ドライブ

システムは、さまざまなタイプのドライブおよびドライブ・クラスをサポートします。それらのドライブは、プールやボリュームに容量を提供するアレイの作成に使用されます。

ドライブ・オブジェクトは物理ドライブを表します。システムは、サポートされるドライブがシリアル接続 SCSI (SAS) 接続を介して検出されると、このオブジェクトを自動的に作成し、ドライブ ID を割り当てます。

システムで検出されたすべての内蔵ドライブを自動的にプールに割り当てるようにすることも、構成をカスタマイズすることもできます。 システムが自動的にドライブを割り当てる場合、使用可能なドライブ・クラスと推奨されるアレイ構成に基づいてプールが作成されます。その際、構成の推奨が満たされない場合は、システムは使用可能なすべてのドライブを使用しない場合があります。カスタマイズする場合は、ドライブの数とドライブの基準に基づいて、構成を調整することができます。 これらのアレイは MDisk として提示され、外部ストレージ・システムでディスカバーされた MDisk と同じ方法でプールに追加することができます。モデルに応じて、ノード・ペア (ノード当たりのドライブ数は 0 個から 4 個) を 1 つ以上装備できます。それ以外のモデルの場合、入出力グループごとに最大 2 つの拡張エンクロージャーをサポートし、各拡張エンクロージャーは入出力グループの各ノードに接続されます。

MDisk が複数の異なる Storage Tier から作成されている場合は、Easy Tier® を使用すれば、使用頻度の高いデータを高速なドライブにマイグレーションするように自動的に管理できます。

システムは、次の Tier のドライブをサポートしています。
Tier 0 フラッシュ
Tier 0 フラッシュ・ドライブは高性能フラッシュ・ドライブであり、読み取り操作と書き込み操作を処理し、エンタープライズ・ドライブやニアライン・ドライブよりも高速のデータ・アクセスを提供します。大半の Tier 0 フラッシュ・ドライブでは、フラッシュ・ドライブが使用される際に、システムは摩耗のレベルをモニターし、ドライブの交換時期が近づくと警告を発します。
Tier 1 フラッシュ
Tier 1 フラッシュ・ドライブは低コストのフラッシュ・ドライブであり、通常、容量は大きいものの、ややパフォーマンスが劣り、書き込み耐久性があるといった特性があります。これらのドライブが使用されるときに、システムはその摩耗レベルをモニターし、ドライブの交換時期が近づくと警告を出します。
エンタープライズ・ディスク
エンタープライズ・ディスクは、パフォーマンスに合わせて最適化されたディスク・ドライブです。
ニアライン・ディスク
ニアライン・ディスクは、容量に合わせて最適化されたディスク・ドライブです。

ドライブをドライブ・スロット間で移動した場合も、ドライブの使用プロパティーが「未使用」に変更されていなければ、ドライブ ID は維持されます。 コマンド・ライン・インターフェースでは、chdrive コマンドに指定された use パラメーターによって、ドライブをアレイに形成できるかどうかが決まります。

管理 GUI でドライブに関する情報にアクセスするには、「モニター」 > 「システム」を選択します。「システム - 概要」ページで、ドライブが含まれているエンクロージャーの横にある矢印をクリックします。「エンクロージャーの詳細」ページで、「正面図」の下の「ドライブ」を選択して、ドライブに関する情報を強調表示して表示します。コマンド・ライン・インターフェースでドライブに関する情報を表示するには、lsdrive コマンドを使用します。

注: ドライブ障害 LED がオンであるか、修正手順により指示される場合を除いて、ドライブを交換しないでください。