メモリー・モジュール (DIMM) の取り外しと交換: 2145-SV2 および 2145-SA2

障害のある Dual In-line Memory Module (DIMM) をノード・キャニスターから取り外したり交換したりすることができます。 この手順で DIMM を追加して、ノード・キャニスターのメモリー容量を増やすこともできます。

このタスクについて

注:
  • 静電気の放電注意のシンボル メモリー・モジュールは、静電気の放電 (ESD) に弱い部品です。静電気による損傷を防ぐための予防措置を講じてください。 この部品の取り外しまたは交換を行う場合は、ESD に弱い装置を取り扱う推奨手順に従う必要があります。
  • この作業を実行するために必要なツールはありません。この手順を実行する際に、ねじを取り外したり緩めたりしないでください。
図 1 に示されているように、各ノード・キャニスターには、2 つのプロセッサー (CPU 1 および CPU 2 として識別されます) が搭載されています。
図 1. CPU および DIMM スロットのロケーション
CPU および DIMM スロットのロケーション
  • CPU プロセッサーには、A から F のラベルが付けられた 6 個のメモリー・チャネルがあります。
  • 各メモリー・チャネルには、0 から 1 の番号が付けられた 2 個の DIMM スロットがあります。例えば、DIMM スロット A0 および A1 がメモリー・チャネル A にあります。
  • システム・ボードで、DIMM スロットには、メモリー・チャネルおよびスロットに応じてラベルが付けられています。これらは、DIMM スロットに最も近い CPU に関連付けられています。
  • 一貫性のある空気の流れと冷却を維持するために、各 DIMM スロットには、メモリー・モジュールまたはフィラー・ブランクのいずれかを取り付ける必要があります。
  • すべてのメモリー・モジュールを同時に交換する必要はありません。ただし、メモリー・モジュールを取り付ける場合は、表 1に説明されている構成に従う必要があります。
    表 1. DIMM のロケーションとメモリー構成
    DIMM スロット スロット索引 DIMM およびブランクの構成
      128 GB 384 GB 768 GB
    F0 11   32 GB 32 GB
    F1 12     32 GB
    E0 9   32 GB 32 GB
    E1 10     32 GB
    D0 7 32 GB 32 GB 32 GB
    D1 8     32 GB
    CPU1  
    A1 2     32 GB
    A0 1 32 GB 32 GB 32 GB
    B1 4     32 GB
    B0 3   32 GB 32 GB
    C1 4     32 GB
    C0 5   32 GB 32 GB
     
    C0 17   32 GB 32 GB
    C1 18     32 GB
    B0 15   32 GB 32 GB
    B1 16     32 GB
    A0 13 32 GB 32 GB 32 GB
    A1 14     32 GB
    CPU2  
    D1 20     32 GB
    D0 19 32 GB 32 GB 32 GB
    E1 22     32 GB
    E0 21   32 GB 32 GB
    F1 24     32 GB
    F0 23   32 GB 32 GB
ノード・エラー 510 がログに記録された場合 (システム・ログにエラー・コード 1022)、センス・データには以下の情報が含まれます。それを 表 1 に加えて使用することにより、交換が必要な DIMM を判別できます。
  • 検出されたメモリー・サイズ (MB 単位)。
  • 予想されるメモリー・サイズ (MB 単位)。
  • DIMM スロットごとに項目が 1 つあるリストに、各スロットの DIMM のサイズ (GB 単位) が表示されます。

手順

障害が発生した DIMM の識別

  1. 障害のある DIMM を交換する場合は、管理 GUI の保守アシスタントまたはシステム・イベント・ログを使用して、検出されたメモリー・サイズと予想されるメモリー・サイズ、および各スロット内の DIMM のサイズを示すセンス・データを入手します。
  2. エラー・センス・データからの予想されるメモリー・サイズを、同じノード・キャニスターの合計メモリーを示す欄に突き合わせることにより、予想される構成が含まれている 表 1 の欄を特定します。
  3. エラー・データの各スロットに報告された DIMM のサイズを、表 1 に示されているスロット索引とノード・キャニスターの合計メモリー・サイズの、予想される DIMM サイズと比較します。一致しない場合はすべて、該当の DIMM を、表に示されているサイズの DIMM に交換する必要があります。各サイズの DIMM の正しい FRU 部品番号については、『参照』セクションの交換可能ユニットのトピックを参照してください。

ノード・キャニスターの取り外し

  1. ノード内のノード・キャニスターの取り外しと交換: 2145-SV2 および 2145-SA2に説明されているとおりにノード・キャニスターを取り外し、水平な平面上に置きます。

DIMM の取り外し

  1. カバーを取り外します (キャニスターのカバーの取り外しと再取り付け: 2145-SV2 および 2145-SA2の説明を参照)。
  2. 該当する DIMM スロットを探します。
    図 2 に示されているように、DIMM のロケーションはシステム・ボード上で識別されます。
    図 2. DIMM のロケーションの識別
    システム・ボードにプリントされた DIMM のロケーションの例
  3. DIMM の側面にあるロック・タブを押して取り出します。
  4. DIMM を持ち上げ、スロットから取り出します。
  5. ノードの内部で行うタスクがほかにある場合は、ここで行います。

DIMM の交換または追加

重要: ノード・キャニスターにメモリーを追加する場合は、そのノードをシステム構成から除去してから、以下の手順を開始する必要があります。これを行うために、管理 GUI または CLI を使用できます。
  • 管理 GUI を使用するには、ノード・キャニスターを右クリックして、「除去」」を選択します。
  • CLI を使用するには、以下のコマンドを入力します。ここで、object_id | object_name は、追加のメモリーを受け取るノード・キャニスターを示します。
    rmnodecanister object_id | object_name 

障害のある DIMM を、FRU ストックの新しいものと交換する場合は、ノード・キャニスターをシステム構成から除去する必要はありません。

  1. 新しい DIMM が入っている帯電防止パッケージを、ノード・キャニスターの塗装されていない金属面に接触させます。パッケージから DIMM を取り外します。
  2. DIMM の切り欠きがメイン・ボード上のコネクターの位置に正しく合うように、DIMM の方向を合わせます。
  3. 図 3 に示すように、DIMM の両端を DIMM コネクターの両端のスロットと位置合わせして、DIMM をコネクターに挿入します。
    図 3. DIMM の取り付け
    DIMM の取り付け
    重要: DIMM と保持クリップの間にすき間がある場合は、DIMM が正しく挿入されていません。保持クリップを開いて DIMM を取り外し、挿入し直してください。
  4. DIMM の両端に同時に圧力を加えて、DIMM をコネクターにまっすぐ押し下げ、しっかり押し込みます。 DIMM がコネクターにしっかり装着されると、カチッと音がして保持クリップがロック位置に収まります。
  5. ステップ 10 から 13 までを繰り返して、新しい DIMM または交換 DIMM をすべて取り付けます。
  6. キャニスターのカバーの取り外しと再取り付け: 2145-SV2 および 2145-SA2で説明されているとおりに、カバーを取り付けます。
  7. ノード内のノード・キャニスターの取り外しと交換: 2145-SV2 および 2145-SA2の説明に従って、ノード・キャニスターを再挿入します。
    キャニスターの電源がオンにならない場合は、キャニスターが完全にエンクロージャーに挿入されているかを確認してください。
  8. ノードが再びアクティブになったら、管理 GUI に進み、DIMM に関する未修正のイベントがないか確認します。