バッテリー

SAN ボリューム・コントローラー 2145-DH8 および SAN ボリューム・コントローラー 2145-SV1 のノードには 2 つのバッテリーが搭載されており、予測できない AC 電源の損失が発生したときに、システムにバックアップ電力を供給します。 ノード内のバッテリーは、予定外の電源損失時に、そのノードにのみ電源を供給します。

バッテリーはメイン・ノードに接続されています。 ノードへの AC 電源が中断されると、システムは、5 秒間待機した後に重要なデータの保存を開始します。 その後、バックアップ電源保護が自動的にアクティブになります。 ノードは中断なしに電力の供給を受けるので、キャッシュ・データとメタデータをディスク・ドライブに書き込むことができます。

システム状態ダンプが開始された後に AC 電源が復旧した場合は、ダンプが完了まで続行されます。 その後、ノードは再始動し、システムに再結合します。ただし、この電源喪失が 5 秒未満である場合は、ノードはシステム内でアクティブのまま保持され、ダンプは開始されません。このプロセスは「AC ライドスルー」と呼ばれます。

オンSAN ボリューム・コントローラー 2145-DH8 および SAN ボリューム・コントローラー 2145-SV1 システムでは、キャニスター・バッテリーは、バッテリー寿命を維持するために、定期的に放電と充電を繰り返します。

ノードの稼働中は、以下の状態である場合にバッテリーの取り外しおよび交換を行うことができます。

上記の条件が満たされていない場合、バッテリーの取り外しや取り付けを試みると、ノードが自動的にサービス状態に入ることがあります。ノードがフル・システム状態ダンプ時に 1 つのバッテリーによって電源を供給されている場合は、ノードがシャットダウンされることがあります。

バッテリーを取り外しても安全であるかどうかを判別するには、以下の chnodebattery コマンドを入力します。

svctask chnodebattery -remove -battery battery_id node_id

バッテリーの取り外しが安全でない場合、コマンドは失敗し、BATTERY_NOT_REDUNDANT のエラー・コードが発行されます。

バッテリーの位置

バッテリーは、ノードの前面に配置されています。図 1 に、2145-SV1 ノードのバッテリーの位置を示します。各バッテリーに障害インディケーターがありますが、図にはバッテリー 2 の障害インディケーターのみを示しています。
図 1. 2145-SV1 ノード上のバッテリーおよびインディケーターの位置
2145-SV1 ノード上のバッテリーおよびインディケーターの位置
  •  1  バッテリー
  •  2  バッテリー障害インディケーター

図 2 に、2145-DH8 ノード上のバッテリー障害インディケーターおよびバッテリー状況インディケーターの位置を示します。

図 2. 2145-DH8 ノード上のバッテリー、バッテリー障害 LED、およびバッテリー状況 LED の位置
2145-DH8 ノード上のバッテリー、バッテリー障害 LED、およびバッテリー状況 LED の位置
  •  1  バッテリー 1
  •  2  バッテリー 2
  •  3  バッテリー障害 LED
  •  4  バッテリー状況 LED

バッテリーに障害がある場合は、そのバッテリーのバッテリー障害 LED が点灯します。管理 GUI を使用するか、chnodebattery -identify CLI コマンドを実行して、バッテリーを識別できます。識別されたバッテリーのバッテリー障害 LED が明滅します。

それぞれのバッテリーには、そのベゼル上に、バッテリー障害 LED という単一の LED があります。これはバッテリーに障害があると点灯したままになります。バッテリーの識別中は、LED が明滅します。

注: バッテリー障害 LED が点灯していなくても、バッテリーがアクティブに保護を提供していることを示しているとは限りません。保護状況を判別するには、svcinfo lsnodebattery コマンドを実行する必要があります。