MAP 5500: イーサネット

MAP 5500: イーサネットは、システム・イーサネット接続上で発生する問題の解決に役立ちます。

始める前に

注: 管理 GUI またはサービス・アシスタント GUI を使用して、ソフトウェアの観点からイーサネット・ポートの状況を確認する必要があります。

これらの保守分析手順 (MAP) に慣れていない場合は、まず 保守分析手順の使用 をお読みください。

上の 10 Gbps イーサネット・フィーチャーで問題が発生した場合は、MAP 5550: 10G イーサネットおよび Fibre Channel over Ethernet パーソナリティー対応アダプター・ポートを参照してください。

25 Gbps イーサネット・ポートに関連する問題が発生した場合は、25 Gbps イーサネット・リンクの障害を参照してください。

以下のいずれかの理由で、ここに送られてきた可能性があります。
  • ・システムの取り付けの際に問題が発生し、イーサネット検査が失敗した。
  • 別の MAP によってここに送られた。
  • お客様が、代替構成ノードを使用することによってシステムに即時にアクセスする必要がある。 代替構成ノードの定義を参照してください。

このタスクについて

以下の手順を実行します。

手順

  1. システム内のいずれかのノードがエラー・コード 805 を報告していますか?
    はい
    ステップ 6 に進みます。
    いいえ
    ステップ 2 に進みます。
  2. システムはイベント・ログでエラー 1400を報告していますか?
    はい
    ステップ 4 に進みます。
    いいえ
    ステップ 3 に進みます。
  3. イーサネットのパフォーマンス問題を検出していますか?
    はい
    ステップ 9 に進みます。
    いいえ
    ステップ 10 に進みます。
  4. (ステップ 2 から) すべてのノードで、以下のアクションを実行します。
    1. イーサネット・ポート 1 (Ethernet port 1)」を確認します。
    2. イーサネット・ポート 1 (Ethernet port 1)」に「リンク・オフライン (link offline)」が表示される場合は、このポートを、修正が必要なポートとして記録します。
    3. ノードごとに 2 つのイーサネット・ケーブルを使用してシステムが構成される場合、「イーサネット・ポート 2 (Ethernet port 2)」を確認して、前のステップを繰り返します。
    4. ステップ 5 に進みます。
  5. (ステップ 4 から) ケーブルが接続されているいずれかのイーサネット・ポートで、「リンク・オフライン (link offline)」が報告されますか?
    はい
    ステップ 6 に進みます。
    いいえ
    ステップ 10 に進みます。
  6. (ステップ 5 から) システム・ノードに 1 つまたは 2 つのケーブルが接続されていますか?
    1 つ
    ステップ 7 に進みます。
    2 つ
    ステップ 8 に進みます。
  7. (ステップ 6 から) 以下のアクションを実行します。
    1. 図 1に示すように、そのノードからイーサネット・ケーブルのプラグを抜き、別のノードのイーサネット・ポート 2 に差し込みます
    2. ケーブルが他のノードのイーサネット・ポート 2 に差し込まれているときに、イーサネット・リンク・ライトが点灯している場合は、元のノードのシステム・ボードを交換します。
      図 1. SAN ボリューム・コントローラー 2145-DH8 の背面にあるイーサネット・ポート
      SAN ボリューム・コントローラー 2145-DH8 の背面にあるイーサネット・ポート
      •  1  1 Gbps イーサネット・ポート 1
      •  2  1 Gbps イーサネット・ポート 2
      •  3  1 Gbps イーサネット・ポート 3
    3. イーサネット・リンク・ライトが点灯していない場合は、イーサネット・スイッチまたはハブ・ポートとケーブルを調べて、問題を解決します。
    4. MAP 5700: 修復検査を続行して修復結果を検証します。
  8. (ステップ 5 またはステップ 6 から) 以下のアクションを実行します。
    1. そのノードからイーサネット・ケーブルを抜き、別の装置 (例えば、SSPC ) に差し込みます。
    2. ケーブルが他のイーサネット装置に差し込まれているときに、イーサネット・リンク・ライトが点灯している場合は、元のノードのシステム・ボードを交換します。
    3. イーサネット・リンク・ライトが点灯していない場合は、イーサネット・スイッチ/ハブ・ポートとケーブルを調べて、問題を解決します。
    4. MAP 5700: 修復検査を続行して修復結果を検証します。
  9. (ステップ 3 から) 以下のアクションを実行します。
    1. すべての「ポート 1 の速度 (Speed port 1)」パネルおよび「ポート 2 の速度 (Speed port 2)」パネルで、速度と二重の設定を調べます。形式は <Speed>/<Duplex> です。
      1. 速度 1 (Speed 1)」を確認します。
      2. 速度 1 (Speed 1)」に「リンク・オフライン (link offline)」が表示される場合は、このポートを、修正が必要なポートとして記録します。
      3. ノードごとに 2 つのイーサネット・ケーブルを使用してシステムが構成される場合、「速度 2 (Speed 2)」を確認して、前のステップを繰り返します。
    2. システム・ポートが、スイッチ上で選択可能な最高速度でネゴシエーションされたことを確認します。すべてのノードには、ギガビット・イーサネット・ネットワーク・ポートがあります。
    3. 二重設定が「半二重 (half)」である場合は、以下の手順を実行します。
      1. リンクの一方の側が固定速度と二重に設定され、もう一方の側がautonegotiateに設定されている場合、ギガビット・イーサネットには既知の問題があります。 この問題により、リンクの固定側は全二重で稼働し、リンクのネゴシエーション側は半二重で稼働する可能性があります。 二重の不一致により、イーサネットのパフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。
      2. スイッチが全二重に設定されている場合、そのスイッチをautonegotiateに設定し、上記の問題を防止します。
      3. スイッチが半二重に設定されている場合は、autonegotiateに設定して、全二重リンクで選択可能な高い方の帯域幅でリンクが稼働できるようにします。
    4. 上記のいずれも当てはまらない場合は、サポート・センターに連絡して支援を依頼してください。
  10. (ステップ 2 から)

    これまでに報告されたイーサネット・インターフェースに関する障害は、これ以上は表示されません。 イーサネットに伴う問題は修正済みの可能性があるか、または偶発的な問題が発生した可能性があります。イーサネット・インターフェースを故意に切り離していないかどうかを判別するためにお客様に確認します。 また、イーサネット・ネットワークの他コンポーネントに関して、最近、イーサネット問題を修正したことがないかどうかチェックします。

    イーサネット障害は直前の検査で説明されましたか?

    いいえ
    偶発的なイーサネット・エラーの可能性があります。問題が解決されるまで、以下の手順をこの順序で行います。
    1. イーサネット・ハブの問題判別手順を使用して、イーサネット・ネットワーク接続問題の有無のチェックおよび解決を行います。 問題が解決された場合は、MAP 5700: 修復検査を続行します。
    2. このノード上で類似のイーサネット接続問題が最近発生していないかどうかを判別します。発生している場合は、システム・ボードを交換します。
    3. MAP 5700: 修復検査を続行して修復結果を検証します。
    はい
    MAP 5700: 修復検査を続行して修復結果を検証します。

代替構成ノードの定義

お客様が代替構成ノードを使用してシステムに即時アクセスする必要がある状態が生じることがあります。

このタスクについて

構成ノードとのすべてのイーサネット接続が失敗する場合は、システムが障害状態を報告できず、また、管理 GUI がシステムにアクセスできないため管理タスクまたはサービス・タスクを実行できません。このようなケースで、お客様がシステムに即時アクセスする必要がある場合は、サービス・アシスタント GUI を使用して、システムに代替構成ノードを使用させるようにすることができます。サービス・アシスタントには、技術員用ポートからアクセスします。

注: SAN ボリューム・コントローラー 2145-DH8 のように、フロント・パネル・ディスプレイがシステムに備わっていない場合は、サービス・アシスタント GUI を使用します。サービス・アシスタントには、技術員用ポートからアクセスします。

1 つのノードのみが「ノード・エラー 805 (Node Error 805)」を表示する場合は、以下の手順を実行してください。

手順

  1. ノード・エラー 805 (Node Error 805)」を報告しているノードの電源ボタンを押してから放します。
  2. 電源オフ」が表示されるときは、再度電源ボタンを押します。
  3. 再始動」が表示されます。

タスクの結果

システムは新しい構成ノードを選択します。管理 GUIはシステムに再度アクセスできます。