migratetoimage

migratetoimage コマンドを使用して、ボリューム (イメージ・モードまたは管理対象モード) のデータを新規イメージ・モードのボリューム・コピーにマイグレーションします。ターゲット・ディスクをソース・ディスクと同じストレージ・プールに入れる必要はありません。

構文

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>>-migratetoimage--+------------+------------------------------->
                   '- -copy--id-'   

>-- -vdisk--+-source_vdisk_id---+------------------------------->
            '-source_vdisk_name-'   

>--+------------------------------+----------------------------->
   '- -threads--number_of_threads-'   

>-- -mdisk--+-unmanaged_target_mdisk_id---+--------------------->
            '-unmanaged_target_mdisk_name-'   

>--+-----------------------------+------------------------------>
   '- -tier--+-tier0_flash-----+-'   
             +-tier1_flash-----+     
             +-tier_enterprise-+     
             '-tier_nearline---'     

>-- -mdiskgrp--+-managed_disk_group_id---+---------------------><
               '-managed_disk_group_name-'   

パラメーター

-vdisk source_vdisk_id | name
(必須) マイグレーションするソース・ボリュームの名前または ID を指定します。
-copy id
(指定したボリュームに複数のコピーがある場合は必須) マイグレーション元のボリューム・コピーを指定します。
-threads number_of_threads
(オプション) エクステントのマイグレーション時に使用するスレッドの数を指定します。1 - 4 スレッドを指定できます。デフォルトのスレッド数は 4 です。
-mdisk unmanaged_target_mdisk_id | name
(必須) データのマイグレーション先の MDisk の名前を指定します。このディスクは非管理対象ディスクで、マイグレーションするディスクのデータを格納するのに十分な大きさでなければなりません。
-mdiskgrp managed_disk_group_id | name
(必須) マイグレーションが完了した後で MDisk を入れるストレージ・プールを指定します。
-tier tier0_flash | tier1_flash | tier_enterprise | tier_nearline
(オプション) 追加される 1 つ以上の MDisk の Tier を指定します。
tier0_flash
新規にディスカバーされたボリュームまたは外部ボリュームの tier0_flash ハード・ディスクまたは外部 MDisk を指定します。
tier1_flash
新規にディスカバーされたボリュームまたは外部ボリュームに対して、tier1_flash (またはフラッシュ・ドライブ) ハード・ディスクまたは外部 MDisk を指定します。
tier_enterprise
新規にディスカバーされたボリュームまたは外部ボリュームの tier_enterprise ハード・ディスクまたは外部 MDisk を指定します。
tier_nearline
新規にディスカバーされたボリュームまたは外部ボリュームの tier_nearline ハード・ディスクまたは外部 MDisk を指定します。

説明

ソース・ボリューム・コピーが子プールにある場合、または指定された MDisk グループが子プールである場合には、このコマンドは使用できません。このコマンドは、ボリュームが高速フォーマット設定を行っている場合は機能しません。

注: クラウド・スナップショットがボリュームに対して有効に設定されている場合、ボリュームやボリューム・イメージをストレージ・プール間でマイグレーションすることはできません。

migratetoimage コマンドは、ユーザー指定のボリュームのエクステント (1 つ以上の MDisk 上にある場合があります) をユーザー指定のターゲット MDisk のエクステントに統合することで、ボリュームのデータをマイグレーションします。 マイグレーションが完了した後、そのボリュームはイメージ・タイプ・ボリュームとして分類され、対応する MDisk はイメージ・モード MDisk として分類されます。

ターゲットとして指定された管理対象ディスクは、このコマンドの実行時に非管理対象状態であることが必要です。このコマンドを実行すると、ユーザー指定のストレージ・プールに MDisk が組み込まれます。

ターゲット・ボリュームまたはソース・ボリュームがオフラインの場合は、migratetoimage を指定することができません。 ボリュームをマイグレーションする前に、オフライン状態を修正してください。

要確認: このコマンドは、ファイル・システムによって所有されているボリュームに対しては使用できず、ソース MDisk が SAS MDisk (これはイメージ・モードでのみ機能します) である場合も使用できません。

ボリューム (またはボリューム・コピー) が FlashCopy® マッピングのターゲットであり、ソース・ボリュームがアクティブ/アクティブ関係にある場合、新しいストレージ・プールはソース・ボリュームと同じサイトになければなりません。ボリュームがアクティブ/アクティブ関係にある場合、新規のストレージ・プールはソース・ボリュームと同じサイトに配置する必要があります。さらに、追加する MDisk のサイト情報は明確に定義され、そのストレージ・プール内の他の MDisk のサイト情報と一致している必要があります。

注: ターゲット・ボリュームのフォーマット設定属性値が「yes」の場合、ボリュームからデータをマイグレーションすることはできません。

データ削減ストレージ・プール内のシン・ボリュームあるいは圧縮ボリュームをイメージ・モード・ボリュームにマイグレーションするために migratetoimage を使用することはできません。 データ削減プール内のシン・ボリュームあるいは圧縮ボリュームをクラスター化システム間でマイグレーションする前に、標準ストレージ・プール内の完全割り振りボリューム・コピー、シン・ボリューム・コピー、または圧縮ボリューム・コピーにボリュームを複製する必要があります。

イメージ・モード MDisk をマイグレーションするときに暗号鍵を使用することはできません。 暗号化を (MDisk に暗号鍵があるときに) 使用するには、MDisk が自己暗号化を行っていることが必要です。

呼び出し例

次の例は、ユーザーがデータを vdisk0 から mdisk5 にマイグレーションしたいと考えていることと、MDisk を ストレージ・プール mdgrp2 に含める必要があることを指定しています。
migratetoimage -vdisk vdisk0 -mdisk mdisk5 -mdiskgrp mdgrp2 -tier tier_nearline

結果出力:

No feedback