メトロ・ミラーおよびグローバル・ミラーでのゾーニングに関する制約
メトロ・ミラー機能およびグローバル・ミラー機能をサポートするためのスイッチのゾーニングに関する制約について、 十分に理解しておく必要があります。
システム内のメトロ・ミラー関係およびグローバル・ミラー関係を使用する SAN 構成では、追加のスイッチ・ゾーンは必要ありません。
メトロ・ミラーおよびグローバル・ミラーの複製をサポートするために、システム 2 のファイバー・チャネル (FC) ポートを使用してシステム 1 の Fibre Channel over Ethernet (FCoE) ポートを、またはシステム 2 の FCoE ポートを使用してシステム 1 の FCoE ポートをゾーニングすることができます。
- ファイバー・チャネル・トラフィックを 2 つのクラスター化システム間で受け渡しできるように、SAN を構成する。 SAN をこのように構成するには、システムを同じ SAN に接続する、SAN をマージする、またはルーティング・テクノロジーを使用するという方法があります。
- オプション: ゾーニングを構成して、ローカル・ファブリック内のノードが、リモート・ファブリック内のノードとコミュニケートできるようにします。
システム間の往復待ち時間が 80 ミリ秒未満のメトロ・ミラー構成およびグローバル・ミラー構成では、ローカル・システム内の各ノードの 2 つのファイバー・チャネル・ポートを、リモート・システム内の各ノードの 2 つのファイバー・チャネル・ポートにゾーニングします。二重冗長ファブリックが使用可能な場合は、各ノードの 1 つのポートをファブリックごとにゾーニングすることで、最大のフォールト・トレランスが提供されます。 ノード上のその他のファイバー・チャネル・ポートにはリモート・ゾーンがないようにする必要があります。
システム間の往復待ち時間が 80 ミリ秒を超える場合は、以下のような、より厳しい構成要件が適用されます。 - オプション: ステップ 2 の代替方法として、ローカル・システム内のノードのサブセットを選択して、リモート・システム内のノードにゾーニングします。少なくとも、ローカル・システム内の 1 つの入出力グループの全体が、リモート・システム内の 1 つの入出力グループの全体に必ず接続できるようにしてください。このようになっていると、各システム内のノード間の入出力が、構成済みゾーニングで許可されているパスを見つけるために、ルーティングされます。
一緒にゾーニングされているノードの数を減らすと、システム間ゾーニングの複雑さを減らすことができ、また、大規模なインストール済み環境の場合に必要なルーティング・ハードウェアのコストを削減できる場合があります。また、ノードの数を減らすことは 入出力操作がシステム内のノード間で余計なホップをしなければならず、これは中間ノードにかかる負荷を増やし、パフォーマンス・インパクト (特に メトロ・ミラー構成の) を 大きくする可能性があることを意味します。
- オプション: ローカル・システムから見えるホストがリモート・システムを認識できるように、ゾーニングを変更する。このゾーニングにより、ホストがローカル・システムとリモート・システムの両方のデータを調べることができるようになります。
- システム A はシステム B が所有するバックエンド・ストレージをどれも認識できないことを確認します。システムは、ホストまたは別のシステムもアクセスできる論理装置 (LU) にアクセスできません。