SAN ボリューム・コントローラー 2145-CG8 または 2145-CF8 ノードのシステム・ボードは交換できます。システム・ボードを除去したときに取り外されたコンポーネントはすべて、新しいシステム・ボードを取り付ける際に再利用されます。
始める前に
モニターおよび USB キーボードはこの手順に必要なため、それらが使用可能であることを確認します。必要な場合、ノードがラックから取り外されている間にノードの電源を入れることができるように、電源ケーブルも必要です。
システム・ボードを交換する際には、マイクロプロセッサーの取り外し、交換が必要になります。この作業を正しく実行するために、アルコール拭き取り布と熱伝導グリースが使用可能であることを確認してください。
注: ノードのコンポーネントを再組み立てする場合、ケーブルに過度の圧力がかからないように、すべてのケーブルを慎重に配線してください。
危険
複数の電源コード。製品が複数の電源コードを備えている場合があります。危険な電圧をすべて除去するには、すべての電源コードを切り離してください。(L003)
このタスクについて
このサービス・アクションは、以下のことを前提としています。
- ノードの電源がオフになっている。
- 電源ケーブルが切り離されている。
- 上部カバーが取り外されている。
- システム・ボードが取り外されている。
システム・ボードを取り付けるには、次の手順で行います。
手順
- 新しいシステム・ボードをアンパックし、そのジャンパーを 図 1 に示すように適切に設定します。
- 1 ジャンパー J29
- 2 ジャンパー J147
- 3 SW3 スイッチ・ブロック
- 4 SW4 スイッチ・ブロック
スイッチ・ブロック SW3 および SW4 にあるすべてのスイッチを OFF に設定します。
ジャンパーが装備されている場合は、J29 ピン 1 および 2 にジャンプします。それ以外の場合は、ジャンパーは不要です。
ジャンパーが装備されている場合は、J147 ピン 1 および 2 にジャンプします。それ以外の場合は、ジャンパーは不要です。
ヒント: ジャンパー J29 および J147 の番号ピンは開始位置が異なっています。
- 電源機構ユニットから遠い方のシステム・ボード・アセンブリーの側面を、キャッチの下に置きます。システム・ボードの反対側を、シャーシ内に平らになるまで下げます。背面コネクターをサーバーの背面の穴に位置合わせし、図 2 に示すように、システム・ボードをノードの背面に向けてスライドさせます。
図 2. SAN ボリューム・コントローラー 2145-CG8 または 2145-CF8 システム・ボードの取り外しと交換
- 1 システム・ボード・ハンドル
- 2 ファン・アセンブリー・ブラケット
- ファン・アセンブリー・ブラケットをつかみ、シャーシの方向に下に回転させます。
- 前に取り外したケーブルをすべて交換します。
- ホット・スワップ・ファンを再取り付けします (ファンの交換: 2145-CG8 または 2145-CF8の説明を参照)。
- マイクロプロセッサーとヒートシンクを再取り付けします (マイクロプロセッサーの再取り付け: 2145-CG8 または 2145-CF8の説明を参照)。
- DIMM を再取り付けします (メモリー・モジュール (DIMM) の取り替えの説明を参照)。
- 白色のプラスチック製エア・バッフルを再取り付けします。
- 電源機構ユニットを再取り付けします (電源機構の交換: 2145-CG8 または 2145-CF8の説明を参照)。
- ディスク・コントローラーと USB ライザー・カード・アセンブリーを交換します (ディスク・コントローラーと USB ライザー・カード・アセンブリーの交換: 2145-CG8 または 2145-CF8の説明を参照)。
- オプションの高速 SAS アダプターとライザー・カード・アセンブリーを交換します (高速 SAS アダプター・アセンブリーの交換: 2145-CG8 または 2145-CF8の説明を参照)。
- ファイバー・チャネル・アダプターとライザー・カードを交換します。ファイバー・チャネル・アダプター・アセンブリーの交換: 2145-CG8 または 2145-CF8を参照してください。
- すべてのケーブル、アダプター、およびその他のコンポーネントが正しく取り付けられて固定されていること、さらに、
ノードの内部でツールやパーツが緩んだままになっていないことを確認します。
すべての内部ケーブルが正しく配線されていることを確認します。
ファイバー・チャネル・ケーブルおよびイーサネット・ケーブルを切り離した場合は、必ず各ケーブルを取り外したポートと同じポートに再接続します。
- 上部カバーの交換: 2145-CG8 または 2145-CF8
- ノードをラックから取り外した場合は、ノードのラック内の交換の記述に従ってノードをラック内の元の位置に戻します。
- ファイバー・チャネル・ケーブルまたはイーサネット・ケーブルを取り外した場合は、各ケーブルに付けたラベルを使用して、取り外した元のポートを識別します。
- 電源コードを取り外した場合は、ケーブル保持ブラケットの交換: 2145-CG8 または 2145-CF8の記述に従って電源コードおよびケーブル保持ブラケットを元の位置に戻します。
- スライド・レール上のロック・レバー (図 3 の 1 ) を上げて、サーバー 2 を、所定の位置にカチッと音を立てて収まるまで、ラック内に完全に押し込みます。
図 3. ラックのスライド・レールの ロック・レバーを上げる
- ノードの電源をオンにします。 フロント・パネル・ディスプレイが安定するまで少なくとも 5 分間待ってから、さらに処置があればそれを実行してください。
注: この手順を実行するサービス担当員の場合、完了まで 2 時間近くかかる場合があります。
- 修復が正常に行われ、ノードがシャットダウン前にその状態データを保存できた場合には、ノードは始動してクラスターに再結合します。
ノードがクラスターに再結合した場合は、フロント・パネルに「クラスター:」およびクラスター名が表示されます。
- 修復は正常に行われたが、ノードがシャットダウン前にその状態データを保存できなかった場合は、ノードはノード・エラー 578 を表示します。管理 GUIを使用したクラスター化システムからのノードの削除の手順に従って、ノードをクラスターから削除した後、それをクラスターに追加して戻します。複数のノードに障害が起きた場合、ノードが元の入出力グループに追加されて戻されたことを確認してください。
- フロント・パネルに他のメッセージが表示されている場合は、MAP 5000: 開始 を使用して、問題を解決してください。
注: 次のステップのすべての段階を実行して、交換システムが必ず元のマシンのシリアル番号に設定されるようにすることがきわめて重要です。これに失敗すると、お客様の保証、またはサービス契約が無効になることがあります。
- ノードがクラスターの一部として作動していることを確認した後で、以下の手順を実行して、オリジナルのマシン・シリアル番号を新しいシステム・ボードに復元します。
- コマンド・ライン・インターフェース (CLI) を開始します。
- ノード前面にあるシリアル番号ラベルから、7 桁のシリアル番号をメモします。 シリアル番号のハイフン (-) は無視してください。
- フロント・パネル・ディスプレイで、「ノード」パネルが表示されるまで「下」ボタンを押して放すことを繰り返します。 下の行に表示されているノード名をメモします。
- 次のコマンドを発行します。nodeserialnumber および nodename の値は、前のステップでメモした値に置き換えてください。:
writesernum -sernum nodeserialnumber nodename
ここで、nodeserialnumber はノード・フレーム上のシリアル番号であり、nodename はノードの名前です。
例えば、マシン・シリアル番号が
"13-FEDCB"、ノード名が
"ZYXW3" の場合、次のコマンドを発行してマシン・シリアル番号をシステム・ボードに書き込みます。
writesernum -sernum 13FEDCB ZYXW3
注: ノードは、シリアル番号がシステム・ボードに書き込まれるとすぐに再始動します。