OpenStack Swift へのクラウド接続の有効化

管理 GUI またはコマンド・ライン・インターフェースを使用して、OpenStack Swift インターフェースとのクラウド接続を有効にすることができます。OpenStack Swift では、プライベート・クラウド・ソリューションの作成に使用できる標準インターフェースのセットが提供されています。

重要: 2018 年 12 月 10 日現在、IBM Cloud™ 上に Object Storage OpenStack Swift (インフラストラクチャー) の新しいインスタンスを作成することはできません。既存の Object Storage OpenStack Swift インスタンス (インフラストラクチャー) は引き続き機能し、サポートされます。したがって、透過クラウド階層化は、既存の Object Storage OpenStack Swift (インフラストラクチャー) アカウントを持つユーザーの場合にのみ、IBM Cloud でサポートされます。
管理 GUI でシステムと OpenStack Swift インターフェース間のクラウド接続を有効にするには、以下の手順を実行します。
  1. 管理 GUI で、「設定」 > 「システム」 > 「透過クラウド階層化 (Transparent Cloud Tiering)」を選択します。
  2. 「クラウド接続の有効化 (Enable Cloud Connection)」をクリックします。
  3. 「ようこそ」ページで、「次へ」をクリックします。暗号化がアクティブではないかシステムで構成されていない場合、警告がいくつか表示されます。クラウド・アカウントが作成された後で、暗号化を構成することはできません。
  4. システムに DNS サーバーが構成されていない場合、クラウド・サービス・プロバイダーのホスト名をシステムの IP アドレスに変換するサーバーの IP アドレスと名前を入力します。クラウド・アカウント用に 最大で 2 つの DNS サーバーを構成できます。「次へ」をクリックする。
  5. 「クラウド・サービス・プロバイダー」ページで、「OpenStack Swift」を選択します。
  6. 「OpenStack アカウント」を展開し、以下の情報を入力します。
    テナント
    システムがクラウド・ストレージへのアクセスに使用する OpenStack テナントの名前を入力します。
    ユーザー名
    このアカウントに関連付けるユーザー名を入力します。ユーザー名は、クラウド・サービス・プロバイダーによって保管されているコンテンツにアクセス可能なクライアントを識別するために使用されます。
    パスワード
    クラウド・アカウントのユーザー名に関連付けられているパスワードを入力します。
    エンドポイント
    システムがクラウド・サービス・プロバイダーへのアクセスに使用する URL を入力します。
    コンテナー接頭部
    システムに関連付けられているテナントを識別するためにテナント名の先頭に追加される短い文字列を入力します。また、同じクラウド・アカウントを使用してボリューム・データのスナップショットを保管する複数のシステムを識別するのにも、接頭部を使用できます。
    SSL 証明書
    クラウド・サービス・プロバイダーに対してシステムを認証するのに使用される SSL 証明書を選択します。
    Keystone
    Keystone 認証が使用できる場合にこのオプションを選択します。このオプションが設定されていない場合、システムは OpenStack TempAuth を使用します。Keystone 認証が使用されるかどうかを、クラウド・サービス・プロバイダーの管理者に確認してください。
    注: システムは、Keystone 認証 2.0 を使用する OpenStack Swift クラウド・サービス・プロバイダーをサポートします。これより後のバージョンの Keystone 認証はサポートされません。
    暗号化
    システムで暗号化が構成されている場合、この値は事前に選択されています。システムで暗号化が有効になっていない場合、このオプションは使用できません。
    帯域幅
    クラウド・サービス・プロバイダーに対するダウンロードやアップロード操作で、帯域幅がどのように使用されるかを判別します。 システムで行われる他の操作に関係なく、接続で無制限の帯域幅を使用できるようにするには、「無制限 (No Limit)」を指定します。操作で無制限の帯域幅の使用をしない場合、接続でダウンロードやアップロードに使用できる最大限の帯域幅を指定できます。
  7. 「次へ」をクリックする。
  8. 「要約」ページですべての設定を確認し、 「完了」をクリックします。
コマンド・ライン・インターフェースでシステムと OpenStack Swift インターフェース間のクラウド接続を使用可能にするには、以下のいずれかの手順を実行します。
  1. Keystone 認証を使用する OpenStack Swift インターフェースとのクラウド接続を使用可能にする場合は、次のコマンドを入力します。
    mkcloudaccountswift -containerprefix svc_backups -keystone 
    -endpoint https://mysecurecloud.company.com:5000/auth/v2.0 -tenantname tenant 
    -username username -password password -certificate /tmp/my_server_cert.pem
  2. Keystone 認証を使用しない OpenStack Swift インターフェースとのクラウド接続を使用可能にする場合は、次のコマンドを入力します。
    mkcloudaccountswift -containerprefix svc_backups 
    -endpoint http://mycloud.company.com:8080/auth/v1.0 -tenantname tenant 
    -username username -password password