シナリオ: CLI の一般的な使用法
以下の例では、コマンド・ライン・インターフェース (CLI) を使用したホスト・システムへのストレージの提供に焦点を当てます。この場合の CLI は、サービス IP を使用して利用可能な CLI ではなく、クラスター化システムのインターネット・プロトコル (IP) を使用して利用可能な CLI です。(クラスター化システムの IP アドレスを使用して利用可能な CLI では、svctask コマンドと svcinfo コマンドが使用され、サービス IP アドレスを使用して利用可能な CLI では、satask コマンドと sainfo コマンドが使用されます。)
例えば、ユーザーは 2 台のディスクを持つホスト・システムを提供してこれらのディスクの FlashCopy® を作成するとします。コピーは 2 番目のホストに使用可能であるようにしなければなりません。 これら 2 つのホストでは、作成されるホスト・オブジェクトは、それぞれのファイバー・チャネル・ホスト・バス・アダプター (HBA) によって SAN に対して提示されるワールド・ワイド・ポート名 (WWPN) の グループと一致している必要があります。 また、ホストに対して提示される各ディスクそれぞれに 1 つずつ、4 つの仮想ディスク (ボリューム として知られる) を作成することも必要です。 ボリュームが作成されると、それらの 2 つを各ホストにマップすることができます。 ボリュームを作成するには、ストレージ・プール が必要です。 2 つのストレージ・プールにまたがって 8 つの MDisk を展開し、一方からソース・ボリューム、他方からターゲット・ボリュームを作成するとします。これらのオブジェクトのいずれかを作成するには、システムを 1 つ作成し、そのシステムに 1 つ以上のノードを追加する必要があります。
- システムを作成する。
- IP アドレス
9.20.123.456、ファブリック速度 2 GB でシステムを構成する。システムにexampleclusterという名前を付ける。 - ノードを追加する。
exampleclusterシステム内のio_grp0という入出力 (I/O) グループにknodeとlnodeを追加する。exampleclusterシステム内のio_grp1という入出力グループにmnodeとnnodeを追加する。
- ストレージ・プール
maindiskgroupおよびbkpdiskgroupを作成する。 - 4 つのボリュームを作成する。
maindiskgroupから 2 つのボリュームを作成する。bkpdiskgroupから 2 つのボリュームを作成する。
- 2 つのホスト・オブジェクトを作成する。
10000000C92AD7E5および10000000C92F5123という WWPN を持つ HBA を使ってdemohost1というホスト・オブジェクトを作成する。210000E08B0525D4および210100E08B2525D4という WWPN を持つ HBA を使ってdemohost2というホスト・オブジェクトを作成する。
- ボリュームからホストへのマッピングを作成する。
maindiskgroupからdemohost1に 2 つのボリュームをマップする。bkpdiskgroupからdemohost2に 2 つのボリュームをマップする。
- FlashCopy マッピングを作成する。
- 75 というバックグラウンド・コピー速度を持つ、
main1copyという FlashCopy マッピングを作成する。 - 50 というバックグラウンド・コピー速度を持つ、
main2copyという FlashCopy マッピングを作成する。
- 75 というバックグラウンド・コピー速度を持つ、
maintobkpfcopyという FlashCopy 整合性グループを作成し、そのグループに 2 つの FlashCopy マッピングを追加する。- これらのマッピングが含まれている FlashCopy 整合性グループを準備して、開始 (または起動) する。注: この手順が完了すると、ストレージが作成され、ホスト・システム上に割り振られています。 2 つのボリュームが
demohost1で使用可能になり、FlashCopy を使用して、demohost2がアクセス可能な 2 つのボリューム上でバックアップ・コピーを作成します。