Xiotech ISE システム上の論理装置およびターゲット・ポート

Xiotech ISE システムで、 論理装置 (LU) は、論理装置番号 (LUN) と同じ特性を持つ列挙デバイスです。

LUN

Xiotech ISE 論理装置は、 ボリューム と呼ばれます。Xiotech ISEボリュームは、 すべてが同一の特性を共有する列挙デバイスです。

単一の Xiotech ISE ボリュームが、システムのストレージ・プールに割り振られた容量全体を潜在的に使用する可能性があります。ただし、システム上の 2 TB LUN サイズ制限を超えることはできません。2 TB 以上の LUN はすべて、2 TB に切り捨てられ、LUN へのパスごとに警告メッセージが生成されます。

LUN ID

Xiotech ISE システムによってエクスポートされる LUN は固有です。これらの LUN は、シリアル番号とカウンターを組み合わせ、 登録済みの標準 IEEE 拡張フォーマットを使用して作成されます。

LUN の作成と削除

Xiotech ISE LUN は、 Xiotech ISE ストレージ管理 GUI または CLI を 使用して作成および削除されます。 LUN は、作成時にすべてゼロにフォーマット設定されます。

新規 LUN が作成されると、Xiotech ISE システムはバックグラウンドでゼロ化プロセスを開始します。 まだプロセスが完了していないエリアに対して読み取り操作が行われた場合、システムは読み取りの応答としてゼロを返します。 この動作は正常な手順です。データ付きの前の LUN がそのストレージ域にあった場合、そのエリアはゼロで埋められます。 ゼロ化されていないエリアに対して読み取りが行われると、そのエリアへの書き込みがまだ終わっていない場合、システムはゼロを返します。

Xiotech ISE システム上の LUN プレゼンテーション

Xiotech ISE LUN は、以下の規則を使用して、システム・インターフェースに提示されます。
  • LUN は、1 つ以上の選択されたホストに提示することができます。
  • システムに対して 1 つのホスト名を作成すると、構成が容易になります。
  • Xiotech ISE システム上の個々の LUN ボリュームのサイズは、2 TB を超えることはできません。
  • 管理対象の信頼性機能を Xiotech ISE システムで有効にするには、 ボリュームの作成時に RAID 1 または RAID 5 を使用します。
  • ライトバックおよびライトスルー・キャッシュ・オプションは、 個々の LUN のパフォーマンス要件に応じて使用可能になります。 一般的に、ライトバック・キャッシングを使用すると最良のパフォーマンスが得られます。
  • Linux または Windows のどちらを使用することもできますが、通常は、システムで使用する予定のボリュームには Linux を使用します。
Xiotech ISE LUN をシステムに提示するには、以下のステップを実行します。
  1. Xiotech ISE システムで、システムの単一ホスト名を作成します。次に、表 1 に示されているように、すべてのシステム・ホスト・バス・アダプター (HBA) ポートをそのホスト名に割り当てます。
    表 1. Xiotech ISE のホスト情報
    名前 オペレーティング・システム・タイプ HBA ポート マッピング
    SVC_Cluster Linux
    500507680130535F
    5005076801305555
    500507680140535F
    5005076801405555
    Volume01 (lun:1)
    Volume02 (lun:2)
  2. システムに使用する予定の新規ボリュームを作成する場合、それらのボリュームを、システムを表すために使用するホスト名に割り当てます。

特殊な LUN

Xiotech ISE ストレージ・システム では、特殊な LUN を使用しません。 ストレージは、0 を含む任意の有効な LUN を使用して提示することができます。

Xiotech ISE システム上のターゲット・ポート

Xiotech ISE1 システムには、物理ファイバー・チャネル・ポートが 2 つあります。各 Xiotech ISE2 システムには、物理ファイバー・チャネル・ポートが 8 つあります。デフォルトでは、これらのポートは、フェイルオーバーまたはマルチパス機能を提供するためのものです。 ワールド・ワイド・ノード名 (WWNN) およびワールド・ワイド・ポート名 (WWPN) は、通常、次の例のように似ています。
ISE1 example:
ISE1 WWNN: 20:00:00:14:c3:67:3f:c4
MRC1 WWPN: 20:00:00:14:c3:67:3f:c4
MRC2 WWPN: 20:00:00:14:c3:67:3f:c5
ISE2 example:
ISE2 WWNN:   20:00:00:1F:93:10:31:78
MRC1 Port 1 WWPN:  20:00:00:1F:93:10:31:78
MRC1 Port 2 WWPN:  20:00:00:1F:93:10:31:79
MRC1 Port 3 WWPN:  20:00:00:1F:93:10:31:7A
MRC1 Port 4 WWPN:  20:00:00:1F:93:10:31:7B
MRC2 Port 5 WWPN:  20:00:00:1F:93:10:31:7C
MRC2 Port 6 WWPN:  20:00:00:1F:93:10:31:7D
MRC2 Port 7 WWPN:  20:00:00:1F:93:10:31:7E
MRC2 Port 8 WWPN:  20:00:00:1F:93:10:31:7F

LU アクセス・モデル

Xiotech ISE システムには、 モジュールによる LUN の特定の所有権はありません。 DataPac 内のすべてのディスク全体にデータがストライピングされるので、 一般に、ターゲット・ポートの選択によってパフォーマンスは影響を受けません。

LU グループ化

Xiotech ISE システムは、 LU グループ化を使用しません。すべての LUN は独立したエンティティーです。

LU 優先アクセス・ポート

Xiotech ISE システム用に優先されるアクセス・ポートはありません。

所有権の検出

Xiotech ISE システムには、 所有権は関係ありません。