フロント・パネルを使用したクラスター化システムのリカバリー手順の完了

システムのメンバーであるすべてのノードがオンラインで、候補状態になったら、リカバリーを開始します。エラー・コード 550 またはエラー・コード 578 を表示するノードがある場合は、それらのシステム・データを除去し、ノードを候補状態にします。同じシステム内の別のノードでリカバリー手順を実行しないでください。この制約事項には、リモートのクラスター化システムも含まれます。

このタスクについて

重要: このサービス・アクションが適切に完了されない場合、重大な影響があります。この手順で説明されていないエラーが発生した場合、必ず停止して IBM® サポートに連絡してください。
以下のいずれかのカテゴリーのメッセージが表示される場合があります。
  • T3 の成功
    ボリュームがオンラインになりました。最終確認を行って環境を作動可能にします。システムのリカバリー実行後に検査する内容を参照してください。
  • 不完全な T3
    キャッシュに高速書き込みデータがあったため、1 つ以上のボリュームがオフラインです。ボリュームをオンラインにするために、さらにアクションが必要です。詳細については、CLI を使用したオフライン・ボリュームからのリカバリー (特に、コマンド・ライン・インターフェース (CLI) を使用した、オフラインの VDisk からのリカバリーに関する作業) を参照してください。
  • T3 の失敗
    IBM サポートに連絡してください。 これ以上、アクションを試行しないでください。

システム内の任意のノードからリカバリー手順を開始します。ただし、他のシステムに参加しているノードを使用することはできません。入出力グループの配列を維持する上で最適な結果を得るには、入出力グループ 0 にあったノードからリカバリーを実行します。

注: リカバリー手順の各ステージは、その特定の構成によっては長時間かかる場合があります。

手順

  1. 上移動ボタンまたは下移動ボタンをクリックして「アクション」メニュー・オプションが表示されたら、「選択」をクリックします。
  2. 上移動ボタンまたは下移動ボタンをクリックして「クラスターのリカバリー?」オプションが表示されたら、「選択」をクリックします。ノードに、「リカバリーの確認?」と表示されます。
  3. 「選択」をクリックします。ノードに、「検索中」と表示されます。

    しばらくして、2 行目に一連の進行中メッセージが表示されます。これは、実行されているアクション (例えば、「qdisk の検出中」) を示します。バックアップ・ファイルをスキャンし、最新の構成バックアップ・データを検出します。

    ファイルおよびクォーラム・データの検索が完了すると、ノードの 1 行目に「T3 データ:」と表示されます。

  4. ディスプレイの 2 行目の日時を確認します。 表示されているタイム・スタンプは、最後にクォーラムが更新された日時を示し、障害の発生前 30 分未満でなければなりません。タイム・スタンプ・フォーマットは、YYYYMMDD hh:mm です。ここで、YYYY は年、MM は月、DD は日、hh は時、mm は分です。
    重要: タイム・スタンプが障害の発生より 30 分以上前である場合は、IBM サポートに連絡してください。
  5. タイム・スタンプが正しいことを確認したら、上矢印キーを押したまま、「選択」をクリックします。

    ノードの 1 行目に「バックアップ・ファイル」が表示されます。

  6. ディスプレイの 2 行目の日時を確認します。 表示されているタイム・スタンプは、最後の構成バックアップの日時を示し、障害の発生前 24 時間未満でなければなりません。タイム・スタンプのフォーマットは YYYYMMDD hh:mm です。YYYY は年、MM は月、DD は日付、hh は時間、mm は分を示します。
    重要: タイム・スタンプが障害の発生より 24 時間以上前である場合は、IBM サポートに連絡してください。
    注: この構成バックアップの後に行われた変更は、復元されていない可能性があります。
  7. タイム・スタンプが正しいことを確認したら、上矢印キーを押したまま、「選択」をクリックします。

    ノードに「リストア中」が表示されます。しばらくして、2 行目に、実行されているアクションを示す一連の進行中メッセージが表示されます。その後、ノード上のソフトウェアが再開します。

    ノードの 1 行目に「クラスター」と表示され、2 行目に管理 IP アドレスが表示されます。少し後に、ノードに「T3 の完了」が表示されます。

    注: この時点でログに記録されているシステム・エラーがある場合は、そのエラーが一時的に表示を上書きする場合があります。メッセージ「クラスター・エラー: 3025」は無視してください。 しばらくして、2 行目に、実行されているアクションを示す一連の進行中メッセージが表示されます。

    各ノードがシステムに追加されると、ディスプレイの 1 行目に「クラスター:」、2 行目にクラスター (システム) 名が表示されます。

    重要: 最後のノードがシステムに追加された後、システムが安定するまでしばらく待機します。システムを使用しないでください。リカバリーはまだ進行中です。リカバリーが完了すると、ノードの 1 行目に「T3 の成功」が表示されます。
  8. 「選択」をクリックして、ノードを通常の表示に戻します。

タスクの結果

ノードに「T3 の成功」が表示されたら、リカバリーは完了です。システムのリカバリー実行後に検査する内容に示されているチェックを完了し、環境が作動可能であることを確認します。