ファイバー・チャネル・ポート・マスキング
ファイバー・チャネル・ポート・マスキングにより、ファイバー・チャネル・ポートの使用を制御します。ポートを同じローカル・システム内の他のノードとの通信に使用するかどうか、およびパートナー・システム内のノードとの通信に使用するかどうかを制御できます。ファイバー・チャネル・ポート・マスキングは、ホストまたはストレージのトラフィックには影響を与えません。システム内のノード間通信とシステム間の複製にのみ適用されます。
ファイバー・チャネル・ポート・マスキングの有用性
ファイバー・チャネル・ポート・マスキングとは
ポート番号は、ファイバー・チャネル入出力ポート ID (lsportfc コマンドで表示) を表します。
ポート・マスクはゼロと 1 から成るストリングです。ストリングの最後の数字は、ポート 1 を表します。それより前の数字は最後から順にポート 2、ポート 3 というように続きます。ポートの数字が「1」の場合、そのポートが有効であり、システムはそのポートでのトラフィックの送受信を試みます。数字が「0」の場合、システムはポートでのトラフィックの送受信を行いません。ストリング内の数字の数がポート番号を個別に設定するのに十分でない場合、該当するポートはトラフィックに使用できません。
例えば、8 つのファイバー・チャネル・ポートを持つノードでローカル・ポート・マスクが「101101」に設定されている場合、ポート 1、3、4、および 6 はシステム内の他のノードと接続できます。ポート 2、5、7、および 8 は接続されません。そのシステム内のファイバー・チャネル・ポートが 4 個のみのノードの場合、ポート 1、3、および 4 はシステム内の他のノードに接続できます。
注: lsfabric CLI コマンドは、使用方法に関係なく、(ゾーニングによって定義された) システム上で使用可能なすべてのパスを表示します。そのため、ポート・マスキングのために使用されないパスもコマンド出力に含まれます。
ポート・マスクは chsystem CLI コマンドを使用して設定します。