movevdisk

movevdisk コマンドを使用して、同じキャッシュ入出力グループまたは別のキャッシュ入出力グループにボリュームの優先ノードを移動します。

構文

構文図を読む構文図をスキップする movevdisk  -iogrpiogrp_idiogrp_name-nocachingiogrp-force-nodenode_idnode_name vdisk_idvdisk_name

パラメーター

-iogrp iogrp_id | iogrp_name
(オプション) ボリュームを移動する入出力グループを指定します。
-nocachingiogrp
(オプション) このパラメーターを指定すると、ボリュームはキャッシュ入出力グループを持ちません。このオプションは、IBM サポートの指示の下でのみ使用してください。 -nocachingiogrp パラメーターは、-iogrp パラメーターおよび -node パラメーターと同時に指定することはできません。
-force
(オプション) force パラメーターを使用して、強制的にボリュームを入出力グループから削除します。このオプションは、キャッシュ・フラッシュのメカニズムを指定変更します。
要確認:
  • -force パラメーターを指定する場合、キャッシュの内容は破棄され、キャッシュ・データの消失によってボリュームが破損する可能性があります。-force パラメーターは注意して使用してください。
  • force パラメーターを使用して、非同期コピーがあるボリュームを移動する場合は、完全再同期が必要です。
-node node_id | node_name
(オプション) 優先ノードとして割り当てられるノードの ID または名前を指定します。
vdisk_id | vdisk_name
(必須) 移動するボリュームを指定します。

説明

movevdisk コマンドを使用して、単一のボリュームを新規入出力グループにマイグレーションします。必要に応じて、他のボリュームに対してこのアクションを繰り返します。このコマンドは、キャッシュ入出力グループを変更せずにボリュームの優先ノードを移動することもできますが、ボリュームにアクセス可能な入出力グループは変更されません (キャッシュ入出力グループのみが変更されます)。

重要: イメージ・モード・ボリュームをマイグレーションしたり移動したりすることはできません。

元の入出力グループを完全に削除する準備のためにボリュームを移動する場合、最初に FlashCopy® マッピングを削除する必要があります。そうでないと、ソース・ボリュームがオフラインになります。

いずれかのコピーがシン・プロビジョニング・コピーまたは圧縮コピーであり、データ削減プール内にある場合、このコマンドは入出力グループの変更には使用できません。 データ削減プール内にあるボリュームでは、優先ノードを変更することができます。

圧縮ボリュームも移動することができます。また、新規入出力グループ内に優先ノードを指定することもできます。 FlashCopy マッピング内にあるボリュームは移動することができますが、FlashCopy ビットマップは元の入出力グループ内に残ります。FlashCopy マッピングが preparing 状態または prepared 状態の場合、ボリュームを移動することはできません。また、ボリュームが、stopping 状態の FlashCopy マッピングのターゲットである場合は、そのボリュームを移動することができます。

グローバル・ミラー、メトロ・ミラー、または HyperSwap® 関係にあるボリュームは、1 次ボリューム、2 次ボリューム、または変更ボリュームのいずれであっても、移動してキャッシュ入出力グループを変更することはできません。 グローバル・ミラー、メトロ・ミラー、または HyperSwap 関係にあるボリュームを移動するには、関係をまず削除する必要があります。このタイプのボリュームの場合、キャッシュ入出力グループを変更せずに優先ノードを変更することができます。

ボリュームがオフラインの場合は、いずれかの recovervdisk コマンドを使用してボリュームをリカバリーし、オンラインに戻します。ボリュームの優先ノードを指定するには、movevdisk コマンドと一緒に -node node_id | node_name パラメーターを使用します。 movevdisk コマンドを使用して、このボリュームが関連付けられている入出力グループを変更することができます。

重要: 以下の移動は行わないでください。
  • どのような場合でも、オフラインの入出力グループにはボリュームを移動しないでください。
    要確認: データ損失を回避するため、ボリュームを移動する前に入出力グループがオンラインであることを確認してください。
  • オフラインのボリュームをリカバリー入出力グループに移動しないでください。

ボリュームを新規入出力グループにマイグレーションして、手動でクラスター化システム内のノード間でワークロードのバランスを取ることができます。ただし、1 対のノードのワークロードが過剰になり、もう一方の対のワークロードが過小になることがあります。

要確認: ボリュームがフォーマット中である場合、そのボリュームを移動することはできません。

ボリュームが、アクティブ/アクティブ関係にあるソース・ボリュームとの FlashCopy マッピングのターゲットである場合、新しい入出力グループはソース・ボリュームと同じサイトになければなりません。相手側リモート・コピー関係にあるボリュームの移動がシステムで可能であるのは、その移動により入出力グループが変更されない場合です (優先ノードが変わります)。ボリュームがアクティブ/アクティブ関係にある場合、新規の入出力グループはソース入出力グループと同じサイト内になければなりません。

注: リモート・コピーにはメトロ・ミラー、グローバル・ミラー、および HyperSwap が含まれます。

DB_Volume を入出力グループ 2 に移動するための呼び出し例

movevdisk -iogrp 2 DB_Volume

結果出力:

No feedback

新しい優先ノード ID 7 を指定して、DB_Volume を入出力グループ IOGRP3 に移動するための呼び出し例

movevdisk -iogrp IOGRP3 -node 7 DB_Volume

結果出力:

No feedback

同じ IOGRP 内で新規優先ノード ID を 8 としてボリューム DB_Volume の優先ノードを変更する呼び出し例

movevdisk -node 8 DB_Volume

結果出力:

No feedback