障害のある Dual In-line Memory Module (DIMM) をノード・キャニスターから取り外したり交換したりすることができます。
この手順で DIMM を追加して、ノード・キャニスターのメモリー容量を増やすこともできます。
このタスクについて
注:
メモリー・モジュールは、静電気の放電 (ESD) に弱い部品です。静電気による損傷を防ぐための予防措置を講じてください。 この部品の取り外しまたは交換を行う場合は、ESD に弱い装置を取り扱う推奨手順に従う必要があります。
- この作業を実行するために必要なツールはありません。この手順を実行する際に、ねじを取り外したり緩めたりしないでください。
図 1 に示されているように、各ノード・キャニスターには、2 つのプロセッサー (CPU 1 および CPU 2 として識別されます) が搭載されています。
図 1. CPU および DIMM スロットのロケーション
- CPU プロセッサーには、A から F のラベルが付けられた 6 個のメモリー・チャネルがあります。
- 各メモリー・チャネルには、0 から 1 の番号が付けられた 2 個の DIMM スロットがあります。例えば、DIMM スロット A0 および A1 がメモリー・チャネル A にあります。
- システム・ボードで、DIMM スロットには、メモリー・チャネルおよびスロットに応じてラベルが付けられています。これらは、DIMM スロットに最も近い CPU に関連付けられています。
- 一貫性のある空気の流れと冷却を維持するために、各 DIMM スロットには、メモリー・モジュールまたはフィラー・ブランクのいずれかを取り付ける必要があります。
- すべてのメモリー・モジュールを同時に交換する必要はありません。ただし、メモリー・モジュールを取り付ける場合は、表 1に説明されている構成に従う必要があります。
表 1. DIMM のロケーションとメモリー構成
| DIMM スロット |
スロット索引 |
DIMM およびブランクの構成 |
| |
128 GB |
384 GB |
768 GB |
| F0 |
11 |
|
32 GB |
32 GB |
| F1 |
12 |
|
|
32 GB |
| E0 |
9 |
|
32 GB |
32 GB |
| E1 |
10 |
|
|
32 GB |
| D0 |
7 |
32 GB |
32 GB |
32 GB |
| D1 |
8 |
|
|
32 GB |
| CPU1 |
|
| A1 |
2 |
|
|
32 GB |
| A0 |
1 |
32 GB |
32 GB |
32 GB |
| B1 |
4 |
|
|
32 GB |
| B0 |
3 |
|
32 GB |
32 GB |
| C1 |
4 |
|
|
32 GB |
| C0 |
5 |
|
32 GB |
32 GB |
| |
| C0 |
17 |
|
32 GB |
32 GB |
| C1 |
18 |
|
|
32 GB |
| B0 |
15 |
|
32 GB |
32 GB |
| B1 |
16 |
|
|
32 GB |
| A0 |
13 |
32 GB |
32 GB |
32 GB |
| A1 |
14 |
|
|
32 GB |
| CPU2 |
|
| D1 |
20 |
|
|
32 GB |
| D0 |
19 |
32 GB |
32 GB |
32 GB |
| E1 |
22 |
|
|
32 GB |
| E0 |
21 |
|
32 GB |
32 GB |
| F1 |
24 |
|
|
32 GB |
| F0 |
23 |
|
32 GB |
32 GB |
ノード・エラー 510 がログに記録された場合 (システム・ログにエラー・コード 1022)、センス・データには以下の情報が含まれます。それを
表 1 に加えて使用することにより、交換が必要な DIMM を判別できます。
- 検出されたメモリー・サイズ (MB 単位)。
- 予想されるメモリー・サイズ (MB 単位)。
- DIMM スロットごとに項目が 1 つあるリストに、各スロットの DIMM のサイズ (GB 単位) が表示されます。
手順
障害が発生した DIMM の識別
- 障害のある DIMM を交換する場合は、管理 GUI の保守アシスタントまたはシステム・イベント・ログを使用して、検出されたメモリー・サイズと予想されるメモリー・サイズ、および各スロット内の DIMM のサイズを示すセンス・データを入手します。
-
エラー・センス・データからの予想されるメモリー・サイズを、同じノード・キャニスターの合計メモリーを示す欄に突き合わせることにより、予想される構成が含まれている 表 1 の欄を特定します。
-
エラー・データの各スロットに報告された DIMM のサイズを、表 1 に示されているスロット索引とノード・キャニスターの合計メモリー・サイズの、予想される DIMM サイズと比較します。一致しない場合はすべて、該当の DIMM を、表に示されているサイズの DIMM に交換する必要があります。各サイズの DIMM の正しい FRU 部品番号については、『参照』セクションの交換可能ユニットのトピックを参照してください。
ノード・キャニスターの取り外し
-
ノード内のノード・キャニスターの取り外しと交換: 2145-SV2 および 2145-SA2に説明されているとおりにノード・キャニスターを取り外し、水平な平面上に置きます。
DIMM の取り外し
-
カバーを取り外します (キャニスターのカバーの取り外しと再取り付け: 2145-SV2 および 2145-SA2の説明を参照)。
-
該当する DIMM スロットを探します。
図 2 に示されているように、DIMM のロケーションはシステム・ボード上で識別されます。
図 2. DIMM のロケーションの識別
-
DIMM の側面にあるロック・タブを押して取り出します。
-
DIMM を持ち上げ、スロットから取り出します。
-
ノードの内部で行うタスクがほかにある場合は、ここで行います。
DIMM の交換または追加
重要: ノード・キャニスターにメモリーを追加する場合は、そのノードをシステム構成から除去してから、以下の手順を開始する必要があります。これを行うために、管理 GUI または CLI を使用できます。
障害のある DIMM を、FRU ストックの新しいものと交換する場合は、ノード・キャニスターをシステム構成から除去する必要はありません。
-
新しい DIMM が入っている帯電防止パッケージを、ノード・キャニスターの塗装されていない金属面に接触させます。パッケージから DIMM を取り外します。
-
DIMM の切り欠きがメイン・ボード上のコネクターの位置に正しく合うように、DIMM の方向を合わせます。
-
図 3 に示すように、DIMM の両端を DIMM コネクターの両端のスロットと位置合わせして、DIMM をコネクターに挿入します。
図 3. DIMM の取り付け
重要: DIMM と保持クリップの間にすき間がある場合は、DIMM が正しく挿入されていません。保持クリップを開いて DIMM を取り外し、挿入し直してください。
-
DIMM の両端に同時に圧力を加えて、DIMM をコネクターにまっすぐ押し下げ、しっかり押し込みます。
DIMM がコネクターにしっかり装着されると、カチッと音がして保持クリップがロック位置に収まります。
-
ステップ 10 から 13 までを繰り返して、新しい DIMM または交換 DIMM をすべて取り付けます。
-
キャニスターのカバーの取り外しと再取り付け: 2145-SV2 および 2145-SA2で説明されているとおりに、カバーを取り付けます。
-
ノード内のノード・キャニスターの取り外しと交換: 2145-SV2 および 2145-SA2の説明に従って、ノード・キャニスターを再挿入します。
キャニスターの電源がオンにならない場合は、キャニスターが完全にエンクロージャーに挿入されているかを確認してください。
-
ノードが再びアクティブになったら、管理 GUI に進み、DIMM に関する未修正のイベントがないか確認します。