手順: ドライブで保護情報をサポートするようにする

この手順を使用すると、保護情報に対するサポートを取得するためにドライブとアレイをマイグレーションすることができます。

このタスクについて

ドライブは、入出力要求に対する保護情報の使用をオンデマンドで開始することができません。コード内の機能に対する正しい形式と汎用サポートがあるものとして確認されなければなりません。 システムは、ドライブ・オブジェクトがシステムによって最初に検出されたときに、形式と汎用サポートを検証することができます。システム検証が必要であることは、構成における用途に関係なく、存在するドライブで、バージョン 730 からのアップデートで保護情報を使用できないことを意味します。 ドライブが保護情報を使用できるように正しくフォーマットされていない場合、システムは、そのメディアを候補にする要求を拒否する可能性があります。既存のドライブで保護情報を使用するためのプロセスでは、システム・インターフェース (GUI/CLI) を使用し、ソフトウェアがドライブの特性を再獲得できるようにするためのドライブの非管理化と再検出が含まれます。

lsdrive ビューには、ドライブが保護情報を使用しているかどうかを示す protection_enabled フィールドが含まれます。バージョン 7.4.0 へのアップデートで存在するドライブとアレイは、保護情報に対するサポートを自動的に取得することはありません。このコード・レベルで新たに検出されたドライブはすべて、保護情報をサポートします。システムにスペア容量がある場合、マイグレーションは一度に 1 つの MDisk を処理できます。そうでない場合、ドライブでの保護情報の使用のためのマイグレーションは、ドライブごとに処理されます。

スペア・ストレージ容量を使用して MDisk をマイグレーションするには、以下の手順を実行します。

手順

  1. MDisk からデータをマイグレーションします。 データのマイグレーションは、ストレージ・プール内で MDisk 削除 (rmmdisklsmigrate) の一環として MDisk マイグレーションによって実現できます。また、ボリューム・ミラーリングを使用して、各ボリュームの同期ミラー・コピーを別のプールで作成することもできます (addvdiskcopy)。 コピーされたら (lsvdisksyncprogress)、元のボリューム・コピーを削除してから (rmvdiskcopy)、データがない MDisk を削除します (rmmdisk)。
  2. MDisk が削除されたら (lsmigrate を参照)、候補になったすべてのドライブについて、ステップ 5 の指示に従います。
  3. 保護情報を採用するときに旧メンバーすべてのシステム・インターフェースを使用して、アレイを再作成します。
  4. ドライブがメンバーである場合、以下の手順を実行して、個々のドライブで保護情報を採用してください。
    1. charraymember コマンドを実行して、(即時に (冗長性を失う)、または交換後に) ドライブをアレイから取り外します。
    2. ドライブがメンバーでなくなったら、候補またはスペアについてステップ 5 の指示に従います。
    3. 次のメンバーに対して手順を繰り返します。
  5. ドライブがスペアまたは候補である場合、以下の手順を実行します。
    1. 管理 GUI を使用して、ドライブをオフラインにします。
    2. ドライブがオフラインになったら、システム・インターフェースを使用してドライブの用途を未使用に変更します。
    3. システムはドライブを再獲得し、オンラインに戻します。このとき、ドライブ ID が変更される可能性があります。
    4. ドライブを候補にするよう試みます。

      ドライブによっては、このステップでエラー CMMVC6624E が生成される場合があります。ドライブが該当のタスクを実行するのに適した状態にないため、コマンドは開始できません。このステップは、次のステップでフォーマット・コマンドを実行するのに必要です。

    5. 以下のフォーマット・コマンドを実行します。

      svctask chdrive -task format drive_id

    6. ドライブが再度オンラインになるまで、約 3 分待ちます。 ドライブのオンライン/オフライン状況を確認するには、lsdrive drive_id を使用します。
    7. システム・インターフェースを使用して、ドライブの用途を candidate に変更します。必要に応じて、システム・インターフェースを使用して、ドライブの用途を spare に変更します。
    8. lsdrive drive_id を入力し、protection_enabled フィールドが yes であることを確認します。 これで、このドライブはアレイで使用できるようになりました。