ホスト接続のための iSCSI 構成または iSER 構成の詳細
iSCSI または iSER ホスト接続について、以下の構成の詳細に従う必要があります。
システムのイーサネット・ポートを使用して、システムを、Small Computer System Interface Over Internet Protocol (iSCSI) ホストまたは iSER (iSCSI Extensions for RDMA) ホストに接続することができます。
ノードには 2 個または 4 個のイーサネット・ポートがあります。これらのポートは、モデルに応じて 1 Gbps、10 Gbps、または 25 Gbps をサポートします。
ノード上のイーサネット・ポートごとに、最大で 1 つの IPv4 アドレスと 1 つの IPv6 アドレスを iSCSI または iSER 入出力用に指定できます。
iSCSI ホストまたは iSER ホストは、ノード・ポート IP アドレスを介してシステムに接続します。ノード・ポート IP アドレスは、ノードのどの 25 Gbps イーサネット・ポートにも割り当てることができます。ノードに障害が発生した場合、このアドレスは使用不可になり、ホストはそのノード経由でのシステムとの通信を失います。ホストがデータへのアクセスを維持できるように、障害ノードのノード・ポート IP アドレスが入出力グループ内のパートナー・ノードに転送されます。 パートナー・ノードは、自体のノード・ポート IP アドレスに対する要求と、障害ノードのノード・ポート IP アドレスに対する要求の両方を処理します。 このプロセスをノード・ポート IP フェイルオーバーと呼んでいます。 ノード・ポート IP アドレスに加えて、障害ノードの iSCSI 名と iSCSI 別名もパートナー・ノードに転送されます。 障害ノードが復旧した後、ノード・ポート IP アドレスと iSCSI 名および別名が元のノードに返されます。
以下の要件が満たされている場合、複数の構成がサポートされます。
ボリュームは、ファイバー・チャネル・ホスト、iSCSI ホスト、またはその両方に同じ方法でマップできます。
最新の最大構成サポート情報については、次の Web サイトで、「Configuration Limits and Restrictions」とご使用の製品名で検索してください。
クラスター化イーサネット・ポートは、同じイーサネット・スイッチに接続されたクラスター化システム内の各ノードからの 1 つのイーサネット・ポートで構成されます。 クラスター化イーサネット・ポートまたはノード・イーサネット・ポートには、イーサネット構成コマンドを使用できます。システムは、冗長イーサネット・ネットワークを持つように構成できます。
各ノードの iSCSI 入出力用イーサネット・ポートに IP アドレスを割り当てるには、管理 GUI または cfgportip コマンドを使用します。CLI コマンドの MTU パラメーターは、iSCSI パフォーマンスを向上させるための最大伝送単位 (MTU) を指定します。
iSNS を構成して、スケーラブル構成および iSCSI ストレージ・デバイスの管理を容易にすることができます。 現在、iSNS サーバーが使用するプロトコルは一度に 1 つのタイプのみ (IPv4 または IPv6) です。 例えば、既に IPv4 iSNS IP アドレスを使用している場合に IPv6 iSNS IP アドレスの構成を試みると、新規の IPv6 IP アドレスが iSNS IP アドレスになります。古い IP アドレスは iSNS 機能では使用されなくなります。
iSER は、チャレンジ・ハンドシェーク認証プロトコル (CHAP) を介して片方向認証をサポートします。iSER ターゲットは、iSCSI イニシエーターを認証します。
複数の入出力グループを介してアクセスできるボリュームに、iSCSI または iSER ホストをマップすることができます。iSCSI または iSER ホストは、複数の入出力グループ (および単一の入出力グループ) からアクセスできるボリュームにアクセスできます。複数の入出力グループを介してアクセスできるボリュームへマップされる iSCSI または iSER ホストは、アクセス・セットの各入出力グループとのアクティブな iSCSI または iSER セッションが 1 つ以上ある場合、online です。ボリュームが iSCSI または iSER ホストへマップされていない場合、そのボリュームは degraded です。ボリュームが iSCSI または iSER ホストへマップされていても、ボリューム・アクセス・セットのいずれかの入出力グループの部分とのアクティブな iSCSI または iSER セッションがなければ、ホストの状況は offline です。
iSCSI または iSER ホストにマルチパス・ドライバーがインストールされておらず、複数の入出力グループを介してアクセスできるボリュームにホストがマップされている場合、ホスト状況は常に degraded になります。そのようなシナリオでは、ホストとシステム入出力グループとの間で単一のパスのみがサポートされます。この単一パスは、iSCSI をサポートするマルチパス・ドライバーがない AIX の場合も同様です。
インストールされているマルチパス・ドライバーがある iSCSI ホストは、稼働中に移動できます。ただし、この機能は IBM AIX ホスト接続を含みません。IBM AIX ホストはマルチパス機能をサポートしていないからです。
iSCSI または iSER 接続ホストは、HyperSwap® ボリュームによってサポートされます。ただし、HyperSwap 機能を使用するには、ホスト・マルチパス・ドライバーが ALUA ベースのパス・ポリシーを使用するように構成されている必要があります。HyperSwap 機能は、マルチパス・ドライバーがインストールされていない AIX iSCSI ホストに対してはサポートされません。
iSCSI プロトコルまたは iSER プロトコルの制限
initial_r2t = 1 immediate_data = 0 max_connections = 1 Max_recv_segment_data_length = 32k max_xmit_data_length = 32k max_burst_length = 32k first_burst_length = 32k default_wait_time = 2 default_retain_time = 20 max_outstanding_r2t = 1 data_pdu_inorder = 1 data_sequence_inorder = 1 error_recovery_level = 0 header_digest = CRC32C,None data_digest = CRC32C,None ofmarker = 0 ifmarker = 0 ofmarkint = 2048 ifmarkint = 2048