの Internet Small Computer System Interface (iSCSI) 入出力 (I/O) 用イーサネット・ポートにインターネット・プロトコル (IP) アドレスを割り当てるために使用します。このコマンドは、ノードの指定したイーサネット・ポートに IPv4 または IPv6 いずれかのアドレスを割り当てます。 以下の CLI 例は、VLAN を有効にするための iSCSI ポートの変更方法を示しています。
  • そのストレージ・システムで、iSCSI 接続に使用されているポートに対して VLAN を構成します。このステップを実行するには、適切なストレージの資料を参照してください。
  • すべての仲介スイッチで、ポートの接続ごとに VLAN タグを使用してスイッチを構成します。 このステップを実行するには、適切なスイッチの資料を参照してください。
  • この VLAN 構成で優先順位フロー制御 (PFC) を使用する場合は、PFC 対応スイッチで以下の手順を実行します。
    1. スイッチ上で iSCSI に優先度タグを設定します。
    2. スイッチ上で iSCSI 優先度タグに対して PFC を有効にします。
    3. スイッチ上で、データ・センター・ブリッジング交換 (DCBx) を有効にします。DCBx を使用すると、スイッチとアダプター・ポートで、トラフィック・クラスと PFC 機能について記述するパラメーターを交換できます。 これらの手順について詳しくは、スイッチの資料を参照してください。
  • IPv4 タイプ IP と一緒に VLAN を構成するには、次のコマンドを入力します。
    svctask cfgportip -node 1 -ip 192.168.48.145 -gw 192.168.48.1
     -mask 255.255.255.0 -vlan 100 1
    ここで、IP は、ノード 1 のポート 1 で VLAN 100 上に構成されます。
  • IPv6 タイプ IP と一緒に VLAN を構成するには、次のコマンドを入力します。
    cfgportip -node 1 -ip_6 2001:db8::1:0:0:101 -prefix_6 64 -gw_6
     2001:db8::1:0:0:1 -vlan_6 1063 1
    ここで、IPv6 は、ノード 1 ポート 1 の VLAN 1063 上に構成されます。
  • 既に構成済みの IPv4 IP 上で VLAN を構成または変更するには、次のコマンドを入力します。
    cfgportip -node 1 -vlan 120 1
  • 既に構成済みの IPv6 IP 上で VLAN を構成または変更するには、次のコマンドを入力します。
    cfgportip -node 1 -vlan_6 160 1
  • 構成済みの IPv4 IP から VLAN を除去するには、次のコマンドを入力します。
    cfgportip -node 1 -novlan 1
  • 構成済みの IPv6 IP から VLAN を除去するには、次のコマンドを入力します。
    cfgportip -node 1 -novlan_6 1