RDMA 対応イーサネット・ポートの IP アドレスの設定
サービス・アシスタント GUI またはコマンド・ライン・インターフェースのいずれかを使用して、ノード上の RDMA 対応イーサネット・ポートの IP アドレスを定義できます。ノード間通信用の RDMA 対応イーサネット・ポートを使用するシステムにノードを追加する場合は、システム内のすべてのノード上で各 RDMA 対応イーサネット・ポートの IP アドレスを定義する必要があります。
RDMA 対応イーサネット・ポートを使用するには、システム内の各ノードに 25 Gbps イーサネット・アダプターを取り付け、アダプターのすべてのインストール要件が満たされていることを確認する必要があります。以下の説明では、ノード・ハードウェアとアダプターの両方の取り付けが正しく行われていることを前提としています。
サービス・アシスタント GUI の使用
- サポートされているブラウザーで、システム内のいずれかのノードのサービス IP アドレスを入力します。
- サービス・アシスタント GUI で、ノードの 1 つを選択して、「ノード IP の変更」を選択します。
- 「ノード IP の変更」パネルで、構成するノード上の 1 つの RDMA 対応イーサネット・ポートを選択し、「変更」をクリックします。
- 上記で選択した RDMA 対応イーサネット・ポートの IP アドレス、サブネット・マスク、ゲートウェイ、および VLAN ID を入力します。注: 各ポートの IP アドレスおよびサブネット・マスクは固有でなければならず、システム上の他の場所で使用することはできません。ただし、すべてのノード上の RDMA 対応イーサネット・ポートの VLAN ID は同じでなければなりません。そうでないと、これらの IP アドレスを使用するノード間の接続は失敗します。VLAN ID を独立して追加または変更することはできません。VLAN ID は、RDMA 対応イーサネット・ポートの IP アドレスおよび他の設定を定義するときに構成する必要があります。
- 「保管」をクリックする。
- 新規ノードの各 RDMA 対応イーサネット・ポートについて上記のステップを繰り返します。システム内のノードの数に応じて、最大 8 個 (ノード当たり 2 個) の RDMA 対応イーサネット・ポートを構成できます。
- 新規ポートへの接続を確認するには、「イーサネット接続」を選択して、詳細を表示します。新規ポートが結果に表示されます。接続の問題がある場合は、以下のいずれかの接続エラーを示す「エラー・データ」列を確認します。
表 1. RDMA 対応イーサネット・ポートの接続の問題および実行可能なアクション 接続エラー 原因 実行可能なアクション プロトコルの不一致 送信元アダプターと宛先アダプターのプロトコルが同じでないことを示します。このエラーは、システム内のすべてのノードで RDMA 対応アダプターが同じテクノロジーを使用していない場合に発生します。 このエラーを修正するには、以下の手順を実行してください。 - 各ノードに 25 Gbps イーサネット・アダプターを取り付けます。ノード間通信に RDMA テクノロジーを使用する場合は、RDMA 対応アダプターが同じテクノロジー (RoCE や iWARP など) を使用していることを確認してください。これらの RDMA 対応アダプターは、システムのすべてのノードで同じスロットに取り付けられている必要があります。これらの取り付け要件により、システム内のすべてのノードでポート ID が同じであることが保証されます。
- RDMA 対応イーサネット・ポートの設定を再定義します。
到達不能 ローカルおよびリモートの IP アドレスに到達できないことを示します。このエラーは、システム内の 1 つのノードがオフラインである場合に発生する可能性があります。 satask ping コマンドを使用して、ノード間の接続の問題をトラブルシューティングすることもできます。 を選択してエラーを確認し、必要な修正手順を実行して、ノードをオンライン状況に戻してください。エラーが解決した後、RDMA 対応イーサネット・ポートの設定を再定義します。 重複した IP アドレス 1 つ以上の IP アドレスがネットワーク内で使用されていることを示します。各ノード IP アドレスは、固有でなければなりません。 このエラーを修正するには、ポートの IP アドレスを固有の IP アドレスで更新します。 劣化 ローカル・アダプターとリモート・アダプターの両者でネゴシエーションされた速度が同じではないことを示します。 機能低下状況は、一方または両方のアダプターが、そのアダプターがサポートする最大速度より低速で構成されている場合に発生します。 この問題を修正するには、両方のノードのアダプターを最大速度で構成する必要があります。 を選択して、この接続状況に関連したエラー・メッセージを表示します。この状況に関連した修正手順を実行します。 VLAN ID の不一致 ネットワークで VLAN が使用されている場合、このエラーは、ローカルとリモートのポート仮想 LAN ID が同じではないことを示します。このエラーを修正するには、ローカルおよびリモートのノードが同じ VLAN に属している必要があります。 ローカルとターゲットの両方のポートの VLAN ID が同じであることを確認してください。同じでない場合は、以下のステップを実行してポートの VLAN ID を変更してください。 - ネットワーク内のすべてのイーサネット・スイッチで VLAN サポートが正しく構成されていることを確認してください。各スイッチで、VLAN を「Trunk」モードに設定し、同じ VLAN に含まれる RDMA 対応イーサネット・ポートの VLAN ID を指定してください。
- RDMA 対応イーサネット・ポートが既にシステム上に構成済みである場合は、一度に 1 つのポートだけを更新することにより、1 つの冗長パスが使用可能な状態で残ることを確認してください。
- VLAN ID は独立して変更できず、他の RDMA ポート設定と一緒に定義する必要があるため、サービス・アシスタントでポートの現行 IP アドレスを構成解除するか、または satask chnodeip -noip -port_id コマンドを使用します。
- IP アドレスおよび正しい VLAN ID を指定して、ポート情報を再定義します。サービス・アシスタントかコマンド・ライン命令のいずれかを使用してください。
- システム内の他のポートについて、これらのステップを実行する前に、少なくとも 15 秒待ってください。
注: 管理 GUI を使用して、を選択しても、この情報を表示することができます。
コマンド・ライン・インターフェースの使用
CLI で RDMA 対応イーサネット・ポートをノードに追加するには、以下のステップを実行します。
- ポート IP アドレスを定義するには、次のコマンドを入力します。
ここで、ip_address は新規ポートの IP アドレス、ノード名 (panel_name) は新規ポートの追加先のノードの名前です。新規ポートが、ノード上の RDMA 対応イーサネット・ポートの他の IP アドレスと同じ VLAN ID (vlanid) を使用していることを確認してください。satask chnodeip -ip ip_address -mask mask -gw gateway -port_id port_number -vlan vlanid panel_name注: 各ポートの IP アドレスおよびサブネット・マスクは固有でなければならず、システム上の他の場所で使用することはできません。ただし、すべてのノード上の RDMA 対応イーサネット・ポートの VLAN ID は同じでなければなりません。そうでないと、これらの IP アドレスを使用するノード間の接続は失敗します。 - 新規 IP アドレスがノードに追加されたことを確認するには、次のコマンドを入力します。
表示される結果で、値 Status:Connected は、接続が正常に行われたことを示しています。接続エラーが発生した場合は、それらのエラーの考えられる理由が error_data パラメーターに表示されます。 satask ping コマンドを使用して、ノード間の接続の問題をトラブルシューティングすることもできます。これらのエラー状態の説明については、サービス・アシスタント GUI の説明を参照してください。sainfo lsnodeipconnectivity