圧縮ボリューム
ボリュームを作成するときに、ボリュームの容量を節約する 1 つの方法として圧縮を指定できます。圧縮ボリュームを使用すると、データがディスクへの書き込み時に圧縮されるため、さらにスペースを節約できます。データがホストに読み取られると、そのデータは圧縮解除されます。
- 実容量
- 標準プールから予約されたエクステント容量を示します。実容量は圧縮ボリュームの作成時に設定され、拡張したり、使用済みの容量まで縮小したりすることができます。
- プロビジョンされた容量
- ホストが使用できる容量を示します。プロビジョンされた容量は、圧縮ボリュームの作成時に設定され、後で拡張または縮小することが可能です。
- 使用済み容量
- 圧縮後にお客様データおよびメタデータを保管するために使用されている実容量を示します。
また、圧縮の使用に関する情報をモニターして、ボリュームが圧縮されるときのストレージ容量の節約量を判別することもできます。 システム全体の圧縮節約量と容量をモニターするには、「ダッシュボード」を選択して、「容量の節約」を表示します。圧縮が適用される前に使用される容量を、すべての圧縮ボリュームに使用される容量と比較できます。 さらに、システムで圧縮が使用されている場合、節約されている容量の合計パーセンテージを表示することもできます。データ削減プールや自己圧縮ドライブなどの複数の圧縮テクノロジーを使用するシステムの場合、システム・レベルでは容量節約の合計パーセンテージを判別できません。システムでサポートされているすべての圧縮テクノロジーの個々の容量節約量を表示するには、「圧縮の詳細」を選択します。個々のプール全体での圧縮による節約量をモニターすることもできます。個々のプール全体での圧縮による節約量をモニターすることもできます。
システムで現在圧縮が使用されていない場合、システムが自動的に構成を分析して、圧縮を使用する場合に予想されるストレージ節約量を判定します。 管理 GUI は、数学的および統計的アルゴリズムを使用して、システムに可能な圧縮節約を作成する Comprestimator ユーティリティーを組み込みます。節約可能量の分析を使用すると、追加のストレージ・デバイスのコストを削減するのに、システムの圧縮ライセンスの購入が必要かどうかを判別できます。管理 GUI で圧縮節約量を見積もるには、を選択します。 例えば、単一ボリュームに対して analyzevdisk コマンドを実行できます。また、analyzevdiskbysystem コマンドを使用して、システム上のすべてのボリュームを分析できます。圧縮分析の完了後に作成されたボリュームは、圧縮節約量について個別に評価することができます。データがほとんど入っていないボリュームではなく、可能な限り多くのアクティブ・データが含まれているボリュームを分析対象とするようにしてください。アクティブ・データを分析することにより、正確性が高まり、すでに削除されたが装置上にまだ痕跡が残っている可能性がある古いデータを分析するリスクが軽減されます。
分析が完了した後、分析されるデータが十分あるすべてのボリュームの見積もり節約量を示す節約レポートをダウンロードできます。このレポートは、システム上の現在構成済みのすべてのボリュームとそれらの可能な圧縮節約量をリストします。レポートをダウンロードするには、を選択します。lsvdiskanalysis コマンドを使用して結果を表示することもできます。個々の分析についてボリューム名または ID を指定することにより、すべてのボリュームまたは単一ボリュームの結果を表示できます。
サイズの制限
標準プール内で圧縮ボリュームを使用する場合、これらのボリュームには以下のサイズ制限があります。 標準プール内の新規または既存の圧縮ボリュームが最大サイズに近づくと、システムはアラートを発行します。 データ削減プール内の圧縮ボリュームは、ボリュームのサイズをモニターしません。
標準プール内の圧縮ボリュームからデータを移動する方法について詳しくは、IBM Support portal Web サイトで、ご使用の製品に関するトピックを参照してください。ご使用の製品を検索し、ご使用の製品のサポート・ページで、「資料」の下にある「Flashes, alerts and bulletins」リンクを選択してください。