ファイバー・チャネル・ホストでのキュー項目数

ファイバー・チャネル・ネットワークでは、キュー項目数とは、1 つのデバイス上で並列で実行できる入出力操作 (SCSI コマンド) の数を指します。

通常、キュー項目数が大きいほど、パフォーマンスが高くなる可能性があります。ただし、ストレージ・デバイスに送信される並行入出力が多すぎると、装置は、入出力障害メッセージ「キュー・フル」と応答します。このメッセージは、ホストに少し後で入出力を再試行させるようにするものです。 ただし、すべてのオペレーティング・システムがキュー・フル障害を正しく処理するわけではありません。これにより、アプリケーションで不要な入出力障害または遅延が発生することがあります。

それらの遅延や障害を防ぐために、ストレージ・システムのリソースを使い果たさないように、限定された数の入出力のみをストレージ・システムに送信するようにホストを構成してください。

ホストが複数ある構成では、ホスト間での公平性を保つよう、類似のキュー項目数で各ホストを構成してください。
  • ほとんどのホストで、HBA キュー項目数を 32 に設定します。
  • 極めてビジーなホストの場合、またはストレージ・システム上に構成されているホストが多くない場合、HBA キュー項目数を 128 に設定します。

ストレージ・システム上の 1 つの物理ファイバー・チャネル・ポートに接続されているすべてのホストのキュー項目数が 2048 を超えていないことを確認します。

ホスト入出力「キュー・フル」障害が定期的に発生する場合は、キュー項目数を減らすか、ストレージ・システム上のさらに多くの物理ファイバー・チャネル・ポートにわたってホスト・ゾーニングを分散させることを考慮してください。