IP 協力関係の要件
IP 協力関係を作成して構成する際、以下の要件および制約を考慮してください。
サポートされる IP 協力関係の構成
以下の一般的な構成がサポートされますが、各サイトで構成する入出力グループの数はそれぞれ異なっていてもかまいません。
構成 1: この構成では、単一のサイト間リンクのみ使用可能です。したがって、各ノード上で構成されるのは 1 つのリモート・コピー・ポート・グループのみです。

各システム内のいずれかのノードから 1 つのポートのみが IP 協力関係にアクティブに参加します。 その他のポートはフェイルオーバー・ポートとして機能します。サイト H1 のノード H1 で重大な障害が検出された場合、IP 協力関係は、ノード H2 にフェイルオーバーして続行します。リモート・コピー関係は、フェイルオーバー中に一時的に停止することがあります。
構成 2: この構成では、1 つのサイト間リンクのみが使用可能です。各システムの入出力グループには両方とも、各ノードに単一のリモート・コピー・ポート・グループが構成されています。ただし、すべての使用可能なポートの中から、各システム内のどちらかのノードからの 1 つだけのポートが、IP 協力関係にアクティブに参加します。 その他のポートはフェイルオーバー・ポートとして機能します。

サイト H のノード H1 で重大な障害が検出された場合、IP 協力関係は、ノード H2、H3、または H4 にフェイルオーバーして続行します。リモート・コピー関係は、フェイルオーバー中に一時的に停止することがあります。
構成 3: この構成では、8 ノードのシステムが使用可能です。しかし、IP 協力関係には、2 つの入出力グループのみサポートされます。 各システム内の両方の入出力グループで、各ノード上に単一のリモート・コピー・ポート・グループが構成されています。ただし、使用可能なすべてのポートのうち、各システムのいずれかのノードからの 1 つのポートのみが、実際に IP 協力関係に参加します。その他のポートはフェイルオーバー・ポートとして機能します。

サイト 1 のノード H1 で重大な障害が検出された場合、IP 協力関係は、ノード H2、H3、または H4 にフェイルオーバーして続行します。リモート・コピー関係は、フェイルオーバー中に一時的に停止することがあります。
構成 4: この構成では、2 つのサイト間リンクが使用可能です。そのため、2 つのリモート・コピー・ポート・グループが構成されます。各システム内の各ノードの 1 つのポートが、実際に IP 協力関係に参加します。サイト H のノード H1 で重大な障害が検出された場合、IP 協力関係は、ノード H2 上の他方のポートを介して操作を続行します。
このシナリオでは障害が発生しませんが、有効帯域幅は半分に減ります。IP 協力関係トラフィックを可能にする 2 つのリンクのうち、1 つしか使用できません。 障害が修正されると、ポートはフェイルバックし、IP 協力関係は両方のリンクを介して操作を続行します。

構成 5: このマルチノード構成では、2 つのサイト間リンクが使用可能です。2 つのリモート・コピー・ポート・グループが構成されます。リモート・コピー・ポート・グループ「1」と「2」に 4 つのポート (ノードごとに 1 つ) が構成されます。 4 つのポートのうち 2 つのポートのみが、実際に IP 協力関係を可能にするために利用されます。このポートとパスの選択は、内部アルゴリズムによって維持されます。その他のポートはフェイルオーバー・ポートとして機能します。

サイト H のノード H1 で重大な障害が発生した場合、IP 協力関係は、ノード H3 にフェイルオーバーして続行します。フェイルオーバーが即時に実施され、IP 協力関係トラフィックがノード H2 から続行している間に素早く完了するため、リンク帯域幅には影響がありません。
構成 6: この構成では、8 ノードのシステムが使用可能です。ただし、IP 協力関係で現在サポートされるのは入出力グループ 2 つのみです。 各システムの両方の入出力グループで、リモート・コピー・ポート・グループの「1」と「2」に 4 つのポート (ノードごとに 1 つ) が構成されています。 4 つのポートのうち 2 つのポートのみが実際に、IP 協力関係を可能にするために利用されます。このポートとパスの選択は、内部アルゴリズムによって管理されます。 その他のポートはフェイルオーバー・ポートとして機能します。

サイト H のノード H1 で重大な障害が検出された場合、IP 協力関係は、ノード H3 にフェイルオーバーして続行します。フェイルオーバーが即時に実施され、IP 協力関係トラフィックがノード H2 から続行している間に素早く完了するため、リンク帯域幅には影響がありません。 その他の入出力グループ、またはすべての入出力グループは、ファイバー・チャネル協力関係を介して別のシステムに接続できます。