ノードへのソフトウェアのデプロイ

IBM Spectrum Virtualize™ ソフトウェアをサーバーにデプロイして使用するには、ソフトウェアのインストールとアクティブ化を行う必要があります。

始める前に

dd を使用して、ダウンロードしたソフトウェア・パッケージからブート可能な USB フラッシュ・ドライブを作成します。

GNU/Linus Torvalds Linux の例:

USB フラッシュ・ドライブの正しい装置名を判別します (以下の例では /dev/sdx)。dd コマンドは宛先の装置上にあるすべてのデータを削除するので、宛先の装置として USB フラッシュ・ドライブを選択することが重要です。
# dd bs=4M if=/path/to/image.iso of=/dev/sdx status=progress && sync
Microsoft Windows Cygwin の例:
  1. イメージ・ファイルをホーム・ディレクトリーに配置します。
    C:¥cygwin¥home¥John¥
  2. 管理者として cygwin を実行します。これは cygwin がハードウェアにアクセスするために必要です。USB フラッシュ・ドライブに書き込むには、次のコマンドを入力します。
    dd if=image.iso of=¥¥.¥x: bs=4M

    ここで、image.isocygwin ディレクトリー内の ISO イメージ・ファイルへのパスで、¥¥.¥x:USB フラッシュ・ドライブです。ただし、x は Windows によって指定された英字です (¥¥.¥d: など)。

    Cygwin 6.0 では、次のコマンドを入力して、正しい区画を見つけます。
    cat /proc/partitions
    重要: 次のコマンドは USB フラッシュ・ドライブ上にあるすべてのファイルを削除し、削除の取り消しはできません。このコマンドを使用する前に、フラッシュ・ドライブ上に重要なファイルがないことを確認してください。
    出力からの情報を使用して、次のように ISO イメージを書き込みます。
    dd if=image.iso of=/dev/sdx bs=4M

この USB フラッシュ・ドライブを使用して、システムに必要な数のサポートされるサーバーに IBM Spectrum Virtualize ソフトウェアをインストールします。ノードごとのアクティベーション・キーを IBM® から入手して、各サーバーが固有の IBM Spectrum Virtualize ノードになれるようにします。ソフトウェアは、レガシー・モードではなく、UEFI モードでブートされたサーバーのみで正しく機能します。ご使用のサーバーの BIOS が、legacy boot ではなく、UEFI boot に設定されていることを確認する必要があります。

手順

  1. 上記の手順を実行して、ダウンロードしたソフトウェアから USB フラッシュ・ドライブを作成します。
  2. モニターとキーボードをサーバーに接続します。
  3. サーバーの電源がオフの状態で、USB フラッシュ・ドライブをいずれかの USB ポートに挿入します。
  4. システムの電源をオンにし、BIOS に入り、ブート・ディスクが JBOD モードに設定されていることを確認します。このタスクの実行方法について詳しくは、サーバーのメーカーにお問い合わせください。 ブート・ディスクが JBOD モードになった後、挿入された USB フラッシュ・ドライブからのブートに進みます。ソフトウェアの初回インストール時にサーバーのブート・ドライブが区画化され、セキュア・オペレーティング・システムがインストールされ、ソフトウェアがインストールされます。
  5. インストール時に画面に提示される、このノードの 6 文字の固有ノード ID をメモします。
  6. IBM Web サイトに進みます。
    www.ibm.com/support
  7. ステップ 5 に記載されている対応する固有ノード ID の固有ノード・アクティベーション・キーを入手します。後のインストール・ステップで使用するために、このアクティベーション・キーをローカル・ワークステーションに保管します。
  8. プロンプトが出されたら、USB フラッシュ・ドライブを取り外して、セキュア・オペレーティング・システムからサーバーをリブートします。 「C」を押して先に進みます。
    サーバーが複数回リブートする場合があります。
    注: ソフトウェアをデプロイする際に、ファームウェア、基本入出力システム (BIOS)、およびベースボード管理コントローラー (BMC) の更新は行われません。
  9. 注意が必要なハードウェア障害が他にない場合、ノードは 600 コードでサービス状態で起動します。
  10. ワークステーションまたはノートブックをサーバーの技術員用ポートに接続します。 このポートは、専用の管理インターフェースを除いて、システムが識別する最初のイーサネット・ポートです。 Web ブラウザーは自動的に管理 GUI インターフェースに進みます。他のハードウェア障害に注意が必要な場合、Web ブラウザーは、これらの問題に対処できるようにサービス・アシスタント・インターフェースに進みます。
  11. 管理 GUI の手順に従って、アクティベーション・キーをノードにアップロードします。
  12. 管理 GUI の残りの手順を実行して、ノードの初期化を完了します。

タスクの結果

これでノードは候補状態になり、機能できるシステムに配置する準備ができました。

次のタスク

候補ノードを使用して初期の IBM Spectrum Virtualize システムを作成するか、ノードを既存の IBM Spectrum Virtualize システムに追加します。詳しくは、システムの初期化手順を参照してください。

USB フラッシュ・ドライブを他の用途に使用可能な空のストレージ・デバイスとして復元するには、次のコマンドを使用して、USB フラッシュ・ドライブ上のファイル・システムを削除します。
wipefs --all /dev/sdx
その後、USB フラッシュ・ドライブの区画設定とフォーマット設定を再実行します。