ドライブ

システムは、さまざまなタイプのドライブおよびドライブ・クラスをサポートします。それらのドライブは、プールやボリュームに容量を提供するアレイの作成に使用されます。

ドライブ・オブジェクトは物理ドライブを表します。システムは、サポートされているドライブがシリアル接続 SCSI (SAS) または NVMe (Non-Volatile Memory Express) のプロトコルを介して検出されると、このオブジェクトを自動的に作成し、ドライブ ID を割り当てます。 ハードウェア・モデルには、ストレージに SAS 接続ドライブを使用するものと NVMe 接続ドライブを使用するものがありますが、これらのドライブを相互に交換したり、同じアレイ内に作成したりすることはできません。NVMe は SAS を上回る帯域幅と並列処理を提供するドライブ・インターフェース・テクノロジーであり、高需要ストレージに有用です。NVMe 接続ドライブは、仮想化外部ストレージとして特定のノード・モデルでのみサポートされており、ストレージ・クラスのメモリー Tier として提示されています。これらタイプの外部ストレージのドライブは、Tier に対して、ストレージ容量単位 (SCU) ごとにライセンスが必要です。 SAN ボリューム・コントローラー 2145-SV2 および 2145-SA2 ノードのみが、NVMe テクノロジーをサポートする外部ストレージ・システム上の Storage Class Memory (SCM) Tier としてこれらのドライブをサポートします。

システムは、次の Tier のドライブをサポートしています。
ストレージ・クラス・メモリー
ストレージ・クラス・メモリー・ドライブは、現在のフラッシュ・ストレージ・デバイス・テクノロジーの耐久性を向上させ、待ち時間を減らす永続メモリー・テクノロジーを使用します。すべての SCM ドライブは NVMe アーキテクチャーを使用します。
Tier 0 フラッシュ
Tier 0 フラッシュ・ドライブは高性能フラッシュ・ドライブであり、読み取り操作と書き込み操作を処理し、エンタープライズ・ドライブやニアライン・ドライブよりも高速のデータ・アクセスを提供します。大半の Tier 0 フラッシュ・ドライブでは、システムは摩耗のレベルをモニターし、ドライブの交換時期が近づくと警告を発します。IBM FlashCore® モジュール・ドライブなどの一部の NVMe 接続ドライブは、Tier 0 フラッシュ・ドライブと見なされます。
Tier 1 フラッシュ
Tier 1 フラッシュ・ドライブは低コストのフラッシュ・ドライブであり、通常、容量は大きいものの、ややパフォーマンスが劣り、書き込み耐久性があるといった特性があります。システムは摩耗のレベルをモニターし、ドライブの交換時期が近づくと警告を発します。
エンタープライズ・ディスク
エンタープライズ・ディスクは、パフォーマンスに合わせて最適化されたディスク・ドライブです。
ニアライン・ディスク
ニアライン・ディスクは、容量に合わせて最適化されたディスク・ドライブです。

管理 GUI は、これらのさまざまなタイプの Tier と、ドライブがサポートする機能に基づいて、アレイを作成します。特性がよく似たドライブがアレイを形成するために作成され、管理 GUI は、パフォーマンスと耐久性を確保するためにアレイが正しく構成されていることを確認します。

注: ドライブ障害 LED がオンであるか、修正手順により指示される場合を除いて、ドライブを交換しないでください。