SAN ボリューム・コントローラーの操作環境

システムを使用するには、ハードウェアおよびソフトウェアの最小要件が満たされ、その他の操作環境基準が満たされていることを確認する必要があります。

最小必要要件

操作環境を適宜セットアップする必要があります。
  • 最低 1 対の SAN ボリューム・コントローラー・ノード
  • 最低 2 台の無停電電源装置 (uninterruptible power supply)ユニット

SAN ボリューム・コントローラー 2145-DH8 および SAN ボリューム・コントローラー 2145-SV1 ノードの機能

SAN ボリューム・コントローラー 2145-DH8 および SAN ボリューム・コントローラー 2145-SV1 ノードには、以下のフィーチャーが含まれています。
  • 19 型ラック・マウント・エンクロージャー
  • 少なくとも 1 つのファイバー・チャネル・アダプターまたは 1 つの 10 Gbps イーサネット・アダプター
  • オプションの 2 つ目および 3 つ目のファイバー・チャネル・アダプター
  • プロセッサー当たり 32 GB のメモリー
  • 1 つまたは 2 つの 8 コア・プロセッサー
  • デュアル予備電源機構

  • オプションのフラッシュ・ドライブを収納するための最大 2 つの SAN Volume Controller 拡張エンクロージャー

  • iSCSI ホスト接続 (1 Gbps イーサネットおよびオプションの 10 Gbps イーサネット)
  • IBM® Real-time Compression™ のサポート (オプション)

SAN ボリューム・コントローラー 2145-CG8 ノードのフィーチャー

SAN ボリューム・コントローラー 2145-CG8 ノードには、以下のフィーチャーが備わっています。
  • 19 型ラック・マウント・エンクロージャー
  • 1 つの 4 ポート 8 Gbps ファイバー・チャネル・アダプター
  • 1 つの 2 ポート 10 Gbps Fibre Channel over Ethernet コンバージド・ネットワーク・アダプター (オプション)
  • 2 つ目の 4 ポート 8 Gbps ファイバー・チャネル・アダプター (オプション)
  • 24 GB メモリー
  • Fibre Channel over Ethernet ホスト接続 (1 つのみ追加する必要があります)
  • 1 つのクワッド・コア・プロセッサー
  • デュアル予備電源機構
  • 最大 4 つのフラッシュ・ドライブ のサポート (オプション)
  • iSCSI ホスト接続 (1 Gbps イーサネットおよびオプションの 10 Gbps イーサネット)
  • IBM Real-time Compression のサポート (オプション)
注: オプションの フラッシュ・ドライブ とオプションの 10 Gbps イーサネットを同じ 2145-CG8 ノード内で使用することはできません。

SAN ボリューム・コントローラー 2145-CF8 ノードのフィーチャー

SAN ボリューム・コントローラー 2145-CF8 ノードには、以下のフィーチャーが備わっています。
  • 19 型ラック・マウント・エンクロージャー
  • 1 つの 4 ポート 8 Gbps ファイバー・チャネル・アダプター
  • 24 GB メモリー
  • 1 つのクワッド・コア・プロセッサー
  • デュアル予備電源機構
  • 最大 4 つのフラッシュ・ドライブ のサポート (オプション)
  • IBM Real-time Compression のサポート (オプション)

RAID MDisk フィーチャー

SAN ボリューム・コントローラー 管理 GUI またはコマンド・ライン・インターフェース (CLI) を使用すると、ローカル・ドライブから RAID MDisk を作成できます。 RAID (RAID 0 以外) は、ドライブに物理的障害が発生した場合に、冗長性と、リカバリー機能を提供します。

RAID MDisk は、フラッシュ・ドライブまたはハード・ディスク (HDD) で構成できます。

フラッシュ・ドライブ MDisk と HDD MDisk の両方を含むストレージ・プールを作成すると、IBM Easy Tier® 機能の自動データ配置モードが使用可能になります。このモードを使用すると、ボリュームは高速フラッシュ・ドライブの良好なパフォーマンスを活用できます。

サポートされている RAID レベルは RAID 0、RAID 1、または RAID 10 です。

分散アレイのフィーチャー

これらのアレイは 4 個から 128 個のドライブを格納でき、あるドライブが障害を起こした後に冗長性を維持するために使用される再作成領域も格納できます。

サポートされる RAID レベルは、分散 RAID 5 および分散 RAID 6 です。

分散アレイのパフォーマンスを強化するためには、すべてのドライブが同じ、または上位のドライブ・クラスに属している必要があります。各ドライブ・クラスは、drive_class_id によって識別されます。

フラッシュ・ドライブ のフィーチャー

フラッシュ・ドライブ のサポートは、SAN ボリューム・コントローラー 2145-CG8 およびSAN ボリューム・コントローラー 2145-CF8 のオプション機能です。

フラッシュ・ドライブ には、以下のフィーチャーが備わっています。
  • SAN ボリューム・コントローラー 2145-CG8 および SAN ボリューム・コントローラー 2145-CF8 ノードに、最大 4 つの フラッシュ・ドライブ を取り付けることができます。 IBM PCIe SAS ホスト・バス・アダプター (HBA) が、フラッシュ・ドライブ (flash drive) が入っている各ノードに必要です。
  • フラッシュ・ドライブ (flash drive) は、2.5 型・シリアル接続 SCSI (SAS) ドライブです。
  • フラッシュ・ドライブ (flash drive) は、最大 146 GB の実容量を提供します。
  • フラッシュ・ドライブ は、ホット・プラグ可能、ホット・スワップ可能です。

サポートされるホスト

ストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) 環境では、ホスト・システムは、SAN に接続されているストレージ・コントローラーからデータにアクセスするアプリケーション・サーバーです。 複数の稼働環境で稼働するホストは、 SAN ボリューム・コントローラー を使用してストレージに接続できます。 SAN ボリューム・コントローラー へのホスト接続は、 ファイバー・チャネル SAN 経由の SCSI、 イーサネット SAN 経由のファイバー・チャネル、または、 イーサネット・ネットワーク経由の iSCSI のいずれかです。

サポートされるホスト・オペレーティング・システムのリストについては、http://www-03.ibm.com/systems/support/storage/ssic/interoperability.wss を参照してください。

マルチパス・ソフトウェア

詳しくは、http://www-03.ibm.com/systems/support/storage/ssic/interoperability.wssを参照してください。

ユーザー・インターフェース

SAN ボリューム・コントローラー システムは、これらのユーザー・インターフェースを提供します。

  • 管理 GUI。これは、 ストレージ管理情報への柔軟で迅速なアクセスをサポートする、Web でアクセス可能なグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) です。
  • セキュア・シェル (SSH) を使用したコマンド・ライン・インターフェース (CLI)。
  • サービス・アシスタント。これは、ノードの問題のトラブルシューティングと解決に役立つ Web アプリケーションです。

アプリケーション・プログラミング・インターフェース

SAN ボリューム・コントローラー ・システムは、Common Information Model (共通情報モデル: CIM) エージェントと呼ばれるアプリケーション・プログラミング・インターフェースを提供します。CIM エージェントは、CIM エージェントは Storage Network Industry Association のストレージ管理イニシアチブ仕様 (SMI-S) をサポートします。