MAP 6001: RAID 0 アレイ内のオフライン SSD の交換

MAP 6001: この手順では、障害を起こしているソリッド・ステート (SSD) を、それがまだストレージ・プールのメンバーである間に交換します。

始める前に

これらの保守分析手順 (MAP) に慣れていない場合は、まず 保守分析手順の使用 をお読みください。

このマップは、内蔵フラッシュ・ドライブ を搭載したモデルに適用されます。 この手順を開始する前に、使用するモデルを認識している必要があります。 作業するモデルを判別するには、ノードの前面にあるモデル・タイプを示すラベルを見つけてください。

重要:
  1. これらのステップを開始する前に、システムの構成をバックアップしてください。
  2. ドライブの使用属性が「メンバー」であり、ドライブを交換する必要がある場合は、アクションを実行する前に、ご使用のシステムのサポート・センターに連絡してください。

このタスクについて

RAID 0 (ストライプ) アレイ内のドライブに障害が起こる場合にのみ、以下の手順を実行します。

手順

  1. 障害のあるドライブに依存するすべてのボリューム・コピー、MDisk、およびストレージ・プールの属性を記録します。
    1. lsdrive CLI コマンドを使用し、statusoffline に、usefailed になっているドライブの ID およびエラー・シーケンス番号を識別します。
    2. lsevent <seq_no> CLI コマンドを使用してオフライン理由を検討します。
    3. lsdrive <drive_id> CLI コマンドを使用して、オフライン・ドライブに関する詳細情報を入手します。
    4. 各オフライン・ドライブの mdisk_idmdisk_namenode_idnode_name、 および slot_id を記録します。
    5. lsmdisk <mdisk_id> CLI コマンドを使用して、サブステップ 1c で識別された各 MDisk の障害ドライブのストレージ・プールを入手します。

      次のステップを続行して、ストレージ・プールの 1 つにあるすべての障害ドライブを取り替えます。選択したドライブのノード、スロット、および ID を書き留めておいてください。

    6. lsmdisk -filtervalue mdisk_grp_id=<grp id> CLI コマンドを使用して、ストレージ・プール内のすべての MDisk を見つけ出します。
    7. 内部の MDisk (ctrl_type = 4)、および SSD が含まれる MDisk (ctrl_type = 6) を識別します。
    8. lsmdiskmember <mdisk_id> CLI コマンドを使用して、サブステップ 1f で見つかった各 MDisk のストレージ・プール内のエクステント付ボリュームを見つけます。

      各 MDisk に対して同じボリュームが戻される傾向にあります。

    9. lsvdisk <vdisk_id> CLI コマンドを使用して、ステップ 1h でリストされた各ボリュームのすべての属性を記録します。 各ボリュームについて、ミラーリング済みであることを示すオンライン・ボリューム・コピーがあるかどうかを確認します。この情報は、ステップ 9 で使用します。
    10. lsdrive -filtervalue mdisk_id=<mdisk_id> CLI コマンドを使用して、ストレージ・プール内にある各内部 MDisk の全ドライブのリストを入手します。この情報は、ステップ 8 で使用します。
    11. lsmdisk <mdisk_id> CLI コマンドを使用して、ストレージ・プール内のすべての MDisk のすべての属性を記録します。この情報は、ステップ 8 で使用します。
    12. lsmdisk <mdisk_id> CLI コマンドを使用して、ストレージ・プールのすべての属性を記録します。この情報は、ステップ 7 で使用します。
    注: リストされたボリュームがミラーリング済み、オンライン、かつ、同期されたコピーを持っている場合は、コピーされたボリューム・データをコピーからリカバリーすることができます。ミラーリング解除されたボリューム上のすべてのデータは失われ、バックアップからリストアする必要があります。
  2. rmmdiskgrp -force <mdiskgrp id> CLI コマンドを使用して、ストレージ・プールを削除します。

    ストレージ・プール内のすべての MDisk およびボリューム・コピーも削除されます。ボリューム・コピーのいずれかがボリュームの最後の同期であった場合は、同期していないすべてのコピーは、たとえストレージ・プールにない場合であっても、同様に削除されます。

  3. サブステップ 1e で記録したドライブ ID を使用して、chdrive コマンドでドライブの使用属性を「未使用」に設定します。
    chdrive -use unused <id of offline drive>
    ドライブ・リストからドライブが削除されます。
  4. 物理的な作業の指示に従って、ドライブを取り替えまたは取り外します。
    手順の実行方法について詳しくは、部品の取り外しと交換を参照してください。
    使用属性が「未使用」に設定された新規のドライブ・オブジェクトが作成されます。このアクションには数分かかることがあります。
  5. lsdrive CLI コマンドを使用して、新規ドライブの ID を取得します。
  6. 新規ドライブの使用属性を「候補」に変更します。
    chdrive -use candidate <drive id of new drive>
  7. 削除されたストレージ・プールと同じ属性を持つストレージ・プールを作成します。サブステップ 1l で記録した属性を使用します。
    mkmdiskgrp -name <mdiskgrp name as before> -ext <extent size as before>
  8. ステップ 1j および 1k の情報を使用して、以前ストレージ・プールにあったすべての MDisk を再度作成します。
    • 内部 RAID 0 MDisk の場合、以下のコマンドを使用します。
      mkarray -level raid0 -drive <list of drive IDs> -name 
      <mdisk_name> <mdiskgrp id or name>

      ここで、-name <mdisk_name> はオプションですが、このパラメーターを使用すると、新しいアレイが古いアレイと同じ MDisk 名を持つようにすることができます。

    • 外部 MDisk の場合、addmdisk CLI コマンドを使用します。
    • 非 RAID 0 MDisk の場合、mkarray CLI コマンドを使用します。
  9. MDisk グループが削除される前に同期した状態のオンラインのミラー保護ボリューム・コピーを持っていたすべてのボリュームについて、次のコマンドを指定して、新規ストレージ・プールにボリューム・コピーを追加し、冗長性を回復します。
    addvdiskcopy -mdiskgrp <mdiskgrp id> -vtype striped -easytier 
    <on or off as before> <vdisk_id>
  10. オンライン、同期、ミラーリングされたコピーのないすべてのボリュームについては、ボリュームを再度作成して、バックアップからデータをリストアするか、他の方式を使用します。
  11. ステップ 1b からのエラー・シーケンス番号を使用して、ドライブ・エラーに修正済みとしてマークを付けます。
    cherrstate -sequencenumber <error_sequence_number>